JP5408811B2 - リンクトラフィックを調整する技術 - Google Patents

リンクトラフィックを調整する技術 Download PDF

Info

Publication number
JP5408811B2
JP5408811B2 JP2011507597A JP2011507597A JP5408811B2 JP 5408811 B2 JP5408811 B2 JP 5408811B2 JP 2011507597 A JP2011507597 A JP 2011507597A JP 2011507597 A JP2011507597 A JP 2011507597A JP 5408811 B2 JP5408811 B2 JP 5408811B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
server
conversations
rate
conversation
link
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011507597A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011524107A (ja
Inventor
ティモ バーカード,
デイビッド プレソット,
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Google LLC
Original Assignee
Google LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Google LLC filed Critical Google LLC
Publication of JP2011524107A publication Critical patent/JP2011524107A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5408811B2 publication Critical patent/JP5408811B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/10Flow control; Congestion control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/10Flow control; Congestion control
    • H04L47/12Avoiding congestion; Recovering from congestion
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/10Flow control; Congestion control
    • H04L47/28Flow control; Congestion control in relation to timing considerations
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L63/00Network architectures or network communication protocols for network security
    • H04L63/14Network architectures or network communication protocols for network security for detecting or protecting against malicious traffic
    • H04L63/1408Network architectures or network communication protocols for network security for detecting or protecting against malicious traffic by monitoring network traffic
    • H04L63/1416Event detection, e.g. attack signature detection
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L63/00Network architectures or network communication protocols for network security
    • H04L63/14Network architectures or network communication protocols for network security for detecting or protecting against malicious traffic
    • H04L63/1441Countermeasures against malicious traffic

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Description

本実施形態は、通信を調整するための技術に関する。より具体的には、本実施形態は、ネットワークにおけるリンク上で会話を始めるためのリクエストを受け入れ又は拒絶するための技術に関する。
ネットワーク(例えば、インターネットやワールドワイドウェブ(WWW))におけるサーバは、例えば、多数のリンクを用いて接続された、マルチホーム型(multi−homed)のネットワークを介してユーザとデータを通信している。一般的に、サーバのオペレータとリンクを操作するプロバイダ間の財務的方式は2つのカテゴリーに分類されうる。即ち、(1)1つ以上のプロバイダがデータ輸送のために支払われるペイドトランジット(paid−transit)方式、および/または、(2)サーバのオペレータと1つ以上の追加的なプロバイダが支払い無しで互いにデータを輸送することに典型的に合意するピアリング(PEERING)方式がある。ペイドトランジット方式は、典型的には、ネットワークにおける全ユーザへの/からのトラフィックがいわゆる「トランジット」リンクを介して通信されることを可能にする一方で、ピアリング方式と関連するいわゆる「ピアリング」リンクは一般的に、サーバのオペレータのそれぞれのピアリングパートナー(例えば、追加的なプロバイダのうちの1つ)によって操作されるサブネットワークに属しているそれらのユーザにまたはユーザから送られたトラフィックをカバーするのみである。
ネットワークにおいて、サーバに向けられた/サーバから送信されたデータパケットに対するルートはボーダーゲートウェイプロトコル(BGP)を使って典型的に決定される。例えば、トランジットリンクのプロバイダは1つ以上のルータ情報ブロック(RIB)と関連した目的地を特定するためにBGPを使いうる。対照的に、追加的なピアリングプロバイダーは、ネットワークにおける他のユーザと関連したトラフィックを中継したくないので、それらのポーションサブネットワークに属するユーザのRIBを示すだけである。
不幸にも、トランジットリンクおよび/またはピアリングリンク上のトラフィック量を調整することは困難でありうる。この結果、所与のリンクがその容量を超過することになりうる。このオーバーフローの状態はしばしば、例えば、ビデオストリーミング中の再バッファリングのような低下したパフォーマンスをもたらす。この問題は、トランジットリンクと比較して事前準備ができない傾向があるので、ピアリングリンクに対してはより厳しいものとなりうる。
一実施形態は、サーバとの通信を調整するシステムを提供する。動作の間、システムは、ネットワークのピアリングリンクを介するグループのユーザとサーバとの間の第1のセットの会話の間のデータパケットの再送信率を決定し、ここで、第1のセットの会話における所与の会話は第1の時間間隔内に始められた。そして、システムは、再送信率と、ピアリングリンクを介する第2のグループのユーザとサーバとの間の第2のセットの会話の間のデータパケットのヒストリカルな再送信率とを比較する。ここで、第2のセットの会話における所与の会話は第2の時間間隔内に発生した。一部の実施形態において、第2のセットの会話は第1のセットの会話を含み、第2のグループのユーザは第1のグループのユーザを含み、第2の時間間隔は第1の時間間隔を含む。
次に、システムは、ピアリングリンクを介する追加的なユーザとの会話を始めるためのリクエストに対するサーバのターゲット受入率を調節する。ここで、ターゲット受入率は、再送信率とヒストリカルな再送信率との比較に基づいている。さらに、システムは、ピアリングリンクを介する追加的なユーザとの会話を始めるためのリクエストに対するサーバの実際の受入率と、ターゲット受入率とに基づいて、ピアリングリンクを介する別のユーザとサーバとの間の会話を始めるためのリクエストを受け入れるか、または、拒絶することにより、ピアリングリンクの通信パフォーマンスを維持する。
一部の実施形態において、ネットワークはインターネットを含む。
一部の実施形態において、第1の時間間隔は1分を含み、および/または、第2の時間間隔は1日を含む。
一部の実施形態において、ヒストリカルな再送信率は第2の時間間隔内の再送信率の分布のモーメントを含む。例えば、モーメントはメジアンを含みうる。
一部の実施形態において、ネットワークは、別のサーバと結合されている少なくとも1つのトランジットリンクを含み、該少なくとも1つのトランジットリンクは、サーバをインターネットサービスプロバイダ(ISP)に結合しうる。例えば、ISPは、データパケットを輸送するためにサーバのオペレータに料金を請求しうる。さらに、リクエストの拒絶は、他のユーザを、トラフィックがリダイレクトされるトランジットバックアップサーバのような他のサーバにリダイレクトする命令を含みうる。
一部の実施形態において、システムは、実際の受入率とターゲット受入率との間の差に基づいてリクエストを受け入れまたは拒否する。
一部の実施形態において、ピアリングリンクは、サーバとネットワーク上の別のエンティティとの間の支払い無料のリンクを含む。例えば、エンティティとオペレータは、支払いなしで互いにデータパケットを輸送することを合意しうる。
一部の実施形態において、システムは、第2の会話についての統計情報を集め、再送信率は、少なくとも部分的に、集められた統計情報に基づいて決定される。
一部の実施形態において、システムは、BGP(Border Gateway Protocol)情報に基づいて、どの会話がピアリングリンクに関連付けられそうであるかを決定する。
一部の実施形態において、経時的に調節されうるターゲット受入率は、固定された最小値より大きく、かつ、固定された最大値より小さい。さらに、ターゲット受入率は、サーバの実際の受入率の2倍より小さいものでありうる。
一部の実施形態において、ターゲット受入率は、ヴァンヤコブセン管理モデルに基づいて調節される。
一部の実施形態において、ターゲット受入率は、再送信率とヒストリカルな再送信率との差に基づいて調節される。さらに、ターゲット受入率は、再送信率が所定の値だけヒストリカルな再送信率を超えた場合に調節される。該調節はターゲット受入率を乗算係数によって減少させることを含みうることに留意されたい。
さらに、システムは、会話が終了する場合に、ターゲット受入率を増加しうる。例えば、ターゲット受入率は、会話が終了する場合に加算増分によって増加されることがあり、該加算増分は、ターゲット受入率の関連する増加率が乗算係数に関連するターゲット受入率の減少率よりも小さくなるように選択される。
一部の実施形態において、システムは、サーバを含むか、またはサーバに含まれうるコンピュータシステムによって実施される。
別の実施形態は、該システムによって実行される上記動作のうちの少なくとも一部を含む方法を提供する。
別の実施形態は、該システムとともに使用するためのコンピュータプログラムプロダクトを提供する。このコンピュータプログラムプロダクトは、該システムによって実行される上記動作のうちの少なくとも一部に対応する命令を含む。
別の実施形態は、サーバを提供する。このサーバは、ユーザと該サーバとの間のデータパケットを通信するように構成されたピアリングリンクを含むネットワークに結合するように構成された入力ノードを含みうる。さらに、該サーバは、再送信率を決定し、再送信率とヒストリカルな再送信率とを比較し、ターゲット受入率を調節し、リクエストを受け入れるか拒絶するように構成されているピアリングマネジャー含み得る。
本発明は、例えば、以下を提供する。
(項目1)
サーバとの通信を調整する方法であって、
ネットワークのピアリングリンクを介するグループのユーザと該サーバとの間の第1のセットの会話の間のデータパケットの再送信率を決定することであって、該第1のセットの会話における所与の会話は第1の時間間隔内に始められた、ことと、
該再送信率と、該ピアリングリンクを介する第2のグループのユーザと該サーバとの間の第2のセットの会話の間のデータパケットのヒストリカルな再送信率とを比較することであって、該第2のセットの会話における所与の会話は第2の時間間隔内に発生し、該第2のセットの会話は該第1のセットの会話を含み、該第2のグループのユーザは該第1のグループのユーザを含み、該第2の時間間隔は該第1の時間間隔を含む、ことと、
該再送信率と該ヒストリカルな再送信率との比較に基づいて該ピアリングリンクを介する追加的なユーザとの会話を始めるためのリクエストに対する該サーバのターゲット受入率を調節することと、
該ピアリングリンクを介する該追加的なユーザとの会話を始めるためのリクエストに対する該サーバの実際の受入率と、該ターゲット受入率とに基づいて、該ピアリングリンクを介する別のユーザと該サーバとの間の会話を始めるためのリクエストを受け入れること、または、拒絶することにより、該ピアリングリンクの通信パフォーマンスを維持することと
を含む方法。
(項目2)
項目1に記載の方法であって、上記ネットワークはインターネットを含む、方法。
(項目3)
項目1に記載の方法であって、上記第1の時間間隔は1分を含む、方法。
(項目4)
項目1に記載の方法であって、上記第2の時間間隔は1日を含む、方法。
(項目5)
項目1に記載の方法であって、上記ヒストリカルな再送信率は上記第2の時間間隔内の再送信率の分布のモーメントを含む、方法。
(項目6)
項目5に記載の方法であって、上記モーメントはメジアン(median)を含む、方法。
(項目7)
項目1に記載の方法であって、上記ネットワークは別のサーバと結合されている少なくとも1つのトランジットリンクを含み、
該少なくとも1つのトランジットリンクは該サーバをインターネットサービスプロバイダに結合する、方法。
(項目8)
項目7に記載の方法であって、上記リクエストの拒否は他のユーザを他のサーバにリダイレクトする指示を含む、方法。
(項目9)
項目1に記載の方法であって、上記リクエストを受け入れること、または、拒否することは、上記実際の受入率と上記ターゲット受入率との間の差に基づく、方法。
(項目10)
項目1に記載の方法であって、ピアリングリンクは、上記サーバと上記ネットワーク上の別のエンティティとの間の支払い無料のリンクを含む、方法。
(項目11)
項目1に記載の方法であって、上記第2の会話についての統計情報を集めることをさらに含み、
上記再送信率は、少なくとも部分的に、該集められた統計情報に基づいて決定される、方法。
(項目12)
項目1に記載の方法であって、BGP(Border Gateway Protocol)情報に基づいて、どの会話が上記ピアリングリンクに関連付けられそうであるかを決定すること
をさらに含む方法。
(項目13)
項目1に記載の方法であって、上記サーバの上記ターゲット受入率は最小値より大きく、かつ、最大値より小さい、方法。
(項目14)
項目1に記載の方法であって、上記サーバの上記ターゲット受入率は上記サーバの実際の受入率の2倍より小さい、方法。
(項目15)
項目1に記載の方法であって、上記ターゲット受入率はヴァンヤコブセン(van Jacobsen)管理モデルに基づいて調節される、方法。
(項目16)
項目1に記載の方法であって、上記ターゲット受入率は、上記再送信率と上記ヒストリカルな再送信率との差に基づいて調節される、方法。
(項目17)
項目1に記載の方法であって、上記ターゲット受入率は、上記再送信率が所定の値だけ上記ヒストリカルな再送信率を超えた場合に調節される、方法。
(項目18)
項目17に記載の方法であって、上記調節は上記ターゲット受入率を乗算係数によって減少させることを含む、方法。
(項目19)
項目18に記載の方法であって、会話が終了する場合に、上記ターゲット受入率を加算増分によって増加させることをさらに含み、
該加算増分は、該ターゲット受入率の関連する増加率が上記乗算係数に関連するターゲット受入率の減少率よりも小さくなるように選択される、方法。
(項目20)
項目17に記載の方法であって、会話が終了する場合に、上記ターゲット受入率を増加させることをさらに含む、方法。
(項目21)
コンピュータシステムとともに使用するためのコンピュータプログラムプロダクトであって、
該コンピュータプログラムプロダクトは、コンピュータ読み出し可能な記憶媒体と、該コンピュータ読み出し可能な記憶媒体に埋め込まれた該コンピュータシステムを構成するコンピュータプログラムメカニズムとを含み、
該コンピュータプログラムメカニズムは、
ネットワークにおけるピアリングリンクを介するグループのユーザとサーバとの間の第1のセットの会話の間のデータパケットの再送信率を決定するための命令であって、該第1のセットの会話における所与の会話は第1の時間間隔内に始められた、命令と、
該再送信率と、該ピアリングリンクを介する第2のグループのユーザと該サーバとの間の第2のセットの会話中のデータパケットのヒストリカルな再送信率とを比較するための命令であって、該第2のセットの会話における所与の会話は第2の時間間隔内に発生し、該第2のセットの会話は該第1のセットの会話を含み、該第2のグループのユーザは該1のグループのユーザを含み、該第2の時間間隔は該第1の時間間隔を含む、命令と、
該再送信率と該ヒストリカルな再送信率との比較に基づいて該ピアリングリンクを介する追加的なユーザと会話を始めるためのリクエストに対する該サーバのターゲット受入率を調節するための命令と、
該ピアリングリンクを介する該追加的なユーザとの会話を始めるためのリクエストに対する該サーバの実際の受入率と、該ターゲット受入率とに基づいて、該ピアリングリンクを介する別のユーザと該サーバとの間の会話を始めるためのリクエストを受け入れ、または、拒否することによって、該ピアリングリンクの通信パフォーマンスを維持するための命令と
を含む方法。
(項目22)
コンピュータシステムであって、
計算手段と、
メモリと、
プログラムモジュールと
を含み、
該プログラムモジュールは、該メモリに格納され、該手段によって実行されるように構成され、
該プログラムモジュールは、
ネットワークにおけるピアリングリンクを介するグループのユーザと該サーバとの間の第1のセットの会話の間のデータパケットの再送信率を決定するための命令であって、該第1のセットの会話における所与の会話は第1の時間間隔内に始められた、命令と、
該再送信率と、該ピアリングリンクを介する第2のグループのユーザと該サーバとの間の第2のセットの会話の間のデータパケットのヒストリカルな再送信率とを比較するための命令であって、該第2のセットの会話における所与の会話は第2の時間間隔内に発生し、該第2のセットの会話は該第1のセットの会話を含み、該第2のグループのユーザは該1のグループのユーザを含み、該第2の時間間隔は該第1の時間間隔を含む、命令と、
該再送信率と該ヒストリカルな再送信率との比較に基づいて該ピアリングリンクを介する追加的なユーザと会話を始めるためのリクエストに対する該サーバのターゲット受入率を調節するための命令と、
該ピアリングリンクを介する該追加的なユーザとの会話を始めるためのリクエストに対する該サーバの実際の受入率と該ターゲット受入率とに基づいて、該ピアリングリンクを介する別のユーザと該サーバとの間の会話を始めるためのリクエストを受け入れること、または、拒否することによって、該ピアリングリンクの通信パフォーマンスを維持するための命令と
を含む、コンピュータシステム。
(項目23)
コンピュータシステムであって、
プロセッサと、
メモリと、
プログラムモジュールと
を含み、
該プログラムモジュールは該メモリに格納され、該プロセッサによって実行されるように構成され、
該プログラムモジュールは、
ネットワークにおけるピアリングリンクを介するグループのユーザと該サーバとの間の第1のセットの会話の間のデータパケットの再送信率を決定するための命令であって、第1のセットの会話における所与の会話は第1の時間間隔内に始められた、命令と、
該再送信率と、該ピアリングリンクを介する第2のグループのユーザと該サーバとの間の第2のセットの会話の間のデータパケットのヒストリカルな再送信率とを比較するための命令であって、該第2のセットの会話における所与の会話は第2の時間間隔内に発生し、該第2のセットの会話は該第1のセットの会話を含み、該第2のグループのユーザは該第1のグループのユーザを含み、該第2の時間間隔は該第1の時間間隔を含む、命令と、
該再送信率と該ヒストリカルな再送信率との該比較に基づいて該ピアリングリンクを介する追加的なユーザとの会話を始めるためのリクエストに対する該サーバのターゲット受入率を調節するための命令と、
該ピアリングリンクを介する該追加的なユーザとの会話を始めるためのリクエストに対する該サーバの実際の受入率と該ターゲット受入率とに基づいて、該ピアリングリンクを介する別のユーザと該サーバとの間の会話を始めるためのリクエストを受け入れること、または、拒否することによって、該ピアリングリンクの通信パフォーマンスを維持するための命令と
を含む、コンピュータシステム。
(項目24)
サーバであって、
ユーザと該サーバとの間のデータパケットを通信するように構成されたピアリングリンクを含むネットワークに結合するように構成された入力ノードと、
ピアリングマネジャーと
を含み、
該ピアリングマネジャーは、
該ピアリングリンクを介するグループのユーザと該サーバとの間の第1のセットの会話の間のデータパケットの再送信率を決定することであって、該第1のセットの会話における所与の会話はある時間間隔内に始められるようになっている、ことと、
該再送信率と、該ピアリングリンクを介する第2のグループのユーザと該サーバとの間の第2のセットの会話の間のデータパケットのヒストリカルな再送信率とを比較することであって、該第2のセットの会話における所与の会話は別の時間間隔内に発生するようになっており、該第2のセットの会話は第1のセットの会話を含み、該第2のグループのユーザは該第1のグループのユーザを含み、該他の時間間隔は該時間間隔を含む、ことと、
該再送信率と該ヒストリカルな該再送信率との比較に基づいて、該ピアリングリンクを介する追加的なユーザとの会話を始めるためのリクエストに対する該サーバのターゲット受入率を調節することと、
該ピアリングリンクを介する該追加的なユーザとの会話を始めるためのリクエストに対する該サーバの実際の受入率と該ターゲット受入率とに基づいて、該ピアリンクを介する別のユーザと該サーバとの間の会話を始めるためのリクエストを受け入れること、または、拒否することによって、該ピアリングリンクの通信パフォーマンスを維持することと
を行うように構成されている、サーバ。
図1は、通信システムの実施形態を示すブロック図である。 図2は、サーバとの通信を調整するためのプロセスの実施形態を示すフローチャートである。 図3は、サーバとの通信を調整するためのプロセスの実施形態を示すフローチャートである。 図4は、システムの実施形態を示すブロック図である。 図5は、データ構造の実施形態を示すブロック図である。 図6は、データ構造の実施形態を示すブロック図である。
類似の参照番号は、図を通して対応する箇所を示す。
次の説明は、当業者が実施形態を製造及び使用できるように提示され、特別なアプリケーション及びその要件に関連して提供される。その開示された実施形態に対する種々の変形例が当業者に容易に明らかになり、ここで規定された一般原理は他の実施形態及びアプリケーションに本発明の精神及び範囲から逸脱することなく適用されうる。このように、本件開示は、示された実施形態に限定することを意図するものではなく、ここに開示された原理及び特徴と矛盾しない最も広い範囲が与えられる。
システムおよび/またはサーバでの使用のために、システム(コンピュータシステムであり得る)、サーバ、方法及びコンピュータプログラムプロダクト(例えば、ソフトウェア)の実施形態が記載される。これらのデバイス及び技術はサーバとの通信を調整するために使用され得る。特に、ネットワーク(例えば、インターネット)におけるリンクを介する追加的又は新たなユーザと会話を始めるためのリクエストに対するサーバのターゲット受入率(例えば、許容する秒当たりのバイト数に対するターゲット)が、データパケットの再送信率とデータパケットのヒストリカルな再送信率との比較に基づいて調節されうる。例えば、ターゲット受入率は、再送信率とヒストリカルな再送信率との差に基づいて調節されうる。続く議論においてピアリングリンクがリンクの例示的実施例として使用される。所与のユーザのためのピアリングリンクはBGP情報に基づいて識別されうる。
さらに、ピアリングリンクを介する別のユーザとサーバとの会話を開始するためのリクエストは、ピアリングリンクを介する追加的なユーザとの会話を始めるためのリクエストに対するサーバの実際の受入率(例えば、許容される秒当たりの実際のバイト数)とターゲット受入率とに基づいて受け入れられまたは拒絶されうる。例えば、リクエストは、実際の受入率とターゲット受入率との差に基づいて受け入れられまたは拒絶されうる。このように、ピアリングリンクの通信パフォーマンスは、維持され、および/または、ピアリングリンクの利用が最大化されうる。
再送信率は、第1の時間間隔(例えば、1分)内に始められたピアリングリンクを介したユーザとサーバ間の会話に基づきうる。ヒストリカルな再送信率は、第2の時間間隔(例えば、1日)内に発生したピアリングリンクを介したユーザとサーバとの間の会話に基づきうる。
続く議論において、ピアリングリンクはサーバのオペレータとネットワーク上の別のエンティティとの間のリンクを含みうる。例えば、エンティティとオペレータとは、無料すなわち支払い無し(settlement−free)で互いのためにデータパケットを輸送することに合意しうる(例えば、ピアリング合意に基づいて)。一部の実施形態においてピアリングリンク上で輸送されたデータに対する支払いがありうるが、一般的に、ピアリングリンクは、課金することなく互いのユーザにデータパケットを輸送することを合意するネットワーク上の2つのエンティティの間のリンクをいう。他方のエンティティはISPでありうる。
さらに、トランジットリンクはサーバとISP間のリンクを含み、そこでは、ISPが、サーバへの、および、サーバからのデータを輸送するためにサーバのオペレータに課金しうる。トランジットリンクのより一般的な定義は、ネットワーク上の、エンティティのうちの少なくとも1つがデータパケットを輸送するために他方に課金する、2つのエンティティ間のリンクである。
いくつかの実施形態において、サーバのオペレータはISPまたはアプリケーションプロバイダである。
ネットワークは、インターネットまたはワールドワイドウェブ(WWW)、イントラネット、ローカルエリアネットワーク(LAN)(例えば、IEEE802.11またはWiFi)、ワイドエリアネットワーク(WAN)(例えば、IEEE802.16またはWiMAX)、メトロポリタンエリアネットワーク(MAN)、サテライトネットワーク、ワイヤレスネットワーク(例えば、セルラーテレホンネットワーク)、オプティカルネットワーク、および/または、ネットワークまたはコンピューティングシステムもしくは電子デバイス間の通信を可能にする他の技術の組合せを含みうる。
ネットワークを含む通信システムの実施形態を記述する。図1は、通信システム100を例証するブロックダイアグラムを表す。このシステムでは、サーバ110−1がデータ(例えば、ビデオデータストリーム)をユーザ(例えば、ユーザ122)にルータ112およびネットワーク(例えば、インターネット)を介して提供する。これらのいわゆるユーザとサーバ110−1間の「接続」または「会話」は、トランジットリンク114、および/または、ピアリングリンク116を含みうるリンクを介しうる。前述したように、所与のユーザと関連するピアリングリンクはBGP情報に基づいて識別されうる。
ピアリングリンク116はISP120−3(そしてより一般的には、ネットワーク上のエンティティと)と関連しうる一方、トランジットリンク114は、ISP120−1,および/または,120−2と関連しうる。さらに、ISP120−1および120−2は、ISP120−3またはサーバ110−1(ISP120のうちの1つと関連してもしなくてもよい)とは、ネットワークにおいて異なるステイタスまたは階層(tier)1を有しうる。例えば、ISP120−1および120−2は、階層1のプロバイダでありうるし、ISP120−3は、階層2または3のプロバイダでありうる。しかしながら、ISP120は、異なる階層のプロバイダであってもよいし、なくてもよい。さらに、前述したように、ISP120−3は、サーバ110−1のオペレータとのピアリング合意を締結しうるが(即ち、ISP120−3は、データをサーバ110−1のオペレータに課金せずに(即ち、支払い無料の輸送)ISP120−3によって操作されるサブネットワークにおけるユーザ122へ,または,ユーザ122からデータを輸送しうる)、ISP120−1および120−2は、データを輸送するためにサーバ110−1のオペレータによって料金を支払われうる。
不幸にも、サーバ110−1がユーザ122にデータを提供している場合に、たとえ、ピアリングリンク116における他のピアリングリンクが追加的な会話のために利用できる十分な容量をまだ有していたとしても、ピアリングリンク116のうちの1つ以上はその最大の容量に到達しうる。これは影響を受けたピアリングリンクに関する失われたデータパケットとなりうる。さらには、このようなパフォーマンス低下はサーバ110−1のリソース制限により発生しうる。
これらのパフォーマンス課題に対処するために、例えばサーバ110−1のような通信システム100における1つ以上のサーバはピアリングマネジャー124を含みうる。このピアリングマネジャーは所与のピアリングリンクを介する新ユーザと会話を始めるためリクエストを受け取るか否かを決定しうるか、および/または、所与のピアリングリンクを介する1つ以上のユーザ122との既存の会話に関連した追加的なデータを受け取るか否かを決定しうる。例えば、ピアリングマネジャー124の決定は、少なくとも部分的に、1つ以上の時間間隔の間に例えば観察された通信コントロールプロトコル(TCP)損失率(Loss rates)のような所与のピアリングリンクと関連したパフォーマンス測定値を基礎にしうる。リクエストが拒否される場合、ピアリングマネジャー124は、1つ以上のユーザを例えばサーバ110−2のようなネットワークにおける1つ以上の追加的なサーバにリダイレクトする命令を提供しうる。
図2および図3と関連してさらに下記に述べるように、動作中、ピアリングマネジャー124は、最近始められた会話中(例えば最後の分の間)の所与のリンクを介して輸送されたデータパケットの再送信率を決定し、かつ、より長い時間間隔の間(例えば先立つ日の間)に発生した会話中の所与のピアリングリンクを介して輸送されたデータパケットのヒストリカルな再送信率を決定しうる。これらの再送信率の比較に基づいて、ピアリングマネジャー124は、ターゲット受入率を調節するか、または、所与のピアリングリンクを介する新しい会話を始めるためのリクエスト、および/または、所与のピアリングリンクを介する現存する会話と関連した追加的なデータを受け取るためのリクエストを拒否しうる。さらに、ピアリングマネジャー124は、ターゲット受入率と実際の受入率とに基づいてそのようなリクエストを受け入れまたは拒否しうる。
ピアリングマネジャー124は、少なくとも部分的に、コレクタ126により集められた統計的情報を用いてこれらの再送信率を決めうる。特に、コレクタ126は、会話、リンクおよび、例えば、1つ以上の時間間隔における、TCP損失率のような関連した再送信率についての情報を集めうる。
さらに、ネットワークにおける会話はノード118間の多数なホップ(hops)を介して起こりうる。ISP120−1および120−2は、適当なルーティング、および/または、請求を決めるために特定のユーザに対するサブネットワークにおける所与のノードの相対的なロケーションに関する情報を提供しうる。いくつかの実施形態において、この情報は、BGP情報、RIB情報、および/または、CIDR(クラスのないドメイン間ルーティング)ブロックを含み、CIDRは、特定のリンクと関連したIPの範囲のリストを含む。同様に、ISP120−3は、サーバ110−1のオペレータとのピアリング合意の誤用を防ぐためにそのサブネットワークにおけるユーザ122に対して、例えばBGP情報のような情報を提供しうる。
いくつかの実施形態において、ピアリングマネジャー124は、どのユーザが所与のピアリングリンクと関連するかを決定するために、例えばBGP情報のような情報を用いてもよい。いくつかの実施形態において、ルータ112は情報を受け取り、この情報は、ピアリングマネジャー124によるその後の使用のためにコレクタ126によって集められうる。
サーバ110−1との通信を調整することにより、この技術は、揺ぎ無く、かつ、ビデオストリームのリバッファリングのような、パフォーマンス低下を減少または削減して、1つ以上のピアリングリンク116を介する高利用の通信を促進する。さらに、この技術は、ピアリングリンク116を過供給(例えば、ピアリングリンク116のうちの1つ以上に関する過剰な容量がオーバーフロー状態を起こすことなく用いられる。)することなくこのような通信を促進しうる。
通信システム100は、より少ないコンポーネントまたは追加的なコンポーネントを含みうる。例えば、16個のサーバ110があり、その各々が関連したピアリングマネジャーを有しうる。(たとえ、これらのピアリングマネジャーが、互いに独立して動作するとしても、それらは、同時にあふれる共通のバッファと関連した同じフィードバック情報を用いうる。結果として、もし、ピアリングマネジャーのうちの1つ以上がアグレッシブならば、他のピアリングマネジャーは、それほどアグレッシブではなくても十分であり、ピアリングリンク116の全体容量が維持されうる。)さらに、2つ以上のコンポーネントが単一のコンポーネントに結合され、および/または、1つ以上のコンポーネントの位置が変更されうる。例えば、ピアリングマネジャー124は多数のサーバ110と関連した通信を調整しうる。
サーバとの通信を調整する方法の実施形態を述べる。図2は、サーバを含むシステムまたはサーバに含まれるシステムによって実施されうる、サーバ(例えば、図1におけるサーバ110−1のような)との通信を調整するためのプロセス200を示すフローチャートを示す。動作中、システムは、第1のセットの会話における所与の会話が第1の時間間隔内に始められた、ネットワークにおけるピアリングリンクを介するあるグループのユーザとサーバとの間の第1のセットの会話中のデータパケットの再送信率を決定する(210)。それから、システムは、その再送信率と、第2のセットの会話における所与の会話が第2の時間間隔(212)内に生じた、ピアリングリンクを介した第2のグループのユーザとサーバとの間の第2のセットの会話中のヒストリカルなデータパケットの再送信率とを比較する。第2のセットの会話は、第1のセットの会話を含み、第2のグループのユーザは第1のグループのユーザを含み、第2の時間間隔は第1の時間間隔を含む。
次に、システムは、再送信率とヒストリカルな再送信率(214)との比較に基づいてピアリングリンクを介する追加的なユーザと会話を始めるためのリクエストに対するサーバのターゲット受入率を調節する。さらに、システムは、ピアリングリンクを介する追加的なユーザとの会話を始めるためのリクエストに対するサーバの実際の受入率と、ターゲット受入率とに基づいて、ピアリングリンクを介する別のユーザとサーバとの間の会話を始めるためのリクエストを受け入れるか、または、拒否し、それにより、ピアリングリンクの通信パフォーマンスを維持する(216)。
図3は、サーバ(例えば、図1におけるサーバ110−1)との通信を調整するための、サーバを含むシステムまたはサーバに含まれるシステムによって実行されうるプロセス300を例示するフローチャートを示す。動作中、サーバとの通信が開始しうる(310)。例えば、ユーザは所与のピアリングリンクを介してサーバに接続しうる。このユーザがどのリンクを用いているかは、例えば図1のコレクタ126のような、外的システムからの最新のBGP情報を用いて決定され、コレクタ126は、ネットワークにおけるルータのルート反射(route reflection)に基づいてこの情報を集めうる。特に、この情報はネットワークにおける各リンクに対するルータインターフェースおよびRIBを提供し、所与のユーザに関連した入来データは、そのIPアドレスをその提供されたRIBのうちの1つとマッチングすることにより、所与のリンクに配属されうる。
それから、システムは、集められた統計的情報に基づいて所与のピアリングリンクを介する新しい会話(例えば、最後の分に始まった会話)に対する現在の再送信率(312)および、所与のピアリングリンクを介するヒストリカルな再送信率(例えば、その先立つ日または日々の間に発生した会話)を決定しうる(314)。遅い接続を有するユーザと関連した損失率に基づく調整のバイアスを防止するために、現在の再送信率は新しいユーザ、例えば、最後の分に会話を始めたユーザに基づいて決定されうる。さらに、ベースラインとしてヒストリカルな再送信率を用いることによって、ターゲット受入率は、所与のリンクに関する「通常の」損失率(リンクによって異なりうる)に関して調節されうる(以下でさらに説明される)。
これらの再送信率は1つ以上の時間間隔の間のTCP損失率に基づき、該TCP損失率は、ネットワーク容量に関連するパフォーマンス低下の測定値を提供する。特に、Linuxにおけるいわゆる「getsocketopt」システムコールを用いて、各ソケットの再送信されたTCPデータパケットの数が決定されうる。この値をこのソケットに対する最大セグメントサイズによって乗算し、それを送られたバイト数で除算することは、データパケットの損失率に対する近似を提供しうる。
さらに、いくつかの実施形態においてヒストリカルな再送信率は再送信率の分布のモーメントを含む。例えば、そのモーメントは再送信率のメジアンを含み、再送信率は24時間にわたり毎分決定されうる。このアプローチは、統計的異常値の影響を減少させまたは削減しうる。
次に、システムは、現在の再送信率を閾値に関するヒストリカルな再送信率と比較しうる(316)。例えば、システムは現在の再送信率とヒストリカルな再送信率との差を計算しうる。例示的な実施形態において、現在の再送信率がヒストリカルな再送信率を3%より多く上回ると、所与のピアリングリンクと関連したターゲット受入率は調節されうる(318)(そして、特に、減少される)。この閾値は所与のピアリングリンクを介する通話中のパフォーマンスを維持することに役立つマージンを提供しうる。
典型的な実施形態において、システムは、ヴァンヤコブセン管理モデル(Van Jacobsen control model)を用いて所与のピアリングリンクと関連したターゲット受入率を調節する。特に、所与のピアリングリンクと関連したターゲット受入率は、乗算係数を用いて増加され、別の乗算係数を用いて減少されうる。他の実施形態において、所与のピアリングリンクと関連したターゲット受入率は、加算増分を用いて増加され、および/または、所与のピアリングリンクと関連したターゲット受入率は、他の加算増分を用いて減少されうる。しかし、乗算係数の使用は、非常に異なる容量をもっているピアリングリンクに対するターゲット受入率の調節を促進し、オーバーシューティングや遅い応答を避けうる。
前述したように、異なる時間間隔内の再送信率の比較は、ターゲット受入率における増大に対し抑制または上限を引き起こし得る。さらに、所与のピアリングリンクと関連したターゲット受入率は、最小値よりも大きくなりうるし最大値よりも小さくなりうる(再送信率とかかわりなく)。さらに、所与のピアリングリンクと関連したターゲット受入率は、所与のピアリングリンクと関連した実際の受入率の2倍以下でありうる。
所与のピアリングリンクと関連したターゲット受入率に対する調節(特に、ターゲット受入率に対する減少分)は、毎分決定されうる(しかし、以下で議論されるように、ターゲット受入率に対する増分は会話が終了するときはいつでも起こり得る)。現在の再送信率とヒストリカルな再送信率間の差が閾値以下であるときは、ターゲット受入率は乗算係数により増大され、乗算係数は他の乗算係数より10倍小さい。さらに、会話が終了するとき、所与のピアリングリンクと関連した実際の受入率は減少し、そして所与のピアリングリンクと関連したターゲット受入率は増大させられ、その結果、典型的なビデオの時間間隔(例えば1分)と略等しい時間間隔の後、増分は10%に等しくなりうる(実際上、1本の新しいビデオの代わりに、1.1本の新しいビデオが受け入れのターゲットになりうる。)。この増加は、加算増分に基づき、加算増分は、ターゲット受入率における増加率が乗算係数と関連したターゲット受入率における減少率未満になるように選択されうる。例えば、時間の関数としての増加率は、加算増分が乗算係数の効果をキャンセルするために10倍長くかかりうるように時間の関数としての減少率よりも10倍小さくなりうる。
対照的に、現在の再送信率とヒストリカルな再送信率との間の差がその閾値よりも大きいとき、ターゲット受入率は他の乗算係数によって減少されうる。この減少は、1分間隔で実行されうる。いくつかの実施形態において、減少されたターゲット受入率は旧ターゲット受入率の1.5倍に等しい。
比較がその閾値(316)よりも小さい場合、またはターゲット受入率が調節された後(318)、システムはリクエスト(320)、例えば、新ユーザとサーバ間の新しい会話のためのリクエストまたは別のユーザとサーバとの間の現存する会話中における追加的なデータを通信するためのリクエストを調整しうる。特に、サーバは、所与のピアリングリンクと関連したターゲット受入率と所与のピアリングリンクと関連した実際のターゲット受入率とに基づいてピアリングリンクを介する会話(新しいまたは現存する)に対するあらゆるリクエストを受け入れまたは拒否しうる。例えば、実際の受入率がターゲット受入率を超過する場合、リクエストは拒否され、実際の受入率がターゲット受入率より小さいとき、リクエストは受け入れられうる。リクエストが拒否されるとき、ユーザは他のサーバに行くように命令(例えば、ハイパーテキストプロトコルまたはHTTPリダイレクトを用いて)されうる。
いくつかの実施形態において、ターゲット受入率は所与のピアリングリンクを介する秒当たりに許容するバイト数のターゲットを示し、実際の受入率は所与のリンクを介する秒当たり許された実際のバイト数に対するターゲットを示す。しかし、いくつかの実施形態において、新しい会話と関連した実際の受入率は、現在の秒当たりの許容されたビット数に新しい会話と関連した秒当たりの予期ビット数を加えたものである。同様に、会話が終了するとき、実際の受入率は、この会話と関連した秒当たりの予期ビット数だけ減少させられうる。
他の実施形態において、調整の技術は異なるパラメータを用いうる。例えば、再送信率を決定するために用いられる時間間隔は異なってもよいし、異なる量のマージン(例えば、異なる閾値)が、現在の再送信率とヒストリカルな再送信率とを比較する場合に、用いられうる。さらに、メジアン以外の再送信分布の1つ以上のモーメントが用いられうる(例えば、平均)。
さらに、TCPデータパケット損失率を用いる代わりに、他の実施形態においては、ネットワーク容量を示す他の測定値が用いられる。該測定値には、ルータ(例えば、図1におけるルータ112)における失われたデータパケット、失われたプローブトラフィックのパーセント、またはヘッドルームの量(ここでヘッドルームはリバッファリング無しに再生するために必要とされるバイト数に対する輸送されたバイトの割合をいう)。例えば、所与のピアリングリンク上のすべてのユーザに対するヘッドルームが1.0より下である場合、リバッファリングが、起こり得るが、ヘッドルームのより大きな値に対しては、典型的にリバッファリングの必要性がない。
さらに、先の議論は、リクエストを読むコスト、および/または、リダイレクト命令を発行するコストを無視したが(1MB以上のダウンロードのような非常に大きなダウンロードにとって適当でありうる)、他の実施形態においては、調整技術はこれらの動作と関連したコストを含みうる。
プロセス200(図2)および300のいくつかの実施形態において、追加的な、または、より少ない動作がある。さらに、動作の順は変更しうるし、2つ以上の動作はひとつの動作に結合されうる。
サーバ(例えば、図1のサーバ110−1)との通信を調整する方法の少なくとも一部を実施しうるシステムの実施形態を述べる。図4は、システム400の実施形態を示すブロックダイアグラムを表す。システム400は、1つ以上のプロセッサ410、通信インターフェース412、ユーザインターフェース414およびこれらのコンポーネントを互いに結合する1つ以上の信号ライン422を含んでいる。1つ以上のプロセシングユニット410は平行プロセッシング、および/または、多層(multi−threaded)な動作をサポートし、通信インターフェース412は一貫した通信接続を持ち、1つ以上の信号ライン422は通信バスを構成しうる。さらに、ユーザインターフェース414は、ディスプレイ416、キーボード418、および/または、マウスのようなポインタ420を含みうる。
システム400におけるメモリ424は揮発性のメモリ、および/または、非揮発性のメモリを含みうる。より具体的には、メモリ424はROM、RAM、EPROM、EEPROM、Flash、1つ以上のスマートカード、1つ以上の磁気ディスク記憶デバイス、および/または、1つ以上の光学記憶デバイスを含みうる。メモリ424は、ハードウェアに依存したタスクを実行するための種々の基本システムサービスを取り扱うための手順(または1セットの命令)を含むオペレーティングシステム426を記憶しうる。図4には示されていないが、オペレーティングシステム426はウェブベージの情報を提供、および/または、レンダリングするためのブラウザ(またはセットの命令)を含みうる。メモリ424は通信モジュール428において通信手順(または1セットの命令)をも格納しうる。これらの通信手順は、システム400に対して遠隔に位置するコンピュータ、デバイス、および/または、サーバ等、1つ以上のコンピュータ、デバイス、および/または、サーバと会話するために用いられる。
メモリ424は、ピアリングマネジャーモジュール430(または1セットの命令)を含む1つ以上のプログラムモジュール(または1セットの命令)も含みうる。ピアリングマネジャーモジュール430は、異なる時間間隔の間の再送信率440を決定するために、ネットワークにおける1つ以上のリンクを介するユーザとサーバとの間の会話(例えば、リンクA434−1の会話A、および/または、リンクA434−2の会話B)と関連するもののような通信統計432を解析しうる。例えば、直近の分に始められた所与のリンクと関連した会話に対する再送信率が決定されうる。同様に、直近の日における所与のリンクと関連した会話に対するヒストリカルな再送信率が決定されうる。会話およびいつ会話が始められたか(および会話が続行中か否か)に関する情報はピアリングマネジャーデータ436に含まれうる。ピアリングマネジャーデータ436は複数のリンク(リンクA438−1、および/または、リンクB438−2)に対するそのような情報を含む。
再送信率440に基づいて、ピアリングマネジャーモジュール430は1つ以上のリンクについての1つ以上のターゲット受入率442を決定しうる。例えば、ターゲット受入率442はヴァンヤコブセン管理モデルに基づいて調節されうる。さらに、これらのリンクに対するターゲット受入率442および実際の受入率444(通信統計432を用いて決定されうる)に基づいて、ピアリングマネジャーモジュール430は所与のリンク上の別のユーザとの別の会話を始めるためのリクエスト446を受け入れまたは拒否しうる。
いくつかの実施形態において、ピアリングマネジャーモジュール430は、リクエスト446が拒否されたとき別のサーバを推薦しうる。さらに、いくつかの実施形態において、ピアリングマネジャーモジュール430は、1つ以上の会話が終了するとき1つ以上のリンクに対する1つ以上のターゲット受入率442を増加させうる。
メモリ424における種々のモジュールにおける命令は、ハイレベルなプロセス言語、オブジェクト指向のプログラミング言語、および/または、アセンブリまたはマシン言語において実施されうる。プログラミング言語は、コンパイルされ、または、解釈されうる。即ち、プログラミング言語は、1つ以上のプロセスユニット410によって実行されるように構成可能、または、構成されている。
システム400は、多くの別個のンポーネントを有しているものとして示されているけれども、図4は、本明細書において記述された実施形態の構造的概念図としてよりもむしろシステム400に存在しうる種々の特徴の機能的記述であるように意図されている。実践において、当業者によって認識されるように、システム400の機能は、非常に多くのサーバまたはコンピュータ上に分散され、種々のグループのサーバまたはコンピュータがその機能の特別なサブセットを実行しうる。
いくつかの実施形態において、システム400の機能のいくつかまたは全ては1つ以上の特定用途集積回路(ASIC)、および/または、1つ以上のデジタル信号プロセッサ(DSP)において実行されうる。
システム400は、より少ないコンポーネントまたは追加的なコンポーネントを含みうる。さらに、2つ以上のコンポーネントは単一のコンポーネントに結合されうるとともに、および/または、1つ以上のコンポーネントの位置は変更されうる。いくつかの実施形態において、その技術において知られているように、システム400の機能は、ハードウェアにおいてより多くそしてソフトウェアにおいてより少なく、または、ハードウェアにおいてより少なくそしてソフトウェアにおいてより多く実施されうる。
システム400で用いうるデータ構造の実施形態を記述する。図5は、データ構造500の実施形態を例示するブロックダイアグラムを表す。このデータ構造は通信統計510を含みうる。例えば、通信統計510−1は、1つ以上のIPアドレス512−1、1つ以上のリンク514−1、および/または、統計516−1を含みうる(例えば、TCP損失率)。
図6は、データ構造600の実施形態を例示するブロックダイアグラムを表す。このデータ構造はリンク610についての情報を含みうる。例えば、リンク610−1についての情報は、ターゲット受入率612−1、実際の受入率614−1、および/または、対応する会話618−1が始められたときまたは終了されたときを示す1つ以上のタイムスタンプ616−1を含みうる。
いくつかの実施形態において、データ構造500(図5)および600はより少ないまたは追加的なコンポーネントを含みうる。さらに、2つ以上のコンポーネントは単一のコンポーネントに結合され、および/または、1つ以上の位置が変更されうる。
先の実施形態は、例示的実施例としてピアリンクリンクを介する通信の調整を用いたが、他の実施形態において前述した技術は、1つ以上のトランジットリンクのような他のタイプのリンクを介する通信を調整するように用いられうる。
前述の実施形態は、例示および記述の目的のために提示されたものである。それらは、排他的であったり現在の実施形態を開示された形態に限定する意図はない。したがって、多くの応用および変形が当業者に明らかになるであろう。さらに、上記開示は本願の実施形態を限定するように意図されていない。現在の実施形態の範囲は添付の特許請求の範囲により定義される。

Claims (24)

  1. サーバとの通信を調整する方法であって、
    ネットワークのピアリングリンクを介するグループのユーザと該サーバとの間の第1のセットの会話の間のデータパケットの再送信率を決定することであって、該第1のセットの会話における所与の会話は第1の時間間隔内の任意の時間において始められた、ことと、
    該再送信率と、該ピアリングリンクを介する第2のグループのユーザと該サーバとの間の第2のセットの会話の間のデータパケットのヒストリカルな再送信率とを比較することであって、該第2のセットの会話における所与の会話は第2の時間間隔内の任意の時間において発生し、該第2のセットの会話は該第1のセットの会話を含み、該第2のグループのユーザ第1のグループのユーザを含み、該第2の時間間隔は該第1の時間間隔を含む、ことと、
    該再送信率と該ヒストリカルな再送信率との比較に基づいて該ピアリングリンクを介する追加的なユーザとの会話を始めるためのリクエストに対する該サーバのターゲット受入率を調節することと、
    該ピアリングリンクを介する該追加的なユーザとの会話を始めるためのリクエストに対する該サーバの実際の受入率と、該ターゲット受入率とに基づいて、該ピアリングリンクを介する別のユーザと該サーバとの間の会話を始めるためのリクエストを受け入れること、または、拒絶することにより、該ピアリングリンクの通信パフォーマンスを維持することと
    を含む方法。
  2. 記ネットワークはインターネットを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 記第1の時間間隔は1分を含む、請求項1に記載の方法。
  4. 記第2の時間間隔は1日を含む、請求項1に記載の方法。
  5. 記ヒストリカルな再送信率は前記第2の時間間隔内の再送信率の分布のモーメントを含む、請求項1に記載の方法。
  6. 記モーメントはメジアン(median)を含む、請求項5に記載の方法。
  7. 記ネットワークは別のサーバと結合されている少なくとも1つのトランジットリンクを含み、
    該少なくとも1つのトランジットリンクは該サーバをインターネットサービスプロバイダに結合する、請求項1に記載の方法。
  8. 記リクエストの拒否は他のユーザを他のサーバにリダイレクトする指示を含む、請求項7に記載の方法。
  9. 記リクエストを受け入れること、または、拒否することは、前記実際の受入率と前記ターゲット受入率との間の差に基づく、請求項1に記載の方法。
  10. アリングリンクは、前記サーバと前記ネットワーク上の別のエンティティとの間の支払い無料のリンクを含む、請求項1に記載の方法。
  11. 記第2のセットの会話についての統計情報を集めることをさらに含み、
    前記再送信率は、少なくとも部分的に、該集められた統計情報に基づいて決定される、請求項1に記載の方法。
  12. GP(Border Gateway Protocol)情報に基づいて、どの会話が前記ピアリングリンクに関連付けられそうであるかを決定すること
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  13. 記サーバの前記ターゲット受入率は最小値より大きく、かつ、最大値より小さい、請求項1に記載の方法。
  14. 記サーバの前記ターゲット受入率は前記サーバの実際の受入率の2倍より小さい、請求項1に記載の方法。
  15. 記ターゲット受入率はヴァンヤコブセン(van Jacobsen)管理モデルに基づいて調節される、請求項1に記載の方法。
  16. 記ターゲット受入率は、前記再送信率と前記ヒストリカルな再送信率との差に基づいて調節される、請求項1に記載の方法。
  17. 記ターゲット受入率は、前記再送信率が所定の値だけ前記ヒストリカルな再送信率を超えた場合に調節される、請求項1に記載の方法。
  18. 記調節は前記ターゲット受入率を乗算係数によって減少させることを含む、請求項17に記載の方法。
  19. 話が終了する場合に、前記ターゲット受入率を加算増分によって増加させることをさらに含み、
    該加算増分は、該ターゲット受入率の関連する増加率が前記乗算係数に関連するターゲット受入率の減少率よりも小さくなるように選択される、請求項18に記載の方法。
  20. 話が終了する場合に、前記ターゲット受入率を増加させることをさらに含む、請求項17に記載の方法。
  21. コンピュータシステムとともに使用するためのコンピュータプログラであって、
    該コンピュータプログラは、コンピュータ読み出し可能な命令を含み、該命令は、該コンピュータシステムによって実行されると、
    ネットワークにおけるピアリングリンクを介するグループのユーザとサーバとの間の第1のセットの会話の間のデータパケットの再送信率を決定するステップであって、該第1のセットの会話における所与の会話は第1の時間間隔内の任意の時間において始められた、ステップと、
    該再送信率と、該ピアリングリンクを介する第2のグループのユーザと該サーバとの間の第2のセットの会話中のデータパケットのヒストリカルな再送信率とを比較するステップであって、該第2のセットの会話における所与の会話は第2の時間間隔内の任意の時間において発生し、該第2のセットの会話は該第1のセットの会話を含み、該第2のグループのユーザは1のグループのユーザを含み、該第2の時間間隔は該第1の時間間隔を含む、ステップと、
    該再送信率と該ヒストリカルな再送信率との比較に基づいて該ピアリングリンクを介する追加的なユーザと会話を始めるためのリクエストに対する該サーバのターゲット受入率を調節するステップと、
    該ピアリングリンクを介する該追加的なユーザとの会話を始めるためのリクエストに対する該サーバの実際の受入率と、該ターゲット受入率とに基づいて、該ピアリングリンクを介する別のユーザと該サーバとの間の会話を始めるためのリクエストを受け入れ、または、拒否することによって、該ピアリングリンクの通信パフォーマンスを維持するステップ
    実行することを該コンピュータシステムに行わせる、コンピュータプログラム
  22. コンピュータシステムであって、
    計算手段と、
    メモリと、
    プログラムモジュールと
    を含み、
    該プログラムモジュールは、該メモリに格納され、該手段によって実行されるように構成され、
    該プログラムモジュールは、
    ネットワークにおけるピアリングリンクを介するグループのユーザサーバとの間の第1のセットの会話の間のデータパケットの再送信率を決定するための命令であって、該第1のセットの会話における所与の会話は第1の時間間隔内の任意の時間において始められた、命令と、
    該再送信率と、該ピアリングリンクを介する第2のグループのユーザと該サーバとの間の第2のセットの会話の間のデータパケットのヒストリカルな再送信率とを比較するための命令であって、該第2のセットの会話における所与の会話は第2の時間間隔内の任意の時間において発生し、該第2のセットの会話は該第1のセットの会話を含み、該第2のグループのユーザは1のグループのユーザを含み、該第2の時間間隔は該第1の時間間隔を含む、命令と、
    該再送信率と該ヒストリカルな再送信率との比較に基づいて該ピアリングリンクを介する追加的なユーザと会話を始めるためのリクエストに対する該サーバのターゲット受入率を調節するための命令と、
    該ピアリングリンクを介する該追加的なユーザとの会話を始めるためのリクエストに対する該サーバの実際の受入率と該ターゲット受入率とに基づいて、該ピアリングリンクを介する別のユーザと該サーバとの間の会話を始めるためのリクエストを受け入れること、または、拒否することによって、該ピアリングリンクの通信パフォーマンスを維持するための命令と
    を含む、コンピュータシステム。
  23. コンピュータシステムであって、
    プロセッサと、
    メモリと、
    プログラムモジュールと
    を含み、
    該プログラムモジュールは該メモリに格納され、該プロセッサによって実行されるように構成され、
    該プログラムモジュールは、
    ネットワークにおけるピアリングリンクを介するグループのユーザサーバとの間の第1のセットの会話の間のデータパケットの再送信率を決定するための命令であって、第1のセットの会話における所与の会話は第1の時間間隔内の任意の時間において始められた、命令と、
    該再送信率と、該ピアリングリンクを介する第2のグループのユーザと該サーバとの間の第2のセットの会話の間のデータパケットのヒストリカルな再送信率とを比較するための命令であって、該第2のセットの会話における所与の会話は第2の時間間隔内の任意の時間において発生し、該第2のセットの会話は該第1のセットの会話を含み、該第2のグループのユーザ第1のグループのユーザを含み、該第2の時間間隔は該第1の時間間隔を含む、命令と、
    該再送信率と該ヒストリカルな再送信率との該比較に基づいて該ピアリングリンクを介する追加的なユーザとの会話を始めるためのリクエストに対する該サーバのターゲット受入率を調節するための命令と、
    該ピアリングリンクを介する該追加的なユーザとの会話を始めるためのリクエストに対する該サーバの実際の受入率と該ターゲット受入率とに基づいて、該ピアリングリンクを介する別のユーザと該サーバとの間の会話を始めるためのリクエストを受け入れること、または、拒否することによって、該ピアリングリンクの通信パフォーマンスを維持するための命令と
    を含む、コンピュータシステム。
  24. サーバであって、
    ユーザと該サーバとの間のデータパケットを通信するように構成されたピアリングリンクを含むネットワークに結合するように構成された入力ノードと、
    ピアリングマネジャーと
    を含み、
    該ピアリングマネジャーは、
    該ピアリングリンクを介するグループのユーザと該サーバとの間の第1のセットの会話の間のデータパケットの再送信率を決定することであって、該第1のセットの会話における所与の会話はある時間間隔内の任意の時間において始められるようになっている、ことと、
    該再送信率と、該ピアリングリンクを介する第2のグループのユーザと該サーバとの間の第2のセットの会話の間のデータパケットのヒストリカルな再送信率とを比較することであって、該第2のセットの会話における所与の会話は別の時間間隔内の任意の時間において発生するようになっており、該第2のセットの会話は第1のセットの会話を含み、該第2のグループのユーザ第1のグループのユーザを含み、該別の時間間隔は該時間間隔を含む、ことと、
    該再送信率と該ヒストリカルな該再送信率との比較に基づいて、該ピアリングリンクを介する追加的なユーザとの会話を始めるためのリクエストに対する該サーバのターゲット受入率を調節することと、
    該ピアリングリンクを介する該追加的なユーザとの会話を始めるためのリクエストに対する該サーバの実際の受入率と該ターゲット受入率とに基づいて、該ピアリンクを介する別のユーザと該サーバとの間の会話を始めるためのリクエストを受け入れること、または、拒否することによって、該ピアリングリンクの通信パフォーマンスを維持することと
    を行うように構成されている、サーバ。
JP2011507597A 2008-05-02 2009-04-29 リンクトラフィックを調整する技術 Active JP5408811B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US12/114,350 2008-05-02
US12/114,350 US7882231B2 (en) 2008-05-02 2008-05-02 Technique for regulating link traffic
PCT/US2009/042045 WO2009134845A2 (en) 2008-05-02 2009-04-29 Technique for regulating link traffic

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011524107A JP2011524107A (ja) 2011-08-25
JP5408811B2 true JP5408811B2 (ja) 2014-02-05

Family

ID=41255747

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011507597A Active JP5408811B2 (ja) 2008-05-02 2009-04-29 リンクトラフィックを調整する技術

Country Status (10)

Country Link
US (1) US7882231B2 (ja)
EP (1) EP2314037B1 (ja)
JP (1) JP5408811B2 (ja)
KR (1) KR101537835B1 (ja)
CN (1) CN102067547B (ja)
AU (1) AU2009243136B2 (ja)
BR (1) BRPI0912001A2 (ja)
CA (1) CA2723208C (ja)
DE (1) DE202009019134U1 (ja)
WO (1) WO2009134845A2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8817653B2 (en) * 2009-10-30 2014-08-26 At&T Intellectual Property I, L.P. Detecting irregular retransmissions
KR101917766B1 (ko) * 2012-05-25 2018-11-13 삼성전자주식회사 무선 통신 시스템에서 혼잡 제어 방법 및 장치
CN103796228B (zh) * 2012-10-31 2018-09-11 中兴通讯股份有限公司 一种无线网络毛细管道性能评估方法及装置
US8959152B2 (en) 2012-12-13 2015-02-17 Microsoft Corporation Peer-to-peer communication to increase download throughput
CN105208067A (zh) * 2014-06-26 2015-12-30 格瑞菲技术有限公司 异步多源流式传输
CN113206795B (zh) * 2021-04-12 2022-05-17 烽火通信科技股份有限公司 传输策略调整方法、装置、设备及可读存储介质

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6307867B1 (en) * 1998-05-14 2001-10-23 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Data transmission over a communications link with variable transmission rates
EP2265075B1 (en) * 2000-06-26 2017-08-09 Panasonic Intellectual Property Corporation of America Mobile communication system wherein data transmission rate values are reported from the mobile station to the base station
KR100695830B1 (ko) * 2000-09-05 2007-03-19 유티스타콤코리아 유한회사 무선통신 시스템에서 데이터 반복 전송 방법
KR100735692B1 (ko) * 2001-07-12 2007-07-06 엘지전자 주식회사 적응 부호화와 재전송을 이용한 부호화 변환 방법
WO2003028237A1 (en) * 2001-09-28 2003-04-03 Divxnetworks, Inc. Dynamic bit rate control process
US7225459B2 (en) * 2001-10-17 2007-05-29 Numerex Investment Corproation Method and system for dynamically adjusting video bit rates
TWI250741B (en) * 2003-02-26 2006-03-01 Realtek Semiconductor Corp Method for automatically and dynamically adjusting packet transmission speed of wireless communication network system
US7729252B2 (en) * 2003-05-30 2010-06-01 Alcatel-Lucent Usa Inc. Methods and devices for providing fast and robust overload control
JP2005065177A (ja) * 2003-08-20 2005-03-10 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> P2p通信システムにおける接続リンク数制御方法、情報処理装置、およびリンク数制御プログラム
US20070008884A1 (en) * 2003-10-08 2007-01-11 Bob Tang Immediate ready implementation of virtually congestion free guarantedd service capable network
US7243284B2 (en) * 2003-12-11 2007-07-10 International Business Machines Corporation Limiting number of retransmission attempts for data transfer via network interface controller
JP4687343B2 (ja) * 2005-09-06 2011-05-25 日本電気株式会社 チャネル帯域占有率評価方法、無線通信システム、チャネル帯域占有率評価装置及びプログラム
JP4805081B2 (ja) * 2006-09-29 2011-11-02 富士通株式会社 無線中継装置、無線中継方法および無線中継プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
KR101537835B1 (ko) 2015-07-17
WO2009134845A3 (en) 2010-02-18
WO2009134845A2 (en) 2009-11-05
AU2009243136A1 (en) 2009-11-05
BRPI0912001A2 (pt) 2015-10-13
KR20110013408A (ko) 2011-02-09
EP2314037B1 (en) 2017-08-09
CA2723208C (en) 2013-06-18
EP2314037A2 (en) 2011-04-27
JP2011524107A (ja) 2011-08-25
US20090276518A1 (en) 2009-11-05
CN102067547A (zh) 2011-05-18
US7882231B2 (en) 2011-02-01
CN102067547B (zh) 2014-05-28
DE202009019134U1 (de) 2017-01-15
CA2723208A1 (en) 2009-11-05
AU2009243136B2 (en) 2013-03-21
EP2314037A4 (en) 2013-07-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2834949B1 (en) Congestion control and resource allocation in split architecture networks
EP2425592B1 (en) Adaptive rate control based on overload signals
JP6526825B2 (ja) 伝送制御プロトコルtcpデータパケットを送信する方法及び装置、並びにシステム
JP5408811B2 (ja) リンクトラフィックを調整する技術
CN105580317B (zh) 用于diameter负载和过载信息及虚拟化的方法、系统和计算机可读介质
CN109787801B (zh) 一种网络服务管理方法、装置和系统
US8959203B1 (en) Dynamic bandwidth management using routing signals in networks with direct peerings
US8788640B1 (en) Employing rate shaping class capacities and metrics to balance connections
US8341265B2 (en) Hybrid server overload control scheme for maximizing server throughput
US9141947B1 (en) Differential bandwidth metering for networks with direct peerings
JP2005508596A (ja) データ・ネットワーク・コントローラ
US8711689B1 (en) Dynamic trunk distribution on egress
US20240214280A1 (en) Method for determining network optimization policy, apparatus, and system
US20230388151A1 (en) VPN Classification To Reduce Usage Costs While Retaining Responsiveness
CN111405614B (zh) 一种移动边缘计算app负荷分担的方法
CN103825963B (zh) 虚拟服务迁移方法
CN108574615A (zh) 一种基于多路径mptcp的内容传输方法、设备及系统
US9860791B1 (en) Long term evolution communication policies based on explicit congestion notification
TWI723314B (zh) 通信裝置、訊務控制方法、控制裝置
CN105580330A (zh) 一种数据传输的方法、设备和系统
CN117749733A (zh) 虚拟资源的确定方法和装置、存储介质及电子装置
Zeng et al. Computing the loss differentiation parameters of the proportional differentiation service model
CN108540397A (zh) 网络业务处理方法和负荷分担装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120316

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120321

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130723

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130807

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131009

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131030

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131101

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5408811

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D02

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250