JP5308579B1 - 回転付与装置及び玩具セット - Google Patents

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Abstract

動力源として回転体250を有する玩具車両2が着脱可能に装着され、回転体250に回転を付与して玩具車両2を離脱させる玩具車両発射装置3は、玩具車両2を着脱可能に係止する係止爪400と、係止爪400による玩具車両2の係止状態をユーザ操作に応じて解除する発射スイッチ32Sと、直列に接続して使用可能な3つのバッテリーBを有する電源部311と、電源部311から電力供給を受けるとともに、当該電源部311からの印加電圧に応じた速度で回転体250を回転させる駆動機構部6と、ユーザ操作から回転体250の回転速度レベルの入力操作を受ける変速トリガー32Tと、変速トリガー32Tにより入力される回転速度レベルに応じた個数のバッテリーBを、電源部311における3つのバッテリーBから使用対象として選択することで、電源部311から駆動機構部6への印加電圧を段階的に切り替える変速機構部7と、を備える。

Description

本発明は、回転付与装置及び玩具セットに関する。
従来、動力源としてフライホイールを有する玩具車両と着脱可能に構成され、フライホイールに回転を付与して玩具車両を走行させる回転付与装置が知られている。
この回転付与装置は、玩具車両のフライホイールを回転させることで、当該フライホイールに連結された車輪を回転させ、玩具車両を走行させるようになっている。
近年、このような回転付与装置では、ユーザ操作によってフライホイールの回転速度を段階的に切り替えて、発射速度に変化を付けることができるようになっている(例えば特許文献1参照)。
特開2002−89648号公報
しかしながら、特許文献1記載の回転付与装置は、フライホイールを回転させるための駆動機構のギア比を切り替えることで、当該フライホイールの回転速度を段階的に切り替えるようになっているため、ギアなどの部品点数が増えて構造が複雑になってしまい、壊れやすくなってしまう。
本発明はかかる問題に鑑みてなされたものであり、回転速度を変更することができ、かつ、従来よりも壊れ難さを向上させることのできる回転付与装置及び玩具セットを提案することを目的とする。
請求項1記載の発明は、
動力源として回転体を有する玩具が着脱可能に装着され、前記回転体に回転を付与して前記玩具を離脱させる回転付与装置において、
前記玩具を着脱可能に係止する係止部と、
前記係止部による前記玩具の係止状態をユーザ操作に応じて解除する解除スイッチと、
直列に接続して使用可能な複数のバッテリーを有する電源部と、
前記電源部から電力供給を受けるとともに、当該電源部からの印加電圧に応じた速度で前記回転体を回転させる駆動機構部と、
ユーザ操作から前記回転体の回転速度レベルの入力操作を受ける変速スイッチと、
前記変速スイッチにより入力される前記回転速度レベルに応じた個数の前記バッテリーを、前記電源部における前記複数のバッテリーから使用対象として選択することで、前記電源部から前記駆動機構部への印加電圧を段階的に切り替える電圧切替部と、を備え、
前記電圧切替部は、
前記変速スイッチにより入力される前記回転速度レベルを、前記変速スイッチへの操作回数に応じたレベル数だけ、所定の順序で切り替えるとともに、当該回転速度レベルが一巡する毎に、前記複数のバッテリー内で使用対象のバッテリーの選択順序を切り替えることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の回転付与装置において、
前記電圧切替部は、
前記係止部により前記玩具が新たに係止される毎に、
前記複数のバッテリー内で使用対象のバッテリーの選択順序を切り替えるとともに、
前記変速スイッチにより入力されていた前記回転速度レベルをリセットすることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の回転付与装置において、
前記駆動機構部に対する通電の可否を切り替えるメインスイッチを備え、
前記メインスイッチは、
前記係止部が前記玩具を係止しており、かつ、
前記変速スイッチに対してユーザが操作を行っているときに、
前記駆動機構部に対して通電を行わせることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、玩具セットにおいて、
請求項1〜3の何れか一項に記載の回転付与装置と、
前記玩具と、
を備えることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の玩具セットにおいて、
前記玩具は、車両を模した玩具車両であり、
前記回転体は、前記玩具車両の車輪に動力を伝達可能なフライホイールであることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、直列に接続して使用可能な複数のバッテリーを有する電源部と、電源部からの印加電圧に応じた速度で玩具の動力源としての回転体を回転させる駆動機構部と、変速スイッチにより入力される回転速度レベルに応じた個数のバッテリーを、電源部における複数のバッテリーから使用対象として選択することで、電源部から駆動機構部への印加電圧を段階的に切り替える電圧切替部と、が具備されるので、バッテリーの使用個数を変更することで、駆動機構部への印加電圧を切り替え、回転体の回転速度レベルを変更することができる。そして、このように、従来と異なり駆動機構のギア比を切り替えることなく、回転速度レベルを切り替えることができるため、従来よりも壊れ難さを向上させることができる。従って、回転速度を変更することができ、かつ、従来よりも壊れ難さを向上させることができる。また、簡易な構造で回転速度レベルを切り替えることができるため、回転付与装置を低コスト化することができる。更に、従来と比較してギア数を減らして回転速度レベルを切り替えることができるため、ギア間での動力のロスを低減し、従来よりも高回転を付与することができる。
また、請求項1記載の発明によれば、変速スイッチにより入力される回転速度レベルが一巡する毎に、複数のバッテリー内で使用対象のバッテリーの選択順序が切り替えられるので、回転速度レベルが低いときの仕様対象のバッテリーとして特定のバッテリーのみが選択されてしまうのを防止することができる。従って、特定のバッテリーが先に消耗してしまう現象、即ち、いわゆるバッテリーの片減りを防止することができるため、消耗度合いの小さいバッテリーから、消耗度合いの大きいバッテリーに対して充電が行われてしまい、バッテリーに液漏れが生じてしまうのを防止することができる。
請求項2記載の発明によれば、係止部により玩具が新たに係止される毎に、複数のバッテリー内で使用対象のバッテリーの選択順序が切り替えられるので、回転速度レベルが低いときの仕様対象のバッテリーとして特定のバッテリーのみが選択されてしまうのを防止することができる。従って、いわゆるバッテリーの片減りを防止することができるため、消耗度合いの小さいバッテリーから、消耗度合いの大きいバッテリーに対して充電が行われてしまい、バッテリーに液漏れが生じてしまうのを防止することができる。また、係止部により玩具が係止される毎に、変速スイッチにより入力されていた回転速度レベルがリセットされるので、玩具を係止させたときに始めに設定される回転速度レベルにばらつきが生じてしまうのを防止することができる。
請求項3記載の発明によれば、係止部が玩具を係止しており、かつ、変速スイッチに対してユーザが操作を行っているときに、メインスイッチが駆動機構部に対して通電を行わせるので、玩具が係止されていないときや、変速スイッチに対してユーザが操作を行っていないときに駆動機構部に通電が行われてバッテリーが消耗してしまうのを防止することができる。
玩具セットの斜視図である。 玩具車両の内部構成を示す側面図である。 玩具車両の上面図である。 玩具車両の内部構成を示す上面図である。 玩具車両発射装置の内部構成を示す斜視図である。 玩具車両発射装置の内部構成を示す左側面図である。 玩具車両発射装置の内部構成を示す右側面図である。 玩具車両発射装置の内部構成を示す上面図である。 リセット機構部のL字部材を示す図である。 リセット機構部のL字部材を示す図である。 変速機構部の回転盤を示す斜視図である。 変速機構部の回転盤を示す斜視図である。 玩具車両発射装置の回路図である。 バッテリーの選択順序を説明するための図である。 ロータリースイッチを示す図である。 ロータリースイッチの動作を説明するための図である。 ロータリースイッチの動作を説明するための図である。 ロータリースイッチの動作を説明するための図である。 ロータリースイッチの動作を説明するための図である。 ロータリースイッチの動作を説明するための図である。 ロータリースイッチの動作を説明するための図である。 ロータリースイッチの動作を説明するための図である。 ロータリースイッチの動作を説明するための図である。 ロータリースイッチの動作を説明するための図である。 ロータリースイッチの動作を説明するための図である。 ロータリースイッチの動作を説明するための図である。 ロータリースイッチの動作を説明するための図である。 ロータリースイッチの動作を説明するための図である。
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施の形態の一例を詳細に説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
図1は、本実施形態における玩具セット1を示す斜視図である。なお、図1に示した「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」の各方向は、玩具セット1を使用するときにユーザから見た方向である。
この図に示すように、本実施形態における玩具セット1は、玩具車両2と、玩具車両発射装置3とを備えている。
[玩具車両]
玩具車両2は、本実施の形態においては、オートバイを模した玩具であり、図1〜図3Bに示すように、車体20と、2つの車輪21,22とを有している。
車体20は、前後方向に延在するように形成されており、上方に突出して設けられたリアウイングスポイラー200を後端部に有している。
車輪21、22は、少なくとも一部が車体20の下方に突出するよう、車体20の前端,後端に配設されており、左右方向に延在する回転軸を中心として回転するようになっている。
このうち、車体20の前端に配設された車輪21(以下、前輪21とする)の右側面には、図3Bに示すように、前輪21と同軸で、かつ前輪21よりも小径の歯車210が付設されている。
また、車体20の後端に配設された車輪22(以下、後輪22とする)の左右側面には、後輪22と同軸で、かつ後輪22よりも小径の歯車220,221が付設されている。このうち歯車221は、図3Aに示すように、車体20の後端部において上方に露出した状態となっている。
以上の前輪21及び後輪22の間には、図3Bに示すように、フライホイール部25が配設されている。
フライホイール部25は、玩具車両2の動力源として機能する部分であり、左右方向に延在する回転軸を中心として回転する回転体(フライホイール)250を内部に有している。なお、回転体250は、軽量化や安全性の観点からプラスチック製であることが好ましい。
回転体250の左右側面には、回転体250と同軸で、かつ回転体250よりも小径の歯車251,252が付設されている。
このうち、回転体250の右側面に付設された歯車251は、前側歯車機構26を介して、前輪21の歯車210との間で動力を伝津するようになっている。
具体的には、前側歯車機構26は、回転体250の歯車251に歯合した歯車260と、当該歯車260の側面に同軸で設けられて前輪21の歯車210に歯合した歯車261とを有しており、回転体250の歯車251から伝達される動力を、歯車260,261,210の順に伝達するとともに、歯車210から伝達される動力を、歯車261,260,251の順に伝達するようになっている。なお、本実施の形態においては、歯車260は歯車261よりも大径となっている。また、以上の歯車251と、回転体250との間には、図示しない遠心クラッチ(スリッパークラッチ)が設けられており、前輪21と車体20との間に異物が挟まる等して前輪21や歯車210,260,261が回転できない場合には、当該前輪21や歯車210,260,261に対して回転体250を空転させるようになっている。
また、回転体250の左側面に付設された歯車252は、後側歯車機構27を介して、後輪22の歯車220との間で動力を伝達するようになっている。
具体的には、後側歯車機構27は、回転体250の歯車252に歯合した歯車270と、当該歯車270の側面に同軸で設けられて後輪22の歯車220に歯合した歯車271とを有しており、回転体250の歯車252から伝達される動力を、歯車270,271,220の順に伝達するとともに、歯車220から伝達される動力を、歯車271,270,252の順に伝達するようになっている。なお、本実施の形態においては、歯車270は歯車271よりも大径となっている。
[玩具車両発射装置]
玩具車両発射装置3は、着脱可能に装着される玩具車両2の回転体250に回転を付与した後、当該玩具車両2を離脱させて発射する装置であり、図1に示すように、側面視略L字状のハウジング30を備えている。
ハウジング30は、前後方向に延在して設けられたベース部31と、ベース部31の上部に設けられたグリップ部32とを有している。
ベース部31には、開口部310、電源部311及び駆動部312が設けられている。
開口部310は、ベース部31の前端に矩形箱状に設けられており、玩具車両2の後部を収容するようになっている。なお、本実施の形態における開口部310には、玩具車両2をウィリー状態(後輪22のみが接地した状態)と、通常状態(前輪21及び後輪22が接地した状態)との何れの状態でも収容することが可能となっている。そして、ウィリー状態で開口部310に収容された玩具車両2は、玩具車両発射装置3からの発射時にウィリー走行するようになっている。
電源部311は、ベース部31の左側面の後部に設けられており、3本のバッテリーBを内部に収容している。後述の図7Aに示すように、これら3本のバッテリーBは直列に接続して使用可能となっており、これにより電源部311は電圧可変に構成されている。なお、本実施の形態においては、バッテリーBは単3などの乾電池となっている。
駆動部312は、ベース部31の右側面の前部に設けられており、モータMを内部に収容している。
グリップ部32は、ユーザにより片手でグリップされるよう上下方向に延在して設けられている。このグリップ部32の上面には、発射スイッチ32Sが設けられ、グリップ部32の上部前面には、変速トリガー32Tが設けられている。発射スイッチ32Sは、開口部310に収容された玩具車両2の係止状態を解除して玩具車両2を発射するためのスイッチである。変速トリガー32Tは、ユーザから玩具車両2の発射時の走行速度レベル(以下、発射速度レベルとする)の入力操作を受けるためのトリガーである。
以上のハウジング30の内部には、図4に示すように、係止・開放機構部4と、押出機構部5と、駆動機構部6と、変速機構部7と、通電制御機構部9とが配設されている。
<係止・解放機構部>
係止・開放機構部4は、開口部310に収容された玩具車両2を係止した後、ユーザの操作に応じて解放する機構であり、図5Aに示すように、開口部310内に配設された係止爪400を有している。
係止爪400は、前後方向に延在するとともに前端部で下方に湾曲した形状に形成されている。この係止爪400は、本発明における係止部であり、上述の図2に示すように、玩具車両2のリアウイングスポイラー200に係合して、玩具車両2を前方に移動しないよう着脱可能に係止するようになっている。
係止爪400の後端部には、リンク40が固定されている。リンク40は、後方に傾いた状態で配設されており、前後方向に揺動するよう、ハウジング30に固定された軸40Aによって下端部で軸支されるとともに、当該軸40Aよりも上部で係止爪400の後端部に固定されている。
このリンク40の上端部には、軸40Bを介してリンク41が連結されており、これによりリンク40、41は互いに相対回転可能な状態となっている。リンク41は、前方に傾いた状態で配設されており、前後方向に揺動するよう、ハウジング30に固定された軸41Aによって中途部で軸支されるとともに、下端部でリンク40の上端部と連結されている。
このリンク41の下部には、引っ張りバネ41Dの一端が係止されている。この引っ張りバネ41Dは当該一端から前方に向って延在しており、他端がハウジング30に固定されている。これにより、リンク41は、下部が上部よりも前方に位置するよう、つまり後方に傾くように付勢される。
また、リンク41の上端部は後方上側に屈曲して形成され、上述の発射スイッチ32Sを構成している。また、リンク41の上端部には、当該上端部の延在方向に沿ったカム溝41Bが左右方向に貫通して設けられており、このカム溝41Bには、ハウジング30に固定された軸41Cが挿通されている。これにより、発射スイッチ32Sはカム溝41Bの方向、つまりリンク41の上端部の延在方向に沿って、ハウジング30から出没するようになっている。
以上の係止・開放機構部4においては、ユーザが操作をしておらず、かつ、玩具車両2が開口部310に収容されていない状態では、引っ張りバネ41Dがリンク41の下部を前方に付勢することにより、リンク40の上端部が前方に付勢される結果、係止爪400の前端部が下がった状態となる。
次に、玩具車両2が開口部310に収容されると、係止爪400の前端部がリアウイングスポイラー200に係合して、玩具車両2が前方に移動しないよう係止される。
そして、ユーザが発射スイッチ32Sを押圧すると、リンク41の上端部が前方下側に移動する結果、リンク41の下端部が後方に移動し、係止爪400の前端部が上がって係止状態が解除され、玩具車両2が開放される。
<押出機構部>
押出機構部5は、開口部310に収容された玩具車両2を前方に押し出して発射させる機構であり、図4に示すように、ハウジング30の下端に配設された押出部材50を有している。
押出部材50は、平板状の部材であり、前端部に壁部51が立設されている。これにより、押出部材50は、開口部310に玩具車両2が収容されるときに壁部51によって当該玩具車両2の後面に当接しつつ、後方に押し下げられるようになっている。
押出部材50の後端部には、引っ張りバネ50Aの一端が係止されている。この引っ張りバネ50Aは、当該一端よりも前方に向って延在しており、他端がハウジング30に固定されている。これにより、開口部310に収容された玩具車両2は、押出部材50の壁部51によって前方に付勢される。
<駆動機構部>
駆動機構部6は、開口部310に収容され係止された玩具車両2におけるフライホイール部25の回転体250を、電源部311からの印加電圧に応じた速度で回転させる機構であり、上述のモータMを有している。モータMの回転軸には、駆動歯車Kが設けられており、この駆動歯車Kは、開口部310に収容されて係止された玩具車両2における歯車221、即ち後輪22の右側面に付設されて車体20の後端部から上方に露出した歯車と歯合するようになっている。これにより、モータMが回転すると、駆動歯車Kから歯車221に動力が伝達された後、この動力は玩具車両2内で歯車221,220,271,270,252の順に伝達されてフライホイール部25の回転体250に伝達され、玩具車両2が走行するための動力として蓄積されることとなる。
<変速機構部>
変速機構部7は、変速トリガー32Tにより入力される発射速度レベルに応じた個数のバッテリーBを、電源部311における3つのバッテリーB〜Bから使用対象として選択することで、電源部311からモータMへの印加電圧を段階的に切り替える結果、玩具車両2における回転体250の回転速度レベル、つまり玩具車両2の発射速度レベルを段階的に切り替える機構である。この変速機構部7は、ロータリースイッチ70を備えている。
ロータリースイッチ70は、図5A,図5C,図6Bに示すように、左右方向に延在する回転軸を中心として回転する円盤状の回転盤71と、回転盤71の左側面に沿って配設された3つのスイッチSとを有している。
このうち、3つのスイッチSは、図7Aに示すように、互いに直列に接続されて上述の3つのバッテリーBと1対1で対応しており、バッテリーBからモータMへの電力供給の有無を独立に切り替え可能となっている。そして、ONにされたスイッチSに対応する各バッテリーBは、互いに直列に接続された状態となり、モータMに電力を供給するようになっている。これにより、ONにされたスイッチSの個数が増えるに従って、使用対象のバッテリーBの個数が増える結果、モータMへの印加電圧が1.5Vずつ段階的に増加して、モータMの回転速度レベル、ひいては玩具車両2の発射速度レベルが「0」,「Lowスピード」,「Midスピード」,「Highスピード」の順で段階的に増加することとなる。
以下、説明の便宜上、3つのスイッチSのうち、最も上流側のスイッチSをスイッチSとし、2番目に上流側のスイッチSをスイッチSとし、3番目に上流側のスイッチSをスイッチSとする。また、スイッチSによって電力供給の切り替えられるバッテリーBをバッテリーBとし、スイッチSによって電力供給の切り替えられるバッテリーBをバッテリーBとし、スイッチSによって電力供給の切り替えられるバッテリーBをバッテリーBとする。
以上の3つのスイッチS〜Sは、図8Aに示すように、回転盤71の中央部に向くよう配設されている。より詳細には、回転盤71を時計の文字盤に見立てた場合に、スイッチSは6時位置(回転盤71の中心から直下の位置)に、スイッチSは10時位置(回転盤71の中心の直上から反時計回りに60°の位置)に、スイッチSは2時位置(回転盤71の中心の直上から時計回りに60°の位置)にそれぞれ配設されている。
一方、回転盤71における左側面の中央部には、略円柱状の筒状突起部72が突設されている。
筒状突起部72の側周面には、各スイッチSに当接してON/OFFを切り替える12個のスイッチ当接カムCが、当該筒状突起部72の周方向に等間隔、つまり30°間隔で配列されている。以下、説明の便宜上、回転盤71が図8Aの回転位置にあるときの1時位置(回転盤71の中心の直上から時計回りに30°の位置)のスイッチ当接カムCをスイッチ当接カムC、2時位置(回転盤71の中心の直上から時計回りに60°の位置)のスイッチ当接カムCをスイッチ当接カムCとし、以下、同様にして3時位置〜12時位置のスイッチ当接カムCをスイッチ当接カムC〜C12とする。なお、本実施の形態においては、回転盤71の左側面のうち、スイッチ当接カムCの近接位置には、当該回転盤71の回転位置を示すためのマーク71Mが設けられている。
以上の12個のスイッチ当接カムC〜C12のうち、スイッチ当接カムC,C,C,C〜C10は、筒状突起部72の径方向に突出して設けられており、回転盤71の回転によってスイッチSの対向位置(2時位置,6時位置,10時位置)に配設された状態のときに、対向するスイッチSをONにするようになっている。
これに対し、スイッチ当接カムC〜C,C,C11,C12は、筒状突起部72の径方向に窪んで設けられており、回転盤71の回転によってスイッチSの対向位置に配設された状態のときに、対向するスイッチSをOFFにするようになっている。
以上のスイッチ当接カムC及びスイッチSによれば、図8Bや図9A〜図9Lに示すように、回転盤71が30°回転する毎に、発射速度レベルが「0」,「Lowスピード」,「Midスピード」,「Highスピード」の順で切り替えられることとなる。
具体的には、図8Bの1段目や,図9Aに示すように、マーク71Mが12時の位置にあるとき(スイッチ当接カムCが12時の位置にあるとき)には、スイッチSにスイッチ当接カムCが当接し、スイッチSにスイッチ当接カムC11が当接し、スイッチSにスイッチ当接カムCが当接する結果、スイッチS,S,SがOFF,OFF,OFFとなる。このとき、ONのスイッチSの個数、つまり使用対象として選択されるバッテリーBの個数が0となり、モータMへの印加電圧が0Vとなる結果、モータMの回転速度レベル、ひいては玩具車両2の発射速度レベルは「0」となる。
同様に、図8Bの2段目や、図9Bに示すように、マーク71Mが11時の位置にあるとき(スイッチ当接カムCが12時の位置にあるとき)には、スイッチSにスイッチ当接カムCが当接し、スイッチSにスイッチ当接カムC12が当接し、スイッチSにスイッチ当接カムCが当接する結果、スイッチS,S,SがON,OFF,OFFとなる。このとき、ONのスイッチSの個数、つまり使用対象として選択されるバッテリーBの個数が1となり、モータMへの印加電圧が1.5Vとなる結果、モータMの回転速度レベル、ひいては玩具車両2の発射速度レベルは「Lowスピード」となる。
同様に、図8Bの3段目や、図9Cに示すように、マーク71Mが10時の位置にあるとき(スイッチ当接カムCが12時の位置にあるとき)には、スイッチSにスイッチ当接カムCが当接し、スイッチSにスイッチ当接カムCが当接し、スイッチSにスイッチ当接カムCが当接する結果、スイッチS,S,SがON,ON,OFFとなる。このとき、ONのスイッチSの個数、つまり使用対象として選択されるバッテリーBの個数が2となり、モータMへの印加電圧が3.0Vとなる結果、モータMの回転速度レベル、ひいては玩具車両2の発射速度レベルは「Midスピード」となる。
同様に、図8Bの4段目や、図9Dに示すように、マーク71Mが9時の位置にあるとき(スイッチ当接カムCが12時の位置にあるとき)には、スイッチSにスイッチ当接カムC10が当接し、スイッチSにスイッチ当接カムCが当接し、スイッチSにスイッチ当接カムCが当接する結果、スイッチS,S,SがON,ON,ONとなる。このとき、ONのスイッチSの個数、つまり使用対象として選択されるバッテリーBの個数が3となり、モータMへの印加電圧が4.5Vとなる結果、モータMの回転速度レベル、ひいては玩具車両2の発射速度レベルは「Highスピード」となる。
同様に、図8Bの5段目や、図9Eに示すように、マーク71Mが8時の位置にあるとき(スイッチ当接カムCが12時の位置にあるとき)には、スイッチSにスイッチ当接カムC11が当接し、スイッチSにスイッチ当接カムCが当接し、スイッチSにスイッチ当接カムCが当接する結果、スイッチS,S,SがOFF,OFF,OFFとなる。このとき、ONのスイッチSの個数、つまり使用対象として選択されるバッテリーBの個数が0となり、モータMへの印加電圧が0Vとなる結果、モータMの回転速度レベル、ひいては玩具車両2の発射速度レベルは「0」となる。
同様に、図8Bの6段目や、図9Fに示すように、マーク71Mが7時の位置にあるとき(スイッチ当接カムCが12時の位置にあるとき)には、スイッチSにスイッチ当接カムC12が当接し、スイッチSにスイッチ当接カムCが当接し、スイッチSにスイッチ当接カムCが当接する結果、スイッチS,S,SがOFF,OFF,ONとなる。このとき、ONのスイッチSの個数、つまり使用対象として選択されるバッテリーBの個数が1となり、モータMへの印加電圧が1.5Vとなる結果、モータMの回転速度レベル、ひいては玩具車両2の発射速度レベルは「Lowスピード」となる。
同様に、図8Bの7段目や、図9Gに示すように、マーク71Mが6時の位置にあるとき(スイッチ当接カムCが12時の位置にあるとき)には、スイッチSにスイッチ当接カムCが当接し、スイッチSにスイッチ当接カムCが当接し、スイッチSにスイッチ当接カムCが当接する結果、スイッチS,S,SがON,OFF,ONとなる。このとき、ONのスイッチSの個数、つまり使用対象として選択されるバッテリーBの個数が2となり、モータMへの印加電圧が3.0Vとなる結果、モータMの回転速度レベル、ひいては玩具車両2の発射速度レベルは「Midスピード」となる。
同様に、図8Bの8段目や、図9Hに示すように、マーク71Mが5時の位置にあるとき(スイッチ当接カムCが12時の位置にあるとき)には、スイッチSにスイッチ当接カムCが当接し、スイッチSにスイッチ当接カムCが当接し、スイッチSにスイッチ当接カムC10が当接する結果、スイッチS,S,SがON,ON,ONとなる。このとき、ONのスイッチSの個数、つまり使用対象として選択されるバッテリーBの個数が3となり、モータMへの印加電圧が4.5Vとなる結果、モータMの回転速度レベル、ひいては玩具車両2の発射速度レベルは「Highスピード」となる。
同様に、図8Bの9段目や、図9Iに示すように、マーク71Mが4時の位置にあるとき(スイッチ当接カムCが12時の位置にあるとき)には、スイッチSにスイッチ当接カムCが当接し、スイッチSにスイッチ当接カムCが当接し、スイッチSにスイッチ当接カムC11が当接する結果、スイッチS,S,SがOFF,OFF,OFFとなる。このとき、ONのスイッチSの個数、つまり使用対象として選択されるバッテリーBの個数が0となり、モータMへの印加電圧が0Vとなる結果、モータMの回転速度レベル、ひいては玩具車両2の発射速度レベルは「0」となる。
同様に、図8Bの10段目や、図9Jに示すように、マーク71Mが3時の位置にあるとき(スイッチ当接カムC10が12時の位置にあるとき)には、スイッチSにスイッチ当接カムCが当接し、スイッチSにスイッチ当接カムCが当接し、スイッチSにスイッチ当接カムC12が当接する結果、スイッチS,S,SがOFF,ON,OFFとなる。このとき、ONのスイッチSの個数、つまり使用対象として選択されるバッテリーBの個数が1となり、モータMへの印加電圧が1.5Vとなる結果、モータMの回転速度レベル、ひいては玩具車両2の発射速度レベルは「Lowスピード」となる。
同様に、図8Bの11段目や、図9Kに示すように、マーク71Mが2時の位置にあるとき(スイッチ当接カムC11が12時の位置にあるとき)には、スイッチSにスイッチ当接カムCが当接し、スイッチSにスイッチ当接カムCが当接し、スイッチSにスイッチ当接カムCが当接する結果、スイッチS,S,SがOFF,ON,ONとなる。このとき、ONのスイッチSの個数、つまり使用対象として選択されるバッテリーBの個数が2となり、モータMへの印加電圧が3.0Vとなる結果、モータMの回転速度レベル、ひいては玩具車両2の発射速度レベルは「Midスピード」となる。
同様に、図8Bの12段目や、図9Lに示すように、マーク71Mが1時の位置にあるとき(スイッチ当接カムC12が12時の位置にあるとき)には、スイッチSにスイッチ当接カムCが当接し、スイッチSにスイッチ当接カムC10が当接し、スイッチSにスイッチ当接カムCが当接する結果、スイッチS,S,SがON,ON,ONとなる。このとき、ONのスイッチSの個数、つまり使用対象として選択されるバッテリーBの個数が3となり、モータMへの印加電圧が4.5Vとなる結果、モータMの回転速度レベル、ひいては玩具車両2の発射速度レベルは「Highスピード」となる。
ここで、以上のようにスイッチS〜SのON/OFFが切り替えられることによってモータMの回転速度レベル(玩具車両2の発射速度レベル)が「Lowスピード」,「Midスピード」,「Highスピード」の順で増加するときに、バッテリーB〜Bの選択順序としては、図7Bに示すように、3つのパターンが存在する。即ち、1つ目のパターン(以下、パターンIとする)は、バッテリーB,B,Bの順にバッテリーBを選択するパターンである(図8Bの2〜4段目を参照)。2つ目のパターン(以下、パターンIIとする)は、バッテリーB,B,Bの順にバッテリーBを選択するパターンである(図8Bの6〜8段目を参照)。3つ目のパターン(以下、パターンIIIとする)は、バッテリーB,B,Bの順にバッテリーBを選択するパターンである(図8Bの10〜12段目を参照)。そして、これら3つのパターンは、モータの回転速度レベル(玩具車両2の発射速度レベル)が一巡する毎に、パターンI,パターンII,パターンIII,パターンI,…の順で繰返し使用されるようになっている。これにより、モータの回転速度レベル(玩具車両2の発射速度レベル)が一巡する毎に、3つのバッテリーB〜B内での使用対象のバッテリーBの選択順序が切り替えられることとなる。
以上の回転盤71の右側面の外周縁には、図6Aに示すように、回転盤71を爪歯車として機能させるための12個の歯Hが、時計周り方向に深くなるよう(回転盤71の左側面側に近接するよう)、周方向に等間隔、つまり30°間隔に凹設されている。
この回転盤71の前方上側には、図5B,図5Cに示すように、前方に傾いた状態でリンク76が配設されている。リンク76は、前後方向に揺動するよう上述の軸41Aによって中途部で軸支されている。
リンク76の上端部は前方に屈曲して形成され、上述の変速トリガー32Tを構成している。また、リンク76の上端部には、当該上端部の延在方向に沿ったカム溝76Bが左右方向に貫通して設けられており、このカム溝76Bには、ハウジング30に固定された軸76Cが挿通されている。これにより、変速トリガー32Tはカム溝76Bの方向、つまりリンク76の上端部の延在方向に沿って、ハウジング30から出没するようになっている。
一方、リンク76の下端部は下方に屈曲して形成されており、この下端部には、概ね上下方向に沿ったカム溝76Dが左右方向に貫通して設けられており、このカム溝76Dには、ハウジング30に固定された軸76Eが挿通されている。これにより、リンク76の下端部はカム溝76Dの方向、つまり上下方向に往復運動を行うようになっている。
また、リンク76の下部には、引っ張りバネ76Gの一端が係止されている。この引っ張りバネ76Gは当該一端から後方上側に向って延在しており、他端がハウジング30に固定されている。これにより、リンク76は、下部が上部よりも上方に位置するよう、つまり前方に傾くように付勢される。
また、リンク76の下部右側面には、左右方向に揺動可能な状態で爪75が連結されている。
この爪75は、図示しないバネによって左方向へ付勢されるとともに、リンク76の下部と一体的に上下方向に往復運動を行うようになっており、回転盤71の右側面における12個の歯Hのうち、2時位置の歯Hに右側方から当接するよう配設されている。
そして、この爪75は、ユーザが変速トリガー32Tを押圧してリンク76の下端部が下方に移動したときに、当該下端部に追従して下方に移動し、回転盤71の右側面における12個の歯Hのうち、当該爪75に当接している2時位置の歯Hを所定長さだけ押し下げる結果、回転盤71を30°だけ(回転盤71の左側面におけるスイッチ当接カムCの1つ分だけ)回転させるようになっている。これにより、変速トリガー32Tの操作によって入力される発射速度レベルは、変速トリガー32Tへの操作回数に応じたレベル数だけ、「0」,「Lowスピード」,「Midスピード」,「Highスピード」の順で切り替えられることとなる。
一方、ユーザが変速トリガー32Tの押圧を止め、リンク76が引っ張りバネ76Gによって元の位置に戻ると、爪75は右方向に揺動しつつリンク76の下端部に追従して上方に移動し、改めて2時位置の歯Hに当接するよう配設される。
ここで、本実施の形態においては、以上の変速機構部7は、玩具車両2の発射速度レベルをリセットするためのリセット機構部8を有している。
このリセット機構部8は、玩具車両2が新たに開口部310に収容され係止される毎に、入力済みの発射速度レベルを「0」にリセットする機構であり、図5Bに示すように、上述の回転盤71の右側面における歯Hの内側に、3つの突起Tを有している。
これら3つの突起Tは、回転盤71の周方向に等間隔(120°ごと、つまり回転盤71の左側面におけるスイッチ当接カムCの4つ分ごと)に凸設されており、回転盤71に追従して回転するようになっている。これら突起Tの回転軌道上には、前面視略L字上のL字部材52が配設されている。
L字部材52は、上述の押出機構部5における押出部材50の右側部上に配設されており、図5Dに示すように、上述の引っ張りバネ50Aと対向するよう押出部材50の上面に載置された矩形板状のベース部分52Aと、ベース部分52Aの右側部から立ち上がるように設けられた矩形板状の立ち上がり部分52Bとを有している。このうち、立ち上がり部分52Bは、図5Cに示すように、後側から前側へ向って厚さ(左右方向の幅)が小さくなるよう形成されている。図5D,図5Eに示すように、これらのベース部分52A及び立ち上がり部分52Bで形成される角部分には、前後方向に延在する軸500が挿通されており、これによりL字部材52は、軸500を中心として左右方向に揺動可能となっている。
そして、以上のL字部材52は、開口部310に玩具車両2が収容され、係止爪400が玩具車両2を係止するまで押出部材50が後方に押し下げられるときには、押出部材50に追従して後方に移動しつつ、立ち上がり部分52Bの後端面によって回転盤71の突起Tに当接して当該突起Tを押し下げる結果、上述のスイッチ当接カムC,C,Cの何れかが12時位置に来るまで回転盤71を回転させるようになっている。これにより、玩具車両2が新たに開口部310に収容され係止される毎に、入力済みの発射速度レベルが「0」にリセットされるとともに、3つのバッテリーB〜B内での使用対象のバッテリーBの選択順序が上述のパターンI,パターンII,パターンIII,パターンI,…の順に切り替えられることとなる。
一方、その後、回転盤71が回転して突起Tが立ち上がり部分52Bに前方から当接するときには、L字部材52が右方向に傾斜して当該突起Tを後方に通過させるようになっている。但し、L字部材52の重心は軸500よりも左側にあり、かつ、ベース部分52Aは引っ張りバネ50Aと対向しているため、上述の図5Eに示すように、L字部材52が右方向に傾斜し、ベース部分52Aの左側部が押出部材50から浮き上がった場合には、ベース部分52Aが引っ張りバネ50Aにより下方に押し戻され、L字部材52は元の状態、つまりベース部分52Aが押出部材50に載置された状態に戻る。
<通電制御機構部>
通電制御機構部9は、上述の図7Aに示すように、モータMに対する通電の可否を切り替えるメインスイッチ90を備えている。
このメインスイッチ90は、図4,図5A〜図5Cに示すように、開口部310の上部で概ね水平に配設された板状部材91によって下方から支持されており、前方に傾いて配設された上述のリンク76の下方に位置している。
板状部材91の右後端の下部には、側面視略L字状のL字部材92が固定されている。このL字部材92は、板状部材91の右後端の下部から下方に垂下して配設されるとともに、当該板状部材91とは反対側の端部において前方に湾曲し、開口部310内の玩具車両2に下面で当接するようになっている。また、このL字部材92は、前後方向に揺動するよう、ハウジング30に固定された軸(図示せず)によって中途部で軸支されている。
これにより、L字部材92は、開口部310内に玩具車両2が収容されるときに、玩具車両2の車体20によって下端部が前側上方に押し上げられる結果、リンク76の前面のうち、軸41Aよりも下側の領域に板状部材91を近接させるようになっている。このとき、板状部材91上のメインスイッチ90は、リンク76が揺動するときに当該リンク76の下端部によって押圧される状態(以下、押圧待機状態とする)となる。そして、メインスイッチ90が押圧待機状態となっているときには、変速トリガー32Tに対してユーザが押圧操作を行うと、当該変速トリガー32Tと一体化されているリンク76の下部前面が板状部材91上のメインスイッチ90を押圧してONにし、モータMに対して通電が行われる。
なお、本実施の形態においては、ロータリースイッチ70が回転しない程度、つまり変速機構部7により電圧が切り替えられない程度にユーザが変速トリガー32Tに押圧操作を行った場合でも、リンク76の下端部によってメインスイッチ90が押圧され、モータMに通電が行われるようになっており、これにより、ユーザは発射速度レベルを切り替えることなく、自動車のエンジンをふかすようにモータMを回転させることが可能となっている。
[玩具セットの使用方法]
続いて、玩具セット1の使用方法について説明する。
まず、ユーザが玩具車両2を開口部310に収容すると、係止爪400の前端部がリアウイングスポイラー200に係合して、玩具車両2が前方に移動しないよう係止される。
また、このとき押出部材50が玩具車両2によって後方に押し下げられる結果、玩具車両2は引っ張りバネ50Aによって前方に付勢された状態となる。
また、このとき押出部材50に追従してL字部材52が後方に移動し、回転盤71の突起Tを後方に押し下げる結果、スイッチ当接カムC,C,Cの何れかが12時位置に来るまで回転盤71が回転する。これにより、既に変速トリガー32Tによって入力されていた発射速度レベルが「0」にリセットされるとともに、3つのバッテリーB内での使用対象のバッテリーBの選択順序が上述のパターンI,パターンII,パターンIIIの何れかに切り替えられる。より具体的には、前回、玩具車両2が収容されていたときにバッテリーBの選択順序が最終的にパターンIであったときにはパターンIIに切り替えられる。同様に、前回の選択順序が最終的にパターンIIであったときにはパターンIIIに切り替えられ、前回の選択順序が最終的にパターンIIIであったときにはパターンIに切り替えられる。
更に、このときL字部材92の下端部が玩具車両2の車体20によって前側上方に押し上げられる結果、板状部材91がリンク76の前面下側の領域に近接する。これにより、板状部材91上のメインスイッチ90は押圧待機状態となる。
次に、ユーザが変速トリガー32Tを押圧し始めると、変速トリガー32Tと一体化されているリンク76の下端部によってメインスイッチ90が押圧され、モータMに通電が行われる。但し、このとき入力されている発射速度レベルは「0」であり、使用対象のバッテリーB〜Bの個数が0、モータMへの印加電圧が0Vであるので、モータMは回転しない。
次に、ユーザが変速トリガー32Tを完全に押圧すると、リンク76の下部に追従して爪75が回転盤71における2時位置の歯Hを所定長さだけ押し下げる結果、回転盤71が30°だけ回転する。これにより、使用対象のバッテリーB〜Bの個数が1、モータMへの印加電圧が1.5Vとなり、発射速度レベルが「Lowスピード」に切り替えられ、モータMが低速で回転する。そして、モータMが回転すると、駆動歯車Kから歯車221に動力が伝達された後、この動力は玩具車両2内で歯車221,220,271,270,252の順に伝達されてフライホイール部25の回転体250に伝達され、玩具車両2が走行するための動力として蓄積される。
次に、ユーザが変速トリガー32Tの押圧を止めると、リンク76が引っ張りバネ76Gによって元の位置に戻り、爪75が右方向に揺動しつつリンク76の下端部に追従して上方に移動し、改めて2時位置の歯Hに当接するよう配設される。また、このときメインスイッチ90は再び押圧待機状態となり、モータMへの通電が停止する。
次に、ユーザが変速トリガー32Tを押圧し始めると、リンク76の下端部によってメインスイッチ90が押圧され、モータMに通電が行われる。このとき、入力されている発射速度レベルは「1」であり、使用対象のバッテリーB〜Bの個数が1、モータMへの印加電圧が1.5Vであるので、モータMが低速で回転する。そして、モータMが回転すると、上記と同様にして、その動力はフライホイール部25の回転体250に伝達され、玩具車両2が走行するための動力として蓄積される。
次に、ユーザが変速トリガー32Tを完全に押圧すると、上記と同様にして、使用対象のバッテリーB〜Bの個数が2、モータMへの印加電圧が3.0Vとなり、発射速度レベルが「Midスピード」に切り替えられ、モータMが中速で回転する。そして、モータMが回転すると、その動力がフライホイール部25の回転体250に伝達され、玩具車両2が走行するための動力として蓄積される。
次に、ユーザが変速トリガー32Tの押圧を止め、改めて完全に押圧すると、上記と同様にして、使用対象のバッテリーB〜Bの個数が3、モータMへの印加電圧が4.5Vとなり、発射速度レベルが「Highスピード」に切り替えられ、モータMが高速で回転する。そして、モータMが回転すると、その動力がフライホイール部25の回転体250に伝達され、玩具車両2が走行するための動力として蓄積される。
次に、ユーザが変速トリガー32Tの押圧を止め、改めて完全に押圧すると、上記と同様にして、使用対象のバッテリーB〜Bの個数が0、モータMへの印加電圧が0Vとなり、発射速度レベルが「0」に切り替えられ、モータMは回転しない。
以降、同様にして、ユーザが変速トリガー32Tを完全に押圧すると、その操作回数に応じて、使用対象のバッテリーB〜Bの個数が1、2、3、または0となってモータMへの印加電圧が1.5V,3.0V,4.5V,または0Vとなり、発射速度レベルが「Lowスピード」,「Midスピード」,「Highスピード」,「0」の順に切り替えられ、モータMが発射速度レベルに応じて回転または停止し、モータMが回転するときには、その動力がフライホイール部25の回転体250に伝達され、玩具車両2が走行するための動力として蓄積される。但し、このとき変速トリガー32Tから入力された発射速度レベルが一巡して「0」になる毎に、複数のバッテリーB〜B内で使用対象のバッテリーBの選択順序がパターンI〜パターンIIIの順に切り替えられる。
そして、ユーザが発射スイッチ32Sを押圧すると、玩具車両2の係止状態が解除されて玩具車両2が開放され、押出部材50の壁部51によって前方に押し出されつつ、フライホイール部25における回転体250の回転速度レベルに応じて走行し、玩具車両発射装置3から発射される。
以上に示したように、本実施の形態における玩具セット1によれば、直列に接続して使用可能な複数のバッテリーBを有する電源部311と、電源部311からの印加電圧に応じた速度で玩具車両2の回転体250を回転させる駆動機構部6と、変速トリガー32Tにより入力される発射速度レベルに応じた個数のバッテリーBを電源部311における3つのバッテリーB〜Bから使用対象として選択することで、電源部311から駆動機構部6への印加電圧を段階的に切り替える変速機構部7と、が具備されるので、バッテリーBの使用個数を変更することで、駆動機構部6への印加電圧を切り替え、玩具車両2の発射速度レベル、つまり回転体250の回転速度レベルを変更することができる。そして、このように、従来と異なり駆動機構のギア比を切り替えることなく、回転速度レベルを切り替えることができるため、従来よりも壊れ難さを向上させることができる。従って、回転速度を変更することができ、かつ、従来よりも壊れ難さを向上させることができる。また、簡易な構造で回転速度レベルを切り替えることができるため、玩具車両発射装置3を低コスト化することができる。更に、従来と比較してギア数を減らして回転速度レベルを切り替えることができるため、ギア間での動力のロスを低減し、従来よりも高回転を付与することができる。
また、変速トリガー32Tにより入力される発射速度レベル(回転速度レベル)が一巡する毎に、複数のバッテリーB内で使用対象のバッテリーBの選択順序が切り替えられるので、発射速度レベルが低いときに特定のバッテリーBのみが選択されてしまうのを防止することができる。従って、特定のバッテリーBが先に消耗してしまう現象、即ち、いわゆるバッテリーBの片減りを防止することができるため、消耗度合いの小さいバッテリーBから、消耗度合いの大きいバッテリーBに対して充電が行われてしまい、バッテリーBに液漏れが生じてしまうのを防止することができる。
また、係止爪400により玩具車両2が新たに係止される毎に、複数のバッテリーB内で使用対象のバッテリーBの選択順序が切り替えられるので、発射速度レベルが低いときの仕様対象のバッテリーBとして、特定のバッテリーBのみが選択されてしまうのを防止することができる。従って、いわゆるバッテリーBの片減りを防止することができるため、消耗度合いの小さいバッテリーBから、消耗度合いの大きいバッテリーBに対して充電が行われてしまい、バッテリーBに液漏れが生じてしまうのを防止することができる。また、係止爪400により玩具車両2が係止される毎に、変速トリガー32Tにより入力されていた発射速度レベルがリセットされるので、玩具車両2を係止させたときに始めに設定される発射速度レベルにばらつきが生じてしまうのを防止することができる。
また、係止爪400が玩具車両2を係止しており、かつ、変速トリガー32Tに対してユーザが操作を行っているときに、メインスイッチ90が駆動機構部6のモータMに対して通電を行わせるので、玩具車両2が係止されていないときや、変速トリガー32Tに対してユーザが操作を行っていないときにモータMに通電が行われてバッテリーBが消耗してしまうのを防止することができる。
また、変速機構部7により電圧が切り替えられない程度にユーザが変速トリガー32Tに押圧操作を行った場合でも、メインスイッチ90が押圧され、モータMに通電が行われるので、発射速度レベルを切り替えることなく、自動車のエンジンをふかすようにモータMを回転させることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、適宜変更・改良が可能であることはもちろんである。
例えば、上記の実施形態においては、本発明における玩具を玩具車両2とし、動力源としての回転体をフライホイール部25の回転体250として説明したが、本発明における玩具をベーゴマなどの独楽とし、動力源としての回転体を独楽自体としても良い。また、本発明に係る回転付与装置を玩具車両発射装置とし、玩具車両2の回転体250に回転を付与して玩具車両2を発射させることとして説明したが、独楽に回転を付与して当該独楽を離脱させる装置としても良い。
以上のように、本発明は、動力源として回転体を有する玩具が着脱可能に装着され、回転体に回転を付与して玩具を離脱させる回転付与装置に適している。
1 玩具セット
2 車両玩具(玩具)
3 玩具発射装置(回転付与装置)
6 駆動機構部
7 変速機構部(電圧切替部)
32S 発射スイッチ(解除スイッチ)
32T 変速トリガー(変速スイッチ)
40 系止部
90 メインスイッチ
250 回転体
311 電源部
B バッテリー

Claims (5)

  1. 動力源として回転体を有する玩具が着脱可能に装着され、前記回転体に回転を付与して前記玩具を離脱させる回転付与装置において、
    前記玩具を着脱可能に係止する係止部と、
    前記係止部による前記玩具の係止状態をユーザ操作に応じて解除する解除スイッチと、
    直列に接続して使用可能な複数のバッテリーを有する電源部と、
    前記電源部から電力供給を受けるとともに、当該電源部からの印加電圧に応じた速度で前記回転体を回転させる駆動機構部と、
    ユーザ操作から前記回転体の回転速度レベルの入力操作を受ける変速スイッチと、
    前記変速スイッチにより入力される前記回転速度レベルに応じた個数の前記バッテリーを、前記電源部における前記複数のバッテリーから使用対象として選択することで、前記電源部から前記駆動機構部への印加電圧を段階的に切り替える電圧切替部と、を備え、
    前記電圧切替部は、
    前記変速スイッチにより入力される前記回転速度レベルを、前記変速スイッチへの操作回数に応じたレベル数だけ、所定の順序で切り替えるとともに、当該回転速度レベルが一巡する毎に、前記複数のバッテリー内で使用対象のバッテリーの選択順序を切り替えることを特徴とする回転付与装置
  2. 請求項1記載の回転付与装置において、
    前記電圧切替部は、
    前記係止部により前記玩具が新たに係止される毎に、
    前記複数のバッテリー内で使用対象のバッテリーの選択順序を切り替えるとともに、
    前記変速スイッチにより入力されていた前記回転速度レベルをリセットすることを特徴とする回転付与装置
  3. 請求項1又は2の何れか一項に記載の回転付与装置において、
    前記駆動機構部に対する通電の可否を切り替えるメインスイッチを備え、
    前記メインスイッチは、
    前記係止部が前記玩具を係止しており、かつ、
    前記変速スイッチに対してユーザが操作を行っているときに、
    前記駆動機構部に対して通電を行わせることを特徴とする回転付与装置
  4. 請求項1〜3の何れか一項に記載の回転付与装置と、
    前記玩具と、
    を備えることを特徴とする玩具セット
  5. 請求項4記載の玩具セットにおいて、
    前記玩具は、車両を模した玩具車両であり、
    前記回転体は、前記玩具車両の車輪に動力を伝達可能なフライホイールであることを特徴とする玩具セット
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