JP5498884B2 - 遊技機 - Google Patents

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本発明は、遊技盤の前面に形成される遊技領域に、前面が開口する凹室を画成する包囲枠体と、前記包囲枠体の下方に位置するように配設された入賞領域と、を設けた遊技機に関する。

従来の遊技機、例えばパチンコ遊技機においては、遊技盤に区画形成された遊技領域に、所謂センターケース等の窓枠状前面構成部材を配置し、該センターケースに開口部を開設して変動表示ゲームが表示される表示画面(表示部)を臨ませ、センターケースの下部(底部)には、センターケースに流入した遊技球を左右方向に転動させるステージ部を配置し、遊技者に遊技球が転動する様子を見せるように構成したものが一般的である。
上記したようなパチンコ遊技機では、センターケースの下方に、変動表示ゲームを始動させるための始動入賞口を配置し、ステージ部を転動した遊技球が下方へ落下して始動入賞口へ入賞したり、始動入賞口へ入賞せずに遊技盤の下部へ流下(非入賞)したりするように構成している。さらに、遊技者がステージ部に注目し易いように、ステージ部の後方に設けた発光演出装置で当該ステージ部を照明したりしている。したがって、センターケースに形成されたステージ部は、遊技の興趣を向上するための重要な機能を備えている(例えば、特許文献1参照)。

特開2009−119291号公報

ところで、上記特許文献1に記載された遊技機では、発光演出装置をステージ部の後方に設けているため、発光演出装置から照射された光が分散してしまいステージ部に対して効果的な発光演出ができないという問題がある。
また、発光演出装置がステージ部の後方の左右方向に亘って平面的に設けられているため、発光演出装置そのものの存在が目立たず、単にステージ部を光らせるためだけのものになっていた。

そこで、本発明は上記した問題点に鑑みてなされたものであり、ステージ部を照明する発光演出装置の存在を際立たせるとともに演出効果を向上させることが可能な遊技機を提供することを目的とする。

以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
遊技盤に形成される遊技領域に臨ませて配設され、前面が開口する凹室を画成する包囲枠体と、前記包囲枠体の下方の遊技領域に配設される入賞領域と、を備えた遊技機において、
前記包囲枠体は、
前記遊技領域を流下する遊技球をワープ口から取り込んで前記凹室の内部に導入可能なワープ装置と、
前記凹室内に設けられ、前記ワープ装置により導入された遊技球を転動可能な球転動部を有するステージ部と、
前記ステージ部の球転動部を転動した遊技球を受け入れて前記入賞領域の直上の遊技領域に誘導可能な誘導流路部と、
前記凹室内に設けられ、前記ステージ部を照射可能な発光部を有する発光演出装置と、を備え、
前記ステージ部は、
前記球転動部を構成する第1球転動部と、
前記第1球転動部の前方に設けられ、当該第1球転動部の上面よりも高い位置で遊技球を転動可能な第2球転動部と、
前記ワープ装置のワープ出口に対応して設けられ、当該ワープ出口から流出する遊技球を前記第1球転動部又は前記第2球転動部に振り分ける球振分部と、を備え、
前記発光演出装置は、前記発光部が前記第1球転動部の上面よりも上方に配置された状態で当該第1球転動部に設けられ、
前記誘導流路部は、前記発光部からの光が照射されるように当該発光部の前方の前記第2球転動部を前後方向に貫通させることにより設けられ、前記第1球転動部を転動した遊技球を当該第2球転動部の下方を通して誘導するように構成されていることを特徴とする。

請求項1に記載の発明によれば、発光演出装置はステージ部に配設されているため、当該発光演出装置から照射される光の発光量を減衰させることなく効果的に当該ステージ部を発光装飾することができ、また、当該発光演出装置の発光部が球転動部の上面よりも上方に配置されているので、球転動部において発光演出装置自体の存在を際立たせることができる。従って、球転動部を遊技球が転動しているときの演出効果を好適に向上させることができるようになる。
また、誘導流路部後方に配設された発光部によって当該誘導流路部内を照射することができるので、当該誘導流路部内を流下する遊技球を目立たせることができ、当該誘導流路部内を遊技球が流下する際の興趣を向上させることができるようになる。

請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遊技機において、
前記球転動部は、上下方向に貫通する開口部を有する透光性部材により構成され、
前記発光演出装置は、
発光態様を変化可能な発光源と、
前記発光源を上方から覆うことによって前記発光部となるレンズ部材と、を備え、
前記レンズ部材の上部を前記開口部を介して前記球転動部の上面よりも突出させて配置するとともに、前記発光源を前記球転動部の上面よりも下方に配置したことを特徴とする。

請求項2に記載の発明によれば、発光源は球転動部の上面よりも下方に配設されているので、発光部を通して球転動部の上面より上方を発光させるだけでなく、当該発光源から照射される光によって球転動部の上面より下方をも発光させることが可能となり、ステージ部における発光演出を効果的に行うことができるようになる。

本発明によれば、発光演出装置はステージ部に配設されているため、当該発光演出装置から照射される光の発光量を減衰させることなく効果的に当該ステージ部を発光装飾することができ、また、当該発光演出装置の発光部が球転動部の上面よりも上方に配置されているので、球転動部において発光演出装置自体の存在を際立たせることができる。従って、球転動部を遊技球が転動しているときの演出効果を好適に向上させることができるようになる。

本発明に係る遊技機の一実施形態を示す斜視図である。 図1の遊技機の背面図である。 図1の遊技機における遊技盤の構成例を示す正面図である。 図1の遊技機の遊技盤に設けられるセンターケースの斜視図である。 図4のセンターケースの分解斜視図である。 図5の前面構成部材の分解斜視図である。 第2ステージ部を示す斜視図である。 図5の裏面構成部材の分解斜視図である。 図8の下部演出装置の斜視図である。 図8の下部演出装置の分解斜視図である。 図4のセンターケースの下部を示す部分拡大図である。 図11のセンターケースの下部を更に拡大した図である。 ステージ部の平面図であり、当該ステージ部を遊技球が転動するときの軌道を示す図である。 ステージ部におけるその他の構成を示す説明図である。 図4の左可動演出装置の斜視図である。 図15の左可動演出装置の分解斜視図である。 (a)図4の左可動演出装置を構成する第2可動部材の斜視図、(b)第1可動部材の分解斜視図である。 (a)左可動演出装置の下部を左斜め前方から見たときの部分拡大図、(b)左可動演出装置の下部を右斜め前方から見たときの部分拡大図である。 (a)左可動演出装置の可動前を示す図、(b)左可動演出装置の可動後を示す図である。 図4の上部可動演出装置の斜視図である。 上部可動演出装置を構成する可動部材の分解斜視図である。 上部可動演出装置を構成する可動部材の分解斜視図である。 上部可動演出装置を構成する可動部材の斜視図である。 上部可動演出装置を構成する駆動機構部等の分解斜視図である。 上部可動演出装置を背面側下方から見た斜視図である。 (a)上部可動演出装置の可動前を示す斜視図、(b)上部可動演出装置の可動前を示す裏面図である。 (a)上部可動演出装置の可動後を示す斜視図、(b)上部可動演出装置の可動後を示す裏面図である。 図4の右可動演出装置の斜視図である。 右可動演出装置の分解斜視図である。 右可動演出装置の駆動機構部を示す斜視図である。 右可動演出装置の可動部材を示す分解斜視図である。 (a)右可動演出装置の可動前を示す図、(b)右可動演出装置の可動後を示す図である。 図1の遊技機の裏面に設けられる制御システムおよび遊技制御装置の構成例を示すブロック図である。 (a)本実施形態の遊技制御装置の遊技用マイコンによって実行される遊技制御のうちメイン処理の具体的な手順を示すフローチャート、(b)タイマ割込み処理の具体的な手順の一例を示すフローチャートである。 図34(b)の特図ゲーム処理中に実行される特図保留情報判定処理の具体的な手順の一例を示すフローチャートである。 図35の特図保留情報判定処理にて用いられる事前判定テーブルの一例を示す図である。 図33の制御システムにおける演出制御装置の構成例を示すブロック図である。 図33に示す演出制御装置の制御処理に係る状態遷移図である。 (a)本実施形態の演出制御装置によって実行される1stメイン処理の具体的な手順を示すフローチャート、(b)コマンド受信割込み処理の具体的な手順の一例を示すフローチャートである。 (a)本実施形態の演出制御装置によって実行される2ndメイン処理の具体的な手順を示すフローチャート、(b)Vブランク割込み処理の具体的な手順の一例を示すフローチャートである。 (a)VDPによる描画処理の詳細を示す説明図、(b)画像ROMに格納された各種データの描画前の圧縮率及び描画時の画質を説明する図である。 本実施形態の遊技機において先読み予告演出を実行する際の制御タイミングの一例を示すタイムチャートである。 飾り特図変動表示ゲームにて飾り図柄が停止した状態を示す図である。 (a)先読み予告演出を行う直前の状態を示す図、(b)先読み予告演出を実行中の状態を示す図である。 上部可動演出装置及び右可動演出装置が可動した状態を示す図である。

以下、本発明の好適な実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態の遊技機の説明図である。

本実施形態の遊技機10は前面枠12を備え、該前面枠12は本体枠(外枠)11にヒンジ13を介して開閉回動可能に組み付けられている。遊技盤30(図3参照)は前面枠12の表側に形成された収納部(図示省略)に収納されている。また、前面枠(内枠)12には、遊技盤30の前面を覆うカバーガラス(透明部材)14を備えたガラス枠15が取り付けられている。

また、ガラス枠15の上部には、内部にランプ及びモータを内蔵した照明装置(ムービングライト)16や払出異常報知用のランプ(LED)17が設けられている。また、ガラス枠15の左右には内部にランプ等を内蔵し装飾や演出のための発光をする枠装飾装置18や、音響(例えば、効果音)を発するスピーカ(上スピーカ)19aが設けられている。さらに、前面枠12の下部にもスピーカ(下スピーカ)19bが設けられている。

また、前面枠12の下部には、図示しない打球発射装置に遊技球を供給する上皿21、遊技機10の裏面側に設けられている球払出装置から払い出された遊技球が流出する上皿球出口22、上皿21が一杯になった状態で払い出された遊技球を貯留する下皿23及び打球発射装置の操作部24等が設けられている。さらに、上皿21の上縁部には、遊技者からの操作入力を受け付けるための操作スイッチを内蔵した演出ボタン25が設けられている。さらに、前面枠12下部右側には、前面枠12を開放したり施錠したりするための鍵26が設けられている。

この実施形態の遊技機10においては、遊技者が上記操作部24を回動操作することによって、打球発射装置が、上皿21から供給される遊技球を遊技盤30前面の遊技領域32に向かって発射する。また、遊技者が演出ボタン25を操作することによって、表示装置41(図3参照)における変動表示ゲーム(飾り特図変動表示ゲーム)において、遊技者の操作を介入させた演出等を行わせることができる。さらに、上皿21上方のガラス枠15の前面には、遊技者が隣接する球貸機から球貸しを受ける場合に操作する球貸ボタン27、球貸機のカードユニットからプリペイドカードを排出させるために操作する排出ボタン28、プリペイドカードの残高を表示する残高表示部(図示省略)等が設けられている。

図2には、遊技機10の裏面の構造が示されている。前面枠12の裏面上部には、払出し前の遊技球を貯留する貯留タンク81と外部への情報(例えば、図柄確定信号、大当り信号、確率変動信号、賞球信号、貸球信号等)を出力する外部情報端子板71が設けられている。また、該貯留タンク81の底部には、緩やかな傾斜を有し遊技球を遊技機10の一側へ向かって誘導するシュート82が接続され、シュート82の終端に、遊技球の流下方向を水平方向から垂直方向へ変換する屈曲流路装置83が接続されている。そして、この屈曲流路装置83の下端に駆動源を有する球払出装置84が配設され、該球払出装置84により所定数の遊技球を払出し可能に構成されている。

さらに、前面枠12の裏面下部には、上記球払出装置84を制御する払出制御装置200、表示装置(画像表示装置)41における変動表示ゲームの演出の制御を行う演出制御装置300、払出制御装置200や演出制御装置300等を統括制御する遊技制御装置100、電源回路を有し遊技制御装置100、払出制御装置200、演出制御装置300等に電源供給を行う電源装置400などが配設されている。
また、前面枠12の裏面下部には、遊技機側とカードユニット側とで授受される信号を中継するカードユニット中継基板210等が設けられている。

次に、図3を用いて遊技盤30の一例について説明する。図3は、本実施形態の遊技盤30の正面図である。

遊技盤30の表面には、ガイドレール31で囲われた略円形状の遊技領域32が形成されている。遊技領域32は、遊技盤30の四隅に各々設けられた樹脂製のサイドケース33及びガイドレール31に囲繞されて構成される。遊技領域32には、ほぼ中央に表示装置41を備えたセンターケース(包囲枠体)40が配置されている。表示装置41は、センターケース40に設けられた凹部に、センターケース40の前面より奥まった位置に取り付けられている。即ち、センターケース40は表示装置41の表示領域の周囲を囲い、表示装置41の表示面よりも前方へ突出するように形成されている。また、センターケース40の左側部、上部及び右側部には、それぞれ後述する左可動演出装置730、上部可動演出装置740、及び右可動演出装置750が備えられており、当該左可動演出装置730、上部可動演出装置740、及び右可動演出装置750において、表示装置41において実行される特図変動表示ゲームに関連した所定の演出動作が行われる。さらに、センターケース40は、左側下部に当該センターケース40の外側から内側に遊技球を移すためのワープ装置630(後述)を備えるとともに、センターケース40の下部には当該センターケース40の内側に移動した遊技球を転動させる第1ステージ部722と第2ステージ部640とを有するステージ部40aを備えている。

表示装置41は、例えば、LCD(液晶表示器)、CRT(ブラウン管)等の表示画面を有する装置で構成されている。表示画面の画像を表示可能な領域(表示領域)には、複数の識別情報(特別図柄)や特図変動表示ゲームを演出するキャラクタや演出効果を高める背景画像等が表示される。表示装置41の表示画面においては、識別情報として割り当てられた複数の特別図柄が変動表示(可変表示)されて、特図変動表示ゲームに対応した飾り特図変動表示ゲームが行われる。
また、表示画面には遊技の進行に基づく演出のための画像(例えば、大当り表示画像、ファンファーレ表示画像、エンディング表示画像等)が表示される。

遊技領域32のセンターケース40の左側には、普通図柄始動ゲート(普図始動ゲート)34が設けられている。センターケース40の左下側には、三つの一般入賞口35が配置され、センターケース40の右下側には、一つの一般入賞口35が配置されている。
これら一般入賞口35、…には、各一般入賞口35に入った遊技球を検出するための入賞口スイッチ35a〜35n(図33参照)が配設されている。

また、センターケース40の下方には、特図変動表示ゲームの開始条件を与える始動入賞口(入賞領域)36が設けられ、その直下には上部に逆「ハ」の字状に開いて遊技球が流入し易い状態に変換する一対の可動部材37b、37bを備えるとともに内部に第2始動入賞口を有する普通変動入賞装置(普電)37が配設されている。

普通変動入賞装置37の一対の可動部材37b,37bは、常時は遊技球の直径程度の間隔をおいた閉じた閉状態(遊技者にとって不利な状態)を保持している。ただし、普通変動入賞装置37の上方には、始動入賞口36が設けられているので、閉じた状態では遊技球が入賞できないようになっている。
そして、後述する普図変動表示ゲームの結果が所定の停止表示態様となった場合には、駆動装置としての普電ソレノイド37c(図33参照)によって、逆「ハ」の字状に開いて普通変動入賞装置37に遊技球が流入し易い開状態(遊技者にとって有利な状態)に変化させられるようになっている。

さらに、普通変動入賞装置37の下方には、特図変動表示ゲームの結果によって遊技球を受け入れない状態と受け入れ易い状態とに変換可能な特別変動入賞装置(大入賞口)38が配設されている。

特別変動入賞装置38は、上端側が手前側に倒れる方向に回動して開放可能になっているアタッカ形式の開閉扉38cを有しており、補助遊技としての特図変動表示ゲームの結果如何によって大入賞口を閉じた状態(遊技者にとって不利な閉塞状態)から開放状態(遊技者にとって有利な状態)に変換する。
即ち、特別変動入賞装置38は、例えば、駆動装置としての大入賞口ソレノイド38b(図33参照)により駆動される開閉扉38cによって開閉される大入賞口を備え、特別遊技状態中は、大入賞口を閉じた状態から開いた状態に変換することにより大入賞口内への遊技球の流入を容易にさせ、遊技者に所定の遊技価値(賞球)を付与するようになっている。
なお、大入賞口の内部(入賞領域)には、当該大入賞口に入った遊技球を検出する検出手段としてのカウントスイッチ38a(図33参照)が配設されている。
特別変動入賞装置38の下方には、入賞口などに入賞しなかった遊技球を回収するアウト口39が設けられている。

また、遊技領域32の外側には、特図変動表示ゲームをなす第1特図変動表示ゲームや第2特図変動表示ゲーム及び普図ゲート34への入賞をトリガとする普図変動表示ゲームを一箇所で実行する一括表示装置50(図33参照)が設けられている。

一括表示装置50は、図示は省略するが、7セグメント型の表示器(LEDランプ)等で構成された第1特図変動表示ゲーム用の第1特図変動表示部(特図1表示器)及び第2特図変動表示ゲーム用の第2特図変動表示部(特図2表示器)と、普図変動表示ゲーム用の変動表示部(普図表示器)と、同じくLEDランプで構成された各変動表示ゲームの始動記憶数報知用の記憶表示部を備える。また、一括表示装置50には、大当りが発生すると点灯して大当り発生を報知する第1遊技状態表示部(第1遊技状態表示器)、時短状態が発生すると点灯して時短状態発生を報知する第2遊技状態表示部(第2遊技状態表示器)、遊技機10の電源投入時に大当りの確率状態が高確率状態となっていることを表示する状態表示部、大当り時のラウンド数(特別変動入賞装置38の開閉回数)を表示するラウンド表示部が設けられている。

本実施形態の遊技機10では、図示しない打球発射装置から遊技領域32に向けて遊技球(パチンコ球)が打ち出されることによって遊技が行われる。打ち出された遊技球は、遊技領域32内の各所に配置された障害釘や風車等の方向転換部材によって転動方向を変えながら遊技領域32を流下し、普図始動ゲート34、一般入賞口35、始動入賞口36、普通変動入賞装置37又は特別変動入賞装置38に入賞するか、遊技領域32の最下部に設けられたアウト口39へ流入し遊技領域から排出される。そして、一般入賞口35、始動入賞口36、普通変動入賞装置37又は特別変動入賞装置38に遊技球が入賞すると、入賞した入賞口の種類に応じた数の賞球が、払出制御装置200によって制御される払出ユニットから、前面枠12の上皿21又は下皿23に排出される。

一方、普図始動ゲート34内には、該普図始動ゲート34を通過した遊技球を検出するための非接触型のスイッチなどからなるゲートスイッチ34a(図33参照)が設けられており、遊技領域32内に打ち込まれた遊技球が普図始動ゲート34内を通過すると、ゲートスイッチ34aにより検出されて普図変動表示ゲームが行われる。
また、普図変動表示ゲームを開始できない状態、例えば、既に普図変動表示ゲームが行われ、その普図変動表示ゲームが終了していない状態や、普図変動表示ゲームが当って普通変動入賞装置37が開状態に変換されている場合に、普図始動ゲート34を遊技球が通過すると、普図始動記憶数の上限数未満でならば、普図始動記憶数が加算(+1)されて普図始動記憶が1つ記憶されることとなる。この普図始動入賞の記憶数は、一括表示装置50の始動入賞数報知用の普図保留表示器に表示される。
また、普図始動記憶には、普図変動表示ゲームの当りはずれを決定するための当り判定用乱数値が記憶されるようになっていて、この当り判定用乱数値が判定値と一致した場合に、当該普図変動表示ゲームが当りとなって特定の結果態様(特定結果)が導出されることとなる。

普図変動表示ゲームは、一括表示装置50に設けられた変動表示部(普図表示器)で実行されるようになっている。普図表示器は、普通識別情報(普図、普通図柄)として点灯状態の場合に当りを示し、消灯状態の場合にはずれを示すLEDから構成され、このLEDを点滅表示することで普通識別情報の変動表示を行い、所定の変動表示時間の経過後、LEDを点灯又は消灯することで結果を表示するようになっている。
なお、普通識別情報として例えば数字、記号、キャラクタ図柄などを用い、これを所定時間変動表示させた後、停止表示させることにより行うように構成しても良い。この普図変動表示ゲームの停止表示が特定結果となれば、普図の当りとなって、普通変動入賞装置37の一対の可動部材37bが所定時間(例えば、0.3秒間)開放される開状態となる。これにより、普通変動入賞装置37の内部の第2始動入賞口へ遊技球が入賞し易くなり、第2特図変動表示ゲームが実行される回数が多くなる。

普図始動ゲート34への通過検出時に抽出した普図乱数値が当り値であるときには、普図表示器に表示される普通図柄が当り状態で停止し、当り状態となる。このとき、普通変動入賞装置37は、内蔵されている普電ソレノイド37c(図33参照)が駆動されることにより、可動部材37bが所定の時間(例えば、0.3秒間)だけ開放する状態に変換され、遊技球の入賞が許容される。

始動入賞口36への入賞球及び普通変動入賞装置37への入賞球は、それぞれは内部に設けられた始動口1スイッチ36aと始動口2スイッチ37aによって検出される。始動入賞口36へ入賞した遊技球は第1特図変動表示ゲームの始動入賞球として検出され、所定の上限数(例えば、4個)を限度に記憶されるとともに、普通変動入賞装置37へ入賞した遊技球は第2特図変動表示ゲームの始動入賞球として検出され、所定の上限数(例えば、4個)を限度に記憶される。
また、この始動入賞球の検出時にそれぞれ大当り乱数値や大当り図柄乱数値、並びに各変動パターン乱数値が抽出され、抽出された乱数値は、遊技制御装置100(図33参照)内の特図記憶領域(RAMの一部)に特図始動記憶として各々所定回数(例えば、最大で4回分)を限度に記憶される。そして、この特図始動記憶の記憶数は、一括表示装置50の始動入賞数報知用の特図1、特図2保留表示器に表示されるとともに、センターケース40の表示装置41においても表示される。これにより、遊技制御装置100は、始動口(始動入賞口36、普通変動入賞装置37)への遊技球の入賞を所定上限数まで記憶可能な始動記憶手段として機能する。また、演出制御装置300は、遊技制御装置100により記憶された始動記憶の数を表示装置41において表示させる始動記憶画像表示手段として機能する。

遊技制御装置100は、始動入賞口36若しくは普通変動入賞装置37への入賞、又はそれらの始動記憶に基づいて、特図表示器(変動表示装置)で第1又は第2特図変動表示ゲームを行う。
第1特図変動表示ゲーム及び第2特図変動表示ゲームは、複数の特別図柄(特図、識別情報)を変動表示したのち、所定の結果態様を停止表示することで行われる。また、表示装置41にて各特図変動表示ゲームに対応して複数種類の識別情報(例えば、数字、記号、キャラクタ図柄など)を変動表示させる飾り特図変動表示ゲームが実行されるようになっている。
そして、特図変動表示ゲームの結果として、特図1表示器若しくは特図2表示器の表示態様が特別結果態様となった場合には、大当りとなって特別遊技状態(いわゆる、大当り状態)となる。また、これに対応して表示装置41の表示態様も特別結果態様となる。
ここで、遊技制御装置100は、始動口(始動入賞口36、普通変動入賞装置37)への遊技球の入賞に基づき、複数の識別情報画像を変動表示させて変動表示ゲームを実行可能な変動表示ゲーム実行手段として機能する。

表示装置41における飾り特図変動表示ゲームは、例えば前述した数字等で構成される飾り特別図柄(識別情報)が左(第一特別図柄)、右(第二特別図柄)、中(第三特別図柄)の順に変動表示を開始して、所定時間後に変動している図柄を順次停止させて、特図変動表示ゲームの結果を表示することで行われる。また、表示装置41では、特図始動記憶数に対応する飾り特別図柄による変動表示ゲームを行うとともに、興趣向上のためにキャラクタの出現など多様な演出表示が行われる。

なお、特図1表示器、特図2表示器は、別々の表示器でも良いし同一の表示器でも良いが、各々独立して、また、同時には実行しないように各特図変動表示ゲームが表示される。また、表示装置41も、第1特図変動表示ゲームと第2特図変動表示ゲームで別々の表示装置や別々の表示領域を使用するとしても良いし、同一の表示装置や表示領域を使用するとしても良いが、各々独立して、また、同時には実行しないように飾り特図変動表示ゲームが表示される。また、遊技機10に特図1表示器、特図2表示器を備えずに、表示装置41のみで特図変動表示ゲームを実行するようにしても良い。
また、第2特図変動表示ゲームは、第1特図変動表示ゲームよりも優先して実行されるようになっている。即ち、第1特図変動表示ゲームと第2特図変動表示ゲームの始動記憶がある場合であって、特図変動表示ゲームの実行が可能となった場合は、第2特図変動表示ゲームが実行されるようになっている。

また、第1特図変動表示ゲーム(第2特図変動表示ゲーム)が開始可能な状態で、且つ、始動記憶数が0の状態で、始動入賞口36(若しくは、普通変動入賞装置37)に遊技球が入賞すると、始動権利の発生に伴って始動記憶が記憶されて、始動記憶数が1加算されるととともに、直ちに始動記憶に基づいて、第1特図変動表示ゲーム(第2特図変動表示ゲーム)が開始され、この際に始動記憶数が1減算される。
一方、第1特図変動表示ゲーム(第2特図変動表示ゲーム)が直ちに開始できない状態、例えば、既に第1若しくは第2特図変動表示ゲームが行われ、その特図変動表示ゲームが終了していない状態や、特別遊技状態となっている場合に、始動入賞口36(若しくは、普通変動入賞装置37)に遊技球が入賞すると、始動記憶数が上限数未満ならば、始動記憶数が1加算されて始動記憶が1つ記憶されることになる。そして、始動記憶数が1以上となった状態で、第1特図変動表示ゲーム(第2特図変動表示ゲーム)が開始可能な状態(前回の特図変動表示ゲームの終了若しくは特別遊技状態の終了)となると、始動記憶数が1減算されるとともに、記憶された始動記憶に基づいて第1特図変動表示ゲーム(第2特図変動表示ゲーム)が開始される。
なお、以下の説明において、第1特図変動表示ゲームと第2特図変動表示ゲームを区別しない場合は、単に特図変動表示ゲームと称する。

なお、特に限定されるわけではないが、上記始動入賞口36内の始動口1スイッチ36a、普通変動入賞装置37内の始動口2スイッチ37a、ゲートスイッチ34a、一般入賞口スイッチ35a〜35n、カウントスイッチ38aには、磁気検出用のコイルを備え該コイルに金属が近接すると磁界が変化する現象を利用して遊技球を検出する非接触型の磁気近接センサ(以下、近接スイッチと称する)が使用されている。遊技機10のガラス枠15等に設けられた前枠開放検出スイッチ63や前面枠(遊技枠)12等に設けられた遊技枠開放検出スイッチ64には、機械的な接点を有するマイクロスイッチを用いることができる。

次に、本実施形態の遊技機10におけるセンターケース40の詳細について説明する。
センターケース40は、図4及び図5に示すように表示部41aを有する表示装置41の前面側に前面構成部材600と裏面構成部材700とを備えて構成されている。

前面構成部材600は、図6に示すように、環状のベースフレーム部材610と、前面構成部材600の上方から流下する遊技球の流入を阻止する鎧部材620と、前面構成部材600の左側方の外側から内側へ遊技球を移動させるワープ装置630と、前面構成部材600の内側へ移動した遊技球を転動させる第2ステージ部640と、センターケース40の下方に配設された始動入賞口36へ遊技球を誘導させる誘導流路形成部材650と、前面構成部材600を装飾する装飾部材660と、を備えて構成されている。

ベースフレーム部材610は、周面を形成する周囲壁611を有し、この周囲壁611にはネジ孔やネジ止部、位置決めのためのボス、ボスを受け入れる凹部やリブを受け入れるスリットなどが形成され、各種部材を適切な位置に固定できるようになっている。

鎧部材620は、ベースフレーム部材610の前面上部から右側下部に亘って配設され、前面構成部材600の上方から流下する遊技球が表示装置41の表示画面41aに衝突することを阻止して(防護して)、該遊技球を前面構成部材600の左右両側に振り分けるように流下案内する。

ワープ装置630は、前面構成部材600の左側部に備えられている。
ワープ装置630は、遊技領域32における前面構成部材600の上方部を流下する遊技球を流入可能なワープ入口形成部材631と、当該ワープ入口形成部材631を介して流入した遊技球を流下させセンターケース40の下端に配設されているステージ部40a(第1ステージ部722及び第2ステージ部640)に流出させるワープ流路形成部材632と、を備えている。

第2ステージ部640は、図7に示すように、ワープ装置630のワープ出口Eから排出された遊技球を当該第2ステージ部640の後方に配設される第1ステージ部722へ誘導する後方誘導路641と、第1ステージ部722(例えば、前方誘導部722a3等)から移動してきた遊技球を転動させる中央転動部642と、中央転動部642の下方を前後方向に貫通させた貫通口643と、を備えている。

後方誘導路641は、図7に示すように、第2ステージ部640の左端に形成され、ワープ出口Eから排出された遊技球を当該第2ステージ部640の中央方向へ誘導する第1転動部641aと、当該第1転動部641aを転動する遊技球を当該第2ステージ部640の後方へ誘導する第2転動部641bと、を備えている。また、後方誘導路641は、平面視略L字状のガイド壁641cを備え、ワープ出口Eから排出された遊技球を第1ステージ部722へより確実に誘導することができるようにしている。

中央転動部642は、図7に示すように、第2ステージ部640の中央に配設され、当該中央転動部642の上面は、左右方向に略W字状をなす傾斜面となっている。そして、中央転動部642は、当該傾斜面の中央部分に当該第2ステージ部640の後方へ遊技球を誘導する後方転動部642aを備え、当該後方転動部642aの左方及び右方にそれぞれ当該第2ステージ部640の前方へ遊技球を誘導する前方転動部642b,642bを備えている。すなわち、中央転動部642は、振分部722a2により振分けられた遊技球を第1の割合で第1ステージ部722に向けて案内する一方、第1の割合よりも高い第2の割合で始動入賞口36の左上方又は右上方の遊技領域32に向けて案内するように設定したこととなる。

誘導流路形成部材650は、貫通口643の左右の両内側面及び内側上面を覆う上側誘導流路形成部材651と、当該貫通口643の下面に配設される下側誘導流路形成部材652と、を備えて構成されている。すなわち、第2ステージ部640を前後方向に貫通するように誘導流路形成部材650を設けることにより誘導流路Rは形成され、当該誘導流路Rは、第1ステージ部722を転動した遊技球を当該第2ステージ部640の下方を通して誘導する機能を有することとなる。
図12に示すように、下側誘導流路形成部材652の上面は、前方に遊技球を誘導することができるように形成され、当該上面は略W字状の傾斜面となっている。そして、下側誘導流路形成部材652は、当該上面の左右方向の中央に中央通路部652aを備えるとともに、当該中央通路部652aの左側に左側通路部652b、当該中央通路部652aの右側に右側通路部652cを備える。そして、下側誘導流路形成部材652は、中央通路部652aが始動入賞口36の直上に位置するように配設される。
また、上側誘導流路形成部材651の内側上面の中央通路部652aと対向する位置に制動壁651aが配設されている。これにより、後述する前側転動部722a7の第1通路部722a71を勢いよく流下した遊技球を当該制動壁651aに衝突させて当該遊技球の流下速度を落とすことが可能となっている。

装飾部材660は、図7に示すように、装飾前面部材661と、当該装飾前面部材661を発光装飾するための発光基板662と、遊技球の進入を規制する転動規制壁663と、を備えて構成されている。この転動規制壁663は、装飾前面部材661の左端、且つ、当該装飾前面部材661の裏面側後方に突出するように垂設される。
そして、装飾部材660は、転動規制壁663が中央転動部642の転動面の右端に当接するように配設される。

裏面構成部材700は、図8に示すように、枠状の制御ベース部材710、並びに、当該制御ベース部材710に配設される下部演出装置720、左可動演出装置730、上部可動演出装置740、及び右可動演出装置750を備えて構成される。

制御ベース部材710は、各種可動演出装置等を取り付けるためのベース部材である。具体的には、制御ベース部材710は、透明な材質からなり当該制御ベース部材710の中央には、表示装置41の表示部41aに対応するように矩形状の開口710aが形成されている。また、当該開口710aの周囲には、前面側から見て下部に下部演出装置720、左側に左可動演出装置730、上部に上部可動演出装置740、右側に右可動演出装置750が配設されるようになっている。

また、制御ベース部材710は、当該制御ベース部材710の外周に前方へ延出する板状の周囲壁710bを備えている。そして、当該周囲壁710bの前端部が遊技盤30や前面構成部材600に接続するようになっている。

次に、下部演出装置720の詳細について、図9〜図13を用いて説明する。
下部演出装置720は、ワープ装置630を介してセンターケース40の外側から内側に移動した遊技球を転動させるとともに発光演出を行うための装置である。
具体的には、下部演出装置720は、図9及び図10に示すように、下部演出装置ベース部材721、並びに、当該下部演出装置721に配設される第1ステージ部722及び発光演出装置723を備えて構成されている。

第1ステージ部722は、遊技球を転動させる転動面を有する第1ステージ形成部材722aと、後方区画部材722bと、転動規制壁部材722cと、を備えて構成されている。

第1ステージ形成部材722aは、上記転動面に階段状の複数の段差を設けて構成されている。具体的には、第1ステージ形成部材722aは、遊技機10の前面側から見て左側部が最も高くなるように設けられており、当該左側部に遊技球を第1ステージ形成部材722aの中央へ遊技球を誘導する第1中央誘導部722a1を備えている。また、第1ステージ形成部材722aは、第1中央誘導部722a1が配設された転動面(第1転動面)の右側に連設する一段下がった転動面(第2転動面)に、当該転動面の前方又は後方の何れか一方へ遊技球を振り分ける振分部(球振分部)722a2、振分部722a2により前方へ振り分けられた遊技球を第2ステージ部640の中央転動部642へ誘導する前方誘導部722a3、及び振分部722a2により後方へ振り分けられた遊技球を第1ステージ形成部材722aの中央へ誘導する第2中央誘導部722a4を備えている。振分部722a2は、図9及び図13に示すように、側面視山型のスロープを形成しており、当該スロープのうち、前方へ傾斜する第1スロープ722a21の転動面は、後方へ傾斜する第2スロープ722a22の転動面よりも広く形成されている。これにより、当該振分部722a2によって振分けられる遊技球は、第2スロープ722a22よりも第1スロープ722a21を転動する可能性が高くなるようになっている。すなわち、振分部722a2は、第1ステージ部722よりも第2ステージ部640への遊技球の振分割合が高くなるように設定したこととなる。
また、第1ステージ形成部材722aは、上記した振分部722a2、前方誘導部722a3、及び第2中央誘導部722a4が配設された転動面の右側に連設する一段下がった転動面(第3転動面)の中央に後述する発光演出装置723の発光部を突出させるための開口722a5を備えるとともに、当該開口722a5の周囲には前方へ傾斜する後側転動部722a6を備えている。さらに、第1ステージ形成部材722aは、上記した後側転動部722a6が配設された転動面の前側に連設する一段下がった転動面(第4転動面)に、前方へ傾斜する前側転動部722a7を備えており、当該前側転動部722a7から前方へ誘導された遊技球は、誘導流路形成部材650により構成される誘導流路へ転動することとなる。具体的には、前側転動部722a7の上面は、図9に示すように、略W字状の傾斜面となっている。そして、前側転動部722a7は、当該上面の左右方向の中央に第1通路部722a71を備えるとともに、当該第1通路部722a71の左側に第2通路部722a72、当該第1通路部722a71の右側に第3通路部722a73を備える。そして、当該第1通路部722a71を下った遊技球は、図12に示すように、誘導流路Rのうち中央通路部652aに流下し、当該第2通路部722a72を下った遊技球は、左側通路部652bに流下し、また、当該第3通路部722a73を下った遊技球は、右側通路部652cに流下するように構成されている。

また、第1ステージ形成部材722aは、透明な材質からなり、当該第1ステージ形成部材722aの下方に配設される左側装飾レンズ部材723c及び右側装飾レンズ部材723dを介して照射される光によって、第1ステージ部722の転動面が発光されるようになっている。

後方区画部材722bは、下部演出装置720の背面壁を構成するものであり、下部演出装置ベース部材721の後端にその長手方向に亘って垂設されている。
転動規制壁部材722cは、遊技球の転動を規制する転動規制壁を構成するものであり、下部演出装置ベース部材721の右側部に垂設することにより、後側転動部722a6を有する第3転動面の右端よりも右方へ遊技球が転動することを規制している。

発光演出装置723は、複数のLEDを有する発光源としてのLED基板723aと、LED基板723aに対応して取り付けられる拡散レンズ部材723bと、拡散レンズ部材723bの左側に配設される左側装飾レンズ部材723cと、拡散レンズ部材723bの右側に配設される右側装飾レンズ部材723dと、拡散レンズ部材723bを覆うカバーレンズ部材723eと、拡散レンズ部材723b及びカバーレンズ部材723eを固定するためのレンズベース部材723fと、を備えて構成されている。

LED基板723aは、左側装飾レンズ部材723cを介して発光させる第1LED基板723a1と、拡散レンズ部材723b及び右側装飾レンズ部材723dを介して発光させる第2LED基板723a2と、から構成されている。第1及び第2LED基板723a1,723a2は、それぞれ下部演出装置ベース部材721の平面上の所定位置に配設される。

拡散レンズ部材723bは、第2LED基板723a2のLEDから発光された指向性の高い光を拡散させる形状(例えば、多面体)に形成され、当該LEDから発光された光の照射範囲を拡大させるものである。ここで、拡散レンズ部材723bは、第2LED基板723a2を上方から覆うことによって発光部となるレンズ部材を構成する。
また、拡散レンズ部材723bは、第1ステージ形成部材722aの開口722a5を挿通可能となっており、下部演出装置720の各部材を組み付けた際、第1ステージ形成部材722aの後側転動部722a6を有する上記第3転動面よりも上側に拡散レンズ部材723bが突出するようになっている。

左側装飾レンズ部材723cは、複数の照射レンズ部723c1,…を備えて構成されている。下部演出装置720の各部材を組み付けた際、左側装飾レンズ部材723cの上側に第1ステージ形成部材722aの上記第1転動面及び第2転動面が配設されるようになっている。そして、左側装飾レンズ部材723cは、第1LED基板723a1からの光を当該第1転動面及び第2転動面に照射することができるようになっている。

右側装飾レンズ部材723dは、左側装飾レンズ部材723cと同様に、複数の照射レンズ部723d1,…を備えて構成されている。下部演出装置720の各部材を組み付けた際、右側装飾レンズ部材723dの上側に第1ステージ形成部材722aの上記第3転動面右側部が配設されるようになっている。そして、右側装飾レンズ部材723dは、第2LED基板723a2からの光を当該第3転動面の右側部に照射することができるようになっている。

カバーレンズ部材723eは、クリア部材で構成され、拡散レンズ部材723bを覆うことのできる形状をなしている。ここで、カバーレンズ部材723eは、第2LED基板723a2を上方から覆うことによって発光部となるレンズ部材を構成する。また、カバーレンズ部材723eは、拡散レンズ部材723bと同様に、第1ステージ形成部材722aの開口722a5を挿通可能となっている。これにより、第1ステージ形成部材722aの上記第3転動面を転動する遊技球が拡散レンズ部材723bに直接衝突することを防ぐことができるようになり、当該拡散レンズ部材723bの破損を防止することができる。ここで、拡散レンズ部材723b及びカバーレンズ部材723eは、各部材の上部を開口722a5を介して第1ステージ部722の上面よりも突出させて配置するとともに、第2LED基板723a2を第1ステージ部722の上面よりも下方に配置したこととなる。

レンズベース部材723fは、カバーレンズ部材723eの基部の周囲を囲む支持枠部材である。レンズベース部材723fは、下部演出装置720の各部材を組み付けた際、カバーレンズ部材723eを所定位置に固定することができるようになっている。また、レンズベース部材723fの上縁部は第1ステージ形成部材722aの開口722a5を挿通可能となっている。

次に、ステージ部40a(第1ステージ部722及び第2ステージ部640)における主な遊技球の転動態様(経路1及び経路2)について、図11〜図13を用いて説明する。
図11は、図4におけるセンターケース40の斜視図のうち、当該センターケース40の下部を表した部分拡大図である。図12は、図11の部分拡大図のうちステージ部40aの最下端部を拡大した図であり、第2ステージ部640を取り除いた状態を示す図である。図13は、ステージ部40aの平面図である。

<経路1>
まず、遊技球がステージ部40aを転動する際の経路1について説明する。
ワープ装置630のワープ出口Eから排出された遊技球は、まず、第2ステージ部640の後方誘導路641を通過して、第1ステージ部722の第1中央誘導部722a1を転動する。
次いで、当該遊技球は、振分部722a2に移動し当該振分部722a2の第1スロープ722a21を下り前方誘導部722a3へ移動する。そして、当該遊技球は、第2ステージ部640の中央転動部642へ移動して当該中央転動部642を転動することとなる。
次いで、当該遊技球は、中央転動部642の前方転動部642bから前方へ移動してセンターケース40の下方の遊技領域32へ流下するか、当該中央転動部642の後方転動部642aから後方へ移動して第1ステージ部722の前側転動部722a7の第1通路部722a71へ流下する。

<経路2>
次に、遊技球がステージ部40aを転動する際の経路2について説明する。
ワープ装置630のワープ出口Eから排出された遊技球は、経路1と同様に、まず、第2ステージ部640の後方誘導路641を通過して、第1ステージ部722の第1中央誘導部722a1を転動する。
次いで、当該遊技球は、振分部722a2に移動し当該振分部722a2の第2スロープ722a22を下り第2中央誘導部722a4へ移動する。そして、当該遊技球は、後側転動部722a6へ移動した後、前側転動部722a7へ移動する。
次いで、当該遊技球は、前側転動部722a7を転動した後、第1通路部722a71から第2ステージ部640の中央通路部652a、第2通路部722a72から左側通路部652b、もしくは第3通路部722a73から右側通路部652cへ流下して各通路部652a〜cからセンターケース40の下方の遊技領域32へ流下する。

なお、第1ステージ部722(後側転動部722a6及び前側転動部722a7)の構成及び発光演出装置723は、上記したものに限らず、例えば、図14に示すように、第1ステージ部722は、第2中央誘導部722a4から移動してきた遊技球を発光演出装置723の背面側で転動させる背面側転動部を備えるとともに、当該背面側転動部に連接して当該発光演出装置723の周囲を転動させる囲繞転動部を備えるようにしても良い。背面側転動部及び囲繞転動部は、前方へ傾斜するように配設され、当該背面側転動部及び囲繞転動部を転動した遊技球は、第2ステージ部640の中央通路部652a、左側通路部652b、又は右側通路部652c(誘導流路R)へ移動するようになっている。
また、発光演出装置723のカバーレンズ部材723eは、底面が多角形の錐体形状をなし、少なくとも当該カバーレンズ部材723eの側面には反射膜(ハーフミラー)を付けるようにしても良い。これにより、例えば、発光演出装置723による発光演出が行われていないとき、囲繞転動部を遊技球が転動すると、当該カバーレンズ部材723eの各側面に遊技球が映り込んで当該遊技球が複数存在するように見せることができる。

次に、左可動演出装置(可動演出装置)730の詳細について、図15〜図19を用いて説明する。
左可動演出装置730は、上述したように特図変動表示ゲームの進行に関連した動作演出を実行可能な装置である。
具体的には、左可動演出装置730は、図15及び図16に示すように、可動部材731と、可動部材731を駆動させる駆動機構部732と、駆動機構部732の周囲を覆う駆動機構カバー部材733と、可動部材731の前方及び後方を装飾する装飾部材734と、側壁部材735と、上記各部材を取り付けるためのユニットベース部材736と、を備えて構成されている。

可動部材731は、レンズ部材731a2を有する第1可動部材731aと、当該第1可動部材731aの前方を装飾する第2可動部材731bと、を備えて構成されている。

第1可動部材(第1可動演出部材)731aは、図17(b)に示すように、第1装飾部材731a1と、当該第1装飾部材731aに取り付けられるレンズ部材731a2と、レンズ部材731a2を固定するためのレンズ押さえ部材731a3と、を備えて構成されている。
第1装飾部材731a1は、レンズ部材731a2を嵌め込むための環状のフレーム731a11と、当該フレーム731a11の下端に接続される棒部材731a12と、備える。この棒部材731a12の裏面には、後述する駆動力伝達部732bの第2可動アーム732b2が接続されるようになっている。
レンズ部材731a2は、凸レンズで構成され、当該レンズ部材731a2が表示装置41の前面側に可動したとき、当該レンズ部材731a2を介して当該表示装置41に表示された文字や記号等の画像(例えば始動記憶画像)を拡大して視認することができるようになっている。
レンズ押さえ部材731a3は、環状の平板部材で構成されている。レンズ押さえ部材731a3の周縁には、フレーム731a11の裏面にネジ止めするための複数のネジ孔731a31,…が配設されている。そして、フレーム731a11の裏面側からレンズ部材732aを嵌め込み、レンズ押さえ部材731a3をフレーム731a11の裏面に周着させることで、第1可動部材731aにレンズ部材731a2が取り付けられるようになっている。

第2可動部材(第2可動演出部材)731bは、図16及び図17(a)に示すように、並設された2つの車輪を模した第2装飾部材731b1を備えるとともに、当該第2装飾部材731b1の端部に後述する第1可動アーム732b1の第1接続部732b14と接続可能な第2接続部731b2を備えている。第2装飾部材731b1は、第1可動アーム732b1に接続されたとき、第1装飾部材731a1(棒部材731a12)の手前側に配設され、且つ、棒部材731a12と交差するように配設される(図19参照)。
なお、第2装飾部材731b1の車輪部分にレンズを備えるようにして、当該レンズを介して表示装置41に表示された文字や記号等の画像(例えば始動記憶画像とは別の報知画像等)を拡大して視認することができるようにしても良い。

駆動機構部732は、図16に示すように、可動部材731を作動させるためのソレノイド(電気的駆動原)732aと、ソレノイド732aの駆動力を伝達して可動部材731を変位動作させる駆動力伝達部732bと、ソレノイド732aのプランジャ前方を覆うリンクカバー部材732cと、後述する第2可動アーム732b2の下部前方を覆うカバーベース部材732dおよび駆動機構カバー部材732eを備えて構成されている。

駆動力伝達部732bは、ソレノイド732aによる駆動力を直接伝達する駆動力伝達部材としての第1可動アーム732b1と、当該第1可動アーム732b1と連動する第2可動アーム732b2と、を備えて構成されている。

第1可動アーム732b1は、図17(a)に示すように、くの字状に屈曲したリンク部材である。第1可動アーム732b1は、その一端にソレノイド732aのプランジャに連結するリンクピン732b11を備えるとともに、その他端に後述する第2可動アーム732b2のリンクピン732b22と連結するリンク溝732b12を備えている。
また、第1可動アーム732b1は、その屈曲部にユニットベース部材736に配設される回動軸736bを軸挿可能な軸受部732b13を備え、当該軸受部732b13とリンク溝732b12とを結ぶアームの途上に第2可動部材731bの第2接続部731b2と接続可能な第1接続部732b14を備えている。

第2可動アーム732b2は、図17(b)及び図18(a),(b)に示すように、その一端にユニットベース部材736に配設される回動軸736cを軸挿可能な軸受部732b21を備えるとともに、その他端に第1可動アーム732b1のリンク溝732b12に連結可能なリンクピン732b22を備えている。すなわち、第2可動アーム732b2(第1可動演出部材)の側に配設されたリンクピン732b22と第1可動アーム732b1(第2可動演出部材)の側に配設されたリンク溝732b12とを係合させたこととなる。
また、第2可動アーム732b2は、図18(b)に示すように、下端部にコイルバネを備えている。コイルバネは、第2可動アーム732b2を状態復帰させる際の付勢手段をなすものであり、当該コイルバネは、一端が第2可動アーム732b2に固定されるとともに、他端がユニットベース部材736上の所定位置に固定される。すなわち、第1可動部材731a及び第2可動部材731bを可動前の状態に復帰させるためのコイルバネ(付勢部材)を備え、当該コイルバネは、ソレノイド732aの駆動力が直接伝達されない第2可動アーム732b2を付勢するよう構成したこととなる。
また、第2可動アーム732b2には、第1可動部材731aの棒部材731a12が接続されるようになっており、当該第2可動アーム732b2を回動させることによって、第1可動部材731aを作動させることができるようになっている。

装飾部材734は、図16に示すように、可動部材731の前方に配設される前部装飾部材734aと、当該可動部材731の後方に配設される後部装飾部材734bと、を備えて構成されている。
前部装飾部材734aは、駆動機構カバー部材732eの前面に配設される。
後部装飾部材734bは、第1後部装飾部材734b1と、第2後部装飾部材734b2と、を有しており、当該第1後部装飾部材734b1は、ユニットベース部材736の上部に配設され、第2後部装飾部材734b2は、ユニットベース部材736の下部に配設される。

側壁部材735は、図16に示すように、可動部材731の左方に配設される壁部材であり、ユニットベース部材736の左側部に垂設される。

ユニットベース部材736は、クリア部材で構成され、当該ユニットベース部材736の裏面に配設されたLED基板736a(図16参照)からの発光によって、ユニットベース部材736の前方を発光装飾することが可能となっている。
また、ユニットベース部材736は、図18(a),(b)に示すように、第1可動アーム732b1を回動させる第1回動軸736bと、第2可動アーム732b2を回動させる第2回動軸736cと、を備えている。また、ユニットベース部材736は、制御ベース部材710の左側部に取り付けられるようになっている。

次に、左可動演出装置730の可動部材731の動作状態について、図19(a),(b)を用いて説明する。
図19(a),(b)は、裏面側から可動部材731を見た図である。そして、図19(a)は、当該可動部材731の動作前の状態を示す図であり、図19(b)は、当該可動部材731の動作後の状態を示す図である。

図3及び図19(a)に示すように、可動部材731の動作前すなわち可動部材731が初期位置にあるとき、可動部材731はセンターケース40の左端に位置する。

次いで、可動部材731が作動するとき、ソレノイド732aによる駆動が開始され、プランジャは上方にスライドすることとなる。これに伴い、第1可動アーム732b1は、回動軸736bを中心として(遊技盤の前面から見て;以下同様)時計周りに回動する。そして、第2可動部材731bは、第1可動アーム732b1上で接続されているため、第1可動アーム732b1と同様に時計周りに回動する。
また、このとき、リンクピン732b22を有する第2可動アーム732b2は、当該リンクピン732b22が第1可動アーム732b1のリンク溝732b12に挿通されているため、当該第1可動アーム732b1の回動に伴い、当該リンクピン732b22が右方へ押し出され、回動軸736cを中心として時計周りに回動する。そして、第1可動部材731a(棒部材731a12)は、第2可動アーム732b2に接続されているため、第2可動アーム732b2と同様に時計周りに回動する。すなわち、第1可動アーム732b1(駆動力伝達部材)によってソレノイド732aの駆動力が第2可動アーム732b2に伝達されることによって、第1可動部材731aと第2可動部材731bとが連動して可動するように構成したこととなる。
また、このとき第1可動アーム732b1と第2可動アーム732b2は、互いに異なる中心点(回動軸736b、736c)を中心として回動するので、第1可動部材731aと第2可動部材731bは、互いに異なる軌道上を回動することとなる。ここで、第1可動部材731a(第2可動アーム732b2)の軸着部(回動軸)736cと、当該第1可動部材731aと前記第2可動部材731b(第1可動アーム732b1)との係合部(リンクピン732bb22)と、を結ぶ線分の長さと、第2可動部材731bの軸着部(回動軸)736bと当該係合部とを結ぶ線分の長さが異なるように配設したこととなる。

そして、図19(b)に示すように、可動部材731の動作後、当該可動部材731を構成する第1装飾部材731a1及び第2装飾部材731b1は、センターケース40の左端から右方向へ移動し、少なくともレンズ部材731a2が表示装置41の表示部41aの前方を覆った状態となる(図44(b)参照)。

次に、上部可動演出装置740の詳細について、図20〜図27を用いて説明する。
上部可動演出装置740は、左可動演出装置730と同様に、特図変動表示ゲームの進行に関連した動作演出を実行可能な装置である。
具体的には、上部可動演出装置740は、前可動部材741a,bと後可動部材741c,dと可動ベース部材741eとを備えて構成される可動部材741と、可動部材741を駆動させる駆動機構部742と、装飾部材743と、カバー部材744と、上記各部材を取り付けるためのユニットベース部材745と、を備えて構成されている。

可動部材741は、具体的形状は任意であるが、本実施形態の場合、例えば左右対称の翼を模した部材を例示する。
この可動部材741は、図20及び図21に示すように、中型の翼を模した左前可動部材741a及び右前可動部材741bと、大型の翼を模した左後可動部材741c及び右後可動部材741dと、左,右前可動部材741a,741b及び左,右後可動部材741c,741dの作動を補助する可動ベース部材741eと、を備えて構成されている。

左前可動部材741aは、図22に示すように、当該左前可動部材741aの裏面の一端(翼の付け根側)に回動軸741a1を備えるとともに、当該回動軸741a1に軸着される板状のリンク片741a2を備えている。そして、回動軸741a1がブッシュB、後述する可動ベース部材741eの軸受孔741e1、及びブッシュBをこの順に貫通した状態で、当該回動軸741a1の先端がリンク片741a2により軸着されることによって、左前可動部材741aは、遊技盤面方向に回動可能となっている。リンク片741a2は、その一端に回動軸741a1が垂設され、当該リンク片741a2の長手方向が、左前可動部材741aの長手方向(翼の付け根から先端の方向)と略同一となるように可動ベース部材741eの軸受孔741e1に軸着される(図21参照)。
右前可動部材741bは、左前可動部材741aとの関係で左右対称をなす部材であり、当該左前可動部材741aと同様に、当該右前可動部材741bの裏面の一端(翼の付け根部側)に回動軸741b1を備えるとともに、当該回動軸741b1に軸着される板状のリンク片741b2を備えている。そして、回動軸741b1がブッシュB、後述する可動ベース部材741eの軸受孔741e1、及びブッシュBをこの順に貫通した状態で、当該回動軸741b1の先端がリンク片741b2により軸着されることによって、右前可動部材741bは、遊技盤面方向に回動可能となる。リンク片741b2は、その一端に回動軸741b1が垂設され、当該リンク片741b2の長手方向が、右前可動部材741bの長手方向(翼の付け根から先端の方向)と略同一となるように可動ベース部材741eの軸受孔741e1に軸着される(図21参照)。

左後可動部材741cは、図21及び図23に示すように、当該左後可動部材741cの一端(翼の付け根側)に長孔形状のリンク溝741c1を備えるとともに、裏面の略中央に回動軸741c2を備えている。具体的には、リンク溝741c1は、当該左後可動部材741cの長手方向が水平となっている状態(左後可動部材741cの初期位置状態)において、当該リンク溝741c1の長手方向が(遊技盤裏面側から見て)右下がり傾斜するように配設されている。また、左後可動部材741cは、リンク溝741c1の下部に、上記した左前可動部材741aのリンク片741a2の自由端側を当接可能な起立壁741c3を備えている。起立壁741c3は、左後可動部材741cの裏面に垂設されており、左後可動部材741cが初期位置状態にあるときリンク片741a2に当接するようになっている。このとき、リンク片741a2は、その長手方向が(遊技盤裏面側から見て)右上がり傾斜するように起立壁741c3によって保持される。また、左後可動部材741cは、リンク溝741c1に後述する可動ベース部材741eのリンクピン741e4を挿通可能となっている。また、回動軸741c2は、後述する駆動機構部742の第2従動ギア742b3に軸着されることとなる。

右後可動部材741dは、左後可動部材741cとの関係で左右対称をなす部材であり、当該左後可動部材741cと同様に、当該右後可動部材741dの一端(翼の付け根側)に長孔形状のリンク溝741d1を備えるとともに、裏面側の略中央に回動軸741d2を備えている。具体的には、リンク溝741d1は、当該右後可動部材741dの長手方向が水平となっている状態(右後可動部材741dの初期位置状態)において、当該リンク溝741d1の長手方向が(遊技盤裏面側から見て)右上がり傾斜するように配設されている。また、右後可動部材741dは、リンク溝741d1の下部に、上記した右前可動部材741bのリンク片741b2の自由端側を当接可能な起立壁741d3を備えている。起立壁741d3は、右後可動部材741dの裏面に垂設されており、右後可動部材741dが初期位置状態にあるときリンク片741b2に当接するようになっている。このとき、リンク片741b2は、その長手方向が(遊技盤裏面側から見て)右下がり傾斜するように起立壁741d3によって保持される。また、右後可動部材741dは、当該リンク溝741d1に後述する可動ベース部材741eのリンクピン741e5を挿通可能となっている。また、回動軸741d2は、後述する駆動機構部742の第7従動ギア742b8に軸着されることとなる。

可動ベース部材741eは、図21〜図23に示すように、左前可動部材741aの回動軸741a1、及び、右前可動部材741bの回動軸741b1をそれぞれ挿通可能な軸受孔741e1,741e1を備えている。また、可動ベース部材741eは、左前可動部材741a及び右前可動部材741bが回動する際の回動域を規制する回動規制片741e2,…を備えている。

当該回動規制片741e2は、直方体をなし、可動ベース部材741eの裏面側後方に突出し、リンク片741a2,741b2に当接可能に配設される。具体的には、回動規制片741e2は、可動ベース部材741e裏面の軸受孔741e1,741e1の上部及び下部にそれぞれ配設される。これにより、左前可動部材741a、右前可動部材741bを時計周り又は反時計周りに回動させたとき、当該回動角度が所定角度に達すると、当該左前可動部材741a、右前可動部材741bの回動に伴って回動するリンク片741a2,741b2が回動規制片741e2に当接し、それ以上回動することができなくなり、左前可動部材741a、右前可動部材741bの回動を規制することができるようになる。

また、可動ベース部材741eは、当該可動ベース部材741eの裏面のリンク片741a2,741b2の回動域にガイドリブ741e3,741e3を備えている。
ガイドリブ741e3は、弓形状に形成されており、リンク片741a2,741b2を回動させるときの動作性向上(摩擦低減)のために配設されている。

また、可動ベース部材741eは、裏面左方にリンクピン741e4を備えるとともに当該裏面右方にリンクピン741e5を備えている。
リンクピン741e4は、ブッシュB、リンク溝741c1、及びブッシュBをこの順に貫通した状態で、当該リンクピン741e4の先端がワッシャにより抜け止めされることによって、リンク溝741c1内を摺動可能となっている。
リンクピン741e5は、リンクピン741e4と同様に、ブッシュB、リンク溝741d1、及びブッシュBをこの順に貫通した状態で、当該リンクピン741e5の先端がワッシャにより抜け止めされることによって、リンク溝741d1内を摺動可能となっている。

また、可動ベース部材741eは、図21及び図22に示すように、当該可動ベース部材741eを遊技盤面の上下方向にスライドさせるためのガイドスライダ741e6を当該可動ベース部材741eの裏面に備えている。

ガイドスライダ741e6は、スライド板741e61と、接続ロッド741e62と、を備えている。
スライド板741e61は、短冊形状をなしており、当該スライド板741e61の長手方向が遊技盤面の上下方向に一致し、且つ、当該スライド板741e61の板面(前面)が可動ベース部材741eの裏面と対向するように配設される。
接続ロッド741e62は、当該接続ロッド741e62の一端がスライド板741e61の長手方向の端部(下端)に垂設され、また、当該接続ロッド741e62の他端が可動ベース部材741eの裏面下端中央に垂直に軸止(接続)される。

駆動機構部742は、図24〜図27に示すように、可動部材741を作動させるための駆動モータ742aと、駆動モータ742aからの駆動力を伝達して可動部材741を変位動作させる駆動力伝達部742bと、を備えて構成されている。

駆動力伝達部742bは、駆動モータ742aによる回転駆動力を伝達する主動ギア742b1と、当該主動ギア742b1と歯合する第1従動ギア742b2と、当該第1従動ギア742b2と歯合する第2従動ギア(セクタ歯車)742b3と、当該第2従動ギア742b3と歯合する第3従動ギア742b4と、当該第3従動ギア742b4と歯合
する第4従動ギア742b5と、当該第4従動ギア742b5と歯合する第5従動ギア742b6と、当該第5従動ギア742b6と歯合する第6従動ギア742b7と、当該第6従動ギア742b7と歯合する第7従動ギア(セクタ歯車)742b8と、を備えて構成されている。
なお、駆動モータ742aは、後述するユニットベース部材745の所定位置に取り付けられ、また、駆動伝達部742bを構成する各ギア742b1〜8は、回転可能にそれぞれユニットベース部材745の所定位置に軸支されることとなる。

第2従動ギア742b3のピッチ円の円弧長さは、第7従動ギア742b8のピッチ円の円弧長さと異なるが、当該第2従動ギア742b3及び第7従動ギア742b8は、同一のピッチ円直径且つ同一の歯数の歯車に基づいて形成されたセクタ(扇形)歯車である。
そして、第3従動ギア742b4と第6従動ギア742b7とは、同一のピッチ円直径且つ同一の歯数の平歯車であり、同様に、第4従動ギア742b5と第5従動ギア742b6とは、同一のピッチ円直径且つ同一の歯数の平歯車である。
これにより、第2〜7従動ギア742b3〜742b8は、それぞれ第4従動ギア742b5と第5従動ギア742b6とを境にして左右対象の回転運動をすることとなる。

また、駆動力伝達部742bは、図24、図26(a)、及び図27(a)に示すように、第7従動ギア742b8の平面上に遮光片742b10を備えるとともに、可動部材741が初期位置にあるとき当該遮光片742b10を検知可能なフォトセンサ742b11を備える。
さらに、駆動力伝達部742bは、第2従動ギア742b3及び第7従動ギア742b8の回動軸の近傍にトーションバネTを備える。各トーションバネTは、可動部材741を原点復帰させる際の付勢手段をなすものであり、各トーションバネTは、第2従動ギア742b3、第7従動ギア742b8の平面上にそれぞれ固定されるとともに、他端がユニットベース部材745上の所定位置に固定される。

装飾部材743は、図20に示すように、可動部材741の前方を装飾する中央装飾部材743a、左装飾部材743b及び右装飾部材743c、並びに、当該可動部材741の後方を装飾する奥側装飾部材743dを備えて構成されている。
中央装飾部材743aは、剣を模した部材で、可動ベース部材741eの前面中央の上部に固着される。また、左装飾部材743b及び右装飾部材743cは、小型の翼を模した部材で、左右対称に可動ベース部材741eの前面中央に固着される。
奥側装飾部材743dは、図20及び図24に示すように、後述するユニットベース部材745の前面側に配設される部材であり、ロゴタイプをあしらったロゴ部材743eを備えている。このロゴ部材743eは、クリア部材で構成されており、後述するLED基板745dに配設されたLEDによって後方から照射されることで当該ロゴ部材743eのロゴタイプが発光するようになっている。

カバー部材744は、図20及び図24に示すように、可動部材741の上方、左方、及び右方をそれぞれ覆う上カバー部材744aと、左カバー部材744bと、右カバー部材744cと、を備えて構成されている。
上カバー部材744a、左カバー部材744b、及び右カバー部材744cは、奥側装飾部材743dの上縁に沿うようにして、それぞれユニットベース部材745の前面に垂設される。

ユニットベース部材745は、図24に示すように、ベース部材745aと、ギアカバー部材745bと、スライドガイド部材745cと、LED基板745dと、中継基板745eと、配線カバー部材745f,745fと、を備えて構成されている。

ベース部材745aは、平板部材で構成されており、当該ベース部材745aの裏面には、駆動伝達部742bの各ギアを軸支する回動軸が垂設されている。また、ベース部材745aの平面部はクリア部材で構成され、当該ベース部材745aの裏面に配設されるLED基板745dのLEDからの光を前方に照射可能となっている。
ギアカバー部材745bは、図21に示すように、平板部材で構成され、ベース部材745aの裏面を覆うように形成されている。
スライドガイド部材745cは、上記したガイドスライダ741e6のスライド板741e61を遊技盤面の上下方向にスライド可能なように、少なくとも当該スライド板741e61の前面、後面、左面及び右面を囲む規制壁によって構成されている。また、スライドガイド部材745cは、ベース部材745aへの組み付けのとき、LED基板745dの後方且つ駆動伝達部742bの各ギアの前方に配設される。
LED基板745dは、上記したロゴ部材743eを後方から照射するためのものである。LED基板745dは、ベース部材745aへの組み付けのとき、駆動伝達部742bの各ギアよりも前方に配設されるため、当該LED基板745d上には、各ギアの回動軸の位置に合わせて当該回動軸を挿通可能な孔が各所に穿設されている。
中継基板745eは、演出制御装置300と上記LED基板745dやその他可動部材741に配設されたLED基板(図示省略)との間を電気的に接続する基板である。中継基板745eは、ベース部材745aの裏面右側に配設される。
配線カバー部材745f,745fは、中継基板745eと可動部材741に配設されたLED基板とを結ぶ配線を覆って固定する部材である。配線カバー部材745f,745fは、ベース部材745aの裏面左側及び右側に配設される。これにより、可動部材741が作動した場合であっても配線が動かないので、当該配線の断線を抑制することができるようになる。また、配線が当該配線カバー部材745fによって覆われているので、駆動伝達部742bの各ギアに配線が絡まることを防止することができる。

次に、上部可動演出装置740の可動部材741の動作状態について、図26及び図27を用いて説明する。
図26は、可動部材741の動作前の状態を示す図であり、図27は、可動部材741の動作後の状態を示す図である。

図26(a),(b)に示すように、可動部材741の動作前すなわち可動部材741が初期位置にあるとき、当該可動部材741を構成する大型の左右の翼を模した左後可動部材741c及び右後可動部材741dは、略水平方向を維持した状態にあり、左後可動部材741c及び右後可動部材741dと可動ベース部材741eとは一直線上にある。
また、中型の左右の翼を模した左前可動部材741a及び右前可動部材741bは、上記したように、リンク片741a2が左後可動部材741cの起立壁741c3に当接し、リンク片741b2が右後可動部材741dの起立壁741d3に当接した状態となっており、左前可動部材741aは、自由端側が左斜め上方向を、また、右前可動部材741bは、自由端側が右斜め上方向を向いた状態にある。
また、第7従動ギア742b8に配設された遮光片742b10は、フォトセンサ742b11によって検知された状態となっている。

次いで、可動部材741が作動するとき、駆動モータ742aによる駆動が開始され、主動ギア742b1は(遊技盤の前面から見て;以下同様)時計周りに回動する。これに伴い、第2従動ギア742b3は時計周りに回動し、第2従動ギア742b3と回動軸741c2を介して連接された左後可動部材741cも時計周りに回動することとなる。
また、このとき第7従動ギア742b8は反時計周りに回動し、第7従動ギア742b8と回動軸741d2を介して連接された右後可動部材741dも反時計周りに回動することとなる。
そして、左後可動部材741c及び右後可動部材741dが回動すると、当該左後可動部材741cに配設されたリンク溝741c1及び当該右後可動部材741dに配設されたリンク溝741d1も回動し、このとき可動ベース部材741eのリンクピン741e4,741e5は、対応するリンク溝741c1, 741d1内の一端から他端方向へ摺動し下方に押し出されるようになっている。

そして、図27(a),(b)に示すように、可動部材741の動作後、すなわちリンクピン741e4,741e5がそれぞれ対応するリンク溝741c1, 741d1内の他端側に到達したとき、左後可動部材741cは、自由端側が左斜め(45度)上方向を、また、右後可動部材741dは、自由端側が右斜め(45度)上方向を向いた状態にある。つまり、大型の両翼がひろがった状態となる。
また、このとき可動ベース部材741eは、最下点に移動した状態であり、表示装置41の表示部41aの前面が、可動部材741によって覆われた状態となっている(図45参照)。
また、このとき左前可動部材741a及び右前可動部材741bは、左後可動部材741c及び右後可動部材741dがそれぞれ回動することにより、リンク片741a2と起立壁741c3との係合、及び、リンク片741b2と起立壁741d3との係合が解除された状態にある。そして、リンク片741a2は、反時計周りに回動し、可動ベース部材741eの下方の回動規制片741e2と係合して係止され、リンク片741b2は、時計周りに回動し、可動ベース部材741eの下方の回動規制片741e2と係合して係止された状態にある。つまり、中型の両翼を模した左前可動部材741a及び右前可動部材741bは、略水平方向を維持した状態にある。

次に、右可動演出装置750の詳細について、図28〜図32を用いて説明する。
右可動演出装置750は、左可動演出装置730及び上部可動演出装置740と同様に、特図変動表示ゲームの進行に関連した動作演出を実行可能な装置である。

具体的には、右可動演出装置750は、図28〜図31に示すように、上可動部材751aと中可動部材751bと下可動部材751cとを備えて構成される可動部材751と、中可動部材751bを取り付けるための可動ベース部材752と、上可動部材751aと接続される上リンクアーム753と、下可動部材751cと接続される下リンクアーム754と、可動ベース部材752を作動させる駆動機構部755と、可動ベース部材752、上リンクアーム753及び下リンクアーム754をそれぞれ所定方向にスライド可能に取り付けるとともに、駆動機構部755を構成する駆動モータ755aや装飾部材756、側壁部材757等を取り付けるためのユニットベース部材758と、を備えて構成されている。

可動部材751は、具体的形状は任意であるが、本実施形態の場合、例えば兜を被ったロボットの頭部を模した部材を例示する。
この可動部材751は、図3及び図28に示すように、兜の上部を模した上可動部材751aと、ロボットの顔部を模した中可動部材751bと、兜の下部を模した下可動部材751cと、備えて構成されている。

上可動部材751aは、図31に示すように、当該上可動部材751aの裏面に上リンクアーム753の一端にて軸止される接続ロッド751a1と、当該上リンクアーム753の他端に接続される接続ボス751a2と、を備えている。
下可動部材751cは、上可動部材751aと同様に、裏面に下リンクアーム754の一端にて軸止される接続ロッド751c1と、当該下リンクアーム754の他端に接続される接続ボス751c2と、を備えている。

中可動部材751bは、図31に示すように、当該中可動部材751bの裏面に可動ベース部材752を取り付けるための接続ボス751b1,…を4つ備えている。また、中可動部材751bは、上可動部材751aの接続ロッド751a1を挿通可能な挿通孔751b2と、当該挿通孔751b2の下方に下可動部材751cの接続ロッド751c1を挿通可能な挿通孔751b3と、を備えている。

可動ベース部材752は、図31に示すように、略矩形状の平板部材をなしている。当該可動ベース部材752の四隅には、中可動部材751bの接続ボス751b1,…と対向する位置にネジ孔752a,…が夫々設けられており、中可動部材751bの裏面に可動ベース部材752を取り付けることができるようになっている。
また、可動ベース部材752は、裏面の左側中央部に後述する駆動機構部755を構成するリンクアーム755b4のリンク溝755b42に挿通可能なリンクピン752bを備えている。
また、可動ベース部材752は、略中央に後述する上リンクアーム753に設けられた支軸753cを挿通可能な挿通孔752cを備えている。この挿通孔752cの形状は、上リンクアーム753が回動した場合でも、支軸753cが当該挿通孔752cの縁に当接しない程度の形状に穿設されている。

また、可動ベース部材752は、図31に示すように、裏面の挿通孔752cよりも上方に上スライドガイド部材752dを備えるとともに、当該挿通孔752cよりも下方に下スライドガイド部材752eを備えている。
上スライドガイド部材752dは、略直方体の基部752d1と、当該基部752d1の裏面より後方に突出した支軸752d2と、リブ752d3と、を備えて構成されている。
下スライドガイド部材752eは、上スライドガイド部材752dと同様に、略直方体の基部752e1と、当該基部752e1の裏面後方に突出した支軸752e2と、リブ752e3と、を備えて構成されている。
なお、リブ752d3及び752e3は、可動ベース部材752のスライド方向と平行となる向きに設けられている。これにより、可動ベース部材752をスライドさせるときの動作性向上(摩擦低減)を図ることが可能となる。

上リンクアーム753は、図31に示すように、当該上リンクアーム753の一端に中可動部材751bの挿通孔751b2を挿通させた上可動部材751aの接続ロッド751a1を軸止可能な軸孔753aを備えるとともに、他端に上可動部材751aの接続ボス751a2と接続可能なネジ孔753bを備えている。また、上リンクアーム753は、当該上リンクアーム753の裏面に後方に突出する支軸753cを備えている。

下リンクアーム754は、図31に示すように、当該下リンクアーム754の一端に中可動部材751bの挿通孔751b3を挿通させた下可動部材751cの接続ロッド751c1を軸止可能な軸孔754aを備えるとともに、他端に下可動部材751cの接続ボス751c2と接続可能なネジ孔754bを備えている。また、下リンクアーム754は、当該下リンクアーム754の裏面に後方に突出する支軸754cを備えている。

駆動機構部755は、図30に示すように、可動部材751を作動させるための駆動モータ755aと、駆動モータ755aからの駆動力を伝達して可動部材751を変位動作させる駆動力伝達部755bと、を備えて構成されている。

駆動力伝達部755bは、駆動モータ755aによる回転駆動力を伝達する主動ギア755b1と、当該主動ギア755b1に歯合する従動ギア755b2と、当該従動ギア755b2に歯合するセクタ(扇形)ギア755b3と、当該セクタギア755b3の第2回動軸758hにて軸支されるリンクアーム755b4と、を備えている。
また、駆動力伝達部755bは、セクタギア755b3の平面上に鉤状の突出片755b6を備えるとともに、リンクアーム755b4が初期位置にあるとき当該突出片755b6を検知するフォトセンサ755b7を従動ギア755b2の平面上に備える。
さらに、駆動力伝達部755bは、第2回動軸758hの近傍にトーションバネTを備える。トーションバネTは、リンクアーム755b4を原点復帰させる際の付勢手段をなすものであり、当該トーションバネTの一端をリンクアーム755b4上に固定するとともに、他端をユニットベース部材758上に固定する。

リンクアーム755b4は、一端に第2回動軸758hを軸支する軸孔755b41を備えるとともに、他端に長孔形状のリンク溝755b42を備える。
リンク溝755b42は、図29及び図32(b)に示すように、可動ベース部材752のリンクピン752bを挿通させるための溝である。

装飾部材756は、図28及び図29に示すように、前側装飾部材756aと、拡散部材756bと、基板ブラケット756cと、LED基板756dと、装飾部材ブラケット756eと、を備えて構成されている。
前側装飾部材756aは、扇形の平板部材で構成され、可動部材751の下方に配設される。
拡散部材756bは、前側装飾部材756aが有する円弧状の縁部に沿って湾曲するクリア部材で構成されている。また、拡散部材756bの断面は波形に形成されており当該拡散部材を介して光を拡散可能となっている。拡散部材756bの前端は前側装飾部材756aの裏面に垂設され、また、当該拡散部材756bの後端はユニットベース部材758の前面に垂設される。
基板ブラケット756cは、LED基板756dを取り付けるための部材であり、ユニットベース部材758の前面に配設される。具体的には、基板ブラケット756cは、LED基板756dからの光が拡散部材756bの凸側に向けて(遊技盤面の左斜め上方向に)照射される位置に配設されるようになっている。

側壁部材757は、図29に示すように、略矩形状の平板部材で構成され、当該側壁部材757の裏面にLED基板757aを備えるとともに、当該側壁部材757の平面上にはLED基板757aに配設されたLEDからの光を照射するための照射孔(図示省略)を複数備えている。
側壁部材757は、ユニットベース部材758の右側部に垂設されるようになっており、照射孔を介してLED基板757aからの光を可動部材751に向けて照射することができるようになっている。

ユニットベース部材758は、図29及び図30に示すように、上スライドガイド部材752dの支軸752d2を挿通させる直線状の第1スライドガイド溝758aと、上リンクアーム753の支軸753cを挿通させる直線状の第2スライドガイド溝758bと、下スライドガイド部材752eの支軸752e2を挿通させる直線状の第3スライドガイド溝758cと、下リンクアーム754の支軸754cを挿通させる直線状の第4スライドガイド溝758dと、を備えている。

第1スライドガイド溝758aは、図30及び図32(a)に示すように、遊技盤の前面から見て左下がりに傾斜するようにユニットベース部材758の上部に配設される。
第2スライドガイド溝758bは、第1スライドガイド溝758aと同様、左下がりに傾斜するように配設されるが、第1スライドガイド溝758aの傾斜角度よりも小さい角度となるように配設される。また、第2スライドガイド溝758bは、第1スライドガイド溝758aの直下に配設される。
第3スライドガイド溝758cは、第1スライドガイド溝758と平行となるように第2スライドガイド溝758bの直下に配設される。
第4スライドガイド溝758dは、第3スライドガイド溝758cと同様、左下がりに傾斜するように配設されるが、第3スライドガイド溝758cの傾斜角度よりも大きい角度となるように配設される。また、第4スライドガイド溝758dは、第3スライドガイド溝758cの直下に配設される。

また、ユニットベース部材758は、図30に示すように、第1スライドガイド溝758aの直上及び直下にそれぞれ上スライドガイド部材752dの基部752d1のスライドを案内する第1起立壁758e,758eを備えるとともに、第3スライドガイド溝758cの直上及び直下にそれぞれ下スライドガイド部材752eの基部752e1のスライドを案内する第2起立壁758f,758fを備える。
また、ユニットベース部材758は、当該ユニットベース部材758の下部に従動ギア755b2を軸支する第1回動軸758gと、その上方にはセクタギア755b3及びリンクアーム755b4を軸支する第2回動軸758hと、をさらに備えている。

次に、右可動演出装置750の可動部材751の動作状態について、図32を用いて説明する。
図32(a),(b)は、ユニットベース部材758の裏面側から可動部材751を見た図である。そして、図32(a)は、当該可動部材751の動作前の状態を示す図であり、図32(b)は、当該可動部材751の動作後の状態を示す図である。
なお、図32(b)は、説明上、ユニットベース部材758を取り除いた状態を示し、当該ユニットベース部材758の外形のみを破線で示している。

図3及び図32(a)に示すように、可動部材751の動作前すなわち可動部材751が初期位置にあるとき、可動部材751はセンターケース40の右端に位置する。
このとき、上可動部材751aをスライドさせる上リンクアーム753の支軸753cは、第2スライドガイド溝758bの右端に位置する。そして、中可動部材751bをスライドさせる可動ベース部材752の支軸752d2は、第1スライドガイド溝758aの右端に、また、可動ベース部材752の支軸752e2は、第3スライドガイド溝758cの右端に位置する。そして、下可動部材751cをスライドさせる下リンクアーム754の支軸754cは、第4スライドガイド溝758dの右端に位置する。
また、このとき、図30に示すように、駆動力伝達部755bのリンクアーム755b4の自由端は、重力方向と反対方向を向いた状態にあり、セクタギア755b3に配設された突出片755b6は、フォトセンサ755b7によって検知された状態となっている。

次いで、可動部材751が作動するとき、駆動モータ755aによる駆動が開始され、主動ギア755b1は(遊技盤の前面から見て;以下同様)反時計周りに回動する。これに伴い、従動ギア755b2は時計周りに回動し、セクタギア755b3は反時計周りに回動することとなる。そして、このとき、リンクアーム755b4は、セクタギア755b3と同一の第2回動軸758hによって軸支されているため、当該リンクアーム755b4は、セクタギア755b3と同様に反時計周りに回動する。そして、当該リンクアーム755b4のリンク溝755b42に挿通されたリンクピン752bを有する可動ベース部材752は、当該リンクアーム755b4の回動に伴いセンターケース40の右端から左方向へ押し出される。これにより、可動ベース部材752に取り付けられた中可動部材751b、並びに、当該中可動部材751bを介して軸止された上可動部材751a及び下可動部材751cは、連動してセンターケース40の右端から左方向へ移動することとなる。

そして、図32(b)に示すように、可動部材751の動作後、すなわち上リンクアーム753の支軸753cが第2スライドガイド溝758bの左端に、可動ベース部材752の支軸752d2が第1スライドガイド溝758aの左端に、また、可動ベース部材752の支軸752e2が第3スライドガイド溝758cの左端に、そして、下リンクアーム754の支軸754cが第4スライドガイド溝758dの左端に到達したとき、当該可動部材751は、センターケース40の右端から左方向へ移動し、表示装置41の表示部41aの前方を覆った状態となる(図45参照)。

また、上述したように、第2スライドガイド溝758bは、第1スライドガイド溝758aと同様、左下がりに傾斜するように配設されるが、第1スライドガイド溝758aの傾斜角度よりも小さい角度となるように配設されているため、可動部材751が初期位置から動作(左斜め下方向へ移動)するに連れて、可動ベース部材752の支軸752d2と上リンクアーム753の支軸753cとの距離が小さくなるようになっている。つまり、可動部材751が初期位置から動作するに連れて、上リンクアーム753は軸孔753aの位置を回転中心として時計周りに回動することとなり、当該上リンクアーム753に接続された上可動部材751aは左斜め下方向へ移動するとともに時計周りに回動することとなる。

また、第4スライドガイド溝758dは、第3スライドガイド溝758cと同様、左下がりに傾斜するように配設されるが、第3スライドガイド溝758cの傾斜角度よりも大きい角度となるように配設されているため、可動部材751が初期位置から動作(左斜め下方向へ移動)するに連れて可動ベース部材752の支軸752e2と下リンクアーム754の支軸754cとの距離が大きくなるようになっている。つまり、可動部材751が初期位置から動作するに連れて、下リンクアーム754は軸孔754aの位置を回転中心として反時計周りに回動することとなり、当該下リンクアーム754に接続された下可動部材751cは左斜め下方向へ移動するとともに反時計周りに回動することとなる。

上記のような構成を有する右可動演出装置750は、左可動演出装置730及び上部可動演出装置740と共に、特図変動表示ゲームの実行中に作動されることによって、特図変動表示ゲームの演出効果を高めることができる。

図33は、本実施形態の遊技機10の制御システムのブロック図である。
遊技機10は遊技制御装置100を備え、遊技制御装置100は、遊技を統括的に制御する主制御装置(主基板)であって、遊技用マイクロコンピュータ(以下、遊技用マイコンと称する)111を有するCPU部110と、入力ポートを有する入力部120と、出力ポートやドライバなどを有する出力部130、CPU部110と入力部120と出力部130との間を接続するデータバス140などからなる。

上記CPU部110は、アミューズメントチップ(IC)と呼ばれる遊技用マイコン(CPU)111と、入力部120内の近接スイッチ用のインタフェースチップ(近接I/F)121からの信号(始動入賞検出信号)を論理反転して遊技用マイコン111に入力させるインバータなどからなる反転回路112と、水晶振動子のような発振子を備え、CPUの動作クロックやタイマ割込み、乱数生成回路の基準となるクロックを生成する発振回路(水晶発振器)113などを有する。遊技制御装置100及び該遊技制御装置100によって駆動されるソレノイドやモータなどの電子部品には、電源装置400で生成されたDC32V,DC12V,DC5Vなど所定のレベルの直流電圧が供給されて動作可能にされる。

電源装置400は、24Vの交流電源から上記DC32Vの直流電圧を生成するAC−DCコンバータやDC32Vの電圧からDC12V,DC5Vなどのより低いレベルの直流電圧を生成するDC−DCコンバータなどを有する通常電源部410と、遊技用マイコン111の内部のRAMに対して停電時に電源電圧を供給するバックアップ電源部420と、停電監視回路や初期化スイッチを有し遊技制御装置100に停電の発生、回復を知らせる停電監視信号や初期化スイッチ信号、リセット信号などの制御信号を生成して出力する制御信号生成部430などを備える。

この実施形態では、電源装置400は、遊技制御装置100と別個に構成されているが、バックアップ電源部420及び制御信号生成部430は、別個の基板上あるいは遊技制御装置100と一体、即ち、主基板上に設けるように構成してもよい。遊技盤30及び遊技制御装置100は機種変更の際に交換の対象となるので、実施例のように、電源装置400若しくは主基板とは別の基板にバックアップ電源部420及び制御信号生成部430を設けることにより、交換の対象から外しコストダウンを図ることができる。

上記バックアップ電源部420は、電解コンデンサのような大容量のコンデンサ1つで構成することができる。バックアップ電源は、遊技制御装置100の遊技用マイコン111(特に内蔵RAM)に供給され、停電中あるいは電源遮断後もRAMに記憶されたデータが保持されるようになっている。制御信号生成部430は、例えば通常電源部410で生成された32Vの電圧を監視してそれが例えば17V以下に下がると停電発生を検出して停電監視信号を変化させるとともに、所定時間後にリセット信号を出力する。また、電源投入時や停電回復時にもその時点から所定時間経過後にリセット信号を出力する。

初期化スイッチ信号は初期化スイッチがオン状態にされたときに生成される信号で、遊技用マイコン111内のRAM111C及び払出制御装置200内のRAMに記憶されている情報を強制的に初期化する。特に限定されるわけではないが初期化スイッチ信号は電源投入時に読み込まれ、停電監視信号は遊技用マイコン111が実行するメインプログラムのメインループの中で繰り返し読み込まれる。リセット信号は強制割込み信号の一種であり、制御システム全体をリセットさせる。

遊技用マイコン111は、遊技を統括的に制御する制御手段を構成している。具体的には、遊技用マイコン111は、CPU(中央処理ユニット:マイクロプロセッサ)111A、読出し専用のROM(リードオンリメモリ)111B及び随時読出し書込み可能なRAM(ランダムアクセスメモリ)111Cを備える。

ROM111Bは、遊技制御のための不変の情報(プログラム、固定データ、各種乱数の判定値等)を不揮発的に記憶し、RAM111Cは、遊技制御時にCPU111Aの作業領域や各種信号や乱数値の記憶領域として利用される。ROM111B又はRAM111Cとして、EEPROMのような電気的に書換え可能な不揮発性メモリを用いてもよい。

また、ROM111Bは、例えば、特図変動表示ゲームの実行時間、演出内容、リーチ状態の発生の有無などを規定する変動パターンを決定するための変動パターンテーブルを記憶している。
変動パターンテーブルとは、始動記憶として記憶されている変動パターン乱数1〜3をCPU111Aが参照して変動パターンを決定するためのテーブルである。また、変動パターンテーブルには、結果がはずれとなる場合に選択されるはずれ変動パターンテーブル、結果が15R当りや2R当りとなる場合に選択される大当り変動パターンテーブル等が含まれる。さらに、これらのパターンテーブルには、後半変動パターンテーブル、前半変動パターンテーブルが含まれている。

また、リーチ(リーチ状態)とは、表示状態が変化可能な表示装置を有し、該表示装置が時期を異ならせて複数の表示結果を導出表示し、該複数の表示結果が予め定められた特別結果態様となった場合に、遊技状態が遊技者にとって有利な遊技状態(特別遊技状態)となる遊技機10において、複数の表示結果の一部がまだ導出表示されていない段階で、既に導出表示されている表示結果が特別結果態様となる条件を満たしている表示状態をいう。また、別の表現をすれば、リーチ状態とは、表示装置の変動表示制御が進行して表示結果が導出表示される前段階にまで達した時点でも、特別結果態様となる表示条件からはずれていない表示態様をいう。そして、例えば、特別結果態様が揃った状態を維持しながら複数の変動表示領域による変動表示を行う状態(いわゆる全回転リーチ)もリーチ状態に含まれる。また、リーチ状態とは、表示装置の表示制御が進行して表示結果が導出表示される前段階にまで達した時点での表示状態であって、表示結果が導出表示される以前に決定されている複数の変動表示領域の表示結果の少なくとも一部が特別結果態様となる条件を満たしている場合の表示状態をいう。

よって、例えば、特図変動表示ゲームに対応して表示装置に表示される飾り特図変動表示ゲームが、表示装置における左、中、右の変動表示領域の各々で所定時間複数の識別情報を変動表示した後、左、右、中の順で変動表示を停止して結果態様を表示するものである場合、左、右の変動表示領域で、特別結果態様となる条件を満たした状態(例えば、同一の識別情報)で変動表示が停止した状態がリーチ状態となる。またこの他に、すべての変動表示領域の変動表示を一旦停止した時点で、左、中、右のうち何れか二つの変動表示領域で特別結果態様となる条件を満たした状態(例えば、同一の識別情報となった状態、ただし特別結果態様は除く)をリーチ状態とし、このリーチ状態から残りの一つの変動表示領域を変動表示するようにしても良い。そして、このリーチ状態には複数のリーチ演出が含まれ、特別結果態様が導出される可能性が異なる(信頼度が異なる)リーチ演出として、ノーマルリーチ、スペシャル1リーチ、スペシャル2リーチ、スペシャル3リーチ、プレミアリーチ等が設定されている。なお、信頼度は、リーチなし<ノーマルリーチ<スペシャル1リーチ<スペシャル2リーチ<スペシャル3リーチ<プレミアリーチの順に高くなるようになっている。また、このリーチ状態は、少なくとも特図変動表示ゲームで特別結果態様が導出される場合(大当りとなる場合)における変動表示態様に含まれるようになっている。即ち、特図変動表示ゲームで特別結果態様が導出されないと判定すると(はずれとなる場合)における変動表示態様に含まれることもある。よって、リーチ状態が発生した状態は、リーチ状態が発生しない場合に比べて大当りとなる可能性の高い状態である。

CPU111Aは、ROM111B内の遊技制御用プログラムを実行して、払出制御装置200や演出制御装置300に対する制御信号(コマンド)を生成したりソレノイドや表示装置41の駆動信号を生成して出力して遊技機10全体の制御を行う。
また、図示しないが、遊技用マイコン111は、特図変動表示ゲームの大当り判定用乱数や大当りの図柄を決定するための大当り図柄用乱数、特図変動表示ゲームでの変動パターン(各種リーチやリーチ無しの変動表示における変動表示ゲームの実行時間等を含む)を決定するための変動パターン乱数、普図変動表示ゲームの当り判定用乱数等を生成するための乱数生成回路と、発振回路113からの発振信号(原クロック信号)に基づいてCPU111Aに対する所定周期(例えば、4ミリ秒)のタイマ割込み信号や乱数生成回路の更新タイミングを与えるクロックを生成するクロックジェネレータを備えている。

また、CPU111Aは、特図ゲーム処理における始動口スイッチ監視処理や特図普段処理にて、ROM111Bに記憶されている複数の変動パターンテーブルの中から、何れか一の変動パターンテーブルを取得する。具体的には、CPU111Aは、特図変動表示ゲームの遊技結果(大当り或いははずれ)や、現在の遊技状態としての特図変動表示ゲームの確率状態(通常確率状態或いは高確率状態)、現在の遊技状態としての普通変動入賞装置37の動作状態(通常動作状態或いは時短動作状態)、始動記憶数などに基づいて、複数の変動パターンテーブルの中から、何れか一の変動パターンテーブルを選択して取得する。

払出制御装置200は、図示しないが、CPU、ROM、RAM、入力インタフェース、出力インタフェース等を備え、遊技制御装置100からの賞球払出し指令(コマンドやデータ)に従って、払出ユニットの払出モータを駆動させ、賞球を払い出させるための制御を行う。また、払出制御装置200は、カードユニットからの貸球要求信号に基づいて払出ユニットの払出モータを駆動させ、貸球を払い出させるための制御を行う。さらに、払出制御装置200は、所定条件の成立に基づき、打球発射装置に遊技球の発射を許可する発射許可信号を送信するための制御を行う。

遊技用マイコン111の入力部120には、始動入賞口36内の始動口1スイッチ36a、普通変動入賞装置37内の始動口2スイッチ37a、普図始動ゲート34内のゲートスイッチ34a、一般入賞口スイッチ35a〜35n、カウントスイッチ38aに接続され、これらのスイッチから供給されるハイレベルが11Vでロウレベルが7Vのような負論理の信号が入力され、0V−5Vの正論理の信号に変換するインタフェースチップ(近接I/F)121が設けられている。近接I/F121は、入力の範囲が7V−11Vとされることで、近接スイッチのリード線が不正にショートされたり、スイッチがコネクタから外されたり、リード線が切断されてフローティングになったような異常な状態を検出することができ、異常検知信号を出力するように構成されている。

近接I/F121の出力はすべて第2入力ポート122へ供給されデータバス140を介して遊技用マイコン111に読み込まれるとともに、主基板100から中継基板70を介して図示しない試射試験装置へ供給されるようになっている。また、近接I/F121の出力のうち始動口1スイッチ36aと始動口2スイッチ37aの検出信号は、第2入力ポート122の他、反転回路112を介して遊技用マイコン111へ入力されるように構成されている。反転回路112を設けているのは、遊技用マイコン111の信号入力端子が、マイクロスイッチなどからの信号が入力されることを想定し、かつ負論理、即ち、ロウレベル(0V)を有効レベルとして検知するように設計されているためである。

従って、始動口1スイッチ36aと始動口2スイッチ37aとしてマイクロスイッチを使用する場合には、反転回路112を設けずに直接遊技用マイコン111へ検出信号を入力させるように構成することができる。つまり、始動口1スイッチ36aと始動口2スイッチ37aからの負論理の信号を直接遊技用マイコン111へ入力させたい場合には、近接スイッチを使用することはできない。上記のように近接I/F121は、信号のレベル変換機能を有する。このようなレベル変換機能を可能にするため、近接I/F121には、電源装置400から通常のICの動作に必要な例えば5Vのような電圧の他に、12Vの電圧が供給されるようになっている。

また、入力部120には、遊技機10の前面枠12等に設けられた不正検出用の磁気センサスイッチ61及び振動センサスイッチ62からの信号及び上記近接I/F121により変換された始動入賞口36内の始動口1スイッチ36a、普通変動入賞装置37内の始動口2スイッチ37a、ゲートスイッチ34a、一般入賞口スイッチ35a〜35n、カウントスイッチ38aからの信号を取り込んでデータバス140を介して遊技用マイコン111に供給する第2入力ポート122が設けられている。第2入力ポート122が保持しているデータは、遊技用マイコン111が第2入力ポート122に割り当てられているアドレスをデコードすることによってイネーブル信号CE1をアサート(有効レベルに変化)することよって、読み出すことができる。後述の他のポートも同様である。

さらに、入力部120には、遊技機10のガラス枠15等に設けられた前枠開放検出スイッチ63及び前面枠(遊技枠)12等に設けられた遊技枠開放検出スイッチ64からの信号及び払出制御装置200からの払出異常を示すステータス信号や払出し前の遊技球の不足を示すシュート球切れスイッチ信号、オーバーフローを示すオーバーフロースイッチ信号を取り込んでデータバス140を介して遊技用マイコン111に供給する第1入力ポート123が設けられている。オーバーフロースイッチ信号は、下皿23に遊技球が所定量以上貯留されていること(満杯になったこと)を検出したときに出力される信号である。

また、入力部120には、電源装置400からの停電監視信号や初期化スイッチ信号、リセット信号などの信号を遊技用マイコン111等に入力するためのシュミットトリガ回路124が設けられており、シュミットトリガ回路124はこれらの入力信号からノイズを除去する機能を有する。電源装置400からの信号のうち停電監視信号と初期化スイッチ信号は、一旦第1入力ポート123に入力され、データバス140を介して遊技用マイコン111に取り込まれる。つまり、前述の各種スイッチからの信号と同等の信号として扱われる。遊技用マイコン111に設けられている外部からの信号を受ける端子の数には制約があるためである。

一方、シュミットトリガ回路124によりノイズ除去されたリセット信号RSTは、遊技用マイコン111に設けられているリセット端子に直接入力されるとともに、出力部130の各ポートに供給される。また、リセット信号RSTは出力部130を介さずに直接中継基板70に出力することで、試射試験装置へ出力するために中継基板70のポート(図示省略)に保持される試射試験信号をオフするように構成されている。また、リセット信号RSTを中継基板70を介して試射試験装置へ出力可能に構成するようにしてもよい。なお、リセット信号RSTは入力部120の各ポート122,123には供給されない。リセット信号RSTが入る直前に遊技用マイコン111によって出力部130の各ポートに設定されたデータはシステムの誤動作を防止するためリセットする必要があるが、リセット信号RSTが入る直前に入力部120の各ポートから遊技用マイコン111が読み込んだデータは、遊技用マイコン111のリセットによって廃棄されるためである。

出力部130は、データバス140に接続され払出制御装置200へ出力する4ビットのデータ信号とデータの有効/無効を示す制御信号(データストローブ信号)及び演出制御装置300へ出力するデータストローブ信号SSTBを生成する第1出力ポート131と、演出制御装置300へ出力する8ビットのデータ信号を生成する第2出力ポート132とを備える。遊技制御装置100から払出制御装置200及び演出制御装置300へは、パラレル通信でデータが送信される。また、出力部130には、演出制御装置300の側から遊技制御装置100へ信号を入力できないようにするため、即ち、片方向通信を担保するために第1出力ポート131からの上記データストローブ信号SSTB及び第2出力ポート132からの8ビットのデータ信号を出力する単方向のバッファ133が設けられている。なお、第1出力ポート131から払出制御装置200へ出力する信号に対してもバッファを設けるようにしてもよい。また、第1出力ポート131においては、該第1出力ポート131から払出制御装置200へ出力する信号線の本数を増やすことが可能となっている。

さらに、出力部130には、データバス140に接続され図示しない認定機関の試射試験装置へ変動表示ゲームの特図図柄情報を知らせるデータや大当りの確率状態を示す信号などを中継基板70を介して出力するバッファ134が実装可能に構成されている。このバッファ134は遊技店に設置される実機(量産販売品)としてのパチンコ遊技機の遊技制御装置(主基板)には実装されない部品である。なお、前記近接I/F121から出力される始動口スイッチなど加工の必要のないスイッチの検出信号は、バッファ134を通さずに中継基板70を介して試射試験装置へ供給される。

一方、磁気センサスイッチ61や振動センサスイッチ62のようにそのままでは試射試験装置へ供給できない検出信号は、一旦遊技用マイコン111に取り込まれて他の信号若しくは情報に加工されて、例えば遊技機が遊技制御できない状態であることを示すエラー信号としてデータバス140からバッファ134、中継基板70を介して試射試験装置へ供給される。なお、中継基板70には、上記バッファ134から出力された信号を取り込んで試射試験装置へ供給するポートや、バッファを介さないスイッチの検出信号の信号線を中継して伝達するコネクタなどが設けられている。中継基板70上のポートには、遊技用マイコン111から出力されるチップイネーブル信号CEも供給され、該信号CEにより選択制御されたポートの信号が試射試験装置へ供給されるようになっている。

また、出力部130には、データバス140に接続され特別変動入賞装置38を開成させるソレノイド(大入賞口ソレノイド)38bや普通変動入賞装置37の可動部材37bを開成させるソレノイド(普電ソレノイド)37cの開閉データと、一括表示装置50のLEDのカソード端子が接続されているデジット線のオン/オフデータを出力するための第3出力ポート135、一括表示装置50に表示する内容に応じてLEDのアノード端子が接続されているセグメント線のオン/オフデータを出力するための第4出力ポート136、大当り情報など遊技機10に関する情報を外部情報端子71へ出力するための第5出力ポート137が設けられている。外部情報端子71から出力された遊技機10に関する情報は、例えば遊技店に設置された情報収集端末や遊技場内部管理装置(図示省略)に供給される。

さらに、出力部130には、第3出力ポート135から出力される大入賞口ソレノイド38bの開閉データ信号を受けてソレノイド駆動信号や普電ソレノイド37cの開閉データ信号を受けてソレノイド駆動信号を生成し出力する第1ドライバ(駆動回路)138a、第3出力ポート135から出力される一括表示装置50の電流引き込み側のデジット線のオン/オフ駆動信号を出力する第2ドライバ138b、第4出力ポート136から出力される一括表示装置50の電流供給側のセグメント線のオン/オフ駆動信号を出力する第3ドライバ138c、第5出力ポート137から管理装置等の外部装置へ供給する外部情報信号を外部情報端子71へ出力する第4ドライバ138dが設けられている。

上記第1ドライバ138aには、32Vで動作するソレノイドを駆動できるようにするため、電源電圧としてDC32Vが電源装置400から供給される。また、一括表示装置50のセグメント線を駆動する第3ドライバ138cには、DC12Vが供給される。なお、デジット線を駆動する第2ドライバ138bは、表示データに応じたデジット線を電流で引き抜くためのものであるため、電源電圧は12V又は5Vのいずれであってもよい。12Vを出力する第3ドライバ138cによりセグメント線を介してLEDのアノード端子に電流を流し込み、接地電位を出力する第2ドライバ138bによりカソード端子よりセグメント線を介して電流を引き抜くことで、ダイナミック駆動方式で順次選択されたLEDに電源電圧が流れて点灯される。外部情報信号を外部情報端子71へ出力する第4ドライバ138dは、外部情報信号に12Vのレベルを与えるため、DC12Vが供給される。なお、バッファ134や第3出力ポート135、第1ドライバ138a等は、遊技制御装置100の出力部130、即ち、主基板ではなく、中継基板70側に設けるようにしてもよい。

さらに、出力部130には、外部の検査装置500へ各遊技機の識別コードやプログラムなどの情報を送信するためのフォトカプラ139が設けられている。フォトカプラ139は、遊技用マイコン111が検査装置500との間でシリアル通信によってデータの送受信を行えるように双方通信可能に構成されている。なお、かかるデータの送受信は、通常の汎用マイクロプロセッサと同様に遊技用マイコン111が有するシリアル通信端子を利用して行われるため、入力ポート122,123のようなポートは設けられていない。

次に、上記遊技制御装置100の遊技用マイクロコンピュータ(遊技用マイコン)111によって実行される制御について説明する。
遊技用マイコン111による制御処理は、ループ処理として繰り返されるメインルーチンであるメイン処理(主に図34(a)参照)と、メイン処理に対する割り込みルーチンとして、所定時間周期(例えば4ms)で行われるタイマ割込み処理(図34(b)参照)とからなる。

〔メイン処理〕
先ず、メイン処理について説明する。
メイン処理は、電源が投入されることで開始される。このメイン処理においては、図34(a)に示すように、先ずバックアップされたRAM内に退避されていたスタックポインタをCPU内部に復帰させてから停電復旧のための初期化処理を行なう(ステップS1)。停電復旧のための初期化処理は、停電発生時にバックアップRAMに退避されていたレジスタ類を停電発生前の状態へ復旧させたりRAM内の所定領域をクリアしたりする処理である。

次いで、停電復旧処理(ステップS2)、割込みタイマ起動処理(ステップS3)、割込み禁止処理(ステップS4)、各種初期値乱数の値を更新して乱数の規則性を崩すための初期値乱数更新処理(ステップS5)を行う。そして、割込みを許可する処理(ステップS6)を行った後、停電が発生したか否かの判定(ステップS7)を行う。

停電が発生したか否かの判定(ステップS7)において、停電が発生していない場合(ステップS7;No)は、上述の割込みを禁止する処理(ステップS4)に戻り、以降、ステップS4からステップS7の処理を繰り返し行う。

一方、停電が発生したか否かの判定(ステップS7)において、停電が発生した場合(ステップS7;Yes)は、停電発生時の処理(ステップS8)を行う。なお、停電発生の直後は、バックアップ電源により以下の停電発生時の処理を実行可能な電力が供給されるようになっている。

この停電発生時の処理では、割り込みを禁止する処理を行う。そして、全出力ポートをOFFにする処理を行い、停電検査領域をクリアする処理を行う。さらに、停電復旧検査領域に停電復旧検査領域チェックデータをセーブする処理を行った後、RAMの電源遮断時のチェックサムを算出する処理を行い、RAMへのアクセスを禁止する処理を行って遊技機の電源遮断を待つ。

〔タイマ割込処理〕
次に、タイマ割込み処理について説明する。
図34(b)に示すように、タイマ割込み処理は、クロックジェネレータ内のCTC回路で生成される周期的なタイマ割込み信号がCPU111Aに入力されることで開始される。遊技用マイコン111においてタイマ割込みが発生すると、当該タイマ割込み処理が開始される。

タイマ割込み処理が開始されると、まず所定のレジスタに保持されている値をRWMに移すレジスタ退避の処理(ステップS11)を行う。なお、本実施例において遊技用マイコンとして使用しているZ80系のマイコンでは、当該処理を表レジスタに保持されている値を裏レジスタに退避することで置き換えることができる。次に、各種センサ(始動口1スイッチ36a、始動口2スイッチ37a、普図のゲートスイッチ34a、カウントスイッチ38aなど)からの入力の取込み、各種処理でセットされた出力データに基づき、ソレノイド(大入賞口SOL38b、普電SOL37c)等のアクチュエータの駆動制御などを行うための入出力処理(ステップS12)を行う。

次に、各種処理で送信バッファにセットされたコマンドを演出制御装置300や払出制御装置200等に出力するコマンド送信処理(ステップS13)、乱数更新処理1(ステップS14)、乱数更新処理2(ステップS15)を行う。その後、始動口1スイッチ36a、始動口2スイッチ37a、普図のゲートスイッチ34a、入賞口スイッチ35a…35n、カウントスイッチ38aから正常な信号の入力があるか否かの監視や、エラーの監視(前面枠やガラス枠が開放されていないかなど)を行う入賞口スイッチ/エラー監視処理(ステップS16)を行う。また、特図変動表示ゲームに関する処理を行う特図ゲーム処理(ステップS17)、普図変動表示ゲームに関する処理を行う普図ゲーム処理(ステップS18)を行う。

次に、遊技機10に設けられ、特図変動ゲームの表示や遊技に関する各種情報を表示するセグメントLEDを所望の内容を表示するように駆動するセグメントLED編集処理(ステップS19)、磁気センサスイッチ61や振動センサスイッチ62からの検出信号をチェックして異常がないか判定する磁気エラー監視処理(ステップS20)を行う。それから、外部の各種装置に出力する信号を出力バッファにセットする外部情報編集処理(ステップS21)を行う。続いて、割込み要求をクリアして割込みの終了を宣言する処理(ステップS22)を行い、ステップS11で退避したレジスタのデータを復帰する処理(ステップS23)を行った後、割込みを許可する処理(ステップS24)を行なって、タイマ割込み処理を終了する。

〔特図保留情報判定処理〕
次に、上述の特図ゲーム処理中に実行される特図保留情報判定処理の詳細について説明する。
特図保留情報判定処理は、対応する始動記憶に基づく特図変動表示ゲームの開始タイミングより前に当該始動記憶に対応した結果関連情報の判定を行う先読み処理である。

図35に示すように、先ず、始動口スイッチの入力が始動口2スイッチ37aの入力であるか否かをチェックして(ステップS31)、始動口2スイッチ37aの入力でない(ステップS32;No)と判定すると、普通変動入賞装置37の開放延長機能が作動中、即ち、普通変動入賞装置37がサポート中(時短動作状態中)であるか否かを判定する処理(ステップS33)を行う。
ここで、普通変動入賞装置37がサポート中でない(ステップS33;No)と判定すると、遊技機10が大当り(特別遊技状態)中であるか否かを判定する処理(ステップS34)を行う。ステップS34にて、大当り中でない(ステップS34;No)と判定すると、ステップS35へ移行する。

一方、ステップS33にて、普通変動入賞装置37がサポート中であると判定されるか(ステップS33;Yes)、或いは、ステップS34にて、大当り中であると判定された場合にも(ステップS34;Yes)、特図保留情報判定処理を終了する。
つまり、始動口スイッチの入力が始動口1スイッチ36aの場合は、普通変動入賞装置37がサポート中、又は大当り中であるときは、当該始動記憶に対応した結果関連情報の判定を行う先読み処理を行わないこととなる。

また、ステップS32にて、始動口2スイッチ37aの入力であると判定された場合(ステップS32;Yes)は、ステップS33、ステップS34の処理を行わずに、ステップS35に処理を移行して、それ以降の処理を行う。
つまり、始動口スイッチの入力が始動口2スイッチ37aの場合は、普通変動入賞装置37がサポート中、又は大当り中であるかにかかわらず、当該始動記憶に対応した結果関連情報の判定を行う先読み処理を行うこととなる。

続けて、ステップS35では、遊技状態(確変状態又は通常確率状態)を判別する確率状態フラグを取得する処理(ステップS35)を行う。そして、確率状態に応じた大当り判定値を設定する処理(ステップS36)を行い、取得した大当り乱数値が当該大当り判定値と一致するか否かに応じて大当りであるか否かを判定(ステップS37)する。

ステップS37にて、大当りでないと判定された場合(ステップS37;No)は、外れ時の事前判定テーブル(図36参照)を判定テーブルとして設定する処理(ステップS38)を行い、ステップS40へ移行する。
一方、ステップS37にて、大当りであると判定された場合(ステップS37;Yes)は、大当り時の事前判定テーブル(図36参照)を判定テーブルとして設定する処理(ステップS39)を行い、ステップS40へ移行する。

続けて、ステップS40では、保留表示演出選択用乱数値を取得する処理(ステップS40)を行う。次いで、ステップS38又はステップS39にて設定された事前判定テーブルから保留表示演出選択用乱数値に対応する先読み演出コマンドを取得する(ステップS41)。
具体的には、例えば、先読み演出の対象となる始動記憶(保留表示)に基づく特図変動表示ゲームの遊技結果が外れの場合(ステップS37;No)、取得した保留表示演出選択用乱数値が「5」であれば、先読み演出コマンド「01H」を取得することとなる(図36参照)。
一方、当該特図変動表示ゲームの遊技結果が大当りの場合(ステップS37;Yes)、取得した保留表示演出選択用乱数値が「5」であれば、先読み演出コマンド「02H」を取得することとなる(図36参照)。

次いで、取得した先読み演出コマンドを送信コマンドとして設定する処理(ステップS42)を行い、特図保留情報判定処理を終了する。
すなわち、ステップS42にて先読み演出コマンドが設定されることで、始動記憶に対応した結果関連情報(例えば、変動パターン)の判定結果(先読み結果)を、対応する始動記憶に基づく特図変動表示ゲームの開始タイミングより前に演出制御装置300に対して知らせることができ、特に表示装置41に表示される保留表示色(白・青・黄・緑・赤・虹等;図36参照)を変化させることで、その特図変動表示ゲームの開始タイミングより前に遊技者に当該結果関連情報を報知することが可能となる。
ここで、遊技制御装置100は、始動記憶と対応して記憶される遊技結果情報を当該始動記憶に基づく特図変動表示ゲームの実行前に判定する遊技結果事前判定手段として機能する。

次に、図37を用いて、演出制御装置300の構成について説明する。
演出制御装置300は、遊技用マイコン111と同様にアミューズメントチップ(IC)からなる主制御用マイコン(1stCPU)311と、該1stCPU311の制御下でもっぱら映像制御を行う映像制御用マイコン(2ndCPU)312と、該2ndCPU312からのコマンドやデータに従って表示装置41への映像表示のための画像処理を行うグラフィックプロセッサとしてのVDP(Video Display Processor)313と、各種のメロディや効果音などをスピーカ19a,19bから再生させるため音の出力を制御する音源LSI314を備えている。

上記主制御用マイコン(1stCPU)311と映像制御用マイコン(2ndCPU)312には、各CPUが実行するプログラムを格納したPROM(プログラマブルリードオンリメモリ)からなるプログラムROM321、322がそれぞれ接続され、VDP313にはキャラクタ画像や映像データが記憶された画像ROM323が接続され、音源LSI314には音声データが記憶された音声ROM324が接続されている。主制御用マイコン(1stCPU)311は、遊技用マイコン111からのコマンドを解析し、演出内容を決定して映像制御用マイコン312へ出力映像の内容を指示したり、音源LSI314への再生音の指示、装飾ランプの点灯、モータの駆動制御、演出時間の管理などの処理を実行する。主制御用マイコン(1stCPU)311と映像制御用マイコン(2ndCPU)312の作業領域を提供するRAMは、それぞれのチップ内部に設けられている。なお、作業領域を提供するRAMはチップの外部に設けるようにしてもよい。

特に限定されるわけではないが、主制御用マイコン(1stCPU)311と映像制御用マイコン(2ndCPU)312との間、主制御用マイコン(1stCPU)311と音源LSI314との間は、それぞれシリアル方式でデータの送受信が行われ、映像制御用マイコン(2ndCPU)312との間、主制御用マイコン(1stCPU)311とVDP313との間は、パラレル方式でデータの送受信が行われるように構成されている。パラレル方式でデータを送受信することで、シリアルの場合よりも短時間にコマンドやデータを送信することができる。VDP313には、画像ROM323から読み出されたキャラクタなどの画像データを展開したり加工したりするのに使用される超高速なVRAM(ビデオRAM)313aや、画像を拡大、縮小処理するためのスケーラ313b、LVDS(小振幅信号伝送)方式で表示装置41へ送信する映像信号を生成する信号変換回路313cなどが設けられている。

VDP313から主制御用マイコン(1stCPU)311へは表示装置41の映像と前面枠12や遊技盤30に設けられている装飾ランプの点灯を同期させるために垂直同期信号VSYNCが入力される。さらに、VDP313から映像制御用マイコン(2ndCPU)312へは、VRAMへの描画の終了等処理状況を知らせるため割込み信号INT0〜n及び映像制御用マイコン(2ndCPU)312からのコマンドやデータの受信待ちの状態にあることを知らせるためのウェイト信号WAITが入力される。また、映像制御用マイコン(2ndCPU)312から主制御用マイコン(1stCPU)311へは、映像制御用マイコン(2ndCPU)312が正常に動作していることを知らせるとともにコマンドの送信タイミングを与える同期信号SYNCが入力される。主制御用マイコン(1stCPU)311と音源LSI314との間は、ハンドシェイク方式でコマンドやデータの送受信を行うために、呼び掛け(コール)信号CTSと応答(レスポンス)信号RTSが交換される。

なお、映像制御用マイコン(2ndCPU)312には、主制御用マイコン(1stCPU)311よりも高速なつまり高価なCPUが使用されている。主制御用マイコン(1stCPU)311とは別に映像制御用マイコン(2ndCPU)312を設けて処理を分担させることによって、主制御用マイコン(1stCPU)311のみでは実現困難な大画面で動きの速い映像を表示装置41に表示させることが可能となるとともに、映像制御用マイコン(2ndCPU)312と同等な処理能力を有するCPUを2個使用する場合に比べてコストの上昇を抑制することができる。また、CPUを2つ設けることによって、2つのCPUの制御プログラムを別々に並行して開発することが可能となり、これによって新機種の開発期間を短縮することができる。

また、演出制御装置300には、遊技制御装置100から送信されてくるコマンドを受信するインタフェースチップ(コマンドI/F)331が設けられている。このコマンドI/F331を介して、遊技制御装置100から演出制御装置300へ送信された変動開始コマンド、客待ちデモコマンド、ファンファーレコマンド、確率情報コマンド、エラー指定コマンド、始動口入賞演出図柄コマンド、及び始動口入賞演出コマンド等を、演出制御指令信号として受信する。遊技制御装置100の遊技用マイコン111はDC5Vで動作し、演出制御装置300の主制御用マイコン(1stCPU)311はDC3.3Vで動作するため、コマンドI/F331には信号のレベル変換の機能が設けられている。

また、演出制御装置300には、遊技盤30(センターケース40を含む)に設けられているLED(発光ダイオード)を有する盤装飾装置42を駆動制御する盤装飾LED制御回路332、前面枠12に設けられているLED(発光ダイオード)を有する枠装飾装置(例えば枠装飾装置18等)や操作パネル装飾LEDを駆動制御する枠装飾LED制御回路333、遊技盤30(センターケース40を含む)に設けられている盤演出装置(例えば表示装置41における演出表示と協働して演出効果を高める左可動演出装置730、上部可動演出装置740、右可動演出装置750等)44を駆動制御する盤演出モータ/SOL制御回路334、前面枠12に設けられているモータ(例えば前記ムービングライト16を動作させるモータ等)45を駆動制御する枠演出モータ制御回路335が設けられている。なお、ランプやモータ及びソレノイドなどを駆動制御するこれらの制御回路332〜335は、アドレス/データバス340を介して主制御用マイコン(1stCPU)311と接続されている。

さらに、演出制御装置300には、前面枠12に設けられた演出ボタン25に内蔵されているスイッチ25aや上記盤演出装置44内のモータの初期位置を検出する演出モータスイッチのオン/オフ状態を検出して主制御用マイコン(1stCPU)311へ検出信号を入力するスイッチ入力回路336、前面枠12に設けられた上スピーカ19aを駆動するオーディオパワーアンプなどからなるアンプ回路337a、前面枠12に設けられた下スピーカ19bを駆動するアンプ回路337bが設けられている。

電源装置400の通常電源部410は、上記のような構成を有する演出制御装置300やそれによって制御される電子部品に対して所望のレベルの直流電圧を供給するため、モータやソレノイドを駆動するためのDC32V、液晶パネルからなる表示装置41を駆動するためのDC12V、コマンドI/F331の電源電圧となるDC5Vの他に、LEDやスピーカを駆動するためのDC18Vやこれらの直流電圧の基準としたり電源モニタランプを点灯させるのに使用するNDC24Vの電圧を生成するように構成されている。さらに、主制御用マイコン(1stCPU)311や映像制御用マイコン(2ndCPU)312として、3.3Vあるいは1.2Vのような低電圧で動作するLSIを使用する場合には、DC5Vに基づいてDC3.3VやDC1.2Vを生成するためのDC−DCコンバータが演出制御装置300に設けられる。なお、DC−DCコンバータは通常電源部410に設けるようにしてもよい。

電源装置400の制御信号生成部430により生成されたリセット信号RSTは、主制御用マイコン(1stCPU)311、映像制御用マイコン(2ndCPU)312、VDP313、音源LSI314、ランプやモータなどを駆動制御する制御回路332〜335、スピーカを駆動するアンプ回路337a、337bに供給され、これらをリセット状態にする。また、この実施例においては、映像制御用マイコン(2ndCPU)312の有する汎用のポートを利用して、VDP313に対するリセット信号を生成して供給する機能を有するように構成されている。これにより、映像制御用マイコン(2ndCPU)312とVDP313の動作の連携性を向上させることができる。

次に、これらの制御回路において行われる遊技制御について説明する。
遊技制御装置100の遊技用マイコン111のCPU111Aでは、普図始動ゲート34に備えられたゲートスイッチ34aからの遊技球の検出信号の入力に基づき、普図の当り判定用乱数値を抽出してROM111Bに記憶されている判定値と比較し、普図変動表示ゲームの当り外れを判定する処理を行う。そして、普図表示器50に、識別図柄を所定時間変動表示した後、停止表示する普図変動表示ゲームを表示する処理を行う。この普図変動表示ゲームの結果が当りの場合は、普図表示器50に特別の結果態様を表示するとともに、普電ソレノイド37cを動作させ、普通変動入賞装置37の可動部材37b、37bを所定時間(例えば、0.3秒間)上述のように開放する制御を行う。
なお、普図変動表示ゲームの結果がはずれの場合は、普図表示器50にはずれの結果態様を表示する制御を行う。

また、始動入賞口36に備えられた始動口1スイッチ36aからの遊技球の検出信号の入力に基づき始動入賞(始動記憶)を記憶し、この始動記憶に基づき、第1特図変動表示ゲームの大当り判定用乱数値を抽出してROM111Bに記憶されている判定値と比較し、第1特図変動表示ゲームの当り外れを判定する処理を行う。
また、普通変動入賞装置37に備えられた始動口2スイッチ37aからの遊技球の検出信号の入力に基づき始動記憶を記憶し、この始動記憶に基づき、第2特図変動表示ゲームの大当り判定用乱数値を抽出してROM111Bに記憶されている判定値と比較し、第2特図変動表示ゲームの当り外れを判定する処理を行う。

そして、遊技制御装置100のCPU111Aは、上記の第1特図変動表示ゲームや第2特図変動表示ゲームの判定結果を含む制御信号(演出制御コマンド)を、演出制御装置300に出力する。そして、特図1表示器50や特図2表示器50に、識別図柄を所定時間変動表示した後、停止表示する特図変動表示ゲームを表示する処理を行う。
また、演出制御装置300では、遊技制御装置100からの制御信号に基づき、表示装置41で特図変動表示ゲームに対応した飾り特図変動表示ゲームを表示する処理を行う。
さらに、演出制御装置300では、遊技制御装置100からの制御信号に基づき、スピーカ19a,19bからの音の出力、各種LEDの発光を制御する処理等を行う。

そして、遊技制御装置100のCPU111Aは、特図変動表示ゲームの結果が当りの場合は、特図1表示器50や特図2表示器50に特別結果態様を表示するとともに、特別遊技状態を発生させる処理を行う。
特別遊技状態を発生させる処理においては、CPU111Aは、例えば、大入賞口ソレノイド38bにより特別変動入賞装置38の開閉扉38cを開放させ、大入賞口内への遊技球の流入を可能とする制御を行う。これにより、遊技制御装置100は、特図変動表示ゲームの表示結果が特別表示結果(大当り)となった場合に遊技者にとって有利な特別遊技状態を発生可能な特別遊技状態制御手段として機能する。
そして、大入賞口に所定個数(例えば、10個)の遊技球が入賞するか、大入賞口の開放から所定時間(例えば、25秒又は1秒)が経過するかの何れかの条件が達成されるまで大入賞口を開放することを1ラウンドとし、これを所定ラウンド回数(例えば、15回又は2回)継続する(繰り返す)制御(サイクル遊技)を行う。
また、特図変動表示ゲームの結果がはずれの場合は、特図1表示器50や特図2表示器50にはずれの結果態様を表示する制御を行う。

また、遊技制御装置100は、特図変動表示ゲームの結果態様に基づき、特別遊技状態の終了後に、遊技状態として確変状態を発生可能となっている。
この確変状態は、特図変動表示ゲームにて当り結果となる確率が、通常確率状態に比べて高い状態(高確率状態)である。また、第1特図変動表示ゲーム及び第2特図変動表示ゲームのどちらの特図変動表示ゲームの結果態様に基づき確変状態となっても、第1特図変動表示ゲーム及び第2特図変動表示ゲームの両方が確変状態となる。

また、遊技制御装置100は、特図変動表示ゲームの結果態様に基づき、特別遊技状態の終了後に、遊技状態として時短状態を発生可能となっている。
この時短状態においては、普図変動表示ゲーム及び普通変動入賞装置37を時短動作状態とする制御を行う。具体的には、時短状態においては、上述の普図変動表示ゲームの実行時間が第1の変動表示時間よりも短い第2の変動表示時間となるように制御され(例えば、10秒が1秒)、これにより、単位時間当りの普通変動入賞装置37の開放回数が実質的に多くなるように制御される。また、時短状態においては、普図変動表示ゲームが当り結果となって普通変動入賞装置37が開放される場合に、開放時間が通常状態の第1開放時間よりも長い第2開放時間となるように制御される(例えば、0.3秒が1.7秒)。また、時短状態においては、普図変動表示ゲームの1回の当り結果に対して、普通変動入賞装置37の開放回数が1回の第1開放回数ではなく、2回以上の複数回(例えば、3回)の第2開放回数に設定される。
なお、普図変動表示ゲームの実行時間を第2の変動表示時間(例えば、1秒)とする制御と、普通変動入賞装置37の開放態様を開放時間が第2開放時間(例えば、1.7秒)とし、且つ、普図変動表示ゲームの1回の当り結果に対する開放回数が第2開放回数(例えば、3回)とする制御は、何れか一方のみを行っても良いし、両方を行っても良い。また、時短動作状態においては、普図変動表示ゲームの当り結果となる確率が通常動作状態より高くなるように制御してもよい。
これにより、普通変動入賞装置37に遊技球が入賞し易くなり、第2特図変動表示ゲームの始動が容易となる。

なお、確変状態と普図変動表示ゲーム及び普通変動入賞装置37の時短動作状態は、それぞれ独立して発生可能であり、両方を同時に発生することも可能であるし、一方のみを発生させることも可能である。

次に、演出制御装置300が遊技制御装置100からメインコマンドを受信したときの状態遷移について、図38を用いて説明する。
まず、演出制御装置300は、電源が投入されること(パワーON)によって、コマンド入力待ち状態C1となる。そして、このとき電源投入コマンドを受信すると、電源投入処理としてRAMの初期化処理C2が行われることとなる。また、停電復旧コマンドを受信すると、停電復旧中状態C3となり、停電復旧処理が行われ、表示装置41の表示部41aには通常画面が表示されることとなる。

また、演出制御装置300は、客待ちデモコマンドを受信すると、客待ち中状態C4となり、表示装置41に客待ちデモ画面を表示開始するまでのタイマを起動する。そして、かかるタイマにより所定時間が経過した場合、客待ちデモ中状態C5に移行し、表示装置41に客待ちデモ画面が表示されることとなる。

また、演出制御装置300は、変動パターンコマンド、先読み演出コマンド、及び保留数コマンドを受信すると、図柄変動中状態C6となり、表示装置41では飾り特図変動表示ゲームが開始されることとなる。そして、このとき表示装置41にて保留表示色を変更することによる先読み演出が行われ、盤演出装置44等にて役物演出が行われる。
次いで、受信した変動パターンコマンドによって図柄の停止時間に達したと判定した場合、図柄確定中状態C7に移行し、表示装置41では所定の飾り図柄が停止表示されることとなる。

また、演出制御装置300は、特図変動表示ゲームの遊技結果が大当りとなることにより、ファンファーレコマンドを受信すると、ファンファーレ中状態C8となり、スピーカ19a,19bによりファンファーレを鳴らす演出を行う。
次いで、演出制御装置300は、ラウンド数コマンドを受信すると、ラウンド中状態C9となり、表示装置41にてラウンド数に応じた所定のラウンド遊技に関する演出を行う。
続けて、演出制御装置300は、インターバルコマンドを受信すると、インターバル中状態C10となり、ラウンドを更新する処理を行うこととなる。
そして、演出制御装置300は、エンディングコマンドを受信すると、エンディング中状態C11となり、表示装置41にて大当り終了画面を表示する処理を行うこととなる。

次に、上記演出制御装置300の主制御用マイコン(1stCPU)311によって実行される制御について説明する。
主制御用マイコン(1stCPU)311による制御処理は、図39(a)に示す1stメイン処理と、所定時間ごと(例えば2msecごと)に行われる図39(b)に示すコマンド受信割込み処理とからなる。1stメイン処理では、プログラム全体の制御を行うようになっている。

〔1stメイン処理〕
先ず、1stメイン処理について説明する。
図39(a)に示すように、1stメイン処理においては、はじめに割込みを禁止してから、RAMを0クリアし、1stCPU311の初期化処理(ステップS101)を行う。
次に、各種割込みのタイマを起動する処理(ステップS102)を行い、割込みを許可する(ステップS103)。その後、主制御用マイコン(1stCPU)311は、メインループ処理ステップS104〜S114を行う。

このメインループ処理では、まず、ウォッチドッグタイマ(WDT)をクリアする処理(ステップS104)を行う。そして、演出ボタンSW25aからの入力処理(ステップS105)を行い、遊技制御コマンド解析処理(ステップS106)を行う。この遊技制御コマンド解析処理では、遊技制御装置100から送信される遊技に関するコマンドを正しく受信したかを判定し、正しく受信していた場合にはコマンドを確定する処理を行う。遊技制御装置100から送信される一つのコマンドは、第1コマンド(MODE)と、第2コマンド(ACTION)との一対のデータにより構成されている。そして、受信した第1コマンド(MODE)と第2コマンド(ACTION)の組み合わせが矛盾しない場合(例えば、MODE→ACTIONの順に受信した場合)に正しくコマンドを受信したと判定し、第1コマンド(MODE)と第2コマンド(ACTION)の組み合わせが矛盾する場合(例えば、ACTION→ACTIONの順やMODE→MODE→MODEの順に受信した場合)にコマンドの受信が異常であると判定するようになっている。

続いて、テストモード処理(ステップS107)を行った後、特図変動表示ゲームに関する処理を行うシーン制御処理(ステップS108)を行う。
次いで、前面枠(内枠)12やガラス枠15の開放などのエラー発生の監視を行う遊技機エラー監視処理(ステップS109)、特図変動表示ゲームにおける演出に関する演出コマンド編集処理(ステップS110)、音声の出力に関する処理(スピーカ19a、19bの駆動処理)であるサウンド制御処理(ステップS111)、前面枠12に設けられた枠装飾装置18の制御に関する処理である装飾制御処理(ステップS112)、センターケース40に設けられた役物等を駆動させる盤演出モータ/SOL制御回路334の制御に関するモータ/SOL制御処理(ステップS113)、飾り特図変動表示ゲームの変動態様(変動パターン)等の詳細を決定する乱数を更新する乱数更新処理(ステップS114)を行い、ウォッチドッグタイマをクリアする処理(ステップS104)に戻る。

〔コマンド受信割込み処理〕
次に、コマンド受信割込み処理について説明する。
このコマンド受信割込み処理では、図39(b)に示すように、先ず、遊技制御装置100から送信されたコマンドのポートの値を取り込む処理(ステップS121)を行う。そして、MODEコマンドの待機中であるか否かの判定(ステップS122)を行う。
ここで、MODEコマンドの待機中の場合(ステップS122;Yes)は、MODEコマンド受信処理(ステップS123)を行い、コマンド受信割込み処理を終了する。
一方、MODEコマンドの待機中でない場合(ステップS122;No)は、ACTIONコマンド受信処理(ステップS124)を行い、コマンド受信割込み処理を終了する。

〔2ndメイン処理〕
映像制御用マイコン(2ndCPU)312では、図40(a)に示す2ndメイン処理を行う。この2ndメイン処理においては、はじめにプログラム開始時の処理を行う。このプログラム開始時の処理として、まず、CPUを初期化する初期化処理(ステップS131)を行う。次に、VDPを初期化するVDP初期化処理(ステップS132)を行い、各種割込みを許可する(ステップS133)。さらに、各種制御装置の初期化処理(ステップS134)を行い、画面描画を許可する(ステップS135)。

次に、メインループ処理としてループの処理を行う。このループの処理では、まず、システム周期待ちフラグをクリアし(ステップS136)、システム周期待ちフラグが1であるか否かの判定を行う(ステップS137)。システム周期とは、画像データを一時的に格納する二つのバッファを切り替える周期であって、切り替えが可能な状態となるとシステム周期フラグが「1」となる。このシステム周期待ちフラグが1となるまでは、システム周期待ちフラグが1であるか否かの判定(ステップS137)を繰り返し、システム周期待ちフラグが1となると(ステップS137;Yes)、WDT(watchdog timer)をクリアする(ステップS138)。

次いで、受信コマンドチェック処理(ステップS139)を行う。この受信コマンドチェック処理(ステップS139)では、1stCPUから送信されるコマンドを正しく受信したかを判定し、正しく受信していた場合にはコマンドを確定して、2ndシーン制御処理のためのコマンドの区分けをする処理を行う。次に、背景の設定を行う背景処理(ステップS140)を行い、飾り特図変動表示ゲームにおける識別情報の変動に関する表示制御処理であるリール制御/表示処理(ステップS141)を行う。さらに、特図1保留表示器及び特図2保留表示器の表示に連動して表示装置41に表示される飾り特図保留数表示の設定(先読み予告演出の表示設定を含む)を行う保留表示処理(ステップS142)を行い、客待ちデモの表示に関する客待ちデモ処理(ステップS143)を行う。次に、飾り特図変動表示ゲームの処理全体に係るシーン制御/表示処理(ステップS144)を行い、ROMのデータをRAMに設定されたバッファに転送し、実際に表示をさせる処理を行う表示システム処理(ステップS145)を行って、システム周期待ちフラグをクリアする処理(ステップS136)に戻る。

〔Vブランク割込み処理〕
次に、Vブランク割込み処理について説明する。
図40(b)に示すように、Vブランク割込み処理は、例えば16ms毎の周期的なVブランク割込み信号が2ndCPU312に入力されることで開始される。

Vブランク割込み処理が開始されると、まずフレームカウンタの値を+1更新する処理(ステップS151)を行い、当該フレームカウンタの値が規定値以上であるか判定(ステップS152)する。
ここで、フレームカウンタの値が規定値未満の場合(ステップS152;No)は、Vブランク割込み処理を終了し、フレームカウンタの値が規定値以上の場合(ステップS152;Yes)は、ステップS153へ移行し、システム周期待ちフラグが「0」であるか判定(ステップS153)する。

ここで、システム周期待ちフラグが「0」でない場合(ステップS153;No)は、Vブランク割込み処理を終了し、システム周期待ちフラグが「0」である場合(ステップS153;Yes)は、ステップS154へ移行し、VDP313が表示装置41へ表示する描画を完了したか判定(ステップS154)する。

ここで、VDP313が描画を完了していない場合(ステップS154;No)は、Vブランク割込み処理を終了し、VDP313が描画を完了した場合(ステップS154;Yes)は、ステップS155へ移行し、表示フレームバッファを切り替える処理を行い、VDP313に切り替えられた表示フレームバッファへの描画開始を指示する(ステップS156)。

次いで、VDP313が描画を開始したことを示すVDP描画中フラグをセットする処理(ストップS157)を行った後、フレームカウンタを0クリアする処理(ステップS158)、システム周期待ちフラグに「1」をセットする処理(ステップS159)を行い、Vブランク割込み処理を終了する。

次に、VDP313による描画処理の詳細について、図41(a),(b)を用いて説明する。
図41(a)に示すように、表示装置41へ各種画像を表示する場合、2ndCPU312の制御下において、VDP313は、まず、画像ROM323から所望のデータを取得してデコード(画像伸張)処理を行う。そして、伸張したデータに基づき描画処理を行い、表示装置41へ当該描画された画像データを表示する。
ここで、図41(b)に示すように、画像ROM323には、飾り特図変動表示ゲームに用いられる各種図柄データ、各種キャラ(キャラクタ・保留表示画像等)データ、背景データ、ムービー(動画)データ等が格納されている。
そして、各種図柄データ及び各種キャラ(キャラクタ・保留表示画像等)データは、VDP313によるデコード前のデータ圧縮率が低いため、当該各種図柄データ及び各種キャラデータは、描画時の画質が高画質となる。これに対して、背景データは、VDP313によるデコード前のデータ圧縮率が高いため、当該背景データは、描画時の画質が各種図柄データ及び各種キャラデータよりも低くなる。
特に各種キャラデータに含まれるキャラクタ及び保留表示画像は、後述する先読み予告演出にて可動部材731のレンズ部材731a2を介して拡大表示されるので、当該キャラクタ及び保留表示画像の画質が粗くならないようにする為に、当該各種キャラデータは圧縮率が低い状態で画像ROM323に格納され、描画時の画質が高画質となるようにしている。すなわち、演出制御装置300(画像表示制御手段)によって表示部41aに表示される始動記憶画像(保留表示画像)は背景画像よりも高画質としたこととなる。

次に、本実施形態の遊技機10における特図変動表示ゲーム中の先読み予告演出の一例について、図42〜図44を用いて説明する。
図42は、先読み予告演出を行うときの遊技制御装置(主制御装置)100及び演出制御装置300による制御処理のタイミングチャートを示している。なお、図42における「始動入賞」はいずれも始動入賞口36への入賞であるものとする。また、図42の例においては、普電サポート中でも、大当り中でもないものとする。
図43は、飾り特図変動表示ゲームの図柄画像(識別情報)が停止した状態を示す図である。同図における破線の矩形枠は、表示装置41の表示部41a(有効表示領域)を表したものである。また、同図における可動部材731右部の表示装置41に表示された縦2列で構成された各4つの窓部は、特図変動表示ゲームにおける保留表示数(始動記憶数)を示す保留表示画像の表示領域である。具体的には、当該表示領域のうち、左列の4つの窓部は、特図1変動表示ゲームの保留表示数、右列の窓部は、特図2変動表示ゲームの保留表示数を表示する領域となっている。より具体的には、この図43の表示例では、特図1変動表示ゲームの保留表示数が「2」であることを表している。また、当該表示領域は、可動部材731が可動してレンズ部材731a2が時計周りに回動したとき、動作後のレンズ部材731a2の背面側に位置するように設計されている。つまり、レンズ部材731a2を介して当該表示領域が拡大表示されるようになっている。

図42に示すように、タイミングT1にて始動入賞口36へ遊技球の入賞があると、タイミングT2にて、遊技制御装置100から演出制御装置300へ、このときの保留数コマンド及び先読みコマンドが送信される。
そして、演出制御装置300は、当該コマンドの受信に基づき表示装置41における保留表示画像(保留画像)の表示数を更新するとともに、保留数コマンド及び先読みコマンドを所定の記憶領域に記憶する。そして、このときの特図1の保留記憶数は「1」となる。

次いで、タイミングT3にて、遊技制御装置100から演出制御装置300へ、特図変動表示ゲームを開始するための変動開始コマンド(通常パターン)が送信される。なお、かかる通常パターンの変動開始コマンドが送信された場合、先読み予告演出は行われない。
そして、演出制御装置300は、当該コマンドの受信に基づき表示装置41における保留表示画像(保留画像)の表示数を更新するとともに、先読みコマンドの記憶を更新し、飾り特図変動表示ゲームを開始する。そして、このときの特図1の保留記憶数は「0」となる。

次いで、タイミングT4にて始動入賞口36へ遊技球の入賞があると、タイミングT5にて、遊技制御装置100から演出制御装置300へ、このときの保留数コマンド及び先読みコマンドが送信される。
そして、演出制御装置300は、当該コマンドの受信に基づき表示装置41における保留表示画像の表示数を更新するとともに、保留数コマンド及び先読みコマンドを所定の記憶領域に記憶する。そして、このときの特図1の保留記憶数は「1」となる。

次いで、タイミングT6にて始動入賞口36へ遊技球の入賞があると、タイミングT7にて、遊技制御装置100から演出制御装置300へ、このときの保留数コマンド及び先読みコマンドが送信される。
そして、演出制御装置300は、当該コマンドの受信に基づき表示装置41における保留表示画像の表示数を更新するとともに、保留数コマンド及び先読みコマンドを所定の記憶領域に記憶する。そして、このときの特図1の保留記憶数は「2」となる。

次いで、タイミングT8にて、遊技制御装置100から演出制御装置300へ変動停止コマンドが送信されると、演出制御装置300は、飾り特図変動表示ゲームを停止(終了)する(図43参照)。

次いで、タイミングT9にて、遊技制御装置100から演出制御装置300へ、変動開始コマンド(特定パターン)が送信されると、演出制御装置300は、当該コマンドの受信に基づき表示装置41における保留表示画像(保留画像)の表示数を更新するとともに、先読みコマンドの記憶を更新し、飾り特図変動表示ゲームを開始する。そして、このとき演出制御装置300は、先読みコマンドに含まれる先読み予告実行乱数値が所定の予告実行値と一致する(先読み予告条件成立)か否かを判定する。

ここで、先読み予告条件が成立している場合(Yes)は、レンズ部材731a2を有する可動部材731(左可動演出装置730)を可動させる。具体的には、図44(a)に示すように、先読み予告条件が成立した場合、例えば、可動部材731を可動させる前に、当該可動部材731の初期位置におけるレンズ部材731a2の後方領域に先読み予告が行われることを遊技者に示唆する先読み示唆画像(例えば、インフォメーションマーク)を表示させる。その後、可動部材731を可動させ、このとき表示装置41の保留表示画像領域に表示されていた「白」の保留表示を「赤」に変更するとともに、「激アツ!!」の文字を表示させる。これにより、「赤」に変更された保留表示及び「激アツ!!」の文字はレンズ部材731a2を介して拡大表示されるようになっている(図44(b)参照)。これにより、遊技者は「赤」の保留表示がなされたことを確認することで、当該変動中の特図変動表示ゲームの次に開始される特図変動表示ゲームでは、SP(スペシャル)リーチ2(図36参照)が発生することを予知して大当りへの期待感を抱くことができるようになる。
ここで、演出制御装置300は、遊技制御装置100の特図保留情報判定処理の判定結果に基づき、左可動演出装置730(レンズ部材731a2)の可動動作に関連して始動記憶画像(保留表示画像)を変更したこととなる。具体的には、レンズ部材731a2が始動記憶画像と前後に重なる位置に移動するときに、当該始動記憶画像を変更する。

続けて、可動部材731が始動されてから所定時間が経過すると、レンズ部材731a2を有する可動部材731を復帰動作させて、当該可動部材731を初期位置に戻すようにするとともに、表示装置41の保留表示画像領域に表示されていた「赤」の保留表示を「白」に戻す。ここで、演出制御装置300は、レンズ部材731a2が可動前の状態に復帰するときに、当該始動記憶画像を変更前の状態に戻したこととなる。

また、先読みコマンドに含まれる先読み予告実行乱数値が所定の予告実行値と一致する(先読み予告条件成立)か否かの判定において、先読み予告条件が成立していない場合(No)は、先読み予告演出を行わないようにする。なお、特定パターンの変動開始コマンドを受信した場合、上記のような先読み予告演出を実行するか否かの抽選を行うことなく、一律に先読み予告演出を行うようにしても良い。

次いで、タイミングT10にて、遊技制御装置100から演出制御装置300へ変動停止コマンドが送信されると、演出制御装置300は、飾り特図変動表示ゲームを停止(終了)する。

以上のことから、本実施形態の遊技機10によれば、センターケース40に下部演出装置720を備え、当該下部演出装置720の発光演出装置723は、第1ステージ部722(ステージ部40a)に配設されているため、当該発光演出装置723から照射される光の発光量を減衰させることなく効果的に当該第1ステージ部722を発光装飾することができ、また、当該発光演出装置723の拡散レンズ部材723b及びカバーレンズ部材723e(発光部)が第1ステージ部722の上面よりも上方に配置されているので、第1ステージ部722において発光演出装置723自体の存在を際立たせることができる。従って、第1ステージ部722を遊技球が転動しているときの演出効果を好適に向上させることができるようになる。

また、LED基板723a(発光源)は第1ステージ部722の上面よりも下方に配設されているので、拡散レンズ部材723b及びカバーレンズ部材723e(発光部)を通して第1ステージ部722の上面より上方を発光させるだけでなく、当該LED基板723aから照射される光によって第1ステージ部722の上面より下方をも発光させることが可能となり、第1ステージ部722における発光演出を効果的に行うことができるようになる。

また、誘導流路R後方に配設された拡散レンズ部材723b及びカバーレンズ部材723e(発光部)によって当該誘導流路R内を照射することができるので、当該誘導流路R内を流下する遊技球を目立たせることができ、当該誘導流路R内を遊技球が流下する際の興趣を向上させることができるようになる。

また、第1ステージ部722の振分部722a2によって遊技球が第2ステージ部640に振分けられるよりも第1ステージ部722に振分けられた方が始動入賞口36に入賞し易くなる誘導流路Rへ転動する可能性が高くなるようになっているが、当該振分部722a2は、第1ステージ部722よりも第2ステージ部640への遊技球の振分割合が高くなるように設定されている。
従って、遊技者は振分部722a2によって遊技球が第1ステージ部722に振分けられることを望むようになり、実際に第1ステージ部722に遊技球が振分けられた場合、かかる遊技球は貴重な存在となる。そして、第1ステージ部722に配置された発光演出装置723の発光演出によって、当該貴重な遊技球を目立たせることができるので、当該第1ステージ部722を遊技球が転動する際の興趣を効果的に向上させることができるようになる。

なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。

また、本発明の遊技機は、上記実施形態に示されるようなパチンコ遊技機に限定されるものではなく、例えば、その他のパチンコ遊技機、アレンジボール遊技機、雀球遊技機などの遊技機を使用する全ての遊技機に適用可能である。

10 遊技機
30 遊技盤
36 始動入賞口(入賞領域)
40 センターケース(包囲枠体)
40a ステージ部
630 ワープ装置
640 第2ステージ部(第2球転動部)
722 第1ステージ部(第1球転動部)
722a6 後側転動部(球転動部)
723 発光演出装置
723b 拡散レンズ部材(発光部)
723e カバーレンズ部材(発光部)
R 誘導流路(誘導流路部)

Claims (2)

  1. 遊技盤に形成される遊技領域に臨ませて配設され、前面が開口する凹室を画成する包囲枠体と、前記包囲枠体の下方の遊技領域に配設される入賞領域と、を備えた遊技機において、
    前記包囲枠体は、
    前記遊技領域を流下する遊技球をワープ口から取り込んで前記凹室の内部に導入可能なワープ装置と、
    前記凹室内に設けられ、前記ワープ装置により導入された遊技球を転動可能な球転動部を有するステージ部と、
    前記ステージ部の球転動部を転動した遊技球を受け入れて前記入賞領域の直上の遊技領域に誘導可能な誘導流路部と、
    前記凹室内に設けられ、前記ステージ部を照射可能な発光部を有する発光演出装置と、を備え、
    前記ステージ部は、
    前記球転動部を構成する第1球転動部と、
    前記第1球転動部の前方に設けられ、当該第1球転動部の上面よりも高い位置で遊技球を転動可能な第2球転動部と、
    前記ワープ装置のワープ出口に対応して設けられ、当該ワープ出口から流出する遊技球を前記第1球転動部又は前記第2球転動部に振り分ける球振分部と、を備え、
    前記発光演出装置は、前記発光部が前記第1球転動部の上面よりも上方に配置された状態で当該第1球転動部に設けられ、
    前記誘導流路部は、前記発光部からの光が照射されるように当該発光部の前方の前記第2球転動部を前後方向に貫通させることにより設けられ、前記第1球転動部を転動した遊技球を当該第2球転動部の下方を通して誘導するように構成されていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記球転動部は、上下方向に貫通する開口部を有する透光性部材により構成され、
    前記発光演出装置は、
    発光態様を変化可能な発光源と、
    前記発光源を上方から覆うことによって前記発光部となるレンズ部材と、を備え、
    前記レンズ部材の上部を前記開口部を介して前記球転動部の上面よりも突出させて配置するとともに、前記発光源を前記球転動部の上面よりも下方に配置したことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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