JP5257897B2 - 出力回路 - Google Patents

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Description

本発明は、センサの検出量の出力回路に関するものである。
圧力や加速度等を検出する各種センサにおいては、マイクロマシニング技術を応用して小型化、量産性、高精度化が実現されつつある。このようなセンサにおいては、複数のパラメータ(例えば、複数の座標軸の値)を取り扱う場合がある。そこで、構成が簡単で低コスト化を実現するためのインターフェース回路が検討されている(例えば、特許文献1参照。)。この文献に記載された技術では、インターフェース回路の値が変動する2つの容量を有する容量型センサに接続される。出力端子と反転入力端子間にサンプリング容量を接続されたオペアンプを設ける。このオペアンプの非反転入力端子と基準電圧源との間に接続されたホールド用容量を設ける。第1、第2、第3容量の各一端をアンプの反転入力端子に接続する。まず、第1、第2容量の他端を電源に接続すると共に第3容量を短絡し、次に、第1、第2容量の他端とアンプの出力端子とを各々アンプの非反転入力端子に接続する。そして、スイッチングサイクルで複数のセンサを順にインターフェース回路に接続する。
更に、チップサイズを低減し得る加速度センサ用ユニットも検討されている(例えば、特許文献2参照。)。この文献に記載された技術では、センサユニットは、X,Y,Z軸方向にそれぞれ沿った加速度値を検出する加速度センサに接続されている。センサユニットは、X,Y,Z軸方向の加速度値をそれぞれ補正するための温度係数値を順次生成する回路と、それら温度係数値のうちの対応する1つを用いて加速度値を順次補正して、加速度信号を生成する。
特開平10−239196号公報(図3) 特開2009−20094号公報(図2)
上述の特許文献1に記載された技術では、オペアンプを共通化して、チップサイズの低減を図っている。また、特許文献2に記載された技術では、温度係数値の生成回路を共通化して、チップサイズの低減を図っている。しかし、出力回路はアナログスイッチや容量等を備えたキャパシタからなるため、更なる面積の低減が求められていた。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、占有面積が小さい出力回路を提供することにある。
上記問題点を解決するために、本発明は、複数のセンサ測定信号が順次、供給される第1容量と、前記第1容量の電圧を入力する第1端子と、前記センサ測定信号を補正する基準電圧を入力する第2端子とを備え、センサ毎に設けられた差分増幅回路と、前記差分増幅回路毎に、出力端子と前記第1端子との間に設けられたホールド容量と、センサ毎にセンサ測定信号を補正するための補正係数値を順次、供給する補正係数生成回路と、前記補正係数生成回路からの補正係数値を蓄積し、差分増幅回路の第2端子に供給する第2容量と、前記第2容量をセンサ測定信号に同期して各差分増幅回路に接続する第1スイッチ回
路とを備えたことを要旨とする。これにより、第2容量を複数の差分増幅回路において共用し、チップサイズの低減を図ることができる。
本発明の出力回路においては、前記第1スイッチ回路は、前記第2容量を各差分増幅回路に接続する前に、前記第2容量の両端を短絡させるリセットフェーズを実行することを要旨とする。これにより、他の差分増幅回路における共用の影響を除去することができる。
本発明の出力回路においては、前記差分増幅回路毎に、出力端子と前記第1端子との間に第3容量を接続するための第2スイッチ回路を更に設け、前記第2スイッチ回路は、前記第3容量をセンサ測定信号に同期して各差分増幅回路に接続することを要旨とする。これにより、第3容量を複数の差分増幅回路において共用し、チップサイズの低減を図ることができる。
本発明の出力回路においては、前記第2スイッチ回路は、前記リセットフェーズにおいて、前記第3容量の両端を短絡させることを要旨とする。これにより、他の差分増幅回路における共用の影響を除去することができる。
本発明の出力回路においては、前記第1容量には、複数の軸の加速度を測定する加速度センサが接続され、センサ測定信号として、前記加速度センサから、各軸の加速度検出信号を時系列に並べた信号を取得することを要旨とする。これにより、加速度センサにおけるセンサユニットのチップサイズの低減を図ることができる。
本発明によれば、占有面積が小さい出力回路を提供することができる。
本実施形態のセンサユニットの全体構成の説明図。 本実施形態の出力回路の回路構成の説明図。 本実施形態の共用回路の回路構成の説明図。 リセットフェーズにおける出力回路の動作の説明図。 増幅フェーズにおける出力回路の動作の説明図。 ホールドフェーズにおける出力回路の動作の説明図。 本実施形態の共用回路の利用状態の説明図。 本実施形態の動作の説明図。
以下、本発明を具体化した出力回路の一実施形態を図1〜図8に従って説明する。本実施形態の出力回路は、加速度センサの出力を温度較正して出力するセンサユニットに適用される。
本願発明においては、図1に示す出力回路20を用いる。この出力回路20は、加速度センサ10、電圧変換部11に接続されている。
加速度センサ10は、3軸(X軸、Y軸、Z軸)の加速度を静電容量値として検知する。そして、加速度センサ10は、各軸において検出された加速度(静電容量値)を、シリアルデータ型式により順次出力する。電圧変換部11は、加速度センサ10から取得した静電容量値を電圧に変換し、出力回路20に供給する。本実施形態では、電圧変換部11は、参照電圧Vrefを基準として、静電容量値に応じた電圧に変換する。
出力回路20は、容量C01,C02、制御部21、X軸増幅部31、Y軸増幅部32
、Z軸増幅部33、第1共用回路CC1、第2共用回路CC2を含んで構成される。
容量C01は、電圧変換部11に接続されている。
制御部21は、センサ出力の温度依存性を補正するための温度係数オフセット電圧を出力する。具体的には、制御部21は、温度係数オフセット値(補正係数値)を設定するトリミング信号が供給される。そして、制御部21は、トリミング信号を受信するデコーダと、各軸の温度係数オフセット値を保持するレジスタとを含んで構成される。制御部21は、X軸トリミング信号をデコーダによりデコードし、そのデコード結果に基づいて、レジスタからX軸温度係数オフセット値を読み出す。読み出されたX軸温度係数オフセット値に対応するX軸温度係数オフセット電圧は、X軸増幅部31のオペアンプ(差分増幅回路)に基準電圧として供給される。同様に、制御部21は、Y軸やZ軸のトリミング信号をデコードして、Y軸やZ軸の温度係数オフセットをY軸増幅部32、Z軸増幅部33のオペアンプに供給する。これにより、制御部21は、補正係数生成回路として機能する。
更に、制御部21は、各回路部のスイッチ(MOSトランジスタ)を制御することにより、センサの出力や温度係数オフセット電圧を、各軸のX軸増幅部31、Y軸増幅部32、Z軸増幅部33に供給する。
更に、参照電圧Vrefの供給ラインが、容量C02を介してX軸増幅部31、Y軸増幅
部32、Z軸増幅部33に接続されている。この容量C02の容量は容量C01と同値である。そして、この容量C02は、オペアンプの非反転入力端子の入力負荷と反転入力端子の入力負荷とを同等にして、スイッチングによる同相ノイズのキャンセルするために用いられる。この参照電圧Vrefは、電源電圧の半分の値が設定されている。常温(27℃
)においては、この参照電圧Vrefと比較することになる。一方、常温とは異なる場合に
は、温度係数を考慮したオフセット電圧を加減して用いる。
温度係数オフセット電圧は、センサの配置や形状により、X軸、Y軸、Z軸によって異なる。本実施形態では、温度係数オフセットとして、4種類の信号を用いる。具体的には、各軸の温度係数オフセット電圧についての信号(X軸オフセット信号、Y軸オフセット信号、Z軸オフセット信号の3種類)と、各軸の温度係数オフセット電圧を時系列に並べて供給するオフセット共通信号とを用いる。制御部21は、各軸のトリミング信号とクロック信号を取得し、各軸のオフセット信号を、それぞれX軸増幅部31、Y軸増幅部32、Z軸増幅部33に供給するとともに、時系列に並べたオフセット共通信号を生成して第1共用回路CC1、第2共用回路CC2に供給する。
第1共用回路CC1、第2共用回路CC2は、加速度センサ10からの出力を、軸毎に増幅する場合に利用される。第1共用回路CC1、第2共用回路CC2は、X軸、Y軸、Z軸の信号に同期して、X軸増幅部31、Y軸増幅部32、Z軸増幅部33に接続されて共用される。
次に、X軸増幅部31、Y軸増幅部32、Z軸増幅部33の構成を、図2を用いて説明する。
X軸増幅部31には、オペアンプOP1、容量C11,C12,C13、スイッチSX11,SX12,SX13,SX31,SX34が設けられている。
Y軸増幅部32には、オペアンプOP2、容量C21,C22,C23、スイッチSY11,SY12,SY13,SY31,SY34が設けられている。
Z軸増幅部33には、オペアンプOP3、容量C31,C32,C33、スイッチSZ11,SZ12,SZ13,SZ31,SZ34が設けられている。
容量C11,C21,C31は、オペアンプOP1,OP2,OP3の出力を保持するためのホールド容量として機能する。
X軸増幅部31、Y軸増幅部32、Z軸増幅部33内の接続関係は共通しているので、ここではX軸増幅部31を用いて説明する。
電圧変換部11に接続された容量C01と、制御部21から出力されるX軸オフセット信号の供給ラインとは、スイッチSX11を介して接続される。
更に、容量C01は第1容量として機能し、スイッチSX31を介してオペアンプOP1の反転入力端子に接続される。
また、X軸オフセット信号の供給ラインは、スイッチSX12を介してオペアンプOP1の非反転入力端子に接続される。
オペアンプOP1の反転入力端子(第1端子)と出力端子との間には容量C11は設けられている。オペアンプOP1は、入力信号と温度係数値(基準電圧)との差を求め、その差を増幅して加速度信号を生成する。
又、オペアンプOP1の非反転入力端子(第2端子)には、接地された容量C13が設けられている。更に、この非反転入力端子には、容量C12を介してX軸オフセット信号の供給ラインに接続されている。
参照電圧Vrefの供給ラインに接続された容量C02は、スイッチSX34を介して、
容量C12と容量C13の接続ノードに接続されている。又、容量C02は、スイッチSX13,SX12を介して、オペアンプOP1の反転入力端子に接続されている。
次に、第1共用回路CC1、第2共用回路CC2の接続関係について、図3を用いて説明する。
第1共用回路CC1は、第1容量としての容量C03を備えている。そして、この容量C03の一端は、スイッチSX32,SY32,SZ32を介して、各オペアンプOP1,OP2,OP3の反転入力端子に接続される。この容量C03の他端は、スイッチSX32,SY32,SZ32を介して、各オペアンプOP1,OP2,OP3の出力端子に接続される。更に、容量C03は、スイッチSW21,SW22を介して、オフセット共通信号の供給ラインに接続される。これにより、スイッチSX32,SY32,SZ32,SX33,SY33,SZ33,SW21,SW22が、第2スイッチ回路として機能する。
一方、第2共用回路CC2は、第2容量としての容量C04を備えている。そして、この容量C04の一端は、スイッチSX35,SY35,SZ35を介して、各オペアンプOP1,OP2,OP3の非反転入力端子に接続される。この容量C04の他端は、スイッチSW41を介して、オフセット共通信号の供給ラインに接続される。この容量C04は、反転入力端子側の容量とスイッチのチャージインジェクションによる出力電圧のスパイク及びノイズをキャンセルする機能を実現する。そして、これにより、スイッチSX35,SY35,SZ35,SW23,SW24,SW41が第1スイッチ回路として機能する。
(動作)
このような出力回路20を用いて、加速度センサ10からの信号を補正して出力する場合の動作を説明する。ここでは、第1、第2共用回路CC1,CC2を共用するために、三つのフェーズ(リセットフェーズ、増幅フェーズ、ホールドフェーズ)を順次、実行する。
リセットフェーズにおいては、第1、第2共用回路CC1,CC2の容量に蓄積された電荷を放出することによりリセットする。
増幅フェーズにおいては、各軸の温度係数オフセット電圧を用いて加速度センサからの信号を較正し、増幅する。
ホールドフェーズにおいては、蓄積された電荷を容量にそのまま維持させることにより、各軸の出力値を保持する。
以下では、代表としてX軸における各フェーズにおけるスイッチ動作を説明する。ここでは、各スイッチを4つのグループに分類する。
・X軸クロックスイッチ群:スイッチSX11、スイッチSX12,スイッチSX13。・共通クロックスイッチ群:スイッチSW21、スイッチSW22,スイッチSW23,SW24。
・反転X軸クロックスイッチ群:スイッチSX31,スイッチSX32,スイッチSX33,スイッチSX34、スイッチSX35。
・反転共通クロックスイッチ群:スイッチSW41。
そして、オフセット共通信号として、図8に示す信号S00を供給する。この信号S00においては、X軸〜Z軸の出力を較正するための温度係数オフセット電圧が時系列に出力される。
X軸クロックスイッチ群には信号S10が供給され、反転X軸クロックスイッチ群には信号S11が供給される。又、共通クロックスイッチ群には信号S40が供給され、反転共通クロックスイッチ群には信号S41が供給される。
また、Y軸やZ軸のクロックスイッチ群や反転クロックスイッチ群にも、信号S20,S21,S30,S31が、それぞれ供給される。
このような信号S10、信号S11はクロック信号S51に同期して生成され、信号S20,S21はクロック信号S52に同期して生成され、信号S30,S31はクロック信号S53に同期して生成される。また、信号S40は信号S20,S30,S40に同期し、信号S41は信号S21,S31,S41に同期している。
〔リセットフェーズ〕
リセットフェーズにおいては、X軸クロックスイッチ群及び共通クロックスイッチ群は「閉」にして、反転X軸クロックスイッチ群、反転共通クロックスイッチ群は「開」とする。この結果、接続関係は図4のようになる。
この場合、X軸温度係数オフセット電圧が、スイッチSX11を介して容量C01に供給されるとともに、スイッチSX12を介して容量C13,C12に供給される。この結果、容量C13の電圧は、X軸温度係数オフセット電圧になり、この電圧に対応する電荷が蓄積される。また、容量C12の両端には、X軸温度係数オフセット電圧が印加されるため、放電されて電位差はゼロになる。
そして、容量C01には、X軸温度係数オフセット電圧と、電圧変換部11から供給される電圧(参照電圧Vrefを基準として静電容量値に応じた電圧)との差分の電荷が蓄積
される。
容量C02には、参照電圧VrefとX軸の温度係数オフセット電圧との差分の電荷が蓄
積される。
更に、容量C03,C04の両端は、スイッチSW21〜SW24によりオフセット共通信号の供給ラインを介して短絡され、同時に放電(リセット)される。
なお、容量C11には、前サイクルの電荷が蓄積されている。
〔増幅フェーズ〕
増幅フェーズにおいては、X軸クロックスイッチ群及び共通クロックスイッチ群は「開」にして、反転X軸クロックスイッチ群、反転共通クロックスイッチ群は「閉」とする。この結果、接続関係は図5のようになる。
この場合、電圧変換部11から供給されて容量C01に蓄積された電荷による電圧は、スイッチSX31を介して、オペアンプOP1の反転入力端子に供給される。
また、容量C13は、蓄積した電荷を維持することにより、電位差としてX軸温度係数オフセット電圧を維持する。
容量C02には、参照電圧Vrefと、容量C13に蓄積されたX軸の温度係数オフセッ
ト電圧との差分の電荷が維持される。
容量C04には、X軸温度係数オフセット電圧と共通オフセット電圧の差分の電荷が蓄積されるが、共通オフセット電圧は、X軸の温度係数オフセット電圧となっているため、電位差はゼロになる。
また、容量C12の両端には、X軸温度係数オフセット電圧が印加されるため、放電された状態で電位差はゼロを維持する。
オペアンプOP1の非反転入力端子には、容量C13に蓄積されたX軸の温度係数オフセット電圧が供給される。このとき、オペアンプOP1は、容量C13の電圧を基準として、電圧変換部11から供給された電圧との差分を増幅して出力端子から出力する。
〔ホールドフェーズ〕
ホールドフェーズにおいては、X軸クロックスイッチ群及び共通クロックスイッチ群は「開」にして、反転X軸クロックスイッチ群、反転共通クロックスイッチ群も「開」とする。この結果、接続関係は図6のようになる。
容量C13には、そのままの電荷が維持され、電位差としてX軸温度係数オフセット電圧を維持する。
また、容量C12の両端には、X軸温度係数オフセット電圧が印加されるため、放電された状態で電位差はゼロを維持する。
この場合、容量C11,C13に蓄積された電荷による電圧が保持される。すなわち、オペアンプOP1の出力端子には、容量C11,C13の電圧による出力が維持され、出力回路20は出力バッファとして機能する。この電圧は、直前の増幅フェーズにおいて蓄積された電荷による電圧である。このホールドフェーズは、Y軸又はZ軸が増幅フェーズの期間、継続される。
Y軸、Z軸についても、それぞれずれたタイミングで、上述したX軸と同様に動作する。この場合、図7に示すように、第1共用回路CC1、第2共用回路CC2は、各軸の増幅部によって、順次使い回される。すなわち、最初にX軸の増幅に利用され、次にY軸の増幅に利用される。更に、Z軸の増幅に利用された後で、再度、X軸の増幅に利用される。
上記実施形態の出力回路によれば、以下のような効果を得ることができる。
・ 上記実施形態では、第1共用回路CC1、第2共用回路CC2は、各軸について増幅を同時に行なうことがなく、各軸の増幅フェーズにおいて共用される。このため、各増幅部において、このための容量C03、C04を設ける必要はない。従って、出力回路2
0の面積の低減を図ることができる。
・ 上記実施形態では、リセットフェーズにおいて、容量C03,C04を放電する。これにより、他の軸における電荷の影響をリセットすることができる。
この場合、容量C03,C04の両端は、スイッチSW21〜SW24によりオフセット共通信号の供給ラインを介して短絡される。グランドでの短絡させる場合には、スイッチに使用しているMOSトランジスタのゲートとドレイン(ソース)間の容量の電荷が、増幅フェーズに移行した時に、その電荷の変化量が多いため、電圧が安定するまでの時間が長くなる。また、そのスイッチの寄生容量の電荷が大きいため、ノイズも大きくなることがある。
一方、リセットフェーズにおいて、オフセット共通信号の供給ラインで短絡させる場合には、電源電圧の中間に近い温度係数オフセット電圧にて容量C03,C04を放電させることによって、スイッチSW21〜SW24内のMOSトランジスタのゲートとドレイン(ソース)間の容量に溜まる電荷量を減らすことができる。
次に、増幅フェーズにおいて、オペアンプの非反転端子は容量C13に蓄積されたX軸の温度係数オフセット電圧になり、反転入力端子はX軸温度係数オフセット電圧になる(バーチャル・ショート)。このため、スイッチSW21〜SW24のゲートとドレイン(ソース)間の容量の電荷が少なく、電圧が安定するまでの時間の短縮化を期待できる。そして、スイッチの容量の電荷も少ないので、チャージ、ディスチャージ時のノイズの抑制についても期待できる。従って、オフセット共通信号の供給ラインを使用することにより、リセットフェーズから増幅フェーズに移行した時の電圧を早く安定させるとともに、ノイズ低減を図ることができる。
・ 上記実施形態では、増幅フェーズにおいて、容量C11,C03が並列に接続される。リセットフェーズにおいて、容量C03は放電され、容量C11は、その前のサイクルの電荷をホールドし続ける。次に、増幅フェーズにおいて、容量C03には、容量C01の電荷が蓄積され、容量C11には、その前のサイクルとの差分が蓄積される。その時のオペアンプOP1のゲインは、〔容量C01〕/〔容量C03〕になる。また、容量C11と容量C03とサンプリング周波数の関係により、カットオフ周波数のローパスフィルタとして機能する。ここで、カットオフ周波数fcは以下のように表わされる。
fc=1/2π/(〔C11〕/〔C03〕*1/サンプリング周波数)
・ 上記実施形態では、各軸のX軸増幅部31、Y軸増幅部32、Z軸増幅部33毎に、容量C11,C21,C31を設けた。これにより、各軸の出力電圧を独立して保持することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 上記実施形態では、3軸(X軸、Y軸、Z軸)の加速度センサの出力に利用したが、3軸に限定されるものではない。2軸においても、容量を共通化して共用することにより、回路面積を小さくすることができる。
○ 上記実施形態では、加速度センサの出力回路として適用したが、適用対象はこれに限定されるものではない。
○ 上記実施形態では、容量C03を第1共用回路CC1内に設け、容量C04を第2共用回路CC2内に設けた。これに代えて、容量C03を各軸の増幅部毎に設けてもよい。この場合には、容量C04のみを共用することになる。
10…加速度センサ、11…電圧変換部、20…出力回路、21…制御部、31…X軸
増幅部、32…Y軸増幅部、33…Z軸増幅部、CC1…第1共用回路、CC2…第2共用回路、C01,C02,C11,C21,C31,C13,C23,C33…容量、SX11〜SX13,SX31〜SX33,SY11〜SY13,SY31〜SY33,SZ11〜SZ13,SZ31〜SZ33…スイッチ、OP1〜OP3…オペアンプ。

Claims (5)

  1. 複数のセンサ測定信号が順次、供給される第1容量と、
    前記第1容量の電圧を入力する第1端子と、前記センサ測定信号を補正する基準電圧を入力する第2端子とを備え、センサ毎に設けられた差分増幅回路と、
    前記差分増幅回路毎に、出力端子と前記第1端子との間に設けられたホールド容量と、
    センサ毎にセンサ測定信号を補正するための補正係数値を順次、供給する補正係数生成回路と、
    前記補正係数生成回路からの補正係数値を蓄積し、差分増幅回路の第2端子に供給する第2容量と、
    前記第2容量をセンサ測定信号に同期して各差分増幅回路に接続する第1スイッチ回路と
    を備えたことを特徴とする出力回路。
  2. 前記第1スイッチ回路は、前記第2容量を各差分増幅回路に接続する前に、前記第2容量の両端を短絡させるリセットフェーズを実行することを特徴とする請求項1に記載の出力回路。
  3. 前記差分増幅回路毎に、出力端子と前記第1端子との間に第3容量を接続するための第2スイッチ回路を更に設け、
    前記第2スイッチ回路は、前記第3容量をセンサ測定信号に同期して各差分増幅回路に接続することを特徴とする請求項1又は2に記載の出力回路。
  4. 前記第2スイッチ回路は、前記リセットフェーズにおいて、前記第3容量の両端を短絡させることを特徴とする請求項3に記載の出力回路。
  5. 前記第1容量には、複数の軸の加速度を測定する加速度センサが接続され、センサ測定信号として、前記加速度センサから、各軸の加速度検出信号を時系列に並べた信号を取得することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の出力回路。
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