JP5310962B1 - 有機el照明装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

有機EL照明装置(100)は、表面(11)および裏面(12)を含む有機ELパネル(10)と、放熱用金属板(40)とを備える。有機ELパネル(10)は、表面に連続する表面側端面(11R)と、裏面に連続し、表面側端面よりも有機ELパネル(10)の中央に向かって後退し、有機ELパネル(10)の外側端面に段差を形成するように設けられた裏面側端面(12R)と、表面側端面と裏面側端面とを繋ぐ面上に設けられた電気接続部(14R)と、封止材(15R)とを有する。封止材(15R)は、凹状の空間内において電気接続部を封止し、放熱用金属板と裏面とが互いに接触している部分の外縁(13R)に接触するように設けられ、放熱用金属板が裏面に対して密着するように放熱用金属板および有機ELパネル(10)同士を固定する。

Description

本発明は、有機ELパネルを備える有機EL照明装置およびその製造方法に関する。
特開2009−080989号公報(特許文献1)に開示されるように、有機EL(Organic Electroluminescence)パネルおよび放熱用の金属板を備える有機EL照明装置が知られている。有機ELパネルから発生した熱は、放熱用の金属板を通して外部に放出される。有機EL照明装置に放熱用の金属板が用いられることによって、発熱に起因する有機ELパネルの劣化は、効果的に抑制されることができる。
特開2009−080989号公報
本発明は、放熱用の金属板を備える有機EL照明装置であって、薄型化を図ることが可能な有機EL照明装置およびその製造方法を提供することを目的とする。
本発明に基づく有機EL照明装置は、第1表面を有する第1透明基板と、上記第1透明基板の上記第1表面の側とは反対側に設けられた一対の第1電極と、上記一対の第1電極の間に設けられた第1有機層と、第1裏面を有し上記一対の第1電極および上記第1有機層を覆う第1封止層とを含み、上記第1表面は給電されることによって上記第1有機層で生成された光が取り出される上記第1透明基板の表面であり、上記第1裏面は上記第1封止層の上記第1透明基板の側とは反対側の表面である第1有機ELパネルと、上記第1裏面に接触するように配置された放熱用金属板と、を備え、上記第1有機ELパネルは、上記第1表面に連続し、上記第1透明基板の端面を含む第1表面側端面と、上記第1裏面に連続し、上記第1封止層の端面を含み、上記第1表面側端面よりも上記第1有機ELパネルの中央に向かって後退し、上記第1有機ELパネルの外側端面に段差を形成するように設けられた第1裏面側端面と、上記第1表面側端面と上記第1裏面側端面とを繋ぐ面上に設けられ、上記第1有機ELパネルに給電するための第1電気接続部と、上記第1電気接続部を封止する封止材と、を有し、上記封止材は、上記段差によって上記放熱用金属板と上記第1有機ELパネルとの間に形成された凹状の空間内において上記第1電気接続部を封止するとともに、上記放熱用金属板と上記第1裏面とが互いに接触している部分の外縁に接触するように上記第1封止層とは別の部材として設けられ、上記放熱用金属板が上記第1裏面に対して密着するように上記放熱用金属板および上記第1有機ELパネル同士を固定する。
本発明のある局面に基づく有機EL照明装置の製造方法は、第1表面を有する第1透明基板と、上記第1透明基板の上記第1表面の側とは反対側に設けられた一対の第1電極と、上記一対の第1電極の間に設けられた第1有機層と、第1裏面を有し上記一対の第1電極および上記第1有機層を覆う第1封止層とを含み、上記第1表面は給電されることによって上記第1有機層で生成された光が取り出される上記第1透明基板の表面であり、上記第1裏面は上記第1封止層の上記第1透明基板の側とは反対側の表面である第1有機ELパネルを準備する工程と、第2表面を有する第2透明基板と、上記第2透明基板の上記第2表面の側とは反対側に設けられた一対の第2電極と、上記一対の第2電極の間に設けられた第2有機層と、第2裏面を有し上記一対の第2電極および上記第2有機層を覆う第2封止層とを含み、上記第2表面は給電されることによって上記第2有機層で生成された光が取り出される上記第2透明基板の表面であり、上記第2裏面は上記第2封止層の上記第2透明基板の側とは反対側の表面である第2有機ELパネルを準備する工程と、を備え、上記第1有機ELパネルは、上記第1表面に連続し、上記第1透明基板の端面を含む第1表面側端面と、上記第1裏面に連続し、上記第1封止層の端面を含み、上記第1表面側端面よりも上記第1有機ELパネルの中央に向かって後退し、上記第1有機ELパネルの外側端面に段差を形成するように設けられた第1裏面側端面と、上記第1表面側端面と上記第1裏面側端面とを繋ぐ面上に設けられ、上記第1有機ELパネルに給電するための第1電気接続部と、を有し、上記第2有機ELパネルは、上記第2表面に連続し、上記第2透明基板の端面を含む第2表面側端面と、上記第2裏面に連続し、上記第2封止層の端面を含み、上記第2表面側端面よりも上記第2有機ELパネルの中央に向かって後退し、上記第2有機ELパネルの外側端面に段差を形成するように設けられた第2裏面側端面と、上記第2表面側端面と上記第2裏面側端面とを繋ぐ面上に設けられ、上記第2有機ELパネルに給電するための第2電気接続部と、を有し、さらに、上記第1有機ELパネルおよび上記第2有機ELパネルを、上記第1表面側端面と上記第2表面側端面とが互いに隣接するように配置する工程と、上記第1電気接続部および上記第2電気接続部の双方に対して間隔を空けつつ対向する対向領域を含み、上記対向領域に開口部が設けられた放熱用金属板を準備する工程と、上記放熱用金属板を、上記第1裏面および上記第2裏面に接触するように配置する工程と、互いに隣り合うように配置される上記第1電気接続部および上記第2電気接続部を、互いに電気的に接続する工程と、上記放熱用金属板と上記第1裏面および上記第2裏面とが互いに接触している部分の外縁に接触するように封止材を設ける工程と、を備え、上記封止材は、上記放熱用金属板と上記第1有機ELパネルおよび上記第2有機ELパネルとの間に形成された空間において上記第1電気接続部および上記第2電気接続部を封止するとともに、上記放熱用金属板が上記第1裏面および上記第2裏面に対して密着するように上記放熱用金属板と上記第1有機ELパネルおよび上記第2有機ELパネルとを固定する。
本発明の他の局面に基づく有機EL照明装置の製造方法は、第1表面を有する第1透明基板と、上記第1透明基板の上記第1表面の側とは反対側に設けられた一対の第1電極と、上記一対の第1電極の間に設けられた第1有機層と、第1裏面を有し上記一対の第1電極および上記第1有機層を覆う第1封止層とを含み、上記第1表面は給電されることによって上記第1有機層で生成された光が取り出される上記第1透明基板の表面であり、上記第1裏面は上記第1封止層の上記第1透明基板の側とは反対側の表面である第1有機ELパネルを準備する工程と、第2表面を有する第2透明基板と、上記第2透明基板の上記第2表面の側とは反対側に設けられた一対の第2電極と、上記一対の第2電極の間に設けられた第2有機層と、第2裏面を有し上記一対の第2電極および上記第2有機層を覆う第2封止層とを含み、上記第2表面は給電されることによって上記第2有機層で生成された光が取り出される上記第2透明基板の表面であり、上記第2裏面は上記第2封止層の上記第2透明基板の側とは反対側の表面である第2有機ELパネルを準備する工程と、第3表面を有する第3透明基板と、上記第3透明基板の上記第3表面の側とは反対側に設けられた一対の第3電極と、上記一対の第3電極の間に設けられた第3有機層と、第3裏面を有し上記一対の第3電極および上記第3有機層を覆う第3封止層とを含み、上記第3表面は給電されることによって上記第3有機層で生成された光が取り出される上記第3透明基板の表面であり、上記第3裏面は上記第3封止層の上記第3透明基板の側とは反対側の表面である第3有機ELパネルを準備する工程と、を備え、上記第1有機ELパネルは、上記第1表面に連続し、上記第1透明基板の端面を含む第1表面側端面と、上記第1裏面に連続し、上記第1封止層の端面を含み、上記第1表面側端面よりも上記第1有機ELパネルの中央に向かって後退し、上記第1有機ELパネルの外側端面に段差を形成するように設けられた第1裏面側端面と、上記第1表面側端面と上記第1裏面側端面とを繋ぐ面上に設けられ、上記第1有機ELパネルに給電するための第1電気接続部と、を有し、上記第2有機ELパネルは、上記第2表面に連続し、上記第2透明基板の端面を夫々含む一対の第2表面側端面と、上記第2裏面に連続し、上記第2封止層の端面を夫々含み、上記第2表面側端面よりも上記第2有機ELパネルの中央に向かって後退し、上記第2有機ELパネルの外側端面に段差を形成するように設けられた一対の第2裏面側端面と、一方の上記第2表面側端面と一方の上記第2裏面側端面とを繋ぐ面上および他方の上記第2表面側端面と他方の上記第2裏面側端面とを繋ぐ面上に設けられ、上記第2有機ELパネルに給電するための一対の第2電気接続部と、を有し、上記第3有機ELパネルは、上記第3表面に連続し、上記第3透明基板の端面を含む第3表面側端面と、上記第3裏面に連続し、上記第3封止層の端面を含み、上記第3表面側端面よりも上記第3有機ELパネルの中央に向かって後退し、上記第3有機ELパネルの外側端面に段差を形成するように設けられた第3裏面側端面と、上記第3表面側端面と上記第3裏面側端面とを繋ぐ面上に設けられ、上記第3有機ELパネルに給電するための第3電気接続部と、を有し、さらに、上記第1有機ELパネル、上記第2有機ELパネルおよび上記第3有機ELパネルを、上記第1表面側端面および一方の上記第2表面側端面、ならびに他方の上記第2表面側端面および上記第3表面側端面が、夫々、互いに隣接するように配置する工程と、互いに隣り合うように配置される上記第1電気接続部および一方の上記第2電気接続部の双方に対して間隔を空けつつ対向する第1対向領域ならびに互いに隣り合うように配置される他方の上記第2電気接続部および上記第3電気接続部の双方に対して間隔を空けつつ対向する第2対向領域を含み、上記第1対向領域および上記第2対向領域の夫々に開口部が設けられた放熱用金属板を準備する工程と、上記放熱用金属板を、上記第1裏面、上記第2裏面および上記第3裏面に接触するように配置する工程と、互いに隣り合うように配置される上記第1電気接続部および一方の上記第2電気接続部ならびに互いに隣り合うように配置される他方の上記第2電気接続部および上記第3電気接続部を、夫々の上記開口部を通じて互いに電気的に接続する工程と、上記放熱用金属板の夫々の上記開口部を通して、上記放熱用金属板と、上記第1裏面、上記第2裏面および上記第3裏面の夫々とが互いに接触している部分の外縁に接触するように封止材を設ける工程と、を備え、夫々の上記開口部を通して上記封止材を設ける工程は連続して行なわれ、上記封止材は、上記放熱用金属板と上記第1有機ELパネルおよび上記第2有機ELパネルとの間に形成された空間ならびに上記放熱用金属板と上記第2有機ELパネルおよび上記第3有機ELパネルとの間に形成された空間の夫々において、上記第1電気接続部および上記第2電気接続部ならびに上記第2電気接続部および上記第3電気接続部を封止するとともに、上記放熱用金属板が上記第1裏面、上記第2裏面および上記第3裏面に対して密着するように上記放熱用金属板と上記第1有機ELパネル、上記第2有機ELパネルおよび上記第3有機ELパネルとを固定する。
本発明によれば、放熱用の金属板を備える有機EL照明装置であって、薄型化を図ることが可能な有機EL照明装置およびその製造方法を得ることができる。
実施の形態1における有機EL照明装置を示す平面図である。 図1におけるII−II線に沿った矢視断面図である。 実施の形態1における有機EL照明装置に用いられる有機ELパネルを示す断面図である。 実施の形態1における有機EL照明装置の製造方法の第1工程を示す断面図である。 実施の形態1における有機EL照明装置の製造方法の第2工程を示す断面図である。 実施の形態1における有機EL照明装置の製造方法の第3工程を示す断面図である。 実施の形態1における有機EL照明装置の製造方法の第4工程を示す断面図である。 実施の形態1における有機EL照明装置の製造方法の第5工程を示す断面図である。 実施の形態2における有機EL照明装置を示す平面図である。 図9におけるX−X線に沿った矢視断面図である。 実施の形態2における有機EL照明装置の一部を拡大して示す断面図である。 実施の形態2における有機EL照明装置の製造方法の第1工程を示す断面図である。 実施の形態2における有機EL照明装置の製造方法の第2工程を示す断面図である。 実施の形態2における有機EL照明装置の製造方法の第3工程を示す断面図である。 実施の形態3における有機EL照明装置を示す断面図である。 実施の形態4における有機EL照明装置を示す平面図である。 図16におけるXVII−XVII線に沿った矢視断面図である。 実施の形態4における有機EL照明装置の製造方法の第1工程を示す断面図である。 実施の形態4における有機EL照明装置の製造方法の第2工程を示す断面図である。 実施の形態4における有機EL照明装置の製造方法の第3工程を示す断面図である。 実施の形態5における有機EL照明装置を示す斜視図である。 実施の形態5における有機EL照明装置に用いられる放熱用金属板を示す斜視図である。 実施の形態5における有機EL照明装置の製造方法の第1工程を示す斜視図である。 実施の形態5における有機EL照明装置の製造方法の第2工程を示す斜視図である。 実施の形態5における有機EL照明装置の製造方法の第3工程を示す斜視図である。
本発明に基づいた各実施の形態について、以下、図面を参照しながら説明する。各実施の形態の説明において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。各実施の形態の説明において、同一の部品、相当部品に対しては、同一の参照番号を付し、重複する説明は繰り返さない場合がある。
[実施の形態1]
(有機EL照明装置100)
図1〜図3を参照して、本実施の形態における有機EL照明装置100について説明する。図1は、有機EL照明装置100を示す平面図である。図示上の便宜のため、有機EL照明装置100における放熱用金属板40は、図1中においては一点鎖線によって仮想的に示されている。図2は、図1におけるII−II線に沿った矢視断面図である。図3は、有機EL照明装置100に用いられる有機ELパネル10を示す断面図である。
図1および図2に示すように、有機EL照明装置100は、有機ELパネル10(第1有機ELパネル)、放熱用金属板40、および封止材15L,15Rを備える。
(有機ELパネル10)
有機ELパネル10は、発光面としての表面11(第1表面)と、非発光面としての裏面12(第1裏面)とを含む。表面11および裏面12は、互いに平行である。有機ELパネル10は、配線材61Lおよび配線材61Rを通して駆動回路60から給電されることによって、表面11側が発光する。以下、有機ELパネル10の詳細について説明する。
図3に示すように、有機ELパネル10は、透明基板10P、陽極10Q、有機層10R、陰極10S、および封止層10Tを有する。陽極10Q、有機層10R、および陰極10Sは、透明基板10Pの上に順次積層される。封止層10Tは、陽極10Q、有機層10R、および陰極10Sを覆うように設けられる。
透明基板10Pは、各種のガラス基板から構成されることができる。透明基板10Pとしてガラス基板が用いられる場合、透明基板10Pの厚さは、たとえば0.2mm〜0.7mmである。透明基板10Pの表面に、有機ELパネル10としての表面11が形成される。透明基板10Pとしては、PET(Polyethylene Terephthalate)またはポリカーボネイト等のフィルム基板が用いられてもよい。透明基板10Pとしてフィルム基板が用いられる場合、透明基板10Pの厚さは、たとえば0.1mm〜0.2mmである。
陽極10Qは、透明性を有する導電膜である。陽極10Qを形成するためには、スパッタリング法等によって、ITO(Indium Tin Oxide:インジウム錫酸化物)等が透明基板10P上に成膜される。フォトリソグラフィ法等によりITO膜が所定の形状にパターニングされることによって、陽極10Qが形成される。
有機層10Rは、電力が供給されることによって光(可視光)を生成することができる。有機層10Rは、単層の発光層から構成されていてもよく、正孔輸送層、発光層、正孔阻止層、および電子輸送層などが順次積層されることによって構成されていてもよい。
陰極10Sは、たとえばアルミニウムである。陰極10Sは、真空蒸着法等によって有機層10Rを覆うように形成される。陰極10Sを所定の形状にパターニングするために、真空蒸着の際にはマスクが用いられるとよい。
封止層10Tは、絶縁性を有する。封止層10Tは、有機層10Rを水分等から保護するために形成される。封止層10Tの表面に、有機ELパネル10としての裏面12が形成される。封止層10Tは、たとえばガラス基板を用いて、周囲をエポキシ系の光硬化型接着剤で接着させることによって形成される。
有機ELパネル10においては、陽極10Qおよび陰極10Sの間に交流電圧が印加されることによって、有機層10Rが発光する。有機層10Rにおいて生成された光は、透明基板10P側から外部に取り出される。
本実施の形態の有機ELパネル10においては、透明基板10Pの一方の端面(図3紙面左側に位置する透明基板10Pの端面)と陽極10Qの端面とによって、表面11に連続する第1表面側端面11Lが形成される。透明基板10Pの他方の端面(図3紙面右側に位置する透明基板10Pの端面)と陰極10Sの端面とによって、表面11に連続する第1表面側端面11Rが形成される。
封止層10Tの第1表面側端面11L側に位置する側面によって、第1裏面側端面12Lが形成される。第1裏面側端面12Lは、裏面12に連続するとともに、第1表面側端面11Lよりも有機ELパネル10の中央に向かって後退するように形成される。そのため、第1表面側端面11Lと第1裏面側端面12Lとによって、図3紙面左側に位置する側面全体に段差が形成される。
第1表面側端面11Lと第1裏面側端面12Lとの間には、第1電気接続部14Lが設けられる。第1電気接続部14Lにおいては、陽極10Qは封止層10Tに覆われておらず、陽極10Qは外部に露出している。
封止層10Tの第1表面側端面11R側に位置する側面によって、第1裏面側端面12Rが形成される。第1裏面側端面12Rは、裏面12に連続するとともに、第1表面側端面11Rよりも有機ELパネル10の中央に向かって後退するように形成される。そのため、第1表面側端面11Rと第1裏面側端面12Rとによって、図2紙面右側に位置する側面全体に段差が形成される。
第1表面側端面11Rと第1裏面側端面12Rとの間には、第1電気接続部14Rが設けられる。第1電気接続部14Rにおいては、陰極10Sは封止層10Tに覆われておらず、陰極10Sは外部に露出している。
(放熱用金属板40)
図1および図2を再び参照して、有機EL照明装置100においては、放熱用金属板40が有機ELパネル10の裏面12に接触するように配置される。有機ELパネル10においては、裏面12を通して放熱用金属板40への放熱の経路が形成される。放熱用金属板40の厚さは、たとえば0.2mmである。放熱用金属板40の長さは、有機ELパネル10における第1表面側端面11Lと第1表面側端面11Rとの間の長さと略同等である。
放熱用金属板40が有機ELパネル10の裏面12に接触するように配置された状態においては、図1で示すように、有機ELパネル10を面方向から見たときの中央に向かって、第1裏面側端面12Lおよび第1裏面側端面12Rが近づくように(すなわち、夫々第1表面側端面11Lおよび第1表面側端面11Rから後退するように)形成されているため、有機ELパネル10と放熱用金属板40との間における外端部は、第1裏面側端面12Lおよび第1裏面側端面12Rを底部とする(すなわち、図3紙面左側および図3紙面右側を向いた)凹状に形成される。
第1表面側端面11L側の凹状に形成された部分の内部においては、導電性ペースト16Lによって、配線材61L(リード線)が第1電気接続部14L(陽極10Q)に固着される。第1表面側端面11R側の凹状に形成された部分の内部においては、導電性ペースト16Rによって、配線材61R(リード線)が第1電気接続部14R(陰極10S)に固着される。導電性ペースト16L,16Rの代わりに、ACF(Anisotropic Conductive Film)によって接続される配線用のフレキシブル基板が用いられてもよい。
(封止材15L・封止材15R)
封止材15Lは、第1表面側端面11L側の凹状に形成された部分の内部に設けられる。封止材15Lとしては、たとえば、光硬化性および熱硬化性を有する樹脂として、エポキシ樹脂またはシリコン樹脂等が用いられる。封止材15Lは、放熱用金属板40と有機ELパネル10の裏面12とが互いに接触している部分の外縁13Lに接触する。封止材15Lによって、放熱用金属板40は、有機ELパネル10の裏面12(封止層10T)に対して密着しつつ、有機ELパネル10に対して固定される。
封止材15Lによって、放熱用金属板40および有機ELパネル10の間において、第1電気接続部14Lが封止される。第1電気接続部14Lが封止されることによって、水分等の影響により、導電性ペースト16L(またはACFなど)が剥がれたり、ITO等から形成される陽極10Qが腐食したりすることが防止される。
封止材15Rは、第1表面側端面11R側の凹状に形成された部分の内部に設けられる。封止材15Rとしても、たとえば、光硬化性および熱硬化性を有する樹脂として、エポキシ樹脂またはシリコン樹脂等が用いられる。封止材15Rは、放熱用金属板40と有機ELパネル10の裏面12とが互いに接触している部分の外縁13Rに接触する。封止材15Rによって、放熱用金属板40は、有機ELパネル10の裏面12(封止層10T)に対して密着しつつ、有機ELパネル10に対して固定される。
封止材15Rによって、放熱用金属板40および有機ELパネル10の間において、第1電気接続部14Rが封止される。第1電気接続部14Rが封止されることによって、水分等の影響により、導電性ペースト16R(またはACFなど)が剥がれたり、アルミニウム等から形成される陰極10Sが腐食したりすることが防止される。
(作用・効果)
以上のように、本実施の形態においては、有機ELパネル10と放熱用金属板40との間における外端部は凹状に形成され、その凹状の空間(凹部)において封止材15Lおよび封止材15Rが夫々、第1電気接続部14Lおよび第1電気接続部14Rを封止するとともに、放熱用金属板40と有機ELパネル10の裏面12とが互いに接触している部分の外縁13Lおよび外縁13Rに夫々接触することにより、放熱用金属板40を有機ELパネル10の裏面12(封止層10T)に対して密着しつつ、有機ELパネル10に対して固定している。このように、有機EL照明装置100においては、放熱用金属板40を有機ELパネル10に固定するための部材が、有機EL照明装置100の外側端面または発光面としての表面11側に突出することなく、有機ELパネル10および放熱用金属板40同士が固定されるため、機器全体としての薄型化および狭額縁の構成を実現することができる。
また、第1表面側端面11Lおよび第1表面側端面11Rは露出しており、有機ELパネル10における第1表面側端面11Lと第1表面側端面11Rとの間の長さと略同等の長さを持つ放熱用金属板40の側面も露出しているため、有機EL照明装置100同士を隣接して配置することができ、つなぎ目の見え難い大面積の照明パネルを実現することができる。
さらに、有機ELパネル10の裏面12(封止層10T)と放熱用金属板40とがこれらの間に空気層または接着剤を介在させることなく互いに密着しているので、有機ELパネル10で発生した熱が裏面12(封止層10T)を通して効率良く放熱用金属板40によって放熱されるため、発熱に起因する有機ELパネル10の劣化を効果的に防ぐことができる。
有機EL照明装置100においては、放熱用金属板40の表面に、たとえば両面テープなどの接着部材を設けることができる。有機EL照明装置100は、この接着部材によって天井または壁面などに固定されることができる。放熱用金属板40の厚さが厚い場合には、有機EL照明装置100は、放熱用金属板40を利用して天井または壁面などにネジ止めされてもよい。
有機EL照明装置100においては、有機ELパネル10および放熱用金属板40の間において有機ELパネル10および放熱用金属板40同士を固定することが可能であれば、封止材15Lおよび封止材15Rのうちの一方のみが用いられてもよい。封止材15Lおよび封止材15Rのうちの一方が用いられた部分において、有機EL照明装置100は薄型化を図ることが可能となる。
(有機EL照明装置100の製造方法)
図4〜図8を参照して、有機EL照明装置100の製造方法について説明する。有機EL照明装置100の製造方法は、第1工程SA1〜第5工程SA5を備える。
図4を参照して、第1工程SA1においては、有機ELパネル10が準備される。第1電気接続部14Lの表面に、配線材61Lが配置される。第1電気接続部14Rの表面に、配線材61Rが配置される。
図5を参照して、第2工程SA2においては、第1電気接続部14L(陽極10Q)と配線材61Lとが互いに接触している部分を覆うように、導電性ペースト16Lがディスペンサ(図示せず)等から塗布される。導電性ペースト16Lが硬化することによって、第1電気接続部14L(陽極10Q)および配線材61Lは、互いに電気的に接続される。
同様に、第1電気接続部14R(陰極10S)と配線材61Rとが互いに接触している部分を覆うように、導電性ペースト16Rがディスペンサ(図示せず)等から塗布される。塗布された導電性ペースト16Rが硬化することによって、第1電気接続部14R(陰極10S)と配線材61Rとは、互いに電気的に接続される。
図6を参照して、第3工程SA3においては、第1電気接続部14L(陽極10Q)を封止するように、熱硬化性を有する封止材15L(軟化したシリコン樹脂等)がディスペンサ(図示せず)等から塗布される。封止材15Lの塗布量は、次述する外縁13L(放熱用金属板40と有機ELパネル10の裏面12とが互いに接触する部分の外縁13L)に封止材15Lが接触するような値である。たとえば、封止材15Lは、封止材15Lの表面高さが封止層10Tの高さ(裏面12の高さ位置)よりも高くなるように塗布されるとよい。
同様に、第1電気接続部14R(陰極10S)を封止するように、熱硬化性を有する封止材15R(軟化したシリコン樹脂等)がディスペンサ(図示せず)等から塗布される。封止材15Rの塗布量は、次述する外縁13R(放熱用金属板40と有機ELパネル10の裏面12とが互いに接触する部分の外縁13R)に封止材15Rが接触するような値である。たとえば、封止材15Rは、封止材15Rの表面高さが封止層10Tの高さ(裏面12の高さ位置)よりも高くなるように塗布されるとよい。
図7を参照して、第4工程SA4においては、放熱用金属板40が有機ELパネル10の裏面12に接触するように配置される。この際、封止材15Lおよび封止材15Rは、硬化していない。封止材15Lは、放熱用金属板40に接触するとともに、外縁13Lに接触するように濡れ広がる。封止材15Rは、放熱用金属板40に接触するとともに、外縁13Rに接触するように濡れ広がる。
図8を参照して、第5工程SA5においては、封止材15Lおよび封止材15Rが加熱される。封止材15Lおよび封止材15Rが硬化することによって、放熱用金属板40は、有機ELパネル10の裏面12(封止層10T)に対して密着しつつ、有機ELパネル10に対して固定される。有機ELパネル10においては、裏面12を通して放熱用金属板40への放熱の経路が形成される。以上のようにして、薄型化を図ることが可能な有機EL照明装置100を得ることができる。
[実施の形態2]
図9〜図11を参照して、本実施の形態における有機EL照明装置200について説明する。図9は、有機EL照明装置200を示す平面図である。図示上の便宜のため、有機EL照明装置200における放熱用金属板40は、図9中においては一点鎖線によって仮想的に示されている。図10は、図9におけるX−X線に沿った矢視断面図である。図11は、有機EL照明装置200の一部を拡大して示す断面図である。
図9および図10に示すように、有機EL照明装置200は、有機ELパネル10(第1有機ELパネル)、有機ELパネル20(第2有機ELパネル)、有機ELパネル30、放熱用金属板40、および封止材15A,15B,15C,15Dを備える。
(有機ELパネル10)
有機ELパネル10は、上述の実施の形態1における有機ELパネル10(図1〜図3参照)と同様に構成される。有機ELパネル10は、配線材61L(導電性ペースト16A)および導電性ペースト16Bを通して給電されることによって、表面11側が発光する。導電性ペースト16Bとしては、金属テープ等で補助的な電気接続をとることもできる。
(有機ELパネル20)
有機ELパネル20は、有機ELパネル10と略同様に構成され、発光面としての表面21(第2表面)と、非発光面としての裏面22(第2裏面)とを含む。表面21および裏面22は、互いに平行である。有機ELパネル20は、導電性ペースト16Bおよび導電性ペースト16Cを通して給電されることによって、表面21側が発光する。導電性ペースト16Cとしては、金属テープ等で補助的な電気接続をとることもできる。
有機ELパネル20においては、表面21に連続する第2表面側端面21Lが形成されるとともに、表面21に連続する第2表面側端面21Rが形成される。第2表面側端面21Lは、有機ELパネル10における第1表面側端面11Lに相当している。第2表面側端面21Rは、有機ELパネル10における第1表面側端面11Rに相当している。
図11を参照して、有機ELパネル20においては、第2裏面側端面22Lも形成される。第2裏面側端面22Lは、有機ELパネル10における第1裏面側端面12Lに相当している。第2裏面側端面22Lは、裏面22に連続するとともに、第2表面側端面21Lよりも有機ELパネル20の中央に向かって後退するように形成される。
第2表面側端面21Lと第2裏面側端面22Lとの間には、第2電気接続部24Lが設けられる。第2電気接続部24Lは、有機ELパネル10における第1電気接続部14Lに相当している。第2電気接続部24Lにおいては、陽極は封止層に覆われておらず、陽極は外部に露出している。
有機ELパネル20においては、第2裏面側端面22Lとは反対側の他の第2裏面側端面(図示せず)も形成される。他の第2裏面側端面は、有機ELパネル10における第1裏面側端面12Rに相当している。他の第2裏面側端面は、裏面22に連続するとともに、第2表面側端面21R(図10参照)よりも有機ELパネル20の中央に向かって後退するように形成される。
第2表面側端面21R(図10参照)と他の第2裏面側端面(図示せず)との間には、第2電気接続部24R(図10参照)が設けられる。第2電気接続部24Rは、有機ELパネル10における第1電気接続部14Rに相当している。第2電気接続部24Rにおいては、陰極は封止層に覆われておらず、陰極は外部に露出している。
図11に示すように、有機ELパネル10および有機ELパネル20は、第1表面側端面11Rと第2表面側端面21Lとが互いに隣接するように配置される。第1電気接続部14Rおよび第2電気接続部24Lは、隣り合うように配置されるとともに、導電性ペースト16Bによって互いに電気的に接続される。
(有機ELパネル30)
図9および図10を再び参照して、有機ELパネル30も、有機ELパネル10と略同様に構成され、発光面としての表面31と、非発光面としての裏面32とを含む。表面31および裏面32は、互いに平行である。有機ELパネル30は、導電性ペースト16Cおよび配線材61R(導電性ペースト16D)を通して給電されることによって、表面31側が発光する。
有機ELパネル30においては、表面31に連続する第3表面側端面31Lが形成されるとともに、表面31に連続する第3表面側端面31Rが形成される。第3表面側端面31Lは、有機ELパネル10における第1表面側端面11Lに相当している。第3表面側端面31Rは、有機ELパネル10における第1表面側端面11Rに相当している。
図11を参照して、有機ELパネル30においては、第3裏面側端面32Rも形成される。第3裏面側端面32Rは、有機ELパネル10における第1裏面側端面12Rに相当している。第3裏面側端面32Rは、裏面32に連続するとともに、第3表面側端面31Rよりも有機ELパネル30の中央に向かって後退するように形成される。
第3表面側端面31Rと第3裏面側端面32Rとの間には、第3電気接続部34Rが設けられる。第3電気接続部34Rは、有機ELパネル10における第1電気接続部14Rに相当している。第3電気接続部34Rにおいては、陰極は封止層に覆われておらず、陰極は外部に露出している。
有機ELパネル20においては、第3裏面側端面32Rとは反対側の他の第3裏面側端面(図示せず)も形成される。他の第3裏面側端面は、有機ELパネル10における第1裏面側端面12Lに相当している。他の第3裏面側端面は、裏面22に連続するとともに、第3表面側端面31L(図10参照)よりも有機ELパネル30の中央に向かって後退するように形成される。
第3表面側端面31L(図10参照)と他の第3裏面側端面(図示せず)との間には、第3電気接続部34L(図10参照)が設けられる。第3電気接続部34Lは、有機ELパネル10における第1電気接続部14Lに相当している。第3電気接続部34Lにおいては、陽極は封止層に覆われておらず、陽極は外部に露出している。
図10に示すように、有機ELパネル20および有機ELパネル30は、第2表面側端面21Rと第3表面側端面31Lとが互いに隣接するように配置される。第2電気接続部24Rおよび第3電気接続部34Lは、隣り合うように配置されるとともに、導電性ペースト16Cによって互いに電気的に接続される。
(放熱用金属板40)
図10を再び参照して、有機EL照明装置100においては、放熱用金属板40が、有機ELパネル10の裏面12、有機ELパネル20の裏面22、および有機ELパネル30の裏面32に接触するように配置される。
有機ELパネル10においては、裏面12を通して放熱用金属板40への放熱の経路が形成される。有機ELパネル20においては、裏面22を通して放熱用金属板40への放熱の経路が形成される。有機ELパネル30においては、裏面32を通して放熱用金属板40への放熱の経路が形成される。放熱用金属板40の厚さは、たとえば0.2mmである。放熱用金属板40の長さは、有機ELパネル10における第1表面側端面11Lと有機ELパネル30における第3表面側端面31Rとの間の長さと略同等である。
放熱用金属板40が裏面12,22,32に接触するように配置された状態においては、有機ELパネル10,30と放熱用金属板40との間における外端部は、凹状に形成される。
第1表面側端面11L側の凹状に形成された部分の内部においては、導電性ペースト16Aによって、配線材61L(リード線)が第1電気接続部14L(陽極)に固着される。第3表面側端面31R側の凹状に形成された部分の内部においては、導電性ペースト16Dによって、配線材61R(リード線)が第3電気接続部34R(陰極)に固着される。
有機ELパネル10、有機ELパネル20、および有機ELパネル30は、配線材61Lおよび配線材61Rの間において、導電性ペースト16A,16B,16C,16Dによって直列に接続される。導電性ペースト16A,16B,16C,16Dの代わりに、ACF(Anisotropic Conductive Film)によって接続される配線用のフレキシブル基板が用いられてもよい。
(封止材15A,15B,15C,15D)
封止材15Aは、第1表面側端面11L側の凹状に形成された部分の内部に設けられる。封止材15Aは、放熱用金属板40と有機ELパネル10の裏面12とが互いに接触している部分の外縁13A(図11参照)に接触する。封止材15Aによって、放熱用金属板40は、有機ELパネル10の裏面12に対して密着しつつ、有機ELパネル10に対して固定される。
封止材15Aによって、放熱用金属板40および有機ELパネル10の間において、第1電気接続部14Lが封止される。第1電気接続部14Lが封止されることによって、水分等の影響により、導電性ペースト16A(またはACFなど)が剥がれたり、ITO等から形成される陽極が腐食したりすることが防止される。
封止材15Bは、放熱用金属板40と、第1電気接続部14Rおよび第2電気接続部24Lとの間に設けられる。封止材15Bは、放熱用金属板40と有機ELパネル10の裏面12とが互いに接触している部分の外縁13B(図11参照)、および放熱用金属板40と有機ELパネル20の裏面22とが互いに接触している部分の外縁13C(図11参照)にそれぞれ接触する。封止材15Bによって、放熱用金属板40は、有機ELパネル10の裏面12および有機ELパネル20の裏面22に対して密着しつつ、有機ELパネル10,20に対して固定される。
封止材15Bによって、放熱用金属板40および有機ELパネル10,20の間において、第1電気接続部14Rおよび第2電気接続部24Lが封止される。第1電気接続部14Rおよび第2電気接続部24Lが封止されることによって、水分等の影響により、導電性ペースト16B(またはACFなど)が剥がれたり、陽極および陰極が腐食したりすることが防止される。
封止材15Cは、放熱用金属板40と、第2電気接続部24Rおよび第3電気接続部34Lとの間に設けられる。封止材15Cは、放熱用金属板40と有機ELパネル20の裏面22とが互いに接触している部分の外縁、および放熱用金属板40と有機ELパネル30の裏面32とが互いに接触している部分の外縁にそれぞれ接触する。封止材15Cによって、放熱用金属板40は、有機ELパネル20の裏面22および有機ELパネル30の裏面32に対して密着しつつ、有機ELパネル20,30に対して固定される。
封止材15Cによって、放熱用金属板40および有機ELパネル20,30の間において、第2電気接続部24Rおよび第3電気接続部34Lが封止される。第2電気接続部24Rおよび第3電気接続部34Lが封止されることによって、水分等の影響により、導電性ペースト16C(またはACFなど)が剥がれたり、陽極および陰極が腐食したりすることが防止される。
封止材15Dは、第3表面側端面31R側の凹状に形成された部分の内部に設けられる。封止材15Dは、放熱用金属板40と有機ELパネル30の裏面32とが互いに接触している部分の外縁13D(図11参照)に接触する。封止材15Dによって、放熱用金属板40は、有機ELパネル30の裏面32に対して密着しつつ、有機ELパネル30に対して固定される。
封止材15Dによって、放熱用金属板40および有機ELパネル30の間において、第3電気接続部34Rが封止される。第3電気接続部34Rが封止されることによって、水分等の影響により、導電性ペースト16D(またはACFなど)が剥がれたり、アルミニウム等から形成される陰極が腐食したりすることが防止される。
(作用・効果)
図10に示すように、有機EL照明装置200においては、封止材15A,15B,15C,15Dが、有機ELパネル10,20,30および放熱用金属板40の間において有機ELパネル10,20,30および放熱用金属板40同士を固定することによって、機器全体としての薄型化を図ることが可能となる。
有機EL照明装置200においては、第1表面側端面11Rおよび第2表面側端面21L同士が隣接(当接)するように、有機ELパネル10および有機ELパネル20が接続される。同様に、第2表面側端面21Rおよび第3表面側端面31L同士が隣接(当接)するように、有機ELパネル20および有機ELパネル30が接続される。
有機EL照明装置200においては、放熱用金属板40の表面に、たとえば両面テープなどの接着部材を設けることができる。有機EL照明装置200は、この接着部材によって天井または壁面などに固定されることができる。放熱用金属板40の厚さが厚い場合には、有機EL照明装置200は、放熱用金属板40を利用して天井または壁面などにネジ止めされてもよい。
冒頭に説明した特開2009−080989号公報(特許文献1)に開示されている有機EL照明装置においては、有機ELパネルの発光面側に保持部が設けられる。この保持部によって、有機ELパネルは放熱用金属板と密着される。このような構造では、保持部によって、ガラス基板よりも外側に非発光の額縁領域ができてしまう。また、保持部が有機ELパネルの発光面側に設けられているため、その分、照明装置全体の厚みが大きくなってしまう。
これに対して、本実施の形態における有機EL照明装置200によれば、薄型化、狭額縁の構成、または、複数枚の有機ELパネルをタイリングしてつなぎ目の見えにくい大面積の照明パネルを実現しよう場合に有効に活用されることが可能である。
(有機EL照明装置200の製造方法)
図12〜図14を参照して、有機EL照明装置200の製造方法について説明する。有機EL照明装置200の製造方法は、第1工程SB1〜第3工程SB3を備える。
図12を参照して、第1工程SB1においては、有機ELパネル10,20,30が準備される。第1電気接続部14Lの表面に、配線材61Lが配置される。第3電気接続部34Rの表面に、配線材61Rが配置される。有機ELパネル10,20,30における各電気接続部に対して、導電性ペースト16A,16B,16C,16D(図10参照)がディスペンサ(図示せず)等から塗布される。有機ELパネル10,20,30は、配線材61Lおよび配線材61Rの間において、互いに直列に接続される。
図13を参照して、第2工程SB2においては、有機ELパネル10,20,30における各電気接続部に対して、封止材15A,15B,15C,15D(図10参照)がディスペンサ(図示せず)等から塗布される。封止材15A,15B,15C,15Dの塗布量は、各封止材の表面高さが封止層の高さ(裏面12,22,32の高さ位置)よりも高くなるように塗布されるとよい。
図14を参照して、第3工程SB3においては、放熱用金属板40が各有機ELパネルの裏面12,22,32に接触するように配置される。この際、封止材15A,15B,15C,15Dは、硬化していない。封止材15A,15B,15C,15Dは、放熱用金属板40に接触するとともに、外縁13A,13B,13C,13D等に接触するように濡れ広がる。
封止材15A,15B,15C,15Dは、加熱されることによって硬化する。放熱用金属板40は、各有機ELパネルの裏面12,22,32(封止層)に対して密着しつつ、有機ELパネル10,20,30に対して固定される。各有機ELパネルにおいては、裏面12,22,32を通して放熱用金属板40への放熱の経路が形成される。以上のようにして、薄型化を図ることが可能な有機EL照明装置200を得ることができる。なお、ここでは放熱用金属板40は各有機ELパネルをすべて覆うような大きさのものを図示しているが、各有機ELパネルをすべては覆わないような小さいものでも放熱の効果は得られる。
[実施の形態3]
(有機EL照明装置201)
図15を参照して、本実施の形態における有機EL照明装置201について説明する。有機EL照明装置201においては、放熱用金属板40Aが用いられる。放熱用金属板40Aは、第1電気接続部14Rおよび第2電気接続部24Lの双方に対して間隔を空けつつ対向する対向領域RRを含む。放熱用金属板40Aの対向領域RRには、第1電気接続部14Rおよび第2電気接続部24Lから遠ざかる方向に凹むように形成された凹部42が設けられる。第2電気接続部24R(図10参照)および第3電気接続部34L(図10参照)の対応する部分に、凹部42がさらに設けられてもよい。
有機ELパネル10,20,30としては、極めて薄型に構成される場合がある。放熱用金属板40Aに凹部42が設けられることによって、各電気接続部の高さの方が、各有機ELパネルの裏面側端面の高さ、すなわち段差の高さより高くなった場合(各電気接続部が放熱用金属板40Aに近くなった場合)であっても、放熱用金属板40Aと導電性ペースト16B(導電性ペースト16C)とが互いに接触することなく、放熱用金属板40Aを有機ELパネル10,20,30に対して固定することが可能となる。
[実施の形態4]
(有機EL照明装置202)
図16および図17参照して、本実施の形態における有機EL照明装置202について説明する。図16は、有機EL照明装置202を示す平面図である。図17は、図16におけるXVII−XVII線に沿った矢視断面図である。有機EL照明装置202においては、放熱用金属板40Bが用いられる。
放熱用金属板40Bも、第1電気接続部14Rおよび第2電気接続部24Lの双方に対して間隔を空けつつ対向する対向領域RRを含む。放熱用金属板40Bの対向領域RRには、放熱用金属板40Bを貫通する開口部44が設けられる。第2電気接続部24R(図10参照)および第3電気接続部34L(図10参照)の対応する部分に、開口部44がさらに設けられている。
封止材15Bが開口部44内に設けられるが、そのとき、放熱用金属板40と有機ELパネル10の裏面12とが互いに接触している部分の外縁13Bおよび放熱用金属板40と有機ELパネル20の裏面22とが互いに接触している部分の外縁13Cに接触するように設けられる。封止材15Bによって、放熱用金属板40は、有機ELパネル10の裏面および有機ELパネル20の裏面12に対して密着しつつ、有機ELパネル10に対して固定されることができる。
開口部44内の封止材15Bとしては、放熱用金属板40Bに対して面一となるように設けられるとよい。開口部44内の封止材15Bとしては、放熱用金属板40Bの表面高さよりもわずかに低くなるように設けられてもよい。
これらについては、第2電気接続部24R(図10参照)および第3電気接続部34L(図10参照)の対応する部分に、開口部44がさらに設けられる場合についても同様である。
(有機EL照明装置202の製造方法)
図18〜図20を参照して、有機EL照明装置202の製造方法について説明する。有機EL照明装置202の製造方法は、第1工程SC1〜第3工程SC3を備える。
図18を参照して、第1工程SC1においては、有機ELパネル10,20,30、および放熱用金属板40Bが準備される。有機ELパネル10,20,30は、互いに隣接するように配置される。放熱用金属板40Bは、裏面12,22,33に接触するように配置される。その後、放熱用金属板40Bの開口部44を通して、導電性ペースト16B(および導電性ペースト16C(図10参照))がディスペンサ(図示せず)等から塗布される。
詳細は後述の実施の形態5において説明するが、放熱用金属板40Bの端部には、切欠45(図22参照)が設けられてもよい。切欠45が設けられる場合、第1工程SC1において、第1電気接続部14Lに、配線材61L(図20参照)および導電性ペースト16A(図20参照)を配設することが可能となる。また、第3電気接続部34Rに、配線材61R(図20参照)および導電性ペースト16D(図20参照)を配設することが可能となる。
図19を参照して、第2工程SC2においては、放熱用金属板40Bの開口部44を通して、封止材15B(および封止材15C(図10参照))がディスペンサ(図示せず)等から塗布される。放熱用金属板40Bの開口部44は、封止材15Bのガイドとしても機能するため、製造上の利便性が高い。
同様に、詳細は後述の実施の形態5において説明するが、放熱用金属板40Bの端部には、切欠45(図22参照)が設けられてもよい。切欠45が設けられる場合、第2工程SC2において、第1電気接続部14L上に、封止材15A(図20参照)を配設することが可能となる。また、第3電気接続部34R上に、封止材15D(図20参照)を配設することが可能となる。
図20を参照して、第3工程SC3においては、第1電気接続部14Lの表面に、配線材61Lが配置されるとともに、導電性ペースト16Aが供給される。その後、封止材15Aが供給される。第3電気接続部34Rの表面に、配線材61Rが配置されるとともに、導電性ペースト16Dが供給される。その後、封止材15Dが供給される。
封止材15A,15B,15C,15Dは、加熱されることによって硬化する。放熱用金属板40Bは、各有機ELパネルの裏面12,22,32(封止層)に対して密着しつつ、有機ELパネル10,20,30に対して固定される。各有機ELパネルにおいては、裏面12,22,32を通して放熱用金属板40Bへの放熱の経路が形成される。
以上のようにして、薄型化を図ることが可能な有機EL照明装置202を得ることができる。また、有機EL照明装置202によっても、狭額縁の構成、または、複数枚の有機ELパネルをタイリングしてつなぎ目の見えにくい大面積の照明パネルを実現しよう場合に有効に活用されることが可能である。
[実施の形態5]
(有機EL照明装置203)
図21および図22を参照して、本実施の形態における有機EL照明装置203について説明する。図21は、有機EL照明装置203を示す斜視図である。有機EL照明装置203においては、放熱用金属板40Cおよび10枚の有機ELパネル10A〜10Jが用いられる。
5枚の有機ELパネル10A〜10Eは、互いに隣接するように配置されるとともに、配線材62Lおよび配線材62Rの間において直列に接続される。5枚の有機ELパネル10A〜10Eに対しては、駆動回路60Aが用いられる。
5枚の有機ELパネル10F〜10Jは、互いに隣接するように配置されるとともに、配線材63Lおよび配線材63Rの間において直列に接続される。5枚の有機ELパネル10F〜10Jに対しては、駆動回路60Bが用いられる。
5枚の有機ELパネル10A〜10Eおよび5枚の有機ELパネル10F〜10Jは、一対一で互いに隣接している。
図22を参照して、有機EL照明装置203に用いられる放熱用金属板40Cは、放熱用金属板40Cを貫通するように開口部44が設けられるとともに、端部に切欠45が設けられる。開口部44内においては、上述の実施の形態4と同様に、隣り合う有機ELパネルの電気接続部同士を接続する導電性ペースト(図示せず)と、この導電性ペーストを封止するとともに、各有機ELパネルと放熱用金属板40Cとを互いに固着させる封止材15が設けられる。
切欠45においては、配列方向の最も外側に位置する有機ELパネルの電気接続部と各配線材とを互いに接続する導電性ペーストと、この導電性ペーストを封止するとともに、各有機ELパネルと放熱用金属板40Cとを互いに固着させる封止材17が設けられる。
有機EL照明装置203においても、各封止材15および各封止材17が、有機ELパネル10A〜10Jおよび放熱用金属板40Cの間において有機ELパネル10A〜10Jおよび放熱用金属板40C同士を固定することによって、機器全体としての薄型化を図ることが可能となる。また、有機EL照明装置203によっても、狭額縁の構成、または、複数枚の有機ELパネルをタイリングしてつなぎ目の見えにくい大面積の照明パネルを実現しよう場合に有効に活用されることが可能である。なお、5枚の有機ELパネルは直列に接続されているため、同時に電流を流す必要があり個別に発光を制御することできないが、他の5枚の有機ELパネルは、別に発光を制御することが可能である。
(有機EL照明装置203の製造方法)
図23〜図25を参照して、有機EL照明装置203の製造方法について説明する。有機EL照明装置203の製造方法は、第1工程SD1〜第3工程SD3を備える。
図23を参照して、第1工程SD1においては、有機ELパネル10A〜10J、および放熱用金属板40Dが準備される。有機ELパネル10A〜10Jは、互いに隣接するように配置される。放熱用金属板40Cは、有機ELパネル10A〜10Jの各裏面に接触するように配置される。
図24を参照して、第2工程SD2においては、配列方向の最も外側に位置する有機ELパネルの電気接続部14R,14L上に、各配線材62R,62L,63L,63Rが配置される。
図25を参照して、第3工程SD3においては、放熱用金属板40Cの開口部44および切欠45を通して、導電性ペーストがディスペンサ(図示せず)等から塗布される。5枚の有機ELパネル10A〜10Eは、配線材62Lおよび配線材62Rの間において直列に接続される。5枚の有機ELパネル10F〜10Jは、配線材63Lおよび配線材63Rの間において直列に接続される。
その後、放熱用金属板40Cの開口部44を通して、封止材15が供給されるとともに、切欠45を通して封止材17が供給される。封止材15,17は、加熱されることによって硬化する。放熱用金属板40Cは、有機ELパネル10A〜10Jの各裏面(封止層)に対して密着しつつ、有機ELパネル10A〜10Jに対して固定される。有機ELパネル10A〜10Jにおいては、各裏面を通して放熱用金属板40Cへの放熱の経路が形成される。
以上のようにして、薄型化を図ることが可能な有機EL照明装置203を得ることができる。また、有機EL照明装置203によっても、狭額縁の構成、または、複数枚の有機ELパネルをタイリングしてつなぎ目の見えにくい大面積の照明パネルを実現しよう場合に有効に活用されることが可能である。
有機EL照明装置203の製造方法においては、予め放熱用金属板40Cは、有機ELパネル10A〜10Jの各裏面に接触するように配置され、放熱用金属板40Cに設けられた開口部44および切欠45を通して各電気接続部に対して導電性ペーストを連続して供給することができるため、製造上の利便性が高い。また、有機EL照明装置203の製造方法においては、封止材15および封止材17も、同じく放熱用金属板40Cに設けられた開口部44および切欠45を通して連続して供給することができるため、製造上の利便性が高い。
以上、本発明に基づいた各実施の形態について説明したが、今回開示された各実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の技術的範囲は請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10,10A,10B,10C,10D,10E,10F,10G,10H,10I,10J,20,30 有機LEパネル、10P 透明基板、10Q 陽極、10R 有機層、10S 陰極、10T 封止層、11,21,31 表面、11L,11R 第1表面側端面、12,22,32 裏面、12L,12R 第1裏面側端面、13A,13B,13C,13D,13L,13R 外縁、14L,14R 第1電気接続部、15,15A,15B,15C,15D,15L,15R,17 封止材、16A,16B,16C,16D,16L,16R 導電性ペースト、21L,21R 第2表面側端面、22L 第2裏面側端面、24L,24R 第2電気接続部、31L,31R 第3表面側端面、32R 第3裏面側端面、34L,34R 第3電気接続部、40,40A,40B,40C,40D 放熱用金属板、42 凹部、44 開口部、45 切欠、60,60A,60B 駆動回路、61L,61R,62L,62R,63L,63R 配線材、100,200,201,202,203 有機EL照明装置、RR 対向領域、SA1,SB1,SC1,SD1 第1工程、SA2,SB2,SC2,SD2 第2工程、SA3,SB3,SC3,SD3 第3工程、SA4 第4工程、SA5 第5工程。

Claims (8)

  1. 第1表面を有する第1透明基板と、前記第1透明基板の前記第1表面の側とは反対側に設けられた一対の第1電極と、前記一対の第1電極の間に設けられた第1有機層と、第1裏面を有し前記一対の第1電極および前記第1有機層を覆う第1封止層とを含み、前記第1表面は給電されることによって前記第1有機層で生成された光が取り出される前記第1透明基板の表面であり、前記第1裏面は前記第1封止層の前記第1透明基板の側とは反対側の表面である第1有機ELパネルと
    前記第1裏面に接触するように配置された放熱用金属板と、を備え、
    前記第1有機ELパネルは
    前記第1表面に連続し、前記第1透明基板の端面を含む第1表面側端面と
    前記第1裏面に連続し、前記第1封止層の端面を含み、前記第1表面側端面よりも前記第1有機ELパネルの中央に向かって後退し、前記第1有機ELパネルの外側端面に段差を形成するように設けられた第1裏面側端面と
    前記第1表面側端面と前記第1裏面側端面とを繋ぐ面上に設けられ、前記第1有機ELパネルに給電するための第1電気接続部と
    前記第1電気接続部を封止する封止材と、を有し、
    前記封止材は、前記段差によって前記放熱用金属板と前記第1有機ELパネルとの間に形成された凹状の空間内において前記第1電気接続部を封止するとともに、前記放熱用金属板と前記第1裏面とが互いに接触している部分の外縁に接触するように前記第1封止層とは別の部材として設けられ、前記放熱用金属板が前記第1裏面に対して密着するように前記放熱用金属板および前記第1有機ELパネル同士を固定する、
    有機EL照明装置。
  2. 第2表面を有する第2透明基板と、前記第2透明基板の前記第2表面の側とは反対側に設けられた一対の第2電極と、前記一対の第2電極の間に設けられた第2有機層と、第2裏面を有し前記一対の第2電極および前記第2有機層を覆う第2封止層とを含み、前記第2表面は給電されることによって前記第2有機層で生成された光が取り出される前記第2透明基板の表面であり、前記第2裏面は前記第2封止層の前記第2透明基板の側とは反対側の表面である第2有機ELパネルをさらに備え、
    前記第2有機ELパネルは
    前記第2表面に連続し、前記第2透明基板の端面を含む第2表面側端面と
    前記第2裏面に連続し、前記第2封止層の端面を含み、前記第2表面側端面よりも前記第2有機ELパネルの中央に向かって後退し、前記第2有機ELパネルの外側端面に段差を形成するように設けられた第2裏面側端面と
    前記第2表面側端面と前記第2裏面側端面とを繋ぐ面上に設けられ、前記第2有機ELパネルに給電するための第2電気接続部と、を有し、
    前記封止材は、前記第2封止層とは別に設けられた部材であり、
    前記第1有機ELパネルおよび前記第2有機ELパネルは、前記第1表面側端面と前記第2表面側端面とが互いに隣接するように配置され、
    前記第1電気接続部および前記第2電気接続部は、隣り合うように配置されるとともに、互いに電気的に接続される、
    請求項1に記載の有機EL照明装置。
  3. 前記放熱用金属板は、前記第1裏面および前記第2裏面に接続するように配置され、
    前記封止材は、前記第1有機ELパネル、前記第2有機ELパネル、および前記放熱用金属板で形成される空間内において、前記第2電気接続部を封止するとともに、前記放熱用金属板と前記第2裏面とが互いに接触している部分の外縁に接触するように設けられた、
    請求項2に記載の有機EL照明装置。
  4. 前記第1電気接続部および前記第2電気接続部は、導電性ペーストによって互いに電気的に接続される、
    請求項2または3に記載の有機EL照明装置。
  5. 前記放熱用金属板は、前記第1電気接続部および前記第2電気接続部の双方に対して間隔を空けつつ対向する対向領域を含み、
    前記放熱用金属板の前記対向領域には、前記第1電気接続部および前記第2電気接続部から遠ざかる方向に凹むように形成された凹部が設けられる、
    請求項2から4のいずれかに記載の有機EL照明装置。
  6. 前記放熱用金属板は、前記第1電気接続部および前記第2電気接続部の双方に対して間隔を空けつつ対向する対向領域を含み、
    前記放熱用金属板の前記対向領域には、前記放熱用金属板を貫通する開口部が設けられる、
    請求項2から4のいずれかに記載の有機EL照明装置。
  7. 第1表面を有する第1透明基板と、前記第1透明基板の前記第1表面の側とは反対側に設けられた一対の第1電極と、前記一対の第1電極の間に設けられた第1有機層と、第1裏面を有し前記一対の第1電極および前記第1有機層を覆う第1封止層とを含み、前記第1表面は給電されることによって前記第1有機層で生成された光が取り出される前記第1透明基板の表面であり、前記第1裏面は前記第1封止層の前記第1透明基板の側とは反対側の表面である第1有機ELパネルを準備する工程と、
    第2表面を有する第2透明基板と、前記第2透明基板の前記第2表面の側とは反対側に設けられた一対の第2電極と、前記一対の第2電極の間に設けられた第2有機層と、第2裏面を有し前記一対の第2電極および前記第2有機層を覆う第2封止層とを含み、前記第2表面は給電されることによって前記第2有機層で生成された光が取り出される前記第2透明基板の表面であり、前記第2裏面は前記第2封止層の前記第2透明基板の側とは反対側の表面である第2有機ELパネルを準備する工程と、を備え、
    前記第1有機ELパネルは、
    前記第1表面に連続し、前記第1透明基板の端面を含む第1表面側端面と
    前記第1裏面に連続し、前記第1封止層の端面を含み、前記第1表面側端面よりも前記第1有機ELパネルの中央に向かって後退し、前記第1有機ELパネルの外側端面に段差を形成するように設けられた第1裏面側端面と
    前記第1表面側端面と前記第1裏面側端面とを繋ぐ面上に設けられ、前記第1有機ELパネルに給電するための第1電気接続部と、を有し、
    前記第2有機ELパネルは
    前記第2表面に連続し、前記第2透明基板の端面を含む第2表面側端面と
    前記第2裏面に連続し、前記第2封止層の端面を含み、前記第2表面側端面よりも前記第2有機ELパネルの中央に向かって後退し、前記第2有機ELパネルの外側端面に段差を形成するように設けられた第2裏面側端面と
    前記第2表面側端面と前記第2裏面側端面とを繋ぐ面上に設けられ、前記第2有機ELパネルに給電するための第2電気接続部と、を有し、
    さらに、
    前記第1有機ELパネルおよび前記第2有機ELパネルを、前記第1表面側端面と前記第2表面側端面とが互いに隣接するように配置する工程と、
    前記第1電気接続部および前記第2電気接続部の双方に対して間隔を空けつつ対向する対向領域を含み、前記対向領域に開口部が設けられた放熱用金属板を準備する工程と、
    前記放熱用金属板を、前記第1裏面および前記第2裏面に接触するように配置する工程と、
    互いに隣り合うように配置される前記第1電気接続部および前記第2電気接続部を、互いに電気的に接続する工程と、
    前記放熱用金属板と前記第1裏面および前記第2裏面とが互いに接触している部分の外縁に接触するように封止材を設ける工程と、を備え、
    前記封止材は、前記放熱用金属板と前記第1有機ELパネルおよび前記第2有機ELパネルとの間に形成された空間において前記第1電気接続部および前記第2電気接続部を封止するとともに、前記放熱用金属板が前記第1裏面および前記第2裏面に対して密着するように前記放熱用金属板と前記第1有機ELパネルおよび前記第2有機ELパネルとを固定する、
    有機EL照明装置の製造方法。
  8. 第1表面を有する第1透明基板と、前記第1透明基板の前記第1表面の側とは反対側に設けられた一対の第1電極と、前記一対の第1電極の間に設けられた第1有機層と、第1裏面を有し前記一対の第1電極および前記第1有機層を覆う第1封止層とを含み、前記第1表面は給電されることによって前記第1有機層で生成された光が取り出される前記第1透明基板の表面であり、前記第1裏面は前記第1封止層の前記第1透明基板の側とは反対側の表面である第1有機ELパネルを準備する工程と、
    第2表面を有する第2透明基板と、前記第2透明基板の前記第2表面の側とは反対側に設けられた一対の第2電極と、前記一対の第2電極の間に設けられた第2有機層と、第2裏面を有し前記一対の第2電極および前記第2有機層を覆う第2封止層とを含み、前記第2表面は給電されることによって前記第2有機層で生成された光が取り出される前記第2透明基板の表面であり、前記第2裏面は前記第2封止層の前記第2透明基板の側とは反対側の表面である第2有機ELパネルを準備する工程と、
    第3表面を有する第3透明基板と、前記第3透明基板の前記第3表面の側とは反対側に設けられた一対の第3電極と、前記一対の第3電極の間に設けられた第3有機層と、第3裏面を有し前記一対の第3電極および前記第3有機層を覆う第3封止層とを含み、前記第3表面は給電されることによって前記第3有機層で生成された光が取り出される前記第3透明基板の表面であり、前記第3裏面は前記第3封止層の前記第3透明基板の側とは反対側の表面である第3有機ELパネルを準備する工程と、を備え、
    前記第1有機ELパネルは
    前記第1表面に連続し、前記第1透明基板の端面を含む第1表面側端面と
    前記第1裏面に連続し、前記第1封止層の端面を含み、前記第1表面側端面よりも前記第1有機ELパネルの中央に向かって後退し、前記第1有機ELパネルの外側端面に段差を形成するように設けられた第1裏面側端面と
    前記第1表面側端面と前記第1裏面側端面とを繋ぐ面上に設けられ、前記第1有機ELパネルに給電するための第1電気接続部と、を有し、
    前記第2有機ELパネルは
    前記第2表面に連続し、前記第2透明基板の端面を夫々含む一対の第2表面側端面と
    前記第2裏面に連続し、前記第2封止層の端面を夫々含み、前記第2表面側端面よりも前記第2有機ELパネルの中央に向かって後退し、前記第2有機ELパネルの外側端面に段差を形成するように設けられた一対の第2裏面側端面と
    一方の前記第2表面側端面と一方の前記第2裏面側端面とを繋ぐ面上および他方の前記第2表面側端面と他方の前記第2裏面側端面とを繋ぐ面上に設けられ、前記第2有機ELパネルに給電するための一対の第2電気接続部と、を有し、
    前記第3有機ELパネルは
    前記第3表面に連続し、前記第3透明基板の端面を含む第3表面側端面と
    前記第3裏面に連続し、前記第3封止層の端面を含み、前記第3表面側端面よりも前記第3有機ELパネルの中央に向かって後退し、前記第3有機ELパネルの外側端面に段差を形成するように設けられた第3裏面側端面と、
    前記第3表面側端面と前記第3裏面側端面とを繋ぐ面上に設けられ、前記第3有機ELパネルに給電するための第3電気接続部と、を有し、
    さらに、
    前記第1有機ELパネル、前記第2有機ELパネルおよび前記第3有機ELパネルを、前記第1表面側端面および一方の前記第2表面側端面、ならびに他方の前記第2表面側端面および前記第3表面側端面が、夫々、互いに隣接するように配置する工程と、
    互いに隣り合うように配置される前記第1電気接続部および一方の前記第2電気接続部の双方に対して間隔を空けつつ対向する第1対向領域ならびに互いに隣り合うように配置される他方の前記第2電気接続部および前記第3電気接続部の双方に対して間隔を空けつつ対向する第2対向領域を含み、前記第1対向領域および前記第2対向領域の夫々に開口部が設けられた放熱用金属板を準備する工程と、
    前記放熱用金属板を、前記第1裏面、前記第2裏面および前記第3裏面に接触するように配置する工程と、
    互いに隣り合うように配置される前記第1電気接続部および一方の前記第2電気接続部ならびに互いに隣り合うように配置される他方の前記第2電気接続部および前記第3電気接続部を、夫々の前記開口部を通じて互いに電気的に接続する工程と、
    前記放熱用金属板の夫々の前記開口部を通して、前記放熱用金属板と、前記第1裏面、前記第2裏面および前記第3裏面の夫々とが互いに接触している部分の外縁に接触するように封止材を設ける工程と、を備え、
    夫々の前記開口部を通して前記封止材を設ける工程は連続して行なわれ、
    前記封止材は、前記放熱用金属板と前記第1有機ELパネルおよび前記第2有機ELパネルとの間に形成された空間ならびに前記放熱用金属板と前記第2有機ELパネルおよび前記第3有機ELパネルとの間に形成された空間の夫々において、前記第1電気接続部および前記第2電気接続部ならびに前記第2電気接続部および前記第3電気接続部を封止するとともに、前記放熱用金属板が前記第1裏面、前記第2裏面および前記第3裏面に対して密着するように前記放熱用金属板と前記第1有機ELパネル、前記第2有機ELパネルおよび前記第3有機ELパネルとを固定する、
    有機EL照明装置の製造方法。
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