JP5386103B2 - 車両のステアリング制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は車両のステアリング制御装置に関する。
フォークリフトなどの産業車両には、全電気式のステアリング制御装置を備えたものがある。この全電気式のステアリング制御装置では、ハンドルの回転角であるハンドル角を検出し、このハンドル角に応じて操舵用のアクチュエータを駆動することにより、操舵輪の車輪角(舵角)を変化させる。
かかるステアリング制御装置の構成を、図6に基づいて更に説明する。図6は従来の産業車両のステアリング制御装置の構成図である。
図6に示すように、操舵用アクチュエータ6は電動モータ7と、電動モータ7の回転軸に固定されたピニオン8と、ピニオン8と噛合しているラック9と、ラック9の左右(車幅方向)両端部と左右の操舵輪1A,1Bとを繋ぐロッド10A,10Bとを備えた構成となっている。従って、この操舵用アクチュエータ6では、電動モータ7が作動して矢印Aの如くピニオン8が回転し、このピニオン8に噛合しているラック9とロッド10A,10Bとが矢印B,Cの如く左右に移動する。その結果、操舵輪1A,1Bが、矢印D,Eの如く左右に操舵される。
一方、操舵輪1A,1Bを操舵するためのハンドル(ステアリングホール)2の回転軸には、ハンドル角センサ3が取り付けられている。ハンドル角センサ3ではハンドル2の回転角であるハンドル角を検出し、このハンドル角の検出信号をステアリング用コントローラ4へ出力する。ステアリング用コントローラ4では予め記憶されているハンドル角と車輪角の相関関係に基づいて、ハンドル角センサ3で検出されるハンドル角を指令車輪角に換算し、この指令車輪角をモータドライバ5へ出力する。モータドライバ5では、ステアリング用コントローラ4から入力した前記指令車輪角に基づいて電動モータ7を駆動する。その結果、操舵輪1A,1Bの車輪角が前記指令車輪角となる。
ところが、この全電気式のステアリング制御装置では、ハンドル2と操舵輪1A,1Bとが機械的に連結されていないため、以下のような問題点がある。
(1) 操舵輪1A,1Bからハンドル2へ反力が伝達されないため、車両の走行状態によらず操舵力(オペレータがハンドル2を操作するのに要する力)が一定であり、ハンドル操作のフィーリングが悪い。
(2) 高速走行時においても停止時と同じ操舵力でハンドル操作をすることができるため、ハンドル操作に慣れていないオペレータは高速走行時に不安定な走行状態に陥りやすい。
そのため、下記の特許文献1に開示されているような操舵反力をハンドルに付与することができるステアリング制御装置が提案されている。図7は操舵反力をハンドルに付与することができる従来のステアリング制御装置の構成図である。なお、図7において、図6と同様の部分については同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図7に示すように、本ステアリング制御装置には、図6と同様の構成に加えて、操舵反力用コントローラ11と、ブレーキドライバ12と、電制ブレーキ13とが装備されている。電制ブレーキ13はハンドル2の回転軸に取り付けられており、この回転軸に電気的なブレーキ力を作用させることによって、ハンドル2に操舵反力を付与することができる。操舵反力用コントローラ11では、ハンドル角センサ3からハンドル角(操作角)の検出信号を入力し、このハンドル角と、予め記憶されているハンドル角と指令操舵反力(目標操作トルク)との相関関係に基づいて指令操舵反力を求め、この指令操舵反力をブレーキドライバ12へ出力する。ブレーキドライバ12では、操舵反力用コントローラ11から入力する指令操舵反力に基づいて、電制ブレーキ13のブレーキ力が前記指令操舵反力となるように電制ブレーキ13を駆動する。かくして、ハンドル2にはハンドル角に応じた操舵反力が付与される。なお、下記の特許文献1には車速センサを設け、ハンドル角と車速とに指令操舵反力(目標操作トルク)が相関するようにしてもよいということも記載されている。
特許第3868287号公報(段落[0015]等を参照)
上記(1),(2)のような問題点を解決するために従来から、上記特許文献1のようなステアリング制御装置が提案されているが、操舵反力をハンドルに付与することができるステアリング制御装置(操舵反力システム)を実現するための具体的な制御手法までは言及されていないのが、現状である。
従って本発明は上記の事情に鑑み、操舵反力をハンドルに付与することができるステアリング制御装置の実現に資する産業車両などの車両のステアリング制御装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決する発明の車両のステアリング制御装置は、車輪角検出手段で検出される車輪角と、車輪角と指令操舵反力の相関関係とに基づいて、前記車輪角検出手段で検出される前記車輪角に応じた指令操舵反力を求め、ハンドルに設けられた操舵反力付与手段によって前記ハンドルに付与される操舵反力が前記指令操舵反力となるように前記操舵反力付与手段を制御するように構成された車両のステアリング制御装置において、
車両状態量検出手段で検出される車輪角以外の車両状態量と、車両状態量と補正係数との相関関係とに基づいて、前記車両状態量検出手段で検出される車輪角以外の車両状態量に応じた補正係数を求め、
この補正係数によって前記車輪角と指令操舵反力の相関関係を補正し、この補正した車輪角と指令操舵反力の相関関係と、前記車輪角検出手段で検出される前記車輪角とに基づいて、前記車輪角検出手段で検出される前記車輪角に応じた指令操舵反力を求め、
前記ハンドルに付与される操舵反力が、この指令操舵反力となるように前記操舵反力付与手段を制御する構成とし、
車両異常検出手段で車両の異常を検出したときには、前記ハンドル角検出手段で検出されるハンドル角に応じた断続的な操舵反力を、指令操舵反力とし、
前記ハンドルに付与される操舵反力が、この指令操舵反力となるように前記操舵反力付与手段を制御する構成としたことを特徴とする。
また、第発明の車両のステアリング制御装置は、車輪角検出手段で検出される車輪角と、車輪角と指令操舵反力の相関関係とに基づいて、前記車輪角検出手段で検出される前記車輪角に応じた指令操舵反力を求め、ハンドルに設けられた操舵反力付与手段によって前記ハンドルに付与される操舵反力が前記指令操舵反力となるように前記操舵反力付与手段を制御するように構成された車両のステアリング制御装置において、
車両状態量検出手段で検出される車輪角以外の車両状態量と、車両状態量と補正係数との相関関係とに基づいて、前記車両状態量検出手段で検出される車輪角以外の車両状態量に応じた補正係数を求め、
この補正係数によって前記車輪角と指令操舵反力の相関関係を補正し、この補正した車輪角と指令操舵反力の相関関係と、前記車輪角検出手段で検出される前記車輪角とに基づいて、前記車輪角検出手段で検出される前記車輪角に応じた指令操舵反力を求め、
前記ハンドルに付与される操舵反力が、この指令操舵反力となるように前記操舵反力付与手段を制御する構成とし、
前記車輪角検出手段で検出される車輪角が中立状態であると判定したときには、指令操舵反力を零にして前記操舵反力付与手段が前記ハンドルに操舵反力を付与しない構成としたことを特徴とする。
また、第3発明の車両のステアリング制御装置は、車輪角検出手段で検出される車輪角と、車輪角と指令操舵反力の相関関係とに基づいて、前記車輪角検出手段で検出される前記車輪角に応じた指令操舵反力を求め、ハンドルに設けられた操舵反力付与手段によって前記ハンドルに付与される操舵反力が前記指令操舵反力となるように前記操舵反力付与手段を制御するように構成された車両のステアリング制御装置において、
車両状態量検出手段で検出される車輪角以外の車両状態量と、車両状態量と補正係数との相関関係とに基づいて、前記車両状態量検出手段で検出される車輪角以外の車両状態量に応じた補正係数を求め、
この補正係数によって前記車輪角と指令操舵反力の相関関係を補正し、この補正した車輪角と指令操舵反力の相関関係と、前記車輪角検出手段で検出される前記車輪角とに基づいて、前記車輪角検出手段で検出される前記車輪角に応じた指令操舵反力を求め、
前記ハンドルに付与される操舵反力が、この指令操舵反力となるように前記操舵反力付与手段を制御する構成とし、
前記ハンドルをコントロールパネルの入力デバイスとして用いるとき、前記ハンドル角検出手段で検出されるハンドル角と、ハンドル角と指令操舵反力の相関関係に基づいて、前記ハンドル角検出手段で検出されるハンドル角に応じた指令操舵反力を求め、
前記ハンドルに付与される操舵反力が、この指令操舵反力となるように前記操舵反力付与手段を制御する構成としたことを特徴とする。
また、第発明の車両のステアリング制御装置は、第1〜第3発明の何れか1つの車両のステアリング制御装置において、
前記車輪角以外の車両状態量は、ハンドル角検出手段で検出されるハンドル角を換算した車輪角と前記車輪角検出手段で検出される車輪角との偏差、車速検出手段で検出される車速、積載量検出手段で検出される積載量、揚高検出手段で検出される揚高、ステア軸作用力検出手段で検出されるステア軸作用力、車輪角ストロークエンド検出手段で検出される車輪角ストロークエンド、車両姿勢検出手段で検出される車両姿勢のうちの少なくとも1つであることを特徴とする。
第1発明の車両のステアリング制御装置によれば、車輪角検出手段で検出される車輪角と、車輪角と指令操舵反力の相関関係とに基づいて、前記車輪角検出手段で検出される前記車輪角に応じた指令操舵反力を求め、ハンドルに設けられた操舵反力付与手段によって前記ハンドルに付与される操舵反力が前記指令操舵反力となるように前記操舵反力付与手段を制御するように構成された車両のステアリング制御装置において、車両状態量検出手段で検出される車輪角以外の車両状態量と、車両状態量と補正係数との相関関係とに基づいて、前記車両状態量検出手段で検出される車輪角以外の車両状態量に応じた補正係数を求め、この補正係数によって前記車輪角と指令操舵反力の相関関係を補正し、この補正した車輪角と指令操舵反力の相関関係と、前記車輪角検出手段で検出される前記車輪角とに基づいて、前記車輪角検出手段で検出される前記車輪角に応じた指令操舵反力を求め、前記ハンドルに付与される操舵反力が、この指令操舵反力となるように前記操舵反力付与手段を制御する構成としたことを特徴としており、車輪角だけでなく、車輪角以外の車両状態量も考慮して、ハンドルに操舵反力が付与されるため、オペレータに与えるハンドル操作のフィーリングが向上する。
また、発明の車両のステアリング制御装置によれば、車両異常検出手段で車両の異常を検出したときには、前記ハンドル角検出手段で検出されるハンドル角に応じた断続的な操舵反力を、指令操舵反力とし、前記ハンドルに付与される操舵反力が、この指令操舵反力となるように前記操舵反力付与手段を制御する構成としたことを特徴としているため、従来のようなコントロールパネルなどに車両の異常発生のランプを点灯させる方法に比べて、通常では起こり得ないような断続的な操舵反力により、オペレータに車両の異常発生を早期に認識させることができる。このため、車両の異常に対して早期に対処することができる。
発明の車両のステアリング制御装置によれば、前記車輪角検出手段で検出される車輪角が中立状態であると判定したときには、指令操舵反力を零にして前記操舵反力付与手段が前記ハンドルに操舵反力を付与しない構成としたことを特徴としているため、オペレータは操舵輪(車輪角)の中立状態を確実に認識することができる。このため、オペレータが初心者であっても、操舵輪(車輪角)の中立状態が認識できないために衝突や転倒などの事故を起こすことを回避することができる。また、オペレータにハンドルの遊びと同様の感覚を与えるため、オペレータに与えるハンドル操作のフィーリングが更に向上する。
発明の車両のステアリング制御装置によれば、前記ハンドルをコントロールパネルの入力デバイスとして用いるとき、前記ハンドル角検出手段で検出されるハンドル角と、ハンドル角と指令操舵反力の相関関係に基づいて、前記ハンドル角検出手段で検出されるハンドル角に応じた指令操舵反力を求め、前記ハンドルに付与される操舵反力が、この指令操舵反力となるように前記操舵反力付与手段を制御する構成としたことを特徴としているため、従来のコントロールパネルにおけるスイッチ操作ではクリック感が得られずに操作フィーリングがよくないのに対して、操舵反力が付与されるハンドルをコントロールパネルの入力デバイスとして利用することによりクリック感が得られてコントロールパネルの操作フィーリングが向上する。
発明の車両のステアリング制御装置によれば、前記車輪角以外の車両状態量は、ハンドル角検出手段で検出されるハンドル角を換算した車輪角と前記車輪角検出手段で検出される車輪角との偏差、車速検出手段で検出される車速、積載量検出手段で検出される積載量、揚高検出手段で検出される揚高、ステア軸作用力検出手段で検出されるステア軸作用力、車輪角ストロークエンド検出手段で検出される車輪角ストロークエンド、車両姿勢検出手段で検出される車両姿勢のうちの少なくとも1つであることを特徴としており、車輪角だけでなく、車輪角以外の車両状態量である車輪角偏差、車速、積載量、揚高、ステア軸作用力、車輪角ストロークエンド、車両姿勢のうちの少なくとも1つの車両状態量も考慮して、ハンドルに操舵反力が付与されるため、オペレータに与えるハンドル操作のフィーリングが向上する。
以下、本発明の実施の形態例を図面に基づいて詳細に説明する。
参考例
図1は本発明の参考例に係るフォークリフトのステアリング制御装置の構成図、図2は前記ステアリング制御装置における操舵反力用コントローラの処理内容を示すブロック図である。本参考例のステアリング制御装置は全電気式のステアリング制御装置であり、ハンドルと操舵輪とが機械的に連結されていない。
図1に示すように、操舵用アクチュエータ26は電動モータ27と、電動モータ27の回転軸に固定されたピニオン28と、ピニオン28と噛合しているラック29と、ラック29の左右(車幅方向)両端部と左右の操舵輪21A,21Bとを繋ぐロッド30A,30Bとを備えた構成となっている。従って、この操舵用アクチュエータ26では、電動モータ27が作動して矢印Aの如くピニオン28が回転し、このピニオン28に噛合しているラック29とロッド30A,30Bとが矢印B,Cの如く左右に移動する。その結果、操舵輪(後輪)21A,21Bが、矢印D,Eの如く左右に操舵される。なお、操舵用アクチュエータは、図示例のようなラック&ピニオン方式のものに限らず、ボールネジ方式ものなどでもよい。
一方、操舵輪21A,21Bを操舵するためのハンドル(ステアリングホール)22の回転軸には、車両状態量検出手段としてのハンドル角センサ23(ハンドル角検出手段)が取り付けられている。ハンドル角センサ23ではハンドル22の回転角であるハンドル角を検出し、このハンドル角の検出信号をステアリング用コントローラ24へ出力する。ステアリング用コントローラ24では予め記憶されているハンドル角と車輪角の相関関係を表すテーブルデータに基づいて、ハンドル角センサ23で検出されるハンドル角を指令車輪角に換算し、この指令車輪角をモータドライバ25へ出力する。モータドライバ25では、ステアリング用コントローラ24から入力した前記指令車輪角に基づいて電動モータ7を駆動する。その結果、操舵輪21A,21Bの車輪角が前記指令車輪角となる。
また、本ステアリング制御装置には、上記の構成に加えて、操舵反力付与手段としての電制ブレーキ31と、操舵反力用コントローラ32と、ブレーキドライバ33とが装備されている。電制ブレーキ31はハンドル22の回転軸に取り付けられており、この回転軸に電気的なブレーキ力(制動トルク)を作用させることによって、ハンドル22に操舵反力を付与することができる。
そして、具体的な処理内容は後述するが(図2参照)、操舵反力用コントローラ32では、車両(フォークリフト)の状態量に応じて指令操舵反力を求め、この指令操舵反力をブレーキドライバ33へ出力する。ブレーキドライバ33では、操舵反力用コントローラ32から入力する指令操舵反力に基づいて、電制ブレーキ31のブレーキ力が前記指令操舵反力となるように電制ブレーキ22を駆動する。かくして、ハンドル22には車両の状態量に応じた操舵反力が付与される。
ステアリング用コントローラ24には、車両状態量検出手段としての車輪角センサ41(車輪角検出手段)と、車速センサ42(車速検出手段)と、積載量センサ43(積載量検出手段)と、揚高センサ44(揚高検出手段)と、ステア軸作用力センサ45(ステア軸作用力検出手段)と、車輪角ストロークエンドセンサ46(車輪角ストロークエンド検出手段)と、車両姿勢センサ47(車両姿勢検出手段)とが電気的に接続されている。
車輪角センサ41は操舵輪21A,21Bの車輪角(舵角)を検出し、この車輪角の検出信号をステアリング用コントローラ24へ出力する。車速センサ42は車速(フォークリフトの走行速度)を検出し、この車速の検出信号をステアリング用コントローラ24へ出力する。積載量センサ43はフォークリフトのフォークの積載量を検出し、この積載量の検出信号をステアリング用コントローラ24へ出力する。揚高センサ44はフォークリフトのフォーク(即ちフォークに積載されている荷物)の揚高を検出し、この揚高の検出信号をステアリング用コントローラ24へ出力する。
ステア軸作用力センサ45は操舵輪21A,21Bのステア軸(車輪軸)の作用力を検出し、このステア軸作用力の検出信号をステアリング用コントローラ24へ出力する。車輪角ストロークエンドセンサ46は操舵輪21A,21Bが操舵されて車輪角がストロークエンド(所定の最大車輪角)に達したとき、この操舵輪21A,21Bの車輪角ストロークエンドを検出して、この車輪角ストロークエンドの検出信号をステアリング用コントローラ24へ出力する。車両姿勢センサ47は車両の姿勢(ピッチング、ヨーイング、ローリング)を検出し、この車両姿勢の検出信号をステアリング用コントローラ24へ出力する。
ステアリング用コントローラ24では各センサ41〜47から入力した車輪角、車速、積載量、揚高、ステア軸作用力、車輪角ストロークエンド及び車両姿勢の各検出信号を、操舵反力用コントローラ32へ出力する。また、操舵反力用コントローラ32では、ハンドル角センサ23からハンドル角の検出信号も入力する。なお、これらの各センサ41〜47の検出信号はステアリング用コントローラ24を介さずに直接、操舵反力用コントローラ32に入力するようにしてもよい。そして、操舵反力用コントローラ32では各センサ23,41〜47から入力するハンドル角、車輪角、車速、積載量、揚高、ステア軸作用力、車輪角ストロークエンド及び車両姿勢の各検出信号に基づいて、指令操舵反力を求める。
ここで図2に基づき、操舵反力用コントローラ32の具体的な処理内容について説明する。
図2に示すように、操舵反力用コントローラ32は、偏差演算部51と加算部59と車輪角換算部61とを有し、且つ、記憶部に予め記憶された複数のテーブルデータ52〜58と、傾きが可変のテーブルデータ60とを有している。
テーブルデータ52は車輪角と実車輪角との偏差Δθと、補正係数α1との相関関係(図示例では偏差Δθに対して補正係数α1が直線的に変化する関係)を表すテーブルデータである。テーブルデータ53は車速と補正係数αVとの相関関係(図示例では車速に対して補正係数αVが直線的に変化する関係)を表すテーブルデータである。テーブルデータ54は積載量と補正係数αLとの相関関係(図示例では積載量に対して補正係数αLが直線的に変化する関係)を表すテーブルデータである。テーブルデータ55は揚高と補正係数αHとの相関関係(図示例では揚高に対して補正係数αHが直線的に変化する関係)を表すテーブルデータである。テーブルデータ56はステア軸作用力と補正係数αFとの相関関係(図示例ではステア軸作用力に対して補正係数αFが直線的に変化する関係)を表すテーブルデータである。テーブルデータ57は車輪角ストロークエンドと補正係数αSEとの相関関係(図示例では車輪角ストロークエンドにおいて補正係数αSEがステップ状に変化する関係)を表すテーブルデータである。テーブルデータ58は車両姿勢と補正係数αSSとの相関関係(図示例では車両姿勢に対して補正係数αSSが直線的に変化する関係)を表すテーブルデータである。これらのテーブルデータ52〜58は実験や解析などによって適宜設定することができる。
テーブルデータ60は車輪角と操舵反力との相関関係(図示例では車輪角に対して操舵反力が直線的に変化する関係)を示すテーブルデータである。
車輪角換算部61では、ハンドル角センサ23で検出されるハンドル角と、予め記憶されているハンドル角と車輪角の相関関係に基づいて、ハンドル角センサ23で検出されるハンドル角を指令車輪角に換算し、この指令車輪角を偏差演算部51へ出力する。偏差演算部51では、車輪角換算部61で換算される指令車輪角と、車輪角センサ41で検出される車輪角(実車輪角)との偏差(指令車輪角−実車輪角)Δθを演算する。
そして、テーブルデータ52部では、この偏差演算部61で演算される車輪角偏差Δθと、車輪角偏差と補正係数α1の相関関係を表すテーブルデータ52とに基づいて、車輪角偏差Δθに応じた補正係数α1を求め、この補正係数α1を加算部59へ出力する。テーブルデータ53部では、車輪角センサ42で検出される車速と、車速と補正係数αVの相関関係を表すテーブルデータ53とに基づいて、車輪角センサ42で検出される車速に応じた補正係数αVを求め、この補正係数αVを加算部59へ出力する。テーブルデータ54部では、積載量センサ43で検出される積載量と、積載量と補正係数αLの相関関係を表すテーブルデータ554とに基づいて、積載量センサ43で検出される積載量に応じた補正係数αLを求め、この補正係数αLを加算部59へ出力する。テーブルデータ55部では、揚高センサ44で検出される揚高と、揚高と補正係数αHの相関関係を表すテーブルデータ53とに基づいて、揚高センサ44で検出される揚高に応じた補正係数αHを求め、この補正係数αHを加算部59へ出力する。
テーブルデータ56部では、ステア軸作用力センサ45で検出されるステア軸作用力と、ステア軸作用力と補正係数αFの相関関係を表すテーブルデータ56とに基づいて、ステア軸作用力センサ45で検出されるステア軸作用力に応じた補正係数αFを求め、この補正係数αFを加算部59へ出力する。テーブルデータ57部では、車輪角ストロークエンドセンサ46で検出される車輪角ストロークエンドと、車輪角ストロークエンドと補正係数αSEの相関関係を表すテーブルデータ57とに基づいて、車輪角ストロークエンドセンサ46で検出される車輪角ストロークエンドに応じた補正係数αSEを求め、この補正係数αSEを加算部59へ出力する。テーブルデータ58部では、車両姿勢センサ47で検出される車両姿勢と、車両姿勢と補正係数αSSの相関関係を表すテーブルデータ58とに基づいて、車両姿勢センサ47で検出される車両姿勢に応じた補正係数αSSを求め、この補正係数αSSを加算部59へ出力する。
加算部59では補正係数α1と、補正係数αVと、補正係数αLと、補正係数αHと、補正係数αFと、補正係数αSEと、補正係数αSSとを加算し、この加算値を傾きαとしてテーブルデータ60部へ出力する。そして、テーブルデータ60部では、加算部59で得られた傾きαを、車輪角と操舵反力の相関関係を表すテーブルデータ60の傾きαとして設定し、この傾きαが設定された車輪角と操舵反力の相関関係を表すテーブルデータ60と、車輪角センサ41で検出される車輪角とに基づいて、車輪角センサ41で検出される車輪角に応じた操舵反力を求め、この操舵反力を指令操舵反力として前述の如く、ブレーキドライバ33へ出力する。
テーブルデータ60では車輪角が大きいほど指令操舵反力は大きくなる。また、テーブルデータ52では車輪角偏差Δθが大きいほど補正係数α1が大ききなって指令操舵反力も大きくなり、テーブルデータ53では車速が速いほど補正係数αVが大きくなって指令操舵反力も大きくなり、テーブルデータ54では積載量が重いほど補正係数αLが大きくなって指令操舵反力も大きくなり、テーブルデータ55では揚高が高いほど補正係数αHが大きくなって指令操舵反力も大きくなり、テーブルデータ56ではステア軸作用力が大きいほど補正係数αFが大きくなって指令操舵反力も大きくなり、テーブルデータ57では車輪角ストロークエンドで補正係数αSEがスッテプ状に大きくなって指令操舵反力もステップ状に大きくなり、テーブルデータ58では車両姿勢の傾きが大きいほど補正係数αSSが大きくなって指令操舵反力も大きくなる。
以上のように、本参考例のフォークリフトのステアリング制御装置によれば、車輪角センサ41で検出される車輪角と、車輪角と指令操舵反力の相関関係を表すテーブルデータ60とに基づいて、車輪角センサ41で検出される車輪角に応じた指令操舵反力を求め、ハンドルに設けられた電制ブレーキ31によってハンドル22に付与される操舵反力が前記指令操舵反力となるように電制ブレーキ31を制御するように構成されたフォークリフトのステアリング制御装置において、車両状態量検出手段(ハンドル角センサ23、車速センサ42、積載量センサ43、揚高センサ44、ステア軸作用力センサ45、車輪角ストロークエンドセンサ46、車両姿勢センサ47)で検出される車輪角以外の車両状態量(車輪角偏差Δθ、車速、積載量、揚高、ステア軸作用力、車輪角ストロークエンド、車両姿勢)と、車両状態量と補正係数との相関関係を表すテーブルデータ52〜58とに基づいて、前記車両状態量検出手段で検出される車輪角以外の車両状態量に応じた補正係数α1,αV,αL,αH,αF,αSE,αSSを求め、この補正係数によって前記車輪角と指令操舵反力の相関関係を表すテーブルデータ60を補正し(傾きαを設定し)、この補正した車輪角と指令操舵反力の相関関係を表すテーブルデータ60と、車輪角センサ41で検出される車輪角とに基づいて、車輪角センサ41で検出される車輪角に応じた指令操舵反力を求め、ハンドル22に付与される操舵反力が、この指令操舵反力となるように電制ブレーキ31を制御する構成としたことを特徴としており、車輪角だけでなく、車輪角以外の車両状態量も考慮して、ハンドルに操舵反力が付与されるため、オペレータに与えるハンドル操作のフィーリングが向上する。
<実施の形態例
図3は本発明の実施の形態例に係るフォークリフトのステアリング制御装置における操舵反力用コントローラの処理内容を示すブロック図である。
なお、本実施の形態例1のステアリング制御装置の全体的な構成については、上記参考例(図1参照)と同様であるため、ここでの図示及び詳細な省略する。そして、本実施の形態例2のステアリング制御装置における操舵反力用コントローラ32は、上記参考例のステアリング制御装置における操舵反力用コントローラ32と同様の処理内容(図2参照)に加えて、図3に示すような処理内容を実施する機能を備えたものである。従って、ここでは上記参考例との相違点について詳述し、その他の構成については詳細な説明を省略する。
図3に示すように、本実施の形態例のステアリング制御装置における操舵反力用コントローラ32では、上記参考例の構成(テーブルデータ52〜58,60など)に加えて、テーブルデータ71と、操舵反力切換部72とを有している。
テーブルデータ71は、記憶部に予め記憶されているハンドル角と操舵反力との相関関係を表すテーブルデータであり、断続的に変化する図示例の矩形波又は三角波などのような、通常のハンドル操作では起こり得ない断続的な操舵反力bを出力するためのテーブルデータである。従って、テーブルデータ71部では、ハンドル角センサ23で検出されるハンドル角と、ハンドル角と操舵反力の相関関係を表すテーブルデータ71とに基づいて、ハンドル角センサ23で検出されるハンドル角に応じた矩形波などの断続的な指令操舵反力bを出力する。
そして、操舵反力切換部72では、通常(異常が検出されないとき)は前述のテーブルデータ60から出力される指令操舵反力aを、ブレーキドライバ33へ出力する指令操舵反力として選択する。一方、操舵反力切換部72では、車両(フォークリフト)に何らかの異常が発生し、この異常を検出した車両異常検出手段(図示せず)から操舵反力切換部72へ異常の検出信号cが出力されると、この異常検出信号cに基づいてブレーキドライバ33へ出力する指令操舵反力を、テーブルデータ60部の指令操舵反力aからテーブルデータ71部の指令操舵反力bへ切り替える。
車両異常とは、車両異常検出手段としてのコントローラで監視される走行用モータの異常などである。例えば走行用モータや、それに電力を供給するインバータの温度が規定値を超えると、重故障につながるおそれがあるため、コントローラでは異常と判断する。
以上のように、本実施の形態例のステアリング制御装置によれば、車両異常検出手段で車両の異常を検出したときには、ハンドル角センサ23で検出されるハンドル角に応じた断続的な操舵反力を、指令操舵反力とし、ハンドル22に付与される操舵反力が、この指令操舵反力となるように電制ブレーキ31を制御する構成としたことを特徴としているため、従来のようなコントロールパネルなどに車両の異常発生のランプを点灯させる方法に比べて、通常では起こり得ないような断続的な操舵反力により、オペレータに車両の異常発生を早期に認識させることができる。このため、車両の異常に対して早期に対処することができる。
<実施の形態例
図4(a)は本発明の実施の形態例に係るフォークリフトのステアリング制御装置における操舵反力用コントローラの処理内容を示すブロック図、図4(b)はハンドル角が中立のときの指令操舵反力を示す説明図である。
なお、本実施の形態例のステアリング制御装置の全体的な構成については、上記参考例(図1参照)と同様であるため、ここでの図示及び詳細な省略する。そして、本実施の形態例のステアリング制御装置における操舵反力用コントローラ32は、上記参考例のステアリング制御装置における操舵反力用コントローラ32と同様の処理内容(図2参照)に加えて、図4に示すような処理内容を実施する機能を備えたものである。従って、ここでは上記参考例との相違点について詳述し、その他の構成については詳細な説明を省略する。
図4(a)に示すように、本実施の形態例のステアリング制御装置における操舵反力用コントローラ32では、上記参考例の構成(テーブルデータ52〜58,60など)に加えて、中立判定部81と、操舵反力切換部82と、操舵反力設定部83とを有している。
中立判定部81では、車輪角センサ41で検出される車輪角を入力し、この車輪角に基づいて、操舵輪21A,21Bが中立状態(操舵輪21A,21Bが前方を向いている状態)であるか否かを判定する。即ち、中立判定部81では、車輪角センサ41で検出される車輪角が、中立位置(車輪角が0度の位置)を中心とする所定の角度範囲θA内であるか否かを判定し、車輪角センサ41で検出される車輪角が角度範囲θA内であれば操舵輪21A,21Bが中立状態であると判定し、中立判定信号eを操舵反力切換部82へ出力する。
そして、操舵反力切換部82では、車輪角センサ41で検出される車輪角が中立状態ではないとき(中立判定部81から中立判定信号eが出力されないとき)には前述のテーブルデータ60から出力される指令操舵反力aを、ブレーキドライバ33へ出力する指令操舵反力として選択する。一方、操舵反力切換部82では、車輪角センサ41で検出される車輪角が中立状態であって中立判定部81から中立判定信号eが出力されたときには、この中立判定信号eに基づいて、ブレーキドライバ33へ出力する指令操舵反力を、テーブルデータ60部の指令操舵反力aから、操舵反力設定部83の指令操舵反力dに切り替える。操舵反力設定部83から出力される指令操舵反力dは、零に設定されている。
従って、図4(b)に示すように、車輪角センサ41で検出される車輪角が角度範囲θA内のときにはハンドル22に作用する操舵反力が零になる。即ち、角度範囲θAが、ハンドル22の遊びと同様の感覚になる。
以上のように、本実施の形態例のステアリング制御装置によれば、車輪角センサ41で検出される車輪角が中立状態であると判定したときには、指令操舵反力を零にして電制ブレーキ31がハンドル22に操舵反力を付与しない構成としたことを特徴としているため、オペレータは操舵輪(車輪角)の中立状態を確実に認識することができる。このため、オペレータが初心者であっても、操舵輪(車輪角)の中立状態が認識できないために衝突や転倒などの事故を起こすことを回避することができる。また、オペレータにハンドル22の遊びと同様の感覚を与えるため、オペレータに与えるハンドル操作のフィーリングが更に向上する。
<実施の形態例
図5は本発明の実施の形態例に係るフォークリフトのステアリング制御装置の構成図である。
なお、本実施の形態例のステアリング制御装置の全体的な構成については、上記参考例(図1参照)と同様であるため、ここでの詳細な省略する。そして、本実施の形態例のステアリング制御装置では、電制ブレーキを備えた(即ちトルク制御付きの)ハンドルをコントロールパネルの入力デバイス(回転式スイッチ)としても利用するものである。従って、ここでは上記参考例との相違点について詳述し、その他の構成については詳細な説明を省略する。
図5に示すように、本実施の形態例のステアリング制御装置では、ステアリング制御装置24と、コントロールパネル110とが電気的に接続されている。コントロールパネル110は最大車速の設定(変更)、電池残容量表示方法の設定(変更)、車両異常状態の詳細表示の設定などの各種の車両パラメータや画面表示モードの設定(変更)や、最大車速の表示、電池残存容量の表示、車両異常状態の表示などの各種の車両状態量の表示を行うためのものである。
図示例のコントロールパネル110のディスプレイ111には、最大車速又は現状の車速を表示する車速表示部101と、車両のギアが前進と後進の何れ入っているのかを示す進行方向表示部102と、車両の異常を表示する車両異常表示部103と、車両の稼動時間を表示する稼働時間表示部104と、車両に搭載されているバッテリの残存容量を表示する電池残存容量表示部105と、ブレーキの異常を表示するブレーキ異常表示部106とが設けられている。
ステアリング用コントローラ24には、コントロールパネル110から入力される最大車速などの車両パラメータの設定値と、ハンドル角との相関関係を表すテーブルデータが予め記憶されている。そして、本実施の形態例3では、例えば車両停止時などにオペレータがコントロールパネル110の操作スイッチ112を操作して、この操作信号がステアリング用コントローラ24に入力されると、ステアリング用コントローラ24では図5中に×印で示すようにモータドライバ25への指令車輪角の出力を行わないようにして、ハンドル22をコントロールパネル110の入力デバイスとして利用することができるようにする。
このとき、オペレータがハンドル22を操作してハンドル角が変化すると、このハンドル角がハンドル角センサ23によって検出され、このハンドル角の検出信号がステアリング用コントローラ24に入力される。ステアリング用コントローラ24では、ハンドル角センサ23で検出されるハンドル角と、最大車速などの車両パラメータの設定値とハンドル角の相関関係を表すテーブルデータとに基づいて、ハンドル角センサ23で検出されるハンドル角に応じた最大車速などの車両パラメータの設定値を求め、この設定値をコントロールパネル110に出力する。
また、ハンドル22によって、電池残容量表示方法の設定(変更)や、車両異常状態の詳細表示の設定などの画面モードの設定(変更)の操作も行うようにしてもよい。例えば、ステアリング用コントローラ24では、このハンドル角センサ23で検出されるハンドル角に応じた画面モードの設定信号がコントロールパネル110に出力されることによって、ハンドル22による画面モードの設定(変更)操作が行われる。
そして、このようなハンドル22による車両パラメータの設定(変更)操作や画面モードの設定(変更)操作を行う際、操舵反力用コントローラ32では、ハンドル角センサ23で検出されるハンドル角と、予め記憶されているハンドル角と指令操舵反力との相関関係を表すテーブルデータとに基づいて、ハンドル角センサ23で検出されるハンドル角に応じた指令操舵反力をブレーキドライバ33へ出力する。ブレーキドライバ33では、前記指令操舵反力に基づいて、電制ブレーキ31のブレーキ力が前記指令操舵反力となるように電制ブレーキ22を駆動する。かくして、ハンドル22をコントロールパネル110の入力デバイスとして利用する際にも、ハンドル22には操舵反力が付与される。
以上のように、本実施の形態例3のステアリング制御装置によれば、ハンドル22をコントロールパネル110の入力デバイスとして用いるとき、ハンドル角センサ23で検出されるハンドル角と、ハンドル角と指令操舵反力の相関関係を表すテーブルデータに基づいて、ハンドル角センサ23で検出されるハンドル角に応じた指令操舵反力を求め、ハンドル22に付与される操舵反力が、この指令操舵反力となるように電制ブレーキ31を制御する構成としたことを特徴としているため、従来のコントロールパネルにおけるスイッチ操作ではクリック感が得られずに操作フィーリングがよくないのに対して、操舵反力が付与されるハンドル22をコントロールパネル110の入力デバイスとして利用することによりクリック感が得られてコントロールパネル110の操作フィーリングが向上する。
なお、上記では本発明のステアリング制御装置をフォークリフトに適用した場合について説明したが、これに限定するものではなく、本発明のステアリング制御装置はフォークリフト以外の産業車両や、産業車両以外の車両にも適用することができる。また、上記実施の形態例1〜3の構成は、任意に組み合わせることもできる。
本発明は車両のステアリング制御装置に関するものであり、ハンドルと駆動輪が機械的に連結されていないフォークリフトなどの産業車両や産業車両以外の車両のステアリング制御に適用して有用なものである。
本発明の参考例に係るフォークリフトのステアリング制御装置の構成図である。 前記ステアリング制御装置における操舵反力用コントローラの処理内容を示すブロック図である。 本発明の実施の形態例に係るフォークリフトのステアリング制御装置における操舵反力用コントローラの処理内容を示すブロック図である。 (a)は本発明の実施の形態例に係るフォークリフトのステアリング制御装置における操舵反力用コントローラの処理内容を示すブロック図、(b)はハンドル角が中立のときの指令操舵反力を示す説明図である。 本発明の実施の形態例に係るフォークリフトのステアリング制御装置の構成図である。 従来の産業車両のステアリング制御装置の構成図である。 操舵反力をハンドルに付与することができる従来のステアリング制御装置の構成図である。
21A,21B 操舵輪
22 ハンドル
23 ハンドル角センサ
24 ステアリング用コントローラ
25 モータドライバ
26 操舵用アクチュエータ
27 電動モータ
28 ピニオン
29 ラック
30A,30B ロッド
31 電制ブレーキ
32 操舵反力用コントローラ
33 ブレーキドライバ
41 車輪角センサ
42 車速センサ
43 積載量センサ
44 揚高センサ
45 ステア軸作用力センサ
46 車輪角ストロークエンドセンサ
47 車両姿勢センサ
51 偏差演算部
52〜58 テーブルデータ
59 加算部
60 テーブルデータ
61 車輪角換算部
71 テーブルデータ
72 操舵反力切換部
81 中立判定部
82 操舵反力切換部
83 操舵反力設定部
101 車速表示部
102 進行方向表示部
103 車両異常表示部
104 稼働時間表示部
105 電池残存容量表示部
106 ブレーキ異常表示部
110 コントロールパネル
111 ディスプレイ
112 操作スイッチ

Claims (4)

  1. 車輪角検出手段で検出される車輪角と、車輪角と指令操舵反力の相関関係とに基づいて、前記車輪角検出手段で検出される前記車輪角に応じた指令操舵反力を求め、ハンドルに設けられた操舵反力付与手段によって前記ハンドルに付与される操舵反力が前記指令操舵反力となるように前記操舵反力付与手段を制御するように構成された車両のステアリング制御装置において、
    車両状態量検出手段で検出される車輪角以外の車両状態量と、車両状態量と補正係数との相関関係とに基づいて、前記車両状態量検出手段で検出される車輪角以外の車両状態量に応じた補正係数を求め、
    この補正係数によって前記車輪角と指令操舵反力の相関関係を補正し、この補正した車輪角と指令操舵反力の相関関係と、前記車輪角検出手段で検出される前記車輪角とに基づいて、前記車輪角検出手段で検出される前記車輪角に応じた指令操舵反力を求め、
    前記ハンドルに付与される操舵反力が、この指令操舵反力となるように前記操舵反力付与手段を制御する構成とし、
    車両異常検出手段で車両の異常を検出したときには、前記ハンドル角検出手段で検出されるハンドル角に応じた断続的な操舵反力を、指令操舵反力とし、
    前記ハンドルに付与される操舵反力が、この指令操舵反力となるように前記操舵反力付与手段を制御する構成としたことを特徴とする車両のステアリング制御装置。
  2. 車輪角検出手段で検出される車輪角と、車輪角と指令操舵反力の相関関係とに基づいて、前記車輪角検出手段で検出される前記車輪角に応じた指令操舵反力を求め、ハンドルに設けられた操舵反力付与手段によって前記ハンドルに付与される操舵反力が前記指令操舵反力となるように前記操舵反力付与手段を制御するように構成された車両のステアリング制御装置において、
    車両状態量検出手段で検出される車輪角以外の車両状態量と、車両状態量と補正係数との相関関係とに基づいて、前記車両状態量検出手段で検出される車輪角以外の車両状態量に応じた補正係数を求め、
    この補正係数によって前記車輪角と指令操舵反力の相関関係を補正し、この補正した車輪角と指令操舵反力の相関関係と、前記車輪角検出手段で検出される前記車輪角とに基づいて、前記車輪角検出手段で検出される前記車輪角に応じた指令操舵反力を求め、
    前記ハンドルに付与される操舵反力が、この指令操舵反力となるように前記操舵反力付与手段を制御する構成とし、
    前記車輪角検出手段で検出される車輪角が中立状態であると判定したときには、指令操舵反力を零にして前記操舵反力付与手段が前記ハンドルに操舵反力を付与しない構成としたことを特徴とする車両のステアリング制御装置。
  3. 車輪角検出手段で検出される車輪角と、車輪角と指令操舵反力の相関関係とに基づいて、前記車輪角検出手段で検出される前記車輪角に応じた指令操舵反力を求め、ハンドルに設けられた操舵反力付与手段によって前記ハンドルに付与される操舵反力が前記指令操舵反力となるように前記操舵反力付与手段を制御するように構成された車両のステアリング制御装置において、
    車両状態量検出手段で検出される車輪角以外の車両状態量と、車両状態量と補正係数との相関関係とに基づいて、前記車両状態量検出手段で検出される車輪角以外の車両状態量に応じた補正係数を求め、
    この補正係数によって前記車輪角と指令操舵反力の相関関係を補正し、この補正した車輪角と指令操舵反力の相関関係と、前記車輪角検出手段で検出される前記車輪角とに基づいて、前記車輪角検出手段で検出される前記車輪角に応じた指令操舵反力を求め、
    前記ハンドルに付与される操舵反力が、この指令操舵反力となるように前記操舵反力付与手段を制御する構成とし、
    前記ハンドルをコントロールパネルの入力デバイスとして用いるとき、前記ハンドル角検出手段で検出されるハンドル角と、ハンドル角と指令操舵反力の相関関係に基づいて、前記ハンドル角検出手段で検出されるハンドル角に応じた指令操舵反力を求め、
    前記ハンドルに付与される操舵反力が、この指令操舵反力となるように前記操舵反力付与手段を制御する構成としたことを特徴とする車両のステアリング制御装置。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載の車両のステアリング制御装置において、
    前記車輪角以外の車両状態量は、ハンドル角検出手段で検出されるハンドル角を換算した車輪角と前記車輪角検出手段で検出される車輪角との偏差、車速検出手段で検出される車速、積載量検出手段で検出される積載量、揚高検出手段で検出される揚高、ステア軸作用力検出手段で検出されるステア軸作用力、車輪角ストロークエンド検出手段で検出される車輪角ストロークエンド、車両姿勢検出手段で検出される車両姿勢のうちの少なくとも1つであることを特徴とする車両のステアリング制御装置。
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