JP5451524B2 - ラミネート装置 - Google Patents

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本発明は、ポスターや広告などの印刷物、コンピュータの出力メディアなど(以下メディアという)の表面に、片面に粘着剤を塗布した透明または半透明なラミネートフィルムを貼り付けて、印刷物の表面を保護することにより、メディアの耐水性、耐候性を向上させる積層体の形成に使用するラミネート装置の巻芯支持構造に関するものである。
ラミネート・フィルムの原反、ラミネート・フィルムから剥離した離型紙、搬送用フィルムの原反の少なくともいずれか一つの巻芯を支持する軸の側面を軸方向に切欠いて窪みを形成し、この窪みに軟ビニル系チューブなどの可撓性を有するチューブを入れ、このチューブの両端を押さえ部材によって固定した巻芯支持部材を具備することを特徴とする装置(特許文献1参照)や、ラミネートフィルムの原反、ラミネートフィルムから剥離した剥離紙、搬送用フィルムの少なくともいずれか一つの巻芯を支持する複数の円筒状の巻芯支持部材を軸に対して設け、上記巻芯支持部材は円周面に平面部を形成し、この平面部に弾性変形可能な弾性体を円弧状に曲げた状態で、円周面に対する平面部の境界線付近に弾性体の上記円弧の一部が位置するように固定して巻芯支持構造を具備し、上記平面部の境界線付近に位置する円弧状の先端が巻芯と上記巻芯支持部材の間に変形して噛み込まれることにより、巻芯が巻芯支持部材に回転方向に対して一体的に保持されることを特徴とする装置(特許文献2参照)が知られている。
ラミネートフィルムには、材質的特性や厚みや幅が種々にわたっており、例えば、UVグロスやUVマット、UV無しグロス、UV無しマット等、材質的特性が異なるものや、厚みが80ミクロン、100ミクロン等、厚みが異なるものや、幅1350mm、1270mm、1070mm、980mm等、原反の幅が異なるものがあり、ポスターや広告などの印刷物、コンピュータを使用してプリンタで印刷等を行った出力メディアなどの特徴に応じて、最適な特性のラミネートフィルムを選択し、そのラミネートフィルムに交換して、ラミネート加工を施している。
図8を用いて、従来のラミネート装置においてラミネートフィルム原反を交換する方法を説明する。図8(a)に開示したラミネート装置は、ラミネートフィルム原反を加圧ローラと平行に保持する為の軸(以下ではラミネートフィルム原反軸という)を、ラミネート装置の片側のフレームに支点を設けて開閉できる構成とし、ラミネートフィルム原反軸の片側をラミネート装置のフレームに設けた支持部から開放して、ラミネートフィルム原反をこの開放部分からスライドさせて挿入してセットする様にしたものである。このラミネートフィルム原反軸にはラミネートフィルム原反の巻芯(紙管)を保持する為の巻芯支持部材とブレーキトルク調整機構が設けられている。
図8(b)のラミネート装置は、ラミネートフィルム原反を加圧ローラと平行に保持する為のラミネートフィルム原反軸を、ラミネート装置の本体から取り外すことができる構造にして、取り外したラミネートフィルム原反軸を机上などに置いて、巻芯(紙管)の空洞部にラミネートフィルム原反軸を挿入する様にしたものである。
このラミネートフィルム原反軸にはラミネートフィルム原反の巻芯(紙管)を保持する為の巻芯支持部材とブレーキトルク調整機構が設けられており、これらを一旦、ラミネートフィルム原反軸から取り外し、ラミネートフィルム原反にラミネートフィルム原反軸を挿入してから、再び巻芯支持部材とブレーキトルク調整機構をラミネートフィルム原反軸に取り付けるという構成のものである。
特許第3901465号公報 特許第4423600号公報
図8(a)のラミネート装置においては、開放した側の軸端(軸開放部)からラミネートフィルム原反をスライドさせて挿入するので、ラミネート装置後方の横側にラミネートフィルム原反の幅に相当する幅(最大で約1400mm)の空間が必要となる。狭い事務所でラミネート装置の後方左右に余分な空間がない場合には、ラミネートフィルムを交換する場合の時など、ラミネート装置を設置位置から移動させて、ラミネートフィルムがセットできるだけの空間を作り、例えば壁に対してラミネート装置を一旦斜めに向けて、開放側の軸端側に空間を設け、ラミネートフィルムのセットが終われば再びラミネート装置を元の位置に戻すという手間がかかるという課題を有していた。ラミネートフィルムの交換時などにラミネート装置の周囲に余分な空間を必要とするという課題を残していたのである。
図8(b)のラミネート装置においては、ラミネートフィルム原反軸にはラミネートフィルム原反の巻芯(紙管)を保持する為の巻芯支持部材とブレーキトルク調整機構をラミネートフィルム原反軸に設けてラミネートフィルム原反と一体的に構成するために、ラミネート装置にラミネートフィルムを設置するために重量が重くなってしまっていたのである。幅1370mmで50m巻きのラミネートフィルム原反の重さは約18Kgで、巻芯支持部材付きラミネートフィルム軸の重さは約5Kg程度であるので、合計約23Kgになり、女性一人の力では交換が困難となってしまっていたのである。
また、図8(a)及び図8(b)の両方のラミネート装置において、加圧ローラーの幅よりもかなり幅の狭いラミネートフィルム原反をセットする場合では(例えば、幅が約1420mmのローラーに対し幅が約980mm以下のラミネートフィルム原反をセットする場合等)、加圧ローラーの片方の端に寄せてセットした場合、ラミネート加工を施す際の加圧ローラーと搬送用ローラの隙間で生じる加圧力が加圧ローラーの全幅に渡って均一にはならない(偏る)ので、数m連続してラミネート加工を施すとシワが発生する場合がある。シワの発生を防ぐために、幅方向において、ラミネートフィルム原反の中央位置を加圧ローラーの中央に位置する様にセットする必要があり、セット替え時においては、目視しながら、ラミネートフィルム原反の幅方向の中心を加圧ローラーの幅方向の中心に合わせなければならないという課題を有していた。
上記課題を解決するために本発明の請求項1は、ポスターや広告などの印刷物、コンピュータの出力メディアの表面に、ラミネートフィルムを貼り付けて積層体を形成するラミネート装置において、ラミネート装置の左右フレーム間に設けた加圧ローラーに平行なステーと、前記ステーに摺動可能に取り付けたラミネートフィルムの巻芯を保持するための巻芯保持部を取付けた左右一対の巻芯支持部保持アーム部材とを有し、ラミネートフィルムの原反の巻芯の左右端を前記巻芯保持部により挟み込んで保持し、左右一対の前記芯保持部アーム部材を前記ステーに沿って摺動させて位置調整することにより、幅の異なるラミネートフィルムの原反の巻芯を加圧ローラーに平行かつ中央位置を合致させた状態に装着可能とし、ラミネート装置の左右フレーム間に設けた加圧ローラーに平行な前記ステーに、ラミネートフィルム原反の幅に対応をする目盛りを設け、前記巻芯支持部保持アームに上記目盛りに対して位置合わせするための基準位置を設け、前記基準位置を、前記目盛りの所定位置に合わせることによって左右1対の芯保持部アーム部材の間隔を調整し、種々の幅のラミネートフィルムの原反の巻芯を加圧ローラーの中央に位置させるように装着可能としたことを特徴とする。
また、本発明の請求項2は、前記基準位置は、前記巻芯支持部保持アームに上記目盛りに対して位置合わせするための突起であることを特徴とする。
左右一対の芯保持部アーム部材をステーに沿って摺動させることにより、ラミネートフィルム原反の幅よりもやや間隔を広くすることができるので、この間隔にラミネートフィルム原反を、ラミネート装置後方セット位置へ移動させて、ラミネートフィルム原反のセットを行うのでラミネート装置の後方には作業者一人が入れる程度のスペースがあればラミネートフィルムのセットや交換ができ、ラミネート装置の周囲に余分な空間を必要としない。
予め固定しておいた側の巻芯保持部に、両手でラミネートフィルム原反をしっかり持ちながら、ラミネートフィルム原反の巻芯の片端を嵌挿した後に、固定していない側の巻芯保持部をスライドさせてラミネートフィルム原反のもう一方の片端に嵌挿するので、腕力の少ない作業者でも一人でセット替えが可能となる。
種々の幅のラミネートフィルム原反を、ラミネートフィルム原反の幅方向の中心と加圧ローラーの幅方向の中心が合致する位置にセットできる。
本発明のラミネート装置の全体図である。(a)はメディア導入側から見た正面図で、(b)は(a)の右側面図で、(c)は(a)の平面図を図示している。 本発明のラミネート装置のラミネートフィルム原反を加圧ローラー7対して平行にセットする為の巻芯の保持機構14の説明図である。 図2に示す左側の巻芯支持部保持アームの拡大図である。 (a)はラミネートフィルムの巻芯(紙管)をセットした状態の巻芯の保持機構14を真上から見た状態の要部の断面図、(b)はラミネートフィルム原反をセットした時の各部の位置関係を説明する図である。 図3の左側から巻芯支持部保持アームを見た状態の要部断面図である。 目盛りの詳細を説明する図である。 ラミネートフィルムのセットについて説明する図である。 従来のラミネート装置においてラミネートフィルム原反の交換を説明する図である。
図1に本発明のラミネート装置1を示す。図1(a)はラミネート装置1の正面図であり、図1(b)は図1(a)の右側面図であり、図1(c)は図1(a)の平面図である。本発明のラミネート装置1は、A1やA0サイズのポスターやビルの垂れ幕などにラミネートフィルムを貼るものであり、加圧ローラーと搬送用ローラーの幅は約1420mmで、直径は約100mmである。セットできるラミネートフィルムは、幅が約600mmから約1400mmで長さが約50M巻きのラミネートフィルムである。
図1に示す様に、本発明のラミネート装置は主に、ローラーを軸支する左右のフレーム2,2と、離型紙を巻き取る離型紙巻取軸3(チェーン等でモーター13の駆動力が伝達される)、ラミネート加工を施したメディアを巻取るメディア巻取軸4(チェーン等でモーター13の駆動力が伝達される)、搬送用フィルム(アンダーフィルム)原反の巻芯を保持する搬送用フィルム軸5、搬送用ローラー6(上下でメディアを挟むピンチローラーの下側のローラーで、チェーン等でモーター13の駆動力が伝達される)、加圧ローラー7(上下でメディアを挟むピンチローラーの上側のローラーで、従動回転する)、加圧ローラーの回転によりパルス信号を発生するラミネートフィルム検尺部8、離型紙の剥離を安定させる為の剥離ガイドローラー9、加圧ローラー7を上下させる加圧ローラー上下レバー10、入口テーブル11、ラミネート装置を操作する為の表示部操作部12、上記複数のローラーを駆動するモーター13、操作を行うためのフットスイッチ(図示せず)、そして、本発明のラミネートフィルム原反の巻芯の保持機構14等から構成されている。
図2は本発明のラミネート装置1のラミネートフィルム原反を加圧ローラー7に対して平行にセットする為の巻芯の保持機構14をメディアをラミネートして排出する側から見た斜視図である。
図2に示す様に巻芯の保持機構14は、ラミネートフィルムの原反巻芯(紙管)を支持する為のブレーキトルク調整機構付きの巻芯支持部14aとブレーキトルク調整機構の付いてない巻芯支持部14bが、それぞれ巻芯支持部保持アーム14c,14cに取り付けられ、ブレーキトルク調整機構付きの巻芯支持部14aとブレーキトルク調整機構の付いてない巻芯支持部14bは向かい合うような位置に設置されている。
巻芯支持部保持アーム14c,14cは、左右のフレーム2,2間に加圧ローラーと平行に設置されたステー14dの溝部14eに固定部材14fを嵌合させて、加圧ローラー7に対して平行にブレーキトルク調整機構付きの巻芯支持部14aとブレーキトルク調整機構の付いてない巻芯支持部14bをそれぞれ単独にスライド移動させて任意の位置で固定ができるようにしている。
ステー14dには、メディア排出側に図2及び図3に示すように、巻芯の保持機構14の位置を固定するための目盛り15a、15bが設けられている。図3において900、1200等の数値を設けている。この目盛りに巻芯支持部保持アーム14cの開口部に設けられた基準位置を示す突起14kを合わせることにより加圧ローラー7とラミネートフィルム原反の中央を合致させ、ブレーキトルク調整機構付きの巻芯支持部14aとブレーキトルク調整機構の付いてない巻芯支持部14bの間隔を目盛りの数値の幅のラミネートフィルム原反を支持できる間隔に位置決めすることができる。
図3から図5を用いて本発明のラミネート装置の巻芯の保持機構14の詳細を説明する。図3は、図2に示す左側の巻芯支持部保持アーム14cの部分を拡大した図である。巻芯支持部保持アーム14cは略L字形状で、ステー14dを抱え込むような略コの字形をしており、溝部14eに当接する部分と、目盛り15a、15bが設けられている面に当接する部分と、溝部14eの下方の面に当接する部分と略コ字形状(図1及び図5参照)となっている。
また、巻芯支持部保持アーム14cには軸14gを設けており、ブレーキトルク調整機構付きの巻芯支持部14aが軸14gの先端に取り付けられている。
図4(a)はラミネートフィルムの巻芯(紙管)をセットした状態の巻芯の保持機構14を真上から見た状態の要部の断面図であり、図において左側はブレーキトルク調整ハンドル14h、コイルバネ14i、2枚のブレーキ板14j等が取り付けられた、ブレーキトルク調整手段有りの巻芯支持部14aが構成されており、右側はブレーキトルク調整手段無しの巻芯支持部14bが構成されている。
左右それぞれの巻芯支持部14a、14bのそれぞれのつば部14a1、14b1に、ラミネートフィルムの巻芯(紙管)の端部が当たるように、巻芯(紙管)内部の空洞部に巻芯支持部14a、14bを嵌装してラミネートフィルム原反を保持する様にしている。
図5を用いて、巻芯支持部保持アーム14cがステー14dに対してスライドする状態について説明する。図5は図3の左側から見た状態の断面図である。ブレーキトルク調整手段付きの巻芯支持部14aを保持する巻芯支持部保持アーム14cは、巻芯支持部保持アーム14cに取り付けた固定部材14fが、ステー14dの溝部14eに嵌合し、加圧ローラーの幅方向にスライド自在となっている。固定部材14fは巻芯支持部保持アーム14cにネジ等の適宜手段で固定されている。
そして、巻芯支持部保持アーム14cに取り付けている固定用ネジ16を時計回りに回すと、固定用ネジ16の先端部が固定部材14fをステー14dに押し当てる方向にたわませるので、固定部材14fとステー14dとの間の摩擦力が大きくなり、巻芯支持部保持アーム14cはその位置でスライド不能に固定される。一方、固定ネジ16を反時計回りに回すと、たわませていた固定部材14fが元の位置に戻るので、固定部材14fとステー14dとの間の摩擦力が小さくなり、巻芯支持部保持アーム14cはステー14dに対しスライド可能な状態となる。本発明では固定部材14fはポリアセタール樹脂等のエンジニアリングプラスチックで製作している。
図6は目盛り15a、15bの詳細を示した図である。図2で目盛り15aはステー14dの左側に、目盛り15bは右側に取り付けるものでり、勝手反対となっているものである。目盛り15a、及び目盛り15bには、ラミネートフィルム原反の幅に対応したライン、1400ライン、1300ライン,1200ライン等を印刷している。
図4(b)に幅980mmのラミネートフィルム原反をセットした時の各部の位置関係を示す。目盛り15a、15bに印刷された寸法ラインと巻芯支持部保持アーム14cに設けた突起14kの位置関係と、ラミネートフィルム原反と加圧ローラー7の幅方向(横方向)の位置関係を示している。
本発明のラミネート装置1では、図4(b)の左側の巻芯支持部保持アーム14cに設けた突起14kを目盛り15aの980に配置させ、右側の巻芯支持部保持アーム14cに設けた突起14kを目盛り15bの980に配置させた時に、左右の巻芯支持部保持アーム14c,14cに取り付けた巻芯支持部14a,14bのつば14a1,14b1の内々の寸法が980mmとなり、ラミネートフィルム原反の幅方向の中心線と加圧ローラーの幅方向の中心線が一致するように構成されている。
例えば、幅980mmのラミネートフィルムをセットする場合について図7を用いて説明する。
ラミネート加工を行う作業者はラミネート装置1の後方(排出側)に立って、図2で示した左側のブレーキトルク調整手段付きの巻芯支持部14aの固定用ネジ16を反時計方向に回してスライド可能状態とし、巻芯支持部保持アーム14cに設けた突起14kが目盛り15aの980の位置にスライドさせて、固定用ネジ16を時計方向に回してしっかり固定する。
右側のブレーキトルク調整手段無しの巻芯支持部14bは、巻芯支持部保持アーム14cに設けた突起14kを目盛り15bの1100の位置程度にスライドさせて、固定していない状態としておく。
ラミネートフィルム原反を両手で持って、図7に示すように、ラミネートフィルム原反片端をブレーキトルク調整手段付きの巻芯支持部14aに嵌挿すると、片手を(右手を)ラミネートフィルム原反から放せる状態になる。ブレーキトルク調整手段付きの巻芯支持部14aにラミネートフィルム原反の片側が保持されているので、重量もそう感じることなく片手で支えることができるのである。
そして、右側のブレーキトルク調整手段無しの巻芯支持部14bをスライドさせて、ラミネートフィルムの巻芯(紙管)の右端の空洞部に、巻芯支持部保持アーム14cを嵌挿し、巻芯(紙管)の端面がつば14b1に当接するまでしっかりと差し込み、固定用ネジ16を時計方向に回して固定する。以上でラミネートフィルム巻芯のセットが完了し、ラミネートフィルム原反は加圧ローラー7の中央に中央位置が合致した状態でセットされる。もちろん、先にラミネートフィルムの原反を固定するのを右側のブレーキトルク調整手段無しの巻芯支持部14bとした手順で行ってもよいのである。
また、実施の形態においては、機械の全幅(メディア挿入方向に対する左右寸法)を最小とするように目盛り15a,15bの位置とつば部14a1,14b1がずれた状態となっているが、機械の幅寸法が少し大きくはなるが目盛り15a,15bの位置とつば部14a1,14b1を合致するような構成としてもよいのである。
以上で説明した様に、本発明は、片側の巻芯支持部保持アーム14cの突起14kを、目盛り(15aか15b)に設けられたラミネートフィルム原反の幅に対応するライン(目盛り)に合わせて固定し、もう一方の巻芯支持部保持アーム14c側の突起は目盛り(15bか15a)のラミネートフィルム原反の幅よりもやや外側のラインに合わせて仮止めし、ラミネートフィルム原反の片端を、固定した側の巻芯支持部保持アーム14cの巻芯支持部(14aか14b)に保持させてから片手を放し、仮止めの側の巻芯支持部(14bか14a)をラミネートフィルム原反の片端に嵌挿してから巻芯支持部保持アーム14cを固定するという方法により、幅の異なるラミネートフィルム原反の中央位置を加圧ローラー7の中央部に合致させた状態でセットできるのである。

1 ラミネート装置
2 フレーム
3 離型紙巻取軸
4 メディア巻取軸
5 搬送用フィルム軸
6 搬送用ローラー
7 加圧ローラー
8 ラミネートフィルム検尺部
9 剥離ガイドローラー
10 加圧ローラー上下レバー
11 入口テーブル
12 表示部操作部
13 モーター
14 巻芯の保持機構
14a ブレーキトルク調整機構付きの巻芯支持部
14b ブレーキトルク調整機構の付いてない巻芯支持部
14a1、14b1 つば部
14c 巻芯支持部保持アーム
14d ステー
14e 溝部
14f 固定部材
14g 軸
14h ブレーキトルク調整ハンドル
14i コイルバネ
14j ブレーキ板
14k 突起
15a、15b 目盛り
16 固定用ネジ

Claims (2)

  1. ポスターや広告などの印刷物、コンピュータの出力メディアの表面に、ラミネートフィルムを貼り付けて積層体を形成するラミネート装置において、
    ラミネート装置の左右フレーム間に設けた加圧ローラーに平行なステーと、
    前記ステーに摺動可能に取り付けたラミネートフィルムの巻芯を保持するための巻芯保持部を取付けた左右一対の巻芯支持部保持アーム部材とを有し、
    ラミネートフィルムの原反の巻芯の左右端を前記巻芯保持部により挟み込んで保持し、
    左右一対の前記芯保持部アーム部材を前記ステーに沿って摺動させて位置調整することにより、幅の異なるラミネートフィルムの原反の巻芯を加圧ローラーに平行かつ中央位置を合致させた状態に装着可能とし
    ラミネート装置の左右フレーム間に設けた加圧ローラーに平行な前記ステーに、ラミネートフィルム原反の幅に対応をする目盛りを設け、
    前記巻芯支持部保持アームに上記目盛りに対して位置合わせするための基準位置を設け、
    前記基準位置を、前記目盛りの所定位置に合わせることによって左右1対の芯保持部アーム部材の間隔を調整し、種々の幅のラミネートフィルムの原反の巻芯を加圧ローラーの中央に位置させるように装着可能とした
    ことを特徴とするラミネート装置。
  2. 前記基準位置は、前記巻芯支持部保持アームに上記目盛りに対して位置合わせするための突起であることを特徴とする請求項1記載のラミネート装置。
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