JP5241676B2 - ステアリングホイール締結構造体 - Google Patents

ステアリングホイール締結構造体 Download PDF

Info

Publication number
JP5241676B2
JP5241676B2 JP2009235412A JP2009235412A JP5241676B2 JP 5241676 B2 JP5241676 B2 JP 5241676B2 JP 2009235412 A JP2009235412 A JP 2009235412A JP 2009235412 A JP2009235412 A JP 2009235412A JP 5241676 B2 JP5241676 B2 JP 5241676B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tapered
shaft
taper
steering wheel
peripheral wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009235412A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011079497A (ja
Inventor
康治 中條
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2009235412A priority Critical patent/JP5241676B2/ja
Publication of JP2011079497A publication Critical patent/JP2011079497A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5241676B2 publication Critical patent/JP5241676B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Steering Controls (AREA)

Description

本発明は、ステアリングシャフトのテーパ軸部にステアリングホイールのテーパ穴部が嵌合されることで、テーパ軸部にテーパ穴部がテーパ結合されたステアリングホイール締結構造体に関する。
ステアリングホイール締結構造体として、ステアリングシャフトの上端部に先細状のテーパ軸部を備え、このテーパ軸部にステアリングホイールのボス部を嵌合することでステアリングシャフトの上端部にステアリングホイールを締結するものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
具体的には、ステアリングホイールのテーパ軸部からねじ部が立ち上げられ、テーパ軸部にボス部のテーパ穴部が嵌合された状態でテーパ穴部からねじ部が突出される。
そして、突出したねじ部に締結ナットがねじ結合されることで、ステアリングシャフトの上端部にステアリングホイールのボス部が締結されている。
特公平4−6591号公報
ここで、ステアリングホイールのテーパ軸部やステアリングホイールのテーパ穴部は加工により形成されるのでテーパ軸部やテーパ穴部に加工公差が存在する。
このため、テーパ軸部にテーパ穴部を嵌合させた状態において、テーパ軸部の外周壁全域にテーパ穴部の内周壁全域を均一に接触させることは難しい。
例えば、テーパ軸部にテーパ穴部を嵌合させた状態において、テーパ軸部の外周壁のうち先端部のみがテーパ穴部の内周壁に接触することが考えられる。
ここで、テーパ軸部の先端部は、小径部であり、かつ、ねじ部の近傍に位置している。
よって、ねじ部に締め付けたナットでステアリングホイールの結合状態(いわゆる、結合剛性)を確保することは難しい。
また、テーパ軸部やテーパ穴部に加工公差が存在するため、テーパ軸部の外周壁全域にテーパ穴部の内周壁全域を均一に接触させることが難しい。
このため、テーパ軸部の外周壁とテーパ穴部の内周壁との接触部の位置がばらつくことが考えられる。
このように、接触部の位置がばらつくことにより、ステアリングシャフトに対するステアリングホイールの締結状態(結合剛性)にばらつきが生じる。
本発明は、ステアリングシャフトに対するステアリングホイールの締結状態(結合剛性)を高めることができ、かつ、締結状態(結合剛性)のばらつきを抑制できるステアリングホイール締結構造体を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、中空のステアリングシャフトの上端部に先細状のテーパ軸部が形成され、前記テーパ軸部にステアリングホイールのテーパ穴部が嵌合されることで、前記テーパ軸部に前記テーパ穴部がテーパ結合されたステアリングホイール締結構造体において、前記ステアリングホイールのうち前記テーパ穴部の反対側に、テーパ状の座部を前記テーパ穴部に対して同軸上に設け、前記テーパ軸部のテーパ角度を前記テーパ穴部のテーパ角度に対して大きく設定することにより、前記座部が前記ステアリングシャフトに向けて押し付けられて前記テーパ軸部と前記テーパ穴部とが締結された状態において、前記テーパ軸部の外周壁と前記テーパ穴部の内周壁との間のうち、前記ステアリングシャフトの軸線側に隙間が形成されていることを特徴とする。
請求項2は、前記テーパ軸部の外周壁は、前記テーパ穴部の内周壁のうち大径穴基部近傍に接触することを特徴とする。
また、請求項3は、前記テーパ軸部の外周壁と前記テーパ穴部の内周壁との接触は略線接触であることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、テーパ軸部のテーパ角度をテーパ穴部のテーパ角度に対して大きくした。よって、テーパ軸部やテーパ穴部の加工公差に影響を受けることなく、テーパ軸部の外周壁のうち大径基部をテーパ穴部の内周壁に接触させることができる。
テーパ軸部は先細状に形成されているので、テーパ軸部の大径基部は外径が大きい。
この大きな外径の大径基部にテーパ穴部の内周壁を接触させることで、小さな外径の部位に接触させる場合と比較して、テーパ軸部にテーパ穴部の内周壁(具体的には、ボス部)を強固に締結できる。
これにより、ステアリングシャフトに対するステアリングホイールの締結状態(いわゆる、結合剛性)を高めることができる。
また、ステアリングシャフトに対するステアリングホイールの締結状態(結合剛性)を高めることで、走行時の振動でステアリングホイールに振れが発生することを抑制できる。
さらに、テーパ軸部やテーパ穴部の加工公差に影響を受けることなく、テーパ軸部の外周壁のうち大径基部をテーパ穴部の内周壁に接触させることで、接触部の位置がばらつかないようにできる。
これにより、ステアリングシャフトに対するステアリングホイールの締結状態(結合剛性)のばらつきを抑制することができる。
加えて、テーパ軸部の外周壁のうち大径基部をテーパ穴部の内周壁に接触させることで、外周壁および内周壁の接触部を円周状に確保できる。
よって、接触部における外周壁および内周壁間の気密性を確保することができる。
これにより、外周壁41および内周壁43間の隙間から水分などの浸入を抑制することができ、耐腐食性が向上し、防錆処理の簡素化を図ることができる。
請求項2に係る発明では、テーパ軸部の外周壁をテーパ穴部の内周壁のうち大径穴基部近傍に接触させるようにした。
よって、テーパ穴部の軸方向の長さを抑えることができ、ステアリングホイールのボス部のボス厚さ寸法を減少させることができる。
このように、ボス厚さ寸法を減少させることで、ステアリングホイールの軽量化やコンパクト化を図ることができる。
加えて、ステアリングホイールのコンパクト化を図ることで、スペース(空間)を大きく確保することが可能になり、レイアウトの自由度を高めることができる。
また、請求項3に係る発明では、テーパ軸部の外周壁とテーパ穴部の内周壁との接触を略線接触とした。よって、テーパ軸部およびテーパ穴部が面接触する場合と比較して、接触部を円周状に確保できる。
接触部を円周状に確保することで、接触部における外周壁および内周壁間の気密性を確保することができる。このように、気密性を確保することで、外周壁および内周壁間の隙間を経てテーパ穴部に水分などが浸入することを抑制できる。
これにより、耐腐食性が向上し、防錆処理の簡素化を図ることができる。
本発明に係るステアリングホイール締結構造体を示す分解斜視図である。 本発明に係るステアリングホイール締結構造体を示す断面図である。 本発明に係るステアリングホイール締結構造体のステアリングシャフトおよびステアリングホイールを示す断面図である。 図3のステアリングシャフトおよびステアリングホイールを締結ボルトで締結した状態を示す断面図である。 本発明に係るステアリングシャフトにステアリングホイールを嵌合する例を説明する図である。 本発明に係るステアリングシャフトにステアリングホイールを締結ボルトで締結する例を説明する図である。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、「左」、「右」は運転者から見た方向にしたがい、前側をFr、後側をRr、左側をL、右側をRとして示す。
実施例に係るステアリングホイール締結構造体10について説明する。
図1に示すように、ステアリングホイール締結構造体10は、ステアリング支持部材11を介してインストルメントパネル12に回転可能に支持されたステアリングシャフト13と、ステアリングシャフト13の上端部14に設けられたステアリングホイール16と、ステアリングホイール16を締結する締結ボルト18とを備えている。
図2、図3に示すように、ステアリングシャフト13は、車体前方から車体後方に向けて上り勾配に設けられた中空状の円筒部材である。
このステアリングシャフト13は、円筒部材の上端部14に円錐台状のテーパ軸部21が形成され、テーパ軸部21の端部21aから車体後方に向けて雄セレーション部23が上り勾配で突出されている。
テーパ軸部21および雄セレーション部23でステアリングシャフト13の上端部14が形成されている。
テーパ軸部21は、ステアリングシャフト13の軸線25に対して同軸上に設けられている。
このテーパ軸部21は、斜め上方に向けて徐々に縮径するようにテーパ角度θ1で形成された先細状の部位である。
雄セレーション部23は、ステアリングシャフト13の軸線25に対して同軸上に設けられ、かつ、ステアリングシャフト13の円筒部材に対して小径に形成された円筒部である。
雄セレーション部23は、外周にセレーション(以下、「外周セレーション」という)27がステアリングシャフト13の軸線25方向に延びるように形成され、内周に雌ねじ28が形成されている。
ステアリングホイール16は、中央にボス部31(図1も参照)を備え、ボス部31の中央に取付孔32が形成され、取付孔32の上端部32a側(すなわち、ボス部31の上部)に凹部33が形成され、取付孔32の下端部32b側(すなわち、ボス部31の下部側)にテーパ穴部35が形成されている。
取付孔32、凹部33およびテーパ穴部35は、それぞれが取付孔32の軸線38に対して同軸上に形成されている。
なお、取付孔32の軸線38およびステアリングシャフト13の軸線25は同軸上に配置されている。
取付孔32は、雄セレーション部23に嵌入可能な貫通孔で、内周にセレーション(以下、「内周セレーション」という)37が取付孔32の軸線38方向に延びるように形成されている。
この取付孔32を雄セレーション部23に嵌入させた状態で、雄セレーション部23の外周セレーション27に内周セレーション37が噛み合わされている。
よって、ステアリングホイール16の回転を内周セレーション37および外周セレーション27を介してステアリングシャフト13に伝えることができる。
凹部33にはテーパ状の座部39が形成されている。
この座部39は、取付孔32およびテーパ穴部35に対して同軸上に設けられ、締結ボルト18の頭部48を支える(頭部48で締結される)部位である。
テーパ穴部35は、取付孔32の下端部32bから斜め下方に向けて徐々に拡径するようにテーパ角度θ2で形成された部位である。
このテーパ穴部35は、外周セレーション27に内周セレーション37が噛み合わされた状態でテーパ軸部21に嵌入されている。
テーパ穴部35がテーパ軸部21に嵌合され、締結ボルト18が締め付けられた状態で、テーパ軸部21にテーパ穴部35がテーパ結合されている。
テーパ穴部35のテーパ角度θ2は、テーパ軸部21のテーパ角度θ1に対して小さく設定されている。
換言すれば、テーパ軸部21のテーパ角度θ1は、テーパ穴部35のテーパ角度θ2に対して大きく設定されている。
よって、テーパ軸部21やテーパ穴部35の加工公差に影響を受けることなく、テーパ軸部21の外周壁41のうちテーパ軸基部(大径基部)41aをテーパ穴部35の内周壁43に接触させることができる。
ここで、テーパ軸部21は先細状に形成されているので、テーパ軸部21のテーパ軸基部41aは外径が大きい。
この大きな外径のテーパ軸基部41aにテーパ穴部35の内周壁43を接触させることで、小さな外径の部位に接触させる場合と比較して、テーパ軸部21にテーパ穴部35(具体的には、ボス部31)を強固に締結できる。
これにより、ステアリングシャフト13に対するステアリングホイール16の締結状態(いわゆる、結合剛性)を高めることができる。
さらに、テーパ軸部21のテーパ軸基部41aは、テーパ穴部35の内周壁43のうちテーパ穴基部(大径穴基部)43a近傍に接触するように形成されている。
テーパ穴基部43aは、テーパ穴部35の内周壁43のうち下端部に位置する。
ここで、テーパ軸基部41aおよびテーパ穴基部43a近傍が接触した部位を接触部54とする。
テーパ軸部21のテーパ軸基部41aがテーパ穴部35のテーパ穴基部43a近傍に接触することで、接触部54を座部39から距離Lだけ大きく離すことができる。
すなわち、頭部48(底部48c)およびテーパ軸部21のテーパ軸基部41a間の距離(スパン)Lを大きく確保できる。
そして、距離Lを大きく確保した頭部48(底部48c)およびテーパ軸部21のテーパ軸基部41aでステアリングホイール16のボス部31が締結(挟持)されている。
このように、距離Lを大きく確保することで、距離Lが小さい場合と比較して、ステアリングシャフト13に対するステアリングホイール16の締結状態(結合剛性)を一層高めることができる。
また、ステアリングシャフト13に対するステアリングホイール16の締結状態(結合剛性)を高めることで、走行時の振動でステアリングホイール16に振れが発生することを抑制できる。
さらに、テーパ軸部21やテーパ穴部35の加工公差に影響を受けることなく、テーパ軸部21のテーパ軸基部41aをテーパ穴部35のテーパ穴基部43a近傍に接触させることで、接触部54の位置がばらつかないようにできる。
これにより、ステアリングシャフト13に対するステアリングホイール16の締結状態(結合剛性)のばらつきを抑制することができる。
加えて、テーパ軸部21のテーパ軸基部41aをテーパ穴部35の内周壁43(具体的には、テーパ穴基部43a近傍)に接触させることで、テーパ軸部21およびテーパ穴部35が略線接触する。
よって、テーパ軸部21およびテーパ穴部35が面接触する場合と比較して、テーパ軸基部41aおよびテーパ穴基部43a近傍の接触部54を円周状に確保できる。
接触部54を円周状に確保することで、接触部54における外周壁41および内周壁43間の気密性を確保することができる。
このように、気密性を確保することで、外周壁41および内周壁43間の隙間を経てテーパ穴部35や取付孔32側に水分などが浸入することを抑制できる。
これにより、耐腐食性が向上し、防錆処理の簡素化を図ることができる。
さらに、前述したように、テーパ軸部21のテーパ軸基部41aは、テーパ穴部35の内周壁43のうちテーパ穴基部43a近傍に接触するように形成されている。
よって、テーパ穴部35の軸方向の長さを抑えることができ、ステアリングホイール16のボス部31のボス厚さ寸法Tを減少させることができる。
このように、ボス厚さ寸法Tを減少させることで、ステアリングホイール16の軽量化やコンパクト化を図ることができる。
加えて、テーパ軸部21のテーパ軸基部41aをテーパ穴基部43a近傍に接触させることで、テーパ軸部21の軸線方向の長さを抑えることができる。
よって、ステアリングシャフト13の軽量化やコンパクト化を図ることができる。
このように、ステアリングホイール16やステアリングシャフト13のコンパクト化を図ることで、スペース(空間)を大きく確保することが可能になり、レイアウトの自由度を高めることができる。
図4に示すように、締結ボルト18は、外周に雄ねじ47が形成されたねじ部46と、ねじ部46の上端に設けられた頭部48とを備えている。
頭部48は、外周48aが円形に形成され、頂部48bが平坦に形成され、底部48cがテーパ状に形成されている。
この締結ボルト18は、ステアリングシャフト13の軸線25方向(軸線25に沿って)に貫通された中空部51を有する。
締結ボルト18に中空部51を形成することで、締結ボルト18の軽量化を図ることができる。
中空部51は、ねじ部46に相当する部位に形成された大開口部位51aと、頭部48に相当する部位に形成された小開口部位51bと、小開口部位51bから大開口部位51aに向けて徐々に大きくなるように形成された傾斜開口部位51cとを有する。
小開口部位51bは、断面六角形状に形成され、締結工具61(図6参照)を差し込み(挿入)可能な貫通孔である。
締結工具61は、小開口部位51bに差し込み可能に先端部61a(図6参照)が断面六角形状に形成されている。
この小開口部位51bに締結工具61の先端部61aを差し込む(挿入する)ことにより、締結工具61で締結ボルト18を締め付けたり、解弛したり(緩めたり)することが可能になる。
締結ボルト18を締め付けることで、テーパ軸部21にテーパ穴部35がテーパ結合され、ステアリングシャフト13の上端部14にステアリングホイール16が取り付けられる。
つぎに、ステアリングシャフト13にステアリングホイール16を組み付ける例を図5、図6に基づいて説明する。
図5に示すように、ステアリングシャフト13の雄セレーション部23にステアリングホイール16(ボス部31)の取付孔32を矢印Aの如く嵌入させる。
この嵌入で雄セレーション部23の外周セレーション27にボス部31の内周セレーション37が噛み合わされる。この状態で、テーパ軸部21にテーパ穴部35が嵌入されている。
外周セレーション27に内周セレーション37が噛み合わされた状態で、締結ボルト18のねじ部46を雄セレーション部23の雌ねじ28に矢印Bの如く嵌め込む。
図6に示すように、締結ボルト18の小開口部位51bに締結工具(六角スパナ/レンチ)61の先端部61aを差し込み(挿入し)、締結工具61で締結ボルト18を矢印C方向(時計回り方向)に締め付ける。
よって、締結ボルト18のねじ部46が雄セレーション部23の雌ねじ28にねじ結合され、締結ボルト18が雄セレーション部23に締結される。
締結ボルト18が締結されることで、頭部48の底部48cが座部39に接触する(押し付けられる)とともに、テーパ軸部21のテーパ軸基部41aがテーパ穴部35のテーパ穴基部43a近傍に接触する(押し付けられる)。
これにより、テーパ軸部21にテーパ穴部35がテーパ結合され、ステアリングシャフト13の上端部14にステアリングホイール16が取り付けられる。
ステアリングシャフト13(具体的には、上端部14)にステアリングホイール16が取り付けられた状態においてステアリングホイール16(図1も参照)を回転させる。ステアリングホイール16の回転がボス部31の内周セレーション37を経て雄セレーション部23の外周セレーション27に伝えられる。
ステアリングホイール16の回転が雄セレーション部23の外周セレーション27に伝わることで、外周セレーション27とともにステアリングシャフト13が回転する。
なお、本発明に係るステアリングホイール締結構造体10は、前述した実施例に限定されるものではなく適宜変更、改良などが可能である。
例えば、前記実施例では、テーパ軸部21のテーパ軸基部41aをテーパ穴部35のテーパ穴基部43a近傍に接触させる例について説明したが、これに限らないで、テーパ軸基部41aをテーパ穴基部43aに接触させることも可能である。
また、前記実施例で示したステアリングシャフト13、ステアリングシャフトの上端部14、ステアリングホイール16、テーパ軸部21、ボス部31、テーパ穴部35、外周壁41、テーパ軸基部41a、内周壁43およびテーパ穴基部43aなどの形状や構成は例示したものに限定するものではなく適宜変更が可能である。
本発明は、ステアリングシャフトのテーパ軸部にステアリングホイールのテーパ穴部がテーパ結合されたステアリングホイール締結構造体を備えた自動車への適用に好適である。
10…ステアリングホイール締結構造体、13…ステアリングシャフト、14…ステアリングシャフトの上端部、16…ステアリングホイール、21…テーパ軸部、25…ステアリングシャフトの軸線、31…ボス部、35…テーパ穴部、39…座部、41…外周壁、41a…テーパ軸基部(大径基部)、43…内周壁、43a…テーパ穴基部(大径穴基部)、54…接触部、θ1…テーパ軸部のテーパ角度、θ2…テーパ穴部のテーパ角度。

Claims (3)

  1. 中空のステアリングシャフトの上端部に先細状のテーパ軸部が形成され、前記テーパ軸部にステアリングホイールのテーパ穴部が嵌合されることで、前記テーパ軸部に前記テーパ穴部がテーパ結合されたステアリングホイール締結構造体において、
    前記ステアリングホイールのうち前記テーパ穴部の反対側に、テーパ状の座部を前記テーパ穴部に対して同軸上に設け、
    前記テーパ軸部のテーパ角度を前記テーパ穴部のテーパ角度に対して大きく設定することにより、前記座部が前記ステアリングシャフトに向けて押し付けられて前記テーパ軸部と前記テーパ穴部とが締結された状態において、
    前記テーパ軸部の外周壁と前記テーパ穴部の内周壁との間のうち、前記ステアリングシャフトの軸線側に隙間が形成されていることを特徴とするステアリングホイール締結構造体。
  2. 前記テーパ軸部の外周壁は、前記テーパ穴部の内周壁のうち大径穴基部近傍に接触することを特徴とする請求項1記載のステアリングホイール締結構造体。
  3. 前記テーパ軸部の外周壁と前記テーパ穴部の内周壁との接触は略線接触であることを特徴とする請求項1または請求項2記載のステアリングホイール締結構造体。
JP2009235412A 2009-10-09 2009-10-09 ステアリングホイール締結構造体 Expired - Fee Related JP5241676B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009235412A JP5241676B2 (ja) 2009-10-09 2009-10-09 ステアリングホイール締結構造体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009235412A JP5241676B2 (ja) 2009-10-09 2009-10-09 ステアリングホイール締結構造体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011079497A JP2011079497A (ja) 2011-04-21
JP5241676B2 true JP5241676B2 (ja) 2013-07-17

Family

ID=44074000

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009235412A Expired - Fee Related JP5241676B2 (ja) 2009-10-09 2009-10-09 ステアリングホイール締結構造体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5241676B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6661577B2 (ja) * 2017-06-29 2020-03-11 株式会社ハイレックスコーポレーション トンネルデバイス

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5972167U (ja) * 1982-11-09 1984-05-16 日本プラスト株式会社 ステアリングホイ−ルの取付装置
JPS62214053A (ja) * 1986-03-12 1987-09-19 Nippon Plast Co Ltd ステアリング装置
JP2000160700A (ja) * 1998-11-30 2000-06-13 Kawasaki Steel Corp 鋼構造物接合用高力ボルトおよび鋼構造物接合構造
JP2008175330A (ja) * 2007-01-19 2008-07-31 Nobuyuki Sugimura ボルト固定構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011079497A (ja) 2011-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5437916B2 (ja) タイヤバルブユニット
US20170282673A1 (en) Connecting arrangement for a stabilizer of a vehicle
KR101046168B1 (ko) 차량용 토잉 훅 조립체
JP5241676B2 (ja) ステアリングホイール締結構造体
JP2011105276A (ja) 締結体
JP5320162B2 (ja) 車両用ステアリング装置
US20200011381A1 (en) Steering shaft assembly
US10220905B2 (en) Handle weight mounting structure of straddle-type vehicle
JP5593251B2 (ja) 鞍乗型車両のステアリングステムの締結構造
JP5193155B2 (ja) ステアリングホイール締結構造体
JP2008285050A (ja) 自動二輪車の前輪支持装置
JP5209551B2 (ja) 車載用機器のボルト締結部構造
JP2008068706A (ja) スペアタイヤ固定構造
RU2519597C2 (ru) Палец шарового шарнира и шаровой шарнир
JP2011057099A (ja) 車両のステアリングホイール取付け構造体
JP2005172033A (ja) ナット
JP2005240968A (ja) 金属−樹脂複合ボルト
JP3208103U (ja) ホイール用ブッシュ
JP2019113111A (ja) 部材締結構造
EP3919358A1 (en) An engine protector of a straddled vehicle and a straddled vehicle with an engine protector
JP2012140094A (ja) 鞍乗型車両の前輪支持構造
JP2011144821A (ja) 自在継手
JP5579375B2 (ja) フレアナット
JP5953184B2 (ja) 乗物内部の部品の取付構造
JP3139548U (ja) ホイール用袋ナット

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120326

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120508

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120706

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20121127

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130218

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20130225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130319

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130402

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160412

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5241676

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees