JP5471649B2 - 金属製中空断面部材の製造方法 - Google Patents

金属製中空断面部材の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、金属製の板状素材をプレス成形して中空断面部材を製造する金属製中空断面部材の製造方法に関する。
例えば車体の基本構造の一部を構成するサイドシルなどの車体部材では、強度及び剛性を確保するとともに軽量化を図るため、中空断面部材が用いられており、このような中空断面部材は一般に、金属製の板状素材をプレス成形して製造されることが知られている。
例えば特許文献1には、板状素材の両端部をプレス加工して凹状となるように成形する第1工程と、該板状素材の中心部をプレス加工することにより、板状素材の中心部が凸状となる凸部を有するとともに該凸部の両側が凹状となるようにW字状断面に成形する第2工程と、凸部を平坦状にプレス加工することにより中空状断面に成形する第3工程とを順に実施して中空断面部材を成形する方法が開示されている。かかる方法によれば、中子を用いることなく、平板状の板状素材をプレス成形して中空断面部材を製造することが可能である。
特開平10−058040号公報
しかしながら、底壁部と該底壁部の両側から同一方向に延びる縦壁部と有する凹部を備えて中空断面に形成された中空断面部材を板状素材から製造する場合、前記特許文献1に記載されるように、底壁部の中心部に成形された1つの凸部を平坦状にプレス成形することにより該底壁部の両側の縦壁部をそれぞれ内方側に変位させて中空断面部材を製造したときに該中空断面部材をプレス成形型から取り出すと、底壁部の凸部に対応する部分が僅かに元の形状に戻って縦壁部が外方側に開くスプリングバックが生じ、中空断面部材を精度良く成形できない畏れがある。特に、板状素材として高張力鋼板を用いる場合には、このような傾向がより顕著になり得る。
そこで、本発明は、前記技術的課題に鑑みてなされたものであり、スプリングバックを抑制することができ、金属製中空断面部材を精度良く製造することができる金属製中空断面部材の製造方法を提供することを目的とする。
このため、本願の請求項1に係る発明は、金属製の板状素材をプレス成形して中空断面部材を製造する金属製中空断面部材の製造方法であって、底壁部と該底壁部の両側から同一方向に延びる両側の縦壁部とで断面凹状とされる凹部を備え、該底壁部に該縦壁部が延びる方向に突出するとともに略平行に並んで断面に直交する方向に延びる2つ以上の凸部が形成された中間成形体を板状素材から成形する第1成形工程と、前記中間成形体をダイに保持した状態でパンチにより前記2つ以上の凸部をその突出方向と逆方向にプレス成形することにより、前記2つ以上の凸部を略平坦状に成形するとともに前記両側の縦壁部をそれぞれ内方側へ変位させて中空断面部材を製造する第2成形工程とを備えていることを特徴とする。
ここで、「中空断面」とは、底壁部と該底壁部の両側に同一方向に延びる縦壁部とで断面凹状とされる凹部を備え、コ字状断面やハット状断面など、底壁部と両側の縦壁部とによって囲まれた中空状の空間を有する断面をいうものであり、底壁部と該底壁部の両側に同一方向に延びる縦壁部とで断面凹状とされる凹部を備えて閉断面状に形成される断面も含むものである。
また、本願の請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記第2成形工程は、前記中間成形体の底壁部の断面上での長さが前記中空断面部材における前記中間成形体での底壁部に対応する部分の長さに略等しくなるようにプレス成形することを特徴とする。
更に、本願の請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に係る発明において、前記第1成形工程は、隣り合う前記凸部の間に形成される谷部の底部が、前記底壁部と前記両側の縦壁部との間にそれぞれ形成される両側の角部を結ぶ直線より前記凸部の突出方向に位置するように中間成形体を成形することを特徴とする。
また更に、本願の請求項4に係る発明は、請求項1から請求項3の何れか1項に係る発明において、前記第1成形工程において、前記中間成形体は、前記凸部の最も縦壁部側に位置する凸部の縦壁部側の端部近傍部が、前記底壁部と前記両側の縦壁部との間にそれぞれ形成される両側の角部を結ぶ直線に対して略45度の角度をなすように成形されることを特徴とする。
また更に、本願の請求項5に係る発明は、請求項1から請求項4の何れか1項に係る発明において、前記第1成形工程において、前記中間成形体は、前記凸部の頂部と、隣り合う前記凸部の間に形成される谷部の底部とが断面曲線状に形成され、前記底壁部における前記凸部の頂部と前記谷部の底部とを除く部分が断面直線状に成形されることを特徴とする。
本願の請求項1に係る金属製中空断面部材の製造方法によれば、底壁部と両側の縦壁部とで断面凹状とされる凹部を備えた中間成形体を板状素材から成形する第1成形工程において、底壁部に該縦壁部が延びる方向に突出するとともに略平行に並んで断面に直交する方向に延びる2つ以上の凸部を形成し、第2成形工程において、2つ以上の凸部をその突出方向と逆方向にプレス成形することにより、2つ以上の凸部を略平坦状に成形するとともに両側の縦壁部をそれぞれ内方側へ変位させて中空断面部材を製造する。これにより、成形工程を複雑化させることなく比較的簡単な方法によって、スプリングバックを抑制することができ、金属製中空断面部材を精度良く製造することができる。
この理由としては、後述するように、2つの凸部を略平坦状にプレス成形した場合に、凸部の湾曲外面側で生じる引張方向の残留応力が2つの凸部の間の谷部において生じる圧縮方向の残留応力と打ち消し合って小さくなるとともに、凸部の湾曲内面側で生じる圧縮方向の残留応力が2つの凸部の間の谷部において生じる引張方向の残留応力と打ち消し合って小さくなることによって、スプリングバックが抑制されると考えられる。
また、2つの凸部を形成した場合は1つの凸部を形成した場合に比べて凸部の曲率が大きくなるので、2つの凸部を略平坦状にプレス成形した場合に1つの凸部をプレス成形した場合に比べて変形量が大きくなり、塑性領域の板厚方向における幅が大きく、実質的にスプリングバックを引き起こす弾性領域の板厚方向における幅が小さくなることによって、スプリングバックが抑制されるとも考えられる。
また、本願の請求項2に係る発明によれば、第2成形工程は、中間成形体の底壁部の断面上での長さが中空断面部材における中間成形体での底壁部に対応する部分の長さに略等しくなるようにプレス成形することにより、底壁部の断面に沿う方向の伸びや縮みが抑制され、比較的簡単な方法によって前記効果をより具体的に実現することができる。
更に、本願の請求項3に係る発明によれば、第1成形工程は、隣り合う凸部の間に形成される谷部の底部が、底壁部と両側の縦壁部との間にそれぞれ形成される両側の角部を結ぶ直線より凸部の突出方向に位置するように中間成形体を成形することにより、前記効果をより有効に奏することができる。また、第2成形工程において中間成形体を安定してダイに保持することができるので、金属製中空断面部材をより精度良く製造することができる。
また更に、本願の請求項4に係る発明によれば、第1成形工程において、中間成形体は、凸部の最も縦壁部側に位置する凸部の縦壁部側の端部近傍部が、底壁部と両側の縦壁部との間にそれぞれ形成される両側の角部を結ぶ直線に対して略45度の角度をなすように成形されることにより、第2成形工程において凸部がプレス成形される際に、凸部の最も縦壁部側に位置する凸部の縦壁部側の端部が好適な摩擦力を受けながらダイに沿って移動することができるので、スプリングバックの抑制効果をより有効に得ることができる。
ここに、略45度の角度としたのは、凸部がプレス成形される際に、略45度の角度より大きい場合には凸部が座屈して金属製中空断面部材を精度良く製造することができず、略45度の角度より小さい場合には、凸部の角度変化量が小さく変形量が少なくなり、それにより、塑性領域の板厚方向における幅が小さく実質的にスプリングバックを引き起こす弾性領域の板厚方向における幅が大きくなって、スプリングバックの抑制効果を得ることが難しいと考えられるからである。
また更に、本願の請求項5に係る発明によれば、第1成形工程において、中間成形体は、凸部の頂部と、隣り合う凸部の間に形成される谷部の底部とが断面曲線状に形成され、底壁部における凸部の頂部と谷部の底部とを除く部分が断面直線状に成形されることにより、第2成形工程において変形する部分を少なくしてスプリングバックの抑制効果を高めることができ、金属製中空断面部材をより精度良く製造することができる。
本発明の実施形態に係る金属製中空断面部材を製造するための第1成形工程を説明するための断面説明図である。 第1成形工程において成形された中間成形体を説明するための断面説明図である。 本発明の実施形態に係る金属製中空断面部材を製造するための第2成形工程を説明するための断面説明図である。 前記中間成形体及び前記中空断面部材を示す斜視図である。 1つの凸部が形成された中間成形体と、2つの凸部が形成された中間成形体とについて、凸部のプレス成形後のスプリングバックをシミュレーション解析した結果を示す図である。 本発明の実施形態に係る金属製中空断面部材の製造方法によるスプリングバックの抑制効果を説明するための説明図である。 本発明の実施形態に係る金属製中空断面部材の製造方法によるスプリングバックの抑制効果を説明するための別の説明図である。 第1成形工程において成形された中間成形体の変形例を示す断面説明図である。
以下、本発明の実施形態に係る金属製中空断面部材の製造方法について、添付図面を参照しながら説明する。
本実施形態では、後述するように、金属製の板状素材をプレス成形して中空断面部材を製造するに際し、底壁部と該底壁部の両側から同一方向に延びる両側の縦壁部とで断面凹状とされる凹部を備え、底壁部に縦壁部が延びる方向に突出するとともに略平行に並んで断面に直交する方向に延びる2つ以上の凸部が形成された中間成形体を板状素材から成形する第1成形工程と、中間成形体をダイに保持した状態でパンチにより2つ以上の凸部をその突出方向と逆方向にプレス成形することにより、2つ以上の凸部を略平坦状に成形するとともに両側の縦壁部をそれぞれ内方側へ変位させて中空断面部材を製造する第2成形工程とを備えている。
図1は、本発明の実施形態に係る金属製中空断面部材を製造するための第1成形工程を説明するための断面説明図であり、第1成形工程に用いるプレス成形型及び板状素材の断面を示している。本実施形態では、先ず、高張力鋼板などの略平板状に形成された矩形状の金属製の板状素材を第1のプレス成形装置によってプレス成形し、中空断面に形成された中空断面部材を製造するための中間成形体を成形する。
ここで、「中空断面」とは、底壁部と該底壁部の両側に同一方向に延びる縦壁部とで断面凹状とされる凹部を備え、コ字状断面やハット状断面など、底壁部と両側の縦壁部とによって囲まれた中空状の空間を有する断面をいうものであり、底壁部と該底壁部の両側に同一方向に延びる縦壁部とで断面凹状とされる凹部を備えて閉断面状に形成される断面も含むものである。
図1に示すように、金属製の板状素材をプレス成形して中間成形体を成形するための第1のプレス成形装置は、板状素材Wを保持する下型1と、下型1に対して相対的に移動され、下型1とともに板状素材Wを所定形状の中間成形体に成形するための上型2とを有する第1のプレス成形型10を備えている。
プレス成形型10の下型1は、成形されるべき中空断面部材の形状に応じて所定形状に形成され、その上面1aに凹状に窪む凹部1bが設けられ、凹部1bは、略水平方向に延びる底壁部1cと該底壁部1cの両側において底壁部1cから略垂直方向に延びる縦壁部1d、1eとを備え、底壁部1cと両側の縦壁部1d、1eとの間にそれぞれ所定の角部が形成されている。
下型1にはまた、底壁部1cに、凹部1bの内方側、すなわち底壁部1cと縦壁部1d、1eとによって囲まれる領域の内方側に突出する2つの凸部1f、1gが形成されており、2つの凸部1f、1gは、底壁部1cに沿って並んで設けられ断面に直交する方向に略平行に延びている。また、2つの凸部1f、1gはそれぞれ、縦壁部1d、1e側の端部が縦壁部1d、1eと連続して設けられている。
一方、プレス成形型10の上型2は、図示しない上型移動機構によって上下方向に移動され、下型1に対して相対的に移動されるようになっている。上型2は、下型1との間で板状素材Wをプレス成形するために、その下面2aに、下型1の凹部1bに対応して凸状に突出する凸部2bが設けられている。
上型2の凸部2bもまた、略水平方向に延びる底壁部2cと該底壁部2cの両側において略垂直方向に延びる縦壁部2d、2eとを備え、底壁部2cと両側の縦壁部2d、2eとの間に所定の角部が形成されている。上型2にはまた、底壁部2cに、凸部2bの内方側、すなわち底壁部2cと縦壁部2d、2eとによって囲まれる領域の内方側に窪む2つの凹部2f、2gが形成されており、2つの凹部2f、2gは、底壁部2cに沿って並んで設けられ断面に直交する方向に略平行に延びている。
また、第1のプレス成形装置は、該第1のプレス成形装置を総合的に制御する第1のプレス成形装置用制御ユニット(不図示)を備えており、該制御ユニットは、上型2の移動機構などの各種作動を制御する。なお、第1のプレス成形装置用制御ユニット、及び後述する第2のプレス成形装置用制御ユニットは、例えばマイクロコンピュータを主要部として構成されている。
第1のプレス成形装置を用いて板状素材Wをプレス成形する際には、図1(a)に示すように、下型1と上型2とが離間して配置された状態で、下型1の上面1aに板状素材Wが保持される。そして、上型2が下方へ移動され、図1(b)に示すように、上型2の下面2aによって板状素材Wが下方へ押圧され、さらに上型2が下方へ移動されると、図1(c)に示すように、上型2の下面2aと下型1の上面1aとによって板状素材Wがプレス成形され、所定形状の中間成形体が成形される。
図2は、第1成形工程において成形された中間成形体を説明するための断面説明図である。図2に示すように、第1のプレス成形装置によってプレス成形された中間成形体としての板状素材Wは、上型2の下面2aと下型1の上面1aとによって所定形状にプレス成形され、上型2の凸部2bと下型1の凹部1bとによって、略水平方向に延びる底壁部W2と該底壁部W2の両側から同一方向に略垂直方向に延びる縦壁部W3、W4とで断面凹状とされる凹部W1を備え、凹部W1の両側、すなわち縦壁部W3、W4の両側にはそれぞれ略水平方向外側に延びるフランジ部W5、W6を有している。
板状素材Wの底壁部W2にはまた、上型2の凸部2bと下型1の凹部1bとによって、底壁部W2と両側の縦壁部W3、W4とによって囲まれる領域の内方側に縦壁部W3、W4が延びる方向に突出するとともに断面と直交する方向に略平行に並んで延びる2つの凸部Wa、Wbが形成されている。2つの凸部Wa、Wbはそれぞれ、縦壁部W3、W4側の端部が縦壁部W3、W4と連続して設けられ、底壁部W2と縦壁部W3、W4との間に所定の角部Wc、Wdが形成されている。
また、中間成形体Wには、2つの凸部Wa、Wbの間に谷部Weが形成され、図2に示すように、2つの凸部Wa、Wbの間に形成される谷部Weの底部は、両側の角部Wc、Wdを結ぶ直線L1よりも、2つの凸部Wa、Wbの突出方向に位置付けられるように成形されている。
中間成形体Wではまた、2つの凸部Wa、Wbの頂部が断面曲線状に形成されるともに隣り合う2つの凸部Wa、Wbの間に形成される谷部Weの底部が断面曲線状に形成され、2つの凸部Wa、Wbの縦壁部W3、W4側の端部もまた、断面曲線状に形成されている。そして、底壁部W2におけるそれ以外の部分、すなわち図2においてS1、S2、S3、S4で示される部分が断面直線状に形成されている。
また、2つの凸部Wa、Wbの縦壁部W3、W4側に位置する凸部Wa、Wbの縦壁部W3、W4側の端部近傍部である断面直線状に形成された部分S1、S4が、両側の角部Wc、Wdを結ぶ直線L1に対して所定の角度θをなすように成形されており、この角度θは、これに限定するものではないが、好ましくは略45度に設定される。なお、2つの凸部Wa、Wbの縦壁部W3、W4側の端部近傍部がそれぞれ、両側の角部Wc、Wdを結ぶ直線L1に対して異なる所定の角度を有するようにすることも可能である。
このようにしてプレス成形型10を備えた第1のプレス成形装置によって板状素材Wをプレス成形して中間成形体を成形した後に、2つの凸部Wa、Wbがその突出方向と逆方向にプレス成形されることにより、2つの凸部Wa、Wbが略平坦状に成形されるとともに両側の縦壁部W3、W4がそれぞれ内方側へ変位させられて中空断面部材が製造される。
図3は、本発明の実施形態に係る金属製中空断面部材を製造するための第2成形工程を説明するための断面説明図であり、第2成形工程に用いるプレス成形型及び板状素材の断面を示している。図3に示すように、底壁部W2に形成された2つの凸部Wa、Wbをプレス成形するための第2のプレス成形装置は、中間成形体Wを保持するダイ21と、ダイ21の上方に配置され、ダイ21に保持された中間成形体Wの2つの凸部Wa、Wbをその突出方向と逆方向にプレス成形するためのパンチ22とを有する第2のプレス成形型20を備えている。
プレス成形型20のダイ21は、中間成形体Wの底壁部W2を保持するための略平坦状に形成された上面21aを備えている。一方、プレス成形型20のパンチ22は、中間成形体Wの2つの凸部Wa、Wbをその突出方向と逆方向にプレス成形するようにダイ21の上方に配置され、図示しないパンチ移動機構によって上下方向に移動され、ダイ21に対して相対的に移動されるようになっている。パンチ22はまた、その略平坦状に形成された下面22aと、該下面22aの両側に側面22b、22cとを備えている。
また、第2のプレス成形装置は、該第2のプレス成形装置を総合的に制御する第2のプレス成形装置用制御ユニット(不図示)を備えており、該制御ユニットは、パンチ22の移動機構などの各種作動を制御する。
第2のプレス成形装置を用いて2つの凸部Wa、Wbをその突出方向と逆方向にプレス成形する際には、図3(a)に示すように、ダイ21とパンチ22とが離間して配置された状態で、ダイ21の上面21aに底壁部W2が保持されるように中間成形体Wが所定位置に保持される。
中間成形体Wは、隣り合う凸部Wa、Wbの間に形成される谷部Weの底部が、底壁部W2と両側の縦壁部W3、W4との間にそれぞれ形成される両側の角部Wc、Wdを結ぶ直線L1より凸部Wa、Wbの突出方向に位置するように成形されているので、両側の角部Wc、Wdによって安定してダイ21に保持することができる。
そして、中間成形体Wをダイ21に保持した状態で、図3(b)に示すように、パンチ22が下方へ移動され、パンチ22により2つの凸部Wa、Wbがその突出方向と逆方向にプレス成形される。パンチ22によって2つの凸部Wa、Wbが下方へ押圧される際、2つの凸部Wa、Wbはそれぞれ押し広げられるようにプレス成形される。また、これに伴って、両側の縦壁部W3、W4及びフランジ部W5、W6がそれぞれ、角部Wc、Wdを支点として、底壁部W2と縦壁部W3、W4とによって囲まれる領域の内方側へ変位させられる。
さらに、パンチ22が下方へ移動され、2つの凸部Wa、Wbがパンチ22の下面22とダイ21の上面21aとによってプレス成形されると、図3(c)に示すように、2つの凸部Wa、Wbがそれぞれさらに押し広げられて2つの凸部Wa、Wbが略平坦状に成形されるとともに両側の縦壁部W3、W4及びフランジ部W5、W6がそれぞれさらに内方側へ変位させられて、底壁部W2と該底壁部W2の両側から同一方向に延びる縦壁部W3、W4とで断面凹状とされる凹部W7を備えてハット状断面に形成された中空断面部材が製造される。
なお、本実施形態では、第2成形工程は、中間成形体Wの底壁部W2の断面上での長さ、すなわち底壁部W2の断面に沿った角部Wcから角部Wdまでの長さが中空断面部材における中間成形体での底壁部W2に対応する部分の長さD1に略等しくなるようにプレス成形される。これにより、底壁部の断面に沿う方向の伸びや縮みが抑制される。
図4は、前記中間成形体及び前記中空断面部材を示す斜視図であり、図4(a)は、中間成形体を示し、図4(b)は、中空断面部材を示している。なお、図4(a)における二点鎖線L2は、図1(c)に示す中間成形体の断面を示し、図4(b)における二点鎖線L3は、図3(c)に示す中空断面部材の断面を示している。
前述したように、本実施形態では、金属製の板状素材をプレス成形して中空断面部材を製造するに際し、図4(a)に示すように、第1成形工程において、底壁部W2と該底壁部W2の両側から同一方向に延びる両側の縦壁部W3、W4とで断面凹状とされる凹部W1を備え、底壁部W2に縦壁部W3、W4が延びる方向に突出するとともに略平行に並んで断面に直交する方向に延びる2つの凸部Wa、Wbが形成された中間成形体を板状素材Wから成形し、図4(b)に示すように、第2成形工程において、2つの凸部Wa、Wbをその突出方向と逆方向にプレス成形することにより、2つの凸部Wa、Wbを略平坦状に成形するとともに両側の縦壁部W3、W4をそれぞれ内方側へ変位させて中空断面部材を製造する。
本実施形態ではまた、1つの凸部を形成した中間成形体と、2つの凸部を形成した中間成形体とについて、凸部のプレス成形後に中空断面部材に生じるスプリングバックを、CAE(Computer Aided Enginnering)を用いてシミュレーション解析した。2つの凸部を形成した中間成形体についてはさらに、2つの凸部の間に形成される谷部の深さが異なる3種類についてシミュレーション解析を行った。
図5は、1つの凸部が形成された中間成形体と、2つの凸部が形成された中間成形体とについて、凸部のプレス成形後のスプリングバックをシミュレーション解析した結果を示す図である。なお、図5では、1つの凸部を形成した場合を比較例として表し、2つの凸部を形成した場合について、谷部の深さが浅いものを実施例1として表し、谷部の深さが少し深いものを実施例2として表し、谷部の深さが深く谷部の底部が両側の角部を結ぶ直線と接するものを実施例3として表している。また、図5では、中間成形体を二点鎖線で示し、中間成形体の凸部がプレス成形された後にスプリングバックが生じる前の状態を破線で示し、スプリングバックが生じた後の状態を実線で示している。
図5に示すように、1つの凸部が形成された中間成形体の場合(比較例1)に比して、2つの凸部が形成された中間成形体の場合(実施例1、実施例2、実施例3)では、凸部のプレス成形後に、底壁部の凸部に対応する部分の戻りが少なくなるとともに縦壁部の外方側への開きが少なく、凸部のプレス成形後に生じるスプリングバックが抑制されるという結果が得られた。
また、2つの凸部が形成された中間成形体の場合においては、谷部の深さが深く谷部の底部が両側の角部を結ぶ直線と接するもの(実施例3)に比して、谷部の深さが浅いもの(実施例1)や少し深いもの(実施例2)では、凸部のプレス成形後に生じるスプリングバックの抑制効果が高く、また、谷部の深さが浅いもの(実施例1)に比して、谷部の深さが少し深いもの(実施例2)では、凸部のプレス成形後に生じるスプリングバックの抑制効果が高いという結果が得られた。
なお、前述したシミュレーション解析に加えて、比較例、実施例1〜実施例3の中間成形体をそれぞれ板状素材Wからプレス成形し、それぞれについて凸部をプレス成形して、凸部のプレス成形後のスプリングバックを調べる実験を行ったが、かかる実験においても、前述したシミュレーション解析と略同様の結果が得られた。
本実施形態では、金属製の中空断面部材を製造するに際し、中間成形体において底壁部に2つの凸部を形成することにより、底壁部に1つの凸部を形成した場合に比してスプリングバックの抑制効果を高めているが、これについては、以下の2つの理由が考えられる。
図6は、本発明の実施形態に係る金属製中空断面部材の製造方法によるスプリングバックの抑制効果を説明するための説明図である。図6(a)に示すように、1つの凸部W10aを形成した中間成形体W10について、この凸部W10aを略平坦状にプレス成形すると、凸部W10aの湾曲外面側W11に引張方向の残留応力が生じ、凸部W10aの湾曲内面側W12に圧縮方向の残留応力が生じ、プレス成形後には、これら残留応力によってスプリングバックが生じることとなる。
一方、図6(b)に示すように、2つの凸部W20a、W20bを形成した中間成形体W20について、2つの凸部W20a、W20bを略平坦状にプレス成形した場合には、それぞれの凸部W20a、W20bについて、凸部W20a、W20bの湾曲外面側W21に引張方向の残留応力が生じ、凸部W20a、W20bの湾曲内面側W22に圧縮方向の残留応力が生じることとなるが、2つの凸部W20a、W20bの間に形成された谷部W20cでは、凸部W20a、W20bの湾曲外面側W21に圧縮方向の残留応力が生じ、凸部W20a、W20bの湾曲内面側W22に引張方向の残留応力が生じることとなる。
これにより、凸部W20a、W20bの湾曲外面側W21では2つの凸部W20a、W20bをプレス成形して生じる引張方向の残留応力が谷部W20cに生じる圧縮方向の残留応力と打ち消し合って引張方向の残留応力が小さくなるとともに、凸部W20a、W20bの湾曲内面側W22では2つの凸部W20a、W20bをプレス成形して生じる圧縮方向の残留応力が谷部W11cに生じる引張方向の残留応力と打ち消し合って圧縮方向の残留応力が小さくなり、スプリングバックが抑制されるものと考えられる。
また、図7は、本発明の実施形態に係る金属製中空断面部材の製造方法によるスプリングバックの抑制効果を説明するための別の説明図である。図7(a)に示すように、1つの凸部W10aを形成した中間成形体W10について、この凸部W10aを略平坦状にプレス成形すると、凸部W10aの湾曲外面側W11と湾曲内面側W12から変形が生じ、凸部W10aの湾曲外面側W11と湾曲内面側W12の表面から所定領域では、塑性変形した塑性領域(斜線ハッチングを施した領域)W11a、W12aが形成され、それらの間に弾性領域W13aが形成され、プレス成形後には実質的に該弾性領域W13aによってスプリングバックが生じることとなる。
一方、図7(b)に示すように、2つの凸部W20a、W20bを形成した中間成形体W20についても、これらの凸部20a、W20bを略平坦状にプレス成形すると、凸部W20a、W20bの湾曲外面側W21と湾曲内面側W22の表面から所定領域では、塑性変形した塑性領域W21a、W22aが形成され、それらの間に弾性領域W23aが形成されることとなるが、2つの凸部W20a、W20bを形成した場合には、1つの凸部W10aを形成した場合と凸部の高さが同じであれば、凸部の曲率が大きく変形量が大きくなるので、塑性領域W21a、W22aの板厚方向における幅が大きくなり、実質的にスプリングバックを引き起こす弾性領域W23aの板厚方向の幅が小さくなるので、スプリングバックが抑制されるものと考えられる。
なお、本実施形態では、第1成形工程において、底壁部W2に縦壁部W3、W4が延びる方向に突出するとともに略平行に並んで延びる2つの凸部Wa、Wbを形成しているが、例えば3つなど、2つ以上の凸部を形成し、第2成形工程において、2つ以上の凸部をその突出方向と逆方向にプレス成形することにより、2つ以上の凸部を略平坦状に成形するとともに両側の縦壁部をそれぞれ内方側へ変位させて中空断面部材を製造するようにしてもよい。
以上のように、本実施形態によれば、底壁部W2と両側の縦壁部W3、W4とで断面凹状とされる凹部W1を備えた中間成形体を板状素材Wから成形する第1成形工程において、底壁部W2に縦壁部W3、W4が延びる方向に突出するとともに略平行に並んで延びる2つ以上の凸部Wa、Wbを形成し、第2成形工程において、2つ以上の凸部Wa、Wbをその突出方向と逆方向にプレス成形することにより、2つ以上の凸部Wa、Wbを略平坦状に成形するとともに両側の縦壁部W3、W4をそれぞれ内方側へ変位させて中空断面部材を製造することにより、成形工程を複雑化させることなく比較的簡単な方法によって、スプリングバックを抑制することができ、金属製中空断面部材を精度良く製造することができる。
また、第1成形工程において、中間成形体は、凸部Wa、Wbの最も縦壁部W3、W4側に位置する凸部Wa、Wbの縦壁部W3、W4側の端部近傍部が、底壁部W2と両側の縦壁部W3との間にそれぞれ形成される両側の角部Wc、Wdを結ぶ直線L1に対して略45度の角度をなすように成形されることにより、第2成形工程において凸部Wa、Wbがプレス成形される際に、凸部Wa、Wbの最も縦壁部W3、W4側に位置する凸部Wa、Wbの縦壁部W3、W4側の端部が好適な摩擦力を受けながらダイ21に沿って移動することができるので、スプリングバックの抑制効果をより有効に得ることができる。
ここに、略45度の角度としたのは、凸部Wa、Wbがプレス成形される際に、略45度の角度より大きい場合には凸部Wa、Wbが座屈して金属製中空断面部材を精度良く製造することができず、略45度の角度より小さい場合には、凸部Wa、Wbの角度変化量が小さく変形量が少なくなり、それにより、塑性領域の板厚方向における幅が小さく実質的にスプリングバックを引き起こす弾性領域の板厚方向における幅が大きくなって、スプリングバックの抑制効果を得ることが難しいと考えられるからである。
前述した実施形態では、板状素材Wから成形された中間成形体において、底壁部W2と両側の縦壁部W3、W4との間に形成された角部Wc、Wdが断面曲線状に形成されているが、角部Wc、Wdを断面直線状に形成することも可能である。
図8は、第1成形工程において成形された中間成形体の変形例を示す断面説明図である。図8に示す中間成形体は、前述した図2に示す中間成形体と、両側の角部Wc、Wdが断面直線状に形成されること以外は同様であるので、同様に成形される部分については同一符号を付して説明を省略する。
図8に示すように、第1成形工程において板状素材Wから成形される中間成形体W30において、底壁部W2と縦壁部W3、W4との間に形成された両側の角部Wc’、Wd’を断面直線状に形成し、2つの凸部Wa、Wbの縦壁部W3、W4側の端部、すなわち図8においてS1’、S4’で示される部分を断面直線状に形成するようにすることも可能である。
かかる場合においても、第2成形工程において、2つの凸部Wa、Wbをその突出方向と逆方向にプレス成形して、2つの凸部Wa、Wbを略平坦状に成形するとともに両側の縦壁部W3、W4をそれぞれ内方側へ変位させて中空断面部材を製造することにより、成形工程を複雑化させることなく比較的簡単な方法によって、スプリングバックを抑制することができ、金属製中空断面部材を精度良く製造することができる。
このように、第1成形工程において、中間成形体W30は、凸部Wa、Wbの頂部と、隣り合う凸部Wa、Wbの間に形成される谷部Weの底部とが断面曲線状に形成され、底壁部W2における凸部Wa、Wbの頂部と谷部Weの底部とを除く部分が断面直線状に成形されることにより、第2成形工程において変形する部分を少なくしてスプリングバックの抑制効果を高めることができ、金属製中空断面部材をより精度良く製造することができる。
以上のように、本発明は、例示された実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計上の変更が可能であることは言うまでもない。
本発明は、スプリングバックを抑制することができ、金属製中空断面部材を精度良く製造することができる金属製中空断面部材の製造方法を提供するができ、例えばサイドシルなどの車体の一部を構成する車体部材など、中空断面に形成された中空断面部材の製造に広く利用される可能性がある。
21 ダイ
22 パンチ
W 板状素材
W1 凹部
W2 底壁部
W3、W4 縦壁部
W10、W20、W30 中間成形体
Wa、Wb 凸部
Wc、Wd、Wc’、Wd’ 角部
We 谷部

Claims (5)

  1. 金属製の板状素材をプレス成形して中空断面部材を製造する金属製中空断面部材の製造方法であって、
    底壁部と該底壁部の両側から同一方向に延びる両側の縦壁部とで断面凹状とされる凹部を備え、該底壁部に該縦壁部が延びる方向に突出するとともに略平行に並んで断面に直交する方向に延びる2つ以上の凸部が形成された中間成形体を板状素材から成形する第1成形工程と、
    前記中間成形体をダイに保持した状態でパンチにより前記2つ以上の凸部をその突出方向と逆方向にプレス成形することにより、前記2つ以上の凸部を略平坦状に成形するとともに前記両側の縦壁部をそれぞれ内方側へ変位させて中空断面部材を製造する第2成形工程と、
    を備えていることを特徴とする金属製中空断面部材の製造方法。
  2. 前記第2成形工程は、前記中間成形体の底壁部の断面上での長さが前記中空断面部材における前記中間成形体での底壁部に対応する部分の長さに略等しくなるようにプレス成形する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の金属製中空断面部材の製造方法。
  3. 前記第1成形工程は、隣り合う前記凸部の間に形成される谷部の底部が、前記底壁部と前記両側の縦壁部との間にそれぞれ形成される両側の角部を結ぶ直線より前記凸部の突出方向に位置するように中間成形体を成形する、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の金属製中空断面部材の製造方法。
  4. 前記第1成形工程において、前記中間成形体は、前記凸部の最も縦壁部側に位置する凸部の縦壁部側の端部近傍部が、前記底壁部と前記両側の縦壁部との間にそれぞれ形成される両側の角部を結ぶ直線に対して略45度の角度をなすように成形される、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の金属製中空断面部材の製造方法。
  5. 前記第1成形工程において、前記中間成形体は、前記凸部の頂部と、隣り合う前記凸部の間に形成される谷部の底部とが断面曲線状に形成され、前記底壁部における前記凸部の頂部と前記谷部の底部とを除く部分が断面直線状に成形される、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載の金属製中空断面部材の製造方法。
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