JP5494611B2 - シート折畳装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成システムに採用される、後処理装置に設けられるシート折畳装置に関する。
シートを束の状態で折るための折りローラー対を含むシート折畳装置を有する後処理装置の場合、シートの枚数が多くなるほど、折った際の折り度(折り品質)が低下し、シートが再び開いてしまうという弊害が出やすい。
このような課題を解決するために、シートの折り部分を加湿および/または加熱することで、折り度を向上させる技術が開示されている。
例えば、特開2007−84324号公報(特許文献1)には、シートを折る際に折り部分を加熱することでトナー画像の割れや剥離を防止する方法が開示されている。特開2008−230814号公報(特許文献2)には、折り目を強化するために加湿および加熱手段を用いる構成が開示されている。
特開2007−84324号公報 特開2008−230814号公報
しかしながら、単純に加湿手段および/または加熱手段を設けただけでは、シート枚数の大小や、シートの厚みの違いなどによって、シートを最適に加熱することが難しい。
例えば、折りローラー対に加熱手段を設け、予め定められた温度を一義的に加えるだけでは、1枚のシートが薄くて、かつ枚数の少ないシート束に対しては十分に加熱できても、1枚のシートが厚くて、かつ枚数の多いシート束に対しては十分な加熱ができない可能性がある。逆に、1枚のシートが厚くて、かつ枚数の多いシート束に対して十分な加熱ができる設定のままでは、1枚のシートが薄くて、かつ枚数の少ないシート束に対しては加熱し過ぎとなってしまう。
また、上述の特開2007−84324号公報(特許文献1)は、折り度を向上させるための技術に向けられたものではない。また、特開2008−230814号公報(特許文献2)は、シート束に応じて最適な加熱を行なう構成を開示するものではない。そのため、これらの先行技術を用いても、上述のような課題を解決することはできない。
さらに、上述のような課題による影響を軽減するために、シートの種類(厚み)やシート束の枚数などの情報を利用して、加熱手段のヒーター温度や折り速度などを制御することも可能であるが、これらの情報だけでは、環境要因やシート束のばらつきなどによって、シート束を折った際の折り度(折り品質)を適切に維持することが難しい。
そこで、本発明は、かかる問題を解決するためになされたものであり、その目的は、シートに対して折り目を付けた際の折り度(折り品質)を適切に維持できるシート折畳装置を提供することである。
本発明のある局面に従うシートに対して折り目を付けるシート折畳装置は、シートを折り曲げるためのブレードと、ブレードにより折り曲げられたシートを挟み込む一対の折りローラーと、ブレードにより一対の折りローラーに挟み込まれたシートの折り部分を加熱するための加熱手段と、折り部分の温度を検出するための温度検出手段と、ブレードによりシートを一対の折りローラーに挟み込ませた後、温度検出手段によって検出される折り部分の温度変化および温度の少なくとも一方が所定条件を満足するまで、当該シートが一対の折りローラーに挟み込まれた状態を保持する制御手段とを含む。
好ましくは、加熱手段は、一対の折りローラーの一方に内蔵されており、温度検出手段は、一対の折りローラーの他方に内蔵されている。
好ましくは、加熱手段は、一対の折りローラーの一方の面に接して配置されている。
好ましくは、加熱手段および温度検出手段は、シートが一対の折りローラー挟み込まれた状態において、当該シートの折り部分を介して、対向する位置に配置される。
好ましくは、制御手段は、所定条件として、折り部分の温度が予め定められた目標温度に到達したか否かを判断するように構成されており、制御手段は、シートの属性情報に基づいて、目標温度を変更する。
好ましくは、制御手段は、シートの属性情報に基づいて、加熱手段の温度目標値を変更する。
好ましくは、制御手段は、シートの属性情報に基づいて、加熱手段を駆動するための電力を変更する。
好ましくは、制御手段は、シートの属性情報に基づいて、ブレードによりシートを一対の折りローラーに挟み込ませる速度を変更する。
好ましくは、シートの属性情報は、当該シートのシートサイズ、種類および枚数を含む。
本発明によれば、シートに対して折り目を付けた際の折り度(折り品質)を適切に維持できるシート折畳装置を実現できる。
本発明の実施の形態に従う画像形成システムの装置構成を示す模式図である。 図1に示す後処理装置の装置構成を示す模式図である。 本発明の実施の形態に従うシート折畳装置によるシートに対する折畳動作を示す模式図である。 本発明の実施に従うシート折畳装置における折畳動作を時系列に示すタイムチャートである。 図1に示す後処理装置の電気的構成を示すブロック図である。 本実施の形態に従うシート折畳装置においてシートがニップ部に挟み込まれた状態を示す模式図である。 本実施の形態に従うシート折畳装置においてヒーターから発せられた熱がシートを介して温度センサーに伝達される状態を概念的に示す模式図である。 図6に示すそれぞれのシートがニップ部に挟み込まれた場合の温度センサーによる検出値の時間的変化の一例を示す図である。 本実施の形態に従うシート折畳装置において目標温度を変更する処理を説明するための図である。 本発明の実施の形態に従うシート折畳装置におけるシートに対する折畳処理に係る処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態の変形例に従うシート折畳装置の要部を示す断面構造図である。 本発明の実施の形態の別の変形例に従うシート折畳装置の要部を示す断面構造図である。
本発明の実施の形態に従うシート折畳装置を有する後処理装置、およびその後処理装置を含む画像形成システムについて、以下、図を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施の形態において、個数や量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数や量などに限定されない。また、同一の部品および相当部品に対しては、同一の参照番号を付し、重複する説明は繰り返さない場合がある。また、各実施の形態における構成を適宜組み合わせて用いることは当初から予定されていることである。
[1.画像形成システムの装置構成]
まず、本発明の実施の形態に従う画像形成システム1の装置構成について説明する。図1は、本発明の実施の形態に従う画像形成システム1の装置構成を示す模式図である。
図1を参照して、画像形成システム1は、主として、画像形成装置10と、後処理装置50とから構成される。
画像形成装置10は、記録媒体であるシートS上に画像を形成する。より具体的には、画像形成装置10は、コピー動作やスキャン動作における原稿の自動連続搬送を実行する原稿自動送り装置(ADF:Auto Document Feeder)20と、原稿を読み取って画像データを生成するスキャナー25と、スキャナー25が生成した画像データまたは予め記憶された画像データに基づきシートS上に画像を形成するプリントエンジン30と、プリントエンジン30によって画像が形成されるシートSを給紙する給紙ユニット40とを含む。
後処理装置50は、画像形成装置10において画像が形成されたシートSに対して、穴あけ処理、ステープル針処理、および折畳処理などの後処理を行なう。より具体的には、後処理装置50は、シートSに折畳処理を行なうシート折畳装置500を含む。
[2.後処理装置の装置構成]
次に、本発明の実施の形態に従う画像形成システム1に含まれる後処理装置50の装置構成について説明する。図2は、図1に示す後処理装置50の装置構成を示す模式図である。
図2を参照して、後処理装置50の上部領域には、画像形成装置10から搬送されたシートSにパンチ穴あけ処理を行なうパンチユニット510と、シートSにステープル針による平綴じ処理を行なう平綴じステープラーユニット551と、排紙トレイ580とが設けられている。
後処理装置50の下部領域には、シートSに対して折り目を付けるシート折畳装置500が設けられている。シート折畳装置500は、シートSをシート折畳装置500の内部に搬送する一対の搬送ローラー511および512と、シートSを背面側から支持する支持プレート520と、支持プレート520の下端に設けられ、シートSの下端を揃える折りスタッカー535とを含む。
支持プレート520には、開口部520hが設けられ、この開口部520hのシートSが搬送される側とは反対側の領域には、シートSに折り目を付す折りブレードユニット530が設けられている。折りブレードユニット530は、開口部520hを通過して、シートSを折り曲げるための折りブレード530Bを有する。
シートSが搬送される側の開口部520hに対向する位置には、折りブレード530BとともにシートSに折り目を付す一対の第1折りローラー541および第2折りローラー542が設けられている。すなわち、第1折りローラー541および第2折りローラー542は、折りブレード530Bにより折り曲げられたシートSを挟み込む一対の折りローラーに相当する。
一例として、第1折りローラー541の内部には、シートSが挟み込まれた状態において、当該シートSを加熱するためのヒーター543が設けられている。また、第2折りローラー542には、第1折りローラー541と対向する部分に温度センサー544が設けられている。なお、温度センサー544は、シートSの折り部分の温度を検出できればどのような位置に設けられてもよいが、ヒーター543の近傍または対向する折りローラーに配置されることが好ましい。
すなわち、ヒーター543は、折りブレード530Bにより一対の第1折りローラー541および第2折りローラー542に挟み込まれたシートSの折り部分を加熱するための加熱手段に相当する。また、温度センサー544は、シートSの折り部分の温度を検出するための温度検出手段に相当する。
なお、ヒーター543および温度センサー544の構成および配置位置については、後述するように、複数の形態として実現することが可能であり、シート折畳装置500の構成や能力などに応じて適宜設計される。
一対の第1折りローラー541および第2折りローラー542よりも上流側には、シートSにステープル針による中綴じ処理を行なう中綴じステープラーユニット552が設けられている。
シート折畳装置500の下方部には、冊子トレイ590が設けられ、折り目が付された冊子が、一対の第1折りローラー541および第2折りローラー542によって冊子トレイ590上に排出される。
図2においては、説明の便宜上、折り目が付される前のシートをシートS1として実線で示し、折りブレード530Bにより押し出され、折り目が付されるシートをシートS2として二点差線で示している。
[3.シート折畳装置による折畳動作]
次に、図2および図3を参照して、本発明の実施の形態に従うシート折畳装置500によるシートSに対する折畳動作について説明する。図3は、本発明の実施の形態に従うシート折畳装置500によるシートに対する折畳動作を示す模式図である。
画像形成装置10から搬送されたシートSは、支持プレート520に沿って支持されながら折りスタッカー535内に搬送され、折りスタッカー535内に所定枚数スタックされる。このとき、シートSの中央部が、開口部520hに対向する位置となるように、折りスタッカー535により端部位置が揃えられる。そして、スタックされた複数枚のシートSは、必要に応じて中綴じステープラーユニット552による中綴じが行なわれた後に、所定枚数のシートS(シート束)は折り位置まで搬送される。
その後、折りブレードユニット530に設けられた折りブレード530Bが、開口部520hを通過するようにして、一対の第1折りローラー541および第2折りローラー542側に押し出される。この折りブレード530Bの動作に連動して、シートSは、一対の第1折りローラー541および第2折りローラー542側に押し出される。さらに、シートSは、一対の第1折りローラー541および第2折りローラー542のニップ部n1に挟み込まれる。このように、所定枚数のシートS(シート束)は、折りブレード530Bによって、一対の第1折りローラー541および第2折りローラー542のニップ部n1に送り込まれ、一対の第1折りローラー541および第2折りローラー542によって折りとシートSの搬送が同時に行われる。
第1折りローラー541の内部に設けられたヒーター543により、シートSの折り目が加熱されるとともに、一対の第1折りローラー541および第2折りローラー542によって加圧状態で挟み込まれることにより、シートSに折り目が形成される。
その後、一対の第1折りローラー541および第2折りローラー542により、折り目が形成されたシートS(冊子)は、冊子トレイ590上に排出される。
本実施の形態に従うシート折畳装置500は、一対の第1折りローラー541および第2折りローラー542のニップ部n1にシートSを送り込んだ際に、第1折りローラー541に内蔵されたヒーター543によってシートSの折り部分を加熱する。これにより、シートの繊維が軟化し、シートSの折り部分の折り度(折り品質)を向上させることができる。このとき、温度センサー544を用いて、シートSの折り部分の温度を検出するとともに、ヒーター543によるシートSの折り部分の加熱度合い(加熱時間)を適切に制御することで、シートSの厚みなどの大小にかかわらず十分な折り度を確保するようにしている。
すなわち、本実施の形態に従うシート折畳装置500は、折りブレードユニット530によりシートSを一対の第1折りローラー541および第2折りローラー542に挟み込ませた後、温度検出手段である温度センサー544によって検出される折り部分の温度変化および温度の少なくとも一方が所定条件を満足するまで、シートSが一対の第1折りローラー541および第2折りローラー542に挟み込まれた状態を保持する。
図4は、本発明の実施に従うシート折畳装置500における折畳動作を時系列に示すタイムチャートである。図4(a)は、折りスタッカー535の動作状態を示し、図4(b)は、折りブレード530Bの位置を示し、図4(c)は、ヒーター543の動作状態を示し、図4(d)は、温度センサー544の検出値を示す。
図4を参照して、時刻t1にシート折畳装置500における折畳動作が開始されたものとする。この時刻t1から上流側の画像形成装置10で画像が形成されたシートSの搬送が開始され、折りスタッカー535はシートSが所定枚数となるまでスタッキングする。その後、時刻t2において、指定された枚数のシートSがスタックされると、折りスタッカー535は所定枚数のシートS(シート束)を折り位置まで搬送する。続いて、折りブレードユニット530が折りブレード530Bの押し出しを開始する(時刻t3)。そして、時刻t4において、シートSが一対の第1折りローラー541および第2折りローラー542のニップ部n1に挟み込まれたとする(時刻t4)。
一方、ヒーター543は、シート折畳装置500での折畳動作の開始が指示された時刻t1から加熱を開始する。その結果、シートSがニップ部n1に挟み込まれた時刻t4においては、十分に加熱されている。そのため、温度センサー544は、予め定められた目標温度を検出することになる。
シートSがニップ部n1に挟み込まれた後、ヒーター543からの熱はシートSの折り部分の加熱に用いられるため、温度センサー544による検出値は低下する。一方で、ヒーター543による加熱は続いているので、シートSの折り部分は継続的に加熱される。そして、時刻t5において、温度センサー544の検出値に係る所定条件(後述する)が満足されると、シートSの折り部分が十分に加熱されたと判断し、折りブレードユニット530は折りブレード530Bを元の位置(引き込み位置)に戻す。折りブレード530Bが引き込み位置に戻ると(時刻t6)、折りスタッカー535はシートSの搬出処理を開始する。より具体的には、折りスタッカー535は上方に移動し、シートSが一対の搬送ローラー511および512により搬出される。
[4.後処理装置の電気的構成]
次に、本発明の実施の形態に従う後処理装置50の電気的構成について説明する。図5は、図1に示す後処理装置50の電気的構成を示すブロック図である。
図5を参照して、後処理装置50は、通信ラインL1を介して、画像形成装置10と相互に通信可能となっている。図5には、典型的な実装形態として、後処理装置50の制御動作を制御するための制御部とは別に、シート折畳装置500を制御するための制御部がさらに設けられており、両制御部の間は、通信ラインL2を介して、相互に通信可能となっている。しかしながら、図5に示すような互いに通信ラインを介して接続された複数の制御部を用いて実装する形態に限られるものではなく、単一の制御部を用いて後処理装置50で必要なすべての処理を実現してもよいし、あるいは、より多くの制御部を用いて実現してもよい。
第1制御部11Aおよび第2制御部11Bは、その主要な制御要素として、演算手段であるCPU(Central Processing Unit)、ワーキングメモリとして機能するRAM(Random Access Memory)、プログラムなどを不揮発的に格納するROM(Read Only Memory)、および、通信インターフェイスなど含む。
なお、第1制御部11Aおよび/または第2制御部11Bの全部または一部の制御機能をソフトウェアによって実現してもよい。あるいは、第1制御部11Aおよび/または第2制御部11Bの全部または一部を専用のハードウェアによって実現してもよい。
第1制御部11Aは、後処理装置50に含まれるコンポーネントのうち、シート折畳装置500以外のものを制御する。より具体的には、第1制御部11Aは、パンチユニット510および平綴じステープラーユニット551を制御する。一方、第2制御部11Bは、シート折畳装置500を制御する。より具体的には、第2制御部11Bは、シート折畳装置500および中綴じステープラーユニット552を制御する。すなわち、第2制御部11Bは、シート折畳装置500に係る制御手段に相当する。
第1制御部11Aは、制御対象として、平綴じステープラー移動モーター551Mおよび対応するモータードライバー551Aと、平綴じステープラーユニット551の駆動モーター/センサーおよび対応するステープラー駆動回路551Dと、パンチユニット510の駆動モーター/センサーおよび対応するパンチ駆動回路510Dと、シート整合第1モーター553Mおよび対応するモータードライバー553Aと、シート整合第2モーター554Mおよび対応するモータードライバー554Aとを含む。
第1制御部11Aは、各種センサー501からのセンサー情報を受け取る。また、第1制御部11Aは、平綴じステープラーユニット551の駆動モーター/センサー、および、パンチユニット510の駆動モーター/センサーからの情報を受け取る。
平綴じステープラー移動モーター551Mは、第1制御部11Aからの指令に従って制御されるモータードライバー551Aによって駆動される。
平綴じステープラーユニット551の駆動モーターは、第1制御部11Aからの指令に従って制御されるステープラー駆動回路551Dによって駆動される。平綴じステープラーユニット551のセンサーは、検出した値を第1制御部11Aへ出力する。
パンチユニット550の駆動モーターは、第1制御部11Aからの指令に従って制御されるパンチ駆動回路550Dによって駆動される。パンチユニット550のセンサーは、検出した値を第1制御部11Aへ出力する。
シート整合第1モーター553Mは、第1制御部11Aからの指令に従って制御されるモータードライバー553Aによって駆動される。同様に、シート整合第2モーター554Mは、第1制御部11Aからの指令に従って制御されるモータードライバー554Aによって駆動される。
第2制御部11Bは、制御対象として、ヒーター543と、折りローラー駆動モーター541Mおよび542Mと、折りブレード駆動モーター530Mと、シート整合モーター535Mと、冊子トレイ昇降モーター590Mと、中綴じステープラーユニット552の駆動モーター/センサーおよび対応する中綴じステープラー駆動回路552Dとを含む。
第2制御部11Bは、温度センサー544および各種センサー502からのセンサー情報を受け取る。また、第2制御部11Bは、冊子トレイ昇降モーター590Mおよび中綴じステープラーユニット552の駆動モーター/センサーからの情報を受け取る。
ヒーター543は、第2制御部11Bからの指令に従ってヒーターコントローラー543Aによって制御される。
折りローラー駆動モーター541Mおよび542Mは、第2制御部11Bからの指令に従って制御されるモータードライバー541Aによって駆動される。
折りブレード駆動モーター530Mは、第2制御部11Bからの指令に従って制御されるモータードライバー530Aによって駆動される。シート整合モーター535Mは、第2制御部11Bからの指令に従って制御されるモータードライバー535Aによって制御される。
冊子トレイ昇降モーター590Mは、第2制御部11Bからの指令に従って制御される。
中綴じステープラーユニット552の駆動モーターは、第2制御部11Bからの指令に従って制御される中綴じステープラー駆動回路552Dによって制御される。
[5.シート種類に依存した折畳処理]
(5−1) 処理コンセプト
まず、図6および図7を参照して、本実施の形態に従う折畳処理におけるシートSの折り部分における熱による影響・挙動について説明する。
図6は、本実施の形態に従うシート折畳装置500においてシートSがニップ部n1に挟み込まれた状態を示す模式図である。図6(a)には、相対的に薄いシートS(シート束)が挟み込まれた状態を示し、図6(b)には、相対的に厚いシートS(シート束)が挟み込まれた状態を示す。なお、図6に示す、ヒーター543および温度センサー544の配置および構成は、あくまでも一例に過ぎず、後述するように他の配置および構成を採用してもよい。図7は、本実施の形態に従うシート折畳装置500においてヒーター543から発せられた熱がシートSを介して温度センサー544に伝達される状態を概念的に示す模式図である。図8は、図6に示すそれぞれのシートSがニップ部n1に挟み込まれた場合の温度センサー544による検出値の時間的変化の一例を示す図である。
図7に示すように、シートS(シート束)ニップ部n1に進入すると、ヒーター543からの熱の一部がシートSの折り部分に吸収される。すなわち、ヒーター543から温度センサー544への熱の伝達が遮断されるとともに、シートSによって吸熱される。その結果、温度センサー544による検出される温度は低下する。
図6において、シートSがニップ部n1に進入する前に、温度センサー544での検出値が目標温度T0となるように、ヒーター543が制御されているとする。図6(a)に示すように、相対的に薄い(厚みの小さい)シートSがニップ部n1に進入した場合には、温度センサー544での検出値は、目標温度T0から温度T1まで低下する(温度低下分ΔT1)。これに対して、図6(b)に示すように、相対的に厚い(厚みの大きい)シートSがニップ部n1に進入した場合には、温度センサー544での検出値は、目標温度T0から温度T2まで低下する(温度低下分ΔT2)。
すなわち、当然のことながら、相対的に薄いシートSがニップ部n1に進入した場合には、温度低下の大きさ(温度低下分ΔT1)は相対的に小さく、かつ、その後の目標温度T0までの温度上昇に要する時間(時間tm1)についても相対的に短くなる。これに対して、相対的に厚いシートSがニップ部n1に進入した場合には、温度低下の大きさ(温度低下分ΔT2)は相対的に大きく、かつ、その後の目標温度T0までの温度上昇に要する時間(時間tm2)についても相対的に長くなる。
これは、シートSの厚みが大きいほど、その熱容量も大きくなるので、温度センサー544による検出値の落ち込みはより大きくなり、かつ、シートSを加熱するために必要な熱量もより多く必要となる。
すなわち、シートSがニップ部n1に進入した前後における温度センサー544による温度検出値の時間的変化を評価することで、折り目を付ける対象のシートSを折った際の折り度(折り品質)を向上させるために必要な熱量(加熱時間)を決定することができる。言い換えれば、シートSに対して十分な折り度を達成するための適切な熱量(加熱時間)は、シートS(シート束)の属性値(厚み、枚数、材質)などの違いに依存して様々に変化するが、これらの属性値が予め判っていなくとも、温度センサー544による温度検出値に基づいてセンシングすることで、適切な熱量を推定・決定することができる。
そこで、本実施の形態に従うシート折畳装置500は、折りブレードユニット530によりシートSを一対の第1折りローラー541および第2折りローラー542に挟み込ませた後、温度検出手段である温度センサー544によって検出される折り部分の温度変化および温度の少なくとも一方が所定条件を満足するまで、シートSが一対の第1折りローラー541および第2折りローラー542に挟み込まれた状態を保持する。
画像形成装置10に装着される後処理装置50は、シート束を折る機構であるシート折畳装置500を有している。そして、シート折畳装置500は、シートSを折るための一対の第1折りローラー541および第2折りローラー542と、ヒーター543、および温度センサー544を含んでいる。シートSが折りローラー対のニップ部n1に折り込まれた際に一旦搬送を止めて、シートSの折り部分が加熱される。このとき、折り部分の温度変化が温度センサー544によって検出され、例えば、検出された温度が所定の目標温度に到達したことを検出すれば折畳処理が完了したと判断して、シートSの搬送が再開される。なお、この検出された温度の絶対値を用いて評価する形態に加えて/代えて、温度センサー544によって検出される折り部分の温度変化(例えば、ニップ部n1に進入したときの最低温度からの上昇分)などに基づいて、折畳処理の完了を判断してもよい。
以下、上述したような温度センサー544によって検出される折り部分の温度変化および温度についての所定条件の例を示す。
(5−2) 温度センサーでの検出値が目標温度に到達したか否かを判断
基本的な折畳処理における処理ロジックとしては、シートSのニップ部n1への折り込み後、温度センサー544による検出された温度の検出値が予め定められた目標温度に到達したことを折畳処理の終了に係る所定条件とする。すなわち、シート折畳装置500の制御ロジックは、折畳処理の終了タイミングを決定するための所定条件として、シートSの折り部分の温度(温度センサー544による検出値)が予め定められた目標温度に到達したか否かの判断ロジックを含む。そして、図8に示すように、温度センサー544による検出値が目標温度T0に到達したことをもって、シートSに対する折畳処理を終了する。図8に示すように、温度センサー544による検出値で加熱時間を制御することで、シートS(シート束)の属性値(厚み、枚数、材質)に応じて、適切な加熱時間でシートSの折り部分を加熱することができる。
(5−3) 目標温度を適正化
本実施の形態に従うシート折畳装置500は、シートSの折り度(折り品質)を向上させることを目的としており、本来的には、対象のシートSの属性値に応じて目標温度についても最適化することが好ましい。特に、シート束の厚みが大きい場合における折り度(折り品質)の低下の影響が大きいため、このような場合であっても、折り度(折り品質)を確実に向上させるためには、目標温度についてもシートSの属性値に応じて変更することが好ましい。
より具体的には、上流側に配置された画像形成装置10からのシートSについての属性情報を取得できれば、これらの取得した属性情報に基づいて、目標温度を変更する。すなわち、シート折畳装置500の制御ロジックは、折畳処理の終了タイミングを決定するための所定条件として、シートSの折り部分の温度(温度センサー544による検出値)が予め定められた目標温度に到達したか否かの判断ロジックを含む。そして、制御ロジックは、画像形成装置10などから取得されたシートSの属性情報に基づいて、この判断ロジックにおいて使用する目標温度を変更する。
すなわち、この判断ロジックでは、画像形成装置10から取得したシートSの属性情報(メディア情報)を基にして、目標温度を切り替えることで、より最適な折畳処理を実現しようとするものである。この属性情報としては、一例として、シートS(シート束)のシートサイズ、種類および枚数を含む。
図9は、本実施の形態に従うシート折畳装置500において目標温度を変更する処理を説明するための図である。図9に示す制御ロジックでは、相対的に薄いシートS(あるいは、より枚数の少ないシート束)に対しては、目標温度をより低い値(目標温度T0’)に設定し、相対的に厚いシートS(あるいは、より枚数の多いシート束)に対しては、目標温度をより高い値(目標温度T0)に設定する。
このような目標温度を切り替えることで、シートSの属性値に応じて、折り部分に対する加熱をより適正化できる。また、このように目標温度を切り替えることで、処理枚数の少ない場合や、シートSが薄い場合には、シートSの温度上昇を待つ時間がより短くなり、生産性を高めることができる。
(5−4) ヒーターの温度/発熱量を事前制御
上述したように、シートSの厚みによって熱容量は大きく変化するので、このシートSの折り部分が吸収できる熱量を示す属性情報を予め取得しておき、この取得した属性情報に基づいて、ヒーター543の温度/発熱量を事前に制御する方法を採用することもできる。
すなわち、シートS(シート束)が相対的に厚い場合には、折畳処理に要する処理時間を短縮するために、そのシートの厚みに応じて、ヒーター543の温度を予め変更しておくことで、シートSの加熱時間を短縮化し、生産性を高めることができる。
より具体的には、上流側に配置された画像形成装置10からのシートSについての属性情報を取得できれば、これらの取得した属性情報に基づいて、シートSがニップ部n1に挟み込まれる前の段階で、ヒーター543の温度目標値を変更する。この属性情報としては、一例として、シートS(シート束)のシートサイズ、種類および枚数を含む。
基本的には、ヒーター543は、温度センサー544による検出値が設定されている温度目標値と一致するように制御されるので、この温度目標値の変更に伴って、ヒーター543をシートSに応じた適切な状態に予めしておくことができる。この場合、シートSの属性情報に基づいて温度目標値を変更することで、ヒーターコントローラー543Aから供給されるヒーター543を駆動するための電力が変更されることになる。
なお、温度センサー544による検出値を用いなくなとも、ヒーター543を駆動する電力を直接的に制御するようにしてもよい。このヒーター543を駆動する電力は、ヒーター543から放射される単位時間当たりの熱量を意味する。
さらに、ヒーター543が折りローラーを温めるには、当該ローラーの熱容量に応じたある程度の時間が必要となるが、この時間を対象のシートS(シート束)の属性情報に応じて適正化してもよい。すなわち、折りスタッカー535内にシートSが1枚ずつスタックされている間に、ヒーター543(温度センサー544の検出値)が目標温度まで到達するように、ヒーター543に供給する電力を調整する。例えば、折りスタッカー535内に収容されるシートSの枚数が相対的に多い場合には、ヒーター543をゆっくり加熱してもよく、その結果、単位時間当たりに供給される電力エネルギーである電力を過大に大きくする必要がない。
このように、シートSの属性情報に応じて、ヒーター543を駆動するための電力を調整することで、シート束を構成するシートSの枚数によって給電する電力を最適化できる。シート束を構成するシートSの枚数が少ない場合であっても、多い場合であっても、最終的に対象のシート束に適した目標温度になるように制御することができる。そのため、発熱容量より小さなヒーター543を使用できる、供給電力容量のより小さなヒーターコントローラー543Aを使用できる、電力容量を抑えた主電源装置を使用できるといった、コストダウン化を実現できる。
(5−5) 搬送速度/搬送時間を適正化
シートSの折り部分は、シートSがニップ部n1に挟み込まれる前であっても、ヒーター543に接近する状態で加熱され得る。そのため、シートSが一対の第1折りローラー541および第2折りローラー542に挟み込まれた後、その状態を保持する時間を短縮して、生産性の低下を少なくしてもよい。
例えば、厚みの大きいシートSに対してはニップ部n1をゆっくり通過させることで、シートSの折り部分をニップ部n1の通過時に加熱する。これにより、シートSがニップ部n1に挟み込まれた状態で停止する時間を短縮して、生産性の低下を最小限化することもできる。
さらに、シート束を構成するシートSの枚数が少なく、かつ、シートSの厚みが小さい場合には、シートSの搬送を停止する必要がない可能性もあり、このような場合には、シートSがニップ部n1に挟み込まれた状態で停止する時間をゼロとしてもよい。すなわち、シートSの属性情報に基づいて、シートSの搬送を停止するか否かを切り替えてもよい。
より具体的には、上流側に配置された画像形成装置10からのシートSについての属性情報を取得できれば、これらの取得した属性情報に基づいて、折りブレード530BによりシートSを一対の第1折りローラー541および第2折りローラー542に挟み込ませる速度を変更する。この属性情報としては、一例として、シートS(シート束)のシートサイズ、種類および枚数を含む。
[6.処理手順]
次に、上述した本実施の形態に従うシート折畳装置500におけるシートSに対する折畳処理を実現するための処理手順について説明する。
図10は、本発明の実施の形態に従うシート折畳装置500におけるシートSに対する折畳処理に係る処理手順を示すフローチャートである。図10に示す各ステップは、基本的には、第2制御部11B(図5)がプログラムを実行することで実現される。なお、図10には、説明の便宜上、上述の(5−2)〜(5−5)において説明したすべての機能が実装されている例を示すが、これらの機能の一部のみを選択的に組み合わせて実装する形態も当然に想定されている。
図10を参照して、第2制御部11Bは、画像形成装置10から折畳処理の開始を指示されたか否かを判断する(ステップS100)。画像形成装置10から折畳処理の開始を指示されていない場合(ステップS100においてNOの場合)には、ステップS100の処理を繰り返す。
画像形成装置10から折畳処理の開始を指示された場合(ステップS100においてYESの場合)には、第2制御部11Bは、画像形成装置10にアクセスし、画像形成装置10から折畳処理の対象となるシートS(シート束)についての属性情報を取得できたか否かを判断する(ステップS102)。
画像形成装置10から折畳処理の対象となるシートS(シート束)についての属性情報を取得できなかった場合(ステップS102においてNOの場合)には、第2制御部11Bは、ヒーター543の目標温度、折りブレード530Bの搬送速度、およびシートSをニップ部n1に挟み込んだ状態における温度センサー544の検出値に関する目標温度について、予め定められたそれぞれのデフォルト値を設定する(ステップS104)。そして、処理はステップS130へ進む。
これに対して、画像形成装置10から折畳処理の対象となるシートS(シート束)についての属性情報を取得できた場合(ステップS102においてYESの場合)には、第2制御部11Bは、ヒーター543を事前に温度制御する処理が有効化されているか否かを判断する(ステップS110)。すなわち、設定情報などによって、ヒーター543の事前の温度制御を有効にするためのフラグが設定されている場合や、ヒーターコントローラー543Aがヒーター543に供給する電力を調整可能である場合などに、ヒーター543を事前に温度制御する処理が有効化される。
ヒーター543を事前に温度制御する処理が有効化されている場合(ステップS110においてYESの場合)には、第2制御部11Bは、画像形成装置10から取得したシートSについての属性情報に基づいて、ヒーター543の目標温度、ヒーター543の昇温時間、および/または、ヒーター543へ供給する電力を決定する(ステップS112)。そして、処理はステップS116へ進む。
これに対して、ヒーター543を事前に温度制御する処理が有効化されていない場合(ステップS110においてNOの場合)には、第2制御部11Bは、予め定められたデフォルト値をヒーター543の目標温度に設定する(ステップS114)。そして、処理はステップS116へ進む。
続いて、第2制御部11Bは、シートSをニップ部n1に挟み込む際の搬送速度/搬送時間を適正化する処理が有効化されているか否かを判断する(ステップS116)。
シートSをニップ部n1に挟み込む際の搬送速度/搬送時間を適正化する処理が有効化されている場合(ステップS116においてYESの場合)には、第2制御部11Bは、画像形成装置10から取得したシートSについての属性情報に基づいて、シートSをニップ部n1に挟み込む際の搬送速度および/または搬送時間を決定する(ステップS118)。そして、処理はステップS122へ進む。
これに対して、シートSをニップ部n1に挟み込む際の搬送速度/搬送時間を適正化する処理が有効化されていない場合(ステップS116においてNOの場合)には、第2制御部11Bは、予め定められたデフォルト値を折りブレード530Bの搬送速度に設定する(ステップS120)。そして、処理はステップS122へ進む。
続いて、第2制御部11Bは、シートSをニップ部n1に挟み込んだ状態における温度センサー544の検出値に関する目標温度の切り替え処理が有効化されているか否かを判断する(ステップS122)。
シートSをニップ部n1に挟み込んだ状態における温度センサー544の検出値に関する目標温度の切り替え処理が有効化されている場合(ステップS122においてYESの場合)には、第2制御部11Bは、画像形成装置10から取得したシートSについての属性情報に基づいて、シートSをニップ部n1に挟み込んだ状態における温度センサー544の検出値に関する目標温度を決定する(ステップS124)。そして、処理はステップS130へ進む。
これに対して、シートSをニップ部n1に挟み込んだ状態における温度センサー544の検出値に関する目標温度の切り替え処理が有効化されていない場合(ステップS122においてNOの場合)には、第2制御部11Bは、予め定められたデフォルト値を、シートSをニップ部n1に挟み込んだ状態における温度センサー544の検出値に関する目標温度に設定する(ステップS126)。そして、処理はステップS130へ進む。
ステップS130において、第2制御部11Bは、設定された目標温度に従って、ヒーター543の昇温を開始するとともに、折りスタッカー535に画像形成装置10から搬送されたシートSを所定枚数になるまでスタックさせる(ステップS130)。なお、ステップS112において、ヒーター543の昇温時間、および/または、ヒーター543へ供給する電力が設定されている場合には、第2制御部11Bは、これらの設定された値に従って、ヒーター543の昇温制御を行なう。
折りスタッカー535に画像形成装置10から搬送された所定枚数のシートSがスタックされると、第2制御部11Bは、折りスタッカー535に、スタックしているシートS(シート束)の折り位置までの搬送を指示するとともに、折りブレードユニット530に、折りブレード530Bを設定された搬送速度に従った、一対の第1折りローラー541および第2折りローラー542の方への移動を指示する(ステップS132)。
続いて、シートSがニップ部n1に挟み込まれると、第2制御部11Bは、温度センサー544による検出値が目標温度まで到達したか否かを判断する(ステップS134)。温度センサー544による検出値が目標温度まで到達していない場合(ステップS134においてNOの場合)には、ステップS134の処理が繰り返される。すなわち、折りブレード530BによりシートSを一対の第1折りローラー541および第2折りローラー542に挟み込ませた後、温度センサー544によって検出される折り部分の温度が所定条件を満足するまで、シートSが一対の折りローラーに挟み込まれた状態が保持される。
温度センサー544による検出値が目標温度まで到達した場合(ステップS134においてYESの場合)には、第2制御部11Bは、折りブレードユニット530に、折りブレード530Bを元に位置に戻すように指示するとともに、折りスタッカー535に、折り目の付けられたシートS(シート束)の搬出を指示する(ステップS136)。以上により、一連の折畳処理は完了する。
[7.加熱および温度検出の構成]
本実施の形態に従うシート折畳装置500において、一対の第1折りローラー541および第2折りローラー542に挟み込まれたシートSの折り部分を加熱するための加熱手段、および、シートSの折り部分の温度を検出するための温度検出手段については、各種の構成を適宜採用することができる。以下、典型的な加熱手段および温度検出手段の構成・配置について例示する。当然ながら、本発明の技術的範囲は、これらの例に限定されるものではない。
(7−1)
典型的な構成として、図3および図6に示すような構成を採用することができる。すなわち、一対の第1折りローラー541および第2折りローラー542のうち、一方の折りローラーに加熱手段であるヒーター543が内蔵されており、他方の折りローラーに温度検出手段である温度センサー544が内蔵されている。なお、ヒーター543および温度センサー544は、シートSが折りローラー対のニップ部n1に折り込まれた状態で、シートSと接触する部分に位置決めされる。すなわち、加熱手段であるヒーター543および温度検出手段である温度センサー544は、シートSが一対の第1折りローラー541および第2折りローラー542に挟み込まれた状態において、シートSの折り部分を介して、対向する位置に配置される。
このように、ヒーター543を内蔵した折りローラーに対して、対向する他方の折りローラーに温度センサー544を設けることで、シートSを介して温度をセンシングできる。
(7−2)
上述のような構成に代えて、面発熱体を採用してもよい。図11は、本発明の実施の形態の変形例に従うシート折畳装置の要部を示す断面構造図である。図11(a)には、一対の加熱手段および温度検出手段を配置した構成例を示し、図11(b)には、複数対の加熱手段および温度検出手段を配置した構成例を示す。
図11(a)に示す一対の第1折りローラー541および第2折りローラー542においては、一方の折りローラーの面に接して加熱手段であるヒーター543aが配置されるともに、他方の折りローラーに温度検出手段である温度センサー544aが内蔵されている。このヒーター543aは、面発熱体であり、シートSの折り部分をより効率的に加熱・昇温することができる。
図11(b)には、図11に示す面発熱体からなるヒーターを両方の折りローラーに設けた構成を示す。すなわち、第1折りローラー541および第2折りローラー542の面に接して、それぞれ加熱手段であるヒーター543aおよびヒーター543bが配置される。さらに、ヒーター543aおよびヒーター543bとそれぞれ対抗する他の折りローラー内に、温度センサー544aおよび544bが内蔵される。このような構成を採用することで、両方の折りローラーからシートSの折り部分を効率的に加熱・昇温できる。
なお、このような構成を採用した場合には、温度センサー544aおよび544bによりそれぞれ検出された検出値が出力されることになるが、それぞれを独立に用いて各種制御を行なってもよいし、両方の検出値から代表値を算出(平均化など)して各種制御を行なってもよい。
(7−3)
上述した折りローラー対としては、断面が円形である円柱状のものを必ずしも採用する必要はない。すなわち、本実施の形態に従うシート折畳装置500は、シートSを加圧状態で挟み込むことで、シートSに折り目を形成する。そのため、シートSが挟み込まれた状態で、シートSを加圧状態にできればどのような断面形状を採用してもよい。そこで、断面形状が非円形の折りローラーを用いる構成例について説明する。
図12は、本発明の実施の形態の別の変形例に従うシート折畳装置の要部を示す断面構造図である。図12を参照して、シートSに折り目を付す一対の第1折りローラー541#および第2折りローラー542#の各々は、それぞれの回転軸に沿って回転する円柱状の部材に対して、その外周側に断面が扇状の加圧部材が追加されたような形状を有している。第1折りローラー541#および第2折りローラー542#は同期して回転するように構成されており、それぞれの加圧部材は、シートSが挟み込まれた状態で、互いに接触するように制御および構成される。
第1折りローラー541#には、ヒーター543#が内蔵されており、第1折りローラー541#全体を加熱・昇温する。第1折りローラー541#の断面形状は、円形ではないので、上述のような円柱状の折りローラーを用いる構成に比較して、折りローラー自体の熱容量を低減することができる。これによって、折りローラーをより短い応答時間で温度制御することができる。
また、第2折りローラー542#の加圧部材には、温度センサー544#が内蔵されており、シートSの折り部分の温度をセンシングする。すなわち、加熱手段であるヒーター543#および温度検出手段である温度センサー544#は、シートSが一対の第1折りローラー541#および第2折りローラー542#に挟み込まれた状態において、シートSの折り部分を介して、対向する位置に配置される。
[8.本発明に従う他の局面]
本発明によれば、以下のような局面の後処理装置を含む。
すなわち、本発明の他の局面に従う後処理装置は、画像形成装置に装着され、シート束を折る機構を有している。後処理装置のシート束を折る機構は、シートを折るためのヒーターを内蔵したローラー対と温度センサーとを有している。このシート束を折る機構の制御ロジックは、シートがローラー対のニップ部に折り込まれた状態で、一旦シートの搬送を止めて加熱する際に、シートの折り部分の温度変化を温度センサーによって検出し、この検出された温度が所定温度に達したことをもって折り完了と判断し、続いて、シートの搬送を再開する。
好ましくは、上述の制御ロジックは、シートサイズ、種類および枚数などのシートの属性情報を記憶するとともに、これらの属性情報に基づいて、折り完了と判断する温度レベルを切り替える。
好ましくは、上述の制御ロジックは、シートサイズ、種類および枚数などのシートの属性情報に基づいて、ヒーター温度を切り替える。
好ましくは、上述の制御ロジックは、シートサイズ、種類および枚数などのシートの属性情報に基づいて、折りローラーによるシートの搬送速度を切り替える。
好ましくは、上述の制御ロジックは、シートサイズ、種類および枚数などのシートの属性情報に基づいて、ヒーターに給電する電力を変更する。
[9.利点]
本発明の実施の形態によれば、折りローラーに関連付けられたヒーター(加熱手段)の近傍または対向する折りローラーに温度センサー(温度検出手段)を設けておく。そして、シート(シート束)が一対の折りローラーのニップ部に挟み込んだ状態で搬送を停止するとともに、ヒーターによってシートの折り部分を加熱する。そして、温度センサーを用いて温度変化をセンシングする。より具体的には、シート(シート束)が一対の折りローラーのニップ部に挟み込んだ状態で搬送を停止するとともに、温度センサーによって検出された温度が目標温度に到達したことをもって、折り品質を保証する。
これによって、シート束の温度変化の状態を評価し、シートの折り度(折り品質)を保障できるまで加熱されたことを確認することが可能となる。このような構成を採用することで、シートのサイズ、種類、材質、枚数、周囲環境などに影響を受けることなく、十分な折り度が得られる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 画像形成システム、10 画像形成装置、11A 第1制御部、11B 第2制御部、25 スキャナー、30 プリントエンジン、40 給紙ユニット、50 後処理装置、500 シート折畳装置、501,502 各種センサー、510,550 パンチユニット、510D,550D パンチ駆動回路、511 搬送ローラー、520 支持プレート、520h 開口部、530 ブレードユニット、530A,535A,541A,551A,553A,554A モータードライバー、530B ブレード、530M,530M ブレード駆動モーター、535 スタッカー、535M シート整合モーター、541,542 ローラー、541M ローラー駆動モーター、543,543a,543b ヒーター、543A ヒーターコントローラー、544,544a 温度センサー、551 平綴じステープラーユニット、551D ステープラー駆動回路、551M 平綴じステープラー移動モーター、552 中綴じステープラーユニット、552D 中綴じステープラー駆動回路、553M 第1モーター、554M 第2モーター、580 排紙トレイ、590 冊子トレイ、590M 冊子トレイ昇降モーター、L1,L2 通信ライン、S,S1,S2 シート、n1 ニップ部。

Claims (9)

  1. シートに対して折り目を付けるシート折畳装置であって、
    前記シートを折り曲げるためのブレードと、
    前記ブレードにより折り曲げられたシートを挟み込む一対の折りローラーと、
    前記ブレードにより前記一対の折りローラーに挟み込まれたシートの折り部分を加熱するための加熱手段と、
    前記折り部分の温度を検出するための温度検出手段と、
    前記ブレードにより前記シートを前記一対の折りローラーに挟み込ませた後、前記温度検出手段によって検出される前記折り部分の温度変化および温度の少なくとも一方が所定条件を満足するまで、当該シートが前記一対の折りローラーに挟み込まれた状態を保持する制御手段とを備える、シート折畳装置。
  2. 前記加熱手段は、前記一対の折りローラーの一方に内蔵されており、
    前記温度検出手段は、前記一対の折りローラーの他方に内蔵されている、請求項1に記載のシート折畳装置。
  3. 前記加熱手段は、前記一対の折りローラーの一方の面に接して配置されている、請求項1に記載のシート折畳装置。
  4. 前記加熱手段および前記温度検出手段は、シートが前記一対の折りローラー挟み込まれた状態において、当該シートの折り部分を介して、対向する位置に配置される、請求項1〜3のいずれか1項に記載のシート折畳装置。
  5. 前記制御手段は、前記所定条件として、前記折り部分の温度が予め定められた目標温度に到達したか否かを判断するように構成されており、
    前記制御手段は、前記シートの属性情報に基づいて、前記目標温度を変更する、請求項1〜4のいずれか1項に記載のシート折畳装置。
  6. 前記制御手段は、前記シートの属性情報に基づいて、前記加熱手段の温度目標値を変更する、請求項1〜4のいずれか1項に記載のシート折畳装置。
  7. 前記制御手段は、前記シートの属性情報に基づいて、前記加熱手段を駆動するための電力を変更する、請求項1〜4のいずれか1項に記載のシート折畳装置。
  8. 前記制御手段は、前記シートの属性情報に基づいて、前記ブレードにより前記シートを前記一対の折りローラーに挟み込ませる速度を変更する、請求項1〜7のいずれか1項に記載のシート折畳装置。
  9. 前記シートの属性情報は、当該シートのシートサイズ、種類および枚数を含む、請求項5〜8のいずれか1項に記載のシート折畳装置。
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