JP5578802B2 - 薬液供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、断続的に流下する水に薬液を排出させる薬液供給装置に関し、例えば、水洗トイレにおける貯水タンク上面の手洗い部に設置される芳香、消臭、洗浄等のための薬液の供給装置に関する。
この種の薬液供給装置としては、例えば、水洗トイレにおける貯水タンク上部の手洗い部に配置され、放水タップから手洗い部に供給される水とともに貯水タンク内に薬液を供給するものが種々提案されている。
たとえば、特許文献1に記載された薬液供給装置は、貯水タンクの手洗い部に置かれる供給具本体上に薬液容器を支持し、供給具本体の底部に配置された含浸体に薬液容器下部の孔から薬液を導出する構造となっている。こうして含浸体に導出された薬液は、放水タップから手洗い部に流れる水と共に貯水タンク内に流入する。
また、特許文献2に記載された薬液供給装置は、手洗い部に置かれる支持体に薬液容器を支持し、支持体には上下方向に延びた供給管とその下端に結合された案内部材とを設け、供給管は薬液容器の排出孔に接続可能とし、案内部材は手洗い部に流れる水に接触する位置に置かれる構造となっている。これにより、薬液容器から供給管を通じて案内部材に流れた薬液は、放水タップから手洗い部に流れる水と共に貯水タンク内に流入する。この薬液供給装置の支持体には、さらに調整機構が設けられており、流水への接触等により薬液容器の温度が変動したときに、容器の内圧が変化しても、これに伴って薬液容器内の薬液が緩衝室との間で出入りする。したがって、手洗い部に流れる水が、負圧となった薬液容器内に吸入されて薬液容器内の薬液が希釈化されるのが防止される。
特開2002−327480号公報 特開2004−300861号公報
上記の従来の薬液供給装置は、いずれも含浸体や案内部材という薬液受け部に薬液容器から僅かずつ薬液を排出し続けるものであり、薬液受け部には常に薬液が供給されていた。したがって、放水タップからの放水の有無に拘わらず薬液が排出され続け、薬液受け部での貯留量を超えた薬液は、放水がなくても薬液受け部から貯水タンクへと滴下し続けていた。その結果、必要以上の薬液が薬液容器から放出されて無駄となり、使用者の不在等により長期間トイレが使用されない場合には、知らぬ間に薬液容器の薬液がなくなったり減量したりしているという問題を生じていた。このような問題は、断続的に流れる水に薬液容器内の薬液を供給する種々の薬液供給装置においても同様に生じ得る。
本発明は、このような従来技術の問題を解決し、断続的に流れる流水に薬液容器内の薬液を供給するにあたり、流水があるときに該流水に伴われて薬液を放出し、流水がないときに薬液が薬液容器から無駄に放出されるのを防止し得る薬液供給装置を提供することを目的とする。
本発明は、前記目的を達成するため、断続的に流れる水に薬液容器内の薬液を供給するための薬液供給装置であって、薬液容器を支持する支持体と、薬液容器より下方で該支持体に支持され、断続的に流れる水と接触する位置に置かれる薬液保持体と、薬液容器から前記薬液保持体に薬液を供給し得るように上下方向に延びた供給部とを備え、前記供給部は、上端部が薬液容器の口部に結合可能とされ、上下方向に延びる薬液通路を形成しており、該薬液通路の下端部には薬液を下端の開口まで導く導孔が形成され、前記薬液保持体は、前記導孔の下端開口縁に当接又は近接する位置から下方へ延びており、毛管作用により前記導孔の開口から薬液を導出して保持する保持溝が表面に形成されており、前記保持溝が、前記薬液保持体の上端から下方へ10mm以下の長さで延びていることを特徴とする薬液供給装置を提供するものである。
本発明によれば、前述と同様にして、断続的に流れる水に対し薬液保持体から薬液を放出することができる。特に、この薬液供給装置においては、毛管作用により前記導孔の開口から薬液を導出する保持溝が薬液保持体の表面に形成されているので、導孔の下端開口まで導かれた薬液は、薬液保持体へ移行すると共に、保持溝内へと導かれ、保持溝内に保持され、滴下が生じないか、生じても問題とならない少量に留まる。したがって、流水が薬液保持体に接したときに、保持されている薬液が水に伴われて放出される。そして、その後に新たに薬液が導孔から保持溝に導出されて保持される。その結果、この薬液供給装置は、流水があるときに該流水に伴われて薬液を放出し、流水がないときに薬液が薬液容器から無駄に放出されるのを防止することができる。
前述の平坦面の薬液保持体及び上記保持溝付きの薬液保持体においては、薬液保持体に水が付着していても、薬液は薬液保持体へと移行するが、これは、薬液が水より比重が大きいため、重力に伴って薬液が水を押しのけるようにして移行するものと考えられる。
以上の通り、本発明によれば、断続的に流れる流水に薬液容器内の薬液を供給するにあたり、流水があるときに該流水に伴われて薬液を放出し、流水がないときに薬液が薬液容器から無駄に放出されるのを防止し得る薬液供給装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る薬液供給装置の正面図(a)及び側面図(b)である。 図1に示す薬液供給装置を分解して示す正面図である。 図1に示す薬液供給装置の薬液収納部の縦断正面図である。 図1に示す薬液供給装置のカバー部材の平面図(a)及び縦断正面図(b)である。 図1に示す薬液供給装置の支持体の平面図(a)及び縦断正面図(b)である。 図1に示す薬液供給装置のカバー部材と支持体とを分解して示す斜視図(a)及び組み合わせ状態の縦断正面図(b)である。 図6に示したカバー部材の細管部及び支持体の嵌合突部の嵌合についての説明図であり、図7(a)は嵌合前の状態を示す斜視図、図7(b)は嵌合後の状態を示す縦断面図である。 図1に示す薬液供給装置における供給部及び薬液保持体を中心に拡大して示す縦断正面図であり、支持体とカバー部材とを分離した状態で示す。 図8に示す薬液保持体の横断面図である。 本発明の第2実施形態に係る薬液供給装置の正面図(a)及び側面図(b)である。 図10に示す薬液供給装置における供給部及び薬液保持体を中心に示す拡大断面図であり、支持体とカバー部材とを分離した状態で示す。 図10に示す薬液保持体の横断面図である。 図1に示す薬液供給装置に適用できる供給部の他の形態を示す縦断正面図である。 本発明についての実験例に用いた薬液供給装置における薬液保持体の形態を示す縦断正面図である。 薬液供給装置の性能実験において放置日数と薬液残存量との関係を表すグラフである。 薬液供給装置の性能実験において放置日数と薬液残存量との関係を表すグラフである。 薬液供給装置の性能実験において放置日数と薬液残存量との関係を表すグラフである。 薬液供給装置の性能実験において放置日数と薬液残存量との関係を表すグラフである。 薬液供給装置の性能実験において放置日数と薬液残存量との関係を表すグラフである。 薬液供給装置の性能実験においてフラッシュ回数と薬液残存量との関係を表すグラフである。
以下、本発明に係る薬液供給装置の実施形態について添付図面を参照しつつ説明する。図面に示す実施形態中、同一又は同種の部材には同一の番号を付して説明を省略することがある。
(第1実施形態)
まず、本発明の第1実施形態について説明する。図1は、水洗トイレにおける貯水タンク上部の手洗い部に配置される薬液供給装置の正面図(a)及び側面図(b)であり、図2は薬液供給装置の分解図である。
図1及び図2に示すように、この薬液供給装置は、芳香洗浄剤等の薬液を収容する薬液容器1と、この薬液容器1を支持するカップ状の支持体2と、支持体2内に取り付けられ薬液容器1に接続されるカバー部材3と、薬液容器より下方で支持体2に支持され、断続的に流れる水と接触する位置に置かれる薬液保持体5とを備えている。この薬液供給装置は、支持体2の脚部が手洗い部の排出口Bに挿入されるようにして、貯水タンク上部の手洗い部Aに設置される。なお、薬液容器1に収納される薬液の粘度は、特には限定されないが、例えば、25℃において80〜500mPa・s、または5℃において200〜2000mPa・s、好ましくは、25℃において120〜300mPa・s、または5℃において300〜1200mPa・sとすることができる。ここでいう粘度は、B型粘度計(東機産業株式会社製:型番 TVB−10形粘度計)において、設定温度5℃または25℃で設定、ローターNo.2、攪拌条件30rpm、攪拌時間1分の条件において測定される。
図3は薬液容器1の縦断正面図である。薬液容器1は、図示のように、隣接する1対の薬液収納部11を備え、各薬液収納部11の下端には、薬液排出のための口部12が形成されている。薬液収納部11は、一部又は全体が透明又は半透明の材料で構成され、外部から芳香洗浄剤などの薬液の残量が確認できるようになっている。口部12は、製造後の流通及び保管時には図外のキャップで閉じられ、使用時に開封される。
図4はカバー部材3の平面図(a)及び正面断面図(b)である。図4に示すように、カバー部材3は、1対の円筒状部分31が板状の結合部32で結合されて平面視瓢箪形をなしている。円筒状部分31の各々は、内側壁33と上壁34を備えており、上壁34を供給部4が貫き、下端は開放されている。該円筒状部分31の上壁34は、供給部4を囲む下段壁341と、1対の円筒状部分31の外側において下段壁341より高い位置にあり、平面視三日月状をなす上段壁342とからなり、上段壁342には空気流通孔343が複数個(この例では4個)設けられている。この円筒状部分31が、後述する上部部材を構成している(以下、上部部材も31で示す)。
供給部4は、カバー部材3の一部として一体的に形成され下段壁341を貫いて延びる管状部41と、支持体2と一体的に形成され支持体の底壁から上方へ延びる嵌合突部42(後述)とを備え、薬液を薬液容器1から薬液保持体5に通す薬液通路を形成している。
管状部41は、下段壁341を貫いて延び上端が薬液容器1の口部12に接続される接続部411と、該接続部411の下端に連続する小径の細管部412とを備えている。接続部411の下端には、細管部412の上端を囲む仕切壁413が設けられ、該仕切壁413には、緩衝孔414が複数(この例では3個)形成されている。
図5は、支持体2の平面図(a)及び正面断面図(b)であり、図6は、支持体とカバー部材3とを分解して示す斜視図(a)、及びこれらを合体した状態で示す正面断面図(b)である。支持体2は、図5に示すように、底部壁21と、側壁22とを備えている。底部壁21上には、カバー部材3の内側壁33外面に嵌合する瓢箪形の外側壁23が形成されている。外側壁23にカバー部材3を嵌め込むことにより、1対の円筒状部分31と支持体2の底部壁21との間に緩衝室6が形成される(図6(b)参照)。このように、外側壁23と該外側壁に囲まれた底部壁21の部分とは、緩衝室6を形成する下部部材20を構成している。なお、下部部材は上記のように支持体2と一体的に設けてもよいし、別個に形成して支持体2に接着、ねじ止め等により結合して設けるようにしてもよい。
底部壁21と側壁22には、貯水タンク放水タップからの水が支持体2内部へ流入したときにその水を外部へ排出するための開口24が外側壁23の外側の位置に複数形成されている。この開口24は、排出に必要な大きさと個数(1個又は複数個)とされる。
図7は、図6に示したカバー部材3の細管部412及び支持体2の嵌合突部42の嵌合について詳細に示す図であり、図6における右側の細管部412及び嵌合突部42を中心に示している。図7(a)は嵌合前の状態を示す斜視図、図7(b)は嵌合後の状態を示す縦断面図である。
図7に示すように、支持体の底部壁21から上方へ延びる嵌合突部42は、細管部412下端の内側面に嵌合する径とされている。また、嵌合突部42の外側面には、上端から下端まで延びる縦溝421が形成されており、該縦溝421は、細管部412の内壁面との間に導孔421aを形成する。縦溝421の断面形状は、この例の半円形の他、三角形、四角形などの角形など、種々の断面形状とすることができる。その断面寸法は、毛管作用により薬液を導孔421aの下端開口まで導き得る大きさとされる。さらに、この例では、細管部412との嵌合状態を確実に保持するために、細管部412下端の外側面に嵌合する環状部43が支持体2底面から上方へ延びている。
図8は、供給部4及び薬液保持体5を中心に示す拡大断面図であり、図は支持体2とカバー部材3とを分離した状態で示している。支持体2には、導孔421aの下端開口から薬液を保持する薬液保持体5が設けられている。薬液保持体5は、1対の導孔421aに跨る幅を有した板状に形成されており、上端部が各導孔421a下端の開口縁部に当接し、下方へ延びている。薬液保持体5の表裏双方の表面には、毛管作用により導孔421aの開口から薬液を保持する多数の保持溝51が形成されている。図9は、薬液保持体5の横断面を拡大して示す図である。図示のように保持溝51は、三角形の断面形状を有するように形成されている。尤もその溝の断面形状は、四角形、半円形の他、他の多角形や長円形の一部による種々の凹形状とすることができる。
保持溝51の断面寸法及び長さは、用いる薬液の粘性や濡れ性、表面張力、密度(比重)との関係において、毛管作用により導孔421aの開口から薬液を導出して保持し得るように決められるが、後述するように、その長さは下方へ10mm以下とされる。
図1、図5及び図6に示すように、支持体2の底面には、薬液保持体5表裏面から間隔をおいて位置する2本の長脚25と、これら長脚25の周囲に配置された4本の短脚26とが下方へ延びるように設けられている。これらの脚25、26のうち、長脚25は手洗い部の排水口Bに挿入可能となっており、各短脚26は長脚25が排水口Bに挿入された状態で、支持体2を手洗い部A上にほぼ水平に支持する。また、薬液保持体5と長脚との間には、支持体2底面から遮蔽部材27が下方へ延びている。長脚25に対し薬液保持体5、遮蔽部材27は、これらの順に長さが短くなっており、長脚25は支持体2を排水口に位置決めし、薬液保持体5は排水口に流下する水に接し、遮蔽部材27は流下する水が導孔421aに達しないように、各々の長さが決められている。薬液保持体5は、樹脂により支持体2と共に一体成形されており、薬液に対して非浸透性を有している。この樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレン等、通常の樹脂製容器に使用されているものを使用することができる。
この薬液供給装置は、図6(b)に示すように、カバー部材3の内側壁33の外側に、支持体2の外側壁23を嵌合して緩衝室6を形成した後、カバー部材3から上方へ延びる接続部411に薬液容器1の口部12を嵌入することにより組み立てられる。
図示の薬液供給装置の主な仕様は、以下の通りである。
・薬液容器1の容量:74ml(1ボトル当たり、37ml)
・導孔421a:半径0.33mmの扇形(中心角45度)
・緩衝孔:半径0.33mmの円形
・薬液保持体5:幅13mm、長さ10mm、厚さ2mmの矩形板
・保持溝51:幅0.5mm、深さ0.25mm、長さ10mm、表裏計48本
なお、本発明は上記仕様に限定されるものではない。
上記のように構成された薬液供給装置は、次のように作用する。すなわち、薬液容器1内の薬液は、接続部411内に流入し、導孔421aは接続部411内の薬液を下端開口まで導く。導かれた薬液は、導孔の下端開口縁に当接している薬液保持体へと移行し、さらに、薬液保持体5の保持溝51の毛管作用により該保持溝へと導かれ、そこで保持される。薬液保持体5は支持体2の底部壁21下面にほぼ垂直に当接しているので、薬液は該当接部縁に沿って薬液保持体5の上端部で幅方向に広がり、そこから各保持溝51へと導かれる。その結果、薬液保持体5に形成された保持溝51のほぼ全体に亘って薬液が保持される。
この状態でトイレの洗浄水をフラッシュさせると、これに伴って手洗い部の放水タップから吐出された水は、手洗い部を流れて薬液保持体5に接触しつつ貯水タンクへと流れる。これにより、保持溝51に保持されていた薬液は、接触した水と共に貯水タンクの中に流れ込む。その後は、再び薬液が導孔421aの下端開口から薬液保持体5に移行して保持溝51に保持される。この保持状態で薬液は、保持溝51から滴下しないか、滴下してもごく僅かである。また、以下に説明する温度変化時の薬液流動の緩衝作用に伴われて薬液が薬液保持体5に移動することがあるが、この量も僅かである。したがって、次に洗浄水のフラッシュが行なわれるまでは、多量の薬液が流出し続けることがなく、薬液の無駄な流失が防止される。
このように、薬液保持体5の保持溝51が薬液の導出及び保持作用を奏するようにするためには、保持溝51の長さを10mm以下とするのが望ましく、5mm以下とするのがさらに好ましい。
・ この長さが10mmを超えると、薬液の保持作用が不十分となり、薬液保持体から滴下する薬液の量が無視し得ない大きな量となる。その結果、薬液容器内の薬液が洗浄水を流していないにも関わらず減量し、不経済に減量したりするという問題を生じる。また、後述するように、薬液保持体5は、保持溝がなくても薬液を保持することが可能であるので、保持溝の長さの下限は0mmということになる。但し、保持溝を設けることにより、薬液の広がりがより促進され、薬液の保持量を増すことができるという効果が得られる。この観点から、保持溝の長さは、1mm以上とするのが望ましい。また、薬液が芳香を発する薬液であるような場合は、その香り立ちの強さを確保するという観点では、3mm以上とするのがさらに望ましい。ここでいう保持溝の長さは、薬液保持体に形成される複数の保持溝の長さの平均値をいう。また、薬液供給装置の通常の設置状態において、保持溝が鉛直方向に直線状に延びる場合の他、鉛直方向に対して斜めに延びる場合や、曲線状に延びる場合においても、鉛直方向に見た長さ(鉛直面に投影した長さ)をいう。
また、薬液保持体5の形状は上記のように板状に限定されるものではなく、棒状、或いは筒状に形成されたものであってもよく、断続的に流れる水と接触する位置に置かれる種々の形状とすることができる。
なお、薬液保持体5の上端部は、必ずしも導孔421a下端の開口縁に当接していなくてもよく、導孔421aの下端開口に導かれた薬液が薬液保持体5上へ移行し得る程度に、薬液保持体5と導孔421a下端の開口縁との間に間隙を形成して近接させることもできる。この場合も、薬液は薬液保持体5と支持体2の底部壁21下面との間の間隙に沿って薬液保持体5の幅方向に広がり、そこから各保持溝51へと導かれ、薬液保持体5に形成された保持溝51のほぼ全体に亘って薬液が保持される。
上述の緩衝室6、カバー部材3の空気流通孔343、供給部4の緩衝孔414は、調整機構を構成しており、温度変化に対して緩衝作用をする。すなわち、薬液容器1が暖められ容器内の空気が膨張して正圧になると、容器内の薬液は導孔421aの他、緩衝孔414を経て緩衝室6にも流れ込むため、薬液が導孔421aへ過剰に流出するのが防止される。一方、流水で冷やされる等して薬液容器1の温度が低下し容器内の空気が収縮して負圧になると、空気流通孔343により大気圧又は室内圧が作用している緩衝室6内の薬液は、緩衝孔414を経て薬液容器1内へ吸い込まれる。したがって、薬液保持体5上の水又は薄められた薬液が細管部412を経て容器1側へ戻されるのを抑制することができる。また、薬液容器1内の負圧によって薬液の排出が制限されるのを、防止することができる。
また、緩衝室6は、支持体2に一体的に形成された下部部材の外側壁23が、上部部材の内側壁33の外側に嵌合する構造となっているので、支持体2内へ流入した水が下側から緩衝室6内へ侵入し難く、緩衝室6内の薬液が侵入した水により希釈されるのが防止される。
導孔421aを形成するための縦溝421は、複数設けることもできる。この場合、導孔の総開口面積(すべての導孔の開口面積の和)は、薬液の排出量を適切にし、過剰な排出又は排出量不足を防止するように調整される。また、温度変化に対する緩衝作用を円滑にするために、緩衝孔の流動抵抗は、導孔の流動抵抗より小さいことが好ましい。
このようにして、緩衝作用のための緩衝孔からの流出入と、導孔からの通常時の流出とを安定的に且つ適正な量に保つことができ、薬液の正確な排出を確実に行なうことが可能となる。このためには、薬液として芳香消臭剤を使用する場合は、通常の薬液粘度(80〜1000mPa・s)に対して、導孔は例えば、半径0.2mm〜0.7mmの扇形(中心角45度程度)、緩衝孔は半径0.4mm〜0.9mmの円形(1〜5個程度)の大きさとするのが望ましい。
薬液保持体5は、下端部が手洗い部の排水口に挿入されるので、排出された薬液は、薬液保持体5に沿って排水口内に案内される。手洗い部の排水口には、手洗い部の形態に関わらず、放水タップからの流水が流れ込むため、薬液保持体5上の薬液は流水によって確実に洗い流される。したがって、本実施形態に係る薬液供給装置は、例えば放水タップの位置、手洗い部の形態に依存することなく、種々のトイレで使用することができる。また、薬液保持体5上の薬液は、流水に洗い流されることにより、直接排水口に流入するため、例えば薬液に色素などの成分が含まれている場合であっても、この色素によって手洗い部が汚されるのを防止することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図10は、水洗トイレにおける貯水タンク上部の手洗い部に配置される薬液供給装置の正面図(a)及び側面図(b)であり、図11は供給部及び薬液保持体を中心に示す拡大断面図であり、図12は薬液保持体5’の横断面を拡大して示す図である。
この実施形態に係る薬液供給装置は、第1実施形態のものとほぼ同じ構造を有しており、異なるのは薬液保持体の表面が平坦面となっており、保持溝が形成されていない点である。すなわち、薬液保持体5’は、第1実施形態の薬液保持体5から保持溝51をなくした形態となっている。
この薬液供給装置の作用は、基本的に第1実施形態のものと同じであり、平坦面の薬液保持体5’は、次のように作用する。薬液容器1から導孔421aの下端開口まで導かれた薬液は、導孔の下端開口縁に当接している薬液保持体5’へと移行する。薬液保持体5’は支持体2の底部壁21下面にほぼ垂直に当接しているので、薬液は該当接部縁に沿って薬液保持体5’の上端部で幅方向に広がる。薬液保持体5’の表面は平坦面であるので、薬液はこうして移行した箇所に保持されたままとなる。
この状態でトイレの洗浄水をフラッシュさせると、これに伴って手洗い部の放水タップから吐出された水は、手洗い部を流れて薬液保持体5’に接触し、保持されていた薬液を伴って貯水タンクへと流れる。その後は、再び薬液が導孔421aの下端開口から薬液保持体5’に移行して保持される。この保持状態で、通常は薬液が薬液保持体5’を伝って滴下することはないが、以下に説明する温度変化時の薬液流動の緩衝作用に伴われて薬液が薬液保持体5’上に押し出され、押し出し量が多いと薬液保持体5’から滴下することがあるが、この量も僅かである。したがって、次に洗浄水のフラッシュが行なわれるまでは、多量の薬液が流出し続けることがなく、薬液の無駄な流失が防止される。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。例えば、前述の例では、薬液容器の薬液収納部を2つとし、これに対応して緩衝室などを2つ設けたが、これらを各々1つ又は3つ以上とすることもできる。
また、上記薬液保持体5は、必ずしも排水口への挿入位置にある必要はなく、排水口に臨む位置など、流水に接触する他の位置に配置されていてもよい。
導孔は、前述の例のように嵌合突部42の縦溝421と細管部412とで形成するのに代えて、図13に示すように、薬液通路下端部を閉じる閉鎖部420に設けられた貫通孔420aによって形成することもできる。この貫通孔の下端開口縁も、半円形、三角形、四角形など、種々の形状とすることがで、少なくとも1箇所に角部を有する形状とするのが望ましい。図13では、薬液保持体5の上端部は、貫通孔420aの下端開口に導かれた薬液が薬液保持体5上へ移行し得る程度に、薬液保持体5と貫通孔420a下端の開口縁との間に間隙を形成して近接させた状態としている。
さらに、本発明に係る薬液供給装置は、水洗トイレの貯水タンクの手洗い部に設置する用途の他、インタンク(タンク内に吊り下げて使用するタイプ)、リム式(便器の縁に取り付けるタイプ)、台所や浴室の排水口などのように、断続的に流れる水に薬液容器内の薬液を供給する種々の用途に用いることができる。
[実験例]
本発明に係る薬液供給装置の性能を検証するために、以下の実験を行なった。
(1) 薬液供給装置
実施形態1及び2に係る薬液供給装置を基本とし、薬液保持体については以下に説明する仕様とした。保持溝を設ける場合は、薬液保持体の上下方向に全長に亘って延びるように形成したので、薬液保持体と保持溝とは同じ長さである。
(2) 薬液
界面活性剤、香料、及び水からなる水洗トイレ用芳香洗浄剤を基本となる薬液として用い、必要な場合に以下に説明する変更を加えた。この薬液は、粘度が25℃において240mPa・s、5℃において690mPa・sのものを用いた。なお、粘度は、B型粘度計(東機産業株式会社製:型番 TVB−10形粘度計)において、設定温度25℃または5℃で、ローターNo.2、攪拌条件30rpm、攪拌時間1分の条件において測定した。
(3) 実験方法
(A) 放置下での減量測定
薬液が72ml(36ml×2)充填された薬液容器を薬液供給装置に装着し、これを室内に放置し、薬液の減少状況を調べた。測定は24〜72時間おきに行ない、薬液容器内に残留する薬液の重量(g)を測定した。
(B) 使用状況下での減量測定
薬液が72ml(36ml×2)充填された薬液容器を薬液供給装置に装着し、これをTOTO株式会社製貯水タンクS731Bの手洗い部上に置き、長脚を手洗い部が排水口に挿入されるように設置した。トイレに洗浄水をフラッシュをするときは、60分毎に貯水タンクのレバー操作をしてタンク内の水を流した(1日に24回フラッシュする事になる)。1回のフラッシュ時に手洗い部に流れる水の量は4000ccとした。
フラッシュを所定回数(24〜72回)する毎に薬液容器内の薬液残存量(重さ)を測定した。
各実験の同じ仕様でのサンプル数は、3個であり、その平均値をグラフに表した。
(4) 実験内容と結果
(A) 放置下での減量測定
(a) 従来品の性能(比較例1)
従来品として、薬液保持体が、実施形態に示す矩形状に近く長さが17mmのものを用いて放置下での減量測定を行なった。保持溝の形状及び本数は実施形態と同じである。
実験の結果をグラフ1に示す(曲線(i))。薬液供給装置からは、フラッシュが行なわれないときにも薬液が継続的に滴下していた。その結果、グラフに見るとおり、薬液は約50日で全てが流出した。
(b) 本発明装置の性能
(b-1) 平坦面の薬液保持体を備えた薬液供給装置(実施例1)
実施形態2に示した表面が平坦な薬液保持体(保持溝なし)を備えた薬液供給装置を用いて放置下での減量測定を行なった。その結果をグラフ2に示す(曲線(ii))。グラフ2には、参考のため従来品の結果(曲線(i) )を並べて示す。
グラフに見るとおり、薬液量の減少は極めて少ない。僅かに減少しているのは、緩衝室等により室温の変化に対する緩衝作用が機能し、そのときの薬液の流動に伴って僅かな量が流出したものと考えられ、より微量ではあるが、薬液保持体に流出している薬液の乾燥や香料の揮散、重量測定時の衝撃等による減量も影響していると考えられる。
(b-2) 保持溝付きを備えた薬液保持体を備えた薬液供給装置(実施例2〜4)
実施形態1に示した保持溝付きの薬液保持体を備えた薬液供給装置を用い、薬液保持体の長さLを以下の寸法としたものを用いて放置下での減量測定を行なった。
・実施例2:L=10mm
・実施例3:L=5mm
・実施例4:L=3mm
結果をグラフ3に示す。グラフ3は、実施例2,3,4の結果を各々曲線(iii), (iv),(v)として示し、参考のため従来品の結果(曲線(i) )を並べて示す。
グラフに見るとおり、薬液の量は、従来品より長期に亘って維持されており、薬液保持体の長さが短いほど薬液量の維持期間も長くなっている。薬液保持体が長いほど薬液量の維持期間が短くなっているのは、保持溝が長くなると、薬液の滴下量が増えたためである。
(c) 本発明の変形例(実施例5〜7)及び比較例
本発明の変形例として、薬液保持体の形状を種々変えて放置下での減量測定を行なった。図14は、変形例に係る薬液保持体の概略的な形状を示している。図14(a) は薬液保持体の下端が斜めであり長い方の側部の長さがL1、短い方の側部の長さがL2となった斜め型、図14(b) は薬液保持体の下端が中央の長さL3から両側へL4だけ上昇するように傾斜したホームベース型を示している。いずれの場合も、薬液保持体の全長に亘って保持溝を形成している。
斜め型の例として以下の仕様のものを用いた。
・実施例4:L1=17mm、L2=3mm
・実施例5:L1=10mm、L2=3mm
・比較例2:L1=17mm、L2=10mm
・比較例3:L3=17mm(最長部)、L4=3mm(短辺)(ホームベース型)
結果をグラフ4に示す。グラフ4は、実施例4,5の結果を各々曲線(vi), (vii)、比較例2,3,結果を各々曲線(viii), (ix)として示す。
グラフに見るとおり、薬液の量は、実施例4,5とも比較例1より長く維持されており、比較例2,3では従来品とほぼ同じ維持期間となっている。これは、薬液保持体の形状と共に保持溝の長さの分布が変化しても、平均値が10mm以内であれば良好な薬液の維持性能を有することを明らかにしている。一方、保持溝の長さ分布の平均値が10mmを上回っている比較例2,3はいずれも薬液の維持性能に劣っている。
(d) 薬液粘度との関係(実施例6,7)
保持溝長さの適正値に薬液の粘度がどのように関係するかを調べるために、粘度の異なる薬液を用い、薬液保持体として以下の寸法の矩形板のものを用いて放置下での減量測定を行なった。この薬液は、粘度が25℃において80mPa・s、5℃において305mPa・sのものを用いた。薬液の処方及び粘度の測定方法は上述したものと同じである。
・実施例6:L=5mm
・実施例7:L=3mm
結果をグラフ5に示す。グラフ5は、実施例6,7の結果を各々曲線(xi), (xii)として示す。グラフ5と先のグラフ3の薬液保持体の長さ5mm、3mmの結果(曲線(iv), (v))とを比べると明らかなとおり、薬液の粘度が変わっても維持性能に大きな変化は生じていない。
したがって、保持溝の長さが10mm以内であると薬液の流出が抑制され維持期間が長くなるというのは、薬液の粘度に関わりなく言えることが明らかである。
(B) 使用状況下での減量測定
実施例1,2,3の薬液供給装置を用い、使用状況下での減量測定を行なった。結果をグラフ6に示す。グラフ6は、実施例1(保持溝なし)のものを曲線(xiii)として示し、実施例3.4(保持溝あり)の装置を用いたものを各々曲線(xiv), (xv)として示している。このグラフでは、横軸をフラッシュ回数としている。グラフに見るとおり、いずれの仕様のものも薬液の維持期間が比較例1と大きくは変わらない。これは、薬液の放出量が比較例1(従来品)とさほど変わらず、フラッシュにより十分な薬液が貯水タンクに供給されていることを示している。
(5) まとめ
以上の実験から、本発明の実施例では、放置下において薬液の減量が少なく長期に亘って薬液量が維持される一方、使用状況下においては洗浄水のフラッシュにより十分な量の薬液が貯水タンクに供給されることが明らかであり、比較例からは得られない効果を奏することが明らかである。
1:薬液容器
2:支持体
4:供給部
5:薬液保持体
6:緩衝室(調整機構)
51:保持溝
343:空気流通孔(調整機構)
414:緩衝孔(調整機構)
421a:導孔

Claims (2)

  1. 断続的に流れる水に薬液容器内の薬液を供給するための薬液供給装置であって、
    薬液容器を支持する支持体と、
    薬液容器より下方で前記支持体に支持され、断続的に流れる水と接触する位置に置かれる薬液保持体と、
    薬液容器から前記薬液保持体に薬液を供給し得るように上下方向に延びた供給部とを備え、
    前記供給部は、上端部が薬液容器の口部に結合可能とされ、上下方向に延びる薬液通路を形成しており、前記薬液通路の下端部には薬液を下端の開口まで導く導孔が形成され、
    前記薬液保持体は、前記導孔の下端開口縁に当接又は近接する位置から下方へ延びており、毛管作用により前記導孔の開口から薬液を導出して保持する保持溝が表面に形成されており、
    前記保持溝が、前記薬液保持体の上端から下方へ10mm以下の長さで延びていることを特徴とする薬液供給装置。
  2. 薬液容器の温度変動により薬液容器から前記薬液保持体へ薬液が流出するのを防止する調整機構をさらに備え、前記調整機構は、前記支持体に支持された緩衝室と、前記緩衝室の上部に設けられた空気流通孔と、前記緩衝室に連通するように前記供給部の下部に設けられた緩衝孔とを備えていることを特徴とする請求項に記載の薬液供給装置。
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