JP5263609B2 - 関連人物検索システム、関連人物検索方法及び関連人物検索用プログラム - Google Patents

関連人物検索システム、関連人物検索方法及び関連人物検索用プログラム Download PDF

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Description

本発明は人物検索システム、検索方法及び検索用プログラムに関し、特に或る人物に関連する人物を検索するシステム、方法及びプログラムに関する。
近年、パチンコやパチスロ機等の遊技機において、意図的に遊技機に何らかの仕掛けを施して、出玉を搾取するという犯罪が後を絶たない。この問題に対して、遊技機自体に不正防止装置を設置する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。しかし、このような不正防止装置を設置したとしても、それを回避する不正遊技方法が新たに開発されるなど、不正遊技を十分に防ぎきれていない。そのため、遊技機自体に不正防止装置を設置する方法に加えて、不正遊技者を早期に発見するといった対策も必要となる。
この点に鑑みて、不正遊技者と確認できた人物に対して、遊技することを防ぐ方法として、遊技店の出入口に監視カメラを配置し、監視カメラで撮像できた遊技者の顔画像と、予め登録された不正遊技者の顔画像とを顔認識技術を用いて検索する方法が提案されている。
このような方法として例えば、特許文献2に記載されている技術では不正遊技者が来店した際に、警告を発することにより、不正遊技者が遊技することを防止する。
同様に、特許文献3に記載されている技術では、顔認証を使った映像監視システムにおいて、顔照合における閾値を検出頻度により適応的に変化させる方法が提案されている。提案手法によれば、検出頻度が多い場合に照合閾値を低くすることにより、検出頻度が高い人物に関して、個人を特定しやすくなるような仕組みを導入している。
特開2006−110311号公報 特開2001−178958号公報 特開2007−061394号公報
H.Rowley,S.Baluja,andT.Kanade,"HumanFaceDetectioninVisualScenes,"AdvancesinNeuralInformationProcessingSystems8,1996,pp.875-881. M.TurkandA.Pentland,"Facerecognitionusingeigenfaces",ProceedingsofIEEE,CVPR,pp.586-591,Hawaii,June,1991.
上記した各特許文献に記載の発明は、主に不正遊技者の単独行動を想定したものである。もっとも、一般に不正遊技者が不正遊技を犯す場合に、複数で行動することも多い。しかし、上述したような単独の人物の行動分析に基づく手法では、遊技者間の関連性が把握できない。
そこで、本発明は、或る不正遊技者が侵入した場合に、その人物と関係する人物の情報を連動して検索することが可能な、関連人物検索システム、関連人物検索方法及び関連人物検索用プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の観点によれば、或る人物と関連性が高い人物を抽出するための関連人物検索サーバにおいて、人物を識別するためのIDである人物IDと人物の顔画像データとを組み合わせた情報と、遊技時刻・遊技台位置を管理する管理テーブルと、を記憶する登録情報データベースと、画像撮影装置が撮影した画像情報を取得する顔画像取得手段と、前記取得した画像中に人物の顔が映っているか否かを調べ、前記顔が映っている場合には画像中の顔領域を検出する顔領域検出手段と、前記登録情報データベース中から前記検出した顔画像と類似する顔画像を検索することにより、当該顔画像の人物が、どのIDが割り振られている人物であるかを特定する顔画像照合手段と、特定された顔画像の人物がどの遊技機で遊技しているかを判定し、当該判定結果を前記登録情報データベースに前記IDと関連付けて記憶する遊技位置検出手段と、顔が認証された時刻に基づき、遊技時刻を算出し、当該算出結果を前記登録情報データベースに前記IDと関連付けて記憶する遊技時刻記録手段と、前記得られた人物IDと遊技機位置と遊技時間とから、遊技者間の関連性スコアを求める人物関連性スコア算出手段と、を備えることを特徴とする関連人物検索サーバが提供される。
本発明の第2の観点によれば、上記の前記関連人物検索サーバに、関連人物を検索したい人物のIDを入力する人物ID入力手段と、前記関連人物検索サーバの検索結果を表示する検索結果表示手段と、を備える検索結果表示システムにおいて、前記関連人物検索サーバは、前記人物ID入力手段から入力された前記IDと関連性の高い人物を前記関連性スコアを用いて検索し、当該検索結果を前記検索結果表示手段に通知する関連人物検索手段を更に備えることを特徴とする検索結果表示システムが提供される。
本発明の第3の観点によれば、或る人物と関連性が高い人物を抽出するための関連人物検索方法において、人物を識別するためのIDである人物IDと人物の顔画像データとを組み合わせた情報と、遊技時刻・遊技台位置を管理する管理テーブルと、を記憶する登録情報データベースを用意するステップと、画像撮影装置が撮影した画像情報を取得する顔画像取得ステップと、前記取得した画像中に人物の顔が映っているか否かを調べ、前記顔が映っている場合には画像中の顔領域を検出する顔領域検出ステップと、前記登録情報データベース中から前記検出した顔画像と類似する顔画像を検索することにより、当該顔画像の人物が、どのIDが割り振られている人物であるかを特定する顔画像照合ステップと、特定された顔画像の人物がどの遊技機で遊技しているかを判定し、当該判定結果を前記登録情報データベースに前記IDと関連付けて記憶する遊技位置検出ステップと、顔が認証された時刻に基づき、遊技時刻を算出し、当該算出結果を前記登録情報データベースに前記IDと関連付けて記憶する遊技時刻記録ステップと、前記得られた人物IDと遊技機位置と遊技時間とから、遊技者間の関連性スコアを求める人物関連性スコア算出ステップと、を備えることを特徴とする関連人物検索方法が提供される。
本発明の第4の観点によれば、或る人物と関連性が高い人物を抽出するための関連人物検索プログラムにおいて、人物を識別するためのIDである人物IDと人物の顔画像データとを組み合わせた情報と、遊技時刻・遊技台位置を管理する管理テーブルと、を記憶する登録情報データベースと、画像撮影装置が撮影した画像情報を取得する顔画像取得手段と、前記取得した画像中に人物の顔が映っているか否かを調べ、前記顔が映っている場合には画像中の顔領域を検出する顔領域検出手段と、前記登録情報データベース中から前記検出した顔画像と類似する顔画像を検索することにより、当該顔画像の人物が、どのIDが割り振られている人物であるかを特定する顔画像照合手段と、特定された顔画像の人物がどの遊技機で遊技しているかを判定し、当該判定結果を前記登録情報データベースに前記IDと関連付けて記憶する遊技位置検出手段と、顔が認証された時刻に基づき、遊技時刻を算出し、当該算出結果を前記登録情報データベースに前記IDと関連付けて記憶する遊技時刻記録手段と、前記得られた人物IDと遊技機位置と遊技時間とから、遊技者間の関連性スコアを求める人物関連性スコア算出手段と、を備える関連人物検索サーバとしてコンピュータを機能させることを特徴とする関連人物検索プログラムが提供される。
本発明によれば、遊技者間の関連性を求めることにより、ある遊技者が不正遊技を行っていた場合に、その遊技者と関連する人物の検索ができるようになることから複数で不正遊技を行っていた場合に、不正遊技者の検出率を向上させることが可能となる。
本発明の実施形態の基本的構成を表すブロック図である。 人物関連性スコアを算出するための処理の流れを示したフローチャート(1/2)である。 遊技時刻・位置管理テーブルの一例について示す図である。 人物関連性スコアを算出するための処理の流れを示したフローチャート(2/2)である。 関連人物IDを検索するための処理の流れを示したフローチャートである。
ここで、本発明の基本的な考えについて示す。本発明の実施形態では、遊技している2者間で、遊技位置が近くかつ遊技時間の重なりが大きいほど値が大きくなるように、人物間の関係性に関するスコアを算出する。
そして得られた人物間の関係性に関するスコアを用いて、不正遊技者と関係性の深い人物を検索する。スコアの値が大きいほど遊技台の距離が近く、遊技時間の重なりが大きくなるため、スコアの高い人物程、不正遊技者との関連性が高い人物であると言える。これが、本発明の基本的な考えである。
次に、発明を実施するための最良の形態について、図1の機能ブロック図を参照して詳細に説明する。
図1を参照すると、本発明の実施形態は、画像撮影部100、関連人物検索サーバ200、人物ID番号入力部310及び検索結果表示部320を有している。更に、関連人物検索サーバ200は、顔画像取得部210、顔領域検出部220、顔画像照合部230、遊技位置検出部240、遊技時刻記録部250、人物関連性スコア算出部260、関連人物検索部270及び登録情報データベース280を有している。
画像撮影部100は、カメラに代表される画像撮影機器であり、画像を得る部分である。本実施形態では具体的な画像取得方法は特に限定されるものではなく、任意の方式のカメラ等を用いることが可能である。
顔画像取得部210は、画像撮影部100によって得られた画像を関連人物検索サーバ200に入力するための部分である。
顔領域検出部220は、画像撮影部100によって得られた画像中に顔が映っているかどうか調べ、顔が映っている場合には画像中の顔位置を特定する部分である。
顔画像照合部230は、予め情報が登録されたデータベース中から類似する顔画像を検索することにより、対象者が登録された人物のうち、どのIDが割り振られている人物であるかを特定する部分である。
遊技位置検出部240は、特定された顔画像の人物がどの遊技機で遊技しているかを判定する部分である。
遊技時刻記録部250は、顔が認証された時刻に基づき、遊技時刻を記録しておく部分である。
人物関連性スコア算出部260は、顔画像照合部230、遊技位置検出部240及び遊技時刻記録部250から得られた、人物IDと遊技機位置と遊技時間から、遊技者間の関連性を求める部分である。
関連人物検索部270は、関連する人物を検索する処理を行う部分である。
人物ID番号入力部310は、検索したい人物のID番号を関連人物検索サーバ200に入力する部分である。検索結果表示部320は、関連人物検索サーバ200内の検索結果を表示する。
登録情報データベース280は、図1に示すように人物ID、顔画像データ、遊技時刻・遊技台位置管理テーブル、人物関連性スコア管理テーブルが蓄積されたデータベースである。なお、ここに例示した以外の情報を登録情報データベース280に追加して蓄積するようにしてもよい。具体的には、パチンコやパチスロなど種別の異なる遊技台が存在している場合に、予め遊技台間の距離をテーブルとして保持しておくようにしてもよい。このテーブルの利用方法については後述する。
なお、上述した各部分は2つの動作のために利用される。まず第1に、画像撮影部100、顔画像取得部210、顔画像領域抽出部220、顔画像照合部230、遊技位置検出部240、遊技時刻記録部250及び人物関連性スコア算出部260は、顔画像撮影部100で得られた画像を分析して、人物の関連性スコアを算出するための情報及び算出した人物の関連性スコアそのものを登録情報データベース280に蓄積するために利用する。
また、第2に、関連人物検索部270、人物ID番号入力部310及び検索結果表示部320は、登録情報データベース280に蓄積された人物関連性スコアから不正遊技者に関連する人物を検索するために利用する。
次に、登録情報データベース280に情報を蓄積するための処理について、図2のフローチャートを用いて詳細に説明する。
まず、画像撮影部100が、カメラなどに代表される画像撮影機器により、画像を取得する(ステップS101)。本実施の形態では、遊技時刻を記録する必要があるため、ビデオカメラなどで常時データを取得し続けるのが最も望ましいが、例えば1分間に一度程度の頻度でデータを取得するようにしてもよい。
次に、顔画像取得部210が、顔画像撮影部100が取得した画像データを取得し、取得した画像データを顔領域検出部220に入力する(ステップS102)。関連人物検索サーバ200が、画像データを取得することにより、以下の人物関連性スコアの算出が可能になる。
顔領域検出部220は、顔画像取得部210から入力された画像から顔領域を抽出する(ステップS103)。画像から顔領域を抽出する方法は、たとえば非特許文献1に記載された方法などが知られている。本実施形態では、画像中の矩形領域として顔位置を指定する。画像中に顔が検出されない場合には、撮影された範囲内に遊技者がいないものとして、本画像における処理は終了する。なお、非特許文献1に記載された方法は、あくまで例示であり、本実施形態における画像から顔領域を抽出する方法は任意のものを用いることができる。
その後、顔画像照合部230が、顔領域に映った画像から人物を特定する。なお、前提として、登録情報データベース280には過去に来店した人物の顔画像が蓄積されているものとする。加えて、蓄積されている人物のそれぞれにはID番号が割り振られているものとする。そして、全ての人物はID番号で管理されている。顔画像照合部230は、登録情報データベース280に保持された顔画像と、顔領域検出部220で得られた顔画像とを照合し、画像撮影部100で得られた画像に映った人物のID番号を特定する。顔画像照合では通常、人物間の類似度がスコアで算出されるため、登録された人物で最も類似度が高い人物のスコアを求める(ステップS104)。
そして、最も類似度が高い人物のスコアが閾値を超えているか確認し、閾値を超えている場合には(ステップS105においてYes)類似度が最も高い人物のID番号を付与する(ステップS106)。
一方、閾値以下の場合には(ステップS105においてNo)今回の顔画像の人物を新規人物として、新たなIDを割当ててデータベース280に登録する(ステップS107)。
顔画像の照合方法の1つとしては、例えば非特許文献2に記載の方法等が知られている。なお、非特許文献2に記載された方法が、あくまで例示であり、本実施形態において任意の方法を用いることができるのは、上述した顔領域の抽出と同様である。
続いて、遊技位置検出部240が、顔画像照合部230で特定された人物が遊技している位置を検出する(ステップS108)。本実施の形態では、遊技位置を遊技台の位置とイコールとするが、別の方法を用いて遊技位置を決定してもよい。
なお、遊技台位置の位置を画像から特定する最も簡単な方法は、各台の近傍にカメラが設置されており、各カメラにはその台で遊技している人物しか映らないという場合である。この場合には遊技者が遊技しているカメラの番号により遊技台を特定できる。また、複数のカメラなどを使えば、三角測量などを用いて遊技台の位置の特定が可能である。遊戯台の位置が特定できる手法であれば顔画像を取得する手段とは別のセンサーなどを用いる方法も考えられる。
次に、遊技時間記録部250が、顔画像照合部230で特定された人物が遊技している時間を測定する(ステップS109)。顔画像照合部230で人物が特定できた最初の画像の取得時間を遊技開始時刻とし、同一人物において最後に画像を取得した時刻を遊技終了時刻とする。遊技途中であっても短時間離席する場合や、カメラ方向に顔が向いていない場合には、照合処理を失敗する可能性があるため、最低1分間に1枚程度撮影しておき、10分間撮影してその人物が一度も検出されない場合には遊技時刻終了とするなど、照合に失敗した場合に開始・終了時刻がずれないように処理する必要がある。
遊技位置検出部240と遊技時間記録部250で得られた遊技台位置や遊技時間データについては、登録情報データベース280に蓄積しておき管理する。図3に遊技時刻・位置管理テーブルの例を示す。図3に示すように、人物ID番号、遊技台番号、遊技開始時刻、遊技終了時刻をテーブル形式で管理する。
次に、人物関連性スコア算出部260が、遊技する人物の関連性をスコアとして算出する処理について説明する。ここで、関連性を表すスコアとは遊技する二者間の遊技位置と遊技時間から決定される値であるものとする。人物関連性スコアを算出する処理を、図4のフローチャートを参照して説明する。
図4を参照すると、人物関連性スコアを算出する処理は、遊技時刻の重なりを計算するステップS201と、遊技台間の距離を算出するステップS202と、人物関連性スコアを算出するステップS203から構成される。
本処理に際しては、スコア算出の対象となる二人の人物のID番号が入力される。ここで、対象となる二人の人物のID番号をそれぞれA,Bとする。
まず、ID番号がA,Bの人物に対して、登録情報データベース中の遊技時刻・位置管理テーブルに登録されている情報から、ある一定の調査期間で、遊技時間が重なっている合計時間を計算する(ステップS201)。遊技の重複期間は調査期間が長いほど値が大きくなる傾向にあるため、調査期間を最近3ヶ月にするなどある一定時間に限定する方が正確な結果を求められる可能性が高い。
次に、遊技台の距離から、遊技者の位置関係に関する類似度を計算する(ステップS202)。最も単純な計算方法としては、遊技台位置を予め測定しておき、台間の距離を遊技社間の距離とする。上述したように、遊技施設では同じ台が複数納入されている場合や、パチンコやパチスロなど種別の異なる遊技台が存在するため、遊技台の性質により予め遊技台間の距離をテーブルとして保持しておき、テーブルを参照することにより、類似度を算出する方法でもよい。また、例えば同種の遊技台にて遊技している場合は類似度を高くするようにしてもよい。
続いて、人物間の関係性を表すスコアを計算する(ステップS203)。変数xを遊技が重なる時間、変数yを遊技台間の距離として、人物間の関係性を表すスコアzを以下の数式1によって求める。
Figure 0005263609
但し、
z:人物間の関係性を表すスコア
x:遊技が重なる時間
y:遊技台間の距離
a:遊技が重なる時間の重みを決定するための係数
b:遊技台間の距離の重みを決定するための係数
であるものとする。
ここで、変数a、bは遊技台間の距離と遊技が重なる時間の重みを決定するための係数であり、正の値をとる。一般にスコアzは遊技が重なる時間が長く、遊技台間の距離が短いほど大きな値となるため、zの値が大きいほど関連性の高い人物であると判断できる。
以上の処理によって得られた二者間の相関性を表すスコアを全登録者間の全組合せについて計算し、登録情報データベース280に保持しておく。スコアを保持するテーブルは登録人物がN名いる場合にはN×N要素となる。
次に、前記処理で得られた人物の関連性に関するスコアに基づき、特定の遊技者に関連する人物を検索する方法について説明する。説明にあたり図5のフローチャートを参照する。
まず、人物ID番号入力部310より、関連人物を特定したい遊技者のIDを入力する(ステップS301)。入力するIDは登録情報データベース280に記載されている人物ID番号である。
次に、関連人物検索部270では、人物関連性スコア算出部260で得られたスコアに基づき、関連する人物を検索する(ステップS302)。関連人物検索部270は、人物ID番号入力部310で取得したID番号を入力する。ステップS302では、登録情報データベース280の人物関連性スコアテーブルより、入力したID番号に関係する人物のスコアを抽出する。ここで、登録人物N名に対して、抽出したスコア群をZ1、Z2,Z3,…,Znとする。
その後、抽出したスコア群を降順にソートする(ステップS303)。スコアが大きいほど関連性の高い人物であるためである。
次いで、ソートしたスコアの上位m名の人物のIDを抽出する(ステップS304)。本ステップの処理を、上位m名の人物のIDを抽出する方法ではなく、スコアを閾値で区切って、閾値を超えた人物のIDを抽出する方法としてもよい。本ステップで抽出したm名分の(又は、閾値を超えた人物分の)ID番号を関連人物検索部270の出力とし、検索結果表示部に引き渡す。
検索結果表示部320では、前記関連人物検索部270により得られたID番号を表示する。以上の処理により、不正遊技者の思われる人物のIDから、遊技時刻・遊技位置が近い人物のID番号を検索することができる。
なお、本発明の実施形態である各部及び関連人物検索サーバ200は、ハードウェア、ソフトウェア又はこれらの組合せにより実現することができる。
また、上述した実施形態は、本発明の好適な実施形態ではあるが、上記実施形態のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。
本発明によれば、或る人物と関連性の高い人物を抽出することができる。特に本発明は、パチンコ店や、パチスロ店などの遊技施設において、不正遊技者を検出するといった用途に好適である。
100 画像撮影部
200 関連人物検索サーバ
210 顔画像取得部
220 顔領域検出部
230 顔画像照合部
240 遊技位置検出部
250 遊技時刻記録部
260 人物関連性スコア算出部
270 関連人物検索部
310 人物ID番号入力部
320 検索結果表示部
280 登録情報データベース

Claims (15)

  1. 或る人物と関連性が高い人物を抽出するための関連人物検索サーバにおいて、
    人物を識別するためのIDである人物IDと人物の顔画像データとを組み合わせた情報と、遊技時刻・遊技台位置を管理する管理テーブルと、を記憶する登録情報データベースと、
    画像撮影装置が撮影した画像情報を取得する顔画像取得手段と、
    前記取得した画像中に人物の顔が映っているか否かを調べ、前記顔が映っている場合には画像中の顔領域を検出する顔領域検出手段と、
    前記登録情報データベース中から前記検出した顔画像と類似する顔画像を検索することにより、当該顔画像の人物が、どのIDが割り振られている人物であるかを特定する顔画像照合手段と、
    特定された顔画像の人物がどの遊技機で遊技しているかを判定し、当該判定結果を前記登録情報データベースに前記IDと関連付けて記憶する遊技位置検出手段と、
    顔が認証された時刻に基づき、遊技時刻を算出し、当該算出結果を前記登録情報データベースに前記IDと関連付けて記憶する遊技時刻記録手段と、
    前記得られた人物IDと遊技機位置と遊技時間とから、遊技者間の関連性スコアを求める人物関連性スコア算出手段と、
    を備えることを特徴とする関連人物検索サーバ。
  2. 請求項1に記載の関連人物検索サーバにおいて、前記人物関連性スコア算出手段が、
    前記IDの組合せ毎に前記人物関連性スコア算出し、人物関連性スコア管理テーブルとして前記登録情報データベースに記録しておくことを特徴とする関連人物検索サーバ。
  3. 請求項1又は2に記載の関連人物検索サーバにおいて、前記人物関連性スコア算出手段は、
    以下の数式1、
    Figure 0005263609
    但し、
    z:人物間の関係性を表すスコア
    x:遊技が重なる時間
    y:遊技台間の距離
    a:遊技が重なる時間の重みを決定するための係数
    b:遊技台間の距離の重みを決定するための係数
    であるものとする、
    を用いて前記関連性スコアを求めることを特徴とする関連人物検索サーバ。
  4. 請求項1乃至3の何れか1項に記載の関連人物検索サーバと、
    前記関連人物検索サーバに、関連人物を検索したい人物のIDを入力する人物ID入力手段と、
    前記関連人物検索サーバの検索結果を表示する検索結果表示手段と、を備える検索結果表示システムにおいて、
    前記関連人物検索サーバは、前記人物ID入力手段から入力された前記IDと関連性の高い人物を前記関連性スコアを用いて検索し、当該検索結果を前記検索結果表示手段に通知する関連人物検索手段を更に備えることを特徴とする検索結果表示システム。
  5. 請求項4に記載の検索結果表示システムにおいて、前記関連人物検索手段は、前記入力された前記IDと、前記登録情報データベースに登録されている全てのIDとの関連性スコアを抽出し、抽出したスコア群を降順にソートし、ソートしたスコアの上位m(mは任意の自然数)名の人物のIDを前記検索結果表示部に通知することを特徴とする検索結果表示システム。
  6. 或る人物と関連性が高い人物を抽出するための関連人物検索方法において、
    人物を識別するためのIDである人物IDと人物の顔画像データとを組み合わせた情報と、遊技時刻・遊技台位置を管理する管理テーブルと、を記憶する登録情報データベースを用意するステップと、
    画像撮影装置が撮影した画像情報を取得する顔画像取得ステップと、
    前記取得した画像中に人物の顔が映っているか否かを調べ、前記顔が映っている場合には画像中の顔領域を検出する顔領域検出ステップと、
    前記登録情報データベース中から前記検出した顔画像と類似する顔画像を検索することにより、当該顔画像の人物が、どのIDが割り振られている人物であるかを特定する顔画像照合ステップと、
    特定された顔画像の人物がどの遊技機で遊技しているかを判定し、当該判定結果を前記登録情報データベースに前記IDと関連付けて記憶する遊技位置検出ステップと、
    顔が認証された時刻に基づき、遊技時刻を算出し、当該算出結果を前記登録情報データベースに前記IDと関連付けて記憶する遊技時刻記録ステップと、
    前記得られた人物IDと遊技機位置と遊技時間とから、遊技者間の関連性スコアを求める人物関連性スコア算出ステップと、
    を備えることを特徴とする関連人物検索方法。
  7. 請求項6に記載の関連人物検索方法において、前記人物関連性スコア算出ステップにおいて、
    前記IDの組合せ毎に前記人物関連性スコア算出し、人物関連性スコア管理テーブルとして前記登録情報データベースに記録しておくことを特徴とする関連人物検索方法。
  8. 請求項6又は7に記載の関連人物検索方法において、前記人物関連性スコア算出ステップでは、
    以下の数式1、
    Figure 0005263609
    但し、
    z:人物間の関係性を表すスコア
    x:遊技が重なる時間
    y:遊技台間の距離
    a:遊技が重なる時間の重みを決定するための係数
    b:遊技台間の距離の重みを決定するための係数
    であるものとする、
    を用いて前記関連性スコアを求めることを特徴とする関連人物検索方法。
  9. 請求項6乃至8の何れか1項に記載の関連人物検索方法において、
    関連人物を検索したい人物のIDを入力する人物ID入力ステップと、
    前記人物ID入力ステップから入力された前記IDと関連性の高い人物を前記関連性スコアを用いて検索する関連人物検索ステップと、
    前記関連人物検索ステップにおける検索結果を表示する検索結果表示ステップと、
    を備える関連人物検索方法。
  10. 請求項9に記載の関連人物検索方法において、
    前記関連人物検索ステップでは、前記入力された前記IDと、前記登録情報データベースに登録されている全てのIDとの関連性スコアを抽出し、抽出したスコア群を降順にソートし、ソートしたスコアの上位m(mは任意の自然数)名の人物のIDを前記検索とすることを特徴とする関連人物検索方法。
  11. 或る人物と関連性が高い人物を抽出するための関連人物検索プログラムにおいて、
    人物を識別するためのIDである人物IDと人物の顔画像データとを組み合わせた情報と、遊技時刻・遊技台位置を管理する管理テーブルと、を記憶する登録情報データベースと、
    画像撮影装置が撮影した画像情報を取得する顔画像取得手段と、
    前記取得した画像中に人物の顔が映っているか否かを調べ、前記顔が映っている場合には画像中の顔領域を検出する顔領域検出手段と、
    前記登録情報データベース中から前記検出した顔画像と類似する顔画像を検索することにより、当該顔画像の人物が、どのIDが割り振られている人物であるかを特定する顔画像照合手段と、
    特定された顔画像の人物がどの遊技機で遊技しているかを判定し、当該判定結果を前記登録情報データベースに前記IDと関連付けて記憶する遊技位置検出手段と、
    顔が認証された時刻に基づき、遊技時刻を算出し、当該算出結果を前記登録情報データベースに前記IDと関連付けて記憶する遊技時刻記録手段と、
    前記得られた人物IDと遊技機位置と遊技時間とから、遊技者間の関連性スコアを求める人物関連性スコア算出手段と、
    を備える関連人物検索サーバとしてコンピュータを機能させることを特徴とする関連人物検索プログラム。
  12. 請求項11に記載の関連人物検索プログラムにおいて、前記人物関連性スコア算出手段が、
    前記IDの組合せ毎に前記人物関連性スコア算出し、人物関連性スコア管理テーブルとして前記登録情報データベースに記録しておくことを特徴とする関連人物検索プログラム。
  13. 請求項11又は12に記載の関連人物検索プログラムにおいて、前記人物関連性スコア算出手段は、
    以下の数式1、
    Figure 0005263609
    但し、
    z:人物間の関係性を表すスコア
    x:遊技が重なる時間
    y:遊技台間の距離
    a:遊技が重なる時間の重みを決定するための係数
    b:遊技台間の距離の重みを決定するための係数
    であるものとする、
    を用いて前記関連性スコアを求めることを特徴とする関連人物検索プログラム。
  14. 請求項11乃至13の何れか1項に記載の関連人物検索プログラムにおいて、
    関連人物を検索したい人物のIDを入力する人物ID入力手段と、
    検索結果を表示する検索結果表示手段と、
    前記人物ID入力手段から入力された前記IDと関連性の高い人物を前記関連性スコアを用いて検索し、当該検索結果を前記検索結果表示部に通知する関連人物検索手段を更に備える関連人物検索サーバとしてコンピュータを機能させることを特徴とする関連人物検索プログラム。
  15. 請求項14に記載の関連人物検索プログラムにおいて、前記関連人物検索手段は、前記入力された前記IDと、前記登録情報データベースに登録されている全てのIDとの関連性スコアを抽出し、抽出したスコア群を降順にソートし、ソートしたスコアの上位m(mは任意の自然数)名の人物のIDを前記検索結果表示部に通知することを特徴とする関連人物検索プログラム。
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