JP5291422B2 - 電力需給システム - Google Patents

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Description

本発明は、施設に設けられた車庫に車両が入庫して前記車両が有する車両側蓄電池が前記施設内の配電系統に電力負荷及び電力供給源として利用可能な形態で電気的に接続されると、前記配電系統から前記車両側蓄電池への充電及び前記車両側蓄電池から前記配電系統への放電が可能となる電力需給システムに関する。
施設に設けられた車庫に車両が入庫して、その車両が有する車両側蓄電池が施設内の配電系統に電力負荷(配電系統から電力を充電する形態)及び電力供給源(配電系統へ電力放電する形態)として利用可能な形態で電気的に接続されると、配電系統から車両側蓄電池への充電及び車両側蓄電池から配電系統への放電が可能となる電力需給システムが提案されている(例えば、特許文献1を参照。)。特許文献1に記載の電力需給システムは、車両が有する車両側蓄電池への充電目的の構成に加えて、施設側における商用電力系統の停電時における電力確保等の目的で、車両の車両側蓄電池から放電させるように構成されている。尚、この車両は、燃料を利用して発電する発電部を備えるものではなく、車両側蓄電池の電気エネルギにより車両の車輪を駆動する電気車両である。
一方、車両が、電気エネルギにより車両の車輪を駆動するモータ/ジェネレータと、燃料を消費して得た機械エネルギにより車輪を駆動する内燃機関とを有するハイブリッド車両であるようなシステムも提案されている(例えば、特許文献2を参照。)。ところで、通常のハイブリッド車両において、車両側蓄電池の蓄電残量は、始動時等で支障がでない下限以上に維持され、且つ、燃費が向上されるようにモータ/ジェネレータの発電量及び電力消費量を制御した結果に起因して逐次変化するものとなる。
従って、この電力需給システムにおいて、ハイブリッド車両の車庫への入庫時における蓄電池残量は、入庫までの走行状態等に起因するものとなっている。
特開2001−8380号公報 特開2006−158124号公報
上述したような従来の電気車両及びハイブリッド車両を用いた電力需給システムでは、入庫時における車両側蓄電池の蓄電池残量は入庫までの走行状態等に起因するものとなっており、車両が施設の車庫に何時入庫するのか、及び、入庫したときの蓄電池残量が幾らになるかは不明である。また、車両において、車庫への入庫時における蓄電池残量を積極的に調整し得るものとはなっていない。よって、車両が施設の車庫に何時入庫するのか、及び、入庫したときの蓄電池残量が幾らになるかは不明であるため、施設内の電力負荷装置へ電力を供給するための電力供給源の運用計画を作成する際に、車両側蓄電池を電力供給源の一つとして組み入れることができない。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、車両側蓄電池を施設内の配電系統にとっての電力負荷及び電力供給源として計画的に運用することのできる電力需給システムを提供する点にある。
上記目的を達成するための本発明に係る電力需給システムの特徴構成は、施設に設けられた車庫に車両が入庫して前記車両が有する車両側蓄電池が前記施設内の配電系統に電力負荷及び電力供給源として利用可能な形態で電気的に接続されると、前記配電系統から前記車両側蓄電池への充電及び前記車両側蓄電池から前記配電系統への放電が可能となる電力需給システムであって、
前記施設には、
前記施設内の電力需要を電力供給源から供給する電力によって賄う際に生じる環境負荷の最小化を目的とする、コストの最小化を目的とする、又は、一次エネルギの最小化を目的とする電力供給源の最適運用計画を作成し、前記車両が前記車庫に入庫する予測入庫時刻での前記車両側蓄電池の目標蓄電池残量を導出する最適計画部と、前記最適計画部によって導出された前記目標蓄電池残量に関する情報を前記車両へ送信可能な施設側通信部と、が設けられ、
前記車両には、
前記車両側蓄電池と、前記車両側蓄電池の充放電を制御する充放電制御部と、前記車両側蓄電池に蓄えられている電力を利用して車輪を駆動可能な電動機を有する駆動部と、前記施設との間で通信を行う車両側通信部と、運転を制御する運転制御部と、が設けられ、
前記運転制御部は、前記車両側通信部が受け付けた前記目標蓄電池残量に関する情報に従って、前記予測入庫時刻における蓄電池残量が前記目標蓄電池残量となるように前記充放電制御部及び前記駆動部の作動を制御する点にある。本特徴構成において、車両側蓄電池が配電系統から電力を充電するとき、車両側蓄電池が施設内の配電系統に電力負荷として接続されていると見なすことができ、車両側蓄電池が配電系統へ電力を放電するとき、車両側蓄電池が施設内の配電系統に電力供給源として接続されていると見なすことができる。
上記特徴構成によれば、車両が、予測入庫時刻での車両側蓄電池の蓄電池残量を目標蓄電池残量とした上で車庫に入庫して、上記車両側蓄電池が施設内の配電系統に電力負荷及び電力供給源の一つとして電気的に接続されることになる。つまり、施設では、最適計画部が作成した最適運用計画の通りに、上記予測入庫時刻において上記目標蓄電池残量を有する車両側蓄電池を運用可能となる。その結果、施設内の電力需要を、電力供給源としての車両側蓄電池を用いて最適な形態で賄うことができる。
従って、車両側蓄電池を施設内の配電系統にとっての電力負荷及び電力供給源として計画的に運用することのできる電力需給システムを提供できる。
上記目的を達成するための本発明に係る電力需給システムの特徴構成は、施設に設けられた車庫に車両が入庫して前記車両が有する車両側蓄電池が前記施設内の配電系統に電力負荷及び電力供給源として利用可能な形態で電気的に接続されると、前記配電系統から前記車両側蓄電池への充電及び前記車両側蓄電池から前記配電系統への放電が可能となる電力需給システムであって、
前記施設には、
前記車両との間で通信を行う施設側通信部と、熱と電気とを併せて発生する熱電併給装置と、電気を発生する発電装置と、前記熱電併給装置、前記発電装置、商用電力系統、及び、前記車両側蓄電池のうちの少なくとも一つの電力供給源から電力の供給を受けることができる電力負荷装置と、前記熱電併給装置から熱の供給を受ける熱負荷装置と、前記電力負荷装置への電力供給及び前記熱負荷装置への熱供給を行う際に生じる環境負荷の最小化を目的として、コストの最小化を目的として、又は、一次エネルギの最小化を目的として、前記車両側蓄電池、前記熱電併給装置、前記発電装置、及び、前記商用電力系統の最適運用計画を作成すると共に、前記車両が前記車庫に入庫する予測入庫時刻での前記車両側蓄電池の目標蓄電池残量を導出する最適計画部と、が設けられ、
前記施設側通信部は、前記最適計画部によって導出された前記目標蓄電池残量に関する情報を車両へ送信し、
前記車両には、
前記車両側蓄電池と、前記車両側蓄電池の充放電を制御する充放電制御部と、前記車両側蓄電池に蓄えられている電力を利用して車輪を駆動可能な電動機を有する駆動部と、前記施設との間で通信を行う車両側通信部と、運転を制御する運転制御部と、が設けられ、
前記運転制御部は、前記車両側通信部が受け付けた前記目標蓄電池残量に関する情報に従って、前記予測入庫時刻における蓄電池残量が前記目標蓄電池残量となるように前記充放電制御部及び前記駆動部の作動を制御する点にある。本特徴構成において、車両側蓄電池が配電系統から電力を充電するとき、車両側蓄電池が施設内の配電系統に電力負荷として接続されていると見なすことができ、車両側蓄電池が配電系統へ電力を放電するとき、車両側蓄電池が施設内の配電系統に電力供給源として接続されていると見なすことができる。
上記特徴構成によれば、車両が、予測入庫時刻での車両側蓄電池の蓄電池残量を目標蓄電池残量とした上で車庫に入庫して、上記車両側蓄電池が施設内の配電系統に電力負荷及び電力供給源の一つとして電気的に接続されることになる。つまり、施設では、最適計画部が作成した最適運用計画の通りに、上記予測入庫時刻において上記目標蓄電池残量を有する車両側蓄電池を運用可能となる。その結果、施設内の電力負荷装置への電力供給を、車両側蓄電池と熱電併給装置と発電装置と商用電力系統とを含む電力供給源を用いて最適に実施できる。
従って、車両側蓄電池を施設内の配電系統にとっての電力負荷及び電力供給源として計画的に運用することのできる電力需給システムを提供できる。
本発明に係る電力需給システムの別の特徴構成は、前記駆動部は、前記電動機及び内燃機関を有し、
前記運転制御部は、前記予測入庫時刻における蓄電池残量が前記目標蓄電池残量となるように、前記充放電制御部及び前記駆動部の作動を制御する点にある。
上記特徴構成によれば、駆動部が電動機を有するような電気車両だけでなく、駆動部が電動機及び内燃機関を有するような、所謂、ハイブリッド車両においても、予測入庫時刻での車両側蓄電池の蓄電池残量を目標蓄電池残量とした上で、車両が車庫に入庫して上記車両側蓄電池が施設内の配電系統に電気的に接続されるようにできる。
本発明に係る電力需給システムの別の特徴構成は、前記車両には、乗員へ情報を出力する情報出力部が設けられ、
前記運転制御部は、前記車庫に入庫するときの蓄電池残量を前記目標蓄電池残量とするために不足する不足電力量を導出し、前記不足電力量を前記情報出力部から乗員に提示して前記不足電力量の補充を促す点にある。
上記特徴構成によれば、導出した不足電力量を情報出力部から乗員に提示して、施設への帰路途中に不足電力量を充電設備などで充電することを促すことで、車両が施設の車庫へ入庫するときの蓄電池残量が上記目標蓄電池残量に近づくようにできる。
本発明に係る電力需給システムの別の特徴構成は、前記車両には、乗員から情報の入力を受け付ける情報入力部が設けられ、
前記車両において、前記情報入力部が、乗員から前記不足電力量を補充しない旨の情報の入力を受け付けると、前記車両側通信部は、乗員が前記不足電力量を補充しない旨の情報を前記施設に送信し、
前記施設において、前記施設側通信部が、乗員が前記不足電力量を補充しない旨の情報を受信すると、前記最適計画部は、前記予測入庫時刻での前記車両側蓄電池の蓄電池残量が前記目標蓄電池残量よりも前記不足電力量だけ少ない条件で前記最適運用計画をやり直す点にある。
上記特徴構成によれば、車両の乗員が、施設への帰路途中に不足電力量を充電設備などで充電すること拒否したとしても、施設の最適計画部が、予測入庫時刻での車両側蓄電池の蓄電池残量が目標蓄電池残量よりも上記不足電力量だけ少ない条件で最適運用計画をやり直すことになる。その結果、施設では、乗員が上記不足電力量を補充することを拒否したことにより電力負荷装置への電力供給に不足が生じることを未然に回避して、施設内の電力負荷装置への電力供給を最適に実施できる。
本発明に係る電力需給システムの別の特徴構成は、前記車両には、前記車両の現在位置の位置情報を取得する位置情報取得部と、前記現在位置から前記車庫に入庫するまでの予定走行経路を導出する走行経路導出部と、導出した前記予定走行経路に従って走行した場合の前記予測入庫時刻を予測する入庫予測部と、が設けられ、
前記車両側通信部は、前記入庫予測部が予測する前記予測入庫時刻に関する情報を前記施設に送信する点にある。
上記特徴構成によれば、走行経路導出部が、例えば、カーナビゲーション機能を利用して経路案内を実行しているときに導出される現在位置から車庫に入庫するまでの走行経路や、過去に通行した現在位置から車庫に入庫するまでの走行経路などを予定走行経路として導出する。その結果、導出される予定走行経路の信頼性を確保でき、入庫予測部がその予定走行経路に基づいて予測する予測入庫時刻の信頼性も確保できる。
本発明に係る電力需給システムの別の特徴構成は、前記車両には、前記車両の現在位置から前記車庫に入庫するまでの予定走行経路の入力を乗員から受け付ける情報入力部と、受け付けた前記予定走行経路に従って走行した場合の前記予測入庫時刻を予測する入庫予測部と、が設けられ、
前記車両側通信部は、前記入庫予測部が予測する前記予測入庫時刻を前記施設に送信する点にある。
上記特徴構成によれば、入庫予測部が予測入庫時刻を予測するのに利用する予定走行経路は乗員が指定した経路であるので、その予定走行経路は信頼性の高いものとなる。その結果、入庫予測部がその予定走行経路に基づいて予測する予測入庫時刻の信頼性も確保できる。
本発明に係る電力需給システムの別の特徴構成は、前記車両には、前記車両の現在位置の位置情報を取得する位置情報取得部と、前記現在位置から前記車庫に入庫するまでの予定走行経路を導出する走行経路導出部と、が設けられ、
前記車両側通信部は、前記走行経路導出部が導出する前記予定走行経路を前記施設に送信し、
前記施設には、前記車両から受信した前記予定走行経路に従って前記車両が走行した場合の前記予測入庫時刻を予測する入庫予測部が設けられている点にある。
上記特徴構成によれば、走行経路導出部が、例えば、カーナビゲーション機能を利用して経路案内を実行しているときに導出される現在位置から車庫に入庫するまでの走行経路や、過去に通行した現在位置から車庫に入庫するまでの走行経路などを予定走行経路として導出する。その結果、導出される予定走行経路の信頼性を確保でき、入庫予測部がその予定走行経路に基づいて予測する予測入庫時刻の信頼性も確保できる。
更に、入庫予測部の機能が施設に設けられているので、車両で行うべき演算処理の負荷を小さくできる。
本発明に係る電力需給システムの別の特徴構成は、前記車両には、前記車両の現在位置から前記車庫に入庫するまでの予定走行経路の入力を受け付ける情報入力部が設けられ、
前記車両側通信部は、前記情報入力部が受け付けた前記走行予定経路を前記施設に送信し、
前記施設には、前記車両から受信した前記予定走行経路に従って前記車両が走行した場合の前記予測入庫時刻を予測する入庫予測部が設けられている点にある。
上記特徴構成によれば、入庫予測部が予測入庫時刻を予測するのに利用する予定走行経路は乗員が指定した経路であるので、その予定走行経路は信頼性の高いものとなる。その結果、入庫予測部がその予定走行経路に基づいて予測する予測入庫時刻の信頼性も確保できる。
更に、入庫予測部の機能が施設に設けられているので、車両で行うべき演算処理の負荷を小さくできる。
<第1実施形態>
以下に図面を参照して第1実施形態の電力需給システムについて説明する。
図1は、第1実施形態の電力需給システムS1の機能ブロック図である。電力需給システムS1は、施設30に設けられた車庫に車両10が入庫して車両10が有する車両側蓄電池12が施設内の配電系統Lに電力負荷及び電力供給源の一つとして利用可能な形態で電気的に接続されると、配電系統Lから車両側蓄電池12への充電(配電系統Lにとっての電力負荷としての利用)及び車両側蓄電池12から配電系統Lへの放電(配電系統Lにとっての電力供給源としての利用)が可能となるようなシステムである。
施設30には、電力負荷装置36と熱負荷装置34とが設けられている。電力負荷装置36に電力を供給する配電系統Lには、熱と電気とを併せて発生する熱電併給装置33、発電装置35、商用電力系統32、及び、電力負荷装置36が接続されている。また、車庫に車両10が入庫して、車両側接続部14と施設側接続部37とが接続されると、車両10が有する車両側蓄電池12が施設30の配電系統Lに電気的に接続される。そして、配電系統Lから車両側蓄電池12への電力の充電及び車両側蓄電池12から配電系統Lへの電力の放電が可能となる。配電系統Lから車両側蓄電池12への電力の充電を行うとき、車両側蓄電池12を配電系統Lにとっての電力負荷として接続していると見なせる。一方で、車両側蓄電池12から配電系統Lへの電力の放電を行っているとき、車両側蓄電池12を配電系統Lとっての電力供給源として接続していると見なせる。よって、電力負荷装置36は、熱と電気とを併せて発生する熱電併給装置33、発電装置35、商用電力系統32、及び、配電系統Lに接続されているときの車両側蓄電池12のうちの少なくとも一つの電力供給源から電力の供給を受けることができる。発電装置35は、太陽光発電装置などの発電専用の装置を利用できる。熱負荷装置34は、熱電併給装置33から熱の供給を受けることができる。尚、施設30に設けられたボイラなどの熱供給装置(図示せず)から熱負荷装置34への熱供給を行ってもよい。
施設内の電力需要を賄うために電力供給源をどのように運用するのかは施設側制御部31が有する最適計画部31aが計画する。具体的には、本実施形態において、電力供給源としての車両側蓄電池12、熱電併給装置33、発電装置35、及び、商用電力系統32をどのように運用して、電力負荷装置36への電力供給及び熱負荷装置34への熱供給を行うのかは施設側制御部31が有する最適計画部31aが計画する。最適計画部31aは、施設30が備える施設側制御部31の機能の一部である。
車両10には、車両側蓄電池12と、車両側蓄電池12の残量を検出する蓄電池残量検出部15と、車両側蓄電池12の充放電を制御する充放電制御部11bと、車両側蓄電池12に蓄えられている電力を利用して車輪を駆動可能なモータ/ジェネレータ13a(本発明の電動機の一例)を有する駆動部13と、運転を制御する運転制御部11aとが設けられる。モータ/ジェネレータ13aは、上述したように車輪を駆動するモータとして動作すること、及び、回生などにより車輪の回転力(機械エネルギ)を電力(電気エネルギ)に変換するジェネレータとして動作することができる。充放電制御部11b及び運転制御部11aは、車両10が備える車両側制御部11の機能の一部である。車両側制御部11は、後述する走行経路導出部11c及び入庫予測部11dの機能も実現する。
上述したように、施設側制御部31が有する最適計画部31aは、電力供給源を運用して施設内の電力需要を賄う際に生じる環境負荷の最小化を目的とする、コストの最小化を目的とする、又は、一次エネルギの最小化を目的とする最適運用計画を作成する共に、車両10が車庫に入庫する予測入庫時刻での車両側蓄電池12の目標蓄電池残量を導出する。具体的には、最適計画部31aは、電力負荷装置36への電力供給及び熱負荷装置34への熱供給を行う際に生じる環境負荷の最小化を目的として、コストの最小化を目的として、又は、一次エネルギの最小化を目的として、車両側蓄電池12、熱電併給装置33、発電装置35、及び、商用電力系統32の最適運用計画を作成すると共に、車両10が車庫に入庫する予測入庫時刻での車両側蓄電池12の目標蓄電池残量を導出する。施設30の管理者は、情報入力部38を用いて、最適運用計画を作成するに当たって、環境負荷の最小化、コストの最小化、又は、一次エネルギの最小化の何れを目的とするのかを入力し、施設側記憶部40に記憶させることができる。また、施設30の管理者は、表示装置などで実現される情報出力部39を利用して、現在、環境負荷の最小化、コストの最小化、又は、一次エネルギの最小化の何れを目的とする最適運用計画が作成されているのかを確認できる。
本実施形態において、施設30では、熱電併給装置33、発電装置35、及び、商用電力系統32を常時運用して電力負荷装置36への電力供給及び熱負荷装置34への熱供給を行うことができる。一方で、施設30において車両側蓄電池12を運用できるのは、車両10が入庫している間だけである。よって、施設30では、車両側蓄電池12を運用開始できる時刻、即ち、車両10が車庫に入庫する予測入庫時刻を知る必要がある。
以下に、図1の機能ブロック図、並びに、図2及び図3に示すフローチャートを参照して、電力需給システムS1が備える車両10と施設30の間で行われる電力需給方法を説明する。図2は、車両側で実行される入庫予測時刻送信処理のフローチャートである。この入庫予測時刻送信処理は、一定時間間隔で実行される場合、車両10が後述する予定走行経路から外れたときに実行される場合、車両10が施設30の他の充電設備で充放電を行って蓄電池残量が変化したときに実行される場合などがある。図3は、施設側で実行される最適計画作成処理のフローチャートである。この最適計画作成処理は、一定時間間隔で実行される場合、車両10から入庫予測時刻を受信したときに実行される場合などがある。
本実施形態では、車両10には、車両10の現在位置の位置情報を取得する位置情報取得部16と、現在位置から車庫に入庫するまでの予定走行経路を導出する走行経路導出部11cと、導出した予定走行経路に従って走行した場合の予測入庫時刻を予測する入庫予測部11dと、施設30との間で無線通信又は有線通信を行う車両側通信部17とが設けられている。入庫予測部11dが予測する予測入庫時刻は、車両側通信部17によって施設30に送信される。本実施形態において、車両側制御部11は、走行経路導出部11cと入庫予測部11dと充放電制御部11bと運転制御部11aとを有する。また、後述するように、車両側制御部11は、現在位置と目的地との間の経路、距離及び所要時間を導出でき、更に目的地までの経路案内を実行するようなカーナビゲーション機能を有している。
図2の工程#10において、車両10の位置情報取得部16は、車両10の現在位置の位置情報を取得する。位置情報取得部16は、例えば、GPS機能を利用した機器であり、例えば緯度及び経度の情報を位置情報として取得できる。
次に、走行経路導出部11cは、現在位置から車庫に入庫するまでの予定走行経路を導出する。具体的には、工程#11において走行経路導出部11cは、ナビゲーション情報があるか否か、即ち、車両側制御部11によって実現されるカーナビゲーション機能によって施設30までの経路案内が実行されており、その現在位置から車庫に入庫するまでの予定走行経路に関する情報が利用できるか否かを判定する。そして、走行経路導出部11cは、ナビゲーション情報があると判定したときには、工程#14に移行してナビゲーション機能により導出されている経路を予定走行経路として導出する。
また、走行経路導出部11cは、工程#11においてナビゲーション情報が無いと判定した場合には、工程#12に移行して、乗員から予定走行経路の入力があるか否かを判定する。例えば、タッチパネル式の表示装置を有するナビゲーション機器が車両10に搭載されているとき、その表示装置は情報入力部18及び情報出力部19として機能する。よって、乗員がその表示装置に表示された地図上に現在位置から車庫に入庫するまでの予定走行経路を手動入力していれば、その予定走行経路を利用できる。そして、走行経路導出部11cは、乗員から予定走行経路の入力があると判定したときには、工程#14に移行して乗員により入力されている経路を予定走行経路として導出する。
更に、走行経路導出部11cは、工程#12において乗員から予定走行経路の入力が無いと判定した場合には、工程#13に移行して、車両側記憶部20に記憶されている現在位置から施設30まで移動するのに通った過去の走行経路に関する情報が利用できるか否かを判定する。そして、走行経路導出部11cは、過去の走行経路に関する情報があると判定したときには、工程#14に移行して過去の走行経路を予定走行経路として導出する。
上述のように予定走行経路が導出された場合、工程#15において入庫予測部11dは、走行経路導出部11cが導出した予定走行経路に従って走行した場合の予測入庫時刻を予測する。この入庫予測部11dの機能は、例えば、車両側制御部11によって実現されるカーナビゲーション機能によって実行可能である。その後、車両側制御部11は、導出した予測入庫時刻に関する情報を車両側通信部17から施設30に送信する。車両10と施設30との間の通信は、車両10が走行中には、通信網Nを介した無線通信によって実現される。或いは、車両10が通信網N或いは施設30の内部の通信線に対して有線接続可能な状況では、車両10と施設30との間の通信が有線通信によって実現されることもある。
尚、走行経路導出部11cが、ナビゲーション情報もなく(工程#11において「No」の場合)、乗員から予定走行経路の入力もなく(工程#12において「No」の場合)、過去の走行履歴情報もない(工程#13において「No」の場合)と判定したとき、工程#17において車両側制御部11は、入庫予測時刻を予測不能であることを車両側通信部17から施設側に送信する。
図3に示す工程#20において施設30の施設側通信部41は、上記予測入庫時刻に関する情報を受信する。工程#21において最適計画部31aは、現時点から上記予測入庫時刻を越える一定期間までの間の最適運用計画を作成する計画部であり、受信した予測入庫時刻以降において、車両側蓄電池12を運用計画に組み込むことができる。つまり、最適計画部31aは、予測入庫時刻以降に、余剰電力を配電系統Lから車両側蓄電池12に充電する(即ち、車両側蓄電池12を配電系統Lにとっての電力負荷として利用する)運用計画や、不足電力を車両側蓄電池12から配電系統Lに放電させる(即ち、車両側蓄電池12を配電系統Lにとっての電力供給源として利用する)運用計画を作成できる。言い換えると、最適計画部31aは、現時点から計画終了時点までの時間帯における運用計画において、予測入庫時刻に、車両側蓄電池12の蓄電池残量をいくらにした状態で配電系統Lへ接続すれば良いのかを計画する。よって、最適計画部31aは、車両側蓄電池12、熱電併給装置33、発電装置35、及び、商用電力系統32の最適運用計画を作成すると共に、車両10が車庫に入庫する予測入庫時刻での車両側蓄電池12の目標蓄電池残量を導出する。
例えば、最適計画部31aは、施設側記憶部40に記憶されている過去の電力需要データ及び熱需要データを参照することで、施設内における予測電力需要及び予測熱需要を導出できる。そして、最適計画部31aは、その予測電力需要及び予測熱需要を賄うための電力負荷装置36への電力供給及び熱負荷装置34への熱供給を行う際に生じる環境負荷の最小化を目的として、コストの最小化を目的として、又は、一次エネルギの最小化を目的として、車両側蓄電池12、熱電併給装置33、発電装置35、及び、商用電力系統32をどのような出力で運用するかが規定された上記最適運用計画を作成する。
次に、工程#22において施設側通信部41は、最適計画部31aによって導出された目標蓄電池残量に関する情報を車両10へ送信する。
尚、上記工程#17において、車両側制御部11が、入庫予測時刻を予測不能であることを車両側通信部17から施設側に送信していた場合には、最適計画部31aは、車両側蓄電池12を電力負荷及び電力供給源として利用できないと判定し、車両側蓄電池12の運用を最適運用計画に含めない。
車両10の運転制御部11aは、車両側通信部17が受け付けた目標蓄電池残量を受け付けると、蓄電池残量検出部15によって検出される現在の蓄電池残量から、予定走行経路に従って走行した場合に消費する消費電力量を減算して、車庫に入庫するときの予測蓄電池残量を導出する。例えば、運転制御部11aは、現在位置から施設30の車庫に入庫するまでの予定走行距離を上記予定走行経路から導出できる。よって、運転制御部11aは、車両側記憶部20に記憶されている平均電費(電力量当たりの走行距離:km/kWh)と予定走行距離に基づいて、予定走行経路に従って走行した場合に消費する消費電力量を導出できる。また、車両10の内部の他の電気機器で消費される電力量を上記消費電力量に含めることができる。更に、予定走行経路に従って走行する間にモータ/ジェネレータ13aによって発電される発電電力量を見積もることができれば、その発電電力量を上記消費電力量から減算できる。
次に、運転制御部11aは、車庫に入庫するときの蓄電池残量を目標蓄電池残量とするために不足する不足電力量(=目標蓄電池残量−予測蓄電池残量)を導出する。そして、運転制御部11aは、表示装置などによって実現される情報出力部19から不足電力量を乗員に提示してその不足電力量の補充を促す。その結果、乗員は、施設30への帰路途中に、入庫時に利用する施設30とは異なった充電設備などで不足電力量を充電して、入庫時の蓄電池残量を上記目標蓄電池残量に近づけることができる。
<第2実施形態>
第2実施形態の電力需給システムは、入庫予測部が施設の車両側制御部の機能として実現される点で第1実施形態の電力需給システムと異なる。以下に、第2実施形態の電力需給システムについて説明するが、第1実施形態と同様の構成については説明を省略する。
図4は、第2実施形態の電力需給システムS2の機能ブロック図である。図5は、車両側で実行される予定走行経路送信処理のフローチャートである。図6は、施設側で実行される最適計画作成処理のフローチャートである。この予定走行経路送信処理は、一定時間間隔で実行される場合、車両10が後述する予定走行経路から外れたときに実行される場合、車両10が施設30の他の充電設備で充放電を行って蓄電池残量が変化したときに実行される場合などがある。
図4に示すように、車両10には、現在位置から車庫に入庫するまでの予定走行経路を導出する走行経路導出部11cが設けられ、施設30には、車両から受信した予定走行経路に従って車両10が走行した場合の予測入庫時刻を予測する入庫予測部31bが設けられている。具体的には、図5及び図6のフローチャートを参照して以下に説明する。
図5の工程#30〜工程#34は、図2の工程#10〜工程#14と同様である。つまり、工程#34において走行経路導出部11cは、現在位置から車庫に入庫するまでの予定走行経路を導出する。次に工程#35において車両側制御部11は、導出した予定走行経路を車両側通信部17から施設30に送信する。
尚、走行経路導出部11cが、ナビゲーション情報もなく(工程#31において「No」の場合)、乗員から予定走行経路の入力もなく(工程#32において「No」の場合)、過去の走行履歴情報もない(工程#33において「No」の場合)と判定したとき、工程#36において車両側制御部11は、予定走行経路を予測不能であることを車両側通信部17から施設側に送信する。
図6に示す工程#40において施設30の施設側通信部41は、上記予定走行経路を受信する。工程#41において入庫予測部31bは、車両10の走行経路導出部11cが導出した予定走行経路に従って走行した場合の予測入庫時刻を予測する。この入庫予測部31bの機能は、例えば、施設30の施設側制御部31に、カーナビゲーション機能と同様の機能を搭載しておくことで実行可能である。次に、工程#42において最適計画部31aは、現時点から上記予測入庫時刻を越える一定期間までの間の最適運用計画を作成する計画部であり、受信した予測入庫時刻以降において、車両側蓄電池12を運用計画に組み込むことができる。つまり、最適計画部31aは、予測入庫時刻以降に、余剰電力を配電系統Lから車両側蓄電池12に充電する(即ち、車両側蓄電池12を配電系統Lにとっての電力負荷として利用する)運用計画や、不足電力を車両側蓄電池12から配電系統Lに放電させる(即ち、車両側蓄電池12を配電系統Lにとっての電力供給源として利用する)運用計画を作成できる。言い換えると、最適計画部31aは、現時点から計画終了時点までの時間帯における運用計画において、予測入庫時刻に、車両側蓄電池12の蓄電池残量をいくらにした状態で配電系統Lへ接続すれば良いのかを計画する。よって、最適計画部31aは、車両側蓄電池12、熱電併給装置33、発電装置35、及び、商用電力系統32の最適運用計画を作成すると共に、車両10が車庫に入庫する予測入庫時刻での車両側蓄電池12の目標蓄電池残量を導出する。
本実施形態においても、最適計画部31aは、電力負荷装置36への電力供給及び熱負荷装置34への熱供給を行う際に生じる環境負荷の最小化を目的として、コストの最小化を目的として、又は、一次エネルギの最小化を目的として上記最適運用計画を作成する。
次に、工程#43において施設側通信部41は、最適計画部31aによって導出された目標蓄電池残量に関する情報を車両10へ送信する。
第1実施形態と同様に、車両10の運転制御部11aは、車両側通信部17が目標蓄電池残量を受け付けると、蓄電池残量検出部15によって検出される現在の蓄電池残量から、予定走行経路に従って走行した場合に消費する消費電力量を減算して、車庫に入庫するときの予測蓄電池残量を導出する。運転制御部11aは、車庫に入庫するときの蓄電池残量を目標蓄電池残量とするために不足する不足電力量(=目標蓄電池残量−予測蓄電池残量)を導出する。そして、運転制御部11aは、情報出力部19から不足電力量を乗員に提示してその不足電力量の補充を促す。その結果、乗員は、施設30への帰路途中に、入庫時に利用する施設30とは異なった充電設備などで不足電力量を充電して、入庫時の蓄電池残量を上記目標蓄電池残量に近づけることができる。
<別実施形態>
<1>
上記実施形態では、車両が電気車両である場合について説明したが、蓄電池を有していれば他の種類の車両であってもよい。例えば、駆動部13が電動機及び内燃機関を有する、所謂、ハイブリッド車両であってもよい。図7は、別実施形態の電力需給システムS3の機能ブロック図であり、図1に示した電力需給システムを改変例である。
図7に示すように、駆動部13は、電気エネルギにより車両10の車輪を駆動するモータ/ジェネレータ13a(本発明の電動機の一例)と、燃料を消費して得た機械エネルギにより車輪を駆動する内燃機関13bとを有する。モータ/ジェネレータ13aは、車輪を駆動するモータとして動作すること、及び、車輪の回転力(機械エネルギ)を利用して発電するジェネレータとして動作することができる。そして、運転制御部11aは、内燃機関13bを作動させずに車両側蓄電池12の電力を利用してモータ/ジェネレータ13aをモータとして作動させることで車輪を回転させる運転状態、内燃機関13bのみを作動させて車輪を回転させる運転状態、内燃機関13b及びモータ(モータ/ジェネレータ13a)の両方を作動させて車輪を回転させる運転状態の何れかで駆動部13を作動させる。よって、モータ/ジェネレータ13aは、車輪が内燃機関13bによって駆動されている運転状態において、その駆動力の一部を利用して発電することができる。加えて、モータ/ジェネレータ13aは、何れの運転状態であっても、車両10の減速中などには回生発電を行うことができる。そして、車両側制御部11(運転制御部11a及び充放電制御部11b)は、内燃機関13b及びモータ/ジェネレータ13aの作動を制御して、車両側蓄電池12の充放電を制御することで、車両側蓄電池12の蓄電池残量を調節できる。
以上のように、車両側制御部11は、上記実施形態で説明したように施設30から目標蓄電池残量を受信したとき、内燃機関13b及びモータ/ジェネレータ13aの少なくとも一方を作動させながら車両側蓄電池12からの放電量及び車両側蓄電池12への充電量を制御して、車庫への入庫時の蓄電池残量を目標蓄電池残量とすることができる。
上記説明では、内燃機関13b及びモータ/ジェネレータ13aを発電部として利用する例について説明したが、他の形態の発電部を備えていてもよい。例えば、駆動部13が、発電部としての燃料電池と電動機としてのモータを備えている場合も、その燃料電池及びモータ(或いは、モータ/ジェネレータ)の少なくとも一方を作動させながら車両側蓄電池12からの放電量及び車両側蓄電池12への充電量を制御して、車庫への入庫時の蓄電池残量を目標蓄電池残量とすることができる。
<2>
図8は、別実施形態の電力需給システムS4の機能ブロック図である。図8に示したように、電力需給システムS4は、施設側制御部31が、車両10が車庫に入庫する予測入庫時刻を予測する入庫予測部31dを備えている点で図7に示した電力需給システムS3と異なっている。図8に示した入庫予測部31dの機能などは、第2実施形態で説明したのと同様である。
<3>
上述した例では、運転制御部11aが、情報出力部19から不足電力量を乗員に提示してその不足電力量の補充を促すことを説明したが、乗員がその不足電力量の補充を拒否することもある。例えば、車両10の乗員は、情報入力部18を用いて、不足電力量の補充の拒否を入力して施設30に送信できる。そのような場合には、入庫予測時刻以降において、施設30で電力不足が発生する可能性がある。そのような問題を回避するため、車両10において、情報入力部18が、乗員から不足電力量を補充しない旨の情報の入力を受け付けると、車両側通信部17がその不足電力量を補充しない旨の情報を施設30に送信する。そして、施設30において、施設側通信部41が、乗員が不足電力量を補充しない旨の情報を受信すると、最適計画部31aは、予測入庫時刻での車両側蓄電池12の蓄電池残量が目標蓄電池残量よりも上記不足電力量だけ少ない条件で最適運用計画をやり直す。その結果、施設30では、乗員が上記不足電力量を補充することを拒否したことにより電力負荷装置36への電力供給に不足が生じることを未然に回避して、施設30内の電力負荷装置36への電力供給を最適に実施できる
<4>
上述した例では、車両10において予定走行経路を導出するに当たって工程#11、工程#12及び工程#13(或いは、工程#31、工程#32及び工程#33)の3つの工程を備える例を示したが、何れか1つ又は2つの工程を備えるように改変してもよい。
本発明に係る電力需給システムは、車両に設けられる車両側蓄電池を、車両を使用していない間(即ち、車両が車庫に入庫している間)は施設に設けられる電力負荷及び電力供給源として計画的に有効利用できる。
第1実施形態の電力需給システムの機能ブロック図 車両側で実行される入庫予測時刻送信処理のフローチャート 施設側で実行される最適計画作成処理のフローチャート 第2実施形態の電力需給システムの機能ブロック図 車両側で実行される予定走行経路送信処理のフローチャート 施設側で実行される最適計画作成処理のフローチャート 別実施形態の電力需給システムの機能ブロック図 別実施形態の電力需給システムの機能ブロック図
符号の説明
10 車両
11a 運転制御部
11b 充放電制御部
11c 走行経路導出部
11d 入庫予測部
12 車両側蓄電池
13 駆動部
13a モータ/ジェネレータ(電動機)
13b 内燃機関
16 位置情報取得部
17 車両側通信部
18 情報入力部
19 情報出力部
30 施設
31a 最適計画部
31b 入庫予測部
32 商用電力系統
33 熱電併給装置
34 熱負荷装置
35 発電装置
36 電力負荷装置
42 施設側通信部
L 配電系統
S1、S2、S3、S4 電力需給システム

Claims (9)

  1. 施設に設けられた車庫に車両が入庫して前記車両が有する車両側蓄電池が前記施設内の配電系統に電力負荷及び電力供給源として利用可能な形態で電気的に接続されると、前記配電系統から前記車両側蓄電池への充電及び前記車両側蓄電池から前記配電系統への放電が可能となる電力需給システムであって、
    前記施設には、
    前記施設内の電力需要を電力供給源から供給する電力によって賄う際に生じる環境負荷の最小化を目的とする、コストの最小化を目的とする、又は、一次エネルギの最小化を目的とする電力供給源の最適運用計画を作成し、前記車両が前記車庫に入庫する予測入庫時刻での前記車両側蓄電池の目標蓄電池残量を導出する最適計画部と、前記最適計画部によって導出された前記目標蓄電池残量に関する情報を前記車両へ送信可能な施設側通信部と、が設けられ、
    前記車両には、
    前記車両側蓄電池と、前記車両側蓄電池の充放電を制御する充放電制御部と、前記車両側蓄電池に蓄えられている電力を利用して車輪を駆動可能な電動機を有する駆動部と、前記施設との間で通信を行う車両側通信部と、運転を制御する運転制御部と、が設けられ、
    前記運転制御部は、前記車両側通信部が受け付けた前記目標蓄電池残量に関する情報に従って、前記予測入庫時刻における蓄電池残量が前記目標蓄電池残量となるように前記充放電制御部及び前記駆動部の作動を制御する電力需給システム。
  2. 施設に設けられた車庫に車両が入庫して前記車両が有する車両側蓄電池が前記施設内の配電系統に電力負荷及び電力供給源として利用可能な形態で電気的に接続されると、前記配電系統から前記車両側蓄電池への充電及び前記車両側蓄電池から前記配電系統への放電が可能となる電力需給システムであって、
    前記施設には、
    前記車両との間で通信を行う施設側通信部と、熱と電気とを併せて発生する熱電併給装置と、電気を発生する発電装置と、前記熱電併給装置、前記発電装置、商用電力系統、及び、前記車両側蓄電池のうちの少なくとも一つの電力供給源から電力の供給を受けることができる電力負荷装置と、前記熱電併給装置から熱の供給を受ける熱負荷装置と、前記電力負荷装置への電力供給及び前記熱負荷装置への熱供給を行う際に生じる環境負荷の最小化を目的として、コストの最小化を目的として、又は、一次エネルギの最小化を目的として、前記車両側蓄電池、前記熱電併給装置、前記発電装置、及び、前記商用電力系統の最適運用計画を作成すると共に、前記車両が前記車庫に入庫する予測入庫時刻での前記車両側蓄電池の目標蓄電池残量を導出する最適計画部と、が設けられ、
    前記施設側通信部は、前記最適計画部によって導出された前記目標蓄電池残量に関する情報を車両へ送信し、
    前記車両には、
    前記車両側蓄電池と、前記車両側蓄電池の充放電を制御する充放電制御部と、前記車両側蓄電池に蓄えられている電力を利用して車輪を駆動可能な電動機を有する駆動部と、前記施設との間で通信を行う車両側通信部と、運転を制御する運転制御部と、が設けられ、
    前記運転制御部は、前記車両側通信部が受け付けた前記目標蓄電池残量に関する情報に従って、前記予測入庫時刻における蓄電池残量が前記目標蓄電池残量となるように前記充放電制御部及び前記駆動部の作動を制御する電力需給システム。
  3. 前記駆動部は、前記電動機及び内燃機関を有し、
    前記運転制御部は、前記予測入庫時刻における蓄電池残量が前記目標蓄電池残量となるように、前記充放電制御部及び前記駆動部の作動を制御する請求項1又は2記載の電力需給システム。
  4. 前記車両には、乗員へ情報を出力する情報出力部が設けられ、
    前記運転制御部は、前記車庫に入庫するときの蓄電池残量を前記目標蓄電池残量とするために不足する不足電力量を導出し、前記不足電力量を前記情報出力部から乗員に提示して前記不足電力量の補充を促す請求項1〜3の何れか一項に記載の電力需給システム。
  5. 前記車両には、乗員から情報の入力を受け付ける情報入力部が設けられ、
    前記車両において、前記情報入力部が、乗員から前記不足電力量を補充しない旨の情報の入力を受け付けると、前記車両側通信部は、乗員が前記不足電力量を補充しない旨の情報を前記施設に送信し、
    前記施設において、前記施設側通信部が、乗員が前記不足電力量を補充しない旨の情報を受信すると、前記最適計画部は、前記予測入庫時刻での前記車両側蓄電池の蓄電池残量が前記目標蓄電池残量よりも前記不足電力量だけ少ない条件で前記最適運用計画をやり直す請求項4記載の電力需給システム。
  6. 前記車両には、前記車両の現在位置の位置情報を取得する位置情報取得部と、前記現在位置から前記車庫に入庫するまでの予定走行経路を導出する走行経路導出部と、導出した前記予定走行経路に従って走行した場合の前記予測入庫時刻を予測する入庫予測部と、が設けられ、
    前記車両側通信部は、前記入庫予測部が予測する前記予測入庫時刻に関する情報を前記施設に送信する請求項1〜5の何れか一項に記載の電力需給システム。
  7. 前記車両には、前記車両の現在位置から前記車庫に入庫するまでの予定走行経路の入力を乗員から受け付ける情報入力部と、受け付けた前記予定走行経路に従って走行した場合の前記予測入庫時刻を予測する入庫予測部と、が設けられ、
    前記車両側通信部は、前記入庫予測部が予測する前記予測入庫時刻を前記施設に送信する請求項1〜5の何れか一項に記載の電力需給システム。
  8. 前記車両には、前記車両の現在位置の位置情報を取得する位置情報取得部と、前記現在位置から前記車庫に入庫するまでの予定走行経路を導出する走行経路導出部と、が設けられ、
    前記車両側通信部は、前記走行経路導出部が導出する前記予定走行経路を前記施設に送信し、
    前記施設には、前記車両から受信した前記予定走行経路に従って前記車両が走行した場合の前記予測入庫時刻を予測する入庫予測部が設けられている請求項1〜5の何れか一項に記載の電力需給システム。
  9. 前記車両には、前記車両の現在位置から前記車庫に入庫するまでの予定走行経路の入力を受け付ける情報入力部が設けられ、
    前記車両側通信部は、前記情報入力部が受け付けた前記走行予定経路を前記施設に送信し、
    前記施設には、前記車両から受信した前記予定走行経路に従って前記車両が走行した場合の前記予測入庫時刻を予測する入庫予測部が設けられている請求項1〜5の何れか一項に記載の電力需給システム。
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