JP5534979B2 - 基板処理装置及び基板処理装置のクリーニング方法 - Google Patents

基板処理装置及び基板処理装置のクリーニング方法 Download PDF

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Description

本発明は、基板処理装置及び基板処理装置のクリーニング方法に関する。
半導体デバイスに用いられる絶縁材料の1つとして、ポリイミドが挙げられる。ポリイミドは密着性が高く、リーク電流も低いことから、層間絶縁膜やパッシベーション膜などに用いられている。このようなポリイミドは半導体デバイスの集積度を上げるため、半導体チップを積層する3次元実装を行う際に、絶縁膜として、特に有望とされている。
このようなポリイミド膜を成膜する方法の一つとして、原料モノマーとして、PMDA(無水ピロメリト酸)とODA(4,4'−オキシジアニリン)を用いた蒸着重合法(共蒸着重合法)による成膜方法が知られている。
この蒸着重合法(Vapor Deposition Polymerization)は、反応性の高い低分子モノマーであるPMDA及びODAを気化させて、チャンバー内に設置した基板表面に共蒸着し、基板表面で重合させて高分子ポリマーとしてのポリイミドを得る方式である。
具体的に、この蒸着重合反応は下記に示すような反応である。
PMDA+ODA→PAA(ポリアミド酸)→PI(ポリイミド)+H
蒸着重合方式による成膜処理を行う基板処理装置においては、基板上での蒸着重合に寄与することのなかった原料モノマーは、ポリイミド膜の成膜に寄与することなくモノマーの状態で排出され、処理装置のチャンバー内を排気するための真空ポンプ内に到達する。このような原料モノマーは、真空ポンプに到達するまでの間に温度が低下し、気体から固体等の状態へと変化し、真空ポンプ内において固着等してしまい真空ポンプの故障の原因となることが知られている。このため、これら原料モノマーが真空ポンプ内に到達する前に除去する必要があり、このような装置としては、水冷コイルを備えたモノマートラップを有する真空重合装置が開示されている(例えば、特許文献1)。
また、原料にポリマーの気化物質を使用しない、通常の真空成膜装置では、排気中の未反応成分が真空ポンプに異物として混入しないように、チャンバーと真空ポンプの間に除去装置を有しており、このような除去装置の一種として、除去装置内で未反応成分を反応させて、内壁に付着させる事で除去するものが開示されている(例えば、特許文献2)。
一方、蒸着重合方式による成膜処理を行う基板処理装置においては、基板上での蒸着重合に寄与することのなかった原料モノマーが、処理装置のチャンバー内等においてポリマーとしてポリイミド膜を形成してしまう。このようなポリイミド膜を除去する方法として、チャンバー等を850℃以上の高温にすることにより分解して除去する方法が開示されている(例えば、特許文献3)。
特開平5−132759号公報 特開2000−070664号公報 特開平9−255791号公報
本発明では、気化したPMDAやODA等を用いる基板処理装置において、基板上において成膜に寄与しなかった気化したPMDAやODA等を反応させることにより効率的に除去することができる基板処理装置を提供するとともに、この基板処理装置内に付着している反応生成物を効率的に除去することのできるクリーニング方法を提供するものである。
本発明は、真空ポンプにより排気可能なチャンバーとなる外部管と、前記外部管内に設けられており、内部に基板が設置される内部管と、前記内部管内にガスを導入するためのガス供給部と、前記基板、前記外部管、前記内部管を加熱するためのヒーターと、前記外部管と前記内部管との間に設けられたトラップ部と、を有し、前記基板を前記ヒーターにより第1の温度に加熱することにより、前記ガス供給部から供給されたガスが蒸着重合反応し、前記基板表面において前記蒸着重合反応によりに生成された膜が成膜され、前記内部管に設けられた開口部から流入した前記ガスにより、前記トラップ部においても、前記蒸着重合反応により生成された膜が成膜されるものであって、前記トラップ部は、複数のフィンを所定の間隔で配置した構成のものであって、前記フィンは、中心部に前記内部管よりも大きな開口部が形成されており、前記内部管は、前記フィンの開口部内に設置されていることを特徴とする。
また、本発明は、前記外部管、前記内部管は、石英で形成されていることを特徴とする。
また、本発明は、前記ヒーターは赤外線ヒーターであることを特徴とする。
また、本発明は、前記フィンは石英、シリコン、アルミナにより形成されていることを特徴とする。
また、本発明は、前記フィンにおける開口部は円形であって、開口部における内径は、前記内部管の外径よりも大きことを特徴とする。
また、本発明は、前記第1の温度は180℃以上、240℃以下に設定されていることを特徴とする。
また、本発明は、前記ガスは、少なくともPMDAまたはODAのいずれかを含むことを特徴とする。
また、本発明は、前記ガス供給部に酸素を含むガスを導入する酸素ガス供給部を有しており、前記ガスと前記酸素を含むガスとを切り換えて導入するためのバルブ部が設けられていることを特徴とする。
本発明は、真空ポンプにより排気可能なチャンバーとなる外部管と、前記外部管内に設けられており、内部に基板が設置される内部管と、前記内部管内にガスを導入するためのガス供給部と、前記基板、前記外部管、前記内部管を加熱するためのヒーターと、前記外部管と前記内部管との間に設けられたトラップ部と、を有し、前記基板を前記ヒーターにより第1の温度に加熱することにより、前記ガス供給部から供給されたガスが蒸着重合反応し、前記基板表面において前記蒸着重合反応によりに生成された膜が成膜され、前記内部管に設けられた開口部から流入した前記ガスにより、前記トラップ部においても、前記蒸着重合反応により生成された膜が成膜される基板処理装置のクリーニング方法において、前記蒸着重合反応により生成された膜が成膜された基板を内部管より搬出する工程と、前記ヒーターにより、前記トラップ部を前記第1の温度よりも高い温度である第2の温度に加熱する工程と、前記ガス供給部より酸素を含むガスを供給する工程と、を有し、前記トラップ部は、複数のフィンを所定の間隔で配置した構成のものであって、前記フィンは、中心部に前記内部管よりも大きな開口部が形成されており、前記内部管は、前記フィンの開口部内に設置されており、前記トラップ部に成膜されている前記蒸着重合反応により生成された膜を前記酸素との熱化学反応により除去することを特徴とする。


また、本発明は、前記第2の温度は400℃以上、800℃以下であることを特徴とする。
本発明によれば、気化したPMDAやODA等を用いる基板処理装置において、基板上において成膜に寄与しなかった気化したPMDAやODA等を反応させることにより効率的に除去することができる基板処理装置を提供することができ、また、この基板処理装置内に付着している反応生成物を効率的に除去することのできるクリーニング方法を提供することができる。
第1の実施の形態における基板処理装置の構造図 第1の実施の形態における基板処理装置の上面構造図 第1の実施の形態における基板処理装置のガスの流れの説明図 第1の実施の形態における他の基板処理装置の上面構造図 基板処理装置内の温度と発生ガス量との相関図(1) 基板処理装置内の温度と発生ガス量との相関図(2) 第2の実施の形態における基板処理装置のクリーニング方法の説明図(1) 第2の実施の形態における基板処理装置のクリーニング方法の説明図(2) 第2の実施の形態における基板処理装置のクリーニング方法の説明図(3) 第2の実施の形態のクリーニング方法におけるガスの流れの説明図 第2の実施の形態における基板処理装置のクリーニング方法の説明図(4)
以下、本発明の一実施の形態について、詳細に説明する。
〔第1の実施の形態〕
本実施の形態は基板処理装置であり、原料モノマーとしてPMDAとODAを用いて、共蒸着重合によりポリイミドを得ることのできる成膜装置である。
図1から図3に基づき、本実施の形態における基板処理装置である成膜装置について説明する。尚、図1は、本実施の形態における基板処理装置の側面における構造を示すものであり、図2は、上面における構造を示すものである。図3は、実施の形態における基板処理装置において、ポリイミド膜の成膜の際におけるガス等の気流の流れを示すものである。
本実施の形態における基板処理装置は、チャンバーに相当するアウターチューブ(外部管)10内にインナーチューブ(内部管)11を有しており、アウターチューブ10及びインナーチューブ11とともに石英により形成されている。インナーチューブ11内には、ポリイミド膜が成膜される複数のウエハWが、ウエハボート12に所定の間隔で設置されている。尚、ウエハボート12はウエハW上に均一にポリイミド膜が成膜されるように、不図示の回転部により回転することができるように構成されている。
また、アウターチューブ10内であってインナーチューブ11の外側、即ち、アウターチューブ10とインナーチューブ11の間には、トラップ部13が設けられている。トラップ部13は、中心部が円形にくり抜かれた円板状、即ち、ドーナッツ状に形成された円板状のフィン14が複数設けられており、これら複数のフィン14は支柱部15により所定の間隔を隔て配置されている。本実施の形態においては、フィン14は、石英基板等を加工することにより形成されており、例えば、同心円状の円形の開口を有するように形成されている。尚、このフィン14は、インナーチューブ11の外側であって、アウターチューブの10の内側に設置されるものであるため、フィン14の開口部の内径は、インナーチューブ11の外径よりも大きな形状で形成されており、フィン14の外径は、アウターチューブ10の内径よりも小さな形状で形成されている。
また、アウターチューブ10の外側にはヒーター16が設けられており、このヒーター16により、ウエハW、アウターチューブ10、インナーチューブ11及びトラップ部13等を均一に加熱することが可能である。ヒーター16は、例えば、赤外線等を照射することにより加熱する構造のもの、例えば、赤外線ヒーター等が用いられる。赤外線ヒーター等では、ウエハW、アウターチューブ10、インナーチューブ11及びトラップ部13が石英等で形成されている場合、赤外線は石英を透過するため、ウエハWを均一に加熱することができ好ましい。
また、アウターチューブ10内であって、インナーチューブ11の外側には排気口17が設けられており、モノマートラップ部30、バルブ40を介し、真空ポンプ50と接続されている。従って、チャンバーに相当するアウターチューブ10内は、排気口17を介し真空ポンプ50により排気することができる。
また、インナーチューブ11内には、気化したPMDA及びODAを供給するためのインジェクター21及び22が設けられている。このインジェクター21及び22の側面には開口部が設けられており、インジェクター21及び22より気化したPMDA及びODAが図面において矢印で示すようにウエハWに対して水平方向から供給される。このようにして供給された気化したPMDA及びODAにより、ウエハW上で蒸着重合反応が生じ、ポリイミドとなって析出する。尚、図3は、本実施の形態における基板処理装置において、インジェクター21及び22より供給される気化したPMDA及びODAの気流の流れを矢印にて示している。
インジェクター21及び22は、PMDA気化器23及びODA気化器24とバルブ部25を介しそれぞれ接続されており、バルブ部25を制御することにより、PMDA気化器23及びODA気化器24より気化したPMDA及びODAをインジェクター21及び22を介しインナーチューブ11内に供給することができる。尚、バルブ部25内には、複数のバルブが設けられており、バルブ部25に接続されているガスを選択して流すことが可能である。
PMDA気化器23には高温の窒素ガスをキャリアガスとして供給し、PMDA気化器23においてPMDAを昇華させることにより、気化した状態で供給する。このため、PMDA気化器23は、260℃の温度に保たれている。また、ODA気化器24では、高温の窒素ガスをキャリアガスとして供給し、高温に加熱され液体状態となったODAを供給された窒素ガスによりバブリングすることにより、窒素ガスに含まれるODAの蒸気とし、気化した状態で供給する。このため、ODA気化器24は220℃の温度に保たれている。この後、気化したPMDA及びODAは、バルブ部25を介してインジェクター21及び22に供給され、インナーチューブ11内に設置されたウエハWの表面において蒸着重合反応が生じポリイミド膜が成膜される。尚、ウエハW上にポリイミド膜を成膜する際には、ヒーター16によりウエハWの温度が200℃(第1の温度)に保たれるように加熱されている。ここで、第1の温度は、180℃以上、240℃以下であることが好ましい。ポリイミド膜はウエハWの温度が180℃以上で成膜されはじめ、ウエハWの温度が240℃を超えるとポリイミド膜が成膜されなくなるからである。即ち、本実施の形態では、ウエハWの温度が180℃以上、240℃以下の温度範囲においてポリイミド膜が成膜される。また、本実施の形態における基板処理装置においては、後述するように酸素ガス供給部26がバルブ部25に接続されている。
ここで、ウエハWの表面においてポリイミド膜の成膜に寄与しなかった気化したPMDA及びODAは、そのまま流れ、インナーチューブ11に設けられた開口部18よりインナーチューブ11の外に流出する。インナーチューブ11の外であって、アウターチューブ10の内側には、上述したフィン14が複数設けられたトラップ部13が設けられている。このため、ポリイミド膜の成膜に寄与しなかった気化したPMDA及びODAにより、トラップ部13のフィン14の表面において蒸着重合反応が生じ、ポリイミド膜が成膜される。このようにして、ポリイミド膜の成膜に寄与しなかった気化したPMDA及びODAを含む気流は、トラップ部13のフィン14の表面にポリイミド膜を成膜しながらフィン14の形状に沿って流れる。このようにフィン14の表面にポリイミド膜が成膜されることにより、気流内における気化したPMDA及びODAの成分は次第に減少していく。即ち、本実施の形態においては、ウエハW上でポリイミド膜の成膜に寄与しなかった気化したPMDA及びODAを蒸着重合反応させることにより、トラップ部13のフィン14の表面にポリイミド膜として成膜し付着させることにより除去するものである。
この後、この気流はアウターチューブ10に設けられた排気口15より排出されるが、この気流に含まれる気化したPMDA及びODAの成分は少ないものとなる。更に、この後、排気口15より排出された気流は、モノマートラップ部30において、PMDA及びODAをモノマーの状態で除去する。これにより、排気口15より排出された気流から、ほぼ完全にPMDA及びODAが除去することができ、この気流は真空ポンプ50により排気される。
このように、本実施の形態における基板処理装置では、PMDA及びODAを蒸着重合反応させることによりウエハWの表面にポリイミド膜を成膜することができるものである。この際、ポリイミド膜の成膜と同時に、ウエハWの表面においてポリイミド膜の成膜に寄与しなかった気化したPMDA及びODAを蒸着重合反応させ、トラップ部13のフィン14の表面に付着させることにより、排気される気流に含まれる気化したPMDA及びODAを除去することができる。
これにより真空ポンプ50内に、PMDA及びODAが入り込むことを防ぐことができ、真空ポンプ50の故障を防ぐことができる。
尚、本実施の形態では、トラップ部13のフィン14は円形の開口部を有する石英基板、即ち、ドーナッツ状に加工された石英基板により構成したものについて説明したが、フィン14を構成する基板材料は、石英(SiO)基板以外の材料により構成したものであってもよい。例えば、シリコン(Si)基板やアルミナであるサファイア(Al)基板等により形成したものであってもよい。
また、フィン14の形状については、効率よく蒸着重合によりポリイミド膜を生成し除去することが可能な形状であればよく、例えば、図4に示すように、小型の円形基板14aをインナーチューブ11とアウターチューブ10の間に複数配置した構成のものであってもよい。
更に、本実施の形態における基板処理装置は、バルブ部25を介し酸素ガス供給部26が接続されている。この酸素ガス供給部26は、後述する基板処理装置のクリーニングを行う際に用いるものであり、バルブ部25を制御することにより、インジェクター21及び22を介しインナーチューブ11内に酸素ガスを供給する。具体的には、ウエハWの表面にポリイミド膜を成膜する際には、バルブ部25を制御することにより、PMDA気化器23及びODA気化器24とインジェクター21及び22を接続し、インジェクター21及び22を介しインナーチューブ11内に気化したPMDA及びODAを供給する。一方、基板処理装置のクリーニングを行う際には、バルブ部25を制御することにより、酸素ガス供給部26とインジェクター21及び22とを接続し、インジェクター21及び22を介しインナーチューブ11内に酸素ガスを含むガスを供給する。尚、この場合供給されるガスは、純酸素ガスであってもよく、また、窒素ガス等により希釈された酸素ガスであってもよい。
〔第2の実施の形態〕
次に、第1の実施の形態となる基板処理装置を用いた基板処理装置のクリーニング方法について説明する。
第1の実施の形態における基板処理装置は、ウエハWにポリイミド膜を成膜するものであるが、この際、トラップ部13のフィン14、インナーチューブ11の壁面、アウターチューブ10の内壁等にもポリイミド膜が成膜される。このため、トラップ部13のフィン14、インナーチューブ11の壁面、アウターチューブ10の内壁等に付着しているポリイミド膜を除去するためのクリーニングを行う必要がある。具体的には、第1の実施の形態における基板処理装置において、トラップ部13のフィン14、インナーチューブ11の壁面、アウターチューブ10を、ヒーター16により所定の温度(第2の温度)で加熱し、インナーチューブ11内に酸素ガスを供給することにより、トラップ部13のフィン14、インナーチューブ11の壁面、アウターチューブ10の内壁に付着しているポリイミドと酸素とを熱化学反応させて、一酸化炭素(CO)、二酸化炭素(CO)、水(HO)に分解し除去するものである。
このことを図5及び図6に基づき説明する。図5は酸素ガスを導入しない状態において、ヒーター16によりポリイミドが付着しているアウターチューブ10及びインナーチューブ11等を加熱した場合に発生するガスの発生量と温度との関係を示すものである。また、図6は窒素ガスにより20%に希釈された酸素ガスを導入した状態において、ヒーター16によりポリイミドが付着しているアウターチューブ10及びインナーチューブ11等を加熱した場合に発生するガスの発生量と温度との関係を示すものである。
図6に示されるように、酸素ガスを導入し、ポリイミドが付着しているアウターチューブ10及びインナーチューブ11等を加熱することにより、ポリイミドと酸素の反応生成物である一酸化炭素(分子量:28)、二酸化炭素(分子量:44)、水(分子量:18)の発生量が増加している。また、図5に示されるように、酸素ガス等が導入されていない状態で加熱した場合では、ポリイミドの熱分解により発生する分子量が93及び94であるアニリン及びフェノール等の有機材料の発生が確認される。一方、図6に示されるように、酸素ガスを導入し、加熱した場合では、分子量が93及び94であるアニリン及びフェノール等の有機材料の発生は確認されなかった。
以上より、酸素ガスを導入し、加熱することにより、アウターチューブ10及びインナーチューブ11等に付着しているポリイミドと酸素とを効率的に熱化学反応させることができ、この熱化学反応により生じた一酸化炭素、二酸化炭素及び水を除去することにより、アウターチューブ10及びインナーチューブ11等に付着しているポリイミド膜を除去することができる。
また、図6に示されるように、蒸着重合によりポリイミド膜が成膜される温度(第1の温度)である200℃よりも高い、400℃から800℃の範囲において、一酸化炭素、二酸化炭素、水が発生しており、特に、550℃から700℃の範囲における発生量は顕著に増加している。このため、酸素ガスを流しながらクリーニングを行う際には、ヒーター16によりアウターチューブ10、インナーチューブ11及びトラップ部13等を400℃から800℃に加熱した状態で行うことが好ましく、更に好ましくは、550℃から700℃に加熱した状態で行うことが好ましい。
次に、図7から図11に基づき、本実施の形態における基板処理装置において、ポリイミド膜の成膜からクリーニングについて説明する。
図7は、本実施の形態における基板処理装置においてポリイミド膜を成膜している状態を示している。この状態では、インナーチューブ11内部のウエハボート21に複数のウエハWが設置されており、ウエハW、フィン14、インナーチューブ11及びアウターチューブ10はヒーター16により約200℃に加熱されている。この後、インジェクター21及び22より気化したPMDA及びODAをインナーチューブ11内部に供給し、ウエハWの表面にポリイミド膜を成膜する。この際、トラップ部13のフィン14の表面、インナーチューブ11の壁面及びアウターチューブ10の内面等にもポリイミド膜が成膜される。
次に、図8に示すように、ウエハWの表面に所定の膜厚のポリイミド膜を成膜した後、ウエハWはインナーチューブ11内よりアウターチューブ10の外に搬出する。尚、この状態においては、トラップ部13のフィン14の表面、インナーチューブ11の壁面及びアウターチューブ10の内面等においてポリイミド膜が成膜されたままの状態である。
次に、図9に示すように、ヒーター16によりフィン14、インナーチューブ11及びアウターチューブ10を約700℃に加熱し、インジェクター21及び22より窒素ガスにより希釈された酸素ガス(酸素ガスが40%)をインナーチューブ11内部に供給する。この際、アウターチューブ10の内部における圧力が、700Torrとなるように窒素ガスにより希釈された酸素ガスを供給する。この状態では、トラップ部13のフィン14の表面、インナーチューブ11の壁面及びアウターチューブ10の内面等に成膜されているポリイミドと酸素とは熱化学反応し、一酸化炭素、二酸化炭素、水が生成される。このように生成された一酸化炭素、二酸化炭素、水は、排気口15よりアウターチューブ10の外に真空ポンプにより排気される。図10には、供給される窒素ガスにより希釈された酸素ガス及び生成された一酸化炭素、二酸化炭素、水の流れを矢印により示す。尚、一酸化炭素、二酸化炭素、水は真空ポンプ50に悪影響を与えることはないため、真空ポンプ50内に、生成された一酸化炭素、二酸化炭素、水が流れ込んだとしても、真空ポンプ50の故障の原因等になることはない。
このようにして、図11に示すようにトラップ部13のフィン14の表面、インナーチューブ11の壁面及びアウターチューブ10の内面等に成膜されていたポリイミド膜を除去することができる。
尚、本実施の形態における基板処理装置においては、真空ポンプ50としては、ドライポンプであるルーツポンプ、スクリューポンプ等、また、ロータリーポンプ、スクロールポンプ等が用いられている。これらの真空ポンプは、排気量が大きくポリイミド膜を成膜等のようにガスを流しながらの成膜に適しているからである。しかしながら、これらの真空ポンプは、真空ポンプ内に、ポリイミド等が析出した場合には、特に故障の原因となりやすいが、本実施の形態における基板処理装置においては、このような真空ポンプの故障を効果的に防ぐことが可能である。
以上、本発明の実施に係る形態について説明したが、上記内容は、発明の内容を限定するものではない。
10 アウターチューブ(外部管)
11 インナーチューブ(内部管)
12 ウエハボート
13 トラップ部
14 フィン
14a フィン
15 支柱部
16 ヒーター
17 排気口
18 開口部
21 インジェクター
22 インジェクター
23 PMDA気化器
24 ODA気化器
25 バルブ部
26 酸素ガス供給部
30 モノマートラップ部
40 バルブ
50 真空ポンプ
W ウエハ

Claims (14)

  1. 真空ポンプにより排気可能なチャンバーとなる外部管と、
    前記外部管内に設けられており、内部に基板が設置される内部管と、
    前記内部管内にガスを導入するためのガス供給部と、
    前記基板、前記外部管、前記内部管を加熱するためのヒーターと、
    前記外部管と前記内部管との間に設けられたトラップ部と、を有し、
    前記基板を前記ヒーターにより第1の温度に加熱することにより、前記ガス供給部から供給されたガスが蒸着重合反応し、前記基板表面において前記蒸着重合反応によりに生成された膜が成膜され、
    前記内部管に設けられた開口部から流入した前記ガスにより、前記トラップ部においても、前記蒸着重合反応により生成された膜が成膜されるものであって、
    前記トラップ部は、複数のフィンを所定の間隔で配置した構成のものであって、
    前記フィンは、中心部に前記内部管よりも大きな開口部が形成されており、
    前記内部管は、前記フィンの開口部内に設置されていることを特徴とする基板処理装置。
  2. 前記フィンにおける開口部は円形であって、
    開口部における内径は、前記内部管の外径よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の基板処理装置。
  3. 前記外部管、前記内部管は、石英で形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の基板処理装置。
  4. 前記ヒーターは赤外線ヒーターであることを特徴とする請求項3に記載の基板処理装置。
  5. 前記フィンは石英、シリコン、アルミナにより形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の基板処理装置。
  6. 前記第1の温度は180℃以上、240℃以下に設定されていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の基板処理装置。
  7. 前記ガスは、少なくともPMDAまたはODAのいずれかを含むことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の基板処理装置。
  8. 前記ガス供給部に酸素を含むガスを導入する酸素ガス供給部を有しており、
    前記ガスと前記酸素を含むガスとを切り換えて導入するためのバルブ部が設けられていることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の基板処理装置。
  9. 真空ポンプにより排気可能なチャンバーとなる外部管と、
    前記外部管内に設けられており、内部に基板が設置される内部管と、
    前記内部管内にガスを導入するためのガス供給部と、
    前記基板、前記外部管、前記内部管を加熱するためのヒーターと、
    前記外部管と前記内部管との間に設けられたトラップ部と、を有し、
    前記基板を前記ヒーターにより第1の温度に加熱することにより、前記ガス供給部から供給されたガスが蒸着重合反応し、前記基板表面において前記蒸着重合反応によりに生成された膜が成膜され、
    前記内部管に設けられた開口部から流入した前記ガスにより、前記トラップ部においても、前記蒸着重合反応により生成された膜が成膜される基板処理装置のクリーニング方法において、
    前記蒸着重合反応により生成された膜が成膜された基板を内部管より搬出する工程と、
    前記ヒーターにより、前記トラップ部を前記第1の温度よりも高い温度である第2の温度に加熱する工程と、
    前記ガス供給部より酸素を含むガスを供給する工程と、
    を有し、前記トラップ部は、複数のフィンを所定の間隔で配置した構成のものであって、
    前記フィンは、中心部に前記内部管よりも大きな開口部が形成されており、
    前記内部管は、前記フィンの開口部内に設置されており、
    前記トラップ部に成膜されている前記蒸着重合反応により生成された膜を前記酸素との熱化学反応により除去することを特徴とする基板処理装置のクリーニング方法。
  10. 前記外部管、前記内部管は、石英で形成されていることを特徴とする請求項9に記載の基板処理装置のクリーニング方法。
  11. 前記ヒーターは赤外線ヒーターであることを特徴とする請求項10に記載の基板処理装置のクリーニング方法。
  12. 前記フィンは石英、シリコン、アルミナにより形成されていることを特徴とする請求項9から11のいずれかに記載の基板処理装置のクリーニング方法。
  13. 前記ガスは、少なくともPMDAまたはODAのいずれかを含むことを特徴とする請求項9から12のいずれかに記載の基板処理装置のクリーニング方法。
  14. 前記第2の温度は400℃以上、800℃以下であることを特徴とする請求項9から13のいずれかに記載の基板処理装置のクリーニング方法。
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