JP5282617B2 - 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム Download PDF

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Description

この発明は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示デバイスと、当該表示素子の表示画面に設けられるタッチパネルなどの入力検知デバイスとを備え、使用者からの操作入力を受け付けて、当該操作入力に応じて、表示デバイスの表示画面に表示されている表示を変化させることが可能な装置、方法、プログラムに関する。
例えば、デジタルビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、携帯電話端末、携帯型音楽再生機など、外出先などに携帯して用いられる種々の携帯型電子機器が利用されるようになってきている。
このような携帯型電子機器には、小型化、軽量化の観点から、LCD(Liquid Crystal Display)や有機ELパネル(Organic Electroluminescence Panel)等のいわゆる薄型の表示素子が用いられる。
そして、携帯型電子機器の場合、携帯する目的を満たし、実用性を確保する観点から、搭載される表示素子の表示画面のサイズは、4インチ以下である場合が多い。例えば、デジタルビデオカメラでは画面サイズが3.2インチの表示素子が用いられているものがある。また、携帯電話端末の場合、搭載される表示素子は、大きなものでも、画面サイズは3.5インチ程度である。
そして、携帯型電子機器では、例えば、機器自体の小型化の要請や操作性の向上を目的として、表示素子の表示画面にタッチパネルを設け、表示素子とタッチパネルとによって、ユーザーからの指示操作(指示入力)を受け付ける入力部を構成する場合が多い。
これにより、表示画面に表示する項目やアイコンなどを様々に変えることにより、ユーザーは種々の指示入力を表示素子とタッチパネルとを介して携帯型電子機器に入力することができるようにされる。
このような表示素子とタッチパネルとによって構成される入力部を備えた携帯型電子機器に係る発明として、以下に示す特許文献1に開示された発明がある。当該特許文献1には、表示素子とタッチパネルとからなる操作部を有する装置であって、機能を設定したり、調整したりする場合において、操作性や視認性をよくするようにした撮像装置に関する発明が開示されている。
特開2004−343662号公報
ところで、画面サイズが3.0インチ前後の表示素子において、人の指によって確実に指示できる操作ボタン(操作最小領域)のサイズは殆ど決まってしまう。例えば、図16に示すように、画面サイズが3.0インチ程度の表示画面Gにおいては、表示画面Gの縦横共に、5マス分程度の大きさが限界となる。これ以下の大きさになると、人の指では操作し難くなってしまう。
そして、一般に、目的とする機能や再生対象のコンテンツなどを選択するいわゆるインデックス画面においては、限られたスペースの中で、ユーザーからの指示入力を受け付ける操作部と、選択対象の複数の表示項目を表示する表示選択部とを設ける必要がある。
例えば、図17に示すように、表示画面Gの左端部の1列にユーザーからの指示操作を受け付ける操作部G1とし、それ以外の列からなる領域を、表示項目を表示し、これらの選択を可能にする項目選択部G2とすることが考えられる。
すなわち、図17においては、左端部の5×1の領域が操作部G1であり、それ以外の5×4の領域が項目選択部G2となっている。
図17に示したように、ユーザーからの指示操作を受け付ける操作部G1と、表示項目を表示し、これらの選択を可能にする項目選択部G2とを設けた場合には、表示項目をスクロール等させるための操作キー(操作ボタン)を設けなければならない。このため、操作部G1に配置可能な操作キーの内容は、おのずと決まってしまう。
例えば、図18Aに示すように、操作部G1の縦一列に、項目送りのための上送りキーUと下送りキーDとを設けた場合には、操作部G1には、機能キーF1、F2、F3で示した3つの機能キーが設けられるだけである。
また、図18Bに示すように、操作部G1の縦一列に、項目送りのために、送り量の異なる操作キーであって、第1の上送りキーU1、第2の上送りキーU2、第1の下送りキーD1、第2の下送りキーD2を設けた場合には、機能キーF1で示す1つの機能キーしか設けられないことになる。
また、操作部を2列にし、図18A、Bに示した態様の操作キーを全て1画面中に設ける場合には、選択表示部G2の領域が狭くなり、却って目的とする表示項目の検索や選択がし難くなってしまう。
このため、上述した制約の中では、快適に表示項目を検索し、選択するために、項目送り用の操作キーを図18Bに示したように2対用意することと、項目送り以外の機能キーを2つ以上用意することは不可能であった。
以上のことに鑑み、この発明は、携帯型電子機器に搭載された表示素子の表示画面に設けられるタッチパネルなどの入力検知デバイスを通じても、快適に表示項目を検索して、選択することができると共に、種々の機能を使い分けることもできるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明の情報処理装置は、
表示素子と、
前記表示素子の表示画面に操作面が設けるようにされ、使用者からの指示操作を受け付けて、当該指示操作に応じた指示位置を示す座標情報を検出して出力する指示位置検出手段と、
前記指示位置検出手段からの前記座標情報に基づいて、前記表示素子の前記表示画面上の指示位置と前記指示操作の態様とを検出する検出手段と、
前記表示素子の表示画面を、少なくとも項目送り用操作部が配置される第1の領域と、項目送り対象の表示項目が表示される第2の領域とに分けて、前記第1の領域と前記第2の領域とのそれぞれに表示情報を表示するように制御する表示制御手段と
を備え、
前記表示制御手段は、前記第1の領域に対して、1対の項目送り用操作部と表示切替操作部を含むその他の機能選択操作部とを有する第1の表示と、2対の項目送り用操作部と表示切替操作部とを有する第2の表示とを切り替えることができるものであり、
前記表示制御手段は、前記第1の領域に前記第1の表示をしている場合に、前記検出手段からの検出結果が項目送り用操作部に対して操作が行われたことを示すものであるときには、前記第1の領域の表示を前記第2の表示に切り替えると共に、前記第2の領域の表示を送るように制御する。
この請求項1に記載の発明の情報処理装置によれば、表示素子の表示画面には、使用者からの指示操作を受け付ける指示位置検出手段の操作面が設けられる。当該指示位置検出手段の操作面に対して、使用者が指示操作を行うと、当該指示操作に応じた指示位置を示す座標情報が指示位置検出手段により検出される。この指示位置検出手段からの座標情報に基づいて、検出手段により、表示素子の表示画面上の指示位置と、指示操作の態様とが検出される。
また、表示制御手段により、表示素子の表示画面を、少なくとも項目送り用操作部が配置される第1の領域と、項目送り対象の表示項目が表示される第2の領域とに分け、これら第1、第2の領域のそれぞれに表示情報が表示される。
そして、検出手段からの検出結果が第1の領域に設けられた操作部に対して操作が行われたことを示すものである場合には、表示制御手段により、当該操作部に割り当てられている機能に応じて、表示画面の第1の領域と第2の領域の一方または両方の表示が変えられる。
このように、第1の領域に対する操作に応じて、少なくとも第1、第2のいずれかの領域の表示を変えることができる。そして、第1の領域の表示が変えられた場合には、第1の領域に新たに表示された情報をも操作の対象として引き続き操作を行うことができるようにされる。
これにより、操作可能な操作部を必要に応じて自動的に変更し、快適に表示項目を検索して、選択することができるなど、ユーザーの操作性と、利便性を向上させることができる。
この発明によれば、携帯型電子機器に搭載された表示素子の表示画面に設けられるタッチパネルなどの入力検知デバイスを通じても、快適に表示項目を検索して、選択することができると共に、種々の機能を使い分けるようにすることもできる。
この発明の一実施の形態が適用された情報処理装置100の構成例を説明するためのブロック図である。 項目選択画面の最初に表示される第1の画面の一例を説明するための図である。 項目選択画面の第1の画面から切り替えられる第2の画面の一例を説明するための図である。 ユーザーインターフェース領域101上の操作面に対して、なぞり操作が行われた場合の表示画面5Gの表示態様について説明するための図である。 この実施の形態の情報処理装置で実行されるメインルーチンを説明するためのフローチャートである。 図5に続くフローチャートである。 図6に続くフローチャートである。 図6のステップS112において実行されるなぞり操作に応じた表示制御処理について説明するためのフローチャートである。 図6のステップS115において実行される表示制御処理Aについて説明するためのフローチャートである。 図7のステップS127において実行される表示制御処理Bについて説明するためのフローチャートである。 メニュー表示などの項目選択画面における小項目送りキーと大項目送りキーの使い分けについて説明するための図である。 出力する静止画像データを選択するための選択画面における項目送りキーと大項目送りキーの使い分けについて説明するための図である。 付加されるインデックス情報に基づいてカテゴリ分けできる情報を表示項目として表示する場合の処理単位の例について説明するための図である。 この発明の情報処理装置の一実施の形態が適用されたビデオカメラの外観を説明するための図である。 この発明による情報処理装置の一実施の形態が適用されたビデオカメラ200の構成例を説明するためのブロック図である。 画面サイズが3インチ程度の画面における操作ボタンの割付例を示す図である。 画面サイズが3インチ程度の画面における操作領域の設定例を示す図である。 画面サイズが3インチ程度の画面に設けた操作領域への操作ボタンの割付例を示す図である。
以下、図を参照しながら、この発明による装置、方法、プログラムの一実施の形態について説明する。以下に説明する実施の形態においては、まず、この発明を、表示デバイス(表示素子)と入力検知デバイス(指示位置検出手段)とにより構成される入力部を備えた情報処理装置に適用した場合について説明する。この後、より具体的な例として、この発明を撮像装置に適用した場合について説明する。
[情報処理装置の構成例]
図1は、この発明の一実施の形態が適用された情報処理装置であって、この実施の形態の情報処理装置100の構成例を説明するためのブロック図である。
図1に示すように、情報処理装置100は、入力検知デバイス1と、ユーザーインターフェース制御部2と、データオブジェクト制御部3と、表示メモリ部4と、表示デバイス5と、時計回路6と、全体制御部7とを備えている。
入力検知デバイス1は、例えば、感圧式や静電式のタッチパネルの構成とされたものである。入力検知デバイス1は、ユーザー(使用者)からの当該入力検知デバイス1の操作面に対する指示操作(接触操作)を受け付けて、当該操作面上の指示位置(接触位置)を検出し、当該指示位置を示す座標データ(座標情報)を出力する。
表示デバイス5は、例えばLCDや有機ELパネル(Organic Electroluminescence Panel)等のいわゆる薄型の表示素子と、当該表示素子に対する表示制御を行うコントローラなどをも含むものである。
そして、入力検知デバイス1は、表示デバイス5の表示素子の表示画面の全面に対して、例えば貼付されるようにして設けられている。すなわち、入力検知デバイス1の操作面は、表示デバイス5の表示素子の表示画面に一致するようにされている。
したがって、表示デバイス5の表示画面上の座標と、入力検知デバイス1の操作面上の座標とは一致するようにされる。そして、ユーザーが入力検知デバイス1の操作面上の位置に、指やスタイラスなどを接触させたとする。
この場合に、その接触位置に対応する(一致する)表示画面上の位置に数字が表示されていた場合には、ユーザーはその表示されている数字を選択して入力するようにしたと、装置の制御部において判別することができるようにされる。
このように、この実施の形態の情報処理装置100においては、入力検知デバイス1と表示デバイス5とによって、ユーザーからの指示操作(指示入力)を受け付ける入力部(入力手段)を構成している。
ユーザーインターフェース制御部2、データオブジェクト制御部3、全体制御部7は、例えば、1つのマイクロコンピュータによって実現される。もちろん、これらの各制御部のそれぞれを別々のマイクロコンピュータによって実現することもできる。
なお、マイクロコンピュータは、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(random Access Memory)、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)などがCPUバスを通じて接続されて構成されるものである。
ここで、CPUは、後述のROMに記憶保持されているプログラムを読み出して実行し、目的とする処理を実行する。より具体的にCPUは、ROMに記憶保持されているプログラムを実行し、種々の演算を行ってその結果を各部に通知したり、各部から供給されるデータを用いて演算を行ってその結果をメモリに記録したりするなどの処理を行う。
ROMは、上述したようにCPUによって実行されるプログラムや処理に必要になる種々のデータなどが予め記録されたものである。RAMは、各種の処理においてその途中結果を一時記憶するなど、主に作業領域として用いられるものである。
EEPROMは、いわゆる不揮発性のメモリであり、情報処理装置100の電源が落とされても保持しておく必要のある情報、例えば、種々の設定パラメータや機能追加のためのプログラムなどを記憶保持するものである。
また、表示メモリ部4は、例えばRAMが用いられて構成された表示専用のメモリ部であり、メモリコントローラなどをも有するものである。また、時計回路6は、現在時刻を提供するとともに、カレンダ機能をも備え、現在年月日、現在曜日などの情報をも提供することができるものである。また、時計回路6は、ユーザーインターフェース制御部2からの制御に応じて、指示されたタイミングからの時間(期間)を計測する、いわゆるカウンタ機能をも有するものである。
また、全体制御部7は、入力検知デバイス1の操作面に対して行われるユーザーの入力操作に応じて各部を制御し、ユーザーの指示に応じた処理を行うようにするものである。
そして、この実施の形態の情報処理装置100において、入力検知デバイス1は、入力検知デバイス1の操作面上の複数の箇所に指やスタイラス等を接触させることにより、同時に行うようにされた操作のそれぞれを検出することができるものである。そして、入力検知デバイス1は、その接触位置のそれぞれを示す座標データを出力することができるものである。
また、入力検知デバイス1は、入力検知デバイス1の操作面に対して繰り返し行うようにされる指示操作のそれぞれを検出し、そのそれぞれの接触位置を示す座標データを出力することもできる。
さらに、入力検知デバイス1は、ユーザーによって、入力検知デバイス1の操作面に対して指やスタイラスが接触されている間は、所定のタイミング毎に連続して接触位置を検出し、これを示す座標データを出力することもできる。
これにより、入力検知デバイス1は、いわゆるタップ操作、ダブルタップ操作、ドラッグ操作、フリック操作、ピンチ操作などのユーザーからの様々な指示操作(操作入力)を受け付けて、これに応じた座標情報を検出することができるものである。
ここで、タップ操作は、ユーザーの指やスタイラスによって、入力検知デバイス1の操作面上の所定の一点を「ちょん」と1回だけ指示する動作(操作)である。ダブルタップ操作は、入力検知デバイス1の操作面上の所定の一点を連続して2回、「ちょん、ちょん」と指示する動作である。
また、ドラッグ操作は、ユーザーの指やスタイラスを入力検知デバイス1の操作面上に接触させたまま移動させる動作である。フリック操作は、ユーザーの指やスタイラスを入力検知デバイス1の操作面上に接触させてから、そのまま任意の方向に素早く「はじく」ようにする動作である。
ピンチ操作は、ユーザーの2本の指等を同時に入力検知デバイス1の操作面上に接触させて、当該2本の指等を開いたり、閉じたりする動作である。この場合、特に、接触させた2本の指等を開く操作をピンチアウト操作、2本の指等を閉じる操作をピンチイン操作と呼んでいる。
ドラッグ操作とフリック操作とは、動作の速さに違いがあるものの、操作面上にユーザーの指等を接触させた後に、当該操作面上を移動させる操作(操作面上をなぞる操作)であり、移動距離と移動方向との2種類の情報によって把握できる操作である。
このため、ドラッグ操作とフリック操作とは、「なぞり操作」あるいは「ジェスチャ」などと呼ばれる場合もある。なお、この明細書においても、なぞり操作と言う場合には、ドラッグ操作とフリック操作とを総称している。
[情報処理装置100の動作の概要]
そして、詳しくは後述もするが、この実施の形態の情報処理装置100において、表示項目の選択を可能にするいわゆるインデックス画面などの項目選択画面の場合、表示デバイス5の表示素子の表示画面を大きく2つの領域に分けるようにしている。
1つは、少なくとも表示項目の項目送り用操作キーが配置され、ユーザーからのタップ操作やなぞり操作などの指示操作を受け付けるためのユーザーインターフェース領域(第1の領域)である。
他の1つは、実行可能な機能に対応した項目群や再生可能なコンテンツに対応した項目群などを表示し、ユーザーからのタップ操作を受け付けて、表示項目の選択を可能にする項目等表示選択領域(第2の領域)である。
そして、ユーザーインターフェース領域上の入力検知デバイス1の操作面に対して、指示操作が行われると、入力検知デバイス1は操作面上の指示位置を検出し、当該指示位置に対応する座標情報(座標データ)をユーザーインターフェース制御部2に供給する。
また、ユーザーインターフェース領域上の入力検知デバイス1の操作面に対して、指等を接触させたままであるときには、入力検知デバイス1は、予め決められたタイミング毎に、操作面上の接触位置に対応する座標情報を検出する。この場合に、検出された座標データは、順次にユーザーインターフェース制御部2に通知される。
したがって、ユーザーインターフェース制御部2は、入力検知デバイス1からの座標データに基づいて、入力検知デバイス1の操作面に対して指等を接触させてから離れるまでの間において、ユーザーの指等の接触位置がどのように変化したのかを正確に把握することができる。
そして、ユーザーインターフェース制御部2は、ユーザーインターフェース領域上の指示位置に表示されている操作キー(操作ボタン)は何かを判定する。すなわち、ユーザーインターフェース制御部2やデータオブジェクト制御部3は、表示画面のどの位置にどのような表示を行っているのかを把握している。
このため、ユーザーインターフェース制御部2は、入力検知デバイス2からの座標情報に基づいて、ユーザーインターフェース領域に表示されている操作キーの内、ユーザーによって操作するようにされた操作キーは何かを判定することができる。
そして、操作された操作キーに応じて、ユーザーインターフェース制御部2は、表示メモリ部4とデータオブジェクト制御部3との一方または両方を制御し、ユーザーインターフェース領域と項目等表示選択領域との一方または両方の表示を変えるようにする。
ユーザーインターフェース領域には、詳しくは後述もするが、項目送り用操作キーとその他の複数の機能操作キーとからなる第1の表示と、項目送り専用の第2の表示とを切り替えて表示することができるようにされている。
そして、ユーザーインターフェース領域に第1の表示がされており、ユーザーインターフェース領域の項目送り用操作キーが指示された場合には、ユーザーインターフェース制御部2は、ユーザーインターフェース領域と項目等表示選択領域の両方の表示を変える。
この場合、ユーザーインターフェース制御部2は、表示メモリ制御部4に保持されている表示画面のユーザーインターフェース領域の表示を、予め決められた第2の表示に変更する。
さらに、ユーザーインターフェース制御部2は、表示項目をユーザーの指示に応じた方向に送ることをデータオブジェクト制御部3に指示する。データオブジェクト制御部3は、ユーザーインターフェース制御部2からの指示に応じて、表示メモリ部4に保持されている表示画面の項目等表示選択領域に表示されている表示項目の表示を、ユーザーの指示に応じた方向に送るように変更する。
また、ユーザーインターフェース領域に第1の表示がされており、ユーザーインターフェース領域の機能操作キーが指示された場合には、ユーザーインターフェース制御部2は、選択された機能に応じて、表示画面の全面の表示を変える。
この場合、ユーザーインターフェース制御部2は、表示メモリ部4を制御して、あるいは、データオブジェクト制御部3と表示メモリ部4とを制御して、ユーザーによって指示された機能に応じて表示を、表示メモリ部4に準備する。
表示デバイス5は、表示メモリ部4の変更後の表示内容に応じた表示を、自己の表示素子の表示画面に表示する。
これにより、表示画面のユーザーインターフェース領域上の入力検知デバイス1の操作面に対して操作を行うだけで、ユーザーインターフェース領域の表示と、項目等表示選択領域の表示との両方を変更することができるようにされる。
また、ユーザーインターフェース領域に上記の第2の表示がされており、ユーザーインターフェース領域の項目送り用操作キーが指示された場合には、ユーザーインターフェース制御部2は、項目等表示選択領域のみの表示を変える。
この場合、ユーザーインターフェース制御部2は、表示項目をユーザーの指示に応じた方向に送ることをデータオブジェクト制御部3に指示する。データオブジェクト制御部3は、ユーザーインターフェース制御部2からの指示に応じて、表示メモリ部4に保持されている表示画面の項目等表示選択領域に表示されている表示項目の表示を、ユーザーの指示に応じた方向に送るように変更する。
そして、表示デバイス5は、上述もしたように、表示メモリ部4の変更後の表示内容に応じた表示を、自己の表示素子の表示画面に表示する。これにより、表示画面のユーザーインターフェース領域上の入力検知デバイス1の操作面に対して操作を行うだけで、項目等表示選択領域のみの表示を変更することができるようにされる。
また、ユーザーインターフェース領域に、上述の第1、第2のいずれかの表示がなされ、当該表示中に表示切替キーが表示されていたとする。この場合、ユーザーインターフェース制御部2は、表示メモリ制御部4に保持されている表示画面のユーザーインターフェース領域の表示を、他の表示に変更する。
具体的には、ユーザーインターフェース領域に第1の表示がされているときには、第2の表示に変更し、第2の表示がされているときには、第1の表示に変更する。
そして、表示デバイス5は、上述もしたように、表示メモリ部4の変更後の表示内容に応じた表示を、自己の表示素子の表示画面に表示する。これにより、表示画面のユーザーインターフェース領域上の入力検知デバイス1の操作面に対して操作を行うだけで、ユーザーインターフェース領域の表示のみを第1の表示と第2の表示との間で相互に変更することができるようにされる。
また、上述のようにして、ユーザーインターフェース領域の表示が、第1の表示から第2の表示に切り替えられた場合に、当該第2の表示に切り替えられた後の時間を時計回路6が計測する。
そして、一定時間内に、第2の表示がされているユーザーインターフェース領域に対して、指示操作が行われない場合に、ユーザーインターフェース制御部2は、表示メモリ部4を制御し、ユーザーインターフェース領域の表示を第1の表示に戻すようにする。
そして、表示デバイス5は、上述もしたように、表示メモリ部4の変更後の表示内容に応じた表示を、自己の表示素子の表示画面に表示する。これにより、ユーザーインターフェース領域に第2の表示が行われている場合に、当該第2の表示が一定時間使用されなかった場合には、ユーザーインターフェース領域の表示は、自動的に第1の表示に切り替えられる。
このように、この実施の形態の情報処理装置100は、ユーザーからの簡単な指示操作により、ユーザーインターフェース領域と項目等表示選択領域との表示を適切に制御することができるようにしている。そして、この実施の形態の情報処理装置100は、ユーザーインターフェース領域の表示を、常時、ユーザーにとって最も適した表示となるようにしている。
[表示画面への表示の具体例]
次に、この実施の形態の情報処理装置100の表示デバイス5の表示画面に表示される表示の具体例について説明する。図2〜図4は、この実施の形態の情報処理装置100の表示画面に表示される表示の具体例を説明するための図である。
[タップ操作に応じた表示の変更]
図2、図3は、例えば、メニュー表示などの項目選択画面(インデックス画面)の表示例を説明するための図である。そして、図2は、項目選択画面の最初に表示される第1の画面の一例を示し、また、図3は、項目選択画面の第1の画面から切り替えられる第2の画面の一例を示している。
図2、図3に示すように、この情報処理装置100において、表示デバイス5の表示素子の表示画面5Gの全面には、入力検知デバイス5が例えば貼付されることにより、図2、図3において点線で示したように、入力検知デバイス1の操作面が形成されている。
そして、この例の場合には、表示画面5Gの左端側には、ユーザーインターフェース領域101が設けられている。また、表示画面5Gにおいて、左端側に設けられたユーザーインターフェース領域101以外の部分が、項目等表示選択領域102となるようにされている。
なお、図2、図3に示したように、ユーザーインターフェース領域101と項目等表示選択領域102とは、表示画面5Gの縦方向(表示画面5Gの短辺に沿う方向)には同じ長さを有する。
しかし、ユーザーインターフェース領域101と項目等表示選択領域102とは、表示画面5Gの横方向(表示画面5Gの長辺に沿う方向)には、その長さの比が、例えば、1対4程度となるようにされる。
これは一例であり、ユーザーインターフェース領域101と項目等表示選択領域102とは、表示画面5G内において種々の位置に種々の大きさで設けるようにすることが可能である。
そして、この実施の形態の情報処理装置100において、ユーザーインターフェース領域101は、上述もしたように、少なくとも表示項目の項目送り用操作キーが配置され、ユーザーからのタップ操作やなぞり操作などの指示操作を受け付ける部分である。
また、項目等表示選択領域102は、実行可能な機能に対応した項目群や再生可能なコンテンツに対応した項目群などを表示し、ユーザーからのタップ操作を受け付けて、表示項目の選択を可能にする部分である。
この例において、項目等表示選択領域102には、図2、図3に示したように、最大で4つの表示項目(データオブジェクト)からなるデータオブジェクト群103が表示される。なお、表示項目が少ない場合には、表示される表示項目が3つ以下となる場合ももちろんある。
また、項目等表示領域102には、表示されているデータオブジェクト群103が、どのような機能に対するものであるのかを示す機能表示206、306も表示される。つまり、情報処理装置100は、多数の機能を有し、その各機能毎に実行可能な処理等に対応した表示項目(データオブジェクト)が表示されるようになっている。
そして、図2に示した項目選択画面の第1の画面の一例の場合、ユーザーインターフェース領域101には、表示状態Aとして示しているように、5つの操作キー201〜205が表示されている。
これら5つの操作キーの内、操作キー201、205が、機能を切り換えるための機能操作キーである。具体的に、機能操作キー201は、この項目選択画面を閉じるための「閉じるキー」であり、機能操作キー205は、ユーザーによって良く使ういくつかの機能のみが登録されたマイメニューを表示するための「マイメニューキー」である。
また、操作キー202、204が、項目等表示選択領域102に表示されている表示項目の項目送りを行うための項目送り用操作キーである。具体的に、項目送り用操作キー202は、項目等表示選択領域102に表示されている表示項目を戻る方向にスクロールさせるためのものである。また、項目送り用操作キー204は、項目等表示選択領域102に表示されている表示項目を進む方向にスクロールさせるためのものである。
そして、図2において、項目送り用操作キー202、204のそれぞれは、項目等表示選択領域102に表示された表示項目を例えば4項目分ずつ戻したり、進めたりするものである。
このように、項目送り用操作キー202、204のそれぞれは、表示項目の送りの単位を表示項目に基づく単位とする小項目送りキーとしての機能を有するものである。
また、操作キー203は、ユーザーインターフェース領域101に表示される表示を切り換えるための表示切替キーである。この表示切替キー203が押下操作された場合には、詳しくは後述もするが、ユーザーインターフェース領域101の表示が、図3のユーザーインターフェース領域101に表示されている表示状態Bが示す表示に切り替えられる。
このように、図2に示した第1の画面において、ユーザーインターフェース領域101には、表示状態A(第1の表示)の表示がされる。ここで、表示状態Aは、1対の項目送りキーとして、戻し方向の小項目送りキー202、進み方向の小項目送りキー204を有する。また、表示状態Aは、機能操作キーとして、閉じるキー201、マイメニューキー205を有すると共に、表示切替キー203を有するものである。
そして、図2に示した項目選択画面の第1の画面が表示されている場合において、ユーザーインターフェース領域上の入力検知デバイス1の操作面に対してタップ操作が行われたとする。
この場合、情報処理装置100のユーザーインターフェース制御部2は、入力検知デバイス1からの座標情報に基づいて、ユーザーによってどの操作キーがタップ操作されたかを判別し、その操作キーに対応する処理を行う。
具体的に、図2に示した項目選択画面の第1の画面が表示されている場合において、例えば、進み方向の小項目送りキー204の表示位置上の入力検知デバイス1の操作面に対して、ユーザーの指等が接触されたとする。
この場合、情報処理装置100のユーザーインターフェース制御部2は、上述もしたように、表示メモリ部4を制御し、ユーザーインターフェース領域101の表示を、図3に示すように、表示状態A(第1の表示)から表示状態B(第2の表示)に変更する。
更に、ユーザーインターフェース制御部2は、データオブジェクト制御部3を、表示項目を進める方向に変更するように制御する。データオブジェクト制御部3は、表示メモリ部4を制御し、項目等表示選択領域102に表示する表示項目を、4項目分進めるようにする。
なお、図2に示した状態にあるとき、「戻り方向の小項目送りキー202」が操作された場合には、項目等表示選択領域102の表示項目のスクロール方向が異なるものの、「進み方向の小項目送りキー203」が操作された場合と同様の表示制御がされる。
すなわち、この場合、ユーザーインターフェース領域101の表示が、表示状態Aから表示状態Bに切り替えられると共に、項目等表示選択領域102の表示項目が戻る方向にスクロールされる。
また、図2の場合、項目等表示選択領域102の表示項目は、機能1における先頭4つの項目が表示されているので、「戻り方向の小項目送りキー202」が操作された場合には、例えば、当該機能1の前に位置する他の機能の表示項目の表示に変えられる。
また、図2に示した状態にあるときに、ユーザーインターフェース領域101に表示されている表示切替キー203がタップ操作するようにされた場合には、ユーザーインターフェース領域のみの表示が、表示状態Aから表示状態Bに切り替えられる。
また、図2に示した状態にあるときに、ユーザーインターフェース領域101に表示されている機能操作キー201、205が操作された場合には、それらに割り当てられている機能に応じて表示画面5Gの全体の表示が変えられる。
このように、図2に示した状態にあるときに、1対の小項目項目送りキー202、204のいずれかが操作された場合には、ユーザーインターフェース領域101の表示を切り替えると共に、項目等表示選択領域102の表示を変えることができる。
また、図2に示した状態にあるときに、表示切替キー203ーが操作された場合には、ユーザーインターフェース領域101の表示のみを切り替えることができる。
また、図2に示した状態にあるときに、機能操作キー201、205が操作された場合には、選択された機能に応じて表示画面5Gの全体の表示が変えられる。
そして、図3に示した項目選択画面の第2の画面の一例の場合、ユーザーインターフェース領域101には、表示状態Bとして示しているように、5つの操作キー301〜305が表示されている。
これらの操作キーの内、操作キー301、305、及び、操作キー302、304が、それぞれ1対の項目送り用操作キーであり、全部で2対の項目送り用操作キーを構成するようにしている。
ここで、操作キー302、304は、図2に示した表示状態Aの小項目送りキー202、204に対応するものである。すなわち、戻り方向の小項目送りキー302は、項目等表示選択領域102に表示されている表示項目を戻る方向にスクロールさせるためのものである。また、進み方向の小項目送りキー304は、項目等表示選択領域102に表示されている表示項目を進む方向にスクロールさせるためのものである。
そして、図において、小項目送りキー302、304のそれぞれは、項目等表示選択領域102に表示された表示項目を例えば4項目分ずつ戻したり、進めたりするためのものである。
また、操作キー301、305は、項目等表示選択領域101に表示されている表示項目を、1回の操作で小項目送りキー302、304よりも多く変えるようにするものである。具体的には、操作キー301、305は、現在表示されている表示項目とは異なるカテゴリの表示項目に変えるようにする。
ここで、カテゴリの1つとして、例えば、情報処理装置100において用いられる機能が上げられる。例えば、現在、項目等表示選択領域102に表示されている表示項目が機能3についてのものであるとする。
この場合に、操作キー301を操作した場合には、項目等表示選択領域102に表示する表示項目を機能2や機能1といった現在の機能3よりも前に位置するようにされている機能の表示項目の表示に切り替えることができるようにされる。
また、操作キー305を操作した場合には、項目等表示選択領域102に表示する表示項目を機能4や機能5といった現在の機能3よりも後に位置するようにされている機能の表示項目の表示に切り替えることができるようにされる。
このように、操作キー301、305は、表示項目の送りの単位をカテゴリ単位とする大項目送りキーとしての機能を有するものである。
また、操作キー303は、ユーザーインターフェース領域101に表示される表示を切り換えるための表示切替キーである。この表示切替キー303が押下操作された場合には、ユーザーインターフェース領域101の表示が、図2のユーザーインターフェース領域101に表示されている表示状態Aが示す表示に切り替えられる。
このように、図3に示した第2の画面において、ユーザーインターフェース領域101には、表示状態B(第2の表示)の表示が表示される。
ここで、表示状態Bは、1対の大項目送りキーとして、「戻し方向の大項目送りキー301」、「進み方向の大項目送りキー305」を有する。また、表示状態Bは、1対の小項目送りキーとして、「戻し方向の小項目送りキー302」、「進み方向の小項目送りキー304」を有する。これらにより、表示状態Bは、2対の項目送りキーを有する構成となっている。更に、表示状態Bは、表示切替キー303を有している。
そして、図3に示した項目選択画面の第2の画面が表示されている場合において、ユーザーインターフェース領域上の入力検知デバイス1の操作面に対してタップ操作が行われたとする。
この場合、上述もしたように、情報処理装置100のユーザーインターフェース制御部2は、入力検知デバイス1からの座標情報に基づいて、ユーザーによってどの操作キーがタップ操作されたかを判別し、その操作キーに対応する処理を行う。
ここで、ユーザーインターフェース領域101の項目送りキー301、302、304、305のいずれかの表示位置上の入力検知デバイス1の操作面に対して、ユーザーの指等が接触されたとする。
この場合には、ユーザーインターフェース制御部2は、データオブジェクト制御部3を制御し、項目等表示選択領域102に表示されている表示項目の表示を変えるようにする。すなわち、ユーザーインターフェース領域101の項目送りキー301、302、304、305のいずれが操作された場合であっても、項目等表示選択領域102の表示だけを変える。
この場合、データオブジェクト制御部3は、ユーザーインターフェース制御部2からの制御に応じて、表示メモリ部4を制御し、項目等表示選択領域102の表示項目を指示された方向にスクロールさせたり、他の機能の表示項目に切り替えたりする。
また、図3に示した状態にあるときに、ユーザーインターフェース領域101に表示されている表示切替キー303が操作するようにされた場合には、ユーザーインターフェース領域のみの表示が、表示状態Aから表示状態Bに切り替えられる。
更に、この実施の形態の情報処理装置100においては、ユーザーインターフェース領域101の表示が、図2に示した表示状態Aから図3に示した表示状態Bに切り替えられた場合には、時計回路6により、ユーザーからの操作がない期間の計測が行われる。
そして、時計回路6によって一定時間が計測されるまでに、表示状態Bの表示が行われているユーザーインターフェース領域101に対して操作がされなかった場合には、ユーザーインターフェース領域101の表示を表示状態Bから表示状態Aに戻す。
つまり、項目等表示選択領域102に表示されている表示項目のスクロール等の必要性が無くなった場合を、情報処理装置100自身が検出し、ユーザーインターフェース領域101の表示を表示状態Aに自動的に戻すようにしている。この場合、ユーザーインターフェース制御部2が、表示メモリ部を制御し、ユーザーインターフェース領域の表示を変えることになる。
このように、この例の場合には、図3に示した状態にあるときに、操作キー301、302、304、305のいずれかをタップ操作すると、項目等表示選択領域102の表示だけが変えられる。
また、図3に示した状態にあるときに、表示切替キー303が操作された場合には、ユーザーインターフェース領域101の表示のみを切り替えることができる。
さらに、図3に示した状態にあるときに、ユーザーインターフェース領域101に対して所定時間内に操作が行われなかった場合には、ユーザーインターフェース領域101の表示が表示状態Bから表示状態Aに自動的に変えられる。
このように、この実施の形態の情報処理装置100においては、図2に示した第1の画面が表示されている状態にあるときに、小項目送りキー202、204をタップ操作すると、図3に示した第2の画面に遷移する。すなわち、ユーザーインターフェース領域101と項目等表示選択領域102との両方の表示が変えられる。
したがって、1アクションで、項目等表示選択領域102の表示項目をユーザーの指示に応じた方向にスクロールさせると共に、ユーザーインターフェース領域101の表示を、表示項目の表示変更により適した表示状態Bに替えられる。これにより、項目等表示選択領域102に表示される表示項目を検索する場合の利便性を向上させることができる。
また、この実施の形態の情報処理装置100においては、図3に示した第2の画面が表示されている状態にあるときに、項目送りキー301、302、304、305を操作するようにすると、項目等表示選択領域102の表示のみが変えられる。これにより、項目等表示選択領域102に表示される表示項目の検索を続行する場合に、検索により適した表示状態Bの表示を用いて表示項目の検索を行うことができる。
また、この実施の形態の情報処理装置100においては、図2、図3に示した画面が表示されている状態にあるときに、表示切替キー203、303が操作されると、ユーザーインターフェース領域101の表示のみが変えられる。
これにより、ユーザーは、自己の必要性に応じて、表示状態Aと表示状態Bとを適宜切り替えて、項目等表示選択領域の表示項目の検索を行ったり、迅速に他の機能を実行したりすることができるようにされる。
さらに、ユーザーインターフェース領域101に表示状態Bの表示がされている場合に、ユーザーインターフェース領域101に一定時間操作がされなかった場合には、ユーザーインターフェース領域101の表示は、自動的に表示状態Aの表示に変えられる。
このように、ユーザーインターフェース領域101に表示される表示状態Aと表示状態Bとの表示を用いて、項目等表示選択領域102に表示される表示項目を順次にスクロールさせるなどして変更しながら、目的する表示項目を検索することができる。
そして、目的する表示項目が項目等表示選択領域102に表示された場合には、その表示位置に対応する入力検知デバイスの操作面上をタップ操作することにより、全体制御部7の機能により、その選択された表示項目に対応する処理を実行することができる。
[操作キーが長押しされた場合の処理]
上述の説明においては、ユーザーインターフェース領域101上の入力検知デバイス1の操作面に対して、タップ操作を行うようにした場合を例にして説明した。しかし、ユーザーの操作は、タップ操作だけでなく他の操作が行われる場合もある。
たとえば、ユーザーインターフェース領域101上の所定の操作キーの表示位置に対応する入力検知デバイス1の操作面上に指等が接触させたままとすることによって、当該操作キーを長押しする場合もある。
このような長押しの場合にも、基本的には、上述したタップ操作の場合と同様に処理されることになる。しかし、項目送りキーが長押しされた場合には、当該項目送りキーに対応して、表示項目のスクロールなど、項目等表示選択領域の表示項目の表示の変更が繰り返し実行するようにされる。
つまり、図2に示した第1の画面において、ユーザーインターフェース領域の戻り方向の小項目送りキー202が長押しするようにされたとする。この場合には、ユーザーインターフェース領域101の表示が図3に示した表示状態Bの表示に変えられる。さらに、長押しされている間において、項目等表示選択領域102の表示項目が、戻る方向に4項目ずつスクロールする処理が繰り替えされる。
また、図2に示した第1の画面において、ユーザーインターフェース領域の進み方向の小項目送りキー204が長押しするようにされた場合には、スクロールの方向が変わるが、戻り方向の小項目送りキー202が長押しされた場合と同様の処理が行われる。
また、図3に示した第2の画面において、項目送りキー301、302、304、305が長押しされた場合には、ユーザーインターフェース領域101の表示は変わらない。しかし、項目等表示選択領域の表示項目の表示が、長押しされた項目送りキーに応じて繰り返し変えられるようにされる。
[なぞり操作に応じた表示の変更]
また、上述もしたように、この実施の形態の情報処理装置100の入力検知デバイス1は、自己の操作面に対するなぞり操作を受け付けることもできる。そして、特に、ユーザーインターフェース領域101上の入力検知デバイス1の操作面上に対してなぞり操作を行うことにより、項目等表示選択領域102の表示項目群(データオブジェクト群)103のスクロール表示を行うこともできるようにしている。
この場合、ユーザーインターフェース領域101の表示が、図2に示した表示状態Aの状態にあるときには、小項目送りキー202、204上の入力検知デバイス1の操作面からなぞり操作を行うことにより、表示項目群のスクロールを行うことができる。
また、ユーザーインターフェース領域101の表示が、図3に示した表示状態Bの状態にあるときには、項目送りキー301、302、304、305上の入力検知デバイス1の操作面からなぞり操作を行うことにより、表示項目群のスクロールを行うことができる。
図4は、ユーザーインターフェース領域101上の入力検知デバイス1の操作面に対して、ドラッグ操作やフリック操作であるなぞり操作を行った場合の表示画面5Gの表示態様について説明するための図である。
ユーザーインターフェース領域101の表示が、図2に示した表示状態Aや図3に示した表示状態Bとなっている場合に、上述したように、小項目送りキーや大項目送りキー上からなぞり操作を開始したとする。
この場合、ユーザーインターフェース制御部2は、入力検知デバイス1からの座標情報に基づいて、なぞり操作が行われたことを検知する。そして、ユーザーインターフェース制御部2は、なぞり操作が行われたことを検知すると、表示メモリ部5を制御し、図4(A)に示すように、ユーザーインターフェース領域101の表示を表示状態Cに変更する。
表示状態Cは、例えば、線分である境界シンボル401、402、403、404からなるものである。この例の場合、境界シンボル401、402、403、404は、ユーザーインターフェース領域101を、表示画面5Gの縦方向(表示画面5Gの短辺に沿う方向)に4分割するように表示されるものである。
そして、ユーザーインターフェース制御部2は、入力検知デバイス1から順次に供給される座標情報に基づいて、そのなぞり操作の方向と、なぞり操作の操作量とを把握する。
ユーザーインターフェース制御部2は、把握したなぞり操作の方向となぞり操作の操作量とに応じて、表示メモリ部4を制御し、ユーザーインターフェース領域101上の境界シンボルの表示位置を変えるようにする。
例えば、図4(A)において、位置Sが示す位置をなぞり操作の開始点とし、ここから矢印で示したようになぞり操作が行われたとする。この場合には、図4(B)に示すように、境界シンボル401、402、403、404は、ユーザーインターフェース領域101の上端側に詰まるように移動して表示される。
このように、境界シンボル401、402、403、404の表示態様をなぞり操作に応じて変化させることにより、ユーザーがどちら側にどれだけなぞり操作を行うようにしているかを、ユーザーに対して明確に通知することができる。
そして、ユーザーインターフェース制御部2は、把握したなぞり操作の方向となぞり操作の操作量とを、データオブジェクト制御部3にも通知する。データオブジェクト制御部3は、これに応じて、表示メモリ部4を制御し、項目等表示選択領域102の表示項目群103をスクロールさせるようにする。
これにより、例えば、図4(A)に示した状態にあるときに、ユーザーインターフェース領域101に矢印で示したようになぞり操作を行うと、図4(B)に示したように、項目等表示選択領域102の表示項目群103のスクロールを行うことができる。
なお、なぞり操作の方向となぞり操作の操作量とは、当該なぞり操作の開始点Sを基準にして求められる。
このため、開始点Sから開始させたなぞり操作を、ユーザーインターフェース領域101内の上下方向に連続して行うようにすると、開始点Sから遠ざかる方向には、なぞり操作の操作量が大きくなるように把握される。また、開始点Sに対して近づくようになぞり操作が行われると、操作位置が開始点Sに到達するまでは、なぞり操作の方向は変わらず、なぞり操作の操作量が小さくなるように把握される。
そして、なぞり操作の方向と操作量とは、なぞり操作が行われている間においては、入力検知デバイス1において所定のタイミング毎に検出されて、ユーザーインターフェース制御部2に供給される座標情報に基づいて、所定タイミング毎に最新の状態が把握される。
そして、最新に検出されたなぞり方向となぞり操作の操作量に応じて、ユーザーインターフェース制御部2、データオブジェクト制御部3は、表示メモリ制御部4を制御し、ユーザーインターフェース領域101と項目等表示選択領域102の表示を変更する。
したがって、ユーザーインターフェース領域101の境界シンボル401、402、403、404の表示も随時に変化するようにされ、ユーザーインターフェース領域101の表示が、あたかもゴムが伸び縮みするような態様で表示するようにされる。
これにより、ユーザーは、自分が行っているなぞり操作が、情報処理装置100においてどのように認識されているかを、ユーザーインターフェース領域2の境界シンボルの変化によって確認することができる。
そして、ユーザーは、その確認に基づいて、自分が行っているなぞり操作を適切に調整しながら、表示項目群103のスクロールを行うようにすることができる。したがって、表示項目群のスクロールを適切に行って、目的とする表示項目を迅速に見つけることができるようにされる。
[情報処理装置100の動作]
次に、この実施の形態の情報処理装置100の動作について、図5〜図10のフローチャートを参照しながらまとめる。図5〜図7のフローチャートに示す処理が、この実施の形態の情報処理装置100において実行されるメインルーチンであり、図8〜10のフローチャートに示す処理が、メインルーチンにおいて実行される主要なサブルーチンである。
まず、図5〜図7に示すメインルーチンについて説明する。図5〜図7に示す処理は、この実施の形態の情報処理装置100に電源が投入された場合に、主に、ユーザーインターフェース制御部2、データオブジェクト制御部3、全体制御部7からなる制御部によって実行される。
情報処理装置100に電源が投入されると、ユーザーインターフェース制御部2、データオブジェクト制御部3は、表示メモリ部5を制御し、図2に示した態様の項目選択用の初期画面(項目選択画面)を表示画面5Gに表示する(ステップS101)。
このステップS101において表示される画面は、図2に示したように、ユーザーインターフェース領域101と項目等表示選択領域102とを有するものである。そして、ユーザーインターフェース領域101には表示状態Aの表示がなされ、また、項目等表示選択領域102には、予め決められた所定の機能についての表示項目群(データオブジェクト群)が表示される。
この後、ユーザーインターフェース制御部2は、入力検知デバイス1を通じて、ユーザーからの指示操作(タッチパネル入力)を受け付けるようにする(ステップS102)。そして、ユーザーインターフェース制御部2は、入力検知デバイス1を通じて指示操作を受け付けたか否かを判断する(ステップS103)。
ステップS103の判断処理において、入力検知デバイス1を通じて指示操作を受け付けていないと判断したときには、全体制御部7は、情報処理装置100の電源がオフにするようにされたか否かを判断する(ステップS104)。
このステップS104の判断処理は、例えば、ハードウェアキーとして設けられている電源オン/オフキー等が操作されることにより、電源がオフにするようにされたか否かにより判断する。
ステップS104の判断処理において、電源はオフにするようにされていないと判断したときには、全体制御部7は各部を制御し、ステップS102からの処理を繰り返すようにする。
ステップS104の判断処理において、電源がオフにするようにされたと判断したと判断したときには、全体制御部7は、各部を制御し、開いていたファイルをクローズしたり、各部への電源の供給を停止したりするなどの電源オフ処理を実行する(ステップS105)。そして、この図5〜図7に示すメインルーチンを終了する。
また、ステップS103の判断処理において、入力検知デバイス1を通じて指示操作を受け付けたと判断したときには、ユーザーインターフェース制御部2は、ユーザーインターフェース領域101の項目送りキー202、204や表示切替キー203が表示されている領域への指示操作か否かを判断する(ステップS106)。
ステップS106の判断処理において、項目送りキー202、204や表示切替キー203の表示領域への指示操作でないと判断したときには、ユーザーインターフェース制御部2及び全体制御部7は、今回受け付けた指示操作に応じた処理を実行する(ステップS107)。
例えば、ユーザーインターフェース領域101の機能キー201や205に対する操作を受け付けた場合には、ステップS107において、全体制御部7は、指示操作された操作キーに対応付けられている機能を実行する。
また、項目表示選択領域102に表示された表示項目を選択する操作を受け付けた場合には、全体制御部7は、ステップS107において、選択された表示項目に対応付けられている処理を実行する。
ステップS107の処理の後、ユーザーインターフェース制御部2は、表示メモリ5を制御し、表示画面5Gの表示を図2に示したように、ユーザーインターフェース領域101の表示が表示状態Aである初期画面に戻す(ステップS108)。そして、ステップS102からの処理を繰り返す。すなわち、表示状態Aの表示がなされた画面への指示操作をできるようにする。
また、ステップS106の判断処理において、項目送りキー202、204や表示切替キー203の表示領域への指示操作であると判断したときには、ユーザーインターフェース制御部2は、今回受け付けた指示操作の状態を判別する(ステップS109)。
ステップS109で行われる指示操作の状態判別は、入力検知デバイス1から順次に供給するようにされる座標情報に基づいて、ユーザーによりユーザーインターフェース領域101上の操作面に対してどのような操作が行われたのかを判別するものである。
そして、ユーザーインターフェース制御部2は、ステップS109において判別したユーザーの指示操作は、なぞり操作であるか否かを判断する(ステップS110)。
ステップS110の判断処理において、ステップS109において判別したユーザーの指示操作がなぞり操作であると判断したときには、図6のステップS111の処理に進む。また、ステップS109において判別したユーザーの指示操作がなぞり操作ではないと判断したときには、図6のステップS114の処理に進む。
すなわち、ステップS110において、ユーザーの指示操作がなぞり操作であると判断したときには、ユーザーインターフェース制御部2は、表示メモリ部4を制御し、ユーザーインターフェース領域101の表示を表示状態Cに変える(ステップS111)。この表示状態Cは、図4(A)に示したように、4本の境界シンボル401、402、403、404からなるものである。
そして、ユーザーインターフェース制御部2とデータオブジェクト制御部3は、図4を用いて説明したように、ユーザーのなぞり操作に応じて、ユーザーインターフェース領域101と項目等表示選択領域102との表示を変える処理を行う(ステップS112)。なお、このステップS112で行われるなぞり操作に応じた表示制御処理の詳細については図8を用いて後述する。
この後、ユーザーインターフェース制御部2は、ユーザーインターフェース領域101上の操作面からユーザーの指等の接触が解除され、なぞり操作が終了したか否かを判断する(ステップS113)。
ステップS113の判断処理において、まだなぞり操作は終了していないと判断したときには、ユーザーインターフェース制御部2とデータオブジェクト制御部3とは、ステップS112からの処理を繰り返し、なぞり操作に応じた表示制御処理を続行する。
ステップS113の判断処理において、なぞり操作は終了したと判断したときには、ユーザーインターフェース制御部2は、ステップS114の処理に進む。
そして、ステップS113の判断処理において、なぞり操作は終了したと判断したときと、上述したように、図5に示したステップS110において、ユーザーの指示操作がなぞり操作ではないと判断したときには、図6のステップS114からの処理を行う。
この場合、まず、ユーザーインターフェース制御部2は、表示メモリ部4を制御し、ユーザーインターフェース領域101の表示を表示状態Bに変える(ステップS114)。この表示状態Bは、図3に示したように、大項目送りキー301、305、小項目送りキー302、304、表示切替キー303からなる項目送り専用の表示である。
そして、ユーザーインターフェース制御部2、データオブジェクト制御部3は、受け付けた操作に応じて表示制御処理Aを実行する(ステップS115)。このステップS115において実行される表示制御処理の詳細は、図9を用いて後述する。しかし、その概要としては、小項目送りキー202、204が操作された場合においてだけ、項目等表示選択領域102の表示項目の小項目送りを実行する処理である。
この後、ユーザーインターフェース制御部2は、入力検知デバイス1を通じて、ユーザーからの指示操作を受け付けるようにする(ステップS116)。そして、ユーザーインターフェース制御部2は、入力検知デバイス1を通じて指示操作を受け付けたか否かを判断する(ステップS117)。
ステップS117の判断処理において、入力検知デバイス1を通じて指示操作を受け付けていないと判断したときには、時計回路6の計測結果に基づいて、タイムアウトになったか否かを判断する(ステップS118)。
すなわち、時計回路6は、ユーザーインターフェース領域101の表示が表示状態Bに変わってから、ユーザーインターフェース領域101上の操作面に対するユーザーの指示操作間隔を計測するようにしている。
このため、ステップS118においては、表示状態Bの表示がされている間において、ユーザーによってユーザーインターフェース領域101上の操作面に対して指示操作が行われなかった時間(時間間隔)が、予め決められた時間間隔以上になったかを判断する。
ステップS118の判断処理において、まだタイムアウトになっていないと判断したときには、ステップS116からの処理を繰り返す。
ステップS118の判断処理において、タイムアウトになったと判断したときには、ユーザーインターフェース制御部2は、表示メモリ部4を制御し、ユーザーインターフェース領域102の表示を表示状態Bから表示状態Aに変える(ステップS119)。この後、ユーザーインターフェース制御部2等の制御部は、図5に示したステップS102からの処理を繰り返すようにする。
また、ステップS117の判断処理において、入力検知デバイス1を通じて指示操作を受け付けたと判断したときには、図7のステップS120の処理に進む。
この場合、ユーザーインターフェース制御部2は、入力検知デバイス1からの座標情報に基づいて、受け付けた指示操作は、ユーザーインターフェース領域101上の操作面に対して行われたものか否かを判断する(ステップS120)。
ステップS120の判断処理において、受け付けた指示操作は、ユーザーインターフェース領域101上の操作面に対して行われたものではないと判断したときには、全体制御部7は、当該指示操作に応じた処理を実行する(ステップS121)。
すなわち、受け付けた指示操作は、ユーザーインターフェース領域101上の操作面に対して行われたものではないと言うことは、項目等表示選択領域102への指示操作である。このため、ステップS121において、全体制御部7は、例えば、選択された表示項目に対応付けられている処理を実行するなどの処理を行うことになる。
この後、ユーザーインターフェース制御部2は、表示メモリ5を制御し、表示画面5Gの表示を図3に示したように、ユーザーインターフェース領域101の表示が表示状態Bである画面に戻す(ステップS122)。そして、図6のステップS116からの処理を繰り返す。すなわち、表示状態Bの表示がなされた画面への指示操作をできるようにする。
また、ステップS120において、受け付けた指示操作は、ユーザーインターフェース領域101上の操作面に対して行われたものであると判断したときには、ユーザーインターフェース制御部2は、今回受け付けた指示操作の状態を判別する(ステップS123)。
ステップS123で行われる指示操作の状態判別は、入力検知デバイス1から順次に供給するようにされる座標情報に基づいて、ユーザーはユーザーインターフェース領域101上の操作面に対してどのような操作を行ったのかを判別するものである。
そして、ユーザーインターフェース制御部2は、ステップS123において判別したユーザーの指示操作は、なぞり操作であるか否かを判断する(ステップS124)。
ステップS124の判断処理において、ステップS123において判別したユーザーの指示操作がなぞり操作であると判断したときには、図6のステップS111の処理に進むみ、上述したステップS111からのなぞり操作に応じた処理を行う。
また、ステップS124においての判別結果が、なぞり操作ではない場合には、ユーザーインターフェース制御部2は、ステップS123において判別したユーザーの指示操作は、表示切替キー303へのタップ操作か否かを判断する(ステップS125)。
ステップS125の判断処理において、表示切替キー303へのタップ操作であると判断したときは、ユーザーインターフェース制御部2は、表示メモリ部4を制御して、ユーザーインターフェース領域101の表示を表示状態Bから表示状態Aに変える。この後、ユーザーインターフェース制御部2等は、図5のステップS102からの処理を繰り返すようにする。
また、ステップS125の判断処理において、表示切替キー303へのタップ操作ではないと判断したときは、ユーザーインターフェース制御部2、データオブジェクト制御部3は、受け付けた操作に応じて表示制御処理Bを実行する(ステップS127)。
このステップS127において実行される表示制御処理Bの詳細は、図10を用いて後述する。しかし、その概要としては、大項目送りキー301、305、小項目送りキー302、304が操作された場合においてだけ、項目等表示選択領域102の表示項目の項目送りを実行する処理である。そして、ステップS127の処理の後、ユーザーインターフェース制御部2等は、図6に示したステップS116からの処理を繰り返すようにする。
このように、この実施の形態の情報処理装置100のメインルーチンにおいては、入力検知デバイス1の操作面を通じて受け付けるユーザーからの指示操作に応じて、表示画面5Gの表示を適切に制御することができるようにしている。
すなわち、ユーザーの指示操作に応じて、表示画面5Gのユーザーインターフェース領域101と項目等表示選択画面102との一方または両方の表示を適切に変更することができるようにしている。
[なぞり操作に応じた表示制御処理]
次に、図6のステップS112において実行されるなぞり操作に応じた表示制御処理について具体的に説明する。図8は、図6のステップS112において実行されるなぞり操作に応じた表示制御処理について説明するためのフローチャートである。
なぞり操作に応じた表示制御処理では、まず、ユーザーインターフェース制御部2が、タッチパネルなどとして構成される入力検知デバイス1からのユーザー操作情報を受け取る(ステップS201)。ここで、ユーザー操作情報は、ユーザーのなぞり操作に応じて変化する操作面上の座標情報である。
そして、ユーザーインターフェース制御部2は、ステップS201で受け取ったユーザー操作情報から、なぞり操作の開始点Sを基準として、なぞり操作の方向と操作量とを求める(ステップS202)。
ユーザーインターフェース制御部2及びデータオブジェクト制御部3は、ステップS202で求めたなぞり操作の方向と操作量とに基づいて、表示メモリ部4を制御し、ユーザーインターフェース領域101と項目等表示選択領域102の表示を変える(ステップS203)。
この図8に示した処理が、図6のステップS112において繰り返し実行されることにより、図4を用いて説明したように、ユーザーのなぞり操作に応じて、ユーザーインターフェース領域101と項目等表示選択領域102の表示が制御される。
[表示制御処理A]
次に、図6のステップS115において実行される表示制御処理Aについて具体的に説明する。図9は、図6のステップS115において実行される表示制御処理Aについて説明するためのフローチャートである。
当該表示制御処理Aは、上述もしたように、図2に示した表示状態Aの表示がされている場合において、小項目送りキー202、204が操作された場合に実行される処理である。
このため、まず、ユーザーインターフェース制御部2は、入力検知デバイス1からの座標情報に基づいて、受け付けたユーザーからの指示操作は、表示状態Aにおける小項目送りキー202、204を操作するものか否かを判断する(ステップS301)。
ステップS301の判断処理において、指示操作は、表示状態Aにおける小項目送りキー202、204を操作するものであると判断したときには、項目等表示領域102の項目表示を、指示された方向に所定行分スクロールさせる処理を行う(ステップS302)。そして、この図9に示す処理を終了する。
なお、上述した実施の形態においては、小項目送りキー202、204の1回の操作で、例えば、4行分のスクロールを行うようにした。しかし、これに限るものではなく、1行単位でも、複数行単位でもスクロールさせることが可能である。
また、ステップS301の判断処理において、指示操作は、表示状態Aにおける小項目送りキー202、204を操作するものではないと判断したときには、項目等表示選択領域102の表示を変える必要は無いので、この図9に示す処理を終了する。
[表示制御処理B]
次に、図7のステップS127において実行される表示制御処理Bについて具体的に説明する。図10、図7のステップS127において実行される表示制御処理Bについて説明するためのフローチャートである。
当該表示制御処理Bは、上述もしたように、図3に示した表示状態Bの表示がされている場合において、大項目送りキー301、305、小項目送りキー302、304が操作された場合に実行される処理である。
このため、まず、ユーザーインターフェース制御部2は、入力検知デバイス1からの座標情報に基づいて、受け付けたユーザーからの指示操作は、表示状態Bにおける小項目送りキー302、304を操作するものか否かを判断する(ステップS401)。
ステップS301の判断処理において、指示操作は、表示状態Bにおける小項目送りキー302、304を操作するものであると判断したときには、項目等表示領域102の項目表示を、指示された方向に所定行分スクロールさせる処理を行う(ステップS402)。そして、この図10に示す処理を終了する。
なお、上述した実施の形態においては、小項目送りキー202、204の1回の操作で、例えば、4行分のスクロールを行うようにした。しかし、これに限るものではなく、1行単位でも、複数行単位でもスクロールさせることが可能である。
また、ステップS401の判断処理において、指示操作は、表示状態Bにおける小項目送りキー202、204を操作するものではないと判断したときには、指示操作は、表示状態Bにおける大項目送りキー301、305を操作するものであると判断できる。
すなわち、図7のステップS125において、表示切替キー303が操作された場合には、ステップS126の処理が行われ、ステップS127の処理が行われることは無いためである。
このため、ステップS401の判断処理において、指示操作は、表示状態Bにおける小項目送りキー202、204を操作するものではないと判断したときには、項目等表示領域102の項目表示を、カテゴリ単位に切り換える処理を行う(ステップS402)。そして、この図10に示す処理を終了する。
これら図5〜図10のフローチャートを用いて説明した処理により、上述もしたように、目的とする機能への切り替えや表示項目の検索及び選択を、ユーザーが複雑な操作を行うことなく、極めて簡単な操作だけで迅速に行うことができるようにしている。
[小項目送りと大項目送りの具体例]
上述したように、この実施の形態の情報処理装置100においては、ユーザーインターフェース領域101の表示が表示状態Bになっている場合に、小項目送りと大項目送りとの両方を使い分けることができる。
そして、小項目送りと大項目送りとは、項目等表示選択領域102に表示され、検索や選択の対象となる表示項目の種類に応じて、送りの単位を種々のものとすることができる。以下、具体的に説明する。
[メニュー等の項目選択画面の場合]
図11は、例えば、メニュー表示などの項目選択画面における小項目送りキーと大項目送りキーの使い分けについて説明するための図である。この例は図3を用いて説明した場合の例と同様の例である。
すなわち、図11に示すように、各表示画面5Gのユーザーインターフェース領域101には、表示状態Bの表示がされている。この場合、表示状態Bは、戻し方向の大項目送りキー301、戻し方向の小項目送りキー302、表示切替キー303、進み方向の小項目送りキー304、進み方向の大項目送りキー305を有している。
また、図11に示した例において、項目等表示選択領域102には、現在実行するようにされている機能の機能名306が表示されていると共に、当該機能において実行可能な処理が対応付けられた項目群が表示されている。
そして、図11(A)に示すように、項目等表示選択領域102に、機能1についての5番目から8番目の表示項目が表示されている場合に、戻し方向の小項目送りキー302が操作するようにされたとする。
この場合には、図11(B)に示すように、項目等表示選択領域102の表示が、例えば、4項目分前に戻すようにされ、機能1についての1番目から4番目の表示項目が表示するようにされる。ここでは、4項目分のスクロールを行うようにし場合を示したが、適宜の項目数単位にスクロールさせるようにすることもできる。
このように、小項目送りキーを操作した場合には、スクロールの最小単位である項目(行)を基準として、表示項目の表示を変更することができるようにされる。
また、そして、図11(C)に示すように、項目等表示選択領域102に、機能3についての1番目から4番目の表示項目が表示されている場合に、戻し方向の大項目送りキー301が操作するようにされたとする。
この場合には、項目等表示選択領域102の表示が、図11(D)に示すように、機能3の直前の機能2の1番目から4番目の表示項目の表示に切り替えられる。
このように、大項目送りキーを操作した場合には、カテゴリ単位の切り替えの1つである機能単位に表示項目の表示を変更することができるようにされる。
[コンテンツ等の選択画面の場合]
図12は、情報処理装置100が、コンテンツとして、静止画像(写真)データを多数記憶保持しているものである場合に、出力する静止画像データを選択するための選択画面における小項目送りキーと大項目送りキーの使い分けについて説明するための図である。
なお、この例において、各静止画像データには、インデック情報として撮影年月日が付加されており、当該撮影年月日によってグループ化がされているものとする。
すなわち、図12に示すように、各表示画面5Gのユーザーインターフェース領域101には、表示状態Bの表示がされている。この場合、表示状態Bは、戻し方向の大項目送りキー301、戻し方向の小項目送りキー302、表示切替キー303、進み方向の小項目送りキー304、進み方向の大項目送りキー305を有している。
また、項目等表示選択領域102には、情報処理装置100の記憶部(図1には図示せず)に保持されている多数の静止画像データのサムネイルが表示されている。なお、項目等表示選択領域102の上段には、表示されているサムネイルに対応する静止画像データの撮影年月日が、表示307としてされている。
そして、図12(A)に示すように、項目等表示選択領域102に、2009年3月1日に撮影された9番目から24番目の静止画像データに対応する16枚のサムネイル画像が、4行4列で表示されている。そして、戻し方向の小項目送りキー302が操作するようにされたとする。
この場合には、図12(B)に示すように、項目等表示選択領域102の表示が、例えば、1行分前に戻すようにされ、2009年3月1日に撮影された5番目から20番目の静止画像データに対応する16枚のサムネイル画像が表示するようにされる。ここでは、1行分のスクロールを行うようにし場合を示したが、適宜の行数単位にスクロールさせることができる。
このように、小項目送りキーを操作した場合には、スクロールの最小単位である行を基準として、表示項目の表示を変更することができるようにされる。
また、そして、図12(C)に示すように、項目等表示選択領域102に、2009年3月3日に撮影された1番目から16番目の静止画像データに対応する16枚のサムネイル画像が、4行4列で表示されている。そして、戻し方向の大項目送りキー301が操作するようにされたとする。
この場合には、項目等表示選択領域102の表示が、図12(D)に示すように、2009年3月3日のよりも前であって、2009年3月3日に最も近い撮影日を有する静止画像データのサムネイル画像が表示される。
図12(D)に示した例の場合には、図12(C)に示した状態から、2009年3月2日に撮影された1番目から16番目の静止画像データに対応する16枚のサムネイル画像が表示された画像に変更されている。
このように、大項目送りキーを操作した場合には、カテゴリ単位の切り替えの1つである撮影年月日単位に表示項目の表示を変更することができるようにされる。
なお、ここでは、戻る方向への小項目送りと大項目送りについて説明したが、進む方向への小項目送りと大項目送りについても、データの送りの方向が異なるだけで同様にして表示制御を行うことができる。
そして、図11、図12を用いて説明した例は、一例であり、項目送りの単位は種々の単位とすることが可能である。特に、大項目送りの場合には、用いるカテゴリに応じて種々のものが考えられる。
図13は、付加されるインデックス情報に基づいてカテゴリ分けできる情報を表示項目として表示する場合の、情報処理装置100における処理単位の例について説明するための図である。
情報処理装置100には、メニュー等の項目選択画面を表示する情報の他、上述した静止画像データ等の種々のコンテンツを記憶保持することができるとする。この場合、項目選択画面やコンテンツの選択画面を表示して用いる場合、大項目送りキーにより、種々のカテゴリ単位に表示項目の表示を切り換えることができる。
例えば、表示項目(メニュー項目やコンテンツに対応した表示項目)に対して、インデック情報として、図13に示すように、機能名、日付、顔認識情報、位置情報、イベント情報等が付加されているとする。
ここで、機能名は、上述した実施の形態の場合のように、表示項目が属する機能1、機能2などの機能の名称である。また、日付は、静止画像データにおける撮影年月日などの情報である。また、顔認識情報は、例えば、撮影することにより得た静止画像データを、基準として指定された顔ごとにまとめるようにした場合の当該基準となる顔の静止画像データである。
また、位置情報は例えばGPS(Global Positioning System)等により取得された位置情報に基づいて、例えば地図情報と付き合わされて特定された地域を示す情報である。なお、GPSを通じて取得した位置情報そのものであってもよい。また、イベント情報は、例えば、会議の名称、コンサート名等、そのコンテンツが作成されたイベントの名称を示す情報である。
これらの情報がインデックとして、表示項目や表示項目に対応するコンテンツに付加されていた場合には、これらをカテゴリとして用いて、カテゴリ単位に表示項目の切り替えを行うことができる。
つまり、図13に示すように、インデックス情報として機能名が付加された表示項目の場合には、小項目送りの場合には、項目(行)単位にスクロールすることができ、大項目送りの場合には、機能単位に表示を切り換えることができる。
また、インデックス情報として何らかの日付が付加された表示項目の場合には、小項目送りの場合には、行単位にスクロールすることができ、大項目送りの場合には、日付単位に表示を切り換えることができる。
また、インデックス情報として顔認識情報が付加された表示項目の場合には、小項目送りの場合には、行単位にスクロールすることができ、大項目送りの場合には、人物(顔)単位に表示を切り換えることができる。
また、インデックス情報として位置情報が付加された表示項目の場合には、小項目送りの場合には、行単位にスクロールすることができ、大項目送りの場合には、場所や地域単位に表示を切り換えることができる。
また、インデックス情報としてイベント情報が付加された表示項目の場合には、小項目送りの場合には、行単位にスクロールすることができ、大項目送りの場合には、イベント単位に表示を切り換えることができる。
このように、表示項目や表示項目に対応するコンテンツに付加されている種々のインデックス情報のそれぞれをカテゴリと捉え、当該カテゴリ単位に表示項目の切り替えを行うことができる。
そして、図13に示したものは一例であり、その他の種々のインデックス情報をカテゴリ情報として用いることができる。
[この発明の情報処理装置の撮像装置への適用]
次に、この発明の情報処理装置をビデオカメラ(撮像装置)に適用した場合の例について説明する。
図14は、この発明の情報処理装置の一実施の形態が適用されたビデオカメラの外観を説明するための図である。図14(A)に示しように、この実施の形態のビデオカメラ200は、大きく分けるとレンズ部が設けられるレンズ鏡筒部200Xと、ユーザーによって把持される把持部200Yと、LCDなどの撮像素子とタッチパネルとが設けられる表示デバイス部200Zとを有する構成となっている。
ビデオカメラ200により撮影を行う場合には、図14(B)に示すように、表示デバイス部200Zが、把持部200Yから開くようにされ、把持部200Yをユーザーの主に右手が把持して用いられる。そして、レンズ鏡筒部200Xを通じて取り込んだ画像を、表示デバイス部200Zの表示素子の表示画面に表示して確認しながら、撮影を行うことができる。
また、ビデオカメラ200は、図2〜図4等を用いて説明した態様で、種々の項目選択画面等を表示して利用することができる。この場合、図14(B)に示したように、ビデオカメラ200の把持部200Yを右手で把持して利用される場合が多いため、表示画面のタッチパネルに対しては、左手で操作が行われる場合が多い。
このため、図2〜図4等を用いて説明したように、表示画面の左端側にユーザーインターフェース領域101を設けることにより、その操作性が良く、使い勝手の良いビデオカメラを実現している。
図15は、この発明による情報処理装置の一実施の形態が適用されたビデオカメラ200の構成例を説明するためのブロック図である。まず、ビデオカメラ200において、取り込むようにした映像や音声を記録媒体に記録する場合の動作について説明する。
キー入力回路221は、撮影開始キー、撮影停止キー、スタンバイキー、再生キー、再生停止キー、早送りキー、早戻しキーなどの種々の操作キーを備え、ユーザーからの入力操作を受け付けて、これを制御部220に供給する。
制御部220は、図示しないが、CPU、ROM、RAM、不揮発性メモリ、時計回路などが、CPUバスを通じて接続されて形成されたマイクロコンピュータであり、図15に示したように、各部に制御信号を供給することにより各部を制御する。
したがって、制御部220は、キー入力回路221を通じて受け付けたユーザーからの指示操作に応じて各部を制御し、ユーザーの指示に応じた処理をビデオカメラ200において実行することができるようにされる。
そして、キー入力回路221を通じて撮影を開始することの指示操作を受け付けると、制御部220は、各部を制御し、撮影処理を開始される。
そして、この場合、マイク部201が周囲の音声を集音して電気信号に変換し、これを音声信号処理回路202に供給する。音声信号処理回路202は、これに供給された音声信号に対して、増幅処理、ノイズ低減処理、A/D(Analog/Digital)変換処理などの種々の音声信号処理を行い、処理後のデジタル音声信号を重畳分離回路203に供給する。
一方、レンズ部204は、制御部220を通じて、露出やフォーカスが制御され、被写体の画像を取り込んで、当該画像を後段の受光部205が有する撮像素子の結像面に結像させるようにする。
受光部205は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサなど撮像素子を備えている。そして、受光部205は、自己の撮像素子の結像面に結像するようにされた画像を電気信号に変換し、これをカメラ信号処理回路206に供給する。
カメラ信号処理回路206は、これに供給された映像信号をデジタル信号に変換し、検波処理、ホワイトバランス調整、同時化処理、ガンマ補正などの種々のカメラ信号処理を行って、処理後のデジタル映像信号を重畳分離回路203に供給する。
重畳分離回路203は、これに供給されたデジタル音声信号やデジタル映像信号をデータ圧縮すると共に、多重化処理することにより記録データを形成して、この記録データを記録再生回路207に供給する。
記録再生回路207は、重畳分離回路20からの記録データを、内部メモリ208やメモリースティック(登録商標)209に記録する。なお、メモリースティック209は、ソニー株式会社製のいわゆるメモリカードである。そして、ビデオカメラ200においては、メモリースティック209を用いるようにしたが、その他の種々のメモリカードを用いるようにすることもできる。
また、上述したように、映像や音声の収録を行うようにしている場合においては、重畳分離回路203からデータ圧縮前の映像データが、重畳回路213に供給される。この重畳回路213には、オンスクリーンディスプレイ回路222からの表示対象の映像に重畳させるための表示情報も供給される。
すなわち、オンスクリーンディスプレイ回路222は、制御部220の制御に応じて、後述するLCDパネル214の表示画面に表示する映像に重畳させる種々に表示情報を形成し、これを重畳回路213に供給する。
オンスクリーンディスプレイ回路222において形成される表示情報としては、種々のガイダンスメッセージ、アイコン、音量調整バー、映像についての種々の調整バーなどを形成する。
この他にも、オンスクリーンディスプレイ回路222は、例えば、ユーザーインターフェース領域101に表示する境界シンボルや中止ガイドシンボル、表示項目(データオブジェクト)等をも形成し、重畳回路213に供給する。
重畳回路213は、重畳分離回路203からの映像信号に対して、オンスクリーンディスプレイ回路222からの表示情報を重畳し、これをアナログ信号に変換して、LCDコントローラパネル214に供給する。
これにより、レンズ部204が捉えている映像にオンスクリーンディスプレイ回路222で形成された映像を重畳した映像を、LCDパネル214の表示画面に表示して、ユーザーに提供することができる。
なお、オンスクリーンディスプレイ222は、制御部220の制御に応じて必要な場合においてのみ、重畳する表示情報を形成するものであり、常に重畳する表示情報を形成するものではない。オンスクリーンディスプレイ222で表示情報が形成されていない場合には、レンズ部204が捉えている映像のみがLCDパネル214に表示される。
また、上述したように、映像や音声の収録を行うようにしている場合においては、重畳分離回路203からデータ圧縮前の音声データが、音声出力部211に供給される。音声出力部211は、これに供給された音声データをアナログ音声信号に変換し、制御部220からの制御に応じて増幅させるなどの処理を行って、処理後の音声信号をスピーカ212に供給する。
これにより、マイク部201によって集音されている音声を、スピーカ212を通じて放音し、ユーザーに提供することができる。
次に、内蔵メモリ208やメモリースティック209に記録された記録データ(映像データと音声データとが多重化されたもの)を再生する場合について説明する。
キー入力回路221を通じてメモリに記録された記録データの再生を開始することの指示操作を受け付けると、制御部220は、各部を制御し、記録データの再生処理を開始される。
この場合、記録再生回路207は、再生するように指示された記録データを、これが記録されている内蔵メモリ208あるいはメモリースティック209から読み出し、読み出した記録データを重畳分離回路203に供給する。
重畳分離回路203は、記録再生回路207からの記録データを、これに多重化されている音声データと映像データとに分離すると共に、圧縮解凍(データ伸張)して、データ圧縮前の音声データと、映像データを復元する。
そして、重畳分離回路203は、復元した映像データを、重畳回路213を通じてLCDパネル214に供給する。これにより、メモリに記録されていた映像データに応じた映像をLCDパネル214の表示画面に表示することができる。
なお、この場合にも、制御部220は、必要に応じてオンスクリーンディスプレイ回路222を制御し、LCDパネル214の表示画面に表示されている映像に対して、種々の表示情報を重畳して表示することができるようにされる。
一方、重畳分離回路203は、復元した音声データを音声出力部211に供給する。これにより、メモリに記録されていた音声データに応じた音声をスピーカ212から放音することができるようにされる。
なお、ビデオカメラ200において、通信処理部223は、制御部220の制御に応じて外部機器との接続を可能にするための外部インターフェースである。
そして、通信処理部223は、内部メモリ208やメモリースティック209に記録されている記録データから、送信用データを形成し、これを外部機器に対して送出するようにする。
また、通信処理部223は、外部機器からの送信データを受け付けて、自機において利用可能な形式の信号に変換し、これを記録再生回路207に供給して、自己のメモリに記録したりすることもできるようにされている。
また、電源回路240、バッテリ241、電源プラフ242、スイッチ回路243により、電源系を構成し、制御部220に対して常時電源を供給するようにしている。
そして、ビデオカメラ200に電源が投入された場合には、制御部220がスイッチ回路243をオンにしてビデオカメラ200の各部に電源を供給して各部が駆動できるようにする。
また、電源が投入されているビデオカメラ200の電源が落とすようにされた場合には、制御部220がスイッチ回路243をオフにしてビデオカメラ200の各部への電源の供給を停止させることができるようにしている。
そして、この実施の形態のビデオカメラ200においても、図15に示すように、LCDパネル214の表示画面には、タッチパネル215が貼付するようにされ、表示画面の全面にタッチパネル215の操作面が形成されている。
そして、このビデオカメラ200においては、制御部220、オンスクリーンディスプレイ222、重畳回路213、LCDパネル214、タッチパネル215により、この発明による情報処理装置100を実現している。
すなわち、図15において、タッチパネル215が入力検知デバイス1を実現し、また、制御部220が、ユーザーインターフェース制御部2、データオブジェクト制御部3、全体制御部7のそれぞれの機能を実現している。また、ビデオカメラ200の制御部220は、時計回路をも備え、情報処理装置100における時計回路6の機能をも有している。
また、オンスクリーンディスプレイ222及び重畳回路213が表示メモリ部4を実現し、また、LCDパネル214が表示デバイス5を実現している。
これにより、このビデオカメラ200において、実行可能な種々の機能の中から目的とする機能を選択して実行する場合に、上述した情報処理装置100と同様に、ユーザーの指示操作に応じて、表示態様を変えるようにすることができる。
すなわち、制御部220、オンスクリーンディスプレイ222、重畳回路213の機能を用いて、LCDパネル214の表示画面に、図2〜図4等に示したように、ユーザーインターフェース領域101や項目等表示選択領域102を設ける。
そして、ユーザーインターフェース領域101上のタッチパネル215の操作面に対して、指示操作を行う。これにより、ユーザーインターフェース領域101の表示を表示状態A、B、Cの内の適宜のものに変えたり、項目等表示選択領域102の表示項目をスクロールさせたり、表示を切り替えたりすることができるようにされる。
[実施の形態のまとめ]
上述した実施の形態の情報処理装置は、GUI(Graphical User Interface)を表示可能な表示デバイスとタッチパネル等の入力検知デバイスとを持つ電子機器である。そして、表示デバイスの表示画面上にユーザーインターフェース領域を、指で操作可能な幅を持つ縦一列分のスペースとし、ここに、項目送りキーや種々の機能操作キーを表現するようにしている。
そして、ユーザーインターフェース領域には、表示状態Aと、表示状態Bの2つの状態を取り、その状態は、ユーザー操作に応じて切り替えられ、またはタイマー制御により自動的に状態を切り換えることもできるようにしている。なお、上述もしたように、表示状態Aは、機能操作キーと項目送りキーとを有する複合型の表示であり、表示状態Bは、スクロール操作専用型の表示である。
すなわち、表示状態Aと表示状態Bとの相互の切り替えを、ユーザーによる表示切替キーへの操作によって行うことができる。また、表示状態Bから表示状態Aへの切り替えは、タイマー制御によって行うことができる。
また、表示状態Aでは、全体の項目を網羅できるスクロール方法(小項目送り)により、項目等表示選択領域の表示を変える1対の小項目送りキーを設ける。また、表示状態Aには、機能操作キーとして、例えば、メニュー呼び出し、撮影切り替え、表示状態Bへの遷移機能等、種々の機能を割り付ける。
また、表示状態Bでは、1対の小項目送りキーと、カテゴリ毎(動画サムネイル参照画面では日付、機能一覧画面では機能)毎に項目等表示選択領域の表示を切り替える1対の大項目送りキーとが設けられる。また、表示状態Bは、表示状態Aへの表示切替キーが設けられる。
また、表示状態Aと表示状態Bとにおいて、小項目送りキーを割り付ける場所は同じ位置としている。また、上述したように、表示状態Bにて割り付ける2つのスクロール方法は、スクロール操作対象項目のすべてを網羅する送り方(小項目送り)と、特定のタグの先頭を出す送り方(大項目送り)とを同じ画面に表示する態様をとる。
これらの構成を有することにより、上述した実施の形態の情報処理装置によれば、表示状態Aでは、機能選択用の機能操作キーは、操作しやすい上端部や下端部に配置することができる。
項目等表示選択領域の表示項目のスクロールを行う場合には、スクロールに特化した表示状態Bに自動的に遷移することで、限られた表示画面上のスペースを有効に使い、ユーザーの意図する動作に特化した画面にすることができる。
また、表示状態Bでは、送られる単位が違う項目送りの機能を並べて配置することで、同一画面内で、詳細に項目を探す用途と、特定の項目の場所まで高速で移動したいという2つの用途を満たすことが可能となる。
[この発明の方法、プログラム]
なお、上述した実施の形態から明らかなように、この発明の方法、プログラムは、図5〜図10に示したフローチャートを用いて説明した方法、プログラムとして実現可能である。
すなわち、図5〜図10を用いて説明した方法は、この発明の方法である。
そして、図5〜図10を用いて説明した処理を実行するプログラムが、この発明のプログラムである。
したがって、この発明のプログラムを実現し、LCD等の表示デバイスとタッチパネル等の入力検知デバイスを備えた種々の電子機器に搭載することにより、この発明の情報処理装置を実現することができる。
[その他]
なお、上述した実施の形態の情報処理装置100において、表示素子の機能は、表示デバイス5が実現し、指示位置検出手段の機能は、入力検知デバイス1が実現ししている。また、検出手段の機能は、ユーザーインターフェース制御部2が実現している。
また、上述した実施の形態の情報処理装置100において、表示制御手段の機能は、ユーザーインターフェース制御部2とデータオブジェクト制御部3と表示メモリ部4とが共同して実現している。
また、上述した実施の形態のビデオカメラ200において、表示素子の機能は、LCDパネル214が実現し、指示位置検出手段の機能は、タッチパネル215が実現ししている。また、検出手段の機能は、制御部220が実現している。
また、上述した実施の形態のビデオカメラ200において、表示制御手段の機能は、制御部220とオンスクリーンディスプレイ222と重畳回路213が実現している。
また、上述した実施の形態においては、この発明による情報処理装置の適用例として、ビデオカメラに適用した場合を例にして説明したが、これに限るものではない。例えば、デジタルスチルカメラ、ゲーム機、PDA(Personal Digital Assistant)等と呼ばれる携帯情報端末など、LCDなどの表示デバイスとタッチパネルなどの入力検知デバイスを有する種々の電子機器に適用することができる。
また、上述した実施の形態においては、初期状態において、境界シンボル間の間隔は均等であるものとして説明したが、これに限るものではない。初期状態の境界シンボル間の間隔や境界シンボルの数などは適宜のものとすることができる。
また、境界シンボルは、線分に限るものではない。ユーザーインターフェース領域を複数の領域に分割し、そのそれぞれの領域に絵や図形を表示したり、異なる色で潰すようにしたりしてもよい。
この場合には、各領域の境界部分が、上述した境界シンボルの表示位置となる。そして、上述した境界シンボルの場合と同様に、各領域の境界位置を変更するように制御する。これにより、上述した実施の形態の場合のように、ユーザーインターフェース領域において、ゴムの伸び縮みのような表示を表現することができる。
この場合、ユーザーインターフェース領域の分割された領域の広さが変えられることに応じて、表示されている絵や図形を変化させ、また、表示されている色の範囲を変化させることになる。
各領域に表示されている絵や図形を変化させる場合には、表示されている絵や図形を引き伸ばしたり、縮めたりする表現となり、表示されている色の範囲を変化させる場合には、同一の色により塗り潰す範囲が変更される領域の広さに応じて変わる表現となる。
また、上述した実施の形態の情報処理装置の場合には、ユーザーインターフェース領域は、図2等に示したように、表示画面に対して、向って左側に設けるようにしたが、これに限るものではない。表示画面に対して向って右側に設けるようにしてもよい。
また、表示画面の上端側や下端側にユーザーインターフェース領域を設け、表示画面の左右方向になぞり操作を行うように構成することも可能である。
すなわち、ユーザーインターフェース領域や項目等表示選択領域は、表示画面上の適宜の位置に適宜の大きさで設けることができる。
また、上述した実施の形態において、入力検知デバイスは、感圧式や静電式のいわゆる接触型のタッチパネルであるものとして説明したが、これに限るものではない。例えば、ユーザーが指を近づけることにより、パネルの静電容量の変化に応じてユーザーからの指示を受けることが可能な非接触型のパネルを用いるようにした場合にもこの発明を適用できる。
また、ユーザーが指などを近づけることにより、パネル上の明暗の変化に応じてユーザーからの指示を受けることが可能な非接触型のパネルを用いるようにした場合にもこの発明を適用できる。
1…入力検知デバイス、2…ユーザーインターフェース制御部、3…データオブジェクト制御部、4…表示メモリ部、5…表示デバイス、6…時計回路、7…全体制御部

Claims (7)

  1. 表示素子と、
    前記表示素子の表示画面に操作面が設けるようにされ、使用者からの指示操作を受け付けて、当該指示操作に応じた指示位置を示す座標情報を検出して出力する指示位置検出手段と、
    前記指示位置検出手段からの前記座標情報に基づいて、前記表示素子の前記表示画面上の指示位置と前記指示操作の態様とを検出する検出手段と、
    前記表示素子の表示画面を、少なくとも項目送り用操作部が配置される第1の領域と、項目送り対象の表示項目が表示される第2の領域とに分けて、前記第1の領域と前記第2の領域とのそれぞれに表示情報を表示するように制御する表示制御手段と
    を備え、
    前記表示制御手段は、前記第1の領域に対して、1対の項目送り用操作部と表示切替操作部を含むその他の機能選択操作部とを有する第1の表示と、2対の項目送り用操作部と表示切替操作部とを有する第2の表示とを切り替えることができるものであり、
    前記表示制御手段は、前記第1の領域に前記第1の表示をしている場合に、前記検出手段からの検出結果が項目送り用操作部に対して操作が行われたことを示すものであるときには、前記第1の領域の表示を前記第2の表示に切り替えると共に、前記第2の領域の表示を送るように制御する情報処理装置。
  2. 請求項に記載の情報処理装置であって、
    前記表示制御手段は、
    前記第1の領域に前記第1の表示をしており、前記検出手段からの検出結果が前記第1の表示の前記表示切替操作部に対して操作が行われたことを示すものであるときには、前記第1の領域の表示を前記第2の表示に切り替え、
    前記第1の領域に前記第2の表示をしており、前記検出手段からの検出結果が前記第2の表示の前記表示切替操作部に対して操作が行われたことを示すものであるときには、前記第1の領域の表示を前記第1の表示に切り替える情報処理装置。
  3. 請求項または請求項に記載の情報処理装置であって、
    前記表示制御手段により、前記第1の領域の表示が、前記第1の表示から前記第2の表示に切り替えられた後の時間を計測する計測手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記第1の表示領域の表示を前記第2の表示に切り替えた後に、一定時間の間に、前記検出手段により前記第の領域に対する使用者からの指示操作が検出されなかった場合に、前記第1の領域の表示を前記第1の表示に切り替える情報処理装置。
  4. 請求項、請求項または請求項に記載の情報処理装置であって、
    前記第1の表示において、前記1対の項目送り用操作部は、送り量の小さな項目送りを指示する1つの第1の操作部からなり、
    前記第2の表示において、前記2対の項目送り用操作部は、送り量の小さな項目送りを指示する1対の第1の操作部と、表示対象の表示項目を大きく変更する1対の第2の操作部とからなる情報処理装置。
  5. 請求項に記載の情報処理装置であって、
    前記第1の操作部は、表示項目単位あるいは表示行単位に項目送りを行うようにするものであり、前記第2の操作部は、表示項目のカテゴリを変更するようにするものである情報処理装置。
  6. 表示制御手段が、表示素子の表示画面を、少なくとも項目送り用操作部が配置される第1の領域と、項目送り対象の表示項目が表示される第2の領域とに分けて、前記第1の領域と前記第2の領域とのそれぞれに表示情報を表示するように制御する第1の表示制御工程と、
    前記表示素子の表示画面に操作面が設けるようにされ、使用者からの指示操作を受け付けて、当該指示操作に応じた指示位置を示す座標情報を検出して出力する指示位置検出手段を通じて、使用者からの指示操作を受け付ける指示操作受付工程と、
    前記指示操作受付工程において、使用者からの指示操作を受け付けた場合に、前記指示位置検出手段からの前記座標情報に基づいて、検出手段が、前記表示素子の前記表示画面上の指示位置と前記指示操作の態様とを検出する検出工程と、
    1対の項目送り用操作部と表示切替操作部を含むその他の機能選択操作部とを有する第1の表示を前記第1の領域にしている場合に、前記検出工程において前記検出手段が検出した検出結果が項目送り用操作部に対して操作が行われたことを示すものであるときには、前記表示制御手段が、前記第1の領域の表示を、2対の項目送り用操作部と表示切替操作部とを有する第2の表示に切り替えると共に、前記第2の領域の表示を送るように制御する第2の表示制御工程と
    を有する情報処理方法。
  7. 表示制御手段が、表示素子の表示画面を、少なくとも項目送り用操作部が配置される第1の領域と、項目送り対象の表示項目が表示される第2の領域とに分けて、前記第1の領域と前記第2の領域とのそれぞれに表示情報を表示するように制御する第1の表示制御ステップと、
    前記表示素子の表示画面に操作面が設けるようにされ、使用者からの指示操作を受け付けて、当該指示操作に応じた指示位置を示す座標情報を検出して出力する指示位置検出手段を通じて、使用者からの指示操作を受け付ける指示操作受付ステップと、
    前記指示操作受付ステップにおいて、使用者からの指示操作を受け付けた場合に、前記指示位置検出手段からの前記座標情報に基づいて、検出手段が、前記表示素子の前記表示画面上の指示位置と前記指示操作の態様とを検出する検出ステップと、
    1対の項目送り用操作部と表示切替操作部を含むその他の機能選択操作部とを有する第1の表示を前記第1の領域にしている場合に、前記検出ステップにおいて前記検出手段が検出した検出結果が項目送り用操作部に対して操作が行われたことを示すものであるときには、前記表示制御手段が、前記第1の領域の表示を、2対の項目送り用操作部と表示切替操作部とを有する第2の表示に切り替えると共に、前記第2の領域の表示を送るように制御する第2の表示制御ステップと
    を情報処理装置に搭載されたコンピュータが実行するコンピュータ読み取り可能な情報処理プログラム。
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