JP5250577B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ機、アレンジボール機、スロットマシン等の遊技機に関するものである。
例えばパチンコ機等の遊技機では、遊技者の遊技への関与意識を高めて興趣を増大させるため、発射ハンドル等とは別に、遊技者による操作、例えば押圧操作を検出可能な押しボタンスイッチその他の操作検出手段を設け、図柄変動中等の操作有効期間中に遊技者がその押しボタンスイッチ等の操作検出手段を操作し、その操作検出手段によってその操作が検出されることに基づいて、例えば大当たり信頼度等に基づいて所定の処理を実行する機能を搭載したものが知られている(例えば特許文献1)。
特開2004−313653号公報
例えば特許文献1に記載された発明では操作検出手段が1つしか搭載されていないが、演出をより多様化させて遊技性を向上させるべく、操作検出手段を複数搭載することも考えられる。しかしながら、操作検出手段を複数設けても、それらに対応する演出の内容に大差がなければ、単に煩雑となるだけで遊技性を真に向上させることはできない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、複数の操作検出手段に対応する各操作演出の性格を異ならせ、お互いの不足分を補完しつつ全体として遊技性を向上させることが可能な遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、利益状態を発生させるか否かを単位演出期間毎に抽選する利益状態抽選手段76と、該利益状態抽選手段76による抽選で当選することを条件に前記単位演出期間の終了後に前記利益状態を発生させる利益状態発生手段79と、遊技者による所定操作を検出可能な操作検出手段12,13と、該操作検出手段12,13による検出結果に基づく操作演出を制御する操作演出制御手段103とを備え、該操作演出制御手段103は、前記操作演出を行うか否かを前記単位演出期間毎に抽選する操作演出抽選手段104aと、該操作演出抽選手段104aによる抽選で当選することを条件に、前記所定操作を促す操作誘導報知を行わせる操作誘導報知制御手段105aと、前記操作誘導報知が行われ且つ所定の操作有効期間内に前記操作検出手段12,13により前記所定操作が検出されることを条件に所定の操作検出時実行確率で特別処理を実行させる特別処理制御手段107とを備えた遊技機において、前記操作検出手段12,13を複数備え、それら複数の前記操作検出手段12,13は、前記操作演出のうちの第1操作演出に対応する第1操作検出手段12と、同じく第2操作演出に対応する第2操作検出手段13とを含み、前記第1操作演出と前記第2操作演出とのうち、前記単位演出期間毎の出現率が低い方が、その操作演出が出現した場合に前記利益状態が発生する確率である演出実行時信頼度と、前記特別処理が実行された場合に前記利益状態が発生する確率である特別処理実行時信頼度共に高くなるように構成されている。
本発明によれば、一方の操作演出については出現率は高いが操作検出時に特別処理が実行されても利益状態が発生する可能性は低く、他方の操作演出については出現率は低いが操作検出時に特別処理が実行されれば利益状態が発生する可能性が高いというように2つの操作検出手段12,13に対応する各操作演出の性格を大きく異ならせることができ、お互いの不足分を補完しつつ全体として遊技性を向上させることが可能である。
本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の全体正面図である。 同じく前面板の平面図である。 同じく第1演出用操作手段の装着部位の側面断面図である。 同じく制御系のブロック図である。 同じく第1,第2操作演出に関する演出あり/なし等の抽選における変動パターン毎の振分率の設定及び出現率の一例である。 同じく操作演出決定処理のフローチャートである。 同じく操作演出管理処理のフローチャートである。 同じく第1(第2)操作誘導報知開始処理のフローチャートである。 同じく操作入力管理処理のフローチャートである。 同じく特別処理制御処理のフローチャートである。 同じく第1操作演出における各フラグ、タイマ等の履歴の一例である。 同じく演出画像表示手段に表示される第1,第2操作誘導画像の一例である。 本発明の第2の実施形態を示す第2操作演出に関する演出あり/なし等の抽選における変動パターン毎の振分率の設定の一例である。 同じく操作演出決定処理のフローチャートである。 同じく操作演出管理処理のフローチャートである。 同じく操作入力管理処理のフローチャートである。 同じく第2操作演出における各フラグ、タイマ等の履歴の一例である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図12は本発明をパチンコ機に採用した第1の実施形態を例示している。図1において、遊技機本体1は、矩形状の外枠2と、この外枠2の前側に左右一側、例えば左側のヒンジ3により開閉自在に枢着された前枠4とを備えている。前枠4の前側には、ガラス扉5と前面板6とが上下に配置され、夫々ヒンジ3と同じ側のヒンジ7により前枠4に開閉自在に枢支されている。
前面板6の前側には、図1及び図2に示すように、払い出し手段(図示省略)から払い出された遊技球を貯留して発射手段(図示省略)に供給する上皿8が上部側に配置され、またその上皿8の下側には、例えば上皿8が満杯のときにその余剰球を貯留する下皿9が左端側に、発射手段を作動させるための発射ハンドル10が右端側に夫々設けられている。更に、上皿8等を前側から覆う上皿カバー11上には、例えば左右方向の左端側に第1操作ボタン(第1操作検出手段)12が、略中央に第2操作ボタン(第2操作検出手段)13が、右端側に球貸し操作手段14が夫々配置されている。
第1操作ボタン12は、遊技者の押圧操作(所定操作の一例)を検出可能な押しボタン式の操作検出手段で、図1,図2に示すように例えば平坦な略楕円形の操作ボタン部15を有し、この操作ボタン部15が内部の弾性部材による付勢力に抗して押圧操作されたとき、その操作ボタン部15の移動によって内部の検出スイッチ(図示省略)がONに切り替わるように構成されている。この第1操作ボタン12は、後述する第1操作演出で用いられるもので、第1操作演出が開始されて第1操作ボタン12の操作を促す第1操作誘導報知が行われ、所定の第1操作有効期間中にこの第1操作ボタン12が押圧操作されることを条件に、後述する第1特別処理が所定の確率で実行されるようになっている。
第2操作ボタン13は、遊技者の押圧操作(所定操作の一例)を検出可能な押しボタン式の操作検出手段で、図1〜図3に示すように例えばドーム型の操作ボタン部16を有し、この操作ボタン部16が内部の戻しバネ33による付勢力に抗して押圧操作されたとき、その操作ボタン部16の移動によって内部の検出スイッチ(図示省略)がONに切り替わるように構成されている。この第2操作ボタン13は、後述する第2操作演出で用いられるもので、第2操作演出が開始されて第2操作ボタン13の操作を促す第2操作誘導報知が行われ、所定の第2操作有効期間中にこの第2操作ボタン13が押圧操作されることを条件に、後述する第2特別処理が所定の確率で実行されるようになっている。
第2操作ボタン13は、図3に示すように、回転灯20と、この回転灯20を覆う発光カバーを兼ねる操作ボタン部16と、例えば上皿カバー11に固定され且つ操作ボタン部16を回転灯20の回転軸21の方向に押圧操作可能に保持する支持枠22と、操作ボタン部16の外周に套嵌され且つ上端外周が上皿カバー11の開口部23に嵌合する反射カバー24とを備え、操作ボタン部16を前斜め上向きに突出させた状態で上皿カバー11内に配置されている。
回転灯20は、回転軸21を取り囲むように固定的に配置され且つその表側(操作ボタン部16側)に発光体としての複数のLED25が配置されたLED基板26と、このLED基板26の表側に沿って配置され且つ回転軸21を介して回転可能に支持された回転レンズ部27と、この回転レンズ部27の表側の外周部近傍に固定され且つLED25から発せられて回転レンズ部27を軸方向に透過した光を径方向外側に向けて反射する反射板28と、回転レンズ部27及び反射板28を回転軸21、ギヤ29a等を介して回転駆動するステッピングモータ等の駆動手段29と、それらLED基板26、回転レンズ部27、駆動手段29等を支持する支持ケース30等を備え、この支持ケース30が、例えば支持枠22を介して上皿カバー11に固定されている。
回転レンズ部27は透明な合成樹脂製で、例えば表側に突出する凸レンズ部27aが回転軸21の周方向に連続するリング状に形成されており、LED基板26上にはその凸レンズ部27aの裏側に対応するようにLED25が周方向に例えば等ピッチで配置されている。反射板28は、凸レンズ部27aの外周側に配置され、基部側から先端部側にかけて徐々に回転レンズ部27の中心側に湾曲しており、その内面が凹面状の反射面28aとなっている。LED25から発せられた光は、回転レンズ部27を通過する際にその多くが凸レンズ部27aで集光されて軸方向に進み、その一部が、回転レンズ部27と共に回転する反射板28の反射面28aにぶつかって径方向外側に反射される。なお、操作ボタン部16の外周側に配置される反射カバー24の内面側には、軸方向上向きに開く略漏斗状の反射面24aが形成されており、反射板28によって径方向外側に反射された光は操作ボタン部16を通過し、反射カバー24の反射面24aで軸方向に反射されるようになっている。
操作ボタン部16は、例えば着色透明の合成樹脂製で、回転灯20の回転レンズ部27及び反射板28を覆う略半球状に形成され、その先端側の一部が突出するように反射カバー24内に外向きに嵌合している。操作ボタン部16は、回転レンズ部27の外周側に配置された可動リング31、この可動リング31の裏側に固定された複数の摺動案内軸32を介して支持枠22に対して回転軸21方向に移動自在に保持されると共に戻しバネ33によって軸方向外向きに弾性付勢されており、この戻しバネ33の付勢力に抗して押圧操作されることにより軸方向に所定距離移動したとき、図示しない検出スイッチがONになるように構成されている。
また前枠4には、ガラス扉5の後側に対応して遊技盤41が着脱自在に装着されている。遊技盤41の前面側には、図1に示すように、発射手段から発射された遊技球を案内するガイドレール42が環状に装着されると共に、そのガイドレール42の内側の遊技領域43に、センターケース44、普通図柄始動手段45、特別図柄始動手段46、大入賞手段47、普通入賞手段48等の各種遊技部品が配置されている。
センターケース44には、液晶式等の画像表示手段35の他、可動体50、普通図柄表示手段51、特別図柄表示手段52、普通保留個数表示手段53等が設けられている。画像表示手段35は、演出図柄表示手段54、特別保留個数表示手段55、演出画像表示手段56等を構成している。
普通図柄表示手段51は、普通図柄を変動表示するためのもので、例えば「○」「×」の2種類の普通図柄に対応する2個の発光体(例えばLED)により構成されており、通過ゲート等よりなる普通図柄始動手段45が遊技球を検出することを条件にそれら2つの発光体が所定時間交互に点滅して、普通図柄始動手段45による遊技球検出時に取得された当たり判定乱数値が予め定められた当たり判定値と一致する場合には当たり態様に対応する「○」側の発光体が発光した状態で、それ以外の場合には外れ態様に対応する「×」側の発光体が発光した状態で、点滅が終了するようになっている。
また、普通図柄表示手段51の変動表示中、又は後述する普通利益状態中に普通図柄始動手段45が遊技球を検出した場合には、その検出時に取得された当たり判定乱数値が予め定められた上限保留個数、例えば4個を限度として記憶されると共に、例えば上限保留個数と同数の発光体よりなる普通保留個数表示手段53がその発光個数により当たり判定乱数値の記憶個数(以下、普通保留個数という)を表示して、その時点での普通保留個数を遊技者に報知するようになっている。
特別図柄始動手段46は、特別図柄表示手段52による図柄変動を開始させるためのもので、上下2つの特別始動口46a,46bと、下特別始動口46bを開閉する開閉手段58とを備え、例えばセンターケース44の下側に配置されている。上特別始動口46aは、開閉手段等を有しない非作動式入賞口である。下特別始動口46bは、開閉手段58により遊技球が入賞可能な開状態と入賞不可能な閉状態とに切り換え可能な作動式入賞口で、普通図柄表示手段51の変動後の停止図柄が当たり態様となって普通利益状態が発生したときに、開閉手段58が所定時間、所定回数だけ閉状態から開状態に変化するように構成されている。
特別図柄表示手段52は、1個又は複数個、例えば1個の特別図柄を変動表示可能な7セグメント式等の表示手段により構成されており、特別図柄始動手段46が遊技球を検出すること、即ち上下2つの特別始動口46a,46bの何れかに遊技球が入賞することを条件に特別図柄を所定時間変動表示して、特別始動口46a,46bへの入賞時に取得された大当たり判定乱数値が予め定められた大当たり判定値と一致する場合には所定の大当たり態様で、それ以外の場合には外れ態様で停止するようになっている。特別図柄には、例えば大当たり態様及び外れ態様が夫々1又は複数種類ずつ設けられている。なお、それら各態様には夫々数字図柄等を割り当ててもよいし、遊技者がその特別図柄の種類を容易に区別できないように、任意の線や点の組み合わせのようなそれ自体としては特別な意味を持たない図柄を割り当ててもよい。
また、特別図柄の変動表示中、又は後述する特別利益状態中に特別始動口46a,46bに遊技球が入賞した場合には、その入賞時に取得された大当たり判定乱数値等が夫々所定の上限保留個数、例えば各4個を限度として記憶されると共に、特別保留個数表示手段55が大当たり判定乱数値の記憶個数(以下、特別保留個数という)を表示して、その時点での特別保留個数を遊技者に報知するようになっている。
演出図柄表示手段54は、例えば特別図柄表示手段52による特別図柄の変動表示と並行して演出図柄を変動表示するもので、1個又は複数個、例えば左右方向に3個の演出図柄を例えば各種の演出画像と共に画像表示手段35の表示画面35aに変動表示可能に構成されており、特別図柄始動手段46が遊技球を検出すること、即ち上下2つの特別始動口46a,46bの何れかに遊技球が入賞することを条件に特別図柄の変動開始と同時に所定の変動パターンに従って演出図柄の変動を開始すると共に、特別図柄の変動停止と同時に最終停止するように、演出図柄を左、右、中等の所定の順序で停止させるようになっている。
演出図柄には、例えば「0」〜「9」の10種類の数字図柄が用いられ、「6・6・6」「7・7・7」等、3つの図柄が全て同じ図柄で揃ったものが大当たり態様、少なくとも1つの図柄が異なるものが外れ態様となっている。なお、本実施形態では、特別図柄が大当たり態様となる場合には演出図柄も大当たり態様となり、特別図柄が外れ態様となる場合には演出図柄も外れ態様となるものとする。なお、演出図柄表示手段54は、特別図柄の変動内容とは直接関係のない演出を行う場合があってもよい。
演出画像表示手段56は、第1操作演出中における第1操作誘導報知、第2操作演出中における第2操作誘導報知等を行うもので、例えば画像表示手段35の表示画面35a上の所定位置に設けられており、例えば第1操作演出中の所定の第1操作有効期間中に、例えば第1操作ボタン12が押圧操作されるアニメーション画像等よりなる第1操作誘導画像を表示する第1操作誘導報知を行い、また第2操作演出中の所定の第2操作有効期間中に、例えば第2操作ボタン13が押圧操作されるアニメーション画像等よりなる第2操作誘導画像を表示する第2操作誘導報知を行うように構成されている。
大入賞手段47は、遊技球が入賞可能な開状態と入賞不可能な閉状態とに切り換え可能な開閉板59を備えた開閉式入賞手段で、特別図柄表示手段52の変動後の特別図柄が大当たり態様となることに基づいて特別利益状態が発生したときに、開閉板59が所定の開放パターンに従って前側に開放して、その上に落下した遊技球を内部へと入賞させるようになっている。
図4は本パチンコ機の制御系のブロック図である。図4において、61は主制御基板、62は演出制御基板で、これら各制御基板61,62は、遊技盤41に装着されたセンターケース44、その他の複数個の遊技部品を裏側から一括して覆う裏カバーの裏側等、前枠4及び遊技盤41を含む遊技機本体1の裏側の適宜箇所に着脱自在に装着された基板ケースに夫々収納されている。
主制御基板61は、主に遊技盤41側の遊技動作に関わる制御を行うためのもので、CPU,ROM,RAM等により構成される普通利益状態抽選手段71、普通停止図柄選択手段72、変動時間選択手段73、普通利益状態発生手段74、普通図柄表示制御手段75、特別利益状態抽選手段76、特別停止図柄選択手段77、変動パターン選択手段78、特別利益状態発生手段79、特別図柄表示制御手段80、制御コマンド送信手段81等を備えている。
普通利益状態抽選手段71は、普通利益状態を発生させるか否かを乱数抽選により決定するもので、普通図柄始動手段45が遊技球を検出する毎に、所定の乱数生成手段から当たり判定乱数値を取得して予め定められた上限保留個数(例えば4個)を限度として記憶すると共に、普通図柄表示手段51が変動表示可能な状態となり且つ1個以上の当たり判定乱数値が記憶されていること(普通保留個数が1以上であること)を条件に、その時点で記憶されている中で最も早く記憶された当たり判定乱数値を取り出し、その当たり判定乱数値が予め定められた当たり判定値と一致するか否かに応じて当たり/外れの判定を行うように構成されている。
普通停止図柄選択手段72は、普通図柄の変動後の停止図柄の種類を選択するものである。本実施形態では、当たり態様と外れ態様に対応するのは各1種類の図柄のみであるため、当たり判定機能による当たり/外れの判定結果に基づいて、当たり判定の場合には 「○」が、外れ判定の場合には「×」が画一的に選択される。変動時間選択手段73は、普通図柄の変動時間を選択するものである。
普通利益状態発生手段74は、普通利益状態抽選手段71による当たり/外れの抽選結果が当たりとなり、普通図柄表示手段51の変動後の停止図柄が当たり態様となったときに、下特別始動口46bの開閉手段58を複数種類の開閉パターンの何れかに従って開状態に変化させるようになっている。
普通図柄表示制御手段75は、普通図柄表示手段51の表示制御を行うもので、普通図柄表示手段51が変動表示可能な状態となり且つ普通保留個数が1以上であることを条件に普通図柄表示手段51による普通図柄の変動を開始させ、変動時間選択手段73で選択された変動時間が経過することに基づいて、普通停止図柄選択手段72で選択された停止図柄で普通図柄の変動を停止させるようになっている。
特別利益状態抽選手段(利益状態抽選手段)76は、特別利益状態を発生させるか否かを乱数抽選により決定するもので、特別図柄始動手段46に遊技球が入賞する毎に、所定の乱数生成手段から大当たり判定乱数値及び大当たり図柄乱数値を1個ずつ取得して予め定められた上限保留個数(例えば各4個)を限度として記憶すると共に、特別図柄表示手段52が変動表示可能な状態となり且つ1個以上の大当たり判定乱数値が記憶されていること(特別保留個数が1以上であること)を条件に、その時点で記憶されている中で最も早く記憶された大当たり判定乱数値を取り出し、その大当たり判定乱数値が予め定められた大当たり判定値と一致するか否かに応じて大当たり/外れの判定を行うように構成されている。
特別停止図柄選択手段77は、特別図柄の変動後の停止図柄を選択するもので、例えば特別利益状態抽選手段76による大当たり/外れの抽選結果が大当たり(当選)であった場合には、大当たり判定乱数値と共に記憶されていた大当たり図柄乱数値に基づいて複数種類の大当たり態様の何れかを選択し、大当たり/外れの抽選結果が外れであった場合には、所定の乱数生成手段から取得した外れ図柄乱数値に基づいて複数種類の外れ態様の何れかを選択するように構成されている。
変動パターン選択手段78は、演出図柄の変動パターンを選択するもので、例えば特別利益状態抽選手段76による大当たり/外れの抽選結果が大当たり(当選)であった場合には1又は複数種類のリーチ大当たり変動パターンの何れかを、大当たり/外れの抽選結果が外れであった場合には特別停止図柄選択手段77により選択された停止図柄がリーチ態様であるか否かに応じて1又は複数種類のリーチ外れ変動パターン又はリーチなし外れ変動パターンの何れかを、所定の乱数生成手段から取得した変動パターン乱数値に基づいて選択するように構成されている。
本実施形態では、図5に示すように、リーチなし外れ変動パターンとしてリーチなし外れ1、リーチなし外れ2の2種類が、リーチ外れ変動パターンとしてノーマルリーチ外れ1、ノーマルリーチ外れ2、スーパーリーチ外れ1、スーパーリーチ外れ2の4種類が、リーチ大当たり変動パターンとしてノーマルリーチ大当たり1、ノーマルリーチ大当たり2、スーパーリーチ大当たり1、スーパーリーチ大当たり2の4種類が夫々設けられており、特別利益状態抽選手段76による大当たり確率を1/100とすると、それら全10種類の変動パターンの選択率(%)は、図5に示すように夫々40,20,20,10,5,4,0.05,0.05,0.6,0.3に設定されているものとする。
特別利益状態発生手段(利益状態発生手段)79は、大入賞手段47を所定の開放パターンに従って開放する特別利益状態を発生させるためのもので、特別利益状態抽選手段76による大当たり/外れの抽選結果が大当たり(当選)となり、特別図柄表示手段52による特別図柄の変動後の停止図柄が大当たり態様となることに基づいて特別利益状態を発生させるようになっている。本実施形態の開放パターンは、大入賞手段47の開放から所定時間(例えば28秒)経過するか、それまでに所定個数(例えば9個)の遊技球が入賞することを条件に大入賞手段47を閉鎖する動作を、所定ラウンド数(例えば15ラウンド)行うように設定されているものとするが、複数種類の開放パターンを設け、例えば大当たり図柄乱数値に基づいてそれらの何れかを選択するように構成してもよい。
特別図柄表示制御手段80は、特別図柄表示手段52の表示制御を行うもので、特別図柄表示手段52が変動表示可能な状態となり且つ特別保留個数が1以上であることを条件に特別図柄表示手段52による特別図柄の変動を開始させ、変動パターン選択手段78で選択された変動パターンに対応する変動時間が経過することに基づいて、特別停止図柄選択手段77で選択された停止図柄で特別図柄の変動を停止させるようになっている。
制御コマンド送信手段81は、所定の制御コマンドを一方向通信により演出制御基板62等のサブ制御基板側に送信して制御指令を与えるためのもので、変動パターン選択手段78で選択された変動パターンを指定する変動パターン指定コマンド、特別停止図柄選択手段77で選択された特別停止図柄を指定する特別停止図柄指定コマンド、特別図柄の停止を指示する変動停止コマンド等を演出制御基板62に送信する機能、特別保留個数を指定する特別保留個数指定コマンドを演出制御基板62に送信する機能等を備えている。
演出制御基板62は、演出図柄表示手段54、特別保留個数表示手段55、演出画像表示手段56、回転灯20、音声出力手段91、ランプ手段92等の各種演出手段を制御するためのもので、特別保留個数表示制御手段101、演出図柄制御手段102、操作演出制御手段103等を備えている。
特別保留個数表示制御手段101は、特別保留個数表示手段55の表示制御を行うもので、特別図柄始動手段46により新たに遊技球が検出され、主制御基板61から特別保留個数指定コマンドを受信したときに、その特別保留個数指定コマンドが第何番目の保留記憶に対応するものであるかに基づいて、画像表示手段35の表示画面35a上の所定位置にシンボルXを1個追加的に表示し、また例えば主制御基板61から変動パターン指定コマンドを受信したときに、表示中の1番目のシンボルXを消去すると共に、2番目以降のシンボルXが表示されている場合にはそれらを1つずつ前側にシフトするようになっている。
演出図柄制御手段102は、演出図柄表示手段54の表示制御及びそれに伴う音声出力手段91、ランプ手段92の制御を行うもので、主制御基板61から変動パターン指定コマンドを受信した場合に、指定された変動パターンに基づいて演出図柄表示手段54による演出図柄の変動及びそれに伴う音声出力、ランプ発光を開始させると共に、変動停止コマンドを受信したときに、特別停止図柄指定コマンドと変動パターン指定コマンドとに基づいて選択された停止図柄で演出図柄の変動を停止、確定させ、またそれに伴う音声出力、ランプ発光を行わせるようになっている。
操作演出制御手段103は、遊技者による所定操作を伴う操作演出を制御するもので、操作演出決定手段104、操作演出管理手段105、操作入力管理手段106、特別処理制御手段107等を備えている。操作演出は、例えば特別図柄及び演出図柄の図柄変動中の各期間を単位演出期間として、その図柄変動(単位演出期間)毎に所定の確率で実行され、その操作演出中の所定の操作有効期間中に遊技者が所定操作を行った場合に、例えばその図柄変動における変動パターンに対応する所定の確率で所定の特別処理が実行されるようになっている。
本実施形態では、第1操作演出と第2操作演出の2種類の操作演出を実行可能であるとする。第1操作演出は、遊技者による第1操作ボタン12の操作を伴う操作演出で、この第1操作演出中の所定の操作有効期間中に遊技者が第1操作ボタン12を操作した場合に、複数種類の第1特別処理のうちの何れか、例えば演出図柄の背景色を青色に変更する 「青背景処理」と赤色に変更する「赤背景処理」との何れかが、変動パターンに応じた所定の確率で実行されるようになっている。一方の第2操作演出は、遊技者による第2操作ボタン13の操作を伴う操作演出で、この第2操作演出中の所定の操作有効期間中に遊技者が第2操作ボタン13を操作した場合に、1種類の第2特別処理、例えば回転灯20を作動させる「回転灯作動処理」が、変動パターンに応じた所定の確率で実行されるようになっている。
操作演出決定手段104は、第1,第2操作演出を行うか否かを夫々単位演出期間毎、即ち特別図柄の図柄変動毎に決定するもので、操作演出抽選手段104a等を備えており、例えば主制御基板61から変動パターン指定コマンドを受信することを条件に図6に示す操作演出決定処理を実行するように構成されている。即ち、操作演出決定手段104による操作演出決定処理は、特別図柄の変動開始毎に実行される。
この操作演出決定処理(図6)では、まず操作演出抽選手段104aにより、第1操作演出を行うか否か、及び第1操作演出を行う場合には第1特別処理の種類(ここでは青背景処理と赤背景処理の何れか)が抽選により決定される(S1)。このS1における抽選では、例えば0〜99の間で繰り返し生成される第1操作演出判定乱数値が1個取得され、その乱数値に応じて「演出なし」、「演出あり:青背景処理」、「演出あり:赤背景処理」の3種類の何れかが選択される。このように本実施形態では、演出ありの場合には青背景処理と赤背景処理との何れかが必ず選択されるため、操作有効期間中に第1操作ボタン12が操作された場合に第1特別処理が実行される確率である操作検出時実行確率は100%である。
ここで、それら「演出なし」、「演出あり:青背景処理」、「演出あり:赤背景処理」に対する振分率は、図5(a)に示すように変動パターンに応じて予め定められており、例えばリーチなし外れ1変動パターンの場合には90:10:0、ノーマルリーチ外れ2の場合には50:40:10、スーパーリーチ大当たり2の場合には20:10:70などとなっている。
なお、図5(a)の振分率の設定より明らかなように、外れ変動パターンの場合には赤背景処理に比べて青背景処理の振分率が高いのに対し、大当たり変動パターンの場合には逆に青背景処理に比べて赤背景処理の振分率が高くなっているため、大当たりとなる信頼度は青背景処理(0.8%)よりも赤背景処理(11.6%)の方が高くなっている。
このS1の抽選で当選した場合、即ち第1操作演出を行う旨の「演出あり:青背景処理」、「演出あり:赤背景処理」の何れかが選択された場合には(S2:Yes)、続くS3以下の処理が実行される。即ち、図11のP1に示すように、第1操作演出を実行するか否かを示す第1操作演出実行フラグF1aがONに切り換えられ(S3)、第1演出誘導報知を実行するまでの時間を計時するための第1管理タイマT1aに初期値が設定される(S4)。
このS4においては、例えば特別図柄の変動開始から5秒後に第1演出誘導報知を実行する場合には、5秒に対応する計数値が初期値として第1管理タイマT1aにセットされる。第1演出誘導報知を実行するまでの時間は、例えば予め変動パターン毎に設定されるが、複数の中からその都度抽選等により選択するようにしてもよい。なお、第1管理タイマT1aの値は、所定の減算手段により、所定時間経過毎にその経過時間に対応する値が逐次減算されるようになっている。
また、第1特別処理フラグF2aに、S1の抽選で選択された第1特別処理の種類に応じた値、例えば青背景処理が選択された場合には0が、赤背景処理が選択された場合には1がセットされる(S5〜S7)。
これらS3〜S7の処理が終了するか、又はS1の抽選で「演出なし」が選択された場合には(S2:No)、操作演出抽選手段104aにより、第2操作演出を行うか否か、及び第2操作演出を行う場合には第2特別処理を実行するか否かが抽選により決定される(S8)。なお、このS8の処理は、S3〜S7の前にS1の処理と略同時に行ってもよい。このS8における抽選では、例えば0〜99の間で繰り返し生成される第2操作演出判定乱数値が1個取得され、その乱数値に応じて「演出なし」、「演出あり:特別処理なし」、「演出あり:特別処理あり」の3種類の何れかが選択される。
ここで、それら「演出なし」、「演出あり:特別処理なし」、「演出あり:特別処理あり」に対する振分率は、図5(b)に示すように変動パターンに応じて予め定められており、例えばリーチなし外れ1変動パターンの場合には100:0:0、ノーマルリーチ外れ2の場合には90:10:0、スーパーリーチ大当たり2の場合には0:0:100などとなっている。
なお、図5(b)の振分率の設定より明らかなように、第2操作演出では、演出ありの場合に特別処理ありとなる確率、即ち操作有効期間中に第2操作ボタン13が操作された場合に第2特別処理が実行される確率である操作検出時実行確率は50%であり、第1操作演出の100%よりも低くなっている。
このS8の抽選で当選した場合、即ち第2操作演出を行う旨の「演出あり:特別処理なし」、「演出あり:特別処理あり」の何れかが選択された場合には(S9:Yes)、続くS11以下の処理が実行される。即ち、第2操作演出を実行するか否かを示す第2操作演出実行フラグF1bがONに切り換えられ(S10)、第2演出誘導報知を実行するまでの時間を計時するための第2管理タイマT1bに初期値が設定される(S11)。
そして、第2特別処理フラグF2bに、S8における第2特別処理を実行するか否かの抽選結果に応じた値、例えば第2特別処理を実行しない場合には0が、実行する場合には1がセットされ(S12〜S14)、操作演出決定処理は終了する。
なお、図5(a)(b)を比較すると、単位演出期間毎の出現率は、第1操作演出が31.295%であるのに対し第2操作演出は3.170%で、第1操作演出の方が圧倒的に高いのに対し、特別処理が実行された場合にその図柄変動で大当たりとなる確率である特別処理実行時信頼度は、第1操作演出が2.2%であるのに対し第2操作演出は100%で、逆に第2操作演出の方が圧倒的に高くなっている。
操作演出管理手段105は、第1,第2操作演出における第1,第2操作誘導報知の開始タイミング等を管理するもので、操作誘導報知を行わせる操作誘導報知制御手段105a等を備え、図7に示す操作演出管理処理を、例えば定期割り込みにより所定時間間隔で実行されるようになっている。
この操作演出管理処理(図7)では、まず第1操作演出実行フラグF1aの判定が行われる(S21)。このS21において第1操作演出実行フラグF1aがONである、即ち第1操作演出を実行する旨の抽選結果が得られたと判定された場合には(S21:ON)、第1管理タイマT1aの値が0であるか否か、即ち特別図柄の変動開始から所定時間が経過して第1演出誘導報知を開始するタイミングに到達したか否かが判定される(S22)。
S22において第1管理タイマT1aの値が0、即ち特別図柄の変動開始から所定時間が経過して第1操作誘導報知を開始するタイミングに到達したと判定された場合には(S22:Yes)、図11のP2に示すように、第1操作演出実行フラグF1aがOFFに切り換えられる(S23)と共に、操作誘導報知制御手段105aによる第1操作誘導報知開始処理(S24)が実行される。
この第1操作誘導報知開始処理(図8)では、図11のP2に示すように、第1操作ボタン12の操作が有効な第1操作有効期間中であることを示す第1操作有効フラグF3aがONに切り換えられ(S31)、また第1操作有効期間終了までの時間を計時するための第1有効タイマT2aに初期値が設定され(S32)、第1操作誘導報知が開始される(S33)。このように本実施形態では、第1操作演出を行う旨の抽選結果が得られた場合には、単位演出期間中(特別図柄の変動中)の所定のタイミングで、第1操作有効期間が開始されると同時に第1操作誘導報知が開始されるようになっている。
S32においては、第1操作有効期間の継続時間が例えば10秒である場合にはその10秒に対応する計数値が初期値として第1有効タイマT2aにセットされる。第1操作有効期間の継続時間は、例えば予め変動パターン毎に設定される。なお、第1有効タイマT2aの値は、所定の減算手段により、所定時間経過毎にその経過時間に対応する値が逐次減算されるようになっている。
また、S33の第1操作誘導報知は、遊技者に第1操作ボタン12の操作を促すためのもので、例えば図12(a)に示すように第1操作ボタン12が押圧操作されるアニメーション画像等よりなる第1操作誘導画像が演出画像表示手段56上に表示されると共に、それに合わせて所定の効果音や所定パターンでのランプ発光等が行われるようになっている。
なお本実施形態では、仮に第1操作演出と第2操作演出との両方に当選したとしても (図6のS1,S8)、第1操作有効期間と、第2操作ボタン13の操作が有効な第2操作有効期間とは互いに重ならないように設定されているものとする。従って、以上の第1操作誘導報知開始処理(S24)が実行された後は、S25以下の処理を行うことなく操作演出管理処理は終了するようになっている。
S21において第1操作演出実行フラグF1aがOFFであると判定された場合(S21:OFF)、及びS22において第1管理タイマT1aの値が0でない、即ち第1演出誘導報知を開始するタイミングには未だ到達していないと判定された場合(S22:No)には、第2操作演出実行フラグF1bの判定が行われる(S25)。このS25において第2操作演出実行フラグF1bがOFFである、即ち第2操作演出を実行しない旨の抽選結果が得られたと判定された場合には(S25:OFF)、ここで操作演出管理処理は終了する。
S25において第2操作演出実行フラグF1bがONである、即ち第2操作演出を実行する旨の抽選結果が得られたと判定された場合には(S25:ON)、第2管理タイマT1bの値が0であるか否か、即ち特別図柄の変動開始から所定時間が経過して第2演出誘導報知を開始するタイミングに到達したか否かが判定される(S26)。このS26において第2管理タイマT1bの値が0でない、即ち第2演出誘導報知を開始するタイミングには未だ到達していないと判定された場合には(S26:No)、ここで操作演出管理処理は終了する。
S26において第2管理タイマT1bの値が0、即ち特別図柄の変動開始から所定時間が経過して第2演出誘導報知を開始するタイミングに到達したと判定された場合には(S26:Yes)、第2操作演出実行フラグF1bがOFFに切り換えられる(S27)と共に、操作誘導報知制御手段105aによる第2操作誘導報知開始処理(S28)が実行される。
この第2操作誘導報知開始処理(図8)では、第1操作誘導報知開始処理と同様、第2操作ボタン13の操作が有効な第2操作有効期間中であることを示す第2操作有効フラグF3bがONに切り換えられ(S31)、また第2操作有効期間終了までの時間を計時するための第2有効タイマT2bに初期値が設定され(S32)、第2操作誘導報知が開始される(S33)。このように本実施形態では、第2操作演出を行う旨の抽選結果が得られた場合には、単位演出期間中(特別図柄の変動中)の所定のタイミングで、第2操作有効期間が開始されると同時に第2操作誘導報知が開始されるようになっている。
S32においては、第2操作有効期間の継続時間が例えば10秒である場合にはその10秒に対応する計数値が初期値として第2有効タイマT2bにセットされる。第2操作有効期間の継続時間は、例えば予め変動パターン毎に設定される。ここで、第2操作有効期間の継続時間は第1操作有効期間の継続時間と異なっていてもよい。なお、第2有効タイマT2bの値は、所定の減算手段により、所定時間経過毎にその経過時間に対応する値が逐次減算されるようになっている。
また、S33の第2操作誘導報知は、遊技者に第2操作ボタン13の操作を促すためのもので、例えば図12(b)に示すように第2操作ボタン13が押圧操作されるアニメーション画像等よりなる第2操作誘導画像が演出画像表示手段56上に表示されると共に、それに合わせて所定の効果音や所定パターンでのランプ発光等が行われるようになっている。
操作入力管理手段106は、第1,第2操作有効期間中における第1,第2操作ボタン12,13の操作状況等を管理するもので、図9に示す操作入力管理処理を、例えば定期割り込みにより所定時間間隔で実行されるようになっている。
この操作入力管理処理(図9)では、まず第1操作有効フラグF3aの判定が行われる(S41)。このS41において第1操作有効フラグF3aがONである、即ち第1操作有効期間中であると判定された場合には(S41:ON)、第1有効タイマT2aの値が0であるか否か、即ち第1操作有効期間の開始から所定時間が経過してその終了時期に到達したか否かが判定される(S42)。
S42において第1有効タイマT2aの値が0でない、即ち未だ第1操作有効期間の終了時期には到達していないと判定された場合には(S42:≠0)、第1操作ボタン12の操作が検出されたか否かが判定される(S43)。そして、第1操作ボタン12の操作が検出されなかったと判定された場合には(S43:No)、ここで操作入力管理処理は終了する。
S43において第1操作ボタン12の操作が検出されたと判定された場合には(S43:Yes)、図11のP3に示すように、第1操作有効期間中に第1操作ボタン12が操作されたことを示す第1操作フラグF4aがONに切り換えられる(S44)と共に、第1操作有効フラグF3aがOFFに切り換えられ(S45)、第1有効タイマT2aがクリアされ(S46)、第1操作誘導報知が停止され(S47)、操作入力管理処理は終了する。即ち、第1操作有効期間中に第1操作ボタン12が操作された場合には、その時点で第1操作有効期間は終了し、第1操作誘導報知も終了する。
一方、図11のP3aに示すように、S42において第1有効タイマT2aの値が0である、即ち第1操作有効期間の開始から所定時間が経過してその終了時期に到達したと判定された場合には(S42:=0)、S43,S44はスキップされてS45〜S47の処理が実行される。即ち、第1操作ボタン12が操作されることなく第1操作有効期間が経過した場合には、その第1操作有効期間の終了と同時に第1操作誘導報知が停止され、第1特別処理(青背景処理又は赤背景処理)が実行されることなくそのまま第1操作演出は終了する。
S41において第1操作有効フラグF3aがOFFである、即ち第1操作有効期間中でないと判定された場合には(S41:OFF)、続いて第2操作有効フラグF3bの判定が行われる(S48)。このS48において第2操作有効フラグF3bがOFFである、即ち第2操作有効期間中でないと判定された場合には(S48:OFF)、ここで操作入力管理処理は終了する。
S48において第2操作有効フラグF3bがONである、即ち第2操作有効期間中であると判定された場合には(S48:ON)、第2有効タイマT2bの値が0であるか否か、即ち第2操作有効期間の開始から所定時間が経過してその終了時期に到達したか否かが判定される(S49)。
S49において第2有効タイマT2bの値が0でない、即ち未だ第2操作有効期間の終了時期には到達していないと判定された場合には(S49:≠0)、第2操作ボタン13の操作が検出されたか否かが判定される(S50)。そして、第2操作ボタン13の操作が検出されなかったと判定された場合には(S50:No)、ここで操作入力管理処理は終了する。
S50において第2操作ボタン13の操作が検出されたと判定された場合には(S50:Yes)、第2操作有効期間中に第2操作ボタン13が操作されたことを示す第2操作フラグF4bがONに切り換えられる(S51)と共に、第2操作有効フラグF3bがOFFに切り換えられ(S52)、第2有効タイマT2bがクリアされ(S53)、第2操作誘導報知が停止され(S54)、操作入力管理処理は終了する。即ち、第2操作有効期間中に第2操作ボタン13が操作された場合には、その時点で第2操作有効期間は終了し、第2操作誘導報知も終了する。
一方、S49において第2有効タイマT2bの値が0である、即ち第2操作有効期間の開始から所定時間が経過してその終了時期に到達したと判定された場合には(S49:=0)、S50,S51はスキップされてS52〜S54の処理が実行される。即ち、第2操作ボタン13が操作されることなく第2操作有効期間が経過した場合には、その第2操作有効期間の終了と同時に第2操作誘導報知が停止され、第2特別処理(回転灯作動処理)が実行されることなくそのまま第2操作演出は終了する。
特別処理制御手段107は、第1,第2操作有効期間中に第1,第2操作ボタン12,13が操作された場合の第1,第2特別処理を制御するもので、図10に示す特別処理制御処理を、例えば定期割り込みにより所定時間間隔で実行されるようになっている。
この特別処理制御処理(図10)では、まず第1操作フラグF4aの判定が行われる (S61)。このS61において第1操作フラグF4aがONである、即ち第1操作有効期間中に第1操作ボタン12が操作されたと判定された場合には(S61:ON)、図11のP3に示すように、第1操作フラグF4aがOFFに切り換えられ(S62)、第1特別処理フラグF2aの値に対応する第1特別処理が実行される(S63〜S65)。即ち、S63において第1特別処理フラグF2aの値が0であると判定された場合には、演出図柄表示手段54の背景色が青に変化する青背景処理が実行され(S64)、第1特別処理フラグF2aの値が1であると判定された場合には、演出図柄表示手段54の背景色が赤に変化する赤背景処理が実行される(S65)。
このように第1操作演出では、第1操作有効期間中に遊技者が第1操作ボタン12を操作すれば必ず第1特別処理、即ち赤背景処理と青背景処理との何れかが実行されるが、青背景処理の方が赤背景処理よりも大当たりとなる信頼度が高いため、遊技者の期待感は青背景処理よりも赤背景処理の方がより大きくなる。
一方、S61において第1操作フラグF4aがOFFである、即ち第1操作ボタン12の有効な操作が検出されていないと判定された場合には(S61:OFF)、続いて第2操作フラグF4bの判定が行われる(S66)。このS66において第2操作フラグF4bがOFFである、即ち第2操作ボタン13の有効な操作が検出されていないと判定された場合には(S66:OFF)、ここで特別処理制御処理は終了する。
S66において第2操作フラグF4bがONである、即ち第2操作有効期間中に第2操作ボタン13が操作されたと判定された場合には(S66:ON)、第2操作フラグF4bがOFFに切り換えられ(S67)、例えば第2特別処理フラグF2bの値が1であることを条件に、第2特別処理の一例としての回転灯作動処理が実行され(S68,S69)、特別処理制御処理は終了する。なお、第2特別処理フラグF2bの値が0の場合には、第2操作有効期間中に第2操作ボタン13が操作された場合でも回転灯作動処理等の第2特別処理は実行されない。
回転灯作動処理では、例えば第2操作ボタン13内の回転灯20が作動(発光及び回転)すると共に、演出画像表示手段56上に回転灯の作動状態を示すアニメーション画像が表示され、それらに合わせて所定の効果音や所定パターンでのランプ発光等が行われるようになっている。
なお、第2操作演出では特別処理実行時信頼度が100%であるため、第2操作有効期間中に第2操作ボタン13を操作し、それによって回転灯が作動した場合には、その図柄変動で必ず大当たりとなる。
以上説明したように、本実施形態のパチンコ機では、第1操作演出に対応する第1操作ボタン12と、第2操作演出に対応する第2操作ボタン13との2つの操作ボタン12,13を備え、第1操作演出と第2操作演出とのうち、図柄変動毎(単位演出期間毎)の出現率が低い第2操作演出の方が、特別処理が実行された場合に特別利益状態が発生する確率である特別処理実行時信頼度が高くなるように構成されているため、一方の第1操作演出については出現率は高いがボタン操作時に特別処理が実行されても大当たりとなる可能性は低く、他方の第2操作演出については出現率は低いがボタン操作時に特別処理が実行されれば大当たりとなる可能性が高いというように2つの操作ボタン12,13に対応する各操作演出の性格を大きく異ならせることができ、お互いの不足分を補完しつつ全体として遊技性を向上させることが可能である。
また、第1操作演出と第2操作演出とのうち、図柄変動毎(単位演出期間毎)の出現率が低い第2操作演出の方が、操作有効期間中に操作ボタンが操作されたときに特別処理が実行される確率である操作検出時実行確率が低く設定されているため、2つの操作ボタン12,13に対応する各操作演出の性格をより明確に異ならせることができる。
また、第1操作演出と第2操作演出とのうち、図柄変動毎(単位演出期間毎)の出現率が低い第2操作演出については、大当たり変動パターンが選択されている場合の方が外れ変動パターンが選択されている場合よりも操作検出時実行確率が高く設定されているため、第2操作演出中に特別処理が実行されることに関する遊技者価値を高めて演出効果をより向上させることができる。
図13〜図17は本発明の第2の実施形態を例示し、操作演出中に、操作誘導報知とそれに対応する操作有効期間とが複数回出現するように構成した例を示している。なお、本実施形態の説明で特に触れない部分の構成については第1の実施形態と共通であるとする。
本実施形態では、第1の実施形態と同様、第2操作演出に関する抽選において「演出なし」、「演出あり:特別処理なし」、「演出あり:特別処理あり」の何れかが選択されるようになっているが、演出ありの場合には、特別処理あり/なし共に、第2操作演出中における第2操作有効期間の出現回数、即ち第2操作誘導報知の出現回数が、1〜3回の3種類設けられている。
即ち、操作演出決定手段104による操作演出決定処理(図14)におけるS8では、「演出なし」、「演出あり:特別処理なし:操作誘導報知1回」、「演出あり:特別処理なし:操作誘導報知2回」、「演出あり:特別処理なし:操作誘導報知3回」、「演出あり:特別処理あり:操作誘導報知1回」、「演出あり:特別処理あり:操作誘導報知2回」、「演出あり:特別処理あり:操作誘導報知3回」の7種類の何れかが選択されるようになっている。
なお、操作誘導報知1回の場合には図柄変動中のt1(例えば変動開始時)の時点で、2回の場合にはt1に加えてt2(例えばリーチ直後)の時点で、3回の場合にはt1,t2に加えてt3(例えば仮停止時)の時点で夫々第2操作有効期間及び第2操作誘導報知が開始されるものとする。また、特別処理なしの場合には1〜3回の第2操作有効期間の全てにおいて特別処理は実行されず、特別処理ありの場合には1〜3回の第2操作有効期間のうち、最終の操作有効期間にのみ特別処理が実行され、それ以前の操作有効期間中は第2操作ボタン13が操作されても特別処理は実行されないようになっているものとする。
また、操作演出決定処理(図14)では、S8の抽選で当選した場合、即ち第2操作演出を行う旨の抽選結果が得られた場合には(S9:Yes)、第2操作演出を実行するか否かを示す第2操作演出実行フラグF1bがONに切り換えられ(S10)、第2演出誘導報知を実行するまでの時間を計時するための第2管理タイマT1bに、1〜3回の第2操作有効期間のうちの1回目に対応する初期値が設定され(S11)、第2特別処理フラグF2bに、S8における第2特別処理を実行するか否かの抽選結果に応じた値がセットされる(S12〜S14)と共に、S8の抽選結果に基づいて操作誘導報知回数Nに1〜3の何れかがセットされるようになっている(S15)。
また、操作演出管理手段105による操作演出管理処理(図15)では、S25において第2操作演出実行フラグF1bがONである、即ち第2操作演出を実行する旨の抽選結果が得られたと判定され(S25:ON)、S26において第2管理タイマT1bの値が0、即ち特別図柄の変動開始から所定時間が経過して1回目の第2操作有効期間を開始するタイミングに到達したと判定された場合には(S26:Yes)、操作誘導報知回数Nから1が減算され(S26a)、その減算後の操作誘導報知回数Nが0であるか否かが判定される(S26b)。即ち、図17に示すように、操作誘導報知回数Nは、t1,t2,t3に到達する毎に1ずつ減算され、最終の操作有効期間の開始タイミング(3回の場合はt3)で0になる。
そして、減算後の操作誘導報知回数Nが0でない、即ち未だ複数回のうちの最後の操作有効期間ではないと判定された場合には(S26b:No)、第2管理タイマT1bに次の第2操作有効期間の開始タイミングに対応する初期値が新たに設定され(S26c)、操作誘導報知制御手段105aによる第2操作誘導報知開始処理(S28)が実行される。
一方、S26bにおいて減算後の操作誘導報知回数Nが0である、即ち1〜3回のうちの最後の操作有効期間であると判定された場合には(S26b:Yes)、第2操作演出実行フラグF1bがOFFに切り換えられる(S27)と共に操作誘導報知制御手段105aによる第2操作誘導報知開始処理(S28)が実行される。
また、操作入力管理手段106による操作入力管理処理(図16)では、S48において第2操作有効フラグF3bがONである、即ち第2操作有効期間中であると判定され (S48:ON)、第2有効タイマT2bの値が0でない、即ち未だ第2操作有効期間の終了時期には到達していないと判定され(S49:≠0)、第2操作ボタン13の操作が検出されたと判定された場合には(S50:Yes)、操作誘導報知回数Nが0であること、即ち1〜3回のうちの最後の操作有効期間であることを条件に(S50a:Yes)、第2操作有効期間中に第2操作ボタン13が操作されたことを示す第2操作フラグF4bがONに切り換えられる(S51)ようになっている。これにより、S8(図14)において特別処理ありの抽選結果が得られ、第2特別処理フラグF2bに1がセットされている場合には、図17に示すように、1〜3回の操作有効期間のうち、最後の操作有効期間中に第2操作ボタン13が操作された場合にのみ特別処理、即ち回転灯作動処理が実行される。
第2操作演出は、第1操作演出に比べて出現率が低く、しかも特別処理が実行された場合に特別利益状態が発生する確率である特別処理実行時信頼度が高く設定されているため、第2操作演出において第2操作ボタン13を操作したにも拘わらず特別処理が実行されなかった場合にはそれまで非常に高かった期待感が急激に低下する虞があるが、本実施形態では、第2操作演出中に、第2操作誘導報知とそれに対応する操作有効期間とが複数回出現するように構成することで、遊技者の期待感の急激な低下を緩和することができる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、第1操作検出手段12と第2操作検出手段13は、遊技者が操作可能で且つその遊技者による操作を検出可能なものであればよく、ジョイスティック、非接触センサ、タッチパネル等でもよい。なお、非接触センサの場合、遊技者が身体の一部を動かす動作が「操作」に該当する。
実施形態では、第2操作演出における特別処理実行時信頼度を100%としたが、勿論100%未満でもよい。この特別処理実行時信頼度は、実施形態では特別処理が実行された場合に大当たりとなる信頼度としたが、単に大当たりとなる信頼度ではなく、大当たりの中でも特に付加価値の大きな利益状態(例えばいわゆる確変大当たりと通常大当たりのうちの確変大当たり、大当たりラウンド数の異なる複数種類の大当たりのうち最もラウンド数の多い大当たり等)となる信頼度としてもよい。即ち、第2操作演出において特別処理が実行された場合には高い確率(例えば100%)で確変大当たりとなるようにしてもよい。
また特別処理実行時信頼度は例えば遊技状態等に応じて複数段階に変更可能としてもよい。1つの操作演出に対して特別処理を複数種類設けてもよい。例えば、実施形態の第2操作演出において、回転灯20の作動態様を、回転灯20の回転速度、LED25の点灯パターン、効果音の種類等の組み合わせによって複数種類設け、夫々の出現率や操作検出時実行確率等を異ならせてもよい。
実施形態では、第1操作演出と第2操作演出とのうち、図柄変動毎(単位演出期間毎)の出現率が低い第2操作演出の方が、特別処理が実行された場合に特別利益状態が発生する確率である特別処理実行時信頼度が高くなり、図柄変動毎(単位演出期間毎)の出現率が低い第2操作演出の方が、操作有効期間中に操作ボタンが操作されたときに特別処理が実行される確率である操作検出時実行確率が低く設定されており、図柄変動毎(単位演出期間毎)の出現率が低い第2操作演出については、大当たり変動パターンが選択されている場合の方が外れ変動パターンが選択されている場合よりも操作検出時実行確率が高く設定されている例を示したが、所定の演出モード中は上記関係が逆転するようにしてもよい。
操作有効期間中に操作ボタンの操作が所定回数検出されることを条件に特別処理を実行させるように構成してもよい。この場合、第1操作演出と第2操作演出のうち、例えば出現率の低い第2操作演出の方が、特別処理実行のための操作ボタンの操作検出回数が少なくなるようにしてもよい。
実施形態のように、第2操作誘導報知として第2操作ボタン13が押圧操作されるアニメーション画像等よりなる第2操作誘導画像を表示する場合、遊技者が特別処理であると誤認することのないよう、特別処理と異なる状態を示す画像、例えば回転灯20が作動 (発光及び回転)していない状態の第2操作ボタン13の画像を用いることが望ましい。第1操作演出のように、遊技者が第1操作誘導報知を特別処理と誤認する可能性が低い場合には、第1操作ボタン12が発光した状態を示す画像等を用いた第1操作誘導報知を行ってもよい。
操作誘導報知(即ち操作演出)が行われる可能性を示唆する予告演出を、例えば複数回の図柄変動にわたって行う(いわゆる連続予告)ようにしてもよい。この場合、予告対象の図柄変動が開始された場合に必ず操作誘導報知が行われるようにしてもよいし、行われない場合があってもよい。操作演出の出現頻度が高い場合には予告演出の価値が低いため、例えば第1操作演出よりも第2操作演出の方が予告演出の出現率が高くなるようにしてもよい。
第1操作有効期間と第2操作有効期間との少なくとも一部が重複する場合があってもよい。この場合、所定の優先順位に基づいて、第1操作演出と第2操作演出の何れかを優先し、第1操作ボタン12と第2操作ボタン13との何れか一方の操作のみを有効としてもよい。例えば、大当たり変動パターンによる図柄変動中に第1操作有効期間と第2操作有効期間とが重複して発生し、第1操作ボタン12と第2操作ボタン13とが共に操作された場合には、第2操作演出の方を優先することが考えられる。また例えば、第1操作有効期間と第2操作有効期間とが一部重複する場合には、後に発生した操作有効期間に対応する操作演出を優先することが考えられる。
操作誘導報知を行わない操作有効期間を設けてもよい。この場合、その操作演出の出現率の高低に拘わらず、操作検出時実行確率が100%となるようにしてもよいし、操作検出信号に基づく所定の抽選を行うことにより特別処理の実行可否を決定するようにしてもよい。
第1操作検出手段12を操作することによって第2操作演出の特定処理が実行され、又は第2操作検出手段13を操作することによって第1操作演出の特定処理が実行される場合があってもよい。また、第1操作検出手段12を操作することにより、第1操作演出と第2操作演出の各特定処理が重複して実行される場合があってもよい。
また、複数の操作手段の組み合わせによって所定の演出が行われるようにしてもよい。例えば第1操作手段と第2操作手段とが所定の順序で操作された場合に特定の演出が行われるようにしてもよい。
また本発明は、アレンジボール機、雀球遊技機等の各種弾球遊技機の他、スロットマシン等の弾球遊技機以外の遊技機においても同様に実施することが可能である。
12 第1操作ボタン(第1操作検出手段)
13 第2操作ボタン(第2操作検出手段)
76 特別利益状態抽選手段(利益状態抽選手段)
79 特別利益状態発生手段(利益状態発生手段)
103 操作演出制御手段
104a 操作演出抽選手段
105a 操作誘導報知制御手段
107 特別処理制御手段

Claims (1)

  1. 利益状態を発生させるか否かを単位演出期間毎に抽選する利益状態抽選手段(76)と、該利益状態抽選手段(76)による抽選で当選することを条件に前記単位演出期間の終了後に前記利益状態を発生させる利益状態発生手段(79)と、遊技者による所定操作を検出可能な操作検出手段(12,13)と、該操作検出手段(12,13)による検出結果に基づく操作演出を制御する操作演出制御手段(103)とを備え、該操作演出制御手段(103)は、前記操作演出を行うか否かを前記単位演出期間毎に抽選する操作演出抽選手段(104a)と、該操作演出抽選手段(104a)による抽選で当選することを条件に、前記所定操作を促す操作誘導報知を行わせる操作誘導報知制御手段(105a)と、前記操作誘導報知が行われ且つ所定の操作有効期間内に前記操作検出手段(12,13)により前記所定操作が検出されることを条件に所定の操作検出時実行確率で特別処理を実行させる特別処理制御手段(107)とを備えた遊技機において、前記操作検出手段(12,13)を複数備え、それら複数の前記操作検出手段(12,13)は、前記操作演出のうちの第1操作演出に対応する第1操作検出手段(12)と、同じく第2操作演出に対応する第2操作検出手段(13)とを含み、前記第1操作演出と前記第2操作演出とのうち、前記単位演出期間毎の出現率が低い方が、その操作演出が出現した場合に前記利益状態が発生する確率である演出実行時信頼度と、前記特別処理が実行された場合に前記利益状態が発生する確率である特別処理実行時信頼度共に高くなるように構成されていることを特徴とする遊技機。
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