JP5442092B2 - ネットワーク機器、ネットワーク機器の制御方法、及びプログラム - Google Patents
ネットワーク機器、ネットワーク機器の制御方法、及びプログラム Download PDFInfo
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Description
今後は、IPv6(Internet Protocol version 6)の普及により、1つのネットワーク機器に複数のIPアドレスを保持する環境が想定される。この場合、必ずしも保持する全てのIPv6アドレスをホスト名とマッピングさせる必要性は発生しない。
例えば、IPv6リンクローカルアドレスは、広域なネットワーク(WAN)での使用には適していない。従って、ユーザは、そのIPv6リンクローカルアドレス宛のアクセスを許可したくない場合がある。それにもかかわらず、そのIPv6リンクローカルアドレスがホスト名とマッピングされていると、他のネットワーク機器が、ホスト名を使用してIPアドレスを取得する際に、IPv6リンクローカルアドレスを取得してしまうことがある。その結果、他のネットワーク機器がIPv6リンクローカルアドレスを用いてネットワーク機器へアクセスしようとしてしまう。
さらに、今後セキュリティ技術が発達し、一部の通信を遮断するような運用がなされる場合が考えられる。例えば、特定のIPアドレスを用いた通信が遮断されている場合に、通信相手がDNSサーバからその特定のIPアドレスを取得して、その特定のIPアドレスを使用して通信を試みてしまうと、余計な処理が発生してしまう。すなわち、ホスト名から解決されたIPアドレスへの通信を試みるが、パケットが破棄されてしまうことがある。
このようなことから、ネットワーク機器が保持する複数のアドレスの中から、外部サーバに登録されるべきアドレスが選択可能であることが望ましい。すなわち、本発明は、外部サーバに登録すべきアドレスを選択可能にすることにより、外部サーバへ特定のアドレスを登録するのを避けることが可能となることを目的とする。
DNSサーバと通信することが可能なネットワーク機器であって、
前記ネットワーク機器に複数種類のIPv6アドレスを設定する設定手段と、
前記複数種類のIPv6アドレスのうち、IPv6リンクローカルアドレスを判定する判定手段と、
前記設定手段により設定された複数種類のIPv6アドレスのうち、少なくとも前記判定手段によりIPv6リンクローカルアドレスと判定されなかったアドレスを前記ネットワーク機器のホスト名とともに前記DNSサーバに登録し、前記判定手段により判定されたIPv6リンクローカルアドレスを前記DNSサーバに登録することを禁止する制御手段と、
を有することを特徴とする。
上記の目的を達成するため、本発明の実施形態に係るネットワーク機器は、
DNSサーバと通信することが可能なネットワーク機器であって、
前記ネットワーク機器に、少なくともIPv6リンクローカルアドレスを含む複数種類のIPv6アドレスを設定する設定手段と、
前記設定手段により設定されたIPv6アドレスのうちユーザにより選択されたアドレスを、前記ネットワーク機器のホスト名とともに前記DNSサーバに登録する登録手段と、
前記DNSサーバに登録すべきIPv6アドレスとして前記IPv6リンクローカルアドレスが前記ユーザにより選択されないように制御する制御手段と、
を有することを特徴とする。
IPv6手動設定アドレス109、
IPv6ステートフルアドレス110、及び
IPv6リンクローカルアドレス111。
b)自装置のIPv6手動設定アドレスは、ネットワーク100でのみ使用可能なアドレスとする。MFP101は、ネットワーク100以外のネットワークから、自装置のIPv6手動設定アドレス宛てに送られたパケットは受け付けない。
・ダイナミックDNS機能を有効にした際、自装置のIPv6ステートレスアドレスを指定のDNSサーバに登録するか否かを指示するボタン501、
・ダイナミックDNS機能を有効にした際、自装置のIPv6手動設定アドレスを指定のDNSサーバに登録するか否かを指示するボタン502、
・ダイナミックDNS機能を有効にした際、自装置のIPv6ステートフルアドレスを指定のDNSサーバに登録するか否かを指示するボタン503、及び
・ダイナミックDNS機能を有効にした際、自装置のIPv6リンクローカルアドレスを指定のDNSサーバに登録するか否かを指示するボタン504である。
Claims (13)
- DNSサーバと通信することが可能なネットワーク機器であって、
前記ネットワーク機器に複数種類のIPv6アドレスを設定する設定手段と、
前記複数種類のIPv6アドレスのうち、IPv6リンクローカルアドレスを判定する判定手段と、
前記設定手段により設定された複数種類のIPv6アドレスのうち、少なくとも前記判定手段によりIPv6リンクローカルアドレスと判定されなかったアドレスを前記ネットワーク機器のホスト名とともに前記DNSサーバに登録し、前記判定手段により判定されたIPv6リンクローカルアドレスを前記DNSサーバに登録することを禁止する制御手段と、
を有することを特徴とするネットワーク機器。 - 前記複数種類のIPv6アドレスは、IPv6ステートレスアドレス、IPv6手動設定アドレス、IPv6ステートフルアドレス、およびIPv6リンクローカルアドレスの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1に記載のネットワーク機器。
- 前記ネットワーク機器は、異なるネットワークに属する他のネットワーク機器と通信することが可能であり、
前記他のネットワーク機器から送信された自装置のIPv6手動設定アドレス宛てのパケットを受け付けないように設定するアドレス設定手段をさらに備え、
前記制御手段は、更に、前記アドレス設定手段により前記自装置のIPv6手動設定アドレス宛てのパケットを受け付けないように設定されている場合、前記ネットワーク機器の複数種類のIPv6アドレスのうち、前記IPv6手動設定アドレスを前記DNSサーバに登録することを禁止することを特徴とする請求項1又は2に記載のネットワーク機器。 - ダイナミックDNS機能を有効にするか否かを指示する指示手段を更に有し、
前記制御手段は、前記指示手段によりダイナミックDNS機能を有効にすると指示された場合に、前記ネットワーク機器の複数種類のIPv6アドレスと、前記ネットワーク機器に設定されているホスト名とを前記DNSサーバに登録することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のネットワーク機器。 - 前記設定手段は、ユーザが選択した種類のIPv6アドレスを前記DNSサーバに登録すべき種類のIPv6アドレスとして設定することが可能であり、
前記制御手段は、IPv6リンクローカルアドレスが前記DNSサーバに登録すべきアドレスとして前記ユーザにより選択することができないように制御することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のネットワーク機器。 - 設定手段と、判定手段と、制御手段とを備えており、DNSサーバと通信することが可能なネットワーク機器の制御方法であって、
前記設定手段が、前記ネットワーク機器に複数種類のIPv6アドレスを設定する設定ステップと、
前記判定手段が、前記複数種類のIPv6アドレスのうち、IPv6リンクローカルアドレスを判定する判定ステップと、
前記制御手段が、前記設定ステップにより設定された複数種類のIPv6アドレスのうち、少なくとも前記判定ステップによりIPv6リンクローカルアドレスと判定されなかったアドレスを前記ネットワーク機器のホスト名とともに前記DNSサーバに登録し、前記判定ステップにより判定されたIPv6リンクローカルアドレスを前記DNSサーバに登録することを禁止する制御ステップと、
を有することを特徴とする制御方法。 - DNSサーバと通信することが可能なネットワーク機器に、
前記ネットワーク機器に複数種類のIPv6アドレスを設定する設定ステップと、
前記複数種類のIPv6アドレスのうち、IPv6リンクローカルアドレスを判定する判定ステップと、
前記設定ステップにより設定された複数種類のIPv6アドレスのうち、少なくとも前記判定ステップによりIPv6リンクローカルアドレスと判定されなかったアドレスを前記ネットワーク機器のホスト名とともに前記DNSサーバに登録し、前記判定ステップにより判定されたIPv6リンクローカルアドレスを前記DNSサーバに登録することを禁止する制御ステップと、
を実行させることを特徴とするプログラム。 - DNSサーバと通信することが可能なネットワーク機器であって、
前記ネットワーク機器に、少なくともIPv6リンクローカルアドレスを含む複数種類のIPv6アドレスを設定する設定手段と、
前記設定手段により設定されたIPv6アドレスのうちユーザにより選択されたアドレスを、前記ネットワーク機器のホスト名とともに前記DNSサーバに登録する登録手段と、
前記DNSサーバに登録すべきIPv6アドレスとして前記IPv6リンクローカルアドレスが前記ユーザにより選択されないように制御する制御手段と、
を有することを特徴とするネットワーク機器。 - 前記複数種類のIPv6アドレスは、IPv6ステートレスアドレス、IPv6手動設定アドレス、IPv6ステートフルアドレス、およびIPv6リンクローカルアドレスの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項8に記載のネットワーク機器。
- 前記ネットワーク機器は、異なるネットワークに属する他のネットワーク機器と通信することが可能であり、
前記他のネットワーク機器から送信された自装置のIPv6手動設定アドレス宛てのパケットを受け付けないように設定するアドレス設定手段をさらに備え、
前記制御手段は、更に、前記アドレス設定手段により前記自装置のIPv6手動設定アドレス宛てのパケットを受け付けないように設定されている場合、前記DNSサーバに登録すべきIPv6アドレスとして前記IPv6手動設定アドレスがユーザにより選択されないように制御することを特徴とする請求項8又は9に記載のネットワーク機器。 - ダイナミックDNS機能を有効にするか否かを指示する指示手段を更に有し、
前記登録手段は、前記指示手段によりダイナミックDNS機能を有効にすると指示された場合に、前記ネットワーク機器の複数種類のIPv6アドレスと、前記ネットワーク機器に設定されているホスト名とを前記DNSサーバに登録することを特徴とする請求項8ないし10のいずれか1項に記載のネットワーク機器。 - 設定手段と、登録手段と、制御手段とを備えており、DNSサーバと通信することが可能なネットワーク機器の制御方法であって、
前記設定手段が、前記ネットワーク機器に、少なくともIPv6リンクローカルアドレスを含む複数種類のIPv6アドレスを設定する設定ステップと、
前記登録手段が、前記設定ステップにより設定されたIPv6アドレスのうちユーザにより選択されたアドレスを、前記ネットワーク機器のホスト名とともに前記DNSサーバに登録する登録ステップと、
前記制御手段が、前記DNSサーバに登録すべきIPv6アドレスとして前記IPv6リンクローカルアドレスが前記ユーザにより選択されないように制御する制御ステップと、
を有することを特徴とする制御方法。 - DNSサーバと通信することが可能なネットワーク機器に、
前記ネットワーク機器に、少なくともIPv6リンクローカルアドレスを含む複数種類のIPv6アドレスを設定する設定ステップと、
前記設定ステップにより設定されたIPv6アドレスのうちユーザにより選択されたアドレスを、前記ネットワーク機器のホスト名とともに前記DNSサーバに登録する登録ステップと、
前記DNSサーバに登録すべきIPv6アドレスとして前記IPv6リンクローカルアドレスが前記ユーザにより選択されないように制御する制御ステップと、
を実行させることを特徴とするプログラム。
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JP2012239435A JP5442092B2 (ja) | 2012-10-30 | 2012-10-30 | ネットワーク機器、ネットワーク機器の制御方法、及びプログラム |
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JP2011154256A Division JP5225435B2 (ja) | 2011-07-12 | 2011-07-12 | ネットワーク機器、ネットワーク機器の制御方法、及びプログラム |
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