JP5447396B2 - 光測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、非侵襲で血流の経時変化や酸素供給の経時変化を測定する光測定装置に関する。特に、脳の各部位における血流の経時変化や酸素供給の経時変化を測定することにより、生体の組織が正常であるか否かを診断するための酸素モニタや循環器系障害診断装置等として使用することができる光測定装置に関する。
ヘモグロビンは、血液中で酸素を運搬する役割を果たしている。血液中に含まれるヘモグロビン濃度は、血管の拡張・収縮に応じて増減するため、ヘモグロビン濃度の変化量ΔVhb(t)を測定することによって、血管の拡張・収縮を検出することが知られている。
そこで、ヘモグロビン濃度の変化量ΔVhb(t)が生体内部の酸素代謝機能に対応することを利用することにより、光を用いて生体内部を簡便に非侵襲で測定する生体測定方法が知られている。ヘモグロビン濃度の変化量ΔVhb(t)は、可視光から近赤外領域までの波長の光を生体に照射することにより、生体を透過して得られる光強度の変化量(受光量情報)から求められる。
さらに、ヘモグロビンは、酸素と結合してオキシヘモグロビンとなり、一方、酸素と離れてデオキシヘモグロビンとなる。脳内では、血流再配分作用によって活性化している部位には酸素供給が行われ、酸素と結合したオキシヘモグロビン濃度が増加することも知られている。よって、オキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)を測定することにより、脳活動の観察に応用することができる。オキシヘモグロビンとデオキシヘモグロビンとは、可視光から近赤外領域にかけて異なる分光吸収スペクトル特性を有しているので、異なる波長(例えば、780nm、805nm、830nm)の近赤外光を用いてオキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)とデオキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVdeoxy(t)とをそれぞれ求めることができる。
そこで、非侵襲で脳活動を測定するために、送光プローブと受光プローブとを備える光測定装置が開発されている。光測定装置では、被検体の頭皮表面上に配置した送光プローブにより、脳に近赤外光を照射するとともに、頭皮表面上に配置した受光プローブにより、脳から放出された近赤外光の光強度の変化量(受光量情報)を検出する。近赤外光は、頭皮組織や骨組織を透過し、かつ、血液中のオキシヘモグロビン或いはデオキシヘモグロビンにより吸収される。よって、このような送光プローブと受光プローブとを備える光測定装置において異なる3種類の波長の近赤外光を用いて、脳の測定部位に関する受光量情報を得ることにより、脳の測定部位におけるオキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)、デオキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVdeoxy(t)、さらにはこれらから算出されるヘモグロビン濃度の変化量ΔVhb(t)の経時変化を測定データとして得ている。
さらに、運動や感覚や思考等の脳機能に関する脳の複数の測定部位におけるオキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)の経時変化等の測定データを計測することにより、脳機能診断や循環器系障害診断等の医療分野に適用される光測定装置が開発されてきている。このような光測定装置では、例えば、近赤外分光分析計(以下、「NIRS」と略す)等が利用されている(例えば、特許文献1参照)。
NIRSにおいては、複数個の送光プローブと、複数個の受光プローブとを所定の配列で被検体の頭皮表面に密着させるために、ホルダが使用される。このようなホルダは、例えば、頭皮表面の形状に合わせて椀形状に成型されている。成型ホルダには貫通孔が複数個設けられ、送光プローブと受光プローブとがそれらの貫通孔に挿入されることによって、送光プローブと受光プローブとの間隔(以下、「チャンネル」という)が一定となり、頭皮表面から特定の深度となる位置から受光量情報を得ている。
図2は、上述したようなNIRSにおける送受光部の9個の送光プローブと8個の受光プローブとの位置関係の一例を示す平面図である。送光プローブ12と受光プローブ13とは、斜め方向とその直交方向とに交互となるように配置されている。
NIRSでは、一般的にチャンネルを30mmとしたものが用いられ、チャンネルが30mmである場合には、チャンネルの中点からの深度15mm〜20mmの受光量情報が得られると考えられている。すなわち、頭皮表面から深度15mm〜20mmの位置は脳表部位にほぼ対応し、脳活動に関した受光量情報が得られる。
なお、送光プローブ12から照射された光は、隣接する受光プローブ13以外の離れた受光プローブ13でも検出されるが、ここでは説明を簡単にするため、隣接する受光プローブ13のみで検出されることとする。よって、9個の送光プローブ12から1個の送光プローブ12を選択していき、順次選択された送光プローブ12から光を照射することにより、図2に示すようなチャンネル番号#1〜#24の位置である合計24個の受光量情報が得られることとする。
このようなNIRSで得られた受光量情報から求められた測定データ(オキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)の経時変化等)は、医師や検査技師等によって観察されるために、モニタ画面に画像として表示される。
このとき、生体の組織が正常であるか否かを診断するために、医師や検査技師等が、被検体へ刺激(以下、「負荷」や「タスク」という)を与えて、被検体の脳を活動させたときに得られる測定データを観察する生体測定方法がある。図4は、ある測定部位(例えば、チャンネル番号#1)におけるオキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)の経時変化を示す測定データの一例を示す図である。測定データにおける縦軸を被検体がNIRSを装着した時点のオキシヘモグロビン濃度からのオキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxyとし、横軸を時間tとする。
このような生体測定方法では、例えば、医師や検査技師等が時間tを計りながら、まず、被検体を或る一定時間Y、指の運動(フィンガータッピング)をさせる課題遂行状態にさせ(以下、「タスク期間」という)、その後、被検体を或る一定時間X、安静な定常状態にさせる(以下、「レスト期間」という)。その後、再度、被検体を一定時間Y、指の運動をさせる課題遂行状態にさせた後、一定時間X、安静な定常状態にさせるというように、タスク期間とレスト期間とを交互に複数回R(以下、「タスク繰り返し回数」という)繰り返している。これにより、図4に示すようなオキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)の経時変化を示す測定データがR回繰り返されたものを得ている。
また、このような計測を開始する前に医師や検査技師等が、モニタ画面に表示された入力画面を用いて、タスク期間の時間Yやレスト期間の時間Xやタスク繰り返し回数R等の計測条件を入力して設定する光測定装置がある。図5は、従来の光測定装置における計測条件を設定するための入力画面の一例を示す図である。例えば、タスク期間の時間Yを10秒とし、レスト期間の時間Xを40秒とし、タスク繰り返し回数Rを5回とするように、キーボード等を用いて入力画面に入力する。これにより、計測を実行する場合に、光測定装置が、入力された計測条件に基づいて、タスク期間からレスト期間へ移行するときには、タスク期間からレスト期間へ移行するように指示する画像を表示したり、レスト期間からタスク期間へ移行するときには、レスト期間からタスク期間へ移行するように指示する画像を表示したりしている。そして、医師や検査技師等がモニタ画面に表示された画像を見ながら被検体に指示を与え、被検体は医師や検査技師等からの指示に従ってレスト期間とタスク期間とを交互に複数回R、実行している。
ここで、被検体を或る一定時間Y、指の運動をさせる課題遂行状態にさせたときに得られる測定データは、理論的には図6に示すように、ほぼ一定の傾きで上昇する経時変化を示すはずであるが、実際には図4に示すようなオキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)の経時変化を示す。
これは、人体の脳では、指の運動をさせる課題遂行状態にさせようが、課題遂行状態にさせまいが、例えば呼吸や血圧等に起因する動脈圧変動Mayer Wave等が発生していることによるものである。図7は、Mayer Waveによるオキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)の経時変化を示すグラフ(生体情報)の一例である。図7に示すように、Mayer Waveの周期は約10秒である。なお、Mayer Waveの周期は、同一人物であっても8秒になったり、12秒になったりするように多少変動する。
よって、図4に示すような実際のオキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)の経時変化を示す測定データは、図6に示すような理論的なオキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)の経時変化と、図7に示すようなMayer Waveによるオキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)の経時変化とが重ね合わされたものとなる。
ところで、Mayer Waveの周期は約10秒であるが、指の運動をさせる課題を開始させた時点では、Mayer Waveによるオキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)が0.00mmol×cmであるのか0.10mmol×cmであるのかわからないので、図7に示すMayer Waveによるオキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)の経時変化を示すときには、図4に示す測定データとなるが、図7に示すときとMayer Waveの位相が90°ずれていた場合には、図6に示すような理論的なオキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)の経時変化と、図8に示すようなMayer Waveによるオキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)の経時変化とが重ね合わされた図9に示す測定データとなる。また、図7に示すときとMayer Waveの位相が180°ずれていた場合には、図6に示すような理論的なオキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)の経時変化と、図10に示すようなMayer Waveによるオキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)の経時変化とが重ね合わされた図11に示す測定データとなり、図7に示すときとMayer Waveの位相が270°ずれていた場合には、図6に示すような理論的なオキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)の経時変化と、図12に示すようなMayer Waveによるオキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)の経時変化とが重ね合わされた図13に示す測定データとなる。
つまり、被検体を或る一定時間Y、指の運動をさせる課題遂行状態にさせたときに得られる測定データは、図4に示す測定データであったり、図9に示す測定データであったり、図11に示す測定データであったり、図13に示す測定データであったりすることになる。すなわち、図14に示すように得られる測定データはずいぶんと違って見える。
このようにMayer Waveの影響を受けたバラツキがある測定データを、医師や検査技師等が観察しても、例えば、精神疾患において特徴があるといわれているオキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)の立ち上がり方(傾き)の様子でうつ病であるか否か等を評価することは困難であるため、従来の生体測定方法では、上述したように被検体にタスク期間をタスク繰り返し回数R行わせ、その結果、得られたR個の測定データを加算して平均することにより、Mayer Waveの影響を低減させたバラツキのない測定データをモニタ画面に表示している。
特開2006−109964号公報
しかしながら、従来の生体測定方法では、Mayer Waveの影響を低減させたバラツキのない測定データをモニタ画面に表示するためには、被検体にタスク期間をタスク繰り返し回数R行わせる必要がある。このため、被検体は送受光部11を長時間装着することになり、苦痛を避けられないという問題がある。また、脳活動を測定することにより、ヒトとマシン(外部装置)とのインターフェースに用いられるブレインマシンインターフェースの研究がなされているが、リアルタイム(1回のタスク期間)でマシンを制御することもできない。
そこで、本発明は、被検体に指の運動をさせる等の課題遂行状態に何回も行わせる必要がなく、課題遂行以外の呼吸や血圧等に起因するMayer Wave等の影響を低減させたバラツキのない、再現性のある測定データを得ることができる光測定装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明の光測定装置は、被検体の頭皮表面上に配置される送光プローブと、当該頭皮表面上に配置される受光プローブとを有する送受光部と、前記送光プローブが頭皮表面に光を照射するとともに、前記受光プローブが頭皮表面から放出される光を検出するように制御することで、前記被検体の脳の測定部位に関する受光量情報を得る送受光部制御部と、前記受光量情報に基づいて、ヘモグロビン濃度の変化量を算出する演算部とを備え、前記被検体に負荷をかけ続けるタスク期間が実行されている際のヘモグロビン濃度の変化量の経時変化を示す測定データを得る光測定装置であって、前記被検体の皮膚表面上に配置され、前記被検体の心拍、血圧又は呼吸に関する生体情報を検出する生体モニタと、前記生体モニタから生体情報を得る生体モニタ制御部と、前記生体情報に基づいて、前記タスク期間の開始時間を決定するタスク期間開始時間決定部とを備えるようにしている。
ここで、「負荷」とは、指の運動(フィンガータッピング)をすることや、物を書かせること等の被検体の行動に限定されるものではなく、例えば、被検体に音を聞かせることや、映像を見せること等の被検体自体は受身であってもよく、脳の活動を発現させるものであればよい。
本発明の光測定装置によれば、送受光部が被検体の頭皮表面上に配置されるだけでなく、生体モニタが被検体の皮膚表面上に配置される。そして、生体モニタ制御部は、生体モニタから被検体の心拍や血圧や呼吸等に関する生体情報を得る。これにより、タスク期間開始時間決定部は、生体情報に基づいて、タスク期間の開始時間を決定する。例えば、呼吸や血圧等に起因するMayer Waveを示す生体情報によって、Mayer Waveによるオキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)が0.00mmol×cmになり、かつ、上昇すると判定したときには、被検体に指の運動をさせるタスク期間へ移行するように指示する画像をモニタ画面に表示する。そして、医師や検査技師等がモニタ画面に表示された画像を見ながら被検体に指示を与え、被検体は医師や検査技師等からの指示に従って、Mayer Waveによるオキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)が0.00mmol×cmになり、かつ、上昇したときを開始時間としてタスク期間を実行することになる。その結果、得られる測定データは、図8に示すMayer Waveによるオキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)の経時変化が重ね合わせられたものでもなく、図10に示すMayer Waveによるオキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)の経時変化が重ね合わせられたものでもなく、図12に示すMayer Waveによるオキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)の経時変化が重ね合わせられたものでもなく、常に図7に示すMayer Waveによるオキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)の経時変化が重ね合わせられたものとなる。
以上のように、本発明の光測定装置によれば、被検体に指の運動をさせる等の課題遂行状態に何回もさせる必要がなく、課題遂行以外の呼吸や血圧等に起因するMayer Wave等の影響を低減させたバラツキのない、再現性のある測定データを得ることができる。
(その他の課題を解決するための手段及び効果)
また、本発明の光測定装置は、前記タスク期間開始時間決定部は、前記生体情報に基づいて決定された前記タスク期間の開始時間に、前記タスク期間へ移行するように指示する画像を表示するようにしてもよい。
また、本発明の光測定装置は、前記タスク期間開始時間決定部は、前記生体情報に基づいて決定された前記タスク期間の開始時間に、前記被検体に負荷をかけることを自動的に開始するようにしてもよい。
そして、本発明の光測定装置は、被検体の頭皮表面上に配置される送光プローブと、当該頭皮表面上に配置される受光プローブとを有する送受光部と、前記送光プローブが頭皮表面に光を照射するとともに、前記受光プローブが頭皮表面から放出される光を検出するように制御することで、前記被検体の脳の測定部位に関する受光量情報を得る送受光部制御部と、前記受光量情報に基づいて、ヘモグロビン濃度の変化量を算出する演算部とを備え、前記被検体に負荷をかけ続けるタスク期間が実行されている際のヘモグロビン濃度の変化量の経時変化を示す測定データを得る光測定装置であって、前記被検体の皮膚表面上に配置され、前記被検体の心拍、血圧又は呼吸に関する生体情報を検出する生体モニタと、前記生体モニタから生体情報を得る生体モニタ制御部と、前記生体情報に基づいて、前記送光プローブが頭皮表面に光を照射する照射開始時間を決定する照射開始時間決定部とを備えるようにしている。
本発明の光測定装置によれば、送受光部が被検体の頭皮表面上に配置されるだけでなく、生体モニタが被検体の皮膚表面上に配置される。そして、生体モニタ制御部は、生体モニタから被検体の心拍や血圧や呼吸等に関する生体情報を得る。これにより、照射開始時間決定部は、生体情報に基づいて、送光プローブが頭皮表面に光を照射する照射開始時間を決定する。例えば、呼吸や血圧等に起因するMayer Waveを示す生体情報によって、Mayer Waveによるオキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)が0.00mmol×cmになり、かつ、上昇すると判定したときには、送光プローブが頭皮表面に光を照射する。つまり、Mayer Waveによるオキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)が0.00mmol×cmになり、かつ、上昇したときが常に照射開始時間となる。その結果、呼吸や血圧等に起因するMayer Wave等の影響を低減させたバラツキのない、再現性のある測定データを得る。
また、ブレインマシンインターフェースにおいて、オキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)がある一定の波高値(閾値)を超えたときに、マシンを制御する場合、バラツキのない、再現性のある測定データが得られるので、マシンの確実な制御ができるようになる。
また、本発明の光測定装置は、前記被検体の呼吸に関する生体情報を得る生体モニタは、前記被検体の腹部或いは胸部に巻きつけられる収縮可能なバンド、又は、呼吸モニタであるようにしてもよい。
そして、本発明の光測定装置は、前記被検体の血圧に関する生体情報を得る生体モニタは、前記被検体に貼りつけられた圧力検出素子、又は、前記被検体の胸部或いは手足に電極を貼り付けた心電図モニタであるようにしてもよい。
さらに、本発明の光測定装置は、前記被検体の心拍に関する生体情報を得る生体モニタは、前記被検体に貼りつけられた加速度計であるようにしてもよい。
本発明の一実施形態である光測定装置の構成を示すブロック図である。 NIRSにおける9個の送光プローブと8個の受光プローブとの位置関係を示す平面図である。 光測定装置による測定方法の一例について説明するためのフローチャートである。 オキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)の経時変化を示す測定データの一例を示す図である。 従来の光測定装置における計測条件を設定するための入力画面の一例を示す図である。 理論的なオキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)の経時変化を示す測定データの一例を示す図である。 Mayer Waveによるオキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)の経時変化を示すグラフの一例である。 Mayer Waveによるオキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)の経時変化を示すグラフの他の一例である。 オキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)の経時変化を示す測定データの他の一例を示す図である。 Mayer Waveによるオキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)の経時変化を示すグラフの他の一例である。 オキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)の経時変化を示す測定データの他の一例を示す図である。 Mayer Waveによるオキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)の経時変化を示すグラフの他の一例である。 オキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)の経時変化を示す測定データの他の一例を示す図である。 オキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)の経時変化を示す測定データを示す図である。 本発明の一実施形態である光測定装置の構成を示すブロック図である。 光測定装置による測定方法の他の一例について説明するためのフローチャートである。 心電図モニタで検出される生体情報の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の態様が含まれることはいうまでもない。
(実施形態1)
図1は、本発明の一実施形態である光測定装置の構成を示すブロック図である。光測定装置1は、被検体の頭皮表面上に取り付けられる送受光部11と、発光部2と、光検出部3と、被検体の腹部に巻きつけられる収縮可能なバンド(生体モニタ)60と、光測定装置1全体の制御を行う制御部(コンピュータ)20とにより構成される。
また、図2は、送受光部11における9個の送光プローブ12と、8個の受光プローブ13との位置関係を示す平面図である。
なお、光測定装置1では、被検体にかける「負荷」として、臨床や心理学的研究で使用される前頭葉機能検査の一つである言語性流暢課題(Verbal fluency task:VFT)を実行させるものとする。言語性流暢課題は、ある条件に合致する単語等を、特定の時間Y(例えば、10秒)内にどれだけ書くことができるかを調べる課題であり、例えば「あ」で始まる名詞を可能な限り沢山書いてくださいと指示することにより、被検体は「あめんぼう」、「あめ」・・・等と書いていき、「い」で始まる名詞を可能な限り沢山書いてくださいと指示することにより、被検体は「いぬ」、「いえ」・・・等と書いていくことになる。
そして、医師や検査技師等は、被検体に言語性流暢課題を行わせたタスク期間が実行されている際のオキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)の経時変化を観察することにより、精神疾患において特徴があるといわれているオキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)の立ち上がり方(傾き)の様子を評価する。
送受光部11は、図2に示すように、9個の送光プローブ12と、8個の受光プローブ13とを有し、送光プローブ12と受光プローブ13とが斜め方向とその直交方向とに交互となるように配置されたものであり、被検体の頭皮表面上に取り付けられる。なお、送光プローブ12と受光プローブ13との間の距離は、30mmである。また、9個の送光プローブ12は、光を出射するものであり、一方、8個の受光プローブ13は、光強度を検出するものである。
発光部2は、コンピュータ20から入力された駆動信号により9個の送光プローブ12のうちから選択される1個の送光プローブ12に光を送光する。上記光としては、例えば、780nmと805nmと830nmとの3波長光が用いられ、順次送光される。
光検出部3は、8個の受光プローブ13で受光した近赤外光を個別に検出することにより、8個の受光量情報をコンピュータ20に出力する。つまり、1個の送光プローブ12に3波長光が送光されると、24個(受光プローブ12の個数である8個×3波長)の受光量情報ΔA780(t)、ΔA805(t)、ΔA830(t)をコンピュータ20に出力する。
バンド(生体モニタ)60は、被検体の腹部に巻きつけられ、収縮することにより、呼吸に起因する生体情報W(t)を検出する。具体的には、被検体が空気を吸うことにより、バンド60は広がるので、空気を吸っていることを示す数値が大きい生体情報W(t)を検出し、一方、被検体が空気を吐くことにより、バンド60は縮むので、空気を吐いていることを示す数値が小さい生体情報W(t)を検出する。つまり、生体情報W(t)は、Mayer Waveと同様に、数値が大きくなったり小さくなったりすることを繰り返すものとなる。このような呼吸に起因する生体情報W(t)の周期は約10秒である。なお、このような生体情報W(t)の周期は、Mayer Waveと同様に、同一人物であっても8秒になったり、12秒になったりするように多少変動する。そして、バンド60は、検出した生体情報W(t)をコンピュータ20に出力する。
コンピュータ20においては、CPU21を備え、さらに、メモリ(記憶部)25と、モニタ画面23a等を有する表示装置23と、入力装置22であるキーボード22aやマウス22bとが連結されている。
また、CPU21が処理する機能をブロック化して説明すると、発光部2及び光検出部3を制御する送受光部制御部4と、オキシへモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)を算出する演算部31と、呼吸に関する生体情報W(t)を得る生体モニタ制御部32と、タスク期間の開始時間tを決定するタスク期間開始時間決定部35とを有する。
さらに、メモリ25は、受光量情報ΔA780(t)、ΔA805(t)、ΔA830(t)を記憶していく受光量情報記憶領域52と、オキシヘモグロビン濃度の変化量の値ΔVoxy(t)を記憶していく濃度変化量記憶領域53と、生体情報W(t)を記憶していく生体情報記憶領域54と、タスク期間の開始時間tを記憶するタスク期間開始時間記憶領域55とを有する。
なお、受光量情報ΔA780(t)、ΔA805(t)、ΔA830(t)から公知の下記演算式(1)(2)(3)を用いて、オキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)と、デオキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVdeoxy(t)と、ヘモグロビン濃度の変化量ΔVhb(t)とを算出することができるが、ここでは説明を簡単にするため、オキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)のみを観察する場合について説明することとする。
Figure 0005447396
送受光部制御部4は、発光部2に駆動信号を出力する発光制御部42と、光検出部3からの受光量情報ΔA780(t)、ΔA805(t)、ΔA830(t)を受けることにより受光量情報ΔA780(t)、ΔA805(t)、ΔA830(t)を受光量情報記憶領域52に記憶させる光検出制御部43とを有する。
発光制御部42は、送光プローブ12に光を送光する駆動信号を発光部2に出力する制御を行う。例えば、まず、1番目の送光プローブ12に780nmの光を0.15秒間送光し、次に805nmの光を0.15秒間送光し、次に830nmの光を0.15秒間送光し、さらに、2番目の送光プローブ12に780nmの光を0.15秒間送光し、次に805nmの光を0.15秒間送光し、次に830nmの光を0.15秒間送光するように順次、9個の送光プローブ12に光を送光する駆動信号を発光部2に出力する。そして、発光部2が9番目の送光プローブ12に光を送光した後、発光制御部42は、再び駆動信号を発光部2に出力する。
光検出制御部43は、1個の送光プローブ12から光が照射されるごとに、光検出部3からの受光量情報ΔA780(t)、ΔA805(t)、ΔA830(t)を受けることにより、8個の受光プローブ13から検出された24個の受光量情報ΔA780(t)、ΔA805(t)、ΔA830(t)を受光量情報記憶領域52に記憶させる制御を行う。つまり、9個の送光プローブ12から光が照射されれば、216個の受光量情報ΔA780(t)、ΔA805(t)、ΔA830(t)が受光量情報記憶領域52に記憶されることになる。
演算部31は、受光量情報記憶領域52に記憶された受光量情報ΔA780(t)、ΔA805(t)、ΔA830(t)において、送光プローブ12から、送光プローブ12と隣接した受光プローブ13への光の受光量情報ΔA780(t)、ΔA805(t)、ΔA830(t)を取得して、取得した受光量情報ΔA780(t)、ΔA805(t)、ΔA830(t)に基づいて、上記演算式(1)(2)(3)を用いることによりオキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)を算出して濃度変化量記憶領域53に記憶させていく制御を行う。
生体モニタ制御部32は、バンド60からの生体情報W(t)を設定時間間隔ΔT(例えば、0.1秒)で受けることにより、生体情報W(t)を生体情報記憶領域54に記憶させていく制御を行う。
このとき、例えば、呼吸に起因する生体情報W(t)は、数値が大きい+Wになったり、数値が小さい−Wになったりすることを約10秒の周期で繰り返すものとなる。
タスク期間開始時間決定部35は、生体情報W(t)に基づいて、タスク期間の開始時間tを決定するとともに、開始時間tにタスク期間へ移行するように指示する画像を表示して、開始時間tをタスク期間開始時間記憶領域55に記憶させたり、開始時間tからタスク時間Yが経過したときにはタスク期間を終了するように指示する画像を表示したりする制御を行う。
具体的には、タスク期間開始時間決定部35は、生体情報W(t)が、下限閾値(−W×0.9)まで下がった後、基準閾値(−W×0.1)を越えたときを検出して、検出後から設定時間ΔT(例えば、100ミリ秒)が経過した時間をタスク期間の開始時間tと決定するとともに、開始時間tにタスク期間へ移行するように指示する画像をモニタ画面23aに表示する。このとき、開始時間tをタスク期間開始時間記憶領域55に記憶させる。その後、開始時間tからタスク時間Y(例えば、10秒)が経過したときには、タスク期間を終了するように指示する画像をモニタ画面23aに表示する。
その結果、光測定装置1では、常に生体情報W(t)が、下限閾値(−W×0.9)まで下がった後、基準閾値(−W×0.1)を越えたときを検出して、検出後から設定時間ΔT(例えば、100ミリ秒)が経過した時間をタスク期間の開始時間tとしているので、呼吸に起因する生体情報W(t)の影響を低減させたバラツキのない、再現性のある測定データが得られる。
なお、医師や検査技師等は、光測定装置1によって得られた測定データを観察するときには、呼吸に起因する一定の波形の生体情報W(t)、すなわち呼吸に起因する一定の波形のオキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)の経時変化が重ね合わせられていることを予め理解しながら、オキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)の立ち上がり方の様子を評価することになる。
次に、光測定装置1により、オキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)の経時変化を示す測定データを得る測定方法について説明する。図3は、光測定装置1による測定方法の一例について説明するためのフローチャートである。
まず、ステップS101の処理において、被検体の腹部にバンド(生体モニタ)60を巻きつける。
次に、ステップS102の処理において、生体モニタ制御部32は、バンド60からの生体情報W(t)を受けることにより、生体情報W(t)を生体情報記憶領域54に記憶させる。
次に、ステップS103の処理において、タスク期間開始時間決定部35は、生体情報W(t)が、下限閾値(−W×0.9)まで下がった後、基準閾値(−W×0.1)を越えた(条件を満たした)か否かを判定する。下限閾値(−W×0.9)まで下がった後、基準閾値(−W×0.1)を越えていないと判定したときには、ステップS102の処理に戻る。
一方、下限閾値(−W×0.9)まで下がった後、基準閾値(−W×0.1)を越えたと判定したときには、ステップS104の処理において、タスク期間開始時間決定部35は、検出後から設定時間ΔT(例えば、100ミリ秒)が経過した時間をタスク期間の開始時間tと決定するとともに、開始時間tにタスク期間へ移行するように指示する画像をモニタ画面23aに表示する。
次に、ステップS105の処理において、タスク期間開始時間決定部35は、開始時間tからタスク時間Y(例えば、10秒)が経過したか否かを判定する。タスク時間Yが経過していないと判定したときには、ステップS105の処理を繰り返す。
一方、タスク時間Yが経過したと判定したときには、ステップS106の処理において、タスク期間開始時間決定部35は、タスク期間の終了時間(t+Y)にタスク期間を終了するように指示する画像を表示する。
最後に、ステップS107の処理において、光測定装置1は、オキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)の経時変化を示す測定データをモニタ画面23aに表示する。そして、ステップS107の処理が終了したときには、本フローチャートを終了させる。
以上のように、光測定装置1によれば、被検体に課題遂行状態に何回もさせる必要がなく、課題遂行以外の呼吸に起因する生体情報W(t)の影響を低減させたバラツキのない、再現性のある測定データを得ることができる。
(実施形態2)
図15は、本発明の一実施形態である光測定装置の構成を示すブロック図である。光測定装置70は、被検体の頭皮表面上に取り付けられる送受光部11と、発光部2と、光検出部3と、心電図モニタ(生体モニタ)71と、光測定装置70全体の制御を行う制御部(コンピュータ)20とにより構成される。
光測定装置70では、上述した光測定装置1と異なり、生体情報W(t)に基づいて、タスク期間の開始時間tを決定するのではなく、1番目の送光プローブ12が頭皮表面に光を照射する照射開始時間tbnを決定する。また、光測定装置70では、上述した光測定装置1と異なり、バンド(生体モニタ)60から生体情報W(t)を得るのではなく、心電図モニタ(生体モニタ)から生体情報W(t)を得る。
なお、光測定装置1と同様のものについては、同じ符号を付したりして、その説明を省略する。
そして、光測定装置70では、被検体にかける「負荷」として、視覚刺激を実行するものとする。視覚刺激は、ある映像(例えば、点滅する格子模様)等を特定の時間Y(例えば、10秒)見せる課題である。
そして、医師や検査技師等は、被検体に視覚刺激が行われたタスク期間が実行されている際のオキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)の経時変化を観察することにより、精神疾患において特徴があるといわれているオキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)の立ち上がり方(傾き)の様子を評価する。
心電図モニタ(生体モニタ)71は、被検体の胸部や手足に貼り付けた電極を有し、血圧に起因する生体情報W(t)を検出する。図17(a)、(b)は、心電図モニタ71で検出される生体情報W(t)の一例を示す図である。生体情報W(t)における縦軸を電圧とし、横軸を時間tとする。図17(a)に示すように、心拍一回ごとに現れる生体情報W(t)は、大きくP波、Q波、R波、S波、T波の5つの波で構成され、中でも目立つQ波、R波、S波は一括してQRS波と呼ばれる。このような生体情報W(t)の周期は約0.8秒である。なお、このような生体情報W(t)の周期は、Mayer Waveと同様に、同一人物であっても0.7秒になったり、0.9秒になったりするように多少変動する。そして、心電図モニタ71は、検出した生体情報W(t)をコンピュータ20に出力する。
CPU21が処理する機能をブロック化して説明すると、発光部2及び光検出部3を制御する送受光部制御部4と、オキシへモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)を算出する演算部31と、血圧に関する生体情報W(t)を得る生体モニタ制御部73と、1番目の送光プローブ12が頭皮表面に光を照射する照射開始時間tを決定する照射開始時間決定部74とを有する。
発光制御部72は、照射開始時間決定部74からの制御信号を受信すると、送光プローブ12に光を送光する駆動信号を発光部2に出力する制御を行う。例えば、まず、1番目の送光プローブ12に780nmの光を0.15秒間送光し、次に805nmの光を0.15秒間送光し、次に830nmの光を0.15秒間送光し、さらに、2番目の送光プローブ12に780nmの光を0.15秒間送光し、次に805nmの光を0.15秒間送光し、次に830nmの光を0.15秒間送光するように順次、9個の送光プローブ12に光を送光する駆動信号を発光部2に出力する。なお、光測定装置70では、発光部2が9番目の送光プローブ12に光を送光した後、発光制御部72は、照射開始時間決定部74からの制御信号を待つ待機状態となる。
生体モニタ制御部73は、心電図モニタ71からの生体情報W(t)を設定時間間隔ΔT(例えば、0.1秒)で受けることにより、生体情報W(t)を生体情報記憶領域54に記憶させていく制御を行う。
このとき、例えば、血圧に起因する生体情報W(t)は、図17(b)に示すように、QRS波の最大値が+Wになるように約0.8秒の周期で繰り返すものとなる。
照射開始時間決定部74は、生体情報W(t)に基づいて、1番目の送光プローブ12が頭皮表面に光を照射する照射開始時間tbnを決定するとともに、発光制御部72が駆動信号を出力するように指示する制御信号を発光制御部72に送信する制御を行う。
具体的には、照射開始時間決定部74は、生体情報W(t)が、基準閾値Wを越えたときを検出して、検出後から設定時間ΔT(例えば、100ミリ秒)が経過した時間を1回目の照射開始時間tb1と決定するとともに、照射開始時間tb1に1番目の送光プローブ12が頭皮表面に光を照射することを含む駆動信号を発光制御部72が出力するように指示する制御信号を発光制御部72に送信する。
そして、開始時間tb1から設定時間ΔT(例えば、9個の送光プローブ12から光を送光させ終わる時間(4.05秒=0.15秒×3波長×9個)が経過した後には、照射開始時間決定部74は、生体情報W(t)が、基準閾値Wを越えたときを検出して、検出後から設定時間ΔT(例えば、100ミリ秒)が経過した時間を2回目の照射開始時間tb2と決定するとともに、照射開始時間tb2に1番目の送光プローブ12が頭皮表面に光を照射することを含む駆動信号を発光制御部72が出力するように指示する制御信号を発光制御部72に送信する。
このように繰り返すことで、照射開始時間決定部74は、n回目の照射開始時間tbnを決定していく。
その結果、光測定装置70では、常に生体情報W(t)が、基準閾値Wを越えたときを検出して、検出後から設定時間ΔT(例えば、100ミリ秒)が経過した時間を照射開始時間tbnと決定するので、血圧に起因する生体情報W(t)の影響を低減させたバラツキのない、再現性のある測定データが得られる。
なお、医師や検査技師等は、光測定装置70によって得られた測定データを観察するときには、血圧に起因する一定の波形の生体情報W(t)、すなわち血圧に起因する一定の波形のオキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)の経時変化が重ね合わせられていることを予め理解しながら、オキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)の立ち上がり方の様子を評価することになる。
次に、光測定装置70により、オキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)の経時変化を示す測定データを得る測定方法について説明する。図16は、光測定装置70による測定方法の一例について説明するためのフローチャートである。
まず、ステップS201の処理において、被検体に心電図モニタ(生体モニタ)71を取り付ける。
次に、ステップS202の処理において、生体モニタ制御部73は、心電図モニタ71からの生体情報W(t)を受けることにより、生体情報W(t)を生体情報記憶領域54に記憶させる。
次に、ステップS203の処理において、照射開始時間決定部74は、生体情報W(t)が、基準閾値Wを越えた(条件を満たした)か否かを判定する。基準閾値Wを越えていないと判定したときには、ステップS202の処理に戻る。
一方、基準閾値Wを越えたと判定したときには、ステップS204の処理において、照射開始時間決定部74は、検出後から設定時間ΔT(例えば、100ミリ秒)が経過した時間を照射開始時間tbnと決定するとともに、照射開始時間tbnに1番目の送光プローブ12が頭皮表面に光を照射する駆動信号を発光制御部72が出力するように指示する制御信号を発光制御部72に送信する。
次に、ステップS205の処理において、発光制御部72及び光検出制御部43は、発光部2に駆動信号を出力するとともに、光検出部3からの受光量情報ΔA780(t)、ΔA805(t)、ΔA830(t)を受けることにより受光量情報ΔA780(t)、ΔA805(t)、ΔA830(t)を受光量情報記憶領域52に記憶させる。
次に、ステップS206の処理において、照射開始時間決定部74は、開始時間tbnから設定時間ΔTが経過したか否かを判定する。開始時間tbnから設定時間ΔTが経過していないと判定したときには、ステップS206の処理を繰り返す。
一方、開始時間tbnから設定時間ΔTが経過したと判定したときには、ステップS207の処理において、測定を終了するか否かを判断する。測定を終了しないと判断したときには、ステップS202の処理に戻る。つまり、測定を終了すると判断するときまで、発光制御部72は、照射開始時間決定部74からの制御信号を受信すると、照射開始時間tbnに送光プローブ12が頭皮表面に光を照射する駆動信号を出力する。
一方、測定を終了すると判断したときには、ステップS208の処理において、光測定装置70は、オキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)の経時変化を示す測定データをモニタ画面23aに表示する。
そして、ステップS208の処理が終了したときには、本フローチャートを終了させる。
以上のように、光測定装置70によれば、被検体に課題遂行状態に何回もさせる必要がなく、課題遂行以外の血圧に起因する生体情報W(t)の影響を低減させたバラツキのない、再現性のある測定データを得ることができる。
また、ブレインマシンインターフェースにおいて、オキシヘモグロビン濃度の変化量ΔVoxy(t)がある一定の波高値(閾値)を超えたときに、マシンを制御する場合、バラツキのない、再現性のある測定データが得られるので、マシンの確実な制御ができるようになる。
(他の実施形態)
(1)上述した光測定装置1では、9個の送光プローブ12と8個の受光プローブ13とを有する送受光部11を示したが、異なる数、例えば12個の送光プローブと12個の受光プローブとを有する送受光部としてもよい。
(2)上述した光測定装置1では、バンド(生体モニタ)60から呼吸に関する生体情報W(t)を得る構成を示したが、被検体に貼りつけられた加速度計から心拍に関する生体情報W(t)を得るような構成としてもよい。
本発明は、脳内の各部位の血流の経時変化や酸素供給の経時変化を測定することにより、生体の組織が正常であるか否かを診断するための酸素モニタ等として使用することができる。
1、70:光測定装置
4:送受光部制御部
11:送受光部
12:送光プローブ
13:受光プローブ
22:入力装置
23:表示装置
25:メモリ(記憶部)
31:演算部
32、73:生体モニタ制御部
35:タスク期間開始時間決定部
60:バンド(生体モニタ)
74:照射開始時間決定部

Claims (7)

  1. 被検体の頭皮表面上に配置される送光プローブと、当該頭皮表面上に配置される受光プローブとを有する送受光部と、
    前記送光プローブが頭皮表面に光を照射するとともに、前記受光プローブが頭皮表面から放出される光を検出するように制御することで、前記被検体の脳の測定部位に関する受光量情報を得る送受光部制御部と、
    前記受光量情報に基づいて、ヘモグロビン濃度の変化量を算出する演算部とを備え、
    前記被検体に負荷をかけ続けるタスク期間が実行されている際のヘモグロビン濃度の変化量の経時変化を示す測定データを得る光測定装置であって、
    前記被検体の皮膚表面上に配置され、前記被検体の心拍、血圧又は呼吸に関する生体情報を検出する生体モニタと、
    前記生体モニタから生体情報を得る生体モニタ制御部と、
    前記生体情報に基づいて、前記タスク期間の開始時間を決定するタスク期間開始時間決定部とを備えることを特徴とする光測定装置。
  2. 前記タスク期間開始時間決定部は、前記生体情報に基づいて決定された前記タスク期間の開始時間に、前記タスク期間へ移行するように指示する画像を表示することを特徴とする請求項1に記載の光測定装置。
  3. 前記タスク期間開始時間決定部は、前記生体情報に基づいて決定された前記タスク期間の開始時間に、前記被検体に負荷をかけることを自動的に開始することを特徴とする請求項1に記載の光測定装置。
  4. 被検体の頭皮表面上に配置される送光プローブと、当該頭皮表面上に配置される受光プローブとを有する送受光部と、
    前記送光プローブが頭皮表面に光を照射するとともに、前記受光プローブが頭皮表面から放出される光を検出するように制御することで、前記被検体の脳の測定部位に関する受光量情報を得る送受光部制御部と、
    前記受光量情報に基づいて、ヘモグロビン濃度の変化量を算出する演算部とを備え、
    前記被検体に負荷をかけ続けるタスク期間が実行されている際のヘモグロビン濃度の変化量の経時変化を示す測定データを得る光測定装置であって、
    前記被検体の皮膚表面上に配置され、前記被検体の心拍、血圧又は呼吸に関する生体情報を検出する生体モニタと、
    前記生体モニタから生体情報を得る生体モニタ制御部と、
    前記生体情報に基づいて、前記送光プローブが頭皮表面に光を照射する照射開始時間を決定する照射開始時間決定部とを備えることを特徴とする光測定装置。
  5. 前記被検体の呼吸に関する生体情報を得る生体モニタは、前記被検体の腹部或いは胸部に巻きつけられる収縮可能なバンド、又は、呼吸モニタであることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の光測定装置。
  6. 前記被検体の血圧に関する生体情報を得る生体モニタは、前記被検体に貼りつけられた圧力検出素子、又は、前記被検体の胸部或いは手足に電極を貼り付けた心電図モニタであることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の光測定装置。
  7. 前記被検体の心拍に関する生体情報を得る生体モニタは、前記被検体に貼りつけられた加速度計であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の光測定装置。
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