JP5429794B2 - アシストモータ付き走行車両 - Google Patents
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Description
左手で左側のハンドル2を把持し、右手で右側のハンドル2を把持することによって、各ハンドル2を把持手で前後に押し引き等の操作して、機体の走行、乃至操向を行うことができる。この把持手によるハンドル2の操作力によって、左右のモータ3の出力を制御して、各対向の車輪4を回転駆動してハンド走行操作をアシストする。
左右のハンドル2を作業者が把持することによって把持センサ5によって検知される。このとき、各ハンドル2を把持しただけでは、歪ゲージ1による操作力は検出されず、モータ3も電動起動されない。そして、このように左右の把持センサ5が、いずれも検出されているときは走行発進可能の状態となり、この時歪ゲージ1の歪が検出されていないため発進走行はしないが、発進開始直前の状態となる。この走行発進可能状態を経た後、左右両側の歪ゲージ1がハンドル2操作力に基づく歪みを検出することによって、この歪ゲージ1と同側の各々のモータ3が同側の車輪4を回転駆動して、発進走行する。左右いずれか一側の歪ゲージ1が歪みを検出するときは、同側の車輪4のみ駆動されて機体は左右方向へ旋回、乃至操向される走行状態となり、左右両歪ゲージ1が同方向の同量の歪みを検出するときは、左右の車輪4を同量回転駆動して、機体を直進状態に走行することができる。
前記のように、左右の把持センサ5がハンドル2把持を検出して、かつ、左右の歪ゲージ1が歪みを検出しないときにおいてのみ発進可能の状態となり、この状態から左右いずれか、又は両方の歪ゲージ1が歪みを検出することによって発進走行が開始されることとなるが、このようにして一旦発進走行を開始した後に、ハンドル2の把持を開放する等により左右いずれかの把持センサ5が非検出状態となったときは、この非検出となった側のモータ3の連動駆動をフリー回転の状態、又はモータ3に微小の回転抵抗を付加した状態となるよう制御する。
又、この状態で前記検出していなかった側の把持センサ5が、把持を検出すると、前記のように通常の左右両手でハンドル2を把持している状態に復帰し、左右の歪ゲージ1の歪に応じた駆動を行う。
又、左右両歪ゲージ1が非検出状態になるか、又は、左右両把持センサ5が非検出状態となったときは、左右両モータ3を減速、乃至停止させる。
発進可能状態にするには、前記のように左右両方の把持センサ5が検出状態、かつ、左右の歪ゲージ1が非検出の状態にあることを要する。即ち、歪ゲージ1を歪ませないように左右両ハンドル2を把持しなければならないが、先に把持した側の歪ゲージ1が検知状態になったときにも、所定時間内に他側のハンドル2を把持して左右両把持センサ5を検出状態にした場合には、発進走行可能状態とし、該走行発進可能状態を経た後、その時の歪ゲージ1の検出による発進走行制御出力を行わせる。
左手で左側のハンドル2を把持し、右手で右側のハンドル2を把持することによって、各ハンドル2を把持手で前後に押し引き等の操作して、機体の走行、乃至操向を行うことができる。この把持手によるハンドル2の操作力によって、左右のモータ3の出力を制御して、各対向の車輪4を回転駆動してハンド走行操作をアシストする。
左右のハンドル2を作業者が把持すれば把持センサ5によって検知される。このとき、各ハンドル2を把持しただけでは、歪ゲージ1による操作力は検出されず、モータ3も電動起動されない。そして、このように左右の把持センサ5が、いずれも検出されているときは走行発進可能の状態となり、この時歪ゲージ1の歪が検出されていないため発進走行はしないが、発進開始直前の状態となる。そこで、左右両側の歪ゲージ1がハンドル2操作力に基づく歪みを検出することによって、この歪ゲージ1と同側の各々のモータ3が同側の車輪4を回転駆動して、発進走行する。左右いずれか一側の歪ゲージ1が歪みを検出するときは、同側の車輪4のみ駆動されて機体は左右方向へ旋回、乃至操向される走行状態となり、左右両歪ゲージ1が同方向の同量の歪みを検出するときは、左右の車輪4を同量回転駆動して、機体を直進状態に走行することができる。又、歪ゲージ1の歪量が大きいほど走行速度は速くなり、左右の車輪4の回転差により操向が行われるとともに、左右両歪ゲージ1の歪方向が逆の場合には左右のモータ3が前進逆回転をし、その場で旋回することもできる。
前記のように、左右の把持センサ5がハンドル2把持を検出して、かつ、左右の歪ゲージ1が歪みを検出しないときにおいてのみ発進可能の状態を準備して、この状態から左右いずれか、又は両方の歪ゲージ1が歪みを検出することによって発進走行が開始されることとなるが、このようにして一旦発進走行を開始した後に、ハンドル2の把持を開放する等により左右いずれかの把持センサ5が非検出状態となったときは、この非検出となった側のモータ3の連動駆動をフリー回転の状態にするか、もしくは微小の回転抵抗を付加した状態として、車輪4を積極的には駆動しない状態とする。このとき、モータ3に電磁ブレーキを備えている場合には電磁ブレーキを働かせない。
又、この状態で前記検出していなかった側の把持センサ5が、把持を検出すると、前記のように通常の左右両手でハンドル2を把持した状態に復帰し、左右の歪ゲージ1の歪量や歪方向に応じたモータ3駆動を行う。
又、左右両歪ゲージ1が非検出状態になるか、又は、左右両把持センサ5が非検出状態となったときは、左右両モータ3を減速、乃至停止させ、電磁ブレーキをかける。
発進可能状態にするには、前記のように左右両方の把持センサ5が検出状態、かつ、左右の歪ゲージ1が非検出の状態にあることを要する。即ち、歪ゲージ1を歪ませないように左右両ハンドル2を把持しなければならないが、先に把持した側の歪ゲージ1が検知状態になったときにも、所定時間内に他側のハンドル2を把持して左右両把持センサ5を検出状態にした場合には、発進走行可能状態とし、その時の歪ゲージ1の検出による発進走行制御出力を行わせる。尚、所定時間内に他側のハンドル2を把持しなかった場合にはエラーとして処理し、アラームや表示等により運転者へ報知することも可能である。又、所定時間内に左右両ハンドル2を把持したときでも、続く左右歪ゲージ1の歪が検出されるまでに片側の把持を解除(左右いずれかのハンドル2から手を渡した状態)した場合には、把持してある側の歪ゲージ1が検出状態になったとしても発進することはない。
前記カバー21の上部には、前記リフトフォーク12昇降用の操作レバー22の他に、コントローラ23と連動のモニタ表示窓28や、電源スイッチ29、走行を急停止させるための急停止スイッチ30等を配置している。
このようなアシストモータ付き走行形態のリフターを運転するときは、電源スイッチ29をONして、コントローラ23、及びモータ3を電動可能の状態として、床面上を歩行する運転者が、左右両手でハンドル2を把持することによって、これらいずれかの側のハンドル2を前後方向へ押し、乃至引き操作することにより、この操作側のモータ3、及び車輪4を回転駆動して、車体10前端のリフトフォーク12を、前進、後退、乃至操向、旋回させて、床面上の荷物を積み降ろし、運搬することができ、又、操作レバー22の操作によって、このリフトフォーク12をリフトシリンダ14の伸縮によって昇降移動することができる。
又、左右両把持センサ5が共に非検出状態又は、左右歪ゲージ1が共に非検出状態になるとモータ3は減速され停止する。又、このとき前記電磁ブレーキ24を制動する。
このように、左右把持センサ5、及び歪ゲージ1が所定の条件にあるときのみ発進走行できるため、発進走行制御の安全性を高めることができる。
2 ハンドル
3 モータ
4 車輪
5 把持センサ
Claims (3)
- 各歪ゲージ(1)を有して突出される左右一対のハンドル(2)の操作により、この操作力に応じたモータ(3)出力によって左右各別の車輪(4)を駆動回転して走行するアシストモータ付き走行車両において、左右の各ハンドル(2)の把持状態を検出する把持センサ(5)を設け、この左右把持センサ(5)による把持検出と、前記左右の歪ゲージ(1)の歪非検出状態時においてのみ走行発進可能状態とし、該走行発進可能状態を経た後、続く左右いずれか、又は両方の歪ゲージ(1)の歪検出によって発進走行することを特徴とするアシストモータ付き走行車両。
- 前記発進走行後に、左右いずれかの把持センサ(5)が非検出となると、非検出となった側のモータ(3)をフリー回転状態、又はモータ(3)に微小の回転抵抗を付加した状態に制御し、左右両歪ゲージ(1)が非検知状態になるか、又は、左右両把持センサ(5)が非検知状態になった場合は、左右両モータ(3)を減速、乃至停止させるよう制御することを特徴とする請求項1に記載のアシストモータ付き走行車両。
- 各歪ゲージ(1)を有して突出される左右一対のハンドル(2)の操作により、この操作力に応じたモータ(3)出力によって左右各別の車輪(4)を駆動回転して走行するアシストモータ付き走行車両において、左右の各ハンドル(2)の把持状態を検出する把持センサ(5)を設け、左右いずれかの把持センサ(5)が検出して、かつ、これと同側の歪ゲージ(1)が検出状態のときは、この歪ゲージ(1)が検出状態になってから所定時間は、この歪ゲージ(1)を非検出状態として制御処理し、所定時間内に左右両把持センサ(5)が検出されたときにのみ走行発進可能状態とし、該走行発進可能状態を経た後、続く左右いずれか、又は両方の歪ゲージ(1)の歪検出によって発進走行することを特徴とするアシストモータ付き走行車両。
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