JP5434556B2 - ワイヤーハーネス支持具及び導電経路装置 - Google Patents

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Description

この発明は、自動車用のスライドドア内に装備される電装品に常時給電等するワイヤーハーネスの支持技術に関する。
自動車のスライドドアには、開閉動作時に、車体の前後方向に加えて上下方向及び左右(幅)方向にも移動するものがある。
上記のように3次元方向に移動されるスライドドアに装備される電装品に対して常時給電する導電ハーネスを支持する装置として、特許文献1に開示のケーブルの支持装置がある。特許文献1のケーブルの支持装置は、第一開口とこの第一開口に対して90度間隔をあけた第二開口とが形成されたボール状の枠体を備えたボール状ガイド材と、このボール状ガイド材を回転自在に挟持する一対の第一支持材、第二支持材を備えている。また、このボール状ガイド材には、車体とスライドドア間に配策されるケーブルに外装された連鎖状リンク材が、左右方向に角度変化(首振り)可能に連結される。そして、この支持装置は、連鎖状リンク材が外装されたケーブルがボール状ガイド材の枠体内を挿通して配策されることにより、当該ケーブルを、車両に対する上下左右方向の変位及び斜め方向の角度変化にも対応可能に支持する構成である。つまり、特許文献1の支持装置は、スライドドアが開閉動作されてケーブル(及び連鎖状リンク材)が動作すると、ボール状ガイド材がケーブルの動作に追従して姿勢変更する。
特開2007−118849号公報
上記のように、特許文献1の支持装置は、ケーブルを、ボール状ガイド材の姿勢変更により上下方向に動作可能に支持している。このため、スライドドアの開閉途中に、ケーブル及び連鎖状リンク材が車体とスライドドアとの間で屈曲状態になると、その自重によりボール状ガイド材が下向きに姿勢変更してケーブル及び連鎖状リンク材の垂れ下がりが生じる恐れがある。そして、これにより、ケーブル(ワイヤーハーネス)に外装される連鎖状リンク材(ガイド部材)と周辺部品とのクリアランスが減少、若しくは、干渉してしまう恐れがある。
そこで、本発明は、ワイヤーハーネス及びガイド部材を、垂れ下がりを抑制して支持することを目的とする。
第1の態様に係るワイヤーハーネス支持具は、車体とスライドドアとの間に配策され、ガイド部材により主として一平面上でガイドされるワイヤーハーネスを支持するためのワイヤーハーネス支持具であって、前記ガイド部材の一端部に連結される連結部を有し、前記ワイヤーハーネスを、前記連結部に形成された第1開口部から前記車体側或いは前記スライドドア側の第2開口部に案内する案内支持部と、前記車体或いは前記スライドドアに配設され、前記連結部が所定の回転軸周りに揺動可能でかつ前記所定の回転軸方向にも首振り可能なように、前記案内支持部を姿勢変更可能に支持する支持本体部と、前記案内支持部を、前記支持本体部に対して、前記連結部を重力と反対方向に向けて首振りさせるように付勢可能な金属製の付勢部材と、を備え、少なくとも、前記スライドドアが閉位置と開位置との中途位置にある状態における前記所定の回転軸周りの前記連結部の位置のうち一箇所で、前記付勢部材は、前記連結部が水平状態でも前記連結部が斜め上方を向くように、前記案内支持部を付勢可能である。
第2の態様に係るワイヤーハーネス支持具は、第1の態様に係るワイヤーハーネス支持具であって、前記付勢部材は、前記案内支持部を、前記所定の回転軸周りの前記連結部の動作範囲全体において付勢するように配設されている。
第3の態様に係るワイヤーハーネス支持具は、第1の態様に係るワイヤーハーネス支持具であって、前記付勢部材は、前記案内支持部を、前記所定の回転軸周りの前記連結部の動作範囲全体のうち一部の範囲で付勢可能に配設されている。
第4の態様に係るワイヤーハーネス支持具は、第1〜3の態様のいずれか一態様に係るワイヤーハーネス支持具であって、前記付勢部材は、前記案内支持部のうち前記所定の回転軸より前記連結部側の部分の下端部と前記支持本体部との間に圧縮状態で配設されている。
第5の態様に係るワイヤーハーネス支持具は、第1〜4の態様のいずれか一態様に係るワイヤーハーネス支持具であって、前記付勢部材は一つの屈曲部を有する板バネである。
第6の態様に係る導電経路装置は、スライドドアに装備される電装品に対して車体側から給電を行うための導電経路装置であって、前記車体と前記スライドドアとの間に配策されるワイヤーハーネスと、主として一平面上で前記ワイヤーハーネスをガイド可能なガイド部材と、前記ガイド部材の前記車体側端部或いは前記スライドドア側端部のうち少なくとも一方に取り付けられ、前記車体側端部或いは前記スライドドア側端部に連結される連結部を有し、前記ワイヤーハーネスを、前記連結部に形成された第1開口部から前記車体側或いは前記スライドドア側の第2開口部に案内する案内支持部と、前記案内支持部に対応して前記車体或いは前記スライドドアに配設され、前記連結部が所定の回転軸周りに揺動可能かつ前記所定の回転軸方向に首振り可能なように、前記案内支持部を姿勢変更可能に支持する支持本体部と、前記案内支持部を、前記支持本体部に対して、前記連結部を重力と反対方向に向けて首振りさせるように付勢可能な金属製の付勢部材と、を備え、少なくとも、前記スライドドアが閉位置と開位置との中途位置にある状態における前記所定の回転軸周りの前記連結部の位置のうち一箇所で、前記付勢部材は、前記連結部が水平状態でも前記連結部が斜め上方を向くように、前記案内支持部を付勢可能である。
第1の態様に係るワイヤーハーネス支持具によると、少なくとも、スライドドアが閉位置と開位置との中途位置にある状態における所定の回転軸周りの連結部の位置のうち一箇所で、案内支持部が付勢部材により連結部が水平状態でも連結部を重力と反対方向に向けて首振りさせるように付勢される。このため、ワイヤーハーネス及びガイド部材を、その自重により垂れ下がることを抑制して支持することができる。
第2の態様に係るワイヤーハーネス支持具によると、付勢部材が、案内支持部を所定の回転軸周りの連結部の動作範囲全体において付勢するため、より安定してワイヤーハーネス及びガイド部材の垂れ下がりを抑制することができる。
第3の態様に係るワイヤーハーネス支持具によると、付勢部材が案内支持部を部分的に付勢するため、付勢部材による付勢力を要しない状態において、案内支持部と支持本体部とに対して必要以上の力が加わることを抑制することができる。
第4の態様に係るワイヤーハーネス支持具によると、案内支持部のうち、ガイド部材が連結される連結部側の部分を直接押し上げる構成であるため、より確実にワイヤーハーネス及びガイド部材の自重による垂れ下がりを抑制することができる。
第5の態様に係るワイヤーハーネス支持具によると、少なくとも案内支持部或いは支持本体部の一方に対して面接触して、その面に対する略直交方向に付勢することができるため、付勢部材自身の付勢方向と、案内支持部に対して作用する連結部の首振り方向の付勢力とが略同方向となるように配設することができる。そして、配設可能なスペースが小さい場合でもより効率よく付勢力を作用させることができる。これにより、より確実にワイヤーハーネス及びガイド部材の自重による垂れ下がりを抑制することができる。
第6の態様に係る導電経路装置によると、少なくとも、スライドドアが閉位置と開位置との中途位置にある状態における所定の回転軸周りの連結部の位置のうち一箇所で、案内支持部が付勢部材により、ガイド部材に連結された連結部が水平状態でも連結部を重力と反対方向に向けて首振りさせるように付勢される。このため、ワイヤーハーネス及びガイド部材を、その自重により垂れ下がることを抑制して支持することができる。
自動車の概略平面図である。 図1のII−II線断面図である。 図1のIII−III線断面図である。 導電経路装置を部分的に示す側面図である。 付勢部材の斜視図である。 導電経路装置を部分的に示す断面図である。 図4のVII−VII線断面図である。 付勢部材の配設態様の変形例を示す断面図である。 導電経路装置の動作を示す側面図である。 導電経路装置の動作を示す平面図である。 連結部が押し上げられた状態のワイヤーハーネス支持具を示す側面図である。 スライドドアが開位置にある状態のワイヤーハーネス支持具を示す側面図である。
以下、実施形態に係るワイヤーハーネス支持具及び導電経路装置について説明する。
<1.適用対象の例>
説明の便宜上、まず、本ワイヤーハーネス支持具及び導電経路装置の適用対象である自動車10の車体12とスライドドア14との関係について説明する(図1〜図3参照)。
自動車10は、車体12と車体12の一側部に設けられたスライドドア14とを有している。この車体12の一側部には、人が車体12内部に対して乗降可能な乗車口13が設けられている。そして、スライドドア14は、図示省略のガイドレールを含むスライド支持機構部によって、乗車口13を閉じる閉位置P1(図2参照)と、乗車口13を開放させる開位置P2(図3参照)との間で移動可能に支持されている。
より具体的には、スライドドア14は、主として車体12の前後方向に移動することにより、閉位置P1と該閉位置P1より車体12後方側の開位置P2との間で移動可能とされている。このスライドドア14は、閉位置P1から開位置P2への移動に伴って、車体12との干渉を避けるために、車幅方向外側にも移動する。この際、スライドドア14は、車幅方向において、下端部の移動量が上端部の移動量より大きくなるように設定されている。このため、スライドドア14の下端部は、スライドドア14が閉位置P1にある状態より開位置P2にある状態の方が、上端部に対して相対的に上方に位置するようになっている(図3参照)。また、スライドドア14は、全体として、車体12の上下方向において閉位置P1より開位置P2の方が上方に位置するように設定されることもある。
これらにより、スライドドア14は、閉位置P1から開位置P2に移動される際、車体12に対して上方へも移動される。
<2.導電経路装置の構成>
本実施形態に係る導電経路装置20の構成について説明する(図4、図6参照)。なお、図4及び図6〜図12は、車体12の左側に配設されたスライドドア14に対して導電経路装置20(ワイヤーハーネス支持具)を適用した場合を示している。
本導電経路装置20は、自動車10のスライドドア14内に装備されるパワーウインドウ、ドアロック、各種操作スイッチ等の各種電装品に対して車体12側から常時給電等するための装置である。この導電経路装置20は、図1〜図3に示すように車体12とスライドドア14との間に配設される。
この導電経路装置20は、ワイヤーハーネス(以下、導電ハーネス30)と、ガイド部材40と、ワイヤーハーネス支持具(スライドドア側支持具50)とを備えている(図6参照)。
導電ハーネス30は、複数の電線を線状に束ねることにより、屈曲可能に構成されている。この導電ハーネス30は、スライドドア14内に装備される上記各種電装品と、車体12側の各種電装品(各種操作スイッチ、電子制御ユニット、バッテリー等)とを電気的に接続するように、車体12とスライドドア14との間に配策されている。
ガイド部材40は、主として一平面上で導電ハーネス30をガイド可能に構成されている。このガイド部材40は、導電ハーネス30に外装され、これにより導電ハーネス30を一平面上で屈曲動作(角度変化)するようにガイドする構成である。
より具体的には、ガイド部材40は、間隔をあけて支持された一対の対向する側片を有するリンク部材42を複数有しており、この各リンク部材42がそれぞれ所定の連結軸周りに回転可能に連結された構成である(図6参照)。これにより、ガイド部材40は、全体として、前記所定の連結軸(図4、図6の上下方向)に略直交する一平面上で屈曲(角度変化)可能な線状部材に構成されている。また、ガイド部材40には、各リンク部材42の一対の対向する側片間に、その長手方向に沿って導電ハーネス30を挿通可能なガイド路部46が形成されている。そして、ガイド部材40は、ガイド路部46内に導電ハーネス30が挿通された状態で、導電ハーネス30を主として一平面上でガイドする。このようなガイド部材40は、ケーブルベヤ(登録商標)とも呼ばれる。
このガイド部材40には、スライドドア14内又は車体12とスライドドア14間において他の部材との接触を防止するために、角筒状のコルゲートチューブ等の保護材48が外装されているとよい(図4参照)。
上記ガイド部材40は、その長手方向両端部がそれぞれ車体12側とスライドドア14側とに配設される支持具に対して支持されることにより、主として一平面上で屈曲(角度変化)可能な姿勢で車体12とスライドドア14との間に架け渡される。すなわち、スライドドア14の閉位置P1と開位置P2との間の移動に伴って、導電ハーネス30をガイドするガイド部材40が主として一平面上で動作する。ここで、車体12とスライドドア14との間に配設されたガイド部材40が動作する一平面とは、車体12側の支持具の位置とスライドドア14側の支持具の移動経路とをおおよそ含む平面である。車体12とスライドドア14との間に設けられる導電ハーネス30及びガイド部材40は、渡り部とも呼ばれる。
本導電経路装置20では、ガイド部材40は、車体12側又はスライドドア14側の少なくとも一端がワイヤーハーネス支持具に支持されるように構成されている。ここでは、ガイド部材40の一端部がスライドドア14に対してワイヤーハーネス支持具としてのスライドドア側支持具50により支持されると共に、他端部が車体12に対して車体側支持具80により支持される例で説明する(図9、図10参照)。
車体側支持具80は、ガイド部材40のうち車体12側の一つのリンク部材42が、所定の連結軸周りに回転可能に連結されることにより、ガイド部材40の車体12側端部を支持する構成である(図9、図10参照)。もっとも、ガイド部材40は、車体側支持具80に対して車体12側の一つのリンク部材42が固定されることにより支持されてもよい。この車体側支持具80は、車体12に対して直接的或いは間接的にネジ止め等により取り付けられる。また、車体側支持具80は、ガイド部材40内に挿通されている導電ハーネス30を車体12側に案内可能に構成されている。このような構成としては、ガイド部材40との連結側と車体12側とで開口する案内路を有する構成を採用することができる。そして、車体12側に案内される導電ハーネス30は、車体12側の各種電装品或いはこれに接続されたケーブルに対して電気的に接続される。
スライドドア側支持具50は、案内支持部60及び支持本体部70及び付勢部材54を備えている(図4、図6参照)。
案内支持部60は、ガイド部材40のスライドドア14側端部に取り付けられるように構成されている。この案内支持部60は、被支持部62と連結部64とを有し、この被支持部62と連結部64とが一方向に沿って連続して形成された構成である(図6参照)。
被支持部62には、それぞれ上方及び下方(後述する連結部64とガイド部材40との所定の連結軸に対して略平行な方向両側)に突出する一対の被支持凸部63が形成されている。そして、被支持部62は、後述する支持本体部70の凹部72内にそれぞれ上方及び下方に向けて開口する一対の支持凹部73内に、一対の被支持凸部63がそれぞれ配設されることにより、支持本体部70に対して姿勢変更可能とされる。より具体的には、一対の被支持凸部63は、1つの仮想球面上に形成されている(図6参照)。この一対の被支持凸部63は、車体12の上下方向において、前記仮想球面上の対向する位置に形成されている。ここでは、一対の被支持凸部63は、それぞれ、後述する支持本体部70の支持凹部73の一対の支持面73aに接触可能な被支持面63aを有している。この被支持面63aは、それぞれ、外側を向く平面視略円環状の部分的な球面である。もっとも、被支持部62は、全体として略球状の枠体に形成されていてもよい。
また、被支持部62には、下側の被支持凸部63の被支持面63aの中心位置(平面視略円環状の内側の位置)から下方に向けて突出する略円柱形状の被規制突部68が形成されている。
さらに、被支持部62には、上側の被支持凸部63の被支持面63aの中心位置(平面視略円環状の内側の位置)で、上方に向けて開口するように、後述する案内路部66の第2開口部66bが形成されている。
連結部64は、ガイド部材40のスライドドア14側の端部に連結可能に構成されている。より具体的には、連結部64は、ガイド部材40のスライドドア14側の一つのリンク部材42が、所定の連結軸周りに回転可能なように連結される構成である。もっとも、ガイド部材40は、連結部64に対してスライドドア14側の一つのリンク部材42が固定されることにより連結されてもよい。
また、案内支持部60は、導電ハーネス30を、連結部64に形成された第1開口部66aからスライドドア14側の第2開口部66bに案内するように構成されている。より具体的には、案内支持部60には、第1開口部66aと第2開口部66bとで開口する案内路部66が形成されている(図6参照)。この第1開口部66aは、被支持部62側から連結部64側に向って開口するように、連結部64に形成されている。第1開口部66aと第2開口部66bとは、略直交する向き(図6において、第1開口部66aは左側、第2開口部66bは上側)に開口するように形成されている。
支持本体部70は、案内支持部60に対応してスライドドア14に配設され、連結部64が所定の回転軸A周りに揺動可能でかつ所定の回転軸A方向に首振り可能なように、案内支持部60を姿勢変更可能に支持するように構成されている(図4、図6参照)。
この支持本体部70は、スライドドア14に対して直接的或いは間接的に(例えば、スライドドア14内に設けられる図示省略のガイドレールに沿って移動可能な部材に)ネジ止め等により取り付け可能に構成されている。以下、支持本体部70について、車体12の左側のスライドドア14に取り付けた姿勢に基づいて説明する。
支持本体部70は、案内支持部60を姿勢変更可能に配設可能な凹部72を有している。この凹部72は、支持本体部70の2方向(図4の左側及び手前側)において連続して開口するように形成されている。そして、支持本体部70は、スライドドア14内に、凹部72が車体12後方及び幅方向内(右)側に向けて開口する姿勢で配設される(図4参照)。
また、支持本体部70には、それぞれ上方及び下方に向けて開口する一対の支持凹部73が形成されている。より具体的には、一対の支持凹部73は、1つの仮想球面上に形成されている。前記仮想球は、被支持凸部63が形成されている仮想球より僅かに大きい。この一対の支持凹部73は、車体12の上下方向において、前記仮想球面上の対向する位置に形成されている。ここでは、一対の支持凹部73は、それぞれ、凹部72内に配設される案内支持部60の被支持面63aに接触可能な支持面73aを有している。この一対の支持面73aは、それぞれ、内側を向く平面視略円環状の部分的な球面である(図7参照)。
また、支持本体部70は、所定の回転軸A方向において連結部64が首振りすることによる案内支持部60の姿勢変更を規制可能な規制凹部78を有している(図6参照)。この規制凹部78は、一対の支持面73aのうち他方の支持面73aの中心位置(平面視略円環状の内側位置)で凹部72内に向けて略円形に開口し、内周面が被規制突部68の外周面に当接可能な断面視略円形の凹状に形成されている。より具体的には、規制凹部78は、凹部72から離間する向きに(下側に向けて)徐々に径が大きくなるように形成されている。そして、規制凹部78の内周面が被規制突部68の外周面に当接した状態で、案内支持部60の姿勢変更を規制するように構成されている。規制凹部78による案内支持部60の首振り動作の規制範囲は、スライドドア14の閉位置P1及び開位置P2におけるガイド部材40の傾き等に基づいて決定されるとよい。
そして、案内支持部60は、支持本体部70の凹部72内に配設され、一対の被支持面63aが一対の支持面73aに接触した状態で、3次元方向に姿勢変更可能とされる。つまり、案内支持部60は、連結部64が車体12の上下方向に沿って前記仮想球の中心を通る所定の回転軸A周りに揺動可能かつ所定の回転軸A方向に首振り可能に、支持本体部70に対して支持される。ここで、連結部64が所定の回転軸A方向に首振り可能とは、所定の回転軸Aと略直交して前記仮想球の中心を通る軸周りに首振り可能であることを言う。なお、案内支持部60は、被規制突部68が規制凹部78に当接することにより首振り動作を一定範囲で規制されるため、近似的に所定の回転軸A方向に首振りされる。
もっとも、案内支持部60が姿勢変更するための構成は上記構成に限られるものではない。例えば、案内支持部60は、支持本体部70に対して、所定の回転軸Aに沿った一の軸部により回転可能に支持され、かつ、前記軸部に対して略直交する他の軸部により回転可能に支持されることにより、連結部64を一の軸部周りに揺動可能及び他の軸部周りに首振り可能にする構成であってもよい。
また、支持本体部70は、案内支持部60の案内路部66を通じて第2開口部66bからスライドドア14側に案内される導電ハーネス30を、さらにスライドドア14側に案内する本体側案内部76を有している(図6参照)。より具体的には、本体側案内部76は、導電ハーネス30を挿通可能な略筒状に形成され、凹部72内及び支持本体部70の外方(スライドドア14内)に向けて開口している。ここでは、本体側案内部76は、一対の支持面73aのうち一方の支持面73aの中心部分(平面視略円環状の内側部分)で凹部72内に開口し、車体12の上下方向に沿って形成されている。この本体側案内部76の凹部72側の開口は、案内支持部60の第2開口部66bより大径に設定されている。
そして、この本体側案内部76によりスライドドア14内に案内される導電ハーネス30は、スライドドア14に装備されている各種電装品或いはこれに接続されたケーブルに対して電気的に接続される。
付勢部材54は、案内支持部60を、支持本体部70に対して、連結部64を重力と反対方向(車体12の上下方向上側)に向けて首振りさせるように付勢可能に構成されている。少なくとも、スライドドア14が閉位置P1と開位置P2との中途位置にある状態における所定の回転軸A周りの連結部64の位置のうち一箇所で、付勢部材54は案内支持部60を付勢可能に構成されているとよい。好ましくは、付勢部材54は、導電ハーネス30をガイドするガイド部材40のもっとも垂れ下がりが大きく発生すると予想される位置で案内支持部60を付勢するとよい。
つまり、この付勢部材54は、上記位置を包含する範囲であれば、案内支持部60を、所定の回転軸A周りの連結部64の動作範囲全体において付勢可能に配設されてもよいし、連結部64の動作範囲全体のうち一部の範囲で付勢可能に配設されてもよい。
ガイド部材40の自重による垂れ下がりに関して、平面的に考えると、車体側支持具80とワイヤ−ハーネス支持具50とが車体12の幅方向において対向する位置でもっとも垂れ下がりが大きく発生すると考えられる。実際には、本導電経路装置20は、開閉時に車体12の上下方向にも移動するスライドドア14を対象としているため、車体側支持具80とスライドドア側支持具50との車体12の上下方向及び幅方向の位置関係により、ガイド部材40がもっとも垂れ下がる位置が変化すると考えられる。つまり、ガイド部材40がもっとも垂れ下がる位置は、対象となる自動車10の車体12に対するスライドドア14の移動経路、車体側支持具80及びスライドドア側支持具50の配設位置関係等により決まる。
ここでは、付勢部材54は、一つの屈曲部54aを有する金属製の板バネである(図5参照)。この付勢部材54は、案内支持部60のうち所定の回転軸Aより連結部64側の部分の下端部と支持本体部70との間に圧縮状態で配設されている(図4、図6参照)。より具体的には、付勢部材54は、屈曲部54aを連結部64から被支持部62に向ける姿勢で、案内支持部60のうち所定の回転軸Aより連結部64側の部分の下端部に固定される(図7参照)。この付勢部材54の配設態様としては、案内支持部60に対して接着されてもよいし、予め案内支持部60に嵌め込み部或いは挿し込み部を形成しておき、これらの部分に対して嵌め込み或いは挿し込みすることにより固定されてもよい。また、付勢部材54は、案内支持部60に対してインサート成型等により一体に形成されていてもよい。
もっとも、付勢部材54は、板バネに限定されるものではなく、コイルバネ、その他の弾性部材を採用することができる。また、付勢部材54は、案内支持部60に取り付けられる場合に限定されず、支持本体部70に対して取り付けられてもよい。支持本体部70に対して取り付けられる場合、付勢部材54は、所定の回転軸A周りに連結部64の動作範囲全体或いはその一部に配設される構成となる。さらに、付勢部材54は、案内支持部60のうち所定の回転軸Aより連結部64側の部分の下端部と支持本体部70との間に圧縮状態で配設される態様に限定されるものではない。例えば、付勢部材54は、案内支持部60のうち所定の回転軸Aより連結部64側の上端部と支持本体部70との間、或いは、所定の回転軸Aに対して連結部64とは反対側の位置で案内支持部60と支持本体部70との間に配設されてもよい。この場合、付勢部材54は、配設位置に応じた拡縮状態で配設されるとよい。すなわち、付勢部材54は、支持本体部70に対して、案内支持部60を、連結部64が上方に向けて首振りするように付勢可能であればよい。
なお、案内支持部60を、所定の回転軸A周りの連結部64の動作範囲全体のうち一部の範囲で付勢する場合には、以下の構成を採用することができる。例えば、付勢部材として、平面視弧状でかつその周方向の一部で上方に向けて突起する凸状部分を有する弾性部材(板バネ等)を採用することができる。より具体的には、付勢部材は、その上面が滑らかな斜面となるように隆起する形状に形成されているとよい。そして、この付勢部材を、案内支持部60と支持本体部70との間の位置に所定の回転軸Aの周方向に沿うように支持本体部70に対して固定することにより、案内支持部60を上記一部の範囲で付勢する構成が得られる。なお、付勢部材の凸状部分は、付勢力を作用させたい範囲に応じて、例えば、平面視弧状の中間位置或いは一端部から中途部までの位置等に形成されるとよい。
これまで、スライドドア側支持具50がガイド部材40のスライドドア14側端部を支持する例を説明したが、導電経路装置20はこの構成に限られるものではない。例えば、導電経路装置20は、スライドドア側支持具50と同様構成の支持具(ワイヤーハーネス支持具)が、ガイド部材40の車体12側端部を支持するように配設された構成、或いは、両端部を支持するように配設された構成であってもよい。
<3.導電経路装置の動作>
次に、導電経路装置20の動作について、図9〜図12に基づいて説明する。なお、上述したように、図9〜図12は、車体12の左側に配設されるスライドドア14に導電経路装置20が配設されている場合を示している。
なお、ここでは、導電経路装置20が、自動車10のうち車体12の左側方に配設されるスライドドア14に配設される例で説明する。また、車体12の上下方向における車体側支持具80と案内支持部60の連結部64との位置関係は、スライドドア14が閉位置P1にある状態で車体側支持具80より連結部64が低い位置にあり、スライドドア14が開位置P2にある状態で車体側支持具80より連結部64が高い位置にあるものとする(図9参照)。
まず、スライドドア14が閉位置P1から開位置P2に移動される際の動作を説明する。スライドドア14が閉位置P1にある状態では、ガイド部材40は車体側支持具80とスライドドア側支持具50との間で展張した状態に維持されている(図9参照)。また、この際、案内支持部60は、車体側支持具80に向かうガイド部材40と引張力及び付勢部材54の重力と反対方向(上方)への付勢力により連結部64が斜め上方に向かう姿勢となっている(図11参照)。
スライドドア14が閉位置P1から開位置P2に向けて移動され始めると、スライドドア側支持具50は、車体側支持具80に対して、車体12の上下方向において相対的に上方に移動していく。
ここで、スライドドア側支持具50に付勢部材54が備えられない場合を考えると、案内支持部60の連結部64は、車体側支持具80との位置関係により徐々に重力方向(下方)に向けて首振りしていく。さらに、連結部64は、平面視においてスライドドア側支持具50と車体側支持具80との間で弛んだガイド部材40の自重により斜め下方に向けられる。これにより、ガイド部材40及び導電ハーネス30(渡り部)の中間部分は、垂れ下がった状態となる。
本導電経路装置20では、平面視においてガイド部材40がスライドドア側支持具50と車体側支持具80との間で弛んだ状態(図10のP3参照)でも、スライドドア14が閉位置P1から開位置P2に向けて移動される途中の位置P3まで、付勢部材54の付勢力により連結部64が斜め上方に向いた状態に維持される(図11参照)。この際、ガイド部材40の連結部64側部分は、他端側に向けて、連結部64の姿勢に沿って斜め上方に向かう姿勢となる。これにより、ガイド部材40にガイドされる導電ハーネス30も、案内支持部60の連結部64とガイド部材40との間で、前記他端側に向けて斜め上方に向かう姿勢となる。
スライドドア14が前記途中位置P3からさらに移動されると、案内支持部60は、車体側支持具80との車体12上下方向の位置関係により、初期姿勢より連結部64が下方側に首振りするように姿勢変更される(図4参照)。なお、この状態でも、ガイド部材40は、重力方向に反する付勢部材54の付勢力により、スライドドア側支持具50と車体側支持具80との間で垂れ下がりなく支持されている(図9参照)。
スライドドア14が開位置P2まで移動されると、案内支持部60は、車体側支持具80より高い位置に配設される(図9参照)。この際、ガイド部材40は、車体側支持具80と案内支持部60との位置関係により、案内支持部60側から車体側支持具80側に向けて斜め下方に展張される。そして、案内支持部60は、連結部64がガイド部材40による引張力により斜め下方を向いた姿勢となる(図12参照)。この状態で、付勢部材54は、案内支持部60と支持本体部70との間で押圧されて、初期状態より圧縮された形状となる。なお、この状態でも、付勢部材54は、案内支持部60を連結部64が上方に向けて首振りするように付勢している。
次に、スライドドア14が開位置P2から閉位置P1に移動される際の動作を説明する。
スライドドア14が開位置P2から閉位置P1に向けて移動され始めると、スライドドア側支持具50は、車体側支持具80に対して、車体12の上下方向において相対的に下方に移動していく(図9参照)。
このスライドドア14の移動に伴って、案内支持部60は、付勢部材54の付勢力により、連結部64が上側に首振りするように(図12、図4、図11の順に)姿勢変更されていく。これにより、ガイド部材40は、重力方向に反する付勢部材54の付勢力により、スライドドア側支持具50と車体側支持具80との間で垂れ下がりなく支持される。
案内支持部60の被規制突部68が支持本体部70の規制凹部78に当接すると、連結部64の所定の回転軸A方向の首振り動作が規制され、案内支持部60は、この姿勢(図11参照)のまま所定の回転軸A周りに揺動されていく。
スライドドア14が閉位置P1まで移動されると、案内支持部60は、車体側支持具80に向かうガイド部材40の引張力及び付勢部材54の重力と反対方向(上方)への付勢力により連結部64が斜め上方に向かう姿勢となる(図11参照)。
上記のように構成されたスライドドア側支持具50及び導電経路装置20によると、少なくとも、スライドドア14が閉位置P1と開位置P2との中途位置にある状態における所定の回転軸A周りの連結部64の位置のうち一箇所で、案内支持部60が付勢部材54により、連結部64を重力と反対方向に向けて首振りさせるように付勢される。このため、導電ハーネス30及びガイド部材40を、その自重により垂れ下がることを抑制しつつ3次元方向に動作可能に支持することができる。これにより、導電ハーネス30(ガイド部材40及び保護材48)と周辺部品との間に設定されるクリアランスを小さくすることができ、レイアウト等の種々の制約が厳しい車両についても対応することができる。
また、付勢部材54が拡縮変形するため、ガイド部材40の各端部の上下方向の位置関係に応じて付勢部材54を拡縮変形させつつ案内支持部60の連結部64が所定の回転軸A方向に首振りされ、スライドドア14の各位置において、ガイド部材40及び導電ハーネス30を所望の姿勢で支持することができる。また、スライドドア14の移動経路、スライドドア側支持具50と車体側支持具80との位置関係等に応じて、付勢部材54が拡縮変形するため、導電ハーネス30及びガイド部材40の垂れ下がりを抑制するための部品を共用化でき、車両毎に当該部品を新規作成することを省略できる。
また、付勢部材54が案内支持部60を所定の回転軸A周りの連結部64の動作範囲全体において付勢するように構成される場合には、より安定して導電ハーネス30及びガイド部材40の垂れ下がりを抑制することができる。
また、付勢部材54が案内支持部60を部分的に付勢するように構成される場合には、付勢部材54による付勢力を要しない状態において、案内支持部60と支持本体部70とに対して必要以上の力が加わることを抑制することができる。これにより、装置の耐久性を向上させることができる。
また、案内支持部60のうちガイド部材40が連結される連結部64側の部分を、付勢部材54が直接押し上げる構成であるため、より確実に導電ハーネス30及びガイド部材40の自重による垂れ下がりを抑制することができる。
また、付勢部材54が板バネであるため、少なくとも案内支持部60或いは支持本体部70の一方に対して面接触して、その面に対する略直交方向に付勢することができ、付勢部材54自身の付勢方向と、案内支持部60に対して作用する連結部64の首振り方向の付勢力とが略同方向となるように配設することができる。そして、配設可能なスペースが小さい場合、例えば、本実施形態では案内支持部60の支持本体部70との隙間に配設する場合でもより効率よく付勢力を作用させることができる。これにより、より確実に導電ハーネス30及びガイド部材40の自重による垂れ下がりを抑制することができる。
12 車体
14 スライドドア
20 導電経路装置
30 導電ハーネス
40 ガイド部材
50 ワイヤーハーネス支持具
54 付勢部材
54a 屈曲部
60 案内支持部
64 連結部
66 案内路部
70 支持本体部
P1 閉位置
P2 開位置
A 所定の回転軸

Claims (6)

  1. 車体とスライドドアとの間に配策され、ガイド部材により主として一平面上でガイドされるワイヤーハーネスを支持するためのワイヤーハーネス支持具であって、
    前記ガイド部材の一端部に連結される連結部を有し、前記ワイヤーハーネスを、前記連結部に形成された第1開口部から前記車体側或いは前記スライドドア側の第2開口部に案内する案内支持部と、
    前記車体或いは前記スライドドアに配設され、前記連結部が所定の回転軸周りに揺動可能でかつ前記所定の回転軸方向にも首振り可能なように、前記案内支持部を姿勢変更可能に支持する支持本体部と、
    前記案内支持部を、前記支持本体部に対して、前記連結部を重力と反対方向に向けて首振りさせるように付勢可能な金属製の付勢部材を備え、
    少なくとも、前記スライドドアが閉位置と開位置との中途位置にある状態における前記所定の回転軸周りの前記連結部の位置のうち一箇所で、前記付勢部材は、前記連結部が水平状態でも前記連結部が斜め上方を向くように、前記案内支持部を付勢可能であるワイヤーハーネス支持具。
  2. 請求項1記載のワイヤーハーネス支持具であって、
    前記付勢部材は、前記案内支持部を、前記所定の回転軸周りの前記連結部の動作範囲全体において付勢するように配設されるワイヤーハーネス支持具。
  3. 請求項1記載のワイヤーハーネス支持具であって、
    前記付勢部材は、前記案内支持部を、前記所定の回転軸周りの前記連結部の動作範囲全体のうち一部の範囲で付勢可能に配設されるワイヤーハーネス支持具。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のワイヤーハーネス支持具であって、
    前記付勢部材は、前記案内支持部のうち前記所定の回転軸より前記連結部側の部分の下端部と前記支持本体部との間に圧縮状態で配設されているワイヤーハーネス支持具。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のワイヤーハーネス支持具であって、
    前記付勢部材は一つの屈曲部を有する板バネであるワイヤーハーネス支持具。
  6. スライドドアに装備される電装品に対して車体側から給電を行うための導電経路装置であって、
    前記車体と前記スライドドアとの間に配策されるワイヤーハーネスと、
    主として一平面上で前記ワイヤーハーネスをガイド可能なガイド部材と、
    前記ガイド部材の前記車体側端部或いは前記スライドドア側端部のうち少なくとも一方に取り付けられ、前記車体側端部或いは前記スライドドア側端部に連結される連結部を有し、前記ワイヤーハーネスを、前記連結部に形成された第1開口部から前記車体側或いは前記スライドドア側の第2開口部に案内する案内支持部と、
    前記案内支持部に対応して前記車体或いは前記スライドドアに配設され、前記連結部が所定の回転軸周りに揺動可能かつ前記所定の回転軸方向に首振り可能なように、前記案内支持部を姿勢変更可能に支持する支持本体部と、
    前記案内支持部を、前記支持本体部に対して、前記連結部を重力と反対方向に向けて首振りさせるように付勢可能な金属製の付勢部材と、
    を備え、
    少なくとも、前記スライドドアが閉位置と開位置との中途位置にある状態における前記所定の回転軸周りの前記連結部の位置のうち一箇所で、前記付勢部材は、前記連結部が水平状態でも前記連結部が斜め上方を向くように、前記案内支持部を付勢可能である導電経路装置。
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