JP5326447B2 - 車両用シート - Google Patents

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Description

本発明は、車両用シートに関する。
従来、車両用シートの一形態として、着座する側のシート表面がネットで構成された所謂ネットシートが知られている。下記特許文献1にはシート表面は通気性のあるネットで構成されており、裏面側がバックボードで閉鎖されているネットシートが開示されている。また、下記特許文献2には、シートの表裏ともにネットで構成されたネットシートが開示されている。このネットシートは、表面側のネットが所定以上の荷重を受けると、表面側のネットと裏面側のネットとの結合部位の結合が解除され、表面側のネットが大きく変形することにより衝撃吸収性の向上が図られている。
特開2007−89868号公報 特開2003−135199号公報
従来のネットシートに関して通気性に注目すると、特許文献1に記載のネットシートでは、表面側はネットで構成されて通気可能であるが、裏面側はバックボードで閉鎖されているためシート裏面側まで通気させることはできなかった。このようなネットシートでは、着座者の発する熱がシートの内部に保持されるため、車室内の室温が低いときに温かさを感じさせやすいが、車室内の気温が高いときには蒸れる場合があった。一方、特許文献2に記載のネットシートでは、表裏ともにネットで構成されているため、シートの表裏に通気させることが可能である。このようなネットシートでは、着座者の発する熱がシートの内部に保持されにくいため蒸れにくいが、車室内の温度が低いときには寒さを感じさせやすい場合があった。したがって、従来、着座者が感じる環境上の快適性を車室内環境に関わらず確保するのは難しかった。
そこで、本発明は、車両用シートにおいて、車室内の環境に関わらず、着座者がシート表面に接する部位で体感する環境上の快適さを向上させやすくすることを課題とした。
本発明は、上記課題を解決するために以下の手段をとる。
第1の発明は、着座者が着座する側のシート表面側とは反対側のシート裏面側に非通気性のバックボードを備えた車両用シートであって、前記シート表面からバックボードまでは通気可能な構造であり、前記バックボードには開閉可能な蓋部材を備える開口部を備え、該開口部を前記蓋部材が閉鎖した状態では前記バックボードは非通気構造となり、前記蓋部材が前記開口部を開放した状態では前記バックボードは通気可能構造となりシート裏面側まで通気可能となることを特徴とする。
このような車両用シートによれば、バックボードが非通気構造と通気可能構造とに切り替え可能である。そのため、例えば、非通気構造とすれば着座者の発する熱をシート内に保持して着座者に温かさを感じさせやすく、通気可能構造とすれば着座者に蒸れによる不快感を感じさせにくくすることができる。したがって、車室内の環境に応じてバックボードの構造を切り替えることで、着座者がシート表面に接する部位で体感する環境上の快適さを向上させることが可能である。
第2の発明は、上記第1の発明に記載の車両用シートであって、前記蓋部材はモータ駆動により開閉されることを特徴とする。
このような車両用シートによれば、着座者がシート表面に接する部位で体感する環境上の快適さの向上を可能とするバックボードの非通気構造と通気可能構造との切り替え操作が容易である。
第3の発明は、上記第1の発明または第2の発明に記載の車両用シートであって、前記蓋部材の開閉状態は車室内の温度に対応して制御されることを特徴とする。
このような車両用シートによれば、車室内の温度変動に対応して蓋部材の開閉状態が制御されてバックボードが非通気構造と通気可能構造とで切り替えられるため、着座者がシート表面に接する部位で体感する環境上の快適さを維持しやすい。
上記第1の発明によれば、着座者がシート表面に接する部位で体感する環境上の快適さを向上させることが可能である。
上記第2の発明によれば、着座者がシート表面に接する部位で体感する環境上の快適さの向上を可能とするバックボードの非通気構造と通気可能構造との切り替え操作が容易である。
上記第3の発明によれば、車室内の温度が変動しても着座者がシート表面に接する部位で体感する環境上の快適さを維持しやすい。
[実施形態1]
図1〜6を参照しながら、本発明の実施形態1について説明する。本実施形態にかかる車両用シート(以下、シートと称することがある。)10は自動車等の車両に設置されるものであって、図1に示されるように、背凭れとなるシートバック12、座面となるシートクッション14及びヘッドレスト16を備えている。各図において矢印で示すF,Uはシート10の前方,上方を示している。本実施形態の説明では、シート10の着座者が着座した際に接する側の面12aを「表面」と称し、シート10の表面12aとは反対側の面12bを「裏面」と称する。また、シート10を構成する各部材において、外側に露出している面を「外面」、この「外面」とは反対側のシート10の内側に向く面を「内面」と称する。本実施形態のシート10は、シートバック12に特徴を有している。その他の部分については特に変更を要しないので詳細な説明は省略する。
シートバック12は、着座者の背中を支持する表面12aは主にネット20で構成されており、図2に示されるように、裏面12bはバックボード40で構成されている。
シートバック12の表面12aは、主に着座者の背中が当たる中央がネット20で構成されており、その両側はネット20よりも前方に張り出したクッション体30で構成されている(図4参照)。ネット20は、通気性を有する織物や編み物等であり、該ネット20を通してシートバック12の内外に空気を通わせることが可能となっている。図4に示されるように、ネット20は、シートフレーム22の前面に張った状態で設けられており、その端部がシートバック12の骨格をなす枠体であるシートフレーム22にフック(図示省略)を介して掛止されている。クッション体30は、発泡ウレタン等からなるパッド32と、該パッド32を被覆する表皮34とで構成されている。クッション体30は、シートバック12の両側部においてネット20の外面に縫着されネット20と一体とされている。この実施形態の構成では、シート表面12aのネット20からバックボード40までは空間として形成されているので、シート表面12aからバックボード40までは通気可能な構造となっている。
図2に示されるように、シートバック12の裏面12bを構成するバックボード40は、通気性の無い材料で形成されており、例えば、ポリピロピレン等の樹脂で形成されている。バックボード40は、両側部が前方に屈曲形成されており、シートバック12の側面の一部も構成している。このバックボード40は、シートバック12の裏面12bにおいて複数の開口部42を備えるとともに、この開口部42を開閉することのできる蓋部材44を備えており、開口部42が蓋部材44により閉鎖された状態では非通気構造となり、蓋部材44が開口部42を開放した状態では通気可能構造となる。本実施形態では、通気可能状態において、蓋部材44による開口部42の開放面積が調節可能であり、図2では開口部42が約半分開いた通気可能構造が示されている。図3(A)に示されるように、蓋部材44は、バックボード40における複数の開口部42の設けられた領域を覆うことのできる大きさの矩形の板状部材であって、シートバック12の内部においてバックボード40の内面40bに沿って配設されている。蓋部材44には、バックボード40の各開口部42と対応する位置に略同形の開口部46が形成されている。蓋部材44は、バックボード40の内面40bに沿ってスライドされることにより、バックボード40の開口部42を開閉することができるようになっている。すなわち、蓋部材44は、図3(A)に示されるように、その開口部46がバックボード40の開口部42と全く重複しないようにずらされているときにバックボード40の開口部42を閉鎖し、図3(B)に示されるように、開口部46の少なくとも一部がバックボード40の開口部42と重複することによりバックボード40の開口部42を開放する構成とされている。
図5に示されるように、蓋部材44は、その側端部がバックボード40の内面40bに設けられた断面L字形のガイド部材48に上下方向にスライド可能に支持されている。蓋部材44には、操作レバー50が側方に延びて設けられており、図2に示されるように、該操作レバー50はバックボード40の側部において上下に長く形成された貫通孔52を挿通してシートバック12の外部に突出している。図5に示されるように、操作レバー50に対向するバックボード40の内面40bには、上下方向に複数の歯54aが刻まれてラック54が形成されている。図6に示されるように、蓋部材44の操作レバー50にはバックボード40に形成されたラック54の歯54aと噛合して蓋部材44の上下位置を保持することのできるロック歯56が設けられている。ロック歯56は、ラック54の歯54aとの噛合状態を保持するように付勢されているが、操作レバー50の先端に設けられたロック解除ボタン50aを押すことにより、付勢力に抗して噛合を解除することができるロック機構を構成している。したがって、ロック解除ボタン50aを押しながら操作レバー50を摘んで上下移動させることにより、蓋部材44を上下にスライドさせてバックボード40の開口部42を開閉することができ、ロック解除ボタン50aを押す操作力を解除すると蓋部材44のロック歯56をラック54の歯54aに噛合させてバックボード40に対して蓋部材44を位置決めすることができる。それにより、バックボード40の開口部42を開放した状態(通気可能構造)又は閉鎖状態(非通気構造)が保持される。
以上の構成のシートバック12によれば以下の作用効果を奏する。
シートバック12は、表面12aが通気可能なネット20で構成されているともに、裏面12bが通気可能構造と非通気構造とに切り替え可能なバックボード40で構成されている。そのため、シートバック12は、バックボード40が通気可能構造のときにはシートバック12の表面12aと裏面12bとの間で通気可能な状態となる。したがって、例えば、着座者の体温によりシートバック12の内部で暖められた空気を裏面12b側に逃がして背中の蒸れを防ぐことができる。また、例えば、車室内空調により冷やされた空気あるいは暖められた空気をシートバック12の内部にも通わせてシートバック12に凭れた着座者が背中でも空調の効果を感じやすくさせることができる。一方、バックボード40が非通気構造のときにはシートバック12の表面12aでは通気可能であるが、裏面12bまでは通気できない状態となる。非通気構造においては、着座者の体温で暖められた空気をシートバック12の内部に保持することができ、例えば、着座者が寒さを感じるときに背中を暖めることができる。
このように、本実施形態のシートバック12は、バックボード40が通気可能構造と非通気構造とに切り替え可能であることにより、着座者がシート表面12aに直接接する背中で感じる温湿度環境を調節することができ、快適さを向上させることが可能である。
[実施形態2]
図7〜9を参照しながら、本発明の実施形態2について説明する。本実施形態のシート60では、上記実施形態1とはバックボード40の開口部42を開閉する蓋部材の構成が異なっている。本実施形態の説明においては、上記実施形態1から変更を要しない部分については図中に同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。
本実施形態にかかるバックボード40の開口部42を開閉する蓋部材64は、複数の開口部42の各個に対して個別に形成された板状部材であり、図8(A)に示されるように、その上端がバックボード40の内面40bに沿って開口部42の上方に水平に配設された回転軸66に固定されている。図9に示されるように、回転軸66の端部にピニオンギア68が固定されているとともに、該ピニオンギア68に噛合する歯が上下方向に刻まれた棒状のラック70がシートバック12の内部に設けられている。ラック70が上下に動かされると、それに伴ってピニオンギア68及び該ピニオンギア68に固定された回転軸66が回転し、該回転軸66に固定された蓋部材64が回動してバックボード40の開口部42が開閉される。ラック70には操作レバー72が側方に延びて設けられており、図9に示されるように、該操作レバー72がバックボード40の側部において上下に長く形成された貫通孔52を挿通してシートバック12の外部に突出しており、上下移動操作が可能とされている。したがって、操作レバー72を摘んで上下に動かすことにより蓋部材64を回動させて開口部42を開放した状態(通気可能構造)又は閉鎖状態(非通気構造)とすることができる。ラック54は、上記実施形態1と同様のロック機構により上下位置を保持可能となっており、通気可能構造又は非通気構造が保持される。
なお、蓋部材64はモータ駆動により開閉することも可能である。例えば、図9に二点鎖線で模式的に示されるように、モータMの回転駆動力を駆動用シャフト74に伝達し、該駆動用シャフト74に取り付けられたラック70に噛合したピニオン76が回転することでラック70を上下に動かし、それにより蓋部材64を開閉することができる。
また、蓋部材64の開閉は、車室内に設けた温度検知手段Sにより検知した車室内の温度に対応して制御することも可能である。例えば、図9に二点鎖線で示されるように、モータMの駆動を制御することのできる制御装置Cを用い、該制御装置Cにより温度検知手段Sからの検知信号を受信して、この受信した信号に基づいてモータMを駆動することにより蓋部材64を開閉することができる。これにより、例えば、車室内の温度が低いときには蓋部材64を閉じてバックボード40を非通気構造とし、車室内の温度が高いときには蓋部材64を開けてバックボード40を通気可能構造とすることができる。この場合、車室内の温度が低いときには着座者の発する熱をシートバック12の内部に溜めて温かさを保持し、室温が高いときには着座者の発する熱を逃がして蒸れを防止することができる。温度検知手段Sは、シートバック12の内部に設けるのが最も好ましいが、シートバック12の周囲に設けてもよい。
また、図8(B)に二点鎖線で64bとして示されるように、蓋部材64は、シートバック12の外側に開くようにしてもよい。内側に開く蓋部材64aと外側に開く蓋部材64bとを設けると、通気が円滑になることが期待される。例えば、上方の蓋部材64aを内側に開き、下方の蓋部材64bを外側に開くようにすれば、シートバック12の表面12aの通気が悪い状態であっても、矢印で模式的に示すように、空気が上方の開口部42(42a)からシートバック12の内部に入り、下方の開口部42(42b)から抜けてシートバック12の内外を流れやすくなることが期待される。
なお、本発明は、要旨を逸脱しない範囲内でその他種々の実施形態が考えられるものである。
例えば、図10に示されるように、熱膨張率の異なる金属板80a,80bを貼り合わせた、所謂バイメタルで蓋部材80を形成しても、車室内の温度に対応して蓋部材80を開閉することができる。開口部42を塞ぐことのできるバイメタル製の蓋部材80は、バックボード40の内面40bに沿って配されており、その上部がバックボード40にかしめられている。この蓋部材80は、例えば、内面を相対的に膨張率の低い金属板80a、外面を相対的に膨張率の高い金属板80bで構成することができる。この場合、温度が上昇すると、蓋部材80は低膨張率側、すなわち内側に曲がり、開口部42が開放されてバックボード40は通気状態となる。逆に温度が降下すると、蓋部材80は伸びて元に戻り、二点鎖線で示されるように、開口部42が閉鎖されてバックボード40は非通気状態となる。
また、バックボード40の開口部42を開閉する蓋部材は、上記実施形態に記載のものに限らず、例えば、板状の蓋部材がバックボード40に対して近づき又は離れることにより、開口部42を閉鎖又は開放する構成としてもよい。
また、上記実施形態2における回動式の蓋部材64に限らず、上記実施形態1におけるスライド式の蓋部材44やその他の形態の蓋部材をモータ駆動としてもよい。
また、上記実施形態では、バックボード40に設けられた複数の開口部42を同時に開閉する実施の形態を示したが、各開口部42を独立して開閉可能な構成とし、各開口部42の開閉状態を変化させることが可能なようにすることも好ましい。
また、シートバック12の内部にヒーターを設け、バックボード40が非通気構造としてシートバック12の内部を更に暖めることも可能である。
また、上記実施形態では、シートバック12の表面12aがネット20で構成されていることによりシートバック12の表面12aからバックボード40までが通気可能となっているが、他の通気可能構成を採ることも可能である。例えば、シートバック12の表面12aを表裏に貫通する貫通孔を備えたパッドを、通気性に優れる表皮材で被覆してシートバック12の表面12aを形成することができる。通気性に優れる表皮材とは、例えば、皮革に穿孔して形成することができる。
また、上記実施形態では、本発明をシートバック12に適用した実施形態を示したが、本発明は、シートバック12に限らず、シートクッション14やヘッドレスト16にも適用することができる。
また、バックボード40は、樹脂製に限らず、鋼板等、その他の通気性を有しない材料で形成してもよい。
本発明の実施形態1の車両用シートの斜視図であり、車両用シートを斜め前から見た図である。 本発明の実施形態1の車両用シートの斜視図であり、車両用シートを斜め後ろから見た図である。 図2に示される車両用シートのIII−III線断面図であり、(A)はバックボードの非通気構造を示す図であり、(B)はバックボードの通気可能構造を示す図である。 図2に示される車両用シートのIV−IV線断面図である。 本発明の実施形態1の車両用シートの蓋部材の開閉機構を拡大して示す斜視図である。 図5に示される蓋部材の開閉機構の側面図である。 本発明の実施形態2の車両用シートの斜視図であり、車両用シートを斜め後ろから見た図である。 図7に示される車両用シートのVIII−VIII線断面図であり、(A)はバックボードの非通気構造を示す図であり、(B)はバックボードの通気可能構造を示す図である。 本発明の実施形態2の車両用シートの蓋部材の開閉機構を拡大して示す斜視図である。 本発明の実施形態にかかる蓋部材の変形例を示す断面図である。
符号の説明
10 シート
12 シートバック
12a 表面
12b 裏面
14 シートクッション
16 ヘッドレスト
20 ネット
40 バックボード
42 開口部
44 蓋部材
60 シート
64 蓋部材
80 蓋部材
C 制御装置
M モータ
S 温度検知手段

Claims (3)

  1. シートバックの骨格を成す枠体であるシートフレームと、当該シートフレームに張った状態で設けられ着座者が着座する側のシート表面側を構成する表皮材と、前記表皮材のシート表面側とは反対側のシート裏面側に配置される非通気性のバックボードと、を備えた車両用シートであって、
    前記シート表面の中央はネットで構成されており、当該シート表面の中央からバックボードまではクッション体が無い空間として形成されて通気可能な構造であり、
    前記バックボードには開閉可能な蓋部材を備える開口部を備え、該開口部を前記蓋部材が閉鎖した状態では前記バックボードは非通気構造となり、前記蓋部材が前記開口部を開放した状態では前記バックボードは通気可能構造となりシート裏面側まで通気可能となることを特徴とする車両用シート。
  2. 請求項1に記載の車両用シートであって、
    前記蓋部材はモータ駆動により開閉されることを特徴とする車両用シート。
  3. 請求項1または請求項2に記載の車両用シートであって、
    前記蓋部材の開閉状態は車室内の温度に対応して制御されることを特徴とする車両用シート。
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