JP5540751B2 - スクータ型自動二輪車の後輪用制動装置 - Google Patents

スクータ型自動二輪車の後輪用制動装置 Download PDF

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本発明は、自動二輪車における特にスクータ型自動二輪車の後輪用制動装置に関する。
自動二輪車、例えばスクータ型自動二輪車において、後輪用ブレーキ装置としてドラムブレーキを備えている。このドラムブレーキは、上下に揺動自在に支持されたリヤスイングアームの後端部に後輪と共に支持され、ハンドルバーのグリップ部近傍に設けたブレーキレバーとの間がブレーキケーブルで連結されている。
この種のブレーキ装置において、ブレーキケーブル内に水分等が浸入すると作動上極めて重大な問題となる。特許文献1に記載のものではブレーキケーブルの最下部に水抜き用貫通孔が設けられ、この水抜き用貫通孔により、ブレーキケーブル内に浸入した水分等を排出するようにしている。なお、このブレーキケーブルでは、水抜き用貫通孔が設けられたケーブルのカバー部材を車体フレームにネジ止め固定されている。
特開2004−76840号公報
ブレーキケーブルはスイングアームの揺動中心近傍を通して、後輪用の機械式ドラムブレーキに接続するが、リヤスイングアーム(後輪)の上下揺動に伴って前後に遊動するため、この遊動を吸収するための弛み部を設ける必要がある。しかしながら、従来技術のようにケーブルの中間部をネジ止めしてしまう構造では、ケーブルの遊動を制限してしまい、そのままではブレーキケーブルが引っ張られることによるブレーキの不意な作動や、リヤスイングアームの上下揺動を阻害してサスペンション性能に影響することがある。
本発明は上記のような点に鑑み、適正且つ円滑作動を保証すると共に安全性に優れたスクータ型自動二輪車の後輪用制動装置を提供することを目的とする。
本発明のスクータ型自動二輪車の後輪用制動装置は、ハンドルバーと運転者用シートの間の車体を下方に湾曲して底床のステップボードに形成し、前記ハンドルバーに設けたブレーキレバーにより後輪の機械式ドラムブレーキを操作するようにしたスクータ型自動二輪車の後輪用制動装置であって、ブレーキケーブルの一端を前記ブレーキレバーに連結する一方、その他端を前記ドラムブレーキのブレーキカムレバーに連結し、前記ブレーキケーブルは、前記ブレーキレバーから車体フレームのダウンチューブに沿って後斜め下方に延出した後、前記ステップボードの下方で後斜め上方に屈曲し、中間部が両端部よりも低く湾曲して配設され、この湾曲底部に排水用通孔を備えたガイド筒部を設け、前記ガイド筒部の外周に半径方向外向きに突出するガイドプレートを設けると共に、このガイドプレートを、前記ブレーキケーブルの長手方向軸線に沿って前後に延在する平面を有する前記車体フレーム側のガイド部に前後方向遊動自在に遊嵌させたことを特徴とする。
また、本発明によるスクータ型自動二輪車の後輪用制動装置において、前記車体フレームの前記ガイド部は、車両前後方向に延びる前記ダウンチューブに沿って凹溝を備えた略コ字状に形成され、この凹溝に前記ブレーキケーブルの前記ガイドプレートを前後遊動自在に遊嵌すると共に、前記排水用通孔の下方から覆うガード部を形成したことを特徴とする。
また、本発明によるスクータ型自動二輪車の後輪用制動装置において、前記車体フレームの前記ガイド部は、前記ステップボードの下方に配置されて前記凹溝の開口を上向きに開放すると共に、この開口を前記ステップボードの下面で上側から蓋ったことを特徴とする。
本発明によれば、ブレーキカムレバー側から浸入した水、及びブレーキレバーから浸入した水を共に効率よくガイド筒へと導き、それらの水を下方に開口する排水用通孔から確実に排出することができる。
この場合、ブレーキケーブルはガイド部と遊動自在に遊嵌し、リヤスイングアームの揺動に有効に対応し、制動装置の適正且つ円滑作動が保証される。
本発明の実施形態に係るスクータ型自動二輪車の左側面図である。 本発明に係る後輪用制動装置の要部構成を示す左側面図である。 本発明に係る後輪用制動装置の要部構成を示す下方斜視図である。 本発明に係る後輪用制動装置の要部構成を示す上方斜視図である。 本発明に係る後輪用制動装置の要部構成を示す正面図である。 本発明に係るスクータ型自動二輪車の車体フレームの要部構成を示す下方斜視図である。 図6のB−B線に沿う断面図である。 本発明に係る後輪用制動装置の変形例を示す斜視図である。
以下、添付図面を参照して、本発明によるスクータ型自動二輪車の後輪用制動装置の好適な実施形態について説明する。
本実施形態においてスクータ型自動二輪車100の例とし、図1はその左側面を示す。更にこの例では電動式とし、従って動力源として電動モータを含んでいる。ここで先ず、自動二輪車100の全体構成について概略説明する。なお、以下の説明において必要に応じて、車両の前方を矢印Frにより、車両の後方を矢印Rrによりそれぞれ示し、また、車両の側方右側を矢印Rにより、車両の側方左側を矢印Lによりそれぞれ示す。
自動二輪車100の車体フレーム101は、不図示のヘッドパイプと、このヘッドパイプから下方に延び、途中から後方に向かって略水平に延設されるダウンチューブ101A(ボディフレームチューブ)と、ダウンチューブ101Aの後端部から後上方に延設される左右のリヤフレーム101Bとを含んで構成される。また、ダウンチューブ101Aの下部から後述する左右の補助フレームが水平あるいはやや後上がりに延設され、それぞれリヤフレーム101Bに繋がっている。
車体フレーム101のヘッドパイプによって左右2本のフロントフォーク102が左右に回動可能に支持される。フロントフォーク102の下部には前輪103が回転自在に支持されており、ハンドルバー104により前輪103が左右に操舵される。
左右のリヤフレーム101Bの下部にそれぞれ設けたブラケット105Aには、ピボット軸105を介してスイングアーム106の前端部が軸支され、スイングアーム106は上下に揺動可能(矢印A)となる。スイングアーム106は、車両の左側でのみアーム部107が後方に延伸し、アーム部107の後端部に後輪108が片持ち式に支持される。また、アーム部107(の後端)とリヤフレーム101Bとの間にリヤサスペンション109が装架される。リヤサスペンション109もまた、車両の左側にのみ配置される。また、スイングアーム106の途中には左右の支持用ブラケット110が設けられ、この支持用ブラケット110にスタンド111が回動可能に装着される。
ここで、後輪108と同軸に、これを駆動するパワーユニット200が搭載される。パワーユニット200は電動モータを含み、スイングアーム106のアーム部107後端部に支持される。また、図示を省略するが、動力源であるパワーユニット200の電動モータに電力を供給するバッテリ等を搭載している。
車体フレーム101は樹脂製の車体カバーにより覆われ、この車体カバーによって車両の外観が構成される。車体カバーとしてフロントレッグシールド112、リヤレッグシールド113、ロアカバー114及びリヤフレームカバー115等を含み、これらを所定の形態、配置関係で組み合わせあるいは結合することにより、外観ばかりでなく諸機能を備えたものとして構成される。
フロントレッグシールド112は車体前部を覆うように配置され、前輪103の上部を覆うフロントフェンダとしても機能する。リヤレッグシールド113はフロントレッグシールド112の裏側を覆うように配置され、収納用のポケット部113aが形成されている。ロアカバー114はフロントレッグシールド112に連設され、左右の補助フレームから運転者用シート116の最下方を覆うように配置される。ロアカバー114には、ライダー(運転者)が足を載せるステップフロアが設けられており、ステップフロアに形成された凹部に、パワーユニット200の電動モータを制御するコントローラユニット等が収納される。リヤフレームカバー115は、運転者用シート116の下方でリヤフレーム101Bを覆うように配置される。更に、後輪108の上方にはリヤフェンダ117が配置される。
ハンドルバー104の中央部にはスピードメータ等を含むメータユニット118が配置される。車両前部には大型のバスケット119が取り付けられると共に、車両後部のリヤフェンダ117上方にはキャリヤ120を有する。
ここで、図2〜図5を参照して、車体フレーム101について更に説明する。上述のようにヘッドパイプから下方に延設されるダウンチューブ101Aの下部から左右の補助フレーム101Cが水平あるいはやや後上りに延設され、それぞれリヤフレーム101Bに繋がっている。ダウンチューブ101Aの後端には分岐チューブ101Dが結合し、この分岐チューブ101Dの左右端部にそれぞれ左右のリヤフレーム101Bが結合する。
更に図6及び図7を参照して、ロアカバー114は、左右の補助フレーム101Cから運転シート116の最下方を覆うように配置され、ライダーが足を載せる足載せ部を構成する。図6は、自動二輪車100の底面側の一部斜視図である。また、図7は図6のA−A線の一部断面図である。本実施形態に係る自動二輪車100では、足載せ部に下向きに凹むようにコントローラ収納室121が設けられており、そのコントローラ収納室121にコントローラユニット122が収納される。コントローラユニット122は、バッテリから電動モータへの電力供給を制御して電動モータの駆動制御を行う。
ロアカバー114には車両の右側に片寄って、下向きに凹むようにコントローラ収納室121が形成されている。図7に示すようにロアカバー114の上面は、ダウンチューブ101Aの上方で下向きに凹むとともに、ダウンチューブ101Aの右側から右側の補助フレーム101Cの内側に至る範囲で更に一段下がった形で凹み、ダウンチューブ101Aと右側の補助フレーム101Cとの間の凹みがコントローラ収納室121として使用される。また、コントローラユニット122がコントローラ収納室121に収納された状態で、ロアカバー114に形成された凹みは、足載せ部を構成するステップボード123(フートボード)により閉塞される。ステップボード123の裏面にはリブ124が立設されており、ステップボード123を閉じたときに、リブ124がコントローラユニット122の上面を押え付けてがたつきを防止する構成となっている。このようにハンドルバー104と運転者用シート116の間の車体を下方に湾曲して、その湾曲の底床の部位にステップボード123に形成される。
さて、上記概略説明した本発明に係る自動二輪車100において、後輪108を制動する後輪用制動装置を備え、その具体的構成においてスイングアーム106とスイングアーム106の後端部に支持された後輪108のホイールとの間に機械式ドラムブレーキ10(図1参照)が配置される。なお、ドラムブレーキ10自体は一般的な構成であり、即ち一対の概略半月型円弧状のブレーキシューがドラムの内周面に圧接することで、該ドラムを介して後輪108(の車軸)を制動するようになっている。この場合、そのブレーキシューを駆動するためのブレーキカムレバー11を有し、このブレーキカムレバー11は図1に示されるように、その先端(上端)がスイングアーム106から適度に突出するように配置される。
ハンドルバー104の端部にはブレーキレバー12が設けられ、ブレーキレバー12の操作によりドラムブレーキ10を操作するようになっている。この実施形態ではボーデンワイヤで形成されたブレーキケーブル13の一端が、ブレーキレバー12に連結され、該ブレーキケーブル13の他端は、ドラムブレーキ10のブレーキカムレバー11の上端部に連結される。この場合、ブレーキケーブル13は図1に示されるように、先ずブレーキレバー12から車体フレーム101のダウンチューブ101Aに沿って後斜め下方に延出する。
ブレーキケーブル13は更にその後、図2に示されるようにステップボード123の下方で後斜め上方に屈曲し、その中間部が両端部よりも低く湾曲して配設される。この湾曲底部に排水用通孔を備えたガイド筒部14が設けられる。図3に示されるようにガイド筒部14の長手方向略中央部において、下方に開口する排水用通孔15が形成される。ガイド筒14の前後両端部14a及び14bでそれぞれ、前後のブレーキケーブル13(アウタケーブル)とカシメ固定される。なお、ガイド筒部14は略U字状(又は円形であってもよい)の断面形状とし、好適にはそのU字の底部に排水用通孔15を位置させる。
また、ガイド筒部14の外周に半径方向外向き(典型的には下向き)に突出するガイドプレート16を設けると共に、車体フレーム101にガイド部17を設け、このガイド部に対してガイドプレート16を前後遊動自在に遊嵌させる。ガイド部17は、ブレーキケーブル13の長手方向軸線に沿って前後に延在する平面を有する。
この例では図4及び図5等に示されるようにガイド部17は、車体フレーム101のダウンチューブ101Aの左側面に固定され、車両前後方向に延びるダウンチューブ101Aに沿って凹溝18を備えた略コ字状に形成される。そして、この凹溝18にブレーキケーブル13のガイドプレート16を前後遊動自在に遊嵌させる。この場合、排水用通孔15の下方から覆うガード部17aを有している。
また、ガイド部17はステップボード123の下方に配置され、その凹溝18の開口を上向きに開放する。この凹溝18の開口は図7に示されるように、ステップボード123の下面で上側から蓋われることとなる。このように開口部を持ちながらも、周囲の部材によって有効に保護される配置構成となっている。ここで、図7に示したようにガイド部17の幅Wは、ガイドプレート16の高さHよりも狭い寸法となるのが好適である。
上記の場合、図1において概略図示するが、ブレーキケーブル13(アウタケーブル)の後端部付近を係止するストッパ19が、スイングアーム106(のアーム部107)に設けられている。また、このストッパ19とブレーキカムレバー11の間にはブレーキカムレバー11を後方付勢するコイルスプリングが装着される。
本発明の制動装置において、ブレーキレバー12を引く(握る)とその操作力は操作力伝達手段であるブレーキケーブル13を介して、後輪108に配置された機械式ドラムブレーキ10へ伝達され、これにより後輪108従って自動二輪車100を制動することができる。より具体的には、ブレーキ操作レバー12の操作でブレーキケーブル13(インナケーブル)が前方へ引かれ(図1、矢印C)、これによりブレーキカムレバー11が前方へ回動する。そして、ブレーキカムレバー11が前方へ回動することで、ドラムブレーキ10においてブレーキカムの作用によりブレーキシューの外周面がドラムの内周面に圧接し、ドラムに対して制動力が作用する。このように自動二輪車100のライダーは、ブレーキレバー12の操作により、必要に応じて適宜円滑且つ的確にブレーキをかけ、車両の安全を確保することができる。
本発明の制動装置では特に、ブレーキレバー12とブレーキカムレバー11との間で下方に凸となるように湾曲して配設されるブレーキケーブル13の略中間部に、排水用通孔15を有するガイド筒14が配置される。このようにブレーキケーブル13において最も低い位置にガイド筒14を設定することで、ブレーキカムレバー11側から浸入した水、及びブレーキレバー12から浸入した水を共に効率よくガイド筒14へと導き、それらの水を下方に開口する排水用通孔15から確実に排出することができる。従ってブレーキケーブル13ひいては制動装置の円滑作動が保証される。
また、ブレーキケーブル13は、ガイド部17の凹溝18に対して前後方向に遊動自在に遊嵌する。車両の実走行においてリヤスイングアーム106が上下に揺動し、これに伴いブレーキケーブル13自体も前後に遊動する。ブレーキケーブル13はガイド部17と遊嵌して適度な自由度を以って遊動可能であるため、そのような遊動を的確に吸収することができる。従って、この点でも制動装置の適正且つ円滑作動が保証される。
ガイド部17は凹溝18内にブレーキケーブル13を遊嵌させ、これによりブレーキケーブル13の位置決めガイドする。この場合、前述したようにガイド部17の幅とガイドプレート16の高さに関係をW<Hとすることで、ブレーキケーブル13の適正な遊動状態を許容しながら、作動中に凹溝18から外れるのを有効に防止することができる。この場合、ガイド部17の凹溝18内で遊動するガイドプレート16が極端に鉛直方向から倒れ、あるいは傾斜するのが規制され、即ち実質的に鉛直方向の姿勢が保持され、これによりブレーキケーブル13の捩れ等も有効に防止することができる。従って、排水用通孔15の開口方向(下方)が略一定に保持され、常にその適正な排出機能が確保される。なお、下方に開口する排水用通孔15はガード部17aによって下方から覆われ、外部からの水等の浸入が防止される。
また、ガイド筒部14の外周に下向きに突出させたガイドプレート16を有し、このガイドプレート16の突出方向は排水用通孔15の開口方向(下方)と一致している。組付け時にはガイドプレート16の位置を基準目安としてブレーキケーブル13を配索組付けることにより、組付け作業を容易且つ的確に行うことができる。
ここで、図8は本発明の変形例を示している。この例ではガイドプレート16に前後方向に沿って長穴16aを形成する。また、例えばダウンチューブ101Aの左側面には、長穴16aに遊嵌するガイドピン20を左方向に植設する。
この場合にも、ガイドプレート16がガイドピン20によって適度な自由度を以ってガイドされ、ブレーキケーブル13の適正作動が確保される。
以上、本発明を種々の実施形態と共に説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能である。
上記実施形態において機械式ドラムブレーキのブレーキケーブルの例で説明したが、その他に例えばスロットル装置やクラッチ装置に用いるケーブルに対しても本発明を有効に適用可能であり、上記実施形態と同様な作用効果を得ることができる。
10 ドラムブレーキ、11 ブレーキカムレバー、12 ブレーキレバー、13 ブレーキケーブル、14 ガイド筒部、15 排水用通孔、16 ガイドプレート、17 ガイド部、18 凹溝、19 ストッパ、100 自動二輪車、101 車体フレーム、102 フロントフォーク、103 前輪、104 ハンドルバー、106 スイングアーム、108 後輪、109 リヤサスペンション、112 フロントレッグシールド、113 リヤレッグシールド、115 リヤフレームカバー、116 運転シート、117 リヤフェンダ、200 パワーユニット。

Claims (3)

  1. ハンドルバーと運転者用シートの間の車体を下方に湾曲して底床のステップボードに形成し、前記ハンドルバーに設けたブレーキレバーにより後輪の機械式ドラムブレーキを操作するようにしたスクータ型自動二輪車の後輪用制動装置であって、
    ブレーキケーブルの一端を前記ブレーキレバーに連結する一方、その他端を前記ドラムブレーキのブレーキカムレバーに連結し、
    前記ブレーキケーブルは、前記ブレーキレバーから車体フレームのダウンチューブに沿って後斜め下方に延出した後、前記ステップボードの下方で後斜め上方に屈曲し、中間部が両端部よりも低く湾曲して配設され、この湾曲底部に排水用通孔を備えたガイド筒部を設け、
    前記ガイド筒部の外周に半径方向外向きに突出するガイドプレートを設けると共に、このガイドプレートを、前記ブレーキケーブルの長手方向軸線に沿って前後に延在する平面を有する前記車体フレーム側のガイド部に前後方向遊動自在に遊嵌させたことを特徴とするスクータ型自動二輪車の後輪用制動装置。
  2. 前記車体フレームの前記ガイド部は、車両前後方向に延びる前記ダウンチューブに沿って凹溝を備えた略コ字状に形成され、この凹溝に前記ブレーキケーブルの前記ガイドプレートを前後遊動自在に遊嵌すると共に、前記排水用通孔の下方から覆うガード部を形成したことを特徴とする請求項1に記載のスクータ型自動二輪車の後輪用制動装置。
  3. 前記車体フレームの前記ガイド部は、前記ステップボードの下方に配置されて前記凹溝の開口を上向きに開放すると共に、この開口を前記ステップボードの下面で上側から蓋ったことを特徴とする請求項2に記載のスクータ型自動二輪車の後輪用制動装置。
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