JP5577953B2 - 判定プログラム、検証装置及び検証方法 - Google Patents

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Description

本発明は、判定プログラム、検証装置及び検証方法に関する。
近年、ストレージエリアネットワーク(以下、単にSANと称する)環境下では、サーバとストレージとの間に配置した複数のスイッチを使用して、サーバとストレージとの間に複数の通信パス、すなわちマルチパスを形成している。尚、通信パス同士を物理的に完全に分離してマルチパスを形成することでサーバとストレージとの間で冗長性を確保できる。
通信パスが物理的に分離したパスであるか確認するために、マルチパスのうちのそれぞれの通信パスの経路を探索する経路探索方法がある。例えば、ネットワークの物理接続において冗長性を検証する技術や、サーバからストレージまでのアクセスのための冗長性を診断する技術などが知られている(特許文献1及び特許文献2参照)。
特開2006−174157号公報 特開2003−167794号公報
しかしながら、経路探索方法を用いてマルチパス構成の物理的な冗長性を確保した通信パスを探索する場合、そのネットワーク規模が大規模になると、計算量が増えて通信パスの検証に要する処理負担が大きくなるため、その検証に多大な時間を要する。
1つの側面では、通信パスの検証に要する処理負担を軽減することを目的とする。
1つの態様では、複数のスイッチ群に含まれるスイッチのうちの少なくとも1つのスイッチを含み、異なるスイッチ群に属する複数のスイッチを含まない物理的な通信パスを用いて、第1の装置と第2の装置とが通信するシステムに用いられるコンピュータに、前記第1の装置と前記第2の装置との通信に用いられる通信パスである第1の通信パス及び第2の通信パスのそれぞれに含まれるスイッチ同士が同一のスイッチ群に含まれるか否かの判定を行ない、前記判定の結果を出力することを実行させる。
1つの態様では、通信パスの検証に要する処理負担が軽減できる。
図1は、実施例1のSANシステムの内部構成を示すブロック図である。 図2は、実施例2のSANシステムの内部構成を示すブロック図である。 図3は、業務サーバとストレージとの間のマルチパス構成の一例を示す説明図である。 図4は、SAN管理記憶部の記憶内容の一例を示す説明図である。 図5は、2台のFCスイッチで構成するファブリックを使用したマルチパス構成の一例を示す説明図である。 図6は、2台のFCスイッチで構成するファブリックを使用したマルチパス構成の一例を示す説明図である。 図7は、2個のファブリックを使用したマルチパス構成の一例を示す説明図である。 図8は、アクセスパス設定処理に関わるSAN管理機構の処理動作を示すフローチャートである。 図9は、マルチパス冗長性検証処理に関わるSAN管理機構の処理動作を示すフローチャートである。 図10は、第1冗長性検証処理に関わるSAN管理機構の処理動作を示すフローチャートである。 図11は、第2冗長性検証処理に関わるSAN管理機構の処理動作を示すフローチャートである。 図12は、通信パス検証プログラムを実行するコンピュータを示す説明図である。
以下、図面に基づいて、本願の開示する判定プログラム、検証装置及び検証方法の実施例を詳細に説明する。尚、本実施例により、開示技術が限定されるものではない。
図1は、実施例1のSANシステムの内部構成を示すブロック図である。図1に示すSANシステムは、通信パス検証装置1、第1の装置2、第2の装置3、スイッチ群4、及びスイッチ群5を含む。
スイッチ群4は複数のスイッチ(スイッチ4A、スイッチ4B、スイッチ4C)を含み、スイッチ群5は複数のスイッチ(スイッチ5A、スイッチ5B、スイッチ5C)を含む。スイッチ群4に含まれる複数のスイッチのそれぞれは、スイッチ群4に含まれる他のスイッチ、第1の装置2、又は第2の装置3のいずれかへのリンクを有しているが、スイッチ群5に含まれるスイッチへのリンクを有さない。また、スイッチ群5に含まれる複数のスイッチのそれぞれは、スイッチ群5に含まれる他のスイッチ、第1の装置2、又は第2の装置3のいずれかへのリンクを有しているが、スイッチ群4に含まれるスイッチへのリンクを有さない。
通信パス検証装置1は、記憶部11と、取得部12と、判定部13と、出力部14とを有する。記憶部11は、第1の装置2と第2の装置3との間の通信パスを識別する情報(パスID)に、当該通信パスに使用するスイッチを含むスイッチ群を識別する情報(群ID)を関連付けて記憶する。取得部12は、第1の装置2と第2の装置3との間に複数の通信パスがある場合、第1の装置2と第2の装置3との間の通信パス毎に、当該通信パスのパスIDに関連付けて記憶部11に記憶した群IDを記憶部11から取得する。判定部13は、取得部12が取得した複数の群IDが同一であるか否かを判定する。出力部14は、判定部13の判定結果を出力する。
パスIDと群IDを関連付けて記憶部11に記憶するには、例えば、以下の手順が考えられる。まず、第1の装置2に備えられたポートであって、第2の装置3との通信に用いられるポートに識別子を付与する。さらに、その識別子と、当該ポートが収容するリンクを挟んで対向するポートを備えるスイッチが含まれるスイッチ群の群IDとを関連付けて記憶するなどの手順が考えられる。
実施例1では、第1の装置2と第2の装置3との間に複数の通信パスがある場合、第1の装置2と第2の装置3との間の通信パス毎に、当該通信パスに対応したスイッチ群の群IDを取得し、取得した複数の通信パスの群IDが同一であるか否かを判定し、更に、判定結果を出力する。
そのため、第1の装置2と第2の装置3との間の通信パスが冗長に設けられていることを、複数の通信パスの経路探索を行なうまでもなく確認できる。その結果、その検証に要する処理負担を軽減できる。更に、検証に要する処理負担を軽減することで、その検証時間の短縮化を図ることができる。
図2は、実施例2のSANシステムの内部構成を示すブロック図である。図2に示すSANシステム20は、業務サーバ21と、ストレージ22と、クライアント23と、ファブリック24、ファブリック25、管理サーバ1Aとを有する。業務サーバ21とストレージ22との間は、ファブリック24又はファブリック25経由でマルチパス構成のアクセスパスを形成する。
ファブリック24は、少なくとも2台以上のファイバチャネルスイッチ(Fiber Channel Switch:以下、単にFCスイッチと称する)を有し、各FCスイッチを使用して業務サーバ21とストレージ22との間のアクセスパスを形成する。尚、ファブリック24は、複数のFCスイッチを使用して構成するものの、業務サーバ21やストレージ22からは仮想的な単一のFCスイッチの如く動作するものである。また、ファブリック25もファブリック24と同様に、FCスイッチを複数含む。
また、FCスイッチは、FCスイッチ毎に識別可能なIDとしてFabric Element Nameが付与される。更に、ファブリック24及びファブリック25は、ファブリック毎に識別可能なIDとしてFabric Nameが付与される。例えば、ファブリック24のFabric Nameは、自分に所属するFCスイッチの中から代表となるFCスイッチを選択し、その選択したFCスイッチのFabric Element Nameを使用するなどしても良い。
図3は、業務サーバ21とストレージ22との間のマルチパス構成の一例を示す説明図である。図3の例では、5台の“A”〜“E”のFCスイッチ24A〜24Eでファブリック24を構成すると共に、5台の“V”〜“Z”のFCスイッチ25V〜25Zでファブリック25を構成する。更に、“A”〜“E”のFCスイッチ24A〜24Eで構成するファブリック24は、“C”のFCスイッチ24Cが代表となるため、そのFabric Element Name“C”をFabric Nameとしている。また、“V”〜“Z”のFCスイッチ25V〜25Zで構成するファブリック25も、“X”のFCスイッチ25Xが代表となるため、そのFabric Element Name“X”をFabric Nameとしている。
業務サーバ21は、ファブリック24内のFCスイッチ24Aと接続するポートに相当するホストバスアダプタ(Host Bus Adapter:以下、単にHBAと称する)21A及び21Bを有する。尚、図3の例では、業務サーバ21は、“HBA11”及び“HBA12”の2個のHBA21A及び21Bを備えた。更に、ストレージ22には、ファブリック24内のFCスイッチ24Eと接続するポートに相当するチャネルアダプタ(Channel Adapter:以下、単にCAと称する)22A及び22Bを有する。尚、図3の例では、ストレージ22は、“CA11”及び“CA12”の2個のCA22A及び22Bを備えた。また、図2に示すクライアント23は、例えば、パソコン等に相当し、表示部23A及び操作部23Bを有する。
更に、管理サーバ1Aは、SAN管理ソフトウェアで構成するSAN管理機構30を有する。更に、SAN管理機構30は、SAN管理記憶部31と、ファブリック取得部32と、ファブリック判定部33と、検証部34とを有する。SAN管理機構30は、SANシステム20内の業務サーバ21、ストレージ22、ファブリック24及びファブリック25等の管理対象装置と通信してTCP/IPプロトコルでSAN管理に必要な各種情報を収集する。更に、SAN管理機構30は、業務サーバ21とストレージ22との間のアクセスパスを形成すべく、ファブリック24及びファブリック25を制御する。
図4は、SAN管理記憶部31の記憶内容の一例を示す説明図である。図4に示すSAN管理記憶部31は、サーバ情報41と、スイッチ情報42と、ストレージ情報43と、アクセスパス情報44とを記憶している。サーバ情報41は、SANシステム20内の業務サーバのそれぞれについてのHBA情報41Aとマルチパス情報41Bとを有する。HBA情報41Aは、業務サーバ21が備えるHBAを識別するHBA識別名“HBA11”等を管理する。マルチパス情報41Bは、業務サーバ21が使用するマルチパス内のアクセスパスを識別するアクセスパス識別名“アクセスパス1”等を管理する。尚、図4の“サーバ1”を参照すると、SAN管理機構30は、“サーバ1”が“HBA11”や“HBA12”等のHBA21A及び21Bを備え、そのマルチパス構成に“アクセスパス1”や“アクセスパス2”等を含むことが認識できる。
スイッチ情報42は、SANシステム20内のFCスイッチ毎に、ファブリック情報42Aと、スイッチ情報42Bと、接続先情報42Cとを有する。ファブリック情報42Aは、FCスイッチが所属するファブリック24又はファブリック25を識別するFabric Nameを管理する。スイッチ情報42Bは、当該FCスイッチを識別するFabric Element Nameを管理する。接続先情報42Cは、当該FCスイッチの図示せぬ接続ポート毎に接続する、例えば業務サーバのHBA、ストレージのCA、または他のスイッチのポートを示す接続先ポート名を管理している。尚、図4の“スイッチ1”のファブリック情報42A及びスイッチ情報42Bを参照すると、SAN管理機構30は、この“スイッチ1”が“Fabric Name1”のファブリックに含まれ、“Fabric Element Name1”で識別されるスイッチであると認識できる。また、接続先情報42Cを参照すると、SAN管理機構30は、“スイッチ1”の接続先ポート名として“HBA11”と“CA11”との接続を認識できる。
ストレージ情報43は、SANシステム20内のストレージ22毎にCA情報43Aを有する。CA情報43Aは、当該ストレージ22が備えたCAを識別するCA識別名を管理している。尚、図4の“ストレージ1”のCA情報43を参照すると、SAN管理機構30は、“ストレージ1”が“CA11”や“CA12”等のCA22A及び22Bを備えていることを認識できる。
アクセスパス情報44は、SANシステム20内のアクセスパス毎に構成情報44Aを有する。構成情報44Aは、アクセスパスを構成する、例えば、業務サーバ21のHBAやストレージ22のCA等の接続先ポート名を管理している。尚、図4の“アクセスパス1”を参照すると、SAN管理機構30は、“HBA11”と“CA11”との間のアクセスパスが認識できる。
SAN管理記憶部31の記憶内容は、SAN管理機構30がアクセスパスを設定し、その設定情報を格納したものでも良いし、SAN管理機構30がSANに含まれる各スイッチ、各サーバ及び各ストレージ22から設定情報を読み出したものでも良い。また、SAN管理記憶部31は、記憶内容を他の形式で記憶していても構わない。例えばストレージ情報43にマルチパス情報を含んでも良い。
図2に示すファブリック取得部32は、業務サーバ21とストレージ22との間にマルチパス構成のアクセスパスがある場合、アクセスパス毎に、アクセスパスで使用するファブリック24又はファブリック25のFabric NameをSAN管理記憶部31から取得する。具体的に説明すると、ファブリック取得部32は、業務サーバ21とストレージ22との間のマルチパス構成のアクセスパスに関わる構成情報44AをSAN管理記憶部31から抽出する。更に、ファブリック取得部32は、抽出した構成情報44Aの接続先ポート名、HBA及びCAを含む接続先情報42CのFCスイッチを抽出する。そして、ファブリック取得部32は、抽出したFCスイッチのFabric Element Name及びFabric NameをSAN管理記憶部31から収集する。つまり、ファブリック取得部32は、業務サーバ21とストレージ22との間のマルチパス構成の各アクセスパスで使用するファブリック24又はファブリック25のFabric Nameを取得したことになる。
ファブリック判定部33は、ファブリック取得部32にて取得されたマルチパス構成の各アクセスパスで使用するファブリック24(25)のFabric Nameが同一であるか否かを判定する。
検証部34は、業務サーバ21とストレージ22との間のマルチパス構成の各アクセスパスで使用するファブリック24(25)のFabric Nameが同一でない場合、経路上、物理的に異なるファブリック24(25)が存在するため、物理的に異なるアクセスパスがあると判断する。その結果、検証部34は、物理的に異なるアクセスパスがあるため、マルチパス構成の物理的なアクセスパスについて冗長性があると判断する。尚、冗長性がある場合には、業務サーバ21とストレージ22との間の複数のパスの内、例えば片方の経路上のFCスイッチ24Aが故障等で通信が遮断されたとしても、物理的に異なるFCスイッチ25Vを使用して通信を保証するパスを確保した状態といえる。また、検証部34は、そのアクセスパスについての冗長性の判断結果をクライアント23に通知する。クライアント23は、その判断結果を表示部23Aに画面表示する。
また、検証部34は、業務サーバ21とストレージ22との間のマルチパス構成の各アクセスパスで使用するファブリック24(25)のFabric Nameが同一の場合でも、同ファブリック24(25)内のFCスイッチが2台であるか否かを判定する構成判定部35を有する。更に、検証部34は、ファブリック24(25)内のFCスイッチが2台の場合、接続先情報42Cに基づき、マルチパス構成の各アクセスパスが同一のFCスイッチを使用するか否かを判定する。
ここで、図5を用いてマルチパス構成の各アクセスパスが同一のFCスイッチ24Bを使用した場合と、同一のFCスイッチ24Aを使用しなかった場合について説明する。図5は、2台のFCスイッチ24A,24Bで構成するファブリック24を使用したマルチパス構成の一例を示す説明図である。図5の例では、“業務サーバ1”は、“HBA11”及び“HBA12”の2個のHBA21A及び21Bを備え、“業務サーバ2”は、“HBA21”及び“HBA22”の2個のHBA21X及び21Yを備えている。また、“ストレージ1”は、“CA11”、“CA12”、“CA13”及び“CA14”の4個のCA22A〜22Dを備えている。
“業務サーバ1”と“ストレージ1”との間は、“HBA11”−“CA11”、“HBA12”−“CA13”の2つのアクセスパスでマルチパスを構成している。“業務サーバ1”と“ストレージ1”との間のアクセスパスは、経路上のファブリック24は同一であるが、経路上のFCスイッチ24A、24Bが互いに異なるため、マルチパス構成の各アクセスパスが同一のFCスイッチ24A(24B)を使用していない場合といえる。この場合、“FCスイッチ2”が故障したとしても、“業務サーバ1”と“ストレージ1”との間の通信は“FCスイッチ1”を使用できるため、冗長性があるということになる。つまり、検証部34は、マルチパス構成の各アクセスパスが同一のFCスイッチ24A(24B)を使用しない場合、マルチパス構成の物理的なアクセスパスについて冗長性があると判断する。
また、“業務サーバ2”と“ストレージ1”との間は、“HBA21”−“CA13”、“HBA22”−“CA14”の2つのアクセスパスでマルチパスを構成している。“業務サーバ2”と“ストレージ1”との間のアクセスパスは、経路上のファブリック24は勿論のこと、経路上の“FCスイッチ2”も共通であるため、マルチパス構成の各アクセスパスが同一のFCスイッチ24Bを使用した場合といえる。この場合、同一の“FCスイッチ2”が故障すると、“業務サーバ2”と“ストレージ1”との間の通信は全て遮断されてしまうため、冗長性なしということになる。つまり、検証部34は、マルチパス構成の各アクセスパスが同一のFCスイッチ24Bを使用する場合、物理的なアクセスパスについて冗長性なしと判断する。
また、検証部34は、構成判定部35にてファブリック24(25)内のFCスイッチが2台でない場合、アクセスパス毎に経路探索処理を実行して、マルチパス構成の物理的なアクセスパスについて冗長性を検証する。
図6は、2台のFCスイッチ24A,24Bで構成するファブリック24を使用したマルチパス構成の一例を示す説明図である。図6の例では、“業務サーバ1”は、“HBA11”、“HBA12” 、“HBA13”及び“HBA14”の4個のHBA21A〜21Dを備え、“ストレージ1”は、“CA11”、“CA12”、“CA13”及び“CA14”の4個のCA22A〜22Dを備えている。
そして、“業務サーバ1”と“ストレージ1”との間は、“HBA11”−“CA11”、“HBA12”−“CA12”、“HBA13”−“CA13”、“HBA14”−“CA14”の4個のアクセスパスでマルチパスを構成している。“業務サーバ1”と“ストレージ1”との間のアクセスパスは、経路上のファブリック24が同一であるものの、経路上のFCスイッチ24A,24Bは互いに異なる場合もあるため、物理的に冗長性が確保できた状態にある。
検証部34は、業務サーバ21とストレージ22との間でマルチパス構成のアクセスパス本数がFCスイッチの台数の倍数となる場合、物理的なアクセスパスについて冗長性があり、かつ偏りのないマルチパス構成であると判断する。図6の例では、業務サーバ21とストレージ22との間でマルチパス構成のアクセスパス本数が4本、その本数(4本)がFCスイッチの台数(2台)の倍数となるため、物理的なアクセスパスについて冗長性があり、かつ偏りのないマルチパス構成と判断できる。
図7は、2個のファブリック24,25を使用したマルチパス構成の一例を示す説明図である。図7の例では、“業務サーバ1”は、“HBA11”、“HBA12” 、“HBA13”及び“HBA14”の4個のHBA21A〜21Dを備え、“ストレージ1”は、“CA11”、“CA12”、“CA13”及び“CA14”の4個のCA22A〜22Dを備えている。
そして、“業務サーバ1”と“ストレージ1”との間は、“HBA11”−“CA11”、“HBA12”−“CA12”、“HBA13”−“CA13”、“HBA14”−“CA14”の4個のアクセスパスでマルチパスを構成している。業務サーバ1”と“ストレージ1”との間のアクセスパスは、経路上のファブリック24(25)及び経路上のFCスイッチ24A,24B(25V,25W)も互いに異なる場合もあるため、物理的に冗長性が確保できた状態にある。
検証部34は、業務サーバ21とストレージ22との間でマルチパス構成のアクセスパス本数がファブリック個数の倍数となる場合、物理的なアクセスパスについて冗長性があり、かつ偏りのないマルチパス構成と判断する。図7の例では、業務サーバ21とストレージ22との間でマルチパス構成のアクセスパス本数が4本、その本数(4本)がファブリック個数(2個)の倍数となるため、物理的なアクセスパスについて冗長性があり、かつ偏りのないマルチパス構成と判断できる。
次に、実施例2のSANシステム20の動作について説明する。図8は、アクセスパス設定処理に関わるSAN管理機構30の処理動作を示すフローチャートである。図8に示すアクセスパス設定処理では、業務サーバ21とストレージ22との間のマルチパス構成に必要な各アクセスパスをユーザ操作で設定する処理である。図8に示すSAN管理機構30は、クライアント23側のログインを検出すると(S11)、業務サーバ21、ファブリック24、ファブリック25及びストレージ22と通信して最新情報を収集し、この最新情報をSAN管理記憶部31に更新する(S12)。尚、最新情報とは、サーバ情報41、スイッチ情報42、ストレージ情報43及びアクセスパス情報44等の最新の情報である。
SAN管理機構30は、クライアント23側の指定操作に応じてマルチパス構成に必要な各アクセスパスが指定され、その指定された各アクセスパスを構成する情報(アクセスパス情報)を取得する(S13)。尚、ユーザは、クライアント23の表示部23Aの表示画面上でアクセスパスを構成する接続先ポート名、例えば“HBA11”及び“CA11”を指定する。
SAN管理機構30の検証部34は、指定されたアクセスパスについての冗長性を検証すべく、後述する第1冗長性検証を実行する(S14)。検証部34は、第1冗長性検証を実行すると、第1冗長性検証の結果に基づき、マルチパス構成の物理的なアクセスパスについて冗長性があるか否かを判定する(S15)。SAN管理機構30は、マルチパス構成の物理的なアクセスパスについて冗長性がある場合(S15肯定)、業務サーバ21、ファブリック24、ファブリック25及びストレージ22と通信してマルチパス構成に必要なアクセスパスを設定する(S16)。そして、図8の処理動作を終了する。
また、検証部34は、マルチパス構成の物理的なアクセスパスについて冗長性がない場合(S15否定)、冗長性なしのメッセージをクライアント23に通知する(S17)。クライアント23は、冗長性なしのメッセージを表示部23Aに画面表示する。その結果、ユーザは、表示画面を見て、指定したマルチパス構成のアクセスパスについて冗長性なしを認識できる。
更に、検証部34は、冗長性なしのメッセージをクライアント23に通知した後、クライアント23からマルチパス構成のアクセスパスについて再指定要求を検出したか否かを判定する(S18)。SAN管理機構30は、アクセスパスの再指定要求を検出した場合(S18肯定)、マルチパス構成に必要なアクセスパスを再度指定すべく、S13に移行する。
更に、SAN管理機構30は、アクセスパスの再指定要求を検出しなかった場合(S18否定)、物理的なアクセスパスについて冗長性なしのまま、マルチパス構成に必要なアクセスパスの設定OKを検出したか否かを判定する(S19)。
SAN管理機構30は、物理的なアクセスパスについて冗長性なしのまま、アクセスパスの設定OKを検出した場合(S19肯定)、業務サーバ21、ファブリック24、ファブリック25及びストレージ22と通信してアクセスパスを設定すべくS16に移行する。また、SAN管理機構30は、物理的なアクセスパスについて冗長性なしのまま、アクセスパスの設定OKを検出しなかった場合(S19否定)、図8の処理動作を終了する。
図8に示すアクセスパス設定処理では、ユーザ操作に応じてマルチパス構成に必要なアクセスパスを指定し、指定された各アクセスパスについて物理的な冗長性を検証し、冗長性がある場合、これらアクセスパスをマルチパス構成のアクセスパスとして設定する。その結果、ユーザは、マルチパス構成の物理的な冗長性を確保したアクセスパスを設定できる。
アクセスパス設定処理では、指定された各アクセスパスについて物理的な冗長性を検証し、冗長性がない場合、当該アクセスパスについて冗長性なしのメッセージをクライアント23に通知する。その結果、ユーザは、冗長性なしのメッセージに基づき、指定されたアクセスパスについて冗長性なしを認識できる。
アクセスパス設定処理では、指定されたアクセスパスについて物理的な冗長性がない場合でも、設定操作に応じて冗長性なしのアクセスパスを設定できる。
図9は、マルチパス冗長性検証処理に関わるSAN管理機構30の処理動作を示すフローチャートである。図9に示すマルチパス冗長性検証処理では、設定済みのマルチパスの内、所望のマルチパスを指定し、この指定されたマルチパス構成の物理的なアクセスパスについて冗長性を検証する処理である。
図9に示すSAN管理機構30は、クライアント23からのユーザ操作に応じてログインを検出する(S21)。SAN管理機構30は、業務サーバ21、ファブリック24、ファブリック25、ストレージ22と通信して最新情報を収集し、この最新情報をSAN管理記憶部31に更新する(S22)。SAN管理機構30は、クライアント23からのユーザ操作に応じて設定済みのマルチパス情報の内、冗長性検証対象のマルチパス情報が指定され、この指定されたマルチパス情報を取得する(S23)。尚、ユーザは、クライアント23の表示部23Aの表示画面上で冗長性検証対象のマルチパス情報を指定する。
検証部34は、指定されたマルチパス情報のアクセスパス情報について、後述する第1冗長性検証を実行する(S24)。検証部34は、第1冗長性検証を実行すると、第1冗長性検証の結果に基づき、マルチパス構成の物理的なアクセスパスについて冗長性があるか否かを判定する(S25)。検証部34は、物理的なアクセスパスについて冗長性がある場合(S25肯定)、マルチパス構成の物理的なアクセスパスについて冗長性ありのメッセージをクライアント23に通知し(S26)、図9の処理動作を終了する。尚、クライアント23は、現在指定されたマルチパス構成の物理的なアクセスパスについて冗長性ありのメッセージを表示部23Aに画面表示する。その結果、ユーザは、表示画面を見て、指定したマルチパス構成の物理的なアクセスパスについて冗長性があると認識できる。
また、検証部34は、物理的なアクセスパスについて冗長性がない場合(S25否定)、マルチパス構成の物理的なアクセスパスについて冗長性なしのメッセージをクライアント23に通知し(S27)、図9の処理動作を終了する。尚、クライアント23は、現在指定されたマルチパス構成の物理的なアクセスパスについて冗長性なしのメッセージを表示部23Aに画面表示する。その結果、ユーザは、表示画面を見て、指定したマルチパス構成の物理的なアクセスパスについて冗長性なしと認識できる。
図9に示すマルチパス冗長性検証処理では、ユーザ操作に応じて設定済みのマルチパス情報の内、冗長性検証対象のマルチパス情報を指定し、指定されたマルチパス構成の物理的なアクセスパスについての冗長性を検証する。その結果、ユーザは、設定済みのマルチパス情報を指定し、その指定されたマルチパス構成のアクセスパスについての冗長性を確認できる。
マルチパス冗長性検証処理では、指定されたマルチパス構成の物理的なアクセスパスについての冗長性を検証し、冗長性がある場合、その冗長性ありのメッセージをクライアント23に通知する。その結果、ユーザは、冗長性ありのメッセージに基づき、指定されたマルチパス構成の物理的なアクセスパスについて冗長性ありを認識できる。
マルチパス冗長性検証処理では、指定されたマルチパス構成の物理的なアクセスパスについての冗長性を検証し、冗長性がない場合、その冗長性なしのメッセージをクライアント23に通知する。その結果、ユーザは、冗長性なしのメッセージに基づき、指定されたマルチパス構成の物理的なアクセスパスについて冗長性なしを認識できる。
図10は、第1冗長性検証処理に関わるSAN管理機構30の処理動作を示すフローチャートである。図10に示す第1冗長性検証処理では、指定されたアクセスパス情報に関わるマルチパス構成の物理的なアクセスパスについての冗長性を検証する処理である。
図10においてSAN管理機構30のファブリック取得部32は、図8のS13又は図9のS23で得たマルチパス構成の各アクセスパス情報に関わる構成情報44AをSAN管理記憶部31から抽出する(S31)。更に、ファブリック取得部32は、抽出した構成情報44Aの接続先ポート名、HBA及びCAを含む接続先情報42CのFCスイッチを抽出する(S31)。更に、ファブリック取得部32は、この抽出したFCスイッチのFabric Element Name及びFabric NameをSAN管理記憶部31から収集する(S31)。検証部34は、S31の収集結果に基づき、異なるFabric NameのFCスイッチを使用するアクセスパスがあるか否かを判定する(S32)。
尚、異なるFabric NameのFCスイッチを使用するアクセスパスとは、具体的には図示していないが、例えば、図7のHBA12”−“CA13”間のアクセスパス等を想定している。例えば、“HBA12”が“ファブリック1”の“FCスイッチ2”を使用し、“CA13”が“ファブリック2”の“FCスイッチ3”を使用するような、異なるFabric NameのFCスイッチを使用したアクセスパスである。
検証部34は、異なるFabric NameのFCスイッチを使用したアクセスパスがある場合(S32肯定)、同一パス内にFabric Nameが異なるFCスイッチを使用する物理的な構成を警告するため、設定エラーと判断する(S33)。そして、図10の処理動作を終了する。検証部34は、設定エラーをクライアント23に通知する。クライアント23は、その設定エラーを表示部23Aに画面表示する。その結果、ユーザは、表示画面を見て、指定したアクセスパスの設定エラーを認識できる。
ファブリック判定部33は、異なるFabric NameのFCスイッチを使用したアクセスパスがない場合(S32否定)、S31で収集した各アクセスパスで使用するファブリック24(又は25)のFabric Nameが同一であるか否かを判定する(S34)。検証部34は、各アクセスパスで使用するファブリック24(又は25)のFabric Nameが同一でない場合(S34否定)、物理的に異なるファブリック24(又は25)があるため、マルチパス構成の物理的なアクセスパスについて冗長性があると判断する(S35)。そして、図10の処理動作を終了する。
検証部34は、マルチパス構成の各アクセスパスで使用するファブリック24(又は25)のFabric Nameが同一である場合(S34肯定)、物理的に異なるファブリック24(又は25)がないため、後述する第2冗長性検証処理を実行する(S36)。
図10に示す第1冗長性検証処理では、マルチパス構成のアクセスパスに使用するFCスイッチのFabric Nameを収集し、単一パス内で異なるFabric NameのFCスイッチを使用したアクセスパスがある場合、設定エラーと判断する。その結果、ユーザは、表示画面を見て、指定したアクセスパスの設定エラーを認識できる。
第1冗長性検証処理では、マルチパス構成の各アクセスパスで使用するファブリック24(又は25)のFabric Nameが同一でない場合、マルチパス構成の物理的なアクセスパスについて冗長性があると判断する。その結果、マルチパス構成の物理的なアクセスパスに使用するファブリック24(又は25)のFabric Nameに基づき冗長性を検証するため、冗長性の検証に要する処理負担を軽減できる。更に、冗長性の検証に要する処理負担を軽減することで、その検証時間の短縮化を図ることができる。
図11は、第2冗長性検証処理に関わるSAN管理機構30の処理動作を示すフローチャートである。図11に示す第2冗長性検証処理では、収集したマルチパス構成の各アクセスパスに使用するファブリック24(又は25)のFabric Nameが同一の場合でも、マルチパス構成の物理的なアクセスパスについて冗長性を検証する処理である。
図11において検証部34の構成判定部35は、マルチパス構成の各アクセスパスに使用するファブリック24(又は25)のFabric Nameが同一の場合でも、このファブリック24(又は25)内のFCスイッチが2台であるか否かを判定する(S41)。検証部34は、ファブリック24(又は25)内のFCスイッチが2台である場合(S41肯定)、接続先情報42Cに基づき、マルチパス構成の全アクセスパスが同一のFCスイッチを使用するか否かを判定する(S42)。
検証部34は、マルチパス構成の全アクセスパスが同一のFCスイッチを使用する場合(S42肯定)、経路上の同一FCスイッチを共用するため、物理的なアクセスパスについて冗長性なしと判断する(S43)。そして、図11の処理動作を終了する。
また、検証部34は、マルチパス構成の全アクセスパスが同一のFCスイッチを使用しない場合(S42否定)、他のFCスイッチを使用したアクセスパスがあると判断する。そして、検証部34は、物理的なアクセスパスについて冗長性があると判断し(S44)、図11の処理動作を終了する。
また、検証部34は、ファブリック24(又は25)内のFCスイッチが2台でない場合(S41否定)、経路探索による物理的なアクセスパスについて冗長性の検証を実行する(S45)。検証部34は、経路探索による冗長性検証を実行すると、マルチパス構成の物理的なアクセスパスについて冗長性があるか否かを判定する(S46)。
検証部34は、マルチパス構成の物理的なアクセスパスについて冗長性がある場合(S46肯定)、物理的なアクセスパスについて冗長性があると判断し(S47)、図11の処理動作を終了する。また、検証部34は、マルチパス構成の物理的なアクセスパスについて冗長性がない場合(S46否定)、物理的なアクセスパスについて冗長性なしと判断し(S48)、図11の処理動作を終了する。
図11に示す第2冗長性検証処理では、マルチパス構成のアクセスパスに使用するFCスイッチのFabric Nameが同一の場合でも、ファブリック24(又は25)に含まれるFCスイッチが2台であるか否かを判定する。更に、FCスイッチが2台でも、マルチパス構成の各アクセスパスが同一のFCスイッチを使用する場合、マルチパス構成の物理的なアクセスパスについて冗長性なしと判断する。その結果、冗長性検証に要する処理負担を軽減することで検証時間の短縮化が図れる。
第2冗長性検証処理では、ファブリック24(又は25)内のFCスイッチが2台でも、マルチパス構成の各アクセスパスが同一のFCスイッチを使用しない場合、マルチパス構成の物理的なアクセスパスについて冗長性があると判断する。その結果、同一ファブリック24(又は25)を使用しても経路上の異なるFCスイッチが使用できるため、物理的なアクセスパスについて冗長性があると判断できる。
第2冗長性検証処理では、ファブリック24(又は25)内のFCスイッチが2台でない、例えば3台以上の場合、経路探索によってマルチパス構成の物理的なアクセスパスについて冗長性を検証する。その結果、ファブリック24(又は25)のFabric Nameを使用して冗長性を検証できないような場合でも、マルチパス構成の物理的なアクセスパスについて冗長性の検証を図ることができる。
実施例2では、業務サーバ21とストレージ22との間に複数のアクセスパスがある場合、アクセスパス毎に、当該アクセスパスで使用するファブリック24(又は25)のFabric Nameを取得する。更に、実施例2では、取得されたアクセスパスで使用するファブリック24(又は25)のFabric Nameが同一であるか否かを判定し、その判定結果に基づき、業務サーバ21とストレージ22との間のアクセスパスを検証する。その結果、マルチパス構成のアクセスパスで使用するファブリック24(又は25)のFabric Nameに基づきマルチパス構成の物理的なアクセスパスについて冗長性を検証するため、その検証に要する処理負担を軽減できる。更に、冗長性検証に要する処理負担を軽減することで、その検証時間の短縮化が図れる。
実施例2では、マルチパス構成の物理的なアクセスパスで使用するファブリック24(又は25)のFabric Nameが同一でない場合、マルチパス構成の物理的なアクセスパスについて冗長性があると判断する。その結果、冗長性検証の処理負担が軽減することで、その検証時間の短縮化を図ることができる。
実施例2では、マルチパス構成のアクセスパスで使用するファブリック24(又は25)のFabric Nameが同一、ファブリック24(又は25)内のFCスイッチが2台、かつ、各アクセスパスが同一FCスイッチを使用する場合、物理的なパスについて冗長性なしと判断する。その結果、冗長性検証の処理負担が軽減することで、その検証時間の短縮化を図ることができる。
実施例2では、マルチパス構成のアクセスパスで使用するファブリック24(又は25)のFabric Nameが同一、ファブリック24(又は25)内のFCスイッチが2台、かつ、各アクセスパスが同一FCスイッチを使用しない場合、物理的なパスについて冗長性ありと判断する。その結果、同一ファブリック24(又は25)を使用しても経路上の異なるFCスイッチが使用できるため、物理的なアクセスパスについて冗長性があると判断できる。
更に、実施例2では、マルチパス構成のアクセスパスで使用するファブリック24(又は25)のFabric Nameが同一、ファブリック24(又は25)内のFCスイッチが2台でない場合、経路探索による物理的なパスについての冗長性を検証する。その結果、ファブリック24(又は25)のFabric Nameを活用して冗長性を検証できないような場合でも、マルチパス構成の物理的なアクセスパスについて冗長性の検証を図ることができる。
更に、実施例2では、マルチパス構成のアクセスパスに使用するFCスイッチのFabric Nameを収集し、単一パス内に異なるFabric NameのFCスイッチを使用するアクセスパスがある場合、設定エラーと判断する。その結果、ユーザは、指定したアクセスパスの設定エラーを認識できる。
尚、上記実施例では、図11のS41にファブリック24(又は25)内のFCスイッチが2台でない場合、経路探索処理で冗長性を検証するようにしたが、別の冗長性検証方法を採用するようにしても良い。
また、図示した各部の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
更に、各装置で行われる各種処理機能は、CPU(Central Processing Unit)(又はMPU(Micro Processing Unit)、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしても良い。また、各種処理機能は、CPU(又はMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行するプログラム上、又はワイヤードロジックによるハードウェア上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしても良いことは言うまでもない。
ところで、本実施例で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムをコンピュータで実行することによって実現できる。そこで、以下では、図12を用いて、上記の実施例と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図12は、通信パス検証プログラムを実行するコンピュータを示す説明図である。
図12に示すように、通信パス検証プログラムとしてのコンピュータ100は、HDD(Hard Disk Drive)110、RAM(Random Access Memory)120、ROM(Read Only Memory)130及びCPU140をバス150で接続して構成される。
そして、ROM130には、上記の実施例と同様の機能を発揮する通信パス検証プログラム、つまり、図12に示すように、記憶プログラム131、取得プログラム132、判定プログラム133及び出力プログラム134が予め記憶されている。尚、プログラム131〜134については、図1に示した通信パス検証装置1の各構成要素と同様、適宜統合又は分散してもよい。
そして、CPU140が、これらのプログラム131〜134をROM130から読み出して実行することで、図12に示すように、各プログラム131〜134は、記憶プロセス141、取得プロセス142、判定プロセス143及び出力プロセス144として機能するようになる。尚、プロセス131〜134については、図1に示す通信パス検証装置1の各構成要素と同様、記憶部11、取得部12、判定部13及び出力部14として機能することになる。
CPU140は、第1の装置と第2の装置との間の通信パスで使用するスイッチを含むスイッチ群を識別する群IDを通信パス毎にRAM120内の記憶部に記憶する。CPU140は、第1の装置と第2の装置との間に複数の通信パスがある場合、第1の装置と第2の装置との間の通信パス毎に、当該通信パスに対応したスイッチ群の群IDを記憶部から取得する。CPU140は、取得された各通信パスの群IDが同一であるか否かを判定する。CPU140は、各通信パスの群IDが同一であるか否かを判定する判定結果を出力する。そのため、第1の装置と第2の装置との間の通信パスが冗長に設けられていることを、複数の通信パスの経路探索を行なうまでもなく確認できる。その結果、その検証に要する処理負担を軽減できる。更に、検証に要する処理負担を軽減することで、その検証時間の短縮化を図ることができる。
1 通信パス検証装置
1A 管理サーバ
2 第1の装置
3 第2の装置
4 スイッチ群
4A〜4C スイッチ
5 スイッチ群
5A〜5C スイッチ
11 記憶部
12 取得部
13 判定部
14 出力部
21 業務サーバ
21A〜21D HBA
22 ストレージ
22A〜22D CA
24 ファブリック
24A〜24E FCスイッチ
25 ファブリック
25V〜25Z FCスイッチ
30 SAN管理機構
31 SAN管理記憶部
32 ファブリック取得部
33 ファブリック判定部
34 検証部
35 構成判定部

Claims (7)

  1. 複数のスイッチ群に含まれるスイッチのうちの少なくとも1つのスイッチを含み、異なるスイッチ群に属する複数のスイッチを含まない物理的な通信パスを用いて、第1の装置と第2の装置とが通信するシステムに用いられるコンピュータに、
    前記第1の装置と前記第2の装置との通信に用いられる通信パスである第1の通信パス及び第2の通信パスのそれぞれに含まれるスイッチのスイッチ群を識別する群識別情報を夫々取得し、取得した群識別情報が同一であるか否かを判定し、前記群識別情報が同一でない場合に、前記通信パスに冗長性がある旨を出力する
    処理を実行させることを特徴とする判定プログラム。
  2. 複数のスイッチ群に含まれるスイッチのうちの少なくとも1つのスイッチを含み、異なるスイッチ群に属する複数のスイッチを含まない物理的な通信パスを用いて、第1の装置及び第2の装置が通信するシステムに用いられるコンピュータに、
    前記複数のスイッチ群それぞれを識別する群識別情報に、それぞれのスイッチ群に含まれる各スイッチに備えられた各ポートの接続先のポートを識別するポート識別情報を関連付けて記憶手段に記憶し、
    前記第1の装置に備えられたポートであって、前記第2の装置との通信に用いる通信パスを収容するポートである第1のポート及び第2のポートのそれぞれを識別するポート識別情報を取得し、
    取得した第1のポートを識別するポート識別情報と関連付けられて前記記憶手段に記憶された前記群識別情報と、取得した第2のポートを識別するポート識別情報と関連付けられて前記記憶手段に記憶された前記群識別情報とが一致するか否かを判定し、
    一致しないと判定した場合に、前記第1の装置と前記第2の装置との間の物理的な通信パスに冗長性がある旨を出力する
    処理を実行させることを特徴とする判定プログラム。
  3. 前記判定の結果、一致すると判定し、一致した前記群識別情報に識別されるスイッチ群のスイッチが2台であり、前記第1のポート及び前記第2のポートそれぞれの接続先のスイッチが同一でない場合、前記第1の装置と前記第2の装置との間の物理的な通信パスに冗長性がある旨を出力すること
    を特徴とする請求項に記載の判定プログラム。
  4. 前記冗長性がある旨の出力を行なわない場合に、さらに、前記第1の装置と前記第2の装置との間の物理的な通信パスに関わる経路探索処理を実行して、前記第1の装置と前記第2の装置との間の物理的な通信パスの冗長性の検証処理を行なうこと
    を特徴とする請求項2又は3に記載の判定プログラム。
  5. 前記第2の装置に備えられたポートであって、前記第1のポートが収容する通信パスを収容するポートである第3のポートを識別するポート識別情報をさらに取得し、
    取得した第3のポートを識別するポート識別情報と関連付けられて前記記憶手段に記憶された前記群識別情報と、前記第1のポートを識別するポート識別情報と関連付けられて前記記憶手段に記憶された前記群識別情報とが一致しない場合に、通信パスの設定エラーを出力すること
    を特徴とする請求項2〜の何れか一つに記載の判定プログラム。
  6. 複数のスイッチ群に含まれるスイッチのうちの少なくとも1つのスイッチを含み、異なるスイッチ群に属する複数のスイッチを含まない物理的な通信パスを用いて、第1の装置と第2の装置とが通信するシステムに用いる検証装置であって、
    前記第1の装置と前記第2の装置との通信に用いられる通信パスである第1の通信パス及び第2の通信パスのそれぞれに含まれるスイッチのスイッチ群を識別する群識別情報を夫々取得し、取得した群識別情報が同一であるか否かを判定する判定部と、
    前記判定部にて前記群識別情報が同一でない場合に、前記通信パスに冗長性がある旨を出力する出力部と
    を有することを特徴とする検証装置。
  7. 複数のスイッチ群に含まれるスイッチのうちの少なくとも1つのスイッチを含み、異なるスイッチ群に属する複数のスイッチを含まない物理的な通信パスを用いて、第1の装置と第2の装置とが通信するシステムに用いる検証方法であって、
    前記第1の装置と前記第2の装置との通信に用いられる通信パスである第1の通信パス及び第2の通信パスのそれぞれに含まれるスイッチのスイッチ群を識別する群識別情報を夫々取得し、取得した群識別情報が同一であるか否かを判定し、前記群識別情報が同一でない場合に、前記通信パスに冗長性がある旨を出力する
    処理を実行することを特徴とする検証方法。
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