JP5364040B2 - 棒材供給機 - Google Patents

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Description

本発明は、棒材をその長手方向に沿って棒材加工機に供給する棒材供給機に関し、更に詳細には、棒材を案内するガイドレールのガイド溝内を油で満たした状態で棒材を回転させることができる、いわゆるオイル式の棒材供給機に関する。
棒材の先端部分に切削加工を施すNC自動旋盤等の棒材加工機に対して、長尺の棒材を自動的に供給するように構成された棒材供給機が知られている。棒材供給機は、加工すべき棒材を棒材加工機に給送するために、棒材加工機に向かって真直ぐに延び且つ上方に開口したガイド溝を有するガイドレールを有している。棒材の後端部は、送り矢の先端に設けられたフィンガーチャックによって、また、棒材の先端部は、棒材加工機のチャックによって把持される。棒材は高速回転しながら、棒材加工機のチャックの中心軸線と一致する棒材の給送軸線に沿って、送り矢がガイド溝内で進退運動することによって棒材加工機に給送される。
棒材が細い場合には、送り矢先端のフィンガーチャックによって給送軸線上に把持された後端部と、棒材加工機のチャックによって把持された前端部との間の中間部分が自重で撓み、あるいは棒材の元々の形状により中間部分が曲がっている場合がある。この状態で棒材が高速回転すると、棒材がガイド溝に叩きつけられて振動や騒音が生じ、また、棒材が振動すると棒材を精密に加工することができない。従来から、このような棒材加工時の振動及び騒音を低減するように工夫した棒材供給機として、いわゆるオイル式の棒材供給機が知られている。例えば、従来のオイル式棒材供給機は、ガイド溝の上にシャッターを設けて、給送方向と垂直な方向に液密な閉鎖空間を形成し、その内部を油で満たし、撓んだり曲がったりしている棒材の中間部分を、棒材が回転するときの油の流体力学的求心作用によって給送軸線に向かって浮上させ、棒材とガイドレールとの間の接触を防止するようになっている(例えば、特許文献1及び2参照)。
特開平11−320206号公報 特開2009−166177号公報
棒材加工機に給送される棒材の外径は、近年、更に細くなる傾向がある。例えば、外径が0.1〜0.6mm及び長さ1〜2mの棒材が加工される場合がある。この場合、材料棚からガイド溝に補給された棒材が、ガイド溝に適切に入らないことがあった。具体的には、材料棚は、ガイドレールの横に且つ上方に配置され、材料棚から補給された棒材は、材料棚からガイド溝の中に落下する。棒材が軽量であると、材料棚から補給される棒材がガイド溝に対して曲がってしまうことがあり、その場合、棒材がシャッターの上に載り、ガイド溝の中に入らないことがあった。また、棒材が軽量であるため、シャッターの側面に付着している油によって、棒材がシャッターの側面に付着して、ガイド溝の中に入らないことがあった。
そこで本発明の目的は、棒材をガイドレールのガイド溝の中に入り易くした棒材供給機を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明による棒材供給機は、棒材をその長手方向に沿って棒材加工機に給送する棒材供給機であって、上面を有し、この上面に、棒材を棒材加工機に向かって長手方向に案内するガイド溝が設けられたガイドレールと、ガイドレールの横に且つ上方に配置された材料棚から、棒材を1本ずつガイド溝に補給する棒材補給機構と、ガイド溝内に補給された棒材を長手方向に押し進めるためにガイド溝内を移動可能な送り矢と、ガイド溝を油で満たすためにガイド溝の上を覆うシャッターと、を有し、シャッターは、ガイド溝を覆う閉位置と、ガイド溝を開放する開位置との間を、ガイドレールの上面に沿って移動可能であり、送り矢は、それからガイド溝の外に延びる羽根部材を介して駆動され、更に、シャッターが開位置にあるとき、棒材補給機構から補給された棒材をガイド溝に向かって案内するようにシャッターの上の案内位置に位置決めされるガイド部材を有し、ガイド部材は、その横を羽根部材が移動するとき、羽根部材と干渉しない退避位置にシャッターの上を移動可能であることを特徴としている。
このように構成された棒材供給機によれば、シャッターが開位置にあるとき、ガイド部材がシャッターの上の案内位置に位置決めされ、棒材補給機構から補給された棒材をガイド溝に向かって案内する。これにより、材料棚から補給される棒材がガイド溝に対して曲がっていても、ガイド部材によってガイド溝と平行になり、棒材がガイド溝に入り易くなる。また、棒材が細い場合、ガイド溝の幅が小さくなり、ガイド部材の案内位置もガイド溝の中心近くになる。ガイド部材が案内位置にあると、送り矢を駆動する羽根部材がガイド部材の横を通過するとき、ガイド部材と羽根部材が干渉するおそれがある。このため、ガイド部材は、シャッターの上を移動可能であり、ガイド部材の横を羽根部材が移動するときにシャッターの上を移動して退避位置にあり、ガイド部材と羽根部材が干渉することが防止される。
この棒材供給機において、好ましくは、シャッターは、シャッターが開位置にあるときにガイド溝に隣接する側面を有し、側面には、側面に油が付着しているときの側面への棒材の付着力を弱めるための凹部が設けられる。
また、上記目的を達成するために、本発明による棒材供給機は、棒材をその長手方向に沿って棒材加工機に供給する棒材供給機であって、棒材を棒材加工機に向かって長手方向に案内するガイド溝が設けられた上面を有するガイドレールと、ガイドレールの横に且つ上方に配置された材料棚から、棒材を1本ずつガイド溝に補給する棒材補給機構と、ガイド溝を油で満たすためにガイド溝の上を覆うシャッターと、を有し、シャッターは、ガイド溝を覆う閉位置と、ガイド溝を開放する開位置との間を、ガイドレールの上面に沿って移動可能であり、更に、シャッターは、シャッターが開位置にあるときにガイド溝に隣接する側面を有し、側面には、側面に油が付着しているときに側面への棒材の付着力を弱めるための凹部が設けられることを特徴としている。
このように構成された棒材供給機によれば、シャッターの側面には、側面に油が付着しているときに側面への棒材の付着力を弱めるための凹部が設けられる。従って、棒材が、シャッターの側面に付着している油によってシャッターの側面に付着することが防止され、棒材がガイド溝に入り易くなる。
シャッターの側面に凹部が設けられた上記棒材供給機において、好ましくは、シャッターは、1対のシャッター部材を有し、1対のシャッター部材は各々、上記側面と下面とを有し、1対のシャッター部材の側面は、互いに対向し、1対のシャッター部材は、それぞれの側面が互いに当接してガイド溝を覆う閉位置と、ガイド溝を開放するように互いに離れた開位置との間を移動可能である。好ましくは、側面は、1対のシャッター部材の間から油が漏れることを防止するために、長手方向にたどったときに途切れない当接部分を有する。更に好ましくは、側面は、その上縁に沿って長手方向に途切れない長手方向当接部分と、長手方向当接部分から下面まで延び且つ長手方向に間隔をあけて配置された複数の縦方向当接部分とを有し、縦方向部分の間に凹部が形成される。
以上説明したように、本発明による棒材供給機によれば、棒材をガイドレールのガイド溝の中に投入し易くすることができる。
本発明による棒材供給機の正面図である。 図1の棒材供給機の平面図である。 図1の線3-3における矢視図である。 図1の線4-4における矢視図である。 シャッター及びシャッター駆動機構を示す平面図である。 シャッター及びシャッター駆動機構を示す正面図である。 シャッター及びシャッター駆動機構を示す側面図である。 シャッター及びシャッター駆動機構を示す平面図である。 シャッター及びシャッター駆動機構を示す正面図である。 シャッター及びシャッター駆動機構を示す側面図である。 ガイド部材を示す平面図である。 シャッターの側面を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明による棒材供給機の好ましい実施形態を説明する。
図1は、主要な構成要素を実線で示した、本発明による棒材供給機の正面図である。図2は、図1の棒材供給機の平面図である。図3は、図1の線3―3における矢視図であり、図4は、図1の線4―4における矢視図である。
図1に示すように、本発明による棒材供給機1は、棒材Wをその長手方向、即ち、給送方向Aに沿って棒材加工機Mに給送するために、棒材加工機Mの後方、即ち、上流側に且つそれに隣接して配置される。棒材加工機Mは、例えば、NC旋盤であり、回転軸線MCを中心に回転可能であるように主軸台に設けられた中空の主軸(図示せず)と、主軸の中に通された棒材Wを保持するチャック(図示せず)と、チャックで保持され且つ主軸によって回転させられた棒材を加工する加工部(図示せず)を有している。
図1及び図2に示すように、棒材供給機1は、長手方向Aに延びるフレーム2と、複数の棒材Wが横方向Bに並べられる材料棚4と、材料棚4から1本ずつ補給された棒材Wを受入れて棒材加工機Mに向かって長手方向Aに案内するガイド溝6(図3参照)が設けられたガイドレール8と、ガイド溝6内の棒材Wをガイド溝6に沿って棒材加工機Mに給送する給送機構10とを有している。
図1〜図3に示すように、ガイドレール8は、棒材供給機1の給送方向Aのほぼ全体にわたって延び、本実施形態では、前方(下流側)のガイドレール8aと、後方(上流側)のガイドレール8bに分割されている。ガイドレール8は、平らな上面8cを有し、ガイド溝6は、棒材Wを上方から受入れるために上面8cに設けられ、即ち、上面8cに開口している。ガイド溝6の断面は、棒材加工機Mの回転軸線MCと一致する給送軸線Cに沿って延びる略円形状の下部6aと、下部6aと上面8cとを連結する上部6bを有し、上部6bは上面8cまで広がっている。後述するように、ガイド溝6は油で満たされ、ガイド溝6内で回転する棒材Wは、油によってガイド溝6に接触しないように保持される。棒材Wの径は、例えば、0.1〜6mmである。また、下部6aの径は、例えば、6〜8mmである。
材料棚4は、給送軸線Cの方向に見たとき、ガイドレール8の一方の側の横に且つ上方に配置され、支持板12と、材料棚4の棒材Wを1本ずつガイド溝6に補給する複数のスクリュー14を有している。支持板12は、棒材供給機1の長手方向Aのほぼ全体にわたって水平方向に配置されている。複数の(本実施形態では7つの)スクリュー14は、長手方向Aに間隔を置いて配置され、各スクリュー14は、横方向Bに延びている。スクリュー14は、円錐形の先端部14aと、らせん状の溝14bが形成された本体14cを有し、支持板12よりも上に複数の棒材受入れ凹部14dが形成されるように配置される。複数のスクリュー14は、各スクリューのらせん状の溝14bの位相が同じになるように配置される。棒材Wは、棒材受入れ部14dに1本ずつ配置され、それにより、スクリューが1回転するごとに、材料棚4の上の棒材Wがガイドレール8に向かって移動し、棒材受入れ凹部14dから押出された棒材Wがガイドレール8のガイド溝6の中に落下する。
図1、図2及び図4に示すように、給送機構10は、ガイド溝6内に補給された棒材Wを長手方向Aに押し進めるためにガイド溝6内を移動可能な送り矢16と、送り矢16を長手方向に移動させる送り矢駆動機構18と、送り矢16と送り矢駆動機構18とを連結する羽根部材20とを有し、羽根部材20は、中空のボックス部20aを有している。また、棒材Wを把持する棒材クランプ部22と、送り矢16を把持する送り矢クランプ部23が、上流側のガイドレール8bに隣接して設けられている。ボックス部20aは、送り矢16の上方に位置し、棒材Wの後端部を一時的に受入れ可能である。ボックス部20aは、その下流側が開口し且つ上流側が閉じた箱状の形態を有し、棒材Wの後端部が通過可能な側面開口20bを有している。送り矢16の前端には、棒材Wの後端部を保持することが可能なフィンガーチャック(図示せず)が回転可能に取付けられる。送り矢16a8、それからガイド溝6の外に上方に延びる羽根部材20を介して駆動される。送り矢駆動機構18は、羽根部材20に連結された無端タイミングベルト18aと、タイミングベルト18aを支持する回転可能な1対のタイミングプーリ18bと、タイミングプーリ18bを駆動するエンコーダ18c付のサーボモータ18dを有している。タイミングベルト18aは、送り矢16を長手方向Aに移動させるために、棒材供給機1の長手方向Aのほぼ全体にわたって延びている。エンコーダ18cによって、タイミングベルト18aの位置、すなわち、送り矢16の長手方向位置を検出可能である。
また、図1及び図2に示すように、棒材供給機1は、ガイド溝6を油で満たすためにガイド溝6の上を覆う複数のシャッター24a、24b、24cと、シャッター24a、24b、24cを開閉するシャッター駆動機構26と、ガイド溝6内に油を供給する油供給機構28を有している。
複数のシャッター24a、24b、24cは、前方(下流側)のガイドレール8aの上面8cの上に配置され、上流側の第1のシャッター24a、中間の第2のシャッター24b、及び下流側の第3のシャッター24cを有している。第1〜第3のシャッター24a、24b、24cは、ガイド溝6を覆う閉位置と、ガイド溝6を開放する開位置との間を、ガイドレール8の上面8cに沿って移動可能である。第1〜第3のシャッター24a、24b、24cの構造は同様であるので、第1のシャッター24aだけを説明する。
図3に示すように、シャッター24aは、ガイド溝6を中心として横方向Bに開閉する1対のシャッター部材30、32を有している。材料棚4に近いほうの第1のシャッター部材30及び材料棚4から遠い方の第2のシャッター部材32はいずれも、直方体形状であり、ガイドレール8の上面8cに当接する下面30a、32aと、1対のシャッター部材30、32が閉じたときに互いに当接する側面30b、32bと、平らな上面30c、32cと、開口上縁30d、32dを有している。シャッター部材30,32は、その側面30b、32bが互いに当接してガイド溝6全体を覆う閉位置と、その側面30b、32bがガイド溝6を開放するように互いに離れた開位置との間を移動可能である。開位置は、ガイド溝が6開放された位置を意味し、例えば、羽根部材20が通過可能な程度にシャッター部材30、32が開いた半開位置(図4参照)、ガイド溝6全体を開放する全開位置(図3参照)、及び半開位置と全開位置と間の位置を含む。
図5、図6及び図7はそれぞれ、閉位置におけるシャッター及びシャッター駆動機構を示す平面図、正面図、及び側面図である。図8、図9及び図10はそれぞれ、全開位置におけるシャッター及びシャッター駆動機構を示す平面図、正面図、及び側面図である。
図5〜図7に示すように、各シャッター部材30、32は、互いに平行に配置された2つのリンクアーム34によって、給送軸線Cに対して平行に移動可能である。具体的には、第1のシャッター部材30において、各リンクアーム34の一方の端部は、第1のシャッター部材30に枢動可能に連結され、他方の端部は、フレーム2に枢動可能に連結され、枢動可能に連結された4つの箇所は、平行四辺形の頂点の位置にある。第2のシャッター部材32の構造も、第1のシャッター部材30の構造と同様である。本実施形態では、リンクアーム34は、シャッター部材30、32が下流側に移動しながら互いに近づいて閉じるように配置されている。また、各シャッター部材30、32は、それとフレーム2との間に配置されたばね36によって、閉位置に付勢されている。
シャッター駆動機構26は、第1〜第3のシャッター24a、24b、24cを閉じたり、タイミングをずらして開いたりするためのものであり、第1〜第3のシャッター24a、24b、24cにそれぞれ設けられた第1〜第3の駆動ブロック40a、40b、40cと、第1〜第3の駆動ブロック40a、40b、40cを長手方向に移動可能な駆動バー42と、駆動バーの42の前端に当接するカム44と、カム44を回転させるモータ46を有している。
第1〜第3の駆動ブロック40a、40b、40cは、2つずつ設けられ、その一方は、第1のシャッター部材30に固定され、その他方は、第2のシャッター32に固定されている。第1〜第3の駆動ブロック40a、40b、40cはそれぞれ、ガイドレール8よりも下方に延びる第1〜第3の下向き突起48a、48b、48cを有している。
駆動バー42は、ガイドレール8の真下に位置し、フレーム2に固定された複数のガイド49に沿って長手方向Aに移動可能である。また、駆動バー42は、第1〜第3の下向き突起48a、48b、48cにそれぞれ、下流側から当接可能な第1〜第3の上向き突起50a、50b、50cを有している。従って、駆動バー42は、シャッター部材30、32を閉位置に付勢しているばね36によって、下流側に付勢される。また、駆動バー42は、カム44の第1〜第5の位置への変位によって、第1〜第3のシャッターが24a、24b、24cがすべて閉じている第1の位置(図5及び図6参照)と、第1及び第2のシャッター24a、24bが閉じ、第3のシャッター24cが半開位置にある第2の位置(図示せず)と、第1のシャッター24aが閉じ、第2のシャッター24bが半開位置にあり、第3のシャッター24b、24cが開いている第3の位置(図示せず)と、第1のシャッター24aが半開位置にあり、第2及び第3のシャッター24b、24cが開いている第4の位置(図示せず)と、第1〜第3のシャッター24a、24b、24c全開位置にある第5の位置(図8及び図9参照)に変位可能である。第5の位置において、第1〜第3のシャッター24a、24b、24cの開きは、第1のシャッター24aが最も小さく、第3のシャッター24cが最も大きい。
第1〜第3の上向き突起50a、50b、50cはそれぞれ、カム44及び駆動バー42が第1の位置にあるときに、即ち、第1〜第3のシャッター24a、24b、24cがすべて閉じているときに、第1及び第2の下向き突起48a、48bとの間に第1及び第2の隙間G1、G2を有し、第3の下向き突起48cを押圧することなしにそれに当接し又はそれとの間にわずかな隙間G3を有するように配置される。ここで、G1>G2>G3である(図6参照)。
また、第1〜第3の上向き突起50a、50b、50cはそれぞれ、カム44及び駆動バー42が第2の位置にあるときに、即ち、第1及び第2のシャッター24a、24bが閉じ、第3のシャッター24cが開いているときに、第1の下向き突起48aとの間に隙間G1を有し、第2の下向き突起48bを押圧することなしにそれに当接し又はそれとの間にわずかな隙間G2を有し、第3の下向き突起48cを上流側に押圧するように配置される(図示せず)。
また、第1〜第3の上向き突起50a、50b、50cはそれぞれ、カム44及び駆動バー42が第3の位置にあるときに、即ち、第1のシャッター24aが閉じ、第2及び第3のシャッター24b、24cが開いているときに、第1の下向き突起48aを押圧することなしにそれに当接し又はそれとの間にわずかな隙間G1を有し、第2及び第3の下向き突起48b、48cを上流側に押圧するように配置される(図示せず)。
また、第1〜第3の上向き突起50a、50b、50cはそれぞれ、カム44及び駆動バー42が第4及び第5の位置にあるときに、即ち、第1〜第3のシャッターが24a、24b、24cがすべて開いているときに、第1〜第3の下向き突起48a、48b、48cを上流側に押圧するように配置される(図9参照)。
カム44が第1〜第5の位置にあることを検出するために、カム44の第1〜第5の位置にそれぞれ対応するスイッチ用突起44b(図6に1つだけ示し、図9に2つだけ示す)が、カム44に連結された円板44aに設けられ、スイッチ用突起44bを検出するためのセンサ52が、フレーム2に設けられている。
油供給機構28は、油供給源(図示せず)に供給管(図示せず)を介して接続されたノズル54を有している。ノズル54は、ガイドレール8のガイド溝6内に油を供給するために、例えば、下流側ガイドレール8aの後端部及び上流側ガイドレール8bの前端部に配置される。
また、棒材供給機1は、材料棚4から補給された棒材Wをガイド溝6に案内するための可動式の第1のガイド部材60及び第2のガイド部材62を有している。
図11は、ガイド部材を示す平面図である。図11に示すように、第1のガイド部材60は、第1のシャッター部材30のリンクアーム34に固定され、従って、第1のシャッター部材30が移動(開閉)するときに揺動可能である。第1のガイド部材60はリンクアームから延びる延長部分60aと、延長部分60aからガイド溝6に向かって延びるガイド部分60bを有している。ガイド部分60bは、板状であることが好ましく、軸線方向Cに見たとき、スクリュー14の先端部14aから第1のシャッター部材30の開口上縁30dの上まで延びる斜面60cを有する三角形状又は台形形状を有することが好ましい(図3参照)。
第2のガイド部材62は、第2のシャッター部材32のリンクアーム34に固定され、従って、第2のシャッター部材32が移動(開閉)するときに揺動可能である。第2のガイド部材62はリンクアーム34から延びる延長部分62aと、延長部分62aからガイド溝6に向かって延びるガイド部分62bを有している。ガイド部分62bは、板状であることが好ましく、軸線方向Cに見たとき、シャッター部材32開口縁から上方向に延びる側面62cを有する形状であることが好ましい。本実施形態では、側面62cは、鉛直方向に延びている。また、第1〜第3のシャッターの第2のシャッター部材32にそれぞれ、比較的短い延長部分を有する第2のガイド部材62bと、比較的長い延長部分を有する第2のガイド部材62bが設けられている。
ガイド部分60b、62bは、シャッター部材30、32が閉じているとき、ガイド溝6から最も離れた位置64cにあり、シャッター部材30、32が全開位置にあるとき、スクリュー14から補給された棒材Wをガイド溝6に向かって案内するようにシャッター部材30、32の上の案内位置64aに位置決めされ、ガイド溝6に最も近い位置にあることが好ましい。また、シャッター部材30、32が半開位置にあるとき、ガイド部分60b、62bは、案内位置64aよりもガイド溝6から離れた退避位置64bにあることが好ましい。
図12は、シャッターの側面を示す図である。図3及び図12(a)に示すように、1対のシャッター部材30、32の側面30b、32bは、シャッター24a、24b、24cが開位置にあるときにガイド溝6に隣接する。側面30b、32bは、鉛直方向に延びていることが好ましく、シャッター部材30、32が互いに当接しているときに、ガイド溝6内の油を密封するように、当接している部分70a、70bは平らである。側面30bと32bは、鏡像関係にあることが好ましい。また、側面30b、32bには、それに油が付着しているときに側面30b、32bへの棒材Wの付着力を弱めるための凹部66が設けられている。例えば、側面30b、32bの上下方向の一部分68を長手方向Aに見たときに、当接部分70bと凹部66が、複数回繰返すように配置されることが好ましい。好ましくは、側面30b、32bは、1対のシャッター部材30、32の間から油が漏れることを防止するために、側面30b、32bを長手方向Aにたどったときに長手方向Aに途切れない当接部分70aを有する。例えば、図12に示すように、側面(当接部分)30b、32bは、櫛状であり、上縁30d、32dに沿って長手方向Aに途切れない(連続する)長手方向当接部分70aと、長手方向当接部分70aから下面30a、32aまで延び且つ長手方向Aに間隔をあけて配置された複数の縦方向当接部分70bを有し、縦方向当接部分70bの間に凹部66が形成されることが好ましい。凹部66の深さは、例えば、0.5〜3mmであり、長手方向当接部分70aの幅は、例えば、1〜5mmであり、縦方向当接部分70bの幅は、例えば、1〜20mmである。
図1に示すように、棒材供給機1は、その動作を制御するコントローラ70を有している。コントローラ70は、スクリュー14を駆動するモータ(図示せず)、送り矢駆動機構18のサーボモータ18d及びエンコーダ18c、シャッター駆動機構26のモータ46、センサ52、及び油供給機構28の供給源(図示せず)に接続され、これらの動作を制御する。
次に、本発明による棒材供給機の動作を説明する。
待機状態において、送り矢16が後端位置にあり、カム44が第5の位置にあるとき、カム44によって、駆動バー42が上流側に変位されて第5の位置にあり、駆動バー42の第1〜第3の上向き突起が第1〜第3の駆動ブロック40a、40b、40cの下向き突起48a、48b、48cを上流側に押圧し、第1〜第3のシャッター24a、24b、24cはいずれも全開位置にある(図8及び9参照)。また、第1のガイド部材60及び第2のガイド部材62は、棒材Wをガイド溝6に向かって案内する案内位置64aにある(図11参照)。
次いで、材料棚4のスクリュー14を1回転させ、1本の棒材Wを棒材受入れ凹部14dから押出すと、棒材Wは、スクリュー14の先端部14a及び第1のガイド部材60の斜面60cに案内されて、ガイド溝6の中に落下する(図3参照)。なお、棒材Wの後端部は、一時的にボックス部20aの中に入れられる(図4参照)。
送り矢16及びボックス部20aを送り矢駆動機構18によって下流側に移動させ、棒材Wの後端部が棒材クランプ部22の位置まで移動したことをエンコーダ18cが検出したら、送り矢16及びボックス部20aを停止させる。次いで、棒材クランプ部22によって棒材Wを把持し、送り矢16を後退させることによって、棒材Wをボックス部20aから出し、棒材クランプ部22を解放することによって、棒材Wの後端部を上流側ガイドレール8bのガイド溝6の中に落下させる。次いで、送り矢16を送り矢クランプ部23で把持し、棒材Wの後端部を棒材クランプ部22で把持し、棒材Wの後端部を送り矢16のフィンガーチャックに挿入し、保持する。その後、棒材クランプ部22及び送り矢クランプ部23を解除する。
次いで、カム44をモータ46によって回転させ、センサ52がカム44の第1の位置を検出したら、カム44を停止させる。第1〜第3のシャッター24a、24b、24cはすべて、ばね36によって閉じられ、従って、駆動バー42は、上流側に第1の位置まで変位させられる(図5及び図6参照)。シャッター部材30、32の側面30b、32bが互いに当接し、ガイド溝6が上下方向に密封される。油供給機構28によって、下流側のガイドレール8aのガイド溝6に油を供給して、ガイド溝6の中を油で充たす。余分な油は、第1〜第3のシャッター24a、24b、24cの両端からあふれ出る。
棒材Wの先端部を棒材加工機Mのチャックに把持して、それを回転させると、送り矢16に対してフィンガーチャック及び棒材W全体が回転し、それにより、棒材ガイド溝6内の棒材Wは、ガイド溝6内の油により浮上し、ガイド溝6に接することなしに安定して回転する。棒材Wの先端部W1の加工が進行すると、棒材Wが次第に下流側に給送される。送り矢16が第3のシャッター42cに近づいたことをエンコーダ18cが検知したら、カム44を回転させ、センサ52がカム44の第2の位置を検出したら、カム44を停止させる。カム44によって、駆動バー42は上流側に第2の位置まで変位され、第3のシャッター24cを半開位置に開く。更に加工が進行して、送り矢16が第2のシャッター24bに近づいたことをエンコーダ18cが検知したら、カム44を回転させ、センサ52がカム44の第3の位置を検出したら、カム44を停止させる。カム44によって、駆動バー42は上流側に第3の位置まで変位され、第2のシャッター24bを半開位置に開く。更に加工が進行して、送り矢16が第1のシャッター24bに近づいたことをエンコーダ18cが検知したら、カム44を回転させ、センサ52がカム44の第4の位置を検出したら、カム44を停止させる。カム44によって、駆動バー42は上流側に第4の位置まで変位され、第1のシャッター24aを半開位置に開く。棒材Wの加工が終了したら、送り矢16を上流側に引き戻し、残った棒材を解放して残材箱に回収したら、送り矢16を後端位置まで移動させる。
送り矢16が後端位置にあることをエンコーダ18cが検知したら、カム44を回転させ、センサ52がカム44の第5の位置を検出したら、カム44を停止させる。カム44によって、駆動バー42は上流側に第5の位置まで変位され、第1〜第3のシャッター24a、24b、24cを全開位置に開く。
棒材Wが、材料棚4のスクリュー14からガイド溝6に補給される際、第1のガイド部材60により、棒材Wが第1のシャッター部材30の上面30cに載ったままになることが防止される。また、棒材Wがガイド溝6を通り越そうとしても、棒材Wは、第2のガイド部材62の側面62cにぶつかって落下する。このため、第2のガイド部材62により、棒材Wがガイド溝6を通り越して第2のシャッター部材32の上面32cに載ったままになることが防止される。従って、棒材供給機1は、棒材Wがガイド溝に入り易い構造を有している。
ガイド部材60、62が案内位置64aにあると、送り矢16を駆動する羽根部材20がガイド部材60、62の横を通過するとき、ガイド部材60、62と羽根部材20(特に、ボックス部20a)が干渉するおそれがある。本実施形態では、羽根部材20がガイド部材60、62の横を移動するとき、シャッター部材30、32が半開位置64bに移動し、ガイド部分60b、62bを、案内位置64aよりもガイド溝6から離れた退避位置64bにシャッター部材30、32の上で移動させ、ガイド部材60、62と羽根部材20が干渉することを防止する。
更に、シャッター部材30、32の側面に凹部66が設けられているので、側面に油が付着しているときに側面への棒材の付着力が弱められ、棒材がシャッター部材30、32の側面に付着することが防止される。特に、棒材が細いときに効果的である。従って、棒材Wがガイド溝6に入り易くなる。
また、側面30b、32bは、それを長手方向Aにたどったときに長手方向Aに途切れない当接部分70aを有しているので、1対のシャッター部材30、32の間から油が漏れることが防止される。また、側面30b、32bの縦方向当接部分70bが下面30a、30bまで延びているので、回転している棒材Wがガイド溝6の中で浮上したとき、ガイド溝6から外に出てシャッター部材30、32の間まで移動することが防止される。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
上述した棒材供給機1では、可動式のガイド部材60、62が設けられ、シャッター部材30、32の側面に凹部66が設けられていたが、何れか一方を省略してもよい。例えば、固定式のガイド部材が設けられている場合には、可動式のガイド部材60、62を省略してもよい。また、シャッター部材30、32の側面30b、32bに棒材Wが付着する恐れがなければ、凹部66を省略してもよい。
シャッター24a、24b、24cの個数及び配置、ガイド部材60、62のガイド部分60b、62bの形状、個数、ガイド溝6の断面形状は、任意適当に定められるのがよい。例えば、ガイド部分62bの側面62cは、垂直であってもよいし、傾斜していてもよい。
シャッター部材30、32の凹部66の配置は、棒材Wが側面30b、32bに付着しなければ任意であり、例えば、図12(b)に示すように凹部66が側面(当接部分)30b、32bに囲まれていてもよいし、図12(c)に示すように側面(当接部分)30b、32bが斜めに延びていてもよい。また、側面30b、32bの上下方向の一部分68を長手方向Aに見たときに、側面30b、32b(当接部分)と凹部66が、複数回繰返すように配置されることが好ましいが、2つの凹部の間に配置された1つの側面(当接部分)が一直線に斜めに延びていてもよい。
棒材補給機構は、スクリュー14であってもよいし、その他の方式のものであってもよい。また、本実施形態では、ガイド部材60、62は、シャッター部材30、32と機械式に連結されていたが、それらを別々の駆動部によって別々に動かし、電気的に同期させてもよい。
上記実施形態では、シャッター24a、24b、24cは、1対のシャッター部材30、32によって構成されていたが、単一のシャッター部材で構成され、単一のシャッター部材がガイド溝を覆ったり開放したりしてもよい。
1 棒材供給機
4 材料棚
6 ガイド溝
8 ガイドレール
8c 上面
14 スクリュー(棒材補給機構)
16 送り矢
20 羽根部材
24a、24b、24c シャッター
30、32 1対のシャッター部材
30b、32b 側面
60、62 ガイド部材
64a 案内位置
64b 退避位置
66 凹部
70a 長手方向当接部分(途切れない部分)
70b 縦方向当接部分
A 長手方向
B 横方向
M 棒材加工機
W 棒材

Claims (7)

  1. 棒材をその長手方向に沿って棒材加工機に給送する棒材供給機であって、
    上面を有し、前記上面に、棒材を棒材加工機に向かって長手方向に案内するガイド溝が設けられたガイドレールと、
    前記ガイドレールの横に且つ上方に配置された材料棚から、棒材を1本ずつ前記ガイド溝に補給する棒材補給機構と、
    前記ガイド溝内に補給された棒材を前記長手方向に押し進めるために前記ガイド溝内を移動可能な送り矢と、
    前記ガイド溝を油で満たすために前記ガイド溝の上を覆う1対のシャッター部材と、を有し、
    前記1対のシャッター部材は、前記ガイド溝を覆う閉位置と、前記ガイド溝を開放する開位置との間を、前記ガイドレールの上面に沿って移動可能であり、
    前記送り矢は、それから前記ガイド溝の外に延びる羽根部材を介して駆動され、
    更に、前記シャッターが開位置にあるとき、前記棒材補給機構から補給された棒材をガイド溝に向かって案内するように前記1対のシャッター部材の上の案内位置に位置決めされる1対のガイド部分を有し、前記ガイド部分は、その横を前記羽根部材が移動するときに前記羽根部材と干渉しない退避位置にあ前記1対のシャッター部材が閉じているとき、前記ガイド溝から最も離れた位置にあることを特徴とする棒材供給機。
  2. 前記1対のシャッター部材は、前記1対のシャッター部材が開位置にあるときに前記ガイド溝に隣接する側面を有し、前記側面には、前記側面に油が付着しているときの前記側面への棒材の付着力を弱めるための凹部が設けられることを特徴とする請求項1に記載の棒材供給機。
  3. 棒材をその長手方向に沿って棒材加工機に給送する棒材供給機であって、
    上面を有し、前記上面に、棒材を棒材加工機に向かって長手方向に案内するガイド溝が設けられたガイドレールと、
    前記ガイドレールの横に且つ上方に配置された材料棚から、棒材を1本ずつ前記ガイド溝に補給する棒材補給機構と、
    前記ガイド溝を油で満たすために前記ガイド溝の上を覆う1対のシャッター部材と、を有し、
    前記1対のシャッター部材は各々、側面と下面とを有し、前記1対のシャッター部材の前記側面は、互いに対向し、前記1対のシャッター部材は、それぞれの側面が互いに当接して前記ガイド溝を覆う閉位置と、前記ガイド溝を開放するように互いに離れた開位置との間を、前記ガイドレールの上面に沿って移動可能であり、
    前記1対のシャッター部材の少なくとも一方の側面は、前記1対のシャッター部材の間から油が漏れることを防止するために長手方向に途切れない長手方向当接部分を有し、また、前記一方の側面の上下方向の一部分を長手方向に見たときに、前記他方の側面との当接部分と凹部とが複数回繰返すように配置されることを特徴とする棒材供給機。
  4. 前記一方の側面は、その上縁に沿って設けられた前記長手方向当接部分と、前記長手方向部分から下面まで延び且つ前記長手方向に間隔をあけて配置された、前記他方の側面との複数の前記当接部分とを有し、前記他方の側面との複数の前記当接部分の間に前記凹部が形成されることを特徴とする請求項に記載の棒材供給機。
  5. 前記一方の側面は、その上縁及び下縁に沿って設けられた長手方向当接部分と、前記上縁の長手方向当接部分から前記下縁の長手方向当接部分まで延び且つ前記長手方向に間隔をあけて配置された、前記他方の側面との複数の前記当接部分とを有し、前記他方の側面との複数の前記当接部分の間に前記凹部が形成されることを特徴とする請求項に記載の棒材供給機。
  6. 前記一方の側面の前記長手方向当接部分は、長手方向に対して斜め方向にジグザクに延び、前記長手方向当接部分の両側に前記凹部が形成されることを特徴とする請求項3に記載の棒材供給機。
  7. 棒材をその長手方向に沿って棒材加工機に給送する棒材供給機であって、
    上面を有し、前記上面に、棒材を棒材加工機に向かって長手方向に案内するガイド溝が設けられたガイドレールと、
    前記ガイドレールの横に且つ上方に配置された材料棚から、棒材を1本ずつ前記ガイド溝に補給する棒材補給機構と、
    前記ガイド溝を油で満たすために前記ガイド溝の上を覆う1対のシャッター部材と、を有し、
    前記1対のシャッター部材は各々、側面と下面とを有し、前記1対のシャッター部材の前記側面は、互いに対向し、前記1対のシャッター部材は、それぞれの側面が互いに当接して前記ガイド溝を覆う閉位置と、前記ガイド溝を開放するように互いに離れた開位置との間を、前記ガイドレールの上面に沿って移動可能であり、
    前記1対のシャッター部材の少なくとも一方の側面は、前記1対のシャッター部材の間から油が漏れることを防止するために長手方向に途切れない長手方向当接部分を有し、前記長手方向当接部分は、長手方向にわたって斜めに延び、前記長手方向当接部分の両側に前記凹部が形成されることを特徴とする棒材供給機。
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