JP5278809B2 - クリーニング装置、画像形成装置及びプロセスカートリッジ - Google Patents

クリーニング装置、画像形成装置及びプロセスカートリッジ Download PDF

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Description

本発明は、表面移動する像担持体上の残留トナーを除去するクリーニング装置、並びに、これを備える複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置及びプロセスカートリッジに関するものである。
従来、クリーニング装置として、構成が簡単でかつ付着物の除去性能にも優れていることから、長尺な板状弾性部材からなるブレードの一辺である稜線部を像担持体の表面に押しつけて残留トナーを除去するブレード方式のものが広く利用されている。ブレード方式では、板状のブレードの稜線部を形成する一つの面に対向する面の一端部を支持体で支持し、支持体から突き出した自由長部分を撓ませて先端稜線部を像担持体に押しつけるものが広く知られている。
また、近年、画像品質向上の要求が強まっており、その要求に応えるべく、トナーの小粒径化、球形化が進められている。小粒径化により、より高精度で高精細な高解像度の画像を得ることができ、球形化により現像性、転写性の向上を図ることができる。しかしながら、小粒径化、球形化が進んだトナーはブレードにもぐり込み易く、クリーニング装置には高い除去性能が要求されてくる。
除去性能を高めるためには、ブレードの先端稜線部と像担持体との当接圧を高めるべくブレードを大きな力で押しつけることが考えられる。しかしながら、ブレードを大きな力で押しつけ過ぎると、ブレードの自由長部分の撓みやブレード稜線部の変形などが大きくなる。このため、ブレードと像担持体との当接面積が増大してしまい、ブレードを大きな力で押しつけても逆に当接圧が小さくなって除去性能が低下してしまう。
特許文献1には、ブレードの先端稜線部を形成する一つの面に対向する面全体を剛体からなる支持体で支持するクリーニング装置が記載されている。この装置では、面全体が支持体に支持されており、支持体から突き出す自由長部分を有しない、所謂突き出し量ゼロの支持方法を採用している。このような支持方法では、ブレードを大きな力で押しつけてもブレードは撓むことがないため、当接圧を大きくすることができ除去性能を向上させることができる。
ブレード方式のクリーニング装置では、長尺な板状弾性部材からなるブレードの部品レベルの寸法誤差や、ブレードの支持体への貼り付け誤差により、ブレードの像担持体に当接する先端稜線部は長尺方向にうねりを持っている。このため、像担持体に押しつけた際に長尺方向に当接圧の偏差が生じてしまい、除去性能を高められなかったり、磨耗量に偏差がでて寿命低下が発生したりすることがある。従来のブレードの一端部を支持体で支持し、支持体から突き出したブレードの自由長を撓ませて先端稜線部を像担持体に押しつける支持方法では、自由長部分が撓むことによりうねりを吸収して、当接圧の偏差をある程度は緩和することができる。しかしながら、上記突き出し量ゼロの支持方法では、ブレードの撓みが規制されるため、ブレードの稜線部の変形のみによってうねりを吸収することになり、結果として当接圧の偏差は十分に緩和されずに顕著に顕れてしまう。
このため、上記ブレードのうねりを抑えるように、部品レベルでブレードをより高精度に管理したり、組立工程で貼りつけ精度をより高精度に管理したりする必要がある。しかしながら、部品に要求する精度や組立工程における精度が高くなると、コストアップとなってしまう。
また、クリーニング装置に対する支持体の設置方法としては、ブレードの支持体をクリーニング装置筺体に対して固定してブレード稜線部を像担持体に押しつける、所謂固定配置のものと、ブレードの支持体とクリーニング装置筺体との間に加圧バネを設けて加圧バネにより支持体を加圧してブレード稜線部を像担持体に押しつける、所謂加圧配置のものが知られている。当接圧の偏差を低減するためには、固定配置に比べると、加圧配置を採用して加圧バネの加圧力によりブレードの稜線部の変形し易くしてうねりを吸収することが有利である。しかしながら、一般的に加圧配置では、ブレードの長尺方向に関して2〜3個の加圧バネを設けて支持体を加圧しているので、ブレードの長尺方向の全幅に関して連続的に均一な加圧力を与えることは難しい。加圧バネの数を増やすことにより改良される傾向にはあるが、部品点数の増加や装置の複雑化の原因となる。
本発明は、以上の背景に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、長尺な板状弾性部材の一辺を像担持体の表面に押しつけて残留トナーを除去するもので、コストや部品点数の増加、装置の複雑化を抑えつつ、長尺方向における当接圧の偏差を抑え、高耐久で除去能力の高いクリーニング装置、画像形成装置及びプロセスカートリッジを提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、表面移動する像担持体に長尺な板状弾性部材からなるブレードの長尺方向に延びる一辺を押しつけて、該像担持体上の残留トナーを除去するクリーニング装置において、上記ブレードを支持する支持体と、該ブレードの一辺を上記像担持体に押しつけるよう該支持体または該ブレードを該ブレードの長尺方向の全幅に渡って磁力で加圧する加圧手段とを設け、上記加圧手段は互いに引付け合う一対の磁力発生部材を用いて構成され、一方の磁力発生部材を上記像担持体内部に設け、他方の磁力発生部材を上記支持体に設けたことを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、請求項のクリーニング装置において、上記一対の磁力発生部材の一方が磁石からなり、他方が磁石または強磁性体材料からなることを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、請求項2のクリーニング装置において、上記支持体側の磁力発生部材が可撓性材料もしくは薄板形状であることを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、請求項2のクリーニング装置において、上記支持体側の磁力形成部材は、上記ブレードの長尺方向に関して分割して配置されていることを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、表面移動する像担持体に長尺な板状弾性部材からなるブレードの長尺方向に延びる一辺を押しつけて、該像担持体上の残留トナーを除去するクリーニング装置において、上記ブレードを支持する支持体と、該ブレードの一辺を上記像担持体に押しつけるよう該支持体または該ブレードを該ブレードの長尺方向の全幅に渡って磁力で加圧する加圧手段とを設け、上記加圧手段は互いに引付け合う一対の磁力発生部材を用いて構成され、一方の磁力発生部材として上記像担持体内部に磁石を設け、他方の磁力発生部材として上記支持体を強磁性体材料で構成したことを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、表面移動する像担持体に長尺な板状弾性部材からなるブレードの長尺方向に延びる一辺を押しつけて、該像担持体上の残留トナーを除去するクリーニング装置において、上記ブレードを支持する支持体と、該ブレードの一辺を上記像担持体に押しつけるよう該支持体または該ブレードを該ブレードの長尺方向の全幅に渡って磁力で加圧する加圧手段とを設け、上記加圧手段は互いに引付け合う一対の磁力発生部材を用いて構成され、一方の磁力発生部材は上記像担持体内部に設け、他方の磁力発生部材は上記ブレード内部に微粒子状に分散して設け、上記ブレードは、上記像担持体に押しつけられる層と上記支持体に支持される層とを有する複数層構造であり、該ブレードの支持体側の層内部に上記磁力発生部材を微粒子状に分散したことを特徴とするものである
た、請求項の発明は、表面移動する像担持体に長尺な板状弾性部材からなるブレードの長尺方向に延びる一辺を押しつけて、該像担持体上の残留トナーを除去するクリーニング装置において、上記ブレードを支持する支持体と、該ブレードの一辺を上記像担持体に押しつけるよう該支持体または該ブレードを該ブレードの長尺方向の全幅に渡って磁力で加圧する加圧手段とを設け、上記支持体は可撓性を有するものであることを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、請求項のクリーニング装置において、上記支持体は可撓性材料にて成型したブロック状支持体であることを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、請求項のクリーニング装置において、上記支持体は可撓性材料にて成型したブロック状の連結可能な部品を、上記ブレードの押しつけ方向に対してスライド移動可能に連結して構成されたものであることを特徴とするものである。
また、請求項1の発明は、請求項のクリーニング装置において、上記支持体は板状の連結可能な部品を、上記ブレードの押しつけ方向に対して変位可能に連結して構成されたものであることを特徴とするものである
た、請求項1の発明は、像担持体と、該像担持体上の残留トナーを除去するクリーニング手段とを一体的に支持し、画像形成装置本体に着脱自在に形成したプロセスカートリッジにおいて、上記クリーニング手段として、請求項1乃至1の何れかのクリーニング装置を採用することを特徴とするものである。
また、請求項1の発明は、像担持体と、該像担持体上にトナー像を形成するトナー像形成手段と、該像担持体上のトナー像を記録体に転写する転写手段と、該像担持体上の残留トナーを除去するクリーニング手段とを備えた画像形成装置において、上記クリーニング手段として、請求項1乃至1の何れかのクリーニング装置を採用することを特徴とするものである。
また、請求項1の発明は、像担持体と、該像担持体上にトナー像を形成するトナー像形成手段と、該像担持体上のトナー像を記録体に転写する転写手段と、該像担持体上の残留トナーを除去するクリーニング手段とを備えた画像形成装置において、上記転写手段として中間転写体を用い、該中間転写体上の残留トナーを除去する中間転写体クリーニング手段として、請求項1乃至1の何れかのクリーニング装置を採用することを特徴とするものである。
本発明においては、ブレードの一辺を像担持体に押しつけるよう支持体またはブレードをブレードの長尺方向の全幅に渡って磁力で加圧する加圧手段を用いている。この加圧手段は、ブレードの長尺方向の全幅に渡って連続的に加圧するので、従来の複数の加圧バネによりブレードの長尺方向の複数点で加圧する加圧手段に比べて、部品点数の増加や、装置の複雑化することなく、ブレードの長尺方向に関して連続的で均一な加圧力を与えることができる。よって、ブレードの稜線部のうねりを高精度に抑えるよう、部品レベルや組立工程で高精度に管理することによるコストアップをしなくても、連続的で均一な加圧力によりブレードの稜線部を変形し易くさせてうねりを吸収することにより、ブレードの長尺方向における当接圧の偏差を抑えることができる。
本発明によれば、長尺な板状弾性部材からなるブレードの一辺を像担持体の表面に押しつけて残留トナーを除去するもので、コストや部品点数の増加、装置の複雑化を抑えつつ、ブレードの長尺方向における当接圧の偏差を抑え、高耐久で除去能力の高いクリーニング装置、画像形成装置及びプロセスカートリッジを提供することができるという優れた効果がある。
第一の実施形態に係る画像形成装置の概略構成図。 トナー像形成部の概略構成図。 第一の実施形態に係るクリーニング装置の主要部概略構成図であり、(a)は回転軸に直交する断面図、(b)は感光体ドラム回転方向上流側からみた正面図。 比較例に係るクリーニング装置の主要部概略構成図であり、(a)は回転軸に直交する断面図、(b)は感光体ドラム回転方向上流側からみた正面図。 ブレードホルダ加圧前にブレードが感光体ドラムに接する様子を示す図。 ブレードホルダとして剛体を用い複数点で加圧した場合にブレードが感光体ドラムに接する様子を示す図。 ブレードホルダとして可撓性を有するものを用い複数点で加圧した場合にブレードが感光体ドラムに接する様子を示す図。 ブレードホルダとして可撓性を有するものを用い第一の実施形態の加圧手段により加圧した場合にブレードが感光体ドラムに接する様子を示す図。 可撓性を有するブレードホルダとブレードとの拡大図。 可撓性を有するブレードホルダの変形例の説明図。 可撓性を有するブレードホルダの他の変形例の説明図。 可撓性を有するブレードホルダの他の変形例の説明図。 第二の実施形態に係るクリーニング装置の主要部概略構成図であり、(a)は回転軸に直交する断面図、(b)は感光体ドラム回転方向上流側からみた正面図。 第三の実施形態に係るクリーニング装置の主要部概略構成図であり、(a)は回転軸に直交する断面図、(b)は感光体ドラム回転方向上流側からみた正面図。 第三の実施形態に係る他のクリーニング装置の主要部概略構成図であり、(a)は回転軸に直交する断面図、(b)は感光体ドラム回転方向上流側からみた正面図。 ブレードホルダとして可撓性を有するものを用い第三の実施形態の加圧手段により加圧した場合にブレードが感光体ドラムに接する様子を示す図。 ブレードの自由長を撓ませて感光体ドラムに当接させた構成のクリーニング装置の主要部概略構成図。
以下、本発明を画像形成装置に適用した第一の実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係る画像形成装置の概略構成図である。図1の画像形成装置は、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4つのトナー像形成部20Y、C、M、Kが並列配置され、各トナー像形成部により形成されたイエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の各色トナー像を重ね合わせてフルカラー画像を形成する、所謂タンデム型画像形成装置である。各トナー像形成部20Y、C、M、Kは、それぞれ像担持体として回転駆動される感光体ドラム4Y、C、M、Kを備えている。また、各感光体ドラム4Y、C、M、Kに各色の画像情報に基づいてレーザ光又はLED光により露光して潜像を形成する露光装置45が設けられている。
また、各トナー像形成部20Y、C、M、Kに対向するように、中間転写体としての中間転写ベルト60が表面移動可能に配設されている。中間転写ベルト60を介して感光体ドラム4Y、C、M、Kと相対する位置には、感光体ドラム4Y、C、M、K上に形成された各色のトナー像を中間転写ベルト60に転写する一次転写ローラ61Y、C、M、Kが配置されている。一次転写ローラ61Y、C、M、Kは、後述する各トナー像形成部20Y、C、M、Kにより形成された各色トナー像を、中間転写ベルト60上に順次転写し、重ね合わせることによりフルカラー画像を形成する。また、中間転写ベルト60の表面移動方向に関して1次転写ローラ61Y、C、M、Kの下流には、中間転写ベルト60上のトナー像を転写紙に一括転写する2次転写装置65が配置されている。さらに、2次転写装置65よりも下流には、中間転写ベルト60表面に残留するトナーを取り除くためのベルトクリーニング装置66が設けられている。
画像形成装置の下部には、給紙カセット71、給紙ローラ72等からなる給紙部70が設けられており、レジストローラ73に向かって転写紙を送り出す。レジストローラ73は上記トナー像形成のタイミングに合わせて、中間転写ベルト60と2次転写装置65との対向部に向かって転写紙を送り出す。中間転写ベルト60上のフルカラートナー像は、2次転写装置65により転写紙上に転写され、ついで定着装置90により定着された後に、機外に排出される。
次に、各トナー像形成部20Y、C、M、Kについて説明する。各トナー像形成部20Y、C、M、Kは、収容されるトナーの色が異なる以外は、構成及び動作がほぼ同一であるので、以下の説明では色分け用の添え字Y、C、M、Kを省略して、トナー像形成部20構成及び動作について説明する。
図2は、トナー像形成部の概略構成図である。トナー像形成部20の感光体ドラム4の周囲には、帯電装置40、現像装置50、クリーニング装置30等の電子写真プロセスを実行する各手段が配置されており、公知の動作で感光体ドラム4上に各色トナー像を形成する。このようなトナー像形成部20は、一体的に形成され、画像形成装置本体に対して脱着可能なプロセスカートリッジであってもよい。
次に、本発明の特徴部であるクリーニング装置30について説明する。
クリーニング装置30は、感光体ドラム4の回転軸方向に長尺な板状弾性部材であるクリーニングブレード(以下、単に「ブレード」という。)2と、ブレード2を支持する支持体としてのブレードホルダ1と、ブレード2の長尺方向の全幅に渡って磁力によりブレードホルダ1を加圧する加圧手段6と、クリーニング装置30内部からトナーを排出するトナー排出スクリュー19等を備えている。ブレード2は、その長尺方向に延びる一辺(先端稜線部)を感光体ドラム4の表面に押しつけて、感光体ドラム4表面上の転写残トナー等の不要な付着物を除去する。本実施形態において、ブレード2の材料としては、他の弾性材料に比べて感光体ドラム4に対する摩耗性及び自身の耐摩耗性に優れていることからウレタンゴムを使用している。
図3は、本実施形態のクリーニング装置30の主要部概略構成を表すものであり、図3(a)は回転軸に直交する断面図、(b)は感光体ドラム回転方向上流側(図3(a)中矢印A方向)からみた正面図である。クリーニング装置30では、ブレード2は可撓性を有するブレードホルダ1に保持されている。このブレードホルダ1は、図3(a)に示すように、感光体ドラム4の回転軸方向に直交する断面に沿って切断したときの断面形状が略直方体となるブロック状である。また、ブレード2の感光体ドラム4当接する先端稜線部を形成する上流側の面の裏面全体が、可撓性を有するブレードホルダ1に貼り付けられており、ブレード2の長尺方向の全幅に渡って磁力により加圧する加圧手段6によりブレードホルダ1を加圧することにより、ブレード2の先端稜線部が所定の当接圧で感光体ドラム4に当接する。このような構成では、感光体ドラム4の回転によりブレード2の先端稜線部が受ける力をブレードホルダ1により裏面全体でバックアップしてブレード2の撓みを防止することができ、これにより当接圧を高めて除去性能を向上させている。
次に、ブレード2の長尺方向の全幅に渡って磁力で加圧する加圧手段6について詳しく説明する。ブレードホルダ1をブレード2の長尺方向の全幅に渡って磁力により加圧する加圧手段6として互いに引き合う一対の磁力発生部材を用いて構成され、一方はブレード側磁力発生部材としてブレードホルダ1の上面にブレード2の長尺方向の全幅に渡って磁石6aを設け、他方は感光体側磁力発生部材として感光体ドラム4内部のブレード2と略対向する位置にブレード2の長尺方向の全幅に渡って磁石6bを設けている。ブレード側磁力発生部材である磁石6aと、感光体側磁力発生部材である磁石6bとは異極性であり、互いに引付けあう磁力を発生して、ブレードホルダ1がブレード2を感光体ドラム4に加圧する構成となっている。また、ブレード側磁力発生部材として磁石6aの代わりに強磁性体(不図示)を設け、感光体ドラム4内部の磁石6bに引付けられるようにし、これによりブレード2を感光体ドラム4に加圧する構成としても良い。また、ブレード側磁力発生部材を磁石6aとし、感光体側磁力発生部材として感光体ドラム4内部に強磁性体を設けた構成としてもよい。磁石としては金属磁石を使用しているが、ゴム磁石や樹脂の磁石、電磁石を使用してもよい。また、強磁性体としては鉄を使用しているが、ニッケルなどを使用しても良い。
図4は、比較例として従来のクリーニング装置30の主要部概略構成を表すものであり、図4(a)は回転軸に直交する断面図、(b)は感光体ドラム回転方向上流側(図4(a)中矢印A方向)からみた正面図である。図4は、ブレードホルダ1を、ブレード2の長尺方向に対して配置された複数の加圧バネにより加圧することにより、長尺方向における当接圧の偏差を抑えるものである。しかしながら、本実施形態の磁力による加圧手段に比べて、連続的に均一な圧力を付加することが難しい。また、長尺方向でバネの数を増やすことにより、均一な圧力付与に対して改善される傾向にはあるが、部品点数の増加や、装置の複雑化の原因となる。これにより、本実施形態のブレード2の長尺方向の全幅に渡って磁力により加圧する加圧手段によりブレードホルダ1を加圧することにより、長尺方向の全幅に渡って連続的に均一な加圧力を与え易い。よって、ブレード2が感光体ドラム4に当接する稜線部に長尺方向に関するうねりを有していても、長尺方向における当接圧の偏差を抑えることができる。
また、ブレード側磁力発生部材であるブレードホルダ1上面に取り付けた磁石6aあるいは強磁性体(不図示)は可撓性材料あるいは薄板形状にする。これにより、ブレード側磁力発生部材である磁石あるいは強磁性体がブレードのうねりに沿って変位しやすく、より長手方向に均一な圧力をかけることができ、より効果的に当接圧の偏差を抑えることができる。また、ブレード側磁力発生部材であるブレードホルダ1上面に取り付けた磁石6あるいは強磁性体(不図示)をブレード1の長手方向に分割して配置することによって、磁石あるいは強磁性体がブレードのうねりに沿って変位しやすく、より長手方向に均一な圧力をかけることができ、より効果的に当接圧の偏差を抑えることができる。
さらに、本実施形態のクリーニング装置30では、ブレードホルダ1が可撓性を有している。このため、磁力による加圧手段により長尺方向の全幅に渡って連続的に均一な加圧力を与えることにより、可撓性を有するブレードホルダ1がうねりに倣って長尺方向に渡って撓んでうねりを吸収する。このように、可撓性を有するブレードホルダ1を用い、ブレード2の長尺方向に関して全幅に渡って磁力で加圧することにより、さらに効果的に長尺方向における当接圧の偏差を抑えることができる。
次に、本実施形態のクリーニング装置30による長尺方向の当接圧の偏差を抑える効果について、従来と比較して説明する。図5、6、7、8は、図3(a)におけるA方向からブレード2が感光体ドラム4に接する様子を見たものを示した図である。
図5は、ブレードホルダ1加圧前のブレード2が感光体ドラム4に接する様子を示す図である。このときのブレード2のうねりをδ0とする。
図6は、ブレードホルダ1として剛体のものを用い、且つ、長尺方向に関して複数の加圧点で加圧した場合のブレード2が感光体ドラム4に接する様子を示す図である。この場合、長尺方向に関して複数の加圧点(矢印3)でブレードホルダ1を加圧することによりブレード2自体は変形してうねりを吸収してうねり量をδ0からδ1(ここで、δ0>δ1)まで小さくすることができるが、十分とは言えない。このため、ブレード2の感光体ドラム4への長尺方向の当接圧の偏差は大きい。
図7は、ブレードホルダ1として可撓性を有するものを用い、且つ、長尺方向に関して複数の加圧点で加圧した場合の、ブレード2が感光体ドラム4に接する様子を示す図である。この場合、ブレード2自体の変形に加え、ブレードホルダ1も変形し、ブレード2のうねりを吸収してδ0からδ2(ここで、δ0>δ1>δ2)まで小さくすることができる。このように、ブレードホルダ1を可撓性することにより、剛体に比べてブレード2の感光体ドラム4への当接圧の偏差を小さくすることができる。
図8は、本実施形態のクリーニング装置であり、ブレードホルダ1として可撓性を有するものを用い、且つ、長尺方向の全幅に渡って磁力で加圧した場合の、ブレード2が感光体ドラム4に接する様子を示す図である。図8に示すように、ブレードホルダ1を長尺方向の全幅に渡って磁力で加圧(図8中矢印3)することで、長尺方向の全幅に渡って連続的に均一に加圧することができ、図7に比べてより均一に当接して、うねりを吸収してδ0からδ3(ここで、δ0>δ1>δ2>δ3)まで小さくすることができる。このように、クリーニング装置30で、ブレードホルダ1として可撓性を有するものを用い、ブレードホルダ1をブレード2の長尺方向の全幅に渡って磁力で加圧することにより、長尺方向における当接圧の偏差を抑えることができる。よって、ブレード2の部品の寸法精度やブレード2の組立工程の精度を高精度に要求することなく、長尺方向に関して均一な当接圧を維持して良好なクリーニング性能を得ることが可能である。
次に、可撓性を有するブレードホルダ1について詳しく説明する。
図9は、ブレードホルダ1とブレード2との拡大図である。ブレードホルダ1は可撓性を有する弾性体であり、樹脂、たとえば、ABS,PC,PS,POMなどが良い。特に、線膨張係数がブレード2の材質であるウレタンゴムとほぼ同じものが望ましい。具体的には、ゴム、例えば、ウレタンゴム、NBR,EPDMが望ましいが、経時劣化を考慮すると耐オゾン性の高いゴムを選択するのが良い。また、ブレードホルダ1とブレード2とを一体的に成型することで、貼り付け誤差が抑制されブレード2の稜線部のうねりに関して精度アップにつながる。また、ブレードホルダ1とブレード2との密着力がアップし、ブレードはがれなどの問題もおきにくくなる。また、ブレードホルダ1をブロック状とすることで、振動、異音が発生し難くなる。さらには、ブレードホルダ1が弾性体であることで、振動を吸収する効果もある。
なお、図9に示すように、感光体ドラム4の回転方向5に関してブレードホルダ1の上流側面でブレード2を支持して、ブレード成型時のカット面が感光体ドラム4の回転方向下流側に配置され、エア面(或いは金型面)が感光体ドラム4の回転方向上流側に配置される。カット面は、エア面(金型面)に比べて刃物による成型時のカットにより表面に微小なカット傷があり、耐磨耗性悪化の原因となる。しかしながら、このような配置とすることにより、感光体ドラム4の回転時に、カット面が圧縮変形され、エア面(或いは金型面)が引っ張られる構成となる。よって、ブレード2の耐磨耗性を向上させることができる。
また、図10は、可撓性を有するブレードホルダ1の変形例の構成を説明する図である。図10(a)、(b)に示すように、可撓性を有するブレードホルダ1として、ブロック状の連結部材11を、ブレード2の加圧方向に対してスライド可能に連結したものを用いる。また、図10(c)に示すように、ブレード2の感光体ドラム4に当接する稜線部を形成する上流側の面の裏面全体が、その連結した面と直交しスライド方向と平行な面に貼り付けられている。
このようなブレードホルダ1のそれぞれの連結部材11を図示しない磁力による加圧手段により加圧することにより、連結部材11がブレード2の加圧方向に対してスライドしながら、ブレード2の稜線部が所定の当接圧で感光体ドラム4に当接する。これにより、ブレード2が感光体ドラム4に当接する稜線部に長尺方向に関するうねりを有していても、ブレード2の加圧方向に対して変位することと、連結部材11がブレード2の加圧方向に対してスライドしてブレードホルダ1がうねりに倣って変形することとにより、うねりを吸収する。このように、連結部材11からなる可撓性を有するブレードホルダ1を用い、ブレード2の長尺方向に均一に連続的に加圧することにより、長尺方向における当接圧の偏差を抑える。
ブロック状の連結部材11としては、樹脂、たとえば、ABS,PC,PS,POMなどが良い。特に、線膨張係数がウレタンゴムと近いものが望ましい。具体的には、ゴム、たとえば、ウレタンゴム、NBR,EPDMが望ましいが、経時劣化を考慮すると耐オゾン性の高いゴムを選択するのが良い。また、連結部材11として樹脂、または、ゴムを使用することで、振動を吸収する効果が得られ、振動、異音が発生し難くなる。また、ブロック状の連結部材11は、ブロック押し出し加工材を切断することにより容易に量産可能であり、また、連結する際に必要な精度についても必要な要件を満たすことができる。
また、図11は、可撓性を有するブレードホルダ1の他の変形例の構成を説明する図である。図11(a)に示すように、このブレードホルダ1は、板状の連結部材12から突出する軸12aが設けられ、この軸12aが接続板13にあけられた長穴と嵌合する。図11(b)に示すように、ブレードホルダ1として、この板状の連結部材12が接続版13により、上下方向に移動可能に連結されているものを用いる。また、図11(c)に示すように、ブレード2の感光体ドラム4に当接する稜線部を形成する上流側の面の裏面全体が、その連結した面と直交しスライド方向と平行な面に貼り付けられている。
これにより、ブレード2のうねりに応じて連結部材12が上下方向に変位することができる。また、図11(d)に示すように、ブレード2をブレードホルダ1の下面の感光体ドラム4と対向する面に貼付けることも可能である。
また、図12は、可撓性を有するブレードホルダ1のさらに他の変形例の構成を説明する図である。図12(a)に示すように、可撓性を有するブレードホルダ1として、弾性率の異なる2種類の材質である低弾性体部14(弾性率の比較的低い材質からなる部分)と高弾性体部15(弾性率の比較的高い材質からなる部分)とをブレード2の長尺方向に関して交互に繰り返し配設した積層構造のものを用いている。この積層構造は接着あるいは一体成型等により構成される。また、図12(b)に示すように、ブレード2の感光体ドラム4に当接する稜線部を形成する上流側面の裏面全体が、ブレードホルダ1の積層構造と直交する面に貼り付けられている。
このようなブレードホルダ1を長尺方向に渡って、図示しない磁力による加圧手段6により加圧することにより、ブレードホルダ1はブレード2の加圧方向に変位しながら、ブレード2の稜線部を所定の当接圧で感光体ドラム4に当接する。これにより、ブレード2が感光体ドラム4に当接する稜線部に長尺方向に関するうねりを有していても、ブレード2の加圧方向に対して変位することと、ブレードホルダ1がうねりに倣って変形することとによりうねりを吸収する。このように、弾性率の異なる2種類の材質の積層構造からなる可撓性を有するブレードホルダ1を用い、ブレード2の長尺方向の全幅に渡って磁力で加圧することにより、長尺方向における当接圧の偏差を抑える。
高弾性体部15は、金属、または、樹脂、たとえば、ABS、PC、PS、POMなどを用いることができる、また、低弾性体部14はゴム、例えばウレタンゴム、NBR、EPDMが望ましいが、経時劣化を考慮すると耐オゾン性の高いゴムを選択するのが良い。このような積層構造とすることで、振動を吸収する効果が得られ、振動、異音が発生し難くなる。
上記構成のクリーニング装置30は、高い除去能力が必要となる小径、球形のトナーに対して特に有効である。これより、本実施形態の画像形成装置としては、トナー像を形成するのに用いられるトナーの形状係数SF1が100〜150を用いることができる。トナーの形状係数SF1とは、球状物質の形状の丸さの割合を示す数値であり、球状物質を二次元平面上に投影してできる楕円状図形の最大長MXLNGの二乗を図形面積AREAで割って、100π/4を乗じた値で表される。
つまり、 SF1={(MXLNG) /AREA}×(100π/4)によって定義されるものである。
次に、本発明を画像形成装置に適用した第二の実施形態について説明する。
第二の実施形態に係る画像形成装置の全体構造は第一の実施形態の画像形成装置の全体構造と同一である。第二の実施形態の画像形成装置では、クリーニング装置30において、ブレード2の先端稜線部を感光体ドラム4に押しつけるよう長尺方向の全幅に渡って磁力で加圧する加圧手段6のブレード側磁力発生部材として、ブレードホルダ1自体を強磁性体材料から構成したものである。
図13は、第二の実施形態のクリーニング装置30の主要部概略構成を表すものであり、図13(a)は回転軸に直交する断面図、(b)は感光体ドラム回転方向上流側(図13(a)中矢印A方向)からみた正面図である。第二の実施形態の画像形成装置では、クリーニング装置30において、ブレード2の先端稜線部を感光体ドラム4に押しつけるよう長尺方向の全幅に渡って磁力で加圧する加圧手段6として互いに引き合う一対の磁力発生部材を用いて構成され、一方はブレード側磁力発生部材としてブレードホルダ自体を強磁性体材料からなる強磁性体ブレードホルダ8とし、他方は感光体側磁力発生部材として感光体ドラム4内部のブレード2と略対向する位置にブレード2の長尺方向の全幅に渡って磁石6bを設けている。強磁性体ブレードホルダ8が感光体側磁力発生部材である磁石6bに引付けられる磁力を発生して、強磁性体ブレードホルダ8がブレード2を感光体ドラム4に加圧する構成となっている。このように、強磁性体ブレードホルダ8がブレード2の長尺方向の全幅に渡って連続的に磁力によりブレード2を感光体ドラム4に当接するよう加圧することにより、従来に比べて長尺方向の全幅に渡って連続的に均一な加圧力を与え易い。よって、ブレード2が感光体ドラム4に当接する稜線部に長尺方向に関するうねりを有していても、長尺方向における当接圧の偏差を抑えることができる。
さらに、第二の本実施形態のクリーニング装置30でも、上記第一の実施形態と同様にブレードホルダ1が可撓性を有してもよい。これにより、さらに効果的に長尺方向における当接圧の偏差を抑えることができる。
次に、本発明を画像形成装置に適用した第三の実施形態について説明する。
第三の実施形態に係る画像形成装置の全体構造は第一の実施形態の画像形成装置の全体構造と同一である。第三の実施形態の画像形成装置では、クリーニング装置30において、ブレード2の先端稜線部を感光体ドラム4に押しつけるよう長尺方向の全幅に渡って磁力で加圧する加圧手段6のブレード側磁力発生部材として、ブレード内部に磁石もしくは強磁性体を微粒子状に分散したものである。
図14は、第三の実施形態のクリーニング装置30の主要部概略構成を表すものであり、図14(a)は回転軸に直交する断面図、(b)は感光体ドラム回転方向上流側(図14(a)中矢印A方向)からみた正面図である。第三の実施形態の画像形成装置では、クリーニング装置30において、ブレード2の先端稜線部を感光体ドラム4に押しつけるよう長尺方向の全幅に渡って磁力で加圧する加圧手段6として互いに引き合う一対の磁力発生部材を用いて構成され、一方はブレード側磁力発生部材としてブレード自体の内部の略全幅に強磁性体を微粒子状に分散した強磁性体分散ブレード9とし、他方の感光体側磁力発生部材として感光体ドラム4内部の強磁性体分散ブレード9と略対向する位置にブレードの長尺方向の全幅に渡って磁石6bを設けている。強磁性体分散ブレード9が感光体側磁力発生部材である磁石6bに引付けられる磁力を発生することにより、強磁性体分散ブレード9自体を感光体ドラム4に加圧することができる。このように、強磁性体分散ブレード9自体が長尺方向の全幅に渡って磁力により感光体ドラム4に当接することにより、従来に比べて長尺方向の全幅に渡って連続的に均一な加圧力を与え易い。よって、強磁性体分散ブレード9が感光体ドラム4に当接する稜線部に長尺方向に関するうねりを有していても、長尺方向における当接圧の偏差を抑えることができる。
なお、ブレード側磁力発生部材としてブレード自体の内部の略全幅に磁石を微粒子状に分散した磁石分散ブレードとし、磁石分散ブレード自体が感光体側磁力発生部材である磁石6bに引付けられるようにし、これにより磁石分散ブレードを感光体ドラム4に加圧する構成としても良い。また、磁石分散ブレード自体を引付ける感光体側磁力発生部材として感光体ドラム4内部に強磁性体を設けた構成としてもよい。
さらに、本実施形態のクリーニング装置30では、上記第一の実施形態と同様にブレードホルダ1が可撓性を有している。このため、強磁性体分散ブレード9が磁石6bに引付けられる磁力により強磁性体分散ブレード9自体を感光体ドラム4に加圧する際、ブレードホルダ1が強磁性体分散ブレード9に追随して倣い長尺方向に渡って撓み易い。よって、可撓性を有するブレードホルダ1を用いることで、さらに効果的に長尺方向における当接圧の偏差を抑えることができる。
以下、第三の実施形態のクリーニング装置30による長尺方向の当接圧の偏差を抑える効果について、従来と比較して説明する。加圧前(図5参照)、ブレードホルダ1として剛体のものを用い、且つ、長尺方向に関して複数の加圧点でブレード1を加圧した場合(図6参照)、ブレードホルダ1として可撓性を有するものを用い、且つ、長尺方向に関して複数の加圧点で加圧した場合(図7参照)、それぞれのブレードが感光体ドラム4に接する様子は、第一の実施形態と同様であるので、説明を省略する。
図16は、第三の実施形態のクリーニング装置30であり、ブレードホルダ1として可撓性を有するものを用い、且つ、強磁性体分散ブレード9を用いて長尺方向の全幅に渡って磁力で加圧した場合の、ブレードが感光体ドラム4に接する様子を示す図である。図16に示すように、強磁性体分散ブレード9を用いて強磁性体分散ブレード8自体を長尺方向の全幅に渡って磁力で加圧(図16矢印)することで、長尺方向の全幅に渡って連続的に均一に加圧することができ、図7に比べてより均一に当接して、うねりを吸収してδ0からδ4(ここで、δ0>δ1>δ2>δ4)まで小さくすることができる。このように、クリーニング装置30で、ブレードホルダ1として可撓性を有するものを用い、強磁性体分散ブレード9を用いて長尺方向の全幅に渡って磁力で加圧することにより、長尺方向における当接圧の偏差を抑えることができる。よって、ブレードの部品の寸法精度やブレードの組立工程の精度を高精度に要求することなく、長尺方向に関して均一な当接圧を維持して良好なクリーニング性能を得ることが可能である。
図15は、第三の実施形態の変形例に係るクリーニング装置30の主要部概略構成を表すものであり、図15(a)は回転軸に直交する断面図、(b)は感光体ドラム回転方向上流側(図15(a)中矢印A方向)からみた正面図である。この変形例のクリーニング装置30では、ブレード9を感光体ドラム4と接触する層9aと、感光体ドラム4と接触しないブレードホルダ1側の層9bとの2層構成とし、感光体ドラム4と接触しないブレードホルダ1側の層9bの内部略全幅に強磁性体を微粒子状に分散している。この2層ブレード9の強磁性体を分散させた層9bが、磁石6bに引付けられる磁力を発生することにより、2層ブレード9自体が感光体ドラム4に加圧する構成となっている。このように、2層ブレード9自体が長尺方向の全幅に渡って磁力により感光体ドラム4に当接することにより、従来に比べて長尺方向の全幅に渡って連続的に均一な加圧力を与え易い。
このように2層ブレード9とすることで、ブレードの設計の自由度が広がる。具体的には、感光体ドラム4の表層が比較的やわらかいものとすると、強磁性体の微粒子を分散したブレードが感光体ドラム表層を著しく削ってしまう恐れがある。しかし、ブレードを2層構造として、感光体ドラム4と接触しない層9bに強磁性体の微粒子を分散させ、感光体ドラム4と接触する層9aに強磁性体の微粒子を分散させない通常のウレタンゴムを使用すれば、感光体ドラム表層を著しく削る懸念はない。ここで、感光体ドラム4と接触しない層の材質はウレタンゴムを使用しているが、その他のゴムを使用しても同様の効果が得られる。
この変形例でも、ブレード側磁力発生部材としてブレード9の感光体ドラム4と接触しない層9bの内部の略全幅に磁石を微粒子状に分散した磁石分散層とし、2層ブレード9自体が感光体側磁力発生部材である磁石6bに引付けられるようにし、これにより2層ブレード9を感光体ドラム4に加圧する構成としても良い。また、2層ブレード9自体を引付ける感光体側磁力発生部材として感光体ドラム4内部に強磁性体を設けた構成としてもよい。
以上、第一、第二、第三の実施形態においては、ブレード2の稜線部を形成する上流側面の裏面全体をブレードホルダ1に貼り付け、ブレード2の稜線部が受ける力をブレードホルダ1により裏面全体でバックアップしてブレード2の撓みを防止する、所謂突き出し量ゼロの支持方法を採用するクリーニング装置30を用いて本発明を説明した。しかしながら、本発明はこれに限ることなく、図17に示すような、ブレード2の一端部をブレードホルダ1で支持し、自由長を撓ませて先端稜線部を感光体ドラム4に当接させた構成のクリーニング装置においても、ブレードホルダ1を加圧手段で加圧する所謂加圧配置方式を採用するものであれば適用可能であり、同様の効果が得られる。この場合、部品レベルでブレード2に要求される精度や組立工程における精度が低めでも長尺方向に均一な当接圧が得ることができ、これらの精度を下げることによりコストダウンを図ることができる。
また、第一、第二、第三の実施形態においては、感光体ドラム4上の残留トナーを除去するクリーニング装置30を用いて本発明を説明したが、中間転写ベルト60上の転写残トナーを除去するベルトクリーニング装置66に適用することも可能であり、同様の効果が得られる。
以上、第一、第二、第三の実施形態によれば、ブレードホルダ1またはブレード2をブレード2の長尺方向の全幅に渡って磁力で加圧する加圧する加圧手段6により、ブレード2を感光体ドラム4に押しつける。この加圧手段6はブレードの長尺方向の全幅に渡って連続的に加圧することにより、従来の複数の加圧バネによりブレード2の長尺方向の複数点で加圧する加圧手段に比べて、部品点数の増加や、装置の複雑化することなく、ブレード2の長尺方向に関して連続的で均一な加圧力を与えることができる。よって、ブレード2の稜線部のうねりを高精度に抑えるよう、部品レベルや組立工程で高精度に管理することによるコストアップをしなくても、連続的で均一な加圧力によりブレード2の稜線部を変形し易くさせてうねりを吸収することにより、ブレード2の長尺方向における当接圧の偏差を抑えることができる。
また、第一の実施形態によれば、ブレードホルダ1をブレード2の長尺方向の全幅に渡って磁力で加圧する加圧する加圧手段6として互いに引き合う一対の磁力発生部材を用いて構成され、一方はブレード側磁力発生部材としてブレードホルダ1の上面にブレード2の長尺方向の全幅に渡って磁石6aを設け、他方は感光体側磁力発生部材として感光体ドラム4内部のブレード2と略対向する位置にブレード2の長尺方向の全幅に渡って磁石6bを設けている。ブレード側磁力発生部材である磁石6aと、感光体側磁力発生部材である磁石6bとは異極性であり、互いに引付けあう磁力を発生することにより、ブレードホルダ1がブレード2を長尺方向に関して連続的で均一に、感光体ドラム4に加圧することができる。
また、第一の実施形態によれば、一対の磁力発生部材のうち、一方を磁石で構成し、他方を磁石または強磁性体で構成することにより、容易に互いに引き合う一対の磁力発生部材を具現化することができる。
また、第一の実施形態によれば、ブレード側磁力発生部材の磁石6aを可撓性材料もしくは薄板形状とすることにより、磁石6aがブレード2のうねりに沿って変位しやすく、より長手方向に均一な圧力をかけることができ、より効果的に当接圧の偏差を抑えることができる。
また、第一の実施形態によれば、ブレード側磁力発生部材の磁石6aをブレードの長尺方向に関して分割して配置することにより、磁石6aがブレード2のうねりに沿って変位しやすく、より長手方向に均一な圧力をかけることができ、より効果的に当接圧の偏差を抑えることができる。
また、第二の実施形態によれば、ブレード2の長尺方向の全幅に渡って磁力で加圧する加圧する加圧手段として互いに引き合う一対の磁力発生部材を用いて構成され、一方はブレード側磁力発生部材としてブレードホルダ自体を強磁性体材料からなる強磁性体ブレードホルダ8とし、他方は感光体側磁力発生部材として感光体ドラム4内部に磁石6bを設けている。強磁性体ブレードホルダ8が磁石6bに引付けられる磁力を発生させることにより、強磁性体ブレードホルダ8がブレード2を長尺方向に関して連続的で均一に、感光体ドラム4に加圧することができる。
また、第三の実施形態によれば、ブレード2の長尺方向の全幅に渡って磁力で加圧する加圧する加圧手段として、ブレード側磁力発生部材として互いに引き合う一対の磁力発生部材を用いて構成され、一方はブレード側磁力発生部材としてブレード自体の内部の略全幅に強磁性体を微粒子状に分散した強磁性体分散ブレード9とし、他方の感光体側磁力発生部材として感光体ドラム4内部に磁石6bを設けている。強磁性体分散ブレード9が感光体側磁力発生部材である磁石6bに引付けられる磁力を発生することにより、強磁性体分散ブレード9自体を感光体ドラム4に加圧することができる。
また、第三の実施形態によれば、強磁性体分散ブレード9が2層構造であり、感光体ドラム4に接触しないブレードの支持体側の層9b内部に強磁性体を微粒子状に分散したものを用いることで、ブレードの設計の自由度が広がる。具体的には、感光体ドラム4の表層が比較的やわらかいものであると、強磁性体の微粒子を分散したブレードが感光体ドラム表層を著しく削ってしまう恐れがある。しかし、ブレードを2層構造として、感光体ドラム4と接触しない層9bに強磁性体の微粒子を分散させ、感光体ドラム4と接触する層9aに強磁性体の微粒子を分散させない通常のウレタンゴムを使用すれば、感光体ドラム表層を著しく削る懸念はない。
また、第三の実施形態によれば、一対の磁力発生部材のうち、一方を磁石で構成し、他方を磁石または強磁性体で構成することにより、容易に互いに引き合う一対の磁力発生部材を具現化することができる。
また、第一、第二、第三の実施形態によれば、ブレードホルダ1が可撓性を有することにより、上記磁力による加圧手段による加圧時に、ブレードホルダ1が変形して長尺方向に渡って撓みうねりを吸収し、より効果的に長尺方向における当接圧の偏差を抑えることができる。
また、第一の実施形態によれば、ブレードホルダ1は可撓性材料にて成型したブロック状としたことにより、振動、異音が発生し難くなる。
また、第一の実施形態によれば、ブレードホルダ1は可撓性材料にて成型したブロック状の連結可能な連結部材11で構成され、ブレード2の加圧方向に対してスライド移動可能である。このため、連結部材11がブレード2の加圧方向に対してスライドしながら、ブレード2の稜線部が所定の当接圧で感光体ドラム4に当接する。これにより、ブレード2が感光体ドラム4に当接する稜線部に長尺方向に関するうねりを有していても、連結部材11がブレード2の加圧方向に対してスライドすることで、ブレードホルダ1がうねりに倣って変形し、うねりを吸収する。よって、部品の寸法精度や組立工程の精度を高精度に要求することなく、長尺方向における当接圧の偏差を抑えることができる。
また、第一の実施形態によれば、ブレードホルダ1は板状の連結可能な連結部材12で構成され、ブレード2の加圧方向に対して変位可能である。このため、連結部材12がブレード2の加圧方向に対して変位しながら、ブレード2の稜線部が所定の当接圧で感光体ドラム4に当接する。これにより、ブレード2が感光体ドラム4に当接する稜線部に長尺方向に関するうねりを有していても、連結部材12がブレード2の加圧方向に対してスライドすることで、ブレードホルダ1がうねりに倣って変形し、うねりを吸収する。よって、部品の寸法精度や組立工程の精度を高精度に要求することなく、長尺方向における当接圧の偏差を抑えることができる。
また、第一、第二、第三の実施形態によれば、ブレード2はブレードホルダ1によって突出し量が略ゼロで支持されていることにより、ブレードの撓みを抑制し、当接圧を高めて除去性能を向上させることができる。
また、第一、第二、第三の実施形態によれば、トナー像を形成するのに用いられるトナーの形状係数SF1が100〜150である。このようなトナーを用いた場合、クリーニング装置には高い除去能力が必要となるので、特に有効である。
また、第一、第二、第三の実施形態によれば、感光体ドラム4とクリーニング装置30とを一体的に支持し、画像形成装置本体に着脱自在に形成したプロセスカートリッジとすることにより、メンテナンス性の向上を図ることができる。
1 ブレードホルダ
2 ブレード
3 加圧点
4 感光体ドラム
5 感光体ドラムの回転方向
6 加圧手段
6a 磁石(ブレード側磁力発生部材)
6b 磁石(感光体側磁力発生部材)
7 加圧バネ
8 強磁性体ブレードホルダ
9 強磁性体分散ブレード
9a 2層ブレードの感光体側層
9b 2層ブレードで支持体側層
11 ブロック状の連結部材
12 板状の連結部材
13 連結板
14 低弾性体部
15 高弾性体部
20 トナー像形成部
30 クリーニング装置
31 ケーシング
40 帯電装置
50 現像装置
60 中間転写ベルト
66 ベルトクリーニング装置
70 給紙部
90 定着装置
特開2007−033503号公報

Claims (13)

  1. 表面移動する像担持体に長尺な板状弾性部材からなるブレードの長尺方向に延びる一辺を押しつけて、該像担持体上の残留トナーを除去するクリーニング装置において、
    上記ブレードを支持する支持体と、該ブレードの一辺を上記像担持体に押しつけるよう該支持体または該ブレードを該ブレードの長尺方向の全幅に渡って磁力で加圧する加圧手段とを設け、
    上記加圧手段は互いに引付け合う一対の磁力発生部材を用いて構成され、一方の磁力発生部材を上記像担持体内部に設け、他方の磁力発生部材を上記支持体に設けたことを特徴とするクリーニング装置。
  2. 請求項のクリーニング装置において、上記一対の磁力発生部材の一方が磁石からなり、他方が磁石または強磁性体材料からなることを特徴とするクリーニング装置。
  3. 請求項2のクリーニング装置において、上記支持体側の磁力発生部材が可撓性材料もしくは薄板形状であることを特徴とするクリーニング装置。
  4. 請求項2のクリーニング装置において、上記支持体側の磁力形成部材は、上記ブレードの長尺方向に関して分割して配置されていることを特徴とするクリーニング装置。
  5. 表面移動する像担持体に長尺な板状弾性部材からなるブレードの長尺方向に延びる一辺を押しつけて、該像担持体上の残留トナーを除去するクリーニング装置において、
    上記ブレードを支持する支持体と、該ブレードの一辺を上記像担持体に押しつけるよう該支持体または該ブレードを該ブレードの長尺方向の全幅に渡って磁力で加圧する加圧手段とを設け、
    上記加圧手段は互いに引付け合う一対の磁力発生部材を用いて構成され、一方の磁力発生部材として上記像担持体内部に磁石を設け、他方の磁力発生部材として上記支持体を強磁性体材料で構成したことを特徴とするクリーニング装置
  6. 表面移動する像担持体に長尺な板状弾性部材からなるブレードの長尺方向に延びる一辺を押しつけて、該像担持体上の残留トナーを除去するクリーニング装置において、
    上記ブレードを支持する支持体と、該ブレードの一辺を上記像担持体に押しつけるよう該支持体または該ブレードを該ブレードの長尺方向の全幅に渡って磁力で加圧する加圧手段とを設け、
    上記加圧手段は互いに引付け合う一対の磁力発生部材を用いて構成され、一方の磁力発生部材は上記像担持体内部に設け、他方の磁力発生部材は上記ブレード内部に微粒子状に分散して設け、
    記ブレードは、上記像担持体に押しつけられる層と上記支持体に支持される層とを有する複数層構造であり、該ブレードの支持体側の層内部に上記磁力発生部材を微粒子状に分散したことを特徴とするクリーニング装置
  7. 表面移動する像担持体に長尺な板状弾性部材からなるブレードの長尺方向に延びる一辺を押しつけて、該像担持体上の残留トナーを除去するクリーニング装置において、
    上記ブレードを支持する支持体と、該ブレードの一辺を上記像担持体に押しつけるよう該支持体または該ブレードを該ブレードの長尺方向の全幅に渡って磁力で加圧する加圧手段とを設け、
    上記支持体は可撓性を有するものであることを特徴とするクリーニング装置。
  8. 請求項のクリーニング装置において、上記支持体は可撓性材料にて成型したブロック状支持体であることを特徴とするクリーニング装置。
  9. 請求項のクリーニング装置において、上記支持体は可撓性材料にて成型したブロック状の連結可能な部品を、上記ブレードの押しつけ方向に対してスライド移動可能に連結して構成されたものであることを特徴とするクリーニング装置。
  10. 請求項のクリーニング装置において、上記支持体は板状の連結可能な部品を、上記ブレードの押しつけ方向に対して変位可能に連結して構成されたものであることを特徴とするクリーニング装置
  11. 担持体と、該像担持体上の残留トナーを除去するクリーニング手段とを一体的に支持し、画像形成装置本体に着脱自在に形成したプロセスカートリッジにおいて、
    上記クリーニング手段として、請求項1乃至1の何れかのクリーニング装置を採用することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  12. 像担持体と、該像担持体上にトナー像を形成するトナー像形成手段と、該像担持体上のトナー像を記録体に転写する転写手段と、該像担持体上の残留トナーを除去するクリーニング手段とを備えた画像形成装置において、
    上記クリーニング手段として、請求項1乃至1の何れかのクリーニング装置を採用することを特徴とする画像形成装置。
  13. 像担持体と、該像担持体上にトナー像を形成するトナー像形成手段と、該像担持体上のトナー像を記録体に転写する転写手段と、該像担持体上の残留トナーを除去するクリーニング手段とを備えた画像形成装置において、
    上記転写手段として中間転写体を用い、該中間転写体上の残留トナーを除去する中間転写体クリーニング手段として、請求項1乃至1の何れかのクリーニング装置を採用することを特徴とする画像形成装置。
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