JP5334383B2 - 外装材用複合材、建築用外装材、及び建築物の外装構造 - Google Patents

外装材用複合材、建築用外装材、及び建築物の外装構造 Download PDF

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Description

本発明は、特に外装構造における排水部などに好適に利用できる外装材用複合材、建築用外装材、及び建築物の外装構造に関する。
従来、棟、下り棟、谷等の屋根の取り合いやけらばや軒先(樋)等の屋根の端部等は、各部位をカバー部材で覆い、雨水等の侵入を防止する納め方法や、取り合い部分や端部に排水部材を配することにより侵入した雨水を排出する納め方法がとられている。
屋根の端部、屋根面間に設けられる樋は、例えば図13に示すように、一枚物の帯状板材が折曲加工されて谷樋全体が一体に成形されるものが一般的に知られているが、このような構造では、以下に示すような問題点がある。尚、図中、9Aは樋、9Bは樋受け金具である。
樋部材が、主に工場で長尺品となるため、運搬にコストがかかる。
樋部材を工場での定尺品とした場合には、樋同士の接続部分が増え、雨仕舞いの問題、作業手間の増大につながる。また、工場で成型品は重ねて梱包されるため、重さによって変形したり、擦れによって傷がつく恐れがあり、梱包に非常に手間のかかる。
現場で加工(折曲)する場合、職人(作業者)の技術に依存され、精度の観点で問題がある。特に樋に水勾配を与えながら加工する場合は、職人への依存度が増すことになる。
また、汎用されている原材料幅では、樋の幅、深さに制限を受けるため、樋内にゴミが溜まりやすく、汚れや浸水という問題が生じる恐れがある。幅を広幅にすると、樋の深さが浅くなるため、広幅になることで、ゴミ等が入りやすくなり、樋自体を堰き止める恐れがある。
そこで、樋の幅及び深さを共に大きくするため、幅方向に複数部材を連結して谷樋とする工法が特許文献1に開示されている。
しかしながら、この特許文献1の工法は、側壁部分にて複数材料をハゼ締め等によって組み合わせているので、作業が繁雑であると共に、雨量によってハゼ締め部から浸水する恐れがあった。
一方、例えば特許文献2には屋根の頂部に棟包を取り付ける棟包固定方法が提案され、このような棟包は、前記工場での成型による梱包、運搬、傷等の問題や、前記谷樋と同様に屋根面間に設けられるため、仕様に応じた幅及び高さを確保する点では同様な問題を有する。
特開平6−193217号公報 特開平6−212743号公報
そこで、本発明は、幅や高さを確保しにくい用途に好適に用いられ、特に外装構造における排水部などに好適に利用できる外装材を提案することを目的とする。
本発明は、上記に鑑み提案されたもので、金属板の表面側に樹脂層に芯体又は補強体が積層された構成の複合防水シートである非透水性シート材を一体化してなり、金属板には、その線幅に沿って折り曲げ加工するための溝又は小径の開口部が連続状又は不連続状に設けられた折り曲げ想定線が形成されていることを特徴とする外装材用複合材に関する。
また、本発明は、金属板の表面側に樹脂層に芯体又は補強体が積層された構成の複合防水シートである非透水性シート材を一体化してなり、予め金属板に形成された溝又は小径の開口部が連続状又は不連続状に設けられた折り曲げ想定線に沿って折り曲げ加工されていることを特徴とする建築用外装材をも提案するものである。
さらに、本発明は、前記外装材において、非透水性シート材は、少なくとも一辺が金属板とは非接着の状態にあることを特徴とする建築用外装材をも提案するものである。
また、本発明は、前記外装材において、非透水性シート材は、樹脂層に芯体又は補強体が積層された構成の複合防水シートであることを特徴とする建築用外装材をも提案するものである。
また、本発明は、前記建築用外装材を敷設してなることを特徴とする建築物の外装構造をも提案するものである。
さらに、本発明は、前記建築物の外装構造において、非透水性シート材と非接着の状態にある金属板の一辺を下地に固定し、隣接する外装材の非透水性シート材同士を重合して接着することを特徴とする建築物の外装構造をも提案するものである。
本発明の外装材用複合材は、折り曲げ想定線に沿って容易に所望の折り曲げ加工を施すことができ、しかも折り曲げ想定線は裏面側の金属板のみに設けられているので、仮に小径の開口部を連続的に設けて折り曲げ想定線とした場合も、防水性には何等悪影響を与えることがなく、各種の外装材として用いることができ、特に排水用外装材として好適に用いることができる。また、非透水性シート材を積層しているため、この複合材、並びにこれを成形した外装材を平板状で重ねても傷が付きにくい。
本発明の建築用外装材は、折り曲げ想定線にて折り曲げ加工されており、表面側には非透水性シート材が位置しており、防水外装構造に利用できる。そして、この外装材を、谷樋等の排水部材として利用する場合、複数の外装材を幅方向に連結して幅や高さを確保することができ、雨仕舞い性にも優れた排水構造を構築することができる。また、雨水やゴミが流れる表面には非透水性シート材が位置しているので、非透水性シート材として撥水性に優れたフィルムを選択することにより、単層の金属板よりなる排水部材と比較して流れ抵抗を低くでき、堰き止め等の不具合が生じにくい排水構造とすることができる。
特に非透水性シート材の少なくとも一辺を金属板とは非接着の状態とした場合、非接着状態の金属板を下地に固定する部分とすればよく、或いは隣接する外装材同士で重ね継ぎする部分とすればよく、非接着状態の非透水性シート材を、上記金属板の固定部分を覆うようにすればよい。
また、特に非透水性シート材として、樹脂層に芯体又は補強体が積層された構成の複合防水シートを用いた場合、この非透水性シート材自体が高強度を有するので、例えば小石や小枝などが流入しても損傷等を生ずることがなく、耐久性が高いものとなる。
さらに、本発明の建築物の外装構造は、前記外装材を用いてなるので、取付強度及び雨仕舞い性に優れ、しかも外装材の成形が極めて容易であり、各種の防水屋根(部材)として好適に利用できるものである。例えばマンションやビル等の陸屋根或いは緩勾配の屋根に施工される防水(床)屋上としても、或いは防水性能に優れた緑化構造の下地としても、或いはその他の各種建築物等の通常屋根としても利用できる。さらに、使用する材料によっては防火・耐火規準の認定をも受けることができる。
本発明の外装材用複合材は、金属板の表面側に非透水性シート材を一体化してなり、金属板には、折り曲げ想定線が形成されている。
前記金属板としては、外装構造を施工した後には、金属層を構築するものであり、表面化粧鋼板、ラミネート鋼板、メッキ鋼板、ステンレス鋼板、アルミ合金板、チタン合金板、銅板、真鍮板、鉛板等の公知の金属素材等が適宜に用いられ、その素材厚は特に限定するものではなく、長尺状のものであっても、定尺状のものであってもよい。そして、この金属板には、予め折り曲げ部分に、適正な折曲加工を実施するための折り曲げ想定線が形成されている。
この折り曲げ想定線は、ロール成形やプレス成型などの機械加工を用いなくても作業者が容易に折り曲げ加工できるものであればよく、例えば溝が連続するものでも、或いは溝が所定間隔で点線状、破線状、一点鎖線状等に不連続状に設けたものでもよく、或いは予め鈍角状に折り曲げたものでもよい。また、小径の開口部、或いはより小径(微小径)の開口部を複数列並設して帯状に配列したものを、連続的に設けられる(個々の開口部は独立しているが、線状などの連続状に設けられる)ようにしてもよい。この開口部としては、円孔、長孔等どのような形状でもよい。
上記折り曲げ想定線を溝或いは小径の開口部で形成した場合、金属板は平坦状であるため、非透水性シート材と一体化した状態でも平坦状は保たれ、これをコイル状にして現場に搬入することができ、現場にて所定長さ(例えば2〜3m)としてもよい。
特に折り曲げ想定線を溝で形成した場合には、外装構造を施工した後に形成される金属層には孔が形成されていないので、防水層としても機能するものとなる。
この金属板の表面側に一体化する非透水性シート材は、外装構造を施工した後には、防水層を構築するものである。
この非透水性シート材としては、溶着、融着等を含む各種の接着手段、或いは周知の機械固定等により、隣接する非透水性シート材と一体的に重合接続できるものであれば特に限定するものではなく、例えば塩ビ系、オレフィン系のプラスチックシート材やその他公知の防水シート材を用いることもできるし、塩ビ等の樹脂層にポリクロス、フェルト層、ガラス繊維基布等の芯体又は補強体が積層された構成の複合防水シートを用いてもよく、特に耐火(防火)性能に優れた複合防水シートが望ましい。前記の樹脂層に芯体又は補強体が積層された構成の複合防水シートは、平面方向に対する伸縮変形(寸法変化)が殆ど無く、物理的応力、特に平面方向の引伸及び厚み方向の圧縮に対する耐性が高く、金属層上において弛み等を生じにくいという利点がある。
前記金属板と前記非透水性シート材は、溶着や融着等を含む各種の接着手段が略全面的に展開されている状態(但し、少なくとも一辺は非接着状態であることが好ましい)、即ち略全面的に接着している状態でもよいし、例えばドット状、縞状などのように部分的に接着していてもよい。尤も、一体化の状態を維持するためには、特に接着面積の少ない部分的な接着では、剥がれずに強力に接着している必要があるが、具体的な接着手段について限定するものではない。また、熱接着、熱融着等により接着されていてもよいが、自然界にて発生するような熱量以上で接着又は融着されていることが望ましい。
この非透水性シート材は、少なくとも一辺が金属板とは非接着の状態にあることが好ましく、その場合、例えば非透水性シート材の一端が金属板の端縁より長く延出するように形成してもよいし、非透水性シート材の一端が金属板とは接着しない部分、即ち浮いている部分が生ずるように形成してもよく、そのため、金属板と非透水性シート材とは、長さや幅が同じであってもよいし、異なるものであってもよく、接着部分も全積層面積の5〜95%程度に適宜に選択すればよい。
また、非透水性シート材と非接着の状態にある金属板の一辺を下地に固定するが、その固定手段は、確実且つ強固に固定できるものであれば、特に限定するものではなく、例えばビス止め等の固定具による機械式固定を採用してもよい。
前記下地は、新設、既設を問わず、さらに新設の場合も、RC、木造、鉄骨等を限定するものではなく、既設屋根の場合も防水屋根、金属、瓦等、様々な既設屋根に対応することができる。また、下地表面上に発泡断熱材(ポリスチレン等)を配したものであってもよい。
また、隣接する外装材と接続する場合には、非透水性シート材同士を重合して接着するが、その重合接着手段は、確実且つ強固に固定できるものであれば、特に限定するものではなく、例えば溶着、融着等を含む各種の接着手段、或いは周知の機械式固定を採用してもよい。
本発明の外装材用複合材1A,1Bは、図1、図2に示すように、メッキ鋼板である金属板2'の表面側に塩ビ等の樹脂層にポリクロス、フェルト層、ガラス繊維基布等の芯体又は補強体が積層された構成の複合防水シートである非透水性シート材3を一体化してなり、金属板2'(便宜的に成形前の金属板を2'、成形後の金属板を2と表記する)には、図面には破線で示しているが、実際には図3〜図7に示すように小径の開口部を連続的に設けた折り曲げ想定線21が形成されている。
尚、図1の外装材用複合材1Aは、折り曲げ想定線21にて折り曲げ加工することにより、図1(c)に示される樋部材4Cが形成でき、図2の外装材用複合材1Bは、折り曲げ想定線21にて折り曲げ加工することにより、図2(b)に示されるカバー材4Dが形成できる。
図3〜図7には折り曲げ想定線21のバリエーションを示した。
図3は、縦長孔状の開口部211を破線状に不連続状に設けたものであって、連続的(直線的に)設けて折り曲げ想定線21としたものである。
図4は、前記図3よりも短いが縦長孔状の開口部212を破線状に不連続状に設けたものであって、連続的(直線的に)設けて折り曲げ想定線21としたものである。
図5は、円孔状の開口部213を二列並設して帯状に配列したものを、連続的(直線的に)設けて折り曲げ想定線21としたものである。
図6は、横長孔状の開口部214を点線状に不連続状に設けたものであって、連続的(直線的に)設けて折り曲げ想定線21としたものである。
図7は、円孔状の開口部215を一定幅の群状に形成した(開口部215を複数列並設して帯状に配列した)ものを、連続的(直線的に)設けて折り曲げ想定線21としたものである。
前記の外装材用複合材1A,1Bは、折り曲げ想定線21を前記のように小径の開口部を連続的に設けて形成したので、金属板2'は平坦状であり、非透水性シート材3と一体化した状態でも平坦状は保たれ、例えば図8に示すようにコイル状にして現場に搬入することができる。また、この複合材1A,1Bを定尺品として重ねて梱包、包装する場合でも、非透水性シート材3が金属板2',2'同士の接触を防止しているため、傷が付きにくく、梱包に手間がかからない。
図9に示す実施例は、幅方向に2種の外装材4A,4Bを連結して谷樋とした構成であって、各外装材4A,4Bは、前記の外装材用複合材1A,1Bと基本的には同様の外装材用複合材の折り曲げ想定線21にて折り曲げ加工して形成され、一方の外装材4Aにおける非透水性シート材3は、一端(図では右端)が金属板2とは非接着の状態(当該部分の非透水シート材を30、金属板を20と表記する。)にある。尚、図面では、手前側が水下側を指し、奥側が水上側を指す。
図示実施例は、複数のH鋼材5AにC型鋼5Bを組み合わせて躯体(下地)を形成しており、各屋根面は断熱材6Bと外装パネル6Aにて構成されている。
図面の左側に配される外装材4Aは、外装パネル6Aの裏面に挿入される横片である挿入部41と、谷樋の深さに相当する略垂直状の縦片である側壁部42と、谷樋の排水部に相当する横片である底部43とからなり、該底部43の端部において非透水性シート材3と金属板2とが非接着の状態になっている。
図面の右側に配される外装材4Bは、挿入部41と側壁部42を備える点では同様であるが、底部44が広幅であり、その端部は中央から左側にまで至っている。
そして、外装材4Aの非接着の状態の金属板20をC型鋼5B上に沿わせると共に、外装材4Bの端部を重合させた状態でビス等の固定具40で止め付け、該固定部分に非接着の状態の非透水性シート材30を重合状に被着して外装材4Bの端部に位置する非透水性シート材3に融着して固定した。
図面の右側に配される外装材4Bは、左側のC型鋼5B上に位置する部分を固定具40で止め付け、その上から非透水性シート材7Aを被着して固定具30からの雨水の浸入を防止するようにした。
このように本発明の外装材4A,4Bは、折り曲げ想定線21にて折り曲げ加工されており、表面側には非透水性シート材3が位置しており、特に外装構造における排水部などに好適に利用できる。
そして、この外装材4A,4Bを、谷樋等の排水部材として利用する場合、複数の外装材を幅方向に連結して幅や高さを確保することができ、雨仕舞い性にも優れた排水構造を構築することができる。
特に図示実施例は、非透水性シート材3の少なくとも一辺を金属板2とは非接着の状態としたので、非接着状態の金属板20を下地5Bに固定する部分とすればよく、或いは隣接する外装材同士で重ね継ぎする部分とすればよく、非接着状態の非透水性シート材30で上記金属板20を覆うようにすればよい。
図10に示す実施例は、幅方向に2種の外装材4C,4Dを連結して谷樋とした構成であって、外装材4C,4Dの形状が前記図9の実施例と異なる以外はほぼ同様であるから、図面に同じ符号を付して説明を省略する。
図11に示す実施例は、横葺き屋根の頂部納め構造であって、隣り合う屋根下地に跨るように支持部材6Cを固定し、該支持部材6C上にカバー材である外装材4E,4Fを配設した構造である。この外装材4E,4Fも前記谷樋と同様に複数部材で構成するようにしてもよい。
図11(a)の外装材4Eは、山状の頂部46の左右に垂直状の縦片部47,47を備える形状であって、該縦片部47を支持部材6Cに固定具48にて止め付けるものであり、図11(b)の外装材4Fでは、頂部46は同様に非透水性シート材3と金属板2が一体状であるが、縦片部47は非透水性シート材3と金属板2が非接着の状態(当該部分の非透水シート材を39、金属板を29と表記する。)であって、この部分の金属板29を支持部材6Cに固定具28にて止め付け、この部分の非透水性シート材39をその固定具28の外側に配され、その先端を接着剤にて横葺き屋根材8Aに接着されている。
図12に示す実施例は、水流れ途中に設ける排水部材(内樋)として外装材4Gを配設した構造であるが、前記実施例とは異なり、幅方向に一種の外装材4Gにて排水部材(内樋)を構築する例である。この外装材4Gは、底面及び側壁面からなる断面略U字状であって、水上側の側壁面の上端に位置するフランジ49は、屋根面を構築する外装パネル6Aと断熱材6Bとの間に挿着され、水下側の側壁面の上端に位置するフランジ49'は外装パネル6Aの表面上に固定されている。
図13に示す実施例も、前記図12と同様に、水流れ途中に設ける排水部材を幅方向に一種の外装材4Hにて構築する例である。
この外装材4Hは、略水平状の底面と、略垂直面状の側壁面とからなる長尺材である内樋であって、底面の桁行き方向の端部には、縦樋9の上端91が連結されている。
そして、この外装材4Hの水上側の側壁面の上端に位置するフランジ49は、屋根材8Bを支持する支持部材8Cと共に躯体5Cにビス止めされ、水下側の側壁面の上端に位置するフランジ49'は、屋根材8B上に固定された外装材4Jと重合した状態でビス止め(ビス40)され、さらにその上に非透水性シート材7Bを被着して固定した。
(a)本発明の外装材用複合材の一実施例を示す平面図、(b)その斜視図、(c)それを折り曲げ加工して作製した外装材を示す側面図である。 (a)本発明の外装材用複合材の他の一実施例を示す平面図、(b)それを折り曲げ加工して作製した外装材を示す側面図である。 (a)金属板に設ける折り曲げ想定線のバリエーションを示す平面図、(b)非透水性シート材を積層した状態を縮小して示す背面図である。 (a)金属板に設ける折り曲げ想定線のバリエーションを示す平面図、(b)非透水性シート材を積層した状態を縮小して示す背面図である。 (a)金属板に設ける折り曲げ想定線のバリエーションを示す平面図、(b)それを縮小した平面図、(c)非透水性シート材を積層した状態を縮小して示す背面図である。 金属板に設ける折り曲げ想定線のバリエーションを示す平面図である。 金属板に設ける折り曲げ想定線のバリエーションを示す平面図である。 本発明の外装材用複合材をコイル状にして現場に持ち込む状態を示す斜視図である。 (a)本発明の外装材を谷樋として用いる例を示す断面図、(b)外装材を拡大して示す断面図である。 (a)本発明の外装材を谷樋として用いる例を示す水上側の断面図、(b)水上、水下側の断面図である。 (a),(b)本発明の外装材をカバー材として用いる例を示す断面図である。 本発明の外装材を水流れ途中に設ける排水部材として用いる例を示す断面図である。 (a)本発明の外装材を水流れ途中に設ける排水部材として用いる例を示す断面図、(b)その一部拡大図である。 従来の谷樋を示す断面図である。
符号の説明
1 外装材用複合材
2 金属板
21 折り曲げ想定線
3 非透水性シート材
4A〜4G 外装材

Claims (5)

  1. 金属板の表面側に樹脂層に芯体又は補強体が積層された構成の複合防水シートである非透水性シート材を一体化してなり、金属板には、その線幅に沿って折り曲げ加工するための溝又は小径の開口部が連続状又は不連続状に設けられた折り曲げ想定線が形成されていることを特徴とする外装材用複合材。
  2. 金属板の表面側に樹脂層に芯体又は補強体が積層された構成の複合防水シートである非透水性シート材を一体化してなり、予め金属板に形成された溝又は小径の開口部が連続状又は不連続状に設けられた折り曲げ想定線に沿って折り曲げ加工されていることを特徴とする建築用外装材。
  3. 非透水性シート材は、少なくとも一辺が金属板とは非接着の状態にあることを特徴とする請求項2に記載の建築用外装材。
  4. 請求項2又は3に記載の建築用外装材を敷設してなることを特徴とする建築物の外装構造。
  5. 非透水性シート材と非接着の状態にある金属板の一辺を下地に固定し、隣接する外装材の非透水性シート材同士を重合して接着することを特徴とする請求項4に記載の建築物の外装構造。
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