JP5451342B2 - 記録素子基板、記録素子基板を備えた記録ヘッド - Google Patents

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Description

本発明は、複数の記録素子を備える記録素子基板、記録素子基板を備えた記録ヘッドに関するものである。
記録ヘッドで高速に記録を行うためには、できるだけ多くのヒータ(記録素子)を同時に駆動することが望ましい。しかしながら、多くのヒータを同時に駆動すると、配線に流れる電流が増大する。その結果、配線の寄生抵抗による電圧降下が増大して、ヒータにて所望の熱エネルギーを発生することができない場合がある。熱エネルギーの変動は、吐出するインクの体積を変動させてしまうため、画像の品位の低下が生じるという課題があった。このような課題を解決する手段として、制御回路1801と選択回路1802を備え、ヒータR1の両端の電圧を定電圧源Vr1と等しくなるように制御していることが特許文献1に記載されている。このような回路構成にすることで、電圧変動があったとしてもヒータに与えられる熱エネルギーは一定化され、吐出するインク液滴の体積も安定化する。
特開2001−277516号公報
特許文献1の構成では、ヒータに電圧を供給する配線のうち高電位側もしくは低電位側のいずれか一方の電圧変動に対してヒータへの印加電圧を一定化するように制御されていた。しかし、ヒータに電圧を供給する他方の電源配線に関しては、電圧変動の影響が無視できるように十分小さい配線抵抗になるように設計されるに留まっていた。このような構成では、基板上に配置される電源配線は細く長くなってきており、従来に比べ配線抵抗がより増大し、従来無視できた電源配線での電圧変動が無視できない大きさとなる。
本発明の目的は、上記課題を解決する記録素子基板、記録ヘッドを提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の記録素子基板は、記録素子と、第1電圧を供給する第1電源線と、接地電圧を供給する第2電源線と、前記接地電圧より高い第2電圧と前記第1電圧に基づいて、入力信号の信号振幅を大きくして出力する第1電圧変換回路と、前記第1電圧より低い第3電圧と前記接地電圧に基づいて、入力信号の信号振幅を大きくして出力する第2電圧変換回路と、前記第1電源線にドレイン端子を接続し、前記記録素子の一端にソース端子を接続し、前記第電圧変換回路の出力にゲート端子を接続するMOSトランジスタと、前記第2電源線にドレイン端子を接続し、前記記録素子の他端にソース端子を接続し、前記第電圧変換回路の出力にゲート端子を接続するMOSトランジスタとを備えることを特徴とする。
本発明により、ヒータに電圧を供給する配線のうち高電位側及び低電位側の電源配線における電圧変動を抑制することができ、ヒータに安定した電圧の電力供給を実現できる。
本発明の実施形態における記録素子基板の断面図である。 第1の実施形態における記録素子基板のブロック図である。 第1の実施形態における記録素子駆動回路である。 第1の実施形態における電圧変換回路である。 第1の実施形態におけるヒータ駆動を示すフローチャートである。 第1の実施形態におけるヒータとトランジスタ電位を示すタイミングチャートである。 第2の実施形態におけるブロック図である。 第2の実施形態におけるNMOSトランジスタの断面図である。 第2の実施形態におけるPMOSトランジスタの断面図である。 第2の実施形態におけるヒータ駆動を示すフローチャートである。 第2の実施形態におけるヒータとトランジスタ電位を示すタイミングチャートである。 第3の実施形態における記録素子基板を示すブロック図である。 第3の実施形態における記録素子駆動回路である。 第4の実施形態における記録素子駆動回路である。 第4の実施形態における電源回路を示すブロック図である。 第5の実施形態における記録素子駆動回路である。 第5の実施形態における電源回路を示すブロック図である。 従来の記録素子基板における回路ブロック図である。 本発明の実施形態における記録ヘッドカートリッジを示す斜視図である。
以下添付図面を参照して本発明の好適な実施形態について説明する。
なお、説明で用いる「基板上」という表現は、単に基板の上を指し示すだけでなく、素子基体の表面、表面近傍の素子基体内部側をも示すものである。また、本発明でいう「同一基板」とは、別体の各素子を単に基体上に配置することを指し示している言葉ではなく、各素子を半導体回路の製造工程などによって素子基体上に一体的に形成、製造し配置されていることを示すものである。
図1は、本発明の実施形態を示す記録ヘッドの一部を示す。基板1403にインク供給口1403が形成され、基板上面にヒータ101およびノズル1401が形成され、基板およびノズルの各断面を示したものである。インクは基板1403下面からインク供給口を通りヒータ上面に供給される。ヒータ上のインクがヒータにより加熱され発泡し、ノズル1401からインクが吐出される。
図7は記録装置のコントローラ1700の構成を示すブロック図である。MPU1701は、ROM1702に格納されている制御プログラムに基づき記録装置を制御する。制御で処理するデータやパラメータは、DRAM1703に格納する。外部からの信号をインタフェース1708から入力する。ゲートアレイ(G.A.)1704は、ヘッドドライバ1705やモータドライバ1706、1707の制御を行い、信号やデータを転送する。ヘッドドライバ1705は記録ヘッドIJHを駆動し、モータドライバ1706は搬送モータ1709を駆動し、モータドライバ1707は搬送モータ1710を駆動する。
(第1の実施形態)
図2は、本発明の第1の実施形態を示す回路ブロック図を示し、図1における基板1403上に形成される。基板1403には、基板外部より入力される論理信号を展開するための記録データ供給回路21とブロック選択回路22が設けられ、それぞれ記録データ信号21Sとブロック選択信号22Sが出力される。入力される記録データ(DATA)に応じて、記録データ信号線の各信号線には信号が送られ、ブロック選択信号22Sによって順次、駆動するブロックが選択される。選択回路(論理回路)108は、記録データ信号21Sとブロック選択信号22Sの論理演算を行い、その結果を記録素子駆動回路23へ出力する。つまり、選択回路108は、記録素子駆動回路23へ供給する信号を生成する生成回路である。
基板1403に入力されるクロック信号(CLK)、記録データ(DATA)、ラッチ信号(LT)、イネーブル信号(HE1、HE2)は、図7のコントローラ1700で生成される。また、電圧VDD(例えば3.3ボルト)、電圧X、電圧Y、電圧VH(例えば24ボルト)は、記録装置が備える電源回路またはヘッドドライバ1705から供給される。この電圧VDDは、記録データ供給回路21、ブロック選択回路22、選択回路108へ供給される。記録データ供給回路21、ブロック選択回路22、選択回路108が出力する制御信号の電圧はVDDである。
図3は、記録素子駆動回路23の説明図である。この図2では、説明を簡単にするために1つのヒータ101の回路を表している。ヒータ101の一端は、NMOSトランジスタ102のソース端子に接続されている。ヒータ101の他端は、PMOSトランジスタ103のソース端子に接続されている。NMOSトランジスタ102とPMOSトランジスタ103のドレイン端子は、それぞれ電源配線104、電源配線105に接続される。電源配線104、105には記録素子基板が備える入力端子を介して、外部の電源から電圧が入力され、それぞれ高電位側VHと低電位側GNDHの電圧が印加される。これらの電位は外部から入力端子を介して入力されるものであり、高電圧側配線の電圧VHと、低電圧側配線の電圧GHDHになっている。電圧GHDHは、別の表現をすると接地電圧である。記録素子駆動回路23は2つの電圧変換回路106、107を備えている、電圧変換回路106は、選択回路108の出力信号を入力し、NMOSトランジスタ102のゲートへ出力する。電圧変換回路107は信号HE2を入力し、PMOSトランジスタ103のゲートへ出力する。なお、電圧変換回路106、電圧変換回路107が入力する信号の生成する回路は、この形態に限定するものではない。
電圧変換回路106の構成を図4Aに示す。電圧変換回路106は、電圧XとGNDHを入力し、入力信号の振幅の変換を行なう。電圧変換回路106は、記録素子基板の外部から入力される電圧Xに基づいて、NMOSトランジスタ102をオン状態にするためのゲート電圧を生成している。この電圧Xは、記録素子基板の外部からPMOSトランジスタ103のドレインに供給される電源電圧GNDHとは異なる電圧である。
電圧変換回路107の構成を図4Bに示す。電圧変換回路107は、電圧YとVHを入力、入力信号の振幅の変換を行なう。電圧変換回路107は、記録素子基板の外部から入力される電圧Yに基づいて、PMOSトランジスタをオン状態にするためのゲート電圧を生成している。この電圧Yは、NMOSトランジスタ102のドレインに供給される電源電圧VHとは異なる電圧である。
PMOSトランジスタ103をオン状態にするためのゲート電圧と、NMOSトランジスタ102をオン状態にするためのゲート電圧は、NMOSトランジスタのドレインに供給される電源VHもしくはPMOSトランジスタのドレインに供給される電源GNDHを基準に決定される電圧になっている。選択回路108は画像データに応じた信号を電圧変換回路106へ出力する。電圧変換回路106は、入力信号をNMOSトランジスタ102の駆動電圧に変換し、電圧変換回路107は、入力信号をPMOSトランジスタ103の駆動電圧に変換する。このように、電圧変換回路106、107は、入力した信号の信号振幅を大きくする回路である。
次に、図3の回路について図5のフローチャートを用いて説明する。図6A、図6Bは、図5の処理によるタイミングチャートである。ます、選択回路108により、駆動すべきヒータに対応するデータを判定する(ステップ201)。データが“1”であれば、NMOSトランジスタ102をオンする。補足すると、NMOSトランジスタ102は、信号21Sと信号22Sに基づいてオンする。PMOSトランジスタ103は信号HE2に基づいてオンする(ステップ202)。補足すると、PMOSトランジスタ103は信号HE2が有効の期間にオンすることが可能となる。これによりヒータが駆動される。そして所定時間のウエイトを行う(ステップ203)。その後、両方のトランジスタをオフする(ステップ204)。これによりヒータ101の駆動が終了する。これにより、インクがノズル1401より吐出する。
図6Aは、NMOSトランジスタおよびPMOSトランジスタのゲートへ印加する電圧の波形を示す。図6Bは、NMOSトランジスタおよびPMOSトランジスタのソース端子電圧の波形を示す。図6Cは、ヒータに流れる電流を示している。
図6Aにおいて、実線はNMOSトランジスタ102のゲートに印加される電圧の波形であり、破線はPMOSトランジスタ103のゲートに印加される電圧の波形である。タイミングIまでの期間においては、NMOSトランジスタのゲート電圧はGNDH、PMOSトランジスタのゲート電圧はVHの状態にある。この状態では両トランジスタがオフしており、ヒータは駆動されていない。タイミングIにおいて、PMOSトランジスタのゲート電圧がYとなりPMOSトランジスタがオン状態となり、NMOSトランジスタのゲート電圧がXとなりNMOSトランジスタもオン状態となる。この状態にて、ヒータに電流が流れヒータが駆動される。両トランジスタがオン状態となる期間(時間)、ヒータが駆動されることになる。タイミングIIでは、NMOSトランジスタのゲート電圧がXからGNDHに変わり、PMOSトランジスタのゲート電圧がYからVHに変わり、両トランジスタがともにオフ状態となる。両トランジスタがオフ状態となり、ヒータへの電流が遮断される。PMOSトランジスタのゲート電圧に印加されるYとVHとの電位差V1が、PMOSトランジスタがオンする閾値電圧より大きくなるように、電圧Yは定められている。NMOSトランジスタのゲート電圧に印加されるXとGNDHとの電位差V2が、NMOSトランジスタがオンする閾値電圧より大きくなるように、電圧Xは定められている。
図6Bにおいて、タイミングIまでの間は、両トランジスタがともにオフ状態であるため、ヒータに対する通電は行われない。タイミングIからIIの間では、ヒータを駆動するデータであれば、各トランジスタのゲートに対して電圧XおよびYが入力され、両方のトランジスタがオン状態となり、ヒータに電流が流れる。NMOSトランジスタ102のゲートに電圧Xが印加されると、NMOSトランジスタの特性として、NMOSトランジスタ102のゲート電圧Xから一定電圧(ΔVn)減じた電圧X2が、NMOSトランジスタ102のソースに印加される。従って、ヒータ101のNMOS側の端子には、電圧X2が印加される。また、PMOSトランジスタ103のゲートに対して電圧Yが印加されると、PMOSトランジスタの特性として、PMOSトランジスタ103のソースにはゲート電圧Yから一定電圧分(ΔVp)加算した電圧Y2が印加される。ヒータ101のPMOSトランジスタ側の端子には、電圧Y2が印加される。
ヒータの一方の端部にNMOS102のソースが接続され、ヒータの他方の端部にPMOSトランジスタ103のソースが接続されているため、ヒータの一方の端部にNMOSトランジスタのソース電圧が、ヒータの他方の端部にPMOSのソース電圧が印加される。実際にヒータを流れる電流は、NMOSトランジスタとPMOSトランジスタそれぞれに関して、ドレイン−ソース間で定まる電圧Vdsで定まる。この電圧Vdsは、各トランジスタの飽和状態におけるドレイン−ソース間の電圧である。タイミングIIにおいて、NMOSトランジスタ102のゲート電圧がGNDHとなり、PMOSトランジスタ103のゲート電圧がVHになると、両トランジスタがオフ状態となり、ヒータへの電流が遮断される。ヒータに流れる電流波形を図6Cに示す。従って、NMOSトランジスタ、PMOSトランジスタがオンしているタイミングIからIIの間にヒータに電流が流れる。
図6Bでは、タイミングIからIIの区間においてヒータにかかる電圧を矢印で示している。図6CのタイミングI、IIの前後において、ヒータへ印加する電流が変化する時の各MOSトランジスタのソース電圧に注目すると、先に説明したように、各トランジスタのソースドレイン間が開放状態から一定の電力が供給された状態(一定の電位)に遷移することになる。図6Bに示すように、ヒータを駆動するための電流遷移時に、各トランジスタのソース電圧が大きく変化する可能性があるため、ヒータに加えられている電源電圧(VH)が高電圧の場合、MOSトランジスタのソースドレイン間を高くする必要がある。従ってNMOSトランジスタ、PMOSトランジスタともに高耐圧のデバイスが必要となってくる。
先に説明したように、タイミングI〜IIのヒータ通電時、NMOSトランジスタ102のゲートに電圧Xが印加され、PMOSトランジスタ103のゲートには電圧Yが印加されている。この印加でのNMOSトランジスタのソース側にヒータが接続されている。このため、NMOSトランジスタはソースフォロワ駆動となり、ゲート電圧から一定電圧シフトした電圧がNMOSトランジスタのソース端のヒータに印加される。ヒータ101の他端はPMOSのソース端子に接続されることから、PMOSトランジスタのゲート電圧Yから一定電圧シフトした電圧がPMOSトランジスタのソース端子のヒータに印加される。このときNMOSトランジスタおよびPMOSトランジスタをMOSトランジスタの動作特性における飽和領域で動作するように(各トランジスタの)ゲート電圧Xおよび電圧Yを設定する。この設定によりMOSトランジスタのソース−ドレイン間の電圧変動に対し、各MOSトランジスタのゲート−ソース間電圧の変化量を小さくすることができる。図3において各MOSトランジスタのドレイン端子は電源配線104,105に接続されている。各MOSトランジスタのドレイン端子の電圧がそれぞれ変動したとしても、各MOSトランジスタのゲートに一定の電圧X、Yが印加されていれば、NMOSトランジスタとPMOSトランジスタそれぞれのゲート−ソース間電圧の変動を小さく抑えることができる。したがって、ヒータが接続される両端の各MOSトランジスタのソース端子の電圧変動を、各MOSトランジスタのドレイン端子の変動に対して小さくすることが可能になる。
ヒータが通電されることで、配線抵抗や電源の供給能力の影響により各MOSトランジスタのドレイン端子の電圧が変化しても、各MOSトランジスタのソース−ドレイン間の電圧変化に比べ各MOSトランジスタのゲート−ソース間の電圧変化を小さくできる。また、ヒータ両端の電圧はゲート電圧Xおよびゲート電圧Yに依存して決定されるため、電圧X、Yを制御することで所望の電圧をヒータに印加することも可能となる。ヒータを駆動する以外の期間では、ヒータ両端に接続されている各トランジスタがオフとなり、その結果ヒータの両端が電源から電力的に開放されることになる。つまり、ヒータへの電力供給が遮断された状態となる。
図8は、NMOSトランジスタ102の断面構造である。図9は、PMOSトランジスタ103の断面構造である。図8では、半導体の導電型をPおよびNで示しており、ソース領域にP型拡散領域を設け、ドレインのN型をゲートより遠ざけることで通常のMOSトランジスタより電圧に対する耐圧(電圧耐圧)を高めることが出来る。図9に示すPMOSトランジスタ103は通常のMOSトランジスタの構造をとっている。
(第2の実施形態)
第2の実施形態では、記録ヘッドの基板上には第1の実施形態と同様の図2の回路が形成され、図3の記録素子駆動回路が用いられる。また、第1の実施形態と同様にNMOSトランジスタ102とPMOSトランジスタ103を使用する。
第2の実施形態ではヒータ駆動の動作が異なっている。図10のフローチャートを用いて後述する。図10および図11のフローチャートおよびタイミングチャートを用いてヒータ駆動について説明する。図10は図3の回路におけるヒータの駆動の動作と、NMOSトランジスタおよびPMOSトランジスタの動作を時系列にしたフローチャートである。
選択回路108により、まず駆動すべきヒータに対応する画像データがあれば(ステップ401)、電圧変換回路107を介してPMOSトランジスタ103のゲートに電圧が印加され、PMOSトランジスタ103がオンする(ステップ402)。次に、電圧変換回路106を介してNMOSトランジスタ102のゲートに電圧が印加され、NMOSトランジスタがオンする(ステップ403)。所定時間、ウエイトする(ステップ404)。これにより、画像データに対応したヒータに、ウエイト時間に対応して電圧が印加される。その後、NMOSトランジスタのゲートがオフし(ステップ405)、ヒータ101への電圧の印加が終了する(ステップ406)。さらに、PMOSトランジスタのゲートがオフする(ステップ407)。以上の工程をくりかえすことにより、ヒータの駆動が繰り返し実行できる。
図11に図10のフローチャートに従ったタイミングチャートを示す。図11Aは、NMOSトランジスタ102およびPMOSトランジスタ103のゲートへ印加する電圧の波形である。図11Bは、図11Aのタイミングに対応するソース端子電圧の波形である。図11Cは、図11A、図11Bのタイミングに対応するヒータに流れる電流を示している。
図11Aにおいて、実線がNMOSトランジスタ102のゲートに印加される電圧の波形であり、破線がPMOS103のゲートに印加される電圧の波形である。タイミングIまでの期間は、NMOSトランジスタ102のゲート電圧はGNDH、PMOSゲート電圧VHで両トランジスタがオフし、ヒータ101は駆動されていない。タイミングIの後、PMOSトランジスタ103のゲート電圧がYとなり、PMOSトランジスタ103がオン状態となる。このとき、NMOSトランジスタ102はオフ状態であり、ヒータ101は駆動されない。タイミングIIの後、NMOSトランジスタ102のゲート電圧がXとなり、その結果NMOSトランジスタ102はオン状態となる。タイミングIIの時点で、両トランジスタがオン状態であるため、ヒータ101が駆動され電流が流れる。タイミングIIIにおいて、先にNMOSトランジスタ102がオフ状態となり、ヒータ101への電流が遮断される。その後、タイミングIVでPMOSトランジスタがオフ状態となり、ヒータ101の両端が開放される。なお、PMOSトランジスタのゲート電圧に印加されるYとVHとの電位差V1、NMOSトランジスタのゲート電圧に印加されるXとGNDHとの電位差V2は、実施形態1と同様に、それぞれのトランジスタがオンする閾値電圧より大きくなるように、電圧Xおよび電圧Yは定められている。
次に、図11Bを説明する。タイミングIまでの間、両トランジスタはオフ状態であり、ヒータ101は電源から電力的に開放された状態になっている。タイミングIにおいてPMOSトランジスタ103のゲートに電圧Yが印加されるが、NMOSトランジスタ102はオフ状態であるためヒータには電流は印加されない。従って、ヒータ101の電位はGNDHレベルである。タイミングIIにおいて両方のトランジスタがオン状態となり、その結果ヒータは通電される。ヒータの両端の電圧について説明する。NMOSトランジスタ102のゲートに電圧Xが印加されている。従って、NMOSトランジスタ102のゲート電圧Xから一定電圧(ΔVn)減じた電圧X2が、NMOSトランジスタ102のソースに印加される。従って、ヒータ101のNMOS側の端子には、電圧X2が印加される。また、ゲートに電圧Yが印加されているので、PMOSトランジスタ103のソースにはゲート電圧Yから一定電圧分(ΔVp)加算した電圧Y2が印加される。ヒータ101のPMOSトランジスタ側の端子には、電圧Y2が印加される。タイミングIIIにおいて、NMOSトランジスタ102がオフ状態になりヒータへの電流が遮断され、タイミングIVでPMOSトランジスタ103もオフ状態となり、ヒータ101の両端が各電源から開放されることになる。図11Bでは、タイミングIIからIIIの区間においてヒータにかかる電圧を矢印で示している。なお、電圧VHと電圧X2との電位差V3、電圧Y2と電圧GNDHとの電位差V4は、各トランジスタの動作が動作特性の飽和領域で動作するように定められる。
ヒータ101に流れる電流波形を図11Cに示す。両方のトランジスタがオン状態となっているタイミングIIからタイミングIIIの期間に、ヒータに対して電流が流れる。第2の実施形態は、ヒータ駆動時の前後におけるPMOSトランジスタ103の駆動タイミングが第1の実施形態と異なっている。NMOSトランジスタ102がオン動作になる(タイミングII)の前に、PMOSトランジスタ103がオンする(タイミングI)制御を行い、さらにNMOSトランジスタ102がオフした(タイミングIII)後に、PMOSトランジスタ103がオフする(タイミングIV)制御を行う。第2の実施形態では、ヒータに対する実際の電流の変化時(投入あるいは遮断の前後)に、PMOSトランジスタ103の状態は変化せず、NMOSトランジスタ102の状態のみが変化する。
具体的には、まず、PMOSトランジスタ103がオンする制御を行ってもヒータ101に電流が流れず、その後、NMOSトランジスタ102をオンする制御を行って、はじめてヒータ101に電流が流れる回路構成である。すなわち、実際にヒータに電流を流すために、ヒータの両端に接続されているスイッチをオンする制御を片方ずつ行い、2つのトランジスタのスイッチングタイミングが異なるように制御する。第2の実施形態では、ヒータが駆動される時間は、NMOSトランジスタ102またはPMOSトランジスタ103のいずれか一方のトランジスタのゲートをオンする時間の長さで決定されている。他方のトランジスタのゲートをオンする時間の長さは、ヒータの駆動時間を決定するトランジスタのゲートオン時間を包含する長さになっている。
ヒータに電流が流れる電流変化時のNMOSトランジスタ102のソース−ドレイン間電圧は電源配線104のVHレベルに対して、ゲート電圧Xから一定電圧(ΔVn)下がった電圧となる。PMOSトランジスタ103のソース−ドレイン間の電圧は、電源配線105のGNDHレベルに対して、ゲート電圧Yに一定電圧(ΔVp)加算した電圧になる。
NMOSソース−ドレイン間の電圧の変化量に比較して、PMOSトランジスタ103のソース−ドレイン間の電圧の変化量を小さくできる。これは、ヒータに電流を流す際、スイッチングに直接利用しているNMOSトランジスタ102のほうが電圧変化が大きいからである。このようなタイミングで各MOSトランジスタへのゲート電圧を印加することにより、実施形態1と比較してPMOSトランジスタの耐圧を低くすることができる。
実施形態1ではPMOSトランジスタとNMOSトランジスタを同時にオンするために、ヒータに印加する電圧VHによっては両トランジスタを高耐圧構造とすること必要となる。しかし、実施形態2では、PMOSトランジスタのオンするタイミングとNMOSトランジスタがオンするタイミングとをずらすことにより、PMOSにかかる電圧変化を小さくできることから、高耐圧のPMOSトランジスタを使用せずにすむ。よって、PMOSトランジスタの作製にかかる工程を削減しコストを下げることができる。またMOSトランジスタの占める面積を高耐圧のものと通常耐圧のものを比較すると、同一電流を得る条件においては、一般に高耐圧のMOSトランジスタにくらべ通常耐圧のMOSトランジスタのほうが小さくなる。実施形態2の回路においてPMOSトランジスタの面積を、第1の実施形態の回路においてPMOSトランジスタの面積をさらに小さくでき、基板全体に対してトランジスタが占める面積の割合を小さくでき、回路の小型化を実現できる。
ここで、実際にヒータにかかる電圧値は、図11BのタイミングIIからIIIの区間に示している電圧幅V5に対応する。ヒータへ印加する電圧を決める場合、この電圧幅V5の電圧を確保する。そのためには、ヒータ両端に接続されているPMOSトランジスタ103のソースドレイン間電圧とNMOSトランジスタ102のソースドレイン間電圧を決めれば良い。各トランジスタはトランジスタの動作特性における飽和領域で使用することで安定した電圧を得ることができる。
(第3の実施形態)
図12は、第3の実施形態の回路ブロック図である。第3の実施形態では、第1の実施形態とは、記録素子駆動回路23Aの構成が異なっている。記録データ供給回路21やブロック選択回路22の構成は第1の実施形態と同様であるので説明は省く。
図13は、図12の記録素子駆動回路23Aの構成を説明する図である。複数のヒータ101と、ヒータの数と同じ数のNMOSトランジスタ102、1つのPMOSトランジスタ103を有している。NMOSトランジスタ102にはそれぞれ電圧変換回路106が接続されている。電圧変換回路106は選択回路108から信号を入力し、電圧変換回路107は信号HE2を入力する。PMOSトランジスタ103には、電圧変換回路107が接続されている。ヒータ102の一方の端子は、共通配線でPMOS103のソース端子に接続されている。ヒータ102の他方の端子は、個別にNMOS102のソース端子に接続されている。また、NMOSトランジスタ102のゲート端子には、それぞれ電圧変換回路106が接続されている。電圧変換回路106は、電圧Xの端子、GNDHの端子とそれぞれ共通の配線を介して接続されている。この記録素子駆動回路23Aは、同時に複数のヒータを通電せず、1つのヒータを選択する。このような構成により、PMOSトランジスタ103の数を削減でき、回路スペースを削減できる。なお、第3の実施形態におけるNMOSトランジスタ102やPMOSトランジスタ103の制御は、第2の実施形態と同様である。従って、記録素子駆動回路23Aの動作の説明は省く。
(第4の実施形態)
図14は、第4の実施形態の回路ブロック図である。第4の実施形態は、第1の実施形態と、記録素子駆動回路23の構成が異なっている。記録データ供給回路21やブロック選択回路22の構成および動作は、第1の実施形態(図2)同様であるので、説明は省く。
図14に示すように、記録素子駆動回路23は、電圧Xおよび電圧Yを供給する電源回路601を備えている。電源回路601は記録素子基板上に、外部からの基準電圧を入力する端子602を備えている。
端子602には、記録素子基板外部より、一定電圧であるVrefが入力され、この電圧Vrefを基準として基板内の電源回路601において、電圧Xおよび電圧Yを生成する。外部から入力した電圧を基準として、記録素子基板1403において電圧X、Yを生成し、NMOSトランジスタ102、PMOSトランジスタ103の各ゲートへ供給する。電源回路601の回路構成の一例を図15に示す。
図15の回路では電圧YはVrefが直接出力され、電圧Xは
電圧X=(R1+R2)/R2*Vref
が出力される。所望の電圧Xに応じてR1、R2を設定することで、任意の電圧を得ることができる。
(第5の実施形態)
第5の実施形態では、ヒータを駆動するMOSトランジスタの駆動電圧を、記録素子基板内部で生成する。第5の実施形態は、第1の実施形態と、記録素子駆動回路23の構成が異なっている。記録データ供給回路21やブロック選択回路22の構成および動作は、第1の実施形態(図2)同様であるので、説明は省く。
図16において、電源回路801は電圧X、電圧Yを生成する。従って、外部からの電力を入力するための端子を省くことが出来る。図17は、電源回路801の回路構成である。電圧源901は、基準電圧Vrefを生成する。電圧Xは、Vrefを増幅した電圧である。このVrefは、バンドギャップ電圧を用いる。これにより、製造上のバラツキの少ない固有の電圧を生成できる。
(その他の実施形態)
以上、本発明の各実施形態について説明したが、電圧変換回路106、電圧変換回路107が入力する信号を生成する回路は、信号のタイミングの関係を満足すれば、上述した形態に限定するものではない。例えば、図3に示した回路構成において、電圧変換回路107は、記録素子基板に設けられた回路から信号を入力する形態でも構わない。あるいは、図3に示した回路構成において、電圧変換回路106は、コントローラ1700が生成した信号を入力する形態でも構わない。あるいは、図3に示した回路構成において、電圧変換回路106はコントローラ1700が生成した信号を入力し、電圧変換回路107は、選択回路108から入力する形態でも構わない。
本発明は上述の記録素子基板のみならず、これらの記録素子基板を備えた記録ヘッドの形態であっても構わない。さらに本発明は、図19に示すように、記録ヘッドに対して、記録を行なうための液体を収納する液体収納部202を一体とした記録ヘッドカートリッジ201の構成であっても構わない。図19は、記録装置と記録ヘッドが着脱可能な記録ヘッドカートリッジ201の構成を示す外観斜視図である。記録ヘッドカートリッジ201には、記録装置から供給される電気信号を受け取るための電極パッド204が設けられており、この電気信号によって、記録素子基板203上の記録素子が駆動されて記録が行われる。205は、記録素子基板203と電極204の間の電気接続を行なう導電性のTAB(Tape Automated Bonding)である。
101 発熱抵抗素子(ヒータ)
102、103 スイッチング素子(トランジスタ)
106、107 電圧変換回路

Claims (7)

  1. 記録素子と、
    第1電圧を供給する第1電源線と、
    接地電圧を供給する第2電源線と、
    前記接地電圧より高い第2電圧と前記第1電圧に基づいて、入力信号の信号振幅を大きくして出力する第1電圧変換回路と、
    前記第1電圧より低い第3電圧と前記接地電圧に基づいて、入力信号の信号振幅を大きくして出力する第2電圧変換回路と、
    前記第1電源線にドレイン端子を接続し、前記記録素子の一端にソース端子を接続し、前記第電圧変換回路の出力にゲート端子を接続するMOSトランジスタと、
    前記第2電源線にドレイン端子を接続し、前記記録素子の他端にソース端子を接続し、前記第電圧変換回路の出力にゲート端子を接続するMOSトランジスタとを備えることを特徴とする記録素子基板。
  2. 前記記録素子基板は、更に第2の記録素子を備え、
    前記PMOSトランジスタのソース端子は、前記記録素子及び前記第2の記録素子と接続することを特徴とする請求項1に記載の記録素子基板。
  3. 前記第1電圧と前記第2電圧の電位差は、前記PMOSトランジスタをオン状態にする閾値電圧より大きくなるように、前記第2電圧は定められることを特徴とする請求項1に記載の記録素子基板。
  4. 前記第3電圧と前記接地電圧の電位差は、前記NMOSトランジスタをオン状態にする閾値電圧より大きくなるように、前記第3電圧は定められることを特徴とする請求項1に記載の記録素子基板。
  5. 前記記録素子基板は、更に前記第1電源線と接続する第1端子と前記第2電源線と接続する第2端子とを備えることを特徴とする請求項1に記載の記録素子基板。
  6. 前記記録素子基板は、更に、前記第1電圧変換回路、前記第2電圧変換回路へ供給する信号を生成する生成回路を備えることを特徴とする請求項1に記載の記録素子基板。
  7. 請求項1に記載の記録素子基板を備えた記録ヘッド。
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