JP5354337B2 - 便座装置 - Google Patents
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Description
この便座装置によれば、拘束金具を取り付けたり、取り外したりすることで、便座や便蓋をケーシングから着脱することができる。また、例えばねじなどの取付具を便座および便蓋には固定させていないため、ユリア樹脂などの硬質材料により形成された便座や便蓋を使用しても、その便座および便蓋に割れやクラックが生ずることを防止することができる。そのため、便座および便蓋をユリア樹脂などの硬質材料により形成できるため、傷付き防止性を向上させつつ、着脱性を維持することができる。
この便座装置によれば、拘束金具は、ガイド面により案内されるため、拘束金具の取り付けを行いやすく、製造時やメンテナンス時の作業性を向上させることができる。
この便座装置によれば、掴み片が設けられているため、拘束金具の取り外しを行いやすく、製造時やメンテナンス時の作業性を向上させることができる。
この便座装置によれば、拘束金具を取り付けたり、取り外したりすることで、便座や便蓋をケーシングから着脱することができる。また、例えばねじなどの取付具を便座および便蓋には固定させていないため、ユリア樹脂などの硬質材料により形成された便座や便蓋を使用しても、その便座および便蓋に割れやクラックが生ずることを防止することができる。そのため、便座および便蓋をユリア樹脂などの硬質材料により形成できるため、傷付き防止性を向上させつつ、着脱性を維持することができる。
図1は、本発明の実施の形態にかかる便座装置を備えたトイレ装置を表す斜視模式図である。
また、図1に表した具体例においては、便座300と便蓋400を備えたトイレ装置を例示したが、本発明はこれには限定されない。例えば、便蓋400を備えず、便座300のみを備えたトイレ装置も、本発明の範囲に包含される。
また、図3は、ヒンジユニット側のヒンジピンの近傍を表す側面模式図である。なお、図3(a)は、便蓋とヒンジピンとが固定される前の状態を表す側面模式図であり、図3(b)は、便蓋とヒンジピンとが固定された後の状態を表す側面模式図である。図3は、図1に表したA−A断面図に相当する。
また、図2および図3では、説明の便宜上、ケーシング200およびヒンジユニット210を省略している。
また、図5は、ヒンジユニット側のヒンジピン保持穴を表す斜視模式図である。なお、図5は、図4に表した矢視Fの方向に眺めた斜視模式図である。
また、図6は、開閉ユニット側のヒンジピン保持穴を表す斜視模式図である。なお、図6は、図4に表した矢視Gの方向に眺めた斜視模式図である。
ケーシング200から便蓋400を取り外す場合には、まず、図7(a)に表したように、拘束金具510を介してヒンジピン230に固定された取付具520を工具などにより取り外す。この場合、ケーシング200および便蓋400の後方には、一般的に、トイレ室の壁面が設けられているため、より短い工具を使用することが好ましい。
図9は、本実施形態の変形例にかかるヒンジユニット側のヒンジピンの近傍を表す平面模式図である。
本変形例の便蓋400bは、ヒンジピン230を保持するヒンジピン保持穴410bを有する。このヒンジピン保持穴410bは、図10に表したように、一側面に溝部412bを有し、その一側面に対向する側面にも溝部414bを有する。溝部412b、414bは、湾曲した形状を有する。そして、溝部412bの湾曲中心452bは、その溝部412bに対してヒンジピン230側に存在する。一方、溝部414bの湾曲中心454bは、その溝部414bに対してヒンジピン230とは反対側に存在する。
また、図11(b)は、本変形例の拘束金具を表す斜視模式図である。
本変形例の便蓋400dは、ヒンジピン230を保持するヒンジピン保持穴410dを有する。このヒンジピン保持穴410dは、図2および図3に表したヒンジピン保持穴410と同様に、ヒンジピン保持穴410dに向かって傾斜したガイド面413dを一側面に有する。また、ヒンジピン保持穴410dは、ガイド面413dが形成された一側面に対向する側面に溝部411dを有する。溝部411dは、拘束金具510dの厚さよりも大きい幅を有している。
本変形例の便蓋400eは、ヒンジピン230を保持するヒンジピン保持穴410eを有する。このヒンジピン保持穴410eは、図2および図3に表したヒンジピン保持穴410と同様に、ヒンジピン保持穴410eに向かって傾斜したガイド面413eを一側面に有する。また、ヒンジピン保持穴410eは、ガイド面413eが形成された一側面に対向する側面に溝部411eを有する。この溝部411eの少なくとも一部には、嵌合部412eが形成されている。
また、図16は、本変形例にかかるヒンジユニット側のヒンジピンの近傍を表す平面模式図である。
また、本実施形態の説明では、便蓋400とケーシング200との取付構造を例に挙げて説明したが、便座300についても同様の取付構造を有することで、ユリア樹脂などの硬質材料から形成された便座300をケーシング200から着脱できる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
Claims (4)
- 便器に設置されヒンジピンを有するケーシングと、
前記ケーシングに対して前記ヒンジピンを介して回動可能に装着される便座および便蓋の少なくともいずれかの開閉部材と、
前記開閉部材が前記ヒンジピンから抜けることを防止する拘束金具と、
を備え、
前記開閉部材は、前記拘束金具の一端部を差し込み可能な溝部を有し、
前記拘束金具は、前記一端部が前記溝部に差し込まれ、他の部分が着脱可能な取付具により前記ヒンジピンに固定されることを特徴とする便座装置。 - 前記開閉部材は、
一側面が開放されたヒンジピン保持穴であって、前記開放された一側面から挿入された前記ヒンジピンを保持するヒンジピン保持穴と、
前記ヒンジピン保持穴の前記一側面の一端に連設され、前記ヒンジピン保持穴に向かって傾斜したガイド面と、
を有し、
前記溝部は、前記ヒンジピン保持穴の前記一側面の他端に連設され、
前記ガイド面と前記溝部とは、同じ方向に傾斜したことを特徴とする請求項1記載の便座装置。 - 前記拘束金具は、
前記取付具により前記ヒンジピンに固定される基部と、
前記溝部に差し込まれる差込片と、
前記基部及び前記差込片の少なくともいずれかから延在し屈曲した掴み片と、
を一体的に有することを特徴とする請求項1または2に記載の便座装置。 - 便器に設置されヒンジピンを有するケーシングと、
前記ケーシングに対して前記ヒンジピンを介して回動可能に装着される便座および便蓋の少なくともいずれかの開閉部材と、
前記開閉部材が前記ヒンジピンから抜けることを防止する拘束金具と、
を備え、
前記開閉部材は、前記拘束金具の一端部を差し込み可能な溝部を有し、
前記拘束金具は、前記一端部が前記溝部に差し込まれ、他の部分が着脱可能な取付具により前記ケーシングに固定されることを特徴とする便座装置。
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