JP5536161B2 - 情報処理装置およびプログラム - Google Patents
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Description
本発明の実施の形態は、情報処理装置およびプログラムに関する。
商品を販売するスーパーマーケットや量販店では、POS(Point of Sales)端末に代表される商品販売データ処理装置において、顧客が購入する商品の商品情報を入力し、締め処理に基づいて合計金額等を算出して、レシート用紙に印字しレシートとして発行している。顧客から受け取った紙幣や硬貨(以降紙幣と硬貨を総称して金銭という)は、ドロワや金銭入出金装置に収納し、顧客に渡す釣銭もドロワや金銭入出金装置から払い出している。
また、店舗には金銭を保管する納金機が備えられており、例えば閉店時には、店員はドロワや金銭入出金装置から現金売上金を納金機に入金する。
また、店舗には、情報処理装置の一例である店舗の売上を集計するSC(Store Computer)が設置されており、SCがPOS端末から現金売上データを収集するとともに、納金機から店員が納金した納金データを収集して、店舗の売上の確定処理を実行している。
また、店舗には、情報処理装置の一例である店舗の売上を集計するSC(Store Computer)が設置されており、SCがPOS端末から現金売上データを収集するとともに、納金機から店員が納金した納金データを収集して、店舗の売上の確定処理を実行している。
しかしながら、POS端末とSCとの間がオフラインとなったときは、SCは当該POS端末から現金売上データを収集することができず、店舗の売上の確定処理が実行できないことがあった。
本実施の形態の情報処理装置は、商品の売上データを記憶する商品販売データ処理装置および入金された金銭を保管し前記売上データに基づいて入金された前記金銭の入金データを記憶する納金機と通信可能な情報処理装置であって、前記商品販売データ処理装置がオンラインであるかオフラインであるかを判断するオンライン判断手段と、前記商品販売データ処理装置がオンラインであると判断した場合は、前記商品販売データ処理装置から送信された前記売上データと前記納金機から送信された前記入金データとに基づいて前記商品販売データ処理装置についての売上の確定処理を実行するオンライン実行手段と、前記商品販売データ処理装置がオフラインであると判断した場合は、前記納金機から送信された入金データに基づいて前記商品販売データ処理装置についての売上の確定処理を実行するオフライン実行手段と、を備える。
本実施の形態のプログラムは、商品の売上データを記憶する商品販売データ処理装置および入金された金銭を保管し前記売上データに基づいて入金された前記金銭の入金データを記憶する納金機と通信可能なコンピュータに、前記商品販売データ処理装置がオンラインであるかオフラインであるかを判断するオンライン判断手段と、前記商品販売データ処理装置がオンラインであると判断した場合は、前記商品販売データ処理装置から送信された前記売上データと前記納金機から送信された前記入金データとに基づいて前記商品販売データ処理装置についての売上の確定処理を実行するオンライン実行手段と、前記商品販売データ処理装置がオフラインであると判断した場合は、前記納金機から送信された入金データに基づいて前記商品販売データ処理装置についての売上の確定処理を実行するオフライン実行手段と、を実行させる。
以下、図面を参照して、本実施の形態に係るSCおよびSCに接続されたPOS端末と納金機について詳細に説明する。なお、本実施の形態では情報処理装置の一例としてSCについて説明する。以下に説明する実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本実施の形態のシステム図である。図1において、SC1は、複数台のPOS(Point of Sales)2がLAN(Local Area Network)回線3を介して接続されている。各POS端末2には、紙幣入出金装置4が例えばRS232Cのような回線6を介して接続されている。また紙幣入出金装置4は、例えばRS232Cのような回線6を介して硬貨入出金装置5と接続されている。SC1は、店舗に設置され店舗の売上を収集するとともに、図示しない本部からの指令やデータをPOS端末2に配信する。POS端末2は、店舗で販売された商品情報をデータ処理し蓄積する。そして蓄積データをSC1に送信する。またPOS端末2は、紙幣入出金装置4や硬貨入出金装置5に対しデータ処理したデータから釣銭データを送信する。また、紙幣入出金装置4や硬貨入出金装置5に収納された金銭を回収するときには、POS端末2は、紙幣入出金装置4や硬貨入出金装置5に対して回収金額データとともに回収コマンドを送信する。紙幣入出金装置4と硬貨入出金装置5は、顧客から受け取った金銭を金種別に収納するとともに、POS端末2からの釣銭データに基づいた釣銭を払い出す。また回収コマンドを受信して、回収額の金銭を払い出す。また、納金機7は、SC1やPOS端末2とLAN回線3で接続されており、金銭を入金すると金種別に保管する。これらのSC1とPOS端末2と納金機7とは同一の店舗内に配置されている。
図2は、本実施の形態の情報処理装置と接続されるPOS端末2のハードウェア構成を説明するブロック図である。図2において、制御主体となるCPU41、各種プログラムを記憶するROM42、記憶部に相当し各種データを展開するRAM43、各種プログラムおよびデータを記憶するハードディスク等からなるメモリ部44等を備えている。CPU41、ROM42、RAM43、メモリ部44は、互いにデータバス45を介して接続されている。CPU41とROM42とRAM43とメモリ部44が制御部200を構成する。すなわち、制御部200は、CPU41がROM42またはメモリ部44に記憶されRAM43に展開したプログラムや情報に従って動作することによって、後述する制御処理を実行する。
また、データバス45には、操作部46、表示部47、プリンタ48、バーコードリーダ49が、それぞれキーボードコントローラ51、表示コントローラ52、プリンタコントローラ53、バーコードリーダコントローラ54を介して接続されている。またデータバス45には、LANI/F55を介してLAN回線3に接続されている。LANI/F55はSC1や納金機7からデータを受信する。また、LANI/F55からSC1や納金機7に対して情報を発信する。
なお、RAM43は、POS端末2がデータ処理した売上データを、現金売上データ等売上種類別に記憶している。
なお、RAM43は、POS端末2がデータ処理した売上データを、現金売上データ等売上種類別に記憶している。
図3は、SC1に接続されたPOS端末2の処理を示すフローチャートである。図3において、制御部200は、バーコードリーダ49等から商品情報の入力があったかを判断する(ステップSP41)。商品情報の入力があったと判断した場合は(ステップSP41のYes)、制御部200は、その商品情報に基づいたデータ処理を実行する(ステップSP42)。また商品情報の入力ではないと判断した場合は(ステップSP41のNo)、制御部200は、LANI/F55にデータやコマンドを受信しているかを判断する(ステップSP51)。受信していると判断した場合は(ステップSP51のYes)、制御部200は受信したのがオンライン確認コマンドであるかを判断する(ステップSP52)。オンライン確認コマンドであると判断した場合は(ステップSP52のYes)、制御部200は、当該POS端末2はオンラインである旨の応答をSC1に送信する(ステップSP53)。このとき、当該POS端末2の端末番号とともに送信する。オンライン確認コマンドの受信ではないと判断した場合は(ステップSP52のNo)、制御部200は、SC1から現金売上データの送信コマンドを受信したかを判断する(ステップSP54)。現金売上データの送信コマンドを受信したと判断した場合は(ステップSP54のYes)、制御部200は、POS端末2のRAM43に記憶されている、現金売上データを当該POS端末2の端末番号とともにSC1に送信する(ステップSP55)。そして、現金売上データ分の金銭データと払い出しコマンドを紙幣入出金装置4に対して送信する(ステップSP56)。また、現金売上データの送信コマンドの受信ではないと判断した場合は(ステップSP54のNo)、他のコマンド処理を実行する(ステップSP57)。
なお、POS端末2から払い出しコマンドを受信した紙幣入出金装置4は、現金売上データ分のうち、紙幣分の金額は紙幣入出金装置4で払い出し、硬貨分は硬貨入出金装置5に払い出しを指示する。硬貨入出金装置5は指示を受けた硬貨分について払い出しを実行する。
また、データやコマンドの受信ではないと判断した場合は(ステップSP51のNo)、制御部200は、操作部46からのキー操作の有無を判断する(ステップSP61)。キー操作があったと判断した場合(ステップSP61のYes)、制御部200は締めキーの操作であるかを判断する(ステップSP62)。締めキーの操作であると判断した場合は(ステップSP62のYes)、制御部200は、締め処理を実行する(ステップSP63)。また締めキーの操作ではないと判断した場合は(ステップSP62のNo)、制御部200は、現金売上データの送信の操作であるかを判断する(ステップSP64)。現金売上データの送信の操作であると判断した場合は(ステップSP64のYes)、制御部200は当該POS端末2の現金売上データを、当該POS端末2の端末番号とともにSC1に送信する(ステップSP65)。そして、現金売上データ分の金銭データと払い出しコマンドを紙幣入出金装置4に対して送信する(ステップSP66)。POS端末2から現金売上データを受信した紙幣入出金装置4と硬貨入出金装置5は、受信した現金売上データ分の金銭を払い出す。また現金売上データの送信の操作ではないと判断した場合は(ステップSP64のNo)、制御部200は他のキー処理を実行する(ステップSP67)。なお、操作部46からのキー操作がなかったと判断した場合(ステップSP61のNo)、そのまま処理を終了する。
本実施の形態では、POS端末2がオフラインになっている場合に、現金売上データの送信の操作によってRAM43に記憶されている現金売上データを、紙幣入出金装置4と硬貨入出金装置5に送信する操作をいう。
図4は、本実施の形態の情報処理装置と接続される納金機7のハードウェア構成を説明するブロック図である。図4において、制御主体となるCPU61、各種プログラムを記憶するROM62、記憶部に相当し各種データを展開するRAM63、各種プログラムおよびデータを記憶するハードディスク等からなるメモリ部64等を備えている。CPU61、ROM62、RAM63、メモリ部64は、互いにデータバス65を介して接続されている。CPU61とROM62とRAM63とメモリ部64が制御部300を構成する。すなわち、制御部300は、CPU61がROM62またはメモリ部64に記憶されRAM63に展開したプログラムや情報に従って動作することによって、後述する制御処理を実行する。
また、データバス65には、操作部66、表示部67が、それぞれキーボードコントローラ71、表示コントローラ72を介して接続されている。またデータバス65には、硬貨を搬送する搬送ベルト68と紙幣を搬送する搬送ローラ69が、ベルトコントローラ73とローラコントローラ74を介して接続されている。また、データバス65には、贋金銭を排除するリジェクトシャッター70がリジェクトコントローラ75を介して接続され、金銭の投入を検知する投入センサ76、金銭の金種を識別する金種識別センサ77が、センサコントローラ79を介して接続されている。
また、データバス65には、LANI/F80を介してLAN回線3に接続されている。LANI/F80はSC1やPOS端末2からデータを受信する。また、LANI/F80からSC1に対して情報を発信する。また、RAM63は、POS端末2から送信された現金売上データを、送信したPOS端末2の端末番号とともに、それぞれのPOS端末2別に記憶する現金売上データ記憶エリア91を備えている。
図5は、SC1およびPOS端末2に接続された納金機7の処理を示すフローチャートである。図5において、制御部300は、図示しない投入口に入金がされたかを判断する(ステップSP71)。入金がされていないと判断した場合は(ステップSP71のNo)、LANI/F80がデータを受信したかを判断する(ステップSP78)。
データを受信したと判断した場合は(ステップSP78のYes)、制御部300は、POS端末2からの現金売上データであるかを判断する(ステップSP79)。POS端末2からの現金売上データであると判断した場合は(ステップSP79のYes)、制御部300は現金売上データを、送信してきたPOS端末2の端末番号とともに現金売上データ記憶エリア91に記憶する(ステップSP80)。また、現金売上データではないと判断した場合は(ステップSP79のNo)、制御部300は、他のデータ処理を実行する(ステップSP81)。また、データを受信していないと判断した場合は(ステップSP78のNo)、そのまま処理を終了する。
データを受信したと判断した場合は(ステップSP78のYes)、制御部300は、POS端末2からの現金売上データであるかを判断する(ステップSP79)。POS端末2からの現金売上データであると判断した場合は(ステップSP79のYes)、制御部300は現金売上データを、送信してきたPOS端末2の端末番号とともに現金売上データ記憶エリア91に記憶する(ステップSP80)。また、現金売上データではないと判断した場合は(ステップSP79のNo)、制御部300は、他のデータ処理を実行する(ステップSP81)。また、データを受信していないと判断した場合は(ステップSP78のNo)、そのまま処理を終了する。
一方、紙幣入出金装置4と硬貨入出金装置5から払い出された金銭の入金がされたと判断した場合は(ステップSP71のYes)、制御部300は、搬送ベルト68と搬送ローラ69により金銭を搬送する。この搬送の際、金種識別センサ77によって金種を識別し、贋金銭はリジェクトシャッター70を駆動させて排除する。なお、入金があったかの判断は、投入センサ76が金銭を検知したかで判断する。次に制御部300は、入金された金額をカウントして入金データとして現金売上データ記憶エリア91に記憶する(ステップSP72)。金銭のカウントは、金種識別センサ77で識別した金種データに基づいて行われる。次に制御部300は、入金された金銭を金種別に選別して保管庫に保管する(ステップSP73)。
このようにして、紙幣入出金装置4と硬貨入出金装置5から払出された金銭を、納金機7に入金することで、金銭は納金機7に保管されるが、入金の際、操作者は、自己のIDとともにPOS端末2の端末番号を例えば操作部66から入力する。このようにすることで、入金された金額を端末番号や操作者のIDとともにRAM63に記憶される。
次に制御部300は、入力されたPOS端末2の端末番号に対する現金売上データが現金売上データ記憶エリア91に記憶されているかを判断する(ステップSP74)。記憶されていると判断した場合は(ステップSP74のYes)、ステップSP72で記憶した入金データとステップSP80で記憶したPOS端末2から送信された現金売上データとが一致しているかを判断する(ステップSP75)。一致していると判断した場合は(ステップSP75のYes)、制御部300は、記憶した入金データを端末番号とともにSC1に送信する(ステップSP76)。一致しないと判断した場合は(ステップSP75のNo)、例えば表示部67に一致していないことを表示して(ステップSP77)ステップSP71に戻る。また、現金売上データ記憶エリア(POS)91に端末番号が記憶されていないと判断した場合は(ステップSP74のNo)、処理を終了する。
図6は、本実施の形態のSC1のハードウェア構成を説明するブロック図である。図6において、制御主体となるCPU(Central Processing Unit)11、各種プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)12、記憶部に相当し各種データを展開するRAM(Random Access Memory)13、各種プログラムおよびデータを記憶するハードディスク等からなるメモリ部14等を備えている。CPU11、ROM12、RAM13、メモリ部14は、互いにデータバス15を介して接続されている。CPU11とROM12とRAM13とメモリ部14が制御部100を構成する。すなわち、制御部100は、CPU11がROM12またはメモリ部14に記憶されRAM13に展開したプログラムや情報に従って動作することによって、後述する制御処理を実行する。
また、データバス15には、操作部16、表示部17が、それぞれキーボードコントローラ18、表示コントローラ19を介して接続されている。またデータバス15には、LANI/F20を介してLAN回線3に接続されており、LANI/F20がPOS端末2や納金機7からデータを受信する。また、LANI/F20からPOS端末2や納金機7に対して情報を発信する。
図7は、RAM13のメモリマップを示し、POS端末2がオンラインであるかオフラインであるかを示すオンラインフラグを、各POS端末2に対してそれぞれ記憶しているオンラインフラグ記憶エリア31、POS端末2から送信された現金売上データを各POS端末2別にそれぞれ記憶している現金売上データ記憶エリア32、納金機7から送信された入金データを各POS端末2別にそれぞれ記憶している入金データ記憶エリア33を備えている。
図8は、SC1の機能ブロック図である。図8において、制御部100がROM12またはメモリ部14に記憶された各種プログラムに従うことで、オンライン判断手段101、オンライン実行手段102、オフライン実行手段103を機能させる。
オンライン判断手段101は、商品販売データ処理装置がオンラインであるかオフラインであるかを判断する機能を備えている。オンライン実行手段102は、商品販売データ処理装置がオンラインであると判断した場合は、商品販売処理装置から送信された売上データと納金機7から送信された入金データとに基づいて商品販売データ処理装置についての売上の確定処理を実行する機能を備えている。オフライン実行手段103は、商品販売データ処理装置がオフラインであると判断した場合は、納金機7から送信された入金データに基づいて商品販売データ処理装置についての売上の確定処理を実行する機能を備えている。
図9は、SC1の処理を示すフローチャートである。図9において、制御部100は、
各POS端末2に対してオンラインであることの確認コマンドを送信する(ステップSP11)。SC1とLAN回線3を介して接続されているPOS端末2は、常にオフラインとなして各POS端末2から応答してもらうことで、常にPOS端末2がオンラインであるかを確認している。次に制御部100は、POS端末2からコマンドやデータがLANI/F20に受信したかを判断する(ステップSP12)。受信したと判断した場合は(ステップSP12のYes)、制御部100は、受信したコマンドやデータがPOS端末2からの現金売上データであるかを判断する(ステップSP13)。現金売上データはそのデータを発信したPOS端末2の端末番号とともに受信される。制御部100は、受信したデータが現金売上データでないと判断した場合は(ステップSP13のNo)、制御部100は、納金機7からの入金データであるかを判断し(ステップSP14)、納金機7からの入金データではないと判断した場合は(ステップSP14のNo)、制御部100は、POS端末2からのオンライン確認コマンドに対する応答コマンドであるかを判断する(ステップSP15)。
各POS端末2に対してオンラインであることの確認コマンドを送信する(ステップSP11)。SC1とLAN回線3を介して接続されているPOS端末2は、常にオフラインとなして各POS端末2から応答してもらうことで、常にPOS端末2がオンラインであるかを確認している。次に制御部100は、POS端末2からコマンドやデータがLANI/F20に受信したかを判断する(ステップSP12)。受信したと判断した場合は(ステップSP12のYes)、制御部100は、受信したコマンドやデータがPOS端末2からの現金売上データであるかを判断する(ステップSP13)。現金売上データはそのデータを発信したPOS端末2の端末番号とともに受信される。制御部100は、受信したデータが現金売上データでないと判断した場合は(ステップSP13のNo)、制御部100は、納金機7からの入金データであるかを判断し(ステップSP14)、納金機7からの入金データではないと判断した場合は(ステップSP14のNo)、制御部100は、POS端末2からのオンライン確認コマンドに対する応答コマンドであるかを判断する(ステップSP15)。
受信したコマンドやデータが現金売上データであると判断した場合は(ステップSP13のYes)、制御部100は、受信したPOS端末2の現金売上データとPOS端末番号とをセットにして、現金売上データ記憶エリア32にPOS端末2の端末番号とともにPOS端末2別に記憶し(ステップSP16)処理を終了する。
また受信したコマンドやデータが納金機からの入金データであると判断した場合は(ステップSP14のYes)、制御部100は、その入金データを入金データ記憶エリア33にPOS端末2の端末番号とともにPOS端末2別に記憶する(ステップSP21)。次に制御部100は、納金機7から受信した入金データに対応するPOS端末2がオンラインであるかを判断する(ステップSP22)。当該POS端末2がオンラインであると判断した場合は(ステップSP22のYes)、制御部100は、次に当該POS端末2から現金売上データを現金売上データ記憶エリア32に記憶しているかを判断する(ステップSP23)。記憶していると判断した場合は(ステップSP23のYes)、制御部100は、当該POS端末2の現金売上データ記憶エリア32に記憶されている現金売上データと入金データ記憶エリア33に記憶されている入金データとを比較して両データが一致しているかを判断する(ステップSP24)。両データが一致していると判断した場合は(ステップSP24のYes),制御部100は、SC1における当該POS端末2の売上の確定処理を実行する(ステップSP25)。両データが一致していないと判断した場合は(ステップSP24のNo)、制御部100は、エラーメッセージを表示して(ステップSP28)処理を終了する。また現金売上データを記憶していないと判断した場合は(ステップSP23のNo)、そのまま処理を終了する。
次に、制御部100は、すべてのPOS端末2でSC1における売上の確定処理が実行されたかを判断し(ステップSP26)、実行されていると判断した場合は(ステップSP26のYes)、制御部100は、図示しないホストコンピュータに、店舗の売上の確定処理が終了した旨を送信する(ステップSP27)。すべてのPOS端末2の締めが実行されていないと判断した場合は(ステップSP26のNo)、そのまま処理を終了する。
また、制御部100は、納金機7から受信した入金データのPOS端末2がオフラインであると判断した場合は(ステップSP22のNo)、制御部100は、納金機7から送信された入金データを当該POS端末2の現金売上データとして当該POS端末2の売上の確定処理を実行する(ステップSP29)。この処理により、POS端末2がオフラインとなっている場合、当該POS端末2からの現金売上データを受信していなくても納金機からの入金データを当該POS端末2の現金売上データとしてSC1での売上の確定処理を実行するため、SC1による売上の確定処理を中断してPOS端末2がオンラインとなることを待つことなく、遅滞なく売上の確定処理を実行することができる。
また、LANI/F20に受信したのがオンライン確認コマンドに対する応答である場合は(ステップSP15のYes)、制御部100は、オンラインフラグ記憶エリア31に記憶されている応答があったPOS端末2のオンラインフラグを1にセットする(ステップSP31)。オンラインフラグが1であるPOS端末2はオンラインであることを示す。次に制御部100は、すべてのPOS端末2から応答があったかを判断する(ステップSP32)。この判断は、ステップSP11でオンライン確認コマンドを送信したPOS端末2と、LANI/F20で受信しステップSP15でオンライン確認コマンドに対する応答があったと判断されたPOS端末2とを対比して実行される。すべてのPOS端末2から応答があったと判断した場合(ステップSP32のYes)、制御部100はそのまま処理を終了する。応答がないPOS端末2があると判断した場合は(ステップSP32のNo)、ステップSP15の判断から所定時間経過したかを判断する(ステップSP33)。所定時間経過していないと判断した場合は(ステップSP33のNo)そのまま処理を終了し、所定時間経過したと判断した場合は(ステップSP33のYes)、オンラインフラグ記憶エリア31に記憶されている応答がないPOS端末2のオンラインフラグを0にセットする(ステップSP34)。オンラインフラグが0であるPOS端末2はオフラインであることを示す。なお、LANI/F20に受信したのがオンライン確認コマンドに対する応答でない場合は(ステップSP15のNo)、他のデータやコマンドの処理を実行して(ステップSP35)処理を終了する。
POS端末2からのデータやコマンドの受信ではないと判断した場合は(ステップSP12のNo)、制御部100は、現金売上金データの収集指令であるかを判断する(ステップSP36)。この判断は、POS端末2におけるこれまでの現金売上データの収集の指令を出す時刻になったかで判断するものである。現金売上データの収集指令であると判断した場合は(ステップSP36のYes)、制御部100は、各POS端末2に対して現金売上データの収集コマンドを送信する(ステップSP37)。現金売上データの収集指令でないと判断した場合は(ステップSP36のNo)、そのまま処理を終了する。
このような構成のSC1とPOS端末2と納金機7によると、通常時は、SC1の現金売上データの収集指示に基づき、POS端末2は現金売上データを送信する。一方、納金機7からも当該POS端末2の現金売上データがSC1に送信される。SC1は、POS端末2と納金機7で入金され納金機7から送信された入金データを比較して一致しているかを判断し、一致していれば当該POS端末2の売上の確定処理を実行する。
しかしながら、あるPOS端末2がオフラインとなり、SC1に現金売上データを当該POS端末2から送信できなくなった場合、SC1は、納金機7から送信された入金データをオフラインとなっているPOS端末2の現金売上データとし、当該POS端末2の売上の確定処理を実行するようにした。すなわち当該POS端末2はオフラインであるにも係わらす、SC1は、納金機7から入金データに基づいて当該POS端末2の売上の確定処理ができる。
しかしながら、あるPOS端末2がオフラインとなり、SC1に現金売上データを当該POS端末2から送信できなくなった場合、SC1は、納金機7から送信された入金データをオフラインとなっているPOS端末2の現金売上データとし、当該POS端末2の売上の確定処理を実行するようにした。すなわち当該POS端末2はオフラインであるにも係わらす、SC1は、納金機7から入金データに基づいて当該POS端末2の売上の確定処理ができる。
このように、本実施の形態の情報処理装置によれば、オフラインのPOS端末2が存在しても、SC1は、すべてのPOS端末2の売上の確定処理を実行でき、全体の売上の確定処理に影響を与えない。
また、本実施の形態の情報処理装置によれば、納金機7の入金データをPOS端末2のデータとして売上の確定処理が実施可能となる。
また、本実施の形態の情報処理装置によれば、POS端末2のデータを使用しなくても売上の確定処理が実行できる。
なお、本実施の形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この本実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この本実施の形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、本実施の形態では、現金売上データに基づいて売上の確定処理を実行するようにしたが、商品券による売上の確定処理、クレジットカード等他の売上データによる売上の確定処理等も含む。
また、本実施の形態において、オフラインのPOS端末2がオンラインに復帰した後に、当該POS端末2の現金売上データをSC1に送付するようにしてもよい。この場合、納金機7から送信された入金データについて後で確認を行うことができる。
なお、本実施の形態の情報処理装置で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、本実施の形態の情報処理装置で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施の形態の情報処理装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
また、本実施の形態の情報処理装置で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
100 制御部
101 オンライン判断手段
102 オンライン実行手段
103 オフライン実行手段
101 オンライン判断手段
102 オンライン実行手段
103 オフライン実行手段
Claims (6)
- 商品の売上データを記憶する商品販売データ処理装置および入金された金銭を保管し前記売上データに基づいて入金された前記金銭の入金データを記憶する納金機と通信可能な情報処理装置であって、
前記商品販売データ処理装置がオンラインであるかオフラインであるかを判断するオンライン判断手段と、
前記商品販売データ処理装置がオンラインであると判断した場合は、前記商品販売データ処理装置から送信された前記売上データと前記納金機から送信された前記入金データとに基づいて前記商品販売データ処理装置についての売上の確定処理を実行するオンライン実行手段と、
前記商品販売データ処理装置がオフラインであると判断した場合は、前記納金機から送信された入金データに基づいて前記商品販売データ処理装置についての売上の確定処理を実行するオフライン実行手段と、
を備えた情報処理装置。 - 前記オフライン実行手段は、前記納金機から送信された入金データを前記商品販売データ処理装置の売上データとして前記商品販売データ処理装置の売上の確定処理を実行する、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記オンライン実行手段は、前記売上データと前記入金データとを比較し、一致した場合に前記商品販売データ処理装置の売上の確定処理を実行する、
請求項1または2に記載の情報処理装置。 - 前記オンライン実行手段による売上の確定処理の実行と前記オフライン実行手段による売上の確定処理の実行によりすべての売上の確定処理が実行される、
請求項1ないし3のいずれかに記載の情報処理装置。 - 前記売上データは、前記商品販売データ処理装置で売り上げられた現金売上データであり、前記入金データは、前記現金売上データに関連して前記納金機に入金された金額データである、
請求項1ないし4のいずれかに記載の情報処理装置。 - 商品の売上データを記憶する商品販売データ処理装置および入金された金銭を保管し前記売上データに基づいて入金された前記金銭の入金データを記憶する納金機と通信可能なコンピュータに、
前記商品販売データ処理装置がオンラインであるかオフラインであるかを判断するオンライン判断手段と、
前記商品販売データ処理装置がオンラインであると判断した場合は、前記商品販売データ処理装置から送信された前記売上データと前記納金機から送信された前記入金データとに基づいて前記商品販売データ処理装置についての売上の確定処理を実行するオンライン実行手段と、
前記商品販売データ処理装置がオフラインであると判断した場合は、前記納金機から送信された入金データに基づいて前記商品販売データ処理装置についての売上の確定処理を実行するオフライン実行手段と、
を実行させるプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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