JP5589146B2 - 撮像素子及び撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、位相差検出画素を持つ撮像素子と、この撮像素子を搭載した撮像装置に関する。
CCD型やCMOS型等の撮像素子は、光電変換素子である画素を二次元アレイ状に配列形成して構成される。図14(a)は、1画素分の平面図を例示するものであり、矩形の光電変換素子(フォトダイオード:以下、画素という。)1の上に遮光膜1aを積層し、その遮光膜1aに開口1bを設けている。この開口1bは、受光量を多くとれるように、なるべく画素1の受光面を覆わないように広く形成される。
この様な多数の画素1を、二次元アレイ状に半導体基板表面部に配列形成するのであるが、近年では、位相差検出画素を、被写体画像を撮像する画素1の配列中に混在させた撮像素子が提案され、実機に適用される様になっている。
図14(b)は、位相差検出画素の一例の平面図である。位相差検出画素2では、図14(a)の開口1bより狭い遮光膜開口2bが、画素中心に対して右側に偏心する様に設けられている。位相差検出画素3では、遮光膜開口2bと同じ大きさの狭い遮光膜開口3bが、画素中心に対して左側に偏心する様に設けられている。
遮光膜開口2b,3bが左右方向にずれた位相差検出画素2,3のペアを用いることで、左右方向つまり水平方向の入射光位相差情報を取得することができる。そして、この位相差検出画素ペアを、撮像素子内で水平方向に並べれば、位相差情報の水平方向の分布を求めることができ、この分布情報から、例えば被写体までの焦点距離を検出することが可能となる。このため、下記の特許文献1,2では、位相差検出画素2,3を、焦点検出用の画素として用いている。
図15は、特許文献1,2に記載された位相差検出画素の配置例を説明する図である。位相差検出画素以外の画素(通常画素ということにする。)の遮光膜開口の図示は省略している。従来の撮像素子5では、通常画素1が正方格子状に配列形成されており、その中の所定範囲内の1行分の全画素が、位相差検出画素2,3のペアとなっている。
この様に、一行分の全画素を位相差検出画素ペアにすることで、検出する位相差情報の水平方向解像度が高くなるという利点がある。
なお、上記では狭い遮光膜開口2b,3bを画素中心に対して偏心させることで位相差検出画素ペアを構成する例について述べたが、通常画素1の隣接2画素に対して楕円形状の1個のマイクロレンズを搭載して瞳分割を行い、位相差検出画素ペアとするものもある。
日本国特開2011―252955号公報 日本国特開2011―242514号公報
図15に示す従来技術の様に、1行分の画素の全てを位相差検出画素とすることで、水平方向に解像度の高い位相差情報の分布データを取得することが可能となる。しかし、一方で、不具合も生じる。位相差検出画素は、通常画素1より受光量が少なくかつ位相差を持った構造のため、普通は、位相差検出画素の画素位置の被写体撮像画像信号は、周囲の通常画素の撮像画像信号を補間演算して求める様にしている。つまり、位相差検出画素は、被写体の撮像に関しては、欠陥画素と同じ扱いになっている。
図15に示す撮像素子5では、位相差検出画素2,3が水平方向に隙間無く(位相差検出画素ペア間に1画素分の隙間もとらない。)敷き詰められた一行の画素行になっている。このため、位相差検出画素2,3の画素位置における撮像画像信号は、この画素行の上下の通常画素の撮像画像信号を用いて補間演算することになる。
図15の場合、位相差検出画素2,3が設けられた画素行位置(垂直位置)には通常画素1は1個も存在しないため、この垂直位置の撮像画像信号を用いないで補間演算することになる。この結果、補間演算の精度が犠牲となり、この一行分の画像の画質が劣化してしまうという課題がある。
本発明の目的は、位相差情報を検出する方向の解像度を高く保ちながら、かつ、撮像画像信号の補間精度を向上させることができる撮像素子と撮像装置を提供することにある。
本発明の撮像素子は、複数の水平方向のラインと複数の垂直方向のラインとが交差する正方格子位置の夫々に光電変換素子である画素を配置する撮像素子であって、上記撮像素子の上記画素が配置される所定の領域内において、上記画素のうち位相差を検出する位相差検出画素であって隣接配置された第1及び第2の位相差検出画素からなるペア画素を、上記ラインのうちのいずれかのラインを第1ライン、この第1ラインに平行なラインを第2ラインとしたとき、上記第1ライン内及び上記第2ライン内に、上記ペア画素を単位として複数ペア配置するに当たり、
上記第1ライン内に少なくとも2画素分離間させて上記ペア画素を複数ペア配置すると共に、上記第2ライン内に上記ペア画素を、上記第1ライン上で上記ペア画素を離間させた位置と対応する位置に配置したことを特徴とする。
本発明の撮像装置は、上記の撮像素子と、位相差検出画素の位置の撮像画像信号をその位相差検出画素の周囲の位相差検出画素以外の画素の撮像画像信号を画素補間して求める画素補間部を備えることを特徴とする。
本発明によれば、位相差検出画素が1水平ラインの全画素、1垂直ラインの全画素となることがないため、位相差検出画素の画素位置における撮像画像信号の画素補間を高精度に行い、高品質な被写体画像を得ることが可能となる。
本発明の一実施形態に係る撮像装置の機能ブロック構成図である。 本発明の第1実施形態(a)と第2実施形態(b)に係る位相差検出画素配置例を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る位相差検出画素配置例を示す図である。 位相差検出画素ペアの配置例を説明する図である。 従来例(a)と本発明の第4実施形態(b)に係る位相差検出画素配置例を示す図である。 位相差検出画素ペアの配置方向による画像のエッジ方向判別を行う説明図である。 位相差情報の水平方向の分布データの説明図である。 ベイヤ配列に第1実施形態,第2実施形態を適用した説明図である。 図8とは別のカラーフィルタ配列に位相差検出画素を設けた例を説明する図である。 図9とは別のカラーフィルタ配列に位相差検出画素を設けた例を説明する図である。 更に別のカラーフィルタ配列に位相差検出画素を設けた例を説明する図である。 更に別のカラーフィルタ配列に位相差検出画素を設けた例を説明する図である。 更に別のカラーフィルタ配列に位相差検出画素を設けた例を説明する図である。 位相差検出画素の説明図である。 従来の位相差検出画素(焦点検出画素)の配置例を説明する図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る撮像装置の機能ブロック構成図である。撮像装置30には、例えば、CMOS型の撮像素子31が配置され、その前段に撮影レンズ29が配置される。また、撮像素子31の出力画像信号を取り込んでバス32に出力する画像入力コントローラ33が設けられる。なお、撮像素子31は、CCD型等の他の形式の撮像素子でも良い。
バス32には、撮像素子31の出力画像信号に対して周知の画像処理を施す画像信号処理回路34と、画像処理後の画像信号をJPEG画像データ等に圧縮する圧縮処理回路35と、撮像装置30背面等に設けられた画像表示装置36に撮像画像やライブビュー画像を表示するビデオエンコーダ37と、この撮像装置30を統括制御するCPU40と、撮像素子31からスルー画像(ライブビュー画像)として出力される信号を処理して自動露出(AE),自動焦点(AF)及び自動ホワイトバランス(AWB)を検出する回路41と、メインメモリ42と、詳細は後述する様に被写体画像のエッジ方向を判別すると共に位相差検出画素位置の撮像画像信号を画素補間又はゲイン補正で求める処理回路43と、記録メディア44にJPEG画像データを保存するメディアコントローラ45とが接続されている。
撮像素子31は、タイミングジェネレータ47からのタイミング信号によって駆動され、タイミングジェネレータ47は、CPU40からの指示によって動作する。撮影レンズ29のフォーカスレンズ位置もCPU40からの指示によって駆動される。CPU40には、記録指示部48が接続されている。
図2は、撮像素子31の表面部の説明図である。以下、図を見やすくするために、図14(b)で説明した位相差検出画素ペアの一方の画素を「X」で標記し、他方を「Y」で標記し、通常画素は矩形枠だけで示すことにする。
図2(a)に示す実施形態では、この正方格子配列において、或る水平行51と、この水平行51に対し垂直方向に1行分ずれた水平行52とに、位相差検出画素ペアXYを1ペア毎に交互に、水平方向に隙間無く密に配置する。隙間無くとは、水平行51の或るペア画素XY(特に画素Y)と、これに続く水平行52のペア画素XY(特に画素X)との間に隙間が無い(位相差検出画素が存在しない垂直方向画素列が存在しない)ということである。
この様にすると、例えば、或る位相差検出画素Y61の位置の撮像画像信号を、同一水平行に在る通常画素62,63,64等を用いて補間演算することができ、補間精度を向上させることができる。なお、この補間演算は、この水平行を挟む上下の通常画素65,66等も用いて行うのは勿論である。
一方、位相差検出画素ペアXYで検出する位相差情報は、水平行51,52の違いを無視すれば、水平方向に隙間無く位相差検出画素XYが存在するため、その解像度を高精度に保ったまま検出することが可能となる。
図2(b)は、水平行51と、この水平行51に対して垂直方向に2行分ずれた水平行53とに、位相差検出画素ペアXYを1ペア毎に交互に隙間無く密に配置した実施形態である。近年の撮像素子31は、搭載画素数が1000万画素程度又はそれ以上のものが主流であるが、例えば、近年の1000万画素以上を搭載した撮像素子では、水平行51,53の間に数画素程度のズレが存在してもあまり影響はない。このため、高解像度の位相差情報の分布データ(図7で後述する。)を得ることができる。
なお、「撮像素子の所定の領域内の画素群において、全ての水平方向成分上に位相差検出画素が配置されている」とは、撮像素子を垂直方向から見た場合に、位相差画素が所定の領域において水平方向の全ての成分位置(画素配置位置)に配列されている状態を示す。つまり、各垂直ライン上にある位相差検出画素を垂直方向に移動させ、1つの水平行(例えば3行目)に配置し直した結果、水平方向に1画素分の隙間もなく、全て位相差検出画素X又はYが配置される状態をいう。例えば、図2(a),図2(b)のいずれかにおいて、垂直方向の配置位置が異なることを無視すれば、水平方向の全位置にX画素又はY画素が設けられている。ここで所定の領域内の画素群とは、撮像素子に配置された全画素群のうち一部の領域内の画素群を含むものであるが、全領域の画素群であっても良い。
同様に、「撮像素子の所定の領域内の画素群において、全ての垂直方向成分上に位相差画素が配置されている」とは、水平方向に見た場合に、位相差検出画素が所定の領域において垂直方向の全ての成分位置(画素配置位置)に配列されている状態を示す。例えばこれは、図2(a)又は図2(b)を90°回転させた状態をいう。同様に、所定の領域内の画素群とは、撮像素子に配置された全画素群のうち一部の領域内の画素群を含むものであるが、全領域の画素群であっても良い。
図3の実施形態は、図1の撮像装置(カメラ)30を横置きにしても、縦置きにしても水平方向の位相差情報の分布データを取得できる撮像素子を示している。図2に示す撮像素子31では、図4(a)に示す様に、位相差検出画素ペアXYの遮光膜開口2b,3bの位置を、水平方向に偏心させ、かつ、位相差検出画素ペアXYを水平方向に並べている。
このため、カメラを縦置きにして撮像すると、遮光膜開口2a,3bのズレ方向が垂直方向になり、かつ、位相差検出画素ペアの配列方向は垂直方向になってしまう。これでは、垂直方向の位相差情報の分布データを取得することができるだけで、左右方向の位相差情報の分布データは得られない。
焦点検出のためにだけに位相差情報を取得するのであれば、垂直方向の位相差情報の分布データでも良い。しかし、カメラを縦置きにしても、水平方向の位相差情報の分布データを取得したい場合もある。
図3の実施形態では、12×12画素の画素群を、6×6画素の画素群71,72,73,74に分け、対角方向に隣接する2つの画素群71,73に、水平方向に隙間無く位相差検出画素ペアXYを1ペア毎に異なる水平行に交互かつ密に配置している。残りの画素群72,74には、垂直方向に隙間無く位相差検出画素ペアX_aY_aを1ペア毎に異なる垂直列に交互かつ密に配置している。ここで、位相差検出画素X_a,Y_aは、図4(b)に示す様に、カメラを横置きにしたとき、上下方向に遮光膜開口2b_a,3b_aが偏心する様になっている。このため、カメラ30を縦置きにすると、その遮光膜開口2b_a,3b_aは、左右方向に偏心することになる。
図2に示す撮像素子31では、位相差検出画素XYペアを水平方向に並べている。このため、或るペアXYの中央位置と、これに水平方向に隣接するペアXYの中央位置との間は、水平方向に2画素分離れてしまう。例えば、図5(a)に示す様に、位相差検出画素ペアXYを垂直方向に並べ、これを水平方向に隙間無く並べれば、ペア画素とペア画素との水平方向の間隔は1画素分となり、位相差情報の左右の分布データの解像度は、図2の場合に比べて2倍となる。
しかし、図15を例に説明したように、位相差検出画素Xを配置した水平行と位相差検出画素Yを配置した水平行の2行分に通常画素が配置されないことになり、位相差検出画素位置の撮像画像信号の画素補間精度が低下してしまう。
そこで、図5(b)に示す実施形態では、4本の垂直方向に連続する水平行51,52,53,54に渡って位相差検出画素ペアXYを設けるのであるが、或る垂直列では、水平行51に位相差検出画素Xを、水平行52に位相差検出画素Yを設ける。そして、この垂直列に隣接する垂直列では、水平行53に位相差検出画素Xを、水平行54に位相差検出画素Yを設け、次の隣接垂直列では、再び水平行51に位相差検出画素Xを、水平行52に位相差検出画素Yを設ける。
即ち、ペアを組む位相差検出画素X,Yを垂直方向に並べて配置し、これを水平方向に連続的に並べる場合には、垂直位置を2画素分ずらしながら交互にペア画素を水平方向に並べる。これにより、水平方向に隣り合うペア画素間に1画素分の通常画素を設けるスペースが確保され、位相差検出画素位置の撮像画像信号を精度良く画素補間することが可能となる。
なお、図5(b)の例では、水平行51,52にペア画素XYを配置し、水平行53,54にペア画素を配置し、水平行52,53間に隙間が無いようにした。しかし、水平行52のペア画素と水平行53のペア画素との間に、図2(b)の実施形態の様に、数画素程度の間隔を開けても、位相差情報の水平方向の解像度は低下しない。
図6は、図1に示すエッジ方向判別及び画素補間を行う処理回路43の動作機能を説明する図である。ペアを組む位相差検出画素X,Yが水平方向に並べて配置されている。
図6(a)にハッチングした部分が被写体画像Aであり、そのエッジ76が、位相差検出画素ペアXYの両方を横断するように延びている。この場合、位相差検出画素Xの検出信号と、位相差検出画素Yの検出信号との間には、あまり差は生じていない。これにより、位相差検出画素ペアXYの位置にXYの配列方向に延びるエッジ76が存在すると判断できる。
これに対し、図6(b)に示す様に、水平方向に並べて配置された位相差検出画素ペアXYのうち被写体画像Aが画素Xだけを覆っていたとする。この場合には、位相差検出画素Xの検出信号と、位相差検出画素Yの検出信号との間には大きな差が生じることになる。これにより、位相差検出画素ペアXYの位置に、XYの配列方向と交差するエッジ77が存在すると判断できる。
図1のエッジ方向判別及び画素補間等を行う処理回路43は、上記したようにして、位相差検出画素X,Yの検出信号量の差分が所定値以上あるか否かにより、エッジ方向を判別する。そして、判別結果に応じ、この位相差検出画素X,Yの位置における撮像画像信号をどの様にして補正するかを、以下の様に判断する。なお、差分ではなく比率で判断しても良いことはいうまでもない。
図6(a)の様に、エッジ方向が位相差検出画素ペアXYの配列方向と同じと判断した場合、画素Xの検出信号と画素Yの検出信号との差分は小さく相関性は高い。この場合、画素Xの検出信号と画素Yの検出信号との間に不均一性が生じていても、被写体画像への影響は小さい。このため、処理回路43は、画素X位置の撮像画像信号をゲイン補正で求める。同様に、画素Y位置の撮像画像信号をゲイン補正で求める。勿論、画素補間で求めても良いが、ゲイン補正で求めるのが、簡便で処理速度が速くなる。
ゲイン補正とは、位相差検出画素X,Yの検出信号に補正ゲインをかけることで行う。図14(a),図14(b)を比較してみれば分かる通り、位相差検出画素X,Yの遮光膜開口2b,3bの面積は、通常画素の遮光膜開口1bの1/2程度である。つまり、位相差検出画素X,Yへの入射光量は通常画素の半分である。このため、位相差検出画素X,Yの夫々の検出信号量を略2倍にすることで、夫々の画素位置の撮像画像信号とする。
図6(b)の様に、画像Aに位相差検出画素Xが覆われ、位相差検出画素Yには画像Aが重なっていない場合には、画素補間で夫々の画素位置の撮像画像信号を求める。この場合、位相差検出画素Xの撮像画像信号を補間演算で算出するときに用いる通常画素は、画像A側つまりエッジ77より位相差検出画素X側の通常画素を用いる。同様に、位相差検出画素Yの撮像画像信号を補間演算で算出するときに用いる通常画素は、画像Aとは反対側つまりエッジ77より位相差検出画素Y側の通常画素を用いる。これにより、画質が破綻しない画素補間が可能となる。
図7は、図1のAF検出回路41が検出した位相差情報の分布データを例示する図である。図2(a)の水平行51,52に配列された位相差検出画素ペアXYは、2つの水平行に渡っている。図2(b)でも同様であるが、これらの位相差検出画素ペアXYの横並びのラインには、被写体のうち同一水平線上の位置からの出射した光が入射していると考えることができる。
位相差検出画素Xは、図4(a)から分かる通り、画素中心から右側に遮光膜開口2bが偏心している。これは、画素側から見ると、遮光膜開口2bは、左目側の開口となっている。位相差検出画素Yの遮光膜開口3bは、逆に、右目側の開口となっている。
つまり、横並びの夫々の位相差検出画素Xが検出した検出信号値を結ぶX検出信号線と、横並びの夫々の位相差検出画素Yが検出した検出信号値を結ぶY検出信号線とは、左右の目で同一被写体を見たときの左右の視差量つまり位相差量だけずれる。このズレ量(位相差量)を求めれば、被写体までの距離を算出することができる。
図1のCPU40は、AF検出回路41から図7のデータを受け取ると、撮影レンズ29のフォーカスレンズ位置を被写体に合焦させる位置に移動させる。この移動により、図7の2つのX検出信号線とY検出信号線との間のズレは小さくなり、合焦した位置で、両方の信号線は重なることになる。このようにしてAF処理が実行される。
以上述べた実施形態では、本発明の骨子が分かるように、モノクロ画像撮像用の撮像素子31を用いて説明した。しかし、これらの実施形態を、そのまま、単板式のカラー画像撮像用の撮像素子31にも適用可能である。
図8(a)は、カラーフィルタ配列が一般的なベイヤ配列を示し、図8(b)は、ベイヤ配列のカラー撮像素子に図2(a)の実施形態を適用した説明図である。図中において、R=赤色フィルタ,G=緑色フィルタ,B=青色フィルタを示している。そして、位相差検出画素を示す「X」「Y」も記載しているが、分かり易い様に、位相差検出画素X,Yには、ハッチングを施してある。なお、Rフイルタを搭載した画素を、R画素という場合もある。Gフィルタ,Bフィルタにおいても同様である。
位相差検出画素ペアXYは、同色のフィルタを搭載する必要があり、位相差検出画素XYにはRGBとは別色(例えばエメラルド色)のカラーフィルタを搭載することでも良い。或いは、位相差検出画素XYに色フィルタではなく透明フィルタを搭載したり、両画素XY共にG色のカラーフィルタを搭載しても良い。
図8(b)の例では、垂直方向に隣接する2つの水平行に、図2(a)で説明した様に、位相差検出画素XYのペアを水平方向に隙間無く密に交互配置している。図8(b)では、BGと連続する箇所を位相差検出画素ペアXYに置き換えた後、GRと連続する箇所を位相差検出画素ペアXYに置き換え、という配列を交互に水平方向に繰り返している。
図8(c)は、図2(b)の実施形態をベイヤ配列のカラー撮像素子に適用した例である。この場合、BGと連続する箇所を位相差検出画素ペアXYに置き換えた後、2行下のBGと連続する箇所を位相差検出画素ペアXYに置き換え、という配列を交互に水平方向に繰り返している。
この配置例だと、Bフィルタを搭載した画素数がRフィルタを搭載した画素数より減少してしまう。そこで、位相差検出画素ペアXYを設ける2本の水平行に近接する水平行のカラーフィルタ配列において、R画素をB画素に置換し、位相差検出画素XYを設けた領域でし、おおよそ「B画素数=R画素数」となるようにする。勿論、GRの配列部分だけを位相差検出画素ペアXYに置き換えた場合には、逆に、周囲のB画素の一部をR画素にすることになる。
図8(d)は、ベイヤ配列において、位相差検出画素ペアXYを設ける水平行を垂直方向に3行ずらした例を示す図である。この程度の距離離しても問題はない。
図9(a)は、別のカラーフィルタ配列のカラー撮像素子の一部画素を位相差検出画素XYに置き換えた図である。空白の矩形枠は、G画素であるが、「G」の標記を省略し、図面を見易くしている。
このカラーフィルタ配列は、図9(b)の第1配列と図9(c)の第2配列とを、水平方向,垂直方向共に交互に配列することで形成される。
第1配列では、3×3画素の画素群の中央及び4隅の合計5画素をGフィルタとし、この5画素以外の4画素のうちの同一画素列の2画素をRフィルタ、残り2画素をBフィルタとすることで構成される。また、上記4画素のうち同一画素行の2画素をRフィルタ、残り2画素をBフィルタとした配列パターンが第2配列となる。
図9(b)(c)に示す第1配列,第2配列を水平方向,垂直方向に交互に並べると、G画素が4画素ずつ塊になった箇所が離散的,周期的位置に形成される。この4画素のうち水平2画素を位相差検出画素ペアXYに置き換えることで、図9(a)のカラー撮像素子が形成される。この撮像素子は、位相差検出画素XYを持つ6×6画素の画素群を基本パターンとして、この基本パターンを水平方向,垂直方向に並べた形になっている。
図9(a)の例では、垂直方向の画素列80,81等には位相差検出画素XYが配置されない構造になっている。しかし、近年の多画素化が進展した撮像素子では、位相差検出画素が存在しない垂直方向画素列が存在して、それが小数であればあまり問題とはならず、高解像度の水平方向の位相差情報を取得できる。
図9(a)のカラー撮像素子は、図9(b)の第1配列と図9(c)の第2配列とを水平方向,垂直方向共に交互に繰り返して形成されたが、第1配列だけを水平方向,垂直方向に繰り返すカラーフィルタ配列でも良い。第2配列だけを水平方向,垂直方向に繰り返すカラーフィルタ配列でも良い。これらの場合、Gフィルタが存在する箇所は変わらないため、位相差検出画素XYに置換する箇所は図9(a)と同じになる。
図10(a)は、図9(a)のカラーフィルタ配列の変形例を示す図である。図9(a)と同様に、G画素が4画素ずつ塊になる箇所に、位相差検出画素ペアXYを配置したものである。図10(a)のカラーフィルタ配列は、図10(b)の第1配列と、図10(c)の第2配列を水平方向,垂直方向に交互に配置することで形成される。
第1配列は、3×3画素の画素群の中央及び4隅の合計5画素をGフィルタとし、この5画素以外の4画素を斜めに隣接する2画素ずつに分け、一方の2画素をRフィルタにすると共に他方の2画素をBフィルタとすることで構成される。上記一方の2画素をBフィルタにすると共に他方の2画素をRフィルタとすることで、第2配列が構成される。
なお、図10(a)のカラーフィルタ配列に替えて、上記と同様に、第1配列だけを、又は、第2配列だけを、水平方向,垂直方向に配列したカラーフィルタ配列としても良い。
図11(a)は、更に別のカラーフィルタ配列の説明図である。図9(a),図10(a)のカラーフィルタ配列で位相差検出画素XYを設けた場合、図9(a)の画素列80,81等に位相差検出画素を設けることができない構造になっている。つまり、G画素が水平方向に2画素連続しない画素列が存在する構造になっている。しかし、図11(a)のカラーフィルタ配列にすると、全ての垂直方向画素列に位相差検出画素を設けることが可能となる。
図11(a)のカラーフィルタ配列は、図9(a)のカラーフィルタ配列を基本としている。図10(b)や、第1配列だけ、第2配列だけを用いたカラーフィルタ配列でも同じであるため、図9(a)を用いて説明する。
図11(a)のカラーフィルタ配列は、図9(a)の垂直方向画素列80のフィルタ構成を2列分水平方向に連続させ、垂直方向画素列81のフィルタ構成を2列分水平方向に連続させ、…、させることで形成できる。これにより、図11(b)に示す様に、全てのG画素が水平方向に2画素連続することになり、図2(a)又は図2(b)の実施形態が適用可能となる。図11(b)は図2(b)の実施形態を適用した図である。
本発明は、図9〜図11に示すカラーフィルタ配列に適用すると好適であるが、これらカラーフィルタ配列に限るものではなく、次の条件を満たすカラーフィルタであれば良い。即ち、
(1)単板式カラー撮像素子の水平方向及び垂直方向に正方格子配列された画素上に配列される所定のカラーフィルタ配列である点。
(2)輝度信号を得るために最も寄与する第1の色(例えば緑色)に対応する第1のフィルタと、この第1の色以外の2色以上の第2の色(例えば青色と赤色)に対応する第2のフィルタとが配列された所定の基本配列パターンを含む点。
(3)この基本配列パターンが水平方向及び垂直方向に繰り返して配置される点。
(4)第1のフィルタは、カラーフィルタ配列の水平,垂直,斜め(対角方向)方向の各ライン内に配置される点。
(5)第2のフィルタは、基本配列パターン内にカラーフィルタ配列の水平及び垂直方向の各ライン内に1つ以上配置される点。
(6)第1のフィルタに対応する第1の色の画素数の比率は、第2のフィルタに対応する第2の色の各色の画素数の比率よりも大きい点。
以上の条件を満たせば良い。
これら条件を満たすカラー撮像素子によれば、輝度信号を得るために最も寄与する第1の色に対応する第1のフィルタを、カラーフィルタ配列の水平、垂直、及び斜め方向の各ライン内に配置するようにしたため、高周波領域での同時化(補間)処理(デモザイク処理ともいう)の再現精度を向上させることができ、また、第1の色以外の2色以上の第2の色に対応する第2のフィルタについてもカラーフィルタ配列の水平、及び垂直方向の各ライン内に1つ以上配置するようにしたため、色モワレ(偽色)の発生を抑圧して高解像度化を図ることができる。
また、上記のカラーフィルタ配列は、所定の基本配列パターンが水平方向及び垂直方向に繰り返して配置されているため、後段での同時化(補間)処理(デモザイク処理ともいう)を行う際に、繰り返しパターンにしたがって処理を行うことができ、従来のランダム配列に比べて後段の処理を簡略化することができる。
更に、第1のフィルタに対応する第1の色の画素数と第2のフィルタに対応する第2の色の各色の画素数との比率を異ならせ、特に輝度信号を得るために最も寄与する第1の色の画素数の比率を、第2のフィルタに対応する第2の色の各色の画素数の比率よりも大きくするようにしたため、エリアシングを抑制することができ高周波再現性もよくなる。
好適には、上記のカラーフィルタ配列は、第1のフィルタが水平,垂直及び斜め方向の各ライン内で2画素以上連続する部分を含むのが良い。これにより、最小画素間隔で、水平、垂直、及び斜め方向における輝度の変化の小さい方向(相関の高い方向)の判別が可能となる。
更に好適には、上記のカラーフィルタ配列は、第1のフィルタからなる2×2画素に対応する正方配列を含むのが良い。この2×2画素の画素値を使用して、水平、垂直、及び斜め方向のうちの相関の高い方向を判別することが可能となる。
更に好適には、所定の基本配列パターン内のカラーフィルタ配列は、その基本配列パターンの中心に対して点対称であるのが良い。これにより、後段に処理回路の回路規模を小さくすることが可能になる。
更に好適には、上記のカラーフィルタ配列は、第1のフィルタが3×3画素の画素群において中心と4隅に配置され、その3×3画素の画素群が水平方向及び垂直方向に繰り返し配置されているのが良い。上記画素群は、4隅に第1のフィルタが配置されているため、この画素群が水平方向及び垂直方向に繰り返し配置されると、カラーフィルタ配列は、第1のフィルタからなる2×2画素に対応する正方配列を含むようになる。この2×2画素の画素値を使用して、水平、垂直、及び斜め方向のうちの相関の高い方向を判別することができ、また、第1のフィルタがカラーフィルタ配列の水平、垂直、及び斜め方向の各ライン内に配置されるようになる。
更に好適には、第2のフィルタが、上記カラーフィルタ配列の水平,垂直及び斜め方向の各ライン内に配置されるのが良い。これにより、斜め方向の色再現性をより向上させることができる。
図12は、更に別のカラーフィルタ配列に位相差検出画素XYを設けた例を示す図である。図12のカラーフィルタ配列では、4画素のG画素塊が撮像素子表面部に市松状に配列され、残りの市松位置にくる4画素塊の夫々を対角2画素ずつに分け、一方をR画素,他方をB画素としている。このカラーフィルタ配列に、図2(b)の実施形態を適用したのが、図12の例である。勿論、図2(a)の実施形態も適用可能である。
図13は、更に別のカラーフィルタ配列に位相差検出画素を設けた例を示す図である。この図13で、白抜き矩形枠はB画素又はR画素であり、G画素部分だけ「G」と標記している。「G」にハッチングを付したのは、この位置のG画素を位相差検出画素XYにしたことを示している。
このカラーフィルタ配列では、G画素の4画素の塊と、G画素が水平方向に2画素連続する塊とが撮像素子表面部に離散的,周期的に配列されている。図中のXY1ラインの水平行とXY2ラインの水平行の、G画素が2画素づつ塊になる2画素づつを、位相差検出画素XYのペアとすることで、水平方向に隙間無く密に位相差検出画素XYを配列することが可能となる。
また、図中のXY3ラインの水平行とXY4ラインの水平行の、G画素が4画素づつ塊になるうちの水平2画素づつを、位相差検出画素XYのペアとすることでも、水平方向に隙間無く密に位相差検出画素XYを配列することが可能となる。
図8〜図13の実施形態は、各種のカラーフィルタ配列に図2の実施形態を適用した例であるが、図3,図5の実施形態も、カラー撮像素子に適用可能であることはいうまでもない。
以上述べた実施形態によれば、位相差情報を検出したい方向に位相差検出画素ペアを並べるに当たり、その方向に密度が高くなるように、好適には隙間無く位相差検出画素ペアを連続的に配置したので、高解像度の位相差情報を得ることが可能となる。
以上述べた実施形態の撮像素子は、複数の水平方向のラインと複数の垂直方向のラインとが交差する正方格子位置の夫々に光電変換素子である画素を配置する撮像素子であって、上記撮像素子の上記画素が配置される所定の領域内において、上記画素のうち位相差を検出する隣接配置された第1及び第2の位相差検出画素であるペア画素を、上記ラインのうちのいずれかのラインを第1ライン、この第1ラインに平行なラインを第2ラインとしたとき、上記第1ライン内及び上記第2ライン内に、上記ペア画素を単位として複数ペア配置するに当たり、
上記第1ライン内に少なくとも2画素分離間させて上記ペア画素を複数ペア配置すると共に、上記第2ライン内に上記ペア画素を、上記第1ライン上で上記ペア画素を離間させた位置と対応する位置に配置したことを特徴とする。
また、実施形態の撮像素子は、上記のペア画素には同一色のカラーフィルタが搭載されることを特徴とする。
また、実施形態の撮像素子は、上記同一色は緑色であることを特徴とする。
また、実施形態の撮像素子は、緑色のカラーフィルタを搭載した2×2画素の画素群が離散的かつ周期的位置に設けられ、上記ペア画素がその2×2画素の画素群の中に設けられることを特徴とする。
また、実施形態の撮像素子は、3×3画素の画素群の中央及び4隅の合計5画素を緑色のカラーフィルタとし、その5画素以外の4画素のうちの2画素を赤色のカラーフィルタ、残り2画素を青色のカラーフィルタとした配列パターンを、水平方向及び垂直方向共に繰り返し配置したことを特徴とする。
また、実施形態の撮像素子は、3×3画素の画素群の中央及び4隅の合計5画素を緑色のカラーフィルタとし、その5画素以外の4画素のうちの同一垂直方向のライン上の2画素を赤色のカラーフィルタ、残り2画素を青色のカラーフィルタとした配列パターンを第1配列、上記4画素のうち同一水平方向のライン上の2画素を赤色のカラーフィルタ、残り2画素を青色のカラーフィルタとした配列パターンを第2配列とし、第1配列と第2配列を水平方向及び垂直方向共に交互に配置したことを特徴とする。
また、実施形態の撮像素子は、3×3画素の画素群の中央及び4隅の合計5画素を緑色のカラーフィルタとし、その5画素以外の4画素を斜めに隣接する2画素ずつに分け、一方の2画素を赤色のカラーフィルタにすると共に他方の2画素を青色のカラーフィルタとした配列パターンを第1配列、上記一方の2画素を青色のカラーフィルタにすると共に上記他方の2画素を赤色のカラーフィルタとした配列パターンを第2配列とし、第1配列と第2配列を水平方向及び垂直方向共に交互に配置したことを特徴とする。
また、実施形態の撮像素子は、上記撮像素子の所定の領域内の画素群において、全ての水平方向成分上に、又は、全ての垂直方向成分上に上記位相差検出画素が配置されていることを特徴とする。
また、実施形態の撮像装置は、上記位相差検出画素の位置の撮像画像信号をその位相差検出画素の周囲の位相差検出画素以外の画素の撮像画像信号を画素補間して求める画素補間部を備えることを特徴とする。
また、実施形態の撮像装置は、上記ペア画素を構成する上記第1の位相差検出画素が検出した第1信号値と上記第2の位相差検出画素が検出した第2信号値とを用いて被写体撮像画像中のエッジの方向を判別する方向判別部を備えることを特徴とする。
また、実施形態の撮像装置の上記方向判別部は、上記第1信号値と上記第2信号値の差分又は比率から上記エッジの方向を判別することを特徴とする。
また、実施形態の撮像装置は、上記方向判別部が上記エッジの方向を判別したとき、そのエッジを超えない位置の位相差検出画素以外の画素の撮像画像信号を用いた上記画素補間を上記画素補間部に行わせる制御部を備えることを特徴とする。
また、実施形態の撮像装置は、上記エッジを検出した上記ペア画素の配置方向と上記エッジの方向とが同じ方向であると上記方向判別部が判別したとき、そのペア画素を構成する上記位相差検出画素の検出信号をゲイン補正してその位相差検出画素の位置の撮像画像信号とするゲイン補正部を備えることを特徴とする。
また、実施形態の撮像装置は、上記位相差検出画素の検出信号を用いてAF処理を行うAF処理部を備えることを特徴とする。
以上述べた実施形態によれば、位相差検出画素ペアが複数連続して同一ライン上に配列されることがないため、位相差検出画素位置の撮像画像信号を、位相差検出画素に隣接する通常画素の撮像画像信号を用いて画素補完することができる。これにより、高品質な被写体画像を撮像することが可能となる。
本発明に係る撮像素子は、位相差検出画素の検出信号を用いて、例えば被写体までの撮影レンズの合焦制御ができるほか、位相差検出画素位置の撮像画像信号の画素補間が高精度に行えるため、デジタルスチルカメラ,デジタルビデオカメラ,カメラ付携帯電話機の撮像装置等に適用すると有用である。 本出願は、2011年12月28日出願の日本特許出願番号2011−288033に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
30 撮像装置
31 撮像素子
34 画像信号処理回路
40 CPU
41 AE,AF&AWB検出回路
43 エッジ方向判別及び画素補間の処理回路
51,52,53,54 水平行(画素行)
76,77 画像のエッジ
80,81 垂直列(画素列)
X,Y 位相差検出画素
XY 位相差検出画素ペア

Claims (14)

  1. 複数の水平方向のラインと複数の垂直方向のラインとが交差する正方格子位置の夫々に光電変換素子である画素を配置する撮像素子であって、
    前記撮像素子の前記画素が配置される所定の領域内において、前記画素のうち位相差を検出する位相差検出画素であって隣接配置された第1及び第2の位相差検出画素からなるペア画素を、前記ラインのうちのいずれかのラインを第1ライン、該第1ラインに平行なラインを第2ラインとしたとき、前記第1ライン内及び前記第2ライン内に、前記ペア画素を単位として複数ペア配置するに当たり、
    前記第1ライン内に少なくとも2画素分離間させて前記ペア画素を複数ペア配置すると共に、前記第2ライン内に前記ペア画素を、前記第1ライン上で前記ペア画素を離間させた位置と対応する位置に配置した撮像素子。
  2. 請求項1に記載の撮像素子であって、
    前記のペア画素には同一色のカラーフィルタが搭載される撮像素子。
  3. 請求項2に記載の撮像素子であって、
    前記同一色は緑色である撮像素子。
  4. 請求項3に記載の撮像素子であって、
    緑色のカラーフィルタを搭載した2×2画素の画素群が離散的かつ周期的位置に設けられ、前記ペア画素が該2×2画素の画素群の中に設けられる撮像素子。
  5. 請求項4に記載の撮像素子であって、
    3×3画素の画素群の中央及び4隅の合計5画素を緑色のカラーフィルタとし、該5画素以外の4画素のうちの2画素を赤色のカラーフィルタ、残り2画素を青色のカラーフィルタとした配列パターンを、水平方向及び垂直方向共に繰り返し配置した撮像素子。
  6. 請求項5に記載の撮像素子であって、
    3×3画素の画素群の中央及び4隅の合計5画素を緑色のカラーフィルタとし、該5画素以外の4画素のうちの同一垂直方向のライン上の2画素を赤色のカラーフィルタ、残り2画素を青色のカラーフィルタとした配列パターンを第1配列、
    前記4画素のうち同一水平方向のライン上の2画素を赤色のカラーフィルタ、残り2画素を青色のカラーフィルタとした配列パターンを第2配列とし、
    前記第1配列と前記第2配列を水平方向及び垂直方向共に交互に配置した撮像素子。
  7. 請求項5に記載の撮像素子であって、
    3×3画素の画素群の中央及び4隅の合計5画素を緑色のカラーフィルタとし、該5画素以外の4画素を斜めに隣接する2画素ずつに分け、一方の2画素を赤色のカラーフィルタにすると共に他方の2画素を青色のカラーフィルタとした配列パターンを第1配列、
    前記一方の2画素を青色のカラーフィルタにすると共に前記他方の2画素を赤色のカラーフィルタとした配列パターンを第2配列とし、
    前記第1配列と前記第2配列を水平方向及び垂直方向共に交互に配置した撮像素子。
  8. 請求項1に記載の撮像素子であって、
    前記撮像素子の所定の領域内の画素群において、全ての水平方向成分上に、又は、全ての垂直方向成分上に前記位相差検出画素が配置されている撮像素子。
  9. 請求項1に記載の撮像素子を搭載した撮像装置であって、
    前記位相差検出画素の位置の撮像画像信号を、該位相差検出画素の周囲の位相差検出画素以外の画素の撮像画像信号を画素補間して求める画素補間部を備える撮像装置。
  10. 請求項9に記載の撮像装置であって、
    前記ペア画素を構成する前記第1の位相差検出画素が検出した第1信号値と、前記第2の位相差検出画素が検出した第2信号値とを用いて被写体撮像画像中のエッジの方向を判別する方向判別部を備える撮像装置。
  11. 請求項10に記載の撮像装置であって、
    前記方向判別部は、前記第1信号値と前記第2信号値の差分又は比率から前記エッジの方向を判別する撮像装置。
  12. 請求項10に記載の撮像装置であって、
    前記方向判別部が前記エッジの方向を判別したとき、該エッジを超えない位置の位相差検出画素以外の画素の撮像画像信号を用いた前記画素補間を前記画素補間部に行わせる制御部を備える撮像装置。
  13. 請求項10に記載の撮像装置であって、
    前記エッジを検出した前記ペア画素の配置方向と前記エッジの方向とが同じ方向であると前記方向判別部が判別したとき、該ペア画素を構成する前記位相差検出画素の検出信号をゲイン補正して該位相差検出画素の位置の撮像画像信号とするゲイン補正部を備える撮像装置。
  14. 請求項9に記載の撮像装置であって、
    前記位相差検出画素の検出信号を用いてAF処理を行うAF処理部を備える撮像装置。
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