JP5485968B2 - 実行画面公開装置、実行画面公開方法、クライアント装置、およびクラウドコンピューティングシステム - Google Patents

実行画面公開装置、実行画面公開方法、クライアント装置、およびクラウドコンピューティングシステム Download PDF

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Description

この発明は、実行画面公開装置、実行画面公開方法、クライアント装置、およびクラウドコンピューティングシステムに関する。
近年、インターネットをはじめとするネットワークの通信技術が急速に発達し、ユーザがネットワークを経由して様々なコンテントの提供を受ける、いわゆるクラウドサービスが提供されるようになってきた。クラウドサービスを利用することにより、ユーザ自身がコンテントを実現するためのアプリケーションプログラムを所持していなくても、そのコンテントを利用することが可能となる。
また、近年のコンピュータ技術の進化は著しいものがある。例えばゲームアプリケーションのような計算コストのかかるコンテントは、過去においては実行のために専用のハードウェアを必要としたが、近年ではソフトウェアでそのハードウェアを模倣してゲームアプリケーションを実行する、いわゆるゲームエミュレータであっても実用に耐えるようになってきた。
本願の発明者は、あるユーザがクラウドコンピューティングシステムの計算リソースを用いて実行中のコンテントの実行画面を、複数の別のユーザが閲覧および相互に交信可能な態様で公開することにより、多くのユーザの間でコミュニケーションを促進させる可能性について認識するに至った。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、クラウドコンピューティングシステムが提供するコンテントを通じてユーザの間でコミュニケーションを促進させる技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様は実行画面公開装置である。この装置は、複数のクライアント装置に提供したコンテントと、当該コンテントの提供に関する情報を紐付けて格納するコンテント情報データベースを参照して取得した情報をもとに、前記複数のクライアント装置のいずれかに提供中のコンテントの中から所定数のコンテントを選択するコンテント選択部と、前記コンテント情報データベースを参照して、前記コンテント選択部が選択したコンテントを実行中のユーザを、選択したコンテント毎にそれぞれ選択するユーザ選択部と、前記ユーザ選択部が選択したユーザが実行中の各コンテントの実行画面を表示する動画を、コンテント毎に循環的に切り替えながらネットワーク上に閲覧可能な状態で公開する公開部を含む。
本発明の別の態様は、複数のクライアント装置と、ネットワークを介して前記複数のクライアント装置にコンテントを提供する複数の計算リソースを持つクラウドコンピューティングシステムである。ここで前記複数のクライアント装置それぞれは、前記クラウドコンピューティングシステムから提供を受けたことのあるコンテントと、当該コンテントの提供を受けた回数および当該コンテントの提供を受けた時間を紐付けて格納するコンテント情報格納部を含む。本クラウドコンピューティングシステムは、前記ネットワークを介して前記複数のクライアント装置それぞれを使用するユーザを特定する情報と、前記複数のクライアント装置それぞれの前記コンテント情報格納部に格納されている情報と、前記複数のクライアント装置それぞれを使用するユーザが提供を受けているコンテントを特定する情報を取得する情報取得部と、前記情報取得部が取得した情報をもとに、本クラウドコンピューティングシステムが提供するコンテント毎に、少なくとも、当該コンテントを提供したことのあるユーザを特定する情報、当該ユーザにコンテントを提供した回数、当該ユーザがコンテントの提供を受けた時間、および当該ユーザが前記コンテントを実行中であるか否かを示す情報を紐付けて格納するコンテント情報データベースと、前記コンテント情報データベースを参照して取得した情報をもとに、本クラウドコンピューティングシステムが提供中のコンテントの中から所定数のコンテントを選択するコンテント選択部と、前記コンテント情報データベースを参照して、前記コンテント選択部が選択したコンテントを実行中のユーザを、コンテント毎にそれぞれ選択するユーザ選択部と、前記ユーザ選択部が選択したユーザが実行中の各コンテントの実行画面を表示する動画を、選択したコンテント毎に循環的に切り替えながら前記ネットワークを介して公開する公開部を含む。
本発明のさらに別の態様は、ネットワークを介して複数のクライアント装置にコンテントを提供するクラウドコンピューティングシステムの計算リソースが実行する実行画面公開方法である。ここで前記実行画面公開方法は、前記複数のクライアント装置に提供したコンテントと、当該コンテントの提供に関する人情報を紐付けて格納するコンテント情報データベースを参照して取得した情報をもとに、前記クラウドコンピューティングシステムが提供中のコンテントの中から所定数のコンテントを選択するステップと、前記コンテント情報データベースを参照して、選択したコンテントを実行中のユーザを、コンテント毎にそれぞれ選択するステップと、選択したユーザが実行中の各コンテントの実行画面を表示する動画を、選択したコンテント毎に循環的に切り替えながら前記ネットワークを介して公開するステップを含む。
本発明のさらに別の態様は、複数のクライアント装置と、ネットワークを介して前記複数のクライアント装置にコンテントを提供するサーバを含むコンテント提供システムにおけるクライアント装置である。本クライアント装置は、本クライアント装置を使用するユーザを特定する情報と、前記サーバから提供を受けたことのあるコンテントと、当該コンテントの提供を受けた回数および当該コンテントの提供を受けた時間と、本クライアント装置が提供を受けているコンテントを特定する情報を格納する情報格納部を含む。ここで前記サーバは、前記ネットワークを介して本クライアント装置を含む前記複数のクライアント装置それぞれから、前記複数のクライアント装置それぞれの前記情報格納部に格納されている情報を取得する情報取得部と、前記情報取得部が取得した情報をもとに、前記サーバが提供するコンテント毎に、少なくとも、当該コンテントを提供したことのあるユーザを特定する情報、当該ユーザにコンテントを提供した回数、当該ユーザがコンテントの提供を受けた時間、および当該ユーザが前記コンテントを実行中であるか否かを示す情報を紐付けて格納するコンテント情報データベースと、前記コンテント情報データベースを参照して取得した情報をもとに、前記サーバが提供中のコンテントの中から所定数のコンテントを選択するコンテント選択部と、前記コンテント情報データベースを参照して、前記コンテント選択部が選択したコンテントを実行中のユーザを、コンテント毎にそれぞれ選択するユーザ選択部と、前記ユーザ選択部が選択したユーザが実行中の各コンテントの実行画面を表示する動画を、選択したコンテント毎に循環的に切り替えながら前記ネットワークを介して公開する公開部を含む。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせ、本発明の表現を方法、装置、システム、コンピュータプログラム、データ構造、記録媒体などの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、クラウドコンピューティングシステムが提供するコンテントを通じてユーザの間でコミュニケーションを促進させる技術を提供することができる。
クラウドコンピューティングシステムの概観を説明する図である。 実施の形態に係る実行画面公開装置の機能構成を模式的に示す図である。 実施の形態に係るコンテント情報データベースのデータ構造の一例を模式的に示す図である。 実施の形態に係る公開部が公開する公開画面の一例を示す図である。 実施の形態に係るクライアント装置の機能構成を模式的に示す図である。 実施の形態に係る情報格納部のデータ構造の一例を模式的に示す図である。 実施の形態に係る実行画面公開処理の流れを示すフローチャートである。
実施の形態の概要を述べる。実施の形態に係るクラウドコンピューティングシステムは、所定数のユーザが、それぞれクラウドコンピューティングシステムの計算リソースで実行中のコンテントの実行画面を、コンテント毎に循環的に切り替えながらネットワーク上に公開する。これにより、公開した実行画面自体が新たなコンテントとなり、それを閲覧するユーザ同士のコミュニケーションを促進する。
図1は、クラウドコンピューティングシステム100の概観を説明する図である。図1においては、クライアント装置200と総称する複数のクライアント装置200のうち、クライアント装置200aと200bが図示されている。クライアント装置200はインターネット等のネットワーク300を介して、複数のサーバ10やデータベース12と接続している。図1においては、複数のサーバ10のうち、サーバ10aと10bとが図示されている。また、複数のデータベース12のうち、データベース12aと12bが図示されている。
図1は、ネットワーク300を介してクライアント装置200とサーバ10等が接続している様子を図示しており、現実のシステム構成を模式的に図示するものである。しかしながら、クライアント装置200を利用するユーザは、ネットワーク300を含め、サーバ10、データベース12等のシステム構成を認識することはあまりない。クラウドコンピューティングシステム100を利用するユーザの立場から見ると、サービスの提供を受ける上でクラウドコンピューティングシステム100の物理構成やソフトウェア構成等を理解する必要はなく、あたかもネットワークの雲(Cloud;クラウド)の中から出てきたサービスを利用するかのような印象を受ける。
クライアント装置200は、ほとんどの場合CPU(Central Processing Unit)等の計算リソースを持っており、アプリケーションの少なくとも一部をクライアント装置200のローカルな環境で実行することも可能である。しかしながら、クライアント装置200を利用するユーザにとっては、アプリケーションがローカルな計算リソースで実行されるか、あるいはネットワーク上のクラウドコンピューティングシステム100の計算リソースで実行されるかは重要な問題ではなく、サービスを利用できるという点では同じである。したがって、本明細書において、「クラウドコンピューティングシステムの計算リソース」あるいは単に「計算リソース」という場合、クライアント装置200の計算リソースとクラウドコンピューティングシステム100のサーバ10等の計算リソースの少なくともいずれか一方を意味することとする。
図2は、実施の形態に係る実行画面公開装置400の機能構成を模式的に示す図である。図2に示す実行画面公開装置400は、図1に示すクラウドコンピューティングシステム100のうち、特にサーバ10およびデータベース12によって実現される。
実行画面公開装置400は、データベース12、情報取得部102、公開部104、コンテント提供部106、チャンネル編成部110、およびソーシャルネットワークサービス部120を含む。データベース12はさらに、コンテント情報データベース14とコンテント格納部16を含む。チャンネル編成部110はさらに、閲覧ユーザ特定部112、コンテント選択部114、およびユーザ選択部116を含む。ソーシャルネットワークサービス部120はさらに、コメント取得部122とコミュニケーションインタフェース提供部124を含む。
コンテント格納部16は、クラウドコンピューティングシステム100がネットワーク300を介してクライアント装置200に提供するコンテントを格納する。コンテント提供部106は、コンテント格納部16からユーザに提供するためのコンテントを取得し、取得したコンテントを計算リソースで実行させる。このため、本明細書において「コンテントを提供する」とは、ネットワーク上に存在するサーバ等の計算リソースがプログラムを実行し、その実行結果を表示する画面をネットワーク300を介してクライアント装置200に提供する場合と、コンテントをネットワーク300を介してクライアント装置200に提供し、クライアント装置200の計算リソースがそのコンテントを実行する場合との、少なくともいずれか一方を意味する。
コンテント情報データベース14は、コンテント提供部106が、過去にいずれかのクライアント装置200に提供したコンテントと、そのコンテントの提供に関する情報を紐付けて格納する。ここで、「コンテントの提供に関する情報」とは、例えばコンテントに関する人気度を反映する情報およびコンテントの提供を受けたユーザのそのコンテントに関する熟練度を反映する情報である。現在コンテントの提供を受けているユーザを特定する情報も、コンテントの提供に関する情報に含まれる。
「コンテントに関する人気度を反映する情報」とは、例えば各コンテントについてそのコンテントをいずれかのユーザに提供した回数や提供した時間の総計である。ユーザに人気のあるコンテントは多くのユーザによって実行されるため、提供回数や提供時間は多くなると考えられる。したがって、コンテントの提供回数や提供時間は、そのコンテントに関する人気度を反映する情報となる。
「コンテントの提供を受けたユーザのそのコンテントに関する熟練度を反映する情報」とは、例えばコンテントの提供を受けたことのあるユーザそれぞれの提供回数や提供時間である。特定のコンテントについての提供回数の多いユーザやコンテントの実行時間が長いユーザは、そのコンテントに慣れている可能性が高いと考えられる。したがって、特定のユーザにおける特定のコンテントの提供回数や提供時間は、そのユーザのそのコンテントに関する熟練度を反映する情報となる。
図3は、実施の形態に係るコンテント情報データベース14のデータ構造の一例を模式的に示す図である。コンテント格納部16に格納され、コンテント提供部106が提供する各コンテントには、コンテントを一意に特定するためのコンテントID(IDentification)が割り当てられている。コンテント情報データベース14は、コンテントID毎に、そのコンテントを提供したことのあるユーザを特定するユーザ情報を格納する。ここで「ユーザ情報」とは、例えばユーザ毎に一意に割り当てられているユーザIDである。
コンテント情報データベース14には、コンテントを提供したことのあるユーザ毎に、そのコンテントを提供した回数および提供した時間が提供情報として格納されている。コンテント情報データベース14にはさらに、コンテントを提供したことのあるユーザの現在のステータスが格納されている。「ユーザの現在のステータス」とは、ユーザが現在クラウドコンピューティングシステム100にログオン中か否か、ログオン中であればどのコンテントの提供を受けているかを示す情報である。
図2の説明に戻る。コンテント選択部114は、コンテント情報データベース14を参照して取得した情報をもとに、複数のクライアント装置200のうちのいずれかに提供中のコンテントの中から所定数のコンテントを選択する。具体的には、コンテント選択部114は、コンテント情報データベース14を参照して、現在いずれかのユーザが提供を受けているコンテントを抽出し、抽出したコンテントの中から、ユーザに提供した回数の総計をもとに所定数のコンテントを選択する。
ユーザ選択部116は、コンテント情報データベース14を参照して、コンテント選択部114が選択したコンテントを実行中のユーザをひとり、選択したコンテント毎にそれぞれ選択する。具体的には、ユーザ選択部116は、コンテント選択部114が選択した所定数のコンテントそれぞれについて、そのコンテントを実行した時間をもとに、そのコンテントを実行中のユーザ中から特定のユーザをひとり選択する。
公開部104は、ユーザ選択部116が選択したユーザが実行中の各コンテントの実行画面を表示する動画をコンテント提供部106から取得して、コンテント毎に循環的に切り替えながらネットワーク300上に閲覧可能な状態で公開する。これにより、ネットワーク300にアクセス可能な可能な装置があれば、誰でもリアルタイムに、本実施の形態に係るクラウドコンピューティングシステム100が提供中のコンテントの実行画面のダイジェストを閲覧することが可能となる。
前述したように、ユーザに提供した回数の総計はコンテントの人気度を反映する情報と考えられる。そこでコンテント選択部114は、ユーザに提供した回数の総計が大きいコンテントを選択することにより、ユーザに人気の高いコンテントを選択することができる。また、ユーザ選択部116は、コンテントの提供時間が長いユーザを選択することにより、そのコンテントに熟練したユーザを選択することができる。
例えばコンテントがユーザの間で人気の高いゲームコンテントである場合、熟練したユーザによるプレイ動画は、それ自体新たなコンテントとして楽しむことができる。またそのようなプレイ動画を所定の数集めて循環的に切り替えながら公開することにより、これからクラウドコンピューティングシステム100を利用しようとするユーザがそのプレイ動画を閲覧することで、そのユーザが興味を持つコンテントに偶然出会う機会ともなりうる。これはいわば、チャンネルを頻繁に切り替えながらテレビを視聴する「ザッピング」と同様の効果がある。この意味で、チャンネル編成部110は、クラウドコンピューティングシステム100の「ザッピングチャンネル編成部」として機能する。以下、公開部104が公開するプレイ動画を「ザッピングチャンネル」ということがある。
コンテント選択部114が選択するコンテントの数である「所定数」は、ザッピングチャンネルを構成するコンテントの数であり、ザッピングチャンネルの1周期分の長さを勘案して実験により定めればよい。ザッピングチャンネルは、ユーザがコンテントを選択するために参照することを想定すると、1周期の長さは数分程度が好ましい。そこでひとつのコンテントの放映時間を30秒程度と仮定するならば、コンテント選択部114が選択するコンテントの数はおおよそ10程度となる。コンテント選択部114は、現在のザッピングチャンネルを公開している間に、ユーザが実行中のコンテントの中から次のザッピングチャンネルを構成するコンテントを選択する。これにより、クラウドコンピューティングシステム100が提供中のコンテントの実行画面のダイジェストをリアルタイムに提供することができる。
前述したとおり、熟練したユーザによるプレイ動画は、それ自体新たなコンテントとなる。そこで、コメント取得部122は、公開部104が公開するザッピングチャンネルを閲覧しているユーザから、そのユーザが作成したコメントを取得する。コミュニケーションインタフェース提供部124は、コメント取得部122が取得したユーザのコメントを、公開部104が公開する動画と併記して、公開部104に公開させる。
図4は、実施の形態に係る公開部104が公開する公開画面130の一例を示す図である。クラウドコンピューティングシステム100が提供するコンテントが、例えば過去に開発されたゲームコンテントである場合、その数は膨大な数となる。そのような膨大な数のコンテントの中から、例えば単純にゲームの種類やゲーム名等の情報のリストから選択するのでは、直感的に興味を持てそうなコンテントに巡り会う可能性は高くないと考えられる。そこで公開部104が公開画面130中にザッピングチャンネル132を表示する。このザッピングチャンネルを閲覧することにより、ユーザは現在他のユーザがプレイ中の映像のダイジェストをリアルタイムに見ることができる。ユーザは、膨大な数のコンテントの中から、自分の嗜好に合った新たなコンテントを発見する機会を得ることができる。
図4に示すように、公開画面130には、コミュニケーションインタフェース提供部124が提供する、ザッピングチャンネル132を閲覧中の他のユーザからのコメントを表示するコミュニケーションインタフェース134が用意されている。これにより、ザッピングチャンネルを閲覧するユーザの間でコミュニケーションを促進することができる。公開画面130には、ザッピングチャンネルを閲覧中のユーザが特定のコンテントに興味を持ったとき、そのプレイ映像をじっくり観戦するためのインタフェースである、観戦アイコン136も用意されている。ユーザがマウス等のユーザインタフェースを用いて観戦アイコン136を押下すると、以後そのとき表示されていた映像が継続して表示される。
公開画面130にはさらに、観戦中のプレイ映像のコンテントを実行しているユーザに対して、対戦を希望する旨の意思表示である対戦リクエストを送信するための対戦アイコン138も用意されている。プレイ映像を観戦中のユーザが対戦アイコン138を押下すると、プレイ映像のコンテントを実行している他のユーザにその旨を表示するウィンドウ(図示せず)が表示される。他のユーザが対戦を了承すると、両者のマッチングが行われ、ネットワーク300を介してコンテントを通じた両者の対戦が実現される。
図2の説明に戻る。閲覧ユーザ特定部112は、公開部104が公開するザッピングチャンネルを閲覧中のユーザを特定する。閲覧ユーザ特定部112が特定したユーザの情報を利用して、コンテント選択部114は、コンテント情報データベース14を参照して閲覧中のユーザが提供を受けたことがあるコンテントを抽出し、抽出したコンテント情報をもとに、選択するコンテントを決定してもよい。例えばユーザが過去に提供を受けたことのあるコンテントを選択してもよいし、過去に提供を受けたことのあるコンテントと同じジャンルの他のコンテントを選択してもよい。これにより、ザッピングチャンネルを閲覧中のユーザの嗜好にあったコンテントをそのユーザに提供するザッピングチャンネルの編成に組み込むことが可能となる。
ところで、コンテント情報データベース14が格納する情報は、情報取得部102がネットワーク300を介して各クライアント装置200から取得する情報によって更新される。図5は、実施の形態に係るクライアント装置200の機能構成を模式的に示す図である。各クライアント装置200は、情報格納部202、表示部204、操作部206、およびこれら各部を統括的に制御する制御部208を含む。
情報格納部202は、クライアント装置200内のHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の記録媒体で実現される。情報格納部202は、少なくとも、クラウドコンピューティングシステム100から提供を受けたことのあるコンテントと、そのコンテントの提供を受けた回数およびそのコンテントの提供を受けた時間を紐付けて格納する。情報格納部202はまた、クライアント装置200を利用するユーザのユーザ情報も格納する。
制御部208は、クライアント装置200が新しくコンテントの提供を受けると、その情報を情報格納部202に反映するとともに、ネットワーク300を介して情報取得部102に通知する。また制御部208は、情報取得部102からの問い合わせを受けると、情報格納部202に格納されている情報を情報取得部102に通知する。これにより、コンテント情報データベース14を最新の情報にアップデートすることが可能となる。制御部208は、クライアント装置のCPU、メモリ、およびネットワークインタフェース等のハードウェアと、OS(Operating System)等のソフトウェアで実現される。
表示部204は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)やOEL(organic electroluminescence)モニタ等であり、コンテントの実行画面やザッピングチャンネルを表示する。操作部206は、キーボードやマウス、ゲームコントローラ等であり、コンテントの選択やコンテントの操作、コメントの入力をするためのユーザインタフェースである。
図6は、実施の形態に係る情報格納部202のデータ構造の一例を模式的に示す図である。図6に示すように、情報格納部202には、クライアント装置200を使用するユーザのユーザIDがユーザ情報として格納されている。情報格納部202にはさらに、これまでに提供を受けたことがあるコンテントのコンテントIDと、そのコンテントの提供を受けた回数、およびそのコンテントの総プレイ時間も格納されている。
図7は、実施の形態に係る実行画面公開処理の流れを示すフローチャートである。本フローチャートにおける処理は、実行画面公開装置400が実行している間、繰り返し実行される。
コンテント選択部114は、コンテント情報データベース14を参照して、いずれかのユーザが現在実行中のコンテントの中から、所定数のコンテントを選択する(S2)。ユーザ選択部116は、コンテント情報データベース14を参照して、コンテント選択部114が選択したコンテントを現在実行中のユーザの中から、コンテント毎にユーザをひとり選択する(S4)
公開部104は、ユーザ選択部116が選択したユーザが現在実行中のコンテントの実行画面を、コンテントの毎に切り替えながらネットワーク300上に公開する(S6)。以上のステップを繰り返すことにより、実施の形態に係るチャンネル編成部110は、ユーザが実行しているコンテントの実行画面を、リアルタイムにネットワーク300上に公開することができる。
以上の構成による動作は以下のとおりである。実施の形態に係るクラウドコンピューティングシステム100のユーザが、コンテント提供部106からコンテントの提供を受けると、ユーザが使用するクライアント装置200内の情報格納部202に、コンテントの提供に関する情報が格納される。情報格納部202に格納された情報は、ネットワーク300を介して情報取得部102が取得し、コンテント情報データベース14に格納される。
コンテント選択部114は、ユーザが現在実行中のコンテントを選択する。ユーザ選択部116は、選択されたコンテンツを実行中のユーザのうち、そのコンテンツの操作に習熟していると考えられるユーザを選択する。公開部104は、ユーザ選択部116が選択したユーザが実行中のコンテントの実行画面をネットワーク300上に公開する。
公開部104が公開した映像は、ネットワーク300に接続可能なデバイスを用いて閲覧することができる。クラウドコンピューティングシステム100からコンテントの提供を受けようとするユーザは、公開部104が公開する映像を閲覧することにより、コンテントの実際の実行画面を見る機会が得られる。これにより、ユーザは今まで思ってもみなかったコンテントに遭遇することも可能となる。
公開部104は、映像とともに閲覧者が作成したコメントを表示するコミュニケーションインタフェース134も表示する。ネットワーク300は公に公開されているネットワークであるため、閲覧者は不特定多数の者となる。そのような閲覧者同士のコメントのやりとりの中から新しく関係性を構築でき、また新しい対戦者を見つけることも可能となる。このように、本実施の形態に係るチャンネル編成部110は、大勢の閲覧者がいる中でコミュニティの広がりを実現することができる。知り合い同士の関係の範囲、またはその延長戦のみでコンテントを対戦したり観戦したりする従来の態様と比較して、コミュニケーションのマンネリ化を軽減することもできる。
上述したとおり、実施の形態に係るチャンネル編成部110は、リアルタイムにプレイされているユーザのプレイ動画をひとつの新しいコンテントと見立て、それを大勢ユーザ同士で視聴し、視聴したユーザ間の思いをコミュニケーションインタフェース134を通じて共有することができる。これにより、ユーザの視覚から入る刺激によるマッチメイク行動を補助すると同時に、コメントのやり取りをするユーザ間のマッチメイク行動を刺激して、ユーザの興味のあるコンテントを中心としたソーシャルネットワークを広げることができる。また、ユーザ同士のコンテントのマッチメイク率を向上することも可能となる。
以上説明したように、本発明の実施形態によれば、クラウドコンピューティングシステム100が提供するコンテントを通じてユーザの間でコミュニケーションを促進させる技術を提供することができる。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
[変形例1]
上記で説明した実施の形態に係る情報格納部202は、ユーザが提供を受けたことのあるコンテントIDを格納する場合について説明した。情報格納部202は、これに加えて、ユーザが観戦したことのあるコンテントのコンテントIDを保存してもよい。これにより、ユーザが過去に対戦や観戦をしたことがあるコンテントについては、そのコンテントが他のユーザがプレイしているときであればいつでも、そのコンテントを観戦したり、そのコンテントを実行中のユーザに対戦リクエストを送信したりすることができる。
[変形例2]
上記で説明した実施の形態に係るクラウドコンピューティングシステム100では、ザッピングチャンネルとして編成する際に、コンテント選択部114がユーザに人気の高いと思われるコンテントをまず選択し、続いてユーザ選択部116が選択されたコンテントをプレイ中のユーザを選択する場合について説明した。これに代えて、ユーザ選択部116が、コンテントを現在プレイ中のユーザをまず選択し、続いてコンテント選択部が選択されたユーザがプレイ中のコンテントの中からザッピングチャンネルを編成するためのコンテントを選択してもよい。これにより、例えばあるユーザが、特定のユーザがプレイするコンテントを観戦することを望む場合、その特定のユーザがプレイ中のコンテントの実行画面をザッピングチャンネルとして編成する。これにより、ユーザの好みに合わせた、いわば「パーソナルザッピングチャンネル」を提供することが可能となる。これは、情報格納部202にユーザが観戦を希望するユーザのユーザIDを保持しておき、そのユーザIDを情報取得部102を介してユーザ選択部116に通知することで実現できる。
[変形例3]
上記で説明した実施の形態に係るクラウドコンピューティングシステム100では、ユーザ選択部116は、コンテント選択部114が選択したコンテントの実行に習熟しているユーザを選択する場合について説明した。ユーザ選択部116は、これに代えて、ザッピングチャンネルを観戦する各ユーザの熟練度と同レベルの熟練度のユーザを選択するようにしてもよい。すなわち、公開部104は、各ユーザの熟練度に合わせた「パーソナルザッピングチャンネル」を提供することになる。これにより、ユーザは自分と同等レベルのユーザを知ることができ、そのユーザと対戦する機会を得ることができる。
[変形例4]
上記で説明した実施の形態に係るコンテント選択部114は、コンテント情報データベース14に格納された「コンテントに関する人気度を反映する情報」をもとにコンテントを選択する場合について説明した。コンテント選択部114は、「コンテントに関する人気度を反映する情報」に代えて、又はそれに加えて、ザッピングチャンネルを提供する時間帯を考慮してコンテントを選択してもよい。例えば、15時〜19時の時間帯にクラウドコンピューティングシステム100を利用するユーザの年齢層と、深夜0時〜6時のユーザの年齢層とには違いがあると考えられる。そこでコンテント選択部114は各時間帯に支配的な年齢層のユーザに好まれるコンテントを選択する。これは例えばコンテント情報データベース14内に、コンテントIDと紐付けてそのコンテントを好むユーザの年齢情報を格納することで実現できる。あるいは、ユーザ情報としてユーザIDに加えてそのユーザの年齢情報も含ませることにより、コンテントを実行中のユーザやザッピングチャンネルを閲覧中のユーザの年齢層を把握することでも実現できる。クラウドコンピューティングシステム100を使用中のユーザに合わせたザッピングチャンネルを編成できる点で有利である。
10 サーバ、 12 データベース、 14 コンテント情報データベース、 16 コンテント格納部、 100 クラウドコンピューティングシステム、 102 情報取得部、 104 公開部、 106 コンテント提供部、 110 チャンネル編成部、 112 閲覧ユーザ特定部、 114 コンテント選択部、 116 ユーザ選択部、 120 ソーシャルネットワークサービス部、 122 コメント取得部、 124 コミュニケーションインタフェース提供部、 130 公開画面、 132 ザッピングチャンネル、 134 コミュニケーションインタフェース、 136 観戦アイコン、 138 対戦アイコン、 200,200a クライアント装置、 202 情報格納部、 204 表示部、 206 操作部、 208 制御部、 300 ネットワーク、 400 実行画面公開装置。

Claims (11)

  1. 複数のクライアント装置に提供した複数の異なるコンテントと、当該各コンテントの提供に関する情報を紐付けて格納するコンテント情報データベースを参照して取得した情報をもとに、前記複数のクライアント装置のいずれかに提供中のコンテントの中から所定数の異なるコンテントを選択するコンテント選択部と、
    前記コンテント情報データベースを参照して、前記コンテント選択部が選択した各コンテントを実行中のユーザを、選択したコンテント毎にそれぞれ選択するユーザ選択部と、
    前記ユーザ選択部が選択したユーザが実行中の各コンテントの実行画面を表示する動画を、コンテント毎に循環的に切り替えながらネットワーク上に閲覧可能な状態で公開する公開部を含み、
    前記コンテント情報データベースは、複数のクライアント装置に提供したコンテントに、当該コンテントを好むユーザの年齢層を示すユーザ嗜好情報も紐付けて格納し、
    前記コンテント選択部は、前記コンテント情報データベースを参照して取得した前記ユーザ嗜好情報をもとに、コンテントの選択時において前記クライアント装置の利用中のユーザの年齢層が好むコンテントを所定数選択することを特徴とする実行画面公開装置。
  2. 複数のクライアント装置に提供した複数の異なるコンテントと、当該各コンテントの提供に関する情報を紐付けて格納するコンテント情報データベースを参照して取得した情報をもとに、前記複数のクライアント装置のいずれかに提供中のコンテントの中から所定数の異なるコンテントを選択するコンテント選択部と、
    前記コンテント情報データベースを参照して、前記コンテント選択部が選択した各コンテントを実行中のユーザを、選択したコンテント毎にそれぞれ選択するユーザ選択部と、
    前記ユーザ選択部が選択したユーザが実行中の各コンテントの実行画面を表示する動画を、コンテント毎に循環的に切り替えながらネットワーク上に閲覧可能な状態で公開する公開部を含み、
    前記コンテント選択部は、前記公開部が前記コンテント選択部に選択された所定数のコンテントの実行画面を公開している間に、次に前記公開部に実行画面を公開させる所定数のコンテントを選択することを特徴とする実行画面公開装置。
  3. 前記コンテント情報データベースは、前記コンテントの提供に関する情報として、少なくとも、コンテントに関する人気度を反映する情報および当該コンテントの提供を受けたユーザの当該コンテントに関する熟練度を反映する情報を、前記コンテントと紐付けて格納することを特徴とする請求項1または2に記載の実行画面公開装置。
  4. 前記コンテント情報データベースは、前記コンテントの提供に関する情報として、少なくとも、コンテントを提供したことのあるユーザを特定する情報、当該ユーザにコンテントを提供した回数、当該ユーザがコンテントの提供を受けた時間、および当該ユーザが前記コンテントを実行中であるか否かを示す情報を、前記コンテントと紐付けて格納することを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の実行画面公開装置。
  5. 前記コンテント選択部は、前記コンテント情報データベースを参照していずれかのユーザが実行中であるコンテントを抽出し、抽出したコンテントの中から、ユーザに提供した回数の総計をもとに所定数のコンテントを選択することを特徴とする請求項に記載の実行画面公開装置。
  6. 前記ユーザ選択部は、前記コンテント選択部が選択した所定数のコンテントそれぞれについて、当該コンテントを実行した時間をもとに、当該コンテントを実行中のユーザ中から特定のユーザを選択することを特徴とする請求項に記載の実行画面公開装置。
  7. 前記公開部が公開する実行画面を閲覧中のユーザを特定する閲覧ユーザ特定部をさらに含み、
    前記コンテント選択部は、前記閲覧ユーザ特定部が特定したユーザの情報をもとに、前記コンテント情報データベースを参照して閲覧中のユーザが提供を受けたことがあるコンテントを抽出し、抽出したコンテントをもとに選択するコンテントを決定することを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の実行画面公開装置。
  8. 前記ネットワークを介して前記公開部を閲覧するユーザから、当該ユーザが作成したコメントを取得するコメント取得部と、
    前記コメント取得部が取得したコメントを、前記動画と併記して公開するコミュニケーションインタフェース提供部をさらに含むことを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の実行画面公開装置。
  9. 複数のクライアント装置と、ネットワークを介して前記複数のクライアント装置にコンテントを提供する複数の計算リソースを持つクラウドコンピューティングシステムであって、
    前記複数のクライアント装置それぞれは、
    前記クラウドコンピューティングシステムから提供を受けたことのあるコンテントと、当該コンテントの提供を受けた回数および当該コンテントの提供を受けた時間を紐付けて格納するコンテント情報格納部を含み、
    本クラウドコンピューティングシステムは、
    前記ネットワークを介して前記複数のクライアント装置それぞれを使用するユーザを特定する情報と、前記複数のクライアント装置それぞれの前記コンテント情報格納部に格納されている情報と、前記複数のクライアント装置それぞれを使用するユーザが提供を受けているコンテントを特定する情報と、を取得する情報取得部と、
    前記情報取得部が取得した情報をもとに、本クラウドコンピューティングシステムが提供するコンテント毎に、少なくとも、当該コンテントを提供したことのあるユーザを特定する情報、当該ユーザにコンテントを提供した回数、当該ユーザがコンテントの提供を受けた時間、および当該ユーザが前記コンテントを実行中であるか否かを示す情報を紐付けて格納するコンテント情報データベースと、
    前記コンテント情報データベースを参照して取得した情報をもとに、本クラウドコンピューティングシステムが提供中の複数の異なるコンテントの中から所定数の異なるコンテントを選択するコンテント選択部と、
    前記コンテント情報データベースを参照して、前記コンテント選択部が選択した各コンテントを実行中のユーザを、コンテント毎にそれぞれ選択するユーザ選択部と、
    前記ユーザ選択部が選択したユーザが実行中の各コンテントの実行画面を表示する動画を、選択したコンテント毎に循環的に切り替えながら前記ネットワークを介して公開する公開部を含み、
    前記コンテント選択部は、前記公開部が前記コンテント選択部に選択された所定数のコンテントの実行画面を公開している間に、次に前記公開部に実行画面を公開させる所定数のコンテントを選択することを特徴とするクラウドコンピューティングシステム。
  10. ネットワークを介して複数のクライアント装置にコンテントを提供するクラウドコンピューティングシステムの計算リソースが実行する実行画面公開方法であって、
    前記実行画面公開方法は、
    前記複数のクライアント装置に提供したコンテントと、当該コンテントの提供に関する情報を紐付けて格納するコンテント情報データベースを参照して取得した情報をもとに、前記クラウドコンピューティングシステムが提供中の複数の異なるコンテントの中から所定数の異なるコンテントを選択するステップと、
    前記コンテント情報データベースを参照して、選択した各コンテントを実行中のユーザを、コンテント毎にそれぞれ選択するステップと、
    選択したユーザが実行中の各コンテントの実行画面を表示する動画を、選択したコンテント毎に循環的に切り替えながら前記ネットワークを介して公開するステップと
    選択した所定数のコンテントの実行画面を公開している間に、次に実行画面を公開させる所定数のコンテントを選択するステップとを含むことを特徴とする実行画面公開方法。
  11. ネットワークを介して複数のクライアント装置にコンテントを提供するクラウドコンピューティングシステムの計算リソースに、コンテントの実行画面の公開機能を実現させるためのプログラムであって、
    前記公開機能は、
    前記複数のクライアント装置に提供した複数の異なるコンテントと、当該各コンテントの提供に関する情報を紐付けて格納するコンテント情報データベースを参照して取得した情報をもとに、前記クラウドコンピューティングシステムが提供中のコンテントの中から所定数の異なるコンテントを選択する機能と、
    前記コンテント情報データベースを参照して、選択した各コンテントを実行中のユーザを、コンテント毎にそれぞれ選択する機能と、
    選択したユーザが実行中の各コンテントの実行画面を表示する動画を、選択したコンテント毎に循環的に切り替えながら前記ネットワークを介して公開する機能と
    選択した所定数のコンテントの実行画面を公開している間に、次に実行画面を公開させる所定数のコンテントを選択する機能とを含むことを特徴とするプログラム。
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