JP5479467B2 - 適応性の向上したバーナーアセンブリ及びこのバーナーアセンブリを有する炉 - Google Patents

適応性の向上したバーナーアセンブリ及びこのバーナーアセンブリを有する炉 Download PDF

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Description

本発明は、適応性の向上したバーナーアセンブリ、特に複式燃料バーナーおよび/または二段燃焼を行うバーナーなどのバーナーアセンブリに関する。
炉、たとえば溶融炉などの中での装入物の加熱に、バーナー、とりわけ二段燃焼を伴うバーナーを使用することは周知の実務である。
バーナーの定期的なメンテナンスは、それが正確に動作するのに不可欠である。バーナーのメンテナンスは通常、インジェクタもしくは燃料ロッドの状態の点検、それらのクリーニングまたはそれらの交換を含んでいる。
このようなメンテナンスは通常、メンテナンス処理の間にバーナーを運転休止させることを必要とする。
1つのバーナーを有する炉の場合、バーナーを運転休止させることは炉の加熱を止めることに相当する。
複数のバーナーを有する炉の場合、そのメンテナンスのためにバーナーの1つを運転休止させることに起因する出力の低下を、この炉の他のバーナーの出力の対応する増加によって補うことが理論的に想定される。しかし、このような処理は、バーナーが運転休止中である間に炉の熱プロファイルの変化をもたらす。
炉の性能にとっておよびこの炉から出てくる製品の品質にとって工業用炉内の温度の範囲を制御することが不可欠であることは明らかである。
上述の結果は、バーナーのメンテナンスがこれを運転休止させるため、工業用炉の1つまたは複数のバーナーを整備する作業は炉の性能および/または製品の品質に一時的に悪影響があることである。さらに、1つまたは複数のバーナーのメンテナンスは炉の安全性およびその長期生産性にとって不可欠である。
したがって、それを整備するときに工業用炉のバーナーの休止時間を少なくとも制限できる必要がある。
工業用炉のオペレータが直面するはずであるもう1つの重要な問題は、燃料、たとえば天然ガスの価格の不安定さである。
それに応じて、工業用炉のオペレータは断続的な燃料供給の契約を結ぶことができることを望む。これはより低コストの燃料をもたらす。しかし、他方、卸売業者は一時的に供給を停止することができる。顧客は供給の停止をあらかじめ通告され、通知時間がより短いほど協定燃料コストが低くなるように契約が協定される。
そのため、工業用炉のオペレータは燃料のタイプを変更すること、たとえば天然ガスから液体燃料へ切り替えることを、非常に短時間のうちにできなければならない。
第1の燃料から第2の燃料へバーナーを切り替えることは通常、燃料インジェクタを交換すること、したがって普通はバーナーを運転休止させることを必要とする。冷たい試薬の場合にはこの作業は数時間かかるかもしれないが、予熱試薬の場合にはそれは数日に延びるかもしれない。
バーナーのメンテナンスに関して上で示した理由のため、1つの燃料から他のものへというような変化がある場合に工業用炉のバーナーの休止時間を制限できる必要がある。
本発明は、バーナーを停止させることなく、さらにバーナーの出力を減少させることなく、燃料ロッドを整備することを可能にするバーナーアセンブリを提案する。
また、本発明は、バーナーを停止させることなく、さらにバーナーの出力を減少させることなく、第1の燃料から第2の燃料へのまたは数種類の燃料の組み合わせへの切り替えおよびその逆を可能にするバーナーアセンブリを提案する。
より詳細には、本発明は、
・バーナーユニットと、
・第1の燃料ロッドと呼ばれるn個の燃料ロッドまたは燃料インジェクタ(ここでn>1である)と、
・酸化剤供給デバイスと、
・第1の燃料供給デバイスと
を有するバーナーアセンブリに関する。
本発明によれば、バーナーユニットは入口面および出口面、前記入口面と出口面との間の少なくとも1つの酸化剤通路、ならびに前記入口面と出口面との間の少なくとも1つの燃料ロッド通路を有する。前記バーナーユニットは前記少なくとも1つの燃料ロッド通路を通して前記バーナーユニットにm個の燃料ロッドを同時に取り付けられるようになっている(ここでm>1である)。
第1の燃料ロッドの各々は前記複数の燃焼ロッド通路またはその1つに取り付けることができ、前記バーナーユニットの入口面を経由して前記燃料ロッド通路から取り外すことができる。前記ロッドのメンテナンスのためには、ロッドを挿入および取り外すことが、それによってロッド、バーナーユニットおよび特に燃料ロッド通路が損傷されることなくできることが特に重要である。
酸化剤供給デバイスは、酸化剤のソースからバーナーユニットへの酸化剤の流れを、前記少なくとも1つの酸化剤通路を通して前記出口面の下流に位置する燃焼領域への注入のために輸送することができる。
同様に、第1の燃料供給デバイスは、第1の燃料ソースから前記バーナーユニットへの第1の燃料の流れを、1つまたは複数の燃料ロッド通路を通して前記燃焼領域への注入のために輸送することができる。この第1の燃料供給デバイスは、第1の供給ライン、第1の流量計、第1の分流器および第1の分流器をn個の第1の燃料ロッドに接続するn本の第1の可撓ラインを有する。第1の供給ラインはより詳細には第1の燃料ソースから第1の分流器への前記第1の燃料の流れを輸送することができる。第1の流量計は第1の燃料ソースから第1の分流器への第1の燃料の流量を調節することができ、第1の分流器は第1の燃料の流れをn本の可撓ラインでn本の支流に分けることができる。
可撓ラインは燃料ロッドを燃料ロッド通路へと挿入することおよび燃料ロッドを前記通路から取り外すことをより容易にする。
本発明によるバーナーアセンブリは特に第1の燃料供給デバイスがn本の第1の可撓ラインを1つずつ閉じるまたは開くことを可能にする1つ以上のバルブを有し、前記n本の第1の可撓ラインのうちx本が前記1つ以上のバルブによって閉じられている場合(ここで1≦x≦n−1である)、前記第1の分流器は、前記第1の燃料の流れを、前記燃焼領域へのその注入のために開いているn−x本の第1の可撓ラインへ、前記開いている第1の可撓ラインに接続された1つまたは複数の第1の燃料ロッドによって分けることを特徴とする。
したがって、本発明によるバーナーアセンブリは、その第1の燃料ロッドのうち1つまたは、必要な場合には、いくつかのメンテナンスの最中に、バーナーアセンブリを運転状態に保持し、前記バーナーアセンブリによって燃焼領域へ供給される出力のレベルを低下させることなくそのようにすることを可能にする。このように、炉内の熱プロファイルへの第1の燃料ロッドのメンテナンスの影響、したがって炉の生産性および/または炉から得られる製品の品質への影響が非常に低減される。
明らかに、前記1つ以上のバルブによって閉じられる第1の可撓ラインの数xがn−1に等しい場合、第1の燃料の流れの全量が、第1の分流器によって、開いたままになっている第1の可撓ラインに送られる。第1の可撓ラインの全てが閉じられている場合、第1の燃料の流れが燃焼領域に注入されることはない。
各々の第1の可撓ラインは、たとえば、この可撓ラインを開くことおよび閉じることを可能にするバルブを有していてもよい。また、第1の燃料供給デバイスは第1の可撓ラインの1つ以上を選択的に閉じることおよび開くことを可能にするバルブをさらに有してもよい。
バーナーアセンブリは第1の燃料供給デバイスのバルブによるおよび/またはこのもしくはこれらバルブの手動動作の手段による第1の可撓ラインの開閉のための中央制御ユニットを有してもよい。
この文脈では、可撓ラインは、それが燃料の流れを通さない場合には閉じた状態にあると見なされ、可撓ラインは、それが燃料流を該可撓ラインを通して流すことを可能にしている場合には開いた状態にあると見なされる。
第1の燃料は、特に、気体燃料(たとえば天然ガス)でもよいし、液体燃料、たとえば燃料油でもよい。
ある実施形態によれば、第1の燃料ロッドの数nはバーナーユニット内の燃料ロッド通路の数mに等しい。
他の実施形態によれば、第1の燃料ロッドの数nは燃料ロッド通路の数m+1に等しい。
したがって、m個の第1の燃料ロッドを用いる第1の燃料の燃焼領域への注入を正常運転で有するバーナーアセンブリに対して、この実施形態は、第1の燃料ロッドのうち1つがそのメンテナンスのために対応する第1の可撓ラインを閉じることによって運転休止される際に、メンテナンス下にあるロッドをこのバーナーユニットにおいてm+1番目の第1の燃料ロッドと交換しかつこのm+1番目のロッドに対応する第1の可撓ラインを開くことを可能にし、それにより、第1の燃料ロッドのうち1つのメンテナンスの最中にm個の第1の燃料ロッドでバーナー全体を運転することを可能にする。この方法では、第1の燃料ロッドのメンテナンスによる炉内の熱プロファイルへの、ならびにそれによる炉の生産性へのおよび/または炉から得られる製品の品質への影響は、より明らかに低減される、またはさらになくなる。
また、予備の燃料供給デバイスによって予備の燃料ロッドに接続された、予備ソースと呼ばれる燃料のソースを提供することもでき、それによれば、m個の第1の燃料ロッドを用いる第1の燃料の燃焼領域への注入を正常運転で有するバーナーアセンブリに対し、m個の第1のロッドのうち1つがそのメンテナンスのために対応する第1の可撓ラインを閉じることによって運転休止される際に、メンテナンス下にある第1の燃料ロッドをこのバーナーユニットにおいてこの予備の燃料ロッドと交換することが可能となり、それにより第1の燃料ロッドのうち1つのメンテナンスの最中にこのバーナーアセンブリをm−1個の第1の燃料ロッドと予備の燃料ロッドとで運転することとが可能となる。このような運転モードは、かなりの数のバーナーアセンブリを有する炉または他の工業設備の場合に特に推奨される。
また予備の燃料は気体燃料でもよいし液体燃料でもよい。予備の燃料は有利には液体燃料である。これは特に、このような燃料の貯蔵および輸送が容易なためである。
予備の燃料は第1の燃料と同じタイプ(気体、液体など)でもよいし異なるタイプでもよい。予備の燃料の組成は第1の燃料の組成に一致していてもよいし異なっていてもよい。
また本発明は上で説明したバーナーアセンブリであって:
・p個の第2の燃料ロッド(ここでp>1である)と、
・第2の燃料供給デバイスと
をさらに有するバーナーアセンブリにも関する。
前記第2の燃料ロッドの各々は、第1の燃料ロッドについて上で既に示したものと同様に、前記複数の燃料ロッド通路にまたはその1つに取り付けることと、入口面を経由して該燃料ロッド通路から取り外すこととができる。
第2の燃料デバイスは、第2のものまたは燃料ソースからバーナーユニットへの第2の燃料の流れを、1つの燃料通路または前記複数の燃料通路を通して燃焼領域への注入のために輸送することができる。第2の燃料供給デバイスは、第2の供給ライン、第2の流量計、第2の分流器、および第2の分流器をp個の第2の燃料ロッドに接続するp個の第2の可撓ラインを有している。
第2の供給ラインは第2の燃料ソースから第2の分流器への第2の燃料の流れを輸送することができる。第2の流量計は、第2の燃料ソースから第2の分流器への第2の燃料の流量を調節することができる。第2の分流器は、第2の燃料の流れをp本の第2の可撓ラインのp本の支流に分けることができる。
本発明のこの実施形態によれば、第2の燃料供給デバイスはp本の第2の可撓ラインを1つずつ閉じることおよび開くことを可能にする1つ以上のバルブを有しており、それにより、p本の第2の可撓ラインのうちy本が前記1つ以上のバルブによって閉じられている場合(ここで1≦y≦p−1である)、第2の分流器は、第2の燃料の流れを、燃焼領域へのその注入のために開いているp−y本の第2の可撓ラインへと、前記開いている第2の可撓ラインに接続された1つまたは複数の第2の燃料ロッドによって分ける。
各々の第2の可撓ラインは、たとえば、この可撓ラインを開くことおよび閉じることを可能にするバルブを有することができる。また、第2の燃料供給デバイスは第2の可撓ラインの1つ以上を選択的に閉じることおよび開くことを可能にするバルブをさらに有してもよい。
バーナーアセンブリは、第2の可撓ラインを第2の燃料供給デバイスの1つまたは複数のバルブによっておよび/またはこのもしくはこれらのバルブの手動動作の手段によって開閉するための中央制御ユニットを有してもよい。
第2の燃料は特に気体燃料でもよいし液体燃料でもよい。
第2の燃料は第1の燃料と同じタイプ(気体、液体など)でもよいが、実務では最も多くの場合において異なるタイプであり得る。
予備の燃料が使用される場合、この予備の燃料もまた気体燃料でもよいし液体燃料でもよい。予備の燃料は有利には液体燃料、たとえば燃料油であり、特にこのような燃料の貯蔵および輸送が容易なためである。
第1の燃料ロッドの数nは第2の燃料ロッドの数pに等しくてもよい。
第2の燃料ロッドの数pはバーナーユニットの燃料ロッド通路の数mに等しくてもよい。
第1の燃料ロッドに関連して既に上に説明したのと同様に、第2の燃料ロッドの数pは燃料ロッド通路の数m+1に等しくてもよい。
2つの燃料通路(m=2)を有したバーナーアセンブリは多くの用途にとって、とりわけ溶融炉にとって特に有用であることが分かっている。
本発明によるバーナーアセンブリは空気燃焼において使用されてもよいが、オキシ燃焼での用途にとって特に有用である。それ故に、本発明は、酸化剤のソースが酸素含有量が少なくとも80体積%、好ましくは少なくとも90体積%である酸化剤のソースであるバーナーアセンブリに特に関する。
本発明によるバーナーアセンブリはとりわけ二段燃焼に有利である。
燃料の二段燃焼法は燃料の全ての燃焼に必要な量の酸化剤を燃焼領域へと燃料の流れをこの燃焼領域へと注入するところから互いに異なる距離で挿入される少なくとも2つの酸化剤の流れに分けることにある。したがって、少なくとも1つの酸化剤の第1の流れは燃料の流れの非常に近くにまたはそれと共に注入される。燃料の流れに最も近付いて注入されるまたはそれと共に注入されるこのもしくはこれらの流れによって注入される酸化剤は主酸化剤と呼ばれる。特に、それは、燃料のたとえばNOxの形成を抑える制御された温度での部分燃焼を可能にする。酸化剤の前記流れまたは他の流れは燃焼領域へと主酸化剤よりも燃料からの距離が大きなところに注入される。このように注入される酸化剤は主酸化剤と反応しなかった燃料の燃焼を達成することを可能にする。このまたはこれらの後者の流れによって注入される酸化剤は補助酸化剤と呼ばれる。
文書WO02/081967号はこのタイプの二段燃焼法を適用することを可能にする方法を記載している。酸化剤は燃料の注入点から互いに異なる距離のところに互いに異なる流量で注入される3つの別個な流れに分けられる。したがって、酸化剤の第1のジェットは高い流量で燃料のジェットの中心に注入される。次に、酸化剤の第2のジェットはより低い流量で燃料のジェットから第1の距離のところに注入される。最後に、酸化剤の第3のジェットは燃料のジェットから第2の距離のところに注入され、この第2の距離は第1の距離よりも大きい。
本発明はそれゆえにバーナーアセンブリであって、酸化剤供給デバイスが酸化剤のソースからバーナーユニットへの複数の酸化剤流を少なくとも1つの酸化剤通路を通して燃焼領域への注入のために輸送することができ、前記酸化剤流の少なくとも1つが、燃料ロッド通路から距離ds>0のところに位置する酸化剤通路を通して燃焼領域へと注入される補助酸化剤流であり、前記酸化剤流の少なくとも1つが、燃焼ロッド通路もしくはこれらのうちの1つを通してか、または燃料ロッド通路から距離dpのところ(ここで0≦dp≦dsである)に位置する酸化剤通路を通して燃焼領域へと注入される主酸化剤流であるバーナーアセンブリにも関する。
火炎を燃焼領域内で可能な限り十分に安定化させることを可能にする1つの実施形態によれば、酸化剤流の少なくとも1つは複数の燃料ロッド通路またはその1つを通して1つまたは複数の燃料ロッドの周りに注入される主酸化剤流である。
燃焼のエネルギー効率を向上させるために、酸化剤を高温、すなわち少なくとも100℃の、またはさらには数百度の温度で使用することが周知の実務である。
本発明者らは特に、EP−A−1995543という出願の中で、十分に酸素を加熱することを可能にする熱交換器を提案している。
熱い酸化剤の運搬は特別な手段、通常は、上述した頻繁なるメンテナンス作業の対象になり難い固定された手段の使用を必要とする。
二段燃焼のための本発明のある実施形態によれば、酸化剤供給デバイスは少なくとも1つの補助酸化剤流をバーナーユニットの上流において少なくとも100℃の温度まで加熱する手段を有しており、前記酸化剤供給デバイスは少なくとも1つの主酸化剤流を加熱する手段を有していない。したがって、複数の酸化剤ロッド通路もしくはその1つを通してまたは燃料ロッド通路から距離dpのところに位置する1つのもしくは複数の酸化剤通路を通して燃焼領域へと注入される前記主酸化剤は、バーナーユニットの入口において100℃以上の温度へと加熱も予熱もされない。
本文脈においては、用語「加熱される」と「予熱される」とは互換的に使用される。
好ましくは、補助酸化剤はバーナーユニットの入口において100℃ないし650℃の間、好ましくは100℃ないし600℃の間、さらに好ましくは350℃ないし550℃の間にある温度まで予熱される。
この実施形態は補助酸化剤については予熱された酸化剤の使用によってエネルギー効率を高めることを可能にする一方、主酸化剤については予熱されていない酸化剤を使用することによって本発明によるバーナーの高められた適応性、とりわけ燃料ロッドのメンテナンスおよび/または第1の燃料から第2の燃料へのもしくは複数種の燃料の組み合わせへの切り替えに関する適応性を維持することを可能にする。
システムが予熱された酸化剤の使用に固有なエネルギー収支の利点を有するために、予熱されない主酸化剤は燃料の全ての燃焼に必要な全ての酸化剤のうち非常に僅かな部分のみを提供する。この部分は通常全酸化剤の10%未満である。有利に、この比率は燃料の完全燃焼を確実にするのに必要な全ての酸化剤の1.5ないし7%の範囲内にある。
熱い酸化剤の使用の利点は加熱されない酸化剤のこの非常に僅かな部分によっては実質的に影響を受けないことが理解される。
加熱も熱せられもしない(予熱もされない)ことによって、(主)酸化剤はそれを炉へと運ぶその通路で支配的となっている本質的な周囲温度条件にあることに気付かれたい。炉の耐火壁を通ると、その温度は必然的に上昇する。熱せられていない(予熱されていない)酸化剤の温度は好ましくは周囲温度であり摂氏100℃を越えるはずがないが、炉の近傍の温度は炉からある距離のところの雰囲気の温度よりも遥かに高い。
主酸化剤および補助酸化剤は組成が同じでもよいし異なっていてもよい。主酸化剤および補助酸化剤の組成が同一である場合、それらを、同一の酸化剤のソース、たとえば、空気からガスを分離するユニットなどによって提供することができ、補助酸化剤は、バーナーユニットの上流において、前記補助酸化剤の予熱の手段を通る、たとえば、特に熱交換器を通る一方、主酸化剤はバーナーユニットの上流においてそれを予熱する手段を何ら通らない。
バーナーユニットは1つのレンガから構成されていてもよい。またバーナーユニットは有利に複数のレンガ、典型的には耐火レンガのセットから構成されていてもよい。バーナーユニットが複数のレンガから構成されている場合、前記複数のレンガは、特にバーナーアセンブリが炉の壁に取り付ける際に離間されてもよい。複数のレンガから構成されるバーナーユニットの使用は特にさらに離間された燃焼の二段化、すなわち燃料の注入からより遠い距離のところでの補助酸化剤の少なくとも1つのジェットの注入を可能にする。また、複数のレンガから構成されているバーナーユニットは様々な燃料のジェットのさらに離間された注入を可能にする。
既に上に示したように、本発明はバーナーユニットが炉の壁に取り付けられており、出口面の下流にある燃焼領域が炉の内側に位置しているバーナーアセンブリに特に関する。また本発明はこのようなバーナーアセンブリを有する炉にも関する。
また本発明は酸化剤および燃料の燃焼を燃焼領域においておよび特に炉の内側にあるこのような燃焼領域において行うためのこれらバーナーアセンブリの1つ以上の使用と、本発明によるバーナーアセンブリまたは炉を用いるあらゆる燃焼方法とにも関する。
本発明は燃焼領域における二段燃焼ならびに特に1つ以上の加熱されていない主酸化剤流および1つ以上の加熱された補助酸化剤流を用いて二段燃焼を行うための1つ以上のバーナーアセンブリの使用に特に関する。

本発明の利点は例として以下に挙げられる図1ないし図6を参照する詳細な説明からより明らかになる。
図1は本発明による二段燃焼バーナーアセンブリの燃料および酸化剤供給デバイスの運転の概略図である。 図2は本発明による二段燃焼バーナーアセンブリの1つの実施形態の燃料および酸化剤供給デバイスの運転であって、第1の燃料ロッドに対するメンテナンス処理前およびその最中の第1の分流器に接続された第1の燃料の予備のロッドを用いる運転の概略図である。 図3は本発明による二段燃焼バーナーアセンブリの1つの実施形態の燃料および酸化剤供給デバイスの運転であって、第1の燃料ロッドに対するメンテナンス処理前およびその最中の第1の分流器に接続された第1の燃料の予備のロッドを用いる運転の概略図である。 図4は本発明による二段燃焼バーナーアセンブリの1つの実施形態の燃料および酸化剤供給デバイスの運転であって、予備の燃料のソースに接続された予備のロッドを用いる運転の概略図である。 図5は本発明による二段燃焼バーナーアセンブリの1つの実施形態の燃料および酸化剤供給デバイスの運転であって、第1の燃料から第2の燃料への交換の最中のおよびその後の運転の概略図である。 図6は本発明による二段燃焼バーナーアセンブリの1つの実施形態の燃料および酸化剤供給デバイスの運転であって、第1の燃料から第2の燃料への交換の最中のおよびその後の運転の概略図である。
図1において、第1の燃料供給デバイスの第1の供給ライン100は第1の燃料のソース(図示していない)を第1の分流器101に接続している。第1の燃料のソースから第1の分流器への第1の燃料の流れは第1の流量計(図示していない)によって調節される。
第1の分流器101は2つの第1の可撓ライン120および121によって2つの第1の燃料ロッド110および111に接続されている(n=2)。
2つの第1の燃料ロッド110および111の各々は、ユニットの入口面と出口面503との間の燃料ロッド通路500、501の内側にある(m=2)。
第1の燃料供給デバイスは第1の可撓ライン120および121を別個に閉じることおよび開くことを可能にする2つのバルブ130および131をさらに有している。
第2の燃料供給デバイスの第2の供給ライン200は第2の燃料のソース(図示していない)を第2の分流器201へと接続している。第2の供給デバイスは第2の燃料のソースから第2の分流器への第2の燃料の流れの調節のための第2の流量計(図示していない)を有している。第2の供給デバイスは第2の分流器を2つの第2の燃料ロッド(図示していない)(p=2)へと接続するために2つの第2の可撓ライン220および221をさらに有しており、各々の第2の可撓ラインはバルブ230および231によって閉じることおよび開くことができる。
酸化剤供給デバイスは燃料通路110、111からそれぞれ距離dsのところに位置する2つの補助酸化剤通路506、507に補助酸化剤を輸送するための補助酸化剤供給ライン504を有している。
酸化剤供給デバイスは主酸化剤供給システムをさらに有している。図に示した実施形態では、主酸化剤供給システムは主酸化剤供給ライン508および主酸化剤分流器509を有している。主酸化剤分流器509はパイプ510、511によって燃料通路500および501に接続されている。主酸化剤は燃料通路500および501内の燃料ロッド110および111の周りにある環状領域を通して燃焼領域512へと注入される(dp=0)。このように燃焼ロッドの周りに注入される主酸化剤は通常「被覆酸化剤」と呼ばれる。2つのバルブ530および531は2つの主酸化剤パイプ510および511を開くことおよび閉じることを可能にする。
燃料のタイプを変更するためまたはm個(この例ではm=2である)の主燃料ロッドのうち1つのメンテナンスを行うためには、バーナーを火がともった状態におよび一定の出力に保ったままで、以下の工程を行わなければならない:
(a)目的とする第1の燃料ロッド110(111)に対応した第1の可撓ライン120(121)を閉じる。この閉鎖はバルブ130(131)を閉じることによって達成される。それにより、第1の燃料、たとえば天然ガスの流れの全てが開いたままのm−1本(この例では、m−1=1である)の第1の可撓ライン121(120)へおよびそれにより対応するm−1個の第1の燃料ロッド131(130)へと自動的に流れる。バーナーの出力は同様のままである。
(b)目的とする第1の燃料ロッド120(121)の周りの被覆酸化剤の流れをこのロッドを燃料ロッド通路500(501)から取り外すことを可能にするためにバルブ530(531)を用いて主酸化剤のパイプ510(511)を閉じることによって止める。それにより、被覆酸化剤の流れの全てが運転中のままにあるm−1個(この例では、m−1=1である)の燃料ロッド121(120)を収容した燃料通路501(500)へと流れる。
(c)止められた第1の燃料ロッドを取り外して任意に必要なメンテナンスを行う。
単なるメンテナンス作業の場合、当の第1の燃料ロッドのメンテナンスまたは交換の後、逆の手順が行われる:止められた第1の燃料ロッド110(111)をその燃料ロッド通路500(501)に再挿込し;バルブ530(531)を用いて主酸化剤パイプ510(511)を開くことによって被覆酸化剤の流れをこの燃料ロッド通路500(501)内のこの第1の燃料ロッド110(111)の周りに再開し、バルブ130(131)を用いてこの第1の燃料ロッド110(111)に対応する第1の可撓ライン120(121)を開く。それにより、第1の燃料の流れの全量がm本(この例では、m=2である)の第1の可撓ライン121および120ならびにそれによりm個の第1の燃料ロッド131および130に自動的に再分流される。
この例に従うと、バーナーアセンブリは第1の燃料ロッドのうち1つのメンテナンスの最中にm−1個の第1の燃料ロッドで運転する。バーナーの出力をメンテナンス処理の最中一定のままとすることができ、炉の生産性へのおよび/または炉から得られる製品の品質への影響は大いに抑えられる。
図2に図示したバーナーアセンブリは、特にオペレータが長期のメンテナンスを行うことを望むまたはそうする義務がある場合に、燃料ロッドのメンテナンス処理または変更の炉の生産性へのおよび/または炉から得られる製品の品質への影響をさらに制限することを可能にする。
図2によるバーナーアセンブリの第1の燃料供給デバイスは1つのm+1番目の第1の燃料ロッド112と、第1の分流器101に接続された1つのm+1番目の第1の可撓ライン122と、m+1番目の第1の可撓ライン122を開くことおよび閉じることを可能にする1つのm+1番目のバルブ132とを有している(この例ではm+1=3である)。
メンテナンス処理の前においては、第1の可撓ライン122は閉じられておりおよび第1の燃料ロッド112は運転を休止している。
たとえば第1の燃料ロッド110のメンテナンスの最中、オペレータは、上述の工程(c)の後に以下のことを行ってもよい:
(d)第1の燃料ロッド110を同じ燃料のロッド112であって、前記燃料の第1の分流器101にあらかじめ接続されていたロッド112と交換すること;
(e)燃料ロッド通路500内の被覆酸化剤の流れを、バルブ530を用いて主酸化剤のパイプ510を開くことによって今度は第1の燃料ロッド112の周りに再開すること;および
(f)この第1の燃料ロッド112に対応する第1の可撓ライン122をバルブ132を用いて開くこと。
それにより、図3に示すように、第1の燃料の流れの全量がm本(この例では、m=2である)の第1の可撓ライン122および121へとならびにそれによりm個の第1の燃料ロッド132および131へと自動的に再分流される。したがって、ロッド110のメンテナンスをバーナーアセンブリが正常流量で運転しているなか行うことができる。
図4は本発明によるバーナーアセンブリの他の実施形態を示している。
オペレータがたとえば第1の燃料ロッド110の長期的なメンテナンスを行うことを所望しているまたはそうする義務がある場合、オペレータは、上述の工程(c)の後に、以下のことを行ってもよい:
(g)第1の燃料ロッド110を、たとえば燃料油のソースなどの予備の燃料のソース(図示していない)に接続された予備の燃料ロッド310と交換すること。予備の燃料ロッド310は前記予備の燃料の注入のために特別に設計されたロッドである;
(h)燃料ロッド通路500における被覆酸化剤の流れをバルブ530を用いて主酸化剤パイプ510を開くことによって今度は予備の燃料ロッド310の周りで再開すること;および
(i)予備の燃料ロッドに接続された予備可撓ライン320をバルブ330を用いて開き予備燃料ロッド310への予備燃料の流れおよび開いているm−1本の第1の可撓ライン121に接続されたm−1個(この例ではm−1=1である)の第1の燃料ロッド111への第1の燃料の流れをバーナーアセンブリに望まれる出力を得るように調節すること。
予備の燃料としての燃料油、または他の液体燃料の正にその場合、各燃料油ロッド310は霧化流体がさらに供給される。それゆえに、可撓ライン420はこの霧化流体のためのそれに関連するバルブ430をさらに有していなければならない。オペレータは燃料油,この場合予備の燃料である,のバルブ330を開く前にバルブ430を開く。公称出力を得るために、オペレータは、手動でまたはプログラム制御可能なコントローラによって、燃料2の出力をバーナー出力の半分まで高めながら燃料1の出力を低減させるが、全ては霧化流体の流量範囲の設定値に従う。
それにより、図4に示すように、バーナーアセンブリは一方では第1の燃料の流れおよび他方では予備の燃料の流れの燃焼領域への注入による混合流量で運転する。それによって、バーナーアセンブリが炉の生産性へのおよび/または炉から得られる製品の品質への影響を最小にする混合流量で運転しているなかロッド110のメンテナンスを行うことができる。
図1に示した実施形態において第1の燃料を第2の燃料と完全に交換するには、図5および図6において図示するように、m個(この例では、m=2である)の第1の燃料ロッドのp個(この例では、m=2)の第2の燃料ロッドとの交換のための同様のシナリオに従う必要がある。
上述の工程(c)の後、オペレータは:
(j)第1の燃料ロッド110を第2の燃料の第2の分流器201に接続された第2の燃料ロッド210と交換し、
(k)燃料ロッド通路500における被覆酸化剤の流れをバルブ530を用いて主酸化剤パイプ510を開くことにより今度は第2の燃料ロッド210の周りで再開し、
(l)開いている第1のおよび第2の可撓ライン121および220に接続された燃料ロッド111および210への第1のおよび第2の燃料の流れをバーナーアセンブリに所望される出力を達成するように調節しながら、この第2の燃料ロッド210に対応する第2の可撓ライン220をバルブ230を用いて開く。
それにより、バーナーアセンブリは一方では第1の燃料の流れのおよび他方では第2の燃料の流れの燃焼領域への注入による混合流量で動作する(図5)。
次に、m−1個(この例では、m−1=2)の他の第1の燃料ロッド111を第2の燃料ロッド121と交換して、第2の燃料の流れのみ(図6)でのおよび所望される出力でのバーナーアセンブリの運転を達成するために、工程(j)ないし(l)が繰り返される。
それゆえに、本発明によるバーナーアセンブリは、バーナーアセンブリを停止させることなくおよびバーナーアセンブリの出力を減少させることなく、炉の生産性へのおよび/または炉から得られる製品の品質への影響を最小限にして、第1の燃料を第2の燃料へとまたはさらには混合流量の2種類の燃料へと切り替えることを可能にする。
液体燃料のロッドに関連する上述の説明は、第1の燃料ロッドでも第2の燃料ロッドでも予備のロッドでもよい液体燃料のロッド全てに明らかに当てはまる。
以下に、本願の発明の態様を付記する。
[1]バーナーアセンブリであって、・入口面および出口面(503)、前記入口面と出口面との間の少なくとも1つの酸化剤通路(506、507)、ならびに前記入口面と出口面との間の少なくとも1つの燃料ロッド通路(500、501)を有するバーナーユニットであって、前記少なくとも1つの燃料ロッド通路(500、501)を通して前記バーナーユニットにm個の燃料ロッドを同時に取り付けられるようになっている(ここでm>1である)バーナーユニットと;・n個の第1の燃料ロッド(110、111)(ここでn>1である)であって、各々は、前記複数の燃料ロッド通路(500、501)またはその1つに取り付けることができ、前記バーナーユニットの入口面を経由して前記燃料ロッド通路(500、501)から取り外すことができる第1の燃料ロッド(110、111)と、・酸化剤のソースからバーナーユニットへの酸化剤の流れを、前記少なくとも1つの酸化剤通路(506、507)を通して前記出口面(503)の下流に位置する燃焼領域への注入のために輸送することができる酸化剤供給デバイスと、・第1の燃料ソースから前記バーナーユニットへの第1の燃料の流れを、1つまたは複数の燃料ロッド通路(500、501)を通して前記燃焼領域への注入のために輸送することができる第1の燃料供給デバイスであって、第1の供給ライン(100)、第1の流量計、第1の分流器(101)および第1の分流器をn個の第1の燃料ロッド(110、111)に接続するn本の第1の可撓ライン(120、121)を有し、i.前記第1の供給ラインは前記第1の燃料の流れを前記第1の燃料ソースから前記第1の分流器へ輸送することができ、ii.前記第1の流量計は前記第1の燃料ソースから前記第1の分流器への前記第1の燃料の流量を調節することができ、iii.前記第1の分流器は前記第1の燃料の流れをn本の第1の可撓ラインのn本の支流に分けることができる第1の燃料供給デバイスとを有し、・前記第1の燃料供給デバイスは前記n本の第1の可撓ラインを1つずつ閉じるまたは開くことを可能にする1つ以上のバルブ(130、131)を有し、前記n本の第1の可撓ラインのうちx本が前記1つ以上のバルブによって閉じられている場合(ここで1≦x≦n−1である)、前記第1の分流器は、前記第1の燃料の流れを、前記燃焼領域へのその注入のために開いているn−x本の第1の可撓ラインへ、前記開いている第1の可撓ラインに接続された1つまたは複数の第1の燃料ロッドによって分けることを特徴とするバーナーアセンブリ。
[2]n=mである[1]に記載のバーナーアセンブリ。
[3]n=m+1である[1]に記載のバーナーアセンブリ。
[4]・p個の第2の燃料ロッド(210、211)(ここでp>1である)であって、各々は、前記複数の燃料ロッド通路(500、501)またはその1つに取り付けることができ、前記入口面を経由して前記燃料ロッド通路から取り外すことができる第2の燃料ロッドと・第2の燃料ソースから前記バーナーユニットへの第2の燃料の流れを、1つまたは複数の燃料ロッド通路(500、501)を通して前記燃焼領域(512)への注入のために輸送することができる第2の燃料供給デバイスであって、第2の供給ライン(200)、第2の流量計、第2の分流器(201)および第2の分流器をp個の第2の燃料ロッドに接続するp本の第2の可撓ライン(220、221)を有し、i.前記第2の供給ラインは前記第2の燃料の流れを前記第2の燃料ソースから前記第2の分流器へ輸送することができ、ii.前記第2の流量計は前記第2の燃料ソースから前記第2の分流器への前記第2の燃料の流量を調節することができ、iii.前記第2の分流器は前記第2の燃料の流れをp本の第2の可撓ラインのp本の支流に分けることができる第2の燃料供給デバイスとをさらに有し、・前記第2の燃料供給デバイスは前記p本の第2の可撓ラインを1つずつ閉じるまたは開くことを可能にする1つ以上のバルブ(230、231)を有し、前記p本の第2の可撓ラインのうちy本が前記1つ以上のバルブによって閉じられている場合(ここで1≦y≦p−1である)、前記第2の分流器は、前記第2の燃料の流れを、前記燃焼領域へのその注入のために開いているp−y本の第2の可撓ラインへ、前記開いている第2の可撓ラインに接続された1つまたは複数の第2の燃料ロッドによって分ける
ことを特徴とする[1]ないし[3]の何れか1に記載のバーナーアセンブリ。
[5]n=pである[4]に記載のバーナーアセンブリ。
[6]p=mである[4]または[5]に記載のバーナーアセンブリ。
[7]p=m+1である[4]または[5]に記載のバーナーアセンブリ。
[8]m=2である[1]ないし[7]の何れか1に記載のバーナーアセンブリ。
[9]前記酸化剤のソースは酸素含流量が少なくとも80体積%、好ましくは少なくとも90体積%である酸化剤のソースである[1]ないし[8]の何れか1に記載のバーナーアセンブリ。
[10][1]ないし[9]の何れか1に記載のバーナーアセンブリであって、二段燃焼のためのものであり、前記酸化剤供給デバイスは、酸化剤のソースからバーナーユニットへの複数の酸化剤流を、前記燃焼領域(512)への注入のために輸送することができ:・前記酸化剤流の少なくとも1つは、燃料ロッド通路(500、501)から距離ds>0のところに位置する酸化剤通路(506、507)を通して前記燃焼領域へと注入される補助酸化剤流であり・前記酸化剤流の少なくとも1つは、−前記複数の燃料ロッド通路(500、501)またはその1つを通してかまたは−前記燃料ロッド通路から距離dpのところ(ここで0≦dp≦dsである)に位置する酸化剤通路を通して前記燃焼領域へと注入される主酸化剤流であるバーナーアセンブリ。
[11]前記酸化剤流の少なくとも1つは複数の燃料ロッド通路(500、501)またはその1つを通して1つまたは複数の燃料ロッド(500、501)の周りに注入される主酸化剤流である[12]に記載のバーナーアセンブリ。
[12]前記バーナーユニットはいくつかの複数の耐火レンガのアセンブリである[1]ないし[11]の何れか1に記載のバーナーアセンブリ。
[13]前記バーナーユニットは炉の壁に取り付けられており、前記出口面(503)の下流の前記燃焼領域(512)が前記炉の内側に位置している[1]ないし[12]の何れか1に記載のバーナーアセンブリ。
[14][13]に記載のバーナーアセンブリを有する炉。
[15][1]ないし[13]の何れか1に記載のバーナーアセンブリを用いるか、または[14]に記載の炉を用いる燃焼方法。

Claims (15)

  1. バーナーアセンブリであって、
    ・入口面および出口面(503)、前記入口面と出口面との間の少なくとも1つの酸化剤通路(506、507)、ならびに前記入口面と出口面との間の少なくとも1つの燃料ロッド通路(500、501)を有するバーナーユニットであって、前記少なくとも1つの燃料ロッド通路(500、501)を通して前記バーナーユニットにm個の燃料ロッドを同時に取り付けられるようになっている(ここでm>1である)バーナーユニットと;
    ・n個の第1の燃料ロッド(110、111)(ここでn>1である)であって、各々は、前記複数の燃料ロッド通路(500、501)またはその1つに取り付けることができ、前記バーナーユニットの入口面を経由して前記燃料ロッド通路(500、501)から取り外すことができる第1の燃料ロッド(110、111)と、
    ・酸化剤のソースからバーナーユニットへの酸化剤の流れを、前記少なくとも1つの酸化剤通路(506、507)を通して前記出口面(503)の下流に位置する燃焼領域への注入のために輸送することができる酸化剤供給デバイスと、
    ・第1の燃料ソースから前記バーナーユニットへの第1の燃料の流れを、1つまたは複数の燃料ロッド通路(500、501)を通して前記燃焼領域への注入のために輸送することができる第1の燃料供給デバイスであって、第1の供給ライン(100)、第1の流量計、第1の分流器(101)および第1の分流器をn個の第1の燃料ロッド(110、111)に接続するn本の第1の可撓ライン(120、121)を有し、
    i.前記第1の供給ラインは前記第1の燃料の流れを前記第1の燃料ソースから前記第1の分流器へ輸送することができ、
    ii.前記第1の流量計は前記第1の燃料ソースから前記第1の分流器への前記第1の燃料の流量を調節することができ、
    iii.前記第1の分流器は前記第1の燃料の流れをn本の第1の可撓ラインのn本の支流に分けることができる
    第1の燃料供給デバイスとを有し、
    ・前記第1の燃料供給デバイスは前記n本の第1の可撓ラインを1つずつ閉じるまたは開くことを可能にする1つ以上のバルブ(130、131)を有し、前記n本の第1の可撓ラインのうちx本が前記1つ以上のバルブによって閉じられている場合(ここで1≦x≦n−1である)、前記第1の分流器は、前記第1の燃料の流れを、前記燃焼領域へのその注入のために開いているn−x本の第1の可撓ラインへ、前記開いている第1の可撓ラインに接続された1つまたは複数の第1の燃料ロッドによって分ける
    ことを特徴とするバーナーアセンブリ。
  2. n=mである請求項1に記載のバーナーアセンブリ。
  3. n=m+1である請求項1に記載のバーナーアセンブリ。
  4. ・p個の第2の燃料ロッド(210、211)(ここでp>1である)であって、各々は、前記複数の燃料ロッド通路(500、501)またはその1つに取り付けることができ、前記入口面を経由して前記燃料ロッド通路から取り外すことができる第2の燃料ロッドと
    ・第2の燃料ソースから前記バーナーユニットへの第2の燃料の流れを、1つまたは複数の燃料ロッド通路(500、501)を通して前記燃焼領域(512)への注入のために輸送することができる第2の燃料供給デバイスであって、第2の供給ライン(200)、第2の流量計、第2の分流器(201)および第2の分流器をp個の第2の燃料ロッドに接続するp本の第2の可撓ライン(220、221)を有し、
    i.前記第2の供給ラインは前記第2の燃料の流れを前記第2の燃料ソースから前記第2の分流器へ輸送することができ、
    ii.前記第2の流量計は前記第2の燃料ソースから前記第2の分流器への前記第2の燃料の流量を調節することができ、
    iii.前記第2の分流器は前記第2の燃料の流れをp本の第2の可撓ラインのp本の支流に分けることができる
    第2の燃料供給デバイスとをさらに有し、
    ・前記第2の燃料供給デバイスは前記p本の第2の可撓ラインを1つずつ閉じるまたは開くことを可能にする1つ以上のバルブ(230、231)を有し、前記p本の第2の可撓ラインのうちy本が前記1つ以上のバルブによって閉じられている場合(ここで1≦y≦p−1である)、前記第2の分流器は、前記第2の燃料の流れを、前記燃焼領域へのその注入のために開いているp−y本の第2の可撓ラインへ、前記開いている第2の可撓ラインに接続された1つまたは複数の第2の燃料ロッドによって分ける
    ことを特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載のバーナーアセンブリ。
  5. n=pである請求項4に記載のバーナーアセンブリ。
  6. p=mである請求項4または5に記載のバーナーアセンブリ。
  7. p=m+1である請求項4または5に記載のバーナーアセンブリ。
  8. m=2である請求項1ないし7の何れか1項に記載のバーナーアセンブリ。
  9. 前記酸化剤のソースは酸素含流量が少なくとも80体積%である酸化剤のソースである請求項1ないし8の何れか1項に記載のバーナーアセンブリ。
  10. 前記酸化剤のソースは酸素含流量が少なくとも90体積%である酸化剤のソースである請求項1ないし8の何れか1項に記載のバーナーアセンブリ。
  11. 請求項1ないし10の何れか1項に記載のバーナーアセンブリであって、二段燃焼のためのものであり、前記酸化剤供給デバイスは、酸化剤のソースからバーナーユニットへの複数の酸化剤流を、前記燃焼領域(512)への注入のために輸送することができ:
    ・前記酸化剤流の少なくとも1つは、燃料ロッド通路(500、501)から距離ds>0のところに位置する酸化剤通路(506、507)を通して前記燃焼領域へと注入される補助酸化剤流であり
    ・前記酸化剤流の少なくとも1つは、
    −前記複数の燃料ロッド通路(500、501)またはその1つを通してかまたは
    −前記燃料ロッド通路から距離dpのところ(ここで0≦dp≦dsである)に位置する酸化剤通路を通して
    前記燃焼領域へと注入される主酸化剤流であるバーナーアセンブリ。
  12. 前記酸化剤流の少なくとも1つは複数の燃料ロッド通路(500、501)またはその1つを通して1つまたは複数の燃料ロッド(500、501)の周りに注入される主酸化剤流である請求項11に記載のバーナーアセンブリ。
  13. 前記バーナーユニットはいくつかの複数の耐火レンガのアセンブリである請求項1ないし12の何れか1項に記載のバーナーアセンブリ。
  14. 前記バーナーユニットは炉の壁に取り付けられており、前記出口面(503)の下流の前記燃焼領域(512)が前記炉の内側に位置している請求項1ないし13の何れか1項に記載のバーナーアセンブリ。
  15. 請求項14に記載のバーナーアセンブリを有する炉。
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