JP5278685B2 - 電子部品の製造方法 - Google Patents

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本発明は電子部品の製造方法に関し、特に、積層コンデンサやノイズフィルタ等のチップ型電子部品の製造方法に関する。
セラミック素体の表面にCu電極やAg電極が形成された電子部品では、従来より、電極の耐熱性やはんだ濡れ性を向上させるために、Cuめっき、Niめっき、Snめっき等を施し、電極表面にめっき皮膜を形成することが行われている。
このCuめっきは、一般的には、電源を用いた電解めっき、詳しくは、めっき浴に満たされた容器中において導電性メディアと共に攪拌しながら通電を行う電解バレルめっきにより行われる。
この電解バレルめっきには、大きな電源が必要であるという問題がある。また、容器中における電流密度ばらつきにより、電子部品に析出するめっき膜厚にもばらつきが生じるという問題がある。無電解Cuめっきを用いれば前述の問題を解消できるが、還元剤の還元作用を活性化させる触媒処理をマスキング等により被めっき部分のみに行う必要があり、この工程が煩雑であるという問題がある。
そこで、特許文献1には、特に事前の触媒処理を用いなくても、チップ型電子部品の電極上に対し電源を用いず無電解めっきする方法が開示されている。すなわち、還元剤の酸化反応に対し触媒活性を示す導電性媒体を、めっき浴中で前記電子部品素体と混合し、前記電極上にめっき皮膜を形成することを特徴とする方法である。
特開2003−183843号公報
特許文献1に記載の電子部品の製造方法においては、無電解Cuめっきの還元剤としてホルムアルデヒドが必要であり、このホルムアルデヒドの還元能力を発現させるためにめっき浴のpHを高アルカリにする必要がある。高アルカリの溶液中において、Cuを錯体として安定させる実用的な錯化剤はEDTAくらいであるが、このEDTAが電子部品のセラミック素体を溶解し、電子部品の信頼性に不具合を及ぼす。
したがって、めっき液のpHを、弱酸〜中性〜弱アルカリにする必要があるが、この範囲において実用的な還元剤としては、次亜りん酸がある。
しかし、次亜りん酸を還元剤とした場合、Cuの析出反応が早期に止まってしまうという問題があった。これは、一旦、少しでもCuが析出した場合、被めっき部分が還元剤に対する触媒能を失ってしまうためと思われる。この場合、触媒活性を示す導電性媒体を用いる工法だけでは不十分であり、Pd粒子を厚く付与する等の煩雑な触媒処理が必要となってしまう。
そこで、本発明の目的は、Cu電極またはAg電極上に、無電解めっきによってCuを主成分とするめっき皮膜を形成する際、煩雑な触媒付与工程が不要であり、かつ、電子部品素体を浸食することなく、平滑で実用的な厚みを有するめっき皮膜を得るためのめっき方法を提供することである。
すなわち本発明は、CuまたはAgを主成分とする電極を有する電子部品素体と、少なくとも表面が次亜りん酸の酸化反応に対し触媒活性を示す導電性媒体とを、Cuイオンおよび次亜りん酸を含むめっき浴中で混合し、前記電極上にめっき皮膜を形成する工程を含む電子部品の製造方法において、前記めっき浴がNiイオンを含むことを特徴とする、電子部品の製造方法である。
また、本発明は、前記めっき皮膜を形成する工程において、めっき開始時におけるめっき浴中のCuイオンの含有量を予め少なくしておき、めっき開始後にCuイオンを補充する操作を含むことを特徴とすることも好ましい。さらに好ましくは、めっき開始時におけるめっき浴中のCuイオンの含有量を実質的にゼロにしておいてもよい。
さらに、本発明は、前記めっき浴がクエン酸を含有することも好ましい。
本発明の電子部品の製造方法によれば、めっき浴に含有されているNiイオンがCuイオンの優先的な析出を抑え、CuイオンとNiイオンとが共析出する形となる。この共析出の状態と、次亜りん酸に対して触媒活性をもつ導電性媒体の混合により、被めっき面は次亜りん酸に対する触媒活性が良好に保持すれた状態となり、実用的な厚みのめっき皮膜が得られる。
また、この方法により、ホルムアルデヒドとEDTAを用いることなくCuを主成分とするめっき皮膜形成が可能となるため、電子部品の素体が浸食されず、高信頼性の電子部品が得られる。
さらに、この方法により、Pd粒子を厚く付与するなどの煩雑な触媒付与工程が不要になるため、めっき工程がシンプルになるとともに、歩留まりの向上も期待される。
本発明において、めっき開始時におけるめっき浴中のCuイオンの含有量を予め少なくしておき、めっき開始後にCuイオンを補充する操作を含む場合、Cuイオンの優先的な析出をより確実に抑えることができるため、CuイオンとNiイオンとの共析出状態が比較的長く続く。したがって、より厚いめっき皮膜を形成することも可能である。
本発明の電子部品の製造方法においては、Cuめっき浴の錯化剤としては、クエン酸が好ましく、Cuの安定した析出挙動を確保することができる。
Cu-Ni-Pめっき層の断面写真である。 Cu-Ni-Pめっき層の層方向における組成濃度のライン分析結果である。
本発明における電子部品は、電子部品の素体に対し、導体からなる電極が形成されているものである。電子部品素体は、例えばセラミック等があげられ、内部電極を有する積層体などでもよい。
電子部品素体に形成されている電極は、CuまたはAgを主成分とするものであり、それぞれの合金であっても構わない。たとえば、AgやCu等の金属粉末、有機ビヒクル、ガラスフリットを含む導電性ペーストが塗布され、焼き付けられた外部電極などが挙げられる。他にも、スパッタや蒸着による金属膜などが挙げられる。
導電性媒体は、その少なくとも表面が、めっき浴の還元剤である次亜りん酸に対し触媒作用を有する金属である。たとえば、金、ニッケル、パラジウム、コバルト、白金、又はこれらの合金の中から選択された少なくとも1種以上の金属が挙げられる。導電性媒体のサイズは特に限定されないが、0.1〜数mm径のものが好んで用いられる。
Cuめっき浴におけるCu源としての塩は、本発明の目的を損なわない限り、特に限定されない。たとえば、硫酸銅、硝酸銅、塩化銅などが含まれる。また、Ni源としての塩も同様であり、たとえば、硫酸ニッケル、塩化ニッケル、スルファミン酸ニッケル等があげられる。
Cuめっき浴における還元剤としては、主として、次亜りん酸または次亜りん酸塩が用いられる。次亜りん酸は、弱酸〜中世〜弱アルカリでも還元作用を有するため、電子部品素体の溶解を防ぎつつめっきすることが可能である。
Cuめっき浴における錯化剤としては、カルボン酸系が好んで用いられるが、CuとNiの析出挙動を安定に保つためにはクエン酸が特に好ましい。
また、めっき浴は、導電剤、pH調整剤、膜質を改善するための界面活性剤、などを必要に応じて含むことがある。なお、めっき浴のpHは、CuとNiの析出挙動を安定に保つためには、特に8.5〜11.0付近が好ましい。
本発明のめっき工程においては、Cuめっき浴で満たされたバレル等のめっき容器中において、導電性媒体と電子部品素体とが攪拌され、互いに接触することにより、Cuめっき皮膜が形成されていく。導電性媒体の表面にある次亜りん酸に対して触媒作用を有する金属が電子部品素体上の電極に接触した際、その電極における接触部分の近傍が触媒活性化される。このとき、前記接触部分の近傍に存在した金属イオンが電極上に析出する。これが、事前のPd粒子などの触媒付与工程なくして無電解めっきが可能となる原理である(特許文献1と同じ作用)。
しかし、上述の原理を用いて無電解めっきを行うと、電極上にCuめっき皮膜が薄く形成された時点で、早々と析出反応が止まってしまう。これは、Cuが次亜りん酸に対して触媒能を有しないこと、および、上述の触媒活性を有する導電性媒体による触媒付与は、従来のPd付与工程ほど強くはないためである。
そこで、本発明においては、めっき浴にCuイオンだけでなくNiイオンを含有させている。これにより、CuイオンとNiイオンとが共析出する状態となるため、被めっき部分表面には常に次亜りん酸に対して触媒能を有するNiが存在することになり、これに加えて触媒能を有する導電性メディアによる触媒付与と併せて、CuとNiが共に析出を続けることとなる。結果として、実用的な厚みを有するCu-Ni-Pめっき層が得られる。
CuとNiの共析出の挙動を安定して長時間継続させるには、めっき開始時のCuめっき浴のCu/Ni比を予め低くしておき、後から不足分のCuを追加補充することが好ましい。これは、被めっき部分における次亜りん酸に対する触媒能を良好に保つには、特に反応初期のNi析出をより確実にすることが好ましいためである。ただ、本発明におけるめっき層はあくまでCuが主となるCu合金膜であるため、必要なCu源を後から補充することが好ましい。また、本発明の目的を損なわなければ、めっき開始時のCu濃度をゼロにしても構わない。
このようにして得られたCu-Ni-Pめっき層においては、電極に近い側ではNiの濃度が高く、めっき層表面に近い側ではCuの濃度が高くなっている。このNiの濃度の高い箇所ではんだ喰われを防止しつつ、かつ表面に近い側のCuの濃度の高い箇所ではんだ濡れ性を確保している。なお、めっき層の厚み方向によるCu濃度またはNi濃度の変化は、直線的な濃度勾配でもよいし、段階的な変化でもよい。また、濃度の高低が周期的に繰り返される形であってもよい。
なお、導電性媒体と電子部品素体とを攪拌する方法としては、水平回転バレル、揺動バレル、傾斜バレル等を用いたり、容器を振動させる方法などがある。
次に、この発明による効果を確認するために実施した実験例について説明する。
[実験例1] 縦2.0mm、横1.2mm、厚さ0.85mmのセラミック素体の両端部にAg電極を形成した電子部品素体を1000個作製した。次いで、この電子部品素体を下記のめっき組成を有するめっき浴を満たした内容積が150cm3のバレル容器に上記電子部品素体を浸漬すると共に、平均径1mmφのNiボールを100個投入して、めっき浴を70℃に保ったうえで容器を回転させ、Ag電極の表面めっき皮膜が形成されるようにめっきを施した。
<めっき開始時のめっき浴組成>
硫酸ニッケル6水和物 : 0.1mol/L
クエン酸1水和物 : 0.5mol/L
ホウ酸 : 0.4mol/L
次亜りん酸ナトリウム1水和物 : 0.3mol/L
水酸化ビスマス : 5wtppm.
pH : 8.5
めっき開始時には銅イオン濃度はゼロであったが、めっき開始後1分後に硫酸銅5水和物を1g/L補充し、その後は5分毎に1g/Lずつ補充した。その後、めっき開始後から25分間経過した時点で、めっきを停止させた。
以上のようにして、Ag電極上に、Cu-Ni-Pめっき層が得られた。このめっき層の断面写真を図1に示す。また、図1の矢印で示した箇所について、Cu濃度、Ni濃度を厚み方向に沿ったライン分析(SAM:オージェ電子分光法)により求めた。それぞれの金属の濃度を表す強度と、厚み方向距離と、の関係を図2に示す。
結果として、Ag電極の上にCu-Ni-Pめっき層を約3μm成膜することができた。また、図2より、反応初期はNiが主に析出しており、時間経過とともにNi析出が少なくなっていることがわかる。ただ、一旦、Cuの析出が軌道に乗れば、Niの析出量が少なくなっても、Cuの析出が安定して続くことがわかる。
本発明の電子部品の製造方法は、電極表面にCuめっきを施す電子部品、例えば、積層セラミックコンデンサ、回路基板、チップインダクタ、等に有効である。

Claims (4)

  1. CuまたはAgを主成分とする電極を有する電子部品素体と、少なくとも表面が次亜りん酸の酸化反応に対し触媒活性を示す導電性媒体とを、Cuイオンおよび次亜りん酸を含むめっき浴中にて混合し、前記電極上にめっき皮膜を形成する工程を含む電子部品の製造方法において、
    前記めっき浴がNiイオンを含むことを特徴とする、電子部品の製造方法。
  2. 前記めっき皮膜を形成する工程において、めっき開始時におけるめっき浴中のCuイオンの含有量を予め少なくしておき、めっき開始後にCuイオンを補充する操作を含むことを特徴とする、請求項1に記載の電子部品の製造方法。
  3. 前記めっき皮膜を形成する工程において、めっき開始時におけるめっき浴中のCuイオンの含有量を実質的にゼロにしておくことを特徴とする、請求項2に記載の電子部品の製造方法。
  4. 前記めっき浴がクエン酸を含有することを特徴とする、請求項1〜3に記載の電子部品の製造方法。
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