JP5451337B2 - 二輪車の駐輪システム及び施錠装置 - Google Patents
二輪車の駐輪システム及び施錠装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5451337B2 JP5451337B2 JP2009267427A JP2009267427A JP5451337B2 JP 5451337 B2 JP5451337 B2 JP 5451337B2 JP 2009267427 A JP2009267427 A JP 2009267427A JP 2009267427 A JP2009267427 A JP 2009267427A JP 5451337 B2 JP5451337 B2 JP 5451337B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock mechanism
- wheeled vehicle
- locking
- sensor
- detection signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
Description
そこで、従来、施錠装置における二輪車の車輪を載せるためのガイドレールが比較的長尺であることが不正駐輪を可能にする原因の1つであることに着目し、ガイドレールを短くすることにより、車輪がロック機構でロックされる所定の位置に収納されることを促し、不正駐輪を防止する技術が存在している(例えば、特許文献1参照)。
このような技術によって、不正駐輪を減らす一定の効果が期待されるが、依然として、ガイドレールの途中に車輪を載置し、課金を免れることは可能であった。
また、第1位置を、二輪車が第2位置を経由しなければ到達しない位置とし、第1ロック機構は第1検知信号に加えて第2検知信号を受信した場合にのみロックを開始するものとしてもよい。その場合には、第2検知信号を受信することなく第1検知信号のみを受信したときは二輪車が駐輪枠に存在しないとして、各ロック機構を作動させないものとすることにより、いたずら等による誤作動を防止することができる。
本発明の第1の実施形態例について説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る駐輪システム1の概要図である。この駐輪システム1は、駐輪枠を有する1又は複数の施錠装置10と、これらの施錠装置10と有線又は無線の通信路50で接続された制御装置20とを含んで構成される。
なお、図1では、便宜上、一つの施錠装置10のみを示してある。
まず、施錠装置10について説明する。図2は施錠装置10の側面図、図3は施錠装置10の上面図である。これらの図に示されるように、施錠装置10は、駐輪しようとする二輪車の車輪を収容するための駐輪枠となるガイドレール130と、このガイドレールの前端(紙面左側)に設置される第1ロック機構110と、ガイドレール130のほぼ中央部に設置される第2ロック機構120とを有している。
図6(a)は未ロック状態、(b)はロック状態を表す上面図である。
第1ロック機構110は、筐体に形成された車輪挿入用凹部111と、それぞれ筐体の所定部位から突出可能な一対の可動アーム部112と、第1センサ113と、制御装置20の制御に基づいて可動アーム部112を変位させる制御機構114とを有している。
次に、制御装置20について説明する。図7は、制御装置20の機能ブロック図である。制御装置20は、識別情報によって区別される施錠装置10毎に、その第1ロック機構110及び第2ロック機構120のロック/ロック解除を制御するとともに、駐輪時間に応じた課金処理その他の処理を行うためのもので、表示部210、課金・精算処理部220、ロック機構制御部230、アラーム発生部240、料金投入部250及び操作部260を有している。
ロック機構制御部230は、また、ロック開始信号及びロック解除信号の送信に関する情報を、施錠装置10の識別情報と関連付けて図示しないメモリに保持しておき、保持されている情報に基づいて、どの施錠装置10が稼働していてどの施錠装置10が空いているか(利用可能か)、稼働中のときは当該施錠装置10においてどのような駐輪(不正駐輪または正常駐輪)によって稼働しているかを特定する。そして、特定した態様に応じて、当該態様を表す情報と共に表示部210へ送出する。これにより、例えばこれから駐輪しようとする者は、表示部210で簡単に利用可能な施錠装置10がどれかを確認することができる。また、駐輪システム1の管理者は、不正駐輪を容易に発見することができる。
次に、駐輪システム1の動作を、図8に示した制御装置20の処理手順説明図を参照して説明する。前提として、施錠装置10の識別情報が制御装置20において伝達され、これに基づいて制御すべき施錠装置10が制御装置20側で特定されているものとする。
次いで所定時間経過前に第1センサ113から第1検知信号を受信したか否かを判定する(ステップS2)。ここにいう所定時間は、例えば、二輪車の車輪がガイドレール130上を前端まで進むに足りる時間、具体的には数秒から数十秒程度である。この時間内に第1検知信号の受信が検知された場合(ステップS2:Yes)、ロック機構制御部230は、正常駐輪の態様の処理として、上記識別番号によって特定される施錠装置10の第1ロック機構110に向けてロック開始信号を送信する。これにより、当該施錠装置10の第1ロック機構110が、ロックを開始する(ステップS3)。
第1ロック機構110がロックされると、課金・精算処理部220は、当該施錠装置10の利用に対する正常課金処理を開始する(ステップS4)。
なお、ロック解除信号は、操作部260を通じて利用者から暗証番号やパスワードの入力があった場合に送信されるものとしてもよい。
アラーム発生からステップS9における再度の判定までの時間は、例えば30秒程度であり、不正駐輪と判断できる時間とする。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
第2実施形態では、第1実施形態で説明した施錠装置10を2つ並設して1組とし、隣接する施錠装置10間の間隙に、二輪車の侵入を抑止する侵入防止体が存在する施錠ユニットとしたものである。
このような構成の施錠ユニットでは、利用者が施錠装置10間に二輪車を駐輪することで課金を免れるような不正駐輪を試みても、障害ブロック40の存在によってそれができないので、結果的に不正駐輪が抑止される。
また、図10及び図11の例では、施錠装置10は2個であるが、設置される駐輪場の規模に合わせて、3個以上を1組としてもよく、それに応じて、障害ブロック40も2個以上としてもよい。
また、各実施形態では、駐輪枠は、二輪車の車輪を収容するガイドレール130の例を示したが、二輪車の他の部位、例えばフレーム、ハンドル、サドルその他の部位、あるいは二輪車全体を収容する構造のものであってもよい。
10 施錠装置
110 第1ロック機構
111 車輪挿入用凹部
112 可動アーム部
113 第1センサ
120 第2ロック機構
130 ガイドレール
140 補助柵
20 制御装置
210 表示部
220 課金・精算処理部
230 ロック機構制御部
240 アラーム発生部
250 料金投入部
260 操作部
30 二輪車
310 車輪
40 障害ブロック
Claims (7)
- 駐輪しようとする二輪車の所定部位を収容する駐輪枠と、
前記駐輪枠の第1位置に前記二輪車が存在するときに第1検知信号を出力する第1センサと、
前記二輪車が前記駐輪枠の第1位置に到達する途中の第2の位置に前記二輪車が存在するときに第2検知信号を出力する第2センサと、
前記第1位置で前記二輪車をロックする第1ロック機構と、
前記第2位置で前記二輪車をロックする第2ロック機構と、
前記第1検知信号を受信した場合は前記第1ロック機構を制御してロックを開始させ、他方、前記第2検知信号を受信した後、所定時間経過前に前記第1検知信号を受信しなかった場合は前記第2ロック機構を制御してロックを開始させる制御装置と、
を有する二輪車の駐輪システム。 - 前記制御装置は、前記第1ロック機構が制御されるときは正常駐輪状態を表す第1態様の処理を行い、前記第2ロック機構が制御されるときは異常駐輪状態を表す第2態様の処理を行う処理手段を有する、
請求項1記載の駐輪システム。 - 前記処理手段は、前記第2ロック機構が制御されるときは、当該制御開始前に、視覚と聴覚との少なくとも一方によって認識可能な注意喚起情報を出力する処理を行う、
請求項2項記載の駐輪システム。 - 前記処理手段は、所定の表示装置に対して、前記第1ロック機構及び前記第2ロック機構のいずれもが未制御状態にあるときは空き状態表示を行い、前記第1ロック機構のみが制御されるときは正常駐輪状態表示を行い、前記第2ロック機構のみが制御されるときは異常駐輪状態表示を行う、
請求項2又は3記載の駐輪システム。 - 前記処理手段は、前記第2ロック機構によるロックの開始を契機に、前記正常駐輪状態とは異なる課金体系に基づく課金処理を行う、
請求項4記載の駐輪システム。 - 複数の前記駐輪枠が並設されており、隣接する2つの駐輪枠の間隙に前記二輪車の侵入を抑止する侵入防止体が存在する、
請求項1乃至5のいずれかの項記載の駐輪システム。 - 駐輪しようとする二輪車の所定部位を収容する駐輪枠と、
前記駐輪枠の第1位置に前記二輪車が存在するときに第1検知信号を出力する第1センサと、
前記二輪車が前記駐輪枠の第1位置に到達する途中の第2の位置に前記二輪車が存在するときに第2検知信号を出力する第2センサと、
前記第1センサから前記第1検知信号が出力されたときは前記第1位置で前記二輪車をロックする第1ロック機構と、
前記第2センサから前記第2検知信号が出力された後、所定時間経過前に前記第1センサから前記第1検知信号が出力されない場合は前記第2位置で前記二輪車をロックする第2ロック機構と、
を備えて成る、二輪車の施錠装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009267427A JP5451337B2 (ja) | 2009-11-25 | 2009-11-25 | 二輪車の駐輪システム及び施錠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009267427A JP5451337B2 (ja) | 2009-11-25 | 2009-11-25 | 二輪車の駐輪システム及び施錠装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013268969A Division JP5723963B2 (ja) | 2013-12-26 | 2013-12-26 | 二輪車の駐輪システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011113190A JP2011113190A (ja) | 2011-06-09 |
JP5451337B2 true JP5451337B2 (ja) | 2014-03-26 |
Family
ID=44235494
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009267427A Expired - Fee Related JP5451337B2 (ja) | 2009-11-25 | 2009-11-25 | 二輪車の駐輪システム及び施錠装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5451337B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108682177B (zh) * | 2018-05-28 | 2023-09-22 | 杭州目博科技有限公司 | 采用多传感器的车位探测器及控制方法 |
CN113494198B (zh) * | 2021-05-28 | 2022-10-28 | 武汉理工大学 | 一种家用多工位自行车停车装置 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002266522A (ja) * | 2001-03-08 | 2002-09-18 | Toyo Jushi Kk | 防護柵 |
JP2004100339A (ja) * | 2002-09-11 | 2004-04-02 | Denken:Kk | 駐輪機用施錠装置 |
WO2005049417A1 (ja) * | 2003-11-19 | 2005-06-02 | M.C.F Co.,Limited | 前輪支持装置及び出入庫を監視可能な前輪支持装置並びにこれら前輪支持装置を備えた駐輪装置 |
JP4148924B2 (ja) * | 2004-06-24 | 2008-09-10 | 株式会社葉月工業 | 有料駐輪システムにおける施錠装置 |
JP2006150995A (ja) * | 2004-11-25 | 2006-06-15 | Tajima Metalwork Co Ltd | 自転車の盗難防止並びに無断駐輪防止錠を備えた駐輪ラック |
JP4847818B2 (ja) * | 2006-08-08 | 2011-12-28 | アマノ株式会社 | 自転車用駐輪装置 |
-
2009
- 2009-11-25 JP JP2009267427A patent/JP5451337B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011113190A (ja) | 2011-06-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2018522778A (ja) | 二輪車のための盗難防止ロック | |
JP2011110987A (ja) | 二輪車の駐輪システム | |
WO1999000566A1 (fr) | Dispositif interdisant a un vehicule de sortir d'un parc de stationnement | |
US12015434B2 (en) | Security systems and communication networks for electric bicycles | |
JP5723963B2 (ja) | 二輪車の駐輪システム | |
JP5451337B2 (ja) | 二輪車の駐輪システム及び施錠装置 | |
WO2004005087A1 (ja) | 車両用盗難防止方法及び装置 | |
BR9800860B1 (pt) | dispositivo de comunicação resistente à condições ambientais para cobrança automática em pedágios. | |
KR20160087412A (ko) | 자전거용 와이어식 잠금장치 | |
EP1522471A1 (en) | Multifunction car theft alarm lock with tire pressure sensing device | |
JP2006009346A (ja) | 有料駐輪システムにおける施錠装置 | |
JP5755422B2 (ja) | 駐輪場ゲートシステム | |
JP6599210B2 (ja) | ゲート装置、通過検知装置、及びゲートシステム | |
JP2007015507A (ja) | 車輪ロック装置およびこの車輪ロック装置を用いた駐輪構造体 | |
EP1886885B1 (en) | Vehicle control apparatus and vehicle provided with the same | |
JP4403149B2 (ja) | 有料駐輪システムにおける施錠装置 | |
US20040000989A1 (en) | Vehicle monitoring system that uses a cellular telephone to notify of vehicle tampering | |
JP2001001966A (ja) | 二輪車用有料駐輪装置 | |
JP2006065590A (ja) | 車両の監視システム | |
KR101048108B1 (ko) | 자전거 주차장치 | |
JP3424414B2 (ja) | 駐輪場入場管理システム | |
JP2004308235A (ja) | 二輪車駐車システム | |
JP3432760B2 (ja) | 駐車管理装置 | |
JP6639818B2 (ja) | 駐輪管理システム | |
JPH10105874A (ja) | 車両阻止装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20121001 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131122 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131126 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131226 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5451337 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |