JP5465870B2 - 電気二重層キャパシタの静電容量の評価方法及び電気二重層キャパシタの静電容量の評価装置 - Google Patents
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Description
一方、電気二重層キャパシタの放電エネルギーは静電容量と内部抵抗に支配されているため、これら2つの特性を把握することが重要となる。
定電流で所定の電圧まで電気二重層キャパシタを放電させて電気二重層キャパシタの静電容量を評価する電気二重層キャパシタの静電容量の評価方法において、
所定の電圧まで電気二重層キャパシタを放電させた後に放電電流を0とし、
放電電流を0とした後に、内部抵抗のために放電できなかったエネルギーに応じて徐々に復帰する電圧の時間に対する変化量が収束した時間における電気二重層キャパシタの電圧を用い電気二重層キャパシタの静電容量を計算する
ことを特徴とする。
定電流で所定の電圧まで電気二重層キャパシタを放電させて電気二重層キャパシタの静電容量を評価する電気二重層キャパシタの静電容量の評価方法において、
所定の電圧まで電気二重層キャパシタを放電させた後に放電電流を0とし、
放電電流を0とした後に記録した電気二重層キャパシタの放電後収束電圧の前回の記録値と放電後収束電圧の現在の値とを用いて内部抵抗のために放電できなかったエネルギーに応じて徐々に復帰する電気二重層キャパシタの放電後収束電圧の変動値を計算し、変動値が所定値以下となったときの電気二重層キャパシタの放電後収束電圧を用いて電気二重層キャパシタの静電容量を計算する
ことを特徴とする。
定電流で所定の電圧まで電気二重層キャパシタを放電させる放電制御をし、電気二重層キャパシタの電圧及び放電電流を検出する充放電制御手段と、
放電電流を0とした後に、内部抵抗のために放電できなかったエネルギーに応じて徐々に復帰する電圧の時間に対する変化量が収束した時間における電気二重層キャパシタの電圧を用い電気二重層キャパシタの静電容量を計算する計算手段と
を備える
ことを特徴とする。
定電流で所定の電圧まで電気二重層キャパシタを放電させる放電制御をし、電気二重層キャパシタの電圧及び放電電流を検出する充放電制御手段と、
検出した電気二重層キャパシタの電圧及び放電電流を記録する記録手段と、
放電電流を0とした後に記録手段に記録した電気二重層キャパシタの放電後収束電圧の前回の記録値と放電後収束電圧の現在の値とを用いて内部抵抗のために放電できなかったエネルギーに応じて徐々に復帰する電気二重層キャパシタの放電後収束電圧の変動値を計算し、変動値が所定値以下となったときの電気二重層キャパシタの放電後収束電圧を用いて電気二重層キャパシタの静電容量を計算する計算手段と
を備える
ことを特徴とする。
図1は、本実施形態に係る電気二重層キャパシタの静電容量の評価装置の構成図である。
図1に示すように、本実施形態に係る電気二重層キャパシタの静電容量の評価装置1は、静電容量の評価対象である電気二重層キャパシタ6の充放電の制御を行う充放電制御装置2と、電気二重層キャパシタ6の静電容量の評価データを記録する記録部3と、電気二重層キャパシタ6の静電容量の評価のための計算を行う計算部4と、電気二重層キャパシタ6の静電容量の評価結果の表示を行う表示部5と、電気二重層キャパシタ6の静電容量の評価を行うための負荷7と、充放電制御装置2と負荷7とを接続又は非接続とするスイッチ8とにより構成されている。
図2は、本実施形態に係る電気二重層キャパシタの静電容量の評価装置においてパソコンを用いた場合の構成例を示した図である。
ここで、まず、従来の電気二重層キャパシタの静電容量の一般的な算出方法について説明する。
図7は、従来の電気二重層キャパシタの静電容量の一般的な算出方法を示した図である。
図7に示すように、従来の電気二重層キャパシタ6の静電容量の一般的な算出方法は、放電時の電圧波形の直線が成り立つ部分である、図7中矢印Aで示す直線部分の傾きを求める方法である。電気二重層キャパシタ6の放電波形と従来の電気二重層キャパシタ6の静電容量Cの一般的な算出方法を、下記式(1)に示す。なお、下記式(1)において、Iは放電電流、Vは電圧、tは時間を意味する。
本実施形態に係る静電容量の算出方法は、放電後の電圧挙動に着目したことを特徴としている。
図3は、本実施形態に係る電気二重層キャパシタの静電容量の評価方法を示した図である。
図3に示すように、電気二重層キャパシタ6は、放電電流Iを流して放電終了電圧VEに達したときに放電完了となる。その後、電気二重層キャパシタ6の端子間電圧は、内部抵抗のために放電できなかったエネルギーに応じて、電圧が徐々に復帰する。この復帰する速度は電極により異なるので、電圧の時間に対する変化量が一定基準以下となった時点、すなわち放電後に電圧が収束した時間TC時における電圧を収束電圧VLとし、この値を用いて下記式(2)から静電容量CLを算出した。なお、下記式(2)において、TEは放電完了時間、V0は充電電圧を意味する。
図4は、本実施形態に係る電気二重層キャパシタの静電容量の評価方法の手順を示したフローチャートである。
図4に示すように、はじめに、ステップS1において、計算部4(図1参照)は、電気二重層キャパシタ6の放電電流Iが0となった時点を放電完了とみなす。計算部4は、電気二重層キャパシタ6の放電電流Iが0となった場合、ステップS2を実行する。また、計算部4は、電気二重層キャパシタ6の放電電流Iが0となっていない場合、ステップS1を再度実行する。
このように、本実施形態に係る電気二重層キャパシタの静電容量の評価方法においては、放電電流を0とした後、記録部3に記録した前回の電気二重層キャパシタ6の電圧と現在の電気二重層キャパシタ6の電圧を用いて電気二重層キャパシタ6の電圧の変動値を計算し、変動値が所定値以下となったときの電気二重層キャパシタ6の電圧を用いて電気二重層キャパシタ6の静電容量を計算するものとする。
図5に示すように、本実施形態に係る静電容量の算出方法によれば、評価時間の短い30mA/cm2放電でも、鉛蓄電池代替を視野に入れた長時間を要する0.25mA/cm2放電で得た静電容量と同じ値が得られることが分かる。
これにより、従来は長時間を要した低電流放電時の静電容量や放電エネルギーを短い時間、例えば、従来に比べ1/10以下の時間で評価することができる。
2 充放電制御装置
3 記録部
4 計算部
5 表示部
6 電気二重層キャパシタ
7 負荷
8 スイッチ
10 アナログ・デジタル変換器
11 パソコン
12 データ出力端子
13 モニタ
14 電気二重層キャパシタ接続端子
15 電流出力用のケーブル
16 電圧検出用のケーブル
Claims (4)
- 定電流で所定の電圧まで電気二重層キャパシタを放電させて電気二重層キャパシタの静電容量を評価する電気二重層キャパシタの静電容量の評価方法において、
所定の電圧まで電気二重層キャパシタを放電させた後に放電電流を0とし、
放電電流を0とした後に、内部抵抗のために放電できなかったエネルギーに応じて徐々に復帰する電圧の時間に対する変化量が収束した時間における電気二重層キャパシタの電圧を用い電気二重層キャパシタの静電容量を計算する
ことを特徴とする電気二重層キャパシタの静電容量の評価方法。 - 定電流で所定の電圧まで電気二重層キャパシタを放電させて電気二重層キャパシタの静電容量を評価する電気二重層キャパシタの静電容量の評価方法において、
所定の電圧まで電気二重層キャパシタを放電させた後に放電電流を0とし、
放電電流を0とした後に記録した電気二重層キャパシタの放電後収束電圧の前回の記録値と放電後収束電圧の現在の値とを用いて内部抵抗のために放電できなかったエネルギーに応じて徐々に復帰する電気二重層キャパシタの放電後収束電圧の変動値を計算し、変動値が所定値以下となったときの電気二重層キャパシタの放電後収束電圧を用いて電気二重層キャパシタの静電容量を計算する
ことを特徴とする電気二重層キャパシタの静電容量の評価方法。 - 定電流で所定の電圧まで電気二重層キャパシタを放電させる放電制御をし、電気二重層キャパシタの電圧及び放電電流を検出する充放電制御手段と、
放電電流を0とした後に、内部抵抗のために放電できなかったエネルギーに応じて徐々に復帰する電圧の時間に対する変化量が収束した時間における電気二重層キャパシタの電圧を用い電気二重層キャパシタの静電容量を計算する計算手段と
を備える
ことを特徴とする電気二重層キャパシタの静電容量の評価装置。 - 定電流で所定の電圧まで電気二重層キャパシタを放電させる放電制御をし、電気二重層キャパシタの電圧及び放電電流を検出する充放電制御手段と、
検出した電気二重層キャパシタの電圧及び放電電流を記録する記録手段と、
放電電流を0とした後に記録手段に記録した電気二重層キャパシタの放電後収束電圧の前回の記録値と放電後収束電圧の現在の値とを用いて内部抵抗のために放電できなかったエネルギーに応じて徐々に復帰する電気二重層キャパシタの放電後収束電圧の変動値を計算し、変動値が所定値以下となったときの電気二重層キャパシタの放電後収束電圧を用いて電気二重層キャパシタの静電容量を計算する計算手段と
を備える
ことを特徴とする電気二重層キャパシタの静電容量の評価装置。
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JP2008314185A JP5465870B2 (ja) | 2008-12-10 | 2008-12-10 | 電気二重層キャパシタの静電容量の評価方法及び電気二重層キャパシタの静電容量の評価装置 |
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JP2008314185A Active JP5465870B2 (ja) | 2008-12-10 | 2008-12-10 | 電気二重層キャパシタの静電容量の評価方法及び電気二重層キャパシタの静電容量の評価装置 |
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