JP5588219B2 - クロック生成回路 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態はクロック生成回路に関する。
デジタル回路が常に一定周波数のクロック信号に同期して動作すると、大きなクロックノイズが発生し、他の電子機器に悪影響を与えてしまう。特に自動車の内部など限られたスペースに多くの電子機器が配置される場合、この問題は顕著である。そのため、スペクトラム拡散技術を用いてクロックノイズの低減を図る種々のクロック生成回路が提案されている。
その中でも、ランダムノイズが加算された電圧に応じた周波数で発振する電圧制御発振器を用いたPLL(Phase-Locked Loop)回路により、スペクトラム拡散されたクロック信号を生成する手法が一般的である。しかしながら、PLL回路を構成するにはミキサ、ループフィルタ、電圧制御発振器、および分周器が必要であり、回路規模が大きくなってしまうという問題がある。
特開2001−202153号公報
本発明は、小規模な回路で、クロックノイズが小さなクロック信号を生成できるクロック生成回路を提供するものである。
本実施形態によれば、第1の電流生成回路と、第1の電圧生成回路と、第1の比較回路
と、第2の電流生成回路と、第2の電圧生成回路と、第2の比較回路と、クロック出力回
路と、制御回路と、を備えるクロック生成回路が提供される。第1の電流生成回路は、第
1の電流を生成する。第1の電圧生成回路は、前記第1の電流により充電または放電され
る第1の容量を有し、クロック信号が第1の値である場合は前記第1の容量を充電して
間の経過とともに増加する第1の電圧を第1のノードに生成する。第1の比較回路は、前
記第1の電圧と第1の閾値電圧とを比較して、第1の比較結果を生成する。第2の電流生成
回路は、第2の電流を生成する。第2の電圧生成回路は、前記第2の電流により充電また
は放電される第2の容量を有し、前記クロック信号が前記第1の値と異なる第2の値であ
る場合は前記第2の容量を充電して時間の経過とともに増加する第2の電圧を前記第1の
ノードとは異なる第2のノードに生成する。第2の比較回路は、前記第2の電圧と第2の
閾値電圧とを比較して、第2の比較結果を生成する。クロック出力回路は、前記第1およ
び第2の比較結果が変化するタイミングに同期して位相が変化する前記クロック信号を生
成する。制御回路は、前記クロック信号に同期して乱数を生成し、この乱数に応じて、前
記第1の閾値電圧および前記第2の閾値電圧を可変制御する。
本発明の第1の実施形態に係るクロック生成回路100の概略ブロック図。 図1のクロック生成回路100の各回路の内部構成の一例を示す図。 図2のクロック生成回路100の動作の一例を示すタイミング図。 閾値電圧Vthを可変制御した場合の、図2のクロック生成回路100の動作の一例を示すタイミング図。 図2の変形例であるクロック生成回路101の制御回路8aおよび第1の比較回路5aの内部構成を示す図。 第2の実施形態に係るクロック生成回路の制御回路8bの内部構成の一例を示す図。 PRN生成回路81の内部構成の一例を示す図。 図7のPRN生成回路81の動作の一例を示す図。 D/Aコンバータ85の内部構成の一例を示す図。 本発明の第3の実施形態に係るクロック生成回路102の内部構成を示す図。 図10のクロック生成回路102の動作の一例を示すタイミング図。 本発明の第4の実施形態に係るクロック生成回路103の内部構成を示す図。 図12のクロック生成回路103の動作の一例を示すタイミング図。 図2の変形例であるクロック生成回路104の内部構成を示す図。 図2の別の変形例であるクロック生成回路105の内部構成を示す図。 図15のクロック生成回路105の動作の一例を示すタイミング図。 図1の変形例であるクロック生成回路106の概略構成を示す図。
以下、本発明に係るクロック生成回路の実施形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るクロック生成回路100の概略ブロック図である。図1のクロック生成回路100は、第1および第2の電流生成回路1,2と、第1および第2の電圧生成回路3,4と、第1および第2の比較回路5,6と、クロック出力回路7と、制御回路8とを備えている。クロック生成回路100は1つのチップで実現してもよいし、ディスクリート部品で実装してもよい。クロック生成回路100が生成するクロック信号CLKは、例えば車載モータのコントローラ(不図示)で用いられる。
第1の電流生成回路1は一定電流(第1の電流)Iref1を生成し、第1の電圧生成回路3に供給する。第1の電圧生成回路3は、クロック出力回路7が生成するクロック信号CLKの位相を反転させた反転クロック信号/CLKの位相に応じて時間の経過とともに増加または減少する電圧VC1(第1の電圧)を生成する。第1の比較回路5は、電圧VC1と閾値電圧(第1の閾値電圧)Vthとを比較して、比較結果(第1の比較結果)をクロック出力回路7に供給する。
第2の電流生成回路2は一定電流(第2の電流)Iref2を生成し、第2の電圧生成回路4に供給する。第2の電圧生成回路4は、クロック出力回路7が生成するクロック信号CLKの位相に応じて時間の経過とともに増加または減少する電圧VC2(第2の電圧)を生成する。第2の比較回路6は、電圧VC2と閾値電圧(第2の閾値電圧)Vthとを比較して、比較結果(第2の比較結果)をクロック出力回路7に供給する。
クロック出力回路7は、第1および第2の比較回路5,6の比較結果が変化するタイミングに同期して位相が変化するクロック信号CLKを生成する。制御回路8はクロック信号CLKに同期して擬似乱数(Pseudo Random Noise:PRN)を生成し、この乱数に応じて閾値電圧Vthを可変制御する。ここで、擬似乱数とは、ある周期を持ちその周期内では値がランダムに変化する乱数をいう。
図2は、図1のクロック生成回路100の各回路の内部構成の一例を示す図である。
第1の電流生成回路1は、一定電流Iref1を生成する電流源11を有する。
第1の電圧生成回路3は、電流源11と接地端子との間に並列接続される容量(第1の容量)C1とNMOSトランジスタQ1とを有する。トランジスタQ1のゲートには反転クロック信号/CLKが入力される。反転クロック信号/CLKがロウの場合、トランジスタQ1がオフするため、一定電流Iref1により容量C1が充電される。よって、第1の電圧生成回路3は時間の経過とともに線形に増加する電圧VC1を生成する。このときの電圧VC1と時間tとの関係は以下の(1)式により表される。
VC1=(Iref1/C1)*t ・・・(1)
一方、反転クロック信号/CLKがハイの場合、トランジスタQ1がオンして、ソース・ドレイン間が導通する。そのため、第1の電圧生成回路3は時間の経過とともに減少する電圧VC1を生成する。
第1の比較回路5は、正入力端子に閾値電圧Vthが、負入力端子に電圧VC1がそれぞれ入力される比較器51を有する。第1の比較回路5は、VC1<Vthの場合はハイを、Vth≦VC1の場合はロウをそれぞれ出力する。
第2の電流生成回路2および第2の比較回路6の内部構成は、それぞれ第1の電流生成回路1および第1の比較回路5の内部構成と同様である。また、第2の電圧生成回路4の内部構成は、トランジスタQ2のゲートにクロック信号CLKが入力される点を除いて、第1の電圧生成回路3と内部構成と同様である。クロック信号CLKがロウの場合、トランジスタQ2がオフするため、第2の電圧生成回路4内の容量(第2の容量)C2が充電される。よって、第2の電圧生成回路4は時間の経過とともに線形に増加する電圧VC2を生成する。このときの電圧VC2と時間tとの関係は以下の(2)式により表される。
VC2=(Iref2/C2)*t ・・・(2)
クロック出力回路7は、フリップフロップ71とインバータ72とを有する。フリップフロップ71には第1および第2の比較回路5,6の出力信号が入力され、反転クロック信号/CLKを出力する。フリップフロップ71は第1の比較回路5の出力信号がハイからロウに変化するタイミングに同期して反転クロック信号/CLKをハイに設定し、第2の比較回路6の出力信号がハイからロウに変化するタイミングに同期して反転クロック信号/CLKをロウに設定する。その他の場合、フリップフロップ71は出力値を保持する。インバータ72は反転クロック信号/CLKの位相を反転してクロック信号CLKを生成する。
制御回路8は、擬似乱数を生成するPRN生成回路81と、高基準電圧(第1の基準電圧)Vth_Hを生成する電圧源(第1の電圧源)82と、低基準電圧(第2の基準電圧)Vth_Lを生成する電圧源(第2の電圧源)83と、選択回路84とを有する。PRN生成回路81はクロック信号CLKに同期して1ビットの擬似乱数PRNを生成する。選択回路84は、擬似乱数PRNがロウの場合は低基準電圧Vth_Lを、ハイの場合は高基準電圧Vth_Hをそれぞれ選択し、第1および第2の比較回路5,6の閾値電圧Vthとして供給する。
一定電流Iref1と一定電流Iref2、容量C1と容量C2、第1および第2の比較回路の閾値電圧Vthはそれぞれ異なっていてもよいが、以下では特に断らない限り同一であるとする。
図3は、図2のクロック生成回路100の動作の一例を示すタイミング図である。比較器51,61やフリップフロップ71、配線等による信号の遅延は無視する。まずは、常に一定の閾値電圧Vthが第1および第2の比較回路5,6に供給されるものとする。
時刻t0において、反転クロック信号/CLKがハイで、クロック信号CLKがロウであると仮定する。時刻t0では、反転クロック信号/CLKがハイであるため、第1の電圧生成回路3内のトランジスタQ1はオンし、ソース・ドレイン間は導通する。よって、電圧VC1は0Vである。一方、クロック信号CLKがロウであるため、第2の電圧生成回路4内のトランジスタQ2はオフである。よって、一定電流Iref2により容量C2は充電され、上記(2)式に従って電圧VC2は線形に増加する。
時刻t1で電圧VC2が閾値電圧Vthに達すると、第2の比較回路6の出力信号はハイからロウに変化する。これに同期して、フリップフロップ71は反転クロック信号/CLKをロウに設定する。さらに、インバータ72はクロック信号CLKをハイに設定する。
クロック信号CLKがハイに設定されると、第2の電圧生成回路4内のトランジスタQ2はオンし、ソース・ドレイン間は導通する。よって、電圧VC2は急激に減少し、やがて0Vになる。電圧VC2が閾値電圧Vthより低くなると第2の比較回路6の出力は再びハイに変化するが、フリップフロップ71が出力する反転クロック信号/CLKはロウのままである。よって、クロック信号CLKはハイのままである。
一方、時刻t1で反転クロック信号/CLKがロウになるため、第1の電圧生成回路3内のトランジスタQ1はオフする。よって、一定電流Iref1により容量C1は充電され、上記(1)式に従って電圧VC1は線形に増加する。
時刻t2で電圧VC1が閾値電圧Vthに達すると、第1の比較回路5の出力信号はハイからロウに変化する。これに同期して、フリップフロップ71は反転クロック信号/CLKをハイに設定する。さらに、インバータ72はクロック信号CLKをロウに設定する。
反転クロック信号/CLKがハイに設定されると、第1の電圧生成回路3内のトランジスタQ1はオンし、ソース・ドレイン間は導通する。よって、電圧VC1は急激に減少し、やがて0Vになる。電圧VC1が閾値電圧Vthより低くなると第1の比較回路5の出力は再びハイに変化するが、フリップフロップ71が出力する反転クロック信号/CLKはロウのままである。よって、クロック信号CLKはロウのままである。
以下、同様にして、クロック信号CLKは交互にロウまたはハイに設定される。閾値電圧Vthが一定である場合、クロック信号CLKがロウである期間T1(時刻t0〜t1)とハイである期間T2(時刻t1〜t2)は等しい。例えば、期間T1は上記(2)式において、電圧VC2が閾値電圧Vthに達するまでに要する時間であるため、以下の(3)式で表される。
T1=C2*Vth/Iref2 ・・・(3)
期間T1は1/2周期に相当するため、クロック信号CLKの周波数fは以下の(4)式で表される。
f=1/(2*T1)=Iref2/(2*C2*Vth) ・・・(4)
例えば、Iref2=1mA,C2=5pF,Vth=1Vとすると、クロック生成回路100は周波数f=100MHzのクロック信号CLKを生成できる。
ここで、閾値電圧Vthが一定値であると、クロック信号CLKの周波数も一定であるため、大きなクロックノイズが発生する可能性がある。そこで、本実施形態では、制御回路8により閾値電圧Vthを可変制御してクロック信号CLKの周波数を分散させ、クロックノイズの低減を図る。
図4は、閾値電圧Vthを可変制御した場合の、図2のクロック生成回路100の動作の一例を示すタイミング図である。以下、図3との相違点を中心に説明する。
時刻t10で、PRN生成回路81が生成する擬似乱数PRNがハイであるすると、第1および第2の比較回路5,6には高基準電圧Vth_Hが閾値電圧Vthとして入力される。この場合、時刻t11で電圧VC2が高基準電圧Vth_Hに達し、クロック信号CLKはロウからハイに変化する。クロック信号CLKがロウである期間(時刻t10〜t11)をT11とする。
時刻t11でクロック信号CLKの位相が変化したのに同期して、PRN生成回路81が生成する擬似乱数PRNがロウになったとする。すると、第1および第2の比較回路5,6には低基準電圧Vth_Lが閾値電圧Vthとして入力される。低基準電圧Vth_Lは高基準電圧Vth_Hより低いため、時刻t11から期間T11より短い期間T12が経過した時刻t12で電圧VC1が低基準電圧Vth_Lに達し、クロック信号CLKはハイからロウに変化する。
擬似乱数PRNがハイである場合のクロック信号CLKの1/2周期T11は、擬似乱数PRNがロウである場合のクロック信号CLKの1/2周期T12より長い。擬似乱数PRNがハイおよびロウである場合のクロック信号CLKの周波数f1,f2はそれぞれ以下の(5),(6)式で表される。
f1=1/(2*T11)=Iref2/(2*C2*Vth_H) ・・・(5)
f2=1/(2*T12)=Iref1/(2*C1*Vth_L) ・・・(6)
以上のようにして、擬似乱数PRNに応じてクロック信号CLKの周波数を切り替えることができる。例えば、上記の数値例において、Vth_H=1V,Vth_L=0.9Vとすると、周波数が100MHzおよび111MHzのいずれかに分散されたクロック信号CLKを生成できる。
このように、第1の実施形態では、制御回路8内にPRN生成回路81を設け、擬似乱数PRNに応じて第1および第2の比較回路5,6の閾値電圧Vthを2通りに切り替えるため、クロック信号CLKの周波数が2通りに分散され、クロックノイズを低減できる。クロックノイズが低減されると、例えばラジオ放送波に対する妨害を抑制できる。したがって、本実施形態のクロック生成回路100が車載モータのコントローラに用いられ、クロック生成回路100の近辺に車載ラジオ再生装置が設けられる場合でも、雑音が少ない状態でラジオ放送を再生できる。また、容量C1,C2の充放電によりクロック信号CLKを生成するため、小規模な回路でクロック信号を生成できる。
なお、制御回路8内に、それぞれ異なる電圧を生成する2以上の電圧源を設けるとともにPRN生成回路81により複数ビットの擬似乱数を生成して、第1および第2の比較回路5,6にそれぞれ供給する閾値電圧Vthを切り替えてもよい。クロック信号CLKの周波数をさらに分散させることができ、より一層クロックノイズを低減できる。
図5は、図2の変形例であるクロック生成回路101の制御回路8aおよび第1の比較回路5aの内部構成を示す図である。第2の比較回路の内部回路は第1の比較回路5aの内部構成と同様であり、他の回路は図2と同様であるため、省略している。
図5の制御回路8aはPRN生成回路81のみを有する。第1の比較回路5aは、電圧VC1と低基準電圧Vth_Lとを比較する第1の比較器52と、電圧VC1と高基準電圧Vth_Hとを比較する第2の比較器53と、選択回路54とを有する。選択回路54は、PRN生成回路81が生成する擬似乱数PRNに応じて第1または第2の比較器52,53の出力を選択し、クロック出力回路7に供給する。このように、制御回路8aを簡略化して、代わりに第1の比較回路5a内で電圧VC1と閾値電圧との比較を行ってもよい。
(第2の実施形態)
以下に説明する第2の実施形態は、D/Aコンバータを用いて簡易に閾値電圧Vthを複数通りに切り替えるものである。
図6は、第2の実施形態に係るクロック生成回路の制御回路8bの内部構成の一例を示す図である。他の回路は図2と同様であるため、省略している。制御回路8bは、PRN生成回路81と、D/Aコンバータ85とを有する。図6のPRN生成回路81が生成する擬似乱数PRNは複数ビットからなるデジタル信号である。D/Aコンバータ85は擬似乱数PRNをアナログ信号に変換し、閾値電圧Vthとして第1および第2の比較回路5,6に供給する。擬似乱数PRNが例えば2ビットの場合、D/Aコンバータ85は4通りの閾値電圧Vthを生成できる。そのため、クロック信号CLKの周波数は4通りに分散され、クロックノイズを低減できる。
なお、D/Aコンバータ85の出力電圧のフルレンジを使用するのではなく、閾値電圧Vthとして適切な範囲の出力電圧を使用してもよい。例えば、D/Aコンバータ85の入力信号が8ビットで、出力電圧は0V〜5Vである場合、256段階の出力電圧のうち1V近辺の4通りのアナログ電圧を出力するようにしてもよい。
以下、本実施形態で用いるPRN生成回路81およびD/Aコンバータ85の内部構成の一例を説明する。
図7は、PRN生成回路81の内部構成の一例を示す図である。図7のPRN生成回路81は、3つの遅延素子(D)86a〜86cと、XOR(排他的論理和)回路87とを有する。図7のPRN生成回路81は遅延素子86a〜86cとXOR回路87のみで擬似乱数PRNを生成できるため、回路規模を小さくできる。
以下では、遅延素子86a〜86cの出力信号をそれぞれ擬似乱数PRN[2],PRN[1],PRN[0]とし、XOR回路87の出力信号を擬似乱数PRN[3]とする。遅延素子86a〜86cはクロック信号CLKに同期して入力信号である擬似乱数PRN[3],PRN[2],PRN[1]をそれぞれ遅延させ、出力信号である擬似乱数PRN[2],PRN[1],PRN[0]を生成する。XOR回路87は擬似乱数PRN[0]と擬似乱数PRN[1]との排他的論理和を算出し、その結果である擬似乱数PRN[3]を遅延素子86aに供給する。そして、PRN生成回路81は、擬似乱数PRN[0],PRN[1]を2ビットの擬似乱数PRNとしてD/Aコンバータ85に供給する。
図8は、図7のPRN生成回路81の動作の一例を示す図である。例えばクロック信号CLKの立ち上がりおよび立ち下がりに同期して、同図の列方向に示すように擬似乱数PRN[i](i=0〜3)の値はそれぞれ変化する。なお、初期状態で、擬似乱数PRN[0],PRN[1],PRN[2]はそれぞれハイ、ロウ、ロウと仮定しており、擬似乱数PRN[3]はXOR回路87によりハイに設定される。
図8に示すように、7クロックを周期として擬似乱数PRN[i]が生成される。よって、PRN生成回路81が生成する2ビットの擬似乱数PRN、すなわち擬似乱数PRN[0]およびPRN[1]を連結した値は、“10”,“00”,“01”,“10”,“01”,“11”,“11”を周期的に繰り返す。
なお、擬似乱数PRN[2],PRN[3]を用いて4ビットの擬似乱数をD/Aコンバータに供給してもよい。これにより、さらに閾値電圧Vthを細かく可変制御できる。また、遅延素子の数は3つに限定されるものではなく、遅延素子の数を増やすことにより、周期をより長くしたり、擬似乱数のビット数を増やしたりすることができる。図7のPRN生成回路81を、例えばPRN[0]のみを1ビットの乱数として出力するPRN生成回路として、図2等で用いてもよい。
図9は、D/Aコンバータ85の内部構成の一例を示す図である。図9のD/Aコンバータ85は、デコーダ88と、直列接続される50個の抵抗R1〜R50と、スイッチSW0〜SW3とを有する。このD/Aコンバータ85は2ビットの擬似乱数PRNが入力され、出力端子から閾値電圧Vthを出力する。
デコーダ88には2ビットの擬似乱数PRNが入力され、4ビットの選択信号Sel[j](j=0〜3)を生成する。より具体的には、デコーダ88は、擬似乱数PRNに応じて、4ビットの選択信号Sel[j]のうちの1ビットのみをハイに設定する。例えば、PRN=“00”のときSel=“0001”、PRN=“01”のときSel=“0010”、PRN=“10”のときSel=“0100”、PRN=“11”のときSel=“1000”とする。
50個の抵抗R1〜50は例えば5Vの電源端子と接地端子との間に直列接続される。抵抗RkとRk+1(k=1〜49)との接続ノードの電圧は(0.1*k)Vである。そして、4つのスイッチSW0〜SW3は1.1V,1.0V,0.9V,0.8Vとなる各接続ノードと出力端子との間にそれぞれ設けられる。各スイッチSWjは選択信号Sel[j]がハイの場合にオンし、ロウの場合にオフする。
この構成により、D/Aコンバータ85は、2ビットの擬似乱数PRNに応じて、4値の閾値電圧Vthを生成できる。この閾値電圧Vthは第1および第2の比較回路5,6に供給される。そして、クロック出力回路7は閾値電圧Vthに応じた周波数のクロック信号CLKを生成する。
このように、第2の実施形態では、複数ビットの擬似乱数PRNを小規模な回路により生成し、第1の実施形態より多くの種類の閾値電圧Vthを生成する。そのため、さらにクロックノイズを低減できる。
(第3の実施形態)
第1および第2の実施形態は閾値電圧Vthを可変制御するものであった。これに対し、以下に説明する第3の実施形態は、第1および第2の電圧生成回路3,4内の容量を可変制御してクロックノイズの低減を図るものである。
図10は、本発明の第3の実施形態に係るクロック生成回路102の内部構成を示す図である。図10では、図2と共通する構成部分には同一の符号を付しており、以下では相違点を中心に説明する。
第1の電圧生成回路3aは、容量C1およびトランジスタQ1に加え、縦続接続される容量C1aおよびスイッチSW31を有する。容量C1aおよびスイッチSW31は電流源11と接地端子との間に接続される。また、制御回路8内のPRN生成回路81は1ビットの擬似乱数PRNを生成する。擬似乱数PRNがハイの場合、スイッチSW31はオンし、ロウの場合、スイッチSW31はオフする。第2の電圧生成回路4aの内部構成は第1の電圧生成回路3aの内部構成と同様である。なお、第1および第2の比較回路5b,6bには一定の閾値電圧Vthが供給される。
図11は、図10のクロック生成回路102の動作の一例を示すタイミング図である。
時刻t20でPRN生成回路81が生成する擬似乱数PRNはハイであるとする。この場合、第2の電圧生成回路4a内のスイッチSW41はオンするため、容量C2と容量C2aの並列接続が形成される。そのため、電流源21は容量C2,C2aの両方を充電する。これは、上記(2)式の容量C2が容量(C2+C2a)になるのと等価である。よって、電圧VC2は傾き(単位時間当たりの電圧変化)Iref2/(C2+C2a)で線形に増加する。そして、時刻t21で電圧VC2が閾値電圧Vthに達すると、クロック信号CLKの位相がロウからハイに変化すわる。クロック信号CLKがロウである期間をT21(時刻t20〜t21)であるとする。
時刻t21でクロック信号CLKの位相が変化するのに同期して、PRN生成回路81が生成する擬似乱数PRNがハイからロウに変化したとする。この場合、第1の電圧生成回路3a内のスイッチSW31はオフするため、電流源11は容量C1のみを充電する。よって、電圧VC1は(1)式に従って傾きIref1/C1で線形に増加する。
この傾きIref1/C1は期間T21における電圧VC2の傾きIref2/(C2+C2a)より大きい。そのため、期間T21より短い期間T22が経過した時刻t22で電圧VC1は閾値電圧Vthに達する。これにより、クロック信号CLKの位相がハイからロウに変化する。
擬似乱数PRNがハイである場合のクロック信号CLKの1/2周期T21は、擬似乱数PRNがロウである場合のクロック信号CLKの1/2周期T22より長い。擬似乱数PRNがハイおよびロウである場合のクロック信号CLKの周波数f21,f22はそれぞれ以下の(7),(8)式で表される。
f21=1/(2*T21)=Iref2/(2*(C2+C2a)*Vth) ・・・(7)
f22=1/(2*T22)=Iref1/(2*C1*Vth) ・・・(8)
以上ようにして、擬似乱数PRNに応じてクロック信号CLKの周波数を切り替えることができる。
このように、第3の実施形態では、PRN生成回路81が生成する擬似乱数PRNに応じて容量C1a,C2aを充電するか否かを切り替えるため、クロック信号CLKの周波数が2通りに分散され、クロックノイズを低減できる。
なお、第1および第2の電圧生成回路3a,4a内に、縦続接続される容量とスイッチとの組を2組以上設けるとともにPRN生成回路81により複数ビットの擬似乱数PRNを生成し、擬似乱数PRNに応じた数の容量を電流源11,21により充電してもよい。これにより、クロック信号CLKの周波数がさらに分散され、より一層クロックノイズを低減できる。
(第4の実施形態)
以下に説明する第4の実施形態は、第1および第2の電流生成回路1,2が生成する電流を可変制御してクロックノイズの低減を図るものである。
図12は、本発明の第4の実施形態に係るクロック生成回路103の内部構成を示す図である。図12では、図2と共通する構成部分には同一の符号を付しており、以下では相違点を中心に説明する。
第1の電流生成回路1aは、一定電流Iref1を生成する電流源11に加え、縦続接続される電流源11aおよびスイッチSW12を有する。電流源11aは一定電流Iref1aを生成する。また、制御回路8内のPRN生成回路81は1ビットの擬似乱数PRNを生成する。擬似乱数PRNがハイの場合、スイッチSW12はオンし、ロウの場合、スイッチSW12はオフする。第2の電流生成回路2aの内部構成は第1の電流生成回路1aの内部構成と同様である。なお、第1および第2の比較回路5b,6bには一定の閾値電圧Vthが供給される。
図13は、図12のクロック生成回路103の動作の一例を示すタイミング図である。
時刻t30でPRN生成回路81が生成する擬似乱数PRNはロウであるとする。この場合、第2の電流生成回路2a内のスイッチSW22はオフするため、一定電流Iref2のみが第2の電圧生成回路4に供給される。よって、電圧VC2は上記(2)式に従って傾きIref2/C2で線形に増加する。そして、時刻t31で電圧VC2が閾値電圧Vthに達すると、クロック信号CLKの位相がロウからハイに変化する。クロック信号CLKがロウである期間をT31(時刻t30〜t31)とする。
時刻t31でクロック信号CLKの位相が変化するのに同期して、PRN生成回路81が生成する擬似乱数PRNがロウからハイに変化したとする。この場合、第1の電流生成回路1a内のスイッチSW12はオンするため、一定電流Iref1と一定電流Iref1aとの和が第1の電圧生成回路3に供給される。これは、上記(1)式の一定電流Iref1が一定電流(Iref1+Iref1a)になるのと等価である。よって、電圧VC1は傾き(Iref1+Iref1a)/C1で線形に増加する。
この傾き(Iref1+Iref1a)/C1は期間T31における電圧VC2の傾きIref2/C2より大きいため、期間T31より短い期間T32が経過した時刻t32で電圧VC1は閾値電圧Vthに達する。これにより、クロック信号CLKの位相がハイからロウに変化する。
擬似乱数PRNがハイである場合のクロック信号CLKの1/2周期T32は、擬似乱数がロウである場合のクロック信号CLKの1/2周期T31より短い。擬似乱数PRNがハイおよびロウである場合のクロック信号CLKの周波数f31,f32はそれぞれ以下の(8),(9)式で表される。
f31=1/(2*T31)=Iref2/(2*C2*Vth) ・・・(8)
f32=1/(2*T32)=(Iref1+Iref1a)/(2*C1*Vth) ・・・(9)
以上のようにして、擬似乱数PRNに応じてクロック信号CLKの周波数を切り替えることができる。
このように、第4の実施形態では、PRN生成回路81が生成する擬似乱数PRNに応じて電流源11a,21aから一定電流Iref1a,Iref2aを第1および第2の電圧生成回路3,4にそれぞれ供給するか否かを切り替えるため、クロック信号CLKの周波数が2通りに分散され、クロックノイズを低減できる。
なお、第1および第2の電流生成回路1a,2a内に、縦続接続される電流源とスイッチとの組を2組以上設けるとともにPRN生成回路81により複数ビットの擬似乱数PRNを生成し、擬似乱数PRNに応じた数の電流源により生成される電流を第1および第2の電流として、第1および第2の電圧生成回路3,4にそれぞれ供給するようにしてもよい。これにより、クロック信号CLKの周波数がさらに分散され、より一層クロックノイズを低減できる。
なお、上述した各実施形態では、制御回路8は擬似乱数を生成する例を示したが、周期を持たない任意の乱数を生成してもよい。
また、図2等のクロック生成回路は一例に過ぎず、種々の変形が可能である。以下にいくつかの変形例を示す。
図14は、図2の変形例であるクロック生成回路104の内部構成を示す図である。同図は図2のクロック生成回路のトランジスタの導電型を逆にし、それに応じて電源端子と接地端子の接続位置を逆にした回路構成である。同図では、電流源11,21は容量C1,C2をそれぞれ放電する。その他の基本的な動作原理は同じである。もちろん、図10等のクロック生成回路において同様の変形をしてもよい。
図15は、図2の別の変形例であるクロック生成回路105の内部構成を示す図であり、図16は、図15のクロック生成回路105の動作の一例を示すタイミング図である。図15では、第1および第2の電流生成回路1c,2cは、それぞれ抵抗13,23を有する。この場合、第1および第2の電流生成回路1c,2cが生成する電流は一定でない。そのため、図16に示すように、電圧VC1,VC2は線形には増加しないが、やはり、電圧VC1,VC2が閾値電圧Vthに達して第1および第2の比較回路5,6の出力が変化するタイミングに同期して位相が変化するクロック信号CLKを生成できる。
その他、MOSトランジスタの少なくとも一部を、バイポーラトランジスタやBi−CMOS等の他の半導体素子を用いて構成してもよい。本発明に係るクロック生成回路は、回路全体を同一の半導体基板上に形成してもよいし、回路の一部を別の半導体基板上に形成してもよい。また、本発明に係るクロック生成回路は、プリント基板等にディスクリート部品を用いて実装してもよい。
図17は、図1の変形例であるクロック生成回路106の概略構成を示す図である。制御回路8は、第1の電流生成回路1が生成する電流、第2の電流生成回路2が生成する電流、第1の電圧生成回路3内の容量の大きさ、第2の電圧生成回路4内の容量の大きさ、第1の比較回路5の閾値電圧および第2の比較回路6の閾値電圧のうち、1つを可変制御してもよいし、2以上を可変制御してもよい。2以上を可変制御することにより、さらにクロック信号CLKの周波数を分散させることができ、クロックノイズを低減できる。
上記の記載に基づいて、当業者であれば、本発明の追加の効果や種々の変形を想到できるかもしれないが、本発明の態様は、上述した個々の実施形態には限定されるものではない。特許請求の範囲に規定された内容およびその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更および部分的削除が可能である。
1 第1の電流生成回路
2 第2の電流生成回路
3 第1の電圧生成回路
4 第2の電圧生成回路
5 第1の比較回路
6 第2の比較回路
7 クロック出力回路
8,8a,8b 制御回路
11,11a,21,21a 電流源
81 PRN生成回路
82,83 電圧源
84 選択回路
85 D/Aコンバータ
100〜106 クロック生成回路

Claims (6)

  1. 第1の電流を生成する第1の電流生成回路と、
    前記第1の電流により充電または放電される第1の容量を有し、クロック信号が第1の
    値である場合は前記第1の容量を充電して時間の経過とともに増加する第1の電圧を第1
    のノードに生成する第1の電圧生成回路と、
    前記第1の電圧と第1の閾値電圧とを比較して、第1の比較結果を生成する第1の比較回路
    と、
    第2の電流を生成する第2の電流生成回路と、
    前記第2の電流により充電または放電される第2の容量を有し、前記クロック信号が前
    記第1の値と異なる第2の値である場合は前記第2の容量を充電して時間の経過とともに
    増加する第2の電圧を前記第1のノードとは異なる第2のノードに生成する第2の電圧生
    成回路と、
    前記第2の電圧と第2の閾値電圧とを比較して、第2の比較結果を生成する第2の比較
    回路と、
    前記第1および第2の比較結果が変化するタイミングに同期して位相が変化する前記ク
    ロック信号を生成するクロック出力回路と、
    前記クロック信号に同期して乱数を生成し、この乱数に応じて、前記第1の閾値電圧
    よび前記第2の閾値電圧を可変制御する制御回路と、を備えることを特徴とするクロック
    生成回路。
  2. 第1の電流を生成する第1の電流生成回路と、
    前記第1の電流により充電または放電される第1の容量を有し、クロック信号が第1の
    値である場合は前記第1の容量を充電して時間の経過とともに増加する第1の電圧を第1
    のノードに生成する第1の電圧生成回路と、
    前記第1の電圧と第1の閾値電圧とを比較して、第1の比較結果を生成する第1の比較回路
    と、
    第2の電流を生成する第2の電流生成回路と、
    前記第2の電流により充電または放電される第2の容量を有し、前記クロック信号が前
    記第1の値と異なる第2の値である場合は前記第2の容量を充電して時間の経過とともに
    増加する第2の電圧を前記第1のノードとは異なる第2のノードに生成する第2の電圧生
    成回路と、
    前記第2の電圧と第2の閾値電圧とを比較して、第2の比較結果を生成する第2の比較
    回路と、
    前記第1および第2の比較結果が変化するタイミングに同期して位相が変化する前記ク
    ロック信号を生成するクロック出力回路と、
    前記クロック信号に同期して乱数を生成し、この乱数に応じて、前記第1の容量の大き
    さおよび前記第2の容量の大きさを可変制御する制御回路と、を備えることを特徴とする
    クロック生成回路。
  3. 前記制御回路は、
    前記乱数を生成する乱数生成回路と、
    第1の基準電圧を生成する第1の電圧源と、
    前記第1の基準電圧とは異なる第2の基準電圧を生成する第2の電圧源と、
    前記乱数に応じて前記第1または第2の基準電圧を選択し、選択した基準電圧を前記第
    1の閾値電圧および第2の閾値電圧の少なくとも1つに設定する選択回路と、を有するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のクロック生成回路。
  4. 前記制御回路は、
    複数ビットからなるデジタル信号である前記乱数を生成する乱数生成回路と、
    前記デジタル信号を対応するアナログ電圧に変換し、このアナログ電圧を前記第1の閾
    値電圧および前記第2の閾値電圧の少なくとも1つに設定するD/Aコンバータと、を有
    することを特徴とする請求項1に記載のクロック生成回路。
  5. 前記第1および第2の電圧生成回路のうち少なくとも1つは、複数の容量を有し、前記
    乱数に応じた数の容量を充電することを特徴とする請求項2に記載のクロック生成回路。
  6. 前記第1の電圧生成回路は、前記クロック信号が前記第2の値である場合は前記第1の
    容量を放電して、時間の経過とともに減少する前記第1の電圧を生成し、
    前記第2の電圧生成回路は、前記クロック信号が前記第1の値である場合は前記第2の
    容量を放電して、時間の経過とともに減少する前記第2の電圧を生成することを特徴とす
    る請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のクロック生成回路。
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