JP5319426B2 - 天井裏足場支持用金具およびこれを用いた天井裏足場支持構造 - Google Patents

天井裏足場支持用金具およびこれを用いた天井裏足場支持構造 Download PDF

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本発明は、天井裏足場支持用金具およびこれを用いた天井裏足場支持構造に関する。
従来、吊天井において天井下地の補修や補強作業を行う際には、天井下地に足場を架け渡して載置し、その足場に作業者が乗って作業することが一般的に行われていた。しかし、これでは天井下地に直接足場を載せているため、天井下地に局所的な荷重がかかり、天井下地が変形してしまう虞があった。
そこで近年では、天井下地の変形を防止するために、特許文献1に示すような支持構造が提案されていた。かかる支持構造は、横片に側部に向けて開口するボルト挿通孔を有し、縦片に横向きボルトを有するL字状固定金具を形成し、横片のボルト挿通孔に天井吊ボルトを受け入れ、上下の中間挿通ナットによって横片を挟着する一方、縦片の横向きボルトを、孔開きアングル材(枠材)の孔に挿通させてナットによって締着することで、枠材を固定して、この枠材を複数の天井吊ボルトに架設配置し、この枠材に直交して足場板を載置するように構成されている。
特開2006−283514号公報(図4および図5参照)
しかしながら、特許文献1の支持構造では、上下のナットによって横片を挟着することで固定金具を固定しているため、固定性能は、ナットの締付け力に左右されることとなり、万一、ナットが緩むと固定金具が天井吊ボルトから離脱してしまう虞があるという問題があった。
そこで、本発明は、前記の問題を解決するためになされたものであり、天井吊ボルトからの離脱を防止できる天井裏足場支持用金具およびこれを用いた天井裏足場支持構造を提供することを課題とする。
前記課題を解決するための請求項1に係る発明は、天井裏に設けられる足場板を天井吊ボルトに支持するための天井裏足場支持用金具であって、天井吊ボルトを内挿可能な切欠部を備え前記天井吊ボルトの側方から移動して前記天井吊ボルトを内挿するとともに前記天井吊ボルトに螺合されたナット部材に支持される係止部と、この係止部と一体的に形成され前記足場板が載置される足場受部材を支持する支持部と、前記係止部と一体的に形成され前記支持部とは逆側の端部から下方に垂下する垂下部とを備え、この垂下部の下端部には、前記天井吊ボルト側に突出する突出部が形成されていることを特徴とする天井裏足場支持用金具である。
このような構成によれば、突出部がナット部材の下面に係止されることで金具の浮き上がりを防止できる。また、天井下地材を支持するハンガー部分に本発明の金具を設けた場合は突出部がハンガーに当接するので、金具の水平方向(切欠部の延在方向)へのズレも防止できる。したがって、係止部が天井吊ボルトから離反することはなく、天井裏足場支持用金具の天井吊ボルトからの離脱を防止できる。
また、本発明は、前記切欠部の開口端側で少なくとも前記天井吊ボルトまたは前記ナット部材に係止することによって前記天井吊ボルトから前記係止部が離反するのを防止する固定機構をさらに備えたことを特徴とする。
このような構成によれば、固定機構が切欠部の開口端側で少なくとも天井吊ボルトまたはナット部材に係止することによって、天井吊ボルトが切欠部の最奥部と固定機構とで挟まれることとなり、係止部の天井吊ボルトからの離反防止効果をさらに高めることができる。
さらに、本発明は、前記固定機構が、前記天井吊ボルトの挿通位置よりも前記切欠部の開口端側に位置して前記ナット部材の側面に係止するように前記支持部または前記垂下部に螺合された棒状部材を備えて構成されていることを特徴とする。
このような構成によれば、支持部または垂下部に棒状部材を螺合させるといった簡単な構造で、棒状部材をナット部材の底面に係止させることができ、係止部の水平方向の抜出し側への移動を規制することができる。
また、本発明は、前記固定機構が、前記天井吊ボルトの挿通位置よりも前記切欠部の開口端側に位置して前記天井吊ボルトの側面に係止するように前記突出部の先端からさらに突出した第二突出部を備えて構成されていることを特徴とする。
このような構成によれば、別途の部材を設けることなく第二突出部を形成するといった簡単な構造で、第二突出部を天井吊ボルトの側面に係止させることができ、係止部の水平方向の抜出し側への移動を規制することができる。
さらに、本発明は、請求項1に記載の天井裏足場支持用金具を用いて足場板を天井吊ボルトに支持する天井裏足場支持構造であって、前記ナット部材は、天井下地材を支持するハンガーを前記天井吊ボルトに固定するナットであることを特徴とする。
ハンガーは、垂下部と支持部との間で、突出部が係止される部分に配置される部材である。このような構成によれば、前記突出部がハンガーに係止されるので、固定機構がなくても、係止部の水平方向の抜出し側への移動を規制することができる。
また、本発明は、前記天井裏足場支持構造において、前記ナット部材は上下一対のナットにて構成されており、前記係止部は、前記一対のナットで挟持されて前記天井吊ボルトに固定されていることを特徴とする。
このような構成によれば、金具が天井吊ボルトに挟持されて固定されるので、天井裏足場支持用金具の天井吊ボルトからの離脱効果をより一層高めることができる。
本発明によれば、天井裏足場支持用金具の天井吊ボルトからの離脱を防止することができるといった優れた効果を発揮する。
第一実施形態に係る天井裏足場支持用金具および天井裏足場支持構造を示した斜視図である。 第一実施形態に係る天井裏足場支持用金具を示した(a)は平面図、(b)は左側面図、(c)は正面図、(d)は右側面図である。 第一実施形態に係る天井裏足場支持用金具および天井裏足場支持構造を採用した天井裏を示した斜視図である。 (a)〜(c)は、第一実施形態に係る天井裏足場支持用金具の天井吊ボルトへの設置工程を示した側面図である。 第二実施形態に係る天井裏足場支持用金具および天井裏足場支持構造を示した斜視図である。 第一実施形態に係る天井裏足場支持用金具を示した(a)は平面図、(b)は左側面図、(c)は正面図、(d)は右側面図である。
(第一実施形態)
本発明に係る天井裏足場支持用金具および天井裏足場支持構造を実施するための第一の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下に説明する各実施形態において、足場板を載置して支持する足場受部材の延長方向をX軸方向とし、これと同じ水平面内でX軸と直交する方向をY軸方向とする。
図1および図3に示すように、本実施形態に係る天井裏足場支持構造1は、天井裏に設けられる足場板2(図3参照)を支持する支持構造であって、天井吊ボルト3に螺合されたナット部材4に係止されるとともに足場板2が載置される足場受部材5を支持する天井裏足場支持用金具6が用いられている。
本実施形態では、ナット部材4は、天井下地材7を支持するハンガー8を天井吊ボルト3に固定するナット4a,4bにて構成されている。ハンガー8は、ナット部材4によって支持される係止部8aと、係止部8aの端部から垂下する垂下部8bと、垂下部8bの下部に形成され天井下地材7を支持する支持部8cとを備えて構成されている。ハンガー8は、一定幅の長尺プレートを適宜折曲加工して形成されており、係止部8aと垂下部8bと支持部8cは、互いに同等の幅に形成されている。
係止部8aは、ナット部材4上(下側のナット4b上)に載置されて係止される。係止部8aは、使用状態で水平方向に延在するように構成されている。係止部8aには、中央部に貫通孔(図示せず)が形成されており、この貫通孔に天井吊ボルト3が挿通するようになっている。垂下部8bは、係止部8aに対して直角に折曲されて構成されている。支持部8cは、垂下部8bの下部に連続して一体形成されており、断面U字状を呈している。支持部8cの先端側となる立上り部の先端部は外側に傾斜して形成されており、天井下地材7を内側に案内でき嵌め込み易くなっている。
天井下地材7は、C型チャンネルや、角パイプ等の形材(本実施形態ではC型チャンネル)にて構成されており、天井材を支持可能な強度を有している。天井下地材7は、重量を考慮してアルミニウム製の形材を用いるのが好ましい。ハンガー8を天井吊ボルト3に固定するナット4a,4bは、2つ設けられており、係止部8aを上下から挟持するように構成されている(図2の(b)および(d)参照)。つまり、ナット部材4は、上下一対のナット4a,4bにて構成されている。
図3に示すように、天井吊ボルト3は、上下方向に延出してX軸方向およびY軸方向にそれぞれ所定の間隔を隔てて配置されており、図示しない上方の床スラブや屋根下地等に吊るされて支持されている。天井吊ボルト3は、全長に亘って外周面にオネジ3aが形成されており、その下端で固定金具を介して天井下地材7を支持するようになっている。ナット部材4は、内周面にメネジ(図示せず)を備えて、天井吊ボルト3のオネジ3a(図1参照)に螺合されており、回転することで天井吊ボルト3に沿って昇降可能になっている。足場受部材5は、C型チャンネルや、角パイプ等の形材(本実施形態ではC型チャンネル)にて構成されており、足場板2や作業者等の積載荷重を支持可能な強度を有している。足場受部材5は、重量を考慮してアルミニウム製の形材を用いるのが好ましい。
図1および図2に示すように、天井裏足場支持用金具6は、ナット部材4上に載置される係止部10と、足場受部材5を支持する支持部20と、支持部20とは逆側に位置する係止部10の端部から下方に垂下する垂下部30と、を備えて構成されている。係止部10と支持部20と垂下部30は、金属製プレートを折曲加工することで一体形成されている。また、天井裏足場支持用金具6は、天井吊ボルト3から係止部10が離反するのを防止する固定機構40をさらに備えている。
係止部10は、天井吊ボルト3を内挿可能な切欠部11を備えており、天井吊ボルト3の側方から移動して天井吊ボルト3を切欠部11内に受け入れて内挿するように構成されている。係止部10は、平面視して長方形を呈しており、ナット部材4の水平投影面積よりも大きい面積を有している。切欠部11は、係止部10のX軸方向(足場受部材5の延長方向)端部の一辺の中央部から直線状に切り欠かれて形成されている。切欠部11は、天井吊ボルト3の外径と略同等の幅寸法を有しており、切欠き方向の最も奥側部分(以下「最奥部」という場合がある)は、天井吊ボルト3の外径と同径の半円状を呈している。切欠部11の最奥部の半円の中心は、係止部10の長方形の一対の対角線が交差する位置にあり、係止部10の重心位置に天井吊ボルト3が内挿されるように構成されている。係止部10は、ナット部材4のうち、上側のナット4aの上に載置されて係止されている。
支持部20は、足場受部材5の底面と側面に沿うように形成されており、断面U字状を呈している。支持部20は、底板部20aと、底板部20aの幅方向(Y軸方向)両端から立ち上がる一対の側壁部20b,20cとを備えて構成されている。係止部10側に位置する側壁部20bは、係止部10のY軸方向端部から下方に向かって直角に折曲して垂下して構成されている。側壁部20bは、足場受部材5の高さよりも長い高さ寸法を有している。
底板部20aは、側壁部20bの下端部から天井吊ボルト3とは逆側に向かって直角に折曲して水平に形成されている。底板部20aは、足場受部材5の幅と同等の幅寸法を有して平板状に形成されており、その上面に足場受部材5が載置される。
係止部10とは逆側に位置する側壁部20cは、底板部20aのY軸方向端部から上方に向かって直角に折曲して垂直に立ち上がっている。側壁部20cは対向する側壁部20bと、足場受部材5の幅と同等の間隔を隔てて配置されている。側壁部20cは、足場受部材5の高さよりも長い高さ寸法(側壁部20bと同等)を有しており、その上端部は、係止部10と同じ高さに位置している。
このような構成の支持部20によれば、足場受部材5は、底板部20a上に載置されて、底板部20aでその自重および積載荷重が支持され、側壁部20b,20cによって幅方向両側から挟まれて、幅方向への動きが規制されるようになっている。
垂下部30は、係止部10の、支持部20とは逆側のY軸方向端部に、下方に垂れ下がって形成されている。垂下部30は、係止部10に対して直角に折曲して連結されている。垂下部30の下端部には、天井吊ボルト3側に突出する突出部31が形成されている。突出部31は、垂下部30に対して直角に折曲して形成されており、支持部20側に向かって水平に突出している。突出部31は、天井裏足場支持用金具6を天井吊ボルト3に装着した状態で、ナット部材4の下方に位置して、その先端が天井吊ボルト3に近接するように構成されている。また、このとき、ハンガー8は、垂下部30と支持部20の側壁部20bとの間に位置して、ハンガー8の垂下部8bが、天井裏足場支持用金具6の垂下部30に対して直角になるように構成されている。ここで、突出部31は、ハンガー8の垂下部8bよりも、切欠部11の開口端11a側に位置しており、突出部31のX軸方向端部(切欠部11の切欠き方向の奥側端部)は、ハンガー8の垂下部8bに近接するように構成されている。このような構成によって、突出部31は、ハンガー8の垂下部8bに当接することで、天井裏足場支持用金具6の水平方向(切欠部11の延在方向)へのズレを防止する役目を果たす。
固定機構40は、切欠部11の開口端11a側で少なくとも天井吊ボルト3またはナット部材4(本実施形態では、ナット部材4を構成する下側のナット4b)に係止することによって、天井吊ボルト3から係止部10が離反するのを防止するように構成されている。具体的には、固定機構40は、天井吊ボルト3の挿通位置(係止部10の重心位置)よりも切欠部11の開口端11a側で、ナット部材4の側部に位置してナット部材4の側面に係止するように垂下部30に取り付けられたボルト(棒状部材)41を備えて構成されている。本実施形態では、ボルト41は、ハンガー8の係止部8aの先端部(X軸方向に見て切欠部11の開口端11a側端部)の下側にも係止する。
支持部20の側壁部20b,20cには、ボルト41が挿通するボルト挿通孔21,21がそれぞれ形成されている。また、垂下部30には、ボルト41が螺合するボルト孔33が形成されている。このボルト孔33と、支持部20のボルト挿通孔21,21は、Y軸方向に沿って直線状に配置形成されている。ボルト孔33には、肉厚部33aが形成されており、内部に形成されるメネジ(図示せず)の長さを長くして、ボルト41の締付力を増強している。ボルト41は、Y軸方向に沿って配置されており、支持部20の側壁部20c側からボルト挿通孔21,21に挿通され、先端部がボルト孔33に螺合することで天井裏足場支持用金具6に固定される。
なお、本実施形態では、垂下部30にメネジを有するボルト孔33を形成しているが、ボルト孔33の形成位置はこれに限定されるものではなく、支持部20の側壁部20b,20cのいずれか、または両方にボルト孔を形成してもよい。このようにすれば、側壁部20bからボルト41を片持ちで延出させる構成とすれば、垂下部30にボルト孔を形成しなくても済む。
また、本実施形態では、ボルト41が、ナット部材4の側面に係止するように構成されているが、天井吊ボルト3から係止部10が離反しない範囲であれば、ボルト41を、天井吊ボルト3の側面と係止するように構成してもよい。
さらに、本実施形態では、ボルト41の挿入方向をY軸に沿うようにしているが、天井吊ボルト3から係止部10が離反しない範囲であれば、Y軸から傾斜して配置するようにしてもよい。
次に、以上のような構成の天井裏足場支持用金具6および天井裏足場支持構造1の組み立て工程と併せて、その作用効果を説明する。
天井裏で天井下地の補修や補強作業を行うべく天井裏足場支持構造1を形成するに際しては、まず、天井裏足場支持用金具6を天井吊ボルト3に螺合されているナット部材4に掛け止める。天井裏足場支持用金具6を掛け止めるには、図4の(a)に示すように、ハンガー8およびナット部材4の上方で、係止部10が上下方向に沿って切欠部11が上側に開口するように天井裏足場支持用金具6を横向きにした状態で、支持部20の側壁部20bと垂下部30との間に天井吊ボルト3が入り込むように、天井裏足場支持用金具6を天井吊ボルト3側に移動させる。このとき、天井吊ボルト3は、支持部20の側壁部20bと垂下部30の突出部31との間を通過して側壁部20bと垂下部30との間に入り込む。その後、図4の(b)に示すように、そして、垂下部30の突出部31がハンガー8およびナット部材4に干渉しないように、切欠部11に天井吊ボルト3を内挿させつつ、ナット部材4の周辺まで降下させる。そして、図4の(c)に示すように、切欠部11の奥側端部近傍を中心に天井裏足場支持用金具6を回動させて、係止部10をナット部材4の上に載置させる。このとき、天井裏足場支持用金具6は、天井吊ボルト3が係止部10の重心部に位置するので安定した状態で載置されるとともに、所定の高さに位置決めされ設置されることとなる。
この状態で、突出部31が、ハンガー8の垂下部8bに近接しているので、天井裏足場支持用金具6がハンガー8の垂下部8b側(図4の(c)中、左側)に移動しようとしても、突出部31がハンガー8の垂下部8bに当接するので、天井裏足場支持用金具6はそれ以上移動せず、天井裏足場支持用金具6が天井吊ボルト3から離反することはない。また、天井裏足場支持用金具6が前記方向(垂下部8b側)を除く方向に移動しようとしても、天井吊ボルト3が切欠部11の側面に当接するので、天井裏足場支持用金具6はそれ以上移動せず、天井裏足場支持用金具6が天井吊ボルト3から離反することはない。
さらに、天井裏足場支持用金具6が浮き上がろうとしても、突出部31がナット部材4のうちの下側のナット4bの底面に当接するので、天井裏足場支持用金具6の浮き上がりを防止することができる。
天井裏足場支持用金具6は、以上のように、天井吊ボルト3から離反することを防止できるが、本実施形態では、天井吊ボルト3からの離反防止効果を高めるために、固定機構40をさらに設ける。
固定機構40を設けるに際しては、ボルト41を、支持部20の側壁部20b,20cに形成されたボルト挿通孔21,21から挿通して、その先端部を垂下部30のボルト孔33に螺合させる。このとき、天井吊ボルト3は、水平方向に見て、切欠部11とボルト41によって取り囲まれ、さらに、ハンガー8の係止部8aは、上下方向に見て、係止部10とボルト41によって挟まれる。これによって、天井裏足場支持用金具6は、水平方向および上下方向において固定されることとなる。すなわち、ボルト41が、係止部10の水平方向の抜出し側への移動を規制するとともに、係止部10の鉛直方向の上側への移動を規制することができるので、天井裏足場支持用金具6が天井吊ボルト3から離反することはない。また、このような構成によれば、万一、天井裏足場支持用金具6が回動したとしても、天井吊ボルト3が、切欠部11とボルト41によって取り囲まれているので、係止部10が天井吊ボルト3から離反するのを確実に防止できる。
天井裏足場支持用金具6は、図3に示すように、X軸方向およびY軸方向に所定の間隔を隔てて端位置された複数の天井吊ボルト3,3・・にそれぞれ設けられており、X軸方向に離間して配置された天井裏足場支持用金具6,6間に、足場受部材5を架け渡して支持する。足場受部材5は、支持部20のX軸方向側方から、底板部20a、側壁部20b,20cおよびボルト41で取り囲まれた空間に挿入するようにして設置される。なお、足場受部材5は、ボルト41の装着前に、支持部20の上方から載置するようにしてもよい。支持部20に支持された足場受部材5は、ボルト41によって上側が係止されるので、足場受部材5の浮き上がりを防止することができる。
足場受部材5は、Y軸方向に所定の間隔をあけて複数配置され、これら足場受部材5,5間に、足場板2を架け渡して載置する。これによって、天井裏足場が形成され、天井下地に荷重をかけることなく作業を行うことができる。
また、本実施形態の天井裏足場支持構造1によれば、既存のナット部材4を利用することができるので、新たにナット部材を設けなくて済む。
(第二実施形態)
次に、本発明に係る天井裏足場支持用金具および天井裏足場支持構造を実施するための第二の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図5および図6に示すように、第二実施形態に係る天井裏足場支持構造101は、天井下地材7を支持するハンガー8を天井吊ボルト3に固定するナットからなるナット部材4に支持される点は第一実施形態と同様であるが、固定機構140の構成と、係止部10のナット部材4による支持の形状が第一実施形態と異なっている。また、天井裏足場支持用金具106は、固定機構140の構成が第一実施形態と異なっている。
天井裏足場支持用金具106の固定機構140は、垂下部30の下端の突出部31の先端からさらに突出した第二突出部141を備えて構成されている。第二突出部141は、天井吊ボルト3の挿通位置よりも切欠部11の開口端11a側に位置しており、天井吊ボルト3の側面(切欠部11の開口端11a側の側面)を覆って係止するように形成されている。突出部31と第二突出部141は、同一平面上で一体的に形成されており、天井吊ボルト3の一部を覆う段差を有するように平面視でL字状を呈している。第二突出部141は、その突出方向(X軸方向)の先端部と、支持部20の側壁部20bの表面との離間寸法が、天井吊ボルト3の外径よりも大きくなるように形成されており、第二突出部141と支持部20の側壁部20bとの間を天井吊ボルト3が通過できるように構成されている。
天井裏足場支持用金具106では、固定機構140が第二突出部141にて構成されているので、第一実施形態のようなボルト(棒状部材)は設けなくてよい。なお、天井裏足場支持用金具106のその他の構成については、第一実施形態と同等であるので、同じ符号を付して説明を省略する。
係止部10のナット部材4による支持の形状は、第一実施形態では、係止部10をナット部材4のうちの上側のナット4aの上に係止部10を載置していたのに対して、第二実施形態では、ナット部材4のうちの下側のナット4bの上に、ハンガー8の係止部8aを介して、天井裏足場支持用金具6の係止部10を載置して、係止部10の上側から、上側のナット4aで締め付けている。つまり、第二実施形態では、係止部10を上下のナット4a,4bで締め付けて挟持して支持している。
次に、以上のような構成の天井裏足場支持用金具106および天井裏足場支持構造101の組み立て工程と併せて、その作用効果を説明する。
天井裏で天井下地の補修や補強作業を行うべく天井裏足場支持構造101を形成するに際しては、まず、天井裏足場支持用金具106を天井吊ボルト3に螺合しているナット部材4に掛け止める。天井裏足場支持用金具106を掛け止めるには、図示しないが、まず、ナット部材4のうち、上側のナット4aを回転させて上方に移動させておく。ナット4aは、天井裏足場支持用金具106が通過できる高さ分、上方に移動させればよい。その後、第一実施形態と同等の工程を行い、天井裏足場支持用金具6の係止部10を、ナット部材4うちの下側のナット4bの上の、ハンガー8の係止部8a上に載置させる。その後、上側のナット4aを逆回転させて、下方に移動させ、上下のナット4a,4bで、天井裏足場支持用金具6の係止部10およびハンガー8の係止部8aを締め付けて固定する。このとき、天井裏足場支持用金具106は、天井吊ボルト3が係止部10の重心部に位置するので安定した状態で天井吊ボルト3に固定されるとともに、所定の高さに位置決めされ設置されることとなる。
本実施形態によれば、係止部10を上下のナット4a,4bで締め付けて挟持しているので、天井裏足場支持用金具6が移動することはなく、天井裏足場支持用金具6が天井吊ボルト3から離反することはない。また、既存のナット4a,4bで係止部10を締め付けているので、別途のナットを設ける必要がない。
万一、ナット4a,4bによる締付けが緩んで天井裏足場支持用金具6が移動しようとしても、突出部31がハンガー8の垂下部8bに当接するとともに、第二突出部141が天井吊ボルト3の側面に当接するので、天井裏足場支持用金具106はそれ以上移動せず、天井裏足場支持用金具106が天井吊ボルト3から離反することはない。また、天井裏足場支持用金具106が前記方向(垂下部8b側)の除く方向に移動しようとしても、天井吊ボルト3が切欠部11の側面に当接するので、天井裏足場支持用金具106はそれ以上移動せず、天井裏足場支持用金具106が天井吊ボルト3から離反することはない。
また、天井裏足場支持用金具106を、ハンガーのないナット部材(ナット単体で設けられている)に係止させた場合であっても、第二突出部141が天井吊ボルト3の側面に当接するので、天井裏足場支持用金具106はそれ以上移動せず、ボルトを設けなくても天井裏足場支持用金具106が天井吊ボルト3から離反することはない。
さらに、天井裏足場支持用金具106が浮き上がろうとしても、突出部31および第二突出部141がナット部材4のうちの下側のナット4bの底面に当接するので、天井裏足場支持用金具106の浮き上がりを防止することができる。
天井裏足場支持用金具106は、第一実施形態のように、固定機構としてボルトを設ける必要がないので、その分、構成が簡素化されるとともに、取付工程を省略することができる。また、本実施形態では、第一実施形態と同様に、ボルト孔33およびボルト挿通孔21,21が設けられた形状で図示しているが、これらボルト孔33およびボルト挿通孔21,21は設けていなくてもよい。
以上、本発明を実施するための形態についてそれぞれ説明したが、本発明は前記の各実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、材質、形状や大きさなど適宜設計変更が可能である。例えば、第一実施形態では、固定機構40としての棒状部材は、ボルト41にて構成されているが、これに限定されるものではなく、支持部20の側壁部20b,20cや垂下部30に着脱可能な構成を備えていれば、ピンやロッド等の他の棒状部材であってもよい。
また、第二実施形態では、ナット部材4を構成する上下一対のナット4a,4bで、天井裏足場支持用金具106の係止部10を挟持しているが、これに限定されるものではない。例えば、係止部10をナット4aの上に載置して、その上部に設けられた別途のナットと、前記ナット4aとで、係止部10を挟持するようにしてもよい。なお、図示しない別途のナットは、一般形状のナットを天井吊ボルト3の施工時に予め装着しておいてもよいし、開閉式のボルト中間部差込ナットを装着してもよいし、また、一部が切り欠かれたボルト中間部差込ナットを装着してもよい。
また、前記構成の天井裏足場支持用金具6(106)は、ハンガー8を天井吊ボルト3に固定するためのナット部材4に係止されているが、これに限定されるものではない。例えば、ハンガー8よりも一定距離(例えば1000mm程度)上方に設けられたナットに係止するようにすれば、隣接する天井裏足場支持用金具6(106)間に角パイプ等を架け渡して、安全帯のロープのフックを係止する部材として利用することもできる。
1 天井裏足場支持構造
2 足場板
3 天井吊ボルト
4 ナット部材
4a ナット
4b ナット
5 足場受部材
6 天井裏足場支持用金具
7 天井下地材
8 ハンガー
10 係止部
11 切欠部
11a (切欠部の)開口端
20 支持部
30 垂下部
31 突出部
40 固定機構
41 ボルト(棒状部材)
101 天井裏足場支持構造
106 天井裏足場支持用金具
140 固定機構
141 第二突出部

Claims (6)

  1. 天井裏に設けられる足場板を天井吊ボルトに支持するための天井裏足場支持用金具であって、
    天井吊ボルトを内挿可能な切欠部を備え前記天井吊ボルトの側方から移動して前記天井吊ボルトを内挿するとともに前記天井吊ボルトに螺合されたナット部材に支持される係止部と、
    この係止部と一体的に形成され前記足場板が載置される足場受部材を支持する支持部と、
    前記係止部と一体的に形成され前記支持部とは逆側の端部から下方に垂下する垂下部とを備え、
    この垂下部の下端部には、前記天井吊ボルト側に突出する突出部が形成されている
    ことを特徴とする天井裏足場支持用金具。
  2. 前記切欠部の開口端側で少なくとも前記天井吊ボルトまたは前記ナット部材に係止することによって前記天井吊ボルトから前記係止部が離反するのを防止する固定機構をさらに備えた
    ことを特徴とする請求項1に記載の天井裏足場支持用金具。
  3. 前記固定機構は、前記天井吊ボルトの挿通位置よりも前記切欠部の開口端側に位置して前記ナット部材の側面に係止するように前記支持部または前記垂下部に螺合された棒状部材を備えて構成されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の天井裏足場支持用金具。
  4. 前記固定機構は、前記天井吊ボルトの挿通位置よりも前記切欠部の開口端側に位置して前記天井吊ボルトの側面に係止するように前記突出部の先端からさらに突出した第二突出部を備えて構成されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の天井裏足場支持用金具。
  5. 請求項1に記載の天井裏足場支持用金具を用いて足場板を天井吊ボルトに支持する天井裏足場支持構造であって、
    前記ナット部材は、天井下地材を支持するハンガーを前記天井吊ボルトに固定するナットである
    ことを特徴とする天井裏足場支持構造。
  6. 前記ナット部材は上下一対のナットにて構成されており、
    前記係止部は、前記一対のナットで挟持されて前記天井吊ボルトに固定されている
    ことを特徴とする請求項5に記載の天井裏足場支持構造。
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