JP5584311B2 - 調節可能な安全ステアリングコラム - Google Patents

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Description

発明の詳細な説明
本発明は、請求項1の前文に記載の調節可能な安全ステアリングコラム、および、そのために設けられた、さらなる独立請求項の前文に記載の、該ステアリングコラムを調節するためのクランプ装置に関する。特に本発明は、ステアリングコラムの位置を少なくとも軸方向において容易に調節可能であると共に衝突機能を提供する、安全ステアリングコラムおよびクランプ装置に関する。
従来技術からは、ステアリングコラムの位置を調節するために、通常、少なくとも1つのクランプ装置が設けられた安全ステアリングコラムが知られている。
DE第 10 2008 036 548号には、ステアリングコラムの長さおよび傾斜を、それぞれ、そのためのクランプ装置によって調節することが可能なステアリングコラムが記載されている。各クランプ装置は、好ましくはねじりバネまたは螺旋バネの形をした弾性素子を有している。この弾性素子は、力を印加することによって拡張させることが可能であるが、標準状態においては圧縮されており、これによって、ねじりバネで導かれた部材に締め付け力を加えるようになっている。例えば、長さを調節および固定するために設けられたクランプ装置は、ねじりバネを有している。ねじりバネは、ステアリングシャフト用の受容管またはケーシング管に作用し、ケーシング管を所望の位置で締め付けるものである。ねじりバネが拡張することによって、ケーシング管の締め付けは解除され、ケーシング管およびその中に搭載されたステアリングシャフトの位置、従ってステアリングコラムの長さは、容易に調節可能である。ねじりバネの拡張は、電動駆動される機構によって行われることが可能である。ここで電気モータは、各ねじりバネを拡張させる時にアクティブにさせるだけでよい。すなわち、締め付ける場合には、モータをアクティブまたは導通させる必要はない。このようなクランプ装置が、傾斜を調節するためにも設けられている。このため、この文献に提案される2つのねじりバネまたは螺旋バネ(レッグスプリングともよばれる)を備える構成によって、既に、操作が迅速かつ容易なステアリングコラムを調節するための機構を実現可能である。追突事故の場合、およびこれに起因してケーシング管またはステアリングシャフトが移動した場合に、少なくとも、長さを固定するために設けられたクランプ装置が緩み、その結果、ケーシング管またはステアリングシャフトが受容固定部の中に深く滑動してしまうことがあるため、衝突機能も既に設けられている。車両が激突した時に、規定の、従って安全な滑動動作を可能にする衝突機能を有する調節可能なステアリングコラムが、望まれている。
公開特許公報DE第 1 605 885 号には、ねじりバネおよびコイルバネが設けられた安全ステアリングコラムが記載されている。ねじりバネおよびコイルバネは、ステアリングシャフト用のステアリングカバー管またはケーシング管を摩擦によって包囲しており、激突時には、摩擦によりステアリングカバー管またはケーシング管の移動を制動する。通常走行時において、このねじりバネを、手動にて操作可能な機構により拡張させることによって、ステアリングコラムの長さを調節することが可能である。この構成によれば、ロック機能だけでなく衝突機能も、基本的にはねじりバネの締め付け力によって決定される。ここで、ロック機能には、静止摩擦が考慮され、衝突機能には、静止摩擦が解消された後に生じる滑り摩擦が考慮される。この滑り摩擦が著しく少なくなり、十分な制動作用(激突減衰)がもたらされない場合がある。これは、特に現在の車両では、重大な問題である。なぜなら、現在の車両は、大抵、エアバッグを備えているからである。エアバッグは、ハンドル内に設けられており、激突時にアクティブになる。
従って、本発明の課題は、冒頭部分に記載の解決方法の欠点を克服する、調節可能な安全ステアリングコラムを提案することにある。特に、その調節可能性に影響を与えず、規定可能かつ安全な衝突機能を備える調節可能な安全ステアリングコラムを提案する必要がある。
この課題は、請求項1の特徴を有する調節可能な安全ステアリングコラム、および、そのために設けられた、さらなる独立請求項の特徴を有するクランプ装置によって、解決される。
従って、少なくとも1つのクランプ装置を備える調節可能な安全ステアリングコラムが提案される。該少なくとも1つのクランプ装置は、調節可能なステアリングコラムの長さを固定するために、ねじりバネを備えている。ねじりバネは、クランプ装置の中に導入されたステアリングシャフト用ケーシング管を、ねじりバネの解放によって調節することが可能な位置で締め付けるものであり、ねじりバネの端部の少なくとも近傍に、少なくとも1つのストッパー素子が配置されており、ケーシング管の、導入方向への、または受容固定部までの軸方向の移動が生じた時には、ねじりバネは該ストッパー素子にぶつかり、これによって、ねじりバネのコイルは、制限可能な傾斜位置をとる。
これに応じて、このようなステアリングコラムの長さまたは傾斜を固定するためのクランプ装置が提案される。このクランプ装置は、ケーシング管またはステアリングカバー管を、ねじりバネの解放によって調節することが可能な位置で締め付けるねじりバネを備えており、ねじりバネの端部の少なくとも近傍に、少なくとも1つのストッパー素子が配置されており、激突時には、ねじりバネは該ストッパー素子にぶつかり、これによって、ねじりバネのコイルは、制限可能な傾斜位置をとる。
従って、調節機能または締め付け機能、および効果的な衝突安全機能を、少数の部材により実現することが可能な、調節可能な安全ステアリングコラムが実現される。激突時のねじりバネの偏向を制限可能にすることによって、制限されたコイルの傾斜に基づく規定された制動作用が生じ、安全かつ予測可能な衝突機能が提供される。
好ましくは、ねじりバネの一端部に、第1のストッパー素子が配置されており、ねじりバネの他方の端部には、第2のストッパー素子が配置されている。ここで、ケーシング管の移動が生じるとすぐに、これらの端部は、それぞれ、上記各ストッパー素子にぶつかる。これによって、標準状態であっても、具体的には衝突時において移動が生じるとすぐに、ねじりバネが傾斜することが実現される。このため、標準位置にあるねじりバネの締め付け力によって実質的に決定される静止摩擦は、容易に解消される。第2のストッパー素子は、第1のストッパー素子に対して円周方向にオフセットされて配置されていてもよい。このオフセットは、必ずしも強制的であるわけではないが、コイルの傾斜をさらに容易にするものである。全体として、標準位置にあるねじりバネの締め付け力によって実質的に決定される静止摩擦は、容易に解消され、コイルの制限可能な傾斜または偏向によって実質的に決定される滑り摩擦が生じる。
好ましくは、ねじりバネの両端部のうちの1つの端部から予め設定可能な間隔を置いて、(第3の)ストッパー素子またはリミットストッパー素子が配置されている。ねじりバネの当該端部は、ステアリングシャフトの移動が上記予め設定可能な間隔に達した、または、超えた時に、このストッパー素子またはリミットストッパー素子にぶつかる。これによって、コイルの偏向は、最大限許容可能な程度にしか達しないことが実現される。こうすることによって、摩擦係数を、この間隔および該間隔によって調節可能な最大偏向によって決定されるレベルに、正確に調節可能である。摩擦係数(狭い意味で言うと、すなわち一対の材料の摩擦係数)は変化しないが、摩擦力のレベルは変化する。摩擦力のレベルは、本発明に従って調節可能である。上記間隔は、0mm〜20mmの範囲であることが好ましい。この(第3の)ストッパー素子を、間隔を置いて位置決めすることによって、ねじりバネの最大限可能な傾斜を低減し、これによって、動き始める力(静止摩擦を解消すること)および移動する力(滑り摩擦)を調節することが可能である。上記間隔、従って許容される傾斜が大きいほど、調節される締め付け力は小さくなる。
ねじりバネの両端部のうちの1つの端部の近傍には、選択的または追加的に、円周方向にのびた長いストッパー素子が配置されていてもよい。この長いストッパー素子は、横方向に対して調節可能な傾斜角で配置されており、移動が生じた時には、ねじりバネの当該端部は、傾斜角によって設定された傾斜で、長いストッパー素子に当接する。これによって、ねじりバネの一端部のための、斜めになった当接面が形成される。こうすることによって、極めて正確に、規定の最大偏向を設定可能である。これに関して、傾斜角は、0度〜10度であることが有利である。さらに、この長いストッパー素子は、予め設定可能な角度に合わせて円周方向に延びて構成されていることが好ましい。この角度は、実質的には、衝突時にねじりバネの端部が当接する長さまたは面積によって決定され、45度〜120度であることが好ましいが、0度〜360度であってもよい。
調節可能な安全ステアリングコラムが、このようなクランプ装置を2つまたはそれ以上備えていることも可能である。この場合、第1のクランプ装置は、調節可能なステアリングコラムの長さを固定するように機能し、第2のクランプ装置は、調節可能なステアリングコラムの長さまたは傾斜を固定するように機能する。各クランプ装置は、1つのねじりバネを備えている。ねじりバネの端部の少なくとも近傍には、少なくとも1つのストッパー素子が配置されており、車両が激突した時には、ねじりバネは、この少なくとも1つのストッパー素子にぶつかり、これによって、ねじりバネのコイルは、制限可能な傾斜位置をとる。このため、例えば、縦方向に作用する、多重または多段の衝突機能を実現することが可能である。あるいは、縦方向および傾斜方向に作用する多重の衝突機能を実現することも可能である。
さらに、ステアリングコラム、または、ねじりバネで荷重を加えられた部材は、例えば縦スロットの形をした1つの開口部を有していてもよい。この開口部によって、材料の、規定の弱化がもたらされ、従って、優勢的な締め付け力の調節を可能にする。
本発明の上述した形態および更なる有利な形態は、従属請求項に記載されている。
以下に、実施形態および添付の図面を参照しながら、本発明を詳細に説明する。図面は、次の概略的な説明を示すものである。
図1は、本発明にかかる安全ステアリングコラムの全体的な構成を示す側面図である。
図2は、本発明にかかる、ねじりバネによって実現された、安全機能を有するクランプ装置をより詳細に示す図である。
図3は、衝突時に生じるねじりバネの規定の偏向を、ねじりバネを参照して示す図である。
図4は、ねじりバネに当接した、またはねじりバネの近傍に配置された、典型的なストッパー素子の構成を示す図である。
図5は、複数のねじりバネおよび複数のストッパー素子の配置を示す図である。ここで、1つのストッパー素子は、円周方向にのびる素子として構成されている。
図6は、ステアリングコラムに縦スロットが設けられた、一変形例を示す図である。
図7は、クランプ装置の機能原理を示す、モーメント図a)およびb)を示す図である。
図1は、安全ステアリングコラム10の全体的な構成を示す側面図である。安全ステアリングコラム10の長さおよび傾斜は、以下に詳細に説明するクランプ装置100および100’によって調節可能であり、該クランプ装置の少なくとも1つは、衝突安全機能を実現している。
図示された安全ステアリングコラム10は、操作ハンドル200またはハンドルを有している。操作ハンドル200は、クランプ装置100の中に突入したステアリングシャフト用のステアリングコラムまたはケーシング管110に取り付けられている。ステアリングコラム10と、該ステアリングコラムに取り付けられたクランプ装置100および100’とは、レバー機構150を介して車体に接続されている。ここで、レバー機構150は、クランプ装置100’と協働して、ステアリングコラム110の傾斜角の調節を可能にする。他方のクランプ装置100は、ケーシング管110、従ってステアリングコラムを、縦方向または軸方向に調節可能である。両クランプ装置、あるいは少なくともクランプ装置100には、以下に詳細に説明する衝突安全機能も、実現されている。
図2は、クランプ装置100および100’を備えるステアリングコラムの一部の構成を詳細に示す図である。以下では、特に、クランプ装置100を参照して説明する。クランプ装置100の中には、ケーシング管110が、その中に搭載されたステアリングシャフトと共に挿入されている。クランプ装置100は、ステアリングコラムの長さをロックする(長さLの調節)ように構成されている。他方のクランプ装置100’は、レバー機構150を介して、ステアリングコラムの傾斜をロックすること(傾斜角Nの調節)を実現する。
両クランプ装置は、それぞれ、ねじりバネ130または130’を有している。第1のねじりバネ130は、ステアリングコラムまたはケーシング管110を締め付けて、長さを設定するように作用し、第2のねじりバネ130’は、受容管110’を締め付けるように作用し、レバー機構150とピボット連結していることによって、ステアリングコラムを傾斜方向においてロックする。本発明によれば、各ねじりバネ130および130’は、少なくともその端部に、少なくとも1つのストッパー素子(ここでは、一例として、ストッパー素子140によって示される)が設けられている。ストッパー素子の機能は、標準状態において、各ねじりバネが、確実に、軸方向の所定の最適な定位置に設置されるように、各ねじりバネを導くことが可能なことである。上述の標準状態において、すなわち、ステアリングコラムが調節されている時には、両方のバネは、そのそれぞれの定位置で締め付けられる。ねじりバネまたは螺旋バネ130によって、ケーシング管110の締め付けが実現され、従って、縦方向におけるロックが実現される。別のねじりバネまたは螺旋バネ130’と受容管110’との間にも同様に、傾斜方向におけるロックを実現する締め付け作用が生じる。すなわち、標準状態では、両方のねじりバネが、そのそれぞれの位置において、ロックして締め付ける力をかけていることを意味している。
ステアリングコラムを調節するためには、各ねじりバネを開くだけでよい。ここで、各ねじりバネを開くことは、好ましくは、電動駆動によって行われてもよい。この場合、ねじりバネの端部に、各コイルの直径を増大させ、各ねじりバネを拡張させるように作用する力が加えられる。このことによって、優勢的な締め付け力が解除され、ステアリングコラム10の、長さLおよび傾斜Nを調節可能である。最適な調節位置が見つかれば、電動駆動を非アクティブにする。これによって、ねじりバネは再び収縮して、その位置において、締め付けを行う。
本発明は、衝突時に、ステアリングコラムおよび特にケーシング管またはステアリングシャフトに、著しく大きな軸方向の力がかかり、ステアリングコラムの、内側に向かった移動Vまたは短縮が導かれるという認識に基づいている。ねじりバネ130において優勢的な締め付け力(静止摩擦)を上回る衝突力が生じるとすぐに、ステアリングシャフトと連結されているケーシング管110が、クランプ装置100に対して滑動し、受容固定部120または受容管110’の中に入り込む。これによって、ステアリングコラムは、所望のように緩み、安全特性が示される。
しかしながら、検討と実験の結果、通常、ロックするためにはかなり大きな締め付け力が必要であり、これは、ステアリングコラムの規定された緩やかで均一な滑動を阻害することになることが認識された。
本発明は、衝突時において、ねじりバネ130の偏向を調節および規定することによって、ステアリングシャフト110、または、クランプ装置に直接作用するステアリングコラムの他の部材を均一に滑動させることを実現可能にし、これによって、特に激しく揺動する作用や他の阻害作用を生じさせないという認識に基づいている。ここで本発明は、調整された偏向を実現するために、少なくとも1つのストッパー素子(図2の140を参照)を設けることを提案する。衝突時に、ねじりバネ130は、この少なくとも1つのストッパー素子に規定のようにぶち当たることによって偏向する。さらなるストッパー素子が設けられていることが好ましい。これらのさらなるストッパー素子は、衝突時に、偏向の種類および範囲(偏向の開始位置から規定の傾斜角まで)に影響し、これによって最終的に通常の締め付け力よりも弱い滑動力を生成する。
激突時にステアリングコラムが緩み、わずかな力でクランプ装置の中に押し込まれるので、衝突時に、車両内の乗員は、エアバッグが起動した場合であっても、ハンドル(図1の操作ハンドル200を参照)の上で可能な限り柔らかに受け止められる。このため、特にステアリングコラムが緩まなかったり、または激しく揺動したり、車両の内部に突入することを回避することが可能である。本発明によれば、低コストにて、ロックおよび安全機能が実現される。
図3は、ねじりバネ130をさらに詳細に示す図である。ねじりバネ130の端部の近傍には、複数のストッパー素子141、142、および143が、次のように配置されている。
第1のストッパー素子141が、ねじりバネ130の受容管側(ここでは、右側)の端部に配置され、ねじりバネ130の他方の端部には、第2のストッパー素子142が配置されている。第2のストッパー素子142は、第1のストッパー素子141に対して、ねじりバネ130の円周方向にオフセットされて配置されている。第1のストッパー素子141と第2のストッパー素子142とのオフセットは、数度の角度であってよいが、約180度であることが好ましい。従って、衝突時には、両方のストッパー素子141および142が、それぞれの接触位置において、ねじりバネ130を内側に移動させる、すなわち、圧縮させることになる。この際、これらのストッパー素子がオフセットされて配置されているため、ねじりバネの偏向またはコイルの傾斜が生じる。
図7aおよび図7bに図示されているように、標準状態、すなわち通常の操作時にかかる力の下では、螺旋バネの端面(図3および図4を参照)は、互いに逆の側に配置されたストッパー141または142に当接している。ストッパー間の軸方向の間隔によって、ねじりバネは、ある程度傾斜することが可能であり、従って、ある程度予荷重が形成される(図7aを参照)。衝突時、すなわち、方向Vに衝突力が発生した時には、この傾斜が増大し、これによって、ねじりバネは、ストッパー142から離れ、最終的にストッパー143に接触すると共に、規定の傾斜および規定の締め付け力のレベルを有したまま、ケーシング管110(または図2の受容管120)に対して移動され得る。
偏向が調整されて行われることによって既に、締め付け力が低減され、これによって、ステアリングシャフト110が直ちに方向Vに滑動することが可能になる。
この滑動作用を正確に設定するために、第3のストッパー素子143が設けられている。第3のストッパー素子143は、まず標準状態においてねじりバネ130から間隔dXだけ離れて配置されている。この間隔dXは、例えば、0mm〜20mmであってもよい。衝突時のねじりバネ130の偏向が調節されることによって、間隔dXを超える移動Vの際には、第3のストッパー素子143も、ねじりバネ130の一側面に接触し、その後、リミットストップとして機能するようになっている。このリミットストップ143によって、ねじりバネ130の偏向は、規定の傾斜角に制限または調節される。傾斜角は、間隔dXによって実質的に決定される。このように正確に調節された傾斜角によっても、極めて正確に、所望の摩擦作用または滑動作用を調節することが可能である。このため、最適な衝突安全機能の実現が可能になる。
図4は、上述のストッパー素子141、142、および143を備えるねじりバネ130を示すさらなる図である。図4に示されるように、まず、標準状態では、ストッパー素子141および142だけが、ねじりバネと接触している。しかし衝突時には、ねじりバネ130は、リミットストップ143とも接触する。この際、ストッパー素子142はもう、ねじりバネとは接触しておらず、従って、ねじりバネ130の偏向は、規定のように制限される。
図5は、さらなる一実施形態を示す図である。この実施形態では、ストッパー素子、すなわちここではストッパー素子142が、円周方向に延びる長いストッパー素子として実施されている。このストッパー素子142の延長部または拡張部は、円周角αによって規定され、該円周角αは、例えば約90°である。すなわち、ストッパーの角度αの大きさは、ストッパー素子142の有効長さを決定し、従って、生じる締め付け力を決定する。αが大きいほど、締め付け力は小さい。従って、ストッパー素子142の構成によって、締め付け力を所望の大きさに調節することが可能である。さらに、長いストッパー素子142は、取り付け角βで取り付けられることが可能である。取り付け角βは、最終的に、ねじりバネ130の偏向の所望の傾斜角を規定するものである。
図6は、さらなる一実施形態を示す図である。この実施形態では、ステアリングコラム110に、縦スロット111の形の開口部が設けられている。別の開口部、例えば、孔、孔パターン等も想定可能である。開口部(ここでは縦スロット)は、ケーシング管の規定の弱体化を導き、従って、ねじりバネ130の領域における締め付け力を低減する。締め付け力は、スロット111’の寸法によっても調節可能である。
既に説明した部分図である図7aおよび図7bは、クランプ装置の機能原理を示すモーメント図である。通常の荷重では、実質的にストッパー141および142によって制限される、ねじりバネのわずかな偏向または予荷重が生じ得る。衝突時には、すなわち、超過荷重時には、この偏向または傾斜は著しく増大し、リミットストップ143によって制限される。
本発明によれば、衝突時に、ステアリングコラムのバックリングが発生した際に、これによって生じるねじりバネの相対移動が、少なくとも1つのストッパー素子によって規定のように制限され、その結果、ねじりバネまたはそのコイルが、わずかに斜めまたは偏向した位置をとる。こうすることによって、ねじりバネとステアリングコラムとの間の優勢的な締め付け力は、規定のように低減されるので、制御しながらステアリングコラムをねじりバネに対して滑動させることが可能になり、生じた衝突エネルギーを、規定のように分解することが可能になる。従って、単一の部材によって、すなわち単一のねじりバネによって、ステアリングコラムをロックするための締め付けを可能にすると共に、効果的な衝突安全機能を実現する。
両方の機能、すなわち、ステアリングコラムをロックすること、および、衝突の力を分解することが、同一の部材、すなわち、ねじりバネによって実現される。従って、本発明にかかる解決方法は、従来技術において公知の解決方法よりも、少ない数の部材しか必要とせず、わずかな取り付け空間しか必要としない。好ましくは、ステアリングコラムの長さ調節のために設けられたねじりバネが移動することを、少なくとも1つのストッパー素子によって制限して、衝突時に、ねじりバネの規定された偏向を生じさせることによって、衝突の力を制御しながら分解することを実現可能である。
ステアリングコラムに、複数のねじりバネが設けられていてもよい。これらの複数のねじりバネは、それぞれ、衝突時に、少なくとも1つのストッパー素子にぶつかり、これによって、規定の偏向が生じる。少なくとも1つのストッパー素子は、通常の動作状態においても、すなわち、ステアリングコラムの通常の調節時にも、ねじりバネを導くように機能する。
ストッパー素子として、例えばボルトまたはピンが設けられていてもよい。このストッパー素子は、好ましくは規定の角度に配置されて、部分的に円周方向に延びた素子の形で設けられていてもよい。この規定の角度が、最大許容偏向角度または傾斜角を決定する。
本発明にかかる安全ステアリングコラムの全体的な構成を示す側面図である。 本発明にかかる、ねじりバネによって実現された、安全機能を有するクランプ装置をより詳細に示す図である。 衝突時に生じるねじりバネの規定の偏向を、ねじりバネを参照して示す図である。 ねじりバネに当接した、またはねじりバネの近傍に配置された、典型的なストッパー素子の構成を示す図である。 複数のねじりバネおよび複数のストッパー素子の配置を示す図である。ここで、1つのストッパー素子は、円周方向にのびる素子として構成されている。 ステアリングコラムに縦スロットが設けられた、一変形例を示す図である。 クランプ装置の機能原理を示す、モーメント図a)およびb)を示す図である。

Claims (13)

  1. 少なくとも1つのクランプ装置(100)を備える調節可能な自動車用の安全ステアリングコラム(10)であって、
    上記少なくとも1つのクランプ装置(100)は、上記調節可能な自動車用の安全ステアリングコラム(10)の長さを固定するために、ねじりバネ(130)を備えており、上記ねじりバネ(130)は、上記クランプ装置(100)の中に導入されたステアリングシャフト用のケーシング管(110)を、ねじりバネ(130)の解放によって調節することが可能な位置で締め付けるものであり、
    上記ねじりバネ(130)の一方の端部に、第1のストッパー素子(141)が配置されており、上記ねじりバネ(130)の他方の端部に、第2のストッパー素子(142)が配置されており、上記ねじりバネ(130)の両端部のうちの1つの端部から予め設定可能な間隔(dX)を置いて、第3のストッパー素子(143)が配置されており、
    上記ステアリングシャフト用のケーシング管(110)の、導入方向への軸方向の移動(V)が生じるとすぐに、上記ねじりバネ(130)の一方の端部は上記第1のストッパー素子(141)にぶつかり、上記ねじりバネ(130)の他方の端部は上記第2のストッパー素子(142)にぶつかることによって、上記ねじりバネ(130)のコイルが規定の傾斜角を有し、
    上記ケーシング管(110)の移動(V)が上記予め設定可能な間隔(dX)に達した、または、超えた時には、上記第3のストッパー素子(143)から上記予め設定可能な間隔(dX)を置いて配置されている上記ねじりバネ(130)の端部は、上記第3のストッパー素子(143)に対してぶつかることによって、上記ねじりバネ(130)のコイルの傾斜角の増大が制限されることを特徴とする、調節可能な自動車用の安全ステアリングコラム(10)。
  2. 上記第2のストッパー素子(142)は、上記第1のストッパー素子(141)に対して円周方向にオフセットされて配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の調節可能な自動車用の安全ステアリングコラム(10)。
  3. 上記間隔(dX)は、0mm〜20mmであることを特徴とする、請求項1に記載の調節可能な自動車用の安全ステアリングコラム(10)。
  4. 上記間隔(dX)は、上記ねじりバネ(130)の少なくとも1つのバネパラメータである、コイルの巻数、ワイヤ直径、材料、および/または、内径に依存していることを特徴とする、請求項1または3に記載の調節可能な自動車用の安全ステアリングコラム(10)。
  5. 上記第1のストッパー素子および上記第2のストッパー素子の何れかは、円周方向に延びた長いストッパー素子(142 )であり、
    上記長いストッパー素子(142 )は、横方向に対して調節可能な傾斜角(β)で配置されていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の調節可能な自動車用の安全ステアリングコラム(10)。
  6. 上記長いストッパー素子(142 )の上記横方向に対して調節可能な傾斜角(β)は、0度〜10度であることを特徴とする、請求項5に記載の調節可能な自動車用の安全ステアリングコラム(10)。
  7. 上記長いストッパー素子(142 )は、予め設定可能な角度(α)に合わせて円周方向に延びていることを特徴とする、請求項5または6に記載の調節可能な自動車用の安全ステアリングコラム(10)。
  8. 上記ねじりバネ(130)は、上記ケーシング管(110)の移動(V)が生じた時に、上記傾斜角(β)および/または上記長いストッパー素子(142 )を上記円周方向に延ばすための予め設定可能な角度(α)に応じて傾斜することを特徴とする、請求項5〜7のいずれか1項に記載の調節可能な自動車用の安全ステアリングコラム(10)。
  9. 上記第1のストッパー素子(141)および第2のストッパー素子(142)は、上記ねじりバネ(130)の位置を固定するように機能し、上記第3のストッパー素子(143)は、その離間された配置位置によって、上記ケーシング管(110)の移動(V)および上記ねじりバネ(130)のコイルの傾斜が生じた際に生成される締め付け力を決定することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の調節可能な自動車用の安全ステアリングコラム(10)。
  10. 上記長いストッパー素子(142 )は、その位置および/または形状によって、上記ケーシング管(110)の移動(V)および上記ねじりバネ(130)のコイルの傾斜が生じた際に生成される締め付け力を決定することを特徴とする、請求項5〜8のいずれか1項に記載の調節可能な自動車用の安全ステアリングコラム(10)。
  11. 上記調節可能な自動車用の安全ステアリングコラム(10)は、上記調節可能な自動車用の安全ステアリングコラム(10)の、長さを固定するための第1のクランプ装置(100)と、長さまたは傾斜を固定するための第2のクランプ装置(100’)とを備え、
    上記第1のクランプ装置(100)は、請求項1〜10の何れか1項に記載の調節可能な安全ステアリングコラム(10)に備えられたクランプ装置(100)であり、
    上記第2のクランプ装置(100’)は、1つのねじりバネ(130’)を備え、上記ねじりバネ(130’)は、上記第2のクランプ装置(100’)の中に導入されたステアリングシャフト用のケーシング管(110’)を、上記ねじりバネ(130’)の解放によって調節することが可能な位置に、締め付けるものであり、
    上記ねじりバネ(130’)の一方の端部に、第1のストッパー素子(141)が配置されており、上記ねじりバネ(130’)の他方の端部に、第2のストッパー素子(142)が配置されており、上記ねじりバネ(130’)の両端部のうちの1つの端部から予め設定可能な間隔(dX)を置いて、第3のストッパー素子(143)が配置されており、
    上記ステアリングシャフト用のケーシング管(110’)の、導入方向への軸方向の移動(V)が生じるとすぐに、上記ねじりバネ(130’)の一方の端部は上記第1のストッパー素子(141)にぶつかり、上記ねじりバネ(130’)の他方の端部は上記第2のストッパー素子(142)にぶつかりることによって、上記ねじりバネ(130’)のコイルが規定の傾斜角を有し、
    上記ケーシング管(110’)の移動(V)が上記予め設定可能な間隔(dX)に達した、または、超えた時には、上記第3のストッパー素子(143)から上記予め設定可能な間隔(dX)を置いて配置されている上記ねじりバネ(130’)の端部は、上記第3のストッパー素子(143)に対してぶつかることによって、上記ねじりバネ(130’)のコイルの傾斜角の増大が制限されることを特徴とする、調節可能な自動車用の安全ステアリングコラム(10)。
  12. 上記クランプ装置(100,100’)の中に導入された上記ステアリングシャフト(110 )は、縦方向および/または半径方向の、少なくとも1つの開口部として、縦スロット(111’)または孔パターンを有していることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか1項に記載の調節可能な自動車用の安全ステアリングコラム(10)。
  13. 調節可能な自動車用の安全ステアリングコラム(10)のためのクランプ装置(100,100’)であって、
    上記クランプ装置は、上記調節可能な自動車用のステアリングコラム(10)の長さまたは傾斜を固定するために、ねじりバネ(130)を備え、上記ねじりバネ(130)は、上記クランプ装置(100)の中に導入されたステアリングシャフト用のケーシング管(110)を、ねじりバネ(130)の解放によって調節することが可能な位置に、締め付けるものであり、
    上記ねじりバネ(130)の一方の端部に、第1のストッパー素子(141)が配置されており、上記ねじりバネ(130)の他方の端部に、第2のストッパー素子(142)が配置されており、上記ねじりバネ(130)の両端部のうちの1つの端部から予め設定可能な間隔(dX)を置いて、第3のストッパー素子(143)が配置されており、
    上記ステアリングシャフト用のケーシング管(110)の、導入方向への軸方向の移動(V)が生じるとすぐに、上記ねじりバネ(130)の一方の端部は上記第1のストッパー素子(141)にぶつかり、上記ねじりバネ(130)の他方の端部は上記第2のストッパー素子(142)にぶつかることによって、上記ねじりバネ(130)のコイルが規定の傾斜角を有し、
    上記ケーシング管(110)の移動(V)が上記予め設定可能な間隔(dX)に達した、または、超えた時には、上記第3のストッパー素子(143)から上記予め設定可能な間隔(dX)を置いて配置されている上記ねじりバネ(130)の端部は、上記第3のストッパー素子(143)に対してぶつかることによって、上記ねじりバネ(130)のコイルの傾斜角の増大が制限されることを特徴とする、クランプ装置(100)。
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