JP5365747B2 - 処理システム,通信装置および処理装置 - Google Patents
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Description
本件は、処理システム、並びに、この処理システムを構成する通信装置および処理装置に関する。
一般に、図12に示すように、サーバなどのコンピュータシステム(処理システム)100は、複数の処理装置110と、複数の入出力装置120と、複数の通信装置130とを有している。
各処理装置110は、例えばCPU(Central Processing Unit)111,DIMM(Double Inline Memory Module)112およびチップセット113を含むシステムボードとして構成される。図12では、8台の処理装置110がそなえられ、それぞれSB#0〜SB#7と表記されている。以下の説明において、処理装置は、システムボードと表記される場合がある。
各処理装置110は、例えばCPU(Central Processing Unit)111,DIMM(Double Inline Memory Module)112およびチップセット113を含むシステムボードとして構成される。図12では、8台の処理装置110がそなえられ、それぞれSB#0〜SB#7と表記されている。以下の説明において、処理装置は、システムボードと表記される場合がある。
各入出力装置120は、例えばPCI−X(Peripheral Components Interconnect bus eXpress)カード121,ハードディスク122およびチップセット123を含んで構成されている。図12では、8台の入出力装置120がそなえられ、それぞれIOU(Input/Output Unit)#0〜IOU#7と表記されている。以下の説明において、入出力装置は、IOUと表記される場合がある。
各通信装置130は例えば、チップセット131を含んで構成され、処理装置110および入出力装置120を相互に接続してデータのやり取りを行なう。図12では、2つの同一種類の通信装置130がそなえられている。通信装置130としては、例えばクロスバスイッチが用いられる。以下の説明において、通信装置は、クロスバと表記される場合がある。なお、2つのクロスバのうちの一方を特定する場合には符号130−0,130−1が用いられ、任意のクロスバについて説明する場合には符号130が用いられる。また、図中、クロスバ130−0はクロスバ#0と表記されるとともにクロスバ130−1はクロスバ#1と表記される場合がある。
2つのクロスバ130の使用状態としては、非冗長化状態と冗長化状態とがある。非冗長化状態は、図13に示すように、2つのクロスバ130が異なるデータ(パケット#A,#B)のやり取りを行なう状態、つまり2つのクロスバを並行して使用しシステム100の性能向上をはかる状態で、一重化状態もしくはノンミラー(non-mirror)状態とも呼ばれる。冗長化状態は、図14に示すように、2つのクロスバ130が同一データ(パケット#A)のやり取りを行なう状態、つまり2つのクロスバを同期させて同じ通信動作を行なわせシステム100の信頼性向上をはかる状態で、二重化状態もしくはミラー(mirror)状態とも呼ばれる。
上述した使用状態の設定を行なうべく、図15に示すように、各クロスバ130にはレジスタ132および構成設定回路133がそなえられ、各処理装置110にはレジスタ114および構成設定回路115がそなえられ、各入出力装置120にはレジスタ124および構成設定回路125がそなえられる。なお、図15では、処理装置110としてSB#0のみが図示され、入出力装置120としてIOU#0のみが図示されている。また、図15では、クロスバ130−1の内部構成が図示され、クロスバ130−0の内部構成は図示を省略されているが、クロスバ130−0の内部もクロスバ130−1の内部構成と同様に構成されている。
レジスタ132,114および124には、パーソナルコンピュータ(PC)等の端末装置(図示略)が接続される。この端末装置を通じ、本システム100の立ち上げ時に、所望の使用状態〔非冗長化状態(一重化状態)または冗長化状態(二重化状態)〕がレジスタ132,114および124に設定される。つまり、各クロスバ130のレジスタ132には、自クロスバ130の使用状態が構成として設定され、各処理装置110のレジスタ114には、各処理装置110に接続されるクロスバ130の使用状態が構成として設定される。同様に、各入出力装置120のレジスタ124には、各入出力装置120に接続されるクロスバ130の使用状態が構成として設定される。
各クロスバ130のレジスタ132に構成が設定されると、各クロスバ130の構成設定回路133は、当該クロスバ130がレジスタ132に設定された構成に応じた動作を行なうように各種設定を行なう。また、各処理装置110のレジスタ114に構成が設定されると、各処理装置110の構成設定回路115は、当該処理装置110がレジスタ114に設定された構成に応じた動作を行なうように各種設定を行なう。同様に、各入出力装置120のレジスタ124に構成が設定されると、各入出力装置120の構成設定回路125は、当該入出力装置120がレジスタ124に設定された構成に応じた動作を行なうように各種設定を行なう。
上述のように、従来のシステム100では、レジスタ132,114,124は、システム100の立ち上げ時に決定した構成(クロスバ130の使用状態)を、それぞれ構成設定回路133,115,125に指示するためのものである。従来のシステム100では、立ち上げ後における動作中の構成変更が想定されておらず、システム100の動作中にレジスタ132,114,124の設定変更を行なうことはできない。
このため、2つのクロスバ130の一方を交換する場合や、2つのクロスバ130の使用状態を一重化状態から二重化状態へまたは二重化状態から一重化状態へ変更する場合、オペレータは以下のような操作を行なうことになる。クロスバ130を交換する場合、オペレータは、システム100を一旦停止させクロスバ130を交換した後、システム100の再立ち上げ時に、端末装置を介し、レジスタ132,114,124に交換後の使用状態を設定しなければならない。また、使用状態の変更を行なう場合、オペレータは、システム100を一旦停止させ再立ち上げする際に、端末装置を介し、レジスタ132,114,124に変更後の使用状態を設定しなければならない。
上述のように、クロスバ130を交換する場合や、クロスバ130の使用状態を変更する場合、オペレータは、システム100の全体を停止させ、端末装置から、複数のクロスバ130,複数の処理装置110および複数の入出力装置120におけるレジスタ132,114,124に対する構成設定を行なわなければならない。このため、クロスバ130の交換や構成変更に際し、オペレータの手間がかかるだけでなく、システム100の停止時間が長くなり、運用上、好ましくない。
一つの側面で、本件は、システム動作を停止させることなく、通信装置の交換や構成変更を動的に且つ容易に行なえるようにすることを目的とする。
なお、前記目的に限らず、後述する発明を実施するための最良の形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも本件の他の目的の一つとして位置付けることができる。
なお、前記目的に限らず、後述する発明を実施するための最良の形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも本件の他の目的の一つとして位置付けることができる。
本件の処理システムは、処理装置と、入出力装置と、前記処理装置および前記入出力装置を相互に接続してデータのやり取りを行なう二以上の通信装置とを有している。前記通信装置のそれぞれは、第1保持部,第1指示部および第1設定部を含む。前記第1保持部は、当該通信装置の構成情報を保持する。前記第1指示部は、前記第1保持部に構成情報が設定されると、設定された構成情報に応じた構成変更の指示を、当該通信装置に接続された処理装置および入出力装置に対して行なう。前記第1設定部は、当該通信装置に接続された処理装置および入出力装置から前記構成変更に対応した動作変更の完了通知を受けると、前記第1保持部に、前記構成変更後の状態に応じた構成情報を設定する。前記処理装置および前記入出力装置のそれぞれは、第2保持部,第2設定部,第2指示部および通知部を含む。前記第2保持部は、当該処理装置または当該入出力装置に接続された通信装置の構成情報を保持する。前記第2設定部は、接続された通信装置から構成変更の指示を受けると、前記第2保持部に、前記構成変更の指示に応じた構成情報を設定する。前記第2指示部は、前記第2保持部に構成情報が設定されると、当該処理装置または当該入出力装置において、前記構成変更に対応した動作変更の指示を行なう。前記通知部は、当該処理装置または当該入出力装置が前記動作変更を完了すると、前記動作変更の完了通知を前記通信装置に対して行なう。
また、本件の通信装置および処理装置は、上述した処理システムを構成するものである。
開示の技術では、システム動作を停止させることなく、通信装置の交換や構成変更を動的に且つ容易に行なうことができる。
1 処理システム(コンピュータシステム)
10 処理装置(システムボード)
20 入出力装置(I/O装置)
11,21 受信部
12,22 構成変更設定回路(第2設定部)
13,23 レジスタ(第2保持部)
14,24 構成変更指示回路(第2指示部)
15,25 構成変更完了パケット生成回路(通知部)
16,26 送信部
30,30−0,30−1 通信装置(クロスバスイッチ,クロスバ)
31 レジスタ(第1保持部)
32 構成変更指示パケット生成回路(第1指示部)
33 資源使用管理回路(管理部)
34 構成変更完了生成回路(第1設定部)
35 送信部
36 受信部
40 パーソナルコンピュータ(PC,構成情報設定部)
10 処理装置(システムボード)
20 入出力装置(I/O装置)
11,21 受信部
12,22 構成変更設定回路(第2設定部)
13,23 レジスタ(第2保持部)
14,24 構成変更指示回路(第2指示部)
15,25 構成変更完了パケット生成回路(通知部)
16,26 送信部
30,30−0,30−1 通信装置(クロスバスイッチ,クロスバ)
31 レジスタ(第1保持部)
32 構成変更指示パケット生成回路(第1指示部)
33 資源使用管理回路(管理部)
34 構成変更完了生成回路(第1設定部)
35 送信部
36 受信部
40 パーソナルコンピュータ(PC,構成情報設定部)
以下、図面を参照して実施の形態を説明する。
〔1〕処理システムの構成
図1は、一実施形態の処理システムの構成を示すブロック図である。本実施形態の処理システム(コンピュータシステム)1も、図12に示した一般的な処理システム100と同様、複数の処理装置10と、複数の入出力装置20と、複数の通信装置30とを有している。
〔1〕処理システムの構成
図1は、一実施形態の処理システムの構成を示すブロック図である。本実施形態の処理システム(コンピュータシステム)1も、図12に示した一般的な処理システム100と同様、複数の処理装置10と、複数の入出力装置20と、複数の通信装置30とを有している。
各処理装置10は、上述した処理装置110と同様、例えばCPU,DIMMおよびチップセットを含むシステムボード(SB)として構成される。図1では、処理装置10としてSB#0のみが図示されている。
各入出力装置20は、上述した入出力装置120と同様、例えばPCI−Xカード,ハードディスクおよびチップセットを含んで構成されている。図1では、処理装置10としてSB#0のみが図示され、入出力装置20としてIOU#0のみが図示されている。
各入出力装置20は、上述した入出力装置120と同様、例えばPCI−Xカード,ハードディスクおよびチップセットを含んで構成されている。図1では、処理装置10としてSB#0のみが図示され、入出力装置20としてIOU#0のみが図示されている。
各通信装置30は、上述した通信装置130と同様、例えばチップセットを含んで構成され、処理装置10および入出力装置20を相互に接続してデータのやり取りを行なう。図1では、2つの同一種類の通信装置30がそなえられている。通信装置30としては、例えばクロスバスイッチが用いられる。以下の説明において、通信装置は、クロスバと表記される場合がある。なお、2つのクロスバのうちの一方を特定する場合には符号30−0,30−1が用いられ、任意のクロスバについて説明する場合には符号30が用いられる。また、図中、クロスバ30−0はクロスバ#0と表記されるとともにクロスバ30−1はクロスバ#1と表記される場合がある。
各クロスバ30は、レジスタ31,構成変更指示パケット生成回路32,資源使用管理回路33,構成変更完了生成回路34,送信部35および受信部36を含んでいる。送信部35および受信部36は、各クロスバ30が本来有しているパケット送受信機能によって実現される。レジスタ31,構成変更指示パケット生成回路32,資源使用管理回路33および構成変更完了生成回路34としての機能は、例えばチップセット(図12の符号131参照)等によって実現される。特に、構成変更指示パケット生成回路32,資源使用管理回路33および構成変更完了生成回路34としての機能は、チップセット等において所定のプログラムを実行することで実現される。
各処理装置10は、受信部11,構成変更設定回路12,レジスタ13,構成変更指示回路14,構成変更完了パケット生成回路15および送信部16を含んでいる。受信部11および送信部16は、各処理装置10が本来有しているパケット送受信機能によって実現される。構成変更設定回路12,レジスタ13,構成変更指示回路14および構成変更完了パケット生成回路15としての機能は、例えばCPU,DIMM,チップセット(図12の符号111,112,113参照)等によって実現される。特に、構成変更設定回路12,構成変更指示回路14および構成変更完了パケット生成回路15としての機能は、CPU,チップセット等において所定のプログラムを実行することで実現される。
各入出力装置20は、受信部21,構成変更設定回路22,レジスタ23,構成変更指示回路24,構成変更完了パケット生成回路25および送信部26を含んでいる。受信部21および送信部26は、各入出力装置20が本来有しているパケット送受信機能によって実現される。構成変更設定回路22,レジスタ23,構成変更指示回路24および構成変更完了パケット生成回路25としての機能は、例えばハードディスク,チップセット(図12の符号122,123参照)等によって実現される。特に、構成変更設定回路22,構成変更指示回路24および構成変更完了パケット生成回路25としての機能は、チップセット等において所定のプログラムを実行することで実現される。
ここで、まず、各クロスバ30に含まれるレジスタ31,構成変更指示パケット生成回路32,資源使用管理回路33,構成変更完了生成回路34について説明する。
レジスタ31は、このレジスタ31を有するクロスバ30の構成情報を設定されて保持する第1保持部である。2つのクロスバ30のうちの少なくとも一方(図1ではクロスバ30−1)におけるレジスタ31には、パーソナルコンピュータ(PC)40が接続されている。PC40は、レジスタライト(クロスバ動的変更指示;図4参照)によって、接続されたレジスタ31に、クロスバ30−1の構成情報を設定する構成情報設定部としての機能を有している。また、PC40は、レジスタリード(クロスバ構成情報取得;図4参照)をポーリングすることによって、接続されたレジスタ31に保持されている構成情報を読み出す機能を有している。PC40は、後述するごとく一方のクロスバ30の交換を行なう場合、交換対象のクロスバ30および交換後の新たなクロスバ30のレジスタ31に接続される。なお、PC40は、必要に応じて、全てのクロスバ30のレジスタ31に接続される。さらに、各クロスバ30のレジスタ31には、後述する構成変更完了生成回路(第1設定部の一例)34(以下単に「生成回路34」とも称する)によって、レジスタ31を有するクロスバ30の構成情報が設定される。
レジスタ31は、このレジスタ31を有するクロスバ30の構成情報を設定されて保持する第1保持部である。2つのクロスバ30のうちの少なくとも一方(図1ではクロスバ30−1)におけるレジスタ31には、パーソナルコンピュータ(PC)40が接続されている。PC40は、レジスタライト(クロスバ動的変更指示;図4参照)によって、接続されたレジスタ31に、クロスバ30−1の構成情報を設定する構成情報設定部としての機能を有している。また、PC40は、レジスタリード(クロスバ構成情報取得;図4参照)をポーリングすることによって、接続されたレジスタ31に保持されている構成情報を読み出す機能を有している。PC40は、後述するごとく一方のクロスバ30の交換を行なう場合、交換対象のクロスバ30および交換後の新たなクロスバ30のレジスタ31に接続される。なお、PC40は、必要に応じて、全てのクロスバ30のレジスタ31に接続される。さらに、各クロスバ30のレジスタ31には、後述する構成変更完了生成回路(第1設定部の一例)34(以下単に「生成回路34」とも称する)によって、レジスタ31を有するクロスバ30の構成情報が設定される。
レジスタ31に設定される構成情報は、図2に示すように、下記6種類の情報S1〜S6のうちのいずれか一つである。なお、図2はクロスバ30におけるレジスタ31の状態遷移図である。
(1) 各クロスバ30が動作を停止している停止状態であることを示す第1情報S1。この第1情報S1や停止状態のことを、以下、停止状態S1と表記する。
(2) 2つのクロスバ30がそれぞれ異なるデータのやり取りを行なう非冗長化状態(一重化状態)であることを示す第2情報S2。この第2情報S2や非冗長化状態のことを、以下、一重化状態S2と表記する。
(3) 2つのクロスバ30が同一データのやり取りを行なう冗長化状態(二重化状態)であることを示す第3情報S3。この第3情報S3や冗長化状態のことを、以下、二重化状態S3と表記する。
(1) 各クロスバ30が動作を停止している停止状態であることを示す第1情報S1。この第1情報S1や停止状態のことを、以下、停止状態S1と表記する。
(2) 2つのクロスバ30がそれぞれ異なるデータのやり取りを行なう非冗長化状態(一重化状態)であることを示す第2情報S2。この第2情報S2や非冗長化状態のことを、以下、一重化状態S2と表記する。
(3) 2つのクロスバ30が同一データのやり取りを行なう冗長化状態(二重化状態)であることを示す第3情報S3。この第3情報S3や冗長化状態のことを、以下、二重化状態S3と表記する。
(4) 各クロスバ30が一重化状態S2または二重化状態S3から停止状態S1へ移行する停止移行状態であることを示す第4情報S4。この第4情報S4や停止移行状態のことを、以下、停止移行状態S4と表記する。
(5) 各クロスバ30が一重化状態S2から二重化状態S3へ移行する冗長化移行状態であることを示す第5情報S5。この第5情報S5や冗長化移行状態のことを、以下、二重化移行状態S5と表記する。
(6) 各クロスバ30が二重化状態S3から一重化状態S2へ移行する非冗長化移行状態であることを示す第6情報S6。この第6情報S6や非冗長化移行状態のことを、以下、一重化移行状態S6と表記する。
(5) 各クロスバ30が一重化状態S2から二重化状態S3へ移行する冗長化移行状態であることを示す第5情報S5。この第5情報S5や冗長化移行状態のことを、以下、二重化移行状態S5と表記する。
(6) 各クロスバ30が二重化状態S3から一重化状態S2へ移行する非冗長化移行状態であることを示す第6情報S6。この第6情報S6や非冗長化移行状態のことを、以下、一重化移行状態S6と表記する。
図2に示すように、レジスタ31において、停止状態S1から一重化状態S2,二重化状態S3,一重化移行状態S5への遷移や、一重化状態S2から停止移行状態S4,二重化移行状態S6への遷移は、PC40のレジスタライトによって行なわれる。同様に、二重化状態S3から停止移行状態S4,一重化移行状態S5への遷移も、PC40のレジスタライトによって行なわれる。一方、レジスタ31において、停止移行状態S4から停止状態S1への遷移や、一重化移行状態S5から一重化状態S2への遷移は、ハードウェア動作つまり後述する構成変更完了生成回路34によって行なわれる。同様に、一重化状態S2から二重化移行状態S6への遷移や、二重化移行状態S6から二重化S3への遷移や、二重化状態S3から一重化状態S2への遷移は、ハードウェア動作つまり後述する構成変更完了生成回路34によって行なわれる。
構成変更指示パケット生成回路(第1指示部の一例)32(以下単に「生成回路32」とも称する)は、当該生成回路32を有するクロスバ(自クロスバ)30の構成変更等を指示するパケットを生成し、そのパケットを、送信部35により、自クロスバ30に接続された処理装置10および入出力装置20に送信する。具体的に、生成回路32は、少なくとも下記機能(11)〜(17)を果たす。
(11)クロスバ30が一重化状態S2または二重化状態S3の時にPC40のレジスタライトによってレジスタ31に停止移行状態S4が設定されると、生成回路32は、停止移行を指示するパケットを生成し、送信部35により、クロスバ30に接続された処理装置10および入出力装置20に送信する(図6のA1,A2参照)。
(12)クロスバ30が停止状態S1の時にPC40のレジスタライトによってレジスタ31に一重化移行状態S5が設定されると、生成回路32は、一重化移行を指示するパケットを生成し、送信部35により、クロスバ30に接続された処理装置10および入出力装置20に送信する(図7のA13,A14参照)。
(13)新たなクロスバ30が一重化移行状態S5の時に、受信部36により、新たなクロスバ30が接続された全ての処理装置10および入出力装置20から一重化送出準備完了通知を受信すると、生成回路32は、一重化による情報の送出(以下「一重化送出」)を許可するパケットを生成し、送信部35により、新たなクロスバ30に接続された処理装置10および入出力装置20に送信する(図7のA19,A20参照)。
(14)クロスバ30が一重化状態S2の時にPC40のレジスタライトによってレジスタ31に二重化移行状態S6が設定されると、生成回路32は、二重化移行を指示するパケットを生成し、送信部35により、クロスバ30に接続された処理装置10および入出力装置20に送信する(図8のB1,B2参照)。
(15)クロスバ30が二重化移行状態S6の時にクロスバ30が二重化動作可能な状態になると、生成回路32は、二重化による情報の送出(以下「二重化送出」)を許可するパケットを生成し、送信部35により、クロスバ30に接続された処理装置10および入出力装置20に送信する(図8,図9のB10〜B12参照)。
(16)クロスバ30が二重化状態S3の時にPC40のレジスタライトによってレジスタ31に一重化移行状態S5が設定されると、生成回路32は、一重化移行を指示するパケットを生成し、送信部35により、クロスバ30に接続された処理装置10および入出力装置20に送信する(図10のC1,C2参照)。
(17)クロスバ30が一重化移行状態S5の時にクロスバ30が一重化動作可能な状態になると、生成回路32は、一重化送出を許可するパケットを生成し、送信部35により、クロスバ30に接続された処理装置10および入出力装置20に送信する(図10,図11のC8〜C10参照)。
資源使用管理回路(管理部の一例、以下単に「管理回路」とも称する)33は、この管理回路33を有するクロスバ30における資源の使用状況を管理する。管理回路33は、資源の使用状況として、例えば、パケットを格納するキューがどの程度使用されているかを管理する。管理回路33によって管理される資源の使用状況は、クロスバ30を、停止移行状態S4から停止状態S1へ、または、一重化移行状態S5から一重化状態S2へ、または、二重化移行状態S6から二重化状態S3へ切り換えて動作可能か否かを判断するための情報として用いられる。
構成変更完了生成回路34は、レジスタ31に停止移行状態S4,一重化移行状態S5または二重化移行状態S6が設定されると動作する。生成回路34は、受信部36により、自クロスバ30に接続された処理装置10および入出力装置20から、構成変更指示に対応した動作変更の完了通知を受信するとともに、管理回路33によって自クロスバ30の全資源が未使用状態になったことを確認すると、レジスタ31に対し構成変更完了を通知する。生成回路34は、レジスタ31に、構成変更完了の通知を行なうことにより、構成変更後の状態に応じた構成情報を設定する。具体的に、生成回路34は、少なくとも下記機能(21)〜(26)を果たす。
(21)クロスバ30が停止移行状態S4の時に、受信部36により、クロスバ30に接続された全ての処理装置10および入出力装置20から、一重化送出停止完了通知を受信するとともに、管理回路33によってクロスバ30の全資源が未使用状態になったことを確認すると、生成回路34は、レジスタ31に停止状態S1を設定する(図6のA8〜A10参照)。
(22)新たなクロスバ30が一重化移行状態S5の時に、受信部36により、新たなクロスバ30が接続された処理装置10および入出力装置20から、一重化送出準備完了通知を受信すると、生成回路34は、レジスタ31に一重化状態S2を設定する(図7のA19,A21参照)。
(23)クロスバ30が一重化状態S2の時に、受信部36により、クロスバ30に接続された処理装置10および入出力装置20のうちの一つから、一重化送出停止および二重化送出準備の完了通知を受信すると、生成回路34は、レジスタ31に二重化移行状態S6を設定する(図8のB8,B9参照)。
(24)クロスバ30が二重化移行状態S6の時に、受信部36により、クロスバ30に接続された全ての処理装置10および入出力装置20から、一重化送出停止および二重化送出準備の完了通知を受信するとともに、管理回路33によってクロスバ30の全資源が未使用状態になったことを確認すると、生成回路34は、レジスタ31に二重化状態S3を設定する(図8,図9のB10,B11,B13参照)。
(25)クロスバ30が二重化状態S3の時に、受信部36により、クロスバ30に接続された処理装置10および入出力装置20のうちの一つから、二重化送出停止および一重化送出準備の完了通知を受信すると、生成回路34は、レジスタ31に一重化状態S2を設定する(図10のC6,C7参照)。
(26)クロスバ30が一重化移行状態S5の時に、受信部36により、クロスバ30に接続された全ての処理装置10および入出力装置20から、二重化送出停止および一重化送出準備の完了通知を受信するとともに、管理回路33によってクロスバ30の全資源が未使用状態になったことを確認すると、生成回路34は、レジスタ31に一重化状態S2を設定する(図10,図11のC8,C9,C11参照)。
ついで、各処理装置10に含まれる構成変更設定回路12,レジスタ13,構成変更指示回路14および構成変更完了パケット生成回路15について説明する。
レジスタ13は、このレジスタ13を有する処理装置10に接続されたクロスバ30の構成情報を設定されて保持する第2保持部である。レジスタ13には、後述する構成変更設定回路(第2設定部の一例)12(以下単に「設定回路12」とも称する)によって、受信部11で受信されたパケット、または、後述する構成変更指示回路(第2指示部の一例)14(以下単に「指示回路14」とも称する)からの変更完了通知に基づき、各クロスバ30の構成情報が設定される。
レジスタ13は、このレジスタ13を有する処理装置10に接続されたクロスバ30の構成情報を設定されて保持する第2保持部である。レジスタ13には、後述する構成変更設定回路(第2設定部の一例)12(以下単に「設定回路12」とも称する)によって、受信部11で受信されたパケット、または、後述する構成変更指示回路(第2指示部の一例)14(以下単に「指示回路14」とも称する)からの変更完了通知に基づき、各クロスバ30の構成情報が設定される。
レジスタ13は、当該処理装置10に接続されているクロスバ30毎に、つまりクロスバ30−0,30−1のそれぞれについて、各クロスバ30の構成情報として、図3に示すように、上述した第1〜第6情報S1〜S6のうちのいずれか一つを設定されて保持する。なお、図3は、各処理装置10のレジスタ13または各入出力装置20におけるレジスタ23(クロスバ#0用/クロスバ#1用)の状態遷移図である。
図3に示すように、レジスタ13において、停止状態S1から一重化状態S2,二重化状態S3への遷移は、PC40のレジスタライトによって行なわれる。例えば、システム1の立ち上げ時には、レジスタ13にもPC40が接続され、PC40が、レジスタライトによって、レジスタ13を停止状態S1から一重化状態S2または二重化状態S3へ書き換える。一方、停止状態S1から一重化状態S2,二重化状態S3への遷移以外の状態遷移は、ハードウェア動作つまり後述する構成変更設定回路12によって行なわれる。
構成変更設定回路12は、受信部11によりクロスバ30から構成変更を指示するパケットを受信すると、レジスタ13に、その構成変更の指示に応じた構成情報を設定する。また、設定回路12は、必要に応じて、後述する構成変更指示回路14からの変更完了通知に基づき、レジスタ13に構成情報を設定する。具体的に、設定回路12は、少なくとも下記機能(31)〜(37)を果たす。なお、ここでは、クロスバ30−1(クロスバ#1)が、PC40のレジスタライトを受ける場合について説明する。
(31)クロスバ30−0,30−1が一重化状態S2または二重化状態S3の時に受信部11によりクロスバ30−1から停止移行指示パケットを受信すると、設定回路12は、レジスタ13のクロスバ30−1の状態を停止移行状態S4に設定する(図6のA3,A4参照)。
(32)クロスバ30−1が停止移行状態S4の時に後述する構成変更指示回路14が一重化送出の停止を完了すると、設定回路12は、レジスタ13のクロスバ30−1の状態を停止状態S1を設定する(図6のA7参照)。
(33)クロスバ30−1が停止状態S1の時に受信部11によりクロスバ30−1から一重化移行指示パケットを受信すると、設定回路12は、レジスタ13のクロスバ30−1の状態を一重化移行状態S5に設定する(図7のA15,A16参照)。
(33)クロスバ30−1が停止状態S1の時に受信部11によりクロスバ30−1から一重化移行指示パケットを受信すると、設定回路12は、レジスタ13のクロスバ30−1の状態を一重化移行状態S5に設定する(図7のA15,A16参照)。
(34)クロスバ30−1が一重化移行状態S5の時に受信部11によりクロスバ30−1から一重化送出許可パケットを受信すると、設定回路12は、レジスタ13のクロスバ30−1の状態を一重化状態S2に設定する(図7のA22,A23および図11のC12,C13参照参照)。
(35)クロスバ30−0,30−1がいずれも一重化状態S2の時に受信部11によりクロスバ30−1から二重化移行指示パケットを受信すると、設定回路12は、レジスタ13のクロスバ30−0,30−1の状態をいずれも二重化移行状態S6に設定する(図8のB3,B4参照)。
(36)クロスバ30−0,30−1がいずれも二重化移行状態S6の時に受信部11によりクロスバ30−0,30−1から二重化送出許可パケットを受信すると、設定回路12は、レジスタ13のクロスバ30−0,30−1の状態をいずれも二重化状態S3に設定する(図9のB14,B15参照)。
(37)クロスバ30−0,30−1がいずれも二重化状態S3の時に受信部11によりクロスバ30−1から一重化移行指示パケットを受信すると、設定回路12は、レジスタ13のクロスバ30−0の状態を一重化状態S2に設定するとともに、レジスタ13のクロスバ30−1の状態を一重化移行状態S5に設定する(図10のC3,C4,C4′参照)。
構成変更指示回路14は、設定回路12によってレジスタ13に構成情報が設定されると、当該処理装置10において、クロスバ30の構成変更に対応した動作変更の指示を行なう。具体的に、指示回路14は、少なくとも下記機能(41)〜(46)を果たす。なお、ここでも、クロスバ30−1(クロスバ#1)が、PC40のレジスタライトを受ける場合について説明する。
(41)クロスバ30−0が一重化状態S2の時にレジスタ13のクロスバ30−1の状態が一重化状態S2から停止移行状態S4に書き換えられると、指示回路14は、クロスバ30−1への一重化送出を停止する指示を行なう(図6のA5参照)。
(42)クロスバ30−0が一重化状態S2の時にレジスタ13のクロスバ30−1の状態が停止状態S1から一重化移行状態S5に書き換えられると、指示回路14は、クロスバ30−1への一重化送出を準備する指示を行なう(図7のA17参照)。
(42)クロスバ30−0が一重化状態S2の時にレジスタ13のクロスバ30−1の状態が停止状態S1から一重化移行状態S5に書き換えられると、指示回路14は、クロスバ30−1への一重化送出を準備する指示を行なう(図7のA17参照)。
(43)クロスバ30−0が一重化状態S2の時にレジスタ13のクロスバ30−1の状態が一重化移行状態S5から一重化状態S2に書き換えられると、指示回路14は、クロスバ30−0,30−1のリクエスト系バスへの一重化送出を開始する指示を行なう(図7のA24および図11のC14参照)。
(44)レジスタ13のクロスバ30−0,30−1の状態が一重化状態S2から二重化移行状態S6に書き換えられると、指示回路14は、クロスバ30−0,30−1への一重化送出を停止するとともに二重化送出を準備する指示を行なう(図8のB5,B6参照)。
(45)レジスタ13のクロスバ30−0,30−1の状態が二重化移行状態S6から二重化状態S3に書き換えられると、指示回路14は、クロスバ30−0,30−1のリクエスト系バスへの二重化送出を開始する指示を行なう(図9のB16参照)。
(45)レジスタ13のクロスバ30−0,30−1の状態が二重化移行状態S6から二重化状態S3に書き換えられると、指示回路14は、クロスバ30−0,30−1のリクエスト系バスへの二重化送出を開始する指示を行なう(図9のB16参照)。
(46)レジスタ13のクロスバ30−0の状態が二重化状態S3から一重化状態S2に書き換えられるとともにレジスタ13のクロスバ30−1の状態が二重化状態S3から一重化移行状態S5に書き換えられると、指示回路14は、クロスバ30−1への二重化送出を停止するとともに一重化送出を準備する指示を行なう(図10のC5′,C6′参照)。
構成変更完了パケット生成回路(通知部の一例)15(以下単に「生成回路15」とも称する)は、当該処理装置10が動作変更を完了すると、動作変更の完了通知を行なうパケットを生成し、そのパケットを、送信部16により、当該処理装置10に接続されたクロスバ30に対して行なう。つまり、生成回路15は、レジスタ13に、停止移行状態S4,一重化移行状態S5,二重化移行状態S6のいずれか、つまり何らかの構成変更指示が書き込まれた場合、指示された構成変更が完了したことを報告するパケットを生成する。具体的に、生成回路15は、少なくとも下記機能(51)〜(55)を果たす。なお、ここでも、クロスバ30−1(クロスバ#1)が、PC40のレジスタライトを受ける場合について説明する。
(51)一重化送出の停止を完了すると、生成回路15は、一重化送出停止を完了した旨を通知するパケットを生成し、送信部16により、クロスバ30−1に送信する(図6のA6参照)。
(52)一重化送出の準備を完了すると、生成回路15は、一重化送出準備を完了した旨を通知するパケットを生成し、送信部16により、クロスバ30−1に送信する(図7のA18参照)。
(52)一重化送出の準備を完了すると、生成回路15は、一重化送出準備を完了した旨を通知するパケットを生成し、送信部16により、クロスバ30−1に送信する(図7のA18参照)。
(53)一重化送出の停止および二重化送出の準備を完了すると、生成回路15は、一重化送出停止および二重化送出準備を完了した旨を通知するパケットを生成し、送信部16により、クロスバ30−0,30−1に送信する(図8のB7参照)。
(54)レジスタ13のクロスバ30−0の状態が二重化状態S3から一重化状態S2に書き換えられた場合(図10のC4参照)、生成回路15は、一重化を指示するパケットを生成し、送信部16により、クロスバ30−0に送信する(図10のC5参照)。
(54)レジスタ13のクロスバ30−0の状態が二重化状態S3から一重化状態S2に書き換えられた場合(図10のC4参照)、生成回路15は、一重化を指示するパケットを生成し、送信部16により、クロスバ30−0に送信する(図10のC5参照)。
(55)レジスタ13のクロスバ30−1の状態が二重化状態S3から一重化移行状態S5に書き換えられた後(図10のC4′参照)、二重化送出の停止および一重化送出の準備を完了すると、生成回路15は、二重化送出停止および一重化送出準備を完了した旨を通知するパケットを生成し、送信部16により、クロスバ30−1に送信する(図10のC7′参照)。
なお、各入出力装置20に含まれる受信部21,構成変更設定回路22,レジスタ23,構成変更指示回路24,構成変更完了パケット生成回路25および送信部26は、それぞれ、各処理装置10に含まれる受信部11,構成変更設定回路12,レジスタ13,構成変更指示回路14,構成変更完了パケット生成回路15および送信部16と同様の機能を果たす。各入出力装置20における構成要素21〜26は、処理装置10ではなくて入出力装置20にそなえられている点でのみ、各処理装置10における構成要素11〜16と異なっているので、構成要素21〜26の説明は省略する。
また、図1や図4では、1台の処理装置10および1台の入出力装置20が図示されているが、図12に示すように、二以上の処理装置10および二以上の入出力装置20がそなえられてもよい。この場合、全ての処理装置10および入出力装置20は、図1を参照しながら上述した処理装置10(システムボード#0)および入出力装置20(IOU#0)と同様に構成される。同様に、図1や図4では、2つのクロスバ30が図示されているが、三以上のクロスバ(通信装置)30がそなえられてもよい。この場合も、全てのクロスバ30は、図1を参照しながら上述したクロスバ30(クロスバ#0,#1)と同様に構成される。
〔2〕処理システムの動作
次に、上述のごとく構成された処理システム1の動作について、図2〜図11を参照しながら説明する。
〔2−1〕一重化クロスバの動的交換手順
まず、図2〜図7を参照しながら、2つのクロスバ30−0,30−1が一重化状態S2である時に、一方のクロスバ30−1を、処理システム1の動作中に即ち動的に交換する手順について説明する。
次に、上述のごとく構成された処理システム1の動作について、図2〜図11を参照しながら説明する。
〔2−1〕一重化クロスバの動的交換手順
まず、図2〜図7を参照しながら、2つのクロスバ30−0,30−1が一重化状態S2である時に、一方のクロスバ30−1を、処理システム1の動作中に即ち動的に交換する手順について説明する。
なお、図4は、処理システム1の動作を説明するためのブロック図、図5は、処理システム1における一重化クロスバの動的交換手順を概略的に説明するための図である。また、図6および図7は、処理システム1における一重化クロスバの動的交換手順A1〜A25を示すシーケンス図で、図6はクロスバ30−1の削除手順A1〜A11を示し、図7は新たなクロスバ30−1の追加手順A12〜A25を示す。
一重化状態S2で動作している2つの同一種類のクロスバ30のうちの一方を動的に交換する場合、図5に示すように、一重化状態S2の2つのクロスバ30のうち交換対象ではないクロスバ30−0の一重化状態が維持され、処理システム1の動作が継続される。一方、交換対象のクロスバ30−1を未使用状態、つまり停止状態S1に移行させる。この状態で、交換対象のクロスバ30−1が停止され、新たなクロスバ30−1と交換される。つまり、交換対象ではないクロスバ30−0による動作は継続させながら交換対象のクロスバ30−1には一時的にパケットを転送しないようにすることで、クロスバ30−1の動的交換が可能になる。
以降では、図2〜図4,図6,図7を参照しながら、クロスバ30−1の動的交換手順A1〜A25について詳細に説明する。
まず、手順A1〜A11により、処理装置10や入出力装置20から2つのクロスバ30へ出力されているパケットが、交換対象のクロスバ30−1へ出力されるのを停止し、交換対象ではないクロスバ30−0のみへ出力されるように、処理システム1が制御される。
まず、手順A1〜A11により、処理装置10や入出力装置20から2つのクロスバ30へ出力されているパケットが、交換対象のクロスバ30−1へ出力されるのを停止し、交換対象ではないクロスバ30−0のみへ出力されるように、処理システム1が制御される。
2つのクロスバ30−0,30−1が一重化状態S2で動作している場合、各クロスバ30のレジスタ31,処理装置10のレジスタ13および入出力装置20のレジスタ23には、一重化状態S2が設定されている。
〔手順A1〕このような状態で、クロスバ30−1の動的交換を行なう場合、PC40が、レジスタライトによって、クロスバ30−1のレジスタ31の状態を、一重化状態S2から停止移行状態S4に書き換える(図6のA1;図2;図4参照)。
〔手順A1〕このような状態で、クロスバ30−1の動的交換を行なう場合、PC40が、レジスタライトによって、クロスバ30−1のレジスタ31の状態を、一重化状態S2から停止移行状態S4に書き換える(図6のA1;図2;図4参照)。
〔手順A2〕クロスバ30−1において、レジスタ31に停止移行状態S4が設定されると、生成回路32が、停止移行指示パケットを生成し、送信部35により、クロスバ30−1に接続された処理装置10および入出力装置20に停止移行指示パケットを送信する(図6のA2;図4参照)。これにより、停止移行の指示(停止移行状態S4に応じた構成変更の指示)が、クロスバ30−1から、このクロスバ30−1に接続されている全ての処理装置10および入出力装置20に対して行なわれる。
〔手順A3〕クロスバ30−1に接続されている全ての処理装置10および入出力装置20において、受信部11がクロスバ30−1から停止移行指示パケットを受信すると(図6のA3;図4参照)、以下の手順A4〜A7が実行される。
〔手順A4〕設定回路12が、レジスタ13のクロスバ30−1の状態を一重化状態S2から停止移行状態S4に書き換える(図6のA4;図3;図4参照)。
〔手順A5〕レジスタ13のクロスバ30−1の状態が停止移行状態S4に書き換えられると、指示回路14が、クロスバ30−1のリクエスト系バス(リクエスト,データ,アドレス等)への一重化送出を停止する指示を行なう(図6のA5;図4参照)。
〔手順A6〕指示回路14が一重化送出の停止を完了すると、生成回路15が、一重化送出停止完了パケットを生成し、送信部16により、クロスバ30−1に一重化送出停止完了パケットを送信する(図6のA6;図4参照)。
〔手順A7〕指示回路14が一重化送出の停止を完了すると、指示回路14から変更完了通知を受けた設定回路12が、レジスタ13のクロスバ30−1の状態を停止移行状態S4から停止状態S1に書き換える(図6のA7;図3;図4参照)。
〔手順A4〕設定回路12が、レジスタ13のクロスバ30−1の状態を一重化状態S2から停止移行状態S4に書き換える(図6のA4;図3;図4参照)。
〔手順A5〕レジスタ13のクロスバ30−1の状態が停止移行状態S4に書き換えられると、指示回路14が、クロスバ30−1のリクエスト系バス(リクエスト,データ,アドレス等)への一重化送出を停止する指示を行なう(図6のA5;図4参照)。
〔手順A6〕指示回路14が一重化送出の停止を完了すると、生成回路15が、一重化送出停止完了パケットを生成し、送信部16により、クロスバ30−1に一重化送出停止完了パケットを送信する(図6のA6;図4参照)。
〔手順A7〕指示回路14が一重化送出の停止を完了すると、指示回路14から変更完了通知を受けた設定回路12が、レジスタ13のクロスバ30−1の状態を停止移行状態S4から停止状態S1に書き換える(図6のA7;図3;図4参照)。
〔手順A8〕交換すべきクロスバ30−1において、受信部36が、クロスバ30に接続された全ての処理装置10および入出力装置20から、一重化送出停止完了パケットを受信すると(図6のA8;図4参照)、以下の手順A9〜A11が実行される。
〔手順A9〕一重化送出停止完了パケットの受信後、生成回路34が、管理回路33によってクロスバ30の全ての資源が未使用状態になったことを確認する(図6のA9;図4参照)。
〔手順A10〕クロスバ30−1の全ての資源が未使用状態になったことを確認すると、クロスバ30−1が停止可能な状態になったと判断され、生成回路34が、レジスタ31の状態を停止移行状態S4から停止状態S1に書き換える(図6のA10;図2;図4参照)。
〔手順A9〕一重化送出停止完了パケットの受信後、生成回路34が、管理回路33によってクロスバ30の全ての資源が未使用状態になったことを確認する(図6のA9;図4参照)。
〔手順A10〕クロスバ30−1の全ての資源が未使用状態になったことを確認すると、クロスバ30−1が停止可能な状態になったと判断され、生成回路34が、レジスタ31の状態を停止移行状態S4から停止状態S1に書き換える(図6のA10;図2;図4参照)。
〔手順A11〕クロスバ30の全ての資源が未使用状態になった時点で、処理システム1は、図5に示すような状態であり、クロスバ30−1の動的交換が可能な状態になっている。PC40は、クロスバ30−1のレジスタ31に対しポーリングしており、レジスタリードによって、レジスタ31から停止移行状態S4を取得した後に停止状態S5を取得する。PC40がレジスタ31から停止状態S5を取得すると、オペレータは、クロスバ30−1の停止動作を行ない、クロスバ30−1を取り外す。
〔手順A12〕交換対象のクロスバ30−1が削除された後、オペレータにより、新たなクロスバ30−1が装着されると(図7のA12参照)、新たなクロスバ30−1において以下の手順A13,A14が実行される。
〔手順A13〕新たなクロスバ30−1のレジスタ31には、装着当初、停止状態S1が設定されているため、新たなクロスバ30−1が装着されると、まず、PC40が、レジスタライトによって、新たなクロスバ30−1のレジスタ31の状態を、停止状態S1から一重化状態S5に書き換える(図6のA13;図2;図4参照)。
〔手順A14〕新たなクロスバ30−1において、レジスタ31に一重化移行状態S5が設定されると、生成回路32が、一重化移行を指示するパケットを生成し、送信部35により、新たなクロスバ30−1に接続された処理装置10および入出力装置20に一重化移行を指示するパケットを送信する(図7のA14;図4参照)。これにより、一重化移行の指示(一重化移行状態S5に応じた構成変更の指示)が、新たなクロスバ30−1から、このクロスバ30−1に接続されている全ての処理装置10および入出力装置20に対して行なわれる。
〔手順A13〕新たなクロスバ30−1のレジスタ31には、装着当初、停止状態S1が設定されているため、新たなクロスバ30−1が装着されると、まず、PC40が、レジスタライトによって、新たなクロスバ30−1のレジスタ31の状態を、停止状態S1から一重化状態S5に書き換える(図6のA13;図2;図4参照)。
〔手順A14〕新たなクロスバ30−1において、レジスタ31に一重化移行状態S5が設定されると、生成回路32が、一重化移行を指示するパケットを生成し、送信部35により、新たなクロスバ30−1に接続された処理装置10および入出力装置20に一重化移行を指示するパケットを送信する(図7のA14;図4参照)。これにより、一重化移行の指示(一重化移行状態S5に応じた構成変更の指示)が、新たなクロスバ30−1から、このクロスバ30−1に接続されている全ての処理装置10および入出力装置20に対して行なわれる。
〔手順A15〕新たなクロスバ30−1に接続されている全ての処理装置10および入出力装置20において、受信部11が新たなクロスバ30−1から一重化移行指示パケットを受信すると(図7のA15;図4参照)、以下の手順A16〜A18が実行される。
〔手順A16〕設定回路12が、レジスタ13のクロスバ30−1の状態を停止状態S1から一重化移行状態S5に書き換える(図7のA16;図3;図4参照)。
〔手順A17〕レジスタ13のクロスバ30−1の状態が一重化移行状態S5に書き換えられると、指示回路14が、クロスバ30−1への一重化送出を準備する指示を行なう(図7のA17;図4参照)。一重化送出の準備としては、処理装置10および入出力装置20において、クロスバ30−1に接続されるバスの一重化設定が行なわれる。一重化設定後、処理装置10および入出力装置20は、リクエスト送出待機状態となる。
〔手順A18〕指示回路14が一重化送出の準備を完了すると、生成回路15が、一重化送出準備完了パケットを生成し、送信部16により、新たなクロスバ30−1に一重化送出準備完了パケットを送信する(図7のA18;図4参照)。
〔手順A16〕設定回路12が、レジスタ13のクロスバ30−1の状態を停止状態S1から一重化移行状態S5に書き換える(図7のA16;図3;図4参照)。
〔手順A17〕レジスタ13のクロスバ30−1の状態が一重化移行状態S5に書き換えられると、指示回路14が、クロスバ30−1への一重化送出を準備する指示を行なう(図7のA17;図4参照)。一重化送出の準備としては、処理装置10および入出力装置20において、クロスバ30−1に接続されるバスの一重化設定が行なわれる。一重化設定後、処理装置10および入出力装置20は、リクエスト送出待機状態となる。
〔手順A18〕指示回路14が一重化送出の準備を完了すると、生成回路15が、一重化送出準備完了パケットを生成し、送信部16により、新たなクロスバ30−1に一重化送出準備完了パケットを送信する(図7のA18;図4参照)。
〔手順A19〕新たなクロスバ30−1において、受信部36が、クロスバ30に接続された全ての処理装置10および入出力装置20から、一重化送出準備完了パケットを受信すると(図7のA19;図4参照)、以下の手順A20,A21が実行される。
〔手順A20〕一重化送出準備完了パケットの受信後、生成回路32が、一重化送出許可パケットを生成し、送信部35により、新たなクロスバ30−1に接続された全ての処理装置10および入出力装置20に一重化送出許可パケットを送信する(図7のA20;図4参照)。
〔手順A21〕一重化送出準備完了パケットの受信後、生成回路34が、レジスタ31の状態を一重化移行状態S5から一重化状態S2に書き換える(図7のA21;図2;図4参照)。
〔手順A20〕一重化送出準備完了パケットの受信後、生成回路32が、一重化送出許可パケットを生成し、送信部35により、新たなクロスバ30−1に接続された全ての処理装置10および入出力装置20に一重化送出許可パケットを送信する(図7のA20;図4参照)。
〔手順A21〕一重化送出準備完了パケットの受信後、生成回路34が、レジスタ31の状態を一重化移行状態S5から一重化状態S2に書き換える(図7のA21;図2;図4参照)。
〔手順A22〕新たなクロスバ30−1に接続されている処理装置10および入出力装置20において、受信部11が新たなクロスバ30−1から一重化送出許可パケットを受信すると(図7のA22;図4参照)、以下の手順A23,A24が実行される。
〔手順A23〕設定回路12が、レジスタ13のクロスバ30−1の状態を一重化移行状態S5から一重化状態S2に書き換える(図7のA23;図3;図4参照)。
〔手順A24〕レジスタ13のクロスバ30−1の状態が一重化移行状態S5から一重化状態S2に書き換えられると、指示回路14が、クロスバ30−0,30−1のリクエスト系バス(リクエスト,データ,アドレス等)への一重化送出を開始する指示を行なう(図7のA24;図4参照)。
〔手順A25〕手順A24の完了に伴い、新たなクロスバ30−1は、一重化動作を開始することになる。
〔手順A23〕設定回路12が、レジスタ13のクロスバ30−1の状態を一重化移行状態S5から一重化状態S2に書き換える(図7のA23;図3;図4参照)。
〔手順A24〕レジスタ13のクロスバ30−1の状態が一重化移行状態S5から一重化状態S2に書き換えられると、指示回路14が、クロスバ30−0,30−1のリクエスト系バス(リクエスト,データ,アドレス等)への一重化送出を開始する指示を行なう(図7のA24;図4参照)。
〔手順A25〕手順A24の完了に伴い、新たなクロスバ30−1は、一重化動作を開始することになる。
以上のようにして、本実施形態の処理システム1では、交換対象ではないクロスバ30−0による動作は継続させながら交換対象のクロスバ30−1には一時的にパケットを転送しない状態に移行させ、クロスバ30−1の動的交換が行なわれる。これにより、クロスバ30の交換が、処理システム1の動作を停止させることなく、動的に且つ容易に行なわれる。
〔2−2〕一重化クロスバの動的二重化手順
上述した一重化クロスバの動的交換手順を応用することで、以下に説明するように、一重化クロスバの動的二重化や、二重化クロスバの動的一重化も可能になる。一重化クロスバの動的交換と一重化クロスバの動的二重化または二重化クロスバの動的一重化との主な相違は下記の通りである。
上述した一重化クロスバの動的交換手順を応用することで、以下に説明するように、一重化クロスバの動的二重化や、二重化クロスバの動的一重化も可能になる。一重化クロスバの動的交換と一重化クロスバの動的二重化または二重化クロスバの動的一重化との主な相違は下記の通りである。
一重化クロスバの動的交換と一重化クロスバの動的二重化との相違点: 一重化クロスバの動的交換では交換しないクロスバ30−0は動作継続しているが、一重化クロスバの動的二重化では全てのクロスバの動作を極めて短時間であるが停止させる。
一重化クロスバの動的交換と二重化クロスバの動的一重化との相違点: 一重化クロスバの動的交換では交換前後のクロスバ30−1において一重化の停止/開始の切り換えが行なわれるが、二重化クロスバの動的一重化では、停止/開始の切り換えに加え、二重化/一重化の切り換えも行なわれる。また、交換しないクロスバ30におけるレジスタ31の状態変更(二重化→一重化)も行なわれる。
一重化クロスバの動的交換と二重化クロスバの動的一重化との相違点: 一重化クロスバの動的交換では交換前後のクロスバ30−1において一重化の停止/開始の切り換えが行なわれるが、二重化クロスバの動的一重化では、停止/開始の切り換えに加え、二重化/一重化の切り換えも行なわれる。また、交換しないクロスバ30におけるレジスタ31の状態変更(二重化→一重化)も行なわれる。
本項では、図2〜図4,図8,図9を参照しながら、2つのクロスバ30−0,30−1が一重化状態S2である時に、これらのクロスバ30−0,30−1を一重化状態S2から二重化状態S3に変更する手順について詳細に説明する。
なお、図8および図9は、処理システム1における一重化クロスバの動的二重化手順B1〜B17を示すシーケンス図で、図8は一重化状態S2から停止状態S1までの手順B1〜B10を示し、図9は停止状態から二重化状態までの手順B11〜B17を示す。
なお、図8および図9は、処理システム1における一重化クロスバの動的二重化手順B1〜B17を示すシーケンス図で、図8は一重化状態S2から停止状態S1までの手順B1〜B10を示し、図9は停止状態から二重化状態までの手順B11〜B17を示す。
一重化クロスバの動的二重化に際しては、まず、手順B1〜B10により、一重化状態の2つのクロスバ30へのパケット送出が一時的に停止される。ただし、電源供給等のシステム動作は継続されている。そして、手順B11〜B17により、一重化から二重化への切り換えが完了した後、2つのクロスバ30への同一のパケットの送出が開始される。ここで、2つのクロスバ30へのパケット送出を一時的に停止させる理由は、二重化送出開始時に2つのクロスバ30の動作を同期させるためである。このとき、処理装置10や入出力装置20からクロスバ30へのパケット送出は一時的に停止するが、停止処理や停止後の切換処理は、処理システム1内のハードウェアによって行なわれるので、その停止時間は極めて短時間である。従って、一重化クロスバの動的二重化は、実質的に、処理システム1の動作を停止させることなく行なわれる。
さて、2つのクロスバ30−0,30−1が一重化状態S2で動作している場合、各クロスバ30のレジスタ31,処理装置10のレジスタ13および入出力装置20のレジスタ23には、一重化状態S2が設定されている。なお、本実施形態では、一重化状態S2から二重化状態S3に切り換えたいクロスバ30は2つあるが、一方のクロスバ30−1に対しPC40のレジスタライトを行なうだけで、一重化クロスバの動的二重化が行なわれる。
〔手順B1〕クロスバ30−0,30−1を一重化状態S2から二重化状態S3に変更する場合、PC40が、レジスタライトによって、クロスバ30−1のレジスタ31の状態を、一重化状態S2から二重化移行状態S6に書き換える(図8のB1;図2;図4参照)。
〔手順B2〕クロスバ30−1において、レジスタ31に二重化移行状態S6が設定されると、生成回路32が、二重化移行指示パケットを生成し、送信部35により、クロスバ30−1に接続された処理装置10および入出力装置20に二重化移行指示パケットを送信する(図8のB2;図4参照)。これにより、二重化移行の指示(二重化移行状態S6に応じた構成変更の指示)が、クロスバ30−1から、クロスバ30に接続されている全ての処理装置10および入出力装置20に対して行なわれる。
〔手順B2〕クロスバ30−1において、レジスタ31に二重化移行状態S6が設定されると、生成回路32が、二重化移行指示パケットを生成し、送信部35により、クロスバ30−1に接続された処理装置10および入出力装置20に二重化移行指示パケットを送信する(図8のB2;図4参照)。これにより、二重化移行の指示(二重化移行状態S6に応じた構成変更の指示)が、クロスバ30−1から、クロスバ30に接続されている全ての処理装置10および入出力装置20に対して行なわれる。
〔手順B3〕クロスバ30に接続されている全ての処理装置10および入出力装置20において、受信部11がクロスバ30−1から二重化移行指示パケットを受信すると(図8のB3;図4参照)、以下の手順B4〜B7が実行される。
〔手順B4〕設定回路12が、レジスタ13のクロスバ30−0,30−1の状態をいずれも一重化状態S2から二重化移行状態S6に書き換える(図8のB4;図3;図4参照)。
〔手順B5〕レジスタ13のクロスバ30−1の状態が二重化移行状態S6に書き換えられると、指示回路14が、クロスバ30−0,30−1のリクエスト系バス(リクエスト,データ,アドレス等)への一重化送出を停止する指示を行なう(図8のB5;図4参照)。
〔手順B6〕一重化送出の停止後、指示回路14が、クロスバ30−0,30−1への二重化送出を準備する指示を行なう(図8のB6;図4参照)。二重化送出の準備としては、処理装置10および入出力装置20において、クロスバ30−0,30−1に接続されるバスの二重化設定が行なわれ、二重化設定後、処理装置10および入出力装置20は、リクエスト送出待機状態となる。
〔手順B7〕指示回路14が一重化送出の停止および二重化送出の準備を完了すると、生成回路15が、一重化送出停止および二重化送出準備を完了した旨を通知するパケットを生成し、送信部16により、クロスバ30−0,30−1に生成したパケットを送信する(図8のB7;図4参照)。
〔手順B4〕設定回路12が、レジスタ13のクロスバ30−0,30−1の状態をいずれも一重化状態S2から二重化移行状態S6に書き換える(図8のB4;図3;図4参照)。
〔手順B5〕レジスタ13のクロスバ30−1の状態が二重化移行状態S6に書き換えられると、指示回路14が、クロスバ30−0,30−1のリクエスト系バス(リクエスト,データ,アドレス等)への一重化送出を停止する指示を行なう(図8のB5;図4参照)。
〔手順B6〕一重化送出の停止後、指示回路14が、クロスバ30−0,30−1への二重化送出を準備する指示を行なう(図8のB6;図4参照)。二重化送出の準備としては、処理装置10および入出力装置20において、クロスバ30−0,30−1に接続されるバスの二重化設定が行なわれ、二重化設定後、処理装置10および入出力装置20は、リクエスト送出待機状態となる。
〔手順B7〕指示回路14が一重化送出の停止および二重化送出の準備を完了すると、生成回路15が、一重化送出停止および二重化送出準備を完了した旨を通知するパケットを生成し、送信部16により、クロスバ30−0,30−1に生成したパケットを送信する(図8のB7;図4参照)。
〔手順B8〕PC40に接続されていないクロスバ30−0において、受信部36が、クロスバ30−0に接続された処理装置10および入出力装置20のうちの一つから、一重化送出停止および二重化送出準備の完了通知を行なうパケットを受信すると(図8のB8;図4参照)、以下の手順B9,B10が実行される。
〔手順B9〕生成回路34が、レジスタ31の状態を、一重化状態S2から二重化移行状態S6に書き換える(図8のB9;図2;図4参照)。
〔手順B10〕クロスバ30−0,30−1において、受信部36が、クロスバ30に接続された全ての処理装置10および入出力装置20から、一重化送出停止および二重化送出準備の完了を通知するパケットを受信すると(図8のB10;図4参照)、以下の手順B11〜B13が実行される。
〔手順B11〕一重化送出停止および二重化送出準備の完了パケットの受信後、生成回路34が、管理回路33によって各クロスバ30の全ての資源が未使用状態になったことを確認する(図9のB11;図4参照)。
〔手順B12〕各クロスバ30の全ての資源が未使用状態になったことを確認すると、各クロスバ30が二重化動作可能な状態になったと判断され、生成回路32が、二重化送出許可パケットを生成し、送信部35により、各クロスバ30に接続された処理装置10および入出力装置20に二重化送出許可パケットを送信する(図9のB12;図4参照)。
〔手順B13〕同様に、各クロスバ30の全ての資源が未使用状態になったことを確認すると、各クロスバ30が二重化動作可能な状態になったと判断され、生成回路34が、レジスタ31の状態を二重化移行状態S6から二重化状態S3に書き換える(図9のB13;図2;図4参照)。
〔手順B9〕生成回路34が、レジスタ31の状態を、一重化状態S2から二重化移行状態S6に書き換える(図8のB9;図2;図4参照)。
〔手順B10〕クロスバ30−0,30−1において、受信部36が、クロスバ30に接続された全ての処理装置10および入出力装置20から、一重化送出停止および二重化送出準備の完了を通知するパケットを受信すると(図8のB10;図4参照)、以下の手順B11〜B13が実行される。
〔手順B11〕一重化送出停止および二重化送出準備の完了パケットの受信後、生成回路34が、管理回路33によって各クロスバ30の全ての資源が未使用状態になったことを確認する(図9のB11;図4参照)。
〔手順B12〕各クロスバ30の全ての資源が未使用状態になったことを確認すると、各クロスバ30が二重化動作可能な状態になったと判断され、生成回路32が、二重化送出許可パケットを生成し、送信部35により、各クロスバ30に接続された処理装置10および入出力装置20に二重化送出許可パケットを送信する(図9のB12;図4参照)。
〔手順B13〕同様に、各クロスバ30の全ての資源が未使用状態になったことを確認すると、各クロスバ30が二重化動作可能な状態になったと判断され、生成回路34が、レジスタ31の状態を二重化移行状態S6から二重化状態S3に書き換える(図9のB13;図2;図4参照)。
〔手順B14〕クロスバ30−0,30−1に接続されている処理装置10および入出力装置20において、受信部11が、クロスバ30−0,30−1から二重化送出許可パケットを受信すると、以下の手順B15,B16が実行される。
〔手順B15〕設定回路12が、レジスタ13のクロスバ30−0,30−1の状態をいずれも二重化移行状態S6から二重化状態S3に書き換える(図9のB15;図3;図4参照)。
〔手順B16〕レジスタ13のクロスバ30−0,30−1の状態が二重化移行状態S6から二重化状態S3に書き換えられると、指示回路14が、クロスバ30−0,30−1のリクエスト系バス(リクエスト,データ,アドレス等)への二重化送出を開始する指示を行なう(図9のB16;図4参照)。
〔手順B17〕手順B16の完了に伴い、クロスバ30−0,30−1は、二重化動作を開始することになる。
〔手順B15〕設定回路12が、レジスタ13のクロスバ30−0,30−1の状態をいずれも二重化移行状態S6から二重化状態S3に書き換える(図9のB15;図3;図4参照)。
〔手順B16〕レジスタ13のクロスバ30−0,30−1の状態が二重化移行状態S6から二重化状態S3に書き換えられると、指示回路14が、クロスバ30−0,30−1のリクエスト系バス(リクエスト,データ,アドレス等)への二重化送出を開始する指示を行なう(図9のB16;図4参照)。
〔手順B17〕手順B16の完了に伴い、クロスバ30−0,30−1は、二重化動作を開始することになる。
以上のようにして、本実施形態の処理システム1では、一重化状態の2つのクロスバ30へのパケット送出を一時的に停止してから、2つのクロスバ30の動作を同期させながら二重化送出が開始される。これにより、一重化クロスバの動的二重化が、実質的に、処理システム1の動作を停止させることなく、動的に且つ容易に行なわれる。
〔2−3〕二重化クロスバの動的一重化手順
本項では、図2〜図4,図10,図11を参照しながら、2つのクロスバ30−0,30−1が二重化状態S3である時に、これらのクロスバ30−0,30−1を二重化状態S3から一重化状態S2に変更する手順について詳細に説明する。
なお、図10および図11は、処理システム1における二重化クロスバの動的一重化手順C1〜C15,C4′〜C7′を示すシーケンス図で、図10は、二重化状態から片系一重化状態までの手順C1〜C8,C4′〜C7′を示し、図11は、片系一重化状態から両系一重化状態までの手順C9〜C15を示す。
本項では、図2〜図4,図10,図11を参照しながら、2つのクロスバ30−0,30−1が二重化状態S3である時に、これらのクロスバ30−0,30−1を二重化状態S3から一重化状態S2に変更する手順について詳細に説明する。
なお、図10および図11は、処理システム1における二重化クロスバの動的一重化手順C1〜C15,C4′〜C7′を示すシーケンス図で、図10は、二重化状態から片系一重化状態までの手順C1〜C8,C4′〜C7′を示し、図11は、片系一重化状態から両系一重化状態までの手順C9〜C15を示す。
二重化クロスバの動的一重化に際して、本実施形態では、まず、クロスバ30−0の動作は継続したまま、クロスバ30−1へのパケット送出が停止される。ただし、電源供給等のシステム動作は継続されている。このような状態で、クロスバ30−0,30−1を二重化状態S3から一重化状態S2に変更した後、パケット送出が停止されたクロスバ30−1に対する一重化送出が開始される。従って、二重化クロスバの動的一重化は、処理システム1の動作を停止させることなく行なわれる。
さて、2つのクロスバ30−0,30−1が二重化状態S3で動作している場合、各クロスバ30のレジスタ31,処理装置10のレジスタ13および入出力装置20のレジスタ23には、二重化状態S3が設定されている。なお、本実施形態では、二重化状態S3から一重化状態S2に切り換えたいクロスバ30は2つあるが、一方のクロスバ30−1つまり一時的にパケット送出が停止されるクロスバ30−1に対しPC40のレジスタライトを行なうだけで、二重化クロスバの動的一重化が行なわれる。
〔手順C1〕クロスバ30−0,30−1を二重化状態S3から一重化状態S2に変更する場合、PC40が、レジスタライトによって、クロスバ30−1のレジスタ31の状態を、二重化状態S3から一重化移行状態S5に書き換える(図10のC1;図2;図4参照)。
〔手順C2〕クロスバ30−1において、レジスタ31に一重化移行状態S5が設定されると、生成回路32が、一重化移行指示パケットを生成し、送信部35により、クロスバ30−1に接続された処理装置10および入出力装置20に一重化移行指示パケットを送信する(図10のC2;図4参照)。これにより、一重化移行の指示(一重化移行状態S5に応じた構成変更の指示)が、クロスバ30−1から、クロスバ30に接続されている全ての処理装置10および入出力装置20に対して行なわれる。
〔手順C2〕クロスバ30−1において、レジスタ31に一重化移行状態S5が設定されると、生成回路32が、一重化移行指示パケットを生成し、送信部35により、クロスバ30−1に接続された処理装置10および入出力装置20に一重化移行指示パケットを送信する(図10のC2;図4参照)。これにより、一重化移行の指示(一重化移行状態S5に応じた構成変更の指示)が、クロスバ30−1から、クロスバ30に接続されている全ての処理装置10および入出力装置20に対して行なわれる。
〔手順C3〕クロスバ30に接続されている全ての処理装置10および入出力装置20において、受信部11がクロスバ30−1から一重化移行指示パケットを受信すると(図10のC3;図4参照)、以下の手順C4,C4′,C5およびC5′〜C7′が実行される。
〔手順C4,C4′〕設定回路12が、レジスタ13のクロスバ30−0の状態を二重化状態S3から一重化状態S2に書き換えるとともに(図10のC4;図3;図4参照)、レジスタ13のクロスバ30−1の状態を二重化状態S3から一重化移行状態S5に書き換える(図10のC4′;図3;図4参照)。
〔手順C5〕レジスタ13のクロスバ30−0の状態が一重化状態S2に書き換えられると、生成回路15が、一重化指示パケットを生成し、送信部16により、クロスバ30−0に一重化指示パケットを送信する(図10のC5;図4参照)。
〔手順C5′〕レジスタ13のクロスバ30−1の状態が一重化移行状態S5に書き換えられると、指示回路14が、クロスバ30−1のリクエスト系バス(リクエスト,データ,アドレス等)への二重化送出を停止する指示を行なう(図10のC5′;図4参照)。
〔手順C6′〕二重化送出の停止後、指示回路14が、30−1への一重化送出を準備する指示を行なう(図10のC6′;図4参照)。一重化送出の準備としては、処理装置10および入出力装置20において、クロスバ30−1に接続されるバスの一重化設定が行なわれ、一重化設定後、処理装置10および入出力装置20は、リクエスト送出待機状態となる。
〔手順C7′〕指示回路14が二重化送出の停止および一重化送出の準備を完了すると、生成回路15が、二重化送出停止および一重化送出準備を完了した旨を通知するパケットを生成し、送信部16により、クロスバ30−1に送信する(図10のC7′;図4参照)。
〔手順C4,C4′〕設定回路12が、レジスタ13のクロスバ30−0の状態を二重化状態S3から一重化状態S2に書き換えるとともに(図10のC4;図3;図4参照)、レジスタ13のクロスバ30−1の状態を二重化状態S3から一重化移行状態S5に書き換える(図10のC4′;図3;図4参照)。
〔手順C5〕レジスタ13のクロスバ30−0の状態が一重化状態S2に書き換えられると、生成回路15が、一重化指示パケットを生成し、送信部16により、クロスバ30−0に一重化指示パケットを送信する(図10のC5;図4参照)。
〔手順C5′〕レジスタ13のクロスバ30−1の状態が一重化移行状態S5に書き換えられると、指示回路14が、クロスバ30−1のリクエスト系バス(リクエスト,データ,アドレス等)への二重化送出を停止する指示を行なう(図10のC5′;図4参照)。
〔手順C6′〕二重化送出の停止後、指示回路14が、30−1への一重化送出を準備する指示を行なう(図10のC6′;図4参照)。一重化送出の準備としては、処理装置10および入出力装置20において、クロスバ30−1に接続されるバスの一重化設定が行なわれ、一重化設定後、処理装置10および入出力装置20は、リクエスト送出待機状態となる。
〔手順C7′〕指示回路14が二重化送出の停止および一重化送出の準備を完了すると、生成回路15が、二重化送出停止および一重化送出準備を完了した旨を通知するパケットを生成し、送信部16により、クロスバ30−1に送信する(図10のC7′;図4参照)。
〔手順C6,C7〕PC40に接続されておらず動作を継続しているクロスバ30−0において、受信部36が、クロスバ30−0に接続された処理装置10および入出力装置20から、一重化指示パケットを受信すると(図10のC6;図4参照)、生成回路34が、レジスタ31の状態を、二重化状態S3から一重化態S2に書き換える(図10のC7;図2;図4参照)。
〔手順C8〕クロスバ30−1において、受信部36が、クロスバ30−1に接続された全ての処理装置10および入出力装置20から、二重化送出停止および一重化送出準備の完了を通知するパケットを受信すると(図10のC8;図4参照)、以下の手順C9〜C11が実行される。
〔手順C9〕二重化送出停止および一重化送出準備の完了パケットの受信後、生成回路34が、管理回路33によってクロスバ30−1の全ての資源が未使用状態になったことを確認する(図11のC9;図4参照)。
〔手順C10〕クロスバ30−1の全ての資源が未使用状態になったことを確認すると、クロスバ30−1が一重化動作可能な状態になったと判断され、生成回路32が、一重化送出許可パケットを生成し、送信部35により、クロスバ30−1に接続された処理装置10および入出力装置20に一重化送出許可パケットを送信する(図11のC10;図4参照)。
〔手順C11〕同様に、クロスバ30−1の全ての資源が未使用状態になったことを確認すると、各クロスバ30が一重化動作可能な状態になったと判断され、生成回路34が、レジスタ31の状態を一重化移行状態S5から一重化状態S2に書き換える(図11のC11;図2;図4参照)。
〔手順C9〕二重化送出停止および一重化送出準備の完了パケットの受信後、生成回路34が、管理回路33によってクロスバ30−1の全ての資源が未使用状態になったことを確認する(図11のC9;図4参照)。
〔手順C10〕クロスバ30−1の全ての資源が未使用状態になったことを確認すると、クロスバ30−1が一重化動作可能な状態になったと判断され、生成回路32が、一重化送出許可パケットを生成し、送信部35により、クロスバ30−1に接続された処理装置10および入出力装置20に一重化送出許可パケットを送信する(図11のC10;図4参照)。
〔手順C11〕同様に、クロスバ30−1の全ての資源が未使用状態になったことを確認すると、各クロスバ30が一重化動作可能な状態になったと判断され、生成回路34が、レジスタ31の状態を一重化移行状態S5から一重化状態S2に書き換える(図11のC11;図2;図4参照)。
〔手順C12〕クロスバ30−1に接続されている処理装置10および入出力装置20において、受信部11が、クロスバ30−1から一重化送出許可パケットを受信すると、以下の手順C13,C14が実行される。
〔手順C13〕設定回路12が、レジスタ13のクロスバ30−1の状態を一重化移行状態S5から一重化状態S2に書き換える(図11のC13;図3;図4参照)。
〔手順C14〕レジスタ13のクロスバ30−1の状態が一重化移行状態S5から一重化状態S2に書き換えられると、指示回路14が、クロスバ30−1のリクエスト系バス(リクエスト,データ,アドレス等)への一重化送出を開始する指示を行なう(図11のC14;図4参照)。
〔手順C15〕手順C14の完了に伴い、クロスバ30−1は、一重化動作を開始することになる。
〔手順C13〕設定回路12が、レジスタ13のクロスバ30−1の状態を一重化移行状態S5から一重化状態S2に書き換える(図11のC13;図3;図4参照)。
〔手順C14〕レジスタ13のクロスバ30−1の状態が一重化移行状態S5から一重化状態S2に書き換えられると、指示回路14が、クロスバ30−1のリクエスト系バス(リクエスト,データ,アドレス等)への一重化送出を開始する指示を行なう(図11のC14;図4参照)。
〔手順C15〕手順C14の完了に伴い、クロスバ30−1は、一重化動作を開始することになる。
以上のようにして、本実施形態の処理システム1では、二重化状態の2つのクロスバ30のうち一方のクロスバ30−1の動作のみを停止し、他方のクロスバ30−0の動作を継続し、クロスバ30−1が二重化状態S3から一重化状態S2に変更され、一重化送出が開始される。これにより、二重化クロスバの動的一重化が、実質的に、処理システム1の動作を停止させることなく、動的に且つ容易に行なわれる。
〔3〕処理システムの効果
このように、本実施形態の処理システム1は、一つのクロスバ30−1のレジスタ31に構成情報を設定することで、各クロスバ30や各クロスバ30に接続された処理装置10および入出力装置20の構成変更を可能に構成される。つまり、レジスタ13,23,31に設定される状態を動的に設定変更可能にすべく、上述した各種回路12,22,14,24,15,25,33〜35がそなえられている。これにより、一重化状態のクロスバ30の交換や、一重化クロスバの動的二重化や、二重化クロスバの動的一重化が、システム動作を停止させることなく、動的に且つ容易に行なうことができる。
このように、本実施形態の処理システム1は、一つのクロスバ30−1のレジスタ31に構成情報を設定することで、各クロスバ30や各クロスバ30に接続された処理装置10および入出力装置20の構成変更を可能に構成される。つまり、レジスタ13,23,31に設定される状態を動的に設定変更可能にすべく、上述した各種回路12,22,14,24,15,25,33〜35がそなえられている。これにより、一重化状態のクロスバ30の交換や、一重化クロスバの動的二重化や、二重化クロスバの動的一重化が、システム動作を停止させることなく、動的に且つ容易に行なうことができる。
したがって、クロスバ30の故障時に、処理システム1の動作を停止させることなく、一重化クロスバの交換が可能であり、保守性が大幅に向上する。
また、処理システム1を、性能重視から信頼性重視に、または、信頼性重視から性能重視に変更したい場合に、処理システム1の動作を停止させることなく、クロスバ30の一重化/二重化の切り換えを行なうことが可能であり、方針変更への柔軟性が大幅に向上する。
また、処理システム1を、性能重視から信頼性重視に、または、信頼性重視から性能重視に変更したい場合に、処理システム1の動作を停止させることなく、クロスバ30の一重化/二重化の切り換えを行なうことが可能であり、方針変更への柔軟性が大幅に向上する。
〔4〕その他
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は、係る特定の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形、変更して実施することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は、係る特定の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形、変更して実施することができる。
なお、上述した処理システム1は、一以上の処理装置10および一以上の入出力装置20をそなえているが、入出力装置20をそなえることなく二以上の処理装置10をそなえてもよく、このような処理システム1についても、本件の技術は同様に適用され、上述した実施形態と同様の作用効果を得ることができる。また、処理装置10,入出力装置20およびクロスバ30の数は、上述した実施形態で開示されたものに限定されるものではない。さらに、上述した実施形態では、通信装置がクロスバスイッチである場合について説明したが、通信装置の種類はクロスバスイッチに限定されるものではない。またさらに、本実施形態において、処理装置/システムボード10と入出力装置/IOU20とは、いずれも「処理装置」として捉えるものとする。
また、上述した構成変更設定回路12,22;構成変更指示回路14,24;構成変更完了パケット生成回路15,25;構成変更指示パケット生成回路32;資源使用管理回路33;構成変更完了生成回路34としての機能の全部または一部は、コンピュータ(CPU,情報処理装置,各種端末を含む)が所定のアプリケーションプログラムを実行することによって実現される。
そのプログラムは、例えばフレキシブルディスク,CD(CD−ROM,CD−R,CD−RWなど),DVD(DVD−ROM,DVD−RAM,DVD−R,DVD−RW,DVD+R,DVD+RWなど),ブルーレイディスク等のコンピュータ読取可能な記録媒体に記録された形態で提供される。この場合、コンピュータはその記録媒体からプログラムを読み取って内部記憶装置または外部記憶装置に転送し格納して用いる。
ここで、コンピュータとは、ハードウェアとOS(Operating System)とを含む概念であり、OSの制御の下で動作するハードウェアを意味している。また、OSが不要でアプリケーションプログラム単独でハードウェアを動作させるような場合には、そのハードウェア自体がコンピュータに相当する。ハードウェアは、少なくとも、CPU等のマイクロプロセッサと、記録媒体に記録されたコンピュータプログラムを読み取る手段とをそなえている。上記電源回路解析プログラムは、上述のようなコンピュータに、上記回路12,22,14,24,15,25,32〜34の機能を実現させるプログラムコードを含んでいる。また、その機能の一部は、アプリケーションプログラムではなくOSによって実現されてもよい。
以上の本実施形態を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
処理装置と、入出力装置と、前記処理装置および前記入出力装置を相互に接続してデータのやり取りを行なう二以上の通信装置とを有し、
前記通信装置のそれぞれは、
当該通信装置の構成情報を保持する第1保持部と、
前記第1保持部に構成情報が設定されると、設定された構成情報に応じた構成変更の指示を、当該通信装置に接続された処理装置および入出力装置に対して行なう第1指示部と、
当該通信装置に接続された処理装置および入出力装置から前記構成変更に対応した動作変更の完了通知を受けると、前記第1保持部に、前記構成変更後の状態に応じた構成情報を設定する第1設定部と、を含むとともに、
前記処理装置および前記入出力装置のそれぞれは、
当該処理装置または当該入出力装置に接続された通信装置の構成情報を保持する第2保持部と、
接続された通信装置から構成変更の指示を受けると、前記第2保持部に、前記構成変更の指示に応じた構成情報を設定する第2設定部と、
前記第2保持部に構成情報が設定されると、当該処理装置または当該入出力装置において、前記構成変更に対応した動作変更の指示を行なう第2指示部と、
当該処理装置または当該入出力装置が前記動作変更を完了すると、前記動作変更の完了通知を前記通信装置に対して行なう通知部と、を含む、処理システム。
(付記2)
前記通信装置のうちの少なくとも一の通信装置の前記第1保持部に、当該通信装置の構成情報を設定する構成情報設定部をさらに含む、付記1記載の処理システム。
(付記3)
前記通信装置のそれぞれは、当該通信装置における資源の使用状況を管理する管理部をさらに含み、
前記第1設定部は、当該通信装置に接続された処理装置および入出力装置から前記構成変更に対応した動作変更の完了通知を受けるとともに前記管理部によって当該通信装置における全ての資源が未使用状態になったことを確認すると、前記第1保持部に、前記構成変更後の状態に応じた構成情報を設定する、付記1または付記2に記載の処理システム。
(付記4)
前記第1保持部は、
当該通信装置の構成情報として、
前記二以上の通信装置のそれぞれが動作を停止している停止状態であることを示す第1情報と、
前記二以上の通信装置のそれぞれが異なるデータのやり取りを行なう非冗長化状態であることを示す第2情報と、
前記二以上の通信装置のそれぞれが同一データのやり取りを行なう冗長化状態であることを示す第3情報と、
前記二以上の通信装置のそれぞれが前記非冗長化状態または前記冗長化状態から前記停止状態へ移行する停止移行状態であることを示す第4情報と、
前記二以上の通信装置のそれぞれが前記非冗長化状態から前記冗長化状態へ移行する冗長化移行状態であることを示す第5情報と、
前記二以上の通信装置のそれぞれが前記冗長化状態から前記非冗長化状態へ移行する非冗長化移行状態であることを示す第6情報と、
のうちのいずれか一つを保持する、付記3記載の処理システム。
(付記5)
前記第2保持部は、当該処理装置または当該入出力装置に接続されている通信装置毎に、各通信装置の構成情報として、前記第1〜第6情報のうちのいずれか一つを保持する、付記4記載の処理システム。
(付記6)
前記通信装置のうちの一つを非冗長化状態で交換する場合、
交換対象の通信装置において、前記第1保持部に、前記第4情報が設定されると、前記第1指示部が、前記第4情報に応じた構成変更の指示を、前記交換対象の通信装置に接続された処理装置および入出力装置に対して行ない、
前記交換対象の通信装置に接続された処理装置および入出力装置において、前記通信装置から構成変更の指示を受けると、前記第2設定部が、前記第2保持部に前記第4情報を設定し、前記第2指示部が、前記交換対象の通信装置への非冗長化送出を停止する指示を行ない、前記非冗長化送出の停止を完了すると、前記通知部が、前記動作変更の完了通知を前記交換対象の通信装置に対して行なうとともに、前記第2設定部が、前記第2保持部に前記第1情報を設定し、
前記交換対象の通信装置において、当該通信装置に接続された全ての処理装置および入出力装置から前記第4情報に応じた構成変更に対応する動作変更の完了通知を受けるとともに前記管理部によって当該通信装置における全ての資源が未使用状態になったことを確認すると、前記第1設定部が、前記第1保持部に前記第1情報を設定し、
前記交換対象の通信装置に代えて追加された新たな通信装置において、前記第1保持部に前記第5情報が設定されると、前記第1指示部が、前記第5情報に応じた構成変更の指示を前記新たな通信装置に接続された処理装置および入出力装置に対して行ない、
前記新たな通信装置に接続された処理装置および入出力装置において、前記通信装置から前記構成変更の指示を受けると、前記第2設定部が、前記第2保持部に前記第5情報を設定し、前記第2指示部が、前記新たな通信装置への非冗長化送出を準備する指示を行ない、前記非冗長化送出の準備を完了すると、前記通知部が、前記動作変更の完了通知を前記新たな通信装置に対して行ない、
前記新たな通信装置において、当該通信装置に接続された全ての処理装置および入出力装置から、前記第5情報に応じた構成変更に対応する動作変更の完了通知を受けると、前記第1指示部が、非冗長化送出を許可する許可通知を、前記処理装置および前記入出力装置に対して行なうとともに、前記第1設定部が、前記第1保持部に前記第2情報を設定し、
前記処理装置および前記入出力装置において、前記新たな通信装置から前記許可通知を受けると、前記第2設定部が、前記第2保持部に前記第2情報を設定する、付記4または付記5に記載の処理システム。
(付記7)
前記通信装置を前記非冗長化状態から前記冗長化状態に変更する場合、
前記通信装置のうちの一の通信装置において、前記第1保持部に前記第6情報が設定されると、前記第1指示部が、前記第6情報に応じた構成変更の指示を、前記一の通信装置に接続された処理装置および入出力装置に対して行ない、
前記一の通信装置に接続された処理装置および入出力装置において、前記一の通信装置から構成変更の指示を受けると、前記第2設定部が、前記第2保持部に前記第6情報を設定し、前記第2指示部が、前記通信装置への非冗長化送出を停止するとともに冗長化送出を準備する指示を行ない、前記非冗長化送出の停止および前記冗長化送出の準備を完了すると、前記通知部が、前記動作変更の完了通知を前記通信装置に対して行ない、
前記一の通信装置以外の通信装置において、当該通信装置に接続された処理装置および入出力装置のうちの一つから、前記第6情報に応じた構成変更に対応する動作変更の完了通知を受けると、前記第1設定部が、前記第1保持部に前記第6情報を設定し、当該通信装置に接続された全ての処理装置および入出力装置から前記第6情報に応じた構成変更に対応する動作変更の完了通知を受けるとともに前記管理部によって当該通信装置における全ての資源が未使用状態になったことを確認すると、前記第1指示部が、冗長化送出を許可する許可通知を、前記処理装置および前記入出力装置に対して行なうとともに、前記第1設定部が、前記第1保持部に前記第3情報を設定し、
前記一の通信装置において、当該通信装置に接続された全ての処理装置および入出力装置から前記第6情報に応じた構成変更に対応する動作変更の完了通知を受けるとともに前記管理部によって当該通信装置における全ての資源が未使用状態になったことを確認すると、前記第1指示部が、冗長化送出を許可する許可通知を、前記処理装置および前記入出力装置に対して行なうとともに、前記第1設定部が、前記第1保持部に前記第3情報を設定し、
前記処理装置および前記入出力装置において、前記通信装置から前記許可通知を受けると、前記第2設定部が、前記第2保持部に前記第3情報を設定する、付記4または付記5に記載の処理システム。
(付記8)
前記通信装置を前記冗長化状態から前記非冗長化状態に変更する場合、
前記通信装置のうちの一の通信装置において、前記第1保持部に前記第5情報が設定されると、前記第1指示部が、前記第5情報に応じた構成変更の指示を、前記一の通信装置に接続された処理装置および入出力装置に対して行ない、
前記一の通信装置に接続された処理装置および入出力装置において、前記一の通信装置から構成変更の指示を受けると、前記第2設定部が、前記第2保持部に、前記一の通信装置以外の通信装置について前記第2情報を設定するとともに前記一の通信装置について前記第5情報を設定し、前記通知部が、非冗長化を指示する非冗長化通知を、前記一の通信装置以外の通信装置に対して行なう一方、前記第2指示部が、前記通信装置への冗長化送出を停止するとともに非冗長化送出を準備する指示を行ない、前記冗長化送出の停止および前記非冗長化送出の準備を完了すると、前記通知部が、前記動作変更の完了通知を前記一の通信装置に対して行ない、
前記一の通信装置以外の通信装置において、当該通信装置に接続された処理装置および入出力装置のうちの一つから、前記第5情報に応じた構成変更に対応する動作変更の完了通知を受けると、前記第1設定部が、前記第1保持部に前記第2情報を設定し、
前記一の通信装置において、当該通信装置に接続された全ての処理装置および入出力装置から前記第5情報に応じた構成変更に対応する動作変更の完了通知を受けるとともに前記管理部によって当該通信装置における全ての資源が未使用状態になったことを確認すると、前記第1指示部が、非冗長化送出を許可する許可通知を、前記処理装置および前記入出力装置に対して行なうとともに、前記第1設定部が、前記第1保持部に前記第2情報を設定し、
前記処理装置および前記入出力装置において、前記一の通信装置から前記許可通知を受けると、前記第2設定部が、前記第2保持部に、前記一の通信装置について前記第2情報を設定する、付記4または付記5に記載の処理システム。
(付記9)
処理装置と、入出力装置とを相互に接続してデータのやり取りを行なう二以上の通信装置を有する処理システムにおける通信装置であって、
当該通信装置の構成情報を保持する保持部と、
前記保持部に構成情報が設定されると、設定された構成情報に応じた構成変更の指示を、当該通信装置に接続された処理装置および入出力装置に対して行なう指示部と、
当該通信装置に接続された処理装置および入出力装置から前記構成変更に対応した動作変更の完了通知を受けると、前記保持部に、前記構成変更後の状態に応じた構成情報を設定する設定部と、を含む、通信装置。
(付記10)
当該通信装置における資源の使用状況を管理する管理部をさらに含み、
前記設定部は、当該通信装置に接続された処理装置および入出力装置から前記構成変更に対応した動作変更の完了通知を受けるとともに、前記管理部によって当該通信装置における全ての資源が未使用状態になったことを確認すると、前記保持部に、前記構成変更後の状態に応じた構成情報を設定する、付記9記載の通信装置。
(付記11)
前記保持部は、
当該通信装置の前記構成情報として、
前記二以上の通信装置のそれぞれが動作を停止している停止状態であることを示す第1情報と、
前記二以上の通信装置のそれぞれが異なるデータのやり取りを行なう非冗長化状態であることを示す第2情報と、
前記二以上の通信装置のそれぞれが同一データのやり取りを行なう冗長化状態であることを示す第3情報と、
前記二以上の通信装置のそれぞれが前記非冗長化状態または前記冗長化状態から前記停止状態へ移行する停止移行状態であることを示す第4情報と、
前記二以上の通信装置のそれぞれが前記非冗長化状態から前記冗長化状態へ移行する冗長化移行状態であることを示す第5情報と、
前記二以上の通信装置のそれぞれが前記冗長化状態から前記非冗長化状態へ移行する非冗長化移行状態であることを示す第6情報と、
のうちのいずれか一つを保持する、付記10記載の通信装置。
(付記12)
処理装置を相互に接続してデータのやり取りを行なう二以上の通信装置を有する処理システムにおける処理装置であって、
当該処理装置に接続された通信装置の構成情報を保持する保持部と、
前記通信装置から構成変更の指示を受けると、前記保持部に、前記構成変更の指示に応じた構成情報を設定する設定部と、
前記保持部に所定の構成情報が設定されると、当該処理装置において、前記構成変更に対応した動作変更の指示を行なう指示部と、
当該処理装置が前記動作変更を完了すると、前記動作変更の完了通知を前記通信装置に対して行なう通知部と、を含む、処理装置。
(付記13)
前記保持部は、当該処理装置に接続されている通信装置毎に、各通信装置の構成情報として、
前記二以上の通信装置のそれぞれが動作を停止している停止状態であることを示す第1情報と、
前記二以上の通信装置のそれぞれが異なるデータのやり取りを行なう非冗長化状態であることを示す第2情報と、
前記二以上の通信装置のそれぞれが同一データのやり取りを行なう冗長化状態であることを示す第3情報と、
前記二以上の通信装置のそれぞれが前記非冗長化状態または前記冗長化状態から前記停止状態へ移行する停止移行状態であることを示す第4情報と、
前記二以上の通信装置のそれぞれが前記非冗長化状態から前記冗長化状態へ移行する冗長化移行状態であることを示す第5情報と、
前記二以上の通信装置のそれぞれが前記冗長化状態から前記非冗長化状態へ移行する非冗長化移行状態であることを示す第6情報と、
のうちのいずれか一つを保持する、付記11記載の処理装置。
以上の本実施形態を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
処理装置と、入出力装置と、前記処理装置および前記入出力装置を相互に接続してデータのやり取りを行なう二以上の通信装置とを有し、
前記通信装置のそれぞれは、
当該通信装置の構成情報を保持する第1保持部と、
前記第1保持部に構成情報が設定されると、設定された構成情報に応じた構成変更の指示を、当該通信装置に接続された処理装置および入出力装置に対して行なう第1指示部と、
当該通信装置に接続された処理装置および入出力装置から前記構成変更に対応した動作変更の完了通知を受けると、前記第1保持部に、前記構成変更後の状態に応じた構成情報を設定する第1設定部と、を含むとともに、
前記処理装置および前記入出力装置のそれぞれは、
当該処理装置または当該入出力装置に接続された通信装置の構成情報を保持する第2保持部と、
接続された通信装置から構成変更の指示を受けると、前記第2保持部に、前記構成変更の指示に応じた構成情報を設定する第2設定部と、
前記第2保持部に構成情報が設定されると、当該処理装置または当該入出力装置において、前記構成変更に対応した動作変更の指示を行なう第2指示部と、
当該処理装置または当該入出力装置が前記動作変更を完了すると、前記動作変更の完了通知を前記通信装置に対して行なう通知部と、を含む、処理システム。
(付記2)
前記通信装置のうちの少なくとも一の通信装置の前記第1保持部に、当該通信装置の構成情報を設定する構成情報設定部をさらに含む、付記1記載の処理システム。
(付記3)
前記通信装置のそれぞれは、当該通信装置における資源の使用状況を管理する管理部をさらに含み、
前記第1設定部は、当該通信装置に接続された処理装置および入出力装置から前記構成変更に対応した動作変更の完了通知を受けるとともに前記管理部によって当該通信装置における全ての資源が未使用状態になったことを確認すると、前記第1保持部に、前記構成変更後の状態に応じた構成情報を設定する、付記1または付記2に記載の処理システム。
(付記4)
前記第1保持部は、
当該通信装置の構成情報として、
前記二以上の通信装置のそれぞれが動作を停止している停止状態であることを示す第1情報と、
前記二以上の通信装置のそれぞれが異なるデータのやり取りを行なう非冗長化状態であることを示す第2情報と、
前記二以上の通信装置のそれぞれが同一データのやり取りを行なう冗長化状態であることを示す第3情報と、
前記二以上の通信装置のそれぞれが前記非冗長化状態または前記冗長化状態から前記停止状態へ移行する停止移行状態であることを示す第4情報と、
前記二以上の通信装置のそれぞれが前記非冗長化状態から前記冗長化状態へ移行する冗長化移行状態であることを示す第5情報と、
前記二以上の通信装置のそれぞれが前記冗長化状態から前記非冗長化状態へ移行する非冗長化移行状態であることを示す第6情報と、
のうちのいずれか一つを保持する、付記3記載の処理システム。
(付記5)
前記第2保持部は、当該処理装置または当該入出力装置に接続されている通信装置毎に、各通信装置の構成情報として、前記第1〜第6情報のうちのいずれか一つを保持する、付記4記載の処理システム。
(付記6)
前記通信装置のうちの一つを非冗長化状態で交換する場合、
交換対象の通信装置において、前記第1保持部に、前記第4情報が設定されると、前記第1指示部が、前記第4情報に応じた構成変更の指示を、前記交換対象の通信装置に接続された処理装置および入出力装置に対して行ない、
前記交換対象の通信装置に接続された処理装置および入出力装置において、前記通信装置から構成変更の指示を受けると、前記第2設定部が、前記第2保持部に前記第4情報を設定し、前記第2指示部が、前記交換対象の通信装置への非冗長化送出を停止する指示を行ない、前記非冗長化送出の停止を完了すると、前記通知部が、前記動作変更の完了通知を前記交換対象の通信装置に対して行なうとともに、前記第2設定部が、前記第2保持部に前記第1情報を設定し、
前記交換対象の通信装置において、当該通信装置に接続された全ての処理装置および入出力装置から前記第4情報に応じた構成変更に対応する動作変更の完了通知を受けるとともに前記管理部によって当該通信装置における全ての資源が未使用状態になったことを確認すると、前記第1設定部が、前記第1保持部に前記第1情報を設定し、
前記交換対象の通信装置に代えて追加された新たな通信装置において、前記第1保持部に前記第5情報が設定されると、前記第1指示部が、前記第5情報に応じた構成変更の指示を前記新たな通信装置に接続された処理装置および入出力装置に対して行ない、
前記新たな通信装置に接続された処理装置および入出力装置において、前記通信装置から前記構成変更の指示を受けると、前記第2設定部が、前記第2保持部に前記第5情報を設定し、前記第2指示部が、前記新たな通信装置への非冗長化送出を準備する指示を行ない、前記非冗長化送出の準備を完了すると、前記通知部が、前記動作変更の完了通知を前記新たな通信装置に対して行ない、
前記新たな通信装置において、当該通信装置に接続された全ての処理装置および入出力装置から、前記第5情報に応じた構成変更に対応する動作変更の完了通知を受けると、前記第1指示部が、非冗長化送出を許可する許可通知を、前記処理装置および前記入出力装置に対して行なうとともに、前記第1設定部が、前記第1保持部に前記第2情報を設定し、
前記処理装置および前記入出力装置において、前記新たな通信装置から前記許可通知を受けると、前記第2設定部が、前記第2保持部に前記第2情報を設定する、付記4または付記5に記載の処理システム。
(付記7)
前記通信装置を前記非冗長化状態から前記冗長化状態に変更する場合、
前記通信装置のうちの一の通信装置において、前記第1保持部に前記第6情報が設定されると、前記第1指示部が、前記第6情報に応じた構成変更の指示を、前記一の通信装置に接続された処理装置および入出力装置に対して行ない、
前記一の通信装置に接続された処理装置および入出力装置において、前記一の通信装置から構成変更の指示を受けると、前記第2設定部が、前記第2保持部に前記第6情報を設定し、前記第2指示部が、前記通信装置への非冗長化送出を停止するとともに冗長化送出を準備する指示を行ない、前記非冗長化送出の停止および前記冗長化送出の準備を完了すると、前記通知部が、前記動作変更の完了通知を前記通信装置に対して行ない、
前記一の通信装置以外の通信装置において、当該通信装置に接続された処理装置および入出力装置のうちの一つから、前記第6情報に応じた構成変更に対応する動作変更の完了通知を受けると、前記第1設定部が、前記第1保持部に前記第6情報を設定し、当該通信装置に接続された全ての処理装置および入出力装置から前記第6情報に応じた構成変更に対応する動作変更の完了通知を受けるとともに前記管理部によって当該通信装置における全ての資源が未使用状態になったことを確認すると、前記第1指示部が、冗長化送出を許可する許可通知を、前記処理装置および前記入出力装置に対して行なうとともに、前記第1設定部が、前記第1保持部に前記第3情報を設定し、
前記一の通信装置において、当該通信装置に接続された全ての処理装置および入出力装置から前記第6情報に応じた構成変更に対応する動作変更の完了通知を受けるとともに前記管理部によって当該通信装置における全ての資源が未使用状態になったことを確認すると、前記第1指示部が、冗長化送出を許可する許可通知を、前記処理装置および前記入出力装置に対して行なうとともに、前記第1設定部が、前記第1保持部に前記第3情報を設定し、
前記処理装置および前記入出力装置において、前記通信装置から前記許可通知を受けると、前記第2設定部が、前記第2保持部に前記第3情報を設定する、付記4または付記5に記載の処理システム。
(付記8)
前記通信装置を前記冗長化状態から前記非冗長化状態に変更する場合、
前記通信装置のうちの一の通信装置において、前記第1保持部に前記第5情報が設定されると、前記第1指示部が、前記第5情報に応じた構成変更の指示を、前記一の通信装置に接続された処理装置および入出力装置に対して行ない、
前記一の通信装置に接続された処理装置および入出力装置において、前記一の通信装置から構成変更の指示を受けると、前記第2設定部が、前記第2保持部に、前記一の通信装置以外の通信装置について前記第2情報を設定するとともに前記一の通信装置について前記第5情報を設定し、前記通知部が、非冗長化を指示する非冗長化通知を、前記一の通信装置以外の通信装置に対して行なう一方、前記第2指示部が、前記通信装置への冗長化送出を停止するとともに非冗長化送出を準備する指示を行ない、前記冗長化送出の停止および前記非冗長化送出の準備を完了すると、前記通知部が、前記動作変更の完了通知を前記一の通信装置に対して行ない、
前記一の通信装置以外の通信装置において、当該通信装置に接続された処理装置および入出力装置のうちの一つから、前記第5情報に応じた構成変更に対応する動作変更の完了通知を受けると、前記第1設定部が、前記第1保持部に前記第2情報を設定し、
前記一の通信装置において、当該通信装置に接続された全ての処理装置および入出力装置から前記第5情報に応じた構成変更に対応する動作変更の完了通知を受けるとともに前記管理部によって当該通信装置における全ての資源が未使用状態になったことを確認すると、前記第1指示部が、非冗長化送出を許可する許可通知を、前記処理装置および前記入出力装置に対して行なうとともに、前記第1設定部が、前記第1保持部に前記第2情報を設定し、
前記処理装置および前記入出力装置において、前記一の通信装置から前記許可通知を受けると、前記第2設定部が、前記第2保持部に、前記一の通信装置について前記第2情報を設定する、付記4または付記5に記載の処理システム。
(付記9)
処理装置と、入出力装置とを相互に接続してデータのやり取りを行なう二以上の通信装置を有する処理システムにおける通信装置であって、
当該通信装置の構成情報を保持する保持部と、
前記保持部に構成情報が設定されると、設定された構成情報に応じた構成変更の指示を、当該通信装置に接続された処理装置および入出力装置に対して行なう指示部と、
当該通信装置に接続された処理装置および入出力装置から前記構成変更に対応した動作変更の完了通知を受けると、前記保持部に、前記構成変更後の状態に応じた構成情報を設定する設定部と、を含む、通信装置。
(付記10)
当該通信装置における資源の使用状況を管理する管理部をさらに含み、
前記設定部は、当該通信装置に接続された処理装置および入出力装置から前記構成変更に対応した動作変更の完了通知を受けるとともに、前記管理部によって当該通信装置における全ての資源が未使用状態になったことを確認すると、前記保持部に、前記構成変更後の状態に応じた構成情報を設定する、付記9記載の通信装置。
(付記11)
前記保持部は、
当該通信装置の前記構成情報として、
前記二以上の通信装置のそれぞれが動作を停止している停止状態であることを示す第1情報と、
前記二以上の通信装置のそれぞれが異なるデータのやり取りを行なう非冗長化状態であることを示す第2情報と、
前記二以上の通信装置のそれぞれが同一データのやり取りを行なう冗長化状態であることを示す第3情報と、
前記二以上の通信装置のそれぞれが前記非冗長化状態または前記冗長化状態から前記停止状態へ移行する停止移行状態であることを示す第4情報と、
前記二以上の通信装置のそれぞれが前記非冗長化状態から前記冗長化状態へ移行する冗長化移行状態であることを示す第5情報と、
前記二以上の通信装置のそれぞれが前記冗長化状態から前記非冗長化状態へ移行する非冗長化移行状態であることを示す第6情報と、
のうちのいずれか一つを保持する、付記10記載の通信装置。
(付記12)
処理装置を相互に接続してデータのやり取りを行なう二以上の通信装置を有する処理システムにおける処理装置であって、
当該処理装置に接続された通信装置の構成情報を保持する保持部と、
前記通信装置から構成変更の指示を受けると、前記保持部に、前記構成変更の指示に応じた構成情報を設定する設定部と、
前記保持部に所定の構成情報が設定されると、当該処理装置において、前記構成変更に対応した動作変更の指示を行なう指示部と、
当該処理装置が前記動作変更を完了すると、前記動作変更の完了通知を前記通信装置に対して行なう通知部と、を含む、処理装置。
(付記13)
前記保持部は、当該処理装置に接続されている通信装置毎に、各通信装置の構成情報として、
前記二以上の通信装置のそれぞれが動作を停止している停止状態であることを示す第1情報と、
前記二以上の通信装置のそれぞれが異なるデータのやり取りを行なう非冗長化状態であることを示す第2情報と、
前記二以上の通信装置のそれぞれが同一データのやり取りを行なう冗長化状態であることを示す第3情報と、
前記二以上の通信装置のそれぞれが前記非冗長化状態または前記冗長化状態から前記停止状態へ移行する停止移行状態であることを示す第4情報と、
前記二以上の通信装置のそれぞれが前記非冗長化状態から前記冗長化状態へ移行する冗長化移行状態であることを示す第5情報と、
前記二以上の通信装置のそれぞれが前記冗長化状態から前記非冗長化状態へ移行する非冗長化移行状態であることを示す第6情報と、
のうちのいずれか一つを保持する、付記11記載の処理装置。
Claims (6)
- 処理装置と、入出力装置と、前記処理装置および前記入出力装置を相互に接続してデータのやり取りを行なう二以上の通信装置とを有し、
前記通信装置のそれぞれは、
当該通信装置の構成情報を保持する第1保持部と、
前記第1保持部に構成情報が設定されると、設定された構成情報に応じた構成変更の指示を、当該通信装置に接続された処理装置および入出力装置に対して行なう第1指示部と、
当該通信装置に接続された処理装置および入出力装置から前記構成変更に対応した動作変更の完了通知を受けると、前記第1保持部に、前記構成変更後の状態に応じた構成情報を設定する第1設定部と、を含むとともに、
前記処理装置および前記入出力装置のそれぞれは、
当該処理装置または当該入出力装置に接続された通信装置の構成情報を保持する第2保持部と、
接続された通信装置から構成変更の指示を受けると、前記第2保持部に、前記構成変更の指示に応じた構成情報を設定する第2設定部と、
前記第2保持部に構成情報が設定されると、当該処理装置または当該入出力装置において、前記構成変更に対応した動作変更の指示を行なう第2指示部と、
当該処理装置または当該入出力装置が前記動作変更を完了すると、前記動作変更の完了通知を前記通信装置に対して行なう通知部と、を含む、処理システム。 - 前記通信装置のうちの少なくとも一の通信装置の前記第1保持部に、当該通信装置の構成情報を設定する構成情報設定部をさらに含む、請求項1記載の処理システム。
- 前記通信装置のそれぞれは、当該通信装置における資源の使用状況を管理する管理部をさらに含み、
前記第1設定部は、当該通信装置に接続された処理装置および入出力装置から前記構成変更に対応した動作変更の完了通知を受けるとともに前記管理部によって当該通信装置における全ての資源が未使用状態になったことを確認すると、前記第1保持部に、前記構成変更後の状態に応じた構成情報を設定する、請求項1または請求項2に記載の処理システム。 - 前記第1保持部は、
当該通信装置の構成情報として、
前記二以上の通信装置のそれぞれが動作を停止している停止状態であることを示す第1情報と、
前記二以上の通信装置のそれぞれが異なるデータのやり取りを行なう非冗長化状態であることを示す第2情報と、
前記二以上の通信装置のそれぞれが同一データのやり取りを行なう冗長化状態であることを示す第3情報と、
前記二以上の通信装置のそれぞれが前記非冗長化状態または前記冗長化状態から前記停止状態へ移行する停止移行状態であることを示す第4情報と、
前記二以上の通信装置のそれぞれが前記非冗長化状態から前記冗長化状態へ移行する冗長化移行状態であることを示す第5情報と、
前記二以上の通信装置のそれぞれが前記冗長化状態から前記非冗長化状態へ移行する非冗長化移行状態であることを示す第6情報と、
のうちのいずれか一つを保持する、請求項3記載の処理システム。 - 処理装置と、入出力装置とを相互に接続してデータのやり取りを行なう二以上の通信装置を有する処理システムにおける通信装置であって、
当該通信装置の構成情報を保持する保持部と、
前記保持部に構成情報が設定されると、設定された構成情報に応じた構成変更の指示を、当該通信装置に接続された処理装置および入出力装置に対して行なう指示部と、
当該通信装置に接続された処理装置および入出力装置から前記構成変更に対応した動作変更の完了通知を受けると、前記保持部に、前記構成変更後の状態に応じた構成情報を設定する設定部と、を含む、通信装置。 - 処理装置を相互に接続してデータのやり取りを行なう二以上の通信装置を有する処理システムにおける処理装置であって、
当該処理装置に接続された通信装置の構成情報を保持する保持部と、
前記通信装置から構成変更の指示を受けると、前記保持部に、前記構成変更の指示に応じた構成情報を設定する設定部と、
前記保持部に所定の構成情報が設定されると、当該処理装置において、前記構成変更に対応した動作変更の指示を行なう指示部と、
当該処理装置が前記動作変更を完了すると、前記動作変更の完了通知を前記通信装置に対して行なう通知部と、を含む、処理装置。
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