JP5307558B2 - コア間カップリングを備えたマルチコアフォトニックバンドギャップファイバ - Google Patents

コア間カップリングを備えたマルチコアフォトニックバンドギャップファイバ Download PDF

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Description

優先権主張
この出願は、引用によってその全体が本願明細書に援用される、2006年3月2日に出願された米国仮特許出願第60/778,229号の利益を主張する。
発明の背景
発明の分野
この出願は、概してフォトニックバンドギャップファイバを利用する光学装置に関する。
関連技術の説明
フォトニック結晶ファイバは近年大きな関心を集め、開発の主題であった。(たとえば、「光ファイバ技術(Optical Fiber Technology)」の5巻(1999年)305−330頁、J.ブロエン(J.Broeng)らの「フォトニック結晶ファイバ:新しいクラスの光導波路(Photonic crystal fibers:A new class of optical waveguides)、「光学材料(Optical Materials)」11巻(1999年)143−151頁、J.C.ナイト(J.C. Knight)らの「光ファイバ物理学としてのフォトニック結晶および応用例(Photonic crystals as optical fibers-physics and applications)」、カリフォルニア州サンディエゴ(San Diego, CA)での「光ファイバ通信会議(Optical Fiber Communications conference)」(1999年)のR.S.ウィンドラー(R.S.Windeler)らの「シリカ/空気のマイクロ構造化したファイバ:特性と応用例(Silica-air microstructured fibers: Properties and applications)」など参照)。光学非線形性が低く温度安定度が十分であることを含む独特の特性のために、中空コアフォトニックバンドギャップファイバ(PBF)には、センサおよび運搬システムとして興味ある応用例がある。(たとえば、「光学エキスプレス」(Optics Express)13巻(2005年)6669−6684頁のV.ダンギ(V.Dangui)らの「空気ガイド型フォトニックバンドギャップファイバにおける基本モードの温度に対する位相感度(Phase sensitivity to temperature of the fundamental mode in air-guiding photonic-bandgap fibers)」、「SPIEの進行(Proceeding of SPIE)−光ファイバセンサに関する国際光工学協会第17回国際会議(The International Society for Optical Engineering, 17th International Conference on Optical Fibre Sensor)」OFS−17の5855巻(2003年)198−200頁のH.K.キム(H.K.Kim)らの「エアコア型フォトニックバンドギャップファイバを用いる光ファイバジャイロスコープ(Fiber-optic gyroscope using an air-core photonic-bandgap fiber)など参照)。さらに、中空コアのPBFにおける伝搬ロスはコア材料によって限定されず、伝搬ロスが極めて低くなり得ることが期待される。中空コアは、所望の光と物質の相互作用を生成するように、空気もしくは他の気体または気体の組合せによって満たされることができる。より進んだ研究および改善において、中空コアのPBFは、光通信リンクにおいて従来のファイバを十分に置換することができる。
これらの応用例のファイバ回路の中で最も重要な部品の一つは、光ファイバカプラである。中空コアのPBFを利用するファイバ回路は、従来の(すなわちソリッドコアの)ファイバカプラを用いて容易に組立てることができ、それは中空コアのPBFに突合せ結合(butt-coupled)されるか、または接合される(spliced)ことができる。しかしながら、この手法はさまざまな欠点を有する。突合せ接合される接合点はしばしば十分な機械的
安定性を与えず、異なるファイバの接合は著しい量の後方反射および関連の損失を導入しかねず、また製作が幾分困難である。さらに、従来のファイバカプラを使用することにより、ある長さのソリッドコアファイバが中空コアのファイバ回路に導入され、それによって、ファイバ回路に再び分散と非線形性とを導入し、中空コアのPBFを用いる利益のいくらかが否定される。
これらの効果が不利益になり得る応用例には、蛍光画像のためのパルス歪みがない高ピークの電力パルスの中空コアのPBFによる送信(たとえば「光学エキスプレス(Optics
Express)」11巻(2003年)2832−2837頁のT.P.ハンゼンらによる「極めて分散的なエアコア型フォトニックバンドギャップファイバを用いた全ファイバチャープパルス増幅(All-fiber chirped pulse amplification using highly-dispersive air-core photonic bandgap fiber)」参照)を含むがこれに限定されず、中空コアのPBFジャイロスコープにおいては、(たとえば、「エレクトロニクスレター(Electronics Letters)」16巻(1980年)260−261頁のR.A.ベール(R.A.Bergh)らによる「単一モードの光ファイバ方向性カプラ(Single-mode Fibre Optic Directional Coupler)、「エレクトロニクスレター(Electronics Letters)」21巻(1985年)1064−1065頁のJ.V.ライト(J.V.Wright)の「融合されたテーパ状カプラの変分解析(Variational Analysis of Fused Tapered Couplers)」参照)カー効果(Kerr effect)が有利に最小限にされ、ソリッドコアファイバの付加的な長さが回避される。
発明の概要
一定の実施例ではオプティカルカプラが与えられる。オプティカルカプラは、第1の光学ポート、第2の光学ポート、第3の光学ポートおよび第4の光学ポートを含む。オプティカルカプラはさらに、クラッドと、第1のコアと、第2のコアとを含むフォトニックバンドギャップファイバを含む。クラッドは、クラッド内に第1の屈折率を備えた材料および領域を含む。領域は第1の屈折率よりも小さい第2の屈折率を有する。第1のコアは実質的にクラッドに囲まれる。第1のコアは第1の光学ポートおよび第2の光学ポートに光学的に結合される。第2のコアは実質的にクラッドに囲まれる。第2のコアは第3の光学ポートおよび第4の光学ポートに光学的に結合される。第1のコアの少なくとも一部は、第1のコアが第2のコアに光学的に結合されるように、第2のコアの少なくとも一部にほぼ平行であってそこから間隔を置かれる。第1のコア、第2のコアまたは第1のコアおよび第2のコアのいずれもが中空である。
一定の実施例では、フォトニックバンドギャップファイバを用いる方法が与えられる。この方法は、クラッドと、第1のコアと、第2のコアとを含むフォトニックバンドギャップファイバを与えるステップを含む。クラッドはクラッド内に第1の屈折率を備えた材料および領域を含む。領域は第1の屈折率よりも小さい第2の屈折率を有する。第1のコアは実質的にクラッドに囲まれる。第2のコアは実質的にクラッドに囲まれる。第1のコアは、第1のコアが第2のコアに光学的に結合されるように第2のコアから間隔を置かれる。この方法はさらに、第1のコアと第2のコアとの間で光を結合するステップを含む。
好ましい実施例の詳細な説明
図1Aは、本願明細書に記載された一定の実施例に従う例としてのオプティカルカプラ100を概略的に示す。オプティカルカプラ100は、第1の光学ポート110、第2の光学ポート120、第3の光学ポート130および第4の光学ポート140を含む。オプティカルカプラ100はさらに、クラッド160と、第1のコア170と、第2のコア1
80とを含む、2コアのフォトニックバンドギャップファイバ(PBF)150を含む。第1のコア170は、第1の光学ポート110および第2の光学ポート120に光学的に結合される。第2のコア180は、第3の光学ポート130および第4の光学ポート140に光学的に結合される。一定の実施例では、第1の光学ポート110は第1のコア170の第1の部分を含み、第2の光学ポート120は第1のコア170の第2の部分を含む。一定の実施例では、第3の光学ポート130は第2のコア180の第1の部分を含み、第4の光学ポート140は第2のコア180の第2の部分を含む。当業者は、本願明細書に記載した実施例に従って2コアのPBFを光学システムの他の部分に接合したり突合せ結合したりするための適切な手段または技術を特定することができる。
2つの中空コアのフォトニックバンドギャップファイバ(PBF)は、ソリッドコアファイバを結合するために開発されたのと同じ技術を用いることにより、互いに結合されることができる。たとえば、一定の実施例において、より完全に下記に記載されるように、2コアのPBFカプラは2つの中空コアで製作することができ、各々が実質的にクラッドに囲まれる。一定の他の実施例では、中空の2コアのPBFカプラを製作するために他の技術を用いることができる。他の技術とは、磨いた中空コアPBFを並べて結合すること(side-by-side coupling)、2つの中空コアPBFをともに融合すること、およびマイクロ光学ビームスプリッタを利用することを含むが、これらに限定されない。図1Bは、シリカブロック上に取付けられた2つの中空コアのPBF102、104をサイドポリッシュ(side polish)することによって形成される例としてのファイバカプラ100を概略的に示す。中空コアPBF102、104の両方をともに位置決めするためにマイクロポジショナを用いることができ、PBF102、104の距離および/または角度の制御によって調整可能な装置を製作することができる。
図1Cは、2コアのPBF150の長手軸にほぼ直交する面における2コアのPBF150の断面図を概略的に示す。クラッド160はクラッド160内に第1の屈折率を備えた材料162および領域164を含む。領域164は、第1の屈折率よりも小さい第2の屈折率を有する。図1Bが領域164のすべてを示すわけではない。一定の実施例では、第1のコア170および第2のコア180は実質的に互いに同一である(たとえば双子コアのPBF)。
一定の実施例では材料162はシリカを含む一方で、一定の他の実施例では材料162は別の固形材料または複数の固形材料(たとえばカルコゲニドなどの高屈折率ガラス、またはPMMAなどのポリマ)を含む。一定の実施例では、第1のコア170および第2のコア180の少なくとも1つまたは両方が中空である。一定の実施例では領域164が中空である。本願明細書で用いられるように、用語「中空」は、空の、またはガス状材料で満たされた、という意味を含む、最も広い意味で用いられる。たとえば、一定の実施例の第1のコア170、第2のコア180および領域164は、ガス状の第2の材料(たとえば空気)で満たされ、それは、気圧でも、より高圧でも、またはより低圧(たとえば真空)でもよい。
クラッド160の領域164のさまざまな形状およびパターンは、本願明細書に記載された一定の実施例と互換性を有する。図1Bによって概略的に示されるように、領域164は円形の断面(半径ρ)を有し得るが、これらの領域164は他の形状(たとえば、楕円、六角形、非幾何学的形状、非対称形状)もまた本願明細書に記載された一定の実施例と互換性を有する。図1Bによって概略的に示されるように、領域164は各々それぞれの中心を有し、隣接する領域164同士は中心間距離Λだけ離れて間隔を置かれる。一定の実施例では、クラッド160の領域164は、2コアのPBF150の長手軸に沿って円筒状に延在する。一定の実施例では、領域164は互いにほぼ同一であり、周期的な三角形のパターンになっている。さらに、領域164は、他のパターン(たとえば六角形の
パターン、正方形のパターン、非周期的なパターンなど)になっていてもよい。
一定の実施例では、図1Bによって概略的に示されるように、コア170、180の1つまたは両方が円形の断面(半径R)を有する。しかしながら、第1のコア170および第2のコア180の他の断面の形状もまた、本願明細書に記載された一定の実施例と互換性を有する。一定の実施例では、第1のコア170および第2のコア180は各々それぞれの中心を有し、これらの中心は、クラッド160の領域164の格子ベクトルに沿って隔たっている。コア170、180が2つの領域164の中心にあるような一定の実施例において、コアからコアへの隔たりdは結晶空間周期Λの倍数であり、すなわちd=mΛ、ここでmは整数である。一定のこのような実施例において、整数mは偶数である一方、一定の他の実施例では整数mは奇数である。
第1および第2の屈折率は、一定の実施例において、コア170、180の各々がフォトニックバンドギャップの効果を介して導波モードをサポートするように選択されている。これは、領域164の第2の屈折率が材料162の第1の屈折率より小さく、これらの屈折率の差異が導波モードをサポートするのに十分に大きいことを示唆する。一定の実施例ではコア170、180のいずれもがコアリングを含まない一方で、一定の他の実施例では第1のコア170および第2のコア180の1つまたは両方がコアリングを含む。
第1のコア170と第2のコア180との間のカップリングは一般に、結合モードまたは正規モード理論(normal-mode theory)のいずれかによって記載することができる。結合モード理論では、光が第1のコア170の基本モード(fundamental mode)に入ると、光のエバネセントフィールド(evanescent field)は隣接した第2のコア180に延在して第2のコア180の基本モードを励起し、それが結果として第2のコア180に徐々に伝わる光のエネルギを生じる。
正規モード理論では、構造は2コアの導波管として見られ、それは4つの非縮退の固有モード(non-degenerate eigenmodes)をサポートする:2つの直交する直線偏光の各々についての偶数(または対称)モードおよび奇数(または非対称)モードである。所与の偏光の光がコア170、180のうち1つに入ると、それはこの偏光の偶数モードおよび奇数モードをほとんど等しいパワーで励起する。これらの非縮退の2つのモードはファイバに沿って伝搬しながら異なる位相速度を有するので、位相シフトを蓄積する。結合長またはビート長と呼ばれる一定の長さの後、この位相シフトはπラジアンに達するので、2つのモードは互いから位相がずれて、元のコアにおいて弱め合い干渉し、かつ他方のコアにおいて強め合い干渉する。このように、ビート長においては、光のエネルギは1つのコアから別のコアに結合される。ビート長が偶数モードと奇数モードとの間の実効屈折率不一致の逆数に比例することが示され得る。
2コアのPBF構造のカップリング特性をモデル化するために、数値シミュレータを用いて、2つのコア170および180にサポートされる2つの基本固有モードの実効屈折率を計算することができる。スタンフォードフォトニックバンドギャップファイバ(Stanford Photonic Bandgap Fiber)(SPBF)コードを用いて実行されるこのような数値シミュレーションは、より完全に下記に記載される。数値シミュレーションは、任意の屈折率プロフィールのファイバの4つの基本固有モードの実効屈折率、電界および磁界を素早く正確に計算するために、行列形式のベクトルの横軸磁界方程式を解くための有限差分法を用いた。(たとえば、カリフォルニア州アナハイム(Anaheim, CA)(2005年)の「光ファイバ会議技術要説(Optical Fiber Conference Technical Digest)」のV.ダンギ(V.Dangui)らによる「フォトニックバンドギャップファイバのモード特性をモデル化するための高速かつ正確な数値ツール(A fast and accurate numerical tool to model the mode properties of photonic-bandgap fibers)参照)。2コアのPB
F構造の四分円の1つのみがモデル化され、他の四分円におけるフィールドが対称に再構築された。コードの境界条件としては、すべてのフィールドがシミュレーション領域外でゼロであることを課した。コードは、Λ/50のステップサイズおよび(1つの四分円について)11Λ×11Λのウィンドウサイズ(10列のクラッド領域プラス約Λ/2の厚さの固体シリカの外部クラッド)で実行された。3.2GHzのパーソナルコンピュータにおいては、図1Bで特定の波長において概略的に示された2コアのPBF構造について80モード(コアモード、表面モードおよびクラッドモード)をモデル化するのに計算に約20分かかった。
三角形のクラッド格子については、単一コアのPBFのモードは点群C6vの対称性を有する。しかしながら、双子コアのファイバ構造は2つの対称軸を有する。両方のコア中心を連結する線に沿った軸(y軸と名付ける)、そして両方のコア中心を連結する線に直角の線に沿い(x軸と名付ける)、両方のコア中心から等距離の点によって形成される他方の軸である。したがって、2コアのPBFのモードはC2v点群に属し、それらのモードはすべて次のように規定される4つの表示のうちの1つに分類することができる。
表示A1:x偏光された、奇数モード;
表示A2:y偏光された、奇数モード;
表示B1:x偏光された、偶数モード;
表示B2:y偏光された、偶数モード。
2コアのPBFファイバ150の4つの基本コアモードはバンドギャップにわたって計算することができ、各偏光の偶数モードと奇数モードとの間の結合長は対応する表示間の実効屈折率差によって決定され得る:
2コアのPBF150の例としての実施例は、コア半径R=0.8Λ、領域164の穴半径ρ=0.47Λ、および、コアの隔たりdがΛのインクリメントでΛから6Λまで及ぶコアを用いて、モデル化された。このコア半径Rは、隔離された各コア170、180が表面モードを有さない構造に対応する(たとえば、米国特許番号第7,110,650号、米国特許出願公報第2005/0281522A1号、「IEEE J. Quant. Electron」40巻(2004年)551−556頁のH.K.キム(H.K.Kim)らによる「表面モードを有さないエアコア型フォトニックバンドギャップファイバの設計(Designing air-core photonic-bandgap fibers free of surface modes)」参照。いずれも引用によってその全体が本願明細書に援用される)。その対称類(symmetry class)に従って強調された、バンドギャップ内にあるすべてのコアモードの計算された分散曲線が、d=3Λのコアの隔たりについて図2にプロットされる。この2コアのPBFは、0.56Λから0.64Aまで延在するバンドギャップを示し、これは単一コアのPBFのバンドギャップと同一である。2コアのPBFの第1のコア170も第2のコア180も表面モードをサポートせず、それによって、「光学エキスプレス(Optics Express)」12巻(2004年)1864−1872頁にM.J.F.ディゴネ(M.J.F.Digonnet)らによって「エアコア型フォトニックバンドギャップファイバにおける表面モードの存在を予測するための簡単な幾何学的な基準(Simple geometric criterion to predict the existence of surface modes in air-core photonic-bandgap fibers)」で示された存在基準によって予測されるように、コア半径の適切な選択の結果として、単一コア構造の表面モードがないという特性を保持する。
図2に示されるように、いずれの偏光も奇数モードと偶数モードとの間で著しい複屈折を示す。たとえば、λ=0.6Λの波長において、屈折率差Δnはx偏光について約6×10-4、y偏光について約4×10-4である。偶数モードは奇数モードが有するよりも(このコア間隔d=3Λについて)高い実効屈折率を有し、それはソリッドコアファイバ(そこでは偶数モードは奇数モードよりも遅い位相速度を有する)において一般的な状況と同様である。Λ=2.5ミクロンの典型的な結晶周期については、これらの屈折率差から計算される結合長はLc.x=1.2ミリメートルおよびLc.y=1.9ミリメートルである。
これらの値は、同様のコア間隔を備えた従来の屈折率ガイド型の2コアのファイバの結合長に匹敵する。基本モードのクラッドフィールドは従来の単一モードファイバにおいてよりもエアコア型ファイバにおいてはるかに弱いので、この結果は幾分驚くべきものであり、したがって結果的に結合長が実質的にさらに長いことが予想された。この結果の直接の成果は、2コアのPBFのコアの間で1ミリメートルのオーダの長さにわたって完全なカップリング(たとえば約1ミリメートルから約1.9センチメートルの範囲の結合長)を達成することができることであり、それは中空コアのファイバにおいて実用的な長さのオプティカルカプラが製作できることを意味する。
図2に示された2コアのPBFの別の特性は、カップリングが偏光にかなり強く依存し得ることである。この特徴は、入来信号の偏光が、概して未知であって時間依存する状態の偏光である一定の実施例においては、概して望ましくない。しかしながら、この強い依存性の側面的利益として、より完全に下記に説明されるように、2コアのPBFを波長依存かつ偏光依存するフィルタとして用い得ることがある。
図3A−3Hは、λ=0.6Λにおける2コアのPBF(d=3Λ)の4つの基本モードの計算された強度プロフィールを示す。各表示はコア中心の近辺において疑似ガウスであり、それは各コアに最も近いクラッド材料(たとえばシリカ)のより厚い領域に局在する小さな副ローブを示す。主ローブは2つの偶数モードについて同じサインを有し、2つの奇数モードについて反対のサインを有する。d=3Λ、λ=0.6Λ、かつΛ=2.5ミクロンについて、x偏光された光の結合長は約1.18ミリメートルであり、y偏光された光については約1.59ミリメートルである。
x偏光された偶数モードおよびy偏光された偶数モードのいずれもが、コア間の中点のまわりに局在するいくらかのエネルギを示す。この特性は図3Cおよび図3Gに示されるが、図3Dおよび図3Hの対数目盛プロットにおいてより容易に見られる。両方のコアについて、最も近い対向する副ローブは図3Dおよび図3Hでともにリンクされて示され、結果として偶数モードについて、より大きい実効屈折率および減じられた結合長を生じている。この特性は中点における固体膜の存在に起因し、それは両側の中空の領域に囲まれるので、屈折率ガイド型の局所的な導波管を構成する。
対照的に、図3Aおよび図3Eに示されるように、奇数モードはコア間の中点において事実上エネルギを運ばない。したがって、偶数モードは固体膜においてより大きなエネルギ量を有し、奇数モードに相対して実効屈折率が上昇する。この現象が、予測されるカップリングが驚くべき大きさとなる起源である。コア間の中点における固体膜の存在によって奇数モードに相対して偶数モードの実効屈折率が上昇し、その上昇は中空の領域と固形材料(たとえばシリカ)との間の屈折率差が大きいために相当な量となる。この現象はまた、なぜこの2コアのPBF(d=3Λ)の偶数モードが奇数モードが有するよりも高い実効屈折率を有するかを説明する。
この物理的な説明に基いて、ファイバの中心に固体膜ではなく中空の領域がある場合に
は、結合強さは相当により小さくなり得る。この構成はコア間隔を奇数からΛの倍数の偶数に変更することにより達成することができる。図4A−図4Dは、同じ2コアのPBFの同じ波長における4つの基本モードではあるが、d=4Λの場合についての輪郭強度プロフィールを示す。両方のコア間の中点は今度はクラッドの中空の領域の中心に位置し、奇数モードおよび偶数モードの強度プロフィールの差異ははるかに目立たない。したがって4つのモードの分散曲線は、図5に示されるように、d=3Λの間隔についての場合よりもはるかに互いに接近している。高屈折率の中点固体膜はより低屈折率の材料(たとえば空気)と置換されており、すべてのモードの複屈折が顕著に減じられる。d=4Λについて、x偏光については、奇数モードおよび偶数モードの分散曲線の相対的位置は、図2と図5との比較によって示されるように、d=3Λについての場合の状態の反転である。奇数モードおよび偶数モードの分散曲線のオーダは、y偏光について、d=3Λからd=4Λへの変更によっては変わらない。
2コアのPBFにおける結合長の偏光依存性は、従来の2コアのファイバにはない特徴である。後者では、屈折率プロフィールの方位角の不変性により、2つの直角に偏光された基本モードのフィールドは90度の回転下では極めて僅かにしか異ならない。したがって、1つのファイバコアから別のコアへのモード重複は偏光に対して依存度が非常に弱い。この挙動は、κ=π/(2Lc)として規定され、下記のように与えられる結合係数κの式で数学的に見ることができる。
図6は、x偏光およびy偏光の両方について正規化された波長λ/Λに対して計算された正規化された結合長Lc/Λならびにコアの隔たりの増加する値を示す。モードエネルギが所与のコア中心から離れると急速に減少するので、結合長はコアの隔たりが増加するにつれて急速に(たとえばおよそ指数関数的に)増加する。結合長は、dにおけるΛの増加ごとにおよそ3倍から5倍増加することが分かる。たとえば、0.6λ/Λでは、x偏光については、Lcはd=3Λの1.2ミリメートルからd=4Λの5.5ミリメートルまで増加する。この速さは、同様のパラメータの単一コアのPBFにおける基本コアモードのフィールド強度の空間的な減衰と一致している。より大きなコアの隔たりについてさえ、結合長の偏光依存度がここでも顕著である。1周期の隔たり(d=Λ)について、2つのコアは互いに強く重なってy軸に沿って細長いほぼ「8」字形の単一のコアを形成し、それは偏光依存の減少を説明する。d=2Λについての変則的挙動もまたコア間の重複
によって引起されると考えられる。コア重複のないy軸に沿った可能な限り最短の隔たりであるd=3Λについては、波長依存度が比較的高い。バンドギャップにわたって、結合長は約4倍ずつ異なる。
2コアのPBFはまた、従来の2コアのファイバとは異なる様式の挙動を示す。屈折率ガイド型ファイバで作られた典型的なファイバカプラ構造では、偶数モードは奇数モードが有するよりも高い実効屈折率を示す。対照的に、(コアの隔たりdに依存して)両方のファイバコア間の中点における中空の領域または固形材料のいずれかの存在により、d/Λのパリティは2コアのPBF構造の様式的挙動を決定する。偶数値のd/Λについては、2つのコア間の中点は中空の領域にあり、奇数値のd/Λについては、2つのコア間の中点は固形クラッド材料に位置する。d/Λのパリティに依存して、図2および図5に示されるように、2コアのPBF構造の奇数および偶数の基本コアモードの相対的位置が交換される。奇数値のd/Λについては、従来の屈折率ガイド型の2コアのファイバの場合のように、偏光にかかわらず、偶数の基本モードは奇数モードが有するよりも高い実効屈折率を有する。しかしながら、偶数値のd/Λについては、x偏光については奇数基本モードが偶数モードよりも高い実効屈折率を有する一方、y偏光についてはその挙動は反対である。
図3Cおよび図3Gに示されるように、表示A2の偶数x偏光モードは最も近い副ローブのy軸にわたるリンクを示す。表示B2の偶数y偏光モードは、中点に位置する固体膜内に位置するいくらかのエネルギを示す。中点の固形材料と両側の中空の領域との組合せは局所的に導波管を形成し、2コアのPBF構造の偶数モードは固体膜においてより大きなエネルギ量を凝縮することができ、それにより実効屈折率を上昇させることができる。この観察は、コアからコアへの間隔パラメータd/Λの奇数値について奇数モードが有するよりも高い実効屈折率を有する、2コアのPBF構造の偶数モードの独特のPBF機構を説明する。コアからコアへの間隔パラメータd/Λの偶数値については、両方のコア間の中点は中空の領域に位置し、奇数モードおよび偶数モード間の強度プロフィール差異ははるかに小さい。
一定の実施例では、図1Aによって概略的に示されるように、2コアのPBFは4ポートのファイバカプラ100として用いることができる。オプティカルカプラ100は長さにおいて僅かに数ミリメートルであり得、ポート間に十分なカップリングを与えることができる。図7Aは、バンドギャップが約1.55ミクロンを中心とし、d=3Λ=7.8ミクロンかつ長さL=10.5ミリメートルであるように、Λ=2.6ミクロンの結晶周期を備えた2コアのPBF150の結合比(coupling ratio)をプロットすることにより、例としてのオプティカルカプラ100の性能を示す。結合比は、x偏光およびy偏光された光のいずれについてもプロットされる。波長依存度がかなり大きい一定の実施例では、オプティカルカプラ100は同じ入力偏光制限を備えた波長分割マルチプレクサとして用いることができる。0から100%カップリングの波長の隔たりは、x偏光については約18ナノメータから約32ナノメータまで、y偏光については約26ナノメータから約42ナノメータまで変動する。一定の実施例では、広範囲の波長にわたって使用できるように、入力偏光はたとえば偏光保持ファイバを用いた回路によって安定するよう有利に維持される。
一定の実施例では、2コアのPBF150は、図7Aの2本の曲線が交差するいずれの波長においても偏光独立した方向性オプティカルカプラとして用いることができる。たとえば、2コアのPBF150は、1584ナノメータ(図7Aの点A)で約3dBファイバカプラとして、また1522ナノメータ(図7Aの点B)で約100%のカプラとして、用いることができる。点Bの近くにおいて、結合比は約5ナノメータのバンド幅上で90%を超える。2コアのPBF150の長さを適切に選択することによって、交差点にお
ける波長または結合比のいずれかを所望の値に調整することができる。
2コアのPBF150の偏光依存度はまた、一定の実施例において、ファイバ偏光子、離散的な波長における偏光スプリッタ、または偏光センサのいずれかとして用いられるよう活用され得る。図7Aの曲線に基いて、1569ナノメータ(図7Aの点C、図7Cで拡大)において、x偏光された光が一方のコアまたはポートから出、y偏光された光が他方のコアまたはポートから出る。10dBおよび20dBのバンド幅はそれぞれ約10ナノメータおよび4ナノメータである。偏光の役割が切替えられていること以外は類似のバンド幅が、1599ナノメータ(図7Aの点D、図7Dで拡大)において得られる。
一定の実施例では、カプラ長さを適切に選択することにより中心波長を調整することができる。図8Aおよび図8Bは、長さがそれぞれ2ミリメートルおよび3ミリメートルの例としての2コアのPBFの両方の偏光について波長の関数としての透過率をそれぞれ示す。所望のカップリング特性を備えたカプラを設計するために、他の幾何学的パラメータを調整することもできる。
一定の実施例では、片方または両方のコアがコアを囲む第1の材料(たとえばシリカ)の薄いリングを有する。厚さt=0.025Λのコアリングを備えた2コアのPBFの結合長の計算は、カップリングにおいて偏光依存した変化を示した。たとえば、d=3Λ、λ=0.6Λ、かつΛ=2.5ミクロンについて、コアリングを加えることによりx偏光の結合長は1.2ミリメートルから0.6ミリメートルまで減少した一方で、y偏光の結合長は1.9ミリメートルから2.9ミリメートルへと増加した。この変化は、コアモード間の重複、またそのためにカップリングを修正する、リングが存在する場合にコアの縁部に向かうモードフィールド分布における修正に由来していることがある。同様に、ファイバの空気充填比を増大させることが結合長を増加させる。たとえば、バンドギャップの中心において、d=3Λかつλ=1.5ミクロンであり、クラッドの中空の領域半径がρ=0.47Λからρ=0.49Λへ増加された場合(市販のPBFの典型的な値)、x偏光結合長は1.2ミリメートルから2.7ミリメートルへ、また、y偏光結合長は1.9ミリメートルから2.9ミリメートルへと増加した。
一定の実施例において、x偏光およびy偏光の結合長が交差する波長(たとえば2コアのPBFが偏光独立した方向性カプラとして用いられ得る波長)は、コア半径の調整により選択することができる。この挙動は、さまざまな値のコア半径Rについて波長の関数としてx偏光およびy偏光の結合長を示す、図9によって示される。波長の関数としての結合長が勾配が0になる変曲点を有する一定の実施例では、2コアのPBFはある範囲の波長にわたって広帯域偏光子として用いることができる。
図10Aおよび図10Bは、本願明細書に記載された一定の実施例と互換性を有する例としての2つの2コアのPBF150を概略的に示す。これらの構造の各々はより大きなコアの隔たりのために結合係数を増大することができる。図10Aは2つのコア170、180の間の点欠陥190を概略的に示し、図10Bは2つのコア170、180の間の線欠陥192を概略的に示す。一定の実施例では、2コアのPBF150の伝搬特性は、2つのコア170、180の間の欠陥の構造によって大きく影響される。
図11は、4つの結晶空間周期のコアの隔たりを備えた図10Aの点欠陥190の欠陥半径の関数としての複屈折を示す。20倍ずつの結合係数の増加が可能であり、表面モードとの相互作用による不連続性が欠陥によってサポートされる。図12は、6つの結晶空間周期のコアの隔たりを備えた図10Aの点欠陥190の欠陥半径の関数としての複屈折を示す。10倍ずつの結合係数の増加が可能であり、表面モードとの相互作用がある場合は欠陥半径に対して感度が高い。
図13は、6つの結晶空間周期のコアの隔たりを備えた図10Bの線欠陥192の欠陥半径の関数としての複屈折を示す。1000倍ずつの結合係数の増加が可能であり、特定の領域において欠陥サイズに対して感度が高い。一定の実施例では、2コアのPBFは、透過率が欠陥サイズに非常に大きく依存する波長で動作している。そのような実施例における2コアのPBFを通して送信された信号は、欠陥サイズの乱れに起因して大きな変動を示し、欠陥サイズを乱すあらゆる効果(たとえば圧力波)についてのセンサとして役立つことができる。
この発明のさまざまな実施例が上述された。この発明はこれらの具体的な実施例について記載されたが、説明はこの発明の例証となるように意図されており、限定するようには意図されない。添付された請求項に規定されるこの発明の真の精神および範囲から逸脱することなく、当業者はさまざまな修正および応用に想到するであろう。
本願明細書に記載された一定の実施例に従う例としてのオプティカルカプラを概略的に示す図である。 シリカブロック上に取付けられた2つの中空コアのフォトニックバンドギャップファイバをサイドポリッシュすることによって形成される例としてのファイバカプラを概略的に示す図である。 本願明細書に記載された一定の実施例に従う例としての2コアのフォトニックバンドギャップファイバ(PBF)の断面図を概略的に示す図である。 R=0.8Λ、ρ=0.47Λ、d=3Λである例としての2コアのPBF構造の4つの基本モードの分散曲線を示す図である。 λ=0.6Λにおける2コアのPBF(d=3Λ)の、奇数モードのx偏光された強度プロフィールの輪郭プロットを示す図である。 λ=0.6Λにおける2コアのPBF(d=3Λ)の、奇数モードのx偏光された強度プロフィールの対数目盛プロットを示す図である。 λ=0.6Λにおける2コアのPBF(d=3Λ)の、偶数モードのx偏光された強度プロフィールの輪郭プロットを示す図である。 λ=0.6Λにおける2コアのPBF(d=3Λ)の、偶数モードのx偏光された強度プロフィールの対数目盛プロットを示す図である。 λ=0.6Λにおける2コアのPBF(d=3Λ)の、奇数モードのy偏光された強度プロフィールの輪郭プロットを示す図である。 λ=0.6Λにおける2コアのPBF(d=3Λ)の、奇数モードのy偏光された強度プロフィールの対数目盛プロットを示す図である。 λ=0.6Λにおける2コアのPBF(d=3Λ)の、偶数モードのy偏光された強度プロフィールの輪郭プロットを示す図である。 λ=0.6Λにおける2コアのPBF(d=3Λ)の、偶数モードのy偏光された強度プロフィールの対数目盛プロットを示す図である。 λ=0.6Λにおけるd=4Λについて、(i)奇数の、x偏光されたモードの輪郭強度プロフィールを示す図である。 λ=0.6Λにおけるd=4Λについて、(ii)偶数の、x偏光されたモードの輪郭強度プロフィールを示す図である。 λ=0.6Λにおけるd=4Λについて、(iii)偶数の、x偏光されたモードの輪郭強度プロフィールを示す図である。 λ=0.6Λにおけるd=4Λについて、(iv)偶数の、y偏光されたモードの輪郭強度プロフィールを示す図である。 R=0.8Λ、ρ=0.47Λ、かつd=4Λである別の例としての2コアのPBF構造の4つの基本モードの分散曲線を示す図である。 R=0.8Λ、ρ=0.47Λ、かつdがΛから6Λまで変わる、例としての2コアのPBFの波長の関数としての正規化された結合長Lc/Λを示す図である。 結晶周期Λ=2.6ミクロン、バンドギャップは1.55ミクロンを中心とし、d=3Λ=7.8ミクロン、長さL=10.5ミリメートルの、例としての2コアのPBFのためのx偏光およびy偏光の結合比を示す図である。 1522ナノメータの領域で図7Aの結合比を示す図である。 1569ナノメータの領域で図7Aの結合比を示す図である。 1599ナノメータの領域で図7Aの結合比を示す図である。 2ミリメートルの長さの例としての2コアのPBFにおける両方の偏光について波長の関数としての透過率を示す図である。 3ミリメートルの長さの例としての2コアのPBFにおける両方の偏光について波長の関数としての透過率を示す図である。 波長の関数としてのコア半径Rのさまざまな値についてのx偏光およびy偏光の結合長を示す図である。 本願明細書に記載された一定の実施例と互換性をもつ2つの例としての2コアのPBFを概略的に示す図である。 本願明細書に記載された一定の実施例と互換性をもつ2つの例としての2コアのPBFを概略的に示す図である。 4つの結晶空間周期のコアの隔たりを備えた図10Aの点欠陥のための欠陥半径の関数としての複屈折を示す図である。 6つの結晶空間周期のコアの隔たりを備えた図10Aの点欠陥のための欠陥半径の関数としての複屈折を示す図である。 6つの結晶空間周期のコアの隔たりを備えた図10Bの点欠陥のための欠陥半径の関数としての複屈折を示す図である。

Claims (38)

  1. オプティカルカプラであって、
    第1の光学ポートと、
    第2の光学ポートと、
    第3の光学ポートと、
    第4の光学ポートと、
    フォトニックバンドギャップファイバとを含み、フォトニックバンドギャップファイバは、
    第1の屈折率を有する材料と、前記第1の屈折率より小さい第2の屈折率を有する領域とを含むクラッドを含み、
    実質的にクラッドに囲まれた第1のコアを含み、前記第1のコアは前記第1の光学ポートおよび前記第2の光学ポートに光学的に結合され、
    実質的にクラッドに囲まれた第2のコアを含み、前記第2のコアは前記第3の光学ポートおよび前記第4の光学ポートに光学的に結合され、前記第1のコアの少なくとも一部は、前記第1のコアが前記第2のコアに光学的に結合されるように、前記第2のコアの少なくとも一部にほぼ平行であってそこから間隔を置かれ、前記第1のコア、前記第2のコア、または前記第1のコアおよび前記第2のコアのいずれもが中空であり、
    実質的にクラッドに囲まれた線形欠陥を含み、前記線形欠陥は、前記第1コアおよび前記第2コアの両方から間隔をあけて形成され、前記第1のコアと前記第2のコアとの間の結合係数を増加させるように配置される、オプティカルカプラ。
  2. 前記領域は中空である、請求項1に記載のオプティカルカプラ。
  3. 前記領域は各々それぞれの中心を有し、隣接領域は空間周期を有する周期的なパターンで間隔を置かれる、請求項1に記載のオプティカルカプラ。
  4. 前記第1のコアおよび前記第2のコアは空間周期の倍数に実質的に等しい中心間距離を有する、請求項3に記載のオプティカルカプラ。
  5. 前記倍数は偶数の整数である、請求項4に記載のオプティカルカプラ。
  6. 前記倍数は奇数の整数である、請求項4に記載のオプティカルカプラ。
  7. 前記第1のコアは表面モードをサポートせず、前記第2のコアは表面モードをサポートしない、請求項1に記載のオプティカルカプラ。
  8. 前記第1のコアと前記第2のコアとの間の光学的結合は偏光依存する、請求項1に記載のオプティカルカプラ。
  9. 前記第1のコアおよび前記第2のコアのフォトニックバンドギャップファイバは、約1ミリメートルから約1.9センチメートルの範囲の結合長を有する、請求項1に記載のオプティカルカプラ。
  10. 前記第1のコアおよび前記第2のコアのうち1つはコアリングを含む、請求項1に記載のオプティカルカプラ。
  11. 前記第1のコアおよび前記第2のコアの各々がコアリングを含む、請求項10に記載のオプティカルカプラ。
  12. 線形欠陥前記第1のコアと前記第2のコアとの間にある、請求項1に記載のオプティカルカプラ。
  13. フォトニックバンドギャップファイバを用いる方法であって、
    前記フォトニックバンドギャップファイバを与えるステップを含み、前記フォトニックバンドギャップファイバは、
    第1の屈折率を有する材料と、前記第1の屈折率より小さい第2の屈折率を有する領域とを含むクラッドを含み、前記フォトニックバンドギャップファイバはさらに、
    実質的にクラッドに囲まれた第1のコアと、
    実質的にクラッドに囲まれた第2のコアとを含み、前記第1のコアは、前記第1のコアが前記第2のコアに光学的に結合されるように前記第2のコアから間隔を置かれ、前記第1のコア、前記第2のコア、または前記第1のコアおよび前記第2のコアのいずれもが中空であり、前記フォトニックバンドギャップファイバはさらに
    実質的にクラッドに囲まれた線形欠陥を含み、線形欠陥は、前記第1のコアおよび前記第2のコアの両方から間隔をあけて形成され、前記第1のコアと前記第2のコアとの間の結合係数を増大させるように配置され、前記方法はさらに
    前記第1のコアと前記第2のコアとの間で光を結合するステップを含む、方法。
  14. 前記フォトニックバンドギャップファイバを偏光依存したオプティカルカプラとして用いるステップをさらに含む、請求項13に記載の方法。
  15. 前記フォトニックバンドギャップファイバを偏光無依存のオプティカルカプラとして用いるステップをさらに含む、請求項13に記載の方法。
  16. 前記フォトニックバンドギャップファイバを波長分割マルチプレクサとして用いるステップをさらに含む、請求項13に記載の方法。
  17. 前記フォトニックバンドギャップファイバをファイバ偏光子として用いるステップをさらに含む、請求項13に記載の方法。
  18. 前記フォトニックバンドギャップファイバを偏光スプリッタとして用いるステップをさらに含む、請求項13に記載の方法。
  19. フォトニックバンドギャップファイバであって、
    クラッドと、
    第1のコアと、
    第2のコアとを含み、前記第1のコアの少なくとも一部は、前記第1のコアが前記第2のコアに光学的に結合されるように、前記第2のコアの少なくとも一部にほぼ平行であってそこから間隔を置かれ、前記第1のコアおよび前記第2のコアの両方が中空で実質的にクラッドに囲まれており、
    実質的にクラッドに囲まれた線形欠陥を含み、線形欠陥は、前記第1のコアおよび前記第2のコアの両方から間隔をあけて形成され、前記第1のコアと前記第2のコアとの間の結合係数を増加させるように配置された、フォトニックバンドギャップファイバ
  20. 前記クラッドは前記クラッド内に第1の屈折率を備えた材料および領域を含み、前記領域は前記第1の屈折率より小さい第2の屈折率を有する、請求項19に記載のフォトニックバンドギャップファイバ
  21. 前記領域は中空である、請求項20に記載のフォトニックバンドギャップファイバ
  22. 前記領域は各々それぞれの中心を有し、隣接領域は空間周期を有する周期的なパターンで間隔を置かれる、請求項20に記載のフォトニックバンドギャップファイバ
  23. 前記第1のコアおよび前記第2のコアは空間周期の整数の倍数に実質的に等しい中心間距離を有する、請求項22に記載のフォトニックバンドギャップファイバ
  24. 前記第1のコアは表面モードをサポートせず、前記第2のコアは表面モードをサポートしない、請求項19に記載のフォトニックバンドギャップファイバ
  25. 前記第1のコアと前記第2のコアとの間の光学的結合は偏光依存する、請求項19に記載のフォトニックバンドギャップファイバ
  26. 前記第1のコアおよび前記第2のコアは、約1ミリメートルから約1.9センチメートルの範囲の結合長を有する、請求項19に記載のフォトニックバンドギャップファイバ
  27. 前記第1のコアおよび前記第2のコアのうち少なくとも1つはコアリングを含む、請求項19に記載のフォトニックバンドギャップファイバ
  28. フォトニックバンドギャップファイバを用いる方法であって、
    前記フォトニックバンドギャップファイバを与えるステップを含み、前記フォトニックバンドギャップファイバは、
    第1のコアと、
    前記第1のコアから間隔を置かれ、前記第1のコアに光学的に結合された第2のコアと、
    前記第1のコアおよび前記第2のコアの両方から間隔をあけて形成され、前記第1のコアと前記第2のコアとの間の結合係数を増大させるように構成された線形欠陥と、
    実質的に線形欠陥前記第1のコアおよび前記第2のコアの両方とを囲むクラッドとを含み、前記方法は
    前記第1のコアと前記第2のコアとの間で光を結合するステップを含む、方法。
  29. 前記フォトニックバンドギャップファイバを偏光依存したオプティカルカプラとして用いるステップをさらに含む、請求項28に記載の方法。
  30. 前記フォトニックバンドギャップファイバ偏光無依存のオプティカルカプラとして用いるステップをさらに含む、請求項28に記載の方法。
  31. 前記フォトニックバンドギャップファイバを波長分割マルチプレクサとして用いるステップをさらに含む、請求項28に記載の方法。
  32. 前記フォトニックバンドギャップファイバをファイバ偏光子として用いるステップをさらに含む、請求項28に記載の方法。
  33. 前記フォトニックバンドギャップファイバを偏光スプリッタとして用いるステップをさらに含む、請求項28に記載の方法。
  34. 前記第1のコアおよび前記第2のコアのうち少なくとも1つは中空である、請求項28に記載の方法。
  35. フォトニックバンドギャップファイバであって、
    第1のコアと、
    前記第1のコアに光学的に結合された第2のコアとを含み、前記第2のコアの少なくとも一部は前記第1のコアの少なくとも一部にほぼ平行であってそこから間隔を置かれ、前記第1のコアおよび前記第2のコアのうち少なくとも1つは中空であり、
    前記第1のコアおよび前記第2のコアの両方から間隔をあけて形成され、前記第1のコアと前記第2のコアとの間の結合係数を増大させるように配置された線形欠陥と、
    実質的に線形欠陥前記第1のコアおよび前記第2のコアの両方を囲むクラッドとを含む、フォトニックバンドギャップファイバ。
  36. 前記第1のコアは表面モードをサポートせず、前記第2のコアは表面モードをサポートしない、請求項35に記載のフォトニックバンドギャップファイバ。
  37. 前記第1のコアと前記第2のコアとの間の光学的結合は偏光依存する、請求項35に記載のフォトニックバンドギャップファイバ。
  38. 前記第1のコアおよび前記第2のコアのうち少なくとも1つは中空である、請求項35に記載のフォトニックバンドギャップファイバ。
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