JP5342475B2 - Ofdm方式モデム - Google Patents
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Description
OFDM方式は図10に示すとおり、キャリアごとにデータを変調した波形を重ね合わせる方式である。局所的な周波数帯域の外来ノイズに強く、また帯域を効率よく使うことで伝送速度を上げることができるなどの利点がある。
図11において、OFDM方式モデム1は、制御部2、信号増幅部3、回線接続部4、トランジスタからなる受信スイッチ5、信号増幅部6、デジタル信号インタフェース7を備えている。
OFDM方式モデム1は、送信回路と受信回路、および回線接続部から構成される。
図12に示すように、1本の基幹回線30に1台のOFDM方式モデムである親機40を接続し、基幹回線30に分岐接続された分岐回線31,32,・・・,33に、分岐回線31,32,・・・,33と基幹回線30とを介して親機40とOFDM通信をする複
数台のOFDM方式モデムである子機41,42,・・・,43を接続し、親機40と子機41,42,・・・,43との間で1対NでのOFDM通信をする。
信号を受信している状態では、トランジスタTr1,Tr2のベース−エミッタ間に電圧をかけることによって電流を流し、コレクタ−エミッタ間を導通させて信号が通る状態にする。また、受信回路を切るときには、ベースを接地させることで、コレクタ−エミッタ間は絶縁状態となり、受信信号はコレクタ−エミッタ間を通らなくなり、制御部2に至らなくなる。
以下この発明の実施の形態1を、図1〜図4によって説明する。図1はOFDM方式モデムのシステム構成の一例を示すブロック図、図2は図1における主要部の具体的な事例を接続図、図3は図2における受信スイッチの具体的な事例を接続図である。
OFDM方式モデム1は、送信回路と受信回路、および回線接続部から構成される。
信路11を介して受信スイッチ21および高インピーダンス受信部20を経た受信信号を増幅する。
高インピーダンス受信部20による高インピーダンス化については、インピーダンスの不整合があると反射波が発生しノイズとなる。そのため、回線インピーダンスと受信インピーダンスを整合させることが一般的である。しかし、OFDM方式ではガードインターバル等の、反射波の影響を抑えるしくみが採用されており、受信回路の高インピーダンス化は、あまり性能に影響を与えない。
以下、この発明の実施の形態2を、図4および図5によって説明する。図4はOFDM方式モデムを適用可能な親機と子機との接続形態の事例を示す図、図5はOFDM方式モデムのシステム構成の他の事例を示すブロック図である。
線比の異なるトランス22A,22Bをそれぞれ接続する。トランス22Aの巻線比を1:1、トランス22Bの巻線比を1:2としたとき、回線接続部4Aには巻線比が1:1のトランス22Aを、回線接続部4Bには巻線比が1:2のトランス22Bを接続する。トランスのインピーダンス比は巻線比の2乗に比例するため、1:2のトランス22Bのインピーダンス比は1:4となり、回線接続部4Bに接続する回線および回線に接続される全てのモデムの受信インピーダンス、すなわち回線のインピーダンスは他のモデムから見たときに実際のインピーダンスの4倍に見える。
以下、この発明の実施の形態3を、図6によって説明する。
実施の形態2では巻線比の異なる複数のトランス22A,22BをOFDM方式モデム1内に設けた事例を例示したが、図6に例示してあるように、巻線比を変えているトランスを外部ユニット化して、OFDM方式モデム1の筐体の外側に、トランス外部ユニット22を設置してもよい。なお、トランス外部ユニット22は、巻線比が1:2のトランス22Bを内蔵している。巻線比が1:1のトランス22AはOFDM方式モデム1内に設けてある。
この発明の実施の形態4を、図7によって説明する。
実施の形態2ではトランスの巻線比が固定であった。しかし、トランスの巻線比が1:Nの場合、トランスの電圧比は、1:1/Nとなるため、近距離のモデムに接続する回線に挿入したトランスは親機から子機への送信信号を1/Nのレベルまで減衰させてしまう。すなわち、トランスの巻線比が大きいほど、遠距離のモデムからみえる、近距離のモデムが接続された回線のインピーダンスは高くなるため、親機と遠距離のモデムとの通信性能は向上するが、近距離のモデムへの信号減衰量が大きくなるため、親機と近距離のモデムとの通信性能は低下する。よって、実施の形態4ではトランスの巻線比を変えることによって、遠距離のモデムから見える、近距離のモデムが接続された回線のインピーダンスと、近距離のモデムが接続された回線の減衰量を調整することができるようにする。
以下、この発明の実施の形態5を、図8および図9によって説明する。図8はOFDM方式モデムのシステム構成の更に他の事例を示すブロック図、図9は図8のOFDM方式モデムの動作フローを例示する図である。
トランスBとから選択できるとき、制御部2では、図9に例示してあるように、制御部2は、例えばトランスAを選択したときの現状の通信可否や通信速度、受信信号レベルなどの通信性能を測定しながら(ステップST1)、それらの測定信号に基づいて、トランスAを選択したときの性能が十分であるかどうかを判定し(ステップST2)、ステップST2での判定の結果、性能が十分であればトランスAを選択し(ステップST7)、性能が十分でなければトランスBを選択し(ステップST3)、トランスBを選択したときの現状の通信可否や通信速度、受信信号レベルなどの通信性能を測定しながら(ステップST4)、それらの測定信号に基づいて、トランスBを選択したときの性能が十分であるかどうかを判定し(ステップST5)、ステップST5での判定の結果、性能が十分であればトランスBを選択し(ステップST8)、性能が十分でなければ、トランスAとトランスBのどちらの通信性能がよかったかを判定して(ステップST6)、トランスA,Bのどちらかを選択する。
2 制御部、
3 信号増幅部、
4 回線接続部、
5 受信スイッチ(トランジスタ)、
6 信号増幅部、
7 デジタル信号インタフェース、
8 デジタルデータ、
9 デジタル信号、
10 回線、
11 受信通信路、
12 送信通信路、
20 高インピーダンス受信部、
21 フォトモスリレー(受信スイッチ)、
22A,22B,22C トランス、
23 スイッチ、
24 リレー。
Claims (5)
- デジタル信号のOFDM方式のアナログ送信信号への変調および他のOFDM方式モデムから送信されてきたOFDM方式のアナログ受信信号のデジタル信号への復調を行う制御部が回線接続部を介して通信の回線に接続され、他の複数台のOFDM方式モデムとの間で前記回線を介して1対NのOFDM通信をする通信方式に使用されるOFDM方式モデムにおいて、
前記制御部と前記回線接続部との間の対を成す受信通信路、
対を成す前記受信通信路の各々に対応して設けられ、通電制御されるLEDと対応する前記受信通信路に直列接続され前記LEDの発光の有無によりONまたはOFFに動作するMOS FETとを有し受信スイッチとして機能するフォトモスリレー、および
前記受信通信路に前記各MOS FETのソース・ドレインに対して直列に接続されるように接続され、子機としてのOFDM方式モデムの受信インピーダンスを、親機としてのOFDM方式モデムに対して子機としてのOFDM方式モデムを複数台接続したときの通信性能の低下を抑える高インピーダンスとすると共に、前記フォトモスリレーの各々の前記MOS FETにながれる電流を許容電流以下とする高インピーダンス受信部を備え、前記制御部が前記LEDを通電制御し前記MOS FETをONまたはOFFに動作させる
ことを特徴とするOFDM方式モデム。 - 請求項1に記載のOFDM方式モデムにおいて、
前記回線接続部が複数設けられると共に、各前記回線接続部に対応してそれぞれ巻線比の異なるトランスが設けられ、前記各回線接続部および前記各トランスを介して異なる回線に接続され、前記トランスにより、他のOFDM方式モデムから見た受信インピーダンスが高められる
ことを特徴とするOFDM方式モデム。 - 請求項2に記載のOFDM方式モデムにおいて、
前記トランスの少なくとも一が、前記OFDM方式モデムの筐体の外側に配置されている
ことを特徴とするOFDM方式モデム。 - 請求項1に記載のOFDM方式モデムにおいて、
少なくとも一の回線に対して選択的に接続されるそれぞれ巻線比の異なる複数のトランスを備え、前記トランスにより、他のOFDM方式モデムから見た受信インピーダンスが高められる
ことを特徴とするOFDM方式モデム。 - 請求項4に記載のOFDM方式モデムにおいて、
前記複数のトランスの前記選択的接続が、前記制御部で検出された通信性能に応じて前記制御部によって行われる
ことを特徴とするOFDM方式モデム。
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