JP5309046B2 - 符号化装置、及びプログラム - Google Patents
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Description
図1は、本発明による実施例1の符号化装置1を示すブロック図である。符号化装置1は、信号配列変換部11と、減算部12と、時間周波数変換部13と、量子化部14と、係数走査部15と、可変長符号化部16と、逆量子化部17と、周波数時間変換部18と、画像メモリ19と、予測処理部20と、加算部21と、変換制御部22とを備える。符号化装置1は、従来の符号装置(図14参照)と比較して、さらに変換制御部22を備える点で相違する。なお、従来の符号装置(図14参照)と同じ構成要素には同一の参照番号を付して説明を省略する。
図6は、本発明による実施例1の復号装置5のブロック図である。復号装置5は、可変長復号部31と、逆係数走査部32と、逆量子化部33と、周波数時間変換部34と、加算部35と、画像メモリ36と、予測処理部37とを備える。
図9は、本発明による実施例2の復号装置6のブロック図である。復号装置6は、可変長復号部31と、逆係数走査部32と、逆量子化部33と、周波数時間変換部34と、加算部35と、画像メモリ36と、予測処理部37とを備える点で実施例1の復号装置5と同じであるが、パラメータ信号が逆量子化部33に入力されている点が相違する。
図12は、本発明の実施例3による復号装置7のブロック図である。復号装置7は、可変長復号部31と、逆係数走査部32と、逆量子化部33と、周波数時間変換部34と、加算部35と、画像メモリ36と、予測処理部37とを備える点で実施例1の復号装置5及び実施例2の復号装置6と同じであるが、パラメータ信号が逆係数走査部32に入力されている点が相違する。
11 信号配列変換部
12 減算部
13 時間周波数変換部
14 量子化部
15 係数走査部
16 可変長符号化部
17 逆量子化部
18 周波数時間変換部
19 画像メモリ
20 予測処理部
21 加算部
22 変換制御部
23 量子化マトリクス決定部
24 走査順決定部
5,6,7 復号装置
31 可変長復号部
32 逆係数走査部
33 逆量子化部
34 周波数時間変換部
35 加算部
36 画像メモリ
37 予測処理部
Claims (11)
- ベイヤ配列のカラー画像信号をブロック単位で符号化する符号化装置であって、
ベイヤ配列のカラー画像信号の各色の配列を正方格子状に隙間なく整列するように配列変換した画像信号及び前記配列変換の種類を示すフラグ信号を生成する信号配列変換手段と、
前記フラグ信号に基づいて、前記配列変換した画像信号を符号化する際のパラメータを決定するパラメータ決定手段と、
前記パラメータを用いて、前記配列変換した画像信号を信号処理して符号化する信号処理手段と、
を備えることを特徴とする符号化装置。 - 前記パラメータ決定手段は、前記配列変換の種類に基づいて、画像信号を周波数信号へ変換する処理を行う際の処理単位となるブロックの形状を前記パラメータとし決定する変換制御手段からなり、
前記信号処理手段は、前記形状のブロック単位で前記配列変換した画像信号を周波数信号に変換し、該周波数信号を量子化して符号化することを特徴とする、請求項1に記載の符号化装置。 - 前記フラグ信号は、前記配列変換が、ベイヤ配列のカラー画像信号の各色の配列を水平方向の解像度を保ったまま正方格子状に整列する水平保存変換、又はベイヤ配列のカラー画像信号の各色の配列を垂直方向の解像度を保ったまま正方格子状に整列する垂直保存のいずれかであることを示す信号であり、
前記パラメータ決定手段は、前記配列変換が前記水平保存変換であることを示すフラグ信号を取得した場合には、前記ブロックの形状を垂直方向のライン数よりも水平方向の画素数が大きいものに決定し、前記配列変換が前記垂直保存変換であることを示すフラグ信号を取得した場合には、前記ブロックの形状を水平方向の画素数よりも垂直方向のライン数が大きいものに決定することを特徴とする、請求項2に記載の符号化装置。 - 前記パラメータ決定手段は、前記信号配列変換手段から前記信号配列変換を行った画像を取得し、周波数成分を解析して周波数成分に偏りがあるか否かを判定し、偏りがないと判定した場合には、前記ブロックの形状を正方形に決定することを特徴とする、請求項3に記載の符号化装置。
- ベイヤ配列のカラー画像信号をブロック単位で符号化する符号化装置を構成するコンピュータに、
(a)ベイヤ配列のカラー画像信号の各色の配列を正方格子状に隙間なく整列するように配列変換した画像信号を生成するステップと、
(b)前記配列変換の種類に基づいて、前記配列変換した画像信号を周波数信号へ変換する処理を行う際の処理単位となるブロックの形状を決定するステップと、
(c)前記決定した形状のブロック単位で、前記配列変換した画像信号を周波数信号に変換し、該周波数信号を量子化して符号化するステップと、
を実行させるためのプログラム。 - 前記パラメータ決定手段は、前記フラグ信号に基づいて、量子化処理を行う際の量子化マトリクスを前記パラメータとして決定する量子化マトリクス決定手段からなり、
前記信号処理手段は、前記量子化マトリクスを用いて前記配列変換した画像信号を周波数変換した信号を量子化し、該量子化した信号を符号化することを特徴とする、請求項1に記載の符号化装置。 - 前記フラグ信号は、前記配列変換が、ベイヤ配列のカラー画像信号の各色の配列を水平方向の解像度を保ったまま正方格子状に整列する水平保存変換、又はベイヤ配列のカラー画像信号の各色の配列を垂直方向の解像度を保ったまま正方格子状に整列する垂直保存のいずれかであることを示す信号であり、
前記パラメータ決定手段は、前記配列変換が前記水平保存変換であることを示すフラグ信号を取得した場合には、前記量子化マトリクスを水平方向の量子化ステップが垂直方向の量子化ステップよりも細かいものに決定し、前記配列変換が前記垂直保存変換であることを示すフラグ信号を取得した場合には、前記量子化マトリクスを垂直方向の量子化ステップが水平方向の量子化ステップよりも細かいものに決定することを特徴とする、請求項6に記載の符号化装置。 - ベイヤ配列のカラー画像信号をブロック単位で符号化する符号化装置を構成するコンピュータに、
(a)ベイヤ配列のカラー画像信号の各色の配列を正方格子状に隙間なく整列するように配列変換した画像信号を生成するステップと、
(b)前記配列変換の種類に基づいて、量子化処理を行う際の量子化マトリクスを決定するステップと、
(c)前記決定した量子化マトリクスを用いて、前記配列変換した画像信号を周波数変換した信号を量子化し、該量子化した信号を符号化するステップと、
を実行させるためのプログラム。 - 前記パラメータ決定手段は、前記フラグ信号に基づいて、係数走査処理を行う際の係数走査順を前記パラメータとして決定する走査順決定手段からなり、
前記信号処理手段は、前記係数走査順で前記配列変換した画像信号を周波数変換して量子化した信号を走査して並び替え、該並び替えられた信号を符号化することを特徴とする、請求項1に記載の符号化装置。 - 前記フラグ信号は、前記配列変換が、ベイヤ配列のカラー画像信号の各色の配列を水平方向の解像度を保ったまま正方格子状に整列する水平保存変換、又はベイヤ配列のカラー画像信号の各色の配列を垂直方向の解像度を保ったまま正方格子状に整列する垂直保存のいずれかであることを示す信号であり、
前記パラメータ決定手段は、前記配列変換が前記水平保存変換であることを示すフラグ信号を取得した場合には、前記走査順を垂直方向よりも水平方向の走査が多いものに決定し、前記配列変換が前記垂直保存変換であることを示すフラグ信号である場合には、前記走査順として水平方向よりも垂直方向の走査が多いものに決定することを特徴とする、請求項9に記載の符号化装置。 - ベイヤ配列のカラー画像信号をブロック単位で符号化する符号化装置を構成するコンピュータに、
(a)ベイヤ配列のカラー画像信号の各色の配列を正方格子状に隙間なく整列するように配列変換した画像信号を生成するステップと、
(b)前記配列変換の種類に基づいて、係数走査処理を行う際の係数走査順を決定するステップと、
(c)前記決定した係数走査順で、前記配列変換した画像信号を周波数変換して量子化した信号を走査して並び替え、該並び替えられた信号を符号化するステップと、
を実行させるためのプログラム。
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