JP5348756B2 - 車両における燃料注入装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車体に対し枢支具により回動可能に枢支されるリッドを設け、車体の外側面からその外側方に向かって開口する燃料注入口を含むその周りの部分を、上記リッドがその回動により開閉可能とするようにした車両における燃料注入装置に関するものである。
上記燃料注入装置には、従来、下記特許文献1に示されるものがある。この公報のものによれば、車体の外側板に開口が形成され、車体の内部側から上記開口の開口縁部に固着され、その内部空間が上記開口を通し車体の外側方に開放される箱体が設けられている。そして、車体の内部側から上記箱体内に向かって燃料注入口が開口させられている。一方、上記箱体に枢支具により枢支され、この枢支具を中心とした開閉回動により上記開口を開閉可能にするリッドが設けられている。
そして、上記燃料注入装置により、作業者が注入ガンなどを用いて上記燃料注入口を通し燃料の注入作業をする場合には、まず、上記開口を閉じている上記リッドを開回動させて、上記外側板の開口を車体の外側方に向けて開放させる。次に、上記燃料注入口を閉じているキャップを取り外し、上記燃料注入口を通し燃料を注入する。その後は、上記と逆の手順を採れば、上記注入作業が終了する。
実開昭58−102324号公報
ところで、上記した注入作業時において、作業者は上記リッドを開閉回動させる際に、このリッドに対し無用に大きい外力を与える可能性がある。
ここで、上記車体に対するリッドの建付けは、この車体の見栄えの向上のため、通常、次のようになされる。即ち、上記リッドが開口を全閉としたとき、この開口に上記リッドが嵌入されて、上記外側板とリッドとの各外側面が互いに面一となるよう設定されると共に、上記開口の開口縁部とリッドの外縁部との間の隙間が狭くなるよう設定される。
このため、前記したように、リッドに無用に大きい外力が与えられて、このリッドが少しでも変位した場合には、このリッドの外縁部の一部が上記開口の開口縁部の一部に圧接し、これら互いの圧接部に傷付きが発生するおそれがある。
そこで、上記注入作業時に、作業者からリッドに外力が与えられたとしても、このリッドが大きくは変位しないよう、上記枢支具の板厚を大きくするなど、その剛性をより大きくしたり、別途補強材を設けて上記枢支具を補強したりすることが考えられる。しかし、このようにすると、燃料注入装置の質量が重くなったり、構成が複雑になったりするおそれが生じて好ましくない。
本発明は、上記のような事情に注目してなされたもので、本発明の目的は、車体の外側板に開口が形成され、この開口を通し車体の外側方に開口する燃料注入口を設け、車体に枢支具により枢支され、この枢支具を中心とした回動により上記開口を開閉可能とするリッドを設けた車両における燃料注入装置において、上記燃料注入口を通し燃料の注入作業をする場合に、上記リッドに外力が与えられたとしても、このリッドの外縁部が上記開口の開口縁部に圧接することを防止して、この圧接による傷付きの発生が防止されるようにすることであり、かつ、この傷付きの発生防止が軽量かつ簡単な構成で達成されるようにすることである。
請求項1の発明は、車体2の外側板3に開口22を形成し、車体2の内部側から上記開口22の開口縁部に固着され、その内部空間28が上記開口22を通し車体2の外側方に開放される箱体27を設け、車体2の内部側から上記箱体27内に向かって燃料注入口13を開口させ、上記箱体27に枢支具17により枢支され、この枢支具17を中心とした開閉回動A,Bにより上記開口22を開閉可能にするリッド19を設けた車両における燃料注入装置において、
上記開口22の開口縁部22aのうち、上記開口22を挟んで互いに対向する両開口縁部分と、これら両開口縁部分に対向する上記箱体27の各部分とをそれぞれ固着手段32により固着し、これら固着手段32により固着された両固着部に、上記開口22を跨ぐように上記枢支具17の固定側部材38を架設し、この固定側部材38の各部分を上記両固着部にそれぞれ上記固着手段32により固着したことを特徴とする車両における燃料注入装置である。
なお、この項において、上記各用語に付記した符号や図面番号は、本発明の技術的範囲を後述の「実施例」の項や図面の内容に限定解釈するものではない。
本発明による効果は、次の如くである。
請求項1の発明は、車体の外側板に開口を形成し、車体の内部側から上記開口の開口縁部に固着され、その内部空間が上記開口を通し車体の外側方に開放される箱体を設け、車体の内部側から上記箱体内に向かって燃料注入口を開口させ、上記箱体に枢支具により枢支され、この枢支具を中心とした開閉回動により上記開口を開閉可能にするリッドを設けた車両における燃料注入装置において、
上記開口の開口縁部のうち、上記開口を挟んで互いに対向する両開口縁部分と、これら両開口縁部分に対向する上記箱体の各部分とをそれぞれ固着手段により固着し、これら固着手段により固着された両固着部に、上記開口を跨ぐように上記枢支具の固定側部材を架設し、この固定側部材の各部分を上記両固着部にそれぞれ上記固着手段により固着している。
このため、第1に、上記したように枢支具の固定側部材が、上記開口の開口縁部と箱体との両固着部に固着されて両端支持されることにより上記枢支具が補強されることから、この枢支具による車体へのリッドの枢支剛性がより確実に向上させられる。
よって、上記燃料注入口を通し燃料を注入する注入作業時において、作業者が、上記リッドを開閉回動させる際に、仮に、このリッドに対し無用に大きい外力を与えたとしても、この外力により上記リッドが車体に対し相対的に変位しようとすることは、上記した枢支剛性の向上により防止される。この結果、上記外力により、上記リッドの外縁部が上記開口の開口縁部に圧接することは防止されて、この圧接による傷付きの発生が防止される。
また、上記傷付きの発生防止は、上記開口の開口縁部と箱体との両固着部によって上記枢支具の固定側部材を両端支持させることにより達成され、かつ、上記各固着部における固着手段が、上記各固着部に対する上記枢支具の固定側部材の固着に利用されている。よって、上記傷付きの発生防止は、上記枢支具の板厚をそのままにするなどしてその剛性を大きくすることなく、かつ、別途補強部品を追加することなく達成できることから、上記傷付きの発生防止は軽量かつ簡単な構成で達成される。
また、第2に、上記したように外側板に開口を形成すると、この開口の開口縁部の剛性は低下しがちとなる。しかし、上記したように、開口の開口縁部と箱体との両固着部に、上記開口を跨ぐように上記枢支具の固定側部材を架設させて固着したことから、この固定側部材の利用により、上記開口の開口縁部の剛性低下が簡単な構成で補填される。
車体の外部から見た燃料注入装置の斜視図である。 燃料注入装置の平面断面図である。 図1で示したものの部分展開図である。
本発明の車両における燃料注入装置に関し、車体の外側板に開口が形成され、この開口を通し車体の外側方に開口する燃料注入口を設け、車体に枢支具により枢支され、この枢支具を中心とした回動により上記開口を開閉可能とするリッドを設けた車両における燃料注入装置において、上記燃料注入口を通し燃料の注入作業をする場合に、上記リッドに外力が与えられたとしても、このリッドの外縁部が上記開口の開口縁部に圧接することを防止して、この圧接による傷付きの発生が防止されるようにすることであり、かつ、この傷付きの発生防止が軽量かつ簡単な構成で達成されるようにする、という目的を実現するため、本発明を実施するための形態は、次の如くである。
即ち、車体の外側板に開口が形成される。車体の内部側から上記開口の開口縁部に固着され、その内部空間が上記開口を通し車体の外側方に開放される箱体が設けられる。そして、車体の内部側から上記箱体内に向かって燃料注入口が開口させられている。一方、上記箱体に枢支具により枢支され、この枢支具を中心とした開閉回動により上記開口を開閉可能にするリッドが設けられている。
上記開口の開口縁部のうち、上記開口を挟んで互いに対向する両開口縁部分と、これら両開口縁部分に対向する上記箱体の各部分とがそれぞれ固着手段により固着される。これら固着手段により固着された両固着部に、上記開口を跨ぐように上記枢支具の固定側部材が架設され、この固定側部材の各部分が上記両固着部にそれぞれ上記固着手段により固着されている。
本発明をより詳細に説明するために、その実施例を添付の図に従って説明する。
図において、符号1は、自動車で例示される車両であり、矢印Frは、この車両1の進行方向の前方を示している。
上記車両1の車体2の後側部の外面は板金製の外側板3により形成されている。この外側板3の前部にはリヤサイドドア用のドア開口4が形成され、上記外側板3の後下縁部には後車輪用のホイールハウス5が形成されている。上記外側板3の下部内方に不図示の燃料タンクが搭載されている。
上記車載の燃料タンクに対し、作業者が燃料8を注入可能とする燃料注入装置9が設けられている。以下、この燃料注入装置9につき説明する。
上記外側板3の下部外面には、その外側方に向かって開口する凹所10が形成されている。この凹所10の底部に車体2の内外を連通させる開口11が形成されている。上記燃料タンクから上方かつ外側方に向かって延出する燃料注入管12が設けられる。この燃料注入管12の延出端部は、上記開口11を通し車体2の内部側から上記凹所10内に向かって開口する燃料注入口13とされ、この燃料注入口13を開閉可能とするキャップ14が設けられている。
車体2の一部である上記凹所10の内面に枢支具17により回動可能に枢支され、その開閉回動A,Bにより上記凹所10の開口18を開閉可能とする板金製のリッド19が設けられている。
上記外側板3において、上記凹所10に相当する部位に、車体2の側面視で矩形の開口22が形成されている。この開口22の開口縁部22aは、上記外側板3自体で形成され、上記開口18を取り囲む枠形状の基部21と、この基部21の内側縁部から車体2の内側方に向かって延出する内向きフランジ23と、この内向きフランジ23の上部の延出端部から下方に向かって一体的に突設される前後一対の上支持片24,24と、上記内向きフランジ23の下部の延出端部から上方に向かって一体的に突設される前後一対の下支持片25,25とを備えている。
車体2の内部側から上記内向きフランジ23と各上、下支持片24,25とに一体的に外嵌するよう設けられる板金製の箱体27が設けられる。この箱体27の内部空間28は上記開口22を通し車体2の外側方に開口している。上記箱体27は、前後かつ上下に平坦に延びる底板29と、この底板29の外縁部の各部から車体2の幅方向で上記外側板3に向かって一体的に延出する枠形状の外縁板30とを備えている。
上記前後の上、下支持片24,25のうち、前側の上、下支持片24,25に固着手段32により上記箱体27の底板29の前部が固着されており、上記固着手段32はリベットとされている。また、後側の上、下支持片24,25に固着手段33により上記箱体27の底板29の後部が固着されており、上記固着手段33はスポット溶接とされている。より具体的には、上記開口22の開口縁部22aのうち、上記開口22を挟み上下方向で互いに対向する両開口縁部分である前側の上、下支持片24,25と、これら上、下支持片24,25に対向する上記箱体27の底板29の上、下部分とがそれぞれ上記固着手段32により固着されている。
これにより、上記開口22の開口縁部22aに箱体27が固着されている。上記外側板3の開口22の開口縁部22aにおける基部21と、上記箱体27の外縁板30の延出端縁部との間にはシール材34が介設されて、互いに接着されている。そして、実質的に、上記箱体27の内部空間28は上記凹所10を形成し、また、上記リッド19はその開閉回動A,Bにより上記外側板3の開口22を開閉可能としている。
上記枢支具17は、上記箱体27の底板29の前部に固着される固定側部材38と、上記リッド19の前部に固着され、軸心39が縦向きの枢支軸40回りに回動するよう上記固定側部材38に枢支される回動側部材41とを備えている。
より具体的には、上記固定側部材38と回動側部材41とは板金製で、上記固定側部材38は上下方向に長く延び、上記各固着手段32による上記開口22の開口縁部22aと箱体27との上、下両固着部に架設されている。また、上記固定側部材38の長手方向の各端部は、上記両固着部にそれぞれ上記各固着手段32により固着されている。つまり、上記各固着部において、上記開口22の開口縁部22aと箱体27と枢支具17の固定側部材38とは三枚重ねとして固着手段32により互いに固着されている。そして、上記枢支軸40回りの回動側部材41の回動により、この回動側部材41と共に上記リッド19が上記したように開閉回動A,B可能とされる。
上記リッド19は、このリッド19が上記外側板3の開口22(凹所10の開口18)を全閉にするとき(図1中一点鎖線)、この開口22(開口18)に嵌入されて、その外面が上記外側板3の外面と面一となるリッド本体44と、このリッド本体44の外縁部内面にスポット溶接により固着されて、このリッド本体44を補強する補強プレート45とを備えている。この補強プレート45に上記枢支具17の回動側部材41が一体的に形成されている。
上記リッド19の後部側が上記枢支軸40回りで車体2の外側方に開回動Aすることにより、上記外側板3の開口22が開かれ、この開回動Aとは逆に閉回動Bすることにより、上記外側板3の開口22が閉じられる。上記のようにリッド19が回動A,Bするとき、このリッド19の前端部の回動軌跡を収容する縦向き溝48が上記箱体27の前端部内面に形成されている。上記縦向き溝48は上記箱体27の剛性を向上させ、つまり、上記凹所10の剛性を向上させている。
上記リッド19の開回動Aにより、上記外側板3の開口22を全開にしたとき(図1,2中実線)、上記凹所10の一部である上記縦向き溝48の後端面48aに当接して、上記リッド19のそれ以上の開回動Aを阻止するストッパ49が設けられている。このストッパ49は、上記リッド19の補強プレート45に一体的に形成され、上記リッド19の面方向で、このリッド19の外方に突出している。一方、上記リッド19の閉回動Bにより、このリッド19が上記外側板3の開口22に嵌入されて、この開口18を全閉にしたとき(図2中一点鎖線)、上記ストッパ49は上記凹所10の他部である上記内向きフランジ23の前部に当接して、上記リッド19のそれ以上の閉回動Bが阻止されるようになっている。
上記リッド19の補強プレート45に形成され、上記キャップ14を上記リッド19に仮置き可能とするキャップ仮置部52が設けられている。具体的には、上記リッド19の上方からこのリッド19側に向かう一方向(下方)Cへの上記キャップ14の移動で、このキャップ14が上記キャップ仮置部52に仮置き可能とされている。
その他、上記リッド19の補強プレート45にはロック片56が一体的に形成される。このロック片56は、上記リッド19が上記凹所10の開口18を全閉にしたとき、車体2側に係脱可能に係止されて。上記リッド19を全閉姿勢に保持可能とする。
上記車載の燃料タンクに対し、作業者が注入ガンなどを用いて上記燃料注入口13を通し燃料8の注入作業をする場合には、まず、上記外側板3の開口22を閉じている上記リッド19を開回動Aさせる。この開回動Aにより上記外側板3の開口22が全開とされたとき(図1,2中実線)、上記リッド19をそれ以上に無用に開回動Aさせることは、上記ストッパ49が上記凹所10の一部である縦向き溝48の後端面48aに当接することにより防止される。
次に、上記燃料注入口13を閉じているキャップ14を把持し、このキャップ14を燃料注入口13から取り外してこの燃料注入口13を開口させる。この際、上記キャップ14を把持している作業者は、上記キャップ仮置部52側に向かうよう、その上方から上記一方向Cである下方に向かって上記キャップ14を移動させ、このキャップ14を上記キャップ仮置部52に載置させる。
これにより、作業者は上記キャップ14を把持し続けるということから解放される。このため、その後、上記注入ガンなどを用いて、上記燃料注入口13を通し燃料8を注入する作業は、作業者にとって円滑かつ容易にできる。
そして、所望の燃料8を注入した後は、上記と逆の手順により、上記キャップ仮置部52からキャップ14を取り出し、このキャップ14により燃料注入口13を閉じる。次に、上記リッド19を閉回動Bさせて上記外側板3の開口22を全閉にさせる(図2中一点鎖線)。すると、上記注入作業が終了する。
上記構成によれば、開口22の開口縁部22aのうち、上記開口22を挟んで互いに対向する両開口縁部分と、これら両開口縁部分に対向する上記箱体27の各部分とをそれぞれ固着手段32により固着し、これら固着手段32により固着された両固着部に、上記開口22を跨ぐように上記枢支具17の固定側部材38を架設し、この固定側部材38の各部分を上記両固着部にそれぞれ上記固着手段32により固着している。
このため、第1に、上記したように枢支具17の固定側部材38が、上記開口22の開口縁部22aと箱体27との両固着部に固着されて両端支持されることにより上記枢支具17が補強されることから、この枢支具17による車体2へのリッド19の枢支剛性がより確実に向上させられる。
よって、上記燃料注入口13を通し燃料8を注入する注入作業時において、作業者が、上記リッド19を開閉回動A,Bさせる際に、仮に、このリッド19に対し無用に大きい外力を与えたとしても、この外力により上記リッド19が車体2に対し相対的に変位しようとすることは、上記した枢支剛性の向上により防止される。この結果、上記外力により、上記リッド19の外縁部が上記開口22の開口縁部22aに圧接することは防止されて、この圧接による傷付きの発生が防止される。
また、上記傷付きの発生防止は、上記開口22の開口縁部22aと箱体27との両固着部によって上記枢支具17の固定側部材38を両端支持させることにより達成され、かつ、上記各固着部における固着手段32が、上記各固着部に対する上記枢支具17の固定側部材38の固着に利用されている。よって、上記傷付きの発生防止は、上記枢支具17の板厚をそのままにするなどしてその剛性を大きくすることなく、かつ、別途補強部品を追加することなく達成できることから、上記傷付きの発生防止は軽量かつ簡単な構成で達成される。
また、第2に、上記したように外側板3に開口22を形成すると、この開口22の開口縁部22aの剛性は低下しがちとなる。しかし、上記したように、開口22の開口縁部22aと箱体27との両固着部に上記枢支具17の固定側部材38を架設させて固着したことから、この固定側部材38の利用により、上記開口22の開口縁部22aの剛性低下が簡単な構成で補填される。
なお、図1中一点鎖線で示すように、前後の上、下支持片24,25のうち前側の上、下支持片24,25を上記各固着手段32に加え、スポット溶接など他の固着手段60により箱体27の底板29に固着させてもよい。また、後側の上、下支持片24,25に加え、もしくはこれに代えて、図1中二点鎖線で示すように、上記内向きフランジ23に突設され、他の固着手段61により上記箱体27の底板29に固着される他の支持片62を設けてもよい。
また、図2中二点鎖線の円形枠内で示すように、固着手段32は締結具であってもよく、また、図示しないがスポット溶接であってもよい。
また、以上は図示の例によるが、上記リッド19は横向きの軸心39回りに上下に回動して、開口22を開閉するものであってもよい。また、上記枢支具17の固定側部材38の長手方向の中途部を、上記箱体27の底板29に何らかの固着手段により固着してもよい。
1 車両
2 車体
3 外側板
8 燃料
9 燃料注入装置
12 燃料注入管
13 燃料注入口
17 枢支具
18 開口
19 リッド
21 基部
22 開口
22a 開口縁部
23 内向きフランジ
24 上支持片
25 下支持片
27 箱体
28 内部空間
29 底板
30 外縁板
32 固着手段
38 固定側部材
39 軸心
40 枢支軸
41 回動側部材
A 開回動
B 閉回動

Claims (1)

  1. 車体の外側板に開口を形成し、車体の内部側から上記開口の開口縁部に固着され、その内部空間が上記開口を通し車体の外側方に開放される箱体を設け、車体の内部側から上記箱体内に向かって燃料注入口を開口させ、上記箱体に枢支具により枢支され、この枢支具を中心とした開閉回動により上記開口を開閉可能にするリッドを設けた車両における燃料注入装置において、
    上記開口の開口縁部のうち、上記開口を挟んで互いに対向する両開口縁部分と、これら両開口縁部分に対向する上記箱体の各部分とをそれぞれ固着手段により固着し、これら固着手段により固着された両固着部に、上記開口を跨ぐように上記枢支具の固定側部材を架設し、この固定側部材の各部分を上記両固着部にそれぞれ上記固着手段により固着したことを特徴とする車両における燃料注入装置。
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