JP5290735B2 - 電気自動車の充電制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電気自動車の充電制御装置に関するものである。
無権限者への充電用電源から電気自動車への給電を制限する充電制御装置としては、特許文献1に記載のものが知られている。この従来例において、車両にはトランスポンダキーによる認証システムが搭載され、充電装置側にはトランスポンダキーの読み取り装置が配置される。車両への充電は、トランスポンダキーを充電装置の読み取り装置により読み取らせて行われ、読み取られた認証用IDは通信手段を使用して一旦車両に送られた後、車両側で認証される。
車両での認証が成立すると、認証結果が再び充電装置に返され、給電が開始される。
特開2007-252016号公報
しかし、上述した従来例は、認証動作に車両の認証システムに使用するキーを利用することができるために、所持するキーが多くならないという利点を有するものの、認証対象が車両に使用されるキーに限られ、例えば、住居の施解錠に使用されるキーの使用ができないなどの融通性に欠けるという問題を有する上に、車両と充電装置との間の通信が必要で、構造が複雑になるという欠点がある。
本発明は、以上の欠点を解消すべくなされたものであって、住居、あるいは車両等のキーを充電時の認証キーにすることによって、利便性を向上させた電気自動車の充電制御装置を提供することを目的とする。また、本発明の他の目的は、上記充電制御装置を使用した電気自動車の充電システムの提供にある。
本発明によれば上記目的は、
充電用電源15に接続されるコンセント部2に充電ケーブル1を介して接続された電気自動車3への給電を制御する電気自動車の充電制御装置であって、
住居4または電気自動車3の認証に使用する電子式携帯鍵5に対する認証部6と、
認証部6における認証成立を通電開始の条件とする制御部7とを有し、
かつ、前記コンセント部2と一体に形成されて充電用電源15からコンセント部2への通電を制御する電気自動車の充電制御装置を提供することにより達成される。
電気自動車3の充電は、充電用電源15に接続されるコンセント部2と電気自動車3とを充電ケーブル1により接続し、充電用電源15から電気自動車3に給電して行われる。充電制御装置Aは、充電用電源15とコンセント部2とを結線する通電経路に挿入され、コンセント部2の近傍の家屋の壁面等、正確には充電に伴う充電ケーブル1の接続操作等を行う領域で、かつ、後述する電子式携帯鍵5との交信可能な範囲に設置される。
充電制御装置Aは、電気自動車3のキーレスエントリーシステム等の認証、あるいは住居4の電気錠操作のための認証に使用する電子式携帯鍵5に対する認証部6を含み、該認証部6での認証成立が通電の条件とされる。
認証部6での認証成立を給電の条件とし、認証成立、あるいは認証成立に加え、他の条件の成立を条件に給電が開始されるこの発明において、無権限者に対する電気の使用を規制することができる。また、充電制御装置Aは、コンセント部2の近傍に配置されて直接コンセント部2への給電を制御するために、車両との交信等を要せず、構造が簡単になる。さらに、認証は充電制御装置A内のID格納部11内のIDを参照して行われ、このID格納部11には車両3、あるいは住居4の施解錠操作の際に使用するIDが格納されるために、登録したいずれか、あるいは双方の電子式携帯鍵5を充電時の認証キーとして使用することができるために、利便性が向上する。
また、充電制御装置Aは、
電子式携帯鍵5に応答要求信号を出力するリクエスト信号発信部8と、
電子式携帯鍵5から出力される認証用IDのうち、応答要求信号出力から所定時間内に受信した認証用IDを認証対象として選択するレスポンス監視部9と、
を有して構成することができる。
リクエスト信号発信部8から応答要求信号を出力し、この応答要求信号の出力から所定時間内に電子式携帯鍵5から出力された認証IDだけを認証対象とすることによって、例えば、電気自動車3に対する施解錠操作、あるいは住居4の玄関扉に対する施解錠操作が行われた際に、充電制御装置Aが通電許可状態に遷移することを確実に防止することが可能になる。
リクエスト信号発信部8からの応答要求信号出力は、例えば、充電制御装置Aにリクエストボタン等を配置し、このリクエストボタン等に対する操作をトリガとして行うこともできるが、充電ケーブル1の接続を検出するケーブル接続検出部10を設け、このケーブル接続検出部10におけるケーブル検出をトリガとしてリクエスト信号発信部8から応答要求信号を出力させるように構成すると、応答要求信号出力のための特別の操作を必要とすることがないために、使い勝手が向上する。
さらに、充電制御装置Aは、
住居4または電気自動車3の認証に使用する電子式携帯鍵5の認証用IDをID格納部11に登録するID登録操作部12と、
利用者によるID登録操作部12の起動を可能にする登録モード起動手段13とを有して構成することができる。
認証用IDは、購買時にショップ、あるいはディーラに予め用意されるID読み込み、書き込み装置を使用してID格納部11に書き込み等を行うことが可能であるが、登録モード起動手段13を用意しておくと、購入後、利用者が自由に電気自動車3、あるいは住居4に使用する電子式携帯鍵5のIDを登録することができるために、利便性が向上する。
ID登録操作部12は、制御部7を動作させる登録プログラムを起動させることによって所定手順でID格納部11に格納し、例えば、
電子式携帯鍵5への応答要求信号に対する電子式携帯鍵5からの応答信号に含まれる認証用IDを登録対象IDとしてID格納部11に格納するように構成することができる。
登録モード起動手段13には、操作ボタン等が利用できるが、シリンダ錠を使用すると、回転操作された事実により登録権限の有無を確認できるために、登録権限の認証手順を省くことが可能になり、操作が簡単になる。
充電制御装置Aは、充電ケーブル1のプラグが接続されるコンセント部2と別体に形成することも可能であるが、コンセント部2と一体に形成することが可能で、このように構成すると、取り扱いが簡単になる。
さらに、これら充電制御を使用した充電システムとして、
住居4または電気自動車3の認証に使用する電子式携帯鍵5と、
前記電気自動車の充電制御装置Aとを有する電気自動車の充電システムであって、
前記電子式携帯鍵5は、住居4または電気自動車3への施解錠要求操作時に住居4等から出力される応答要求信号に対する所定時間内の応答信号内に含まれる認証IDのみを認証対象IDとして採用する認証モードを有するシステムに使用可能に形成され、
かつ、充電制御装置Aは、前記認証システムにおける認証モードに適合した応答要求信号を電子式携帯鍵5に出力して認証IDを取得し認証する電気自動車の充電システムを構成することができる。
電子式携帯鍵5が使用される電気自動車3、あるいは住居4の認証システムは、住居4または電気自動車3に対する明示的な指示を伴う認証IDの送出、例えば、電気自動車3等に設けられるリクエストボタン等への操作によって電気自動車3等から出力される応答要求信号に対する応答信号のみ、あるいは応答要求信号出力から適宜時間内に電子式携帯鍵5から他の理由、例えば、電子式携帯鍵5への操作による施解錠要求信号のみに認証対象を限定する認証モードを有しており、充電制御装置Aは、当該認証モードに対応した応答要求信号を電子式携帯鍵5に出力する。
電子式携帯鍵5は少なくとも上述した認証モードに対応する応答機能を備えており、応答要求信号の受信により応答信号を出力する。電子式携帯鍵5から出力されるこの応答信号は、電気自動車3等でのリクエストボタン等への操作を伴わないために、電気自動車3等に対しては効力を有せず、充電制御装置Aに対してのみ認証対象として作用する。
この結果、充電制御装置Aへの動作を目的とする操作によって電気自動車3、あるいは住居4の玄関扉が解錠状態になる等の虞を完全に防止できる。
また、本発明によれば、
充電ケーブル1が接続されるコンセント部2の近傍に配置されてコンセント部2への通電を制御し、充電ケーブル1を介してコンセント部2に接続される電気自動車3への給電を制御する電気自動車の充電制御装置であって、
住居4または電気自動車3の認証に使用する電子式携帯鍵5に対する認証部6と、
認証部6における認証成立を通電開始の条件とする制御部7とを有する電気自動車の充電制御装置を提供することも可能である。

本発明によれば、住居、あるいは車両等のキーを充電時の認証キーにすることができるために、利便性を向上させることができる。
図1に電気自動車の充電システムを示す。この実施の形態において、充電システムの運用は、車両3用の電子式携帯鍵5(5A)と住居4用の電子式携帯鍵5(5B)の2種類の電子式携帯鍵5を使用して行われる。
まず、住居4の玄関扉4aには認証装置4bでの認証成立を条件に施解錠駆動される図外の電気錠が取り付けられており、玄関扉4a、あるいはその近傍の室外側壁面に配置される施解錠スイッチ4c、4dを操作すると、認証装置4bは応答要求信号を出力し、所定時間住居用携帯鍵5Bからの応答を待つ。
一方、応答要求信号を受信した住居用携帯鍵5Bは、自動的に住居用携帯鍵5Bに固有の認証IDを含む応答信号を出力する。応答信号を受信した認証装置4bは、認証IDを取り出した後、予め登録された認証IDと比較を行い、一致すると、応答要求信号を出力する原因となった施解錠スイッチ種に対応した動作となるように電気錠を駆動する。
住居4の認証装置と住居用携帯鍵5Bとの認証動作は、以上のように、住居4側の施解錠スイッチ4c、4dへの操作により開始されるパッシブモードに加え、アクティブモードによることができる。アクティブモードにおける認証動作は、住居用携帯鍵5Bに配置される施解錠スイッチ16、17を操作することによって開始され、施解錠スイッチ16、17への操作によって住居用携帯鍵5Bは施解錠いずれかの操作かを識別する識別符号を付加した認証IDを出力する。
上記識別符号の存在によりアクティブモードによる信号であることを認識した認証装置4bは、対応する応答要求信号の出力を確認することなく無条件に認証成立の有無を判定した後、認証が成立すると、識別符号により指示された動作が行われるように電気錠を駆動する。
以上の動作は、車両用携帯鍵5Aと車両3に設けられた認証装置3aとの間でも同様に行われ、電気自動車3のドア3bの施解錠操作は、車両用携帯鍵5Aへの操作により認証動作が開始されるアクティブモードと、車両3のドア等に配置される図外の施解錠スイッチへの操作により認証動作が開始されるパッシブモードのいずれでも行うことができる。
充電制御装置Aは、充電ケーブル1のプラグ1aが接続されるコンセント部2を保持するケース14内に収容されてコンセント装置として構成され、充電用電源15となる商用電源の配線にターミナル18を介して接続される。電気自動車3への充電は、充電ケーブル1の一端を充電制御装置Aのコンセント部2に、他端を電気自動車3の受電部3cに接続した状態で電気自動車3に充電用電源15から給電して行われる。
充電制御装置Aは、上記充電用電源15の配線経路を断接するリレー、または半導体リレー等からなるスイッチ19と、AC/DC変換回路等を含む電源回路20により給電を受けて動作する制御部7から給電され、かつ、制御される認証部6を有する。
認証部6は、制御部7から出力されるIDをID格納部11内の登録済みIDと比較し、一致する場合に認証成立信号を出力する。認証部6での認証対象IDを電子式携帯鍵5から受信するために、制御部7には、携帯鍵5に応答要求信号を出力するリクエスト信号発信部8、携帯鍵5から出力される応答信号等を受信するRF受信部21、ケーブル接続検出部10およびレスポンス監視部9が設けられる。
電気自動車3と車両用携帯鍵5Aとが通信する際の周波数、あるいは通信プロトコルは、玄関扉4aと住居用携帯鍵5Bとの間のものと相違するために、この実施の形態において、充電制御装置Aには、住居用通信部22と車両用通信部23とが格納される。これらは、基板モジュールとして提供することができ、車両用携帯鍵5Aのみの使用が必要な場合には、車両用通信部23のみが実装される。
また、図1においては、RF受信部21とリクエスト信号発信部8とをモジュールの単位とし、モジュールからの出力を認証部6において共通信号形式に変換した後、認証動作を行う場合が示されているが、認証部6までを含めて基板モジュールに実装することも可能である。
さらに、車両3、あるいは玄関扉4aに対するアクセス権限を与えるID格納部11が屋外に配置されることを考慮して、充電制御装置AにはID保護部24が配置される。ID保護部24は、例えば上記基板モジュールに対する不正アクセスの検出、あるいはケース14への破壊操作等が検知された場合、ID格納部11内の全IDを抹消するように構成することができる。
ケーブル接続検出部10は、コネクタ部2への充電ケーブル1の接続を検出するメカニカルスイッチ等により形成され、ケーブル接続検出部10におけるケーブル接続が検出されると、制御部7は、実装されている住居用通信部22、および車両用通信部23のリクエスト信号発信部8から応答要求信号を順番に出力する。
充電制御装置Aにおける認証モードは、上述した2種類のモードうち、パッシブモードに限られており、レスポンス監視部9は、RF受信部21での受信信号の有効性をリクエスト信号発信部8からの経過時間によって判定し、所定時間内に受信したIDのみを制御部7に出力し、認証部6での認証動作が行われる。
したがってこの実施の形態において、アクティブモード、あるいはパッシブモードにより車両3、あるいは住居4の認証装置3a、4bに対する認証操作を行った結果、携帯鍵5からの信号が充電制御装置Aに到達しても、充電制御装置Aから応答要求信号が出力されていないために、レスポンス監視部9は当該信号を認証対象IDとすることはない。この結果、車両3等に対して行った操作のために、充電制御装置Aが動作することはない。
また、これと逆に、充電制御装置Aを操作した結果の応答信号、すなわち、充電ケーブル1を接続して充電制御装置Aから出力された応答要求信号に対する携帯鍵5からの出力は、レスポンス監視部9を通過し、認証部6での認証対象IDとして採用される。これに対し、充電制御装置Aからのリクエストに応答した携帯鍵5からの応答信号には、アクティブモードでの送信であることを示す識別符号(この実施の形態においては施解錠識別符号)がないために、パッシブモードによる認証要求と判定される。しかし、車両3等にはパッシブモードを信号を受け入れる条件、すなわち、対応する応答要求信号の出力履歴がないために、認証対象として受け入れられることはなく、この信号に基づく動作がなされることはない。
この結果、充電制御装置Aへの操作によって不用意に車両3のドア3b、あるいは住居4の玄関4a等が施解錠操作されることもない。
上記スイッチ19は、常時開状態となっており、充電制御装置Aの認証部6での認証が成立すると、制御部7はリレー駆動回路として形成されるスイッチ駆動部25を駆動して充電用電源15の配線経路を閉成し、電気自動車3への通電を開始する。スイッチ19による配線経路の開閉は、電圧線、すなわち、100V給電における非接地線、単相3線配電における200V給電の場合の双方の配線を対象に行うのが望ましく、このようにすると、コンセント部2に悪戯等によって導体を挿入した場合の感電事故を確実に防止できる。
また、充電制御装置Aは、上記ID格納部11に携帯鍵5のIDを登録するためのID登録操作部12と、このID登録操作部12を起動するための登録モード起動手段13とを有する。ID登録操作部12は、起動時に制御部7、または図外のメモリに格納されている制御プログラムのID登録ルーチンに記述された手順に基づいて携帯鍵5の認証IDをID格納部11に格納する。
登録モード起動手段13は、例えば、シリンダ錠とシリンダ錠への回転操作により投入されるシリンダスイッチにより、あるいはケース14に配置され、所定の認証手順で認証が終了した後に有効となる登録用スイッチにより形成することができる。シリンダスイッチ等の投入により、例えば、制御部7に対する割り込み命令入力ポートの電位が遷移し、ID登録ルーチンが呼び出される。
図2に充電制御装置Aの動作フローを示す。この実施の形態において上記登録モード起動手段13にはシリンダ錠とシリンダスイッチが使用されており、制御が開始すると、まず、シリンダスイッチの状態を検出する(ステップ100)。ステップ100でシリンダスイッチが投入されていないとき、すなわち、登録モード起動手段13が操作されていない場合には、通常の認証ルーチンが実行され、ケーブル接続検出部10からの出力を監視する(ステップ101)。
ステップ101において充電ケーブル1の接続、正確には、ケーブル接続検出部10が未検出状態から検出状態に遷移すると、タイマをセットした後(ステップ102)、リクエスト信号発信部8から応答要求信号を出力して携帯鍵5からの応答を待つ(ステップ103)。応答があった場合には(ステップ104)、認証部6での認証動作を行い(ステップ105)、認証成立を条件にスイッチ駆動部25が駆動されてスイッチ19が閉成され、通電が開始される(ステップ106)。
上述したように、充電制御において認証対象となり得るIDは、充電制御装置Aへの操作に起因するパッシブモードでの受信ID、および、例外的に入力される応答要求信号出力後の所定時間内のアクティブモード、あるいは車両3等に対するパッシブモード下での応答信号に限定されているために、ステップ102でセットされたタイマがタイムアップ(ステップ107)する前に、住居用携帯鍵5Bに対する認証部6での認証も成立せず、さらに、この後に繰り返される車両用携帯鍵5Aに対するステップ102から105の間にも認証が成立しない場合には、制御が終了する(ステップ108)。
また、ステップ106で通電が開始され、充電終了すると、充電ケーブル1を抜去し(ステップ107)、あるいは図外の終了ボタンを操作して充電操作が終了する。
一方、ステップ100でシリンダスイッチが投入されている場合、すなわち、ID登録モードにおいては、図3に示すように、まず、登録モードに移行したことを知らせるLED26を点灯させた後(ステップ200)、タイマをセットし、応答要求信号を出力する(ステップ202)。
応答要求信号に対する適正なIDコードを所定時間内に受信すると(ステップ203)、当該コードをID格納部11に格納し(ステップ204)、適正なIDコードを取得できなかった場合にはLED26を短時間点滅してエラーを表示し(ステップ205)、適正なIDコードの受信を待つ。
タイムアップ前に適正なIDコードを受信できない場合(ステップ206)、他の通信部が搭載されている場合には他の通信部、すなわち、車両用通信部23と住居用通信部22とが実装されている場合、車両用通信部23を使用した登録手続に対する所定時間内の応答がなかった場合には、住居用通信部22を使用したステップ201から205までを再度実行し、双方とも応答がなかった場合には制御を終了する。
また、ステップ204でID登録された後は、LED26を長点滅させて登録完了を知らせた後(ステップ207)、シリンダスイッチの原位置復帰を待って(スイッチ208)、初期ルーチンに復帰する。
さらに、図示しないが、上述したシリンダ錠を逆方向に回転操作した位置に、抹消用のシリンダスイッチが用意されており、当該抹消用シリンダスイッチが動作すると、ID格納部11内の全IDを抹消することができる。
図4に登録モード起動手段13として登録用スイッチを使用した場合の充電制御装置Aの動作を示す。この実施の形態において、まず、登録モードへの移行は、登録用スイッチを2回押下することにより開始される(ステップ300)。登録スイッチが押下されなかった場合、ケーブル接続検出部10からの出力を検出し(ステップ301)、次いで、抹消後の登録モードへの移行を確認するために、ID格納部11内に登録済みIDがあるか否かを判定する(ステップ302)。
ステップ302で登録済みIDがID格納部11内に検出された場合、運用モードに移行し、上述した実施の形態と同様に、タイマをセットした後(ステップ303)、リクエスト信号発信部8から応答要求信号を出力して携帯鍵からの応答を待つ(ステップ304)。応答があった場合には(ステップ305)、認証部6での認証動作を行い(ステップ306)、認証成立を条件にスイッチ駆動部が駆動されてスイッチが閉成され、通電が開始される(ステップ307)。
通電が開始され、充電終了すると、充電ケーブル1を抜去し(ステップ308)、あるいは図外の終了ボタンを操作して充電操作が終了する。
また、ステップ305で携帯鍵からの応答が所定時間内になかった場合(ステップ309)、充電ケーブル1の抜去を待って(ステップ308)、制御を終了する。
これに対し、ステップ302でID格納部11に登録済みのIDがなかった場合、図5に示すように、まず、登録モードへの変更を知らせるためにLED26を点灯させた後(ステップ400)、登録作業時間を制限するためにタイマをセットし(ステップ401)、交信範囲内に登録対象の携帯鍵を保持し、登録用スイッチの押下操作を待つ(ステップ402)。
登録用スイッチの押下を検出した制御部7は、リクエスト信号発信部8から応答要求信号を出力し(ステップ403)、受信したIDが適正であるなら(ステップ404)、ID格納部11に受信したIDを登録する(ステップ405)。ID登録後は登録終了を知らせるためにLED26を点滅させ(ステップ406)、終了する。
また、ステップ402で登録用スイッチが押されなかった場合、あるいはステップ404で適正なIDコードを受信しなかった場合には、エラーを知らせるためにLED26を点滅させて再操作を促し(ステップ407)、所定時間内にエラーが解消しないときは(ステップ408)、制御を終了する。
さらに、図4のステップ300で登録用スイッチが2回押下された場合、追加登録モードに移行し、まず、追加登録の権限の有無を現在の携帯鍵5に対する認証が成立するか否かで判定するために、応答要求信号を出力する(ステップ500)。応答要求信号に対するレスポンスを受信し、これに対する認証が成立すると(ステップ501)、ID追加の権限が認められたことを知らせるためにLED26を点灯する(ステップ502)。
この後、登録用スイッチが押下されると(ステップ503)、ステップ401に移行し、ID登録ルーチンが実行される。また、ステップ501で認証が成立しない場合、新たなID登録の権限が認められないために、図4のステップ308に制御が移り、充電ケーブル1の抜去を待って制御が終了する。
本発明を示す機能ブロック図である。 充電制御装置の通常運用モードの動作フローである。 充電制御装置のID登録動作のフローチャートである。 充電制御装置の他の実施の形態のフローチャートである。 図4のID登録動作時のフローチャートである。
符号の説明
1 充電ケーブル
2 コンセント部
3 電気自動車
4 住居
5 電子式携帯鍵
6 認証部
7 制御部
8 リクエスト信号発信部
9 レスポンス監視部
10 ケーブル接続検出部
11 ID格納部
12 ID登録操作部
13 登録モード起動手段
14 ケース

Claims (8)

  1. 充電用電源に接続されるコンセント部に充電ケーブルを介して接続された電気自動車への給電を制御する電気自動車の充電制御装置であって、
    住居または電気自動車の認証に使用する電子式携帯鍵に対する認証部と、
    認証部における認証成立を通電開始の条件とする制御部とを有し、
    かつ、前記コンセント部と一体に形成されて充電用電源からコンセント部への通電を制御する電気自動車の充電制御装置。
  2. 電子式携帯鍵に応答要求信号を出力するリクエスト信号発信部と、
    電子式携帯鍵から出力される認証用IDのうち、応答要求信号出力から所定時間内に受信した認証用IDを認証対象として選択するレスポンス監視部と、
    を有する請求項1記載の電気自動車の充電制御装置。
  3. 充電ケーブルの接続を検出するケーブル接続検出部を有し、
    前記リクエスト信号発信部は、ケーブル接続検出部におけるケーブル接続検出により応答要求信号の出力を開始する請求項2記載の電気自動車の充電用制御装置。
  4. 前記住居または電気自動車の認証に使用する電子式携帯鍵の認証用IDをID格納部に登録するID登録操作部と、
    利用者によるID登録操作部の起動を可能にする登録モード起動手段とを有する請求項1、2または3記載の電気自動車の充電制御装置。
  5. 前記ID登録操作部は、電子式携帯鍵への応答要求信号に対する電子式携帯鍵からの応答信号に含まれる認証用IDを登録対象IDとしてID格納部に格納する請求項4記載の電気自動車の充電制御装置。
  6. 前記登録モード起動手段がシリンダ錠と、シリンダ錠への回転操作により投入されるスイッチにより形成される請求項4または5記載の電気自動車の充電制御装置。
  7. 前記コンセント部が住居の屋外側壁面に配置され、
    前記認証部が、住居と電気自動車の各々に個別使用される電子式携帯鍵の双方を認証可能な請求項1から6のいずれかに記載の電気自動車の充電制御装置。
  8. 住居または電気自動車の認証に使用する電子式携帯鍵と、
    前記請求項1から7のいずれかに記載の電気自動車の充電制御装置とを有する電気自動車の充電システムであって、
    前記電子式携帯鍵は、住居または電気自動車への施解錠要求操作時に住居等から出力される応答要求信号に対する所定時間内の応答信号内に含まれる認証IDのみを認証対象IDとして採用する認証モードを有するシステムに使用可能に形成され、
    かつ、充電制御装置は、前記認証システムにおける認証モードに適合した応答要求信号を電子式携帯鍵に出力して認証IDを取得し認証する電気自動車の充電システム。
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