JP5430939B2 - 粉体塗料、塗装物の製造方法及び塗装物 - Google Patents
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Description
(1)導電性フィラーが、炭素含有量が85〜97質量%で、体積抵抗率が1×10〜1×108Ω・m(1×103〜1×1010Ω・m)の炭素前駆体であり、
(2)合成樹脂及び炭素前駆体の含有割合が、合成樹脂が60〜95質量%で、炭素前駆体が5〜40質量%であり、並びに
(3)粉体塗料の形態が、
a)平均粒径10〜300μmの合成樹脂粒子と平均粒径5〜100μmの炭素前駆体粒子との粉体混合物、
b)合成樹脂と炭素前駆体とを含有する合成樹脂組成物からなる平均粒径10〜300μmの合成樹脂組成物粒子、または
c)これらの混合物である
ことを特徴とする粉体塗料が提供される。
かくして、本発明によれば、合成樹脂と導電性フィラーとを含む、被塗装物の表面に塗装して、塗膜厚20〜2,000μmの半導電性塗膜を形成する粉体塗料であって、
(1)合成樹脂が、ポリエーテルエーテルケトン、ポリフェニレンスルフィド、ポリエーテルイミド、ポリカーボネート、及び熱流動性フッ素樹脂からなる群より選ばれる少なくとも1種の熱可塑性樹脂であり、
(2)導電性フィラーが、炭素含有量が85〜97質量%で、体積抵抗率が1×10〜1×10 8 Ω・mの炭素前駆体であり、
(3)合成樹脂及び炭素前駆体の含有割合が、合成樹脂が60〜95質量%で、炭素前駆体が5〜40質量%であり、並びに
(4)粉体塗料の形態が、平均粒径10〜300μmの合成樹脂粒子と、平均粒径10〜75μmであって、かつ、目開き規格106μmのメッシュを用いて、大きい粒子を篩い分けして除いた炭素前駆体粒子との粉体混合物である
ことを特徴とする粉体塗料が提供される。
合成樹脂と導電性フィラーとを含む粉体塗料であって、
(1)合成樹脂が、ポリエーテルエーテルケトン、ポリフェニレンスルフィド、ポリエーテルイミド、ポリカーボネート、及び熱流動性フッ素樹脂からなる群より選ばれる少なくとも1種の熱可塑性樹脂であり、
(2)導電性フィラーが、炭素含有量が85〜97質量%で、体積抵抗率が1×10〜1×10 8 Ω・mの炭素前駆体であり、
(3)合成樹脂及び炭素前駆体の含有割合が、合成樹脂が60〜95質量%で、炭素前駆体が5〜40質量%であり、並びに
(4)粉体塗料の形態が、平均粒径10〜300μmの合成樹脂粒子と、平均粒径10〜75μmであって、かつ、目開き規格106μmのメッシュを用いて、大きい粒子を篩い分けして除いた炭素前駆体粒子との粉体混合物である
ことを特徴とする塗装物の製造方法が提供される。
さらに、本発明によれば、被塗装物の表面に粉体塗料の塗膜厚20〜2,000μmの半導電性塗膜が形成された塗装物において、該粉体塗料が、
合成樹脂と導電性フィラーとを含む粉体塗料であって、
(1)合成樹脂が、ポリエーテルエーテルケトン、ポリフェニレンスルフィド、ポリエーテルイミド、ポリカーボネート、及び熱流動性フッ素樹脂からなる群より選ばれる少なくとも1種の熱可塑性樹脂であり、
(2)導電性フィラーが、炭素含有量が85〜97質量%で、体積抵抗率が1×10〜1×10 8 Ω・mの炭素前駆体であり、
(3)合成樹脂及び炭素前駆体の含有割合が、合成樹脂が60〜95質量%で、炭素前駆体が5〜40質量%であり、並びに
(4)粉体塗料の形態が、平均粒径10〜300μmの合成樹脂粒子と、平均粒径10〜75μmであって、かつ、目開き規格106μmのメッシュを用いて、大きい粒子を篩い分けして除いた炭素前駆体粒子との粉体混合物である
ことを特徴とする塗装物が提供される。
a)平均粒径10〜300μmの合成樹脂粒子と平均粒径5〜100μmの炭素前駆体粒子との粉体混合物、
b)合成樹脂と炭素前駆体とを含有する合成樹脂組成物からなる平均粒径10〜300μmの合成樹脂組成物粒子、または
c)これらの混合物である。
日本工業規格JIS:K0069に規定されている試験方法(化学製品の篩い分け試験方法)に従って、試料の粒径分布を測定し、積算百分率グラフに表す。次いで、積算百分率が50%になる点をグラフ上から読み取って、平均粒径とした。
炭素前駆体の炭素含有率は、JIS:M8813(石炭類及びコークス類一元素分析方法)の付属書に規定されている炭素及び水素の定量方法に従って測定した。単位は、質量分率(%)である。
体積抵抗率が106Ω・m(108Ω・cm)以上の試料の場合は、JIS:K6911に従って、リング状プローブ(三菱化学社製、商品名称URSプローブ、内側電極の外径0.59cm、外側電極の内径1.10cm、外側電極の外径1.78cm)と測定ステージ(三菱化学社製、商品名称レジテーブルUFL)との間に試料を挟み、約3kg重の圧力で押さえ付けつつ、プローブの内側の電極と測定ステージとの間に100Vの電圧を印加して、抵抗率測定装置(三菱化学社製、商品名称ハイレスタUP)により体積抵抗率を求めた。体積抵抗率が106Ω・m(108Ω・cm)未満の試料の場合は、印加電圧を10Vにしたこと以外は、体積抵抗率が106Ω・m(108Ω・cm)以上の試料と同様にして求めた。
表面抵抗率が106Ω/□以上の場合は、JIS:K6911に従って、定電圧器(菊水社製、商品名称300−1A型)、電流計(ケースレー社製、商品名称616型)、及び試料セル(横河・ヒューレットパッカード社製、商品名称1608A型)を用い、印加電圧100Vで測定した。表面抵抗率が106Ω/□未満の場合は、JIS:K7194に従って、三菱化学社製、商品名ハイレスターUPを用いて測定した。
脱落粉量の測定は、塗膜を施した鋼板(JIS規格S45C;サイズ60mm×90mm×3mm厚)をビーカー中に入れ、純水を500cm3加えた後、超音波発振機(定格出力1200W)で1分間処理し、次いで、RION社製、商品名「液中パーティクルカウンター」を用いて、脱落粉粒子の量を測定した。
<炭素前駆体粒子A−10、A−25およびA−75の製造>
軟化点210℃、キノリン不溶分1質量%、H/C原子比0.63の石油系ピッチ68kgとナフタレン32kgとを、攪拌翼を備えた内容積0.3m3の耐圧容器に仕込み、190℃に加熱して溶解混合した後、80〜90℃に冷却して押出し、直径が約500μmの紐状成形体を得た。次いで、この紐状成形体を直径と長さの比が約1.5になるように粉砕し、得られた粉砕物を93℃に加熱した0.53%のポリビニルアルコール(ケン化度88%)水溶液中に投下し、攪拌分散し、冷却して、球状ピッチ成形体を得た。さらに、濾過を行って水分を除去し、球状ピッチ成形体の約6倍量のn−ヘキサンでピッチ成形体中のナフタレンを抽出除去した。このようにして得られた球状ピッチ成形体を、加熱空気を通じながら、260℃で1時間保持して酸化処理を行い、酸化ピッチを得た。この酸化ピッチを窒素気流中で580℃で1時間処理した後、粉砕して炭素前駆体Aを得た。
<炭素前駆体粒子B−25の製造>
製造例1の炭素前駆体粒子Aの製造方法と同様にして得た球状ピッチ成形体を、加熱空気を通じながら、260℃で1時間保持して酸化処理を行い、酸化ピッチを得た。この酸化ピッチを窒素気流中で680℃で1時間処理した後、粉砕して、平均粒径が25μmの炭素前駆体粒子B−25を得た。この炭素前駆体粒子の炭素含有量は、95.0質量%であった。粉砕工程後、目開き規格106μmのメッシュを用いて、大きい粒子を篩い分けして除いた。
以下の実施例および比較例において、鋼板(JIS規格S45C)の表面をサンドブラストした後、粉体塗料を、静電スプレー装置により60000Vの印加電圧により吹き付け塗装を行った。
冷凍粉砕機により粉砕を行って調製した平均粒径150μmのポリエーテルエーテルケトン(PEEK)と、平均粒径25μmの炭素前駆体粒子A−25とを、炭素前駆体粒子A−25を5質量%、PEEKを95質量%の質量比で混合して粉体塗料を作製した。該粉体塗料を、静電スプレー装置により、印加電圧60000Vで、サンドブラスト処理された鋼板の表面に、粉体塗料噴出量270g/分で吹付塗装した。次いで、385℃で20分間、塗膜の加熱流動化と焼付けを行った後、大気中で冷却した。
実施例1において、粉体塗料を構成する各成分の質量比を、炭素前駆体粒子A−25を10質量%、PEEKを90質量%に変更したこと以外は、同様に粉体塗料を作製し、評価を行った。その結果、膜厚230μmの平滑な塗装面が得られ、塗膜の表面抵抗率は1×1010〜1×1011Ω/□で安定しており、脱落粉量は200個/cm3で少ないレベルであった
実施例1において、粉体塗料を構成する各成分の質量比を、炭素前駆体粒子A−10を20質量%、PEEKを80質量%に変更したこと以外は、同様に粉体塗料を作製し、評価を行った。その結果、膜厚50μmの平滑な塗装面が得られ、塗膜の表面抵抗率は1×109〜1×1010Ω/□で安定しており、脱落粉量は210個/cm3で少ないレベルであった。実施例2との比較から、膜厚が薄くなった場合でも、脱落粉量は変化していないことが分かる。
実施例1において、粉体塗料を構成する各成分の質量比を、炭素前駆体粒子A−25を20質量%、PEEKを80質量%に変更したこと以外は、同様に粉体塗料を作製し、評価を行った。その結果、膜厚220μmの平滑な塗装面が得られ、塗膜の表面抵抗率は1×109〜1×1010Ω/□で安定しており、脱落粉量は220個/cm3で少ないレベルであった。
実施例1において、粉体塗料を構成する各成分の質量比を、炭素前駆体粒子A−75を20質量%、PEEKを80質量%に変更したこと以外は、同様に粉体塗料を作製し、評価を行った。その結果、膜厚350μmの平滑な塗膜面が得られ、塗膜の表面抵抗率は1×109〜1×1010Ω/□で安定しており、脱落粉量は230個/cm3で少ないレベルであった。
実施例1において、粉体塗料を構成する各成分の質量比を、炭素前駆体粒子A−25を20質量%、PEEKを80質量%に変更したこと以外は、同様に粉体塗料を作製し、評価を行った。その結果、膜厚1000μmの平滑な塗装面が得られ、塗膜の表面抵抗率は1×109〜1×1010Ω/□で安定しており、脱落粉量は200個/cm3で少ないレベルであった。
実施例1において、粉体塗料を構成する各成分の質量比を、炭素前駆体粒子A−25を20質量%、PEEKを80質量%に変更したこと以外は、同様に粉体塗料を作製し、評価を行った。その結果、膜厚1800μmの平滑な塗装面が得られ、塗膜の表面抵抗率は1×109〜1×1010Ω/□で安定しており、脱落粉量は260個/cm3で少ないレベルであった。
実施例1において、粉体塗料を構成する各成分の質量比を、炭素前駆体粒子B−25を20質量%、PEEKを80質量%に変更したこと以外は、同様に粉体塗料を作製し、評価を行った。その結果、膜厚250μmの平滑な塗装面が得られ、塗膜の表面抵抗率は1×108Ω/□で安定しており、脱落粉量は210個/cm3で少ないレベルであった。
実施例1において、粉体塗料を構成する各成分の質量比を、炭素前駆体粒子A−25を30質量%、PEEKを70質量%に変更したこと以外は、同様に粉体塗料を作製し、評価を行った。その結果、膜厚200μmの平滑な塗装面が得られ、塗膜の表面抵抗率は1×108〜1×109Ω/□で安定しており、脱落粉量は250個/cm3で少ないレベルであった。
粉体塗料として、粉砕機により粉砕を行った平均粒径90μmのテトラフルオロエチレン/パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)と、炭素前駆体粒子A−25とを、炭素前駆体粒子A−25を10質量%、PFAを90質量%の質量比で混合して粉体塗料を作製した。該粉体塗料を、静電スプレー装置により、印加電圧60000Vで、サンドブラスト処理された鋼板の表面に、粉体塗料噴出量240g/分で吹付塗装した。次いで、380℃で20分間、塗膜の加熱流動化、焼付けを行った後、大気中で冷却した。このようにして得られた塗膜について、目視による表面評価、膜厚測定、表面抵抗率測定及び脱落粉量測定を行った。膜厚90μmの平滑な塗装面が得られ、塗膜の表面抵抗率は1×1011Ω/□で安定しており、脱落粉量は180個/cm3で少ないレベルであった。
実施例10において、粉体塗料を構成する各成分の質量比を、炭素前駆体粒子A−25を40質量%、PFAを60質量%に変更したこと以外は、同様に粉体塗料を作製し、評価を行った。その結果、120μmの平滑な塗装面が得られ、塗膜の表面抵抗率は1×108〜1×109Ω/□で安定しており、脱落粉量は280個/cm3で少ないレベルであった。
粉体塗料として、粉砕機により粉砕を行った平均粒径120μmのテトラフルオロエチレン/ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)と、炭素前駆体粒子A−25とを、炭素前駆体粒子A−25を10質量%、FEPを90質量%の質量比で混合して粉体塗料を作製した。該粉体塗料を、静電スプレー装置により、印加電圧60000Vで、サンドブラスト処理された鋼板の表面に、粉体塗料噴出量210g/分で吹付塗装した。次いで、360℃で20分間、塗膜の加熱流動化、焼付けを行った後、大気中で冷却した。
このようにして得られた塗膜について、目視による表面評価、膜厚測定、表面抵抗率測定及び脱落粉量測定を行った。膜厚80μmの平滑な塗装面が得られ、塗膜の表面抵抗率は1×1011Ω/□で安定しており、脱落粉量は160個/cm3で少ないレベルであった。
実施例12において、粉体塗料を構成する各成分の質量比を、炭素前駆体粒子A−25を40質量%、FEPを60質量%に変更したこと以外は、同様に粉体塗料を作製し、評価を行った。その結果、膜厚110μmの平滑な塗装面が得られ、塗膜の表面抵抗率は1×108〜1×109Ω/□で安定しており、脱落粉量は270個/cm3で少ないレベルであった。
粉体塗料として、粉砕機により粉砕を行った平均粒径110μmのテトラフルオロエチレン/エチレン共重合体(ETFE)と、炭素前駆体粒子A−25とを、炭素前駆体粒子A−25を10質量%、ETFEを90質量%の質量比で混合して粉体塗料を作製した。該粉体塗料を、静電スプレー装置により、印加電圧60000Vで、サンドブラスト処理された鋼板の表面に、粉体塗料噴出量230g/分で吹付塗装した。次いで、360℃で20分間、塗膜の加熱流動化、焼付けを行った後、大気中で冷却した。塗膜について、目視による表面評価、膜厚測定、表面抵抗率測定及び脱落粉量測定を行った。膜厚100μmの平滑な塗装面が得られ、塗膜の表面抵抗率は1×1011Ω/□で安定しており、脱落粉量は190個/cm3で少ないレベルであった。
実施例14において、粉体塗料を構成する各成分の質量比を、炭素前駆体粒子A−25を40質量%、ETFEを60質量%に変更したこと以外は、同様に粉体塗料を作製し、評価を行った。その結果、膜厚110μmの平滑な塗装面が得られ、塗膜の表面抵抗率は1×108〜1×109Ω/□で安定しており、脱落粉量は270個/cm3で少ないレベルであった。
粉体塗料として、粉砕機により粉砕を行った平均粒径155μmのポリフェニレンスルフィド(PPS)と、炭素前駆体粒子A−25とを、炭素前駆体粒子A−25を10質量%、PPSを90質量%の質量比で混合して粉体塗料を作製した。該粉体塗料を、静電スプレー装置により、印加電圧60000Vで、サンドブラスト処理された鋼板の表面に、粉体塗料噴出量230g/分で吹付塗装した。次いで、350℃で20分間、塗膜の加熱流動化、焼付を行った後、大気中で冷却した。このようにして得られた塗膜について、目視による表面評価、膜厚測定、表面抵抗率測定及び脱落粉量測定を行った。膜厚120μmの平滑な塗装面が得られ、塗膜の表面抵抗率は1010〜1011Ω/□で安定しており、脱落粉量は210個/cm3で少ないレベルであった。
粉体塗料として、粉砕機により粉砕を行った平均粒径125μmのポリエーテルイミド(PEI)と、炭素前駆体粒子A−25とを、炭素前駆体A−25を10質量%、PEIを90質量%の質量比で混合して粉体塗料を作製した。該粉体塗料を、静電スプレー装置により、印加電圧60000Vで、サンドブラスト処理された鋼板の表面に、粉体塗料噴出量230g/分で吹付塗装した。次いで、365℃で20分間、塗膜の加熱流動化、焼付けを行った後、大気中で冷却した。このようにして得られた塗膜について、目視による表面評価、膜厚測定、表面抵抗率測定及び脱落粉量測定を行った。膜厚100μmの平滑な塗装面が得られ、塗膜の表面抵抗率は1×1010〜1×1011Ω/□で安定しており、脱落粉量は170個/cm3で少ないレベルであった。
粉体塗料として、粉砕機により粉砕を行った平均粒径105μmのポリカーボネート(PC)と、炭素前駆体粒子A−25とを、炭素前駆体粒子A−25を10質量%、PCを90質量%の質量比で混合して粉体塗料を作製した。該粉体塗料を、静電スプレー装置により、印加電圧60000Vで、サンドブラスト処理された鋼板の表面に、粉体塗料噴出量210g/分で吹付塗装した。次いで、300℃で20分間、塗膜の加熱流動化、焼付けを行った後、大気中で冷却した。このようにして得られた塗膜について、目視による表面評価、膜厚測定、表面抵抗率測定及び脱落粉量測定を行った。膜厚140μmの平滑な塗装面が得られ、塗膜の表面抵抗率は1×1010〜1×1011Ω/□で安定しており、脱落粉量は180個/cm3で少ないレベルであった。
エポキシ樹脂に、フェノール系硬化剤及び炭素前駆体粒子A−25をドライブレンドした後、2軸混錬機により溶融混合分散し(120℃)、冷却後に粉砕を行い、平均粒径80μmの粉体塗料を得た。該粉体塗料において、各成分の割合は、質量比で炭素前駆体粒子A−25を10質量%、エポキシ樹脂及び硬化剤の合計量で90質量%とした。該粉体塗料を、静電スプレー装置により、印加電圧60000Vで、サンドブラスト処理された鋼板の表面に、粉体噴出量230g/分で吹付塗装した。次いで、200℃で15分間、塗膜の加熱流動化、焼付けを行った後、大気中で冷却した。このようにして得られた塗膜について、目視による表面評価、膜厚測定、表面抵抗率測定及び脱落粉量測定を行った。膜厚160μmの平滑な塗装面が得られ、塗膜の表面抵抗率は1×1010〜1×1011Ω/□で安定しており、脱落粉量は170個/cm3で少ないレベルであった。
アクリル樹脂に、硬化剤(ドデカン二酸)及び炭素前駆体粒子A−10をドライブレンドした後、2軸混錬機により溶融混合分散(100℃)し、冷却後に粉砕を行い、平均粒径50μmの粉体塗料を得た。粉体塗料において、各成分の割合は、質量比で炭素前駆体粒子A−10を10質量%、アクリル樹脂及び硬化剤の合計量で90重量%とした。該粉体塗料を、静電スプレー装置により、印加電圧60000Vで、サンドブラスト処理された鋼板の表面に、粉体塗料噴出量230g/分で吹付塗装した。次いで、180℃で20分間、塗膜の加熱流動化、焼付けを行った後、大気中で冷却した。このようにして得られた塗膜について、目視による表面評価、膜厚測定、表面抵抗率測定及び脱落粉量測定を行った。膜厚50μmの平滑な塗装面が得られ、塗膜の表面抵抗率は1×1010〜1×1011Ω/□で安定しており、脱落粉量は180個/cm3で少ないレベルであった。
実施例1において、導電性フィラーとして、5質量%の炭素前駆体粒子A−25に代えて、20質量%の導電性カーボンブラックを用いたこと以外は、同様にして粉体塗料を調製した。該粉体塗料を粉体塗装後、膜厚250μmの平滑な塗装面が得られた。塗膜の表面抵抗率は、1×103〜1×1010Ω/□の範囲であり、測定箇所により、測定値が大きなバラツキを示した。脱落粉量は、2800個/cm3と多量であった。
実施例1において、導電性フィラーとして、5質量%の炭素前駆体粒子A−25に代えて、20質量%の導電性カーボンブラックを用いたこと以外は、同様にして粉体塗料を調製した。該粉体塗料を粉体塗装して、膜厚100μmの平滑な塗装面を得た。表面抵抗率は、1×103〜1×1010Ω/□の範囲であり、測定箇所により、測定値が大きなバラツキを示した。膜厚が薄くなることにより、脱落粉量は、5800個/cm3と極めて多量になった。
実施例1において、導電性フィラーとして、5質量%の炭素前駆体粒子A−25に代えて、20質量%の黒鉛を用いたこと以外は、同様にして粉体塗料を調製した。該粉体塗料を粉体塗装後、膜厚230μmの平滑な塗装面が得られた。塗膜の表面抵抗率は、1×103〜1×1010Ω/□の範囲であり、測定箇所により、測定値が大きなバラツキを示した。脱落粉量は、2200個/cm3と多量であった。
実施例1において、導電性フィラーとして、5質量%の炭素前駆体粒子A−25に代えて、20質量%の黒鉛を用いたこと以外は、同様にして粉体塗料を調製した。該粉体塗料を粉体塗装後、膜厚100μmの平滑な塗装面が得られた。塗膜の表面抵抗率は、1×103〜1×1010Ω/□の範囲であり、測定箇所により、測定値が大きなバラツキを示した。膜厚が薄くなることにより、脱落粉量が増加し、5000個/cm3となった。
PEEK:ポリエーテルエーテルケトン、ビクトレックスMC社製、商品名称「PEEK150P」
PFA:テトラフルオロエチレン/パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体
FEP:テトラフルオロエチレン/ヘキサフルオロプロピレン共重合体
ETFE:テトラフルオロエチレン/エチレン共重合体
PEI:ポリエーテルイミド、GEプラスチックス社製、商品名称「ウルテム1010」
PPS:ポリフェニレンスルフィド、クレハ社製、商品名称「フォートロンKPS W203」
PC:ポリカーボネート、帝人化成社製、商品名称「パンライトL−1225WX」
エポキシ樹脂:油化シェルエポキシ社製、商品名称「エピコート1004」
フェノール系硬化剤:明和化成社製、商品名称「DL−92」
導電性カーボンブラック:ライオン社製、商品名称「ケッチェンブラックEC600JD」
炭素前駆体を含有する粉体塗料を用いた実施例1〜18、及び参考例1〜2において、形成された塗膜は、表面が平滑であり、表面抵抗率のバラツキも少なく、脱落粉量も少ない。これに対して、導電性カーボンブラックまたは黒鉛を含有する粉体塗料を用いた比較例1〜4では、塗膜の表面抵抗率が大きくばらついており、脱落粉量も多いことが分かる。
Claims (10)
- 合成樹脂と導電性フィラーとを含む、被塗装物の表面に塗装して、塗膜厚20〜2,000μmの半導電性塗膜を形成する粉体塗料であって、
(1)合成樹脂が、ポリエーテルエーテルケトン、ポリフェニレンスルフィド、ポリエーテルイミド、ポリカーボネート、及び熱流動性フッ素樹脂からなる群より選ばれる少なくとも1種の熱可塑性樹脂であり、
(2)導電性フィラーが、炭素含有量が85〜97質量%で、体積抵抗率が1×10〜1×108Ω・mの炭素前駆体であり、
(3)合成樹脂及び炭素前駆体の含有割合が、合成樹脂が60〜95質量%で、炭素前駆体が5〜40質量%であり、並びに
(4)粉体塗料の形態が、平均粒径10〜300μmの合成樹脂粒子と、平均粒径10〜75μmであって、かつ、目開き規格106μmのメッシュを用いて、大きい粒子を篩い分けして除いた炭素前駆体粒子との粉体混合物である
ことを特徴とする粉体塗料。 - 該半導電性塗膜の表面抵抗率が1×108〜1×1013Ω/□である請求項1記載の粉体塗料。
- 該炭素前駆体が、平均粒径が10〜75μmであり、粒径106μm以上の粒子の含有量が5質量%以下、かつ、粒径4.7μm以下の粒子の含有量が10質量%以下の炭素前駆体粒子である請求項1記載の粉体塗料。
- 該炭素前駆体の真密度が、1.20〜1.60g/cm3である請求項1記載の粉体塗料。
- 該合成樹脂が、テトラフルオロエチレン/ヘキサフルオロプロピレン共重合体、テトラフルオロエチレン/パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体、ポリクロロトリフルオロエチレン、ポリフッ化ビニリデン、フッ化ビニリデン/ヘキサフルオロプロピレン/テトラフルオロエチレン共重合体、ポリフッ化ビニル、エチレン/テトラフルオロエチレン共重合体、エチレン/クロロトリフルオロエチレン共重合体、プロピレン/テトラフルオロエチレン共重合体、テトラフルオロエチレン/パーフルオロアルキルパーフルオロビニルエーテル共重合体、フッ化ビニリデン/ヘキサフルオロプロピレン共重合体、フッ化ビニリデン/クロロトリフルオロエチレン共重合体、テトラフルオロエチレン/エチレン/イソブチレン共重合体、エチレン/ヘキサフルオロプロピレン共重合体、及びテトラフルオロエチレン/エチルビニルエーテル共重合体からなる群より選ばれる少なくとも1種の熱流動性フッ素樹脂である請求項1記載の粉体塗料。
- 粉体塗料を被塗装物の表面に塗装して、塗膜厚20〜2,000μmの半導電性塗膜を形成する塗装物の製造方法において、該粉体塗料が、
合成樹脂と導電性フィラーとを含む粉体塗料であって、
(1)合成樹脂が、ポリエーテルエーテルケトン、ポリフェニレンスルフィド、ポリエーテルイミド、ポリカーボネート、及び熱流動性フッ素樹脂からなる群より選ばれる少なくとも1種の熱可塑性樹脂であり、
(2)導電性フィラーが、炭素含有量が85〜97質量%で、体積抵抗率が1×10〜1×108Ω・mの炭素前駆体であり、
(3)合成樹脂及び炭素前駆体の含有割合が、合成樹脂が60〜95質量%で、炭素前駆体が5〜40質量%であり、並びに
(4)粉体塗料の形態が、平均粒径10〜300μmの合成樹脂粒子と、平均粒径10〜75μmであって、かつ、目開き規格106μmのメッシュを用いて、大きい粒子を篩い分けして除いた炭素前駆体粒子との粉体混合物である
ことを特徴とする塗装物の製造方法。 - 該半導電性塗膜の表面抵抗率が1×10 8 〜1×10 13 Ω/□である請求項6記載の製造方法。
- 該粉体塗料を、流動浸漬法、溶射法または静電粉体吹付け法により、被塗装物の表面に塗装して、半導電性塗膜を形成する請求項6記載の製造方法。
- 被塗装物の表面に粉体塗料の塗膜厚20〜2,000μmの半導電性塗膜が形成された塗装物において、該粉体塗料が、
合成樹脂と導電性フィラーとを含む粉体塗料であって、
(1)合成樹脂が、ポリエーテルエーテルケトン、ポリフェニレンスルフィド、ポリエーテルイミド、ポリカーボネート、及び熱流動性フッ素樹脂からなる群より選ばれる少なくとも1種の熱可塑性樹脂であり、
(2)導電性フィラーが、炭素含有量が85〜97質量%で、体積抵抗率が1×10〜1×108Ω・mの炭素前駆体であり、
(3)合成樹脂及び炭素前駆体の含有割合が、合成樹脂が60〜95質量%で、炭素前駆体が5〜40質量%であり、並びに
(4)粉体塗料の形態が、平均粒径10〜300μmの合成樹脂粒子と、平均粒径10〜75μmであって、かつ、目開き規格106μmのメッシュを用いて、大きい粒子を篩い分けして除いた炭素前駆体粒子との粉体混合物である
ことを特徴とする塗装物。 - 該半導電性塗膜の表面抵抗率が1×108〜1×1013Ω/□である請求項9記載の塗装物。
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