JP5467517B2 - 放射線測定装置 - Google Patents
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Description
シートに塗られた塗工厚を求めるためには、塗工の前後においてそれぞれの厚さを測定し、その差分を以って塗工厚を求める手法が多く用いられている。
具体的には、スキャン型厚さ測定装置において、表裏に間欠塗工されたシートの厚さを同一位置で測定する場合、塗工装置(図示省略)からアナログ出力やパルス出力によりシートの速度信号を受け取り、これから巻き長(シートの走行距離)を割り出し、各測定点を通過するシートの搬送時間に応じた測定タイミングを見計らって同一位置での測定演算を行っている。
複数の測定位置で同期を取って測定する場合に限らず、測定タイミングは塗工開始位置が入力されたタイミングだけではなく、ある遅延時間後に測定したい場合もある。シート速度信号よりシート速度が得られる場合は、シート速度を考慮した遅延時間にすることで塗工端よりシート速度によらず同一位置で測定することができる。
塗工された幅、長さ、それぞれの位置を測定する場合、カメラまたは光学系の厚さ計を用いたり、別の寸法測定装置で行っていた。
また、塗工幅、長さ、それぞれの位置を測定する場合、カメラや別の寸法測定装置を使用する必要があるため、新たな設備投資やランニングコストが高くなるという課題があった。
また、測定処理装置内で塗工端の開始位置や終了位置や塗工ブロックの左右端を検出することで、塗工幅、長さ、それぞれの位置を測定することを目的としている。
放射線源と、この放射線源に対向して配置されたセンサと、前記放射線源と前記センサの間であって、前記センサに近接して搬送されるシートからなり、前記放射線源から前記シートを透過して前記センサに到達する放射線の強度に基づいて前記シートの物理特性を検出する放射線測定装置において、
前記センサとしてラインセンサが用いられ、前記シートにはシートの長さ方向に間欠的に塗工剤を塗布して塗工ブロック群が形成されており、前記ラインセンサは塗工ブロックの塗工開始位置を得て所定時間経過後に塗工厚さを検出するとともに、前記塗工ブロックの位置データを管理するように構成したことを特徴とする。
前記シートの厚さ、前記塗工剤の塗工端、塗工厚さ、塗工幅、長さ、それぞれの位置を検出するに際しては、測定値の微分処理または差分処理後のデータ、および平滑化処理後のデータを用いて行うことを特徴とする。
複数の放射線測定装置を用いて塗工剤の厚さ演算を同期して行うに際しては、設定値や外部入力値で同期位置の粗調を行い、塗工端検出処理により同期位置の微調を行うことを特徴とする。
非塗工部と塗工部を検出し、それぞれの厚さの演算を行い、その差分で塗工剤の厚さを演算することを特徴とする。
また、特に表裏面等複数の塗工層を持つプロセスにおいて複数センサによる塗工剤測定を行う場合に測定位置の同期を容易にし、測定精度を高め易くする。これは品質管理・歩留まりの向上に効果がある。
図1(a)において、図3(c)に示す従来例とは放射線源3の位置と照射方向および放射線検出器としてラインセンサ8を用いた点のみが異なっている。
ラインセンサ8には例えば数百個の検出素子8aが直線状に配置されており、それぞれの検出素子がシート1を透過して到達する放射線の強度を電気信号に変換し、図示しない厚さ測定手段に送出する。なお、矢印P方向はシートの搬送方向を示している。
従って、塗工端検出装置8で平滑化処理を行うことが有効である。
平滑化の手段としてはメディアン処理や移動平均処理などの平滑化手法を用いて行う。処理内容は順番を前後させたり、微分処理または差分処理、平滑化処理というような複合処理にしたりすることも可能である。
裏面の厚さ測定の際、表面で測定位置をブロックデータ管理装置から入手し、裏面での位置を特定し測定する。
従って本発明は、上記実施例に限定されることなく、その本質から逸脱しない範囲で更に多くの変更、変形を含むものである。
2 フレーム
3 線源
4 電離箱
5 厚さ測定手段
6 塗工厚さ演算部
8 塗工端検出装置
9 ブロックデータ管理装置
10 非塗工部厚さ格納部
Claims (4)
- 放射線源と、この放射線源に対向して配置されたセンサと、前記放射線源と前記センサの間であって、前記センサに近接して搬送されるシートからなり、前記放射線源から前記シートを透過して前記センサに到達する放射線の強度に基づいて前記シートの物理特性を検出する放射線測定装置において、
前記センサとしてラインセンサが用いられ、前記シートにはシートの長さ方向に間欠的に塗工剤を塗布して塗工ブロック群が形成されており、前記ラインセンサは塗工ブロックの塗工開始位置を得て所定時間経過後に塗工厚さを検出するとともに、前記塗工ブロックの位置データを管理するように構成したことを特徴とする放射線測定装置。 - 前記シートの厚さ、前記塗工剤の塗工端、塗工厚さ、塗工幅、長さ、それぞれの位置を検出するに際しては、測定値の微分処理または差分処理後のデータ、および平滑化処理後のデータを用いて行うことを特徴とする請求項1に放射線測定装置。
- 複数の放射線測定装置を用いて塗工剤の厚さ演算を同期して行うに際しては、設定値や外部入力値で同期位置の粗調を行い、塗工端検出処理により同期位置の微調を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の放射線測定装置。
- 非塗工部と塗工部を検出し、それぞれの厚さの演算を行い、その差分で塗工剤の厚さを演算することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の放射線測定装置。
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