JP5264629B2 - 通信端末、及び通信端末の制御方法 - Google Patents

通信端末、及び通信端末の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、通信媒体がアイドル状態であることを検出してからデータ送信を開始するまでの待機時間が非優先端末よりも優先端末の方が短い通信システムにおける通信制御に関する。
二つの装置の間で無線通信を行なう際にあらかじめ送信用及び受信用として、時間や周波数といった無線リソースを割り当てておくと無駄を生じる場合がある。よって、例えばIEEE802.11無線LAN(以下、無線LAN)では、キャリアを検出しない場合に早いもの勝ちで送信権を獲得するCSMA/CAという方法が用いられている。なお、CSMA/CA とは、Carrier Sense Multiple Access/ Collision Avoidanceの略称である。
無線LANでは、データの衝突を回避するため、前のデータ送信の終了を検出してから自データの送信が可能になるまでの待機時間であるIFSをデータの種類によって変えることにより、ACKなどを優先的に送信するようにしている。ここで、IFSはInter Frame Spaceの略である。更に、データ送信を開始するまでのバックオフ時間をランダムに設定することにより(ランダムバックオフ)、同じ優先度のデータの衝突を回避している。特許文献1では、IFSを制御することによって小さいデータサイズのパケットを優先的に送信する技術が開示されている。特許文献2では、ランダムバックオフ制御を更に改良して衝突の発生確率を小さくしている。
また近年、NFC(Near Field Communication)、TransferJet(登録商標)などの非接触通信(近接無線通信)が登場している。これらの非接触通信は通信距離が非常に短く、通信を行う機器同士を数cm以内(例えばNFCなら10cm以内、TransferJetなら3cm以内)に近づけると無線リンクが接続され、遠ざけると無線リンクが切断されるよう制御される。なお、TransferJetでは機器同士が1対1でデータ通信を行うことを想定しており、現在ではユースケース等が記載されたホワイトペーパーが公開されている(非特許文献1)。非特許文献1には、ユーザが互いの機器を近接させることによりデータの共有が可能であることが開示されている。
特開2002−247051号公報 特開2008−301075号公報
「TransferJet(TM) Overview Whitepaper」TransferJet Consortium,2009年,http://www.transferjet.org/tj/transferjet_whitepaper.pdf
TransferJetを用いてデータ共有するために、例えば、ユーザが自機器において送信データの選択等の操作を行ってから相手機器に近づけることでデータ通信を行う、という方法が考えられる。TransferJetのような非接触通信では機器間の距離が少しでも通信範囲外に離れると無線リンクが切断してしまうため、無線リンクの接続を維持したまま送信データの選択等の操作を行うことは困難だからである。しかしながら、双方の機器で送信データの選択等が行われている状態で近接された場合に、どのようにデータ送受信の制御を行うかについて、非特許文献1には開示されていない。
このような場合のデータ通信制御の方法として、例えば無線LANと同様にCSMA/CA方式を適用し、早いもの勝ちでデータ送信を開始する、という方法も考えられる。しかしながら、この場合、送信権を先に獲得した一方の機器のデータ伝送が終了するまで、他方の機器からのデータ伝送が行えない、という状況が発生する可能性がある。該他方の機器からのデータ送信がすぐに開始されないと、通信に不具合があるとユーザが勘違いし、機器を動かしたり再度送信操作を行ったり、といった余計な操作を行ってしまうことが考えられる。また、該他方の機器のアプリケーションによっては、所定時間が経過してもデータの送信が開始されない場合にタイムアウトエラーとなってしまう可能性もある。特に送信権を先に獲得した機器の有するデータ量が大きい場合に、このような問題が発生する可能性が高くなる。
本発明は、通信媒体がアイドル状態であることを検出してからデータ送信を開始するまでの待機時間が非優先端末よりも優先端末の方が短い通信システムにおける好適なデータ通信制御を実現することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の通信装置は、通信媒体がアイドル状態であることを検出してからデータ送信を開始するまでの待機時間が非優先端末よりも優先端末の方が短い通信システムにおける通信装置であって、前記通信装置が前記優先端末として動作する場合、前記通信装置から送信されるデータのデータ量を判定する第1の判定手段と、前記第1の判定手段により判定したデータ量に応じて、非優先端末として動作する相手装置にデータを送信させるための制御を行う通信制御手段と、前記相手装置から送信されるデータがあるか否かを判定する第2の判定手段とを有し、前記通信制御手段は、前記第1の判定手段による判定結果と前記第2の判定手段による判定結果とに応じて、前記通信装置からのデータ送信が完了するまでのデータ送信の中断を制御することを特徴とする。
本発明によれば、通信媒体がアイドル状態であることを検出してからデータ送信を開始するまでの待機時間が非優先端末よりも優先端末の方が短い通信システムにおいて、優先端末として動作するデータ通信端末が好適にデータ通信を制御することができる。
システム構成図 データ通信端末101のブロック図 実施形態1におけるデータ通信端末101の動作を示すフローチャート 分割判定処理の詳細な動作を示すフローチャート ファイル分割送受信の詳細な動作を示すフローチャート 実施形態1におけるデータ通信端末101間のメッセージシーケンス図1 実施形態1におけるデータ通信端末101間のメッセージシーケンス図2 実施形態2におけるデータ通信端末101の動作を示すフローチャート 実施形態2におけるデータ通信端末101間のメッセージシーケンス図1 非接触通信102における送信データのタイミングチャート
(実施形態1)
図1は本実施形態におけるシステムの構成図である。
101A、101Bはデータ通信端末(通信装置)である。以後、任意のデータ通信端末を示す場合は記号101を用いることとする。データ通信端末101A、101Bは非接触通信(近接無線通信)102によって互いにデータ通信することができる。非接触通信としては、NFC(Near Filed Communication)やTransferJet(登録商標)などを適用することが可能である。
図10は、非接触通信102における送信データのタイミングチャートである。本実施形態の非接触通信102では、同じ時間には一方向のデータしか送れないようになっている。データ通信端末101がデータを送信する場合は、最初にキャリアセンスを行い、通信媒体がアイドル状態であることを検出してからフレーム間隔IFS(Inter Frame Space)待ってから新たなデータフレームを送信する。図10に示されるように、非接触通信102では、優先端末のフレーム間隔IFSpが非優先端末のフレーム間隔IFSnよりも短くなっている。よって、優先端末と非優先端末とで同時にデータ送信の事象が発生した場合は優先端末のデータフレームが先に送信され、非優先端末のデータフレームは待たされる。
優先端末/非優先端末のいずれとして動作するかは無線リンクの確立(接続)の際に決定されるものとする。非接触通信102では、一方のデータ通信端末101が接続要求を送信し、該接続要求を受信した他方のデータ通信端末101が接続応答を返信することにより、無線リンクが確立(接続)される。その際に、接続要求を送信(接続応答を受信)したデータ通信端末101が優先端末、接続応答を送信(接続要求を受信)したデータ通信端末101が非優先端末と決定される。つまり、本実施形態の非接触通信102では、接続要求を送信したデータ通信端末101が優先的にデータの送信を行うことができる。従って、例えば、一方のデータ通信端末101のみが送信対象のデータを有しており、該データ通信端末101が接続要求を送信した場合は、送信対象のデータを一括して送信することができる。
しかしながら、両方のデータ通信端末101が送信対象のデータを有する場合、接続要求を送信したデータ通信端末101がデータ送信を開始すると、該データ送信が完了するまで、接続応答を送信したデータ通信端末101からはデータを送信できないこととなる。その結果、接続応答を送信したデータ通信端末101のユーザが通信に不具合があると勘違いし、余計な操作を行ってしまうことが考えられる。また、接続応答を送信したデータ通信端末101のアプリケーションによっては、所定時間が経過してもデータの送信が開始されない場合にタイムアウトエラーとして処理してしまう可能性もある。
ここからは、上記課題を解決するための通信制御方法について説明する。
図2は本実施形態におけるデータ通信端末101の機能ブロック図である。
201はデータ通信端末101の制御を行なうデータ通信端末制御部である。202は非接触通信102のリンク制御やデータ伝送の制御を行なう非接触通信制御部である。203はデータ等の記憶を行なうメモリである。
204は非接触通信102を介したデータの送受信の制御を行なうデータ送受信制御部である。205は非接触通信102を介して通信を行なう相手データ通信端末(相手装置)との間でデータ送信の競合が発生したかを判定する送信競合判定部である。
206はデータを分割して送信する場合の制御を行なう分割送受信制御部である。なお、本実施形態において「データを分割して送信する」とは、データの送信とデータの受信とを切替えながら繰り返すことを示す。具体的には、送信対象のファイル(データ)のうち、一部のデータを送信したら一旦送信を中断し、相手端末からの一部のデータの受信を行ってからデータの送信を再開する、という処理を繰り返す。例えば、送信対象のファイルを複数のデータフレームに分割して送信する場合に、2データフレームの送信→2データフレームの受信→2データフレームの送信→・・・と繰り返す場合は「分割データ送信(又は受信)」と呼ぶものとする。一方、送信対象のファイルを複数のデータフレームに分割して送信する場合であっても、分割したデータフレームを全て続けて相手端末へ送信し、途中で相手端末からのデータ受信を行うことがない場合は、「分割データ送信」とは呼ばないものとする。なお、この場合は「一括データ送信」と呼ぶものとする。「一括データ送信」は、上述のように複数のデータフレームを継続して最後まで送信する場合と、送信対象のファイルを複数のデータフレームに分割せずにまとめて送信する場合と、の両方を含むものとする。
207はデータを分割して送信する場合に送信から受信への切替を制御する送信受信切替部、208はデータを分割して送信する場合に受信から送信への切替を制御する受信送信切替部である。
209はデータ通信端末101のユーザインタフェースである。210は数字や文字を入力するためのテンキー、211は表示部213における移動を入力するカーソルキー、212はデータの送信を入力する送信キー、213は表示を行なう表示部である。
214はアプリケーションの起動/停止の制御を行なうアプリケーション制御部である。215はアプリケーションであり、216は受信アプリ、217は送信アプリである。218は画像ファイルから表示部213に表示する為に復号化を行なう画像デコーダである。受信アプリ216は相手データ通信端末101Bから画像データの受信を行なうと順次画像デコーダ218に送り、画像を復号化して表示部213に表示する。
図3は本実施形態におけるデータ通信端末101の動作を示すフローチャートである。図4は図3における『分割判定処理S306』の詳細な動作を示すフローチャートである。分割判定処理S306は送信競合判定部205で行なわれる。
図5は図3における『後続データのファイル分割送受信S307』の詳細な動作を示すフローチャートである。後続データのファイル分割送受信S207は分割送信制御部206で行なわれる。
非接触通信102の機能を搭載するデータ通信端末101の使用者がファイルを他のデータ通信端末に送信する場合には以下の操作を行なう。使用者はテンキー210もしくはカーソルキー211の操作によってファイルを指定し、送信キー212を押してからお互いの非接触通信102のアンテナ部が近づくようにして他のデータ通信端末端末へ近づける。
図3の処理が開始され(S301)、ファイルが指定され送信操作が行なわれると(S302)、データ通信端末101のアプリケーション制御部214は送信アプリ及び受信アプリを起動する(S303)。
使用者がデータ通信端末101を他のデータ通信端末に対して近づけると、接続要求と接続応答のメッセージの送受信を行なって非接触通信102のリンクが確立し、データの送受信が可能になる。上述したように、接続要求と接続応答のいずれを送信したかによって、優先端末と非優先端末が決定される。ここでは、データ通信端末101が接続要求を送信し、優先端末として動作するものとして説明する。
非接触通信102のリンクが確立すると(S304)、優先端末として決定されたデータ通信端末101は、送信するファイルのサイズ(データ量)が所定のサイズ以上か否かを判定する(S305)。そして、所定のサイズ以上の場合には(S305のYes)、データ通信端末101は『分割送信判定処理S306』を行う。送信ファイルのサイズが所定のサイズ以下の場合には(S305のNo)、データ通信端末101は『分割送信判定処理S306』を行なわずに指定されたファイルの一括送信を行なう(S310)。なお、相手データ通信端末にも送信するファイルがある場合は、データ通信端末からのファイル送信完了後、起動中の受信アプリを用いて相手データ通信端末から送信されるファイルの受信を行う。つまり、送信ファイルのサイズが所定値より小さい場合は送信完了までの時間が短いため、相手データ通信端末が送信ファイルを有していたとしても直ちにデータ送信を開始でき、タイムアウトエラーの発生を防止できる。一方、送信ファイルのサイズが所定値以上の場合にファイルを一括送信してしまうと、相手データ通信端末が送信ファイルを有していた場合、タイムアウトエラーが発生する可能性がある。従って、送信ファイルのサイズが所定値以上の場合は、下記の分割判定処理を行う。
『分割判定処理S306』の詳細処理を図4のフローチャートに沿って説明する。『分割判定処理S306』は送信競合判定部205で行なわれる。
図4の処理開始後(S401)、データ通信端末101は所定の分割判定用送信バイト数のデータ送信を行なう(S402、S403、S404)。送信ファイルのバイト数が分割判定用送信バイトに満たずにファイルの送信が完了した場合は(S403のYes)、データ通信端末101は『後続送信データ無』と判定しデータ送信を終了してS405に進む。それ以外の場合、すなわちS403にてファイル送信完了と判定されずに分割判定用送信バイト数のデータを送信した場合、(S404のYes)、データ通信端末101は『後続送信データ有』と判定し、データの送信を中断してデータの受信処理を開始する。つまり、優先端末として動作するデータ通信端末101は、未だ送信すべきデータがあり、かつ優先的に該データを送信できるにも拘らず、一旦データの送信を中断し、相手データ通信端末にデータの送信権を与える。
データ通信端末101はデータ受信待タイマを開始し(S405)、データの受信を行なう。なお、データ受信待タイマは、少なくとも非優先端末のフレーム間隔IFSnよりも長い時間に設定される。データ受信待タイマがタイムアウトする前に受信データを検出しなかった場合は(S406のNo、S412のYes)、『受信データ無』と判定しデータ受信を終了する。この場合、S403の判定結果にてファイル送信が完了済みであれば(S413のYes)、データ通信端末101は『後続送信データ無・受信データ無』と判定し(S419)、図4の処理を終了する。S403でファイル送信完了済みと判定されていなければ(S413のNo)、データ通信端末101は『後続送信データ有・受信データ無』と判定し(S418)、図4の処理を終了する。
データ受信待タイマがタイムアウトする前に受信データを検出した場合(S406のYes)、所定の分割判定用受信バイト数のデータの受信を行なう(S407、S408、S409)。なお、分割判定用送信バイト数と分割判定用受信バイト数とは同一の値とする。
受信バイト数が分割判定用受信バイトに満たないでファイルの受信が完了した場合(S408のYes)、データ通信端末101は『後続受信データ無』と判定しデータ受信を終了してS411に進む。この場合、S403の判定にてファイル送信が完了済みであれば(S411のYes)、データ通信端末101は『後続送信データ無・後続受信データ無』と判定し(S417)、図4の処理を終了する。S403でファイル送信完了済みと判定されていなければ(S411のNo)、データ通信端末101は『後続送信データ有・後続受信データ無』と判定し(S416)、図4の処理を終了する。
S408にてファイル受信完了と判定されずに分割判定受信バイト数のデータを受信した場合(S409のYes)、データ通信端末101は『後続受信データ有』と判定する。この場合、S403の判定にてファイル送信が完了済みであれば(S410のYes)、データ通信端末101は『後続送信データ無・後続受信データ有』と判定し(S415)、図4の処理を終了する。S403でファイル送信完了済みと判定されていなければ(S410のNo)、データ通信端末101は『後続送信データ有・後続受信データ無』と判定し(S414)、図4の処理を終了する。
このように、送信データに関しては、分割判定処理S306後に送信すべきデータが存在するか否かによって『後続送信データ有』と『後続送信データ無』の判定が分割判定処理S306で行なわれる。また、受信データに関しては、相手が送信してくるデータがなかった場合に『受信データ無』の判定が分割判定処理S306で行なわれる。相手が送信してくるデータがあった場合には、分割判定処理S306後に受信すべきデータが存在するか否かによって『後続受信データ有』と『後続送信データ無』の判定が分割判定処理S306で行なわれる。
従って、分割判定処理S306では次の種類の判定が行なわれる。
後続送信データ有・後続受信データ有
後続送信データ有・後続受信データ無
後続送信データ無・後続受信データ有
後続送信データ無・後続受信データ無
後続送信データ有・受信データ無
後続送信データ無・受信データ無
『後続送信データ有・後続受信データ有』の場合は、データ通信端末101は図3における『後続データのファイル分割送受信S307』を行なう。『後続データのファイル分割送受信S307』の処理内容の詳細に関しては後述する。
『後続送信データ無・後続受信データ有』の場合は、データ通信端末101は図3における『後続データのファイル一括受信S308』を行なう。『後続データのファイル一括受信S308』では、これ以降はデータ送信を一切行なわずに相手データ通信端末101からのファイルが終了するまでデータ受信をし続ける。
『後続送信データ有・後続受信データ無』および『後続送信データ有・受信データ無』の場合は、データ通信端末101は図3における『後続データのファイル一括送信S309』を行なう。『後続データのファイル一括送信S309』では、これ以降は途中でデータ受信を行なわずにファイルが終了するまでデータ送信をし続ける。即ち、データ送信の中断を行なわない。
『後続送信データ無・後続受信データ無』および『後続送信データ無・受信データ無』の場合は、データ通信端末101はデータ送受信処理を終了する(S311)。
『後続データのファイル分割送受信S307』の詳細処理を図5のフローチャートに沿って説明する。『後続データのファイル分割送受信S307』は分割送受信制御部206により行われ、データの送信と受信との切替えをファイル終了まで繰り返す。ファイル分割送受信S307の処理途中に相手からのファイル受信が完了した場合は、それ以降分割データ受信処理を行なわずにファイルが終了するまでデータ送信をし続ける。即ち、相手からのファイルの受信を完了した後はデータ送信の中断を行なわない。また、ファイル分割送受信S307の処理途中にファイル送信が完了した場合は、それ以降分割データ送信処理を行なわずにファイルが終了するまでデータ受信をし続ける。
図5の処理が開始された場合(S501)、分割データ送信では、データ通信端末101は所定の分割送信用送信バイト数のデータ送信を行なう(S502、S503、S504)。なお、分割送信用送信バイト数は、前述の分割判定用送信バイト数とは異なる値にしてもよいし、同一の値にしてもよい。
分割送信用送信バイトに満たないうちに送信ファイルが終了した場合(S503のYes)、相手データ通信端末からのファイルを受信完了済みでなければ(S510のNo)、S506に進み、分割データ受信を行なう。相手データ通信端末からのファイル受信を完了している場合は(S510のYes)、送受信処理を終了する(S512)。
分割送信用送信バイト数のデータ送信が完了した場合(S504のYes)、相手データ通信端末からのファイル受信が完了していなければ(S505のNo)、S506に進み、分割データ受信を行う。つまり、優先端末として動作するデータ通信端末101は、未だ送信すべきデータがあり、かつ優先的に該データを送信できるにも拘らず、一旦データの送信を中断し、相手データ通信端末にデータの送信権を与えるようにする。
相手データ通信端末からのファイル受信が完了している場合は(S505のYes)、S502に戻り、データの送信を継続する。なお、S505にて一度ファイルの受信が完了済みと判定された後は、それ以降S505の判定を行わなくともよい。その場合、残りの送信ファイルに関しては分割送信用送信バイト数とは異なるバイト数に分割して送信してもよいし、分割せずに一括送信してもよい。
分割データ受信では、データ通信端末101は所定の分割受信用受信バイト数のデータ受信を行なう(S506、S507、S508)。なお、分割受信用受信バイト数は分割送信用送信バイト数と同一の値にするものとする。
分割送信用受信バイトに満たないうちに受信ファイルが終了した場合(S507のYes)、ファイル送信が完了済みでなければ(S511のNo)、S502に戻り、データ送信を行なう。この場合、残りの送信ファイルを一括送信するようにしてもよい。ファイルの送信も完了している場合は(S511のYes)、送受信処理を終了する(S512)。
分割受信用受信バイト数のデータ受信が完了した場合(S508のYes)、相手データ通信端末へのファイル送信が完了していなければ(S509のNo)、S502に戻り、再び分割データ送信処理(S502、S503、S504)を行う。相手データ通信端末へのファイル送信が完了している場合は(S509のYes)、S506に戻り、データの受信を継続する。そして相手データ通信端末からのファイルの受信が完了するまでデータの受信を行う。
図6、図7は実施形態1におけるデータ通信端末101Aとデータ通信端末101Bとの間のメッセージシーケンス図である。図6は、データ通信端末101Aとデータ通信端末101Bの両方でファイルの送信操作が行われ、『分割判定処理S306』において『後続送信データ有・後続受信データ有』と判定された場合のメッセージシーケンス図である。
データ通信端末101Aにて、ファイルが指定され送信操作が行なわれると(T601A)、送信アプリ及び受信アプリが起動される。送信アプリ及び受信アプリが起動されると、アプリケーション215Aからデータ送受信制御部204Aにファイル送信要求(M601A)が通知され、データ送受信制御部204Aから非接触通信制御部202Aに接続開始メッセージが通知される(M602A)。
データ通信端末101Bにおいても同様にファイルが指定され送信操作が行われると(T601B)、送信アプリ及び受信アプリが起動される。そして、アプリケーション215Bからデータ送受信制御部204Bにファイル送信要求(M601B)が通知され、データ送受信制御部204Bから非接触通信制御部202Bに接続開始メッセージが通知される(M602B)。
使用者がデータ通信端末101Aとデータ通信端末101Bとを近づけると(T602)、接続要求M603と接続応答M604のメッセージの送受信が行われ、非接触通信102のリンクが確立し、データの送受信が可能になる。なお、データ通信端末101A、101B夫々の非接触通信制御部202A、Bは、データ送受信制御部204A、Bから通知される接続開始メッセージを受けると、早いもの勝ちで接続要求(M603)を送信する。図6では、データ通信端末101Aの非接触通信制御部202Aが先に接続要求(M603)を送信し、データ通信端末101Bの非接触通信制御部202Bが接続応答(M604)を返信するものとして説明する。その結果、データ通信端末101Aが優先端末となり優先的にデータ送信権を獲得し、データ通信端末101Bが非優先端末となる。
接続要求(M603)を受信したデータ通信端末101Bの非接触通信制御部202Bは、接続完了メッセージ(M605B)をデータ送受信制御部204Bに通知する。接続完了メッセージ(M605B)を受けたデータ送受信制御部204Bは、ファイル送信開始の指示メッセージ(M606B)をアプリケーション215Bに通知する。該指示メッセージを受けたアプリケーション215Bは、起動中の送信アプリを用いてファイルの送信をデータ送受信制御部204Bに指示する(M607B)。なお、ファイル送信開始の指示メッセージ(M606B)の通知、もしくはファイル送信指示(M607B)の通知の際に、ファイルの送信が開始されたことを示すメッセージを表示部213に表示する等してユーザに報知するようにしてもよい。
接続応答(M604)を受信したデータ通信端末101Aの非接触通信制御部202Aも同様に、接続完了メッセージ(M605A)をデータ送受信制御部204Aに通知する。接続完了メッセージ(M605A)を受けたデータ送受信制御部204Aは、ファイル送信開始の指示メッセージ(M606A)をアプリケーション215Aに通知する。該指示メッセージを受けたアプリケーション215Aは、起動中の送信アプリを用いてファイルの送信をデータ送受信制御部204Aに指示する(M607A)。なお、ファイル送信開始の指示メッセージ(M606A)の通知、もしくはファイル送信指示(M607A)の通知の際に、ファイルの送信が開始されたことを示すメッセージを表示部213に表示する等して、ユーザに報知するようにしてもよい。
データ通信端末101Aのデータ送受信制御部204Aは、送信ファイルのうち、分割判定用送信バイト数のデータを送信した後、データ通信端末101Bから送信される分割判定用受信バイト数のデータを受信する(M609)。該データを受信したデータ通信端末101A、B夫々のデータ送受信制御部204A、204Bは、ファイル受信通知をアプリケーション215A、215Bに送信する(M608A、M608B)。なお、ファイル受信通知(M608A、M608B)を受けた際にファイル受信中であることを示すメッセージを表示部213に表示するようにしてもよい。
分割判定用送信バイト数のデータ送信、及び分割判定用受信バイト数のデータ受信を行うことにより『後続送信データ有・後続受信データ有』と判定したデータ通信端末101Aは、送信ファイルの残りのデータの送信と、受信ファイルの残りのデータの受信を行う。具体的には、分割送信用送信バイト数のデータの送信と、分割受信用受信バイト数のデータの受信と、が交互に繰り返される(M610)。
ここで、データ通信端末101Bにて送信ファイルの送信が終了すると、アプリケーション215Bからファイル終了通知(M611B)がデータ送受信制御部204Bに送信される。そして、データ送受信制御部204Bからデータ送受信制御部204Aへファイル終了通知(M611)が送信され、データ送受信制御部204Aからアプリケーション215Aへファイル終了通知(M611A)が送信される。なお、データ通信端末101Bは、送信ファイルの送信が終了した時点で、ファイルの送信が完了したことを示すメッセージを表示部213に表示するようにしてもよい。
データ通信端末101Aは、ファイル終了通知(M611A)を受信することにより、ファイルの受信が完了したことを認識する。なお、この際に、データ通信端末101Aは、ファイルの受信が完了したことを示すメッセージを表示部213に表示するようにしてもよい。
データ通信端末101Aは、ファイルの受信が完了したことを判定すると、送信ファイルの残りのデータを送信し(M612)、全て終了したらファイル終了通知をデータ通信端末101Bへ送信する(M613A、M613、M613B)。なお、データ通信端末101Aは、送信ファイルの送信が終了した時点で、ファイルの送信が完了したことを示すメッセージを表示部213に表示するようにしてもよい。また、データ通信端末101Bは、ファイル終了通知(M613B)を受信した際にファイルの受信が完了したことを示すメッセージを表示部213に表示するようにしてもよい。こうして、データ通信端末101Aと101Bとの間でのデータ通信が完了する。
図7は、データ通信端末101Aにてファイル送信操作が行われ、データ通信端末101Bにてファイル受信操作が行われた場合のメッセージシーケンス図である。この場合、『分割判定処理S306』において『受信データ無・後続送信データ有』と判定される。なお、図6と同一の処理に関しては同一の符号が付されている。
データ通信端末101Aにて、ファイルが指定され送信操作が行なわれると(T601A)、送信アプリ及び受信アプリが起動される。送信アプリ及び受信アプリが起動されると、アプリケーション215Aからデータ送受信制御部204Aにファイル送信要求(M601A)が通知され、データ送受信制御部204Aから非接触通信制御部202Aに接続開始メッセージが通知される(M602A)。
データ通信端末101Bにおいてファイルの受信操作が行われると(T701B)、受信アプリのみが起動される。なお、ここでは受信アプリのみ起動するものとして説明するが、送信アプリも起動するようにしてもよい。
使用者がデータ通信端末101Aとデータ通信端末101Bとを近づけると(T602)、接続要求M603と接続応答M604のメッセージの送受信を行なって非接触通信102のリンクが確立し、データの送受信が可能になる。図7では、データ通信端末101Bの非接触通信制御部202Bには接続開始メッセージが通知されないため、データ通信端末101Aの非接触通信制御部202Aのみ接続要求の送信を試みる。その結果、図6と同様に、データ通信端末101Aの非接触通信制御部202Aが接続要求(M603)を送信し、データ通信端末101Bの非接触通信制御部202Bが接続応答(M604)を返信する。
接続要求(M603)を受信したデータ通信端末101Bの非接触通信制御部202Bは、接続完了メッセージ(M605B)をデータ送受信制御部204Bに通知する。接続完了メッセージ(M605B)を受けたデータ送受信制御部204Bは、ファイル受信開始の指示メッセージ(M701B)をアプリケーション215Bに通知する。該指示メッセージを受けたアプリケーション215Bは、起動中の受信アプリを用いてデータ通信端末101Aからのデータの受信を待機する。なお、ファイル送信開始の指示メッセージ(M701B)の通知の際に、ファイルの送信が開始されたことを示すメッセージを表示部213に表示するようにしてもよい。
接続応答(M604)を受信したデータ通信端末101Aの非接触通信制御部202Aは、接続完了メッセージ(M605A)をデータ送受信制御部204Aに通知する。接続完了メッセージ(M605A)を受けたデータ送受信制御部204Aは、ファイル送信開始の指示メッセージ(M606B)をアプリケーション215Aに通知する。該指示メッセージを受けたアプリケーション215Aは、起動中の送信アプリを用いてファイルの送信をデータ送受信制御部204Aに指示する(M607A)。なお、ファイル送信開始の指示メッセージ(M606B)の通知、もしくはファイル送信指示(M607B)の通知の際に、ファイルの送信が開始されたことを示すメッセージを表示部213に表示するようにしてもよい。
データ通信端末101Aのデータ送受信制御部204Aは、分割判定用送信バイト数のデータを送信し(M609)、データ受信待タイマにより計時される所定時間、データ通信端末101Bからの分割判定用受信バイト数のデータの受信を待機する。ここでは、データ通信端末101Bからデータが送信されないため、データ受信待タイマがタイムアウトする。その結果、データ通信端末101Aは、『後続送信データ有・受信データ無』と判定し、『後続データのファイル一括送信』(M702)を行う。なお、M702ではファイルを所定のバイト数に分割して送信してもよいし、分割せずにまとめて送信してもよい。
データ通信端末101Aは、ファイルの送信が完了したら、ファイル終了通知をデータ通信端末101Bへ送信する(M613A、M613、M613B)。なお、データ通信端末101Aは、ファイルの送信が完了した時点でファイル送信完了を示すメッセージを表示部213に表示するようにしてもよい。また、データ通信端末101Bはファイル終了通知(M613B)を受信した際に、ファイル受信完了を示すメッセージを表示部213に表示するようにしてもよい。こうして、データ通信端末101Aと101Bとの間でのデータ通信が完了する。
以上のように、実施形態1では、優先端末となったデータ通信端末が、まず送信ファイルのデータ量が所定値以上か否かを判定する。そして、所定値以上の場合は、送信ファイルのうち、所定量のデータの送信を行ってからデータの送信を一時的に停止し、相手データ通信端末から送信されるデータがあるか否かを確認する。相手データ通信端末から送信されるデータがある場合は、相手データ通信端末との間でデータの送信が交互に行われるように送受信の役割を切替える。つまり、データを優先的に送信できる場合でもファイルを一括して送信せずに途中でデータ通信を中断し、相手データ通信端末へデータの送信権を譲るようにする。
これにより、非優先端末である相手データ通信端末からもデータの送信が開始されるので、通信がうまくいっているのに装置の使用者に余計な操作をさせてしまうということを回避できる。また、所定時間経過してもデータの送信が開始されないとタイムアウトエラーになるようなアプリケーションが使用されている場合であっても、エラーを発生させずにデータの送信を完了させることができる。なお、アプリケーションによっては、データの送信が開始されても所定時間以上次のデータが送信されないと、タイムアウトエラーになってしまうことも考えられるが、本実施形態ではデータを交互に送受信するようにしたので、上記事態が生じるのを回避できる。
つまり、本実施形態によれば、送信、受信のどちらか一方しか同時に行なえない通信方式であっても通信方式を変更せずに、ファイル送信中にファイル受信を行なうことができる。すなわち、双方の装置においてデータ送信がほぼ同時に開始された場合でもデータ送信又は受信が正常に行なわれていることを通信開始時からユーザに実感させることができる。
上記説明では、図4において分割判定用送信バイト数のデータ送信(S402〜S404)を行ってから分割判定用受信バイト数のデータ受信に切替えるものとして説明したが、分割判定用送信バイト数のデータ送信は省略しても構わない。優先端末として決定されたデータ通信端末は、分割判定用受信バイト数のデータ受信を行うだけでも、相手データ通信端末から送信されるデータがあるか否かを判定することができるためである。
また、上記説明では、図5において先にデータ送信を行ってからデータの受信に切替えるものとして説明したが、先にデータ受信を行ってからデータの送信に切替えるようにしても構わない。
また、上記説明では、ファイルが指定され送信操作が行なわれた時に送信アプリと受信アプリの両方を起動していたが、受信アプリは起動しなくてもよい。その場合、『分割判定処理S306』の時にデータ受信待タイマがタイムアウトする前に受信データを検出した場合(S406のYes)に受信アプリを起動するようにしてもよい。但し、受信データを検出した場合(S406のYes)に受信アプリを起動する場合は、初期の受信データを受信アプリが確実に処理するために、受信アプリ起動完了までに受信データをバッファリングする必要がある。本動作を行なうことによって、データを受信した場合にのみ受信アプリを起動するので、不要なアプリケーションの起動を回避でき、処理負荷も低減される。
(実施形態2)
実施形態1では、所定のデータ量のデータ送信、受信を最初に行うことにより相手から送信されるデータがあるか否かを確認し、ファイルの分割送受信を行うか否かを判定する場合について説明した。実施形態2では、最初にファイルの送信要求を互いに送受信することにより、ファイルの分割送受信を行うか否かを判定する例について説明する。システム構成図、データ通信端末101の機能ブロック図は実施形態1で説明した図1、図2と同様であるため、ここでの説明を省略する。
図8は本発明の実施例2におけるデータ通信端末101の動作を示すフローチャートである。なお、図3と同一の処理に関しては同一の符号が付されている。
ファイル送信を開始する方法は実施形態1と同じである。図8の処理が開始され(S801)、ファイルが指定され送信操作が行なわれると(S302)、データ通信端末101のアプリケーション制御部214は送信アプリを起動する(S802)。なお、ここでは送信アプリのみ起動するものとして説明するが、実施形態1と同様に受信アプリも起動するようにしても構わない。
使用者がデータ通信端末101を他のデータ通信端末に対して近づけると、接続要求と接続応答のメッセージの送受信を行なって非接触通信102のリンクが確立し、データの送受信が可能になる。上述したように、接続要求と接続応答のいずれを送信したかによって、優先端末と非優先端末が決定される。ここでは、データ通信端末101が接続要求を送信し、優先端末として動作するものとして説明する。
非接触通信102のリンクが確立すると(S304のYes)、優先端末として決定されたデータ通信端末101はファイル送信要求を相手データ通信端末に対して送信する(S803)。ここで、ファイル送信要求とは、相手データ通信端末に対して送信するファイルがあることを示すメッセージである。
データ通信端末101は相手データ通信端末からファイル送信要求、又はファイル送信応答が送信されるのを一定時間待機する(S804、S808)。相手データ通信端末からファイル送信要求を受信しないでファイル送信応答を受信した場合(S804のNo、S808のYes)、データ通信端末101はファイルの一括送信を行なう(S811)。すなわち、ファイル送信要求を受信しない場合は相手データ通信端末からはデータが送信されないということであるので、データ通信端末101はデータ送信の中断を行なわずにファイルが終了するまでデータ送信をし続ける。
相手データ通信端末からファイル送信応答を受信する前にファイル送信要求を受信した場合(S804のYes)、データ通信端末101は受信アプリを起動し(S805)、ファイル送信応答を相手データ通信端末に送信する(S806)。ファイル送信応答を送信した後、データ通信端末101は、相手データ通信端末からのファイル送信応答を待つ(S807)。相手データ通信端末からのファイル送信応答を受信すると、データ通信端末101は送信するファイルのサイズが所定のサイズ以上か否かを判定し(S305)、所定のサイズ以上の場合には(S305のYes)、『ファイル分割送受信S809』を行なう。
『ファイル分割送受信S809』は、実施形態1の『後続データのファイル分割送受信S307』の処理と同じであり、フローチャートは図5で示される。
送信ファイルのサイズが所定のサイズ以下の場合(S305のNo)には、データ通信端末101は『ファイル一括送受信』を行なう(S310)。この場合、データ通信端末101は送信アプリにより送信ファイルを全て送信した後、受信アプリを用いて、相手データ通信端末101からのファイルが終了するまでデータ受信をし続ける。
S809、S310、S811のいずれかの方法によりデータ通信が完了すると、図8の処理を終了する(S810)。
図9は実施形態2におけるデータ通信端末101Aとデータ通信端末101Bとの間のメッセージシーケンス図である。図9の例では、データ通信端末101Aとデータ通信端末101Bの両方でファイルの送信操作が行われ、S809の『ファイル分割送受信』が行われる。なお、図6と同一の処理に関しては同一の符号が付されている。
データ通信端末101Aにて、ファイルが指定され送信操作が行なわれると(T601A)、送信アプリが起動される。そして、アプリケーション215Aからデータ送受信制御部204Aにファイル送信要求(M601A)が通知され、データ送受信制御部204Aから非接触通信制御部202Aに接続開始メッセージが通知される(M602A)。
データ通信端末101Bにおいても同様にファイルが指定され送信操作が行われると(T601B)、送信アプリが起動される。そして、アプリケーション215Bからデータ送受信制御部204Bにファイル送信要求(M601B)が通知され、データ送受信制御部204Bから非接触通信制御部202Bに接続開始メッセージが通知される(M602B)。
使用者がデータ通信端末101Aとデータ通信端末101Bとを近づけると(T602)、接続要求M603と接続応答M604のメッセージの送受信が行われ、非接触通信102のリンクが確立し、データの送受信が可能になる。ここでも図6と同様に、データ通信端末101Aの非接触通信制御部202Aが接続要求(M603)を送信し、データ通信端末101Bの非接触通信制御部202Bが接続応答(M604)を返信するものとする。その結果、データ通信端末101Aが優先端末となり、データ通信端末101Bが非優先端末となる。
接続要求(M603)を受信したデータ通信端末101Bの非接触通信制御部202Bは、接続完了メッセージ(M605B)をデータ送受信制御部204Bに通知する。同様に、接続応答(M604)を受信したデータ通信端末101Aの非接触通信制御部202Aは、接続完了メッセージ(M605A)をデータ送受信制御部204Aに通知する。接続完了メッセージ(M605A、M605B)を受けたデータ通信端末101A、101B夫々のデータ送受信制御部204A、204Bは、ファイル送信要求(M901)を送信する。また、データ通信端末101A、101B夫々のデータ送受信制御部204A、204Bは、ファイル送信要求(M901)を受信すると、ファイル送信応答(M902)を返信する。
データ通信端末101A、101B夫々のデータ送受信制御部204A、204Bは、ファイル送信要求(M901)を受信すると、受信アプリの起動指示メッセージをアプリケーション215A、215Bに送信する。該起動指示メッセージを受信したアプリケーション215A、215Bは受信アプリを起動する。
また、データ通信端末101A、101B夫々のデータ送受信制御部204A、204Bは、ファイル送信応答(M902)を受信すると、ファイル送信開始の指示メッセージをアプリケーション215A、215Bに通知する(M606A、M606B)。該指示メッセージを受けたアプリケーション215A、215Bは、起動中の送信アプリを用いてファイルの送信をデータ送受信制御部204A、204Bに指示する(M607A、M607B)。
そして、ファイルの送信指示を受けたデータ送受信制御部204A、204Bは、ファイルの分割送受信を開始する。具体的には、分割送信用送信バイト数のデータの送信と、分割受信用受信バイト数のデータの受信と、が交互に繰り返される(M610)。該データを受信したデータ通信端末101A、B夫々のデータ送受信制御部204A、204Bは、ファイル受信通知をアプリケーション215A、215Bに送信する(M608B)。
ここで、データ通信端末101Bにて送信ファイルの送信が終了すると、アプリケーション215Bからファイル終了通知(M611B)がデータ送受信制御部204Bに送信される。そして、データ送受信制御部204Bからデータ送受信制御部204Aへファイル終了通知(M611)が送信され、データ送受信制御部204Aからアプリケーション215Aへファイル終了通知(M611A)が送信される。データ通信端末101Aは、ファイル終了通知(M611A)を受信することにより、ファイルの受信が完了したことを認識する。
データ通信端末101Aは、ファイルの受信が完了したことを判定すると、送信ファイルの残りのデータを送信し(M612)、全て終了したらファイル終了通知をデータ通信端末101Bへ送信する(M613A、M613、M613B)。こうして、データ通信端末101Aと101Bとの間でのデータ通信が完了する。
以上のように、実施形態2では、送信するファイルがあることを示すファイル送信要求を最初に送受信することにより、相手データ通信端末から送信されるデータがあるか否かを確認する。そして、相手データ通信端末から送信されるデータがある場合は、相手データ通信端末との間でデータの送信が交互に行われるように送受信の役割を切替える。つまり、データを優先的に送信できる場合でもファイルを一括して送信せずに途中でデータ通信を中断し、相手データ通信端末へデータの送信権を譲るようにする。
これにより、非優先端末である相手データ通信端末からもデータの送信が開始されるので、通信がうまくいっているのに装置の使用者に余計な操作をさせてしまうということを回避できる。また、所定時間経過してもデータの送信が開始されないとタイムアウトエラーになるようなアプリケーションが使用されている場合であっても、エラーを発生させずにデータの送信を完了させることができる。また、アプリケーションによっては、データの送信が開始されても所定時間以上次のデータが送信されないと、タイムアウトエラーになってしまうことも考えられるが、本実施形態ではデータを交互に送受信するようにしたので、上記事態が生じるのを回避できる。
つまり、本実施形態によれば、送信、受信のどちらか一方しか同時に行なえない通信方式であってもファイル送信中にファイル受信を行なうことができる。すなわち、双方の装置においてデータ送信がほぼ同時に開始された場合でもデータ送信又は受信が正常に行なわれていることを通信開始時からユーザに実感させることができる。
なお、上記説明では、図8においてS803〜S807の処理を行ってからS305で送信ファイルサイズが所定値以上か否かの判定を行っていたが、先にS305の判定を行い、送信ファイルサイズが所定値以上の場合にS803〜S807の処理を行っても良い。即ち、送信ファイルのデータ量が所定値以上の場合に相手データ通信端末も送信ファイルを有するか判定するようにし、所定値未満の場合は『ファイルの一括送受信(S310)』を行うようにしてもよい。
また、上記説明では、データ通信端末101A、101Bが夫々ファイル送信要求を送信することにより、相手に対してファイルの送信を行うことを通知していたが、他の方法を用いてもよい。例えば、接続要求または接続応答に、送信するファイルがあることを示す情報を含めて送信するようにしても構わない。また、ファイル送信要求を受信した側のデータ通信端末が、自らもファイルの送信を行う場合はファイル送信応答を送信し、ファイルの送信を行わない場合はファイル送信応答を送信しないようにしてもよい。また、ファイルの送信を行わないことを示すファイル送信応答を送信するようにしてもよい。この場合、ファイル送信要求を送信した端末は、相手からファイル送信応答が送信されるかを一定時間待機し、もしくは相手から送信されるファイル送信応答の内容を確認することにより、相手からもファイルの送信があるか否かを判定することができる。
なお、上記実施形態1、2では、『分割判定処理S306』、『後続データのファイル分割送受信S307』及び『ファイル分割送受信S809』において、所定のデータ量毎に送信と受信とを切替えていたが、送信および受信はタイマで切替えてもよい。例えば、『分割判定処理S306』においては所定の分割判定用送信バイト数のデータ送信を行なっていたが、分割判定送信用タイマを設けて分割判定用送信タイマがタイムアウトするまでデータ送信を行なう処理で代用してもよい。すなわち、所定時間毎にデータの送信と受信とを切替えることにより、双方向のファイル送信を実現するようにしてもよい。
また、上記実施形態1、2において、例えば、アプリケーション215からデータ送受信制御部204に送られるデータがバッファに蓄えられるが、バッファがオーバフローしてしまうとファイルデータの一部が欠落してしまう可能性がある。特に、相手データ通信端末からデータを受信している最中に上記不具合が発生する可能性がある。これを回避するために、データ分割送受信処理において、送信するデータが第一のしきい値以上になった場合は、分割データ受信途中でも分割データ送信を開始し、送信するデータが第二のしきい値以下になるまで分割データ送信を行なう。これにより自データ通信端末から送信するデータの欠落を防ぐことができるという効果がある。
また、上記実施形態1、2では、接続要求を送信したデータ通信端末が優先端末となり接続応答を送信したデータ通信端末が非優先端末となるものとして説明したが、その逆でも構わない。また、接続要求を送信したか否かに応じて優先端末/非優先端末を決定するものとしたが、他の方法により優先端末/非優先端末を決定してもよい。例えば、接続要求と接続応答の送受信後にネゴシエーションを行い、優先端末/非優先端末の関係を決定するようにしてもよい。上記実施形態1、2では、非接触通信102の場合について説明したが、優先端末がデータ送信を行なう場合は非優先端末がデータ送信を待機する通信方式であれば、無線、有線に限らず適用が可能である。
また、本実施形態の機能を実現するソフトウェアのコンピュータプログラムを記録した記録媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(CPU若しくはMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行する。これによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
101 データ通信端末
102 非接触通信
201 データ通信端末制御部
202 非接触通信制御部
203 メモリ
204 データ送受信制御部
205 送信競合判定部
206 分割送受信制御部
207 送信受信切替部
208 受信送信切替部

Claims (10)

  1. 通信媒体がアイドル状態であることを検出してからデータ送信を開始するまでの待機時間が非優先端末よりも優先端末の方が短い通信システムにおける通信装置であって、
    前記通信装置が前記優先端末として動作する場合、前記通信装置から送信されるデータのデータ量を判定する第1の判定手段と、
    前記第1の判定手段により判定したデータ量に応じて、非優先端末として動作する相手装置にデータを送信させるための制御を行う通信制御手段と、
    前記相手装置から送信されるデータがあるか否かを判定する第2の判定手段と、を有し、
    前記通信制御手段は、前記第1の判定手段による判定結果と前記第2の判定手段による判定結果とに応じて、前記通信装置からのデータ送信が完了するまでのデータ送信の中断を制御することを特徴とする通信装置。
  2. 前記通信制御手段は、前記第1の判定手段により判定したデータ量が所定値より大きい場合、データの送信が完了するまでに少なくとも1回はデータ送信を中断し、前記第1の判定手段により判定したデータ量が所定値より小さいと判定された場合、データの送信が完了するまでデータ送信を継続することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記第2の判定手段により前記相手装置から送信されるデータがないと判定した後は、前記通信制御手段は、前記通信装置から送信されるデータのデータ量に拘らず、データ送信を中断せずにデータ送信を継続することを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  4. 前記第2の判定手段は、前記相手装置から送信されるデータがあるか否かを判定するためにデータの送信を一時的に中断し、該中断している間に前記相手装置からデータを受信したか否かを判定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信装置。
  5. 前記第2の判定手段は、送信データを有することを示すメッセージを前記相手装置から受信したか否かを判定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. 前記通信制御手段は、前記通信装置からのデータ送信と前記相手装置からのデータ受信と、が交互に行われるように、データ送信とデータ送信の中断と、を切替えながら繰り返すことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の通信装置。
  7. 前記通信制御手段は、所定のデータ量毎もしくは所定時間毎にデータの送信とデータの中断と、を切替えることを特徴とする請求項に記載の通信装置。
  8. 無線リンクを確立するための接続要求と接続応答のいずれを送信したかに応じて、前記優先端末と非優先端末のいずれで動作するかを決定する決定手段と、を有し、
    前記決定手段により前記通信装置が前記優先端末として動作することが決定された場合に、前記通信制御手段による通信制御を行うことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の通信装置。
  9. 通信媒体がアイドル状態であることを検出してからデータ送信を開始するまでの待機時間が非優先端末よりも優先端末の方が短い通信システムにおける通信装置の制御方法において、
    前記通信装置が前記優先端末として動作する場合、前記通信装置から送信されるデータのデータ量を判定する第1の判定工程と、
    前記判定工程において判定されたデータ量に応じて、非優先端末として動作する相手装置にデータを送信させるための制御を行う通信制御工程と、
    前記相手装置から送信されるデータがあるか否かを判定する第2の判定工程とを有し、
    前記通信制御工程は、前記第1の判定手段による判定結果と前記第2の判定手段による判定結果とに応じて、前記通信装置からのデータ送信が完了するまでのデータ送信の中断を制御することを特徴とする通信装置の制御方法。
  10. 請求項記載の制御方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムが格納された記憶媒体。
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