JP5511302B2 - エンジンの架構及びその製造方法 - Google Patents
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Description
図2を参照して、本発明の第1の実施形態に係るエンジンを説明する。エンジンは、シリンダ2と、シリンダ2内を移動するピストン3と、ピストン3に結合されたピストンロッド4と、ピストンロッド4に結合されたクロスヘッド5と、クランク軸8と、クロスヘッド5とクランク軸8とを接続する連接棒7と、シリンダ2が配置されるジャケット1と、クランク軸8が配置される台板9と、ジャケット1と台板9の間に配置される架構6を備える。シリンダ2及びピストン3で囲まれる空間としての燃焼空間において燃料が燃焼する。この燃焼によるピストン3の並進運動は連接棒7を介してクランク軸8の回転運動に変換される。ジャケット1、架構6、及び台板9は、タイボルト10によって締結される。
図8を参照して、本発明の第2の実施形態に係る架構6を説明する。本実施形態に係る架構6は、鋳鋼部品30Aのかわりに鋳鋼部品30Bを備える。鋳鋼部品30Bは、鋳鋼部品30Aと同様に、摺動板31と、板状部32と、縦リブ35と、補強部33と、補強部34とを備える。鋳鋼部品30Bは、更に、板状部32に設けられた縦リブ36を備える。鋳鋼部品30Bは、一体的に鋳造されている。
図11を参照して、本発明の第3の実施形態に係る架構6を説明する。本実施形態に係る架構6は、鋳鋼部品30Aのかわりに鋳鋼部品30Cを備える。鋳鋼部品30Cは、鋳鋼部品30Aと同様に、摺動板31と、板状部32とを備える。鋳鋼部品30Cは、縦リブ35のかわりに板状部32に設けられた縦リブ37を備え、補強部33及び34のかわりに補強部38及び39を備える。鋳鋼部品30Cは、一体的に鋳造されている。
2…シリンダ
3…ピストン
4…ピストンロッド
5…クロスヘッド
6…架構
7…連接棒
8…クランク軸
9…台板
10…タイボルト
20…隔壁
21…中央板
22…中間板
23…天板
24…底板
25…側板
30A、30B、30C…鋳鋼部品
31…摺動板
31a…上側部分
31b…下側部分
32…板状部
33、34、38、39…補強部
33a、34a、38a、39a…タイボルト貫通孔
35、36、37…縦リブ
37a…上側部分
37b…下側部分
104…隔壁
101…中央板
102…ガイドバー
103…中間板
110…側壁
111…ボス
112…水平リブ
Claims (7)
- クランク軸に対して直交して配置される隔壁の中央部分を形成する第1板と、
前記隔壁の両側部を形成する一対の第2板と、
前記第1板及び前記第2板の間に溶接された一対の鋳鋼部品と
を具備し、
前記鋳鋼部品は、
前記第1板側に上下方向に沿って配置されたクロスヘッドガイド用の摺動板と、
前記摺動板から直角に前記第2板側へ延びて桁を形成する一枚の板状部と、
前記板状部における前記第2板側の端縁に、前記摺動板と平行に設けられた第1縦リブと、
前記摺動板、前記板状部、及び前記第1縦リブの側壁に囲まれる部位においてそれぞれに結合した水平方向の第1補強部と
を備え、
前記第1補強部には、タイボルトが貫通するタイボルト貫通孔が開設され、
前記鋳鋼部品は、一体的に鋳造されたエンジンの架構。 - 前記鋳鋼部品は、
前記板状部における前記第2板側の端縁に、前記摺動板と平行に設けられた第2縦リブと、
前記摺動板、前記板状部、及び前記第2縦リブの側面に囲まれる部位においてそれぞれに結合した水平方向の第2補強部と
を備え、
前記第2補強部には、タイボルトが貫通するタイボルト貫通孔が開設され、
前記第2縦リブは前記第1縦リブより下方に配置される
請求項1のエンジンの架構。 - 前記摺動板が前記クロスヘッドから受けるサイドフォースの大きさは、前記クロスヘッドが第1上下方向位置にあるときに第1極大値を示し、前記クロスヘッドが第2上下方向位置にあるときに第2極大値を示し、
前記摺動板は、
前記クロスヘッドが前記第1上下方向位置にあるときに前記クロスヘッドからサイドフォースを受ける摺動板第1部分と、
前記クロスヘッドが前記第2上下方向位置にあるときに前記クロスヘッドからサイドフォースを受ける摺動板第2部分と
を備え、
前記第1縦リブは、前記摺動板第1部分及び前記摺動板第2部分の両方と対向するように上下方向に沿って延びる
請求項1のエンジンの架構。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載の架構と、
シリンダと、
前記シリンダ内を移動するピストンと、
前記ピストンに結合されたピストンロッドと、
前記ピストンロッドに結合された前記クロスヘッドと、
クランク軸と、
前記クロスヘッドと前記クランク軸とを接続する連接棒と、
前記シリンダが配置されたジャケットと、
前記クランク軸が配置された台板と、
前記ジャケット、前記架構、及び前記台板を結合するタイボルトと
を具備する
エンジン。 - 鋳鋼部品を一体的に鋳造するステップと、
前記鋳鋼部品に第1板及び第2板を溶接して、クランク軸に対して直交して配置される隔壁を形成するステップと
を具備し、
前記第1板は前記隔壁の中央部分を形成し、
前記第2板は前記隔壁の両側部を形成し、
前記鋳鋼部品は、
前記第1板側に上下方向に沿って配置され、クロスヘッドを上下方向にガイドする摺動板と、
前記摺動板から直角に前記第2板側へ延びて桁を形成する一枚の板状部と、
前記板状部における前記第2板側の端縁に、前記摺動板と平行に設けられた第1縦リブと、
前記摺動板、前記板状部、及び前記第1縦リブの側壁に囲まれる部位においてそれぞれに結合した水平方向の第1補強部と
を備え、
前記第1補強部には、タイボルトが貫通するタイボルト貫通孔が開設される
エンジン架構の製造方法。 - 前記鋳鋼部品は、
前記板状部における前記第2板側の端縁に、前記摺動板と平行に設けられた第2縦リブと、
前記摺動板、前記板状部、及び前記第2縦リブの側面に囲まれる部位においてそれぞれに結合した水平方向の第2補強部と
を備え、
前記第2補強部には、タイボルトが貫通するタイボルト貫通孔が開設され、
前記第2縦リブは前記第1縦リブより下方に配置される
請求項5のエンジン架構の製造方法。 - 前記摺動板が前記クロスヘッドから受けるサイドフォースの大きさは、前記クロスヘッドが第1上下方向位置にあるときに第1極大値を示し、前記クロスヘッドが第2上下方向位置にあるときに第2極大値を示し、
前記摺動板は、
前記クロスヘッドが前記第1上下方向位置にあるときに前記クロスヘッドからサイドフォースを受ける摺動板第1部分と、
前記クロスヘッドが前記第2上下方向位置にあるときに前記クロスヘッドからサイドフォースを受ける摺動板第2部分と
を備え、
前記第1縦リブは、前記摺動板第1部分及び前記摺動板第2部分の両方と対向するように上下方向に沿って延びる
請求項5のエンジン架構の製造方法。
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2009
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