JP5494796B2 - 送信装置、無線通信システムおよび無線通信方法 - Google Patents

送信装置、無線通信システムおよび無線通信方法 Download PDF

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Description

この発明は、無線通信を行う無線機器、例えば、多数のアンテナを備えた無線機器のパイロット信号を送受信する送信装置、無線通信システムおよび無線通信方法に関する。
送信側と受信側を同期させる同期通信システムでは、送信側から送信アンテナ毎にパイロット信号(RS:Reference Signal)を送信し、受信側ではRSに基づいて伝搬路推定の処理を行っている。近年の無線通信では、MIMO(Multiple Input Multiple Output)など、複数のアンテナを用いる方式が提案されている。この方式では、各送信アンテナ毎の伝播チャネルを得るために、各アンテナ毎にRSを送信する。この場合、あるアンテナでRSを送信している瞬間は、他のアンテナでは何も送信することができず、送信アンテナの数が増えるにしたがい、データ以外のRSを送信するためのオーバヘッドが増大し伝送効率が低下する。
そこで、RSの送信量を減らすために、複数のうち一部のアンテナからだけRSを送信する方法が考えられている。例えば、送信側のアンテナの間隔が非常に近い場合は、伝搬路の相関が大きいため、送信側では一部のアンテナからRSを送信し、受信側ではRSを送信した以外のアンテナの伝搬路を補間処理で推定することにより、データの送信効率を上げる方式が知られている(例えば、下記特許文献1参照。)。
特開2007−089113号公報 特開2009−188535号公報
送信側が小型の携帯端末の場合であることを考えると、アンテナ設置場所に限度があり、アンテナの間隔が狭くなりやすいため、上記のようにRSを間引きする方法も有効であると考えられる。しかし、携帯端末の場合は、端末の形状の変化によりアンテナの間隔が変化するものがある。例えば、折り畳み形状やスライド形状の携帯端末では、閉じたときと開いたときとではアンテナ間の距離が異なり、アンテナの相関が変化する。具体的には、携帯端末を開いたときには、アンテナ間隔が広がり相関が小さくなり、閉じたときにはアンテナ間隔が接近し相関が大きくなる。このため、形状が変化する携帯端末の場合、送信側でRS送信数を固定にすると最適なRS送信数ではなくなる。このような携帯端末としては、携帯電話機、PDA、可搬型パーソナルコンピュータ等が挙げられる。
このように、従来は、送信側では、携帯端末のアンテナの相関が変化しても対応した最適なRS送信数で送信できず、不要なアンテナからのRSの送信があってもこれを抑制できず、不要なRSの送信のために送信電力を低減化できず、他の受信側(基地局)や他の携帯端末への干渉も生じるおそれがあった。特に、送信側が携帯端末のときには、形状変化でアンテナの相関が変化するが、これに対応できず、最適なRS送信数を用いた主要なデータの送受信が行えなかった。受信側でも、最適なRS送信数が不明であると、正確なアンテナ補間が行えず、伝送効率および品質を向上できない。
開示の技術は、送信側でのパイロット信号を送信するアンテナ数の変化に受信側が対応でき、伝送効率及び品質を向上できることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、開示技術は、アンテナ間隔が変更可能な複数のアンテナと、複数の前記アンテナ間の相関値に基づき、複数の前記アンテナから選択されたアンテナを用いてパイロット信号を送信する送信部と、前記相関値に基づき、複数の前記アンテナのうち前記パイロット信号を送信するアンテナを選択し、該アンテナ選択の情報を生成し、前記パイロット信号を送信するアンテナの情報に基づいて、前記パイロット信号を送信しないアンテナの補間計算に用いる情報を前記アンテナ選択の情報に含めて生成する決定部と、を備え、前記送信部は、前記決定部により生成された前記アンテナ選択の情報を受信装置に送信することを要件とする。
開示の送信装置、無線通信システムおよび無線通信方法によれば、送信側でのパイロット信号を送信するアンテナ数の変化に受信側が対応でき、伝送効率及び品質を向上できるという効果を奏する。
実施の形態1にかかる通信システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態にかかる携帯端末の構成例を示す外観図である。 送信側の携帯端末が行うRS送信処理を示すフローチャートである。 受信側の基地局装置が行うRS受信処理を示すフローチャートである。 実施の形態2にかかる携帯端末の構成を示すブロック図である。 送信側の携帯端末が行うRS送信処理を示すフローチャートである。 実施の形態3による送信側の携帯端末が行うRS送信処理を示すフローチャートである。 実施の形態3による受信側の基地局装置が行うRS受信処理を示すフローチャートである。 実施の形態4による受信側の基地局装置の構成を示すブロック図である。 基地局装置が行うRS送信数決定の処理を示すフローチャートである。 携帯端末が行うRS送信の処理を示すフローチャートである。 携帯端末を開いた状態を示す外観図である。 携帯端末を閉じた状態を示す外観図である。 RS送信数別の組み合わせパターンの例を示す図表である。 携帯端末におけるRS組み合わせ情報を用いたRS送信処理を示すフローチャートである。 基地局装置におけるRS組み合わせ情報を用いたRS受信処理を示すフローチャートである。 RS補間を説明するための携帯端末の開閉状態を示す外観図である(その1)。 RS補間を説明するための携帯端末の開閉状態を示す外観図である(その2)。 RS補間を説明するための携帯端末の開閉状態を示す外観図である(その3)。 携帯端末におけるRS補間の情報送信を含むRS送信処理を示すフローチャートである。 基地局装置におけるRS補間の情報受信を含むRS受信処理を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、開示技術の好適な実施の形態を詳細に説明する。開示技術は、例えば、形状が変化する携帯端末に適用し、端末の形状の変化に応じてアレイアンテナのうち使用するアレイを切り替えることにより、変化後の形状に応じて適切なアレイからRSを送信するものである。以下の各実施の形態では、送信側が携帯端末101であり、受信側が基地局装置110であるとし、この送信側の携帯端末101におけるアンテナ間隔の変更に伴い、RSを送信するアレイの数(RS送信数)を選択および変更するものとして説明する。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1にかかる通信システムの構成を示すブロック図である。この通信システム100は、携帯端末101および基地局装置110を備えている。携帯端末101は、アレイアンテナ102と、このアレイアンテナ102を介してデータを送信する送信部103とを備える。アレイアンテナ102は、複数nのアレイ102a〜102nを有している。送信部103は変調部104を有し、変調部104の変調方式でユーザデータおよび制御データを送信する。また、複数のアレイアンテナ102は、パイロット信号RSと、RS情報を制御データに含ませ、制御チャネルを使用して選択したRS送信用のアレイから送信する。
RS送信用アンテナとして選択する特定のアレイは、アンテナ間隔に基づき決定される。このアンテナ間隔はアンテナ間隔検出部105により検出される。相関値測定部106は、検出されたアンテナ間隔に対応する相関値を測定する。RS送信数決定部107は、測定された相関値に対応する送信のRS送信数を決定する。RS送信数決定部107は、決定したRS送信数に基づきアレイアンテナ102の中からRS送信数に基づき特定のアレイを選択し、選択したアレイをRS送信用のアレイとする。
この際、アレイアンテナ102のアレイのうち少なくとも近接(あるいは隣接)するアレイは選択せず、所定のアレイ数毎に間引きして選択する。そして、RS送信数決定部107は、制御データの一部にRSと、RS情報を含ませる。なお、不図示であるが送信部103には携帯端末101のユーザ操作によるユーザデータが入力され、変調部104の変調によりユーザチャネルを介してアレイアンテナ102から基地局装置110にデータ送信される。
基地局装置110は、アンテナ112を備えており、受信部113は制御データおよびユーザデータを受信する。RS情報抽出部114は、制御データに含まれるRS情報からRS送信数を抽出する。RS補間部115は、携帯端末101においてRSを送信しないアレイについてRSの補間処理を行う。このため、RS補間部115には、送信側の携帯端末101についてのアレイアンテナ102の情報があらかじめ設定されている。具体的には、携帯端末101が有するアレイアンテナ102のアレイ数と、RS送信数に対応したアレイの情報が設定されている。データ復調部116は、RSと、補間されたRSで求めたチャネル推定値を用いて、ユーザデータを復調、復号する。なお、基地局装置110のアンテナ112は、複数nのアレイ112a〜112nを有するアレイアンテナであってもよい。
図1に示した携帯端末101の相関値測定部106,RS送信数決定部107等が行う演算処理は、携帯端末101に設けられた通信処理用の処理プロセッサ(CPU)などが行う通信処理の機能に加えて、相関値測定およびRS数決定にかかる所定のプログラムを実行することにより実現できる。同様に、基地局装置110のRS情報抽出部114,RS補間部115,データ復調部116等についても同様に通信処理用の処理プロセッサを用いて構成できる。
図2は、実施の形態にかかる携帯端末の構成例を示す外観図である。図2に示す携帯端末101は、本体201と、蓋体202を備えており、アレイ数(n)が4本のアレイアンテナ102のうち、2本のアレイ102a,102bが本体201に設けられ、もう2本のアレイ102c、102dが蓋体202に設けられている。本体201に対し蓋体202はヒンジ203で接続され、蓋体202が折り畳み自在である。図示のように、蓋体202を開いた状態では、本体201のアレイ102a、102bに対して、蓋体202のアレイ102c,102dが離れ、アンテナ間隔が広くなる。逆に蓋体202を閉じた状態では、本体201のアレイ102a、102bに対して、蓋体202のアレイ102c,102dが接近し、アンテナ間隔が狭くなる。これら開いた状態と閉じた状態の間においてアンテナ間隔は連続的に変更されることになる。
アンテナ間隔検出部105は、図示の例では、ヒンジ203の回動角度を検出し、アンテナの間隔に換算して出力する。携帯端末101の形状は、ヒンジ203の回動角度により決まるので、近くに電波を散乱するものがなければ、アレイ間の相関値はヒンジ203の回動角度により決まる。このように、ヒンジ203の回動角度を利用する場合、あらかじめ回動角度に対応した相関値を測定等により携帯端末101に記憶しておくことにより、実際の回動角度を用いて相関値を得ることができ、相関値を求める演算処理を行わずに済み携帯端末101の演算プロセッサ等に処理負担を掛けることがない。
例えば、図2の構成例の場合、蓋体202を閉じた状態では、本体201のアレイ102aに蓋体202のアレイ102cが近接し、本体201のアレイ102bに蓋体202のアレイ102dが近接する。この状態では、近接するアレイ102a,102cの一方、およびアレイ102b、102dの一方からだけRSを送信する。蓋体202を閉じた状態のとき、本体201のアレイ102a,102bからRSを送信し、RS送信数が「2」となる。基地局装置110のRS補間部115には、RS送信数に対応したアレイアンテナ102の情報が格納されており、RS送信数が「2」のときアレイ102a,102bからRSが送信されていることを得る。
図3は、送信側の携帯端末が行うRS送信処理を示すフローチャートである。携帯端末101は、少なくともユーザデータの送信時に以下の処理を実行する。アンテナ間隔検出部105はアンテナ間隔を検出する(ステップS301)。相関値測定部106は、検出されたアンテナ間隔に基づき、アンテナの相関値を測定する(ステップS302)。RS送信数決定部107は、得られた相関値に応じてRS送信数を決定する(ステップS303)。この際、RS送信数に応じて送信するアレイアンテナ102のうち、RSを送信するアレイが決定される。RS送信数決定部107は、RS送信数をRS情報として生成する(ステップS304)。
送信部103は、RS情報を選択したアレイから制御データに含ませて送信する(ステップS305)。この後、送信部103は、アレイアンテナ102の全てのアレイを用いてユーザデータを送信する(ステップS306)。
図4は、受信側の基地局装置が行うRS受信処理を示すフローチャートである。基地局装置110では、受信部113が制御チャネルを介して制御データを受信する(ステップS401)。この受信時、送信側の携帯端末101が送信したRS数でRSを受信することになる。そしてRS情報抽出部114は、この制御データに含まれるRS情報を抽出する(ステップS402)。この際、送信側の携帯端末101のRS送信数を抽出する。次に、RS補間部115は、抽出したRS送信数からRSが送信されないアレイについてのRSの補間処理を行う(ステップS403)。この後、データ復調部116は、RSと、補間されたRSで求めたチャネル推定値を求める。このチャネル推定値に基づいて、送信側の携帯端末101からユーザチャネルを介して送信されてくるユーザデータを復調(および復号)する(ステップS404)。
上記のRS補間処理について説明する。RS補間部115は、ステップS403において、制御データに基づき送信側の携帯端末101を特定する。そして、RS情報から携帯端末101が有するアレイアンテナ102のアレイ数を得る。この後、RS送信数に基づきRSを送信していないアレイを求め、このアレイについてRSの補間処理を行う。例えば、図2に示した送信側の携帯端末101の蓋体202が閉じられたとき、RS送信数を「2」としたとき、アレイアンテナ102のアレイ4本のうち隣接しないアレイ102a,102cからRSを送信するとする。基地局装置110では、RS情報抽出部114が携帯端末101のアレイアンテナ102のアレイ数の設定「4」を読み出し、また受信したRS送信数が「2」であることから、RSがアレイ102a,102cから送信されていると判断し、補間対象となるアレイが102b、102dであると判断する。
補間処理については、例えば、補間対象となるアレイ102bについては、RSを受信した近接したアレイ102aが受信したRSに基づき補間する。また、アレイ102dについては、RSを受信した近接したアレイ102cが受信したRSに基づき補間する。図2の構成の場合、携帯端末101の蓋体202が閉じられたとき、アレイ102aとアレイ102cが密接し、アレイ102bとアレイ102dが密接するものであり、このような構成であれば、補間対象のアレイ102c,102dについては、アレイ102a,102bと同じRSを用いてもよい。
上記説明したRS情報としては、送信側の携帯端末101は、RS情報に、RSを送信しているアレイの情報、もしくはRSを送信していないアレイの情報を付加してもよい。受信側の基地局装置110ではRSを送信している(あるいはRSを送信していない)アレイの情報からRSを送信していない補間対象のアレイを容易に特定できる。そして、RSを送信した近接する(隣接する)アレイのRSを用いてRSチャネルを推定することができる。これに限らず、RSを受信したアレイのRSの平均値や、線型補間した値などを用いて補間することもできる。
上記構成によれば、送信側の携帯端末101がアレイアンテナ102の数よりも少ないRS送信数でRSを間引いて送信し、受信側の基地局装置110でアレイアンテナ102の全てのアレイについて補間処理した後のユーザデータを受信する。これにより、変化する携帯端末101のアレイアンテナ102の相関に対応した最適なRS送信数を用いて主要なユーザデータの送受信が行え、不要なRSを送信しないことにより、携帯端末101の送信電力を低減できるようになる。また、他の基地局装置や他の携帯端末への干渉を低減できるようになる。
(実施の形態2)
図5は、実施の形態2にかかる携帯端末の構成を示すブロック図である。図示のように、実施の形態2では、実施の形態2は、送信側である携帯端末101が行う相関値測定を、アレイアンテナの受信信号から直接的に求める構成であり、図1に記載のアンテナ間隔検出部105を用いない。携帯端末101のアレイアンテナ102のアレイ数が「2」の場合を例に説明する。アンテナ間隔が変化するアレイ102a,102cがこれに該当する。便宜上、各ブロック構成部は、携帯端末101の外部に記載してあるが、これらは携帯端末101の内部に設けられている。
アレイアンテナ102のアレイ数だけ設けられるデュプリケータ(DUP)501には、受信部502と送信部103が接続され、上記のデータを送受信する。受信部502は、アレイ102a,102cを介して受信信号x,yを受信する。相関値測定部106は、この受信信号x,yに基づき相関値を求める。
例えば、相関値z=〈x×y〉/√(|x||x||y||y|)の算式を用いて求める。すなわち、基地局装置110からの電波をアレイ102a,102cでそれぞれ受信した受信信号x,yの受信レベル(受信電力)を掛けて、適当なサンプル数を用いて受信電力の平均値<xy>を求める。一方、受信信号x,yそれぞれの電力の積のルート√(|x||x||y||y|)についても平均値を求める。これを、<xy> で割り、相関値zを求める。RS送信数決定部107では、相関値zに基づき所要の所定のSN比を満足しているか否かを判断し、RS送信数を決定する。
図6は、送信側の携帯端末が行うRS送信処理を示すフローチャートである。受信部502ではアレイアンテナ102のアレイ102a,102cの受信レベルを測定する(ステップS601)。次に、相関値測定部106は、受信レベルを上記所定の相関値の算式等を用いてアレイ間の相関値zを求める(ステップS602)。そして、RS送信数決定部107では、相関値zに基づき所要の所定のSN比を満足しているか否かを判断する(ステップS603)。満足していれば(ステップS603:Yes)、アレイアンテナ102のうち一部のアレイを使用するなど、RS送信数を選択する(ステップS604)。一方、満足していなければ(ステップS603:No)、アレイアンテナ102の全てのアレイを用いてRSを送信する(ステップS605)。
このように、携帯端末101で基地局装置110からの受信レベルを用いてRS送信数を決定する。この際、携帯端末101のアレイアンテナ102の状態が変更になったときにおける、基地局装置110からの送信電波を用いた携帯端末101との間の伝搬路の状況変化を含みRS送信数を決定している。したがって、逆に、携帯端末101からの送信についても伝搬路の状況は同様であると仮定して、携帯端末101におけるRS送信数の決定を行っている。RS送信数の決定は、例えば、相関値z2=γ/(1+γ)の算式を用いて行う(γ:所定のSN比)。
以降、RS情報の生成(ステップS304)、RS情報の送信(ステップS305)、ユーザデータの送信(ステップS306)は、上記実施の形態1(図3)と同様に行う。
なお、図2に示したように、アレイアンテナ102がアレイ数2の場合、ステップS604では、RS送信数を「1」とし、ステップS605ではRS送信数が「2」となり、RSの送信数は、所定のSN比を基準として切り替えることになる。これに限らず、アレイアンテナ102のアレイが3以上の場合には、全ての組み合わせで相関値を求め、相関値が最大になる組み合わせについて上記の処理を行う。そして、残ったアレイに対して相関値が最大になる組み合わせについて再度上記の処理を行い、残ったアレイの相関値が所定の閾値以下になるまで繰り返すことにより、RSを送信するアレイ数を決定することができる。
このように実施の形態2は、携帯端末101のアレイアンテナ102の状態が変更になった状態において携帯端末101で受信した受信信号の受信レベルを用いて相関値を求め、送信時におけるRS送信数決定に用いている。これにより、アンテナ間隔を検出する特別な手段を用いずとも実際の携帯端末101の状態と、このときの伝搬路の状況に対応したRS数でRSを送信することができる。
(実施の形態3)
実施の形態で3は、RS送信数の変化に対応して送信フォーマットを変更する構成例である。上述した実施の形態1,2では、RS送信数を変化させ、RSを送信するアレイを間引く構成であるが、この実施の形態3では、RSを送信しないアレイは、RSを送信しない期間、RSの代わりにユーザデータの送信フォーマットを制御データとして送信する。送信側の携帯端末101は、送信部103がこの送信フォーマットを送信し、受信側の基地局装置110は、携帯端末101から送信された送信フォーマットを受信部113で受信して対応する受信フォーマットに切り替えてユーザデータを受信する。
図7は、実施の形態3による送信側の携帯端末が行うRS送信処理を示すフローチャートである。ステップS302における相関値の測定については、例えば実施の形態1で説明したアンテナ間隔の検出、あるいは実施の形態2で説明したアレイアンテナの受信レベルの測定を用いることができる。そして、得られた相関値により、RS送信数決定部107は、RS送信数を決定する(ステップS303)。
そして、決定されたRS送信数を含みRS送信数をRS情報として生成する(ステップS304)。これと並行して、送信部103では、RS送信数に対応した送信フォーマットを選択する。この送信フォーマットとは、各無線フレームにおけるユーザデータおよびRSの時間的位置、送信アンテナ(アレイ)、データの変調方式、誤り訂正符号の符号化率、などの情報である。
そして、送信部103は、RSを送信する該当のアレイからRS情報を制御データに含ませて送信する(ステップS305)。この際、並行して送信部103は、RSを送信していないアレイを用いて選択した送信フォーマットの情報を送信する(ステップS701)。この後、送信部103は、選択された送信フォーマットで全てのアレイを用いてユーザデータを送信する(ステップS306)。一例として、RS送信数が変更されたとき、送信部103に設けられた変調部104の変調方式を変更する。RS送信数が少なくなったときには、より対雑音特性が良好な(SN比に優れた)変調方式を用いるなどがある。
図8は、実施の形態3による受信側の基地局装置が行うRS受信処理を示すフローチャートである。受信部113は、送信側の携帯端末101から送信されたRS情報を受信するとともに(ステップS401)、送信フォーマットを受信する(ステップS802)。受信部113の構成により、図示のようにステップS401の受信処理後、ステップS802を受信処理してもよい。次に、RS補間部115は、受信したRS送信数からRSが送信されないアレイについてのRSの補間処理を行う(ステップS403)。この後、データ復調部116は、RSと、補間されたRSで求めたチャネル推定値を求める。このチャネル推定値に基づいて、送信側の携帯端末101からユーザチャネルを介して送信されてくるユーザデータを復調(および復号)する(ステップS404)。この際、受信部113およびデータ復調部116は、ステップS802で受信した送信フォーマットに対応した受信フォーマットに切り替えてユーザデータを受信する。受信部113における受信フォーマットの切り替えに限らず、データ復調部116におけるデータ復調時の符号化方式なども切り替え可能である。
この実施の形態3によれば、送信側の携帯端末101は、RSを送信しないアレイを用いて送信フォーマットを送信する構成であるため、データの送信効率を向上させることができる。
(実施の形態4)
図9は、実施の形態4による受信側の基地局装置の構成を示すブロック図である。上記各実施の形態では、送信側の携帯端末101でアンテナ間の相関値を求めてRSを送信するアレイを決定していたが、実施の形態4では、この処理を基地局装置110で行う構成であり、図示のように、図5に記載した相関値測定部106と、RS送信数決定部107の構成が基地局装置110に設けられている。この図9には、主に基地局装置110におけるRS送信数決定にかかる構成を記載してある。
他方、携帯端末101側の構成については、図面を省略するが、図5に記載の構成から相関値測定部106と、RS送信数決定部107が省かれた構成となる。
デュプリケータ(DUP)501には、受信部113と送信部901が接続され、携帯端末101との間でデータを送受信する。ここで、携帯端末101は、上記同様に2つのアレイ102a,102cからRSを送信したものとし、基地局装置110の受信部113は、アンテナ112を介して端末からのRSの受信信号x,yを受信する。相関値測定部106は、この受信信号x,yに基づき相関値を求める。
例えば、相関値z=〈x×y〉/√(|x||x||y||y|)の算式を用いて求める。すなわち、送信側である携帯端末101のアレイ102a,102cが送信したRSを基地局装置110でそれぞれ受信した際の受信信号x,yの受信レベル(受信電力)を掛けて、適当なサンプル数を用いて受信電力の平均値<xy>を求める。一方、受信信号x,yそれぞれの電力の積のルート√(|x||x||y||y|)についても平均値を求める。これで、<xy>を割り、相関値zを求める。RS送信数決定部107では、相関値zに基づき所要の所定のSN比を満足しているか否かを判断し、RS送信数を決定する。決定したRS送信数は、送信部901を介して携帯端末101に送信する。
上記の相関値測定について、OFDM等のマルチキャリア通信の場合には、相関値測定部106は、RSを受信できる各サブキャリア毎に相関行列を作成し、各サブキャリア毎の相関を求め、その平均誤差、あるいは最大誤差を基準値と比較するなどにより相関値を求める。また、CDMA等の場合は、上記サブキャリアの代わりにマルチパス毎に行うことができる。
図10は、基地局装置が行うRS送信数決定の処理を示すフローチャートである。受信部113では、携帯端末101のアレイアンテナ102のアレイ102a,102cの受信レベルを測定する(ステップS601)。次に、相関値測定部106は、受信レベルを上記所定の相関値の算式等を用いてアレイ間の相関値zを求める(ステップS602)。そして、RS送信数決定部107では、相関値zに基づき所要の所定のSN比を満足しているか否かを判断する(ステップS603)。満足していれば(ステップS603:Yes)、携帯端末101のアレイアンテナ102のうち一部のアレイを使用するなど、RS送信数を選択する(ステップS604)。一方、満足していなければ(ステップS603:No)、RS送信数をアレイアンテナ102の全てのアレイとする(ステップS1005)。そして、RS情報の生成の後(ステップS304)、RS情報を携帯端末101に送信する(ステップS305)。
このように、基地局装置110における携帯端末101からのRSの受信レベルを用いて携帯端末101におけるRS送信数を決定する。この際、携帯端末101のアレイアンテナ102の状態が変更になったときにおける、携帯端末101からの送信電波を用いた基地局装置110との間の伝搬路の状況変化を含みRS送信数を決定している。RS送信数の決定は、例えば、相関値z2=γ/(1+γ)の算式を用いて行う(γ:所定のSN比)。
なお、図2に示したように、携帯端末101のアレイアンテナ102がアレイ数2の場合、ステップS604では、RS送信数を「1」とし、ステップS605ではRS送信数が「2」となり、RSの送信数は、所定のSN比を基準として切り替えることになる。これに限らず、アレイアンテナ102のアレイが3以上の場合には、全ての組み合わせで相関値を求め、相関値が最大になる組み合わせについて上記の処理を行う。そして、残ったアレイに対して相関値が最大になる組み合わせについて再度上記の処理を行い、残ったアレイの相関値が所定の閾値以下になるまで繰り返すことにより、RSを送信するアレイ数を決定することができる。
図11は、携帯端末が行うRS送信の処理を示すフローチャートである。基地局装置110で決定されたRS送信数を含むRS情報は、携帯端末101の受信部502で受信され(ステップS1101)、送信部103は、RS送信数に対応した送信フォーマットを決定し(ステップS1102)、RS送信数に対応するアレイからRSを送信する(ステップS1103)。この後、送信部103は、選択された送信フォーマットで全てのアレイを用いてユーザデータを送信する(ステップS1104)。一例として、RS送信数が変更されたとき、送信部103に設けられた変調部104の変調方式を変更する。
この実施の形態4によれば、相関値測定およびRS送信数の決定を基地局装置110側で行うため、携帯端末101側の処理負担を軽減できるようになる。
(実施の形態5)
実施の形態5は、携帯端末101におけるRS送信数のパターン化について説明する。図12−1は、携帯端末を開いた状態を示す外観図、図12−2は、携帯端末を閉じた状態を示す外観図である。図2同様に、本体201と、蓋体202を備えており、アレイ数(n)が4本のアレイアンテナ102を備える。そして、本体201に設けられた2本のアレイ102a,102bに対し、蓋体202に設けられた2本のアレイ102c、102dの位置がずれて配置されており、蓋体202を閉じても全てのアレイ102a〜102dは重ならない構成となっている。
そして、携帯端末101の蓋体202を開いているときは、アンテナ間隔が十分に開いて4つのアレイ102a〜102d全てからRSを送信する。一方、蓋体202が閉じているときには、これら4つのアレイ102a〜102dの中から選択された2本のアレイからRSを送信する構成例で説明する。
RSを2本のアレイから送信する場合は、多数の組み合わせが考えられる。携帯端末101が基地局装置110に対して、RSを送信するアレイの組み合わせを伝えるには、アレイ4本分、すなわち、RS情報に4ビットの情報を用いることになる。しかし、RS送信数を選択するための最適なRSの間引き方について、固定のパターンにすることにより、RSを送信するアレイの組み合わせ(ビット数)を減らすことができる。
図13は、RS送信数別の組み合わせパターンの例を示す図表である。RS送信数決定部107は、図示のRS組み合わせ情報1301を記憶する記憶部を有する。図示の組み合わせ情報1301は、RS送信数が「1」の場合には、アレイ#1(102a)だけでRSを送信することにする。また、RS送信数が「2」の場合には、アレイ#1(102a),#3(102b)からRSを送信する。また、RS送信数が「3」の場合には、アレイ#1(102a),#2(102c),#3(102b)からRSを送信する。RS送信数が「4」であれば、全てのアレイ#1〜#4(102a〜102d)からRSを送信する。このRS組み合わせ情報1301は、携帯端末101からの送信等により、基地局装置110側でもRS情報抽出部114が不図示の記憶部に記憶する構成とする。
このように、RS送信数に応じたRS組み合わせ情報を携帯端末101と、基地局装置110で共有することにより、RS情報のうち、RSを送信するアレイを特定するための情報を減らすことができる。上記図13に示すような、テーブル化されたRS組み合わせ情報を用いた場合には、携帯端末101は、4通りのRS送信数「1」〜「4」のうちいずれかを送信するだけでよく、2ビットだけでよい。基地局装置110側では、RS送信数が「1」〜「4」のうちいずれかを受信し、RS情報抽出部114は図13に示したのと同じRS組み合わせ情報に基づき、携帯端末101においてRSを送信したアレイ102a〜102dの組み合わせを特定できる。
図14は、携帯端末におけるRS組み合わせ情報を用いたRS送信処理を示すフローチャートである。携帯端末101では、上記のRS組み合わせ情報1301を作成し(ステップS1401)、作成したRS組み合わせ情報1301を基地局装置110に送信する(ステップS1402)。ここまでが事前の設定であり、携帯端末101はアレイアンテナ102のアレイ102a〜102dの配置が変わらない限り1回送信しておけばよい。
以降の処理は、上記実施の形態とほぼ同じである。相関値測定部106は、相関値を測定し(ステップS302)、RS送信数決定部107は、RS送信数を決定し(ステップS303)、RS情報を生成する(ステップS304)。このRS情報としては、上記のRS組み合わせ情報1301のうちいずれであるかを示すRS送信数「1」〜「4」のいずれかを2ビットで送信する(ステップS305)。この後、送信部103は、RS送信数に対応した送信フォーマットを決定し(ステップS1102)、RS送信数に対応するアレイからRSを送信する(ステップS1103)。この後、送信部103は、選択された送信フォーマットで全てのアレイを用いてユーザデータを送信する(ステップS1104)。
図15は、基地局装置におけるRS組み合わせ情報を用いたRS受信処理を示すフローチャートである。基地局装置110では、携帯端末101から送信されたRS組み合わせ情報1301を受信すると(ステップS1501)、このRS組み合わせ情報1301をRS情報抽出部114の記憶部に記憶する(ステップS1502)。
以降の処理は、上記実施の形態とほぼ同じである。受信部113は、送信側の携帯端末101から送信されたRS情報を受信する(ステップS401)。このRS情報は、上記の2ビットからなるRS送信数「1」〜「4」のいずれかである。このRS送信数の受信により、RS情報抽出部114は、記憶部に格納されたRS組み合わせ情報1301を読み出し、RS送信数に対応する携帯端末101のアレイを特定できる。また、送信フォーマットを受信し(ステップS802)、RS補間部115は、受信したRS送信数により特定されたRSが送信されないアレイについてのRSの補間処理を行う(ステップS403)。この後、データ復調部116は、RSと、補間されたRSで求めたチャネル推定値を求める。このチャネル推定値に基づいて、送信側の携帯端末101からユーザチャネルを介して送信されてくるユーザデータを復調、復号する(ステップS404)。この際、受信部113およびデータ復調部116は、ステップS802で受信した送信フォーマットに対応した受信フォーマットに切り替えてユーザデータを受信する。
この実施の形態5で説明したRS組み合わせ情報1301を用いることにより、携帯端末101からRSを送信する毎にRSを送信しているアレイの情報を送信せずに済み、また、少ないビット数でRSを送信しているアレイを通知できるため、オーバヘッドの増大を防止できる。
上記実施の形態5では、RS組み合わせ情報1301を携帯端末101から基地局装置100に送信する構成としたが、これに限らない。このRS組み合わせ情報1301は、基地局装置110が自らに対する入力、あるいは、上位装置を介して基地局装置110に設定することもできる。この構成によれば、携帯端末101はRS組み合わせ情報1301の作成、および基地局装置110への送信を省くことができる。さらに、基地局装置110から携帯端末101にRS組み合わせ情報1301を送信し、携帯端末11に記憶する構成とすることもできる。
(実施の形態6)
実施の形態6では、RS補間方法の一例を説明する。図16−1〜図16−3は、それぞれRS補間を説明するための携帯端末の開閉状態を示す外観図である。図16−1は、携帯端末101の蓋体202が大きく開いた状態、図16−2は、少し開いた状態、図16−3は、閉じた状態である。携帯端末101側では、RS送信数決定部107がアンテナ間隔の変化に対応してRS補間に用いる算式と係数を求め、基地局装置110のRS補間部115に送信する。
図16−1に示すように、携帯端末101の蓋体202が大きく開いているときには、アレイアンテナ102の全てのアレイ#1(102a)〜#4(102d)からRSを送信するため、RS補間を行わなくてもよい。図16−2に示すように、蓋体202が少し開いているときは、アレイ#4(102d)からRSは送信しないとする。このとき、それぞれのアレイ#1(102a)〜#3(102b)のRSの受信レベルがh1,h2,h3であったとする。アレイ#1(102a)〜#4(102d)で見れば、これらは平行四辺形の四隅に配置されている形となる。このため、アレイ#1(102a)〜#4(102d)で形成される平行四辺形の各対角線は、それぞれの中点で交わるため、アレイ#1(102a)とアレイ#4(102d)の平均値と、アレイ#2(102c)とアレイ#3(102b)の平均値はどれも中点での値になるため、h1+h4=h2+h3となる。したがって、補間対象であるアレイ#4は、h4=−h1+h2+h3という補間式を用いて補間できる。RS送信数決定部107は、これらの補間式と係数をRS情報に含ませて送信する。
さらに、図16−3に示すように、蓋体202が閉じているときは、4つのアレイ#1(102a)〜#4(102d)が直線的に並ぶ。このようなときには、蓋体202側のアレイ#2(102c)と、アレイ#4(102d)からRSを送信しないとする。この場合、RS送信数決定部107では、補間対象のアレイ#2(102c)については、h2=0.5×h1+0.5×h2(内分点)の補間式と係数を送信する。また、補間対象のアレイ4(102d)については、h4=−0.5×h1+1.5×h2(外分点)の補間式と係数を送信する。このように、RS補間部115は、RSの送信数に応じて、補間式と係数を切り替えて送信する。また、この例では3種の変化状態としたが、一般的には回動角度は連続的に変化するため、回動角度の連続的な変化に対応して、上記係数(0.5、1.5、±など)を回動角度に応じて変化させて用いればよい。
図17は、携帯端末におけるRS補間の情報送信を含むRS送信処理を示すフローチャートである。相関値測定部106は、アンテナの相関値を測定し(ステップS302)、RS送信数決定部107は、得られた相関値に応じてRS送信数を決定する(ステップS303)。この際、RS送信数に応じて送信するアレイアンテナ102のうち、RSを送信するアレイが決定される。また、上記の補間式と係数を決定する(ステップS1701)。この後、RS送信数決定部107は、この補間式と係数を含ませたRS情報を生成する(ステップS304)。
送信部103は、RS情報を選択したアレイから制御データに含ませて送信する(ステップS305)。そして、RS送信数に対応した送信フォーマットを決定し(ステップS1102)、RS送信数に対応するアレイからRSを送信する(ステップS1103)。この後、送信部103は、選択された送信フォーマットで全てのアレイを用いてユーザデータを送信する(ステップS1104)。
図18は、基地局装置におけるRS補間の情報受信を含むRS受信処理を示すフローチャートである。基地局装置110では、受信部113が制御チャネルを介して制御データを受信しRS情報を抽出する(ステップS401)。また、送信フォーマットを受信する(ステップS802)。そしてRS情報抽出部114は、この制御データに含まれるRS情報から、送信側の携帯端末101における補間式と係数を抽出する(ステップS1801)。次に、RS補間部115は、この補間式と係数を用いてRSが送信されないアレイについてのRSの補間処理を行う(ステップS403)。この後、データ復調部116は、RSと、補間されたRSで求めたチャネル推定値を求める。このチャネル推定値に基づいて、送信側の携帯端末101からユーザチャネルを介して送信されてくるユーザデータを復調(および復号)する(ステップS804)。この際、受信部113およびデータ復調部116は、ステップS802で受信した送信フォーマットに対応した受信フォーマットに切り替えてユーザデータを受信する。
上記実施の形態6によれば、携帯端末101では、RSを送信するアレイの決定後に補間式の係数を基地局に送信し、基地局装置110では、RS補間処理よりも前の時点で、補間式と係数を受信する。この手順により、より正確なRS補間が行え、無線伝送性能が向上する。この補間式と係数の送信については、はじめに1回は補間式と係数を基地局装置110に送信するが、その後は、携帯端末101の形状が変化し、アンテナ間隔が変更になったとき(相関値が変化したとき)に変更後の係数だけを送信する構成にしてもよい。
以上説明したように、開示技術によれば、送信装置のアンテナ間隔が変化しても、この変化に対応して最適なアレイが選択され、パイロット信号を送信できる。これにより、オーバヘッドを抑え、伝送効率を向上できる。また、受信装置側で送信装置のアンテナ間隔の変更に対応したアンテナ補間が行えるため、通信品質を向上できるようになる。
上述した各実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)アンテナ間隔が変更可能な複数のアンテナと、
複数の前記アンテナ間の相関値に基づき、複数の前記アンテナから選択されたアンテナを用いてパイロット信号を送信する送信部と、
を備えたことを特徴とする送信装置。
(付記2)前記相関値に基づき、複数の前記アンテナのうち前記パイロット信号を送信するアンテナを選択し、該アンテナ選択の情報を生成する決定部を備え、
前記送信部は、前記アンテナ選択の情報を受信装置に送信するとともに、前記選択されたアンテナを用いて前記パイロット信号を送信する、
ことを特徴とする付記1に記載の送信装置。
(付記3)複数の前記アンテナ間の相関値を測定する相関値測定部と、
複数の前記アンテナの間隔を検出する検出部と、を備え、
前記相関値測定部は、前記検出部で検出されたアンテナの間隔に基づいて前記相関値を測定することを特徴とする付記1に記載の送信装置。
(付記4)複数の前記アンテナ間の相関値を測定する相関値測定部と、
複数の前記アンテナを介して受信信号を受信する受信部と、を備え、
前記相関値測定部は、前記受信部により受信した複数の前記アンテナそれぞれの受信状態に基づいて前記相関値を測定することを特徴とする付記1に記載の送信装置。
(付記5)前記送信部は、前記決定部で選択された前記アンテナに応じて送信信号の送信フォーマットを変更し、前記受信装置に通知することを特徴とする付記2に記載の送信装置。
(付記6)アンテナ間隔が変更可能な複数のアンテナと、
複数の前記アンテナを介して受信信号を受信する受信部と、
前記受信部を介して受信した受信信号の相関値に基づき、複数の前記アンテナから選択されたアンテナを用いてパイロット信号を送信する送信部と、
を備えたことを特徴とする送信装置。
(付記7)前記相関値に基づき、複数の前記アンテナのうち前記パイロット信号を送信するアンテナを選択する決定部と、
複数のアンテナ間隔毎の前記アンテナ選択の情報をパターン化して記憶する記憶部と、を備え、
前記決定部は、アンテナ間隔の情報に基づき、前記記憶部に記憶されたパターンを読み出し、複数の前記アンテナのうちパイロット信号を送信するアンテナを選択することを特徴とする付記1に記載の送信装置。
(付記8)前記決定部は、前記パイロット信号を送信するアンテナの情報に基づいて、前記パイロット信号を送信しないアンテナの補間計算に用いる情報をアンテナ選択の情報に含め、前記送信部を介して前記受信装置に送信することを特徴とする付記2又は7に記載の送信装置。
(付記9)複数のアンテナのアンテナ間隔が変更可能な送信装置からの無線電波を受信するアンテナと、
前記アンテナを介して、送信装置からの受信信号を受信する受信部と、
前記受信信号に含まれるパイロット信号を送信するアンテナ選択の情報に基づき、前記送信装置の複数のアンテナのうち前記パイロット信号を送信しないアンテナに関する情報を補間する補間部と、
前記補間部により補間されたアンテナに関する情報を用いて、前記送信装置から送信されるユーザチャネルのユーザデータを復調する復調部と、
を備えることを特徴とする受信装置。
(付記10)前記受信部は、前記送信装置から通信フォーマットの切り替え時には、当該切り替えに対応した通信フォーマットを用いて前記受信信号を受信することを特徴とする付記9に記載の受信装置。
(付記11)前記受信部は、前記送信装置が送信した複数の前記アンテナの前記パイロット信号の受信状態に基づいて前記送信装置の前記複数の前記アンテナ間の相関値を測定する相関値測定部を備え、
前記相関値測定部により測定された前記相関値を送信部を介して前記送信装置に通知することを特徴とする付記9に記載の受信装置。
(付記12)前記送信装置が有する複数のアンテナ間隔毎の前記アンテナ選択の情報をパターン化して記憶する記憶部を備え、
前記補間部は、アンテナ間隔の情報に基づき、前記記憶部に記憶されたパターンを読み出し、複数の前記アンテナのうちパイロット信号を送信するアンテナを選択し、当該選択したアンテナに基づき他のアンテナに関する情報を補間することを特徴とする付記9に記載の受信装置。
(付記13)前記補間部は、前記送信装置から前記パイロット信号を送信しないアンテナの補間計算に用いる情報を受けたときには、当該情報を用いて該当するアンテナの補間を行うことを特徴とする付記9〜12のいずれか一つに記載の受信装置。
(付記14)アンテナ間隔が変更可能な複数のアンテナと、
複数の前記アンテナ間の相関値を測定する相関値測定部と、
前記相関値に基づき、複数の前記アンテナのうちパイロット信号を送信するアンテナを選択し、当該アンテナ選択の情報を生成する決定部と、
前記アンテナ選択の情報を受信装置に送信するとともに、前記選択されたアンテナを用いて前記パイロット信号を送信する送信部と、を有する送信装置と、
前記送信装置からの無線電波を受信するアンテナと、
前記アンテナを介して、送信装置からの受信信号を受信する受信部と、
前記受信信号に含まれるパイロット信号を送信するアンテナ選択の情報に基づき、前記送信装置の複数のアンテナのうち前記パイロット信号を送信しないアンテナに関する情報を補間する補間部と、
前記補間部により補間されたアンテナに関する情報を用いて、前記送信装置から送信されるユーザチャネルのユーザデータを復調する復調部と、を有する受信装置と、
を備えたことを特徴とする無線通信システム。
(付記15)送信装置と受信装置との間での無線通信方法において、
前記送信装置では、
アンテナ間隔が変更可能な複数のアンテナの前記アンテナ間の相関値を測定する相関値測定工程と、
前記相関値に基づき、複数の前記アンテナのうちパイロット信号を送信するアンテナを選択し、当該アンテナ選択の情報を生成する決定工程と、
前記アンテナ選択の情報を前記受信装置に送信するとともに、前記選択されたアンテナを用いて前記パイロット信号を送信する送信工程と、を含み、
前記受信装置では、
前記送信装置からの受信信号をアンテナを介して受信する受信工程と、
前記受信信号に含まれるパイロット信号を送信するアンテナ選択の情報に基づき、前記送信装置の複数のアンテナのうち前記パイロット信号を送信しないアンテナに関する情報を補間する補間工程と、
前記補間工程により補間されたアンテナに関する情報を用いて、前記送信装置から送信されるユーザチャネルのユーザデータを復調する復調工程と、
を含むことを特徴とする無線通信方法。
100 通信システム
101 携帯端末
102 アレイアンテナ
102a〜102n アレイ
103 送信部
104 変調部
105 アンテナ間隔検出部
106 相関値測定部
107 RS送信数決定部
110 基地局装置
112 アンテナ
113 受信部
114 情報抽出部
115 RS補間部
116 データ復調部
201 本体
202 蓋体
203 ヒンジ
502 受信部
901 送信部

Claims (7)

  1. アンテナ間隔が変更可能な複数のアンテナと、
    複数の前記アンテナ間の相関値に基づき、複数の前記アンテナから選択されたアンテナを用いてパイロット信号を送信する送信部と、
    前記相関値に基づき、複数の前記アンテナのうち前記パイロット信号を送信するアンテナを選択し、該アンテナ選択の情報を生成し、前記パイロット信号を送信するアンテナの情報に基づいて、前記パイロット信号を送信しないアンテナの補間計算に用いる情報を前記アンテナ選択の情報に含めて生成する決定部と、を備え、
    前記送信部は、前記決定部により生成された前記アンテナ選択の情報を受信装置に送信することを特徴とする送信装置。
  2. 複数の前記アンテナ間の相関値を測定する相関値測定部と、
    複数の前記アンテナの間隔を検出する検出部と、を備え、
    前記相関値測定部は、前記検出部で検出されたアンテナの間隔に基づいて前記相関値を測定することを特徴とする請求項1に記載の送信装置。
  3. 複数の前記アンテナ間の相関値を測定する相関値測定部と、
    複数の前記アンテナを介して受信信号を受信する受信部と、を備え、
    前記相関値測定部は、前記受信部により受信した複数の前記アンテナそれぞれの受信状態に基づいて前記相関値を測定することを特徴とする請求項1に記載の送信装置。
  4. 前記送信部は、前記決定部で選択された前記アンテナに応じて送信信号の送信フォーマットを変更し、前記受信装置に通知することを特徴とする請求項1に記載の送信装置。
  5. 前記相関値に基づき、複数の前記アンテナのうち前記パイロット信号を送信するアンテナを選択する決定部と、
    複数のアンテナ間隔毎の前記アンテナ選択の情報をパターン化して記憶する記憶部と、を備え、
    前記決定部は、アンテナ間隔の情報に基づき、前記記憶部に記憶されたパターンを読み出し、複数の前記アンテナのうちパイロット信号を送信するアンテナを選択することを特徴とする請求項1に記載の送信装置。
  6. アンテナ間隔が変更可能な複数のアンテナと、
    複数の前記アンテナ間の相関値に基づき、複数の前記アンテナから選択されたアンテナを用いてパイロット信号を送信する送信部と、
    前記相関値に基づき、複数の前記アンテナのうち前記パイロット信号を送信するアンテナを選択し、該アンテナ選択の情報を生成し、前記パイロット信号を送信するアンテナの情報に基づいて、前記パイロット信号を送信しないアンテナの補間計算に用いる情報を前記アンテナ選択の情報に含めて生成する決定部と、を有し、
    前記送信部は、前記決定部により生成された前記アンテナ選択の情報を受信装置に送信する送信装置と
    記アンテナを介して、送信装置からの受信信号を受信する受信部と、
    前記受信信号に含まれるパイロット信号を送信するアンテナ選択の情報に基づき、前記送信装置の複数のアンテナのうち前記パイロット信号を送信しないアンテナに関する情報を補間する補間部と、
    前記補間部により補間されたアンテナに関する情報を用いて、前記送信装置から送信されるユーザチャネルのユーザデータを復調する復調部と、を有し、
    前記補間部は、前記送信装置から前記パイロット信号を送信しないアンテナの補間計算に用いる情報を受けたときには、当該情報を用いて該当するアンテナの補間を行う受信装置と、
    を備えたことを特徴とする無線通信システム。
  7. 送信装置と受信装置との間での無線通信方法において、
    前記送信装置では、
    アンテナ間隔が変更可能な複数のアンテナ間の相関値に基づき、複数の前記アンテナから選択されたアンテナを用いてパイロット信号を送信する送信工程と
    前記相関値に基づき、複数の前記アンテナのうち前記パイロット信号を送信するアンテナを選択し、該アンテナ選択の情報を生成し、前記パイロット信号を送信するアンテナの情報に基づいて、前記パイロット信号を送信しないアンテナの補間計算に用いる情報を前記アンテナ選択の情報に含めて生成する決定工程と、を含み、
    前記送信工程は、前記決定工程により生成された前記アンテナ選択の情報を受信装置に送信し、
    前記受信装置では、
    前記送信装置からの受信信号をアンテナを介して受信する受信工程と、
    前記受信信号に含まれるパイロット信号を送信するアンテナ選択の情報に基づき、前記送信装置の複数のアンテナのうち前記パイロット信号を送信しないアンテナに関する情報を補間する補間工程と、
    前記補間工程により補間されたアンテナに関する情報を用いて、前記送信装置から送信されるユーザチャネルのユーザデータを復調する復調工程と、を含み、
    前記補間工程は、前記送信装置から前記パイロット信号を送信しないアンテナの補間計算に用いる情報を受けたときには、当該情報を用いて該当するアンテナの補間を行うことを特徴とする無線通信方法。
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