JP5370068B2 - 燃料タンク - Google Patents

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Description

本発明は、燃料タンクに関する。
燃料タンクには、給油時に内部の気体を連通孔を通じてブリーザラインに排出し、燃料タンク内の液面が所定高さに達すると連通孔を閉じるようにされたものがある。たとえば特許文献1には、燃料タンク内の燃料液位に応じて接続通路を開閉するフロートを備えた燃料遮断弁を、燃料タンクの上部に取り付けた構造が記載されている。
ところで、特許文献1に記載の構造では、フロートの弁部(接続通路を閉塞する部分)に燃料が付着する可能性が高い。弁部に燃料が付着すると経時的に劣化し、ブリーザラインに対する再開弁性や閉弁性が低下するおそれがある。実際には、このような再開弁性や閉弁性の低下を防止するために、弁体の構造や材質を特殊なものにする等の必要が生じ、高コストとなる。
特開2001−271953号公報
本発明は上記事実を考慮し、低コストで構成できると共に、燃料の付着によるブリーザラインの再開弁性や閉弁性の低下を抑制可能な燃料タンクを得ることを課題とする。
請求項1に記載の発明では、燃料が収容される燃料タンク本体と、前記燃料タンク本体の内部と外部とを連通させ、燃料タンク本体の内部と外部とで気体の移動を可能とする連通孔と、前記燃料タンク本体の内部に配設され、液位が上昇した燃料から浮力を受けて浮くフロートと、前記フロートに設けられフロートが前記連通孔に向かって移動したときに連通孔を閉塞する連通孔閉塞部と、前記連通孔よりも上方に設けられ、前記連通孔を通じて前記燃料タンク本体の内部と外部とで気体の移動を可能とするブリーザラインと、前記連通孔よりも上方に設けられ、前記浮力を受けて上昇した前記フロートの浮力によって押圧されることで、外縁部分がフロート上昇方向と反対方向に変形し、前記ブリーザラインを閉塞するブリーザライン閉塞手段と、を有する。
この燃料タンクは、連通孔が連通孔閉塞部で閉塞されておらず、ブリーザラインがブリーザライン閉塞手段で閉塞されていない状態では、燃料タンク本体の内部の気体がブリーザラインを通って燃料タンク本体の外部に抜けるので、燃料タンク本体に給油を行うことができる。
燃料タンク本体内の燃料の液位が上昇し、フロートが燃料に浮いた状態で所定の高さに達すると、ブリーザライン閉塞手段が、浮力を受けて上昇したフロートの浮力によって押圧されることで、外縁部分がフロート上昇方向と反対方向に変形し、ブリーザラインを閉塞するので、それ以上の給油ができなくなる。また、たとえば車両の反転時等にフロートが連通孔に向かって移動すると、連通孔閉塞部が連通孔を閉塞するので、燃料タンク本体から連通孔を通じて燃料が漏出することがなくなる。
ブリーザラインは、連通孔よりも上方に設けられており、さらに、ブリーザライン閉塞手段も、連通孔より上方に設けられている。このため、たとえば燃料タンク本体内の燃料の液面が変動したような場合でも、ブリーザライン閉塞手段への燃料の付着が抑制され、ブリーザライン閉塞手段の劣化も抑制できる。これにより、ブリーザラインの再開弁性や閉弁性の低下も抑制できる。しかも、ブリーザライン閉塞手段への燃料付着そのものを抑制しているので、ブリーザライン閉塞手段の構造や材質を特殊なものにする必要がなく、値コストで構成できる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明において、前記ブリーザライン閉塞手段が、前記燃料タンク本体の上面よりも上方に設けられている。
このように、ブリーザライン閉塞手段を燃料タンク本体の上面よりも上方に設けることで、燃料タンク本体内の燃料がブリーザライン閉塞手段に付着することを、より確実に抑制できる。
請求項3に記載の発明では、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記ブリーザライン閉塞手段が前記ブリーザラインを開放するときの移動方向が、前記燃料タンク本体からの正圧の作用方向とされている。
ブリーザライン閉塞手段がブリーザラインを開放するときの移動方向が、燃料タンク本体からの正圧の作用方向と反対の方向、すなわち負圧の作用方向とされていると、燃料の液面が一旦上昇した後低下して所定の高さ以下になった場合でも、燃料タンク本体から正圧が作用すると、ブリーザライン閉塞手段がブリーザラインを閉塞した状態に維持されてしまうことがある。本実施形態では、ブリーザライン閉塞手段が前記ブリーザラインを開放するときの移動方向が、前記燃料タンク本体からの正圧の作用方向とされているので、燃料タンク本体から作用する正圧で、ブリーザライン閉塞手段が閉塞状態に維持されることがなく、ブリーザラインの再開弁性が高くなる。
請求項4に記載の発明では、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の発明において、前記ブリーザラインが、内部を前記気体が移動するように筒状に形成された筒部材を含んで構成され、前記ブリーザライン閉塞手段が、前記筒部材に対し外周側から接触してブリーザラインを閉塞する。
このように、筒部材に対し外側からブリーザライン閉塞手段が接触することで、たとえば孔の内側にブリーザライン閉塞手段等が入り込んでブリーザラインを閉塞する構造と比較して、ブリーザライン閉塞手段が筒部材から離れやすいので、ブリーザラインの再開弁性がより高くなる。
請求項5に記載の発明では、請求項4に記載の発明において、前記連通孔を貫通するように前記フロートに設けられ前記浮力によるフロートの上昇で前記ブリーザライン閉塞手段を押圧可能な押圧部材を備え、前記ブリーザライン閉塞手段が、可撓性を有し前記フロートの上昇で前記押圧部材に押圧されて上昇する可撓性シート部材と、前記可撓性シート部材の上昇に伴って可撓性シート部材に接触して支持し、可撓性シート部材の外周側を下向きに変形させて筒部材に接触させる支持部材と、を有する。
したがって、フロートが上昇すると、押圧部材がブリーザライン閉塞手段の可撓性シート部材を押圧し、可撓性シート部材が押圧方向に移動(上昇)する。可撓性シート部材は支持部材に接触するが、さらにこの状態で可撓性シート部材が押圧部材に押されて移動すると、支持部材は可撓性シート部材の外周側を下向きに変形させて筒部材に接触させる。
このように、簡単な構造で、ブリーザライン閉塞手段を構成し、ブリーザラインを閉塞することができる。
本発明は上記構成としたので、低コストで構成できると共に、燃料の付着によるブリーザラインの再開弁性や閉弁性の低下を抑制可能となる。
本発明の第1実施形態の燃料タンクを示す概略断面図である。 本発明の第1実施形態の燃料タンクに用いられる可撓性シート部材を示し、(A)は平面図、(B)は(A)のB−B線断面図である。 本発明の第1実施形態の燃料タンクのバルブ機構及びその近傍を通常状態で示す拡大断面図である。 本発明の第1実施形態の燃料タンクのバルブ機構及びその近傍を燃料タンクの満タン状態で示す拡大断面図である。 本発明の第1実施形態の燃料タンクのバルブ機構及びその近傍を燃料タンク内の負圧状態で示す拡大断面図である。 本発明の第1実施形態の燃料タンクのバルブ機構及びその近傍を車両反転時等の状態で示す拡大断面図である。 本発明の第2実施形態の燃料タンクに用いられる可撓性シート部材を示し、(A)は平面図、(B)は(A)のB−B線断面図である。 本発明の第3実施形態の燃料タンクに用いられる可撓性シート部材を示し、(A)は平面図、(B)は(A)のB−B線断面図である。 本発明の第4実施形態の燃料タンクに用いられる可撓性シート部材を示し、(A)は平面図、(B)は(A)のB−B線断面図である。 本発明の第5実施形態の燃料タンクに用いられる可撓性シート部材を示し、(A)は平面図、(B)は(A)のB−B線断面図である。 本発明の第6実施形態の燃料タンクに用いられる可撓性シート部材を示す平面図である。 本発明の第7実施形態の燃料タンクに用いられる可撓性シート部材を示し、(A)は平面図、(B)は(A)のB−B線断面図である。 本発明の第7実施形態の燃料タンクのバルブ機構及びその近傍を燃料タンクの満タン状態で示す拡大断面図である。
図1には、本発明の第1実施形態の燃料タンク12が示されている。また、図3〜図6には、燃料タンク12を構成するバルブ機構20が示されている。
燃料タンク12は、略箱状に形成された燃料タンク本体14を有している。燃料タンク本体14の内部には、図示しないエンジンに供給される燃料が収容されるようになっている。燃料タンク本体14には、インレットパイプ16の下端が接続されており、インレットパイプ16の上端に給油ガン(図示省略)を挿入して、燃料タンク本体14内に給油することができる。
図3〜図6にも詳細に示すように、燃料タンク本体14の上面14Tには、バルブ機構20が挿入されて取り付けられる取付孔18が形成されている。バルブ機構20は、上カバー体22と下カバー体24とを接合して構成されている。下カバー体24には、後述するフロート40を収容する略円筒状の下側収容部26と、この下側収容部26の上蓋28から径方向外側に延出された取付フランジ部28Fと、を有している。下側収容部26を取付孔18に挿入すると、取付フランジ部28Fが燃料タンク本体14の上面14Tに当たって、バルブ機構20が燃料タンク本体14に対し位置決めされる。
上カバー体22は、後述する可撓性シート部材56等が収容される略円筒状の上側収容部30と、この上側収容部30から横方向に延出されたブリーザ接続部32と、を有している。ブリーザ接続部32には、図1に示すように管状のブリーザ配管34が接続されており、燃料タンク本体14内の蒸発燃料等の気体を、図示しないキャニスタ等に送ることができるようになっている。
バルブ機構20の下カバー体24は、底面側が下蓋38で閉塞されており、下側収容部26内には、上下方向の所定範囲内で移動可能にフロート40が収容されている。また、下カバー体24及び下蓋38には、所定位置に、その内部と外部(燃料タンク本体14内)とで燃料の流動を可能とする流動孔42が形成されており、燃料タンク本体14内の燃料の液位FLの上昇により燃料が流動孔42から下カバー体24内に流入し、燃料タンク本体14内の液位FLの降下により流動孔42から燃料が流出するようになっている。したがって、通常状態では、下側収容部26内に燃料が流入している状態では、この燃料の液位は燃料タンク本体14内の燃料の液位FLと略一致している。
フロート40には、所定位置にフロートポイントFPが設定されており、上昇した液位FLがこのフロートポイントFPに達すると、フロート40が燃料から浮力を受けて燃料中に浮く。この状態で、さらに液位FLが上昇すると、フロート40もこれに伴って上昇する。
下カバー体24の上蓋28の中央には、上蓋28を厚み方向(上下方向)に貫通する円形の連通孔44が形成されている。この連通孔44を通じて、下側収容部26内と上側収容部30内とで、気体を移動させることができる。そして、後述する内側リブ68の内側部分からブリーザ配管34に至る気体の流路が、本発明に係るブリーザライン36となっている。このブリーザラインは、連通孔44よりも上方に位置している。
フロート40の上面の中央には、上方に向かって凸になるように膨出させた略半円状の遮断弁部46が形成されている。遮断弁部46は、連通孔44よりも大径に形成されており、フロート40の上昇によって遮断弁部46が上蓋28に接触すると、連通孔44を閉塞することができる。そしてこれにより、連通孔44を通じた下側収容部26内と上側収容部30内との気体の移動を遮断できる(以下、この状態を「燃料遮断状態」という)。すなわち、燃料遮断状態では、連通孔44がシール部となっている。
フロート40の下面の中央には、上方へと円筒状に凹ませたスプリング収容部48が形成され、スプリング50が収容されている。スプリング50の上端はフロート40に、下端は下蓋38に接触しており、たとえば車両反転時等には、スプリング50の弾性力により、フロート40の不用意な浮き上がりを防止し、フロート40を上蓋28に向かって付勢する。また、スプリング50は、液位FLがフロートポイントFPに達していない状態で、実質的にフロート40を下側から支持している。
下カバー体24の上蓋28の上面は、連通孔44に向かって傾斜するように略円錐状(すり鉢状)に形成されて傾斜面52とされている。連通孔44を通じて液体の燃料が上蓋28の上面側に流出した場合には、傾斜面52の傾斜により、連通孔44から下側収容部26に燃料を流下させて戻すことができる。
フロート40の遮断弁部46の中央からは、さらに上方に向かって突出する押圧ピン54が形成されている。この押圧ピン54は連通孔44を貫通しており、その上部が上側収容部30内に至っている。押圧ピン54も遮断弁部46と同様に、フロート40の上下動に伴ってフロート40と一体で上下する。
上カバー体22の上側収容部30内には、押圧ピン54の上方に位置する可撓性シート部材56が収容されている。図2にも詳細に示すように、可撓性シート部材56は、全体がゴムあるいは樹脂等の可撓性材料によって略円板状に形成された可撓性シート本体58を有している。そして、押圧ピン54が上昇すると、可撓性シート部材56の中央部分が押圧ピン押圧の先端によって下方から押圧される。
上カバー体22の上蓋60からは、下方に向かって円筒状のスプリング保持筒62が形成されており、スプリング保持筒62内に、スプリング64が収容されている。スプリング64の上端は上蓋60に接触し、スプリング64の下端は、可撓性シート部材56に形成された係合部66に係合している。これにより、スプリング64は、可撓性シート部材56を所定位置で保持すると共に、可撓性シート部材56を滑らかに上下動させる作用を有している。
下カバー体24の上蓋28の上面からは、連通孔44と中心が一致し、それぞれ径が異なる円筒状(同心円状)の2つの内側リブ68及び外側リブ70が上方に向かって形成されている。これに対し、上カバー体22の上蓋60の下面からは、内側リブ68と外側リブの中間の径を有する円筒状の中間リブ72が、内側リブ68及び外側リブ70と同心で、下方に向かって形成されている。
ここで、内側リブ68、外側リブ70及び中間リブ72は、連通孔44の中心軸と同方向に所定の高さを有している。それぞれのリブの高さ(リブ先端の位置)は、可撓性シート部材56の上下動との関係で、以下のように設定されている。
すなわち、図3に示すように、押圧ピン54の先端が可撓性シート部材56を押圧していない(ただし接触していてもよい)状態では、可撓性シート本体58は内側リブ68及び外側リブ70とは非接触となっており、矢印F1で示すように、内側リブ68の内側から、ブリーザライン36への気体の移動が許容される。
押圧ピン54の先端に押圧されて可撓性シート部材56が上昇すると、可撓性シート本体58は中間リブ72に接触する。さらに押圧ピン54に押圧されると、図4に示すように、可撓性シート本体58は中間リブ72に接触した部分が支持されるため変形起点となり、これよりも外縁に近い部分が下方、すなわち、フロート40の上昇方向と反対方向に折れ曲がって変形する。
そして、可撓性シート本体58の外周部分(外縁の近傍部分)が外側リブ70に対し、外側リブ70の上方且つ外側から接触し、ブリーザライン36が閉塞される(ブリーザライン36における気体の移動が遮断される)ように中間リブ72及び外側リブ70の高さが決められている。しかも、本実施形態では、可撓性シート本体58が、外側リブ70の先端部分に対し、径方向外側から包み込むように接触している。
このように、本実施形態では、可撓性シート本体58が外側リブ70に接触してブリーザライン36を閉塞するときの、外側リブ70に接触する部位での可撓性シートの移動方向が下方向であり、フロート40の上昇方向と反対になっている。換言すれば、燃料タンク本体14内が正圧になったときに、この正圧が可撓性シート本体58に作用する方向が、可撓性シート本体58が外側リブ70から離間してブリーザライン36を開放するときの移動方向と同じ方向(上方向)になっている。
したがって、可撓性シート部材56と中間リブ72とで、本発明に係るブリーザライン閉塞手段が構成されている。そして、ブリーザライン閉塞手段の位置、換言すれば、可撓性シート部材56が外側リブ70に接触してブリーザライン36を閉塞する位置は、連通孔44の位置よりも上方となっている。更に、ブリーザライン閉塞手段の位置は、燃料タンク本体14の上面14Tよりも上方になっている。
また、燃料タンク本体14内が負圧になった場合には、図5に示すように、可撓性シート部材56を下方に移動させる(燃料タンク本体14内へ引き込む)力が作用する。この場合には、可撓性シート本体58が内側リブ68に接触し、接触部分を変形起点として、これよりも外側の部分が上側に折れ曲がるように変形する。そして、可撓性シート本体58の外周近傍部分が中間リブ72に接触するように、中間リブ72及び内側リブ68の高さが決められている。さらに、この状態で、可撓性シート本体58が外側リブ70には接触しないように、外側リブ70の高さが決められている。
内側リブ68の下部には、上下方向の中間位置から下カバー体の上蓋28に達する切り欠き74が形成されており、内側リブ68の内側と外側とが連通されている。また、図5に示す状態において、可撓性シート本体58は外側リブ70には接触していない。したがって、この切り欠き74により、可撓性シート本体58の外周近傍部分が中間リブ72に接触している場合でも、矢印F2で示すように、ブリーザライン36から内側リブ68の内側に至る気体の移動が許容されている。
なお、上記説明から分かるように、内側リブ68及び中間リブ72は、可撓性シート部材56が下方又は上方に移動したときに、可撓性シート本体58に接触して支持することで、変形起点を作り出す作用を有する部材である。かかる観点からは、必ずしも内側リブ68及び中間リブ72は円筒状に形成されている必要はない。だたし、内側リブ68及び中間リブ72を連通孔44と同心(すなわち可撓性シート部材56とも同心)の円筒状に形成しておくと、可撓性シート本体58を周方向で均等に変形させることができる。
外側リブ70のさらに側方には、内圧調整弁76が設けられている。内圧調整弁76は、下カバー体24の取付フランジ部28Fから上方に立設された保持筒78によって上下に移動可能に保持されたボール80と、このボール80と上カバー体22の上蓋60との間に配置されたスプリング82と、を有している。また、取付フランジ部28F及び燃料タンク本体14の上面14Tには、燃料タンク本体14の内圧をボール80に作用させる貫通孔84が形成されている。ボール80はスプリング82によって下方すなわち貫通孔84を閉塞する方向に付勢されているが、内圧上昇に伴ってボール80が上方へ移動し、貫通孔84が開放されることで、燃料タンク本体14の内圧が調整される。
次に、本実施形態の燃料タンク12の作用を説明する。
まず、図1及び図3に示すように、液位FLがフロートポイントFPに達していない状態では、フロート40は燃料から浮力を受けておらず、遮断弁部46は連通孔44を閉塞していない。また、押圧ピン54の先端が可撓性シート部材56を押圧していないので、内側リブ68及び外側リブ70は可撓性シート本体58とは非接触となっている。このため、図3に矢印F1で示すように、燃料タンク本体14内から、下カバー体24の流動孔42、下側収容部26、連通孔44、内側リブ68の内側を経て、ブリーザライン36へ抜ける気体の移動が許容される。したがって、インレットパイプ16から燃料タンク本体14内に給油すると、燃料タンク本体14内の気体がブリーザライン36へ流出するので、引き続き給油を行うことができる。
給油により燃料タンク本体14内の液位FLが上昇し、流動孔42に達すると、流動孔42を経て下側収容部26内に燃料が流入する。下側収容部26内の液位FLがフロートポイントFPに達すると、フロート40は燃料から浮力を受けるので、さらに液位FLが上昇するに従ってフロート40が上昇していく。そして、押圧ピン54が可撓性シート部材56の中央部分を押すので、可撓性シート部材56は上昇し始める。本実施形態では、可撓性シート部材56をスプリング64によって保持しつつ下方に付勢しているので、この付勢力に抗しながら滑らか且つ連続的に上昇する。
可撓性シート部材56の上昇途中で可撓性シート本体58は中間リブ72に接触するが、さらに押圧ピン54によって中央部分が押圧されると、図4に示すように、中間リブ72への接触部分を変形起点として、外縁部分が下方に変形する。可撓性シート本体58の外縁傍部分が、外側リブ70に対し、径方向外側から包み込むようにして接触するため、内側リブ68の内側からブリーザライン36への気体の移動が遮断される(このとき、遮断弁部46は連通孔44に接近しているが、閉塞している必要はない)。燃料タンク本体14内の気体がブリーザライン36へ抜け出なくなるので、燃料タンク本体14内の燃料はインレットパイプ16の内部を上昇し、図示しない給油ガンに達する。ここで、給油ガンのオートストップ機構が働き、給油が停止される。
なお、このように給油が停止された図4の状態では、上記したように、遮断弁部46は連通孔44を閉塞している必要はないが、少なくとも、図3に示す状態よりも接近した位置となっている。したがって、図4に示す状態で液面変動によりフロート40が上昇すると、遮断弁部46が連通孔44を閉塞する。すなわち、燃料タンク本体14からブリーザライン36への気体の流路は、可撓性シート本体58が外側リブ70に接触してシールされる他に、遮断弁部46が連通孔44を閉塞することによってもシールされる。このように、満タン時の液位変動が生じた場合には、実質的に二重のシールが成されることになり、連通孔44を通じての燃料タンク本体14内の燃料の漏れ出しがより効果的に抑制される。
燃料タンク本体14内の燃料がエンジン等に供給されると、燃料タンク本体14内の液位は低下するため、フロート40も降下する。ここで、燃料タンク本体14内が、外部に対して負圧になった場合を想定する。この場合、可撓性シート部材56には、下方すなわち燃料タンク本体14へ引き込まれる方向の力が作用する。このため、図5に示すように、下方へ移動した可撓性シート部材56の可撓性シート本体58は、内側リブ68に接触する。さらに可撓性シート部材56が下方へ移動しようとすると、可撓性シート本体58は、内側リブ68への接触部分を変形起点として、外縁部分が上方へ変形する。これにより、可撓性シート本体58が中間リブ72に対し径方向外側から覆うように接触するが、内側リブ68には切り欠き74が形成されており、内側リブ68の内側と外側とが連通されている。また、可撓性シート本体58は外側リブ70には接触していない。したがって、矢印F2で示すように、ブリーザライン36から内側リブ68の内側、連通孔44、下側収容部26、流動孔42を経て燃料タンク本体14に至る気体の移動が許容される。すなわち、燃料タンク本体14内が負圧になった場合でも、ブリーザライン36から外気を燃料タンク本体14内に取り込むことが可能となる。
次に、車両反転等が生じた場合を考えると、この場合には、連通孔44からの燃料の漏れ出しを防止する必要がある。車両反転時には、図6に示すように、フロート40に対し燃料重量が作用し、さらに、スプリング50の付勢力も作用する。フロート40が下カバー体24の上蓋28(連通孔44)に接近し、遮断弁部46が連通孔44を閉塞するので、連通孔44を通じての燃料の流出が抑制される。
以上の説明から分かるように、本実施形態では、ブリーザライン36を閉塞する構造と、車両反転時等に連通孔44を閉塞する構造(燃料遮断弁)とが、1つのバルブ機構20によって実現されている。そして、ブリーザライン閉塞手段(可撓性シート部材56及び外側リブ70)の位置は、連通孔44の位置よりも上方となっている。したがって、ブリーザライン閉塞手段が、連通孔44と同一高さ、あるいは連通孔44より下方に設けられている構造と比較して、ブリーザライン閉塞手段への燃料の付着や、燃料中への浸漬が抑制されている。たとえば、燃料タンク本体14内の液面が大きく変動した場合でも、可撓性シート部材56や外側リブ70に燃料が付着しづらくなる。これにより、ブリーザライン閉塞手段への燃料付着に起因する劣化(いわゆる燃料劣化)を抑制でき、ブリーザライン36の再開弁性や閉弁性の低下も抑制できる。しかも、本実施形態では、ブリーザライン閉塞手段に対する燃料付着を抑制することで燃料劣化を防止しているので、可撓性シート部材56や外側リブ70を、燃料劣化を防止するための特殊な材料や構造とする必要がなく、低コストで構成できる。
なお、本実施形態では、ブリーザライン閉塞手段を、燃料タンク本体14の上面14Tよりも上方に配置している。ブリーザライン閉塞手段へは、燃料タンク本体14内の燃料が付着する可能性が高いが、燃料タンク本体14の上面14Tよりも上方にブリーザライン閉塞手段を配置することで、ブリーザライン閉塞手段への燃料の付着や、燃料中への浸漬がさらに効果的に抑制されている。
しかも、本実施形態では、図4から分かるように、燃料タンク本体14内が正圧になったときに、この正圧が可撓性シート本体58に作用する方向が、可撓性シート本体58が外側リブ70から離間してブリーザライン36を開放するときの移動方向(開放方向)と同じ上方向になっている。したがって、燃料タンク本体14の内圧による影響を少なくして、ブリーザライン36の再開弁性を高く維持できる。すなわち、上記の開放方向が燃料タンク本体14内の正圧が作用する方向と反対方向である場合は、液位が一旦上昇した後低下してフロートポイントFPより低くなった場合でも、燃料タンク本体14からの正圧によって可撓性シート本体58が外側リブ70に接触した状態が維持されてしまう可能性がある。本実施形態では、このようにブリーザライン閉塞手段が閉塞状態に維持されることがないので、ブリーザラインの再開弁性が高い。
さらに、本実施形態では、可撓性シート部材56の可撓性シート本体58が、外側リブ70の先端部分に対し、径方向外側から包み込むように接触しており、これによってもブリーザラインの再開弁性が高められている。すなわち、たとえば、可撓性シート部材56に代わる突起等が、気体流路の孔部に差し入れられて流路を閉塞するような構造では、孔部に入り込んだ突起が抜けにくくなり、再開弁性が低下するおそれがある。本実施形態のように、ブリーザライン36を構成している外側リブ70に対し、可撓性シート部材56が外側から接触することで、可撓性シート部材56の外側リブ70からの脱離性(離れやすさ)が向上するので、再開弁性が高くなる。
なお、上記では、本発明の可撓性シート部材として、全体が可撓性材料で構成された可撓性シート部材56を挙げたが、可撓性シート部材の一部を、以下の各実施形態に示す金属等の硬質の材料で形成することも可能である。なお、以下の各実施形態において、燃料タンクの全体的構成は第1実施形態と同様であるので、詳細な説明を省略する。
たとえば、図7(A)及び(B)に示す第2実施形態の可撓性シート部材102では、第1実施形態と略同様の厚み及び外径を有する円板状の可撓性シート本体58を有しているが、その中心部分には中心孔58Hが形成され、硬質の材料(前述した金属でもよいし、硬質の樹脂でもよい)で形成された座面部材104が配置されている。座面部材104は、上部及び下部に形成された大径円板状のフランジ部104Fと、これらフランジ部104Fの間の小径円柱状の取付部104Tとで構成されている。さらに、座面部材104が、スプリング64の係合用の係合部66を備えている。そして、可撓性シート本体58は、フランジ部104Fの間に挟持された状態で取付部104Tの周囲に位置するように座面部材104に取り付けられている。
この第2実施形態の可撓性シート部材102では、第1実施形態の可撓性シート部材56と比較して、押圧ピン54からの押圧力を受ける部位や、スプリング64の下端が取り付けられる部位(係合部66)が硬質の材料で成形されていることになるので、耐久性が高くなる。これに対し、第1実施形態の可撓性シート部材56では、求められる耐久性を維持しつつ、軽量化を図ることができ、また、構造が単純であるので低コストで製造できる。
図8(A)及び(B)に示す第3実施形態の可撓性シート部材112では、第1実施形態と略同様の厚み及び外径を有する可撓性シート本体58の中心部分の下面側に、可撓性シート本体58よりも厚肉の厚肉座面部114が向かって形成されている。すなわち、第3実施形態の可撓性シート部材112は、厚肉座面部114によって、中心部分の剛性が高められている。
このような構造とされた第3実施形態に係る可撓性シート部材112では、押圧ピン54からの押圧力を受ける部位が厚肉座面部114となっており、高剛性とされているので、耐久性が高くなる。また、可撓性シート本体58と厚肉座面部114とを有する可撓性シート部材112を一体成形でき、部品点数も増加しない。
図9(A)及び(B)に示す第4実施形態の可撓性シート部材122では、第1実施形態と略同様の厚み及び外径を有する可撓性シート本体58の上面側に、中心から放射状に延びる複数(本実施形態では12本)のリブ128が形成されている。
図10(A)及び(B)に示す第5実施形態の可撓性シート部材124では、第1実施形態と略同様の厚み及び外径を有する可撓性シート本体58の上面側に、中心に対し同心円状の複数(本実施形態では3本)のリブ130が形成されている。
図11に示す第6実施形態の可撓性シート部材126では、第1実施形態と略同様の厚み及び外径を有する可撓性シート本体58の上面側に、中心から放射状に延びる複数(本実施形態では12本)のリブ128が形成され、さらに、中心に対し同心円状の複数(本実施形態では3本)のリブ130が形成されている。
このように、第4実施形態〜第6実施形態に係る可撓性シート部材122、124、126では、リブ128とリブ130の少なくとも一方が形成されているので、その剛性を均一化することができ、可撓性シート本体58のそれぞれにおいて、周方向で均一に変形されることが可能になる。
なお、第4実施形態〜第6実施形態において、リブ128、130は、可撓性シート本体58の下面側に形成されていてもよいし、上面と下面の両面に形成されていてもよい。両面に形成された構造では、上面と下面とでリブの形状が異なっていてもよい。
図12(A)及び(B)に示す第7実施形態の可撓性シート部材132では、第1実施形態と略同様の厚み及び外径を有する可撓性シート本体58の外縁部分の下面側に、環状の環状接触片134が形成されている。
図13に示すように、第7実施形態の可撓性シート部材132が押圧ピン54に押され、中間リブ72を変形起点として変形すると、可撓性シート部材56が外側リブ70の上端に接触するだけでなく、環状接触片134が外側リブ70の外周面に接触する。すなわち、第7実施形態の可撓性シート部材132では、2箇所で外側リブ70に接触するので、ブリーザライン36の遮断状態をより確実に維持できるようになる。
12 燃料タンク
14 燃料タンク本体
16 インレットパイプ
20 バルブ機構
34 ブリーザ配管
36 ブリーザライン
40 フロート
42 流動孔
44 連通孔
46 遮断弁部
54 押圧ピン
56 可撓性シート部材
58 可撓性シート本体
68 内側リブ
70 外側リブ
72 中間リブ
102 可撓性シート部材
104 座面部材
112 可撓性シート部材
114 厚肉座面部
122 可撓性シート部材
124 可撓性シート部材
126 可撓性シート部材
128 リブ
130 リブ
132 可撓性シート部材
134 環状接触片
FP フロートポイント

Claims (5)

  1. 燃料が収容される燃料タンク本体と、
    前記燃料タンク本体の内部と外部とを連通させ、燃料タンク本体の内部と外部とで気体の移動を可能とする連通孔と、
    前記燃料タンク本体の内部に配設され、液位が上昇した燃料から浮力を受けて浮くフロートと、
    前記フロートに設けられフロートが前記連通孔に向かって移動したときに連通孔を閉塞する連通孔閉塞部と、
    前記連通孔よりも上方に設けられ、前記連通孔を通じて前記燃料タンク本体の内部と外部とで気体の移動を可能とするブリーザラインと、
    前記連通孔よりも上方に設けられ、前記浮力を受けて上昇した前記フロートの浮力によって押圧されることで、外縁部分がフロート上昇方向と反対方向に変形し、前記ブリーザラインを閉塞するブリーザライン閉塞手段と、
    を有する燃料タンク。
  2. 前記ブリーザライン閉塞手段が、前記燃料タンク本体の上面よりも上方に設けられている請求項1に記載の燃料タンク。
  3. 前記ブリーザライン閉塞手段が前記ブリーザラインを開放するときの移動方向が、前記燃料タンク本体からの正圧の作用方向とされている請求項1又は請求項2に記載の燃料タンク。
  4. 前記ブリーザラインが、内部を前記気体が移動するように筒状に形成された筒部材を含んで構成され、
    前記ブリーザライン閉塞手段が、前記筒部材に対し外周側から接触してブリーザラインを閉塞する請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の燃料タンク。
  5. 前記連通孔を貫通するように前記フロートに設けられ前記浮力によるフロートの上昇で前記ブリーザライン閉塞手段を押圧可能な押圧部材を備え、
    前記ブリーザライン閉塞手段が、
    可撓性を有し前記フロートの上昇で前記押圧部材に押圧されて上昇する可撓性シート部材と、
    前記可撓性シート部材の上昇に伴って可撓性シート部材に接触して支持し、可撓性シート部材の外周側を下向きに変形させて筒部材に接触させる支持部材と、
    を有する請求項4に記載の燃料タンク。
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